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JP2002027703A - モータおよびモータの製造方法 - Google Patents

モータおよびモータの製造方法

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Publication number
JP2002027703A
JP2002027703A JP2000213404A JP2000213404A JP2002027703A JP 2002027703 A JP2002027703 A JP 2002027703A JP 2000213404 A JP2000213404 A JP 2000213404A JP 2000213404 A JP2000213404 A JP 2000213404A JP 2002027703 A JP2002027703 A JP 2002027703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
stator
housing
motor
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000213404A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyasu Kimura
信保 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000213404A priority Critical patent/JP2002027703A/ja
Publication of JP2002027703A publication Critical patent/JP2002027703A/ja
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  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸受けの潤滑油が漏れないようにして、しか
も軸受けの内周面を最適に面処理加工することができる
モータおよびモータの製造方法を提供すること。 【解決手段】 ステータ16と、通電することによりス
テータ16に対して回転するロータ14を有するモータ
10であり、ロータ14は軸20を有し、ステータ16
は、ロータ14の軸20を回転可能に支持し、内周面に
面処理加工が施された円筒型の軸受け70と、軸受け7
0を内周面に締結して保持する軸受けホルダー60と、
軸受けホルダー60を固定して、軸受け70からの潤滑
油の漏れを防ぐハウジング50と、ハウジング50を固
定しているステータ配線板40を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばCD−R
OM(コンパクトディスクを用いた読出し専用メモリ)
等の光ディスクのようなディスク状の情報記録媒体を回
転させるためのモータおよびモータの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図10は光ディスクDを回転させるため
の光ディスク装置を示している。光ディスク装置のター
ンテーブル1000は、光ディスクDを着脱可能に装着
する部分である。ターンテーブル1000はロータ10
01のロータヨーク1002と一体になっており、ロー
タヨーク1002の中には駆動用のマグネット1003
が固定されている。ステータ1004は、ロータ100
1の軸1005を回転可能に支持するためのものであ
り、ステータ1004はハウジング1006、スラスト
板1007、軸受け1008等を有している。ハウジン
グ1006は、ステータ配線板1009に対して固定さ
れている。ハウジング1006にはコイル1010等が
固定されている。コイル1010に対して外部から所定
の通電パターンで通電することにより、コイル1010
が発生する磁界と、駆動用のマグネット1003の磁界
が磁気的に相互作用することで、ロータ1001が軸1
005を中心としてステータ1004に対して連続回転
するようになっている。
【0003】軸受け1008の内周面には軸1005が
挿入されている。軸受け1008の内周面のサイジング
加工(寸法精度を上げるための加工)を行うためには、
ハウジング1006の内面に対して軸受け1008を圧
入した後に、工作機械により軸受け1008の内周面を
サイジング加工する必要がある。このためには、ハウジ
ング1006の上端部1014と下端部1016は開口
していることで、軸受け1008の内周面を最適に面処
理加工することができる。もしも、ハウジング1006
のたとえば下端部1016が閉じてしまった構造である
と、工作機械の刃物がハウジング1006の上端部10
14側から挿入されて、その刃物が軸受け1008の内
周面を面加工することになる。この場合には、軸受け1
008の内周面の面処理加工が均一にできず、軸100
5と面処理加工された軸受け1008の内周面との隙間
がより大きくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような両端部が開
口したハウジング1006を用いた場合には、軸受け1
008が有する潤滑油がハウジング1006の下端部か
ら漏れないようにすることと、軸1005のスラスト力
を受けるために、スラスト板1007とスラスト板押え
1020が必要になる。このスラスト板1007とスラ
スト板押え1020は、ハウジング1006の下端部1
016に対して固定された構造になる。しかしながら、
このような構造を採用しても、スラスト板1007とス
ラスト板押え1020と、ハウジング1006の下端部
1016のカシメ部分1024から軸受け1008の潤
滑油が染み出しやすいという問題がある。このような染
み出した潤滑油は、光ディスク装置の他の部分を汚染す
る恐れがある。そこで本発明は上記課題を解消し、軸受
けの潤滑油が漏れないようにして、しかも軸受けの内周
面を最適に面処理加工することができるモータおよびモ
ータの製造方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ステ
ータと、通電することにより前記ステータに対して回転
するロータを有するモータであり、前記ロータは軸を有
し、前記ステータは、前記ロータの前記軸を回転可能に
支持し、内周面に面処理加工が施された円筒型の軸受け
と、前記軸受けを内周面に締結して保持する軸受けホル
ダーと、前記軸受けホルダーを固定して、前記軸受けか
らの潤滑油の漏れを防ぐハウジングと、前記ハウジング
を固定しているステータ配線板と、を有することを特徴
とするモータである。請求項1では、ステータの軸受け
は、ロータの軸を回転可能に支持し、内周面に面処理加
工が施された円筒型のものである。軸受けホルダーは、
軸受けを内周面に締結して保持する。ハウジングは、軸
受けホルダーを固定して軸受けからの潤滑油の漏れを防
ぐ機能を有している。ステータ配線板は、ハウジングを
固定している。このような構造にすることにより、内周
面に面処理加工が施された軸受けを軸受けホルダーの内
周面に締結して保持した後にこの軸受けホルダーをハウ
ジングに対して固定するようになっている。このことか
らハウジングが潤滑油の漏れを防ぐ機能を有していたと
しても、あらかじめ円筒型の軸受けの内周面に面処理加
工を施しておくことができ、軸受けの機械的な信頼性を
確保することが可能である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のモー
タにおいて、前記軸受けホルダーは、前記ハウジングに
対して圧入と接着により締結されている。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載のモー
タにおいて、前記軸受けは、前記軸受けホルダーの内周
面に対して圧入により締結されている。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載のモー
タにおいて、前記ハウジングは、前記軸受けからの潤滑
油の漏れを防ぐための潤滑油収容部を有し、前記ハウジ
ングは前記ステータの前記ステータ配線板に対してカシ
メにより固定されており、前記潤滑油収容部は前記ステ
ータ配線板とほぼ面一に配置されている。請求項4で
は、ハウジングの潤滑油収容部が、ステータ配線板とほ
ぼ面一に配置されていることから、潤滑油収容部がステ
ータ配線板から突出することがなく、モータの軸方向に
関するサイズを小型化することができる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1に記載のモー
タにおいて、前記ロータの軸には、ディスク状の情報記
録媒体を搭載するターンテーブルが取り付けられてい
る。
【0010】請求項6の発明は、ステータと、通電する
ことにより前記ステータに対して回転するロータを有す
るモータの製造方法であり、前記ロータの前記軸を回転
可能に支持するための前記ステータの円筒型の軸受けの
内周面に面処理加工を施して、前記軸受けを前記ステー
タの軸受けホルダーの内周面に締結して保持し、前記ス
テータのハウジングに対して前記軸受けホルダーを固定
して、前記軸受けが有する潤滑油の漏れを前記ハウジン
グにより防ぐことを特徴とするモータの製造方法であ
る。請求項6では、内周面に面処理加工が施された軸受
けを軸受けホルダーの内周面に締結して保持した後にこ
の軸受けホルダーをハウジングに対して固定するように
なっている。このことからハウジングが潤滑油の漏れを
防ぐ機能を有していたとしても、あらかじめ円筒型の軸
受けの内周面に面処理加工を施しておくことができ、軸
受けの機械的な信頼性を確保することが可能である。
【0011】請求項7の発明は、請求項6に記載のモー
タの製造方法において、前記軸受けホルダーは、前記ハ
ウジングに対して圧入と接着により締結されている。
【0012】請求項8の発明は、請求項6に記載のモー
タの製造方法において、前記軸受けは、前記軸受けホル
ダーの内周面に対して圧入により締結されている。
【0013】請求項9の発明は、請求項6に記載のモー
タの製造方法において、前記ハウジングは前記ステータ
の前記ステータ配線板に対してカシメにより固定され、
前記ハウジングの前記軸受けからの潤滑油の漏れを防ぐ
ための潤滑油収容部は、前記ステータ配線板とほぼ面一
に配置されている。請求項9では、ハウジングの潤滑油
収容部が、ステータ配線板とほぼ面一に配置されている
ことから、潤滑油収容部がステータ配線板から突出する
ことがなく、モータの軸方向に関するサイズを小型化す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0015】図1は、本発明のモータの好ましい実施の
形態を有する光ディスク装置の例を示している。光ディ
スク装置1は、モータ10と、光学ピックアップ12を
有している。モータ10はロータ14とステータ16を
有している。ロータ14は、軸20と、ロータヨーク2
2、駆動用のメインのマグネット24等を有している。
ターンテーブル30は、たとえば真ちゅうにより作られ
ており、図示しないチャッキング用の部材により、光デ
ィスクDを着脱可能に保持する機能を有している。すな
わちチャッキング用の部材のマグネットと、ターンテー
ブル30のヨーク30Aの間で生じる磁力により、光デ
ィスクDがターンテーブル30の上に着脱可能に保持す
ることができる。
【0016】光ディスクDは、たとえばDVD(デジタ
ル多用途ディスク)、CD−ROM(コンパクトディス
クを用いた読出し専用メモリ)、CD(コンパクトディ
スク)、MD(ミニディスク、光磁気ディスク)等であ
る。光学ピックアップ12は、たとえば光ディスクDに
記録されている情報を光学的に読み出す機能を有してお
り、レーザ光のような光Eを光ディスクDに照射するこ
とにより、その戻り光を受光して光ディスクDの情報を
光学的に読み取ることができる。しかし光学ピックアッ
プ12は、このような情報を読み取るだけでなく、光デ
ィスクDに対して情報を書き込むような記録再生機能を
有していても勿論構わない。
【0017】軸20は、たとえばステンレス鋼(SU
S)により作られており、軸20の上端部には、ターン
テーブル30がたとえば圧入により固定されている。ロ
ータ14のロータヨーク22は、ロータケース等とも呼
んでおりたとえば鉄により作られている。駆動用のメイ
ンのマグネット24は、円周方向にN極とS極が交互に
多極着磁されたものであり、ロータヨーク22の内周面
に対してたとえば接着により固定されている。
【0018】次に、ステータ16について説明する。ス
テータ16は、概略的にはステータ配線板40、鉄芯4
2、コイル44、ハウジング50、軸受けホルダー6
0、軸受け70等を有している。このコイル44に対し
てステータ配線板40を介して外部から所定の通電パタ
ーンにより通電することで、コイル44の磁界とロータ
14のマグネット24の磁界が相互作用して、ロータ1
4が軸20を中心として回転する。ステータ配線板40
はハウジング50を支持するための支持板の一例であ
り、金属または通常のプリント基板等を採用することが
できる。メインハウジングとも呼んでいるハウジング5
0は、金属、たとえばステンレス鋼により作られてい
る。円筒状の軸受けホルダー60は、金属、たとえばス
テンレス鋼により作られている。円筒状の軸受け70
は、メタル軸受けやプラスチック軸受けのいずれをも採
用することができる。
【0019】図2と図3は、図1のモータ10のステー
タ16の構成を示している。図4はハウジング50、軸
受けホルダー60および軸受け70を示しており、図5
は軸受け70を示している。また図6と図7は軸受けホ
ルダー60を示し、図8と図9はハウジング50を示し
ている。図8と図9に示すハウジング50は、ベース部
51、カシメ部52、円筒状の接続部53を有してい
る。ベース部51と接続部53の内部は、図1の軸受け
70から漏れる潤滑油を収容するための潤滑油収容部5
5となっている。従ってこの潤滑油収容部55は、ベー
ス部51と接続部53により形成されたカップ状の部分
により形成されている。
【0020】図2に示すように、このハウジング50の
カシメ部52は、ステータ配線板40に対してカシメる
ことにより、ハウジング50をステータ配線板40に対
して機械的に確実に固定することができる。このような
固定状態ではハウジング50のステータ配線板40から
の突出量Gはわずかなものであり、ほぼハウジング50
の下面50Fとステータ配線板40はほぼ面一になって
いる。このことから、図1におけるモータの軸方向に関
する寸法を小さくすることができる。
【0021】図5(A)に示す軸受け70は、好ましく
は動圧流体軸受けであり、軸受け70の内周面には、複
数の動圧発生用の溝72が形成されている。この動圧発
生用の溝72は、たとえばヘリングボーン型の溝であ
り、図1のロータ14の軸20が回転することにより、
内周面71にある潤滑油が動圧を発生する。図5(A)
に示す軸受け70の両端部が開口部75A,75Bとな
っていて、軸受け70の内周面71には、動圧発生用の
溝72が形成された後に、工具によりサイジング加工に
より内周面71の面処理加工を行う。これにより両端部
が開口部75A,75Bであり、軸受け70の内周面7
1には軸方向に沿って適切な切削を行って、内周面71
は所定の内寸法に正確なサイジング処理を行うことがで
きる。
【0022】次に、このように加工処理された図5
(A)の軸受け70の外周面74が、図6と図7に示す
軸受けホルダー60の内周面61に対して圧入により固
定される。軸受け70を圧入により締結して保持した軸
受けホルダー60は、図4に示すように、ハウジング5
0に対して軽圧入および接着剤の塗布により、固定され
る。この軸受けホルダー60の小径部63の外周面が、
図8と図9に示すハウジング50の接続部53の内周面
57に対して軽圧入および接着により固定される。この
ように軽圧入と接着剤による固定を併用する。機械的締
結(軽圧入)を行うことにより、部品スキマ等クリアラ
ンスのバラツキをおさえることが可能であり、接着剤を
併用することにより、微少なクリアランスからオイルが
洩れるのを防ぐ効果がある。しかし、圧入又は接着のい
ずれかによりハウジング50の接続部53の内周面57
に対して軸受けホルダー60の小径部63の外周面を固
定してもよい。
【0023】次に、図1のモータ10の組立方法につい
て説明する。図5(A)の軸受け70はメタルまたはプ
ラスチックにより形成されている。軸受け70をメタル
で形成する場合には、たとえば鉄、銅にバインダー材を
混合して焼結した物を用い、たとえば銅が90%未満で
鉄とバインダーが残部であるFe−Cu系メタルであ
る。また軸受けをプラスチックで成形する場合には、ポ
リカーボネート(PC)材を採用することができる。こ
の軸受け70の内周面71に対して図5(A)の動圧発
生用の溝72を形成した後に、内周面71は加工機械の
刃物により所定のサイジング処理を施して、内周面71
の内径を所定値にする。
【0024】次に、図5(A)の軸受け70の外周面7
4は、図6と図7に示す軸受けホルダー60の内周面6
1に対して圧入により固定する。図2に示すハウジング
50は、カシメ部52を用いてステータ配線板40に対
して機械的に固定されている。このように固定されたハ
ウジング50に対して、軸受けホルダー60が軽圧入お
よび接着により締結して固定される。ただし、ハウジン
グ50に対して軸受けホルダー60を固定したのちに、
ハウジング50をステータ配線板40に固定してもよ
い。
【0025】図1の軸20の上端部にはターンテーブル
30が圧入して固定される。この軸20の他の部分は、
図2の軸受け70の中に、所定のクリアランスで挿入さ
れる。このクリアランスは、たとえば5μmである。図
1の鉄芯42にはコイル44が所定回数巻かれており、
この鉄芯42はハウジング50に対して圧入により固定
される。なお、ロータ14のロータヨーク22は、ター
ンテーブル30の下側に対してカシメにより固定されて
いる。
【0026】本発明のモータのような軸受け構造を採用
することにより、軸20の方向の寸法を小さくした薄型
のスピンドルモータを提供することができる。モータ1
0は、ハウジング50と軸受け70の付近の薄型化を図
ることができ、軸受け部分における機械的信頼性を確保
することができる。このような構造を採用することで、
軸受け70の内周面の面処理(サイジング処理)の加工
を終えた後、ハウジング50に締結することができるた
め、軸受本来の性能と信頼性を充分に確保することがで
きる。
【0027】図2と図4に示すように、ハウジング50
の潤滑油収容部55の内底面には、スラスト受け90を
配置することにより、このスラスト受け90は、軸20
の下端部を保持して、スラストロスの少ない回転構造を
得る。潤滑油収容部55が設けられているので、軸受け
70から潤滑油が下に下がってきても、この潤滑油収容
部55が確実に収容することができるので、潤滑油はハ
ウジング50の外にはまったく漏れることがなく、スラ
スト受面ではオイルを介して軸端面とスラスト板でロス
の少ない機械的接触が保たれる。
【0028】本発明のモータは、薄型スピンドルモータ
であり、特に所定のサイジング処理を行った軸受けを軸
受けホルダーに固定した後、この軸受けホルダーはステ
ータ配線板と一体のメインのハウジングに圧入して締結
する。これにより、モータの小型薄型化と機械的信頼性
の向上を図ることができる。
【0029】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。ハウジング50、軸受けホルダー6
0および軸受け70の形状は、図示例に限らず他の形状
を採用することも勿論可能である。図5(B)に示すよ
うに、軸受け70は2つに分けて形成して、部分70E
と70Fにすることも可能であり、各部分70E,70
Fの長さは図5(A)の軸受け70の長さLの半分であ
る。また本発明のモータは、光ディスクを回転する以外
に、他の対象物を回転する用途に用いても勿論構わな
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軸受けの潤滑油が漏れないようにして、しかも軸受けの
内周面を最適に面処理加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの好ましい実施の形態を含む光
ディスク装置の例を示す図。
【図2】図1のモータのステータを示す断面図。
【図3】図2のステータを示す平面図。
【図4】ステータのハウジング、軸受けホルダーおよび
軸受けを示す断面図。
【図5】軸受けの構造例を示す断面図。
【図6】軸受けホルダーの構造を示す断面図。
【図7】軸受けホルダーを拡大して示す左半分の断面
図。
【図8】ハウジングを示す断面図。
【図9】ハウジングの左半分を示す断面図。
【図10】従来のモータの構造を示す断面図。
【符号の説明】
10・・・モータ、14・・・ロータ、16・・・ステ
ータ、20・・・軸、40・・・ステータ配線板、50
・・・ハウジング、60・・・軸受けホルダー、70・
・・軸受け、D・・・光ディスク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16N 31/00 F16N 31/00 B H02K 5/10 H02K 5/10 Z 5/167 5/167 A 7/08 7/08 B 21/22 21/22 M Fターム(参考) 3J011 AA07 BA02 BA08 CA02 JA02 KA02 KA03 LA01 MA06 SB03 SC15 5H605 AA03 BB05 BB14 BB19 CC03 CC04 CC10 EA06 EA19 EB03 EB06 EB17 EB28 FF06 FF11 5H607 AA05 AA06 BB01 BB14 BB17 BB25 CC01 DD03 GG01 GG03 GG09 GG12 GG28 HH08 5H621 BB07 GA01 GA04 HH01 JK08 JK15 JK17 JK19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータと、通電することにより前記ス
    テータに対して回転するロータを有するモータであり、 前記ロータは軸を有し、 前記ステータは、 前記ロータの前記軸を回転可能に支持し、内周面に面処
    理加工が施された円筒型の軸受けと、 前記軸受けを内周面に締結して保持する軸受けホルダー
    と、 前記軸受けホルダーを固定して、前記軸受けからの潤滑
    油の漏れを防ぐハウジングと、 前記ハウジングを固定しているステータ配線板と、を有
    することを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 前記軸受けホルダーは、前記ハウジング
    に対して圧入と接着により締結されている請求項1に記
    載のモータ。
  3. 【請求項3】 前記軸受けは、前記軸受けホルダーの内
    周面に対して圧入により締結されている請求項1に記載
    のモータ。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングは、前記軸受けからの潤
    滑油の漏れを防ぐための潤滑油収容部を有し、前記ハウ
    ジングは前記ステータの前記ステータ配線板に対してカ
    シメにより固定されており、前記潤滑油収容部は前記ス
    テータ配線板とほぼ面一に配置されている請求項1に記
    載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記ロータの軸には、ディスク状の情報
    記録媒体を搭載するターンテーブルが取り付けられてい
    る請求項1に記載のモータ。
  6. 【請求項6】 ステータと、通電することにより前記ス
    テータに対して回転するロータを有するモータの製造方
    法であり、 前記ロータの前記軸を回転可能に支持するための前記ス
    テータの円筒型の軸受けの内周面に面処理加工を施し
    て、 前記軸受けを前記ステータの軸受けホルダーの内周面に
    締結して保持し、 前記ステータのハウジングに対して前記軸受けホルダー
    を固定して、前記軸受けが有する潤滑油の漏れを前記ハ
    ウジングにより防ぐことを特徴とするモータの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記軸受けホルダーは、前記ハウジング
    に対して圧入と接着により締結されている請求項6に記
    載のモータの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記軸受けは、前記軸受けホルダーの内
    周面に対して圧入により締結されている請求項6に記載
    のモータの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ハウジングは前記ステータの前記ス
    テータ配線板に対してカシメにより固定され、前記ハウ
    ジングの前記軸受けからの潤滑油の漏れを防ぐための潤
    滑油収容部は、前記ステータ配線板とほぼ面一に配置さ
    れている請求項6に記載のモータの製造方法。
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JP (1) JP2002027703A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7510329B2 (en) * 2003-01-10 2009-03-31 Sony Corporation Bearing unit and rotary drive using the same
US7614791B2 (en) 2006-01-25 2009-11-10 Sony Corporation Bearing unit and motor using the same
JP2016156298A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社リケン ローラー式ロッカーアーム

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