JP2002157203A - 通信ネットワーク上のコミュニケーションを活性化させるシステム及びそのシステムの運営方法 - Google Patents
通信ネットワーク上のコミュニケーションを活性化させるシステム及びそのシステムの運営方法Info
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Abstract
ルームの特徴を修正することにより、現実世界に近い環
境において仮想的な交流を実現すること。 【解決手段】 参加者が複数の通信端末のそれぞれを用
いてサーバ上に仮想的に実現される会議室に参加して相
互に情報を交換できる通信ネットワークが提供される。
この通信ネットワークには、複数のデータベース(DB
1−DB3)が含まれる。各参加者が通信端末からイン
ターネットなどの通信回線を介して仮想的な会議室に参
加することを希望する場合には、複数のデータベースに
記憶されたデータをパラメータとして用いて、当該参加
者が参加を許される1つ又は複数の会議室に振り分けら
れる。各参加者は、データベースに記憶されている他の
参加者に関するデータを自由に参照することができる。
Description
利用した仮想的な交流場所に関する。更に詳しくは、本
発明は、例えば、参加者が互いに交流できる学生寮のよ
うな場所をインターネットのウェブ・サイト上に仮想的
に作成すると共に、各参加者間の交流が活性化するよう
にこの仮想的な交流場所を運営するシステム及び方法に
関する。
々な種類のウェブ・サイトの中には、参加者が発言を自
由に書き込むことができる電子掲示板(BBS)と称さ
れるものがある。BBSには、論じられる題材別に多く
の種類がある。
齢、性別、職業、メールアドレスを含めて自分自身の個
人情報(以下では、単にプロフィールという)を明示す
ることは求められず、ハンドルと称されるニックネーム
だけを用いて発言する場合が多い。このようなBBSで
は、管理者であれば、自らが開設しているウェブ・サイ
トへのアクセス履歴を解析することによって、参加者の
アクセス経路をある程度は知ることができる。しかし、
BBSを見ている参加者の側からは、どのような人間が
発言しているかを知ることはできない。つまり、他の参
加者のプロフィールについては、発言内容を超えて知る
ことは困難であって、発言において用いられている言語
や表現方法から、どのような人間なのかを推測できるに
すぎない。
知らないままで他人との交流が継続することは考えにく
い。実際に相対して会話を交わす場合には、外見、話し
方や声、人柄などによって、その人間の存在そのものを
実感することができる。全く初対面の相手であっても、
どのような仕事をしているか、どこに住んでいるかなど
を徐々に知るようになるのが通常であろう。電話で話す
場合を考えてみても、声や話し方から相手の様子を実感
することができる。自分自身のプロフィールも完全に秘
密にするというのは考えにくい。このように、現実世界
において他者と何らかの交流をもつ場合には、職業上の
交流であっても私的なつきあいであっても、交流が継続
していくにつれて相互のプロフィールを徐々に知るよう
になり、相手の立場を踏まえた交流が発展していくのが
通常である。このような状態は、交流を有する者の間に
何らかの関係が生じていると見ることができる。全く無
関係の人間同士が全くの無関係のままで交流を続けるこ
とは、意識的にそうするのでない限り、相当に困難であ
るし、現実的とはいいにくい。
場合には、状況が異なる。そのBBSで用いられている
言語で発言が可能であれば、インターネットにアクセス
可能な世界中の人間が、誰でも参加できる。日本語だけ
が用いられるBBSであっても、非常に多様な人間が参
加することが考えられる。まして、世界規模で注目され
るイベント(例えば、オリンピックやワールドシリー
ズ)や有名人(例えば、映画俳優、歌手、作家など)に
関するBBSで用いられることの多い英語の場合には、
参加者は実に多様であって、どのような人間であるかを
特定することはおよそ不可能な状況が生じる。BBSが
有しているこのような機能をリアルタイム化したものと
して、チャットがあるが、参加者の現実のプロフィール
を知ることなく進行していくという点では、BBSと同
様である。もちろん、発言を繰り返す人については、発
言内容からある程度その人の情報を得ることはできるだ
ろうが、そもそも参加者はハンドルネームを変更するこ
とによって容易にその情報から逃れることができる。
まで交流が継続することの結果として、BBSやチャッ
トルームなどの仮想的な交流場所では、現実世界におけ
る人的な交流の場合に存在する参加者間の関係性は希薄
である。参加者は、常に「無所属」の状態にある。この
ような状態の帰結として、BBSやチャットは、発言・
交流の場として、次のような特徴を有する傾向がある。
(1)自分のプロフィールを明らかにする必要がないの
で、自らの発言が生じうる現実及びインターネット上の
会議室への影響を考慮することなく、自由な発言ができ
る。同時に、自由であることの反面として、その場限り
の無責任な発言がなされてしまう可能性がある。(2)
発言自体だけが、発言内容の当否に関する判断材料であ
る。その発言者の現実の地位や立場を考慮して、「これ
これの立場にある人間がそういっているのだから、この
発言はこのように判断すべきだ」というような思考法は
妥当しない。(3)参加者は、自分自身の発言が向けら
れる相手方がどのような人間であるのかを知ることは困
難である。その相手方について、発言内容以外の情報は
得られない。従って、相手の立場を考慮した上での発言
は行われない。(4)しかも、その発言内容は現にBB
Sやチャット上にあるものに限られるため、発言内容か
ら得られる他の参加者の情報も限られる。また、その場
限りの無責任な発言につながりやすい。(5)異なる意
見を有する不特定多数の者が自由に参加できるので、か
えってその場限りの発言による関係になりやすく、継続
的な関係につながりにくい。また、サイトの開設者にと
っても議論の方向性を定めることは困難である。(6)
既存のBBSやチャットでは、既に参加している者の間
で交流が生まれており、その者たちとの交流がなくこれ
までの発言や交流の経緯を知らない新規参加者にとって
は、そのBBSやチャットに参加して発言することは難
しい。(7)他の参加者のプロフィールが分からないた
め、BBSやチャットでの発言や会話のきっかけを見つ
けにくく、また、発言や会話が続きにくい。
なインターネット上のBBSやチャットの特徴を部分的
に利用し部分的に修正することによって、インターネッ
ト上での交流が備えている長所を保ちつつ、インターネ
ット上に現実世界のような環境を実現することによって
その短所が克服されている仮想的な交流の場所を提供す
ることを目的とする。
て参加ができ、参加者相互のプロフィールを知った上で
様々な交流をすることができる仮想的な学生寮を作成す
るシステム及び方法を提供することを目的とする。
いる仮想的な学生寮というのは、以下のような考えに基
づくものである。
く、学生寮に住んで生活を共にすることにより全人格的
な教育が達成されるという考え方がある。実際に、日本
における旧制高校の寮、イギリスにおけるオックスフォ
ード大学やケンブリッジ大学におけるカレッジ、アメリ
カにおける全寮制プレップ・スクールや一般的な大学に
おけるドミトリなど、学生寮を含めた形式で学校が存在
している例は多い。これらの学生寮の例は、それぞれ、
基礎にある哲学を含めて内実は非常に相違する点が多い
であろうことは容易に推測できる。しかし、学校という
社会的な制度が、教室や図書館という狭い意味での教育
の場所だけで成立するのではなく、学生が同じ場所で暮
らすことを前提としている点では共通している。
教育は、今日、広く普及している。学生は、教材を音声
や画像も含むファイルの形式でインターネットを介して
受け取り、課題をやはりインターネットを介して提出し
たり、場合によっては、チャット機能を用いたリアルタ
イムでの討論への参加などを通じて多様な科目を学ぶこ
とができ、正式の単位や学位を取得できる。インターネ
ットに接続できる環境にあり、最低限のコンピュータ・
リテラシを有していれば、どこに住んでいても、オンラ
インの教育を受けることが可能になっている。
い意味での教育環境をインターネットを利用して仮想的
に実現したものである。これに対して、本発明は、学生
寮という、共に生活することにより、個別的な科目の学
習と直接的には関係のない事柄に関しても学生同士で交
流する場所をインターネットを利用して仮想的に実現す
ることを目的とする。すなわち、本発明は、現実には生
活を共にしていない者同士が、同じ学生寮に住んでいる
場合であれば得られるであろう環境を、インターネット
上に仮想的に実現することを目的とする。更に、このよ
うな環境を実現することにより、参加者は、互いのプロ
フィールを知ることで交流のきっかけが得られ、また、
同じ仮想的場所に属しているという参加者間の継続的な
関係をもたらすことにより、参加者間の交流の機会が増
え、その仮想的な交流場所への参加や発言が促進され
る。
本発明を説明している。その理由は、理想的な学生寮
を、本発明が目的とする安全に全人格的な交流が可能で
ある仮想的な交流場所のプロトタイプとして想定できる
からである。しかし、参加者として高校生や大学生を想
定し、仮想的な交流場所を学生寮と称しているのは、単
なる例示に過ぎない。参加者が、互いのプロフィールを
充分に知った上で共に参加することにより、安心して全
人格的な交流ができる場所の1つとして、学生寮を想定
しているだけである。本発明の応用が、説明目的の例示
に過ぎない仮想的学生寮に限定されないことは当然であ
る。本発明の目的は、より一般的には、参加者がインタ
ーネットなどの通信回線を介して安全にかつ活発に交流
することを可能にする仮想的な場所を提供することであ
る。
た仮想的な交流の場所を実現するために、本発明では、
一定の目的を達成するために、インターネット上のBB
Sやチャットが有している上述のような特徴を部分的に
利用し部分的に修正する。具体的には、(1)参加者
は、自分のプロフィールを明らかにした上で発言するの
が原則である。それによって、発言者としての責任の所
在が明確になり、発言が匿名と同様の状態でなされるこ
との弊害を排除することができる。(2)発言だけでな
く、誰がその発言をしているのかも含めて、発言内容の
当否が判断されるようにする。(3)参加者が自分自身
の発言が向けられる相手方がどのような人間であるのか
を、容易に知ることができるような環境を構築する。具
体的には、本発明による仮想的な学生寮に参加する際に
は、詳細なプロフィールを明らかにすることが求めら
れ、他の参加者のプロフィールを容易に知ることができ
るような環境を構成する。更に、参加者のプロフィール
には、その参加者の発言に対する他の参加者による評価
や参加が許可されている会議室の情報など、BBSやチ
ャットの利用による情報が追加される。また、他の参加
者の過去の発言自体を自由に検索できることにより、他
の参加者がどのような人間であるかを判断することが更
に容易になる。この結果、参加者は、相手方の立場を考
慮した上での発言が可能になり、また、他の参加者との
会話のきっかけを見つけることもできる。(4)参加を
希望する者が誰でも参加を許されるという参加自由の原
則は採用しない。参加は許可制であり、管理運営者は、
参加希望者の中から一定の方針に従って参加者を選択で
きる。例えば、高校生の場合を考えると、入学を希望し
ている大学や学部が共通又は類似している、得意な教科
が共通であるなどの共通因子を有する者だけが参加でき
るような仮想的な学生寮の構成とする。あるいは逆に、
一定の意図の下に、希望する大学や学部が異なる高校生
が参加する仮想的な学生寮を構成とすることもできる。
このような参加者の選択によって、管理運営者が達成し
ようと考えている一定の方向付けが可能になる。
者の数を、一定以下に制限するなど任意に決定すること
ができる。参加が許可されている会議室の情報は各参加
者のプロフィールに追加され、そのプロフィールは他の
参加者に公開される。そのような環境では、各参加者
は、他の参加者と共にその会議室に参加が許されその会
議室を構成しているのだという一体感をもちやすい。更
に、参加者には他の参加者との相互関係を表す識別ID
が割り振られるので、同じ会議室に属している他の参加
者との関係も認識でき、それによって、BBSやチャッ
ト上で他の参加者との継続的な交流が前提となるような
環境を実現することができる。
ーネット上で通常であれば生じることが確実であり現に
生じている自然的な状況を放置するのではなく、特定の
意図に従って、ある傾向をもった特性を有する仮想的な
空間を人為的に構築することができる。どのような空間
を構築するかは、管理運営者がこの仮想的学生寮を構成
するシステムを特徴付けるパラメータの設定に依存す
る。例えば、高校の例を考えると、現実に存在する高校
は、当該高校の運営方法や現場の教師たちの教育方針、
そして何よりもその高校を構成する高校生により、およ
そ多種多様な雰囲気や特性を有している。本発明による
仮想的な空間では、各参加者が内在的に有している又は
実際の参加の経過と共に獲得していくパラメータを選択
的に設定することを通じて、現実の高校の場合以上に、
目的に応じた運営方法、教育方針、構成員などを人為的
に決定できる。従って、本発明によるシステムを用いる
と、多種多様な仮想的空間を柔軟に実現することができ
る。
ータと前記コンピュータにインターネットを含む通信回
線を介して接続された複数の通信端末とを含み、各参加
者が前記複数の通信端末のそれぞれを用いてコンピュー
タ上に仮想的に実現される1つ又は複数の会議室に参加
して相互に情報を交換することができる通信ネットワー
クが提供される。ここでいう会議室が仮想的な学生寮に
相当し、実際には、インターネット上のBBSやチャッ
トルームがこれに該当する。前記コンピュータには、所
望のキーワードを用いた検索手段を備えており相互に関
連付けされた複数のデータベースであって、前記各参加
者のプロフィールが記憶された参加者データベースと、
この通信ネットワークの利用履歴が記憶された利用履歴
データベースと、前記仮想的な会議室における発言が記
憶された会議室データベースと、を少なくとも含む複数
のデータベースが含まれている。各参加者が前記通信端
末から前記通信回線を介して前記1つ又は複数の仮想的
な会議室に参加することを希望する場合には、前記複数
のデータベースに記憶されたデータをパラメータとして
用いて、当該参加者が参加を許される1つ又は複数の会
議室に振り分けられる。
する通信ネットワークでは、前記1つ又は複数の会議室
決定手段による参加者の振り分けを反復し、その際の各
決定は、前回の決定以後に前記複数のデータベースに新
たに蓄積されたデータを前回の決定の際のデータに追加
したデータをパラメータとして用いて行うことができ
る。各回ごとに異なる方針に基づいて振り分けを行うこ
ともできるし、一貫した方針に基づいて振り分けを反復
することもできる。後者の場合には、振り分けを反復す
るたびに、採用されている方針に基づいて判断すればよ
り好ましい振り分けが得られることになる。
する通信ネットワークでは、各参加者は、同じ会議室に
参加している他の参加者のプロフィールを前記参加者デ
ータベースから自由に検索することができる。また、他
の参加者の過去の発言を前記会議室データベースから自
由に検索することもできる。また、他の参加者の発言に
対する評価を行うことができ、その評価を前記参加者デ
ータベースに記憶しておくことができる。
ネットワークを管理運営する方法も提供される。
つである仮想的な学生寮を実現する通信ネットワークの
基本思想及び全体構想を示す概略図である。以下の説明
では、1つの実施例として、高校生が参加する学生寮を
考えている。しかし、既に述べたように、本発明は、高
校生や学生寮だけに応用されるシステムではなく、仮想
的な交流の場所に参加を望む人間がインターネット接続
環境を有していれば、およそ誰でも参加できるシステム
である。本発明によると、インターネットを含む通信回
線を用いて構成され、そこでは参加者の間で活発なコミ
ュニケーションが行われることが可能であるような仮想
的な交流の場を現出させることができる。
寮は、複数の寮と各寮に含まれる複数の部屋から構成さ
れる。例えば、東寮、西寮、南寮及び北寮の4つの寮が
あって、各寮がそれぞれの階に複数の部屋を有するよう
に構成できる。この学生寮に参加を希望する者は、それ
ぞれが有する特性に応じて1つの部屋に振り分けられ
る。
右側に示されているように、4階建ての建物であり、各
階に4つの部屋があると想定してみる。1つの部屋に複
数人が住むような設定もできるし、すべて個室となるよ
うな設定もできる。ある参加者が、例えば、303号室
に振り分けられると、隣である302号室及び304号
室や、上下の403号室及び203号室の居住者とは心
理的に隣人であるとの感覚が仮想的に生じることにな
る。そのように単なる番号ではなく何らかの意味を有す
るID番号を付与することにより心理的な効果が得ら
れ、隣人間での交流が活発化する可能性があろう。現実
の社会において隣の部屋の人と通路で出会った際に挨拶
を交わすように、仮想の場においても、挨拶を行う等コ
ミュニケーションのきっかけとなりうる。少なくとも、
例えば、単に一次元的なID番号などが与えられること
が多い従来のパソコン通信などと比較すると、交流が活
発化する契機になりうる。
針は、管理運営者が選択することができる。例えば、各
人が現実世界で通っている学校の学力レベルを考慮し
て、似たレベルの別の学校に通う同士を同じ寮や部屋に
振り分けることもできるし、それとは全く逆に、全く異
なるレベルの学校に通う者同士を同じ寮や部屋に振り分
けることもできる。あるいは、できるだけ居住環境の異
なる地域に住んでいる同士を同じ寮や部屋に振り分ける
ことができるし、全く逆の方針に基づいて、できるだけ
似た環境にある者同士を同じ寮や部屋に振り分けること
もできる。類似性を重視するか、多様性に価値を置くか
は、管理者の裁量である。本発明では、参加者が参加を
希望する際に申告する様々な属性をパラメータとして把
握し、所属の振り分けの際にそのパラメータが用いられ
る。どのパラメータをどのように評価するかは、管理者
が、実現させようとしている仮想的な交流場所の特性に
応じて決定することができる。従って、本発明を用いる
と、管理者が希望する集団を構成することができる。
の部屋への振り分けは、管理運営者が適切であると考え
る任意の間隔で反復することができる。そして、各回の
振り分けの際には、前回の振り分け以後にデータベース
DB1−DB3に新たに記録されたデータを用いること
ができる。この際、寮の住人のすべてが新規入寮者とす
ることも可能である。そうすることにより、例えば、寮
内で発言しようとするときの気後れを減少させることが
できる可能性がある。特定の人だけを新たに入寮させ
て、新入寮者歓迎のようなイベントを行うことなどもで
きよう。
うかは、管理運営者が、どのような学生寮を作ろうとし
ているかに左右される。振り分けを行う管理運営者は、
最初の振り分けの際には、参加者データベースDB1の
中の参加者のプロフィールをパラメータとして用いるこ
とができる。本発明による通信システムでは、参加者で
ある高校生が仮想的な会議室に参加して何らかの発言を
すると、その発言内容は会議室データベースDB2にす
べて記録される。また、発言しない場合であっても、特
定の会議室への参加を希望し、その会議室での発言を読
んでいたという事実は利用履歴データベースDB3に記
録される。そして、これらの記録は、次回の振り分けの
際のパラメータとして用いることができる。すなわち、
振り分けに用いられるパラメータは、時間の経過と共に
変化する。
である高校生は、同じ寮に仮想的に住んでいる他の参加
者のプロフィールは、いつでも自由に、参加者データベ
ースDB1において検索することができる。プロフィー
ルには、住所、氏名、学校名、趣味、メールアドレスな
ど、自己申告に基づく情報やそれ以外の活動履歴及び発
言履歴等の情報が含まれうる。プロフィールの変更を参
加者が望む場合には、それを認めることもできるし、客
観性を保つために相当の理由がなければ認めないことも
できる。また、他の参加者の過去の発言内容も、会議室
データベースDB2において検索することができる。こ
の機能が備わっていることにより、本発明による仮想的
な学生寮では、匿名の発言をすることは不可能となり、
どのような発言をする場合であっても、どのような意見
を述べる場合であっても、何寮何号室の誰それという記
名のような状態で行うことを要求される。従って、本発
明における仮想的な学生寮では、発言者が明らかでない
発言というものは存在することはできず、すべての発言
には、必ず、どのようなプロフィールを有し過去におい
てどのような発言を行った特定の参加者によってなされ
たという固有の特性が付随することになる。この機能
は、匿名の発言が結果的にもたらす可能性がある、例え
ば、特定の参加者への根拠のない誹謗及び中傷、全くの
虚偽の報告、別人になりすまして行う発言などを効果的
に排除するという効果を有する。それによって、各参加
者は、安心してこの仮想的学生寮に参加することができ
ることになる。
言者以外の参加者が、例えば5段階の評価をすることが
できる。評価の結果は、数値化された上で会議室データ
ベースDB2に記憶される。数値化された評価は、例え
ば、発言者の個人プロフィールが記憶されたファイルに
追加される。各参加者は、自分の評価であっても他の参
加者の評価であっても、この評価結果を自由に見ること
ができる。管理者は、この記憶されている評価結果を振
り分けの際にもパラメータとして用いることができる。
既に述べたことであるが、本発明では、インターネット
上のBBSやチャットが一般的に備えている特徴を本発
明固有の機能によって修正することにより、参加者にと
って好ましい状況を人為的に創出している。
運営されていく様子が、時間経過を考慮した形式で流れ
図として示されている。システムが開始する(ステップ
201)と、最初に、各参加者は、自分の通信端末(ク
ライアント)から、サーバに対して、本発明による仮想
的な学生寮への参加希望を表明する(ステップ20
2)。これは、メールを送る、又は、特定のウェブ・サ
イトに設けられたフォームに所定の情報を記入すること
によってなされる。参加が認められると、その参加者
は、自己のプロフィールを入力することを求められる
(ステップ203)。プロフィールの内容は、図2にお
いて参加者データベースDB1の右側に書かれているよ
うに、住所、氏名、学校、学年、志望大学、年齢、性
別、趣味等であろう。なお、プロフィールは、参加者デ
ータベースDB1に入力される前に、虚偽の又は誤った
情報が入力されることを回避するために、本発明による
システムの管理運営者であるサーバの側が確認のハガキ
を返送するなどによって、申告内容の確認をすることが
好ましいであろう。
れたプロフィールを用いて、参加を希望している参加者
を特定の寮の特定の部屋に振り分ける(ステップ20
4)。振り分けの際の基準は、特定の学生寮の運営に不
可欠であると判断されたパラメータを用いて行われる。
パラメータとは、既に述べたように、例えば、学力のレ
ベル、居住地域、進学を希望する大学などであるが、参
加者本人の希望を入れることもできるし、全く入れない
こともありうるであろう。振り分けの例が、ステップ2
04の右側に示されている。101から404の数字が
付されている図は、1つの寮内の部屋分けの例である。
既に述べたように、このような部屋番号を設けることに
よって、参加者は、仮想的な場所関係によって他の参加
者に対して心理的な親近感を有することができる。
種の活動がなされる(ステップ205)。例えば、特定
分野ごとに設けられたBBSやチャットルームにおける
意見交換などである。これらの発言内容は、会議室デー
タベースDB2に原則としてすべて記録される。発言し
ない場合であっても、特定の会議室にアクセスして発言
を読んだという事実も利用履歴として記録される。他の
参加者の発言を読んだ者は、その発言を評価することが
できる。この評価は、例えば、5段階の数値として行わ
れ、発言者のプロフィールに追加することができる。誰
がそのような評価を下したのかを明らかにするという構
成も可能である。このように、学生寮における活動内容
は原則としてすべてデータベースに蓄積され、次回の振
り分け(ステップ206)の際のパラメータとして利用
される。つまり、パラメータとして利用できる情報量は
時間経過と共に増加するので、システムの管理運営者
は、時間が経過すればするほど、選択の際の材料を多く
有することになる。
参加したことによって満足を得ているかどうかは、例え
ば、各BBSやチャットルームへの参加の頻度によって
測定することができる。活動が進行し、振り分けが何度
も反復されるにつれて、学生寮ごとの活性度が測定さ
れ、評価がなされる。各BBSの発言履歴やアクセス履
歴を分析することによって参加者の特性を特定し、次回
の振り分けの際に、発言の場としてのBBSを活発化さ
せるのに効果的な方策を講じることもできる。例えば、
キーパーソンとして非常に活発かつ継続的に活動する参
加者を適切に配置することによってあまり発言しないそ
れ以外の参加者の発言を促すこと、参加者の数が特定の
BBSに偏ることを回避すること、必要と判断される場
合には、参加者ではないが管理運営者自身が発言をする
こと、などが考えられる。
がその参加者をキーパーソンと認定したことを告げるこ
とも可能であるし、本人にはその認定を告げずにキーパ
ーソンとしての特定の振り分けをすることも可能であ
る。
ンターネット上に仮想的に存在するBBSやチャットル
ームの長所を維持しながら、従来のBBSやチャットル
ームが有していた問題点を回避することによって、各参
加者が安心して参加することができ、現実世界のような
環境の中で他の参加者と活発に交流することが可能にな
る。本発明による適切な参加者の振り分け、キーパーソ
ン的な参加者の配置などにより、継続的な発言者の数が
増加し、各参加者の発言率も向上し、アクセス率も上昇
するという効果が達成される。
寮を実現する通信ネットワークの基本思想及び全体構想
を示す概略図である。
寮が運営されていく様子を示す流れ図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 コンピュータと前記コンピュータにイン
ターネットを含む通信回線を介して接続された複数の通
信端末とを含み、各参加者が前記複数の通信端末のそれ
ぞれを用いて前記コンピュータ上に仮想的に実現される
1つ又は複数の会議室に参加して相互に情報を交換する
ことができる通信ネットワークであって、 前記コンピュータに含まれ所望のキーワードを用いた検
索手段を備えており相互に関連付けされた複数のデータ
ベースであって、前記各参加者のプロフィールが記憶さ
れた参加者データベースと、この通信ネットワークの利
用履歴が記憶された利用履歴データベースと、前記仮想
的な会議室における発言が記憶された会議室データベー
スと、を少なくとも含む複数のデータベースと、 各参加者が前記通信端末から前記通信回線を介して前記
1つ又は複数の仮想的な会議室に参加することを希望す
る場合には、前記複数のデータベースに記憶されたデー
タをパラメータとして用いて、当該参加者が参加を許さ
れる1つ又は複数の会議室を決定する手段と、 を備えていることを特徴とする通信ネットワーク。 - 【請求項2】 請求項1記載の通信ネットワークにおい
て、前記1つ又は複数の会議室決定手段による会議室の
決定は、前回の決定以後に前記複数のデータベースに新
たに蓄積されたデータを前回の決定の際のデータに追加
したデータをパラメータとして用いて反復されることを
特徴とする通信ネットワーク。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の通信ネット
ワークにおいて、各参加者が同じ会議室に参加している
他の参加者のプロフィールを前記参加者データベースか
ら自由に検索することができる手段を更に備えているこ
とを特徴とする通信ネットワーク。 - 【請求項4】 請求項3記載の通信ネットワークにおい
て、各参加者が参加を許された会議室は当該参加者のプ
ロフィールに含まれることを特徴とする通信ネットワー
ク。 - 【請求項5】 請求項3又は請求項4記載の通信ネット
ワークにおいて、各参加者に他の参加者との相互関係を
表す識別番号を割り当てる手段と、前記識別番号を当該
識別番号が割り当てられている参加者のプロフィールと
して前記参加者データベースに記憶する手段とを更に備
えていることを特徴とする通信ネットワーク。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の任意の請求項
記載の通信ネットワークにおいて、各参加者が同じ会議
室に参加している他の参加者の過去の発言を前記会議室
データベースから自由に検索することができる手段を更
に備えていることを特徴とする通信ネットワーク。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の任意の請求項
記載の通信ネットワークにおいて、各参加者が同じ会議
室に参加している他の参加者の発言を評価する手段と、
前記評価を発言者である参加者のプロフィールとして前
記参加者データベースに記憶する手段とを更に備えてい
ることを特徴とする通信ネットワーク。 - 【請求項8】 コンピュータと前記コンピュータにイン
ターネットを含む通信回線を介して接続された複数の通
信端末とを含み、各参加者が前記複数の通信端末のそれ
ぞれを用いて前記コンピュータ上に仮想的に実現される
1つ又は複数の会議室に参加して相互に情報を交換する
ことができる通信ネットワークの管理方法であって、 前記コンピュータに含まれ所望のキーワードを用いた検
索手段を備えており相互に関連付けされた複数のデータ
ベースであって、前記各参加者のプロフィールが記憶さ
れた参加者データベースと、この通信ネットワークへの
アクセス履歴が記憶された利用履歴データベースと、前
記仮想的な会議室における発言が記憶された会議室デー
タベースと、を少なくとも含む複数のデータベースを時
間の経過と共に更新するステップと、 各参加者が前記通信端末から前記通信回線を介して前記
1つ又は複数の仮想的な会議室に参加することを希望す
る場合には、前記複数のデータベースに記憶されたデー
タをパラメータとして用いて、当該参加者が参加を許さ
れる1つ又は複数の会議室を決定するステップと、 を含むことを特徴とする通信ネットワークの管理方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の方法において、前記1つ
又は複数の会議室決定手段による会議室の決定を反復す
るステップを更に含んでおり、各決定は、前回の決定以
後に前記複数のデータベースに新たに蓄積されたデータ
を前回の決定の際のデータに追加したデータをパラメー
タとして用いて行われることを特徴とする方法。 - 【請求項10】 請求項8又は請求項9記載の方法にお
いて、各参加者が同じ会議室に参加している他の参加者
のプロフィールを前記参加者データベースから自由に検
索するステップを更に含むことを特徴とする方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の方法において、各参
加者が参加を許された会議室は当該参加者のプロフィー
ルに含まれることを特徴とする方法。 - 【請求項12】 請求項10又は請求項11記載の方法
において、各参加者に他の参加者との相互関係を表す識
別番号を割り当てるステップと、前記識別番号を当該識
別番号が割り当てられている参加者のプロフィールとし
て前記参加者データベースに記憶するステップとを更に
含むことを特徴とする方法。 - 【請求項13】 請求項8ないし請求項12の任意の請
求項記載の方法において、各参加者が同じ会議室に参加
している他の参加者の過去の発言を前記会議室データベ
ースから自由に検索するステップを更に含むことを特徴
とする方法。 - 【請求項14】 請求項8ないし請求項13の任意の請
求項記載の方法において、各参加者が同じ会議室に参加
している他の参加者の発言を評価するステップと、前記
評価を発言者である参加者のプロフィールとして前記参
加者データベースに記憶するステップとを更に含むこと
を特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000354028A JP2002157203A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 通信ネットワーク上のコミュニケーションを活性化させるシステム及びそのシステムの運営方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000354028A JP2002157203A (ja) | 2000-11-21 | 2000-11-21 | 通信ネットワーク上のコミュニケーションを活性化させるシステム及びそのシステムの運営方法 |
Publications (1)
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---|---|
JP2002157203A true JP2002157203A (ja) | 2002-05-31 |
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ID=18826689
Family Applications (1)
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Country | Link |
---|---|
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