JP2002161944A - 駆動系振動抑制装置 - Google Patents
駆動系振動抑制装置Info
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- JP2002161944A JP2002161944A JP2000358454A JP2000358454A JP2002161944A JP 2002161944 A JP2002161944 A JP 2002161944A JP 2000358454 A JP2000358454 A JP 2000358454A JP 2000358454 A JP2000358454 A JP 2000358454A JP 2002161944 A JP2002161944 A JP 2002161944A
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- 230000001629 suppression Effects 0.000 title claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 88
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クラッチと変速機入力軸からなるバネマス系
の振動を抑制すると共に、変速操作を容易化する。 【解決手段】 クラッチと変速機との間に第2フライホ
イール16を設ける。第2フライホイール16は、クラ
ッチと連動させ、クラッチが係合状態の時に第2フライ
ホイール16を変速機の入力軸と一体回転させ、クラッ
チが解除され変速機の変速操作をする際には第2フライ
ホイール16を自由回転させ、慣性を可変とする。
の振動を抑制すると共に、変速操作を容易化する。 【解決手段】 クラッチと変速機との間に第2フライホ
イール16を設ける。第2フライホイール16は、クラ
ッチと連動させ、クラッチが係合状態の時に第2フライ
ホイール16を変速機の入力軸と一体回転させ、クラッ
チが解除され変速機の変速操作をする際には第2フライ
ホイール16を自由回転させ、慣性を可変とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駆動系振動抑制装
置、特にフライホイールを用いて変速機入力軸の振動を
抑制する装置に関する。
置、特にフライホイールを用いて変速機入力軸の振動を
抑制する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フライホイールを用いて駆動
軸の振動を抑制する技術が知られている。例えば、実開
昭56−157442号公報には、フライホイールを駆
動軸上に回転自在に支持し、フライホイールと軸の間に
油圧で係合する係合部材を設ける構成が記載されてい
る。そして、エンジン始動時には係合部材に油圧が供給
されず、フライホイールを軸上で回転自在とし、エンジ
ンが起動した後所定回転数に達した場合に係合部材に油
圧を供給し、フライホイールを係合部材により軸上に結
合させて一体回転させ慣性を付与することが記載されて
いる。
軸の振動を抑制する技術が知られている。例えば、実開
昭56−157442号公報には、フライホイールを駆
動軸上に回転自在に支持し、フライホイールと軸の間に
油圧で係合する係合部材を設ける構成が記載されてい
る。そして、エンジン始動時には係合部材に油圧が供給
されず、フライホイールを軸上で回転自在とし、エンジ
ンが起動した後所定回転数に達した場合に係合部材に油
圧を供給し、フライホイールを係合部材により軸上に結
合させて一体回転させ慣性を付与することが記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、フライホ
イールを一体回転と自由回転との間で切り換えることで
駆動軸の慣性を可変させ、エンジン始動の容易性とエン
ジン始動後所定回転数に達した場合の振動抑制を同時に
図ることが可能であるが、一方においてエンジン駆動軸
上にクラッチや変速機が存在する場合、エンジン出力軸
に設けたフライホイールではクラッチと変速機入力軸か
らなるバネマス系の振動伝達を効果的に抑制することが
できない問題があった。
イールを一体回転と自由回転との間で切り換えることで
駆動軸の慣性を可変させ、エンジン始動の容易性とエン
ジン始動後所定回転数に達した場合の振動抑制を同時に
図ることが可能であるが、一方においてエンジン駆動軸
上にクラッチや変速機が存在する場合、エンジン出力軸
に設けたフライホイールではクラッチと変速機入力軸か
らなるバネマス系の振動伝達を効果的に抑制することが
できない問題があった。
【0004】また、バネマス系の振動抑制を図るために
変速機入力軸の慣性を増大させることも考えられるが、
徒に慣性を増大させた場合、変速フィーリングが低下す
る問題が生じる。
変速機入力軸の慣性を増大させることも考えられるが、
徒に慣性を増大させた場合、変速フィーリングが低下す
る問題が生じる。
【0005】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、クラッチと変速機
入力軸からなるバネマス系への振動を一層効果的に抑制
すること、また、バネマス系の振動を抑制すると共に変
速操作を円滑に実行することができる装置を提供するこ
とにある。
みなされたものであり、その目的は、クラッチと変速機
入力軸からなるバネマス系への振動を一層効果的に抑制
すること、また、バネマス系の振動を抑制すると共に変
速操作を円滑に実行することができる装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エンジンと、前記エンジンの出力軸に接
続されたクラッチと、前記クラッチを介して前記エンジ
ンの出力軸に接続される変速機とを有する駆動系の振動
を抑制する装置であって、前記クラッチと前記変速機と
の間に設けられたフライホイールとを有することを特徴
とする。クラッチと変速機との間にフライホイールを設
けて慣性を増大させることで、クラッチの有するバネと
変速機からなるバネマス系の振動を効果的に抑制するこ
とができる。
に、本発明は、エンジンと、前記エンジンの出力軸に接
続されたクラッチと、前記クラッチを介して前記エンジ
ンの出力軸に接続される変速機とを有する駆動系の振動
を抑制する装置であって、前記クラッチと前記変速機と
の間に設けられたフライホイールとを有することを特徴
とする。クラッチと変速機との間にフライホイールを設
けて慣性を増大させることで、クラッチの有するバネと
変速機からなるバネマス系の振動を効果的に抑制するこ
とができる。
【0007】図6には、駆動系を振動系としてとらえた
場合のモデル図が示されている。エンジンの出力軸にフ
ライホイールが接続され、クラッチを介して変速機(ト
ランスミッション)が接続されるモデルである。クラッ
チは、クラッチカバーとクラッチディスクから構成さ
れ、クラッチディスクはクラッチディスクトーション部
とクラッチディスクハブその他から構成されるとする。
クラッチディスクトーション部のバネ定数をK、エンジ
ンの慣性モーメントをJE、フライホイールの慣性モー
メントをJF/W、クラッチカバーの慣性モーメントを
JC/C、クラッチディスクハブの慣性モーメントをJ
HUB、クラッチディスクのハブ以外の慣性モーメント
をJC/D、トランスミッションの慣性モーメントをJ
T/Mとすると、共振点f0は、
場合のモデル図が示されている。エンジンの出力軸にフ
ライホイールが接続され、クラッチを介して変速機(ト
ランスミッション)が接続されるモデルである。クラッ
チは、クラッチカバーとクラッチディスクから構成さ
れ、クラッチディスクはクラッチディスクトーション部
とクラッチディスクハブその他から構成されるとする。
クラッチディスクトーション部のバネ定数をK、エンジ
ンの慣性モーメントをJE、フライホイールの慣性モー
メントをJF/W、クラッチカバーの慣性モーメントを
JC/C、クラッチディスクハブの慣性モーメントをJ
HUB、クラッチディスクのハブ以外の慣性モーメント
をJC/D、トランスミッションの慣性モーメントをJ
T/Mとすると、共振点f0は、
【数1】 となる。ここで、
【数2】 である。また、図7には、この振動系の振動特性が示さ
れている。図において、横軸は周波数、縦軸は振幅倍率
である。振動異音を低減するためには、図より
れている。図において、横軸は周波数、縦軸は振幅倍率
である。振動異音を低減するためには、図より
【数3】 で示される周波数f1以上の周波数を使用することが好
適であり、共振点f0をできるだけ小さくすることが望
ましい。共振点f0を低下させるためには、数1からΣ
J1=ΣJ2のときにf0は最も小さくなることから、
ΣJ1とΣJ2とをできるだけ等しくすればよいことが
わかる。一般的に、ΣJ1>ΣJ2であるから、本発明
のようにクラッチと変速機との間にフライホイール(図
に示されるフライホイールと異なる第2のフライホイー
ル)を設け、ΣJ2を増大させることで振動伝達を効果
的に抑制することができる。
適であり、共振点f0をできるだけ小さくすることが望
ましい。共振点f0を低下させるためには、数1からΣ
J1=ΣJ2のときにf0は最も小さくなることから、
ΣJ1とΣJ2とをできるだけ等しくすればよいことが
わかる。一般的に、ΣJ1>ΣJ2であるから、本発明
のようにクラッチと変速機との間にフライホイール(図
に示されるフライホイールと異なる第2のフライホイー
ル)を設け、ΣJ2を増大させることで振動伝達を効果
的に抑制することができる。
【0008】ここで、前記フライホイールを前記変速機
の入力軸と一体回転させるとともに、前記フライホイー
ルを前記変速機の入力軸とは独立に自由回転させるフラ
イホイール切替手段とを備え、前記フライホイール切替
手段は、前記クラッチの係合/解除に連動して前記一体
回転と自由回転とを切り替えることが好適である。単に
慣性を増大させるだけでなく、クラッチの係合/解除に
連動させて一体回転と自由回転とを切り替えることで、
慣性を可変とし、必要な場合のみに慣性を付与すること
が可能となる。すなわち、クラッチが係合して変速機の
入力軸にトルクが伝達されるときには慣性を付与して振
動を抑制するとともに、クラッチが解除となってトルク
が伝達されず、変速操作が必要となるときには慣性を付
与しないことで変速操作も容易化することができる。
の入力軸と一体回転させるとともに、前記フライホイー
ルを前記変速機の入力軸とは独立に自由回転させるフラ
イホイール切替手段とを備え、前記フライホイール切替
手段は、前記クラッチの係合/解除に連動して前記一体
回転と自由回転とを切り替えることが好適である。単に
慣性を増大させるだけでなく、クラッチの係合/解除に
連動させて一体回転と自由回転とを切り替えることで、
慣性を可変とし、必要な場合のみに慣性を付与すること
が可能となる。すなわち、クラッチが係合して変速機の
入力軸にトルクが伝達されるときには慣性を付与して振
動を抑制するとともに、クラッチが解除となってトルク
が伝達されず、変速操作が必要となるときには慣性を付
与しないことで変速操作も容易化することができる。
【0009】また、前記フライホイール切替手段は、前
記変速機の入力軸に沿って移動することにより前記クラ
ッチの係合/解除を切り替える移動手段と、前記移動手
段に接続され、前記移動手段の移動に伴って前記フライ
ホイールの少なくとも一部と前記変速機入力軸の少なく
とも一部を接続状態あるいは非接続状態とする切替部と
を有することが好適である。
記変速機の入力軸に沿って移動することにより前記クラ
ッチの係合/解除を切り替える移動手段と、前記移動手
段に接続され、前記移動手段の移動に伴って前記フライ
ホイールの少なくとも一部と前記変速機入力軸の少なく
とも一部を接続状態あるいは非接続状態とする切替部と
を有することが好適である。
【0010】また、前記フライホイールの少なくとも一
部は、前記フライホイールから突出して形成された第1
の板状部材を含み、前記変速機入力軸の少なくとも一部
は、前記変速機入力軸とともに回転し、かつ前記変速軸
入力軸に沿って移動自在な第2の板状部材を含み、前記
第2の板状部材は、前記クラッチが係合状態にあるとき
には弾性力により前記変速機の入力軸に沿った一方向に
付勢されて前記第1の板状部材と接続し、前記クラッチ
が解除状態にあるときには前記切替部により前記弾性力
に抗して前記変速機の入力軸に沿った他方向に移動して
前記第1の板状部材と遊離することが好適である。
部は、前記フライホイールから突出して形成された第1
の板状部材を含み、前記変速機入力軸の少なくとも一部
は、前記変速機入力軸とともに回転し、かつ前記変速軸
入力軸に沿って移動自在な第2の板状部材を含み、前記
第2の板状部材は、前記クラッチが係合状態にあるとき
には弾性力により前記変速機の入力軸に沿った一方向に
付勢されて前記第1の板状部材と接続し、前記クラッチ
が解除状態にあるときには前記切替部により前記弾性力
に抗して前記変速機の入力軸に沿った他方向に移動して
前記第1の板状部材と遊離することが好適である。
【0011】また、本発明は、エンジンと、前記エンジ
ンの出力軸に接続された第1のフライホイールと、前記
エンジンの出力軸に接続されたクラッチと、前記クラッ
チを介して前記エンジンの出力軸に接続される変速機
と、前記クラッチと前記変速機との間に設けられ、前記
クラッチが係合状態にあるときには前記変速機の入力軸
と一体回転し、前記クラッチが解除状態にあるときには
前記変速機の入力軸とは独立に自由回転する第2のフラ
イホイールとを有することを特徴とする。第1のフライ
ホイールによりある程度振動を抑制するとともに、第2
のフライホイールにより一層効果的に変速機入力軸の振
動を抑制することができる。また、第2のフライホイー
ルを常に変速機入力軸と一体回転させるのではなく、ク
ラッチの状態に応じて切り替えることで、振動の抑制と
変速操作の容易化を両立させることができる。
ンの出力軸に接続された第1のフライホイールと、前記
エンジンの出力軸に接続されたクラッチと、前記クラッ
チを介して前記エンジンの出力軸に接続される変速機
と、前記クラッチと前記変速機との間に設けられ、前記
クラッチが係合状態にあるときには前記変速機の入力軸
と一体回転し、前記クラッチが解除状態にあるときには
前記変速機の入力軸とは独立に自由回転する第2のフラ
イホイールとを有することを特徴とする。第1のフライ
ホイールによりある程度振動を抑制するとともに、第2
のフライホイールにより一層効果的に変速機入力軸の振
動を抑制することができる。また、第2のフライホイー
ルを常に変速機入力軸と一体回転させるのではなく、ク
ラッチの状態に応じて切り替えることで、振動の抑制と
変速操作の容易化を両立させることができる。
【0012】なお、第2のフライホイールを一体回転と
自由回転との間で遷移させる場合、クラッチの係合/解
除に応じて不連続的に遷移させる他、一体回転から連続
的に自由回転に遷移させてもよい。自由回転から一体回
転に遷移させる場合も同様である。
自由回転との間で遷移させる場合、クラッチの係合/解
除に応じて不連続的に遷移させる他、一体回転から連続
的に自由回転に遷移させてもよい。自由回転から一体回
転に遷移させる場合も同様である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0014】図1には、本実施形態における駆動系の基
本構成ブロック図が示されている。エンジン(E/
G)、フライホイール、クラッチカバー、クラッチ及び
トランスミッション(T/M)が設けられる構成であ
る。そして、本実施形態では、このような駆動系におい
て、さらに第2のフライホイールがクラッチとトランス
ミッションの間に設けられる。第2フライホイールは、
トランスミッションの入力軸の慣性を増大させるもので
あるが、トランスミッションの入力軸と共に常に一体回
転するのではなく、クラッチと連動して一体回転と自由
回転とが切り替わるように接続される。より具体的に
は、クラッチが係合状態にあり、エンジンの出力軸とト
ランスミッションの入力軸とが接続された状態において
は第2フライホイールはトランスミッションの入力軸と
一体回転してトランスミッションの入力軸に慣性を付与
し、クラッチが解除されエンジンの出力軸とトランスミ
ッションの入力軸とが非接続状態となったときには第2
フライホイールはトランスミッション入力軸に対して自
由回転し、慣性付与に寄与しない。即ち、第2フライホ
イールの切換により、クラッチが係合状態にあるときに
はトランスミッションの入力軸慣性は増大し、クラッチ
が解除されトランスミッションが動作状態にあるときに
はトランスミッションの入力軸の慣性は減少する。
本構成ブロック図が示されている。エンジン(E/
G)、フライホイール、クラッチカバー、クラッチ及び
トランスミッション(T/M)が設けられる構成であ
る。そして、本実施形態では、このような駆動系におい
て、さらに第2のフライホイールがクラッチとトランス
ミッションの間に設けられる。第2フライホイールは、
トランスミッションの入力軸の慣性を増大させるもので
あるが、トランスミッションの入力軸と共に常に一体回
転するのではなく、クラッチと連動して一体回転と自由
回転とが切り替わるように接続される。より具体的に
は、クラッチが係合状態にあり、エンジンの出力軸とト
ランスミッションの入力軸とが接続された状態において
は第2フライホイールはトランスミッションの入力軸と
一体回転してトランスミッションの入力軸に慣性を付与
し、クラッチが解除されエンジンの出力軸とトランスミ
ッションの入力軸とが非接続状態となったときには第2
フライホイールはトランスミッション入力軸に対して自
由回転し、慣性付与に寄与しない。即ち、第2フライホ
イールの切換により、クラッチが係合状態にあるときに
はトランスミッションの入力軸慣性は増大し、クラッチ
が解除されトランスミッションが動作状態にあるときに
はトランスミッションの入力軸の慣性は減少する。
【0015】このように、クラッチの係合/解除に応じ
て、即ち、トランスミッションの変速時/非変速時に応
じて第2フライホイールの一体回転/自由回転を切り換
えることで、バネマス系の振動を慣性付与により抑制す
ると共に、変速時には慣性を減少させて変速操作を容易
化することができる。
て、即ち、トランスミッションの変速時/非変速時に応
じて第2フライホイールの一体回転/自由回転を切り換
えることで、バネマス系の振動を慣性付与により抑制す
ると共に、変速時には慣性を減少させて変速操作を容易
化することができる。
【0016】図2には、本実施形態における具体的な構
成図が示されている。第1フライホイール12はエンジ
ン(E/G)の出力軸に対してボルト止めされる。第1
フライホイール12とクラッチのクラッチディスク6は
接続されており、クラッチカバー5の移動(図中エンジ
ン方向への移動)によりクラッチが係合状態となり、エ
ンジンの出力トルクがフライホイール12、クラッチデ
ィスク6のトーションスプリング6A、クラッチディス
クハブ6Bを介してトランスミッション(変速機)の入
力軸7に伝達される。
成図が示されている。第1フライホイール12はエンジ
ン(E/G)の出力軸に対してボルト止めされる。第1
フライホイール12とクラッチのクラッチディスク6は
接続されており、クラッチカバー5の移動(図中エンジ
ン方向への移動)によりクラッチが係合状態となり、エ
ンジンの出力トルクがフライホイール12、クラッチデ
ィスク6のトーションスプリング6A、クラッチディス
クハブ6Bを介してトランスミッション(変速機)の入
力軸7に伝達される。
【0017】そして、クラッチの下流側(トルクの流れ
から見てエンジン側を上流、変速機側を下流とする)に
は第2フライホイール16が設けられる。第2フライホ
イール16は、変速機の入力軸7に対してベアリング1
Aを介して接続され、このベアリング1Aにより変速機
の入力軸7に対して自由に回転しうる。第2フライホイ
ール16には屈曲部を有する板状部材1Bが形成され、
この板状部材1Bは第2フライホイール16と共に変速
機の入力軸7周りに回転する。板状部材1Bの内径側
(変速機の入力軸側)には摩擦面が形成されており、後
述する変速機の入力軸7側に設けられた板状部材2と摩
擦力により係合可能となっている。
から見てエンジン側を上流、変速機側を下流とする)に
は第2フライホイール16が設けられる。第2フライホ
イール16は、変速機の入力軸7に対してベアリング1
Aを介して接続され、このベアリング1Aにより変速機
の入力軸7に対して自由に回転しうる。第2フライホイ
ール16には屈曲部を有する板状部材1Bが形成され、
この板状部材1Bは第2フライホイール16と共に変速
機の入力軸7周りに回転する。板状部材1Bの内径側
(変速機の入力軸側)には摩擦面が形成されており、後
述する変速機の入力軸7側に設けられた板状部材2と摩
擦力により係合可能となっている。
【0018】変速機の入力軸7には、変速機の入力軸7
と共に回転し、かつ軸方向に沿って移動可能な、即ち入
力軸7に対してスプライン結合された板状部材2が突出
形成され、上述の第2フライホイール16側に設けられ
た屈曲板状部材1Bと対向配置される。板状部材2の屈
曲板状部材1Bと対向する部位2Aにも摩擦面が形成さ
れており、屈曲板状部材1Bのテーパ面に合致するよう
にテーパが形成されている。また、スプライン結合され
た板状部材2は入力軸7の軸方向に沿ってスプリング3
により第2フライホイール16から遠ざかる方向に付勢
されており、この付勢力により板状部材2は図中右方向
に付勢され、これにより両板状部材1B、2が摩擦面部
で摩擦力により係合する構成となっている。
と共に回転し、かつ軸方向に沿って移動可能な、即ち入
力軸7に対してスプライン結合された板状部材2が突出
形成され、上述の第2フライホイール16側に設けられ
た屈曲板状部材1Bと対向配置される。板状部材2の屈
曲板状部材1Bと対向する部位2Aにも摩擦面が形成さ
れており、屈曲板状部材1Bのテーパ面に合致するよう
にテーパが形成されている。また、スプライン結合され
た板状部材2は入力軸7の軸方向に沿ってスプリング3
により第2フライホイール16から遠ざかる方向に付勢
されており、この付勢力により板状部材2は図中右方向
に付勢され、これにより両板状部材1B、2が摩擦面部
で摩擦力により係合する構成となっている。
【0019】更に、変速機の入力軸7にはクラッチの係
合/解除を制御するためのレリーズベアリング8が設け
られている。このレリーズベアリング8は、図中A,B
方向に移動自在に構成され、切換部4によりこのレリー
ズベアリング8とクラッチカバー5とがお互いに連動し
ている。即ち、レリーズベアリング8が図中B方向に移
動すると、切換部4の介在によりクラッチカバー5も図
中B方向に移動する。クラッチカバー5は一点で軸支さ
れており、クラッチカバー5の移動によりクラッチが係
合状態となり、トルクが伝達される。クラッチカバー5
と切換部4Bとは接しており、クラッチカバー5は第1
フライホイール12と共に回転する一方、レリーズベア
リング8は変速機の入力軸7上に固定されて設けられて
いることから、切換部4とレリーズベアリング8とはベ
アリングにより接続される。
合/解除を制御するためのレリーズベアリング8が設け
られている。このレリーズベアリング8は、図中A,B
方向に移動自在に構成され、切換部4によりこのレリー
ズベアリング8とクラッチカバー5とがお互いに連動し
ている。即ち、レリーズベアリング8が図中B方向に移
動すると、切換部4の介在によりクラッチカバー5も図
中B方向に移動する。クラッチカバー5は一点で軸支さ
れており、クラッチカバー5の移動によりクラッチが係
合状態となり、トルクが伝達される。クラッチカバー5
と切換部4Bとは接しており、クラッチカバー5は第1
フライホイール12と共に回転する一方、レリーズベア
リング8は変速機の入力軸7上に固定されて設けられて
いることから、切換部4とレリーズベアリング8とはベ
アリングにより接続される。
【0020】切換部4は第1切換部4B及び第2切換部
4Aを有し、両切換部4A、4Bはベアリングにより互
いに接続される。第1切換部4Bは、上述したようにク
ラッチカバー5に接していると共にレリーズベアリング
8とベアリングで接続される。一方、第2切換部4Aは
板状部材2の方向に突出しており、入力軸7にスプライ
ン結合した板状部材2と接している。第1切換部4Bは
クラッチカバー5とともに回転し、第2切換部4Aは板
状部材2とともに(すなわち入力軸7とともに)回転す
る。
4Aを有し、両切換部4A、4Bはベアリングにより互
いに接続される。第1切換部4Bは、上述したようにク
ラッチカバー5に接していると共にレリーズベアリング
8とベアリングで接続される。一方、第2切換部4Aは
板状部材2の方向に突出しており、入力軸7にスプライ
ン結合した板状部材2と接している。第1切換部4Bは
クラッチカバー5とともに回転し、第2切換部4Aは板
状部材2とともに(すなわち入力軸7とともに)回転す
る。
【0021】このような構成において、以下、図3及び
図4を用いて本願発明の動作を説明する。
図4を用いて本願発明の動作を説明する。
【0022】図3には、レリーズベアリング8が図中A
方向、即ちエンジン方向に移動した場合の様子が示され
ている。この場合、クラッチカバー5も第1切換部4B
に押されるようにA方向に移動し、支点を中心とする回
動によりクラッチカバー5の先端は変速機の方向に移動
し、クラッチが解除状態となってトルク伝達も解除され
る。これにより、変速機での変速操作が可能となる。
方向、即ちエンジン方向に移動した場合の様子が示され
ている。この場合、クラッチカバー5も第1切換部4B
に押されるようにA方向に移動し、支点を中心とする回
動によりクラッチカバー5の先端は変速機の方向に移動
し、クラッチが解除状態となってトルク伝達も解除され
る。これにより、変速機での変速操作が可能となる。
【0023】このとき、第1切換部4Bと第2切換部4
Aとはベアリングで接続されているから、第2切換部4
Aも同時にA方向に移動し、この第2切換部4Aの移動
により板状部材2も図中A方向にスプリング3の弾性力
に抗して移動する。すると、屈曲板状部材1Bとの係合
が外れて第2フライホイール16は変速機の入力軸7に
対して自由回転可能となる。第2フライホイール16が
自由回転可能となることで入力軸7の慣性も減じ、変速
操作が容易となる。
Aとはベアリングで接続されているから、第2切換部4
Aも同時にA方向に移動し、この第2切換部4Aの移動
により板状部材2も図中A方向にスプリング3の弾性力
に抗して移動する。すると、屈曲板状部材1Bとの係合
が外れて第2フライホイール16は変速機の入力軸7に
対して自由回転可能となる。第2フライホイール16が
自由回転可能となることで入力軸7の慣性も減じ、変速
操作が容易となる。
【0024】一方、レリーズベアリング8が図中B方向
に移動すると、図4に示されるように第2切換部4Bを
介してクラッチカバー5も図中B方向に移動し、支点を
中心とする回動によりクラッチカバー5の先端はエンジ
ン方向に移動してクラッチが係合状態となりエンジンか
ら入力軸7にトルクが伝達される。このとき、第2切換
部4AもB方向に移動するから、板状部材2も図中B方
向に移動し、スプリング3の弾性力と相俟って屈曲板状
部材1Bの摩擦面と係合する。これにより、第2フライ
ホイール16は板状部材2、屈曲板状部材1Bを介して
変速機の入力軸7と共に一体回転することとなり、変速
機の入力軸慣性が増大して振動を抑制することができ
る。
に移動すると、図4に示されるように第2切換部4Bを
介してクラッチカバー5も図中B方向に移動し、支点を
中心とする回動によりクラッチカバー5の先端はエンジ
ン方向に移動してクラッチが係合状態となりエンジンか
ら入力軸7にトルクが伝達される。このとき、第2切換
部4AもB方向に移動するから、板状部材2も図中B方
向に移動し、スプリング3の弾性力と相俟って屈曲板状
部材1Bの摩擦面と係合する。これにより、第2フライ
ホイール16は板状部材2、屈曲板状部材1Bを介して
変速機の入力軸7と共に一体回転することとなり、変速
機の入力軸慣性が増大して振動を抑制することができ
る。
【0025】なお、本実施形態においては、第2フライ
ホイール16はクラッチと変速機との間の変速機入力軸
7にベアリングを介して設けられているが、クラッチと
変速機との間であれば他の部位に設けることも可能であ
る。
ホイール16はクラッチと変速機との間の変速機入力軸
7にベアリングを介して設けられているが、クラッチと
変速機との間であれば他の部位に設けることも可能であ
る。
【0026】例えば、図5には、クラッチのクラッチデ
ィスクハブ6Bを入力軸7に沿って延在させ、このクラ
ッチハブ6B上にベアリングを介して第2フライホイー
ル16が設けられる構成が示されている。この場合にお
いても、スプライン結合した板状部材2が屈曲板状部材
1Bと摩擦結合することにより第2フライホイール16
は入力軸7と一体回転して慣性増大に寄与する。そし
て、両板状部材の係合が解除されることで第2フライホ
イール16はクラッチディスクハブ6B上をベアリング
により自由回転し、慣性を付与しない。このように、ク
ラッチディスク6のトーション部より下流側であれば、
クラッチの構成部品に接した位置でも第2フライホイー
ルを設けることができる。
ィスクハブ6Bを入力軸7に沿って延在させ、このクラ
ッチハブ6B上にベアリングを介して第2フライホイー
ル16が設けられる構成が示されている。この場合にお
いても、スプライン結合した板状部材2が屈曲板状部材
1Bと摩擦結合することにより第2フライホイール16
は入力軸7と一体回転して慣性増大に寄与する。そし
て、両板状部材の係合が解除されることで第2フライホ
イール16はクラッチディスクハブ6B上をベアリング
により自由回転し、慣性を付与しない。このように、ク
ラッチディスク6のトーション部より下流側であれば、
クラッチの構成部品に接した位置でも第2フライホイー
ルを設けることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればク
ラッチと変速機との間にフライホイールを設けたので、
クラッチと変速機入力軸からなるバネマス系の振動伝達
を抑制することができる。
ラッチと変速機との間にフライホイールを設けたので、
クラッチと変速機入力軸からなるバネマス系の振動伝達
を抑制することができる。
【0028】また、クラッチと変速機との間に設けたフ
ライホイールをクラッチの係合状態に応じて一体回転/
自由回転することで、上述した振動抑制と共に、円滑な
変速操作を実現することができる。
ライホイールをクラッチの係合状態に応じて一体回転/
自由回転することで、上述した振動抑制と共に、円滑な
変速操作を実現することができる。
【図1】 本発明の実施形態における駆動系の基本構成
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態における構成図である。
【図3】 本発明の実施形態における動作説明図(その
1)である。
1)である。
【図4】 本発明の実施形態における動作説明図(その
2)である。
2)である。
【図5】 他の実施形態の構成ブロック図である。
【図6】 振動伝達系のモデル説明図である。
【図7】 振動特性を示すグラフ図である。
12 第1フライホイール、16 第2フライホイー
ル。
ル。
Claims (5)
- 【請求項1】 エンジンと、 前記エンジンの出力軸に接続されたクラッチと、 前記クラッチを介して前記エンジンの出力軸に接続され
る変速機と、 を有する駆動系の振動を抑制する装置であって、 前記クラッチと前記変速機との間に設けられたフライホ
イールと、 を有することを特徴とする駆動系振動抑制装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記フライホイールを前記変速機の入力軸と一体回転さ
せるとともに、前記フライホイールを前記変速機の入力
軸とは独立に自由回転させるフライホイール切替手段と
を備え、 前記フライホイール切替手段は、前記クラッチの係合/
解除に連動して前記一体回転と自由回転とを切り替える
ことを特徴とする駆動系振動抑制装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記フライホイール切替手段は、 前記変速機の入力軸に沿って移動することにより前記ク
ラッチの係合/解除を切り替える移動手段と、 前記移動手段に接続され、前記移動手段の移動に伴って
前記フライホイールの少なくとも一部と前記変速機入力
軸の少なくとも一部を接続状態あるいは非接続状態とす
る切替部と、 を有することを特徴とする駆動系振動抑制装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記フライホイールの少なくとも一部は、前記フライホ
イールから突出して形成された第1の板状部材を含み、 前記変速機入力軸の少なくとも一部は、前記変速機入力
軸とともに回転し、かつ前記変速軸入力軸に沿って移動
自在な第2の板状部材を含み、 前記第2の板状部材は、前記クラッチが係合状態にある
ときには弾性力により前記変速機の入力軸に沿った一方
向に付勢されて前記第1の板状部材と接続し、前記クラ
ッチが解除状態にあるときには前記切替部により前記弾
性力に抗して前記変速機の入力軸に沿った他方向に移動
して前記第1の板状部材と遊離することを特徴とする駆
動系振動抑制装置。 - 【請求項5】 エンジンと、 前記エンジンの出力軸に接続された第1のフライホイー
ルと、 前記エンジンの出力軸に接続されたクラッチと、 前記クラッチを介して前記エンジンの出力軸に接続され
る変速機と、 前記クラッチと前記変速機との間に設けられ、前記クラ
ッチが係合状態にあるときには前記変速機の入力軸と一
体回転し、前記クラッチが解除状態にあるときには前記
変速機の入力軸とは独立に自由回転する第2のフライホ
イールと、 を有することを特徴とする駆動系振動抑制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358454A JP2002161944A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 駆動系振動抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358454A JP2002161944A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 駆動系振動抑制装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002161944A true JP2002161944A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18830346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000358454A Pending JP2002161944A (ja) | 2000-11-24 | 2000-11-24 | 駆動系振動抑制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002161944A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012163139A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Toyota Motor Corp | クラッチ装置 |
JP2019011823A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | アイシン精機株式会社 | 動力伝達機構 |
JP2019011822A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | アイシン精機株式会社 | 動力伝達機構 |
JP2019011836A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | アイシン精機株式会社 | 動力伝達機構 |
-
2000
- 2000-11-24 JP JP2000358454A patent/JP2002161944A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012163139A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Toyota Motor Corp | クラッチ装置 |
JP2019011823A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | アイシン精機株式会社 | 動力伝達機構 |
JP2019011822A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | アイシン精機株式会社 | 動力伝達機構 |
JP2019011836A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | アイシン精機株式会社 | 動力伝達機構 |
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