JP2002140886A - 記録再生装置及び情報記録方法 - Google Patents
記録再生装置及び情報記録方法Info
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- JP2002140886A JP2002140886A JP2000336040A JP2000336040A JP2002140886A JP 2002140886 A JP2002140886 A JP 2002140886A JP 2000336040 A JP2000336040 A JP 2000336040A JP 2000336040 A JP2000336040 A JP 2000336040A JP 2002140886 A JP2002140886 A JP 2002140886A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファイル読出し時に記録時間毎に、かつ、高
速に分割ファイルを検索できるようにすると共に、不要
な情報をメモリ領域から部分的に削除できるようにす
る。 【解決手段】 任意の情報を記録して分割ファイル化す
る装置であって、情報Dinを所定のメモリ領域に記録す
るために所定容量を有した記憶装置3と、メモリ領域を
分割ファイル#1,#2,#3・・・に区分するための
記録時間単位を設定するように操作される操作手段4
と、この操作手段4により設定された記録時間単位に基
づいて記憶装置3の書込み読出し制御をする制御装置5
とを備え、この制御装置5は記録時間単位によって区分
された分割ファイル#1,#2,#3・・・を成すメモ
リ領域毎に情報Dinを記録するようになされるものであ
る。
速に分割ファイルを検索できるようにすると共に、不要
な情報をメモリ領域から部分的に削除できるようにす
る。 【解決手段】 任意の情報を記録して分割ファイル化す
る装置であって、情報Dinを所定のメモリ領域に記録す
るために所定容量を有した記憶装置3と、メモリ領域を
分割ファイル#1,#2,#3・・・に区分するための
記録時間単位を設定するように操作される操作手段4
と、この操作手段4により設定された記録時間単位に基
づいて記憶装置3の書込み読出し制御をする制御装置5
とを備え、この制御装置5は記録時間単位によって区分
された分割ファイル#1,#2,#3・・・を成すメモ
リ領域毎に情報Dinを記録するようになされるものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、HDD(Hard
Disc Drive)を搭載したハードディスクビデオレコー
ダや、ビデオRAMを備えたDVDレコーダなどに適用
して好適な記録再生装置及び情報記録方法に関する。
Disc Drive)を搭載したハードディスクビデオレコー
ダや、ビデオRAMを備えたDVDレコーダなどに適用
して好適な記録再生装置及び情報記録方法に関する。
【0002】詳しくは、任意の情報を記録して分割ファ
イル化する場合に、記録時間単位に基づいて記憶装置の
書込み読出し制御をする制御装置を備え、この記録時間
単位によって区分された分割ファイルを成すメモリ領域
毎に情報を記録するようにして、ファイル読出し時に記
録時間単位に、かつ、高速に分割ファイルを検索できる
ようにすると共に、不要な情報を分割ファイル毎にメモ
リ領域から部分的に削除できるようにしたものである。
イル化する場合に、記録時間単位に基づいて記憶装置の
書込み読出し制御をする制御装置を備え、この記録時間
単位によって区分された分割ファイルを成すメモリ領域
毎に情報を記録するようにして、ファイル読出し時に記
録時間単位に、かつ、高速に分割ファイルを検索できる
ようにすると共に、不要な情報を分割ファイル毎にメモ
リ領域から部分的に削除できるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】近頃、固定ディスク駆動装置(以下で単
にHDDという)を搭載したハードディスクビデオレコ
ーダ(以下で単に記録再生装置ともいう)が使用される
に至ってきた。この種の記録再生装置は以下のような特
長を有している。
にHDDという)を搭載したハードディスクビデオレコ
ーダ(以下で単に記録再生装置ともいう)が使用される
に至ってきた。この種の記録再生装置は以下のような特
長を有している。
【0004】 MPEG−2方式などの圧縮符号化情
報を取り扱うので情報の書込み及び読出しが早い。 HDD(Hard Disc Drive)では多ヘッドを採用
するため、情報を書き込みながら情報を読み出すことが
できる。 磁気ディスクが駆動装置内に内蔵されるので、ビデ
オテープレコーダのようなテープの出し入れが不要であ
る。 情報記録番地が分割ファイル管理されるので、情報
の頭出しが早い。 一連の情報はパケット単位のデータ列として扱われ
るので情報と情報のつなぎが容易である。
報を取り扱うので情報の書込み及び読出しが早い。 HDD(Hard Disc Drive)では多ヘッドを採用
するため、情報を書き込みながら情報を読み出すことが
できる。 磁気ディスクが駆動装置内に内蔵されるので、ビデ
オテープレコーダのようなテープの出し入れが不要であ
る。 情報記録番地が分割ファイル管理されるので、情報
の頭出しが早い。 一連の情報はパケット単位のデータ列として扱われ
るので情報と情報のつなぎが容易である。
【0005】また、メディア交換を想定していないHD
Dビデオレコーダでは記録したデータをいくつも長期間
セット内部に保存しておくというよりも、一時的なバッ
ファとして利用価値が高い。ビデオテープの場合には不
要になったデータを削除することなく、ただ単に上書き
すればよかった。この点、HDDの場合にはテープのよ
うにユーザにとって始まりも終わりもないので、不要な
データに上書きするのではなく、データを分割ファイル
毎に削除して空き容量を確保する必要が生じる。
Dビデオレコーダでは記録したデータをいくつも長期間
セット内部に保存しておくというよりも、一時的なバッ
ファとして利用価値が高い。ビデオテープの場合には不
要になったデータを削除することなく、ただ単に上書き
すればよかった。この点、HDDの場合にはテープのよ
うにユーザにとって始まりも終わりもないので、不要な
データに上書きするのではなく、データを分割ファイル
毎に削除して空き容量を確保する必要が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハードディ
スクビデオレコーダなどの記録再生装置において、ビデ
オテープレコーダのように、任意の放送番組に係る番組
情報内容やビデオカメラ映像に関して感動シーンをビデ
オ編集して残したいとする要求がある。
スクビデオレコーダなどの記録再生装置において、ビデ
オテープレコーダのように、任意の放送番組に係る番組
情報内容やビデオカメラ映像に関して感動シーンをビデ
オ編集して残したいとする要求がある。
【0007】しかしながら、従来方式の記録再生装置で
は、放送番組などの一連の番組情報内容が1ファイル単
位に記録されるので、ユーザは番組情報内容に関して必
要な部分を抜き出そうとした場合に、録画開始からの記
録時間、例えば、録画開始から○○分後の映像とわかっ
ているときでも、HDDに残して置きたい映像をその都
度、モニタで確認しなければならないという問題があ
る。しかも、ビデオ編集から除外したい情報がHDDを
多く占めてくると、新たな情報を記録するメモリ領域が
少なくなってしまうという問題がある。
は、放送番組などの一連の番組情報内容が1ファイル単
位に記録されるので、ユーザは番組情報内容に関して必
要な部分を抜き出そうとした場合に、録画開始からの記
録時間、例えば、録画開始から○○分後の映像とわかっ
ているときでも、HDDに残して置きたい映像をその都
度、モニタで確認しなければならないという問題があ
る。しかも、ビデオ編集から除外したい情報がHDDを
多く占めてくると、新たな情報を記録するメモリ領域が
少なくなってしまうという問題がある。
【0008】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、ファイル読出し時に記録時間
毎に、かつ、高速にファイルを検索できるようにすると
共に、不要な情報をメモリ領域から部分的に削除できる
ようにした記録再生装置及び情報記録方法を提供するこ
とを目的とする。
を解決したものであって、ファイル読出し時に記録時間
毎に、かつ、高速にファイルを検索できるようにすると
共に、不要な情報をメモリ領域から部分的に削除できる
ようにした記録再生装置及び情報記録方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る記録再生装置は、任意の情報を記録して
分割ファイル化する装置であって、情報を所定のメモリ
領域に記録するために所定容量を有した記憶装置と、メ
モリ領域を分割ファイルに区分するための記録時間単位
を設定するように操作される操作手段と、この操作手段
により設定された記録時間単位に基づいて記憶装置の書
込み読出し制御をする制御装置とを備え、この制御装置
は記録時間単位によって区分された分割ファイルを成す
メモリ領域毎に情報を記録するようになされることを特
徴とするものである。
に本発明に係る記録再生装置は、任意の情報を記録して
分割ファイル化する装置であって、情報を所定のメモリ
領域に記録するために所定容量を有した記憶装置と、メ
モリ領域を分割ファイルに区分するための記録時間単位
を設定するように操作される操作手段と、この操作手段
により設定された記録時間単位に基づいて記憶装置の書
込み読出し制御をする制御装置とを備え、この制御装置
は記録時間単位によって区分された分割ファイルを成す
メモリ領域毎に情報を記録するようになされることを特
徴とするものである。
【0010】本発明に係る記録再生装置によれば、任意
の情報を記録して分割ファイル化する場合に、所定容量
を有した記憶装置では情報を所定のメモリ領域に記録す
るようになされるが、このメモリ領域を分割ファイルに
区分するための記録時間単位を設定するように操作手段
が操作されると、制御装置では操作手段により設定され
た記録時間単位に基づいて記憶装置の書込み読出し制御
をするようになされる。ここで制御装置は記録時間単位
によって区分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に
情報を記録するようになされる。
の情報を記録して分割ファイル化する場合に、所定容量
を有した記憶装置では情報を所定のメモリ領域に記録す
るようになされるが、このメモリ領域を分割ファイルに
区分するための記録時間単位を設定するように操作手段
が操作されると、制御装置では操作手段により設定され
た記録時間単位に基づいて記憶装置の書込み読出し制御
をするようになされる。ここで制御装置は記録時間単位
によって区分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に
情報を記録するようになされる。
【0011】従って、ファイル読出し時に記録時間単位
に、かつ、高速に分割ファイルを検索することができる
ばかりか、不要な情報を分割ファイル毎にメモリ領域か
ら部分的に削除することができる。これにより、メモリ
領域の未記録容量である残容量をきめ細かく増やすこと
ができる。
に、かつ、高速に分割ファイルを検索することができる
ばかりか、不要な情報を分割ファイル毎にメモリ領域か
ら部分的に削除することができる。これにより、メモリ
領域の未記録容量である残容量をきめ細かく増やすこと
ができる。
【0012】本発明に係る情報記録方法は任意の情報を
所定容量のメモリ領域に記録して分割ファイル化する方
法であって、予めメモリ領域を分割ファイルに区分する
ための記録時間単位を設定し、この記録時間単位によっ
て区分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に情報を
記録することを特徴とするものである。
所定容量のメモリ領域に記録して分割ファイル化する方
法であって、予めメモリ領域を分割ファイルに区分する
ための記録時間単位を設定し、この記録時間単位によっ
て区分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に情報を
記録することを特徴とするものである。
【0013】本発明に係る情報記録方法によれば、ファ
イル読出し時に記録時間単位に、かつ、高速に分割ファ
イルを検索することができるばかりか、分割ファイル毎
に不要メモリ領域を部分的に削除することができる。従
って、メモリ領域の未記録容量である残容量をきめ細か
く増やすことができる。
イル読出し時に記録時間単位に、かつ、高速に分割ファ
イルを検索することができるばかりか、分割ファイル毎
に不要メモリ領域を部分的に削除することができる。従
って、メモリ領域の未記録容量である残容量をきめ細か
く増やすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施形態に係る記録再生装置及び情報記録方法に
ついて詳しく説明する。
発明の実施形態に係る記録再生装置及び情報記録方法に
ついて詳しく説明する。
【0015】(1)実施形態 図1は本発明の実施形態としての記録再生装置10の構
成例を示すブロック図である。この実施形態では、任意
の情報を記録して分割ファイル化する場合に、記録時間
単位に基づいて記憶装置の書込み読出し制御をする制御
装置を備え、この記録時間単位によって区分された分割
ファイルを成すメモリ領域毎に情報を記録するようにし
て、ファイル読出し時に記録時間単位に、かつ、高速に
分割ファイルを検索できるようにすると共に、不要な情
報を分割ファイル毎にメモリ領域から部分的に削除でき
るようにしたものである。
成例を示すブロック図である。この実施形態では、任意
の情報を記録して分割ファイル化する場合に、記録時間
単位に基づいて記憶装置の書込み読出し制御をする制御
装置を備え、この記録時間単位によって区分された分割
ファイルを成すメモリ領域毎に情報を記録するようにし
て、ファイル読出し時に記録時間単位に、かつ、高速に
分割ファイルを検索できるようにすると共に、不要な情
報を分割ファイル毎にメモリ領域から部分的に削除でき
るようにしたものである。
【0016】図1に示す記録再生装置10はデジタル情
報内容を記録及び再生する装置であり、特に、任意の情
報Dinを記録して分割ファイル化する装置である。デジ
タル情報内容はデジタル放送番組や、データ放送から得
られるMPEG−2方式により符号化圧縮された映像や
音声情報である。もちろん、アナログ放送番組によるア
ナログ映像音声信号をデジタル情報内容に変換して記録
及び再生するようにしてもよい。
報内容を記録及び再生する装置であり、特に、任意の情
報Dinを記録して分割ファイル化する装置である。デジ
タル情報内容はデジタル放送番組や、データ放送から得
られるMPEG−2方式により符号化圧縮された映像や
音声情報である。もちろん、アナログ放送番組によるア
ナログ映像音声信号をデジタル情報内容に変換して記録
及び再生するようにしてもよい。
【0017】この記録再生装置10は制御装置5を有し
ている。制御装置5には情報の随時書き込み読出し可能
な記憶装置3が接続されており、情報Dinを所定のメモ
リ領域に記録するようになされる。記憶装置3には所定
の記録容量の磁気ディスクを有した固定ディスク駆動装
置が使用される。磁気ディスクに記録されたデジタル情
報内容は分割ファイル化される。もちろん、磁気ディス
クに限られることはなく、光磁気ディスクであっもよ
い。また、記憶装置3にはランダムアクセス可能な不揮
発性の半導体メモリ素子を使用するようにしてもよい。
ている。制御装置5には情報の随時書き込み読出し可能
な記憶装置3が接続されており、情報Dinを所定のメモ
リ領域に記録するようになされる。記憶装置3には所定
の記録容量の磁気ディスクを有した固定ディスク駆動装
置が使用される。磁気ディスクに記録されたデジタル情
報内容は分割ファイル化される。もちろん、磁気ディス
クに限られることはなく、光磁気ディスクであっもよ
い。また、記憶装置3にはランダムアクセス可能な不揮
発性の半導体メモリ素子を使用するようにしてもよい。
【0018】この制御装置5には更に操作手段4が接続
され、メモリ領域を分割ファイル#1,#2,#3,#
4・・・等に区分するための記録時間単位を設定するよ
うに操作される。制御装置5では操作手段4により設定
された記録時間単位に基づいて記憶装置3の書込み読出
し制御をするようになされる。この書込み制御では記録
時間単位によって区分された分割ファイルを成すメモリ
領域毎に情報Dinを記録するようになされる。この読出
し制御では記録時間単位によって区分された分割ファイ
ル毎に情報Doutを読出し再生するようになされる。
され、メモリ領域を分割ファイル#1,#2,#3,#
4・・・等に区分するための記録時間単位を設定するよ
うに操作される。制御装置5では操作手段4により設定
された記録時間単位に基づいて記憶装置3の書込み読出
し制御をするようになされる。この書込み制御では記録
時間単位によって区分された分割ファイルを成すメモリ
領域毎に情報Dinを記録するようになされる。この読出
し制御では記録時間単位によって区分された分割ファイ
ル毎に情報Doutを読出し再生するようになされる。
【0019】この記録再生装置10で隣接する分割ファ
イルの前後のメモリ領域、つまり、当該分割ファイル#
1のメモリ領域の後部と、次の分割ファイル#2のメモ
リ領域の前部とに情報Dinをオーバラップさせて記録す
るようになされる。これは分割ファイル#1,#2間で
映像を途切れないようにするためである。
イルの前後のメモリ領域、つまり、当該分割ファイル#
1のメモリ領域の後部と、次の分割ファイル#2のメモ
リ領域の前部とに情報Dinをオーバラップさせて記録す
るようになされる。これは分割ファイル#1,#2間で
映像を途切れないようにするためである。
【0020】この記録再生装置10では記録時間単位に
関してメモリ領域をX分単位の分割ファイルに区分する
ようになされる。例えば、記録時間単位は1分単位、2
分単位、5分単位・・・等である。この例では記録時間
単位毎に読出し番地(アドレス)を示すインデックスが
打たれる。このインデックスを制御装置5に認識させる
ことで、情報Dinの高速検索及び不要エリアの情報削除
を容易に行うことができる。
関してメモリ領域をX分単位の分割ファイルに区分する
ようになされる。例えば、記録時間単位は1分単位、2
分単位、5分単位・・・等である。この例では記録時間
単位毎に読出し番地(アドレス)を示すインデックスが
打たれる。このインデックスを制御装置5に認識させる
ことで、情報Dinの高速検索及び不要エリアの情報削除
を容易に行うことができる。
【0021】このメモリ領域に関して記録時間単位は可
変設定するようにしてもよい。記録再生装置10の用途
に応じて記録時間単位を変えられるので、例えば、当該
記録再生装置10を監視カメラに接続した場合に、記録
時間単位を短く設定することにより、防犯分析等に必要
な映像を短い分割ファイルのまま保存することができ
る。この防犯分析等に必要のない他の分割ファイルを削
除することで、残容量を容易に増やせる。
変設定するようにしてもよい。記録再生装置10の用途
に応じて記録時間単位を変えられるので、例えば、当該
記録再生装置10を監視カメラに接続した場合に、記録
時間単位を短く設定することにより、防犯分析等に必要
な映像を短い分割ファイルのまま保存することができ
る。この防犯分析等に必要のない他の分割ファイルを削
除することで、残容量を容易に増やせる。
【0022】続いて、本発明に係る情報記録方法につい
て説明をする。図2は記録再生装置10における処理例
を示すフローチャートである。この実施形態では任意の
情報Dinを所定容量のメモリ領域に記録して分割ファイ
ル化する場合を前提とする。
て説明をする。図2は記録再生装置10における処理例
を示すフローチャートである。この実施形態では任意の
情報Dinを所定容量のメモリ領域に記録して分割ファイ
ル化する場合を前提とする。
【0023】これを前提にして図2に示すフローチャー
トのステップA1で予めメモリ領域を分割ファイルに区
分するための記録時間単位を設定する。記録時間単位は
操作手段4を操作して設定される。記録時間単位に関し
てメモリ領域を1分単位、2分単位、5分単位・・・等
のX分単位の分割ファイルに区分するようになされる。
制御装置5では操作手段4により設定された記録時間単
位に基づいて記憶装置3の書込み読出し制御が行われ
る。制御装置5ではX分単位毎に読出し番地を示すイン
デックスが打たれる。
トのステップA1で予めメモリ領域を分割ファイルに区
分するための記録時間単位を設定する。記録時間単位は
操作手段4を操作して設定される。記録時間単位に関し
てメモリ領域を1分単位、2分単位、5分単位・・・等
のX分単位の分割ファイルに区分するようになされる。
制御装置5では操作手段4により設定された記録時間単
位に基づいて記憶装置3の書込み読出し制御が行われ
る。制御装置5ではX分単位毎に読出し番地を示すイン
デックスが打たれる。
【0024】その後、ステップA2でX分単位によって
区分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に情報Din
を記録する。ここでMPEG−2方式により符号化圧縮
された映像や音声信号などの情報Dinが記憶装置3に記
録される。
区分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に情報Din
を記録する。ここでMPEG−2方式により符号化圧縮
された映像や音声信号などの情報Dinが記憶装置3に記
録される。
【0025】そして、ステップA3で分割ファイルにお
ける情報記録を終了したかをチェックする。この際の判
断は制御装置5によって、一連の情報Dinの終了フラグ
などを検出することにより行われる。この終了フラグが
検出されない場合はステップA2の分割ファイルにおけ
る情報記録が継続される。この終了フラグ検出により分
割ファイルによる情報記録を終了する。
ける情報記録を終了したかをチェックする。この際の判
断は制御装置5によって、一連の情報Dinの終了フラグ
などを検出することにより行われる。この終了フラグが
検出されない場合はステップA2の分割ファイルにおけ
る情報記録が継続される。この終了フラグ検出により分
割ファイルによる情報記録を終了する。
【0026】このように、本発明に係る実施形態として
の記録再生装置10によれば、任意の情報Dinを記録し
て分割ファイル化する場合に、記録時間単位によって区
分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に情報Dinを
記録するようになされる。
の記録再生装置10によれば、任意の情報Dinを記録し
て分割ファイル化する場合に、記録時間単位によって区
分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に情報Dinを
記録するようになされる。
【0027】従って、ファイル読出し時に記録時間単位
に、かつ、高速に分割ファイルを検索することができる
ばかりか、不要な情報Dinを分割ファイル毎にメモリ領
域から部分的に削除することができる。これにより、メ
モリ領域の未記録容量である残容量をきめ細かく増やす
ことができる。HDDビデオレコーダや、DVDデコー
ダ等の回転系記録装置に充分応用することができる。
に、かつ、高速に分割ファイルを検索することができる
ばかりか、不要な情報Dinを分割ファイル毎にメモリ領
域から部分的に削除することができる。これにより、メ
モリ領域の未記録容量である残容量をきめ細かく増やす
ことができる。HDDビデオレコーダや、DVDデコー
ダ等の回転系記録装置に充分応用することができる。
【0028】(2)実施例 図3は本発明に係る実施例としてのHDDビデオレコー
ダ100の接続構成例を示す斜視図である。この実施例
では記録再生装置の一例となるHDDビデオレコーダ1
00を準備し、このHDDビデオレコーダ100をテレ
ビモニタ60に接続し、任意の番組情報内容Dinを記録
して分割ファイル化する場合に、記録時間単位によって
区分された分割ファイルを成すメモリ領域(以下でディ
スク領域という)毎に番組情報内容Dinを記録するよう
にして、ファイル読出し時に記録時間単位に、かつ、高
速に分割ファイルを検索できるようにすると共に、不要
な情報を分割ファイル毎にディスク領域から部分的に削
除できるようにしたものである。
ダ100の接続構成例を示す斜視図である。この実施例
では記録再生装置の一例となるHDDビデオレコーダ1
00を準備し、このHDDビデオレコーダ100をテレ
ビモニタ60に接続し、任意の番組情報内容Dinを記録
して分割ファイル化する場合に、記録時間単位によって
区分された分割ファイルを成すメモリ領域(以下でディ
スク領域という)毎に番組情報内容Dinを記録するよう
にして、ファイル読出し時に記録時間単位に、かつ、高
速に分割ファイルを検索できるようにすると共に、不要
な情報を分割ファイル毎にディスク領域から部分的に削
除できるようにしたものである。
【0029】図3に示すHDDビデオレコーダ100は
デジタル情報内容を記録及び再生する装置であり、特
に、任意の番組情報内容Dinを記録して分割ファイル化
する装置である。デジタル情報内容はデジタル放送番組
や、データ放送から得られるMPEG−2方式により符
号化圧縮された映像や音声情報である。もちろん、アナ
ログ放送番組によるアナログ映像音声信号をデジタル情
報内容に変換して記録及び再生するようにしてもよい。
デジタル情報内容を記録及び再生する装置であり、特
に、任意の番組情報内容Dinを記録して分割ファイル化
する装置である。デジタル情報内容はデジタル放送番組
や、データ放送から得られるMPEG−2方式により符
号化圧縮された映像や音声情報である。もちろん、アナ
ログ放送番組によるアナログ映像音声信号をデジタル情
報内容に変換して記録及び再生するようにしてもよい。
【0030】この例で、放送局2はデジタル放送、地上
波アナログ及びデータ放送の受信可能なチューナー付き
のテレビモニタ60に番組情報内容Dinを放送するよう
になされる。このテレビモニタ60には予め準備された
HDDビデオレコーダ100が接続され、タイマー記録
予約時に、このテレビモニタ60に記録予約メニュー画
面や、当該番組情報内容Dinの記録開始時刻やその総放
映時間を表示するようになされる。
波アナログ及びデータ放送の受信可能なチューナー付き
のテレビモニタ60に番組情報内容Dinを放送するよう
になされる。このテレビモニタ60には予め準備された
HDDビデオレコーダ100が接続され、タイマー記録
予約時に、このテレビモニタ60に記録予約メニュー画
面や、当該番組情報内容Dinの記録開始時刻やその総放
映時間を表示するようになされる。
【0031】HDDビデオレコーダ100はテレビモニ
タ60に対してIEEE1394準拠の通信ケーブル6
1,オーディオ・ビデオ(以下でA&Vという)出力ケ
ーブル62及び、A&V入力ケーブル63により接続さ
れる。更にテレビモニタ60はデジタル放送用のアンテ
ナ64及び地上波データ放送のアンテナ65に接続して
使用される。
タ60に対してIEEE1394準拠の通信ケーブル6
1,オーディオ・ビデオ(以下でA&Vという)出力ケ
ーブル62及び、A&V入力ケーブル63により接続さ
れる。更にテレビモニタ60はデジタル放送用のアンテ
ナ64及び地上波データ放送のアンテナ65に接続して
使用される。
【0032】この例で番組情報内容Dinはテレビモニタ
60を通じてHDDビデオレコーダ100に記録できる
ようになされている。この番組情報内容Dinをタイマー
予約記録するときに、テレビモニタ60及びHDDビデ
オレコーダ100がリモートコントローラ(以下でリモ
コンという)80で遠隔操作するようになされる。
60を通じてHDDビデオレコーダ100に記録できる
ようになされている。この番組情報内容Dinをタイマー
予約記録するときに、テレビモニタ60及びHDDビデ
オレコーダ100がリモートコントローラ(以下でリモ
コンという)80で遠隔操作するようになされる。
【0033】続いて、HDDビデオレコーダ100の内
部構成例について説明をする。図4はHDDビデオレコ
ーダ100の内部構成例を示すブロック図である。この
例でHDDビデオレコーダ100ではチューナー付きの
テレビモニタ60で受信されたアナログやデジタルの番
組情報内容Dinをタイマー予約記録もしくはシンクロ録
画するようになされる。
部構成例について説明をする。図4はHDDビデオレコ
ーダ100の内部構成例を示すブロック図である。この
例でHDDビデオレコーダ100ではチューナー付きの
テレビモニタ60で受信されたアナログやデジタルの番
組情報内容Dinをタイマー予約記録もしくはシンクロ録
画するようになされる。
【0034】図4に示すHDDビデオレコーダ100は
制御装置5を構成する、入力切換部11、ビデオ入力処
理部12、アナログ・デジタル(以下でA/Dという)
変換部13、ビデオエンコーダ21、オーディオエンコ
ーダ22、分離部23、多重化部24、ビデオデコーダ
25A〜25D、オーディオデコーダ27、ビデオデー
タ処理部30、出力切換部31,32、ビデオ出力処理
部35、デジタルアナログ(以下でD/Aという)変換
部36、データストレージインタフェース40、通信イ
ンタフェース42、動作制御部50を備えている。
制御装置5を構成する、入力切換部11、ビデオ入力処
理部12、アナログ・デジタル(以下でA/Dという)
変換部13、ビデオエンコーダ21、オーディオエンコ
ーダ22、分離部23、多重化部24、ビデオデコーダ
25A〜25D、オーディオデコーダ27、ビデオデー
タ処理部30、出力切換部31,32、ビデオ出力処理
部35、デジタルアナログ(以下でD/Aという)変換
部36、データストレージインタフェース40、通信イ
ンタフェース42、動作制御部50を備えている。
【0035】また、HDDビデオレコーダ100には記
憶装置の一例となる、所定の記録容量の磁気ディスクを
有した固定ディスク駆動装置(以下でHDD41とい
う)を備えている。HDD41は記憶容量100〜50
0ギガバイト(GB)程度の磁気ディスクを有してい
る。例えば、500GBのHDD41では最長300時
間、最大1000タイトルの録画ができるようになされ
る。
憶装置の一例となる、所定の記録容量の磁気ディスクを
有した固定ディスク駆動装置(以下でHDD41とい
う)を備えている。HDD41は記憶容量100〜50
0ギガバイト(GB)程度の磁気ディスクを有してい
る。例えば、500GBのHDD41では最長300時
間、最大1000タイトルの録画ができるようになされ
る。
【0036】記録モードに関しては、約200時間の長
時間(LP)モード、約100時間の標準(SP)モー
ド、約50時間の高画質(HQ)モードの3つが準備さ
れている。デジタル情報内容をファイル化して記録する
ためである。磁気ディスクに記録されたデジタル情報内
容は分割ファイル化される。このHDD41ではテレビ
モニタ60で受信された番組情報内容Dinを所定のディ
スク領域に記録するようになされる。その再生時には所
定のディスク領域から番組情報内容Dinを読み出すよう
になされる。
時間(LP)モード、約100時間の標準(SP)モー
ド、約50時間の高画質(HQ)モードの3つが準備さ
れている。デジタル情報内容をファイル化して記録する
ためである。磁気ディスクに記録されたデジタル情報内
容は分割ファイル化される。このHDD41ではテレビ
モニタ60で受信された番組情報内容Dinを所定のディ
スク領域に記録するようになされる。その再生時には所
定のディスク領域から番組情報内容Dinを読み出すよう
になされる。
【0037】上述の動作制御部50には操作手段の一例
となる操作部51が接続され、ディスク領域を分割ファ
イルに区分するための記録時間単位を設定するように操
作される。動作制御部50では操作部51により設定さ
れた記録時間単位に基づいてHDD41の書込み読出し
制御をするようになされる。この書込み制御では記録時
間単位によって区分された分割ファイルを成すディスク
領域毎に番組情報内容Dinを記録するようになされる。
この読出し制御では記録時間単位によって区分された分
割ファイル毎に番組情報内容Dinを読出し再生するよう
になされる。操作部51はリモコン80によっても動作
可能なようになされている。
となる操作部51が接続され、ディスク領域を分割ファ
イルに区分するための記録時間単位を設定するように操
作される。動作制御部50では操作部51により設定さ
れた記録時間単位に基づいてHDD41の書込み読出し
制御をするようになされる。この書込み制御では記録時
間単位によって区分された分割ファイルを成すディスク
領域毎に番組情報内容Dinを記録するようになされる。
この読出し制御では記録時間単位によって区分された分
割ファイル毎に番組情報内容Dinを読出し再生するよう
になされる。操作部51はリモコン80によっても動作
可能なようになされている。
【0038】この動作制御部50では操作部51からの
操作情報D3を構成する、操作信号PSに基づき制御信
号SEを生成して、入力切換部11、ビデオ入力処理部
12、A/D変換部13、ビデオエンコーダ21、オー
ディオエンコーダ22、分離部23、多重化部24、ビ
デオデコーダ25A〜25D、オーディオデコーダ2
7、ビデオデータ処理部30、出力切換部31,32、
ビデオ出力処理部35、D/A変換部36、データスト
レージインタフェース40、通信インタフェース42に
供給することにより、符号化処理や復号化処理、符号化
データの記録や読み出し等を制御するようになされる。
操作情報D3を構成する、操作信号PSに基づき制御信
号SEを生成して、入力切換部11、ビデオ入力処理部
12、A/D変換部13、ビデオエンコーダ21、オー
ディオエンコーダ22、分離部23、多重化部24、ビ
デオデコーダ25A〜25D、オーディオデコーダ2
7、ビデオデータ処理部30、出力切換部31,32、
ビデオ出力処理部35、D/A変換部36、データスト
レージインタフェース40、通信インタフェース42に
供給することにより、符号化処理や復号化処理、符号化
データの記録や読み出し等を制御するようになされる。
【0039】この動作制御部50には中央演算装置(C
PU)が使用される。なお、符号化処理や復号化処理、
符号化データの記録や読み出し等を制御では、各部から
供給された種々の情報信号(図示せず)も用いられる。
PU)が使用される。なお、符号化処理や復号化処理、
符号化データの記録や読み出し等を制御では、各部から
供給された種々の情報信号(図示せず)も用いられる。
【0040】図4に示す入力切換部11では動作制御部
50からの制御信号SEに基づき、テレビモニタ60等
から供給されたコンテンツ(番組情報内容Din)のいず
れかを選択するようになされる。入力切換部11にはビ
デオ入力処理部12及びA/D変換部13が接続されて
おり、ここで選択されたコンテンツの映像信号SVinが
ビデオ入力処理部12に供給されると共に、音声信号S
AinがA/D変換部13に供給される。映像信号SVin
及び音声信号SAinは番組情報内容Dinを構成する映像
や音声素材である。
50からの制御信号SEに基づき、テレビモニタ60等
から供給されたコンテンツ(番組情報内容Din)のいず
れかを選択するようになされる。入力切換部11にはビ
デオ入力処理部12及びA/D変換部13が接続されて
おり、ここで選択されたコンテンツの映像信号SVinが
ビデオ入力処理部12に供給されると共に、音声信号S
AinがA/D変換部13に供給される。映像信号SVin
及び音声信号SAinは番組情報内容Dinを構成する映像
や音声素材である。
【0041】ビデオ入力処理部12では、入力切換部1
1で選択された映像信号SVinからディジタルの輝度デ
ータYinと色差データCrin,Cbinとが生成される。
ビデオ入力処理部12にはビデオエンコーダ21及び出
力切換部31が接続され、映像信号SVinから生成され
たディジタルの輝度データYinと色差データCrin,C
binとが供給される。
1で選択された映像信号SVinからディジタルの輝度デ
ータYinと色差データCrin,Cbinとが生成される。
ビデオ入力処理部12にはビデオエンコーダ21及び出
力切換部31が接続され、映像信号SVinから生成され
たディジタルの輝度データYinと色差データCrin,C
binとが供給される。
【0042】ビデオエンコーダ21では、例えばISO
/IEC13818−2として定義されている符号化処
理がなされる。すなわち、当該エンコーダ21ではビデ
オ入力処理部12から供給された時間順画像データ信号
である輝度データYinと色差データCrin,Cbinに対
して、ピクチャ(I,P,B)単位での画面の並べ替え
や動き補償予測等を行うと共に、DCT符号化や可変長
符号化を行い、映像符号化データVBwを生成するよう
になされる。なお、ビデオエンコーダ21では、図示し
ないメモリを用いて上述の符号化処理を行う。
/IEC13818−2として定義されている符号化処
理がなされる。すなわち、当該エンコーダ21ではビデ
オ入力処理部12から供給された時間順画像データ信号
である輝度データYinと色差データCrin,Cbinに対
して、ピクチャ(I,P,B)単位での画面の並べ替え
や動き補償予測等を行うと共に、DCT符号化や可変長
符号化を行い、映像符号化データVBwを生成するよう
になされる。なお、ビデオエンコーダ21では、図示し
ないメモリを用いて上述の符号化処理を行う。
【0043】また、ビデオエンコーダ21では、映像符
号化データを生成する際に、ビットレート(情報転送速
度)を固定あるいは可変することができるようになされ
ている。固定ビットレートでは、例えばI,P,Bピク
チャへの符号量割当てを行い、各ピクチャに割り当てら
れた符号量と実際の発生符号量とを一致させるように、
フィードバック制御で量子化スケールコードを動的に変
化するようになされる。
号化データを生成する際に、ビットレート(情報転送速
度)を固定あるいは可変することができるようになされ
ている。固定ビットレートでは、例えばI,P,Bピク
チャへの符号量割当てを行い、各ピクチャに割り当てら
れた符号量と実際の発生符号量とを一致させるように、
フィードバック制御で量子化スケールコードを動的に変
化するようになされる。
【0044】一方、可変ビットレートでは、量子化スケ
ールコードを視覚特性に応じて調整して、ビットレート
の平均値が所望の値となるように動作制御部50により
制御される。すなわち、視覚的に劣化の目立ちやすい部
分では量子化スケールコードを細かく量子化するように
調整して符号量を多いものとし、劣化の目立ちにくい部
分では粗く量子化するように調整して符号量を少なくす
る。このようにビットレートを可変して、平均値が所望
のビットレートとなるように制御される。このため、可
変ビットレートでは、ビットレートが低くても良好な画
質を得ることができる。この例では2、4、6Mbit/
secの3つのビットレートが準備されている。
ールコードを視覚特性に応じて調整して、ビットレート
の平均値が所望の値となるように動作制御部50により
制御される。すなわち、視覚的に劣化の目立ちやすい部
分では量子化スケールコードを細かく量子化するように
調整して符号量を多いものとし、劣化の目立ちにくい部
分では粗く量子化するように調整して符号量を少なくす
る。このようにビットレートを可変して、平均値が所望
のビットレートとなるように制御される。このため、可
変ビットレートでは、ビットレートが低くても良好な画
質を得ることができる。この例では2、4、6Mbit/
secの3つのビットレートが準備されている。
【0045】また、A/D変換部13ではアナログの音
声信号SAinがディジタルの音声データDAinに変換さ
れる。A/D変換部13にはオーディオエンコーダ22
及び出力切換部32が接続され、音声信号SAinを変換
した音声データDAinが供給される。
声信号SAinがディジタルの音声データDAinに変換さ
れる。A/D変換部13にはオーディオエンコーダ22
及び出力切換部32が接続され、音声信号SAinを変換
した音声データDAinが供給される。
【0046】オーディオエンコーダ22では、例えばI
SO/IEC11172として定義されている符号化処
理が行われる。すなわち、当該エンコーダ22ではA/
D変換部13から供給された音声データDAinをサブバ
ンドに分割して、サブバンド毎に独立して量子化を行
い、ビット圧縮して音声符号化データABwを生成する
ようになされる。
SO/IEC11172として定義されている符号化処
理が行われる。すなわち、当該エンコーダ22ではA/
D変換部13から供給された音声データDAinをサブバ
ンドに分割して、サブバンド毎に独立して量子化を行
い、ビット圧縮して音声符号化データABwを生成する
ようになされる。
【0047】このビデオエンコーダ21及びオーディオ
エンコーダ22には多重化部23が接続され、輝度デー
タYinと色差データCrin,Cbinから生成された映像
符号化データVBw、及び音声データDAinから生成さ
れた音声符号化データABwが多重化されて単一の符号
化データSSwとされた後にデータストレージインタフ
ェース40に供給される。
エンコーダ22には多重化部23が接続され、輝度デー
タYinと色差データCrin,Cbinから生成された映像
符号化データVBw、及び音声データDAinから生成さ
れた音声符号化データABwが多重化されて単一の符号
化データSSwとされた後にデータストレージインタフ
ェース40に供給される。
【0048】データストレージインタフェース40では
動作制御部50からの制御信号SEに基づいてHDD4
1の書込み読出し制御するようになされる。例えば、多
重化部23から供給された符号化データSSwをHDD
41に記録するようになされる。
動作制御部50からの制御信号SEに基づいてHDD4
1の書込み読出し制御するようになされる。例えば、多
重化部23から供給された符号化データSSwをHDD
41に記録するようになされる。
【0049】このデータストレージインタフェース40
は、複数バンクのメモリあるいは複数のメモリを用いて
構成されている。これと共に、HDD41でのデータ転
送速度は、多重化部23からの符号化データSSwの伝
送速度よりも高速とされており、当該インタフェース4
0では多重化部23から供給された記録用の符号化デー
タSSwを1つのバンクに一時保持させると共に、この
保持された記録用の符号化データSSwが、割り当てら
れた処理期間でHDD41に記録される。
は、複数バンクのメモリあるいは複数のメモリを用いて
構成されている。これと共に、HDD41でのデータ転
送速度は、多重化部23からの符号化データSSwの伝
送速度よりも高速とされており、当該インタフェース4
0では多重化部23から供給された記録用の符号化デー
タSSwを1つのバンクに一時保持させると共に、この
保持された記録用の符号化データSSwが、割り当てら
れた処理期間でHDD41に記録される。
【0050】このHDD41はランダムアクセスが可能
な記録装置、例えば磁気ディスクや光ディスクあるいは
半導体メモリ等を用いて構成される。このHDD41で
は記録時間単位に関してディスク領域をX分単位の分割
ファイルに区分するようになされる。例えば、記録時間
単位は1分単位、2分単位、5分単位・・・等である。
この例では記録時間単位毎に読出し番地(アドレス)を
示すインデックスが打たれる。このインデックスを動作
制御部50に認識させることで、番組情報内容Dinの高
速検索及び不要エリアの情報削除を容易に行うことがで
きる。
な記録装置、例えば磁気ディスクや光ディスクあるいは
半導体メモリ等を用いて構成される。このHDD41で
は記録時間単位に関してディスク領域をX分単位の分割
ファイルに区分するようになされる。例えば、記録時間
単位は1分単位、2分単位、5分単位・・・等である。
この例では記録時間単位毎に読出し番地(アドレス)を
示すインデックスが打たれる。このインデックスを動作
制御部50に認識させることで、番組情報内容Dinの高
速検索及び不要エリアの情報削除を容易に行うことがで
きる。
【0051】このHDD41で隣接する分割ファイルの
前後のディスク領域、つまり、当該分割ファイル#1の
ディスク領域の後部と、次の分割ファイル#2のディス
ク領域の前部とに番組情報内容Dinをオーバラップさせ
て記録するようになされる。これは分割ファイル#1,
#2間で映像を途切れないようにするためである。
前後のディスク領域、つまり、当該分割ファイル#1の
ディスク領域の後部と、次の分割ファイル#2のディス
ク領域の前部とに番組情報内容Dinをオーバラップさせ
て記録するようになされる。これは分割ファイル#1,
#2間で映像を途切れないようにするためである。
【0052】このHDD41に記録されている符号化デ
ータSSrを読み出す場合に、符号化データSSwをHD
D41に記録する際に用いた処理期間とは異なる処理期
間で、HDD41から所望の符号化データSSrを読み
出して異なるバンクに一時保持させると共に、この保持
されている符号化データSSrを分離部24に順次供給
することで、符号化データの記録再生を同時に行うこと
ができる。
ータSSrを読み出す場合に、符号化データSSwをHD
D41に記録する際に用いた処理期間とは異なる処理期
間で、HDD41から所望の符号化データSSrを読み
出して異なるバンクに一時保持させると共に、この保持
されている符号化データSSrを分離部24に順次供給
することで、符号化データの記録再生を同時に行うこと
ができる。
【0053】このデータストレージインタフェース40
には分離部24が接続され、HDD41から読み出され
た符号化データSSrが供給される。分離部24では、
データストレージインタフェース40より供給された符
号化データSSrから、映像符号化データVBrと音声符
号化データABrとが分離される。分離部24には4つ
のビデオデコーダ25A〜25Dが接続されている。
には分離部24が接続され、HDD41から読み出され
た符号化データSSrが供給される。分離部24では、
データストレージインタフェース40より供給された符
号化データSSrから、映像符号化データVBrと音声符
号化データABrとが分離される。分離部24には4つ
のビデオデコーダ25A〜25Dが接続されている。
【0054】例えば、標準速度再生モード動作では、映
像符号化データVBrを4つのビデオデコーダ25A〜
25Dのうち1つのビデオデコーダに供給される。ま
た、再生位置検索モードの動作では、映像符号化データ
VBrをピクチャ単位で複数のビデオデコーダ25A〜
25Dに供給される。再生位置検索モードとは再生動作
時に所望の再生位置の検索を行う動作をいう。例えば1
つの画面上に再生位置の異なる4つの縮小再生画像を表
示して所望の場面を検索する場合には、4つの再生位置
の異なる映像符号化データVBr-1〜VBr-2をそれぞれ
ビデオデコーダ25A〜25Dに供給するようになされ
る。
像符号化データVBrを4つのビデオデコーダ25A〜
25Dのうち1つのビデオデコーダに供給される。ま
た、再生位置検索モードの動作では、映像符号化データ
VBrをピクチャ単位で複数のビデオデコーダ25A〜
25Dに供給される。再生位置検索モードとは再生動作
時に所望の再生位置の検索を行う動作をいう。例えば1
つの画面上に再生位置の異なる4つの縮小再生画像を表
示して所望の場面を検索する場合には、4つの再生位置
の異なる映像符号化データVBr-1〜VBr-2をそれぞれ
ビデオデコーダ25A〜25Dに供給するようになされ
る。
【0055】ビデオデコーダ25Aでは、分離部24か
ら供給された映像符号化データVBr-1の復号化処理を
行い、時間順画像データ信号である輝度データYr-1と
色差データCrr-1,Cbr-1を生成してビデオデータ処
理部30に供給する。同様に、ビデオデコーダ25B〜
25Dでは、分離部24から供給された映像符号化デー
タVBr-2〜VBr-4の復号化処理を行い、この復号化に
より得られた輝度データYr-2〜Yr-4と色差データCr
r-2〜Crr-4,Cbr-2〜Cbr-4がビデオデータ処理部
30に供給される。なお、この再生位置検索モードを適
用しない場合はビデオデコーダ25A〜25Dのうち1
つのみを設備すればよい。
ら供給された映像符号化データVBr-1の復号化処理を
行い、時間順画像データ信号である輝度データYr-1と
色差データCrr-1,Cbr-1を生成してビデオデータ処
理部30に供給する。同様に、ビデオデコーダ25B〜
25Dでは、分離部24から供給された映像符号化デー
タVBr-2〜VBr-4の復号化処理を行い、この復号化に
より得られた輝度データYr-2〜Yr-4と色差データCr
r-2〜Crr-4,Cbr-2〜Cbr-4がビデオデータ処理部
30に供給される。なお、この再生位置検索モードを適
用しない場合はビデオデコーダ25A〜25Dのうち1
つのみを設備すればよい。
【0056】また、分離部24にはオーディオデコーダ
27が接続され、音声符号化データABrが供給され
る。オーディオデコーダ27では、分離部24から供給
された音声符号化データABrの復号化処理を行い、復
号化後に得られた音声データDArを出力切換部32に
供給するようになされる。
27が接続され、音声符号化データABrが供給され
る。オーディオデコーダ27では、分離部24から供給
された音声符号化データABrの復号化処理を行い、復
号化後に得られた音声データDArを出力切換部32に
供給するようになされる。
【0057】一方、4つのビデオデコーダ25A〜25
Dにはビデオデータ処理部30が接続され、動作制御部
50からの制御信号SEに基づいてビデオデータ処理が
なされる。例えば、標準速度再生モード時には1つのビ
デオデコーダ25Aから供給された輝度データYr-1と
色差データCrr-1,Cbr-1を間引くことなくそのまま
これらの輝度データYr-1と色差データCrr-1,Cbr-
1がビデオデータ処理部30から出力切換部31へ供給
するようになされる。
Dにはビデオデータ処理部30が接続され、動作制御部
50からの制御信号SEに基づいてビデオデータ処理が
なされる。例えば、標準速度再生モード時には1つのビ
デオデコーダ25Aから供給された輝度データYr-1と
色差データCrr-1,Cbr-1を間引くことなくそのまま
これらの輝度データYr-1と色差データCrr-1,Cbr-
1がビデオデータ処理部30から出力切換部31へ供給
するようになされる。
【0058】また、再生位置検索モード動作には、ビデ
オデコーダ25Aから供給された輝度データYr-1と色
差データCrr-1,Cbr-1に対して間引き処理を行うこ
とで縮小再生画像のデータを生成すると共に、この生成
した縮小再生画像のデータを、画面上の表示位置に対応
させてメモリに記憶される。
オデコーダ25Aから供給された輝度データYr-1と色
差データCrr-1,Cbr-1に対して間引き処理を行うこ
とで縮小再生画像のデータを生成すると共に、この生成
した縮小再生画像のデータを、画面上の表示位置に対応
させてメモリに記憶される。
【0059】同様にしてビデオデコーダ25B〜25D
から供給された輝度データYr-2〜Yr-4と色差データC
rr-2〜Crr-4,Cbr-2〜Cbr-4に対して間引き処理
を行うことで縮小再生画像のデータを生成すると共に、
この生成した縮小再生画像のデータも、画面上の表示位
置に対応させてメモリに記憶される。このようにして4
つの縮小再生画像からなる1画面分の輝度データと色差
データをメモリに記憶させると共に、この1画面分の輝
度データと色差データを順次読み出して出力切換部31
に供給するようになされる。
から供給された輝度データYr-2〜Yr-4と色差データC
rr-2〜Crr-4,Cbr-2〜Cbr-4に対して間引き処理
を行うことで縮小再生画像のデータを生成すると共に、
この生成した縮小再生画像のデータも、画面上の表示位
置に対応させてメモリに記憶される。このようにして4
つの縮小再生画像からなる1画面分の輝度データと色差
データをメモリに記憶させると共に、この1画面分の輝
度データと色差データを順次読み出して出力切換部31
に供給するようになされる。
【0060】従って、出力切換部31では動作制御部5
0からの制御信号SEに基づき、入力切換部11で選択
された信号に基づく画像を出力する場合には、ビデオ入
力処理部12の出力が選択されるので、当該ビデオ入力
処理部12から供給される輝度データYinと色差データ
Crin,Cbinを出力用の輝度データYoutと色差デー
タCrout,Cboutとなされる。
0からの制御信号SEに基づき、入力切換部11で選択
された信号に基づく画像を出力する場合には、ビデオ入
力処理部12の出力が選択されるので、当該ビデオ入力
処理部12から供給される輝度データYinと色差データ
Crin,Cbinを出力用の輝度データYoutと色差デー
タCrout,Cboutとなされる。
【0061】また、HDD41を選択して当該HDD4
1を記録されている符号化データを再生して画像出力を
行う場合、例えば標準速度再生モード、再生位置検出モ
ードなどの動作時には、ビデオデータ処理部30の出力
が選択されるので、当該ビデオデータ処理部30から供
給された輝度データYrと色差データCrr,Cbrを出
力用の輝度データYoutと色差データCrout,Cbout
となされる。
1を記録されている符号化データを再生して画像出力を
行う場合、例えば標準速度再生モード、再生位置検出モ
ードなどの動作時には、ビデオデータ処理部30の出力
が選択されるので、当該ビデオデータ処理部30から供
給された輝度データYrと色差データCrr,Cbrを出
力用の輝度データYoutと色差データCrout,Cbout
となされる。
【0062】この出力切換部31にはビデオ出力処理部
35が接続され、ビデオ入力処理部12又はビデオデー
タ処理部30から供給された出力用画像データ信号であ
る輝度データYout及び色差データCrout,Cboutを
用いて、記録再生装置10に接続されるテレビモニタ6
0に応じた映像信号、例えば輝度データ及び色差データ
を用いてD/A変換処理やエンコード処理を行うと共
に、同期信号を付加してアナログの複合映像信号SVou
tを生成して出力するようになされる。
35が接続され、ビデオ入力処理部12又はビデオデー
タ処理部30から供給された出力用画像データ信号であ
る輝度データYout及び色差データCrout,Cboutを
用いて、記録再生装置10に接続されるテレビモニタ6
0に応じた映像信号、例えば輝度データ及び色差データ
を用いてD/A変換処理やエンコード処理を行うと共
に、同期信号を付加してアナログの複合映像信号SVou
tを生成して出力するようになされる。
【0063】また、出力切換部32では、動作制御部5
0からの制御信号SEに基づき、入力切換部11で選択
された信号に基づく音声を出力する場合は、A/D変換
部13の出力を選択して、当該A/D変換部13から供
給された音声データDAinを出力用の音声データDAou
tとなされる。
0からの制御信号SEに基づき、入力切換部11で選択
された信号に基づく音声を出力する場合は、A/D変換
部13の出力を選択して、当該A/D変換部13から供
給された音声データDAinを出力用の音声データDAou
tとなされる。
【0064】更にHDD41を選択して当該HDD41
に記録されている符号化データを再生する場合、例え
ば、標準速度再生モード動作時には、オーディオデコー
ダ27を選択して当該オーディオデコーダ27から供給
された音声データDArを出力用の音声データDAoutと
なされる。この出力切換部32にはD/A変換部36が
接続され、A/D変換部13又はオーディオデコーダ2
7から供給された音声データDAoutをアナログ音声信
号SAoutに変換して出力するようになされる。
に記録されている符号化データを再生する場合、例え
ば、標準速度再生モード動作時には、オーディオデコー
ダ27を選択して当該オーディオデコーダ27から供給
された音声データDArを出力用の音声データDAoutと
なされる。この出力切換部32にはD/A変換部36が
接続され、A/D変換部13又はオーディオデコーダ2
7から供給された音声データDAoutをアナログ音声信
号SAoutに変換して出力するようになされる。
【0065】なお、上述の動作制御部50に接続された
操作部51では分割ファアイル毎に番組情報内容に係る
映像符号化データVBrと音声符号化データABrの削除
を設定するようになされる。これはHDD41の未記録
容量であるディスク残容量が無くなったとき、外部から
分割ファイル単位にデータ削除を設定できるようにする
ためである。
操作部51では分割ファアイル毎に番組情報内容に係る
映像符号化データVBrと音声符号化データABrの削除
を設定するようになされる。これはHDD41の未記録
容量であるディスク残容量が無くなったとき、外部から
分割ファイル単位にデータ削除を設定できるようにする
ためである。
【0066】この例で、操作部51から動作制御部50
にはHDD41の分割ファイル毎に削除を設定する旨の
操作信号PSが出力される。また、操作部51により削
除された分割ファイルを成すディスク領域には新たな番
組情報内容に係る映像符号化データVBrと音声符号化
データABrを記録するようにしている。HDD41の
ディスク領域を有効に使用するためである。
にはHDD41の分割ファイル毎に削除を設定する旨の
操作信号PSが出力される。また、操作部51により削
除された分割ファイルを成すディスク領域には新たな番
組情報内容に係る映像符号化データVBrと音声符号化
データABrを記録するようにしている。HDD41の
ディスク領域を有効に使用するためである。
【0067】また、動作制御部50には表示部52が接
続されており、動作制御部50から表示部52に対して
表示駆動信号HSを供給することで、HDDビデオレコ
ーダ100の動作状態や種々の情報を表示するようにな
される。更に、データストレージインタフェース40に
は、IEEE1394等の通信インタフェース42が接
続されており、HDD41から読み出した符号化データ
を、この通信インタフェース42を介して他の機器に出
力する。また、他の機器から供給された符号化データを
HDD41に記録することも行われる。
続されており、動作制御部50から表示部52に対して
表示駆動信号HSを供給することで、HDDビデオレコ
ーダ100の動作状態や種々の情報を表示するようにな
される。更に、データストレージインタフェース40に
は、IEEE1394等の通信インタフェース42が接
続されており、HDD41から読み出した符号化データ
を、この通信インタフェース42を介して他の機器に出
力する。また、他の機器から供給された符号化データを
HDD41に記録することも行われる。
【0068】図5はHDD41における記録時間単位の
設定例を示すイメージ図である。図5に示す記録時間単
位の設定例によれば、HDD41ではディスク領域をX
分単位の分割ファイルに区分するようになされる。例え
ば、記録時間単位は1分単位、2分単位、5分単位・・
・等である。
設定例を示すイメージ図である。図5に示す記録時間単
位の設定例によれば、HDD41ではディスク領域をX
分単位の分割ファイルに区分するようになされる。例え
ば、記録時間単位は1分単位、2分単位、5分単位・・
・等である。
【0069】この例では記録時間単位毎に読出し番地
(アドレス)を示すインデックス(△印:INDX)が
データストレージインタフェース40等により打たれ
る。このインデックスは図示しないHDD41の記録フ
ォーマットにおいて、ホームアドレス部及び0〜Nのデ
ータ記録部から成る複数の分割ファイルを区切るように
与えられ、分割ファイルを検索し易くするようになされ
る。1つのデータ記録部はカウント部、キー部及びデー
タ部から構成されている。記録時間単位は図示しないフ
ラッシュメモリなどに格納される。もちろん、HDD4
1に分割ファイル管理エリアを設けて、番組情報内容D
inと別個に記録するようにしてもよい。
(アドレス)を示すインデックス(△印:INDX)が
データストレージインタフェース40等により打たれ
る。このインデックスは図示しないHDD41の記録フ
ォーマットにおいて、ホームアドレス部及び0〜Nのデ
ータ記録部から成る複数の分割ファイルを区切るように
与えられ、分割ファイルを検索し易くするようになされ
る。1つのデータ記録部はカウント部、キー部及びデー
タ部から構成されている。記録時間単位は図示しないフ
ラッシュメモリなどに格納される。もちろん、HDD4
1に分割ファイル管理エリアを設けて、番組情報内容D
inと別個に記録するようにしてもよい。
【0070】このインデックスは記録時間を5分単位に
設定すると、初期値は0分で分割ファイル#1のインデ
ックスは5分である。同様にして、分割ファイル#2の
インデックスは10分であり、分割ファイル#3のイン
デックスは15分であり、分割ファイル#4のインデッ
クスは20分となされる。このインデックス0,5,1
0,15,20・・・分を動作制御部50に認識させる
ことで、インデックスをアドレスとする分割ファイルの
高速検索及び不要エリアの情報削除を容易に行うことが
できる。
設定すると、初期値は0分で分割ファイル#1のインデ
ックスは5分である。同様にして、分割ファイル#2の
インデックスは10分であり、分割ファイル#3のイン
デックスは15分であり、分割ファイル#4のインデッ
クスは20分となされる。このインデックス0,5,1
0,15,20・・・分を動作制御部50に認識させる
ことで、インデックスをアドレスとする分割ファイルの
高速検索及び不要エリアの情報削除を容易に行うことが
できる。
【0071】また、HDD41で隣接する分割ファイル
の前後のディスク領域、つまり、当該分割ファイル#1
のディスク領域の後部と、次の分割ファイル#2のディ
スク領域の前部とに番組情報内容Dinをオーバラップさ
せて記録するようになされる。同様にして、分割ファイ
ル#2のディスク領域の後部と、次の分割ファイル#3
のディスク領域の前部とに番組情報内容Dinをオーバラ
ップさせ、更に、分割ファイル#3のディスク領域の後
部と、次の分割ファイル#4のディスク領域の前部とに
番組情報内容Dinをオーバラップさせて記録するように
なされる。
の前後のディスク領域、つまり、当該分割ファイル#1
のディスク領域の後部と、次の分割ファイル#2のディ
スク領域の前部とに番組情報内容Dinをオーバラップさ
せて記録するようになされる。同様にして、分割ファイ
ル#2のディスク領域の後部と、次の分割ファイル#3
のディスク領域の前部とに番組情報内容Dinをオーバラ
ップさせ、更に、分割ファイル#3のディスク領域の後
部と、次の分割ファイル#4のディスク領域の前部とに
番組情報内容Dinをオーバラップさせて記録するように
なされる。
【0072】このオーバラップ部分(図5の中で斜線部
分)の映像は動き検出などの周知の画像処理方法を利用
してフレーム単位に補正処理がなされる。この補正では
例えば2画面分のオーバラップ部分の重なり映像を見出
し、いずれか一方の画面から重なり映像を差し引きする
ことにより当該画面の映像となされる。これにより、分
割ファイル#1と#2、#2と#3、#3と#4・・・
間で映像を途切れないようにすることができる。
分)の映像は動き検出などの周知の画像処理方法を利用
してフレーム単位に補正処理がなされる。この補正では
例えば2画面分のオーバラップ部分の重なり映像を見出
し、いずれか一方の画面から重なり映像を差し引きする
ことにより当該画面の映像となされる。これにより、分
割ファイル#1と#2、#2と#3、#3と#4・・・
間で映像を途切れないようにすることができる。
【0073】図6はHDD41における分割ファイルの
削除例を示すイメージ図である。図6に示す分割ファイ
ルの削除例によれば、記録時間が5分単位で分割ファイ
ル#1〜#12・・・のディスク領域に番組情報内容D
inが記録されている。
削除例を示すイメージ図である。図6に示す分割ファイ
ルの削除例によれば、記録時間が5分単位で分割ファイ
ル#1〜#12・・・のディスク領域に番組情報内容D
inが記録されている。
【0074】この例で記録開始から25分後の、例えば
記録時間として15分間を指定してディスク領域から番
組情報内容Dinの分割ファイル#6〜#8を削除するこ
とができる。つまり、記録開始時刻が例えばPM8:0
0で、PM8:25〜PM8:40までの番組情報内容
Dinの分割ファイル#6〜#8(図6の中で斜線部分)
を選択的に削除するようになされる。
記録時間として15分間を指定してディスク領域から番
組情報内容Dinの分割ファイル#6〜#8を削除するこ
とができる。つまり、記録開始時刻が例えばPM8:0
0で、PM8:25〜PM8:40までの番組情報内容
Dinの分割ファイル#6〜#8(図6の中で斜線部分)
を選択的に削除するようになされる。
【0075】この際の指定に関してはインデックスとし
て記録開始時刻PM8:00が入力されると共に、削除
期間としてインデックスPM8:25と、PM8:40
とが操作部51を通して入力される。これらの指定内容
の操作信号PSが操作部51から動作制御部50へ出力
される。動作制御部50では操作信号PSに基づいて制
御信号SEを発生し、HDD41では制御信号SEに基
づいて情報削除を実行するようになされる。これによ
り、PM8:25〜PM8:40までの15分間の番組
情報内容Dinの分割ファイル#6〜#8を選択的にディ
スク領域から削除することができる。
て記録開始時刻PM8:00が入力されると共に、削除
期間としてインデックスPM8:25と、PM8:40
とが操作部51を通して入力される。これらの指定内容
の操作信号PSが操作部51から動作制御部50へ出力
される。動作制御部50では操作信号PSに基づいて制
御信号SEを発生し、HDD41では制御信号SEに基
づいて情報削除を実行するようになされる。これによ
り、PM8:25〜PM8:40までの15分間の番組
情報内容Dinの分割ファイル#6〜#8を選択的にディ
スク領域から削除することができる。
【0076】続いて、HDDビデオレコーダ100にお
ける処理例について説明をする。図7はHDDビデオレ
コーダ100における記録再生時の処理例を示すフロー
チャートである。この実施例では、チューナー付きのテ
レビモニタ60で受信されたアナログの番組情報内容D
inをHDDビデオレコーダ100にシンクロ録画する場
合を想定する。この番組情報内容DinはHDD41で分
割ファイル化される場合を前提とする。
ける処理例について説明をする。図7はHDDビデオレ
コーダ100における記録再生時の処理例を示すフロー
チャートである。この実施例では、チューナー付きのテ
レビモニタ60で受信されたアナログの番組情報内容D
inをHDDビデオレコーダ100にシンクロ録画する場
合を想定する。この番組情報内容DinはHDD41で分
割ファイル化される場合を前提とする。
【0077】これを前提にして、テレビモニタ60及び
HDDビデオレコーダ100の電源をオンすると共に、
図7に示すフローチャートのステップB1で記録時間単
位を設定する。記録時間単位は一度設定すると以後、そ
の設定値が保持され、次回変更するまで同じ値が適用さ
れる。ここでは記録時間単位として例えば5分単位が設
定される。ここで、データストレージインタフェース4
0では記録時間単位としてインデックス0,5,10,
15,20・・・分が打たれる。
HDDビデオレコーダ100の電源をオンすると共に、
図7に示すフローチャートのステップB1で記録時間単
位を設定する。記録時間単位は一度設定すると以後、そ
の設定値が保持され、次回変更するまで同じ値が適用さ
れる。ここでは記録時間単位として例えば5分単位が設
定される。ここで、データストレージインタフェース4
0では記録時間単位としてインデックス0,5,10,
15,20・・・分が打たれる。
【0078】次に、ステップB2でテレビモニタ60に
より録画を希望する放送番組を受信する。そして、ステ
ップB3で5分単位によって区分された分割ファイル#
1,#2,#3・・・・・を成すディスク領域毎に番組
情報内容Dinが記録される。ここで番組情報内容Dinに
係る映像信号SVinがビデオ入力処理部12に供給され
ると共に、音声信号SAinがA/D変換部13に供給さ
れる。
より録画を希望する放送番組を受信する。そして、ステ
ップB3で5分単位によって区分された分割ファイル#
1,#2,#3・・・・・を成すディスク領域毎に番組
情報内容Dinが記録される。ここで番組情報内容Dinに
係る映像信号SVinがビデオ入力処理部12に供給され
ると共に、音声信号SAinがA/D変換部13に供給さ
れる。
【0079】ビデオ入力処理部12では、これらの映像
信号SVinからディジタルの輝度データYinと色差デー
タCrin,Cbinとが生成される。ここで生成されたデ
ィジタルの輝度データYinと色差データCrin,Cbin
とがビデオエンコーダ21に出力される。ビデオエンコ
ーダ21では輝度データYinと色差データCrin,Cb
inに対して、ピクチャ(I,P,B)単位での画面の並
べ替えや動き補償予測等を行うと共に、DCT符号化や
可変長符号化を行い、映像符号化データVBwを生成す
るようになされる。
信号SVinからディジタルの輝度データYinと色差デー
タCrin,Cbinとが生成される。ここで生成されたデ
ィジタルの輝度データYinと色差データCrin,Cbin
とがビデオエンコーダ21に出力される。ビデオエンコ
ーダ21では輝度データYinと色差データCrin,Cb
inに対して、ピクチャ(I,P,B)単位での画面の並
べ替えや動き補償予測等を行うと共に、DCT符号化や
可変長符号化を行い、映像符号化データVBwを生成す
るようになされる。
【0080】また、A/D変換部13ではアナログの音
声信号SAinがディジタルの音声データDAinに変換さ
れた後に、この音声データDAinがオーディオエンコー
ダ22及び出力切換部32に供給される。オーディオエ
ンコーダ22では、音声データDAinをサブバンドに分
割して、サブバンド毎に独立して量子化を行い、ビット
圧縮して音声符号化データABwを生成するようになさ
れる。
声信号SAinがディジタルの音声データDAinに変換さ
れた後に、この音声データDAinがオーディオエンコー
ダ22及び出力切換部32に供給される。オーディオエ
ンコーダ22では、音声データDAinをサブバンドに分
割して、サブバンド毎に独立して量子化を行い、ビット
圧縮して音声符号化データABwを生成するようになさ
れる。
【0081】この映像符号化データVBwと音声符号化
データABwは多重化部23により多重化され、単一の
符号化データSSwとされた後にデータストレージイン
タフェース40に供給される。データストレージインタ
フェース40では動作制御部50からの制御信号SEに
基づいてHDD41の書込み読出し制御するようになさ
れる。これにより、多重化部23から供給される、番組
情報内容Dinに係る符号化データSSwをHDD41に
記録することができる。
データABwは多重化部23により多重化され、単一の
符号化データSSwとされた後にデータストレージイン
タフェース40に供給される。データストレージインタ
フェース40では動作制御部50からの制御信号SEに
基づいてHDD41の書込み読出し制御するようになさ
れる。これにより、多重化部23から供給される、番組
情報内容Dinに係る符号化データSSwをHDD41に
記録することができる。
【0082】そして、ステップB4で各々の分割ファイ
ルにおける情報記録を終了したかを判別される。この際
の判別はデータストレージインタフェース40によっ
て、一連の番組情報内容Dinの終了フラグなどを検出す
ることにより行われる。この終了フラグが検出されない
場合はステップB3の分割ファイルにおける情報記録が
継続される。この終了フラグ検出により分割ファイルに
よる情報記録を終了する。
ルにおける情報記録を終了したかを判別される。この際
の判別はデータストレージインタフェース40によっ
て、一連の番組情報内容Dinの終了フラグなどを検出す
ることにより行われる。この終了フラグが検出されない
場合はステップB3の分割ファイルにおける情報記録が
継続される。この終了フラグ検出により分割ファイルに
よる情報記録を終了する。
【0083】その後、ステップB5に移行して番組情報
内容Dinを再生するかがチェックされる。この際のチェ
ックはユーザの判断による。番組情報内容Dinを再生す
る場合はステップB6に移行して番組情報内容Dinを再
生する。ここで番組情報内容Dinに係る映像符号化デー
タVBrと音声符号化データABrとがHDD41から読
み出される。
内容Dinを再生するかがチェックされる。この際のチェ
ックはユーザの判断による。番組情報内容Dinを再生す
る場合はステップB6に移行して番組情報内容Dinを再
生する。ここで番組情報内容Dinに係る映像符号化デー
タVBrと音声符号化データABrとがHDD41から読
み出される。
【0084】このHDD41から読み出された符号化デ
ータSSrは、符号化データSSwをHDD41に記録す
る際に用いた処理期間とは異なる処理期間で順次、分離
部24に供給される。分離部24では符号化データSS
rから、映像符号化データVBrと音声符号化データAB
rとが分離される。この標準速度再生モード動作では、
映像符号化データVBrは例えば、ビデオデコーダ25
Aに供給される。ビデオデコーダ25Aでは、映像符号
化データVBr-1の復号化処理を行い、時間順画像デー
タ信号である輝度データYr-1と色差データCrr-1,C
br-1を生成してビデオデータ処理部30に供給され
る。
ータSSrは、符号化データSSwをHDD41に記録す
る際に用いた処理期間とは異なる処理期間で順次、分離
部24に供給される。分離部24では符号化データSS
rから、映像符号化データVBrと音声符号化データAB
rとが分離される。この標準速度再生モード動作では、
映像符号化データVBrは例えば、ビデオデコーダ25
Aに供給される。ビデオデコーダ25Aでは、映像符号
化データVBr-1の復号化処理を行い、時間順画像デー
タ信号である輝度データYr-1と色差データCrr-1,C
br-1を生成してビデオデータ処理部30に供給され
る。
【0085】このビデオデータ処理部30では動作制御
部50からの制御信号SEに基づいて輝度データYr-1
と色差データCrr-1,Cbr-1を間引くことなくそのま
まこれらの輝度データYr-1と色差データCrr-1,Cb
r-1が出力切換部31へ供給するようになされる。この
出力切換部31では動作制御部50からの制御信号SE
に基づき、ビデオデータ処理部30の出力が選択される
ので、当該ビデオデータ処理部30から供給された輝度
データYrと色差データCrr,Cbrを出力用の輝度デ
ータYoutと色差データCrout,Cboutとしてビデオ
出力処理部35に出力される。
部50からの制御信号SEに基づいて輝度データYr-1
と色差データCrr-1,Cbr-1を間引くことなくそのま
まこれらの輝度データYr-1と色差データCrr-1,Cb
r-1が出力切換部31へ供給するようになされる。この
出力切換部31では動作制御部50からの制御信号SE
に基づき、ビデオデータ処理部30の出力が選択される
ので、当該ビデオデータ処理部30から供給された輝度
データYrと色差データCrr,Cbrを出力用の輝度デ
ータYoutと色差データCrout,Cboutとしてビデオ
出力処理部35に出力される。
【0086】このビデオ出力処理部35では輝度データ
Youtと色差データCrout,Cboutに基づいて、テレ
ビモニタ60に応じた映像信号、例えば輝度データ及び
色差データを用いてD/A変換処理やエンコード処理を
行うと共に、同期信号を付加してアナログの複合映像信
号SVoutを生成して該テレビモニタ60に出力するよ
うになされる。
Youtと色差データCrout,Cboutに基づいて、テレ
ビモニタ60に応じた映像信号、例えば輝度データ及び
色差データを用いてD/A変換処理やエンコード処理を
行うと共に、同期信号を付加してアナログの複合映像信
号SVoutを生成して該テレビモニタ60に出力するよ
うになされる。
【0087】一方、音声符号化データABrはオーディ
オデコーダ27に供給される。オーディオデコーダ27
では、音声符号化データABrの復号化処理を行い、復
号化後に得られた音声データDArを出力切換部32に
供給するようになされる。出力切換部32では、動作制
御部50からの制御信号SEに基づき、オーディオデコ
ーダ27を選択して当該オーディオデコーダ27から供
給された音声データDArを出力用の音声データDAout
としてD/A変換部36に出力される。D/A変換部3
6ではオーディオデコーダ27から供給された音声デー
タDAoutをアナログ音声信号SAoutに変換しテレビモ
ニタ60に出力するようになされる。
オデコーダ27に供給される。オーディオデコーダ27
では、音声符号化データABrの復号化処理を行い、復
号化後に得られた音声データDArを出力切換部32に
供給するようになされる。出力切換部32では、動作制
御部50からの制御信号SEに基づき、オーディオデコ
ーダ27を選択して当該オーディオデコーダ27から供
給された音声データDArを出力用の音声データDAout
としてD/A変換部36に出力される。D/A変換部3
6ではオーディオデコーダ27から供給された音声デー
タDAoutをアナログ音声信号SAoutに変換しテレビモ
ニタ60に出力するようになされる。
【0088】そして、ステップB7で各々の分割ファイ
ルにおける情報再生を終了したかを判別される。この際
の判別はデータストレージインタフェース40によっ
て、一連の番組情報内容Dinの終了フラグなどを検出す
ることにより行われる。この終了フラグが検出されない
場合はステップB6の分割ファイルにおける情報再生が
継続される。この終了フラグ検出により分割ファイルに
おける情報再生を終了する。番組情報内容Dinを再生し
ない場合は電源オフ情報などを検出して処理を終了す
る。
ルにおける情報再生を終了したかを判別される。この際
の判別はデータストレージインタフェース40によっ
て、一連の番組情報内容Dinの終了フラグなどを検出す
ることにより行われる。この終了フラグが検出されない
場合はステップB6の分割ファイルにおける情報再生が
継続される。この終了フラグ検出により分割ファイルに
おける情報再生を終了する。番組情報内容Dinを再生し
ない場合は電源オフ情報などを検出して処理を終了す
る。
【0089】このように、本発明に係る実施例としての
HDDビデオレコーダ100によれば、一連の番組情報
内容Dinを記録して分割ファイル化する場合に、記録時
間単位として例えば、5分単位によって区分された分割
ファイル#1,#2,#3・・・・を成すディスク領域
毎に番組情報内容Dinを記録するようになされる。
HDDビデオレコーダ100によれば、一連の番組情報
内容Dinを記録して分割ファイル化する場合に、記録時
間単位として例えば、5分単位によって区分された分割
ファイル#1,#2,#3・・・・を成すディスク領域
毎に番組情報内容Dinを記録するようになされる。
【0090】従って、ファイル読出し時に5分単位に、
かつ、高速に分割ファイルを検索することができるばか
りか、不要な番組情報内容Dinを分割ファイル毎にディ
スク領域から部分的に削除することができる。これによ
り、ディスク領域の未記録容量である残容量をきめ細か
く増やすことができる。HDDビデオレコーダや、DV
Dデコーダ等の回転系記録装置において機能の向上を図
ることができる。
かつ、高速に分割ファイルを検索することができるばか
りか、不要な番組情報内容Dinを分割ファイル毎にディ
スク領域から部分的に削除することができる。これによ
り、ディスク領域の未記録容量である残容量をきめ細か
く増やすことができる。HDDビデオレコーダや、DV
Dデコーダ等の回転系記録装置において機能の向上を図
ることができる。
【0091】なお、HDD41のディスク領域に関して
記録時間単位は例えば、5分単位に設定したディスク系
を10分単位とするように可変設定してもよい。HDD
ビデオレコーダ100の用途に応じて記録時間単位を変
えられるので、例えば、当該HDDビデオレコーダ10
0を監視カメラに接続した場合に、記録時間単位を短く
設定することにより、防犯分析等に必要な映像を短い分
割ファイルのまま保存することができる。この防犯分析
等に必要のない他の分割ファイルを削除することで、残
容量を容易に増やすことが可能となる。
記録時間単位は例えば、5分単位に設定したディスク系
を10分単位とするように可変設定してもよい。HDD
ビデオレコーダ100の用途に応じて記録時間単位を変
えられるので、例えば、当該HDDビデオレコーダ10
0を監視カメラに接続した場合に、記録時間単位を短く
設定することにより、防犯分析等に必要な映像を短い分
割ファイルのまま保存することができる。この防犯分析
等に必要のない他の分割ファイルを削除することで、残
容量を容易に増やすことが可能となる。
【0092】また、実施例では分割ファイル化する情報
に関して番組情報内容Dinの場合について説明したが、
これに限られることはなく、ビデオカメラによる映像を
編集する場合の画像データであってもよく、本発明方式
はこれらの画像データを分割ファイルに記録して編集す
る際にも応用することができる。
に関して番組情報内容Dinの場合について説明したが、
これに限られることはなく、ビデオカメラによる映像を
編集する場合の画像データであってもよく、本発明方式
はこれらの画像データを分割ファイルに記録して編集す
る際にも応用することができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る記録再
生装置によれば、任意の情報を記録して分割ファイル化
する場合に、記録時間単位に基づいて記憶装置の書込み
読出し制御をする制御装置を備え、この制御装置は記録
時間単位によって区分された分割ファイルを成すメモリ
領域毎に情報を記録するようになされる。
生装置によれば、任意の情報を記録して分割ファイル化
する場合に、記録時間単位に基づいて記憶装置の書込み
読出し制御をする制御装置を備え、この制御装置は記録
時間単位によって区分された分割ファイルを成すメモリ
領域毎に情報を記録するようになされる。
【0094】この構成によって、ファイル読出し時に記
録時間単位に、かつ、高速に分割ファイルを検索するこ
とができるばかりか、不要な情報を分割ファイル毎にメ
モリ領域から部分的に削除することができる。これによ
り、メモリ領域の未記録容量である残容量をきめ細かく
増やすことができる。
録時間単位に、かつ、高速に分割ファイルを検索するこ
とができるばかりか、不要な情報を分割ファイル毎にメ
モリ領域から部分的に削除することができる。これによ
り、メモリ領域の未記録容量である残容量をきめ細かく
増やすことができる。
【0095】本発明に係る情報記録方法によれば、任意
の情報を所定容量のメモリ領域に記録して分割ファイル
化する際に、予めメモリ領域を分割ファイルに区分する
ための記録時間単位を設定し、この記録時間単位によっ
て区分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に情報を
記録するようになされる。
の情報を所定容量のメモリ領域に記録して分割ファイル
化する際に、予めメモリ領域を分割ファイルに区分する
ための記録時間単位を設定し、この記録時間単位によっ
て区分された分割ファイルを成すメモリ領域毎に情報を
記録するようになされる。
【0096】この構成によって、ファイル読出し時に記
録時間単位に、かつ、高速に分割ファイルを検索するこ
とができるばかりか、不要な情報を分割ファイル毎にメ
モリ領域から部分的に削除することができる。これによ
り、メモリ領域の未記録容量である残容量をきめ細かく
増やすことができる。この発明はHDDを搭載したハー
ドディスクビデオレコーダや、ビデオRAMを備えたD
VDレコーダなどに適用して極めて好適である。
録時間単位に、かつ、高速に分割ファイルを検索するこ
とができるばかりか、不要な情報を分割ファイル毎にメ
モリ領域から部分的に削除することができる。これによ
り、メモリ領域の未記録容量である残容量をきめ細かく
増やすことができる。この発明はHDDを搭載したハー
ドディスクビデオレコーダや、ビデオRAMを備えたD
VDレコーダなどに適用して極めて好適である。
【図1】本発明の実施形態としての記録再生装置10の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図2】記録再生装置10における記録時の処理例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】実施例としてのHDDビデオレコーダ100の
接続構成例を示す斜視図である。
接続構成例を示す斜視図である。
【図4】HDDビデオレコーダ100の内部構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】HDD41における記録時間単位の設定例を示
すイメージ図である。
すイメージ図である。
【図6】HDD41における分割ファイルの削除例を示
すイメージ図である。
すイメージ図である。
【図7】HDDビデオレコーダ100における記録再生
時の処理例を示すフローチャートである。
時の処理例を示すフローチャートである。
3 記憶装置 4 操作手段 5 制御装置 10 記録再生装置 12 ビデオ入力処理部 13 A/D変換部 21 ビデオエンコーダ 22 オーディオエンコーダ 23 多重化部 24 分離部 25A〜25D ビデオデコーダ 27 オーディオデコーダ 30 ビデオデータ処理部 35 ビデオ出力処理部 36 D/A変換部 40 データストレージインタフェース 41 HDD(記憶装置) 42 通信インタフェース 50 動作制御部(制御装置) 51 操作部(操作手段) 100 HDDビデオレコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/91 N 5/91 Fターム(参考) 5C053 FA14 FA23 GB01 GB08 GB11 GB22 GB26 GB28 GB38 JA24 KA08 KA24 LA06 LA07 LA14 5D044 BC01 CC05 DE02 DE12 DE17 DE23 DE29 DE48 DE96 EF05 FG19 5D110 AA13 AA29 CA14 CA16 CA42 CB07 CC03 CD02 CD15 CH04 CH29
Claims (8)
- 【請求項1】 任意の情報を記録して分割ファイル化す
る装置であって、 前記情報を所定のメモリ領域に記録するために所定容量
を有した記憶装置と、 前記メモリ領域を分割ファイルに区分するための記録時
間単位を設定するように操作される操作手段と、 前記操作手段により設定された記録時間単位に基づいて
前記記憶装置の書込み読出し制御をする制御装置とを備
え、 前記制御装置は、 前記記録時間単位によって区分された分割ファイルを成
すメモリ領域毎に情報を記録するようになされることを
特徴とする記録再生装置。 - 【請求項2】 隣接する前記分割ファイルの前後のメモ
リ領域に情報をオーバラップさせて記録するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。 - 【請求項3】 前記メモリ領域をX分単位の分割ファイ
ルに区分することを特徴とする請求項1に記載の記録再
生装置。 - 【請求項4】 前記メモリ領域に関して記録時間単位を
可変設定することを特徴とする請求項1に記載の記録再
生装置。 - 【請求項5】 任意の情報を所定容量のメモリ領域に記
録して分割ファイル化する方法であって、 予め前記メモリ領域を分割ファイルに区分するための記
録時間単位を設定し、 前記記録時間単位によって区分された分割ファイルを成
すメモリ領域毎に情報を記録することを特徴とする情報
記録方法。 - 【請求項6】 前記分割ファイルで隣接するメモリ領域
に情報をオーバラップさせて記録するようにしたことを
特徴とする請求項5に記載の情報記録方法。 - 【請求項7】 前記メモリ領域をX分単位の分割ファイ
ルに区分することを特徴とする請求項5に記載の情報記
録方法。 - 【請求項8】 前記メモリ領域に関して記録時間単位を
可変設定することを特徴とする請求項5に記載の情報記
録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336040A JP2002140886A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 記録再生装置及び情報記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336040A JP2002140886A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 記録再生装置及び情報記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002140886A true JP2002140886A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18811686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336040A Pending JP2002140886A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 記録再生装置及び情報記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002140886A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010288177A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Koito Ind Ltd | データ記録装置 |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000336040A patent/JP2002140886A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010288177A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Koito Ind Ltd | データ記録装置 |
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