JP2002018387A - 遮水シートとその敷設方法 - Google Patents
遮水シートとその敷設方法Info
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Abstract
もに、その特定された破損箇所からの汚水の漏出を容易
に防止することができ、廃棄物処分場などに用いた場合
での安全性及び信頼性を向上させる。 【解決手段】 上部水平片部6と、下部水平片部7と、
これら水平片部6,7を連結する垂直片部8とで断面工
字状に形成される接合帯3,5を格子状に連結して形成
される複数の矩形区画Aに、矩形区画Aにおける四辺を
構成する各接合帯3,5の下部水平片部7に下部矩形シ
ート13の各辺縁を溶着接合してシート下面を構成する
とともに、接合帯3,5の上部水平辺部6に上部矩形シ
ート11の各辺縁を溶着接合してシート上面を構成し、
前記矩形区画Aのそれぞれが袋状に形成され、かつ前記
各矩形区画A毎の前記下部矩形シート13と前記上部矩
形シート11の間の袋状の空間部分にそれぞれ中間排水
材15が介設される。
Description
設される遮水シート及びその敷設方法に関するものであ
る。
型の廃棄物処分場では、処分場から漏出する汚水が地下
浸透し、環境汚染を引き起こすことを防止するために、
処分場の底面に遮水工を実施することが義務付けられて
いる。この遮水工として、従来より、確実性,安全性,
施工性,経済性等の観点から、軟質の合成樹脂系遮水シ
ートあるいはゴム系遮水シートを敷設する方法が採用さ
れている。すなわち、このような軟質素材の遮水シート
は、水の透過がほとんどないため他の材質に比較して遮
水性の点で優れるとともに、敷設施工が容易でかつ経済
性に優れるという特質を備えるものである。
のような軟質の遮水シートが、投棄される廃棄物の衝撃
や負荷により破損し、汚水が流出して周囲の環境を汚染
するという問題が生じている。そして、このような問題
の対応策として、遮水シートの2層張りを行ない1層目
の遮水シートが破れても他の層の遮水シートで汚水の漏
出を防止し、安全性を高める方法が考えられている。
た従来の遮水シートの2層張り構造では、単に遮水シー
トを2枚重ねした構成であり、その強度を倍増すること
により安全率を高めたに過ぎず、廃棄物の埋め立て後に
生じたシートの破損箇所を特定することが不可能であ
り、また、その破損箇所の補修を行なうことができず、
2層とも破損すれば上記のような汚水の漏出のおそれが
ある。
めに、破損箇所を容易に特定することができるととも
に、その特定された破損箇所からの汚水の漏出を容易に
防止することができ、廃棄物処分場などに用いた場合で
の安全性及び信頼性に優れる遮水シートと、この遮水シ
ートを容易に敷設施工することの可能な敷設方法を提供
することを目的とする。
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明の遮水シート1は、上部水平片部
6と、下部水平片部7と、これら水平片部6,7を連結
する垂直片部8とで断面工字状に形成される接合帯を格
子状に連結して形成される複数の矩形区画Aに、該矩形
区画Aにおける四辺を構成する各接合帯の下部水平片部
7に下部矩形シート13の各辺縁を溶着接合してシート
下面を構成するとともに、前記接合帯の上部水平辺部6
に上部矩形シート11の各辺縁を溶着接合してシート上
面を構成し、前記矩形区画Aのそれぞれが袋状に形成さ
れ、かつ前記各矩形区画A毎の前記下部矩形シート13
と前記上部矩形シート11の間の袋状の空間部分にそれ
ぞれ中間排水材15が介設されることを特徴としてい
る。
は、四辺を構成する真直接合帯3と、該真直接合帯3を
連結して角部分を構成するL字状、T字状及び十字状の
角部接合帯5(5a,5b,5c)とで構成されること
が好ましい。
平片部6と、下部水平片部7と、これら水平片部6,7
を連結する垂直片部8とで断面工字状に形成される長尺
な接合帯4aが互いに所定間隔で平行に複数配置される
とともに、各長尺接合帯4a間に、該長尺接合帯4aと
同形状の断面工字状に形成される短尺な接合帯4bを所
定間隔毎に架設するように配置して互いに溶着接合し、
前記長短各接合帯4a,4bにて複数の矩形区画Aを構
成し、前記長尺接合帯4aに沿う複数の前記矩形区画A
の下面側を前記所定間隔と同幅長の帯状に形成される長
尺な下部シート14にて被うとともに該矩形区画Aを構
成する各接合帯4a,4bの下部水平片部7と溶着接合
してシート下面を構成させ、前記長尺接合帯4aに沿う
複数の前記矩形区画Aの上面側を前記所定間隔と同幅長
の帯状に形成される長尺な上部シート12にて被うとと
もに該矩形区画Aを構成する各接合帯4a,4bの上部
水平片部6と溶着接合してシート上面を構成させ、前記
各矩形区画Aのそれぞれが袋状に形成され、かつ前記各
矩形区画A毎の前記下部矩形シート14と前記上部矩形
シート12の間の袋状の空間部分にそれぞれ中間排水材
15が介設されることを特徴としている。
には、上部シート11,12の一部を貫通し第1の耐圧
ホース18に連結される上部連通口17が設けられると
ともに、下部シート13,14の一部を貫通し第2の耐
圧ホース20に連結される下部連通口19が設けられる
構成としてもよい。
は、廃棄物処分場の底面31を覆うように不織布23を
敷設し、該不織布23上面に、上部水平片部6と、下部
水平片部7と、これら水平片部6,7を連結する垂直片
部8とで断面工字状に形成される接合帯3,5を配置さ
せるとともに、該接合帯3,5を格子状に溶着接合し連
結して複数の矩形区画Aを形成し、各矩形区画Aに下部
矩形シート13を配置し、各矩形区画Aにおける四辺を
構成する各接合帯3,5の下部水平片部7に下部矩形シ
ート13の各辺縁を溶着接合し、前記各矩形区画A内の
下部矩形シート13の上面に中間排水材15をそれぞれ
敷設して、各中間排水材15の上面に上部矩形シート1
1をそれぞれ敷設させるとともに、前記各接合帯3,5
の上部水平辺部6と前記上部矩形シート11の各辺縁を
溶着接合して、前記矩形区画Aのそれぞれを袋状に形成
し、前記各上部矩形シート11を覆うように不織布22
を敷設することを特徴としている。
は、廃棄物処分場の底面31を覆うように不織布23を
敷設し、該不織布23上面に、上部水平片部6と、下部
水平片部7と、これら水平片部6,7を連結する垂直片
部8とで断面工字状に形成される長尺な接合帯4aを互
いに所定間隔で平行となるように配置し、各長尺接合帯
4a間に前記所定間隔と同幅長で長尺な帯状の下部シー
ト14を配置し、該下部シート14の両側縁と前記長尺
接合帯4aの下部水平片部7とを溶着接合し、前記各長
尺接合帯4a間に、該長尺接合帯4aと同形状の断面工
字状に形成される短尺な接合帯4bを所定間隔毎に架設
するように配置するとともに、該短尺接合帯4bの下部
水平片部7と前記下部シート14とを溶着接合し、前記
短尺接合帯4bの垂直片部8の端縁と前記長尺接合帯4
aの垂直片部とを溶着接合して、前記長短各接合帯4
a,4bにて複数の矩形区画Aを形成し、前記各矩形区
画A内の前記下部シート14の上面に中間排水材15を
それぞれ敷設し、前記下部シート14と同形状の長尺な
帯状の上部シート12を前記長尺接合帯4aに沿わせ、
各中間排水材15の上面に配置してそれぞれ敷設させ、
前記各接合帯4a,4bの上部水平辺部6と前記上部シ
ート12の各側縁及び中途部を溶着接合して、前記矩形
区画Aのそれぞれを袋状に形成し、前記各上部シート1
2を覆うように不織布22を敷設することを特徴として
いる。
の敷設方法について、各実施の形態毎に図面を用いて詳
細に説明する。
材とで構成される。接合帯は、本実施の形態では、真直
接合帯3と角部接合帯5とで構成されており、それぞ
れ、上部水平片部6と、下部水平片部7と、垂直片部8
とで構成されている。
片部7は、所定の幅長、例えば600mmに形成される
とともに、長手方向は約20mに形成される長尺な帯状
部材である。また、垂直片部8は、所定幅長、例えば約
200mmに形成されるとともに、長手方向は、上下水
平片部6,7と同等の約20mに形成される。そして、
垂直片部8の上下縁部を接合代として、図2に示すよう
に、この垂直片部8を、例えば略Z字状に折曲して上部
水平片部6と下部水平片部7とに溶着接合する。各上下
水平片部6,7への取付位置としては、幅方向の中央に
位置するように接合され、図1に示すように、断面工字
状に形成される。
状接合帯5aとT字状接合帯5bと十字状接合帯5cと
で構成され、それぞれ上下水平片部が、L字状、T字
状、十字状に形成されており、それぞれの幅長は上記真
直接合帯3と同等であり、また、垂直片部も同等に形成
される。
の合成樹脂シート、例えば、メタロセン触媒ポリエチレ
ンなどのポリエチレン系樹脂よりなる。
形態では縦横の長さが約20mに形成された略正方形状
の矩形状であり、厚さ1.5mmの合成樹脂シート、例
えば、メタロセン触媒ポリエチレンなどのポリエチレン
系樹脂よりなる。なお、この上部矩形シート11及び下
部矩形シート13は、長さ20m、幅2.57m若しく
は5.1mの短冊帯状のシート材を、幅方向に溶着接合
し、一辺が20mの矩形状のシートとされる。
ッション性及び通水性等を有する素材や多孔質素材より
なる。本実施の形態では、厚さ約10mmの不織布であ
り、長さ20m、幅2mの短冊帯状に形成される素材を
幅方向に溶着接合して幅長を約20mに形成したものが
使用される。
図6に示すように、格子状に連結し、複数の矩形状の区
画、この実施の形態では、一辺が20mの区画Aを縦横
に並列形成し、各区画A毎の表裏面に上部矩形シート1
1と下部矩形シート13とを各接合帯3,5の上下水平
片部6,7にそれぞれ溶着接合し、各矩形区画Aのそれ
ぞれが略密閉された縦20m,横20m,厚さ200m
mの略板状空間よりなる袋状に形成されるとともに、こ
の袋状の内部に、図1に示すように、中間排水材15が
介設されて、遮水シート1となる。
水平片部6同士、下部水平片部7同士、及び垂直片部8
同士を溶着接合して連結させる。また、各接合帯3,5
と各矩形シート11,13との接合は、下部矩形シート
13の場合には、このシートの四辺を矩形区画を構成す
る接合帯3,5の下部水平片部7に溶着接合し、上部矩
形シート11の場合には、このシートの四辺を矩形区画
を構成する接合帯3,5の上部水平片部6に溶着接合す
る。なお、各接合帯3,5同士の連結、及び接合帯3,
5と上下矩形シート11,13との接合には、溶着範囲
が広い場合には自走式溶着機などが用いられ、この自走
式溶着機を用いることのできない部分、例えば、角部接
合帯などにおける角部分は手動式溶着機を用いて、互い
の接合を行う。また、この接合部分Bは、図3(a)に
示すような2重溶着や図3(b)に示すような1重溶着
などとされる。
この遮水シート1を構成する上部矩形シート11と下部
矩形シート13とに、連通口17,19がそれぞれ設け
られる。この連通口17,19は、上下各シート11,
13の角部近傍に設けられており、好ましくは、上下各
シート11,13において、対向する位置とならない対
角位置とされて配設される。この連通口17,19は、
図5に示すように、略矩形状のフランジ状接続片21が
基端に設けられ、シート17,19に穿設される円形若
しくは略矩形状の接続穴部に、シート裏面、すなわち、
各シート17,19を接合帯3,5に接合した際に対向
する内面側となる面から溶着接合される。そして、この
連通口17,19には耐圧ホース18,20が接続され
る。
の上面と下面のそれぞれに口径約10〜20mmの耐圧
ホース18,20が延出して設けられ、各耐圧ホース1
8,20は、遮水シート1を構成する各矩形区画Aの全
てに設けられる。なお、遮水シート1上面側に接続され
る第1の耐圧ホースとしての耐圧ホースは、エア抜きに
使用されるエア抜き管18とされ、遮水シート1の下面
側に接続される第2の耐圧ホースとしての耐圧ホース
は、集水管20とされる。
について説明する。遮水シート1が敷設される廃棄物処
分場は、例えば山間部等における広大な敷地を、図7に
示すように、凹状に掘削形成したもので、その凹部底面
31に遮水シート1が敷設される。
た敷地の確認を行い、石などの突起物や地盤の不等沈下
を起こすなどの要因がないか、また地山からの湧水や雨
水などがないか調べ、敷設される遮水シート1の破損原
因及び遮水シート1の品質維持の低下を引き起こす要因
がないかを調べる。
に、下地が露出しないように不織布よりなる基材23を
敷き広げる。この基材23は、所定幅、所定長の帯状に
形成されている素材である不織布を幅方向及び長さ方向
に接合することで、1枚の基材とする。なお、接合部分
の重ね代は50mm以上を確保し、接合も50mm以上
とし、その接合には、ガスバーナー、又は手動式溶着機
にて熱溶着を行い、熱溶着時に必ずローラー等で押さえ
ながら作業を行う。敷設を終えたら、目視により、基材
23の不具合や剥がれなどがないことを検査、確認す
る。
帯3,5を用い、図8(a)に示すように、基材23表
面に矩形区画Aを形成させる。区画を形成させるには、
図6に示すように、四隅となる部分にL字状の角部接合
帯5aを用い、周辺部分にはT字状の角部接合帯5bを
用い、またそれぞれの交差部分に十字状の角部接合帯5
cを用いて、それぞれを真直接合部3を用いて、一辺が
約20mの矩形状の区画Aを形成させる。各接合帯3,
5a,5b,5cは、上部水平片部6同士、下部水平片
部7同士、及び垂直片部8同士を溶着接合し、断面工字
状の枠状構造を格子状に連結形成し、複数の矩形区画A
を構成させる。
画A内に、下部矩形シート13を配置し敷設する。配置
された下部矩形シート13には、予め工場などにて接続
形成されている耐圧ホースである集水管20が接続され
ている連通口19を所定の位置に取り付ける。取り付け
は、熱溶着による接合であり、集水管20は下部矩形シ
ート13の下方を通り、外部に延出される。
る接合帯3,5の下部水平辺部7と、四辺の各辺縁とを
溶着接合する。接合は、図3に示すように、下部水平辺
部7の上面に下部矩形シート13の縁部を重ね、自走式
二重溶着機を用いる。なお、この自走式二重溶着機を使
用できない角部分などについては、手動式溶着機を用い
て接合を行う。なお、この接合作業時には、各接合帯
3,5の上部水平辺部6を捲くり、下部水平辺部7を表
出して行う。
の上面に、図8(d)に示すように、中間排水材15を
配置する。この中間排水材15は、略帯状の不織布を、
幅方向に接合し、好ましくは重ね代が50mm以上とな
るように確認しながらガスバーナーなどにて熱溶着にて
接合を行い、配置する。
ート11を配置し敷設する。配置された上部矩形シート
11には、図1に示すように、予め工場などにて接続形
成されているエア抜き管18が接続されている連通口1
7を所定の位置に取り付ける。取り付けは、熱溶着によ
る接合である。
シート11の周囲に位置する接合帯3,5の上部水平辺
部6と、上部矩形シート11の四辺の各辺縁とを溶着接
合する。この接合は、上部水平辺部6の上面に上部矩形
シート11の縁部を重ね、上記下部矩形シート13と同
様に自走式二重溶着機を用いる。なお、この自走式二重
溶着機を使用できない角部分などについては、手動式溶
着機を用いて接合を行う。これにより矩形区画Aが袋状
に形成される。
13,中間排水材15,上部矩形シート11を配置接合
する手順としてもよく、複数若しくは全ての矩形区画A
を同時に進行させて配置接合を行う手順としてもよい。
ート13,中間排水材15,上部矩形シート11が配置
接合されることで、遮水シート1が完成される。
この負圧試験は、遮水シート1の表裏面の傷や損傷及び
溶着接合部分の接合不良の検査である。
19に接続された集水管20に真空ポンプPを接続す
る。また、シート上面側の連通口17に接続されたエア
抜き管18のバルブ24を閉める。
A内を5cmHg以下に減圧する。そして、減圧状態が
保持されたことを確認する。
保持し、減圧状態が保たれ、大気圧まで低下しないこと
が確認されたら合格とし、他の矩形区画Aの負圧試験を
順次行う。
Aは、遮水シート1の表裏面、及び各部溶着接合部分を
再点検し、不良個所を補修して、再度負圧試験を実施
し、確認を行う。
水シート1の上面に、この遮水シート1を全て覆うよう
に不織布よりなる表層材22を敷設する。この表層材2
2は、前述した基材23と同様で、所定幅、所定長の帯
状に形成されている素材である不織布を幅方向及び長さ
方向に接合することで、1枚の表層材とする。
る。
の埋め立て作業中においても、上記のような各矩形区画
Aの点検、及び早期の補修を行なうことが可能である。
また、各矩形区画Aを減圧し真空状態とすれば、シート
上面(11)とシート下面(13)とが一体化して強風
等により煽られるのを防止することが可能となる。
て作業中あるいは埋立て完了後において、遮水シート1
の破損により汚水の漏出が生じてもこの破損箇所を容易
に特定することができるとともに、その破損箇所を容易
に補修することができる。すなわち、矩形区画Aのそれ
ぞれを集水管20を介して各々真空ポンプPにて真空吸
引される構造とすることで、遮水シート1が破損して何
れかの矩形区画Aから汚水が漏出すると、漏出水が吸引
されることとなり、これによって破損の生じた矩形区画
Aを容易に特定することができる。また、破損を検知し
た後も引き続き真空吸引を続けることにより、破損箇所
から漏出する汚水を吸い上げて、汚水が外部に流出する
のを防止することができる。
了後に、上記のような遮水シート1の破損が生じ、この
破損個所の補修を行うには、エア抜き管18のバルブを
開き開放し、図10に示すように、集水管20に注入管
25を接続する。
矩形区画A内へと注入が行われる。この固化剤は、固化
後に強弾性を有するウレタン樹脂や高吸収性樹脂などか
らなる流体や、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などの
固化性合成樹脂などとされ、所定の圧力で矩形区画A内
に注入が行われる。注入される固化剤Mは、矩形区画A
内にて上部矩形シート11と下部矩形シート13内で充
填され、中間排水材15に吸収されて、そして、図11
に示すようにシートの破損個所から浸出し、破損部分の
周辺を固化させる。なお、固化剤Mの注入の完了は、エ
ア抜き管18からのオーバーフローで確認し、これを完
了として注入を停止する。
ば、遮水シート1の構造を上下2層とするとともに、所
定の区画にて区割りされていることから、遮水シート1
に損傷が生じても、その損傷した個所が拡散することな
く、また、各区画に集水管などの耐圧ホースを接続した
ことから、破損個所を容易に特定することが可能とな
る。そして、その破損した区画に対して、注入管25を
用いて固化剤の注入を行い破損個所の補修を行うことが
でき、破損個所からの汚水の漏出を防止することが可能
となる。また、敷設時に、各区画を形成しながら、負圧
試験などを行えるので、遮水シート1としての初期的な
不良の発生を防ぐことができ、信頼性を確保することが
可能となる。
の敷設方法について説明する。なお、この第2の実施の
形態において、上述した第1の実施の形態と同等または
同一の部分には同一符号を付して示し、説明を省略す
る。
前述した第1の実施の形態と同様に、接合帯と上下一対
のシートと中間排水材とで構成される。この第2の実施
の形態では、上記第1の実施の形態と異なる構成とし
て、L字状,T字状,十字状の角部接合帯5(5a,5
b,5c)を具備せず、遮水シート1を構成する接合帯
として、上記第1の実施の形態の接合帯3,5と同様の
断面工字状に形成され長尺で真直な帯状の接合帯4a
と、短尺で真直な帯状の接合帯4bとで構成される。ま
た、上下シートは、上記第1の実施の形態の略正方形な
矩形状ではなく、帯状に長尺な上下シート12,14で
構成される。
ートは、図14に示すように、長尺接合帯4aを互いに
所定間隔、例えば20m毎となって平行に配置され、こ
れら長尺接合帯4a間に所定間隔毎、例えば20m毎に
架設するように短尺接合帯4bを配置し、互いの上部水
平片部6同士、下部水平片部7同士及び垂直片部8同士
を溶着接合して、複数の矩形区画Aを構成し、各矩形区
画Aにおける長尺接合帯4aに沿って、この長尺接合帯
4aの間隔幅長に形成される、すなわち幅長が20mに
形成される長尺な上部シート12及び下部シート14を
溶着接合し、各矩形区画Aを略密閉袋状に構成させ、か
つ、これら矩形区画Aの袋状空間内に中間排水材15が
介在されるように構成されるものである。
1の敷設方法について説明する。まず、廃棄物処分場の
底面を覆うように基材となる不織布を敷設する。次に、
基材の上面に、予め断面工字状に形成される長尺接合帯
4aを互いに20m間隔で平行となるように配置する。
すように、幅長20mの長尺な帯状の下部シート14を
配置する。配置された下部シート14には、その長手方
向の20m間隔毎に、耐圧ホースよりなる集水管が接続
される連通口が取り付けられる(図示せず)。
尺接合帯4aの下部水平片部7とを溶着接合する。この
接合は、下部水平片部7の上面に下部シート14の側縁
部分を重ね、自走式二重溶着機を用い、長尺接合帯4a
に沿って連続して溶着接合が行われる。
すように、これら長尺接合帯4a間の間隔長さに形成さ
れる短尺接合帯4bを架設するように配置する。そし
て、この短尺接合帯4bの下部水平片部7を下部シート
14上面に溶着接合する。
端縁と長尺接合帯4aの垂直片部とを溶着接合し、この
短尺接合帯4bを順次配設及び溶着接合してこれら長短
各接合帯4a,4bにて一辺が20mの複数の矩形区画
Aを長尺接合帯4aに沿って連続して形成させる。な
お、上記した連通口が各矩形区画A内に配置されるよう
に短尺接合帯4bが配設される。
上面に、中間排水材15をそれぞれ配置し敷設する。
な帯状の上部シート12を、長尺接合帯4aの長手方向
に沿わせ、各中間排水材15の上面に配置してそれぞれ
敷設させる。上部シート12には、下部シート14と同
様に耐圧ホースエアよりなる抜き管が接続される連通口
が所定の位置に取り付けられる。
2の幅方向両側縁と長尺接合帯4aの上部水平片6とを
溶着接合するとともに、20m毎の短尺接合帯4bの上
部水平片6と上部シート12の20m毎の中途部分を順
次溶着接合する。これにより、各矩形区画A部分がそれ
ぞれ袋状に形成される。そして、廃棄物処分場の底面に
配置された各長尺接合帯4aに対し短尺接合帯4b、上
部シート12、下部シート14が配置接合されること
で、遮水シート1が完成される。
に各矩形区画A毎の負圧試験が行われ、遮水シート1の
表裏面の傷や損傷、及び溶着接合部分の接合不良等が検
査されるる。
に、この遮水シート1を全て覆うように不織布よりなる
表層材を敷設し、その後保護砂にて覆土を施し完成とな
る。
いても、上述した第1の実施の形態と同様に、遮水シー
ト1の敷設施工後、廃棄物の埋め立て作業中において
も、上記のような各矩形区画Aの点検、及び早期の補修
を行なうことが可能である。また、各矩形区画Aを真空
状態とすれば、シート上面とシート下面とが一体化して
強風等により煽られるのを防止することが可能となる。
て作業中あるいは埋立て完了後において、遮水シート1
の破損により汚水の漏出が生じてもこの破損箇所を容易
に特定することができるとともに、その破損箇所を容易
に補修することができる。すなわち、矩形区画Aのそれ
ぞれを集水管を介して各々真空ポンプにて真空吸引され
る構造とすることで、遮水シート1が破損して何れかの
矩形区画Aから汚水が漏出すると、漏出水が吸引される
こととなり、これによって破損の生じた矩形区画Aを容
易に特定することができる。また、破損を検知した後も
引き続き真空吸引を続けることにより、破損箇所から漏
出する汚水を吸い上げて、汚水が外部に流出するのを防
止することができる。
了後に、上記のような遮水シート1の破損が生じ、この
破損個所の補修を行うには、エア抜き管のバルブを開き
開放し、集水管に注入管を接続する。
区画A内へと注入が行われる。この固化剤は、固化後に
強弾性を有するウレタン樹脂や高吸収性樹脂などからな
る流体や、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などの固化
性合成樹脂などとされ、所定の圧力で矩形区画A内に注
入が行われる。注入される固化剤は、矩形区画内にて上
部矩形シートと下部矩形シート内で充填され、中間排水
材に吸収されて、そして、シートの破損個所から浸出
し、破損部分の周辺を固化させる。なお、固化剤の注入
の完了は、エア抜き管からのオーバーフローで確認し、
これを完了として注入を停止する。
ば、遮水シート1の構造を上下2層とするとともに、所
定の区画にて区割りされていることから、遮水シート1
に損傷が生じても、その損傷した個所が拡散することな
く、また、各区画に耐圧ホースを接続したことから、破
損個所を容易に特定することが可能となる。そして、そ
の破損した区画に対して、耐圧ホースを用いて固化剤の
注入を行い破損個所の補修を行うことができ、破損個所
からの汚水の漏出を防止することが可能となる。また、
敷設時に、各区画を形成しながら、負圧試験などを行え
るので、遮水シートとしての初期的な不良の発生を防ぐ
ことができ、信頼性を確保することが可能となる。
ート1完成後の、遮水シート1自体の不良や接合部分の
不良などの検査を、真空ポンプを用いた負圧試験とした
例について述べたが、コンプレッサーなどを接続して圧
縮空気を各矩形区画A内に流入させ、加圧状態が保たれ
るかを試験する加圧試験としてもよい。
ートによれば、遮水シートの構造を上下2層とするとと
もに、矩形状の区画にて区割りされていることから、遮
水シートに損傷が生じても、その損傷した個所が拡散す
ることなく、また、各区画に耐圧ホースを接続したこと
から、破損個所を容易に特定することが可能となる。そ
して、その破損した矩形区画に対して、耐圧ホースを用
いて固化剤の注入を行い破損個所の補修を行うことがで
き、破損個所からの汚水の漏出を防止することが可能と
なり、すなわち廃棄物処分場の安全性及び信頼性を向上
することができる。また、敷設時に、各区画を形成しな
がら、負圧試験などを行えるので、遮水シートとしての
初期的な不良の発生を防ぐことができ、信頼性を確保す
ることが可能となる。
を、真直な接合帯と、各角部分に用いる、L字状,T字
状,十字状の各形状の角部接合帯とで構成することによ
り、矩形状の区画の形成が容易に行えることとなり、そ
の敷設時においても、施工性が良好なものとなる。
れば、断面工字状に形成される長尺な接合帯を用い、こ
の接合帯にて矩形区画を形成して、シート上面及びシー
ト下面を上部シートと下部シートとで構成させるので、
各矩形区画を確実に構成させながら袋状の区画部分を形
成させることができ、かつこの矩形区画部分は、上下シ
ートの縁部分を各接合帯に溶着接合させることで構成す
るので、構造的にも簡素な構造となり、すなわち、敷設
時の成形構造が各矩形区画が縦横に並列する格子構造で
あり、溶着作業など、その作業性が容易なものとなる。
示す側断面図
面図
説明図
の敷設手順を示す斜視図
Claims (6)
- 【請求項1】 上部水平片部と、下部水平片部と、これ
ら水平片部を連結する垂直片部とで断面工字状に形成さ
れる接合帯を格子状に連結して形成される複数の矩形区
画に、該矩形区画における四辺を構成する各接合帯の下
部水平片部に下部矩形シートの各辺縁を溶着接合してシ
ート下面を構成するとともに、前記接合帯の上部水平辺
部に上部矩形シートの各辺縁を溶着接合してシート上面
を構成し、前記矩形区画のそれぞれが袋状に形成され、
かつ前記各矩形区画毎の前記下部矩形シートと前記上部
矩形シートの間の袋状の空間部分にそれぞれ中間排水材
が介設されることを特徴とする遮水シート。 - 【請求項2】 前記矩形区画を形成する接合帯は、四辺
を構成する真直接合帯と、該真直接合帯を連結して角部
分を構成するL字状、T字状及び十字状の角部接合帯と
で構成されることを特徴とする請求項1記載の遮水シー
ト。 - 【請求項3】 上部水平片部と、下部水平片部と、これ
ら水平片部を連結する垂直片部とで断面工字状に形成さ
れる長尺な接合帯が互いに所定間隔で平行に複数配置さ
れるとともに、各長尺接合帯間に、該長尺接合帯と同形
状の断面工字状に形成される短尺な接合帯を所定間隔毎
に架設するように配置して互いに溶着接合し、前記長短
各接合帯にて複数の矩形区画を構成し、前記長尺接合帯
に沿う複数の前記矩形区画の下面側を前記所定間隔と同
幅長の帯状に形成される長尺な下部シートにて被うとと
もに該矩形区画を構成する各接合帯の下部水平片部と溶
着接合してシート下面を構成させ、前記長尺接合帯に沿
う複数の前記矩形区画の上面側を前記所定間隔と同幅長
の帯状に形成される長尺な上部シートにて被うとともに
該矩形区画を構成する各接合帯の上部水平片部と溶着接
合してシート上面を構成させ、前記各矩形区画のそれぞ
れが袋状に形成され、かつ前記各矩形区画毎の前記下部
矩形シートと前記上部矩形シートの間の袋状の空間部分
にそれぞれ中間排水材が介設されることを特徴とする遮
水シート。 - 【請求項4】 前記袋状に形成される各矩形区画には、
上部シートの一部を貫通し第1の耐圧ホースに連結され
る上部連通口が設けられるとともに、下部シートの一部
を貫通し第2の耐圧ホースに連結される下部連通口が設
けられることを特徴とする請求項1または2または3記
載の遮水シート。 - 【請求項5】 廃棄物処分場の底面を覆うように不織布
を敷設し、該不織布上面に、上部水平片部と、下部水平
片部と、これら水平片部を連結する垂直片部とで断面工
字状に形成される接合帯を配置させるとともに、該接合
帯を格子状に溶着接合し連結して複数の矩形区画を形成
し、各矩形区画に下部矩形シートを配置し、各矩形区画
における四辺を構成する各接合帯の下部水平片部に下部
矩形シートの各辺縁を溶着接合し、前記各矩形区画内の
下部矩形シートの上面に中間排水材をそれぞれ敷設し
て、各中間排水材の上面に上部矩形シートをそれぞれ敷
設させるとともに、前記各接合帯の上部水平辺部と前記
上部矩形シートの各辺縁を溶着接合して、前記矩形区画
のそれぞれを袋状に形成し、前記各上部矩形シートを覆
うように不織布を敷設することを特徴とする遮水シート
の敷設方法。 - 【請求項6】 廃棄物処分場の底面を覆うように不織布
を敷設し、該不織布上面に、上部水平片部と、下部水平
片部と、これら水平片部を連結する垂直片部とで断面工
字状に形成される長尺な接合帯を互いに所定間隔で平行
となるように配置し、各長尺接合帯間に前記所定間隔と
同幅長で長尺な帯状の下部シートを配置し、該下部シー
トの両側縁と前記長尺接合帯の下部水平片部とを溶着接
合し、前記各長尺接合帯間に、該長尺接合帯と同形状の
断面工字状に形成される短尺な接合帯を所定間隔毎に架
設するように配置するとともに、該短尺接合帯の下部水
平片部と前記下部シートとを溶着接合し、該短尺接合帯
の垂直片部の端縁と前記長尺接合帯の垂直片部とを溶着
接合して、前記長短各接合帯にて複数の矩形区画を形成
し、前記各矩形区画内の前記下部シートの上面に中間排
水材をそれぞれ敷設し、前記下部シートと同形状の長尺
な帯状の上部シートを前記長尺接合帯に沿わせ、各中間
排水材の上面に配置してそれぞれ敷設させ、前記各接合
帯の上部水平辺部と前記上部シートの各側縁及び中途部
を溶着接合して、前記矩形区画のそれぞれを袋状に形成
し、前記各上部シートを覆うように不織布を敷設するこ
とを特徴とする遮水シートの敷設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000206982A JP3537383B2 (ja) | 2000-07-07 | 2000-07-07 | 遮水シートとその敷設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002018387A true JP2002018387A (ja) | 2002-01-22 |
JP3537383B2 JP3537383B2 (ja) | 2004-06-14 |
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JP (1) | JP3537383B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012154108A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Ohbayashi Corp | 遮水構造の水抜き装置及び水抜き方法 |
-
2000
- 2000-07-07 JP JP2000206982A patent/JP3537383B2/ja not_active Expired - Fee Related
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