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JP2002152639A - 記録再生装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

記録再生装置および方法、並びに記録媒体

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Publication number
JP2002152639A
JP2002152639A JP2000339187A JP2000339187A JP2002152639A JP 2002152639 A JP2002152639 A JP 2002152639A JP 2000339187 A JP2000339187 A JP 2000339187A JP 2000339187 A JP2000339187 A JP 2000339187A JP 2002152639 A JP2002152639 A JP 2002152639A
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JP
Japan
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recording
signal
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receiving
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Application number
JP2000339187A
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Inventor
Mitsumasa Saito
光正 齋藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000339187A priority Critical patent/JP2002152639A/ja
Publication of JP2002152639A publication Critical patent/JP2002152639A/ja
Publication of JP2002152639A5 publication Critical patent/JP2002152639A5/ja
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  • Television Systems (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの好みの番組を推定して自動的に録画
する。 【解決手段】 ステップＳ１で、ユーザの視聴履歴情報
が取得され、ステップＳ２で、ユーザの録画予約履歴情
報が取得される。ステップＳ３で、視聴履歴情報から自
動録画設定情報が生成され、録画予約履歴情報から自動
録画設定情報が生成される。ステップＳ４で、録画予約
設定情報と自動録画設定情報の時間的な重複の有無が判
定され、ステップＳ５において、時間的に重複する自動
録画設定情報が削除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置およ
び方法、並びに記録媒体に関し、特に、テレビジョン番
組に対する視聴履歴や録画予約履歴に基づき、自動的に
録画予約を設定するようにした記録再生装置および方
法、並びに記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】テレビジョン番組を録画し、また再生す
る機器としては、磁気テープを記録媒体として用いるVC
R(Video Cassette Recorder)が最も一般的である。ま
た、近年においては、DVD(Digital Versatile Disk)や
ハードディスクを記録媒体として用いる記録再生機器が
ある。さらには、テレビジョン放送信号を受信して、そ
の映像を表示するだけでなく、内蔵するハードディスク
に録画し、再生することができるパーソナルコンピュー
タが存在する。
【０００３】上述した全ての従来の記録再生機器等は、
ユーザが、録画させる番組を特定する情報（放送日時お
よびチャンネル等）を設定すれば（録画予約を実行すれ
ば）、当該日時において当該チャンネルの番組を自動的
に録画することが可能である。すなわち、予約録画が可
能である。当然ながら、従来の記録再生機器等は、ユー
ザが録画予約を実行しなければ、予約録画を行わない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、ユ
ーザが毎週録画している番組の録画予約を忘れて外出し
てしまい録画し損なうことや、毎週見ている番組がある
ユーザが、その放送時刻において、毎週見ている番組の
放送時刻であることに気付かずに裏番組を視聴してしま
い、毎週見ている番組を見逃してしまうことがある。
【０００５】そのような場合、ユーザが録画予約を実行
していなくても、毎週録画している番組や毎週視聴して
いる番組を自動的に録画する機能がVCR等の記録再生機
器に備わっていれば便利であるが、そのような機能を有
する記録再生装置は存在しない。
【０００６】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザの視聴履歴や録画予約履歴に基づ
き、ユーザの好みの番組を推定して自動的に録画できる
ようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の記録再生装置
は、ユーザからの操作を受け付ける受付手段と、ユーザ
の操作の履歴を曜日毎に蓄積して、操作履歴情報を生成
する操作履歴情報生成手段と、テレビジョン放送信号を
受信する受信手段と、受信手段が受信したテレビジョン
放送信号からテレビジョン番組のＡＶ信号を取得する取
得手段と、取得手段が取得したＡＶ信号を情報記録媒体
に記録する記録手段と、情報記録媒体に記録されている
ＡＶ信号を読み出す読み出し手段と、取得手段が取得し
たＡＶ信号、または読み出し手段が読み出したＡＶ信号
の映像および音声の出力を制御する出力制御手段と、受
付手段が受け付けた録画予約操作に対応して、録画予約
設定情報を生成する録画予約設定情報生成手段と、操作
履歴情報生成手段が生成した操作履歴情報に基づき、自
動録画設定情報を生成する自動録画設定情報生成手段
と、録画予約設定情報または自動録画設定情報に基づ
き、受信手段、取得手段、および記録手段を制御して予
約録画を実行させる予約録画制御手段とを含むことを特
徴とする。
【０００８】本発明の記録再生装置は、出力制御手段が
出力を制御したＡＶ信号の映像を表示する表示手段と、
出力制御手段が出力を制御したＡＶ信号の音声を放音す
る放音手段とをさらに含むことができる。
【０００９】前記操作履歴情報生成手段には、ユーザの
選局操作および録画予約操作の履歴を曜日毎に蓄積し
て、操作履歴情報を生成させるようにすることができ
る。
【００１０】前記記録手段には、一連のＡＶ信号を代表
する代表静止画像も情報記録媒体に記録させるようにす
ることができる。
【００１１】本発明の記録再生装置は、情報記録媒体に
記録されている代表静止画像の一覧をユーザに提示する
提示手段をさらに含むことができる。
【００１２】前記読み出し手段には、提示手段が提示し
た一覧に対するユーザの選択操作に対応するＡＶ信号を
情報記録媒体から読み出させるようにすることができ
る。
【００１３】前記提示手段には、操作履歴情報生成手段
が生成した操作履歴情報に基づき、一覧における代表静
止画像の配置をソートさせるようにすることができる。
【００１４】本発明の記録再生装置は、操作履歴情報生
成手段が生成した操作履歴情報に基づき、視聴の頻度が
高いテレビジョン番組の放送時刻が迫っている旨をユー
ザに通知する通知手段をさらに含むことができる。
【００１５】本発明の記録再生装置は、テレビジョン放
送信号に含まれるEPGデータを用い、録画予約設定情報
または自動録画設定情報に対応するテレビジョン番組
を、他のテレビジョン番組と区別して示す番組表を作成
する番組表作成手段をさらに含むことができる。
【００１６】本発明の記録再生方法は、ユーザからの操
作を受け付ける受付ステップと、ユーザの操作の履歴を
曜日毎に蓄積して、操作履歴情報を生成する操作履歴情
報生成ステップと、テレビジョン放送信号を受信する受
信ステップと、受信ステップの処理で受信されたテレビ
ジョン放送信号からテレビジョン番組のＡＶ信号を取得
する取得ステップと、取得ステップの処理で取得された
ＡＶ信号を情報記録媒体に記録する記録ステップと、情
報記録媒体に記録されているＡＶ信号を読み出す読み出
しステップと、取得ステップの処理で取得されたＡＶ信
号、または読み出しステップの処理で読み出されたＡＶ
信号の映像および音声の出力を制御する出力制御ステッ
プと、受付ステップの処理で受け付けた録画予約操作に
対応して、録画予約設定情報を生成する録画予約設定情
報生成ステップと、操作履歴情報生成ステップの処理で
生成された操作履歴情報に基づき、自動録画設定情報を
生成する自動録画設定情報生成ステップと、録画予約設
定情報または自動録画設定情報に基づき、受信ステップ
の処理、取得ステップの処理、および前記記録ステップ
の処理を制御して予約録画を実行させる予約録画制御ス
テップとを含むことを特徴とする。
【００１７】本発明の記録媒体のプログラムは、ユーザ
からの操作を受け付ける受付ステップと、ユーザの操作
の履歴を曜日毎に蓄積して、操作履歴情報を生成する操
作履歴情報生成ステップと、テレビジョン放送信号を受
信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信され
たテレビジョン放送信号からテレビジョン番組のＡＶ信
号を取得する取得ステップと、取得ステップの処理で取
得されたＡＶ信号を情報記録媒体に記録する記録ステッ
プと、情報記録媒体に記録されているＡＶ信号を読み出
す読み出しステップと、取得ステップの処理で取得され
たＡＶ信号、または読み出しステップの処理で読み出さ
れたＡＶ信号の映像および音声の出力を制御する出力制
御ステップと、受付ステップの処理で受け付けた録画予
約操作に対応して、録画予約設定情報を生成する録画予
約設定情報生成ステップと、操作履歴情報生成ステップ
の処理で生成された操作履歴情報に基づき、自動録画設
定情報を生成する自動録画設定情報生成ステップと、録
画予約設定情報または自動録画設定情報に基づき、受信
ステップの処理、取得ステップの処理、および前記記録
ステップの処理を制御して予約録画を実行させる予約録
画制御ステップとを含むことを特徴とする。
【００１８】本発明の記録再生装置および方法、並びに
記録媒体のプログラムにおいては、ユーザからの操作が
受け付けられ、ユーザの操作の履歴が曜日毎に蓄積され
て操作履歴情報が生成される。また、テレビジョン放送
信号が受信され、受信されたテレビジョン放送信号から
テレビジョン番組のＡＶ信号が取得され、取得されたＡ
Ｖ信号が情報記録媒体に記録されて、情報記録媒体に記
録されているＡＶ信号が読み出される。さらに、取得さ
れたＡＶ信号、または読み出されたＡＶ信号の映像およ
び音声の出力が制御される。さらに、受け付けた録画予
約操作に対応して、録画予約設定情報が生成され、生成
された操作履歴情報に基づいて自動録画設定情報が生成
されて、録画予約設定情報または自動録画設定情報に基
づいて予約録画が実行される。
【００１９】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態であるテレ
ビジョン受像機の構成例について、図１を参照して説明
する。このテレビジョン受像機は、例えば、地上波テレ
ビジョン放送、衛星テレビジョン放送、ケーブルテレビ
ジョン放送等のテレビジョン番組の映像と音声をリアル
タイムで表示・出力するだけでなく、ユーザの操作に従
ってテレビジョン番組を録画・再生し、さらに、ユーザ
の操作履歴に基づき、ユーザが好む番組を推定して自動
的にテレビジョン番組を録画するものである。
【００２０】このテレビジョン受像機において、リモー
トコントローラとその受信部等から成る操作部１は、ユ
ーザから選局コマンド、録画予約コマンド、再生コマン
ド等の各種コマンドを受け付け、そのコマンド情報を制
御部２に出力する。CPU(Central Processing Unit)、RA
M(Random Access Memory)、およびROM(read Only Memor
y)等から成る制御部２は、ドライブ３を制御して、磁気
ディスク４、光ディスク５、光磁気ディスク６、または
半導体メモリ７に記憶されている制御用プログラムを読
み出し、読み出した制御用プログラムと操作部１から入
力されるコマンド情報に基づき、テレビジョン受像機の
全体を制御する。
【００２１】テレビジョン放送をリアルタイムで表示・
出力するためのリアルタイム系の第１受信部８は、同調
回路、復調回路、多重分離回路等から成り、制御部２か
らの制御に基づき、アンテナ（不図示）から供給される
テレビジョン放送信号から、選局に対応する周波数の信
号を抽出して復調し、映像信号と音声信号に分離して切
替部１２に出力する。
【００２２】テレビジョン放送を録画するための録画系
の第２受信部９は、第１受信部８と同様、同調回路、復
調回路、多重分離回路等から成り、制御部２からの制御
に基づき、アンテナから供給されるテレビジョン放送信
号から、選局に対応する周波数の信号を抽出して復調
し、映像信号と音声信号に分離して記録再生部１０に出
力する。
【００２３】なお、第１受信部８および第２受信部９か
ら出力される映像信号および音声信号は、所定の方式を
用いて圧縮符号化されているものであってもよい。
【００２４】第１受信部８および第２受信部９は、テレ
ビジョン番組に対応するEPG(Electronic Program Guid
e)データ等のデータ放送も受信して、それらを制御部２
に供給する。
【００２５】記録再生部１０は、制御部２からの制御に
基づき、第２受信部９から入力される一連の映像信号お
よび音声信号を記録媒体１１に記録する。記録再生部１
０はまた、第２受信部９から入力される一連の映像信号
を特徴付ける代表静止画像の画像信号を、先に記録した
一連の映像信号および音声信号に対応付けて記憶媒体１
１に記録する。なお、代表静止画像は、例えば、一連の
映像信号が子供向きのアニメーション番組であるときに
は、主人公のキャラクタが表示されている画像を代表静
止画面にするなど、一連の映像を視聴しながらユーザが
設定できる。
【００２６】また、記録再生部１０は、制御部２からの
制御に基づき、記録媒体１１に記録されている映像信号
および音声信号を読み出し、切替部１２に出力する。さ
らに、記録再生部１０は、制御部２からの制御に基づ
き、記録媒体１１に記録されている一連の映像信号の代
表静止画像の画像信号を読み出して設定画面生成部１４
に出力する。
【００２７】記録媒体１１には、ランダムアクセスが可
能であって、所定の時間に対応する映像信号および音声
信号を記録できるだけの十分な記憶容量を有するハード
ディスク等を用いる。なお、記録媒体１１は、テレビジ
ョン受像機に対して着脱、換装を可能としてもよい。
【００２８】切替部１２は、制御部２からの制御に基づ
き、第１受信部８から入力される映像信号および音声信
号と、第２受信部９から入力される映像信号および音声
信号とを切り替えてデコーダ１３に出力する。デコーダ
１３は、切替部１３から入力される圧縮符号化されてい
る映像信号および音声信号を伸張し、スクランブル等の
暗号化処理を解除して表示・出力部１５に出力する。
【００２９】設定画面生成部１４は、記録再生部１０か
ら入力される代表静止画像の画像信号を用い、録画され
ている番組のうちの読み出して再生するものを設定する
ための画面の信号を生成して表示・出力部１５に出力す
る。
【００３０】CRT(Cathode Ray Tube)等の表示デバイス
とスピーカから成る表示・出力部１５は、デコーダ１３
から入力される映像信号、および設定画面生成部１４か
ら入力される設定画面の映像信号に対応する映像を表示
し、デコーダ１３から入力される音声信号に対応する音
声を出力する。
【００３１】当該テレビジョン受像機には、さらに、ペ
イパービュー番組等の視聴情報やユーザの画面操作の情
報を放送局側に通知するためのモデム（不図示）が備え
られている。
【００３２】次に、当該テレビジョン受像機が自動的に
テレビジョン番組を録画する処理（以下、自動録画処理
と記述する）について説明する。
【００３３】図２は、自動録画処理に関係する制御部２
の機能ブロックの構成例を示している。
【００３４】操作受付部２１は、操作部１から入力され
る各種のコマンド情報を、その内容に対応して後段を振
り分ける。例えば、操作部１からのコマンド情報がリア
ルタイム系に対する選局コマンドである場合、その選局
コマンドは選局制御部２２に振り分けられる。また例え
ば、操作部１からのコマンド情報が録画系に対する録画
予約コマンドである場合、その録画予約コマンドは録画
予約設定部２３に振り分けられる。
【００３５】選局制御部２２は、操作受付部２１から振
り分けられる選局コマンドに対応し、第１受信部８の選
局処理を制御するための制御コマンドを生成して第１受
信部８および操作履歴蓄積部２４に出力する。
【００３６】録画予約設定部２３は、操作受付部２１か
らの録画予約コマンドに対応し、録画予約設定情報（予
約録画する番組の放送日時、チャンネル等を示す）を生
成して、録画予約記憶部２６および操作履歴蓄積部２４
に出力する。
【００３７】操作履歴蓄積部２４は、選局制御部２２か
らの制御コマンドを解析して、曜日、時間枠、各チャン
ネルの視聴の頻度から成るユーザの視聴履歴情報を作成
する。具体的には、１日（２４時間）を所定の時間枠
（例えば、１時間毎）に区分けして、各時間枠において
視聴された各チャンネルの頻度を記録して曜日毎に蓄積
する。視聴されたチャンネルの頻度は、チャンネルが変
更されない状態が所定の時間（例えば、１０分間）以上
継続する毎に、１ずつインクリメントするようにする。
【００３８】また、操作履歴蓄積部２４は、録画予約設
定部２３からの録画予約コマンドを解析して、曜日、時
間枠、各チャンネルの録画予約の頻度からなるユーザの
録画予約履歴情報を作成し、曜日毎に蓄積する。
【００３９】操作履歴蓄積部２４が蓄積するユーザの視
聴履歴情報および録画予約履歴情報によれば、高い頻度
で視聴や録画予約がなされた時間枠が判明する。さら
に、例えば、平日（月曜日乃至金曜日）の朝７時から８
時の時間枠では４チャンネルが最も高い頻度で視聴され
ていること、平日の夜２２時から２３時の時間枠では１
０チャンネルが最も高い頻度で視聴されていること、月
曜日の夜２１時から２２時の時間枠では８チャンネルが
最も高い頻度で録画予約されていること等、ユーザの視
聴の傾向および録画予約の傾向が判明する。
【００４０】自動録画設定部２５は、操作履歴蓄積部２
４に蓄積されているユーザの視聴履歴情報および録画予
約履歴情報に基づき、自動的に録画予約情報（以下、自
動録画設定情報を記述する）を生成して録画予約記憶部
２６に出力する。
【００４１】録画予約記憶部２６は、録画予約設定部２
３からの録画予約設定情報と、自動録画設定部２５から
の自動録画設定情報を記憶する。録画予約記憶部２６は
また、記憶した録画予約設定情報と自動録画設定情報を
所定の規則に従って削除する。
【００４２】録画制御部２７は、録画予約記憶部２６が
記憶している録画予約設定情報および自動録画設定情報
に基づき、録画系の第２受信部９と記録再生部１０を制
御する。
【００４３】次に、自動録画処理に関わる制御部２の自
動録画設定処理について、図３のフローチャートを参照
して説明する。なお、当該処理は、制御部２の操作履歴
蓄積部２４に視聴履歴情報および録画予約履歴情報が蓄
積されはじめてから、所定の期間（例えば、一週間）が
経過した後、例えば、１日に１回ずつ所定の時刻に実行
される。
【００４４】ステップＳ１において、自動録画設定部２
５は、操作履歴蓄積部２４に蓄積されているユーザの視
聴履歴情報を取得する。ステップＳ２において、自動録
画設定部２５は、操作履歴蓄積部２４に蓄積されている
ユーザの録画予約履歴情報を取得する。
【００４５】ステップＳ３において、自動録画設定部２
５は、ステップＳ１で取得したユーザの視聴履歴情報か
ら、視聴の頻度が所定の閾値を超えている時間枠を抽出
し、その時間枠の中で最も高い視聴頻度を有するチャン
ネルを検出する。さらに、当該時間枠において当該チャ
ンネルの番組を録画するための自動録画設定情報（録画
の日時とチャンネルを示す情報）を生成し、録画予約記
憶部２６に出力する。
【００４６】さらに、ステップＳ３において、自動録画
設定部２５は、ステップＳ１で取得したユーザの録画予
約履歴情報から、録画予約の頻度が所定の閾値を超えて
いる時間枠を検出し、その時間枠の中で最も高い録画予
約の頻度を有するチャンネルを検出する。さらに、当該
時間枠において当該チャンネルの番組を録画するための
自動録画設定情報を生成し、録画予約記憶部２６に出力
する。録画予約記憶部２６は、自動録画設定部２５から
の自動録画設定情報を記憶する。
【００４７】ステップＳ４において、録画予約記憶部２
６は、自己が記憶する録画予約設定情報が示す録画日時
と、自己が記憶する自動録画設定情報が示す録画日時と
に重複する時間があるか否かを判定し、重複する時間が
あると判定した場合、処理はステップＳ５に進む。ステ
ップＳ５において、録画予約記憶部２６は、重複する自
動録画設定情報を削除する。
【００４８】なお、ステップＳ４において、重複する時
間がないと判定された場合、ステップＳ５はスキップさ
れる。
【００４９】以上説明した自動録画設定処理によって、
録画予約記憶部２６には、ユーザからの録画予約コマン
ドに対応する録画予約設定情報と、ユーザの操作の履歴
（視聴する番組を選局する操作の履歴、および録画予約
の履歴）に基づいて自動的に生成された自動録画設定情
報が記憶されることになる。
【００５０】録画予約記憶部２６に記憶された録画予約
設定情報および自動録画設定情報は、録画制御部２７に
よって読み出される。録画制御部２７は、読み出した録
画予約設定情報および自動録画設定情報に基づき、録画
系の第２受信部９と記録再生部１０を制御してテレビジ
ョン番組の録画を実行させる。
【００５１】なお、上述したステップＳ５においては、
ユーザが設定した録画予約設定情報を自動録画設定情報
よりも優先して、自動録画設定情報を削除するようにし
たが、反対に、自動録画設定情報を優先させて録画予約
設定情報を削除するようにしてもよいし、録画予約設定
情報と自動録画設定情報が時間的に重複する旨をユーザ
に通知して、ユーザに優先する方を選択させるようにし
てもよい。
【００５２】次に、当該テレビジョン受像機が備える自
動録画機能以外の機能について列記する。
【００５３】当該テレビジョン受像機は、自動録画設定
情報に基づいて録画した番組に対するユーザの対応に応
じ、それをユーザの視聴頻度情報に反映する。すなわ
ち、自動録画設定情報に基づいて録画した番組に対し、
ユーザが再生を指示して視聴した場合、自動録画した番
組の視聴履歴情報における頻度を示す値を増加させる。
反対に、自動録画設定情報に基づいて録画した番組に対
し、所定に期間が経過してもユーザが再生を指示しない
場合、自動録画した番組の視聴履歴情報における頻度を
示す値を減少させる。
【００５４】当該テレビジョン受像機は、EPGデータを
利用して画面上に番組表を表示することができるが、そ
の番組表において、ユーザによって録画予約が設定され
た番組および自動的に録画予約を設定した番組を、その
他の番組（録画されない番組）と識別できるように表示
する。
【００５５】当該テレビジョン受像機は、記録媒体１１
に録画されている番組の代表静止画像から成る一覧画面
を表示してユーザに選択を促し、ユーザが選択した代表
静止画像に対応する番組を再生、表示することができ
る。
【００５６】また、代表静止画像の一覧画面を表示する
とき、一覧画面における代表静止画像の配置を所定の条
件に従ってソートすることができる。例えば、一覧画面
を表示する時刻における視聴や録画の頻度が高い順にソ
ートしたり、放送の曜日毎に配置したり、放送の時間帯
毎に配置したり、放送チャンネル毎にソートしたりする
ことができる。
【００５７】当該テレビジョン受像機は、ユーザの視聴
履歴情報に基づき、例えば、視聴頻度の高い番組の放送
時刻の直前（例えば、５分前）において、ユーザが他の
番組を視聴している場合、視聴頻度の高い番組の放送時
刻の直前である旨をユーザに通知することが可能である
（例えば、画面上にメッセージを表示する）。
【００５８】当該テレビジョン受像機は、テレビジョン
放送信号に含まれるEPGデータ等を利用して、視聴や録
画の頻度が高い番組のジャンルを判別し、視聴や録画の
頻度が高い番組と同じ時間枠で同じジャンルの番組が放
送される場合、その旨をユーザに通知することが可能で
ある。
【００５９】当該テレビジョン受像機は、記録媒体１１
の空き容量が所定の閾値以下になった場合、自動録画設
定情報に基づいて録画した番組を、視聴の頻度が低い方
から順番に削除することができる。
【００６０】当該テレビジョン受像機は、リアルタイム
系の第１受信部８と、録画系の第２受信部９を備えてい
るので、ユーザがテレビジョン番組をリアルタイムで視
聴している最中に他の番組を録画することができる。な
お、ユーザが視聴していないときには、同時に異なる２
つの番組を録画できるようにしてもよい。
【００６１】なお、本発明は、テレビジョン受像機に限
らず、テレビジョン番組を録画再生するVCR等の機器に
適用することができる。また、テレビジョン番組を録画
再生する機能を有するパーソナルコンピュータ等に適用
することが可能である。
【００６２】すなわち、上述した一連の処理は、ハード
ウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェア
により実行させることもできる。一連の処理をソフトウ
ェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構
成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれ
ているコンピュータ、または、各種のプログラムをイン
ストールすることで、各種の機能を実行することが可能
な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録
媒体からインストールされる。
【００６３】この記録媒体は、図１に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク４（フロッピディスクを含む）、光ディスク５（CD-R
OM(Compact Disc-Read OnlyMemory)、DVD(Digital Vers
atile Disc)を含む）、光磁気ディスク６（ＭＤ(Mini D
isc)を含む）、もしくは半導体メモリ７などよりなるパ
ッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピ
ュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、
プログラムが記録されているROMやハードディスクなど
で構成される。
【００６４】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【００６５】
【発明の効果】以上のように、本発明の記録再生装置お
よび方法、並びに記録媒体のプログラムによれば、ユー
ザの操作の履歴が曜日毎に蓄積して操作履歴情報を生成
し、受け付けた録画予約操作に対応して録画予約設定情
報を生成し、生成された操作履歴情報に基づいて自動録
画設定情報を生成し、録画予約設定情報または自動録画
設定情報に基づいて予約録画を実行するようにしたの
で、ユーザの好みの番組を推定して自動的に録画するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を適用したテレビジョン受像機の構成例
を示すブロック図である。
【図２】図１の制御部２の機能ブロックの構成例を示す
図である。
【図３】制御部２の自動録画設定処理を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
１ 操作部， ２ 制御部， ３ ドライブ， ４ 磁
気ディスク，５ 光ディスク， ６ 光磁気ディスク，
７ 半導体メモリ， ８ 第１受信部， ９第２受信
部， １０ 記録再生部， １１ 記録媒体， １２
切替部， １３ デコーダ， １４ 設定画面生成部，
１５ 表示部， ２１ 操作受付部， ２２ 選局制
御部， ２３ 録画予約設定部， ２４ 操作履歴蓄積
部，２５ 自動録画設定部， ２６ 録画予約記憶部，
２７ 録画制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/781 Ｈ０４Ｎ 5/91 Ｚ 5/91 7/08 Ａ 7/025 7/03 7/035 Ｆターム(参考） 5C025 AA23 CA02 CA09 CB08 DA01 DA04 DA05 5C052 AA01 AB09 AC08 CC01 DD04 5C053 FA29 HA30 5C063 AC01 AC05 EB32 5D110 AA13 AA27 AA29 DA16 DA17 DA20 DB05 EA08 EA09 FA08 FA09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 テレビジョン番組のＡＶ信号を記録し、
    再生する記録再生装置において、 ユーザからの操作を受け付ける受付手段と、 前記ユーザの操作の履歴を曜日毎に蓄積して、操作履歴
    情報を生成する操作履歴情報生成手段と、 テレビジョン放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記テレビジョン放送信号から
    前記テレビジョン番組の前記ＡＶ信号を取得する取得手
    段と、 前記取得手段が取得した前記ＡＶ信号を情報記録媒体に
    記録する記録手段と、 前記情報記録媒体に記録されている前記ＡＶ信号を読み
    出す読み出し手段と、 前記取得手段が取得した前記ＡＶ信号、または前記読み
    出し手段が読み出した前記ＡＶ信号の映像および音声の
    出力を制御する出力制御手段と、 前記受付手段が受け付けた録画予約操作に対応して、録
    画予約設定情報を生成する録画予約設定情報生成手段
    と、 前記操作履歴情報生成手段が生成した前記操作履歴情報
    に基づき、自動録画設定情報を生成する自動録画設定情
    報生成手段と、 前記録画予約設定情報または前記自動録画設定情報に基
    づき、前記受信手段、前記取得手段、および前記記録手
    段を制御して予約録画を実行させる予約録画制御手段と
    を含むことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項２】 前記出力制御手段が出力を制御した前記
    ＡＶ信号の前記映像を表示する表示手段と、 前記出力制御手段が出力を制御した前記ＡＶ信号の前記
    音声を放音する放音手段とをさらに含むことを特徴とす
    る請求項１に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項３】 前記操作履歴情報生成手段は、前記ユー
    ザの選局操作および前記録画予約操作の履歴を曜日毎に
    蓄積して、操作履歴情報を生成することを特徴とする請
    求項１に記載の記録再生装置。
  4. 【請求項４】 前記記録手段は、一連の前記ＡＶ信号を
    代表する代表静止画像も前記情報記録媒体に記録するこ
    とを特徴とする請求項１に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項５】 前記情報記録媒体に記録されている前記
    代表静止画像の一覧を前記ユーザに提示する提示手段を
    さらに含むことを特徴とする請求項４に記載の記録再生
    装置。
  6. 【請求項６】 前記読み出し手段は、前記提示手段が提
    示した前記一覧に対する前記ユーザの選択操作に対応す
    る前記ＡＶ信号を前記情報記録媒体から読み出すことを
    特徴とする請求項５に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項７】 前記提示手段は、前記操作履歴情報生成
    手段が生成した前記操作履歴情報に基づき、前記一覧に
    おける前記代表静止画像の配置をソートすることを特徴
    とする請求項５に記載の記録再生装置。
  8. 【請求項８】 前記操作履歴情報生成手段が生成した前
    記操作履歴情報に基づき、視聴の頻度が高い前記テレビ
    ジョン番組の放送時刻が迫っている旨を前記ユーザに通
    知する通知手段をさらに含むことを特徴とする請求項１
    に記載の記録再生装置。
  9. 【請求項９】 前記テレビジョン放送信号に含まれるEP
    Gデータを用い、前記録画予約設定情報または前記自動
    録画設定情報に対応するテレビジョン番組を、他のテレ
    ビジョン番組と区別して示す番組表を作成する番組表作
    成手段をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の
    記録再生装置。
  10. 【請求項１０】 テレビジョン番組のＡＶ信号を記録
    し、再生する記録再生装置の記録再生方法において、 ユーザからの操作を受け付ける受付ステップと、 前記ユーザの操作の履歴を曜日毎に蓄積して、操作履歴
    情報を生成する操作履歴情報生成ステップと、 テレビジョン放送信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理で受信された前記テレビジョン
    放送信号から前記テレビジョン番組の前記ＡＶ信号を取
    得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記ＡＶ信号を情
    報記録媒体に記録する記録ステップと、 前記情報記録媒体に記録されている前記ＡＶ信号を読み
    出す読み出しステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記ＡＶ信号、ま
    たは前記読み出しステップの処理で読み出された前記Ａ
    Ｖ信号の映像および音声の出力を制御する出力制御ステ
    ップと、 前記受付ステップの処理で受け付けた録画予約操作に対
    応して、録画予約設定情報を生成する録画予約設定情報
    生成ステップと、 前記操作履歴情報生成ステップの処理で生成された前記
    操作履歴情報に基づき、自動録画設定情報を生成する自
    動録画設定情報生成ステップと、 前記録画予約設定情報または前記自動録画設定情報に基
    づき、前記受信ステップの処理、前記取得ステップの処
    理、および前記記録ステップの処理を制御して予約録画
    を実行させる予約録画制御ステップとを含むことを特徴
    とする記録再生方法。
  11. 【請求項１１】 テレビジョン番組のＡＶ信号を記録
    し、再生する記録再生用のプログラムであって、 ユーザからの操作を受け付ける受付ステップと、 前記ユーザの操作の履歴を曜日毎に蓄積して、操作履歴
    情報を生成する操作履歴情報生成ステップと、 テレビジョン放送信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理で受信された前記テレビジョン
    放送信号から前記テレビジョン番組の前記ＡＶ信号を取
    得する取得ステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記ＡＶ信号を情
    報記録媒体に記録する記録ステップと、 前記情報記録媒体に記録されている前記ＡＶ信号を読み
    出す読み出しステップと、 前記取得ステップの処理で取得された前記ＡＶ信号、ま
    たは前記読み出しステップの処理で読み出された前記Ａ
    Ｖ信号の映像および音声の出力を制御する出力制御ステ
    ップと、 前記受付ステップの処理で受け付けた録画予約操作に対
    応して、録画予約設定情報を生成する録画予約設定情報
    生成ステップと、 前記操作履歴情報生成ステップの処理で生成された前記
    操作履歴情報に基づき、自動録画設定情報を生成する自
    動録画設定情報生成ステップと、 前記録画予約設定情報または前記自動録画設定情報に基
    づき、前記受信ステップの処理、前記取得ステップの処
    理、および前記記録ステップの処理を制御して予約録画
    を実行させる予約録画制御ステップとを含むことを特徴
    とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録
    されている記録媒体。
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