JP2002161773A - 船舶推進機における動力伝達断接装置 - Google Patents
船舶推進機における動力伝達断接装置Info
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Abstract
発生した場合にも、内燃機関からプロペラへの動力伝達
を断接自在とするドグクラッチをその接続状態から切断
状態にさせるための操作が軽快にできるようにする。 【解決手段】 ドグクラッチ29をその接続状態から切
断状態にさせるときの断接操作部32への操作力が所定
値以上であることを検出する操作力検出手段33と、操
作力が所定値以上であるという操作力検出手段33によ
る検出信号を入力して内燃機関9の出力トルクを低下さ
せるようにする制御装置42とを備える。操作力検出手
段33に断線、もしくはショートが発生しているという
異常を検出する異常検出手段34を設ける。断線、もし
くはショートが発生しているという異常検出手段34の
異常検出信号を制御装置42に入力させ、この制御装置
42により内燃機関9の出力をその時の出力から変化さ
せるようにする。
Description
ラとの間に介設されるドグクラッチをその接続状態から
切断状態にさせるための操作が軽快にできるようにした
船舶推進機における動力伝達断接装置に関するものであ
る。
置には、従来、特許第2759475号公報で示される
ものがある。
における動力伝達断接装置は、船体の推進用駆動源であ
る内燃機関からプロペラへの動力伝達を断接自在とする
ドグクラッチと、操作力の入力によりこのドグクラッチ
を断接動作させる断接操作部と、上記ドグクラッチをそ
の接続状態から切断状態にさせるときの上記断接操作部
への操作力が所定値以上であることを検出する操作力検
出手段と、上記操作力が所定値以上であるという上記操
作力検出手段による検出信号を入力して内燃機関の出力
トルクを低下させるようにする制御装置とを備えてい
る。
は、上記操作力検出手段に対応するものとして上記断接
操作部への操作力が所定値以上であるとき閉成する操作
力検出スイッチおよびこの操作力検出スイッチを上記制
御装置に直列に接続させるリード線などの電気部品(以
下、これを「操作力検出スイッチ等」という)と、上記
閉成した操作力検出スイッチを流れる電流に基づく上記
検出信号を入力するようにした上記制御装置とを備えて
いる。
その接続状態から切断状態にさせるときの上記断接操作
部への操作力が所定値以上となって、上記操作力検出手
段による検出信号が上記制御装置に入力されたときに
は、より具体的には、上記操作力検出スイッチが閉成さ
れて「操作力検出スイッチ等」を流れる電流による上記
検出信号が制御装置に入力されたときには、つまり、上
記ドグクラッチの接続状態で、その駆動側部材と従動側
部材の互いの噛合による摩擦力が大きくて、その分、こ
のドグクラッチを切断状態にさせる操作力を大きくせざ
るを得ない状態となったときには、上記したように、内
燃機関の出力トルクを低下させるようにしてあり、これ
により、上記ドグクラッチにおける噛合による摩擦力が
低減させられ、このドグクラッチをその接続状態から切
断状態にさせるための操作が軽快にできることとされて
いる。
技術において、操作力検出手段に断線、もしくはショー
ト(短絡)が発生したときには、上記断接操作部への操
作力が所定値以上であるとしても、その検出信号が上記
操作力検出手段からは出力されず、もしくは上記制御装
置に正確に入力されないおそれがある。
出スイッチ等」に断線が発生したときには、仮に、上記
断接操作部への操作力が所定値以上であるということに
基づき上記操作力検出スイッチが閉成したとしても、こ
の閉成した操作力検出スイッチには上記断線に因って電
流は流れないことから、この電流が上記制御装置によっ
て検出されることはない。
内燃機関の出力トルクの低下は得られないのであり、こ
のため、上記ドグクラッチをその接続状態から切断状態
にさせる操作は軽快にはできないという不都合が生じ
る。
ショートが発生しこれに電流が流れたときには、この電
流は上記操作力検出スイッチが閉成したときの電流とほ
ぼ同じであるため、上記したようにショートが発生した
ときには、上記操作力検出スイッチが閉成していないに
もかかわらず、この操作力検出スイッチによる上記検出
信号と同じ信号が制御装置に入力されるのであり、よっ
て、この制御装置により内燃機関の出力トルクが低下さ
せられ、かつ、上記ショートの継続に伴い上記出力トル
クの低下が継続させられることとなって、これはこの内
燃機関の良好な運転を阻害する要因となる。
されたもので、操作力検出手段と、操作力検出スイッチ
およびこれを制御装置に接続させる電気部品とのいずれ
かに断線、もしくはショートが発生した場合にも、内燃
機関からプロペラへの動力伝達を断接自在とするドグク
ラッチをその接続状態から切断状態にさせるための操作
が軽快にできるようにし、かつ、内燃機関の良好な運転
が阻害されないようにすることを課題とする。
の本発明の船舶推進機における動力伝達断接装置は、次
の如くである。
ラ8への動力伝達を断接自在とするドグクラッチ29
と、操作力の入力によりこのドグクラッチ29を断接動
作させる断接操作部32と、上記ドグクラッチ29をそ
の接続状態から切断状態にさせるときの上記断接操作部
32への操作力が所定値以上であることを検出する操作
力検出手段33と、上記操作力が所定値以上であるとい
う上記操作力検出手段33による検出信号を入力して内
燃機関9の出力トルクを低下させるようにする制御装置
42とを備えた船舶推進機における動力伝達断接装置に
おいて、
ショートが発生しているという異常を検出する異常検出
手段34を設け、上記断線、もしくはショートが発生し
ているという上記異常検出手段34の異常検出信号を上
記制御装置42に入力させ、この制御装置42により上
記内燃機関9の出力をその時の出力から変化させるよう
にしたものである。
ラ8への動力伝達を断接自在とするドグクラッチ29
と、操作力の入力によりこのドグクラッチ29を断接動
作させる断接操作部32と、上記ドグクラッチ29をそ
の接続状態から切断状態にさせるときの上記断接操作部
32への操作力が所定値以上であるとき閉成する操作力
検出スイッチ35と、この閉成した操作力検出スイッチ
35を流れる電流A1を検出して内燃機関9の出力トル
クを低下させるようにする制御装置42とを備えた船舶
推進機における動力伝達断接装置において、
並列に接続した並列回路39を設け、
この並列回路39に電流が流れない「第1状態」のと
き、もしくは、
9に電圧Vを印加したとき、この並列回路39に上記抵
抗36を流れる電流A2を越えた値の電流A3が流れる
「第2状態」のとき、
出力トルクを低下させるようにしたものである。
ラ8への動力伝達を断接自在とするドグクラッチ29
と、操作力の入力によりこのドグクラッチ29を断接動
作させる断接操作部32と、上記ドグクラッチ29をそ
の接続状態から切断状態にさせるときの上記断接操作部
32への操作力が所定値以上であるとき閉成する操作力
検出スイッチ35と、この閉成した操作力検出スイッチ
35を流れる電流A1を検出して内燃機関9の出力トル
クを低下させるようにする制御装置42とを備えた船舶
推進機における動力伝達断接装置において、
並列に接続した並列回路39を設け、
とを検出するニュートラル検出センサ37を設け、上記
並列回路39に電圧Vを印加しているとき、かつ、上記
ニュートラル検出センサ37が切断状態の検出信号を出
力しているときに、上記並列回路39に上記抵抗36を
流れる電流A2を越えた値の電流A3が流れる時間が所
定時間以上継続する「第3状態」のとき、
出力トルクを低下させるようにしたものである。
ラ8への動力伝達を断接自在とするドグクラッチ29
と、操作力の入力によりこのドグクラッチ29を断接動
作させる断接操作部32と、上記ドグクラッチ29をそ
の接続状態から切断状態にさせるときの上記断接操作部
32への操作力が所定値以上であることを検出する操作
力検出手段33と、上記操作力が所定値以上であるとい
う上記操作力検出手段33による検出信号を入力して内
燃機関9の出力トルクを低下させるようにする制御装置
42とを備えた船舶推進機における動力伝達断接装置に
おいて、
ショートが発生しているという異常を検出する異常検出
手段34を設け、上記断線、もしくはショートが発生し
ているという上記異常検出手段34の異常検出信号を上
記制御装置42に入力させ、この制御装置42により上
記内燃機関9の出力トルクの低下を阻止させるようにし
たものである。
の発明に加えて、上記異常検出手段34の異常検出信号
により、警告を発する警告手段45を設けたものであ
る。
により説明する。
この船舶1の前方を示している。
の船体3にブラケット4を介し支持される推進機5とを
備えている。
機5は、その下部を構成して上記ブラケット4を介し船
体3の後端部に支持されるケース7と、水2面下で上記
ケース7の下端部に回転自在に支承されるプロペラ8
と、上記ケース7の上端部に支持される内燃機関9と、
この内燃機関9に上記プロペラ8を連動連結させる動力
伝達装置10とを備えている。
上記ケース7の上端部に支持されるクランクケース12
と、軸心13が鉛直方向に延びてこの軸心13回りに回
転自在となるよう上記クランクケース12に支承される
クランク軸14と、上記クランクケース12から船体3
の前後方向における後方に向って突出するシリンダ15
とを備えている。
7を上記シリンダ15内に導入可能とさせる吸気通路1
8と、この吸気通路18の開度(スロットル開度)を開
閉自在とするスロットル弁19と、上記吸気通路18を
通し上記シリンダ15内に燃料21を噴射して供給する
燃料噴射弁22と、大気側の空気17を上記シリンダ1
5に導入可能とさせる他の吸気通路23と、この他の吸
気通路23を開閉自在とするISC弁である開閉弁24
と、上記シリンダ15内に放電部が臨むようこのシリン
ダ15に取り付けられる点火プラグ25とを備え、上記
燃料噴射弁22と開閉弁24はそれぞれソレノイドなど
の開閉弁動作用のアクチュエータを備えている。
のクランク軸14に連動連結される動力伝達軸28と、
この動力伝達軸28を介し上記内燃機関9から上記プロ
ペラ8への動力伝達を断接自在とするドグクラッチ29
と、オペレータによる外部からの操作力の入力によりこ
のドグクラッチ29を断接動作させる動力断接操作装置
30とを備え、この動力断接操作装置30は、上記ドグ
クラッチ29にリンク式の連動機構31を介し連動連結
される断接操作部32を備え、この断接操作部32に上
記操作力が入力可能とされている。
に動力伝達軸28を介し連動連結される駆動側部材と、
上記プロペラ8に連動連結される従動側部材とを備えて
いる。これら両部材は、上記動力断接操作装置30の断
接操作部32への操作力の入力により互いに噛合して上
記ドグクラッチ29が接続状態とされ、これにより、上
記動力伝達装置10が内燃機関9のクランク軸14から
プロペラ8への動力伝達を可能な状態とされ、一方、上
記噛合の解除により互いに離反させられて上記ドグクラ
ッチ29が切断状態とされ、これにより、上記動力伝達
装置10が内燃機関9のクランク軸14からプロペラ8
への動力伝達を切断させる中立状態とされる。
けられ、このうちの一方への駆動側部材の噛合によりプ
ロペラ8が正転可能とされて、船舶1が前方へ推進可能
とされ、他方への噛合によりプロペラ8が逆転可能とさ
れて、船舶1が後方へ推進可能とされる。
その接続状態から切断状態にさせるときの上記断接操作
部32への操作力が所定値以上であることを検出する操
作力検出手段33と、上記操作力が所定値以上であると
いう上記操作力検出手段33による検出信号を入力して
内燃機関9の出力トルクを低下させるよう電子的に制御
する制御装置42と、上記操作力検出手段33に断線、
もしくはショートが発生しているという異常を検出する
異常検出手段34とを備え、上記断線、もしくはショー
トしているという上記異常検出手段34の異常検出信号
が上記制御装置42に入力されて、この制御装置42に
より上記内燃機関9の出力トルクを含む出力が低下させ
られるようになっている。
接操作部32への操作力が所定値以上であるとき閉成
(オン)し常時は開成(オフ)状態とされる操作力検出
スイッチ35と、この操作力検出スイッチ35に並列に
接続される抵抗36と、上記ドグクラッチ29が切断状
態であることを検出するニュートラル検出センサ37
と、上記内燃機関9のクランク軸14の回転数を検出す
るパルサコイル利用の回転数検出センサ38と、上記操
作力検出スイッチ35と抵抗36とによる並列回路39
および上記各センサ37,38をそれぞれリード線40
により電気的に接続させる上記制御装置42と、この制
御装置42に電力を供給するバッテリ43とを備え、上
記並列回路39はカップリング44を介して上記制御装
置42に接続されている。
操作力検出スイッチ35と、上記抵抗36と、この操作
力検出スイッチ35を制御装置42に接続させるリード
線、およびこのリード線の中途部に介設されるカップリ
ング44等の上記操作力検出スイッチ35を上記制御装
置42に接続させる電気部品とを備えている。ここで、
上記操作力検出スイッチ35とこれを上記制御装置42
に直列に接続させる上記電気部品は前記「操作力検出ス
イッチ35等」に相当する。一方、上記異常検出手段3
4は、上記抵抗36を備えている。
2、開閉弁24、および点火プラグ25がそれぞれ電気
的に接続されており、上記各電気機器33〜39からの
信号により、上記燃料噴射弁22、開閉弁24、および
点火プラグ25がそれぞれ自動的に制御される。
されている。
れを駆動させると、大気側の空気17が吸気通路18を
通して内燃機関9のシリンダ15内に吸入されると共
に、上記燃料噴射弁22により供給される燃料21も上
記空気17と共に上記シリンダ15内に吸入され、ここ
で燃焼に供され、この燃焼により生じた駆動力が上記ク
ランク軸14から出力される。
5内への空気17の吸入量を急増加させたい場合、上記
内燃機関9の運転状態を検出する各種検出センサーの検
出信号を入力した上記制御装置42の制御により、上記
開閉弁24が自動的に開弁動作させられて、上記シリン
ダ15内に多量の空気17が供給されるようになってい
る。
9の接続状態で、上記内燃機関9からの駆動力が上記動
力伝達装置10を介しプロペラ8に伝達され、船舶1が
水2面上を前方、もしくは後方への推進のうち、いずれ
か一方への推進が行われるが、上記一方への推進から他
方への推進に切り換える場合には、上記断接操作部32
に操作力を与え、一旦、上記接続状態から切断状態にさ
せる。この際、上記操作力が所定値以上であるときに
は、前記したように操作力検出手段33の操作力検出ス
イッチ35は閉成する。
た操作力検出スイッチ35を流れる電流A1をこの操作
力検出スイッチ35の検出信号として入力し、内燃機関
9の出力トルクを低下させる。つまり、上記ドグクラッ
チ29の接続状態で、その駆動側部材と、従動側部材の
互いの噛合による摩擦力が大きくて、その分、このドグ
クラッチ29を切断状態にさせる操作力を大きくせざる
を得ない状態となったときには、上記したように内燃機
関9の出力トルクを低下させるようにしてあり、これに
より、上記ドグクラッチ29における噛合による摩擦力
が低減させられ、このドグクラッチ29を接続状態から
切断状態にさせるための操作が軽快にできることとされ
ている。
プロペラ8への動力伝達を断接自在とするドグクラッチ
29と、操作力の入力によりこのドグクラッチ29を断
接動作させる断接操作部32と、上記ドグクラッチ29
をその接続状態から切断状態にさせるときの上記断接操
作部32への操作力が所定値以上であることを検出する
操作力検出手段33と、上記操作力が所定値以上である
という上記操作力検出手段33による検出信号を入力し
て内燃機関9の出力トルクを低下させるようにする制御
装置42とを備えた船舶推進機における動力伝達断接装
置において、
ショートが発生しているという異常を検出する異常検出
手段34を設け、上記断線、もしくはショートが発生し
ているという上記異常検出手段34の異常検出信号を上
記制御装置42に入力させ、この制御装置42により上
記内燃機関9の出力を低下、もしくは上昇させるようそ
の時の出力から変化させるようにしてある。
線、もしくはショートという異常が発生した場合には、
内燃機関9の出力が、その時の出力状態から無意図的に
その時の出力から変化させられることとなり、この出力
の変化による内燃機関9の無意図的な運転フィーリング
の変化が船舶1の乗員に知覚させられる。
もしくはショートという異常が発生していることを知ら
ないままに船舶1の推進が続けられるということが防止
されて、上記操作力検出手段33の異常が直ちに発見さ
れ、その分、この操作力検出手段33の異常を迅速に修
復させることができる。このため、上記操作力検出手段
33が直ちに正常に働くこととなって、その後、ドグク
ラッチ29をその接続状態から切断状態にさせるときの
上記断接操作部32への操作力が所定値以上となった場
合には、これを上記操作力検出手段33が正常に検出
し、この検出信号を入力する制御装置42により、上記
ドグクラッチ29をその接続状態から切断状態にさせる
作業が軽快にできることとなる。
て、この出力の変化における低下のうち、特に、出力ト
ルクが低下させられたときには、上記したように操作力
検出手段33に異常が発生した場合にも、上記ドグクラ
ッチ29をその接続状態から切断状態にさせる操作は軽
快にできる。
チ35に抵抗36を並列に接続した並列回路39が設け
られ、また、異常検出手段34は上記抵抗36を備えて
いる。
列回路39に電圧Vを印加すれば、上記操作力検出スイ
ッチ35が開成にかかわらず、上記異常検出手段34の
抵抗36には上記電圧Vによって微弱な電流A2が流れ
ることとなる。
加したとき、所定電圧(例えば、4.5V以上)の状態
が、0.5秒以上にわたり検出された場合など、上記電
圧Vを印加しても、この並列回路39に上記電流A2未
満の電流のようにほとんど電流が流れない「第1状態」
の発生時には、上記した異常検出手段34の抵抗36に
上記所定の電流A2が流れていない、という異常検出信
号がこの異常検出手段34から出力されることとなり、
この異常検出信号が上記制御装置42に入力されると、
上記カップリング44が外れているなど、上記「操作力
検出スイッチ35等」に断線が発生しているということ
がこの制御装置42により判断され、この制御装置42
により上記内燃機関9の出力トルクが低下するよう変化
させられる。
が所定値以上であるということに基づき上記操作力検出
スイッチ35が閉成した場合に、事実上、上記断線が発
生していて上記操作力検出スイッチ35に電流A1が流
れず、このため、この電流A1が上記制御装置42によ
っては検出されないことに因り内燃機関9の出力トルク
の低下が得られない場合でも、上記したように断線が発
生しているという制御装置42による判断により、上記
内燃機関9の出力トルクが低下させられる。
線が発生したと判断された時にも、上記ドグクラッチ2
9をその接続状態から切断状態にさせる操作は軽快にで
きることとなる。
変化させる制御をする場合において、この内燃機関9の
出力、およびこれに含まれる出力トルクをその時の出力
状態よりも低下させるという上記制御、およびこれと同
様の後述の制御は、次のようにして達成される。
化させることによる空気17の量の減少、過回転防止装
置により内燃機関9の上限回転数を例えば、3000r
pmにまで下げること等による内燃機関9の回転数調
整、燃料噴射弁22による燃料21の噴射供給量の減
少、開閉弁24の開度を低減化させることによる空気1
7の量の減少、点火プラグ25の失火もしくは点火時期
の遅角や、点火時期を一定に固定する点火時期調整など
である。
力から変化させる制御をする場合において、この内燃機
関9の出力、およびこれに含まれる出力トルクをその時
の出力状態よりも上昇させるという制御は、次のように
して達成される。
数(約600rpm)やアイドリング回転数(約700
rpm)のように低速回転域の出力状態にあるとき、上
記スロットル弁19および/もしくはドグクラッチ29
の開度を大きくさせることによる空気17の量の増加
や、燃料噴射弁22による燃料21の噴射供給量の増大
などである。
燃機関9の始動時に上記並列回路39に電圧Vを印加し
たとき、この並列回路39に上記異常検出手段34の抵
抗36を流れる電流A2を越えた値の過大な電流A3が
流れる「第2状態」の発生時にも、上記制御装置42に
より、前記したと同様に上記内燃機関9の出力トルクが
低下させられるようになっている。
ードにさせたとき、この始動モードでは、通常、上記ド
グクラッチ29は切断状態(ニュートラル状態)とされ
ていることから、上記断接操作部32への操作により、
上記ドグクラッチ29を接続状態から切断状態にさせる
ということはあり得ない。
同時に、上記断接操作部32への操作がなされて、この
操作に基づき上記操作力検出スイッチ35が所定時間
(例えば、0.1秒以上)継続して閉成することにより
上記操作力検出スイッチ35を電流A1(≒A3)が流
れる、ということは通常ではあり得ないことである。
上記異常検出手段34の抵抗36を過大な電流A3が流
れるという異常検出信号がこの異常検出手段34から出
力されることとなり、この異常検出信号が制御装置42
に入力されると、上記「操作力検出スイッチ35等」に
ショートが発生しているということがこの制御装置42
により判断され、この制御装置42により上記内燃機関
9の出力トルクが低下させられる。
が所定値以上であるということに基づき上記操作力検出
スイッチ35が閉成した場合に、事実上、上記ショート
が発生していて上記操作力検出スイッチ35に電流A1
が流れず、このため、この電流A1が上記制御装置42
によっては検出されないことに因り内燃機関9の出力ト
ルクの低下が得られない場合でも、上記したようにショ
ートが発生しているという制御装置42による判断によ
り、上記内燃機関9の出力トルクが低下させられる。
ショートが発生したと判断された時にも、上記ドグクラ
ッチ29をその接続状態から切断状態にさせる操作は軽
快にできることとなる。
例えばクランキング状態で内燃機関9の回転数が400
rpm以下の時である。
代えて、上記並列回路39に電圧Vを印加していると
き、かつ、上記ドグクラッチ29が切断状態(ニュート
ラル状態)であるという検出信号を上記ニュートラル検
出センサ37が所定時間(例えば0.5秒)以上出力し
ているときに、上記並列回路39における上記異常検出
手段34の抵抗36を流れる電流A2を越えた値の過大
な電流A3が上記並列回路39を流れる時間が所定時間
以上継続する「第3状態」の発生時には、上記制御装置
42により、前記したと同様に上記内燃機関9の出力ト
ルクが低下させられるようになっている。
ンサ37が、上記ドグクラッチ29が切断状態であると
いう検出信号を出力していて、このドグクラッチ29
が、事実上、切断状態であるときに、更にこのドグクラ
ッチ29を切断状態にさせようとする上記断接操作部3
2への操作はあり得ないことから、この断接操作部32
への操作により上記操作力検出スイッチ35が閉成して
これに電流A1(≒A3)が流れる、ということはあり
得ない。
開成していることから、上記したように、並列回路39
における上記異常検出手段34の抵抗36を流れる電流
A2を越えた値の過大な電流A3が並列回路39を流れ
るということが長く断続する、ということもあり得な
い。
上記異常検出手段34の抵抗36を過大な電流A3が流
れるという異常検出信号がこの異常検出手段34から出
力されることとなり、この異常検出信号が制御装置42
に入力されると、上記「操作力検出スイッチ35等」に
ショートが発生しているということがこの制御装置42
により判断され、この制御装置42により上記内燃機関
9の出力トルクが低下させられる。
様に、上記「第3状態」の発生によりショートが発生し
たと判断された時にも、上記ドグクラッチ29をその接
続状態から切断状態にさせる操作が軽快にできることと
なる。
おいて、上記異常検出手段34の異常検出信号を制御装
置42に入力させ、この制御装置42により上記警告手
段45から警告が発せられるようになっている。
出手段33の「操作力検出スイッチ35等」に断線もし
くはショートが発生したことが船舶1の乗員に知覚させ
られる。
もしくはショートという異常が発生していることを知ら
ないままに船舶1の推進が続けられるということが防止
されて、上記操作力検出手段33の異常が直ちに発見さ
れ、その分、この操作力検出手段33の異常を迅速に修
復させることができる。このため、上記操作力検出手段
33が直ちに正常に働くこととなって、その後、ドグク
ラッチ29をその接続状態から切断状態にさせるときの
上記断接操作部32への操作力が所定値以上となった場
合には、これを上記操作力検出手段33が正常に検出
し、この検出信号を入力する制御装置42により、上記
ドグクラッチ29をその接続状態から切断状態にさせる
作業が軽快にできることとなる。
ョートが発生したときには、これは操作力検出スイッチ
35が閉成したときとほぼ同じ状態となり、もって、内
燃機関9の出力トルクが低下させられてこの内燃機関9
の良好な運転が阻害されるが、上記したショートの発生
は、上記した警告手段45の警告により船舶1の乗員に
知覚させられる。
迅速に修復させられて、この操作力検出手段33が直ち
に正常に働くこととなり、このため、上記内燃機関9の
良好な運転が阻害されることが防止される。
ェックランプの点滅などによる発光により表示される。
また、上記断線とショートは、上記点滅ランプの点滅間
隔を互いに相違させるなどして断線とショートのうちの
いずれであるかを識別させることができる。
装置42による各制御は、内燃機関9の停止や、電源ス
イッチのオフにより解除やリセットが可能であり、カッ
プリング44はなくてもよい。
検出スイッチ35等」にショートが発生していると上記
異常検出手段34の異常検出信号を上記制御装置42が
入力して、この制御装置42により上記内燃機関9の出
力トルクの低下を阻止(抑制を含む)させるようにして
もよい。
トが発生している間中、内燃機関9の出力トルクを低下
させるという制御状態が継続させられることは防止され
る。
トルクの低下が阻止されることにより、ドグクラッチ2
9をその接続状態から切断状態にさせる操作は重くなる
おそれはあるが、出力トルクの点で、内燃機関9の良好
な運転が維持される。
への動力伝達を断接自在とするドグクラッチと、操作力
の入力によりこのドグクラッチを断接動作させる断接操
作部と、上記ドグクラッチをその接続状態から切断状態
にさせるときの上記断接操作部への操作力が所定値以上
であることを検出する操作力検出手段と、上記操作力が
所定値以上であるという上記操作力検出手段による検出
信号を入力して内燃機関の出力トルクを低下させるよう
にする制御装置とを備えた船舶推進機における動力伝達
断接装置において、
ートが発生しているという異常を検出する異常検出手段
を設け、上記断線、もしくはショートが発生していると
いう上記異常検出手段の異常検出信号を上記制御装置に
入力させ、この制御装置により上記内燃機関の出力をそ
の時の出力から変化させるようにしてある。
しくはショートという異常が発生した場合には、内燃機
関の出力が、その時の出力状態から無意図的にその時の
出力から変化させられることとなり、この出力の変化に
よる内燃機関の無意図的な運転フィーリングの変化が船
舶の乗員に知覚させられる。
くはショートという異常が発生していることを知らない
ままに船舶の推進が続けられるということが防止され
て、上記操作力検出手段の異常が直ちに発見され、その
分、この操作力検出手段の異常を迅速に修復させること
ができる。このため、上記操作力検出手段が直ちに正常
に働くこととなって、その後、ドグクラッチをその接続
状態から切断状態にさせるときの上記断接操作部への操
作力が所定値以上となった場合には、これを上記操作力
検出手段が正常に検出し、この検出信号を入力する制御
装置により、上記ドグクラッチをその接続状態から切断
状態にさせる作業が軽快にできることとなる。
への動力伝達を断接自在とするドグクラッチと、操作力
の入力によりこのドグクラッチを断接動作させる断接操
作部と、上記ドグクラッチをその接続状態から切断状態
にさせるときの上記断接操作部への操作力が所定値以上
であるとき閉成する操作力検出スイッチと、この閉成し
た操作力検出スイッチを流れる電流を検出して内燃機関
の出力トルクを低下させるようにする制御装置とを備え
た船舶推進機における動力伝達断接装置において、
続した並列回路を設け、
列回路に電流が流れない「第1状態」のとき、もしく
は、
圧を印加したとき、この並列回路に上記抵抗を流れる電
流を越えた値の電流が流れる「第2状態」のとき、
ルクを低下させるようにしてあり、次の作用効果が生じ
る。
チに抵抗を並列に接続した並列回路を設けたため、上記
制御装置により上記並列回路に電圧を印加すれば、上記
操作力検出スイッチが開成にかかわらず、上記抵抗には
上記電圧によって微弱な電流が流れることとなる。
も、この並列回路にほとんど電流が流れない「第1状
態」の発生時には、上記した抵抗に所定の電流が流れて
いない、ということを意味し、この場合には、上記操作
力検出スイッチやこれを制御装置に接続させる電気部品
に断線が発生しているということがこの制御装置により
判断され、この制御装置により上記内燃機関の出力トル
クが低下させられる。
定値以上であるということに基づき上記操作力検出スイ
ッチが閉成した場合に、事実上、上記断線が発生してい
て上記操作力検出スイッチに電流が流れず、このため、
この電流が上記制御装置によっては検出されないことに
因り内燃機関の出力トルクの低下が得られない場合で
も、上記したように断線が発生しているという制御装置
による判断により、上記内燃機関の出力トルクが低下さ
せられる。
線が発生したと判断された時にも、上記ドグクラッチを
その接続状態から切断状態にさせる操作は軽快にできる
こととなる。
て、上記内燃機関の始動時に上記並列回路に電圧を印加
したとき、この並列回路に上記抵抗を流れる電流を越え
た値の電流が流れる「第2状態」の発生時にも、上記制
御装置により上記内燃機関の出力トルクを低下させるよ
うにしてある。
ドグクラッチは切断状態とされていることから、上記断
接操作部への操作により、上記ドグクラッチを接続状態
から切断状態にさせるということはあり得ない。
断接操作部への操作がなされて、この操作に基づき上記
操作力検出スイッチが閉成してこの操作力検出スイッチ
を電流が流れる、ということは通常ではあり得ないこと
である。
上記操作力検出スイッチから制御装置に至る間のいずれ
かにショートが発生しているということが上記制御装置
により判断され、この制御装置により上記内燃機関の出
力トルクを低下させるようにしてある。
定値以上であるということに基づき上記操作力検出スイ
ッチが閉成した場合に、事実上、上記ショートが発生し
ていて上記操作力検出スイッチに電流が流れず、このた
め、この電流が上記制御装置によっては検出されないこ
とに因り内燃機関の出力トルクの低下が得られない場合
でも、上記したようにショートが発生しているという制
御装置による判断により、上記内燃機関の出力トルクが
低下させられる。
ショートが発生したと判断された時にも、上記ドグクラ
ッチをその接続状態から切断状態にさせる操作は軽快に
できることとなる。
への動力伝達を断接自在とするドグクラッチと、操作力
の入力によりこのドグクラッチを断接動作させる断接操
作部と、上記ドグクラッチをその接続状態から切断状態
にさせるときの上記断接操作部への操作力が所定値以上
であるとき閉成する操作力検出スイッチと、この閉成し
た操作力検出スイッチを流れる電流を検出して内燃機関
の出力トルクを低下させるようにする制御装置とを備え
た船舶推進機における動力伝達断接装置において、
続した並列回路を設け、
検出するニュートラル検出センサを設け、上記並列回路
に電圧を印加しているとき、かつ、上記ニュートラル検
出センサが切断状態の検出信号を出力しているときに、
上記並列回路に上記抵抗を流れる電流を越えた値の電流
が流れる時間が所定時間以上継続する「第3状態」のと
き、
ルクを低下させるようにしてあり、次の作用効果が生じ
る。
ンサが、上記ドグクラッチが切断状態であるという検出
信号を出力していて、このドグクラッチが、事実上、切
断状態であるときに、更にこのドグクラッチを切断状態
にさせようとする上記断接操作部への操作はあり得ない
ことから、この断接操作部への操作により上記操作力検
出スイッチが閉成してこれに電流が流れる、ということ
はあり得ない。
していることから、上記したように、並列回路における
上記抵抗を流れる電流を越えた値の過大な電流が並列回
路を流れるということが長く断続する、ということもあ
り得ない。
上記操作力検出スイッチやこの操作力検出スイッチを制
御装置に接続させる電気部品のいずれかにショートが発
生しているということがこの制御装置により判断され、
この制御装置により上記内燃機関の出力トルクが低下さ
せられる。
発生時と同様に、上記「第3状態」の発生によりショー
トが発生したと判断された時にも、上記ドグクラッチを
その接続状態から切断状態にさせる操作が軽快にできる
こととなる。
おける「上記内燃機関の出力を低下させるようにした」
に代えて「上記内燃機関の出力トルクの低下を阻止する
ようにした」というものである。
している間中、内燃機関の出力トルクを低下させるとい
う制御状態が継続させられることは防止される。
ルクの低下が阻止されることにより、ドグクラッチをそ
の接続状態から切断状態にさせる操作は重くなるおそれ
はあるが、出力トルクの点で内燃機関の良好な運転が維
持される。
常検出信号により、警告を発する警告手段を設けてあ
る。
出手段に断線、もしくはショートが発生したことが船舶
の乗員に知覚させられる。
くはショートという異常が発生していることを知らない
ままに船舶の推進が続けられるということが防止され
て、上記操作力検出手段の異常が直ちに発見され、その
分、この操作力検出手段の異常を迅速に修復させること
ができる。このため、上記操作力検出手段が直ちに正常
に働くこととなって、その後、ドグクラッチをその接続
状態から切断状態にさせるときの上記断接操作部への操
作力が所定値以上となった場合には、これを上記操作力
検出手段が正常に検出し、この検出信号を入力する制御
装置により、上記ドグクラッチをその接続状態から切断
状態にさせる作業が軽快にできることとなる。
トが発生したときには、これは操作力検出スイッチが閉
成したときとほぼ同じ状態となり、もって、内燃機関の
出力トルクが低下させられてこの内燃機関の良好な運転
が阻害されるが、上記したショートの発生は、上記した
警告手段の警告により船舶の乗員に知覚させられる。
に修復させられて、この操作力検出手段が直ちに正常に
働くこととなり、このため、上記内燃機関の良好な運転
が阻害されることが防止される。
Claims (5)
- 【請求項1】 内燃機関からプロペラへの動力伝達を断
接自在とするドグクラッチと、操作力の入力によりこの
ドグクラッチを断接動作させる断接操作部と、上記ドグ
クラッチをその接続状態から切断状態にさせるときの上
記断接操作部への操作力が所定値以上であることを検出
する操作力検出手段と、上記操作力が所定値以上である
という上記操作力検出手段による検出信号を入力して内
燃機関の出力トルクを低下させるようにする制御装置と
を備えた船舶推進機における動力伝達断接装置におい
て、 上記操作力検出手段に断線、もしくはショートが発生し
ているという異常を検出する異常検出手段を設け、上記
断線、もしくはショートが発生しているという上記異常
検出手段の異常検出信号を上記制御装置に入力させ、こ
の制御装置により上記内燃機関の出力をその時の出力か
ら変化させるようにした船舶推進機における動力伝達断
接装置。 - 【請求項2】 内燃機関からプロペラへの動力伝達を断
接自在とするドグクラッチと、操作力の入力によりこの
ドグクラッチを断接動作させる断接操作部と、上記ドグ
クラッチをその接続状態から切断状態にさせるときの上
記断接操作部への操作力が所定値以上であるとき閉成す
る操作力検出スイッチと、この閉成した操作力検出スイ
ッチを流れる電流を検出して内燃機関の出力トルクを低
下させるようにする制御装置とを備えた船舶推進機にお
ける動力伝達断接装置において、 上記操作力検出スイッチに抵抗を並列に接続した並列回
路を設け、 上記並列回路に電圧を印加しても、この並列回路に電流
が流れない第1状態のとき、もしくは、 上記内燃機関の始動時に上記並列回路に電圧を印加した
とき、この並列回路に上記抵抗を流れる電流を越えた値
の電流が流れる第2状態のとき、 上記制御装置により上記内燃機関の出力トルクを低下さ
せるようにした船舶推進機における動力伝達断接装置。 - 【請求項3】 内燃機関からプロペラへの動力伝達を断
接自在とするドグクラッチと、操作力の入力によりこの
ドグクラッチを断接動作させる断接操作部と、上記ドグ
クラッチをその接続状態から切断状態にさせるときの上
記断接操作部への操作力が所定値以上であるとき閉成す
る操作力検出スイッチと、この閉成した操作力検出スイ
ッチを流れる電流を検出して内燃機関の出力トルクを低
下させるようにする制御装置とを備えた船舶推進機にお
ける動力伝達断接装置において、 上記操作力検出スイッチに抵抗を並列に接続した並列回
路を設け、 上記ドグクラッチが切断状態であることを検出するニュ
ートラル検出センサを設け、上記並列回路に電圧を印加
しているとき、かつ、上記ニュートラル検出センサが切
断状態の検出信号を出力しているときに、上記並列回路
に上記抵抗を流れる電流を越えた値の電流が流れる時間
が所定時間以上継続する第3状態のとき、 上記制御装置により上記内燃機関の出力トルクを低下さ
せるようにした船舶推進機における動力伝達断接装置。 - 【請求項4】 内燃機関からプロペラへの動力伝達を断
接自在とするドグクラッチと、操作力の入力によりこの
ドグクラッチを断接動作させる断接操作部と、上記ドグ
クラッチをその接続状態から切断状態にさせるときの上
記断接操作部への操作力が所定値以上であることを検出
する操作力検出手段と、上記操作力が所定値以上である
という上記操作力検出手段による検出信号を入力して内
燃機関の出力トルクを低下させるようにする制御装置と
を備えた船舶推進機における動力伝達断接装置におい
て、 上記操作力検出手段に断線、もしくはショートが発生し
ているという異常を検出する異常検出手段を設け、上記
断線、もしくはショートが発生しているという上記異常
検出手段の異常検出信号を上記制御装置に入力させ、こ
の制御装置により上記内燃機関の出力トルクの低下を阻
止させるようにした船舶推進機における動力伝達断接装
置。 - 【請求項5】 上記異常検出手段の異常検出信号によ
り、警告を発する警告手段を設けた請求項1、もしくは
4に記載の船舶推進機における動力伝達断接装置。
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Cited By (2)
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- 2000-11-28 JP JP2000361067A patent/JP4360748B2/ja not_active Expired - Lifetime
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