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JP2002029988A - 真皮コラーゲン線維束再構築剤及びそれを含有する組成物 - Google Patents

真皮コラーゲン線維束再構築剤及びそれを含有する組成物

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JP2002029988A
JP2002029988A JP2000218808A JP2000218808A JP2002029988A JP 2002029988 A JP2002029988 A JP 2002029988A JP 2000218808 A JP2000218808 A JP 2000218808A JP 2000218808 A JP2000218808 A JP 2000218808A JP 2002029988 A JP2002029988 A JP 2002029988A
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collagen fiber
fiber bundle
plant
essence
skin
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JP2000218808A
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Akiko Kanamaru
晶子 金丸
Akihiro Tada
明弘 多田
Kazuko Nishikawa
和子 西川
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Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真皮コラーゲン線維束構造を再構築する、新
たな真皮コラーゲン線維束再構築剤を提供する。 【解決手段】 チョウジノキ(Syzygium aromaticum L.
MERR. Et PERRY)などのフトモモ科(Myrtaceae)の植
物のエッセンス、好ましくは極性溶媒抽出物からなる真
皮コラーゲン線維束再構築剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真皮コラーゲン線
維束再構築剤及びそれを含有する、化粧料などの皮膚外
用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】人間は年齢とともにその形態が変化し、
老化の兆候を見せる。皮膚に於けるこの様な兆候の一つ
にしわの形成が挙げられ、この様な兆候の形成の抑制が
化粧料の大きなテーマとなっている。この様なしわの形
成について、その発生メカニズムとしては1)エラスチ
ンなどの皮膚弾力線維の断裂、断片化などに伴う弾力損
失や2)真皮コラーゲン線維束構造の崩壊乃至はその構
造の乱れ等があるといわれている。このうち、1)エラ
スチンなどの皮膚弾力線維の断裂、断片化などに伴う弾
力損失については、エラスチンの補給や大豆蛋白などに
よるエラスチンの断絶の抑制等の対応策が挙げられてい
るが、2)真皮コラーゲン線維束構造の崩壊乃至はその
構造の乱れに対しては、僅かにウルソール酸及びその誘
導体に真皮コラーゲン線維束の再構築作用が知られてい
るにすぎず、真皮コラーゲン線維束構造を再構築する、
新たな真皮コラーゲン線維束再構築剤の開発が望まれて
いた。
【0003】一方、チョウジノキ(Syzygium aromaticu
m L. MERR. Et PERRY)などのフトモモ科(Myrtaceae)
の植物はその植物体のエッセンスに、しゃっくり、嘔
吐、胃痛、腹痛を軽減し、又子宮収縮作用、血管拡張作
用などの薬理作用を有する物質を含んでいることは既に
知られていることであるが、真皮コラーゲン線維束を再
構築する作用を有する物質を含んでいることは全く知ら
れていなかったし、この様な植物のエッセンスを皮膚外
用剤に含有させて、真皮コラーゲン線維束構造を整え、
しわの改善或いは予防を行うことも全く知られていなか
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、真皮コラーゲン線維束構造を
再構築する、新たな真皮コラーゲン線維束再構築剤を提
供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、真皮コラーゲン線維束構造を再構築する、新たな真
皮コラーゲン線維束再構築剤を求めて鋭意研究努力を重
ねた結果、フトモモ科(Myrtaceae)の植物のエッセン
スにそのような作用を見いだし発明を完成させた。即
ち、本発明は次に示す技術に関するものである。 (1)フトモモ科(Myrtaceae)の植物のエッセンスか
らなる真皮コラーゲン線維束再構築剤。 (2)フトモモ科(Myrtaceae)の植物が、フトモモ科
チョウジノキ(Syzygiumaromaticum L. MERR. Et PERR
Y。)であることを特徴とする、(1)に記載の真皮コ
ラーゲン線維束再構築剤。 (3)植物体のエッセンスが、全草或いは、葉部、茎
部、根部、果実、種子、花蕾から選ばれる1種乃至は2
種以上からなる極性溶媒抽出物乃至はその溶媒除去物で
あることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の真皮
コラーゲン線維束再構築剤。 (4)(1)〜(3)何れか一項に記載の真皮コラーゲ
ン線維束再構築剤を含有する、しわの改善或いは予防用
の皮膚外用剤。 (5)しわが真皮コラーゲン線維束の崩壊或いは構造の
乱れに起因するものであることを特徴とする、(4)に
記載の植物体のエッセンス。 (6)フトモモ科(Myrtaceae)の植物のエッセンスを
含有することを特徴とする、真皮コラーゲン線維束の崩
壊或いは構造の乱れに起因するしわの処置用の皮膚外用
剤。 (7)フトモモ科(Myrtaceae)の植物が、フトモモ科
チョウジノキ(Syzygiumaromaticum L. MERR. Et PERR
Y)であることを特徴とする、(6)に記載の皮膚外用
剤。 (8)植物体のエッセンスが、花蕾、葉部、茎部、根
部、全草から選ばれる1種乃至は2種以上からなる極性
溶媒の抽出物乃至はその溶媒除去物であることを特徴と
する、(6)又は(7)に記載の皮膚外用剤。
【0006】
【発明の実施の形態】(1) 本発明の真皮コラーゲン
線維束再構築剤 本発明の真皮コラーゲン線維束再構築剤は、フトモモ科
(Myrtaceae)の植物のエッセンスからなる。ここで、
本発明でいうエッセンスとは、植物体それ自身、植物体
を乾燥、細切、粉砕など加工した加工物、植物体乃至は
その加工物に溶媒を加えて抽出した溶媒抽出物、抽出物
から溶媒を除去した抽出物の溶媒除去物、それらをカラ
ムクロマトグラフィーや液液抽出など精製した精製物な
どの総称を意味する。本発明のエッセンスに適用するフ
トモモ科チョウジノキ(Syzygiumaromaticum L. MERR.
Et PERRY.他に学名でEugenia caryophyllata THUNB.や
Eugenia aromaticum BAILL. non BERG.と表現すること
もある)等が好ましく例示できる。本発明のエッセンス
の調製に用いる植物体の部位としては、植物体のいずれ
の部位も使用できるが、特に好ましいものは花蕾を乾燥
したものである。これはこの部位に真皮コラーゲン線維
束を再構築する成分が多く含まれているためである。
又、本発明のエッセンスとしては、極性溶媒抽出物或い
はその溶媒除去物が特に好ましく例示でき、極性溶媒と
しては、エタノールやメタノールなどのアルコール類、
酢酸エチルや蟻酸メチルなどのエステル類、アセトンや
メチルエチルケトン等のケトン類、ジエチルエーテルや
テトラヒドロフランなどのエーテル類、クロロホルムや
塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素類、水等から選ば
れる1種乃至は2種以上が好ましく例示できる。これら
の内、特に好ましいものは、水及びアルコールから選ば
れる1種乃至は2種以上である。この様な抽出物乃至は
その溶媒除去物は、植物体乃至はその加工物に1〜10
倍量の溶媒を加え、室温であれば数日間、沸点付近の温
度であれば、数時間浸漬すればよい。溶媒除去は、蒸発
乾固、減圧濃縮、凍結乾燥いずれも可能である。もっと
も好ましいものは減圧濃縮と凍結乾燥である。本発明の
皮膚外用剤に於いては、これら真皮コラーゲン線維束再
構築剤は唯一種を含有させることもできるし、二種以上
を含有させることもでき、好ましい含有量としては、
0.01〜10重量%、更に好ましくは0.1〜5重量
%が例示できる。これは、少なすぎると効果を発揮しな
い場合があり、多すぎても効果が頭打ちになり、処方の
自由度が損なわれる場合があるからである。本発明の真
皮コラーゲン線維束再構築剤は、老化や光などによって
崩れた真皮コラーゲン線維束を再構築し、正常な構造に
戻す作用及び真皮コラーゲン線維束構造が光や老化によ
り崩れるのを防ぐ作用を有し、この様な作用によりしわ
を改善したり、しわが形成するのを抑制したりする作用
を有する。本発明の真皮コラーゲン線維束再構築剤がそ
の作用を発揮するしわは、真皮コラーゲン線維束の崩壊
や構造の乱れに起因するものに適用するのが好ましい。
【0007】(2) 本発明の皮膚外用剤 本発明の皮膚外用剤は、上記真皮コラーゲン線維束再構
築剤を含有することを特徴とする。本発明の皮膚外用剤
としては、化粧料、皮膚外用医薬組成物などが好ましく
例示でき、中でも化粧料に適用するのが特に好ましい。
これは本発明の真皮コラーゲン線維束再構築剤の作用が
緩和であり、加えて、このものの安全性が極めて高いた
め、長期連用に好適であるからである。本発明の皮膚外
用剤は、含有する真皮コラーゲン線維束再構築剤の効果
により、真皮コラーゲン線維束の崩壊又は構造の乱れに
起因するしわの改善と予防に優れた作用を発揮する。
又、しわに至らないまでも、同様のメカニズムによって
生じるキメのあれやはりの低下についても改善或いは予
防する作用を示す。言い換えれば、真皮コラーゲン線維
束構造の崩壊や構造の乱れに起因して起こる様々な生体
に好ましくない事象を予防或いは改善し、美肌を具現化
する作用を示す。この様な用途に用いることが本発明の
皮膚外用剤に於いては好ましい。特筆すべきは、真皮コ
ラーゲン線維束の崩壊や構造の乱れによって生じるシワ
への効果であって、この様な効果を発揮する皮膚外用剤
は極めてまれである。従って、本発明の皮膚外用剤は、
この様なメカニズムで起こるしわ用に適用することが好
ましい。本発明の皮膚外用剤に於いては、前記本発明の
真皮コラーゲン線維束再構築剤以外に、通常皮膚外用剤
で使用される任意成分を含有することができる。かかる
任意成分としては、例えば、スクワラン、ワセリン、マ
イクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ
油、カルナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル
等のエステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグ
リセライド類、ジメチコンやフェメチコン、アモジメチ
コン等のシリコーン類、ステアリン酸、オレイン酸、リ
チノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコール、ステア
リルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコ
ール、スルホコハク酸エステルやポリオキシエチレンア
ルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤類、アル
キルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアン
モニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪
酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオ
キシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン
界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、
1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、キサン
タンガム、グァーガム、カルボキシビニルポリマー、カ
チオン化セルロースエーテル、カチオン化グァーガムな
どの増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、香
料、色材、防腐剤、粉体等が好ましく例示できる。本発
明の皮膚外用剤は、これらの任意成分と必須の成分とを
常法に従って処理することにより、本発明の皮膚外用剤
は製造することができる。又、上記真皮コラーゲン線維
束再構築剤を上記の真皮コラーゲン線維束再構築の目的
で含有させなくとも、これらのエッセンスを含有すれ
ば、前記のしわに対する作用が得られるので、この様な
エッセンスを含有する真皮コラーゲン線維束の崩壊又は
構造の乱れに起因するしわの予防又は改善のための皮膚
外用剤も、本発明の皮膚外用剤の技術的範囲に属する。
【0008】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定されないことはいうまでもない。
【0009】<実施例1>フトモモ科チョウジノキ(Sy
zygium aromaticum L. MERR. Et PERRY.)の花蕾を乾燥
させたもの500gに5lのメタノールを加え、室温で
1週間浸漬し、濾過して、減圧濃縮し、本発明の真皮コ
ラーゲン線維束再構築剤1を35g得た。このものにつ
いて、真皮コラーゲン線維束再構築作用をイン・ビトロ
で調べた。即ち、3回/週の最小紅斑量の紫外線照射を
5週連続して行ったヘアレスマウス(Hr−/Kud,
雌)の背部皮膚より、小片を切り出し、トリプシン処理
をして皮膚由来の真皮線維芽細胞を採取し、5代継代し
て用いた。培養条件は5×104(5×10の4乗)個
/mlの細胞濃度で、1.0mg/mlの酸可溶性コラ
ーゲンを加え、10%FBS加イーグルの最少培地で1
0-4(10の−4乗)%の真皮コラーゲン線維束再構築
剤1を添加して7日間培養した。図1に0%添加(非添
加)の写真(図面代用写真)を図2に10-4(10の−
4乗)%添加の写真を示す。図1ではコラーゲン線維が
無秩序に分布しているのに対して、図2ではコラーゲン
線維が2、3本ずつまとまり、構造を作り始めているこ
とがわかる。これにより、本発明の真皮コラーゲン線維
束再構築剤1が、真皮に於いて真皮コラーゲンの再構築
を促していることがわかる。
【0010】<実施例2>下記に示す処方に従って、本
発明の真皮コラーゲン線維束の崩壊又は構造の乱れに起
因する、しわの予防又は改善用の化粧料(化粧水)を作
成した。即ち、処方成分を70℃で加熱、攪拌、可溶化
し、攪拌冷却して化粧水を得た。 真皮コラーゲン線維束再構築剤1 0.1重量部 グリセリン 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 4 重量部 ポリホスファチジルオキシエチルメタクリレート 0.1重量部 フェノキシエタノール 0.1重量部 エタノール 5 重量部 POE(60)硬化ひまし油 0.1重量部 水 85.6重量部
【0011】<実施例3>上記実施例2の化粧水と、実
施例2の化粧水の真皮コラーゲン線維束再構築剤1を水
に置換した比較例1の化粧水に関して、1群5名のしわ
に悩むパネラーを用いて、長期連用試験(3ヶ月)を行
い、しわの改善を著効、効果あり、効果なしの3段階で
評価したところ、実施例2の使用テスト群では、4名に
著効、1名に効果ありが認められたが、比較例1は2名
が効果ありのみであった。これより、本発明の皮膚外用
剤である化粧水が、しわの改善に有効であると判断され
た。
【0012】<実施例4>以下に示す処方に従って、本
発明の乳液を作成した。即ち、イ、ロ及びハの成分をそ
れぞれ70℃に加熱し、イにロを加え中和し、これにハ
を徐々に加え乳化した。これを攪拌冷却し、本発明の皮
膚外用剤である乳液を作成した。このものを10名のパ
ネラーを対象に4週間の実使用テストを行ったところ、
5名に肌理の著効改善が観察され、3名に明かなハリの
向上が認められた。又、この様な効果を全く乃至は殆ど
認められないパネラーも2名存在し、これらのパネラー
の肌理のあれやハリの低下のメカニズムが真皮コラーゲ
ン線維束構造の崩壊や構造の乱れに起因しないことが推
測された。 イ 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 イソプレングリコール 4 重量部 アクリル酸・メタクリル酸アルキルポリマー 0.6重量部 フェノキシエタノール 0.1重量部 水 30 重量部 ロ 10%水酸化カリウム水溶液 3 重量部 水 41.3重量部 ハ スクワラン 5 重量部 ホホバ油 5 重量部 オリーブ油 5 重量部 真皮コラーゲン線維束再構築剤1 1 重量部
【0013】<実施例5>下記に示す処方に従って、パ
ック化粧料を作成した。即ち、処方成分を攪拌、均一化
しパック化粧料とした。このものは肌理、ハリの改善及
びしわ改善に有効であった。 酢酸ビニルエマルジョン 40 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 5 重量部 1,2−ペンタンジオール 5 重量部 真皮コラーゲン線維束再構築剤1 5 重量部 フェノキシエタノール 0.2重量部 エチルパラベン 0.1重量部 水 39.7重量部
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、真皮コラーゲン線維束
構造を再構築する、新たな真皮コラーゲン線維束再構築
剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のイン・ビトロ試験の真皮コラーゲ
ン線維束再構築剤無添加の試験結果を示す図である。
(図面代用写真)
【図2】 実施例1のイン・ビトロ試験の真皮コラーゲ
ン線維束再構築剤10-4%添加の試験結果を示す図であ
る。(図面代用写真)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 17/16 A61P 17/16 Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA122 AB032 AC022 AC102 AC112 AC122 AC172 AC432 AC482 AD092 AD112 CC02 CC04 CC05 CC07 EE12 EE13 4C088 AB57 AC01 AC03 AC04 AC05 AC11 BA10 CA06 MA63 ZA89

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フトモモ科(Myrtaceae)の植物のエッ
    センスからなる真皮コラーゲン線維束再構築剤。
  2. 【請求項2】 フトモモ科(Myrtaceae)の植物が、フ
    トモモ科チョウジノキ(Syzygium aromaticum L. MERR.
    Et PERRY)であることを特徴とする、請求項1に記載
    の真皮コラーゲン線維束再構築剤。
  3. 【請求項3】 植物体のエッセンスが、全草或いは、葉
    部、茎部、根部、果実、種子、花蕾から選ばれる1種乃
    至は2種以上からなる極性溶媒抽出物乃至はその溶媒除
    去物であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の
    真皮コラーゲン線維束再構築剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3何れか一項に記載の真皮コ
    ラーゲン線維束再構築剤を含有する、しわの改善或いは
    予防用の皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】 しわが真皮コラーゲン線維束の崩壊或い
    は構造の乱れに起因するものであることを特徴とする、
    請求項4に記載の植物体のエッセンス。
  6. 【請求項6】 フトモモ科(Myrtaceae)の植物のエッ
    センスを含有することを特徴とする、真皮コラーゲン線
    維束の崩壊或いは構造の乱れに起因するしわの処置用の
    皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 フトモモ科(Myrtaceae)の植物が、フ
    トモモ科チョウジノキ(Syzygium aromaticum L. MERR.
    Et PERRY)であるであることを特徴とする、請求項6
    に記載の皮膚外用剤。
  8. 【請求項8】 植物体のエッセンスが、花蕾、葉部、茎
    部、根部、全草から選ばれる1種乃至は2種以上からな
    る極性溶媒の抽出物乃至はその溶媒除去物であることを
    特徴とする、請求項6又は7に記載の皮膚外用剤。
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