JP2002021953A - 自動車用補機駆動装置 - Google Patents
自動車用補機駆動装置Info
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Abstract
の無端ベルト24aから異音が発生したり、この無端ベ
ルト24aの寿命が低下する事を防止する。 【解決手段】 エンジン21のクランク軸22の端部外
周面と駆動プーリ23aの内周面との間、及び、オルタ
ネータ1の回転軸3の端部外周面と当該従動プーリ7a
の内周面との間に、それぞれ一方向クラッチ32を設け
る。この結果、上記クランク軸22の回転角速度の微小
変動が、上記各補機1、28、29の回転軸3、25に
装着した各従動プーリ7a、26に伝わらなくなる。
又、上記クランク軸22の回転角速度の低下時に、上記
各従動プーリ7a、26に上記無端ベルト24aを介し
て制動力や駆動力が作用しにくくなる。
Description
置は、自動車の走行用エンジンにより、オルタネータ、
パワーステアリング用ポンプ、冷却水循環用ポンプ、エ
アコンディショナ用コンプレッサ、冷却ファン等の補機
を駆動するものである。特に、本発明は、この様な複数
の補機を駆動する為の無端ベルトに加わる負担を軽減す
る事により、この無端ベルトの滑りによる異音の発生防
止、並びに、この無端ベルトの破損防止を図るものであ
る。
エンジンによりベルト駆動機構を介して回転駆動する。
この様なベルト駆動機構を介して自動車の走行用エンジ
ンにより回転駆動され、自動車に必要な発電を行なうオ
ルタネータの構造が、例えば特開平7−139550号
公報に記載されている。図4は、この公報に記載された
オルタネータ1を示している。ハウジング2の内側に回
転軸3を、1対の転がり軸受4、4により、回転自在に
支持している。この回転軸3の中間部には、ロータ5と
整流子6とを設けている。又、この回転軸3の一端部
(図4の右端部)で上記ハウジング2外に突出した部分
には、従動プーリ7を固定している。エンジンへの組み
付け状態では、この従動プーリ7に無端ベルトを掛け渡
し、エンジンのクランク軸により、上記回転軸3を回転
駆動自在とする。
単に上記回転軸3に固定しただけのものを使用してい
た。これに対して近年、無端ベルトの走行速度が一定若
しくは上昇傾向にある場合には、無端ベルトから回転軸
への動力の伝達を自在とし、無端ベルトの走行速度が低
下傾向にある場合には、従動プーリと回転軸との相対回
転を自在とする、オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型
プーリ装置が各種提案され、一部で使用されている。例
えば、特開昭56−101353号公報、特開平7−3
17807号公報、同8−226462号公報、同9−
229097号公報、特公平7−72585号公報、フ
ランス特許公報FR2726059A1等に、上述の様
な機能を有するオルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プ
ーリ装置が記載されている。又、一部ではこの様なオル
タネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置が、実際に
使用されている。
2号公報に記載されているオルタネータ用一方向クラッ
チ内蔵型プーリ装置20を示している。このオルタネー
タ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置20は、オルタネ
ータ1(図4参照)の回転軸3に外嵌固定自在なスリー
ブ8を有する。そして、このスリーブ8の周囲に従動プ
ーリ7aを、このスリーブ8と同心に配置している。そ
して、これらスリーブ8の外周面と従動プーリ7aの内
周面との間に、1対のサポート軸受9、9と、一方向ク
ラッチであるローラクラッチ10とを設けている。この
うちのサポート軸受9、9は、上記従動プーリ7aに加
わるラジアル荷重を支承しつつ、上記スリーブ8と従動
プーリ7aとの相対回転を自在とする。又、上記ローラ
クラッチ10は、上記従動プーリ7aが上記スリーブ8
に対して所定方向に相対回転する傾向となる場合にの
み、この従動プーリ7aからスリーブ8への回転力の伝
達を自在とする。
リーブ8に外嵌固定した内輪11の中間部外周面には、
ランプ部と呼ばれる複数の凹部12、12を、円周方向
に亙って等間隔に形成し、上記中間部外周面をカム面1
3としている。又、上記内輪11の両端部外周面は、上
記各サポート軸受9、9の為の内輪軌道14、14とし
ている。これに対して、上記ローラクラッチ10を構成
する、上記従動プーリ7aに内嵌固定した外輪15の内
周面は、ほぼ全長に亙り単なる円筒面としている。又、
これら内輪11及び外輪15と共に上記ローラクラッチ
10を構成する複数個のローラ16、16は、上記内輪
11と共に回転するクラッチ用保持器17に、転動及び
円周方向に亙る若干の変位自在に支持している。そし
て、このクラッチ用保持器17に設けた柱部と上記各ロ
ーラ16との間にばねを設けている。これら各ばねは上
記各ローラ16、16を、上記カム面13の外周面と上
記外輪15の内周面との間に形成される円筒状隙間の寸
法のうち、直径方向に関する幅が狭くなった部分に向
け、弾性的に押圧している。又、上記外輪15の軸方向
両端部には、内向フランジ状の鍔部18、18を設けて
いる。これら各鍔部18、18の軸方向内側面は、上記
各サポート軸受9、9を構成する各保持器19、19の
軸方向片端面に近接対向若しくは当接させている。
内蔵型プーリ装置20を使用する理由に就いて、エンジ
ンへの組み付け状態を模式的に示す、図6(A)、
(B)を用いて説明する。尚、図6(A)は、オルタネ
ータ1の回転軸3に従動プーリ7を単に固定しただけの
構造を、図6(B)は、上述の様なオルタネータ用一方
向クラッチ内蔵型プーリ装置20を使用した構造を、そ
れぞれ示している。走行用エンジン21のクランク軸2
2は、このエンジン21の各シリンダ内の爆発に同期し
た回転角速度の微小変動が避けられない。この様なクラ
ンク軸22の回転角速度の微小変動は、上記エンジン2
1がディーゼルエンジン或は直噴式のガソリンエンジン
であった場合、アイドリング時等の低回転時に特に大き
くなる。この結果、上記クランク軸22の端部に固定し
た駆動プーリ23に掛け渡した無端ベルト24の走行速
度も細かく変動する事になる。一方、この無端ベルト2
4により従動プーリ7、7aを介して回転駆動されるオ
ルタネータ1の回転軸3は、この回転軸3自身並びにこ
の回転軸3に固定したロータ5及び整流子6(図4参
照)等の慣性質量に基づき、それ程急激には変動しな
い。従って、図6(A)に示す様な、従動プーリ7を回
転軸3に対し単に固定しただけの場合には、上記無端ベ
ルト24の走行速度低下時に上記回転軸3の回転速度が
そのまま低下し、オルタネータ1の発電効率が低下す
る。同時に、上記クランク軸22の回転角速度の微小変
動に伴い、上記無端ベルト24と従動プーリ7とが両方
向に擦れ合う傾向となる。この結果、この従動プーリ7
と擦れ合う無端ベルト24に、繰り返し異なる方向の応
力が作用して、この無端ベルト24と従動プーリ7との
間に滑りが発生し易くなったり、或はこの無端ベルト2
4の寿命が短くなったりする原因となる。
の低下、並びに従動プーリ7の外周面と無端ベルト24
の内周面との摩擦に基づくこの無端ベルト24の寿命低
下は、走行時に加減速を繰り返す事によっても生じる。
即ち、加速時には無端ベルト24側から従動プーリ7側
に駆動力が伝達されるのに対し、減速時には上述の様に
慣性に基づいて回転し続けようとする従動プーリ7に、
上記無端ベルト24から制動力が作用する。この制動力
に基づいて発電効率が低下するだけでなく、この制動力
と上記駆動力とは、上記無端ベルト24の内周面に対し
逆方向の摩擦力として作用するので、やはり上記無端ベ
ルト24の寿命低下の原因となる。特に、トラックの様
に排気ブレーキを備えた車両の場合には、アクセルオフ
時に於ける上記クランク軸22の回転低下の減速度が著
しく、上記制動力に基づいて上記無端ベルト24の内周
面に加わる摩擦力が大きくなる結果、上記発電効率並び
に寿命の低下が著しい。
ータ1の回転軸3に装着する従動プーリ7aとして、上
記オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置20
を使用する。これにより、無端ベルト24の走行速度が
一定若しくは上昇傾向にある場合には、ローラクラッチ
10を構成する各ローラ16、16が、上記内輪11の
外周面と上記外輪15(図5参照)の内周面との間に形
成される円筒状隙間の寸法のうち、直径方向に関する幅
が狭くなった部分に食い込んで(ロック状態となっ
て)、上記従動プーリ7aから回転軸3への回転力の伝
達を自在とする。反対に上記無端ベルト24の走行速度
が低下傾向にある場合には、上記各ローラ16、16が
上記円筒状隙間のうちの幅が広くなった部分に移動し、
これら各ローラ16、16が当該部分で転動自在となっ
て(オーバラン状態となって)、上記従動プーリ7aと
回転軸3との相対回転を自在とする。即ち、上記無端ベ
ルト24の走行速度が低下傾向にある場合には、上記従
動プーリ7aの回転角速度を上記回転軸3の回転角速度
よりも遅くして、この無端ベルト24と従動プーリ7a
との当接部が強く擦れ合う事を防止する。この様にし
て、オルタネータ1の発電効率を確保すると共に、従動
プーリ7aと無端ベルト24との擦れ合い部に作用する
応力の方向を一定にし、この無端ベルト24と従動プー
リ7aとの間に滑りが発生したり、或はこの無端ベルト
24の寿命が低下する事を防止する。
装置を、上述の様なオルタネータ1の回転軸3に装着す
る従動プーリ7aとしてではなく、エンジンのクランク
軸に装着する駆動プーリとして使用する場合もある。即
ち、上述の図6(B)に示した構造とは逆に、同図
(C)に示す様に、エンジン21のクランク軸22に駆
動プーリ23aとして、一方向クラッチ内蔵型プーリ装
置20aを使用すると供に、オルタネータ1の回転軸3
の端部に従動プーリ7を固定する。この様な場合は、ク
ランク軸22の回転角速度が一定若しくは上昇傾向にあ
る場合に、このクランク軸22から上記駆動プーリ23
aへの動力の伝達を自在とし、クランク軸22の回転角
速度が低下傾向にある場合に、このクランク軸22と駆
動プーリ23aとの相対回転を自在とする。即ち、この
クランク軸22の回転角速度が低下傾向にある場合に
は、上記駆動プーリ23aの回転角速度がこのクランク
軸22の回転角速度よりも速くなる。この結果、無端ベ
ルト24を介して回転駆動される上記従動プーリ7の回
転角速度が上記クランク軸22と共に低下せず、この無
端ベルト24と上記従動プーリ7及び上記駆動プーリ2
3aとの当接部が強く擦れ合う事を防止できる。従っ
て、前述した図6(B)に示す様な、オルタネータ用一
方向クラッチ内蔵型プーリ装置20を従動プーリ7aと
して使用した場合とほぼ同様に、オルタネータ1の発電
効率を確保しつつ、上記従動プーリ7及び駆動プーリ2
3aと無端ベルト24との擦れ合い部に作用する応力の
方向を一定にして、この無端ベルト24と従動プーリ7
との間に滑りが発生したり、或はこの無端ベルト24の
寿命が低下する事を防止できる。
従来構造の場合には、オルタネータ1の回転軸3に装着
する従動プーリ7と、エンジン21のクランク軸22に
装着する駆動プーリ23とのうちの、どちらか一方のプ
ーリ7(23)を、上述の様な一方向クラッチ内蔵型プ
ーリ装置20(20a)とすれば、無端ベルト24と各
プーリ7a、23(7、23a)との滑りを発生しにく
くし、この無端ベルト24の寿命を確保する事ができ
る。言い換えれば、上記オルタネータ1の回転軸3の端
部外周面と従動プーリ7aの内周面との間、或は、上記
エンジン21のクランク軸22の端部外周面と駆動プー
リ23aの内周面との間の、どちらか一方の間にのみ、
一方向クラッチであるローラクラッチ10を設ければ良
い。
の補機を、1本の無端ベルトで回転駆動する事が行なわ
れている。図7は、複数の補機1、28、29を1本の
無端ベルト24aで駆動する為の、自動車用補機駆動装
置の1例を示している。この自動車用補機駆動装置は、
走行用エンジン21の近傍に、オルタネータ1、冷却フ
ァン(図示省略)、エアコンディショナ用コンプレッサ
28、パワーステアリング装置用ポンプ29等の複数の
補機1、28、29を設け、これら複数の補機1、2
8、29を1本の無端ベルト24aにより回転駆動自在
としている。即ち、上記エンジン21のクランク軸22
の端部に固定した駆動プーリ23と、上記各補機1、2
8、29の回転軸3、25の端部に固定した各従動プー
リ7、26との間に、上記無端ベルト24aを掛け渡し
ている。そして、上記クランク軸22の回転に基づく上
記駆動プーリ23の回転を、この無端ベルト24aによ
り上記各従動プーリ7、26に伝達し、上記各補機1、
28、29の回転軸3、25を回転駆動自在としてい
る。
タネータ1の回転軸3に装着する従動プーリ7と、エン
ジン21のクランク軸22に装着する駆動プーリ23と
のうちの、どちらか一方のプーリ7(23)を、前述の
様な一方向クラッチ内蔵型プーリ装置20(20a)と
しても、無端ベルト24aの滑り防止や寿命確保等を、
前述の図6(B)、(C)に示した従来構造の様には、
図れない可能性がある。即ち、上記オルタネータ1の回
転軸3に、前述の様な一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
を装着した場合(上記オルタネータ1の回転軸3の端部
外周面と当該従動プーリ7の内周面との間にのみ一方向
クラッチを設けた場合)は、上記クランク軸22の回転
角速度の微小変動が、このオルタネータ1以外の補機2
8、29の各回転軸25、25に、これら各回転軸2
5、25の端部に固定した従動プーリ26、26を介し
て伝わる。この為、上記クランク軸22の回転角速度の
微小変動に伴って、これら各従動プーリ26、26と無
端ベルト24aとが両方向に擦れ合う事が避けられな
い。
ク軸22に、前述の様な一方向クラッチ内蔵型プーリ装
置を装着した場合(上記エンジン21のクランク軸22
の端部外周面と駆動プーリ23の内周面との間にのみ一
方向クラッチを設けた場合)は、このクランク軸22の
回転角速度の微小変動を、この一方向クラッチ内蔵型プ
ーリ装置により或る程度吸収できる。しかし、このクラ
ンク軸22の回転角速度が低下傾向にある場合に、オル
タネータ1を含む各補機1、28、29の回転軸3、2
5が、これら各回転軸3、25自身並びにこれら各回転
軸3、25に固定した部材等の慣性質量に基づいて回転
し続けようとする。これら各補機1、28、29の回転
軸3、25の慣性質量は、これら各補機1、28、29
毎に異なる為、これら各回転軸3、25に固定した各従
動プーリ7、26と無端ベルト24aとが両方向に強く
擦れ合う事が避けられない。より具体的には、上記オル
タネータ1の回転軸3は、ロータ5及び整流子6(図4
参照)等により慣性質量が大きいのに対し、冷却ファン
或はパワステアリング用ポンプ29等の回転軸25、2
5の慣性質量は、それ程は大きくない。この為、上記ク
ランク軸22の回転角速度の低下時に、上記冷却ファン
或はパワステアリング用ポンプ29等の各回転軸25、
25が、上記オルタネータ1の回転軸3に比べて、速く
減速しようとする。この結果、上記オルタネータ1の回
転軸3に固定した上記従動プーリ7に制動力が、上記冷
却ファン或はパワステアリング用ポンプ29等の各回転
軸25、25に固定した従動プーリ26、26に駆動力
が、それぞれ作用し、これら各従動プーリ7、26と無
端ベルト24aとが両方向に強く擦れ合う。この様な各
従動プーリ7、26と無端ベルト24aとの擦れ合い
は、これら各従動プーリと7、26と無端ベルト24a
との間で滑りを生じさせると共に、異音の発生、上記各
補機1、28、29の効率低下、更にはこの無端ベルト
24aの破損に繋がる為、好ましくない。本発明の自動
車用補機駆動装置は、この様な事情に鑑みて、複数の補
機を同時に駆動する為の無端ベルトから異音が発生した
り、この無端ベルトの寿命が低下する事を防止すべく発
明したものである。
動装置は、前述の図7に示した従来の自動車用補機駆動
装置と同様に、エンジンのクランク軸の端部に装着した
駆動プーリと、このエンジンの近傍に設けられた複数の
補機と、これら各補機の回転軸の端部に装着した従動プ
ーリと、これら各従動プーリと上記駆動プーリとの間に
掛け渡した無端ベルトとを備える。そして、上記クラン
ク軸の回転に基づく上記駆動プーリの回転を、上記無端
ベルトにより上記各従動プーリに伝達し、上記各補機の
回転軸を回転駆動自在としている。尚、上記補機として
は、例えばオルタネータ、パワーステアリング用ポン
プ、冷却水循環用ポンプ、エアコンディショナ用コンプ
レッサ、冷却ファン等が挙げられる。特に、本発明の自
動車用補機駆動装置に於いては、上記クランク軸の端部
外周面と上記駆動プーリの内周面との間、及び、少なく
とも1個の補機の回転軸の端部外周面と当該従動プーリ
の内周面との間に、スリーブと一方向クラッチとサポー
ト軸受とを設けている。このうちのスリーブは、当該軸
の端部に外嵌固定自在である。又、上記一方向クラッチ
は、当該プーリが当該スリーブに対して所定方向に相対
回転する傾向となる場合のみ、これらプーリとスリーブ
との間での回転力の伝達を自在とする。又、上記サポー
ト軸受は、当該プーリに加わるラジアル荷重を支承しつ
つ、このプーリと当該スリーブとの相対回転を自在とす
る。尚、上記複数の補機の回転軸のうち、1個の補機を
除いた残り総ての補機の回転軸に、上述の様な一方向ク
ラッチ等を設ける事が、次述する作用を発揮する為には
好ましいが、この様にするとコストが嵩んでしまう。こ
の様なコストを抑えつつ、次述する作用を十分発揮する
為には、慣性質量又は運転時の回転角速度が大きい回転
軸(無端ベルトの速度低下に伴う速度低下が緩徐である
回転軸)から順に、許されるコストの範囲で、上記一方
向クラッチを設ける。
装置の場合には、複数の補機を駆動する為の無端ベルト
から異音が発生したり、この無端ベルトの寿命が低下す
る事を防止できる。即ち、エンジンのクランク軸の回転
角速度の微小変動は、このクランク軸の端部外周面に設
けた一方向クラッチによって、上記各補機の回転軸の端
部に装着した各従動プーリにそのまま伝わるのを阻止で
きる。この為、上記クランク軸の回転角速度の微小変動
に伴って、上記各従動プーリと無端ベルトとが両方向に
擦れ合う事はない。又、上記クランク軸の回転角速度の
低下時には、オルタネータ等の補機の回転軸の端部に設
けた一方向クラッチにより、これら各補機の回転軸の慣
性質量や運転時の回転角速度の違いに拘わらず、これら
各回転軸に装着した各従動プーリに制動力或は駆動力が
作用しにくくなる。従って、これら各従動プーリ及び駆
動プーリと上記無端ベルトとが強く擦れ合うのを防止で
き、これら各プーリと無端ベルトとの間で滑りが生じに
くくなる。この結果、この無端ベルトの異音発生防止
と、この無端ベルトの寿命確保とを図れ、しかも、上記
各補機の効率低下も防止できる。
例を示している。本例の自動車用補機駆動装置は、走行
用エンジン21の近傍に、それぞれが自動車用の補機で
ある、オルタネータ1、冷却ファン(図示省略)、エア
コンディショナ用コンプレッサ28、パワーステアリン
グ装置用ポンプ29を設け、これら各補機1、28、2
9を1本の無端ベルト24aにより回転駆動自在として
いる。即ち、上記エンジン1のクランク軸22の端部に
装着した駆動プーリ23aと、上記各補機1、28、2
9の回転軸3、25に装着した各従動プーリ7a、26
との間に、上記無端ベルト24aを掛け渡している。そ
して、上記クランク軸22の回転に基づく上記駆動プー
リ23aの回転を、上記無端ベルト24aにより上記各
従動プーリ7a、26に伝達し、上記各補機1、28、
29の回転軸3、25を回転駆動自在としている。
駆動プーリ23aとの間には、上記無端ベルト24aに
適正な張力を付与する為のオートテンショナ30と、こ
の無端ベルト24aの走行位置を調節する為のアイドル
プーリ27とを、必要に応じて設けている。そして、こ
のアイドルプーリ27や上記オートテンショナ30に回
転自在に設けたテンションプーリ31により、上記無端
ベルト24aを上記各従動プーリ7a、26及び駆動プ
ーリ23aの外周面に、所定の張力で押し付けている。
いては、上記エンジン21のクランク軸22の端部外周
面と上記駆動プーリ23aの内周面との間、及び、上記
複数の補機のうちのオルタネータ1の回転軸3の端部外
周面と当該従動プーリ7aの内周面との間に、スリーブ
8a(図1では省略。後述する図2〜3参照)と一方向
クラッチ32とサポート軸受9a(図1では省略。後述
する図2〜3参照)とを設けている。言い換えれば、上
記クランク軸22、及び、上記オルタネータ1の回転軸
3に、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を装着してい
る。この様な一方向クラッチ内蔵型プーリ装置として
は、前述の図5に示した様な一方向クラッチ内蔵型プー
リ装置20の他、例えば図2〜3に示す様な一方向クラ
ッチ内蔵型プーリ装置20b、20cを使用できる。
プーリ装置20bに就いて、前述の図5に示した構造と
異なる部分を中心に説明する。この一方向クラッチ内蔵
型プーリ装置20bは、オルタネータ1の回転軸3の端
部、或は、エンジン21のクランク軸22(図1参照)
の端部に外嵌固定自在なスリーブ8aを有する。又、こ
のスリーブ8aの周囲に、従動プーリ7a或は駆動プー
リ23aを、このスリーブ8aと同心に配置している。
しており、上記オルタネータ1の回転軸3或はエンジン
21のクランク軸22の端部に外嵌固定して、この回転
軸3或はクランク軸22(以下、「軸3、22」とす
る。)と共に回転自在である。この為に図示の例では、
上記スリーブ8aの中間部内周面に雌スプライン部33
を形成し、この雌スプライン部33と、上記軸3、22
の端部外周面に形成した雄スプライン部(図示省略)と
を、係合自在としている。尚、上記軸3、22と上記ス
リーブ8aとの相対回転を防止する為の構造は、スプラ
インに代えて、前述の図5に示した様なねじ、或は非円
筒面同士の嵌合、キー係合等としても良い。
動プーリ7a或は駆動プーリ23a(以下、「プーリ7
a、23a」とする。)は、その内側に、次述するサポ
ート軸受9a、9aと、一方向クラッチ32であるロー
ラクラッチ10aとを設けている。又、上記プーリ7
a、23aの外周面には、それぞれが断面V字形である
複数の凹溝34、34を、それぞれ全周に亙り形成し、
幅方向に亙る断面形状を波形として、ポリVベルトと呼
ばれる無端ベルト24a(図1参照)の一部を掛け渡し
自在としている。
とプーリ7a、23aの内周面との間には、1対のサポ
ート軸受9a、9aと、1個のローラクラッチ10aと
を設けている。このうちのサポート軸受9a、9aは、
上記プーリ7a、23aに加わるラジアル荷重を支承し
つつ上記スリーブ8aと上記プーリ7a、23aとの相
対回転を自在とする。図示の例では、上記各サポート軸
受9a、9aとして、深溝型の玉軸受を使用している。
即ち、これら各サポート軸受9a、9aは、それぞれ内
周面に深溝型の外輪軌道35、35を有する外輪36、
36と、それぞれ外周面に深溝型の内輪軌道37、37
を有する内輪38、38と、上記外輪軌道35、35と
内輪軌道37、37との間にそれぞれ複数個ずつ転動自
在に設けた転動体(玉)39、39とから成る。この様
な各サポート軸受9a、9aは、それぞれの外輪36、
36を上記プーリ7a、23aの内周面両端部に締り嵌
めにより内嵌固定し、それぞれの内輪38、38を上記
スリーブ8aの外周面両端部に締り嵌めにより外嵌固定
する事により、このスリーブ8aの外周面両端部とプー
リ7a、23aの内周面両端部との間に設けている。
ーリ7a、23aがスリーブ8aに対して所定方向に回
転する傾向となる場合にのみ、プーリ7a、23aとス
リーブ8aとの間での回転力の伝達を自在とする。この
様なローラクラッチ10aを構成する為、上記スリーブ
8aの中間部外周面にクラッチ用内輪40を、締まり嵌
めにより外嵌固定している。このクラッチ用内輪40
は、軸受鋼等の硬質金属により全体を円筒状に形成して
おり、外周面にはカム面13を形成している。即ち、上
記クラッチ用内輪40の外周面に、ランプ部と呼ばれる
複数の凹部12を、円周方向に亙って等間隔に形成し、
この外周面に上記カム面13を形成している。これに対
して、クラッチ用外輪41の内周面は、単なる円筒面と
している。又、これらクラッチ用内輪40及びクラッチ
用外輪41と共に上記ローラクラッチ10aを構成する
複数個のローラ16は、上記クラッチ用内輪40に、こ
のクラッチ用内輪40に対する回転を不能として外嵌し
た合成樹脂製のクラッチ用保持器17に、転動及び円周
方向に亙る若干の変位自在に支持している。そして、こ
のクラッチ用保持器17に設けた柱部と上記各ローラ1
6との間に、ばね等の弾性材を設けて、これら各ローラ
16を、円周方向に関して同方向に弾性的に押圧してい
る。尚、この様なローラクラッチの基本的な構造及び作
用は、従来から周知であるから、これ以上の詳しい図示
並びに説明は省略する。
型プーリ装置20cに就いて、上述の図2に示した構造
と異なる部分を中心に説明する。この一方向クラッチ内
蔵型プーリ装置20cは、従動プーリ7a或は駆動プー
リ23a(以下、「プーリ7a、23a」とする。)が
スリーブ8bに対して所定方向に回転する傾向となる場
合にのみ、これらプーリ7a、23aとスリーブ8bと
の間での回転力の伝達を自在とする為の一方向クラッチ
32として、スプラグクラッチ42を設けている。この
様なスプラグクラッチ42を構成する為に、上記プーリ
7a、23a及びスリーブ8bを軸受鋼等の硬質金属に
より造ると共に、これらプーリ7a、23aの中間部内
周面及びスリーブ8bの中間部外周面を、それぞれ円筒
面としている。そして、これら両周面同士の間に、それ
ぞれがロック部材である、断面形状が非円形である複数
個のスプラグ43を、クラッチ用保持器17aにより保
持した状態で設けている。又、このクラッチ用保持器1
7aの軸方向両端部は、上記各サポート軸受9a、9a
を構成する内輪38、38の端面に当接若しくは近接さ
せて、軸方向のずれ止めを図っている。
る複数個のスプラグ43には、弾性リング44等の弾性
材により、上記プーリ7a、23aの内周面と上記スリ
ーブ8bの外周面とに押し付ける(両周面間で突っ張
る)方向の弾性を付与している。上記各スプラグ43
は、上記スリーブ8bと上記プーリ7a、23aとが所
定方向に相対回転する場合には、これらスリーブ8bの
外周面とプーリ7a、23aの内周面との間で突っ張
り、これらスリーブ8bとプーリ7a、23aとの間で
回転力の伝達を行なわせる。これに対して、上記スリー
ブ8bと上記プーリ7a、23aとが逆方向に相対回転
する場合に上記各スプラグ43は、これらスリーブ8b
の外周面とプーリ7a、23aの内周面とに対して滑
り、これらスリーブ8bとプーリ7a、23aとの間で
回転力の伝達を行なわせない。尚、この様なスプラグク
ラッチの構造及び作用も、従来から周知であるので、こ
れ以上の詳しい説明は省略する。
ッチ内蔵型プーリ装置20b、20cを装着する、本発
明の自動車用補機駆動装置の場合には、前記複数の補機
1、28、29を駆動する為の無端ベルト24aから異
音が発生したり、この無端ベルト24aの寿命が低下す
る事を防止できる。即ち、前記エンジン21のクランク
軸22の回転角速度の微小変動は、このクランク軸22
の端部外周面に設けた一方向クラッチ32によって、上
記各補機1、28、29の回転軸3、25の端部に装着
した各従動プーリ7a、26にそのまま伝わるのを阻止
できる。この為、上記クランク軸22の回転角速度の微
小変動に伴って、上記各従動プーリ7a、26と無端ベ
ルト24aとが両方向に擦れ合う事はない。又、上記ク
ランク軸22の回転角速度の低下時には、上記各補機
1、28、29のうちのオルタネータ1の回転軸3の端
部に設けた一方向クラッチ32により、これら各補機
1、28、29の回転軸3、25の慣性質量や運転時の
回転角速度の違いに拘わらず、これら各回転軸3、25
に装着した各従動プーリ7a、26に制動力或は駆動力
が作用しにくくなる。即ち、慣性質量が大きくしかも運
転時の回転角速度が大きい為、回転時の運転エネルギが
大きく、駆動力喪失時の速度低下が緩徐となる上記オル
タネータ1の回転軸3の端部には、上記一方向クラッチ
32が存在する。この為、上記無端ベルト24aを介し
て当該従動プーリ7aに制動力が作用する事がないだけ
でなく、この従動プーリ7aから上記無端ベルト24a
に駆動力が付与される事もない。一方、上記オルタネー
タ1以外の補機28、29である、前記エアコンディシ
ョナ用コンプレッサ28やパワーステアリング装置用ポ
ンプ29の各回転軸25、25は、慣性質量がほぼ同じ
で、運転時の回転角速度の変動がほぼ同じである為、こ
れら各回転軸25、25が前記各従動プーリ26、26
及び上記無端ベルト24aを介して連絡されていても、
これら各従動プーリ26、26に駆動力や制動力は殆ど
作用しない。従って、これら各従動プーリ7a、26及
び駆動プーリ23aと上記無端ベルト24aとが強く擦
れ合うのを防止でき、これら各プーリ7a、23a、2
6と無端ベルト24aとの間で滑りが生じにくくなる。
この結果、この無端ベルト24aの異音発生防止と、こ
の無端ベルト24aの寿命確保とを図れ、しかも、上記
各補機1、28、29の効率低下も防止できる。
で複数の補機1、28、29を回転駆動する自動車用補
機駆動装置を示したが、エンジンのクランク軸に複数の
駆動プーリを設け、これら各駆動プーリに掛け渡した複
数の無端ベルトで複数の補機を回転駆動する場合もあ
る。この様な場合でも、複数の無端ベルトのうちで、2
個以上の補機を同時に回転駆動する無端ベルトがあれ
ば、当該無端ベルトを掛け渡す駆動プーリ、及び、当該
無端ベルトにより駆動される補機のうちの少なくとも1
個の補機の従動プーリを、上述の様な一方向クラッチ内
蔵型プーリ装置にする。又、エンジンのクランク軸に装
着する駆動プーリと、各補機の回転軸に装着する従動プ
ーリとでは、通常、駆動プーリの方が外径並びに伝達す
るトルクが大きい。この為、駆動プーリとして使用する
一方向クラッチ内蔵型プーリ装置は、伝達するトルクや
外径が大きくなる分、従動プーリとして使用するものに
比べ、十分な強度を有するものにする。
に述べた通り構成され作用するので、複数の補機を駆動
する為の無端ベルトから異音が発生したり、この無端ベ
ルトの寿命が低下する事を防止でき、しかも、これら各
補機の効率が低下する事も防止できる。
す半部断面図。
す断面図。
ラッチ内蔵型プーリ装置の1例を示す断面図。
する為に、(A)は、オルタネータの回転軸にプーリを
単に固定しただけの構造を、(B)は、オルタネータ用
一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を使用した構造を、
(C)は、エンジンのクランク軸に一方向クラッチ内蔵
型プーリ装置を使用した構造を、それぞれ示す略正面
図。
1例を示す略正面図。
プーリ装置 21 エンジン 22 クランク軸 23、23a 駆動プーリ 24 無端ベルト 25 回転軸 26 従動プーリ 27 アイドルプーリ 28 コンプレッサ 29 ポンプ 30 オートテンショナ 31 テンションプーリ 32 一方向クラッチ 33 雌スプライン部 34 凹溝 35 外輪軌道 36 外輪 37 内輪軌道 38 内輪 39 転動体 40 クラッチ用内輪 41 クラッチ用外輪 42 スプラグクラッチ 43 スプラグ 44 弾性リング
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンのクランク軸の端部に装着し
た駆動プーリと、このエンジンの近傍に設けられた複数
の補機と、これら各補機の回転軸の端部に装着した従動
プーリと、これら各従動プーリと上記駆動プーリとの間
に掛け渡した無端ベルトとを備え、上記クランク軸の回
転に基づく上記駆動プーリの回転を、上記無端ベルトに
より上記各従動プーリに伝達し、上記各補機の回転軸を
回転駆動自在とした自動車用補機駆動装置に於いて、上
記クランク軸の端部外周面と上記駆動プーリの内周面と
の間、及び、少なくとも1個の補機の回転軸の端部外周
面と当該従動プーリの内周面との間に、当該軸の端部に
外嵌固定自在なスリーブと、当該プーリが当該スリーブ
に対して所定方向に相対回転する傾向となる場合のみこ
れらプーリとスリーブとの間での回転力の伝達を自在と
する一方向クラッチと、当該プーリに加わるラジアル荷
重を支承しつつこのプーリと当該スリーブとの相対回転
を自在とするサポート軸受とを設けた事を特徴とする自
動車用補機駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000206374A JP2002021953A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 自動車用補機駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000206374A JP2002021953A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 自動車用補機駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002021953A true JP2002021953A (ja) | 2002-01-23 |
JP2002021953A5 JP2002021953A5 (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=18703312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000206374A Pending JP2002021953A (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 自動車用補機駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002021953A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282856A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-10-13 | Ntn Corp | 一方向クラッチおよび軸受複合一方向クラッチ |
JP2012506816A (ja) * | 2008-10-31 | 2012-03-22 | クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | クラッチコンプレッサ及び操舵補助ポンプのアッセンブリ並びに該アッセンブリを制御する方法 |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000206374A patent/JP2002021953A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282856A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-10-13 | Ntn Corp | 一方向クラッチおよび軸受複合一方向クラッチ |
JP2012506816A (ja) * | 2008-10-31 | 2012-03-22 | クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | クラッチコンプレッサ及び操舵補助ポンプのアッセンブリ並びに該アッセンブリを制御する方法 |
US8776919B2 (en) | 2008-10-31 | 2014-07-15 | Knorr-Bremse Systeme Fuer Nutzfahrzeuge Gmbh | Clutch compressor and power steering pump arrangement, and method for controlling the same |
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