JP2002029253A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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Abstract
に、冷却ファンモータの駆動制御を実質的に無段階で最
適化し、車両エンジンの燃料消費量を低減する。 【解決手段】 室内熱交換器、室外熱交換器、エンジン
により駆動される可変容量型圧縮機を備えた冷凍回路
と、前記室外熱交換器に対し冷却ファンを有する車両用
空調装置において、圧縮機容量認識手段と、外気温度認
識手段と、車速認識手段を設けるとともに、各認識手段
の少なくとも1つの認識値と冷却ファンモータの駆動制
御量との相関関係を予め求めたデータとして記憶するデ
ータ記憶手段を設け、かつ、データ記憶手段に記憶され
た前記相関関係を参照して冷却ファンモータの制御量を
算出する冷却ファンモータ制御量算出手段と、算出され
た制御量に応じて冷却ファンモータの駆動制御量を可変
制御する冷却ファンモータ駆動制御手段を設けた。
Description
関し、とくに、冷凍回路の室外熱交換器に対し冷却ファ
ンを備えた車両用空調装置に関する。
に示すように構成され、冷却ファンは図8に示すように
制御されている。図7においては、車室内へと通じる空
調ダクト101内に室内熱交換器、たとえば蒸発器10
2が設けられ、空調ダクト101外に室外熱交換器、た
とえば凝縮器103が設けられている。エンジン104
により駆動される圧縮機、たとえば可変容量型圧縮機1
05から凝縮器103を介して送られてきた冷媒が膨張
弁106で膨張されて蒸発器102に供給され、蒸発器
102からの冷媒が圧縮機105に戻されるように冷凍
回路107が構成されている。
03に対し冷却用空気流を発生させる冷却ファン108
およびそれを駆動するモータ109が設けられている。
この冷却ファンモータ109は、冷凍サイクルの冷媒圧
縮機105が作動すると、それに連動してオン−オフ制
御されている。つまり、メインコントローラ110から
の圧縮機用クラッチコントロール信号112を介してオ
ン−オフ制御されている。
サイクルの室外熱交換器103に対して以外に、ラジエ
ータの冷却ファンモータも兼ねている場合等には、車速
センサ113からの信号およびエンジン冷却水温度セン
サ114からの信号も考慮して、冷却ファンモータ10
9に所定の電圧を印加するようにしている。
に、圧縮機クラッチ信号Sm、あるいはそれに加えて車
速信号SP、エンジン冷却水信号Twに応じて、冷却フ
ァンモータオン−オフ制御手段112を介し冷却ファン
モータ109を制御している。いずれの場合にあって
も、冷却ファンモータ109は、単なるオン−オフ制
御、あるいは高−低の2段階電圧制御、あるいは高々高
−低−オフの3段階電圧制御に頼っている。
従来の冷却ファンモータの制御においては、基本的に、
単にオン−オフあるいは電圧の高−低の2段階制御しか
行っておらず、冷却ファンモータの制御電圧の導出に、
空調装置の総消費動力を考慮していないため、総消費動
力が最適な状態にて冷却ファンモータが運転されていな
い場合がある。したがって、冷却ファンモータの運転に
よって空調装置の総消費動力が大きくなり、それによっ
て車両エンジンの燃料消費量が大きくなる場合がある。
低の2段階制御しか行っておらず、冷凍サイクルに対
し、凝縮器(室外熱交換器)の放熱量を考慮した冷却制
御が行われていないため、冷凍サイクルの安定性を低下
させている場合がある。冷凍サイクルが不安定である
と、ダクト吹出空気温度が安定しない。
2段階の制御状態しかないため、凝縮器の放熱量があま
り必要とされていないときにも、冷却ファンモータの回
転数が必要以上に高くなる場合があり、騒音発生の原因
となる場合がある。また、高回転数で不必要に長時間運
転することは、冷却ファンモータの寿命低下の原因とも
なる。
制御における問題点に着目し、室外熱交換器用の冷却フ
ァンモータの駆動制御を最適化することで、空調装置全
体の総消費動力を小さく抑えることができるようにし、
それによって車両エンジンの燃料消費量の低減をはかる
ことにある。
の駆動制御を最適化することにより、冷凍サイクルの安
定性を向上してダクト吹出空気温度の安定性を向上する
とともに、冷却ファンモータの低回転数での動作機会を
増やし、その寿命延長および騒音低減をはかることにあ
る。
に、本発明に係る車両用空調装置は、空調ダクト内に設
けられた室内熱交換器、空調ダクト外に設けられた室外
熱交換器、エンジンにより駆動される可変容量型圧縮機
を備えた冷凍回路と、前記室外熱交換器に対し冷却用空
気流を発生させる冷却ファンおよび該冷却ファンを駆動
するモータを有する車両用空調装置において、少なくと
も、前記圧縮機の容量に相関を持つ物理量を検出または
推定する圧縮機容量認識手段と、前記冷却用空気流の温
度を検出する外気温度認識手段と、車両の走行車速を認
識する車速認識手段を設けるとともに、各認識手段の少
なくとも1つの認識値と冷却ファンモータの駆動制御量
との相関関係を予め求めたデータとして記憶するデータ
記憶手段を設け、かつ、データ記憶手段に記憶された前
記相関関係を参照して冷却ファンモータの制御量を算出
する冷却ファンモータ制御量算出手段と、算出された制
御量に応じて冷却ファンモータの駆動制御量を可変制御
する冷却ファンモータ駆動制御手段を設けたことを特徴
とするものからなる。
エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度認識手段を
有し、該冷却水温度認識手段における認識値も参照して
冷却ファンモータの制御量を算出するようにしてもよ
い。
度に相関を持つ物理量を検出または推定する室内熱交換
器入口空気温度認識手段及び/又は空調ダクト内に送風
する送風機の送風量に相関を持つ物理量を検出または推
定する送風量認識手段を有し、これら手段における認識
値も参照して冷却ファンモータの制御量を算出するよう
にしてもよい。
関を持つ物理量を検出または推定する室内熱交換器出口
空気温度認識手段を有し、該手段における認識値も参照
して冷却ファンモータの制御量を算出するようにしても
よい。
装置の各機器の消費動力が極小値となるような、圧縮機
容量認識値、外気温度認識値、車速認識値、室内熱交換
器入の空気温度認識値、送風量認識値のうち少なくとも
1つと冷却ファンモータの駆動制御量との相関関係とし
て予め求められているものであることが好ましい。
においては、冷却ファンモータが、予め求められた車両
用空調装置の総消費動力との相関関係の(オフライン)
データに基づいて、そのときの状態に応じて実質的に無
段階の最適な制御条件にて駆動制御される。したがっ
て、室外熱交換器の冷却制御が最適化されつつ、空調装
置の総消費動力が小さくなるように制御される。空調装
置の総消費動力が小さくなる結果、車両エンジンの燃料
消費量も低く抑えられる。
階に最適化されるので、室外熱交換器の放熱状態が無段
階に最適に調整され、それによって冷凍サイクルにおけ
る冷媒の状態の変動が小さく抑えられる。その結果、室
内熱交換器での熱交換性能の変動が小さく抑えられ、ダ
クト吹出空気温度の安定性が向上される。
適制御により、従来のオン−オフあるいは電圧高−低の
2段階制御の場合に比べ、低回転数での動作時間が増
え、前述の空調装置の総消費動力の低減がはかられつ
つ、冷却ファンとそのモータの寿命延長および騒音低減
も達成される。
形態を、図面を参照して説明する。図1および図2は、
本発明の第1実施態様に係る車両用空調装置を示してい
る。図1において、空調ダクト1内には、室内熱交換器
としての蒸発器2が設けられており、空調ダクト1外
に、室外熱交換器としての凝縮器3が設けられている。
車両エンジン4によって駆動される可変容量型圧縮機5
(可変容量コンプレッサ)で圧縮された冷媒が凝縮器3
で凝縮され、膨張弁6を介して蒸発器2に送られ、蒸発
器2から圧縮機5に戻されるように冷凍回路7が構成さ
れている。
空気流を発生させる冷却ファン8が設けられており、冷
却ファン8は冷却ファンモータ9によって駆動される。
この冷却ファンモータ9の駆動は、冷却ファンモータ制
御量演算手段としてのメインコントローラ10からの冷
却ファンモータ制御量信号に基づき、冷却ファンモータ
駆動制御手段としての冷却ファン電圧コントローラ11
を介して制御される。メインコントローラ10からは、
可変容量型圧縮機5に容量制御信号が送られる。メイン
コントローラ10には、上記冷却ファンモータ制御量を
演算するために、車速認識手段としての車速センサ12
からの車速信号、外気温度認識手段としての外気温度セ
ンサ13からの外気温度信号、冷却水温度認識手段とし
てのエンジン冷却水温度センサ14からの冷却水温度信
号が入力されるようになっている。
モータ制御量の演算は、たとえば図2に示すように行わ
れる。冷却ファン制御電圧の目標値Vの演算、選択に
は、メインコントローラ10内で演算された圧縮機容量
制御信号Ic、外気温度センサ13からの外気温度信号
Tout、車速センサ12からの車速信号SP、冷却水
温度Twが用いられるが、まず、外気温度信号Tout
と車速信号SPを用いて、冷却ファン制御電圧の第1の
目標値V1(計算値)が演算される。
と予め定めた一定値B1、B2(B1<B2)との大小
関係、圧縮機容量制御信号Icと予め定めた一定値A1
との大小関係、および、冷却水温度Twと予め定めた一
定値C1、C2(C1<C2)との大小関係に応じて、
各場合の組み合わせ毎に、そのときの冷却ファン制御電
圧の目標値Vを、上記冷却ファン制御電圧の第1の目標
値V1(計算値)と、予め定めた一定値V0、V2(V
0≦V1≦V2)の中から選択する。
の目標値Vの信号が、冷却ファンモータ電圧コントロー
ラ11に送られ、冷却ファンモータ9の駆動が制御され
る。
電圧V1の計算式は、図3に示すようなプロセスにより
予め求められた空調装置の総消費動力と冷却ファンモー
タの駆動制御量との相関関係に関するオフラインデータ
が記憶され、記憶された相関関係を参照して算出され
る。なお、この図3は、後述の第2実施態様と共通に使
用するプロセスとして表してある。
は、圧縮機消費動力Wcompと各種電気機器消費動力
Welcとの合計となり、各種電気機器消費動力には、
原動機(エンジン)の発生動力に対しオルタネータ・レ
ギュレータの効率分が上乗せされた動力が消費される。
圧縮機消費動力Wcompは、各種条件(蒸発器流出空
気温度Teout、外気温度Tout、内気温度Ti
n、インテーク状態INT(後述の第2実施態様参
照)、送風機電圧演算値BLV、圧縮機容量制御信号I
c、冷凍回路の高圧圧力Pd)に応じて発生する消費動
力であり、電気機器消費動力Welcも、各種条件(冷
却ファンモータ使用電圧Vfan、バッテリ電圧VB、
電気ヒータ電圧Vh、送風機電圧演算値BLV)に応じ
て発生する消費動力である。
費動力Wと、冷却ファンモータ電圧Vfan(つまり、
冷却ファンモータの実際に行った駆動制御量)との相関
関係(相関データ)が、各パラメータ(各説明変数)毎
に採られる。すなわち、Vfanを目的変数とし、各パ
ラメータを説明変数として、説明変数毎に相関関係がオ
フラインデータとして求められる。第1実施態様におい
ては、外気温度Toutと車速SPが説明変数とされ、
冷却ファンモータ電圧Vfanが目的変数とされて、相
関関係がオフラインデータとして求められ、それがメイ
ンコントローラ10のオフラインデータ記憶手段に記憶
される。このVfanとWとの相関関係は、各説明変数
に関して、一般に図に示すような最低極値(極小値)を
もつデータとなる。この極小値Wminあるいはその近
傍のWとなるVfanに制御すれば、冷却ファンモータ
の消費動力を、そのときの条件に応じて最適に低減する
ことが可能になる。単なる冷却ファンモータ電圧のオン
−オフ制御や高低2段階制御では、このような、そのと
きの条件に応じた冷却ファンモータの消費動力の低減、
冷却ファンモータ電圧制御の最適化はできない。
き、上記オフラインデータから、目的変数と説明変数の
相関式fを導出する。そして、第1実施態様では、 Vfan=f(Tout,SP) の相関式を導出し、この相関式を用いて、前述の図2に
示したようにV1を演算し、そのときの条件に応じて、
実際に冷却ファンモータ電圧コントローラ11に出力す
る指令信号Vを決定する。
たオフラインデータに基づいて、そのときの車両や空調
装置の状態に応じて、実質的に無段階にて、冷却ファン
モータの電圧を最適に制御することが可能となる。つま
り、冷却ファンモータ電圧は、空調装置の総消費動力が
可能な限り小さくなるように制御され、同時に冷凍サイ
クルの冷媒の状態の変動が抑えられダクト吹出空気温度
変動が抑えられるように制御される。空調装置の総消費
動力が小さく抑えられることにより、車両エンジンの燃
料消費量が低く抑えられ、冷凍サイクルの安定化によ
り、ダクト吹出空気温度の安定性が確保される。
する機会が増えるから、冷却ファンおよびそのモータの
寿命延長や騒音低減も達成される。
用空調装置を示しており、図5はその制御を示してい
る。図4においては、図1に示した装置に比べ、さら
に、外気導入口21と内気導入口22との吸気空気量を
切替ダンパ23を介して調節するインテークアクチュエ
ータ24、送風機のファン25およびそのモータ26の
電圧を制御する送風機電圧コントローラ27、蒸発器2
の出口空気温度を検出する蒸発器出口空気温度センサ2
8、内気温度を検出する車室内温度センサ29を備えて
いる。30、31、32は、それぞれ、車室内への温調
空気吹出口を示している。
タ電圧の制御は図5に示すように行われる。蒸発器流入
空気温度Teinが、 Tein=Tout×α+Tin×(1−α) で演算される。但し、 α=f(INT) であり、切替ダンパ23の開度(%または状態量)を表
している。ここで、Toutは外気温度、Tinは内気
温度、INTはインテーク状態(切替ダンパ23の開
度)を表している。
却ファン制御電圧の第1目標値V1が、 V1=f(Ic,Tein,Tout,BLV,SP) で演算される。ここで、BLVは送風機電圧、SPは車
速である。
が第1実施態様と同様に前記表1にしたがって決めら
れ、この目標値Vの信号が、冷却ファンモータ電圧コン
トローラ11に送られ、冷却ファンモータ9の駆動が制
御される。
ein,Tout,BLV,SP)の演算式は、図3に
示したと同様の予め定められたオフラインデータに基づ
く相関式として求められ、それに基づいてV1が演算さ
れる。したがって、この第2実施態様では、冷却ファン
モータの電圧は、圧縮機容量、内気温度とインテーク状
態を含む蒸発器流入空気温度、外気温度、送風機電圧、
車速、冷却水温度を考慮して、最適な電圧に制御される
ことになる。
用空調装置の制御を示している。本実施態様において
は、冷却ファンモータ電圧は、蒸発器流入空気温度、蒸
発器流出空気温度、送風機電圧を参照して求められる。
演算値BLVに関し、前回演算値BLV’からの変化量
がΔBLV=BLV−BLV’として求められ、それに
対応する冷却ファン電圧変化量VbがVb=f(ΔBL
V)で求められる。同様に、蒸発器流出空気温度Teo
utに関し、ΔTeout=Teout’−Teout
が求められ、それに対応する冷却ファン電圧変化量Vo
がVo=f(ΔTeout)で求められる。蒸発器流入
空気温度Teinに関し、ΔTein=Tein−Te
in’が求められ、それに対応する冷却ファン電圧変化
量ViがVi=f(ΔTein)で求められる。Tei
nは、たとえば、図5に示したように外気温度Tou
t、内気温度Tin、インテーク状態INTから推定し
てもよい。
と、前回の冷却ファン電圧Vfan’から、第1、第2
実施態様と同様に、冷却ファン制御電圧の第1目標値V
1が、 V1=Vfan’+Vb+Vo+Vi で演算される。
第1、第2実施態様と同様に前記表1にしたがって決め
られ、この目標値Vの信号が、冷却ファンモータ電圧コ
ントローラ11に送られ、冷却ファンモータ9の駆動が
制御される。
用空調装置によれば、空調装置へ総消費動力を考慮し、
そのときの状態に応じて冷却ファンに使用すべき動力を
最適に制御できるようにしたので、冷却ファンの消費動
力、ひいては空調装置の総消費動力を小さく抑えること
ができ、車両エンジンの燃料消費量を抑えることができ
る。
に制御できるので、ダクト吹出空気温度の安定性を向上
でき、かつ冷却ファンは低回転数での運転機会が増える
ことから、寿命延長および騒音低減をはかることも可能
となる。
概略構成図である。
概略構成図である。
制御ブロック図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 空調ダクト内に設けられた室内熱交換
器、空調ダクト外に設けられた室外熱交換器、エンジン
により駆動される可変容量型圧縮機を備えた冷凍回路
と、前記室外熱交換器に対し冷却用空気流を発生させる
冷却ファンおよび該冷却ファンを駆動するモータを有す
る車両用空調装置において、少なくとも、前記圧縮機の
容量に相関を持つ物理量を検出または推定する圧縮機容
量認識手段と、前記冷却用空気流の温度を検出する外気
温度認識手段と、車両の走行車速を認識する車速認識手
段を設けるとともに、各認識手段の少なくとも1つの認
識値と冷却ファンモータの駆動制御量との相関関係を予
め求めたデータとして記憶するデータ記憶手段を設け、
かつ、データ記憶手段に記憶された前記相関関係を参照
して冷却ファンモータの制御量を算出する冷却ファンモ
ータ制御量算出手段と、算出された制御量に応じて冷却
ファンモータの駆動制御量を可変制御する冷却ファンモ
ータ駆動制御手段を設けたことを特徴とする車両用空調
装置。 - 【請求項2】 さらに、エンジン冷却水の温度を検出す
る冷却水温度認識手段を有し、該冷却水温度認識手段に
おける認識値も参照して冷却ファンモータの制御量を算
出する、請求項1の車両用空調装置。 - 【請求項3】 さらに、室内熱交換器の入口空気温度に
相関を持つ物理量を検出または推定する室内熱交換器入
口空気温度認識手段及び/又は空調ダクト内に送風する
送風機の送風量に相関を持つ物理量を検出または推定す
る送風量認識手段を有し、これら手段における認識値も
参照して冷却ファンモータの制御量を算出する、請求項
1または2の車両用空調装置。 - 【請求項4】 さらに、室内熱交換器の出口空気温度に
相関を持つ物理量を検出または推定する室内熱交換器出
口空気温度認識手段を有し、該手段における認識値も参
照して冷却ファンモータの制御量を算出する、請求項1
ないし3のいずれかに記載の車両用空調装置。 - 【請求項5】 前記データは、車両用空調装置の各機器
の消費動力が極小値となるような、圧縮機容量認識値、
外気温度認識値、車速認識値、室内熱交換器入の空気温
度認識値、送風量認識値のうち少なくとも1つと冷却フ
ァンモータの駆動制御量との相関関係として予め求めら
れている、請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用
空調装置。
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