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JP2002155926A - 小型ヒンジ装置 - Google Patents

小型ヒンジ装置

Info

Publication number
JP2002155926A
JP2002155926A JP2000353639A JP2000353639A JP2002155926A JP 2002155926 A JP2002155926 A JP 2002155926A JP 2000353639 A JP2000353639 A JP 2000353639A JP 2000353639 A JP2000353639 A JP 2000353639A JP 2002155926 A JP2002155926 A JP 2002155926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
shaft
case body
sliding cam
sliding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000353639A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Nagashima
長嶋  勲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Original Assignee
Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Katoh Electrical Machinery Co Ltd filed Critical Katoh Electrical Machinery Co Ltd
Priority to JP2000353639A priority Critical patent/JP2002155926A/ja
Publication of JP2002155926A publication Critical patent/JP2002155926A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】所定開成角度からの自動開成動作と、所定の閉
成角度からの自動閉成動作をスムーズに行うことのでき
る、小型ヒンジ装置を提供する。 【解決手段】スライディングカム13と固定カムとの互
いの対向面に設けられたカム機構20と、シャフト5に
対しスライディングカムの回転を拘束させつつ回転可能
に取り付けられた回り止め付きのケース体17と、ケー
ス体をシャフトから抜け出ないように係止する係止手段
18と、スライディングカムを固定カム10側へ圧接さ
せるために、シャフトに環巻きさせつつケース体とスラ
イディングカムとの間に弾設した弾性手段19とを有
し、カム機構は、互いに圧接嵌合し合う凹部8と凸部7
で構成されており、各凹部と凸部は互いに一方の凹部或
は凸部と圧設する平坦部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相対的に開閉可
能な第1の部材と第2の部材を有する小型モバイル機
器、とくに携帯用電話機に用いて好適な小型ヒンジ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型モバイル、とくに固定側筐体
(キーボード本体)と可動側筐体(ディスプレー体)と
を開閉可能に連結する2つ折りタイプの携帯用電話機の
小型ヒンジ装置として、特開2000−17932号に
示されたように、シャフトと、このシャフトの一端部に
一体に設けられた固定カムと、前記シャフトに対して軸
方向へ摺動可能かつ回転可能に取り付けられたスライデ
ィングカムと、このスライディングカムと前記固定カム
との互いの対向面に設けられたカム機構と、前記スライ
ディングカムを内部に回転を拘束させつつ収容し、前記
シャフトに対し回転可能に取り付けられた回り止め付き
のケース体と、このケース体を前記シャフトから抜け出
ないように係止する係止手段と、前記スライディングカ
ムを前記固定カム側へ圧接させるために、前記シャフト
に環巻きさせつつ前記ケース体と前記スライディングカ
ムとの間に弾設した弾性手段とから成り、前記カム機構
を構成する凸部と凹部の形状が固定カム側とスライディ
ングカム側とで著しく異なる小型ヒンジ装置が公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知の小
型ヒンジ装置は、スライディングカムがその外形と似た
形状の収装穴を有するケース体内に収容されることか
ら、互いの接触面積が大きく軸方向へ摺動する際に大き
な抵抗に遭遇し、円滑な摺動ができないという問題があ
った。
【0004】また、上述した従来公知の小型ヒンジ装置
は、カム機構として固定カムとスライディングカムに設
ける各凸部と凹部の形状が異なるため、固定側筐体に対
する可動側筐体の所定範囲の開閉角度での安定停止、及
び所定の開成角度からの自動開成動作、並びに所定の閉
成角度からの自動閉成動作(吸い込み動作)が全くでき
ないか、1つか2つの動作のみしかできないという問題
もあった。
【0005】この発明の目的は、部品点数の少ない簡単
な構成で、スライディングカムの円滑な摺動を促して操
作性の良い小型モバイル、とくに携帯用電話機の小型ヒ
ンジ装置を提供せんとするにある。
【0006】この発明の次の目的は、固定側筐体と可動
側筐体の相対的な開閉動作時における中間開閉角度での
フリーストップと、所定開成角度からの自動開成動作
と、所定の閉成角度からの自動閉成動作をスムーズに行
うことのできる、小型ヒンジ装置を提供せんとするにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ためにこの発明は、シャフトと、このシャフトの一端部
に一体に設けられた固定カムと、前記シャフトに対して
軸方向へ摺動可能かつ回転可能に取り付けられたスライ
ディングカムと、このスライディングカムと前記固定カ
ムとの互いの対向面に設けられたカム機構と、前記シャ
フトに対し前記スライディングカムの回転を拘束させつ
つ回転可能に取り付けられた回り止め付きのケース体
と、このケース体を前記シャフトから抜け出ないように
係止する係止手段と、前記スライディングカムを前記固
定カム側へ圧接させるために、前記シャフトに環巻きさ
せつつ前記ケース体と前記スライディングカムとの間に
弾設した弾性手段とを有し、前記カム機構は、互いに圧
接嵌合し合う凹部と凸部で構成されており、この各凹部
と凸部は互いに一方の凹部或は凸部と圧設する平坦部を
有することを特徴とする。
【0008】この発明はまた、シャフトと、このシャフ
トの一端部側に回転を拘束されて軸方向へ抜け出ないよ
うに係止された固定カムと、前記シャフトに対して軸方
向へ摺動可能かつ回転可能に取り付けられたスライディ
ングカムと、このスライディングカムと前記固定カムと
の間の互いの対向面に設けられたカム機構と、前記回転
シャフトに対し前記スライディングカムの回転を拘束さ
せつつ回転可能に取り付けられた回り止め付きのケース
体と、このケース体を前記回転シャフトから抜け出ない
ように係止する係止手段と、前記スライディングカムを
前記固定カム側へ圧接するために、前記シャフトに還巻
きさせつつ前記ケース体と前記スライディングカムとの
間に弾設した弾性手段とを有し、前記カム機構は、互い
に圧接嵌合し合う凹部と凸部で構成されており、この各
凹部と凸部は互いに一方の凹部或は凸部と圧設する平坦
部を有することを特徴とする。
【0009】以上いずれの場合にもこの発明は、前記ス
ライディングカムをケース体に対して摺動可能に拘束す
る手段が、前記スライディングカムか或はケース体のい
ずれか一方の軸方向へ突設したキー部と、前記スライデ
ィングカムか或はケース体のいずれか他方に設けられた
前記キー部を収容するキー溝であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】添付した図面はこの発明の一実施
の形態を示し、図1乃至図2はこの発明に係る小型ヒン
ジ装置を使用した小型モバイル機器としての携帯用電話
機1の側面図と平面図を示し、指示記号2は第1の部材
としての固定側筐体(通常はキーボード本体)、指示記
号3は第2の部材としての可動側筐体(通常はディスプ
レー体)を示している。この発明に係る小型ヒンジ装置
は一対用いられ、固定側筐体2と可動側筐体3の各々の
取付部2aと3aの間に取り付けられ、両者を相対的に
回動可能に連結している。
【0011】この明細書では、第1の部材を固定側筐体
とし、第2の部材を可動側筐体としているが、携帯用電
話機のように、固定側筐体を片手で持って固定させ、も
う一方の手で可動側筐体を開く場合を想定したもので、
両者が相対的に開閉される場合も当然に予測している。
【0012】携帯用電話機1に一対用いられているこの
発明に係る小型ヒンジ装置4,4は、とくに図2に示し
たように、構造は同じものであるので、その一方のみの
構成を図3乃至図17に基いて説明する。
【0013】図3乃至図6によれば、指示記号5のもの
はシャフトであり、このシャフト5はとくに図7乃至図
9に示したように、軸部6と、この軸部6の一端部側に
は、半径方向へ突出し軸方向へ180°間隔で設けた各
一対の凸部7と凹部8から成るカム部9を設けた固定カ
ム10が設けられると共に、軸部6の他端部側には係止
フランジ部11と周溝12が設けられている。尚、固定
カム10の外周には回り止め部10a,10a…が設け
られている。この回り止め部10a,10a…付きの固
定カム10は、図3乃至図4に示したように、可動側筐
体3側の取付部3aに設けた変形取付穴3bと嵌合して
いる。
【0014】図3乃至図6と図10乃至図13によれ
ば、このシャフト5の軸部6には、この軸部6をその中
心部に設けた挿通孔13aに挿通させつつ、固定カム1
0と対向する側の軸方向へ180°間隔で設けた各一対
の凸部14と凹部15から成るカム部16を有するスラ
イディングカム13が、軸部6を中心に回転可能かつ軸
方向へ摺動可能に取り付けられている。そして、固定カ
ム10の凸部7と凹部8から成るカム部9及びスライデ
ィングカム13の凸部14と凹部15から成るカム部1
6でカム機構20を構成している。
【0015】スライディングカム13は、その外周の1
80°間隔を離した位置にキー部13b,13bを軸方
向へ突設してあり、このキー部13b,13bは図3乃
至図6と図14乃至図17に示したように、同じくその
中心部に設けた挿通孔17aへシャフト5の軸部6を挿
通させつつ、回転可能に該軸部6へ取り付けられたケー
ス体17に180°間隔を空けて設けたキー溝17b,
17bと嵌合している。シャフト5の周溝12には、係
止リング18が嵌着されると共に、ケース体17の外周
には、回り止め部17c,17c…が設けられている。
この回り止め部17c,17c…を設けたケース体17
は、図3乃至図4に示したように、固定側筐体2側の取
付部2aに設けた変形取付孔2bと嵌合しており、可動
側筐体3と固定側筐体2が相対的に開閉される場合に
は、可動側筐体の開閉動作と共に回動する。
【0016】図3乃至図6に示したように、スライディ
ングカム13とケース体17との間には、シャフト5の
軸部6の外周に還巻きさせてコンプレッションスプリン
グ19が弾設され、スライディングカム13を常に固定
カム10側へ圧接させている。各カム部9,16の凸部
7,14と凹部8,15は互いに相補形状に形成してあ
る。とくに、図7と図9及び図10乃至図13に示した
ように、各々の頂部7a,7a・14a,14aと底部
8a,8a・15a,15aを互いに平坦に形成してあ
り、各々の頂部7a,7aと14a,14aが圧接する
時には、安定したフリクショントルクを創出するように
構成されている。尚、指示記号21のものは、シャフト
5の係止フランジ部11に取り付けたキャップである。
【0017】したがって、図1に示したように、固定側
筐体2と可動側筐体3が2つ折りに閉じられている状態
においては、図3乃至図5に示したように、固定カム1
0の凹部8は、スライディングカム13の凸部14へ、
固定カム10の凸部7はスライディングカム13の凹部
15へ互いに落ち込んでおり、これをコンプレッション
スプリング19が互いに圧接させているので、可動側筐
体3は固定側筐体2に対し安定した閉成状態を保ってい
る。
【0018】今、固定側筐体2を片手に持って可動側筐
体3を開くと、図18に示したように、最初の20°の
開成角度までは固定カム10がシャフト5と共に回動
し、該スライディングカム13の凸部14がコンプレッ
ションスプリング19の押圧力に抗して固定カム10の
凹部8より脱出しようとし、固定カム10の凸部7がス
ライディングカム13の凹部15より脱出する際の抵抗
力に遭遇するが、可動側筐体3は開かれる。
【0019】図18に示したように、可動側筐体3が2
0°まで開かれると、固定カム10とスライディングカ
ム13の互いの凸部7と14が互いの凹部8と15より
脱出し、互いの平坦な頂部7aと14aの同士が圧接す
るフリーストップ領域となるので、安定したフリクショ
ントルクが発生し、可動側筐体3を固定側筐体2に対し
てフリーストップに停止させつつ開閉させることが可能
となる。
【0020】可動側筐体3が固定側筐体2に対し150
°まで開かれると、固定カム10とスライディングカム
13の各凸部7と14は、再び凹部8と15に落ち込
み、その際にスライディングカム13を固定カム10側
へ押圧しているコンプレッションスプリング19の押圧
力により、可動側筐体3は各凸部7と14が凹部8と1
5内に完全に落ち込む170°まで自動的に開かれる。
【0021】170°まで開いた可動側筐体3は、さら
に180°まで開かれそこで図示してないストッパー手
段によって停止する。この可動側筐体3を閉じる際に
は、170°のところで固定カム10とスライディング
カム13の各凸部7と14が凹部8と15を脱出する際
の抵抗に遭遇するが、150°まで閉じられると、図6
に示したように各凸部7と凸部14が互いに圧接するフ
リーストップ領域となる。20°まで閉じられると、各
凸部7と14が再び各凹部8と15内に落ち込み、コン
プレッションスプリング19がスライディングカム13
を固定カム10側へ押圧している押圧力により、可動側
筐体3は固定側筐体2に対して自動的に閉じられ、図3
乃至図5に示した状態となる。
【0022】図19はこの発明に係る小型ヒンジ装置の
他の実施の形態を示す。この実施の形態に係る小型ヒン
ジ装置30を構成するシャフト21の一端部側には、先
の実施の形態に示したケース体17と同じ機能を持つケ
ース体22が一体に設けられており、このケース体22
の外周には回り止め部22aが設けられている。先の実
施の形態で示した固定カム10と同じ機能を持つ固定カ
ム23は、シャフト21より分離独立された上で、その
中心部軸方向に設けた断面略矩形状の変形挿通孔23a
へシャフト21に設けた同じく断面矩形状の変形軸部2
1bを挿通係合させた上で周溝24へ嵌着させた係止リ
ング25でシャフト21より抜け出ないように係止され
る構成となっている。尚、この固定カム23の外周に回
り止め部23bが設けられている。
【0023】固定カム23とケース体22との間には、
その中心部に設けた挿通孔26aへシャフト21の円形
軸部21aを回転可能に挿通させてスライディングカム
26が軸方向へ摺動可能かつシャフト21の軸回りに回
転可能に配置されている。そして、スライディングカム
26とケース体22との間には、シャフト21の外周還
巻きさせてコンプレッションスプリング27が弾設さ
れ、スライディングカム26を固定カム23側へ圧接さ
せている。尚、指示記号21cの係止フランジと指示記
号28のキャップ及びカム機構29は、先の実施の形態
のものと同じである。
【0024】その他、固定カム23側とスライディング
カム26側に設ける凸部23c,26bと凹部23d,
26cの形状、配置及びスライディングカム26のキー
部26dとケース体22側のキー溝22b等は、先の実
施の形態のものと同じである。このように実施しても、
この発明の目的は達成できる。尚、この実施の形態にお
いて、ケース体22はシャフト21及びキャップ28と
一体に構成しても良く、或はケース体22をシャフト2
1と一体に形成しないで別体とし、その中心部軸方向に
挿通孔を形成させてシャフト21の他端部側を挿通さ
せ、該シャフト21に設けた周溝に係止させた係止リン
グでシャフトの軸方向へ抜け出ないように構成しても良
い。この場合には、キャップ28は先の実施の形態及び
図19に示したものと同じようになる。
【0025】尚、以上の各実施の形態において、各固定
カムとスライディングカムに設けた各凸部の頂部は、両
方共に平坦ではなく、一方のみを平坦とし、他方のもの
を山形状としても良いであろう。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
次のような効果を奏し得る。
【0027】請求項1のように構成すると、回り止め付
きの固定カムを一体に設けたシャフトと、このシャフト
に対して回転可能かつ軸方向へ摺動可能に取り付けられ
たスライディングカムと、このスライディングカムと前
記固定カムの対向面に設けられたカム機構と、前記シャ
フトの固定カムとは反対側に係止された回り止め付きの
ケース体と、このケース体と前記スライディングカムと
の間に弾設されたコンプレッションスプリングという構
成部品の少ない簡単な構成で、相対的に開閉される固定
側筐体と可動側筐体を所定の開閉角度から安定的にフリ
ーストップに停止でき、所定の開成角度から自動的に開
かしめることができ、さらに所定の閉成角度から自動的
に閉じさせる機能を持つ小型ヒンジ装置を提供できるの
で、とくに2つ折りタイプの携帯用電話機の開閉用ヒン
ジとして安価に提供できるという効果を奏し得る。
【0028】請求項2のように構成すると、固定カムは
シャフトと一体ではなく、ケース体をシャフトと一体に
することによって構成は一部異なるも、請求項1のもの
と同じ数の部品点数で請求項1のものと同じ効果を奏し
得る。
【0029】請求項3のように構成すると、請求項1乃
至2のそれぞれと同じ効果を奏することができる上に、
簡単な構成でスライディングカムをケース体に拘束させ
て一体に回転させることができ、スライディングカムを
軸方向へ円滑に摺動させることができるという効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る小型ヒンジ装置を組み込んだ携
帯用電話機の動作を説明する説明図である。
【図2】この発明に係る小型ヒンジ装置の可動側筐体を
固定側筐体に対して開いて見た平面図である。
【図3】図2に示した状態において、この発明に係る小
型ヒンジ装置の部分を拡大して見た一部断面平面図であ
る。
【図4】図3の状態を正面から見た一部断面正面図であ
る。
【図5】図4の状態における小型ヒンジ装置の一部断面
図である。
【図6】この発明に係る小型ヒンジ装置の動作を説明す
るための説明図である。
【図7】シャフトの正面図である。
【図8】シャフトの平面図である。
【図9】シャフトの右側面図である。
【図10】スライディングカムの正面図である。
【図11】スライディングカムの平面図である。
【図12】スライディングカムの左側面図である。
【図13】スライディングカムの平面断面図である。
【図14】ケースの正面図である。
【図15】ケースの平面図である。
【図16】ケースの左側面図である。
【図17】ケースの平面断面図である。
【図18】この発明に係る小型ヒンジ装置のトルク特性
図である。
【図19】この発明に係る小型ヒンジ装置の他の実施の
形態を説明するための分解図である。
【符号の説明】
1 携帯用電話機 2 固定側筐体 3 可動側筐体 4,30 小型ヒンジ装置 5,21 シャフト 6 軸部 7,23c 凸部 7a 頂部 8,23d 凹部 8a 底部 9 カム部 10,23 固定カム 10a,23b 回り止め部 12 周溝 13,26 スライディングカム 13a 挿通孔 13b,26d キー部 14,26b 凸部 14a 頂部 15,26c 凹部 15a 底部 16 カム部 17,22 ケース体 17a 挿通孔 17b,22b キー溝 17c,22a 回り止め部 18 係止リング 19,27 コンプレッションスプリング 20,29 カム機構 24 周溝 25 係止リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトと、このシャフトの一端部に一
    体に設けられた固定カムと、前記シャフトに対して軸方
    向へ摺動可能かつ回転可能に取り付けられたスライディ
    ングカムと、このスライディングカムと前記固定カムと
    の互いの対向面に設けられたカム機構と、前記シャフト
    に対し前記スライディングカムの回転を拘束させつつ回
    転可能に取り付けられた回り止め付きのケース体と、こ
    のケース体を前記シャフトから抜け出ないように係止す
    る係止手段と、前記スライディングカムを前記固定カム
    側へ圧接させるために、前記シャフトに環巻きさせつつ
    前記ケース体と前記スライディングカムとの間に弾設し
    た弾性手段とを有し、前記カム機構は、互いに圧接嵌合
    し合う凹部と凸部で構成されており、この各凹部と凸部
    は互いに一方の凹部或は凸部と圧設する平坦部を有する
    ことを特徴とする、小型ヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 シャフトと、このシャフトの一端部側に
    回転を拘束されて軸方向へ抜け出ないように係止された
    固定カムと、前記シャフトに対して軸方向へ摺動可能か
    つ回転可能に取り付けられたスライディングカムと、こ
    のスライディングカムと前記固定カムとの間の互いの対
    向面に設けられたカム機構と、前記回転シャフトに対し
    前記スライディングカムの回転を拘束させつつ回転可能
    に取り付けられた回り止め付きのケース体と、このケー
    ス体を前記回転シャフトから抜け出ないように係止する
    係止手段と、前記スライディングカムを前記固定カム側
    へ圧接するために、前記シャフトに還巻きさせつつ前記
    ケース体と前記スライディングカムとの間に弾設した弾
    性手段とを有し、前記カム機構は、互いに圧接嵌合し合
    う凹部と凸部で構成されており、この各凹部と凸部は互
    いに一方の凹部或は凸部と圧設する平坦部を有すること
    を特徴とする、小型ヒンジ装置。
  3. 【請求項3】 前記スライディングカムをケース体に対
    して摺動可能に拘束する手段が、前記スライディングカ
    ムか或はケース体のいずれか一方の軸方向へ突設したキ
    ー部と、前記スライディングカムか或はケース体のいず
    れか他方に設けられた前記キー部を収容する溝部である
    ことを特徴とする、請求項1乃至2のいずれかに記載の
    小型ヒンジ装置。
JP2000353639A 2000-11-20 2000-11-20 小型ヒンジ装置 Pending JP2002155926A (ja)

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