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JP2002153380A - 調理加熱装置 - Google Patents

調理加熱装置

Info

Publication number
JP2002153380A
JP2002153380A JP2000350843A JP2000350843A JP2002153380A JP 2002153380 A JP2002153380 A JP 2002153380A JP 2000350843 A JP2000350843 A JP 2000350843A JP 2000350843 A JP2000350843 A JP 2000350843A JP 2002153380 A JP2002153380 A JP 2002153380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
saturated steam
heating device
saturated
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000350843A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoaki Uemura
元昭 植村
Jiro Hayashi
治郎 林
Hiroshi Sugita
弘 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakanishi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Nakanishi Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakanishi Mfg Co Ltd filed Critical Nakanishi Mfg Co Ltd
Priority to JP2000350843A priority Critical patent/JP2002153380A/ja
Publication of JP2002153380A publication Critical patent/JP2002153380A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Induction Heating (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱室の扉の開閉に伴う熱風の影響のない調理
加熱装置を提供する。 【解決手段】 金属製の給水タンク14の外周に巻設さ
れたコイル15に共振電流を通電し、給水タンク14内
の水16を加熱して飽和蒸気19を発生する飽和蒸気発
生ボイラ2と、この飽和蒸気発生ボイラ2と飽和蒸気供
給管20を介して接続された筒状の金属体27の外周に
巻設された中空コイル28に共振電流を通電することに
より飽和蒸気発生ボイラ2から供給される飽和蒸気19
を加熱して過熱蒸気29に変成する飽和蒸気加熱装置3
と、搬送面が通気性を有し、食材6を搬送する食材搬送
装置5および飽和蒸気加熱装置3と過熱蒸気供給管30
を介して接続され、食材搬送装置5内に過熱蒸気29を
噴き出す過熱蒸気噴出装置9が設けられた熱室1と、こ
の熱室1内と飽和蒸気供給管20との間に接続され、熱
室1内の蒸気を回収する蒸気回収管11とを備える調理
加熱装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、調理加熱装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば冷凍食品などの食材への熱
作用性を向上させるため、燃焼バーナから発生する熱気
を送風機によって熱風として送り出し、食材を加熱する
ものがあった。しかし、乾燥した熱風のみでは、大量の
食材を限られた時間に一定温度に加熱するのは困難で、
温度の仕上がり状態の食材において温度のバラツキが生
じていた。
【0003】そこで、上述の課題を解決するものとし
て、特開平6−129642号公報に示されるような、
バーナの燃焼空気送り出す熱風送風手段に蒸気を混入
し、熱気体の熱容量を大きくして食材を短時間に加熱す
るようにしたスチームコンベクションオーブンや、特開
平9−126460号公報に示されるように、熱風に熱
気を混合して使用する際、作業者が熱室の扉を開閉する
場合の混合熱気体の熱室外への放出と、作業者の安全確
保の観点から扉開閉検出器と強制排気装置とを連動させ
るようにしたスチームコンベクションオーブンが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
チームコンベクションオーブンは、大量の食材の加熱を
短時間に行うことができるという利点があるものの、食
材に応じた蒸気の混合比率の設定が難しいといった問題
がある。すなわち、例えば魚の焼き物の場合、柔らかく
蒸し焼きに近い状態に焼き上げることが要求され、ま
た、肉類を焼く場合、硬く表面がこんがりとした状態に
焼き上げることが要求されるが、従来のスチームコンベ
クションオーブンは、食材の種類に応じて蒸気と熱風と
の混合比率を変える操作が難しいという問題がある。そ
して、スチームコンベクションオーブンは、蒸気発生ボ
イラが必要であり設備が大型化し、燃焼バーナから排出
されるNOX に対する配慮が必要になるとともに、上記
特開平9−126460号公報におけるような熱室の扉
を開閉する場合の蒸気の放出に対する対策なども必要で
ある。
【0005】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、蒸気の持つ特性を十二分に活用
することにより、大量かつ種類の多い食材を短時間に加
熱することができるとともに、食材の種類に応じて蒸気
と熱風との混合比率を変えるといった煩わしい操作やN
X 対策が不要であり、熱室の扉の開閉に伴う熱風の影
響のない使い勝手に優れた調理加熱装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の調理加熱装置は、金属製の給水タンクの
外周にコイルが巻設され、このコイルに共振電流を通電
することにより給水タンク内の水を加熱して飽和蒸気を
発生する飽和蒸気発生ボイラと、この飽和蒸気発生ボイ
ラと飽和蒸気供給管を介して接続された筒状の金属体の
外周に中空コイルが巻設され、この中空コイルに共振電
流を通電することにより飽和蒸気発生ボイラから供給さ
れる飽和蒸気を加熱して過熱蒸気に変成する飽和蒸気加
熱装置と、搬送面が通気性を有し、食材を入口側から出
口側に搬送する食材搬送装置および前記飽和蒸気加熱装
置と過熱蒸気供給管を介して接続され、前記食材搬送装
置の上方および下方から過熱蒸気を噴き出す過熱蒸気噴
出装置が内部に設けられた熱室と、この熱室内と前記飽
和蒸気供給管との間に接続され、熱室内の蒸気を回収す
る蒸気回収管とを備えるとともに、前記熱室の少なくと
も出口側には熱室内から熱室外に流出する過熱蒸気を閉
じ込めるためのフードが取り付けられてなることを特徴
としている。
【0007】上記構成の調理加熱装置においては、飽和
蒸気発生ボイラの金属製の給水タンクに水道水のような
上水を供給し、給水タンクの外周に巻設されたコイルに
共振電流を供給することにより給水タンクが発熱し、内
部の上水が加熱されて飽和蒸気が発生する。
【0008】前記飽和蒸気は、飽和蒸気供給管を経て飽
和蒸気加熱装置に送られる。この飽和蒸気加熱装置にお
いては、その筒状の金属体の外周に巻設された中空コイ
ルに共振電流を供給することにより金属体が発熱し、前
記飽和蒸気が加熱されて飽和蒸気とは異なった性質を有
する過熱蒸気になる。
【0009】前記過熱蒸気は、過熱蒸気供給管を経て熱
室内の過熱蒸気噴出装置に送られ、熱室内に配置された
食材搬送装置の上下両側から噴き出され、食材搬送装置
に載置されている食材に直接的に熱作用を及ぼすととも
に、熱室内に充満して食材の外部から内部に向かって間
接的に熱作用を及ぼす。この過熱蒸気は、熱室内に連続
的に供給されるが、常圧下で生成されるため、非常に軽
く、その加熱度に比べて熱総量の増加率が低く、含有酸
素量も少ないため、熱室内に充満しやすく、熱伝達速度
も速くなり、食材の表層部のみを焦がすことなく、外層
部に浸透して、食材の内部温度を上げ、表層部の水分の
みを最も多く蒸発させることができるので、表面がこん
がりとして内部がジューシィな焼き上がりを実現するこ
とができる。
【0010】そして、前記過熱蒸気は、軽量気体である
ため熱室内に充満しやすく、熱室内の過熱蒸気密度が上
昇すると、熱室に接続された蒸気回収管を経て前記飽和
蒸気供給管内に設けられた例えばエジェクタよりなる蒸
気回収手段に戻り、この蒸気回収手段を経て飽和蒸気発
生ボイラに戻るので、熱効率の高い加熱サイクルを実現
することができる。
【0011】飽和蒸気は、通常、湯気という形で目視す
ることができ、湿度の多い比較的重い気体である。この
飽和蒸気は、加熱されて温度が上昇し、180℃前後で
その性質が変化し、軽量で含有酸素量が少ないというこ
とが大阪市立大学の野村教授により研究報告がなされて
いる(逆転点理論)。この飽和蒸気の温度を上昇させる
には、飽和蒸気の圧力を上げるか、圧力を一定にして一
定量の体積を確保することで実現することができる(シ
ャルルの法則)。
【0012】そして、熱室内の蒸気回収管によって回収
されない過熱蒸気は、熱室の入口側および/または出口
側から熱室外に流出するが、この入口側および出口側に
フードを設けたことによって、軽量の過熱蒸気はフード
内に籠り、特に、出口側のフードに籠った過熱蒸気が熱
室から出た食材を包み込み、これに対して熱作用を及ぼ
す。さらに、過熱蒸気は、大気に接触すると瞬時に飽和
蒸気に戻る性質があるが、前記フード内に籠って食材を
包み込んでいた過熱蒸気が大気に触れて飽和蒸気に戻る
際に熱を放出し、この熱が食材に作用してこれを冷めに
くくする。
【0013】上述の事象は、以下のように説明すること
ができる。すなわち、湿っている飽和蒸気は過熱状態で
その容積は膨張する。一定の圧力の下で過熱蒸気の容積
を求めると、今、飽和蒸気1kgの体積をVsとし、V
を同じ圧力の過熱蒸気1kgの容積とし、過熱度をtと
すると、 V=Vs×(1+0.0027t) という関係が成り立つ。
【0014】そして、170℃の蒸気(逆転点を迎える
前の過熱蒸気/100℃以上の蒸気を過熱蒸気と定義す
る)を220℃に上昇させると、図6に示すような熱量
分布となる。上記体積の上昇率と、熱量の上昇率とを比
較すると、前者が後者を上回り、その結果、容積当たり
の含有熱量は過熱蒸気の方が飽和蒸気よりも減少する。
したがって、飽和蒸気が大気に接触して飽和蒸気に戻る
際、飽和蒸気が食材を包み込んでいれば、食材の温度が
さらに上昇するのである。
【0015】また、上述のように、この発明では、金属
体の中で一定の体積を確保し、この金属体を誘導加熱の
原理で発熱させることにより、常圧の下で飽和蒸気の温
度を上昇させて過熱蒸気を発生させることができるの
で、熱室の扉を開閉しても過熱蒸気の熱室外への流出が
少なく、作業者への影響はほとんど皆無になる。
【0016】そして、請求項2に記載してあるように、
飽和蒸気加熱装置の中空コイルの中空部を流れた冷却水
を給水タンクおよび/または給水タンクとは別に設けら
れた貯水タンクに供給に供給するようにしてもよい。こ
のようにした場合、給水タンクへの給水量の節約が図れ
るとともに、中空コイルを冷却した冷却水が中空コイル
の磁力によって磁化され、より軟水化されるので、これ
を貯水タンクに供給することにより、煮炊き用の調理水
としての利用が可能になるなど、冷却水の利用効率が向
上する。
【0017】また、請求項3に記載してあるように、飽
和蒸気供給管の蒸気回収管より下流側に三方切換弁を、
その第1のポートおよび第2のポートが飽和蒸気供給管
に接続され、第3のポートが給水タンクに接続されるよ
うにして設けてもよい。このようにした場合、飽和蒸気
供給管からの飽和蒸気を給水タンクに供給されるように
流路切り換えを行うとともに、飽和蒸気発生ボイラおよ
び飽和蒸気加熱装置における加熱を停止することによ
り、熱室内の蒸気が回収され、熱室内の温度を素早く低
下させることができ、焼き操作から蒸し操作への素早い
切り換えが可能になり、幅広い調理温度に対応すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。図1〜図4は、この発明の一つ
の実施の形態を示す。まず、図1〜図3は、この発明の
調理加熱装置の一例を示す図で、この調理加熱装置は、
主として、熱室1、飽和蒸気発生ボイラ2および飽和蒸
気加熱装置3によって構成されている。
【0019】まず、熱室1の構成を説明すると、この熱
室1は、図1および図2に示すように、調理加熱装置本
体4の上部に設けられており、例えば1000mm×1
000mm×500mm程度の大きさで、その内部には
一端側(入口側)Aから他端側(出口側)Bに貫通する
ようにして食材搬送装置としてのコンベア5が水平に横
設されている。このコンベア5は、食材6を直にあるい
はトレイ7に収容した状態で搬送するもので、その搬送
面(載置面)は網目状または所定間隔に配置されたバー
によって通気性を有するように構成されている。8はコ
ンベア5の駆動用モータである。
【0020】そして、前記熱室1の内部のコンベア5の
上方および下方の適宜位置には、過熱蒸気29をコンベ
ア5に向けて噴出する過熱蒸気噴出装置としての噴出管
9a,9bがコンベア5の搬送方向と直交する方向に、
その搬送方向において適宜の間隔をおいて複数設けられ
ている。この噴出管9a,9bは、それらの上流側にお
いて過熱蒸気供給管30に接続され、各噴出管9a,9
bには、図2において拡大図示するように、噴出孔10
a,10b,10cが管の中心部Oを中心とする中心角
αが15°となるように、噴出管9a,9bの長手方向
多数開設されている。すなわち、コンベア5の上方に設
けられる噴出管9aは、真ん中の噴出孔10aが最下位
になるように、また、コンベア5の下方に設けられる噴
出管9bは、真ん中の噴出孔10aが最上位になるよう
に配置されている。また、上側の噴出管9aと下側の噴
出管9bは、コンベア5の横設方向において、互いに対
応しないように、互いに異なる位置に配置されている。
【0021】また、前記熱室1の天井部の入口側A、出
口側Bには二つの蒸気回収管11の端部が熱室1内に臨
むようにして開口11aしている。この二つの蒸気回収
管11は途中で合流し、飽和蒸気供給管20に接続され
ている。そして、熱室1内の適宜の箇所には、熱室1内
の温度を検出する温度センサ12が複数設けられてお
り、その検出出力はコントローラ35に入力される。
【0022】さらに、前記熱室1の入口側A、出口側B
の外部のそれぞれには、コンベア5よりも上方にフード
13a,13bが突設されている。このフード13a,
13bは、熱室1内から熱室1外に流出する過熱蒸気2
9を閉じ込めるためのもので、その奥行き寸法は、熱室
1のそれとほぼ同じになるように形成されている。
【0023】次に、飽和蒸気発生ボイラ2の構成を説明
すると、この飽和蒸気発生ボイラ2は、図1および図3
に示すように、調理加熱装置本体4の外部であってその
近傍に設けられており、適宜の金属よりなる筒状の給水
タンク14と、この給水タンク14の外周に巻設される
コイル15とからなり、水16を加熱して飽和蒸気19
を発生させるもので、例えば10kw程度の加熱出力を
備えている。
【0024】前記給水タンク14には、その下端側に水
道水などの水16を供給する管17が接続されるととも
に、三方切換弁25に接続された連結管26、および、
飽和蒸気加熱装置3の中空コイル28を冷却した水が流
れる冷却水回収管32が接続されている。なお、水供給
管17には適宜の調整弁(図示していない)が設けられ
ており、例えば1L/分の割合で水16が供給される。
【0025】そして、給水タンク14の内部には、供給
された水16の水位を検出する水位計18が設けられて
おり、その検出出力はコントローラ35に出力される。
そして、給水タンク14の上部には蓋14aが設けら
れ、この蓋14aには、給水タンク14内で発生した飽
和蒸気19を導出しこれを飽和蒸気加熱装置3に供給す
るための飽和蒸気供給管20が接続されている。なお、
14bは蒸気の流通孔が開設された内蓋である。
【0026】また、前記コイル15には、インバータ回
路および制御部よりなる電源部21から所定の共振電流
が供給されるとともに、送風機(図示していない)によ
って適宜冷却されるようにしてある。なお、図1におい
て、22はガラス系素材よりなる電気絶縁被覆層、23
は放熱フィンである。
【0027】さらに、前記飽和蒸気供給管20には、そ
の上流側にエジェクタなどの回収手段24が設けられる
とともに、この回収手段24の下流に三方電磁弁などの
三方切換弁25が設けられている。この三方切換弁25
は、その第1のポート25aが回収手段24側に、第2
のポート25bが飽和蒸気加熱装置3側にそれぞれ接続
され、第3のポート25cは連結管26を介して給水タ
ンク14の下部に接続されており、常時(電源オフ時)
は、第1のポート25aと第2のポート25bとが連通
している。
【0028】そして、飽和蒸気加熱装置3の構成を説明
すると、この飽和蒸気加熱装置3は、図1〜図3に示す
ように、調理加熱装置本体4内の熱室1の下方に二つ設
けられており、いずれの飽和蒸気加熱装置3も、筒状の
金属体27とその外周に巻設される中空コイル28とか
らなり、飽和蒸気発生ボイラ2側から供給される飽和蒸
気19を加熱してこれを過熱蒸気29に変成するように
構成されており、例えば5kw程度の加熱出力を備えて
いる。
【0029】すなわち、前記金属体27は、筒体27a
の上下両端部に蓋27b,27cを設けてなるもので、
底蓋27bには飽和蒸気供給管20が連通接続され、上
蓋27cには過熱蒸気29を熱室1側に供給する過熱蒸
気供給管30が連通接続されている。
【0030】そして、前記中空コイル28は、内部が空
洞の線材よりなり、この内部空間に冷却水(例えば水道
水)を流すことにより、中空コイル28を冷却できるよ
うにしてある。すなわち、中空コイル28の一端側は、
冷却水供給管31を介して冷却水供給源(図示していな
い)に接続され、他端側は、冷却水回収管32を介して
給水タンク14の下部および/または給水タンク14と
は別に設けられる貯水タンク(図示していない)に接続
されている。また、中空コイル28には、インバータ回
路および制御部よりなる電源部33から所定の共振電流
が供給されるようにしてある。なお、図1において、3
4はガラス系素材よりなる電気絶縁被覆層である。
【0031】さらに、図3において、35は調理加熱装
置の各部を制御するコントローラで、コンベア5の駆動
用モータ8、飽和蒸気発生ボイラ2の駆動用電源部2
1、飽和蒸気加熱装置3の駆動用電源部33など装置の
各部に対する制御を司るもので、詳細な図示はしていな
いが、その前面側には操作・表示パネルが設けられ、食
材6に応じた加熱調理温度の設定や時間を入力したり、
コンベア5の搬送速度などの設定を行えるようにしてあ
る。
【0032】上記構成の調理加熱装置の動作について、
図4をも参照しながら説明する。飽和蒸気発生ボイラ2
の給水タンク14内に所定量の水16を入れた状態でコ
イル15に共振電流を供給すると、給水タンク14が発
熱し、前記水16が加熱されて飽和蒸気19が発生す
る。このとき、コイル15は送風機の送風動作により冷
却される。そして、前記飽和蒸気19は、飽和蒸気供給
管20を経て飽和蒸気加熱装置3の金属体27内に導入
される。
【0033】前記飽和蒸気加熱装置3においては、中空
コイル28に共振電流を供給することにより金属体27
が発熱し、前記導入された飽和蒸気19は加熱されて過
熱蒸気29になる。このとき、中空コイル28は、その
内部空間に対して冷却水供給管31からの冷却水を供給
されることにより冷却される。そして、この冷却に供さ
れた冷却水は、冷却水回収管32を経て給水タンク14
および/またはこれとは別に設けられた貯水タンクに供
給される。
【0034】ところで、前記中空コイル28を冷却する
ための冷却水は、給水タンク14への供給水16と同様
に水道水が用いられるが、金属体27に対して直径25
0mmで10〜13回巻かれている中空コイル28に対
して、25〜28℃の水温の冷却水を供給した場合、中
空コイル冷却後の冷却水の水温は30〜30℃となって
いる。このため、この冷却後の冷却水を給水タンク14
に供給することにより、給水タンク14へ供給される水
16の給水量を節約することができる。また、前記冷却
後の冷却水は、水道水であるとともに、中空コイル28
中を通過した磁化された水であるので、分子運動が活発
な磁気水であることが実験の結果判明しているが、この
冷却水を給水タンク14とは別の貯水タンクにため、煮
炊き用の調理水として利用することも可能になる。
【0035】前記飽和蒸気加熱装置3において生成した
過熱蒸気29は、過熱蒸気供給管30を経て熱室1方向
に送り出され、熱室1内の過熱蒸気噴出装置としての噴
出管9a,9bに至る。この噴出管9a,9bは、コン
ベア5の上下両面側に設けられており、例えば網目状の
コンベア5上には例えば食材6が容器7に収容された状
態で載置され、熱室1の入口側から出口側に向かって所
定の速度でゆっくりと搬送されている。したがって、前
記噴出管9a,9bの噴出孔10a〜10cから噴き出
される過熱蒸気29は、通気性の優れたコンベア5上に
載置されている食材6に直接的に熱作用を及ぼすととも
に、熱室1内に充満して食材6の外部から内部に向かっ
て間接的に熱作用を及ぼす。この場合、噴出管9a,9
bには、互いに15°ずつ異なる位置に噴出孔10a〜
10cが形成されているので、過熱蒸気29が必要以上
に広がりすぎることなく、また、必要以上に重なりあう
ことなく、食材6に向けて噴射され、食材6が効率よく
加熱される。
【0036】そして、前記過熱蒸気29は、熱室1内に
連続的に供給されるが、軽量気体であるため熱室1内に
充満しやすく、熱室1内の過熱蒸気密度が上昇すると、
熱室1に接続された蒸気回収管11を経て飽和蒸気供給
管20内に設けられた例えばエジェクタよりなる蒸気回
収手段24に戻り、この蒸気回収手段24を経て飽和蒸
気発生ボイラ2に戻る。したがって、過熱蒸気29の有
効利用が図られ、熱効率の高い加熱サイクルを実現する
ことができる。
【0037】そして、上述のように、この発明で用いる
過熱蒸気29は、常圧下で生成されるため、非常に軽
く、その加熱度に比べて熱総量の増加率が低く、含有酸
素量も少ないため、熱室1内に充満しやすく、熱伝達速
度も速くなり、図4に模式的に示すように、食材6の表
層部6aのみを焦がすことなく、外層部6bに浸透し
て、コア部6cを含む内部温度を上げ、表層部6aの水
分のみを最も多く蒸発させることができるので、表面が
こんがりとして内部がジューシィな焼き上がりを実現す
ることができる。
【0038】なお、前記飽和蒸気加熱装置3の出口側に
接続される過熱蒸気供給管30にコックを取り付け、こ
れを適宜操作することにより、食材6の種類に応じて過
熱蒸気29の供給量を調整してもよいが、食材6の調理
形態に応じて過熱蒸気29の温度を調整するようにして
もよい。すなわち、食材6を蒸し焼きにする場合には、
過熱蒸気29の温度を180℃になるようにし、食材6
をこんがり味に焼き上がりにする場合には、前記温度を
200〜250℃にし、食材6の表面に焦げ目を付ける
場合には、前記温度を250〜300℃になるようにす
る。このようにすることにより、過熱蒸気29の乾燥度
が変化するので、食材6の種類に応じた焼き上がり状態
を実現することができる。
【0039】そして、熱室1内の蒸気回収管11によっ
て回収されない過熱蒸気29は、熱室1の入口側および
/または出口側から熱室1外に流出するが、この入口側
および出口側にフード13a,13bを設けたことによ
って、軽量の過熱蒸気29はフード13a,13b内に
籠り、特に、出口側のフード13bに籠った過熱蒸気2
9が熱室1から出た食材6を包み込み、これに対して熱
作用を及ぼす。さらに、過熱蒸気は、大気に接触すると
瞬時に飽和蒸気に戻る性質があるが、前記フード13
a,13b内に籠って食材6を包み込んでいた過熱蒸気
29が大気に触れて飽和蒸気に戻る際に熱を放出し、こ
の熱が食材6に作用してこれを冷めにくくし、80gの
ハンバーグを上記調理加熱装置によって焼き上げたとこ
ろ、その取り出し時に4〜6℃温度が上昇した。
【0040】この発明の調理加熱装置による幾つかの食
材6の調理温度および調理に要する時間は下記の通りで
ある。 冷凍ハンバーグ 200℃ 12分 生ナンバーグ 180℃ 6分 冷凍パン 140℃3分蒸しの後210℃7分 生鮭 200℃ 5分 冷凍ウインナ 190℃ 5分
【0041】上記に例示したように、この発明の調理加
熱装置においては、冷凍されている食材6であっても、
従来のように、電子レンジなど他の加熱装置で別途解凍
する必要がなく、蒸気のみの使用でふっくらと、あるい
は、こんがりとした状態など食材6を所望の状態で加熱
調理することができる。
【0042】そして、この発明の調理加熱装置によれ
ば、食材6自体が元々含有している湯分を蒸気の水分と
交換することができ、したがって、加熱調理に際して油
分を別途用意する必要がないといった利点も有する。
【0043】なお、三方切換弁25は、通常、その第1
ポート25aと第2ポート25bとを連通させ、飽和蒸
気発生ボイラ2において発生した飽和蒸気19が回収手
段24を介して飽和蒸気加熱装置3側に流れるようにし
てあるが、この三方切換弁25を動作させ、その第1ポ
ート25aと第3ポート25cとを連通させ、飽和蒸気
発生ボイラ2において発生した飽和蒸気19が回収手段
24および連結管26を介して給水タンク14に戻るよ
うにしてもよい。この場合、コイル15および中空コイ
ル28への通電を停止し、飽和蒸気発生ボイラ2および
飽和蒸気加熱装置3における加熱動作を止めることによ
り、熱室1内の温度を素早く低下させることができ、焼
き操作から蒸し操作への素早い切り換えが可能になり、
幅広い調理温度に対応することができる。
【0044】この発明は、上述の実施の形態に限られる
ものではなく、種々に変形して実施することができ、例
えば、噴出管9a,9bにおける噴出孔10a〜10c
の中心部Oを中心とする中心角αは、10〜20°であ
ってもよい。また、図5に示すように、飽和蒸気加熱装
置3の金属体27の内部にフィン36を突設してもよ
く、このようにした場合、飽和蒸気19の加熱効率が向
上する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、蒸気の持つ特性を十二分に活用することにより、大
量かつ種類の多い食材を短時間に加熱することができる
とともに、食材の種類に応じて蒸気と熱風との混合比率
を変えるといった煩わしい操作やNOX 対策が不要であ
り、熱室の扉の開閉に伴う熱風の影響のない使い勝手に
優れた調理加熱装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の調理加熱装置の全体構成を概略的に
示す断面図である。
【図2】前記調理加熱装置の本体部分の構成を概略的に
示す断面図である。
【図3】前記調理加熱装置の全体構成を概略的に示す斜
視図である。
【図4】食材における過熱蒸気の作用を模式的に示す図
である。
【図5】飽和蒸気加熱装置の構成の他の実施の形態を示
す図である。
【図6】過熱蒸気の熱量分布を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1…熱室、2…飽和蒸気発生ボイラ、3…飽和蒸気加熱
装置、5…食材搬送装置、6…食材、9a,9b…過熱
蒸気噴出装置、11…蒸気回収管、13a,13b…フ
ード、14…給水タンク、15…コイル、16…水、1
9…飽和蒸気、20…飽和蒸気供給管、27…金属容
器、28…中空コイル、29…過熱蒸気、30…過熱蒸
気供給管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K059 AA08 AB04 AD03 CD48 4B054 AA06 AA17 AB06 AC11 AC12 AC14 BA02 BA10 BC15 CC04 CG01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の給水タンクの外周にコイルが巻
    設され、このコイルに共振電流を通電することにより給
    水タンク内の水を加熱して飽和蒸気を発生する飽和蒸気
    発生ボイラと、この飽和蒸気発生ボイラと飽和蒸気供給
    管を介して接続された金属容器の外周に中空コイルが巻
    設され、この中空コイルに共振電流を通電することによ
    り飽和蒸気発生ボイラから供給される飽和蒸気を加熱し
    て過熱蒸気に変成する飽和蒸気加熱装置と、搬送面が通
    気性を有し、食材を入口側から出口側に搬送する食材搬
    送装置および前記飽和蒸気加熱装置と過熱蒸気供給管を
    介して接続され、前記食材搬送装置の上方および下方か
    ら過熱蒸気を噴き出す過熱蒸気噴出装置が内部に設けら
    れた熱室と、この熱室内と前記飽和蒸気供給管との間に
    接続され、熱室内の蒸気を回収する蒸気回収管とを備え
    るとともに、前記熱室の少なくとも出口側には熱室内か
    ら熱室外に流出する過熱蒸気を閉じ込めるためのフード
    が取り付けられてなることを特徴とする調理加熱装置。
  2. 【請求項2】 中空コイルの中空部を流れた冷却水を給
    水タンクおよび/またはこれとは別に設けられた貯水タ
    ンクに供給するようにした請求項1に記載の調理加熱装
    置。
  3. 【請求項3】 飽和蒸気供給管の蒸気回収管より下流側
    に三方切換弁を、その第1のポートおよび第2のポート
    が飽和蒸気供給管に接続され、第3のポートが給水タン
    クに接続されるようにして設けてなる請求項1または2
    に記載の調理加熱装置。
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