JP2002016655A - 伝送方法、伝送システム、伝送装置及び伝送制御装置 - Google Patents
伝送方法、伝送システム、伝送装置及び伝送制御装置Info
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- G06F1/3203—Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
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- G06F1/3215—Monitoring of peripheral devices
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 IEEE1394a方式などのネットワーク
内で、サスペンド及びリジュームの処理が的確に行える
ようにすることにある。 【解決手段】 ネットワークに接続された複数台の機器
の間でのデータ伝送を、所定の制御機器の制御により実
行する場合に、ネットワーク内の各機器から、同報通信
用の伝送区間を使用して、サスペンド状態に設定可能か
否かのデータ(Suspend level など)を、制御機器に対
して通知する。制御機器では、そのデータに基づいて、
サスペンド状態を設定させる指令を送る。
内で、サスペンド及びリジュームの処理が的確に行える
ようにすることにある。 【解決手段】 ネットワークに接続された複数台の機器
の間でのデータ伝送を、所定の制御機器の制御により実
行する場合に、ネットワーク内の各機器から、同報通信
用の伝送区間を使用して、サスペンド状態に設定可能か
否かのデータ(Suspend level など)を、制御機器に対
して通知する。制御機器では、そのデータに基づいて、
サスペンド状態を設定させる指令を送る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE(The In
stitute of Electrical and Electronics Engineers )
1394方式のバスライン等のネットワークで接続され
た機器の間でデータ伝送を行う場合に適用される伝送方
法及び伝送システムと、この伝送方法を適用した伝送装
置及び伝送制御装置に関する。
stitute of Electrical and Electronics Engineers )
1394方式のバスライン等のネットワークで接続され
た機器の間でデータ伝送を行う場合に適用される伝送方
法及び伝送システムと、この伝送方法を適用した伝送装
置及び伝送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394方式のシリアルデータ
バスを用いたネットワークで介して、相互に情報を伝送
することができるAV機器が開発されている。このバス
を介してデータ伝送を行う際には、比較的大容量の動画
データ,オーディオデータなどをリアルタイム伝送する
際に使用される同期通信モードと、静止画像,テキスト
データ,制御コマンドなどを確実に伝送する際に使用さ
れる非同期通信モードとが用意され、それぞれのモード
毎に専用の帯域が伝送に使用される。IEEE1394
方式においては、同期通信モードは、アイソクロナス通
信モードと称され、非同期通信モードは、アシンクロナ
ス通信モードと称される。
バスを用いたネットワークで介して、相互に情報を伝送
することができるAV機器が開発されている。このバス
を介してデータ伝送を行う際には、比較的大容量の動画
データ,オーディオデータなどをリアルタイム伝送する
際に使用される同期通信モードと、静止画像,テキスト
データ,制御コマンドなどを確実に伝送する際に使用さ
れる非同期通信モードとが用意され、それぞれのモード
毎に専用の帯域が伝送に使用される。IEEE1394
方式においては、同期通信モードは、アイソクロナス通
信モードと称され、非同期通信モードは、アシンクロナ
ス通信モードと称される。
【0003】アイソクロナス通信モードでの通信につい
ては、ネットワーク内のIRM(Isochronous Resource
Manager)として設定された機器が、チャンネルと帯域
の管理を行い、アイソクロナス通信モードで通信を実行
する機器は、IRMに対してチャンネルと帯域を取得す
る処理を行う。ここでのチャンネルとは、送信側と受信
側との間でアイソクロナスデータを流す道(path)であ
り、帯域は、1つのチャンネル上に伝送されるパケット
の大きさに比例し、伝送速度に反比例したアイソクロナ
ス通信の帯域量のことである。
ては、ネットワーク内のIRM(Isochronous Resource
Manager)として設定された機器が、チャンネルと帯域
の管理を行い、アイソクロナス通信モードで通信を実行
する機器は、IRMに対してチャンネルと帯域を取得す
る処理を行う。ここでのチャンネルとは、送信側と受信
側との間でアイソクロナスデータを流す道(path)であ
り、帯域は、1つのチャンネル上に伝送されるパケット
の大きさに比例し、伝送速度に反比例したアイソクロナ
ス通信の帯域量のことである。
【0004】そして、取得されたチャンネルと帯域を使
用して、コネクションを設定した機器間でアイソクロナ
スデータの伝送が行われる。コネクションの設定として
は、1台の機器の出力プラグと、別の1台の機器の入力
プラグとを接続するポイントトウポイントコネクション
(以下PtoPコネクションと称する)と、ブロードキャス
ト用のチャンネルを使用して伝送するためのブロードキ
ャストコネクションとがある。
用して、コネクションを設定した機器間でアイソクロナ
スデータの伝送が行われる。コネクションの設定として
は、1台の機器の出力プラグと、別の1台の機器の入力
プラグとを接続するポイントトウポイントコネクション
(以下PtoPコネクションと称する)と、ブロードキャス
ト用のチャンネルを使用して伝送するためのブロードキ
ャストコネクションとがある。
【0005】アシンクロナス通信モードでの通信につい
ては、アイソクロナス通信モードとは別の入力プラグ及
び出力プラグが設定されて、アイソクロナス通信モード
とは別の制御処理で実行される。
ては、アイソクロナス通信モードとは別の入力プラグ及
び出力プラグが設定されて、アイソクロナス通信モード
とは別の制御処理で実行される。
【0006】ここまで説明した伝送処理は、IEEE1
394方式の内で、IEEE1394−1995規格と
して規格化された処理であるが、このIEEE1394
−1995規格を拡張する規格として、IEEE139
4a規格と称される規格が検討されている。このIEE
E1394a規格で決められた処理の1つとして、サス
ペンド(suspend )及びリジューム(resume)の方式と
コマンドがある。サスペンドとは、バスラインに接続さ
れた各機器(ノード)の消費電力を低減させるために、
そのノードを休眠状態にさせることであり、具体的に
は、バスラインには物理的に接続されていても、バイア
スが出力されていない状態とすることである。また、リ
ジュームとは、サスペンド状態から元の通信が行える状
態であるアクティブ状態に復帰させることである。バス
上での通信を制御する機器では、このサスペンド状態
と、物理的に何も接続されていないディスコネクト状態
とを区別できるようにしてある。
394方式の内で、IEEE1394−1995規格と
して規格化された処理であるが、このIEEE1394
−1995規格を拡張する規格として、IEEE139
4a規格と称される規格が検討されている。このIEE
E1394a規格で決められた処理の1つとして、サス
ペンド(suspend )及びリジューム(resume)の方式と
コマンドがある。サスペンドとは、バスラインに接続さ
れた各機器(ノード)の消費電力を低減させるために、
そのノードを休眠状態にさせることであり、具体的に
は、バスラインには物理的に接続されていても、バイア
スが出力されていない状態とすることである。また、リ
ジュームとは、サスペンド状態から元の通信が行える状
態であるアクティブ状態に復帰させることである。バス
上での通信を制御する機器では、このサスペンド状態
と、物理的に何も接続されていないディスコネクト状態
とを区別できるようにしてある。
【0007】このサスペンドを設定させるコマンドを、
ネットワーク内の通信を管理する機器が送ることで、ネ
ットワーク内の所望の機器をサスペンド状態として、ネ
ットワークを構成する各機器の消費電力を低減させるこ
とが可能である。また、1つのネットワークに多数の機
器(ノード)が接続されている場合に、一部のノードを
サスペンド状態にすることで、バスライン上での伝送遅
延を少なくして、伝送効率を向上させることができる効
果も有する。
ネットワーク内の通信を管理する機器が送ることで、ネ
ットワーク内の所望の機器をサスペンド状態として、ネ
ットワークを構成する各機器の消費電力を低減させるこ
とが可能である。また、1つのネットワークに多数の機
器(ノード)が接続されている場合に、一部のノードを
サスペンド状態にすることで、バスライン上での伝送遅
延を少なくして、伝送効率を向上させることができる効
果も有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、IEEE1
394a規格で決められたサスペンド及びリジュームの
処理は、バスラインに接続された制御機器であるバスマ
ネージャの制御で実行させることで、ネットワーク内の
各機器の状態を制御できるようになる。ところが、実際
にはバスマネージャは、バスラインに接続された各機器
をサスペンド状態に設定して良いか否か判断することは
困難である。従って、サスペンド及びリジュームの処理
の使用方法としては、バスラインに接続されたそれぞれ
の機器が、自分自身でサスペンド状態に設定して良いと
判断したとき、サスペンド状態とすることが考えられる
だけである。具体的には、例えば各機器に設けられた電
源キーの操作で、その機器がスタンバイ状態となったと
き、自機のポートの状態をサスペンド状態に設定するこ
とが考えられる程度である。
394a規格で決められたサスペンド及びリジュームの
処理は、バスラインに接続された制御機器であるバスマ
ネージャの制御で実行させることで、ネットワーク内の
各機器の状態を制御できるようになる。ところが、実際
にはバスマネージャは、バスラインに接続された各機器
をサスペンド状態に設定して良いか否か判断することは
困難である。従って、サスペンド及びリジュームの処理
の使用方法としては、バスラインに接続されたそれぞれ
の機器が、自分自身でサスペンド状態に設定して良いと
判断したとき、サスペンド状態とすることが考えられる
だけである。具体的には、例えば各機器に設けられた電
源キーの操作で、その機器がスタンバイ状態となったと
き、自機のポートの状態をサスペンド状態に設定するこ
とが考えられる程度である。
【0009】なお、ここではIEEE1394方式のバ
スラインに接続される機器における問題について説明し
たが、他の機器からの指令でサスペンド及びリジューム
の処理が行えるネットワークにおいて、同様な問題が存
在する。
スラインに接続される機器における問題について説明し
たが、他の機器からの指令でサスペンド及びリジューム
の処理が行えるネットワークにおいて、同様な問題が存
在する。
【0010】本発明の目的は、この種のネットワーク内
でサスペンド及びリジュームの処理が的確に行えるよう
にすることにある。
でサスペンド及びリジュームの処理が的確に行えるよう
にすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明の伝送方法
は、所定のネットワークに接続された複数台の機器の間
でのデータ伝送を、所定の制御機器の制御により実行す
る伝送方法において、ネットワーク内の各機器から、同
報通信用の伝送区間を使用して、サスペンド状態に設定
可能か否かのデータを、制御機器に対して通知するよう
にしたものである。
は、所定のネットワークに接続された複数台の機器の間
でのデータ伝送を、所定の制御機器の制御により実行す
る伝送方法において、ネットワーク内の各機器から、同
報通信用の伝送区間を使用して、サスペンド状態に設定
可能か否かのデータを、制御機器に対して通知するよう
にしたものである。
【0012】かかる第1の発明によると、ネットワーク
内の各機器から、同報通信用の伝送区間を使用して制御
機器に対してサスペンド状態に設定可能か否かのデータ
を送ることができ、制御機器側で、ネットワークに接続
されたそれぞれの機器が、サスペンド状態に設定可能か
否か判断できるようになる。
内の各機器から、同報通信用の伝送区間を使用して制御
機器に対してサスペンド状態に設定可能か否かのデータ
を送ることができ、制御機器側で、ネットワークに接続
されたそれぞれの機器が、サスペンド状態に設定可能か
否か判断できるようになる。
【0013】第2の発明の伝送システムは、複数台の機
器を相互にデータ伝送可能な状態で所定のネットワーク
に接続して構成される伝送システムにおいて、ネットワ
ーク内の第1の機器として、サスペンド状態に設定可能
か否かのデータを保持するデータ保持手段と、データ保
持手段に保持されたサスペンド状態に設定可能か否かの
データを、ネットワークの同報通信用の伝送区間に送出
する送出手段とを備え、ネットワーク内の第2の機器と
して、ネットワークに送出されたデータを受信する受信
手段と、受信手段が受信した同報通信用の伝送区間のデ
ータから、第1の機器がサスペンド状態に設定可能か否
か判断し、その判断した状態に基づいて第1の機器の状
態を制御する制御手段とを備えたものである。
器を相互にデータ伝送可能な状態で所定のネットワーク
に接続して構成される伝送システムにおいて、ネットワ
ーク内の第1の機器として、サスペンド状態に設定可能
か否かのデータを保持するデータ保持手段と、データ保
持手段に保持されたサスペンド状態に設定可能か否かの
データを、ネットワークの同報通信用の伝送区間に送出
する送出手段とを備え、ネットワーク内の第2の機器と
して、ネットワークに送出されたデータを受信する受信
手段と、受信手段が受信した同報通信用の伝送区間のデ
ータから、第1の機器がサスペンド状態に設定可能か否
か判断し、その判断した状態に基づいて第1の機器の状
態を制御する制御手段とを備えたものである。
【0014】かかる第2の発明によると、ネットワーク
内の第1の機器から、同報通信用の伝送区間を使用して
第2の機器に対してサスペンド状態に設定可能か否かの
データを送ることができ、第2の機器側で、第1の機器
が、サスペンド状態に設定可能か否か判断できるように
なる。
内の第1の機器から、同報通信用の伝送区間を使用して
第2の機器に対してサスペンド状態に設定可能か否かの
データを送ることができ、第2の機器側で、第1の機器
が、サスペンド状態に設定可能か否か判断できるように
なる。
【0015】第3の発明の伝送装置は、所定のネットワ
ークに接続される伝送装置において、自機がサスペンド
状態に設定されることが可能か否かのデータを保持する
データ保持手段と、データ保持手段に保持されたサスペ
ンド状態に設定可能か否かのデータを、ネットワークの
同報通信用の伝送区間に送出する送出手段とを備えたも
のである。
ークに接続される伝送装置において、自機がサスペンド
状態に設定されることが可能か否かのデータを保持する
データ保持手段と、データ保持手段に保持されたサスペ
ンド状態に設定可能か否かのデータを、ネットワークの
同報通信用の伝送区間に送出する送出手段とを備えたも
のである。
【0016】かかる第3の発明によると、ネットワーク
内に接続された他の機器に対して、自機がサスペンド状
態に設定可能か否かのデータを、同報通信で伝送させる
ことができる。
内に接続された他の機器に対して、自機がサスペンド状
態に設定可能か否かのデータを、同報通信で伝送させる
ことができる。
【0017】第4の発明の伝送制御装置は、複数台の機
器を相互にデータ伝送可能な状態で接続した所定のネッ
トワークで、機器間の伝送の制御を行う伝送制御装置に
おいて、ネットワークに送出されたデータを受信する受
信手段と、受信手段が受信した同報通信用の伝送区間の
データから、ネットワーク内の各機器がサスペンド状態
に設定可能か否か判断し、その判断した状態に基づい
て、各機器の状態を制御する指令を生成させる制御手段
と、制御手段で生成された指令をネットワークに送出さ
せる送信手段とを備えたものである。
器を相互にデータ伝送可能な状態で接続した所定のネッ
トワークで、機器間の伝送の制御を行う伝送制御装置に
おいて、ネットワークに送出されたデータを受信する受
信手段と、受信手段が受信した同報通信用の伝送区間の
データから、ネットワーク内の各機器がサスペンド状態
に設定可能か否か判断し、その判断した状態に基づい
て、各機器の状態を制御する指令を生成させる制御手段
と、制御手段で生成された指令をネットワークに送出さ
せる送信手段とを備えたものである。
【0018】かかる第4の発明によると、ネットワーク
内の各機器から同報通信で伝送されたデータに基づい
て、各機器がサスペンド状態に設定可能か否か判断で
き、その判断からサスペンド状態に設定可能と判断した
機器に対してだけ、サスペンド状態を設定させる指令を
送ることが可能になる。
内の各機器から同報通信で伝送されたデータに基づい
て、各機器がサスペンド状態に設定可能か否か判断で
き、その判断からサスペンド状態に設定可能と判断した
機器に対してだけ、サスペンド状態を設定させる指令を
送ることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
【0020】本発明を適用したネットワークシステムの
構成の一例について、図1を参照して説明する。このネ
ットワークシステムは、IEEE1394方式のシリア
ルデータバスを構成するケーブル1a,1b,1c,1
dを介して、複数台の機器が接続されるものとしてあ
る。ここでは、図1に示すように、それぞれがIEEE
1394方式のバス接続用ポートを備えた5台の機器1
00,200,300,400,500を、ケーブル1
a〜1dで順に接続させてある。IEEE1394方式
のシリアルデータバスによるネットワークでは、各機器
はノードと称され、ここでは機器100をノードA、機
器200をノードB、機器300をノードC、機器40
0をノードD、機器500をノードEとしてある。
構成の一例について、図1を参照して説明する。このネ
ットワークシステムは、IEEE1394方式のシリア
ルデータバスを構成するケーブル1a,1b,1c,1
dを介して、複数台の機器が接続されるものとしてあ
る。ここでは、図1に示すように、それぞれがIEEE
1394方式のバス接続用ポートを備えた5台の機器1
00,200,300,400,500を、ケーブル1
a〜1dで順に接続させてある。IEEE1394方式
のシリアルデータバスによるネットワークでは、各機器
はノードと称され、ここでは機器100をノードA、機
器200をノードB、機器300をノードC、機器40
0をノードD、機器500をノードEとしてある。
【0021】ノードAの機器100は、2つのポート1
91,192を備え、ケーブル1aを介して機器200
のポート291と接続してあり、ケーブル1dを介して
機器500のポート591と接続してある。ノードBの
機器200は、3つのポート291,292,293を
備え、ケーブル1bを介して機器300のポート391
と接続してあり、またケーブル1cを介して機器400
のポート491と接続してある。
91,192を備え、ケーブル1aを介して機器200
のポート291と接続してあり、ケーブル1dを介して
機器500のポート591と接続してある。ノードBの
機器200は、3つのポート291,292,293を
備え、ケーブル1bを介して機器300のポート391
と接続してあり、またケーブル1cを介して機器400
のポート491と接続してある。
【0022】また、図1では、ノードDの機器400が
光通信用のポート481を備えて、このポート481か
らの光が届く範囲に設置された別の機器600の光通信
用ポート681と双方向の光通信を行って、この機器6
00をネットワークに加えることができる構成としてあ
る。機器600については、ノードFとしてある。
光通信用のポート481を備えて、このポート481か
らの光が届く範囲に設置された別の機器600の光通信
用ポート681と双方向の光通信を行って、この機器6
00をネットワークに加えることができる構成としてあ
る。機器600については、ノードFとしてある。
【0023】ここでは、機器100(ノードA)は、I
RD(Integrated Receiver Decoder )と称されるデジ
タル衛星放送受信機としてある。機器200(ノード
B)は、デジタル放送を受信し受像するデジタルテレビ
ジョン受像機(DTV)としてある。機器300は、映
像及び音声をビデオテープに記録し再生するビデオカセ
ットレコーダ(VCR)としてある。
RD(Integrated Receiver Decoder )と称されるデジ
タル衛星放送受信機としてある。機器200(ノード
B)は、デジタル放送を受信し受像するデジタルテレビ
ジョン受像機(DTV)としてある。機器300は、映
像及び音声をビデオテープに記録し再生するビデオカセ
ットレコーダ(VCR)としてある。
【0024】このようにして、IRD100とテレビジ
ョン受像機200とビデオカセットレコーダ300がネ
ットワークに接続されていることで、例えばIRD10
0で受信したデジタル衛星放送の映像データ及び音声デ
ータを、テレビジョン受像機200に伝送して、このテ
レビジョン受像機200で受像させることができる。ま
た、映像データ及び音声データを、ビデオカセットレコ
ーダ300に伝送して、テープカセットに記録させるこ
ともできる。さらに、ビデオカセットレコーダ300で
再生して得られた映像データ及び音声データを、テレビ
ジョン受像機200に伝送して受像させることもでき
る。また、ネットワークに接続されたその他の機器40
0,500,600との間で、映像データ,音声デー
タ,その他のデータの伝送を行うことも可能である。
ョン受像機200とビデオカセットレコーダ300がネ
ットワークに接続されていることで、例えばIRD10
0で受信したデジタル衛星放送の映像データ及び音声デ
ータを、テレビジョン受像機200に伝送して、このテ
レビジョン受像機200で受像させることができる。ま
た、映像データ及び音声データを、ビデオカセットレコ
ーダ300に伝送して、テープカセットに記録させるこ
ともできる。さらに、ビデオカセットレコーダ300で
再生して得られた映像データ及び音声データを、テレビ
ジョン受像機200に伝送して受像させることもでき
る。また、ネットワークに接続されたその他の機器40
0,500,600との間で、映像データ,音声デー
タ,その他のデータの伝送を行うことも可能である。
【0025】図2は、IRD100の具体的な構成例を
示す図である。衛星からの放送電波をアンテナ120に
よって受信して端子100aに入力し、IRD100に
設けられている番組選択手段としてのチューナ101に
供給する。IRD100は、中央制御ユニット(CP
U)111の制御に基づいて各回路が動作するようにな
されており、チューナ101によって所定のチャンネル
の信号を得る。チューナ101で得た受信信号は、デス
クランブル回路102に供給する。
示す図である。衛星からの放送電波をアンテナ120に
よって受信して端子100aに入力し、IRD100に
設けられている番組選択手段としてのチューナ101に
供給する。IRD100は、中央制御ユニット(CP
U)111の制御に基づいて各回路が動作するようにな
されており、チューナ101によって所定のチャンネル
の信号を得る。チューナ101で得た受信信号は、デス
クランブル回路102に供給する。
【0026】デスクランブル回路102は、IRD10
0本体に差し込まれたICカード(図示せず)に記憶さ
れている契約チャンネルの暗号キー情報に基づいて、受
信データのうち契約されたチャンネル(又は暗号化され
ていないチャンネル)の多重化データだけを取り出して
デマルチプレクサ103に供給する。
0本体に差し込まれたICカード(図示せず)に記憶さ
れている契約チャンネルの暗号キー情報に基づいて、受
信データのうち契約されたチャンネル(又は暗号化され
ていないチャンネル)の多重化データだけを取り出して
デマルチプレクサ103に供給する。
【0027】デマルチプレクサ103は、供給される多
重化データを各チャンネル毎に並び換え、ユーザによっ
て指定されたチャンネルだけを取り出し、映像部分のパ
ケットからなるビデオストリームをMPEGビデオデコ
ーダ104に送出すると共に、音声部分のパケットから
なるオーバーラップストリームをMPEGオーディオデ
コーダ109に送出する。
重化データを各チャンネル毎に並び換え、ユーザによっ
て指定されたチャンネルだけを取り出し、映像部分のパ
ケットからなるビデオストリームをMPEGビデオデコ
ーダ104に送出すると共に、音声部分のパケットから
なるオーバーラップストリームをMPEGオーディオデ
コーダ109に送出する。
【0028】MPEGビデオデコーダ104は、ビデオ
ストリームをデコードすることにより、圧縮符号化前の
映像データを復元し、これを加算器105を介してNT
SCエンコーダ106に送出する。NTSCエンコーダ
106は、映像データをNTSC方式の輝度信号及び色
差信号に変換し、これをNTSC方式のビデオデータと
してデジタル/アナログ変換器107に送出する。デジ
タル/アナログ変換器107は、NTSCデータをアナ
ログビデオ信号に変換し、これをアナログ信号線で直接
接続された受像機(図示せず)に供給する。
ストリームをデコードすることにより、圧縮符号化前の
映像データを復元し、これを加算器105を介してNT
SCエンコーダ106に送出する。NTSCエンコーダ
106は、映像データをNTSC方式の輝度信号及び色
差信号に変換し、これをNTSC方式のビデオデータと
してデジタル/アナログ変換器107に送出する。デジ
タル/アナログ変換器107は、NTSCデータをアナ
ログビデオ信号に変換し、これをアナログ信号線で直接
接続された受像機(図示せず)に供給する。
【0029】また、本例のIRD100は、CPU11
1の制御に基づいて、グラフィカル・ユーザ・インター
フェース(GUI)用に各種表示用の映像データを生成
させるGUIデータ生成部108を備える。このGUI
データ生成部108で生成されたGUI用の映像データ
(表示データ)は、加算器105に供給して、MPEG
ビデオデコーダ104が出力する映像データに重畳し
て、GUI用の映像が受信した放送の映像に重畳される
ようにしてある。
1の制御に基づいて、グラフィカル・ユーザ・インター
フェース(GUI)用に各種表示用の映像データを生成
させるGUIデータ生成部108を備える。このGUI
データ生成部108で生成されたGUI用の映像データ
(表示データ)は、加算器105に供給して、MPEG
ビデオデコーダ104が出力する映像データに重畳し
て、GUI用の映像が受信した放送の映像に重畳される
ようにしてある。
【0030】MPEGオーディオデコーダ109は、オ
ーディオストリームをデコードすることにより、圧縮符
号化前のPCMオーディオデータを復元し、デジタル/
アナログ変換器110に送出する。
ーディオストリームをデコードすることにより、圧縮符
号化前のPCMオーディオデータを復元し、デジタル/
アナログ変換器110に送出する。
【0031】デジタル/アナログ変換器110は、PC
Mオーディオデータをアナログ信号化することにより、
LChオーディオ信号及びRChオーディオ信号を生成し、
これを接続されたオーディオ再生システムのスピーカ
(図示せず)を介して音声として出力する。
Mオーディオデータをアナログ信号化することにより、
LChオーディオ信号及びRChオーディオ信号を生成し、
これを接続されたオーディオ再生システムのスピーカ
(図示せず)を介して音声として出力する。
【0032】また本例のIRD100は、デマルチプレ
クサ103で抽出したビデオストリーム及びオーディオ
ストリームを、IEEE1394インターフェース部1
12に供給し、インターフェース部112に接続された
IEEE1394方式のバスライン1に送出できる構成
としてある。この受信したビデオストリーム及びオーデ
ィオストリームは、アイソクロナス転送モードで送出さ
れる。さらに、GUIデータ生成部108でGUI用の
映像データを生成させている際には、その映像データ
を、CPU111を介してインターフェース部112に
供給し、インターフェース部112からバスライン1に
GUI用の映像データを送出できるようにしてある。
クサ103で抽出したビデオストリーム及びオーディオ
ストリームを、IEEE1394インターフェース部1
12に供給し、インターフェース部112に接続された
IEEE1394方式のバスライン1に送出できる構成
としてある。この受信したビデオストリーム及びオーデ
ィオストリームは、アイソクロナス転送モードで送出さ
れる。さらに、GUIデータ生成部108でGUI用の
映像データを生成させている際には、その映像データ
を、CPU111を介してインターフェース部112に
供給し、インターフェース部112からバスライン1に
GUI用の映像データを送出できるようにしてある。
【0033】CPU111には、ワークRAM113及
びRAM114が接続してあり、これらのメモリを使用
して制御処理が行われる。また、操作パネル115から
の操作指令及び赤外線受光部116からのリモートコン
トロール信号が、CPU111に供給されて、各種操作
に基づいた動作を実行できるようにしてある。また、バ
スライン1側からインターフェース部112に伝送され
るコマンドやレスポンスなどを、CPU111が判断で
きるようにしてある。なお、本例の場合には、このIR
D100をバスマネージャとして使用するようにしてあ
り、後述するネットワーク内の各機器をサスペンド状態
に設定可能か否かに関するデータについては、例えばC
PU111の制御により、RAM114に記憶させて保
持させる。
びRAM114が接続してあり、これらのメモリを使用
して制御処理が行われる。また、操作パネル115から
の操作指令及び赤外線受光部116からのリモートコン
トロール信号が、CPU111に供給されて、各種操作
に基づいた動作を実行できるようにしてある。また、バ
スライン1側からインターフェース部112に伝送され
るコマンドやレスポンスなどを、CPU111が判断で
きるようにしてある。なお、本例の場合には、このIR
D100をバスマネージャとして使用するようにしてあ
り、後述するネットワーク内の各機器をサスペンド状態
に設定可能か否かに関するデータについては、例えばC
PU111の制御により、RAM114に記憶させて保
持させる。
【0034】図3は、ビデオカセットレコーダ(VC
R)200の構成例を示すブロック図である。
R)200の構成例を示すブロック図である。
【0035】記録系の構成としては、ビデオカセットレ
コーダ200に内蔵されたチューナ201で所定のチャ
ンネルを受信して得たデジタル放送データを、MPEG
(Moving Picture Expers Group )エンコーダ202に
供給し、記録に適した方式、例えばMPEG2方式の映
像データ及び音声データとする。受信した放送データが
MPEG2方式の場合には、エンコーダ202での処理
は行わない。
コーダ200に内蔵されたチューナ201で所定のチャ
ンネルを受信して得たデジタル放送データを、MPEG
(Moving Picture Expers Group )エンコーダ202に
供給し、記録に適した方式、例えばMPEG2方式の映
像データ及び音声データとする。受信した放送データが
MPEG2方式の場合には、エンコーダ202での処理
は行わない。
【0036】MPEGエンコーダ202でエンコードさ
れたデータは、記録再生部203に供給して、記録用の
処理を行い、処理された記録データを回転ヘッドドラム
204内の記録ヘッドに供給して、テープカセット20
5内の磁気テープに記録させる。
れたデータは、記録再生部203に供給して、記録用の
処理を行い、処理された記録データを回転ヘッドドラム
204内の記録ヘッドに供給して、テープカセット20
5内の磁気テープに記録させる。
【0037】外部から入力したアナログの映像信号及び
音声信号については、アナログ/デジタル変換器206
でデジタルデータに変換した後、MPEGエンコーダ2
02で例えばMPEG2方式の映像データ及び音声デー
タとし、記録再生部203に供給して、記録用の処理を
行い、処理された記録データを回転ヘッドドラム204
内の記録ヘッドに供給して、テープカセット205内の
磁気テープに記録させる。
音声信号については、アナログ/デジタル変換器206
でデジタルデータに変換した後、MPEGエンコーダ2
02で例えばMPEG2方式の映像データ及び音声デー
タとし、記録再生部203に供給して、記録用の処理を
行い、処理された記録データを回転ヘッドドラム204
内の記録ヘッドに供給して、テープカセット205内の
磁気テープに記録させる。
【0038】再生系の構成としては、テープカセット2
05内の磁気テープを回転ヘッドドラム204で再生し
て得た信号を、記録再生部203で再生処理して映像デ
ータ及び音声データを得る。この映像データ及び音声デ
ータは、MPEGデコーダ207に供給して、例えばM
PEG2方式からのデコードを行う。デコードされたデ
ータは、デジタル/アナログ変換器208に供給して、
アナログの映像信号及び音声信号とし、外部に出力させ
る。
05内の磁気テープを回転ヘッドドラム204で再生し
て得た信号を、記録再生部203で再生処理して映像デ
ータ及び音声データを得る。この映像データ及び音声デ
ータは、MPEGデコーダ207に供給して、例えばM
PEG2方式からのデコードを行う。デコードされたデ
ータは、デジタル/アナログ変換器208に供給して、
アナログの映像信号及び音声信号とし、外部に出力させ
る。
【0039】また、本例のビデオカセットレコーダ20
0は、IEEE1394方式のバスに接続するためのイ
ンターフェース部209を備えて、IEEE1394方
式のバス側からこのインターフェース部209に得られ
る映像データや音声データを、記録再生部203に供給
して、テープカセット205内の磁気テープに記録させ
ることができるようにしてある。また、テープカセット
205内の磁気テープから再生した映像データや音声デ
ータを、記録再生部203からインターフェース部20
9に供給して、IEEE1394方式のバス側に送出で
きるようにしてある。
0は、IEEE1394方式のバスに接続するためのイ
ンターフェース部209を備えて、IEEE1394方
式のバス側からこのインターフェース部209に得られ
る映像データや音声データを、記録再生部203に供給
して、テープカセット205内の磁気テープに記録させ
ることができるようにしてある。また、テープカセット
205内の磁気テープから再生した映像データや音声デ
ータを、記録再生部203からインターフェース部20
9に供給して、IEEE1394方式のバス側に送出で
きるようにしてある。
【0040】このインターフェース部209を介した伝
送時には、このビデオカセットレコーダ200で媒体
(磁気テープ)に記録する方式(例えば上述したMPE
G2方式)と、IEEE1394方式のバス上で伝送さ
れるデータの方式とが異なるとき、ビデオカセットレコ
ーダ200内の回路で方式変換を行うようにしても良
い。
送時には、このビデオカセットレコーダ200で媒体
(磁気テープ)に記録する方式(例えば上述したMPE
G2方式)と、IEEE1394方式のバス上で伝送さ
れるデータの方式とが異なるとき、ビデオカセットレコ
ーダ200内の回路で方式変換を行うようにしても良
い。
【0041】ビデオカセットレコーダ200での記録処
理や再生処理、及びインターフェース部209を介した
伝送処理については、中央制御ユニット(CPU)21
0の制御により実行される。CPU210には、ワーク
RAMであるメモリ211が接続してある。また、操作
パネル212からの操作情報及び赤外線受光部213が
受光したリモートコントロール装置からの制御情報が、
CPU210に供給されて、その操作情報や制御情報に
対応した動作制御を行うようにしてある。さらに、IE
EE1394方式のバスを介してインターフェース部2
09が後述するAV/Cコマンドなどの制御データを受
信した際には、そのデータはCPU210に供給して、
CPU210が対応した動作制御を行えるようにしてあ
る。
理や再生処理、及びインターフェース部209を介した
伝送処理については、中央制御ユニット(CPU)21
0の制御により実行される。CPU210には、ワーク
RAMであるメモリ211が接続してある。また、操作
パネル212からの操作情報及び赤外線受光部213が
受光したリモートコントロール装置からの制御情報が、
CPU210に供給されて、その操作情報や制御情報に
対応した動作制御を行うようにしてある。さらに、IE
EE1394方式のバスを介してインターフェース部2
09が後述するAV/Cコマンドなどの制御データを受
信した際には、そのデータはCPU210に供給して、
CPU210が対応した動作制御を行えるようにしてあ
る。
【0042】図4は、テレビジョン受像機300の構成
例を示すブロック図である。本例のテレビジョン受像機
300は、デジタルテレビジョン受像機と称されるデジ
タル放送を受信して、表示させる装置である。
例を示すブロック図である。本例のテレビジョン受像機
300は、デジタルテレビジョン受像機と称されるデジ
タル放送を受信して、表示させる装置である。
【0043】図示しないアンテナが接続されたチューナ
301で、所定のチャンネルを受信して得たデジタル放
送データを、受信回路部302に供給し、デコードす
る。デコードされた放送データを、多重分離部303に
供給して、映像データと音声データに分離する。分離さ
れた映像データを映像生成部304に供給し、受像用の
処理を行い、その処理された信号によりCRT駆動回路
部305で陰極線管(CRT)306を駆動し、映像を
表示させる。また、多重分離部303で分離された音声
データを、音声信号再生部307に供給して、アナログ
変換,増幅などの音声処理を行い、処理された音声信号
をスピーカ308に供給して出力させる。
301で、所定のチャンネルを受信して得たデジタル放
送データを、受信回路部302に供給し、デコードす
る。デコードされた放送データを、多重分離部303に
供給して、映像データと音声データに分離する。分離さ
れた映像データを映像生成部304に供給し、受像用の
処理を行い、その処理された信号によりCRT駆動回路
部305で陰極線管(CRT)306を駆動し、映像を
表示させる。また、多重分離部303で分離された音声
データを、音声信号再生部307に供給して、アナログ
変換,増幅などの音声処理を行い、処理された音声信号
をスピーカ308に供給して出力させる。
【0044】また、テレビジョン受像機300は、IE
EE1394方式のバスに接続するためのインターフェ
ース部309を備えて、IEEE1394方式のバス側
からこのインターフェース部309に得られる映像デー
タや音声データを、多重分離部303に供給して、CR
T306での映像の表示及びスピーカ308からの音声
の出力ができるようにしてある。また、チューナ301
が受信して得た映像データや音声データを、多重分離部
303からインターフェース部309に供給して、IE
EE1394方式のバス側に送出できるようにしてあ
る。
EE1394方式のバスに接続するためのインターフェ
ース部309を備えて、IEEE1394方式のバス側
からこのインターフェース部309に得られる映像デー
タや音声データを、多重分離部303に供給して、CR
T306での映像の表示及びスピーカ308からの音声
の出力ができるようにしてある。また、チューナ301
が受信して得た映像データや音声データを、多重分離部
303からインターフェース部309に供給して、IE
EE1394方式のバス側に送出できるようにしてあ
る。
【0045】テレビジョン受像機300での表示処理及
びインターフェース部309を介した伝送処理について
は、中央制御ユニット(CPU)310の制御により実
行される。CPU310には、制御に必要なプログラム
などが記憶されたROMであるメモリ311及びワーク
RAMであるメモリ312が接続してある。また、操作
パネル314からの操作情報及び赤外線受光部315が
受光したリモートコントロール装置からの制御情報が、
CPU310に供給されて、その操作情報や制御情報に
対応した動作制御を行うようにしてある。さらに、IE
EE1394方式のバスを介してインターフェース部3
09が後述するAV/Cコマンドなどの制御データを受
信した際には、そのデータはCPU310に供給して、
CPU310が対応した動作制御を行えるようにしてあ
る。
びインターフェース部309を介した伝送処理について
は、中央制御ユニット(CPU)310の制御により実
行される。CPU310には、制御に必要なプログラム
などが記憶されたROMであるメモリ311及びワーク
RAMであるメモリ312が接続してある。また、操作
パネル314からの操作情報及び赤外線受光部315が
受光したリモートコントロール装置からの制御情報が、
CPU310に供給されて、その操作情報や制御情報に
対応した動作制御を行うようにしてある。さらに、IE
EE1394方式のバスを介してインターフェース部3
09が後述するAV/Cコマンドなどの制御データを受
信した際には、そのデータはCPU310に供給して、
CPU310が対応した動作制御を行えるようにしてあ
る。
【0046】次に、各機器100〜500を相互に接続
したIEEE1394方式のバス1a〜1dでのデータ
伝送状態について説明する。
したIEEE1394方式のバス1a〜1dでのデータ
伝送状態について説明する。
【0047】図5は、IEEE1394方式のバスライ
ンで接続された機器のデータ伝送のサイクル構造を示す
図である。IEEE1394のバスライン上では、デー
タは、パケットに分割され、125μSの長さのサイク
ルを基準として時分割にて伝送される。このサイクル
は、サイクルマスタ機能を有するノード(バスに接続さ
れたいずれかの機器)から供給されるサイクルスタート
信号によって作り出される。アイソクロナスパケット
は、全てのサイクルの先頭から伝送に必要な帯域(時間
単位であるが帯域と呼ばれる)を確保する。このため、
アイソクロナス伝送では、データの一定時間内の伝送が
保証される。ただし、伝送エラーが発生した場合は、保
護する仕組みが無く、データは失われる。各サイクルの
アイソクロナス伝送に使用されていない時間に、アービ
トレーションの結果、バスを確保したノードが、アシン
クロナスパケットを送出するアシンクロナス伝送では、
アクノリッジ、およびリトライを用いることにより、確
実な伝送は保証されるが、伝送のタイミングは一定とは
ならない。
ンで接続された機器のデータ伝送のサイクル構造を示す
図である。IEEE1394のバスライン上では、デー
タは、パケットに分割され、125μSの長さのサイク
ルを基準として時分割にて伝送される。このサイクル
は、サイクルマスタ機能を有するノード(バスに接続さ
れたいずれかの機器)から供給されるサイクルスタート
信号によって作り出される。アイソクロナスパケット
は、全てのサイクルの先頭から伝送に必要な帯域(時間
単位であるが帯域と呼ばれる)を確保する。このため、
アイソクロナス伝送では、データの一定時間内の伝送が
保証される。ただし、伝送エラーが発生した場合は、保
護する仕組みが無く、データは失われる。各サイクルの
アイソクロナス伝送に使用されていない時間に、アービ
トレーションの結果、バスを確保したノードが、アシン
クロナスパケットを送出するアシンクロナス伝送では、
アクノリッジ、およびリトライを用いることにより、確
実な伝送は保証されるが、伝送のタイミングは一定とは
ならない。
【0048】所定のノードがアイソクロナス伝送を行う
為には、そのノードがアイソクロナス機能に対応してい
なければならない。また、アイソクロナス機能に対応し
たノードの少なくとも1つは、サイクルマスタ機能を有
していなければならない。更に、IEEE1394シリ
アスバスに接続されたノードの中の少なくとも1つは、
アイソクロナスリソースマネージャの機能を有していな
ければならない。
為には、そのノードがアイソクロナス機能に対応してい
なければならない。また、アイソクロナス機能に対応し
たノードの少なくとも1つは、サイクルマスタ機能を有
していなければならない。更に、IEEE1394シリ
アスバスに接続されたノードの中の少なくとも1つは、
アイソクロナスリソースマネージャの機能を有していな
ければならない。
【0049】IEEE1394は、ISO/IEC13
213で規定された64ビットのアドレス空間を有する
CSR(Control&Status Register )アーキテクチャに
準拠している。図6は、CSRアーキテクチャのアドレ
ス空間の構造を説明する図である。上位16ビットは、
各IEEE1394上のノードを示すノードIDであ
り、残りの48ビットが各ノードに与えられたアドレス
空間の指定に使われる。この上位16ビットは更にバス
IDの10ビットと物理ID(狭義のノードID)の6
ビットに分かれる。全てのビットが1となる値は、特別
な目的で使用されるため、1023個のバスと63個の
ノードを指定することができる。
213で規定された64ビットのアドレス空間を有する
CSR(Control&Status Register )アーキテクチャに
準拠している。図6は、CSRアーキテクチャのアドレ
ス空間の構造を説明する図である。上位16ビットは、
各IEEE1394上のノードを示すノードIDであ
り、残りの48ビットが各ノードに与えられたアドレス
空間の指定に使われる。この上位16ビットは更にバス
IDの10ビットと物理ID(狭義のノードID)の6
ビットに分かれる。全てのビットが1となる値は、特別
な目的で使用されるため、1023個のバスと63個の
ノードを指定することができる。
【0050】下位48ビットにて規定されるアドレス空
間のうちの上位20ビットで規定される空間は、204
8バイトのCSR特有のレジスタやIEEE1394特
有のレジスタ等に使用されるイニシャルレジスタスペー
ス(Initial Register Space)、プライベートスペース
(Private Space )、およびイニシャルメモリスペース
(Initial Memory Space)などに分割され、下位28ビ
ットで規定される空間は、その上位20ビットで規定さ
れる空間が、イニシャルレジスタスペースである場合、
コンフィギレーションROM(Configuration ROM )、
ノード特有の用途に使用されるイニシャルユニットスペ
ース(Initial Unit Space)、プラグコントロールレジ
スタ(Plug Control Register (PCRs))などとし
て用いられる。
間のうちの上位20ビットで規定される空間は、204
8バイトのCSR特有のレジスタやIEEE1394特
有のレジスタ等に使用されるイニシャルレジスタスペー
ス(Initial Register Space)、プライベートスペース
(Private Space )、およびイニシャルメモリスペース
(Initial Memory Space)などに分割され、下位28ビ
ットで規定される空間は、その上位20ビットで規定さ
れる空間が、イニシャルレジスタスペースである場合、
コンフィギレーションROM(Configuration ROM )、
ノード特有の用途に使用されるイニシャルユニットスペ
ース(Initial Unit Space)、プラグコントロールレジ
スタ(Plug Control Register (PCRs))などとし
て用いられる。
【0051】図7は、主要なCSRのオフセットアドレ
ス、名前、および働きを説明する図である。図7のオフ
セットとは、イニシャルレジスタスペースが始まるFF
FFF0000000h(最後にhのついた数字は16
進表示であることを表す)番地よりのオフセットアドレ
スを示している。オフセット220hを有するバンドワ
イズアベイラブルレジスタ(Bandwidth Available Regi
ster)は、アイソクロナス通信に割り当て可能な帯域を
示しており、アイソクロナスリソースマネージャ(IR
M)として動作しているノードの値だけが有効とされ
る。すなわち、図6のCSRは、各ノードが有している
が、バンドワイズアベイラブルレジスタについては、ア
イソクロナスリソースマネージャのものだけが有効とさ
れる。換言すれば、バンドワイズアベイラブルレジスタ
は、実質的に、アイソクロナスリソースマネージャだけ
が有する。バンドワイズアベイラブルレジスタには、ア
イソクロナス通信に帯域を割り当てていない場合に最大
値が保存され、帯域を割り当てる毎にその値が減少して
いく。
ス、名前、および働きを説明する図である。図7のオフ
セットとは、イニシャルレジスタスペースが始まるFF
FFF0000000h(最後にhのついた数字は16
進表示であることを表す)番地よりのオフセットアドレ
スを示している。オフセット220hを有するバンドワ
イズアベイラブルレジスタ(Bandwidth Available Regi
ster)は、アイソクロナス通信に割り当て可能な帯域を
示しており、アイソクロナスリソースマネージャ(IR
M)として動作しているノードの値だけが有効とされ
る。すなわち、図6のCSRは、各ノードが有している
が、バンドワイズアベイラブルレジスタについては、ア
イソクロナスリソースマネージャのものだけが有効とさ
れる。換言すれば、バンドワイズアベイラブルレジスタ
は、実質的に、アイソクロナスリソースマネージャだけ
が有する。バンドワイズアベイラブルレジスタには、ア
イソクロナス通信に帯域を割り当てていない場合に最大
値が保存され、帯域を割り当てる毎にその値が減少して
いく。
【0052】オフセット224h乃至228hのチャン
ネルアベイラブルレジスタ(Channels Available Regis
ter )は、その各ビットが0乃至63番のチャンネル番
号のそれぞれに対応し、ビットが0である場合には、そ
のチャンネルが既に割り当てられていることを示してい
る。アイソクロナスリソースマネージャとして動作して
いるノードのチャンネルアベイラブルレジスタのみが有
効である。
ネルアベイラブルレジスタ(Channels Available Regis
ter )は、その各ビットが0乃至63番のチャンネル番
号のそれぞれに対応し、ビットが0である場合には、そ
のチャンネルが既に割り当てられていることを示してい
る。アイソクロナスリソースマネージャとして動作して
いるノードのチャンネルアベイラブルレジスタのみが有
効である。
【0053】なお、後述するIEEE1394a規格で
は、このチャンネルアベイラブルレジスタは、アシンク
ロナスストリームパケットを伝送させるためのチャンネ
ル管理用レジスタとしても使用される。
は、このチャンネルアベイラブルレジスタは、アシンク
ロナスストリームパケットを伝送させるためのチャンネ
ル管理用レジスタとしても使用される。
【0054】図6に戻り、イニシャルレジスタスペース
内のアドレス200h乃至400hに、ゼネラルROM
フォーマットに基づいたコンフィギレーションROMが
配置される。図8は、ゼネラルROMフォーマットを説
明する図である。IEEE1394方式のバスライン上
のアクセスの単位であるノードは、ノードの中にアドレ
ス空間を共通に使用しつつ独立して動作をするユニット
を複数個有することができる。ユニットディレクトリ
(unit directories)は、このユニットに対するソフト
ウェアのバージョンや位置を示すことができる。バスイ
ンフォブロック(bus info block)とルートディレクト
リ(root directory)の位置は固定されているが、その
他のブロックの位置はオフセットアドレスによって指定
される。
内のアドレス200h乃至400hに、ゼネラルROM
フォーマットに基づいたコンフィギレーションROMが
配置される。図8は、ゼネラルROMフォーマットを説
明する図である。IEEE1394方式のバスライン上
のアクセスの単位であるノードは、ノードの中にアドレ
ス空間を共通に使用しつつ独立して動作をするユニット
を複数個有することができる。ユニットディレクトリ
(unit directories)は、このユニットに対するソフト
ウェアのバージョンや位置を示すことができる。バスイ
ンフォブロック(bus info block)とルートディレクト
リ(root directory)の位置は固定されているが、その
他のブロックの位置はオフセットアドレスによって指定
される。
【0055】図9は、バスインフォブロック、ルートデ
ィレクトリ、およびユニットディレクトリの詳細を示す
図である。バスインフォブロック内のCompany
IDには、機器の製造者を示すID番号が格納される。
Chip IDには、その機器固有の、他の機器と重複
のない世界で唯一のIDが記憶される。また、IEC6
1833の規格により、IEC61883を満たした機
器のユニットディレクトリのユニットスペックID(un
it spec id)の、ファーストオクテットには00hが、
セカンドオクテットにはAohが、サードオクテットに
は2Dhが、それぞれ書き込まれる。更に、ユニットス
イッチバージョン(unit sw version )のファーストオ
クテットには、01hが、サードオクテットのLSB
(Least Significant Bit )には、1が書き込まれる。
ィレクトリ、およびユニットディレクトリの詳細を示す
図である。バスインフォブロック内のCompany
IDには、機器の製造者を示すID番号が格納される。
Chip IDには、その機器固有の、他の機器と重複
のない世界で唯一のIDが記憶される。また、IEC6
1833の規格により、IEC61883を満たした機
器のユニットディレクトリのユニットスペックID(un
it spec id)の、ファーストオクテットには00hが、
セカンドオクテットにはAohが、サードオクテットに
は2Dhが、それぞれ書き込まれる。更に、ユニットス
イッチバージョン(unit sw version )のファーストオ
クテットには、01hが、サードオクテットのLSB
(Least Significant Bit )には、1が書き込まれる。
【0056】インターフェースを介して、機器の入出力
を制御する為、ノードは、図6のイニシャルユニットス
ペース内のアドレス900h乃至9FFhに、IEC6
1883の規格で規定されるPCR(Plug Control Reg
ister )を有する。これは、論理的にアナログインター
フェースに類似した信号経路を形成するために、プラグ
という概念を、レジスタで仮想的に構成させて実体化し
たものである。
を制御する為、ノードは、図6のイニシャルユニットス
ペース内のアドレス900h乃至9FFhに、IEC6
1883の規格で規定されるPCR(Plug Control Reg
ister )を有する。これは、論理的にアナログインター
フェースに類似した信号経路を形成するために、プラグ
という概念を、レジスタで仮想的に構成させて実体化し
たものである。
【0057】図10は、PCRの構成を説明する図であ
る。PCRは、出力プラグを表すoPCR(output Plu
g Control Register)、入力プラグを表すiPCR(in
putPlug Control Register )を有する。また、PCR
は、各機器固有の出力プラグまたは入力プラグの情報を
示すレジスタoMPR(output Master Plug Register
)とiMPR(input Master Plug Register)を有す
る。各機器は、oMPRおよびiMPRをそれぞれ複数
持つことはないが、個々のプラグに対応したoPCRお
よびiPCRを、機器の能力によって複数持つことが可
能である。図10に示されるPCRは、それぞれ31個
のoPCRおよびiPCRを有する。アイソクロナスデ
ータの流れは、これらのプラグに対応するレジスタを操
作することによって制御される。
る。PCRは、出力プラグを表すoPCR(output Plu
g Control Register)、入力プラグを表すiPCR(in
putPlug Control Register )を有する。また、PCR
は、各機器固有の出力プラグまたは入力プラグの情報を
示すレジスタoMPR(output Master Plug Register
)とiMPR(input Master Plug Register)を有す
る。各機器は、oMPRおよびiMPRをそれぞれ複数
持つことはないが、個々のプラグに対応したoPCRお
よびiPCRを、機器の能力によって複数持つことが可
能である。図10に示されるPCRは、それぞれ31個
のoPCRおよびiPCRを有する。アイソクロナスデ
ータの流れは、これらのプラグに対応するレジスタを操
作することによって制御される。
【0058】図11は、oMPR,oPCR,iMP
R、およびiPCRの構成を示す図である。図11
(A)はoMPRの構成を、図11(B)はoPCRの
構成を、図11(C)はiMPRの構成を、図11
(D)はiPCRの構成を、それぞれ示す。oMPRお
よびiMPRのMSB側の2ビットのデータレートケイ
パビリティ(data rate capability)には、その機器が
送信または受信可能なアイソクロナスデータの最大伝送
速度を示すコードが格納される。oMPRのブロードキ
ャストチャンネルベース(broadcast channel base)
は、ブロードキャスト出力に使用されるチャンネルの番
号を規定する。
R、およびiPCRの構成を示す図である。図11
(A)はoMPRの構成を、図11(B)はoPCRの
構成を、図11(C)はiMPRの構成を、図11
(D)はiPCRの構成を、それぞれ示す。oMPRお
よびiMPRのMSB側の2ビットのデータレートケイ
パビリティ(data rate capability)には、その機器が
送信または受信可能なアイソクロナスデータの最大伝送
速度を示すコードが格納される。oMPRのブロードキ
ャストチャンネルベース(broadcast channel base)
は、ブロードキャスト出力に使用されるチャンネルの番
号を規定する。
【0059】oMPRのLSB側の5ビットのナンバー
オブアウトプットプラグス(numberof output plugs)
には、その機器が有する出力プラグ数、すなわちoPC
Rの数を示す値が格納される。iMPRのLSB側の5
ビットのナンバーオブインプットプラグス(number of
input plugs )には、その機器が有する入力プラグ数、
すなわちiPCRの数を示す値が格納される。non-pers
istent extension fieldおよびpersistent extension f
ieldは、将来の拡張の為に定義された領域である。
オブアウトプットプラグス(numberof output plugs)
には、その機器が有する出力プラグ数、すなわちoPC
Rの数を示す値が格納される。iMPRのLSB側の5
ビットのナンバーオブインプットプラグス(number of
input plugs )には、その機器が有する入力プラグ数、
すなわちiPCRの数を示す値が格納される。non-pers
istent extension fieldおよびpersistent extension f
ieldは、将来の拡張の為に定義された領域である。
【0060】oPCRおよびiPCRのMSBのオンラ
イン(on-line )は、プラグの使用状態を示す。すなわ
ち、その値が1であればそのプラグがオンラインであ
り、0であればオフラインであることを示す。プラグが
オンラインであるとは、そのプラグを使用して伝送でき
る状態であることを示し、プラグがオフラインであると
は、そのプラグを使用した伝送ができない状態であるこ
とを示す。oPCRおよびiPCRのブロードキャスト
コネクションカウンタ(broadcast connection counte
r:bcc)の値は、ブロードキャストコネクションの有り
のとき1となり、ブロードキャストコネクションが張ら
れてないとき0となる。
イン(on-line )は、プラグの使用状態を示す。すなわ
ち、その値が1であればそのプラグがオンラインであ
り、0であればオフラインであることを示す。プラグが
オンラインであるとは、そのプラグを使用して伝送でき
る状態であることを示し、プラグがオフラインであると
は、そのプラグを使用した伝送ができない状態であるこ
とを示す。oPCRおよびiPCRのブロードキャスト
コネクションカウンタ(broadcast connection counte
r:bcc)の値は、ブロードキャストコネクションの有り
のとき1となり、ブロードキャストコネクションが張ら
れてないとき0となる。
【0061】oPCRおよびiPCRの6ビット幅を有
するポイントトウポイントコネクションカウンタ(poin
t-to-point connection counter:pcc )が有する値は、
そのプラグが有するポイントトウポイントコネクション
(PtoPコネクション)の状態を表す。このポイントトウ
ポイントコネクションカウンタの値についても、PtoPコ
ネクションがある場合には、1〜63のいずれかの値と
なり、PtoPコネクションが張られてないとき0となる。
従って、ブロードキャストコネクションカウンタとポイ
ントトウポイントコネクションカウンタの合計7ビット
が全て0データであること、該当するプラグにコネクシ
ョンが張られてない状態であり、7ビットの内の1つの
ビットでも1データがあるとき、このプラグにコネクシ
ョンが張られている状態が示される。
するポイントトウポイントコネクションカウンタ(poin
t-to-point connection counter:pcc )が有する値は、
そのプラグが有するポイントトウポイントコネクション
(PtoPコネクション)の状態を表す。このポイントトウ
ポイントコネクションカウンタの値についても、PtoPコ
ネクションがある場合には、1〜63のいずれかの値と
なり、PtoPコネクションが張られてないとき0となる。
従って、ブロードキャストコネクションカウンタとポイ
ントトウポイントコネクションカウンタの合計7ビット
が全て0データであること、該当するプラグにコネクシ
ョンが張られてない状態であり、7ビットの内の1つの
ビットでも1データがあるとき、このプラグにコネクシ
ョンが張られている状態が示される。
【0062】oPCRおよびiPCRの6ビット幅を有
するチャンネルナンバー(channelnumber)が有する値
は、そのプラグが接続されるアイソクロナスチャンネル
の番号を示す。oPCRの2ビット幅を有するデータレ
ート(data rate )の値は、そのプラグから出力される
アイソクロナスデータのパケットの現実の伝送速度を示
す。例えば、100Mbps(S100モード),200Mb
ps(S200モード),400Mbps(S400モード)
等の3種類以上の伝送速度が用意されて、そのときのコ
ネクションで送出されるデータがいずれの伝送速度であ
るかが示される。oPCRの4ビット幅を有するオーバ
ーヘッドID(overhead ID )に格納されるコードは、
アイソクロナス通信でストリームデータを伝送させる際
の伝播遅延を考慮した値とされる。oPCRの10ビッ
ト幅を有するペイロード(payload )の値は、そのプラ
グで伝送されるストリームデータの大きさが、クワッド
レット単位で示される。なお、1クワッドレットは、4
バイト(4×8ビット=32ビット)である。
するチャンネルナンバー(channelnumber)が有する値
は、そのプラグが接続されるアイソクロナスチャンネル
の番号を示す。oPCRの2ビット幅を有するデータレ
ート(data rate )の値は、そのプラグから出力される
アイソクロナスデータのパケットの現実の伝送速度を示
す。例えば、100Mbps(S100モード),200Mb
ps(S200モード),400Mbps(S400モード)
等の3種類以上の伝送速度が用意されて、そのときのコ
ネクションで送出されるデータがいずれの伝送速度であ
るかが示される。oPCRの4ビット幅を有するオーバ
ーヘッドID(overhead ID )に格納されるコードは、
アイソクロナス通信でストリームデータを伝送させる際
の伝播遅延を考慮した値とされる。oPCRの10ビッ
ト幅を有するペイロード(payload )の値は、そのプラ
グで伝送されるストリームデータの大きさが、クワッド
レット単位で示される。なお、1クワッドレットは、4
バイト(4×8ビット=32ビット)である。
【0063】図12はプラグ、プラグコントロールレジ
スタ、およびアイソクロナスチャンネルの関係を表す図
である。AVデバイス71〜73は、IEEE1394
シリアスバスによって接続されている。AVデバイス7
3のoMPRにより伝送速度とoPCRの数が規定され
たoPCR
スタ、およびアイソクロナスチャンネルの関係を表す図
である。AVデバイス71〜73は、IEEE1394
シリアスバスによって接続されている。AVデバイス7
3のoMPRにより伝送速度とoPCRの数が規定され
たoPCR
〔0〕〜oPCR〔2〕のうち、oPCR
〔1〕によりチャンネルが指定されたアイソクロナスデ
ータは、IEEE1394シリアスバスのチャンネル#
1(channel #1)に送出される。AVデバイス71の
iMPRにより伝送速度とiPCRの数が規定されたi
PCR
〔1〕によりチャンネルが指定されたアイソクロナスデ
ータは、IEEE1394シリアスバスのチャンネル#
1(channel #1)に送出される。AVデバイス71の
iMPRにより伝送速度とiPCRの数が規定されたi
PCR
〔0〕とiPCR〔1〕のうち、入力チャンネル
#1がiPCR
#1がiPCR
〔0〕により設定されて、AVデバイス
71は、IEEE1394シリアスバスのチャンネル#
1に送出されたアイソクロナスデータを読み込む。同様
に、AVデバイス72は、oPCR
71は、IEEE1394シリアスバスのチャンネル#
1に送出されたアイソクロナスデータを読み込む。同様
に、AVデバイス72は、oPCR
〔0〕で指定された
チャンネル#2(channel #2)に、アイソクロナスデ
ータを送出し、AVデバイス71は、iPRC〔1〕に
て指定されたチャンネル#2からそのアイソクロナスデ
ータを読み込む。
チャンネル#2(channel #2)に、アイソクロナスデ
ータを送出し、AVデバイス71は、iPRC〔1〕に
て指定されたチャンネル#2からそのアイソクロナスデ
ータを読み込む。
【0064】このようにして、IEEE1394シリア
スバスによって接続されている機器間でストリームデー
タのデータ伝送が行われる。ここまで説明したストリー
ムデータの伝送処理は、アイソクロナス転送モードで、
帯域及びチャンネルを確保した上で伝送させるものであ
るが、IEEE1394a規格では、アシンクロナス転
送モードでもストリームデータのデータ伝送が可能とし
てある。
スバスによって接続されている機器間でストリームデー
タのデータ伝送が行われる。ここまで説明したストリー
ムデータの伝送処理は、アイソクロナス転送モードで、
帯域及びチャンネルを確保した上で伝送させるものであ
るが、IEEE1394a規格では、アシンクロナス転
送モードでもストリームデータのデータ伝送が可能とし
てある。
【0065】次に、IEEE1394a規格で提案され
ているアシンクロナス転送モードでのストリームデータ
伝送用のパケット(アシンクロナスストリームパケッ
ト)の構造について、図13を参照して説明する。この
アシンクロナスストリームパケットは、図5に示したア
シンクロナスパケットとして伝送されるものであり、ク
ワッドレット単位のデータとして示してある。このアシ
ンクロナスストリームパケットは、IEEE1394−
1995で規定されたアイソクロナスパケットと基本的
に同じ構成のパケットである。
ているアシンクロナス転送モードでのストリームデータ
伝送用のパケット(アシンクロナスストリームパケッ
ト)の構造について、図13を参照して説明する。この
アシンクロナスストリームパケットは、図5に示したア
シンクロナスパケットとして伝送されるものであり、ク
ワッドレット単位のデータとして示してある。このアシ
ンクロナスストリームパケットは、IEEE1394−
1995で規定されたアイソクロナスパケットと基本的
に同じ構成のパケットである。
【0066】ヘッダである最初の1クワッドレッド区間
には、データ長(data length )と、データのフォーマ
ットタグ(tag )と、アシンクロナスチャンネル(chan
nel)と、トランザクションコード(tcode )と、同期
化コード(sy)とが配置される。次の1クワッドレッド
区間は、ヘッダCRC(header CRC)とされ、ヘッダの
区間のデータに基づいて生成された誤り検出用巡回符号
が配置される。次のクワッドレッド区間からは、ペイロ
ードであるデータフィールドとされて、必要により0デ
ータが末尾に配置される。そして、最後の1クワッドレ
ッド区間は、データCRC(data CRC)とされ、データ
フィールドの区間のデータに基づいて生成された誤り検
出用巡回符号が配置される。データフィールドの区間の
最大のサイズは、データレート毎に定めがある。
には、データ長(data length )と、データのフォーマ
ットタグ(tag )と、アシンクロナスチャンネル(chan
nel)と、トランザクションコード(tcode )と、同期
化コード(sy)とが配置される。次の1クワッドレッド
区間は、ヘッダCRC(header CRC)とされ、ヘッダの
区間のデータに基づいて生成された誤り検出用巡回符号
が配置される。次のクワッドレッド区間からは、ペイロ
ードであるデータフィールドとされて、必要により0デ
ータが末尾に配置される。そして、最後の1クワッドレ
ッド区間は、データCRC(data CRC)とされ、データ
フィールドの区間のデータに基づいて生成された誤り検
出用巡回符号が配置される。データフィールドの区間の
最大のサイズは、データレート毎に定めがある。
【0067】なお、このアシンクロナスストリームパケ
ットのチャンネル数は、アシンクロナスリソースマネー
ジャ(IRM)により割当てられる。即ち、既に説明し
た図7に示すIRM用レジスタ内のチャンネルアベイラ
ブルレジスタから割当てられる。
ットのチャンネル数は、アシンクロナスリソースマネー
ジャ(IRM)により割当てられる。即ち、既に説明し
た図7に示すIRM用レジスタ内のチャンネルアベイラ
ブルレジスタから割当てられる。
【0068】このアシンクロナスストリームパケットを
バス上に伝送させることで、ネットワーク内の各ノード
に対してブロードキャスト伝送される。従って、このア
シンクロナスストリームパケットが伝送されている区間
は、アシンクロナス転送モードで全てのノードに対して
同報通信される区間が設定されていることになる。
バス上に伝送させることで、ネットワーク内の各ノード
に対してブロードキャスト伝送される。従って、このア
シンクロナスストリームパケットが伝送されている区間
は、アシンクロナス転送モードで全てのノードに対して
同報通信される区間が設定されていることになる。
【0069】このアシンクロナスストリームパケットと
して、さらにグローバル・アシンクロナス・ストリーム
・パケット(Global asynchronous stream Packet:以下
GASPと称する)が提案されている。このGASPの
パケットは、バスブリッジの規格にも対応したパケット
であり、同一のバスの中だけでなく、ブリッジによって
接続されているほかのバスに対しても、アシンクロナス
ストリームパケットを送れるようにしたものである。
して、さらにグローバル・アシンクロナス・ストリーム
・パケット(Global asynchronous stream Packet:以下
GASPと称する)が提案されている。このGASPの
パケットは、バスブリッジの規格にも対応したパケット
であり、同一のバスの中だけでなく、ブリッジによって
接続されているほかのバスに対しても、アシンクロナス
ストリームパケットを送れるようにしたものである。
【0070】図14は、このGASPのパケットの構成
を示す図である。GASPのパケットは、ヘッダ構成に
ついてはアシンクロナスストリームパケットと同じであ
り、ペイロード部分にデータを付加した構成としてあ
る。但し、タグ(tag )の区間には、GASPのパケッ
トであることを示す値(例えば“11”)が配置され
る。また、チャンネル数についても、一定の値(例えば
“011111”)が配置される。そして、ペイロード
区間に付加したデータとしては、データの送出元のノー
ドIDを示すソースID(Source ID )と、その機器の
製造メーカに割当てられたコードであるスペシファイア
ID(Specifier ID)と、データフィールドを使用する
意味についてのコードであるバージョン(version )の
データとがある。Specifier IDについては、2つのクワ
ッドレッド区間に分かれて配置されるため、前半の16
ビットがSpecifier ID hi として一方のクワッドレッド
に配置され、後半の8ビットがSpecifier ID lo として
他方のクワッドレッドに配置される。そして、以下の部
分がデータフィールドとされ、最後の1クワッドレッド
区間にデータCRCが配置される。
を示す図である。GASPのパケットは、ヘッダ構成に
ついてはアシンクロナスストリームパケットと同じであ
り、ペイロード部分にデータを付加した構成としてあ
る。但し、タグ(tag )の区間には、GASPのパケッ
トであることを示す値(例えば“11”)が配置され
る。また、チャンネル数についても、一定の値(例えば
“011111”)が配置される。そして、ペイロード
区間に付加したデータとしては、データの送出元のノー
ドIDを示すソースID(Source ID )と、その機器の
製造メーカに割当てられたコードであるスペシファイア
ID(Specifier ID)と、データフィールドを使用する
意味についてのコードであるバージョン(version )の
データとがある。Specifier IDについては、2つのクワ
ッドレッド区間に分かれて配置されるため、前半の16
ビットがSpecifier ID hi として一方のクワッドレッド
に配置され、後半の8ビットがSpecifier ID lo として
他方のクワッドレッドに配置される。そして、以下の部
分がデータフィールドとされ、最後の1クワッドレッド
区間にデータCRCが配置される。
【0071】そして本例においては、このGASPのパ
ケットを使用して、ネットワーク内のそれぞれのノード
がサスペンド状態に設定可能か否かのデータを伝送する
ようにしてある。図15は、このデータを伝送する場合
のパケット構造の一例を示したものである。
ケットを使用して、ネットワーク内のそれぞれのノード
がサスペンド状態に設定可能か否かのデータを伝送する
ようにしてある。図15は、このデータを伝送する場合
のパケット構造の一例を示したものである。
【0072】図15に示した例では、図14に示したG
ASPのパケットのデータフィールドの区間(ここでは
2クワッドレッド区間)に、サスペンド状態に関するデ
ータを配置したものである。即ち、1クワッドレッド区
間を使用して、タイマカウント(timer count )のデー
タを配置する。次の1クワッドレッド区間については、
8ビットを使用してサスペンドレベル(Suspend level
)のデータを配置し、4ビットを使用してウェイクア
ップカウント(Wakeup count)のデータを配置し、残り
の区間についてはここでは未定義(reserved)としてあ
る。
ASPのパケットのデータフィールドの区間(ここでは
2クワッドレッド区間)に、サスペンド状態に関するデ
ータを配置したものである。即ち、1クワッドレッド区
間を使用して、タイマカウント(timer count )のデー
タを配置する。次の1クワッドレッド区間については、
8ビットを使用してサスペンドレベル(Suspend level
)のデータを配置し、4ビットを使用してウェイクア
ップカウント(Wakeup count)のデータを配置し、残り
の区間についてはここでは未定義(reserved)としてあ
る。
【0073】32ビットのタイマカウントでは、このノ
ードの機器がサスペンド状態になったとき、そのサスペ
ンド状態からリジュームしてアクティブ状態に復帰する
までの時間を、例えば秒数の値で示すようにしてある。
8ビット(0〜7の8つのビット)のサスペンドレベル
では、0ビット目がサスペンドの可/不可のデータで、
1ビット目がタイマカウントの有無のデータで、2〜3
ビット目がプライオリティのデータで、4〜7ビット目
については未定義としてある。0ビット目がサスペンド
の可/不可のデータについては、例えばその機器がサス
ペンド可であるとき“1”データとして、サスペンド不
可であるとき“0”データとする。なお本例の場合に
は、その機器を電源オフから立ち上げた場合や、リジュ
ームでアクティブ状態となったときには、必ずサスペン
ド不可となるようにしてある。
ードの機器がサスペンド状態になったとき、そのサスペ
ンド状態からリジュームしてアクティブ状態に復帰する
までの時間を、例えば秒数の値で示すようにしてある。
8ビット(0〜7の8つのビット)のサスペンドレベル
では、0ビット目がサスペンドの可/不可のデータで、
1ビット目がタイマカウントの有無のデータで、2〜3
ビット目がプライオリティのデータで、4〜7ビット目
については未定義としてある。0ビット目がサスペンド
の可/不可のデータについては、例えばその機器がサス
ペンド可であるとき“1”データとして、サスペンド不
可であるとき“0”データとする。なお本例の場合に
は、その機器を電源オフから立ち上げた場合や、リジュ
ームでアクティブ状態となったときには、必ずサスペン
ド不可となるようにしてある。
【0074】4ビットのウェイクアップカウントでは、
その機器がサスペンド状態からリジュームした回数を示
すようにしてあり、リジュームする毎に値が1つずつカ
ウントアップする。
その機器がサスペンド状態からリジュームした回数を示
すようにしてあり、リジュームする毎に値が1つずつカ
ウントアップする。
【0075】次に、このように構成されるサスペンドの
可否に関するデータの通知に基づいて、ネットワーク内
でサスペンド状態の制御を行う処理について、図16以
降の図を参照して説明する。まず、図16を参照してネ
ットワーク内の各ノードのアクティブ状態からサスペン
ド状態への遷移について説明する。このサスペンド状態
の制御は、ネットワーク内のバスマネージャの制御で実
行される。このバスマネージャは、ネットワーク内の任
意の1台に設定されるものであり、例えばここでは図1
に示すネットワーク内のノードAがバスマネージャであ
るとする。
可否に関するデータの通知に基づいて、ネットワーク内
でサスペンド状態の制御を行う処理について、図16以
降の図を参照して説明する。まず、図16を参照してネ
ットワーク内の各ノードのアクティブ状態からサスペン
ド状態への遷移について説明する。このサスペンド状態
の制御は、ネットワーク内のバスマネージャの制御で実
行される。このバスマネージャは、ネットワーク内の任
意の1台に設定されるものであり、例えばここでは図1
に示すネットワーク内のノードAがバスマネージャであ
るとする。
【0076】ネットワーク内の各ノードは、バスを介し
た通信ができる状態になっているアクティブ状態と、バ
スを介した通信ができない状態で休止しているサスペン
ド状態との、少なくとも2つの状態が設定できるように
してある。バスマネージャは、ネットワーク内の各ノー
ドに対して、サスペンドを設定させるコマンドを送るこ
とで、ネットワーク内のどのノードであってもサスペン
ドさせることができるようにしてある。また、リジュー
ムさせるコマンドを送ることで、そのサスペンド状態か
らの起動ができるようにしてある。但し本例において
は、後述する判断に基づいて、サスペンドさせるコマン
ドを送るノードを設定するようにしてある。
た通信ができる状態になっているアクティブ状態と、バ
スを介した通信ができない状態で休止しているサスペン
ド状態との、少なくとも2つの状態が設定できるように
してある。バスマネージャは、ネットワーク内の各ノー
ドに対して、サスペンドを設定させるコマンドを送るこ
とで、ネットワーク内のどのノードであってもサスペン
ドさせることができるようにしてある。また、リジュー
ムさせるコマンドを送ることで、そのサスペンド状態か
らの起動ができるようにしてある。但し本例において
は、後述する判断に基づいて、サスペンドさせるコマン
ドを送るノードを設定するようにしてある。
【0077】それぞれのノード(機器)では、例えば電
源を投入させたとき等の初期時にはアクティブ状態にな
り、その初期状態でアクティブ状態になったときには、
その機器のサスペンド可否の状態として、必ずサスペン
ド不可となるようにしてある。
源を投入させたとき等の初期時にはアクティブ状態にな
り、その初期状態でアクティブ状態になったときには、
その機器のサスペンド可否の状態として、必ずサスペン
ド不可となるようにしてある。
【0078】各ノードは、上述した図15に示したGA
SPのパケットを使用して、サスペンド可否のデータを
ネットワーク内にブロードキャスト送信するようにして
あり、そのブロードキャスト送信されたデータをバスマ
ネージャが判断して、ネットワーク内の一部のノードを
サスペンド状態に設定する必要があるとき、最もサスペ
ンド状態に設定するのが好ましいと判断したノードに対
して、サスペンドさせるコマンドを送る。そのサスペン
ドさせるコマンドを送ることで、該当するノードはサス
ペンド状態になる。サスペンド状態のノードは、後述す
る処理にて自動的にリジュームする場合もあるが、必要
によりバスマネージャからリジュームさせるコマンドを
送って、アクティブ状態とすることもできる。このリジ
ュームされてアクティブ状態になったときにも、必ずサ
スペンド不可となるようにしてある。
SPのパケットを使用して、サスペンド可否のデータを
ネットワーク内にブロードキャスト送信するようにして
あり、そのブロードキャスト送信されたデータをバスマ
ネージャが判断して、ネットワーク内の一部のノードを
サスペンド状態に設定する必要があるとき、最もサスペ
ンド状態に設定するのが好ましいと判断したノードに対
して、サスペンドさせるコマンドを送る。そのサスペン
ドさせるコマンドを送ることで、該当するノードはサス
ペンド状態になる。サスペンド状態のノードは、後述す
る処理にて自動的にリジュームする場合もあるが、必要
によりバスマネージャからリジュームさせるコマンドを
送って、アクティブ状態とすることもできる。このリジ
ュームされてアクティブ状態になったときにも、必ずサ
スペンド不可となるようにしてある。
【0079】図17のフローチャートは、各ノードから
サスペンド状態の設定の可否に関するデータを、GAS
Pのパケットを使用して送信するタイミングの設定処理
を示したものである。この例では、まずその機器でサス
ペンドの可否の設定に変化があったか否か判断する(ス
テップS11)。そして、サスペンドの可否の設定に変
化があったとき、ステップS13に移って、図15に示
したGASPのパケットを、そのパケットが送信できる
タイミングになったとき、バス上に送出させる。
サスペンド状態の設定の可否に関するデータを、GAS
Pのパケットを使用して送信するタイミングの設定処理
を示したものである。この例では、まずその機器でサス
ペンドの可否の設定に変化があったか否か判断する(ス
テップS11)。そして、サスペンドの可否の設定に変
化があったとき、ステップS13に移って、図15に示
したGASPのパケットを、そのパケットが送信できる
タイミングになったとき、バス上に送出させる。
【0080】また、ステップS11でサスペンドの可否
の設定に変化がないとき、前回のサスペンドの可否の設
定のデータの送信から、予め設定した時間tが経過した
か否か判断し(ステップS12)、その時間tが経過し
たとき、ステップS13に移って、図15に示したGA
SPのパケットを、そのパケットが送信できるタイミン
グになったとき、バス上に送出させる。ステップS12
でまだ時間tが経過してないと判断したとき、ステップ
S11の判断に戻る。時間tとしては、例えば数分程度
の時間を設定する。
の設定に変化がないとき、前回のサスペンドの可否の設
定のデータの送信から、予め設定した時間tが経過した
か否か判断し(ステップS12)、その時間tが経過し
たとき、ステップS13に移って、図15に示したGA
SPのパケットを、そのパケットが送信できるタイミン
グになったとき、バス上に送出させる。ステップS12
でまだ時間tが経過してないと判断したとき、ステップ
S11の判断に戻る。時間tとしては、例えば数分程度
の時間を設定する。
【0081】なお、機器内でのサスペンドの可否の設定
に関する変化としては、例えばノードを構成する機器
が、何も動作をしない状態が一定時間連続した場合など
が考えられる。例えば、図1に示したノードCとして構
成されるビデオカセットレコーダ300の場合には、そ
の機器300が再生や記録などの動作をしない状態があ
る程度の時間連続したとき、サスペンド不可の状態か
ら、サスペンド可の状態に変化させることが考えられ
る。この場合、タイマ録画に関する予約がある場合に
は、そのタイマ録画が終了するまでは、サスペンド不可
としても良い。
に関する変化としては、例えばノードを構成する機器
が、何も動作をしない状態が一定時間連続した場合など
が考えられる。例えば、図1に示したノードCとして構
成されるビデオカセットレコーダ300の場合には、そ
の機器300が再生や記録などの動作をしない状態があ
る程度の時間連続したとき、サスペンド不可の状態か
ら、サスペンド可の状態に変化させることが考えられ
る。この場合、タイマ録画に関する予約がある場合に
は、そのタイマ録画が終了するまでは、サスペンド不可
としても良い。
【0082】このようにバス上に送出されるサスペンド
状態の設定の可否に関するデータは、バスマネージャで
受信されて、蓄積される。即ち、バスマネージャ側で
は、ネットワーク内の各ノードの状態に関するデータを
保持するテーブルが用意されて、そのテーブルのデータ
が逐次更新される。図18のフローチャートは、バスマ
ネージャでのこのデータの受信と更新処理を示したもの
で、サスペンド状態の設定の可否のデータを受信したか
否か判断し(ステップS21)、そのデータを受信した
とき、そのデータの送出元のノードに関するテーブル内
のデータの更新を行う(ステップS22)。
状態の設定の可否に関するデータは、バスマネージャで
受信されて、蓄積される。即ち、バスマネージャ側で
は、ネットワーク内の各ノードの状態に関するデータを
保持するテーブルが用意されて、そのテーブルのデータ
が逐次更新される。図18のフローチャートは、バスマ
ネージャでのこのデータの受信と更新処理を示したもの
で、サスペンド状態の設定の可否のデータを受信したか
否か判断し(ステップS21)、そのデータを受信した
とき、そのデータの送出元のノードに関するテーブル内
のデータの更新を行う(ステップS22)。
【0083】図19は、このようにしてバスマネージャ
内の制御部に接続されたメモリに保持された各ノードの
サスペンド状態に関するデータの例を示した図である。
この例では、ノードID毎に、現在の状態として、アク
ティブ状態かサスペンド状態かの区別と、サスペンドの
可否として、サスペンド可かサスペンド不可かの区別
と、プライオリティと、そのノードにリーフノードがあ
る場合のリーフノードのノードIDとがデータとして保
持させてある。これらのデータは、図18のフローチャ
ートで説明したように、それぞれのノードからのデータ
を受信する毎に更新される。
内の制御部に接続されたメモリに保持された各ノードの
サスペンド状態に関するデータの例を示した図である。
この例では、ノードID毎に、現在の状態として、アク
ティブ状態かサスペンド状態かの区別と、サスペンドの
可否として、サスペンド可かサスペンド不可かの区別
と、プライオリティと、そのノードにリーフノードがあ
る場合のリーフノードのノードIDとがデータとして保
持させてある。これらのデータは、図18のフローチャ
ートで説明したように、それぞれのノードからのデータ
を受信する毎に更新される。
【0084】リーフノードのIDのデータについては、
バスマネージャが判断したネットワーク構成に基づいて
生成される。ここでのリーフノードとは、該当するノー
ドの末端側(バスマネージャとは反対側)に接続された
ノードである。例えば、図1に示した構成の場合、バス
マネージャをノードAとすると、そのノードAのリーフ
ノードは、ノードB及びノードEであり、ノードBのリ
ーフノードは、ノードC及びノードDであり、ノードD
のリーフノードは、ノードFである。
バスマネージャが判断したネットワーク構成に基づいて
生成される。ここでのリーフノードとは、該当するノー
ドの末端側(バスマネージャとは反対側)に接続された
ノードである。例えば、図1に示した構成の場合、バス
マネージャをノードAとすると、そのノードAのリーフ
ノードは、ノードB及びノードEであり、ノードBのリ
ーフノードは、ノードC及びノードDであり、ノードD
のリーフノードは、ノードFである。
【0085】なお、ここでは該当するノードの末端側に
直接接続されたリーフノードだけを示したが、各ノード
の末端側に接続された全てのリーフノードを、データと
して保持させても良い。例えばノードAのリーフノード
としてノードB,C,D,E,Fとし、ノードBのリー
フノードとしてノードC,D,Fとすることで、そのノ
ードの末端側に接続された全てのノードが示されるよう
になる。但し、図19に示したような構成のデータであ
っても、各ノードのデータを順に辿れば、末端側に接続
された全てのノードを判断することは可能である。ま
た、図19の例では、各ノードはノードIDで区別させ
るようにしたが、例えばバスリセットがあった際にノー
ドIDは変化する可能性があるので、ノードユニークI
Dのような各ノードに固有のデータ毎に、各ノードのデ
ータを管理するようにしても良い。
直接接続されたリーフノードだけを示したが、各ノード
の末端側に接続された全てのリーフノードを、データと
して保持させても良い。例えばノードAのリーフノード
としてノードB,C,D,E,Fとし、ノードBのリー
フノードとしてノードC,D,Fとすることで、そのノ
ードの末端側に接続された全てのノードが示されるよう
になる。但し、図19に示したような構成のデータであ
っても、各ノードのデータを順に辿れば、末端側に接続
された全てのノードを判断することは可能である。ま
た、図19の例では、各ノードはノードIDで区別させ
るようにしたが、例えばバスリセットがあった際にノー
ドIDは変化する可能性があるので、ノードユニークI
Dのような各ノードに固有のデータ毎に、各ノードのデ
ータを管理するようにしても良い。
【0086】次に、バスマネージャ内でこのように保持
されたデータに基づいて、ネットワーク内の各機器のサ
スペンド状態に関する制御を行う処理を、図20のフロ
ーチャートを参照して説明する。
されたデータに基づいて、ネットワーク内の各機器のサ
スペンド状態に関する制御を行う処理を、図20のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0087】まず、バスマネージャは、ネットワーク内
の何れかの機器をサスペンド状態に設定する必要がある
か否か判断する(ステップS31)。この判断として
は、例えばネットワークに接続されている機器の台数が
多くなって、バス上での伝送遅延がある程度大きくなっ
たと判断した場合に、サスペンド状態に設定する必要が
あると判断しても良い。或いは、このような判断を行う
ことなく、定期的に随時、何れかの機器をサスペンド状
態に設定させる必要があると判断しても良い。
の何れかの機器をサスペンド状態に設定する必要がある
か否か判断する(ステップS31)。この判断として
は、例えばネットワークに接続されている機器の台数が
多くなって、バス上での伝送遅延がある程度大きくなっ
たと判断した場合に、サスペンド状態に設定する必要が
あると判断しても良い。或いは、このような判断を行う
ことなく、定期的に随時、何れかの機器をサスペンド状
態に設定させる必要があると判断しても良い。
【0088】ステップS31でサスペンド状態に設定さ
せる必要があると判断したときには、バスマネージャ内
に保持されたサスペンド状態に関するデータから、どの
ノードをサスペンドさせるのか判断する。即ち、最初に
現在アクティブ状態でサスペンド可能なノードから、プ
ライオリティが最も低いノードを判断する(ステップS
32)。そして、ステップS32で判断したプライオリ
ティが最も低いノードには、リーフノードがあるか否か
判断する(ステップS33)。ここで、リーフノードが
ある場合には、そのノードの末端側に接続された全ての
リーフノードがサスペンド可になっているか否か判断す
る(ステップS34)。
せる必要があると判断したときには、バスマネージャ内
に保持されたサスペンド状態に関するデータから、どの
ノードをサスペンドさせるのか判断する。即ち、最初に
現在アクティブ状態でサスペンド可能なノードから、プ
ライオリティが最も低いノードを判断する(ステップS
32)。そして、ステップS32で判断したプライオリ
ティが最も低いノードには、リーフノードがあるか否か
判断する(ステップS33)。ここで、リーフノードが
ある場合には、そのノードの末端側に接続された全ての
リーフノードがサスペンド可になっているか否か判断す
る(ステップS34)。
【0089】そして、ステップS33でリーフノードな
しと判断した場合と、ステップS34で全てのリーフノ
ードがサスペンド可となっていると判断した場合には、
該当するノードにサスペンドコマンドを送信して、その
ノードをサスペンド状態に設定させる(ステップS3
5)。このとき、リーフノードがある場合には、そのリ
ーフノードに対してもサスペンドコマンドを送るように
しても良い。
しと判断した場合と、ステップS34で全てのリーフノ
ードがサスペンド可となっていると判断した場合には、
該当するノードにサスペンドコマンドを送信して、その
ノードをサスペンド状態に設定させる(ステップS3
5)。このとき、リーフノードがある場合には、そのリ
ーフノードに対してもサスペンドコマンドを送るように
しても良い。
【0090】そして、ステップS34でリーフノードに
サスペンド不可のノードがあると判断した場合に、該当
するノードを、サスペンド可能な候補のノードから除外
した上でステップS32に戻り、残りの候補のノードの
中から再度適切なノードを選択させる。
サスペンド不可のノードがあると判断した場合に、該当
するノードを、サスペンド可能な候補のノードから除外
した上でステップS32に戻り、残りの候補のノードの
中から再度適切なノードを選択させる。
【0091】このように処理されることで、ネットワー
ク内の各ノードについて、サスペンド状態に設定可能か
否か判断し、サスペンド状態に設定可能である場合に限
って、そのノードに対してバスマネージャからコマンド
を送って、サスペンド状態に設定させることができ、ネ
ットワーク内の任意の機器をサスペンド状態とすること
が良好にできる。
ク内の各ノードについて、サスペンド状態に設定可能か
否か判断し、サスペンド状態に設定可能である場合に限
って、そのノードに対してバスマネージャからコマンド
を送って、サスペンド状態に設定させることができ、ネ
ットワーク内の任意の機器をサスペンド状態とすること
が良好にできる。
【0092】ここで、図1に示したネットワーク構成で
の具体的な処理の一例について説明すると、例えばノー
ドAのIRD100をバスマネージャとしたとき、ノー
ドBのテレビジョン受像機200が不動作状態でサスペ
ンド可能であるとき、バスマネージャからの指示で、こ
のテレビジョン受像機200をサスペンド状態に設定さ
せることができる。このとき、例えばノードBに接続さ
れたノードCのビデオカセットレコーダ300が録画中
の場合には、テレビジョン受像機200がサスペンド状
態になると、IRD100側とビデオカセットレコーダ
300との間のデータ伝送ができなくなるが、図20の
フローチャートに示した処理を行うことで、リーフノー
ドが作動中などでサスペンド不可であるとき、バスマネ
ージャとリーフノードとの間の機器がサスペンド状態に
なることがなく、サスペンド状態に設定しても差し支え
ない機器だけを、サスペンド状態に設定させることがで
きる。
の具体的な処理の一例について説明すると、例えばノー
ドAのIRD100をバスマネージャとしたとき、ノー
ドBのテレビジョン受像機200が不動作状態でサスペ
ンド可能であるとき、バスマネージャからの指示で、こ
のテレビジョン受像機200をサスペンド状態に設定さ
せることができる。このとき、例えばノードBに接続さ
れたノードCのビデオカセットレコーダ300が録画中
の場合には、テレビジョン受像機200がサスペンド状
態になると、IRD100側とビデオカセットレコーダ
300との間のデータ伝送ができなくなるが、図20の
フローチャートに示した処理を行うことで、リーフノー
ドが作動中などでサスペンド不可であるとき、バスマネ
ージャとリーフノードとの間の機器がサスペンド状態に
なることがなく、サスペンド状態に設定しても差し支え
ない機器だけを、サスペンド状態に設定させることがで
きる。
【0093】このようにして、ネットワーク内の一部の
機器をサスペンド状態とすることができることで、ネッ
トワーク内での伝送遅延を少なくすることができ、ネッ
トワークの伝送効率を向上させることができる。また、
サスペンド状態に設定された機器は、少なくともポート
を介して通信を行うための処理部が電源オフ状態にな
り、それだけ消費電力を低減させることができる。ま
た、サスペンド状態になった機器や、その機器に接続さ
れていたケーブルからの不要輻射を減らすこともでき
る。さらに、このように一部のノードを効率良くサスペ
ンド状態に設定できることで、ネットワークに新しいノ
ードを追加しても、伝送効率などを低下させずに処理で
きるようになる。
機器をサスペンド状態とすることができることで、ネッ
トワーク内での伝送遅延を少なくすることができ、ネッ
トワークの伝送効率を向上させることができる。また、
サスペンド状態に設定された機器は、少なくともポート
を介して通信を行うための処理部が電源オフ状態にな
り、それだけ消費電力を低減させることができる。ま
た、サスペンド状態になった機器や、その機器に接続さ
れていたケーブルからの不要輻射を減らすこともでき
る。さらに、このように一部のノードを効率良くサスペ
ンド状態に設定できることで、ネットワークに新しいノ
ードを追加しても、伝送効率などを低下させずに処理で
きるようになる。
【0094】また、例えば図1に示したノードDとノー
ドFの間のように、光伝送でネットワークに接続されて
いる機器をサスペンド状態とすることで、光信号の送信
部や受信部の動作をサスペンド状態の間停止させること
ができ、光信号の送信部として必要なレーザ光源又は発
光ダイオードや、受信部として必要な受光素子の長寿命
化を図ることができる。
ドFの間のように、光伝送でネットワークに接続されて
いる機器をサスペンド状態とすることで、光信号の送信
部や受信部の動作をサスペンド状態の間停止させること
ができ、光信号の送信部として必要なレーザ光源又は発
光ダイオードや、受信部として必要な受光素子の長寿命
化を図ることができる。
【0095】なお、サスペンドコマンドを送って特定の
機器をサスペンド状態に設定したときは、その機器がタ
イマカウントを行うことが、GASPのデータで示され
るときには、そのタイマカウントで示される時間が経過
すると、自動的にリジュームして、アクティブ状態に復
帰し、ネットワーク内での通信が可能になる。また、タ
イマカウントを行うように設定されてない機器の場合に
は、バスマネージャからリジュームコマンドを送って、
任意のタイミングにアクティブ状態に復帰させるように
しても良い。また、タイマカウントを行う機器の場合に
も、そのタイマカウント中に、リジュームコマンドを送
って、強制的にアクティブ状態に復帰させることもでき
る。但し、サスペンド状態で完全にその機器の動作が停
止してコマンドを送ることが全くできないときには、リ
ジュームコマンドを送る以外の方法で、その機器の動作
を復帰させる必要がある。
機器をサスペンド状態に設定したときは、その機器がタ
イマカウントを行うことが、GASPのデータで示され
るときには、そのタイマカウントで示される時間が経過
すると、自動的にリジュームして、アクティブ状態に復
帰し、ネットワーク内での通信が可能になる。また、タ
イマカウントを行うように設定されてない機器の場合に
は、バスマネージャからリジュームコマンドを送って、
任意のタイミングにアクティブ状態に復帰させるように
しても良い。また、タイマカウントを行う機器の場合に
も、そのタイマカウント中に、リジュームコマンドを送
って、強制的にアクティブ状態に復帰させることもでき
る。但し、サスペンド状態で完全にその機器の動作が停
止してコマンドを送ることが全くできないときには、リ
ジュームコマンドを送る以外の方法で、その機器の動作
を復帰させる必要がある。
【0096】なお、上述した実施の形態では、IEEE
1394方式のバスで接続されたネットワーク内で、G
ASPのパケットで同報通信されるコマンドとして、サ
スペンド状態の可否のデータを伝送するようにしたが、
他の同報通信されるパケットを使用して、サスペンド状
態の可否のデータを伝送するようにしても良い。
1394方式のバスで接続されたネットワーク内で、G
ASPのパケットで同報通信されるコマンドとして、サ
スペンド状態の可否のデータを伝送するようにしたが、
他の同報通信されるパケットを使用して、サスペンド状
態の可否のデータを伝送するようにしても良い。
【0097】また、ネットワーク構成についても、上述
したIEEE1394a方式に限定されるものではな
く、その他のIEEE1394方式や、IEEE139
4方式以外のネットワーク構成にも適用可能である。こ
の場合、各機器間の伝送路としては、上述したようなバ
スラインで直接接続する構成や、光伝送路の他に、無線
信号を使用した無線伝送路としても良い。この無線伝送
路としては、例えばIEEE1394方式のネットワー
クをワイヤレス化した通信方式や、ブルートゥース(Bl
uetooth )と称される規格の無線通信方式を適用して、
複数台の機器間でネットワークが構成される場合に、そ
のネットワーク内の各機器で、サスペンドとリジューム
の処理を同様に行うようにしても良い。
したIEEE1394a方式に限定されるものではな
く、その他のIEEE1394方式や、IEEE139
4方式以外のネットワーク構成にも適用可能である。こ
の場合、各機器間の伝送路としては、上述したようなバ
スラインで直接接続する構成や、光伝送路の他に、無線
信号を使用した無線伝送路としても良い。この無線伝送
路としては、例えばIEEE1394方式のネットワー
クをワイヤレス化した通信方式や、ブルートゥース(Bl
uetooth )と称される規格の無線通信方式を適用して、
複数台の機器間でネットワークが構成される場合に、そ
のネットワーク内の各機器で、サスペンドとリジューム
の処理を同様に行うようにしても良い。
【0098】また、上述した実施の形態では、ネットワ
ーク内の各ノードからのサスペンド状態の設定の可否の
データの伝送を、その機器の状態に変化があったとき
と、前回送信してから一定時間経過したときに行うよう
にしたが、機器の状態に変化があったときだけ送信する
ようにしても良い。逆に、その機器の状態の変化の有無
にかかわらず、ほぼ一定時間毎の送信だけを行うように
しても良い。
ーク内の各ノードからのサスペンド状態の設定の可否の
データの伝送を、その機器の状態に変化があったとき
と、前回送信してから一定時間経過したときに行うよう
にしたが、機器の状態に変化があったときだけ送信する
ようにしても良い。逆に、その機器の状態の変化の有無
にかかわらず、ほぼ一定時間毎の送信だけを行うように
しても良い。
【0099】
【発明の効果】請求項1に記載した伝送方法によると、
ネットワーク内の各機器から、同報通信用の伝送区間を
使用して制御機器に対してサスペンド状態に設定可能か
否かのデータを送ることができ、制御機器側で、ネット
ワークに接続されたそれぞれの機器が、サスペンド状態
に設定可能か否か判断できるようになる。
ネットワーク内の各機器から、同報通信用の伝送区間を
使用して制御機器に対してサスペンド状態に設定可能か
否かのデータを送ることができ、制御機器側で、ネット
ワークに接続されたそれぞれの機器が、サスペンド状態
に設定可能か否か判断できるようになる。
【0100】請求項2に記載した伝送方法によると、請
求項1に記載した発明において、通知を、サスペンド状
態に設定可能か否かの状態に変化があったときに伝送す
るようにしたことで、制御機器側で把握している各機器
の状態が、実際の機器の状態と異なることがなくなり、
制御機器側で確実に各機器の状態を把握できるようにな
る。
求項1に記載した発明において、通知を、サスペンド状
態に設定可能か否かの状態に変化があったときに伝送す
るようにしたことで、制御機器側で把握している各機器
の状態が、実際の機器の状態と異なることがなくなり、
制御機器側で確実に各機器の状態を把握できるようにな
る。
【0101】請求項3に記載した伝送方法によると、請
求項1に記載した発明において、通知を、ほぼ一定時間
毎に周期的に伝送するようにしたことで、制御機器側で
随時各機器の状態を把握できるようになる。
求項1に記載した発明において、通知を、ほぼ一定時間
毎に周期的に伝送するようにしたことで、制御機器側で
随時各機器の状態を把握できるようになる。
【0102】請求項4に記載した伝送方法によると、請
求項1に記載した発明において、通知をする際には、サ
スペンド状態に設定される優先順位のデータを付加する
ようにしたことで、制御機器側でサスペンド状態に設定
させる指令を行う際に、どの機器からサスペンド状態を
設定すれば良いか判断できるようになる。
求項1に記載した発明において、通知をする際には、サ
スペンド状態に設定される優先順位のデータを付加する
ようにしたことで、制御機器側でサスペンド状態に設定
させる指令を行う際に、どの機器からサスペンド状態を
設定すれば良いか判断できるようになる。
【0103】請求項5に記載した伝送方法によると、請
求項1に記載した発明において、通知には、サスペンド
状態に設定されてから、そのサスペンド状態が解除され
るリジュームまでの時間に関するデータを付加するよう
にしたことで、制御機器からサスペンド状態を設定させ
たとき、その機器がリジュームして復帰するまでの時間
を判断できるようになる。
求項1に記載した発明において、通知には、サスペンド
状態に設定されてから、そのサスペンド状態が解除され
るリジュームまでの時間に関するデータを付加するよう
にしたことで、制御機器からサスペンド状態を設定させ
たとき、その機器がリジュームして復帰するまでの時間
を判断できるようになる。
【0104】請求項6に記載した伝送方法によると、請
求項4に記載した発明において、通知に基づいて、制御
機器がサスペンド状態に設定可能と判断した機器を、制
御機器からの指令でサスペンド状態に設定するようにし
たことで、制御機器がネットワーク内の各機器をサスペ
ンド状態に設定する際に、必要な機器に対してだけ的確
に設定できるようになる。
求項4に記載した発明において、通知に基づいて、制御
機器がサスペンド状態に設定可能と判断した機器を、制
御機器からの指令でサスペンド状態に設定するようにし
たことで、制御機器がネットワーク内の各機器をサスペ
ンド状態に設定する際に、必要な機器に対してだけ的確
に設定できるようになる。
【0105】請求項7に記載した伝送方法によると、請
求項6に記載した発明において、サスペンド状態に設定
可能と判断した機器に、別の機器が所定の状態で接続さ
れているネットワーク構成であると判断したとき、その
別の機器がサスペンド状態に設定可能であるときに、サ
スペンド状態に設定させる指令を送るようにしたこと
で、ネットワーク上の特定の機器をサスペンド状態に設
定させたことで、ネットワーク上の別の機器への通信が
できなくなる事態を防止できる。
求項6に記載した発明において、サスペンド状態に設定
可能と判断した機器に、別の機器が所定の状態で接続さ
れているネットワーク構成であると判断したとき、その
別の機器がサスペンド状態に設定可能であるときに、サ
スペンド状態に設定させる指令を送るようにしたこと
で、ネットワーク上の特定の機器をサスペンド状態に設
定させたことで、ネットワーク上の別の機器への通信が
できなくなる事態を防止できる。
【0106】請求項8に記載した伝送システムによる
と、ネットワーク内の第1の機器から、同報通信用の伝
送区間を使用して第2の機器に対してサスペンド状態に
設定可能か否かのデータを送ることができ、第2の機器
側で、第1の機器が、サスペンド状態に設定可能か否か
判断できるようになり、第2の機器が第1の機器の状態
を制御する際に、的確な判断に基づいて制御できるよう
になる。
と、ネットワーク内の第1の機器から、同報通信用の伝
送区間を使用して第2の機器に対してサスペンド状態に
設定可能か否かのデータを送ることができ、第2の機器
側で、第1の機器が、サスペンド状態に設定可能か否か
判断できるようになり、第2の機器が第1の機器の状態
を制御する際に、的確な判断に基づいて制御できるよう
になる。
【0107】請求項9に記載した伝送システムによる
と、請求項8に記載した発明において、第1の機器は、
送出手段からのサスペンド状態に設定可能か否かのデー
タの送出を、サスペンド状態に設定可能か否かの状態に
変化があったときに伝送することで、必要最低限のデー
タの伝送で、サスペンド状態に制御して良いか第2の機
器側で的確に判断できるようになる。
と、請求項8に記載した発明において、第1の機器は、
送出手段からのサスペンド状態に設定可能か否かのデー
タの送出を、サスペンド状態に設定可能か否かの状態に
変化があったときに伝送することで、必要最低限のデー
タの伝送で、サスペンド状態に制御して良いか第2の機
器側で的確に判断できるようになる。
【0108】請求項10に記載した伝送システムによる
と、請求項8に記載した発明において、第1の機器は、
送出手段からのサスペンド状態に設定可能か否かのデー
タを、ほぼ一定時間毎に周期的に送出するようにしたこ
とで、第2の機器側で随時第1の機器の状態を把握でき
るようになる。
と、請求項8に記載した発明において、第1の機器は、
送出手段からのサスペンド状態に設定可能か否かのデー
タを、ほぼ一定時間毎に周期的に送出するようにしたこ
とで、第2の機器側で随時第1の機器の状態を把握でき
るようになる。
【0109】請求項11に記載した伝送システムによる
と、請求項8に記載した発明において、第1の機器は、
データ保持手段に、サスペンド状態に設定される優先順
位のデータを保持し、送出手段から送出されるサスペン
ド状態に設定可能か否かのデータに、優先順位のデータ
を付加するようにしたことで、第2の機器でサスペンド
状態に制御する際に、第1の機器のネットワーク内での
優先順位が判断できるようになり、第2の機器はそのと
きの状態に応じた適切な制御が行えるようになる。
と、請求項8に記載した発明において、第1の機器は、
データ保持手段に、サスペンド状態に設定される優先順
位のデータを保持し、送出手段から送出されるサスペン
ド状態に設定可能か否かのデータに、優先順位のデータ
を付加するようにしたことで、第2の機器でサスペンド
状態に制御する際に、第1の機器のネットワーク内での
優先順位が判断できるようになり、第2の機器はそのと
きの状態に応じた適切な制御が行えるようになる。
【0110】請求項12に記載した伝送システムによる
と、請求項8に記載した発明において、第1の機器は、
データ保持手段に、サスペンド状態に設定されてから、
そのサスペンド状態が解除されるリジュームまでの時間
に関するデータを保持し、第2の機器の制御手段の制御
により、第1の機器をサスペンド状態に設定したとき、
その設定からデータで示された時間が経過が経過する
と、リジュームとなるようにしたことで、第2の機器
は、サスペンド状態を設定させる指令を送るだけで、第
1の機器でのサスペンド状態の設定と、所定時間後のリ
ジュームの設定とが自動的に行われる。この場合、第2
の機器では、伝送された時間のデータの判断から、自動
的にリジュームになるタイミングが判断でき、第1の機
器の状態を的確に判断できる。
と、請求項8に記載した発明において、第1の機器は、
データ保持手段に、サスペンド状態に設定されてから、
そのサスペンド状態が解除されるリジュームまでの時間
に関するデータを保持し、第2の機器の制御手段の制御
により、第1の機器をサスペンド状態に設定したとき、
その設定からデータで示された時間が経過が経過する
と、リジュームとなるようにしたことで、第2の機器
は、サスペンド状態を設定させる指令を送るだけで、第
1の機器でのサスペンド状態の設定と、所定時間後のリ
ジュームの設定とが自動的に行われる。この場合、第2
の機器では、伝送された時間のデータの判断から、自動
的にリジュームになるタイミングが判断でき、第1の機
器の状態を的確に判断できる。
【0111】請求項13に記載した伝送システムによる
と、請求項8に記載した発明において、第2の機器の制
御手段は、第1の機器に第3の機器が所定の状態で接続
されているネットワーク構成であると判断したとき、第
1及び第3の機器の双方がサスペンド状態に設定可能と
判断したときに、第1の機器をサスペンド状態に設定さ
せる制御を行うことで、第3の機器をサスペンド状態に
できないときに、第1の機器をサスペンド状態として、
第3の機器と第2の機器との通信ができない状況になる
ことを阻止できる。
と、請求項8に記載した発明において、第2の機器の制
御手段は、第1の機器に第3の機器が所定の状態で接続
されているネットワーク構成であると判断したとき、第
1及び第3の機器の双方がサスペンド状態に設定可能と
判断したときに、第1の機器をサスペンド状態に設定さ
せる制御を行うことで、第3の機器をサスペンド状態に
できないときに、第1の機器をサスペンド状態として、
第3の機器と第2の機器との通信ができない状況になる
ことを阻止できる。
【0112】請求項14に記載した伝送装置によると、
ネットワーク内に接続された他の機器に対して、自機が
サスペンド状態に設定可能か否かのデータを、同報通信
で伝送させることができ、その伝送されたデータに基づ
いてネットワーク内でのサスペンド状態に設定させるた
めの制御が的確に行えるようになる。
ネットワーク内に接続された他の機器に対して、自機が
サスペンド状態に設定可能か否かのデータを、同報通信
で伝送させることができ、その伝送されたデータに基づ
いてネットワーク内でのサスペンド状態に設定させるた
めの制御が的確に行えるようになる。
【0113】請求項15に記載した伝送装置によると、
請求項14に記載した発明において、送出手段は、デー
タ保持手段に保持されたサスペンド状態に設定可能か否
かのデータに変化があったとき、このサスペンド状態に
設定可能か否かのデータを送出するようにしたことで、
ネットワーク内の他の機器がこの伝送装置の状態を的確
に把握できるようになる。
請求項14に記載した発明において、送出手段は、デー
タ保持手段に保持されたサスペンド状態に設定可能か否
かのデータに変化があったとき、このサスペンド状態に
設定可能か否かのデータを送出するようにしたことで、
ネットワーク内の他の機器がこの伝送装置の状態を的確
に把握できるようになる。
【0114】請求項16に記載した伝送装置によると、
請求項14に記載した発明において、送出手段は、ほぼ
一定時間毎に周期的にサスペンド状態に設定可能か否か
のデータを送出するようにしたことで、ネットワーク内
の他の機器は、この伝送装置の状態を随時把握できるよ
うになる。
請求項14に記載した発明において、送出手段は、ほぼ
一定時間毎に周期的にサスペンド状態に設定可能か否か
のデータを送出するようにしたことで、ネットワーク内
の他の機器は、この伝送装置の状態を随時把握できるよ
うになる。
【0115】請求項17に記載した伝送装置によると、
請求項14に記載した発明において、データ保持手段
は、サスペンド状態に設定される優先順位のデータを保
持し、送出手段から送出されるサスペンド状態に設定可
能か否かのデータに、優先順位のデータを付加するよう
にしたことで、このデータに基づいてネットワーク内の
他の機器が優先順位を判断できるようになり、そのとき
のネットワークの状態に応じた適切な制御が行えるよう
になる。
請求項14に記載した発明において、データ保持手段
は、サスペンド状態に設定される優先順位のデータを保
持し、送出手段から送出されるサスペンド状態に設定可
能か否かのデータに、優先順位のデータを付加するよう
にしたことで、このデータに基づいてネットワーク内の
他の機器が優先順位を判断できるようになり、そのとき
のネットワークの状態に応じた適切な制御が行えるよう
になる。
【0116】請求項18に記載した伝送装置によると、
請求項14に記載した発明において、データ保持手段
は、サスペンド状態に設定されてから、そのサスペンド
状態が解除されるリジュームまでの時間に関するデータ
を保持し、送出手段から送出されるサスペンド状態に設
定可能か否かのデータに、時間に関するデータを付加す
るようにしたことで、この伝送装置がサスペンド状態に
設定された後に自動的にリジュームさせるとき、そのこ
とがネットワーク内の他の機器で判るようになる。
請求項14に記載した発明において、データ保持手段
は、サスペンド状態に設定されてから、そのサスペンド
状態が解除されるリジュームまでの時間に関するデータ
を保持し、送出手段から送出されるサスペンド状態に設
定可能か否かのデータに、時間に関するデータを付加す
るようにしたことで、この伝送装置がサスペンド状態に
設定された後に自動的にリジュームさせるとき、そのこ
とがネットワーク内の他の機器で判るようになる。
【0117】請求項19に記載した伝送制御装置による
と、ネットワーク内の各機器から同報通信で伝送された
データに基づいて、ネットワーク内の各機器がサスペン
ド状態に設定可能か否か判断でき、その判断からサスペ
ンド状態に設定可能と判断した機器に対してだけ、サス
ペンド状態を設定させる指令を送ることが可能になり、
ネットワーク内の各機器を良好に制御できるようにな
る。
と、ネットワーク内の各機器から同報通信で伝送された
データに基づいて、ネットワーク内の各機器がサスペン
ド状態に設定可能か否か判断でき、その判断からサスペ
ンド状態に設定可能と判断した機器に対してだけ、サス
ペンド状態を設定させる指令を送ることが可能になり、
ネットワーク内の各機器を良好に制御できるようにな
る。
【0118】請求項20に記載した伝送制御装置による
と、請求項19に記載した発明において、制御手段は、
受信手段が受信したサスペンド状態に設定可能か否かの
データに付加された優先順位のデータに基づいて、指令
を送る機器を設定するようにしたことで、優先順位を設
定して良好な制御が行える。
と、請求項19に記載した発明において、制御手段は、
受信手段が受信したサスペンド状態に設定可能か否かの
データに付加された優先順位のデータに基づいて、指令
を送る機器を設定するようにしたことで、優先順位を設
定して良好な制御が行える。
【0119】請求項21に記載した伝送制御装置による
と、請求項19に記載した発明において、制御手段は、
サスペンド状態に設定可能であると判断した被制御機器
に、別の機器が所定の状態で接続されているネットワー
ク構成であるとき、その別の機器もサスペンド状態に設
定可能であると判断した場合に、被制御機器をサスペン
ド状態に設定させる指令を生成させて、送信手段から送
信させることで、上記別の機器をサスペンド状態にでき
ないときに、被制御機器をサスペンド状態として、伝送
制御装置と上記別の機器との通信ができない状況になる
ことを阻止できる。
と、請求項19に記載した発明において、制御手段は、
サスペンド状態に設定可能であると判断した被制御機器
に、別の機器が所定の状態で接続されているネットワー
ク構成であるとき、その別の機器もサスペンド状態に設
定可能であると判断した場合に、被制御機器をサスペン
ド状態に設定させる指令を生成させて、送信手段から送
信させることで、上記別の機器をサスペンド状態にでき
ないときに、被制御機器をサスペンド状態として、伝送
制御装置と上記別の機器との通信ができない状況になる
ことを阻止できる。
【図1】本発明の一実施の形態によるシステム全体の構
成例を示すブロック図である。
成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるIRD(デジタル
衛星放送受信機)の内部構成の例を示すブロック図であ
る。
衛星放送受信機)の内部構成の例を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態によるテレビジョン受像
機の内部構成の例を示すブロック図である。
機の内部構成の例を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるビデオ記録再生装
置の内部構成の例を示すブロック図である。
置の内部構成の例を示すブロック図である。
【図5】IEEE1394方式のバスでのデータ伝送の
サイクル構造の例を示す説明図である。
サイクル構造の例を示す説明図である。
【図6】CRSアーキテクチャのアドレス空間の構造の
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図7】主要なCRSの位置、名前、働きの例を示す説
明図である。
明図である。
【図8】ゼネラルROMフォーマットの例を示す説明図
である。
である。
【図9】バスインフォブロック、ルートディレクトリ、
ユニットディレクトリの例を示す説明図である。
ユニットディレクトリの例を示す説明図である。
【図10】PCRの構成の例を示す説明図である。
【図11】oMPR、oPCR、iMPR、iPCRの
構成の例を示す説明図である。
構成の例を示す説明図である。
【図12】プラグ、プラグコントロールレジスタ、伝送
チャンネルの関係の例を示す説明図である。
チャンネルの関係の例を示す説明図である。
【図13】アシンクロナスストリームパケットの構成例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図14】GASP(グローバルアシンクロナスストリ
ームパケット)の構成例を示す説明図である。
ームパケット)の構成例を示す説明図である。
【図15】本発明の一実施の形態によるサスペンドデー
タの伝送パケットの構成例を示す説明図である。
タの伝送パケットの構成例を示す説明図である。
【図16】本発明の一実施の形態によるノードの状態遷
移を示す説明図である。
移を示す説明図である。
【図17】本発明の一実施の形態による各ノードでのサ
スペンドデータの送信処理例を示すフローチャートであ
る。
スペンドデータの送信処理例を示すフローチャートであ
る。
【図18】本発明の一実施の形態によるバスマネージャ
でのサスペンドデータの受信処理例を示すフローチャー
トである。
でのサスペンドデータの受信処理例を示すフローチャー
トである。
【図19】本発明の一実施の形態によるバスマネージャ
で保持するサスペンドデータの例を示す説明図である。
で保持するサスペンドデータの例を示す説明図である。
【図20】本発明の一実施の形態によるバスマネージャ
でのサスペンドコマンドの送信処理例を示すフローチャ
ートである。
でのサスペンドコマンドの送信処理例を示すフローチャ
ートである。
1a,1b,1c,1d…IEEE1394方式のバス
を構成するケーブル、81…物理レイヤ、82…リンク
レイヤ、83…トランザクションレイヤ、84…シリア
スバスマネジメント、85…FCP、86…AV/Cコ
マンドセット、91…コマンドレジスタ、92…レスポ
ンスレジスタ、93…コマンドレジスタ、94…レスポ
ンスレジスタ、100…IRD(デジタル衛星放送受信
装置)、191,192…ポート、200…DTV(デ
ジタルテレビジョン受像機)、291,292,293
…ポート、300…VCR(ビデオカセットレコー
ダ)、391…ポート、400,500,600…ノー
ドを構成する機器、481,681…光通信用ポート、
491,591…ポート
を構成するケーブル、81…物理レイヤ、82…リンク
レイヤ、83…トランザクションレイヤ、84…シリア
スバスマネジメント、85…FCP、86…AV/Cコ
マンドセット、91…コマンドレジスタ、92…レスポ
ンスレジスタ、93…コマンドレジスタ、94…レスポ
ンスレジスタ、100…IRD(デジタル衛星放送受信
装置)、191,192…ポート、200…DTV(デ
ジタルテレビジョン受像機)、291,292,293
…ポート、300…VCR(ビデオカセットレコー
ダ)、391…ポート、400,500,600…ノー
ドを構成する機器、481,681…光通信用ポート、
491,591…ポート
フロントページの続き Fターム(参考) 5B077 NN02 5K032 AA04 BA01 BA02 CC10 DA01 DB32 5K034 AA15 BB07 DD02 EE10 FF01 FF15 FF18 GG06 HH01 HH02 HH65 MM22 MM39 NN01 NN12 TT07
Claims (21)
- 【請求項1】 所定のネットワークに接続された複数台
の機器の間でのデータ伝送を、所定の制御機器の制御に
より実行する伝送方法において、 上記ネットワーク内の各機器から、同報通信用の伝送区
間を使用して、サスペンド状態に設定可能か否かのデー
タを、上記制御機器に対して通知するようにした伝送方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の伝送方法において、 上記通知を、サスペンド状態に設定可能か否かの状態に
変化があったときに伝送するようにした伝送方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の伝送方法において、 上記通知を、ほぼ一定時間毎に周期的に伝送するように
した伝送方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の伝送方法において、 上記通知には、サスペンド状態に設定される優先順位の
データを付加するようにした伝送方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の伝送方法において、 上記通知には、サスペンド状態に設定されてから、その
サスペンド状態が解除されるリジュームまでの時間に関
するデータを付加するようにした伝送方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の伝送方法において、 上記通知に基づいて、上記制御機器がサスペンド状態に
設定可能と判断した機器を、上記制御機器からの指令で
サスペンド状態に設定するようにした伝送方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の伝送方法において、 上記サスペンド状態に設定可能と判断した機器に、別の
機器が所定の状態で接続されているネットワーク構成で
あると判断したとき、その別の機器がサスペンド状態に
設定可能であるときに、サスペンド状態に設定させる指
令を送るようにした伝送方法。 - 【請求項8】 複数台の機器を相互にデータ伝送可能な
状態で所定のネットワークに接続して構成される伝送シ
ステムにおいて、 上記ネットワーク内の第1の機器として、 サスペンド状態に設定可能か否かのデータを保持するデ
ータ保持手段と、 上記データ保持手段に保持されたサスペンド状態に設定
可能か否かのデータを、上記ネットワークの同報通信用
の伝送区間に送出する送出手段とを備え、 上記ネットワーク内の第2の機器として、 上記ネットワークに送出されたデータを受信する受信手
段と、 上記受信手段が受信した同報通信用の伝送区間のデータ
から、上記第1の機器がサスペンド状態に設定可能か否
か判断し、その判断した状態に基づいて上記第1の機器
の状態を制御する制御手段とを備えた伝送システム。 - 【請求項9】 請求項8記載の伝送システムにおいて、 上記第1の機器は、 上記送出手段からのサスペンド状態に設定可能か否かの
データの送出を、サスペンド状態に設定可能か否かの状
態に変化があったときに伝送する伝送システム。 - 【請求項10】 請求項8記載の伝送システムにおい
て、 上記第1の機器は、 上記送出手段からのサスペンド状態に設定可能か否かの
データを、ほぼ一定時間毎に周期的に送出する伝送シス
テム。 - 【請求項11】 請求項8記載の伝送システムにおい
て、 上記第1の機器は、 上記データ保持手段に、サスペンド状態に設定される優
先順位のデータを保持し、 上記送出手段から送出されるサスペンド状態に設定可能
か否かのデータに、上記優先順位のデータを付加する伝
送システム。 - 【請求項12】 請求項8記載の伝送システムにおい
て、 上記第1の機器は、 上記データ保持手段に、サスペンド状態に設定されてか
ら、そのサスペンド状態が解除されるリジュームまでの
時間に関するデータを保持し、 上記第2の機器の制御手段の制御により、上記第1の機
器をサスペンド状態に設定したとき、その設定から上記
時間が経過が経過すると、リジュームになる伝送システ
ム。 - 【請求項13】 請求項8記載の伝送システムにおい
て、 上記第2の機器の制御手段は、上記第1の機器に第3の
機器が所定の状態で接続されているネットワーク構成で
あると判断したとき、上記第1及び第3の機器の双方が
サスペンド状態に設定可能と判断したときに、上記第1
の機器をサスペンド状態に設定させる制御を行う伝送シ
ステム。 - 【請求項14】 所定のネットワークに接続される伝送
装置において、 自機がサスペンド状態に設定されることが可能か否かの
データを保持するデータ保持手段と、 上記データ保持手段に保持されたサスペンド状態に設定
可能か否かのデータを、上記ネットワークの同報通信用
の伝送区間に送出する送出手段とを備えた伝送装置。 - 【請求項15】 請求項14記載の伝送装置において、 上記送出手段は、上記データ保持手段に保持されたサス
ペンド状態に設定可能か否かのデータに変化があったと
き、このサスペンド状態に設定可能か否かのデータを送
出する伝送装置。 - 【請求項16】 請求項14記載の伝送装置において、 上記送出手段は、ほぼ一定時間毎に周期的にサスペンド
状態に設定可能か否かのデータを送出する伝送装置。 - 【請求項17】 請求項14記載の伝送装置において、 上記データ保持手段は、サスペンド状態に設定される優
先順位のデータを保持し、 上記送出手段から送出されるサスペンド状態に設定可能
か否かのデータに、上記優先順位のデータを付加する伝
送装置。 - 【請求項18】 請求項14記載の伝送装置において、 上記データ保持手段は、サスペンド状態に設定されてか
ら、そのサスペンド状態が解除されるリジュームまでの
時間に関するデータを保持し、 上記送出手段から送出されるサスペンド状態に設定可能
か否かのデータに、上記時間に関するデータを付加する
伝送装置。 - 【請求項19】 複数台の機器を相互にデータ伝送可能
な状態で接続した所定のネットワークで、上記機器間の
伝送の制御を行う伝送制御装置において、 上記ネットワークに送出されたデータを受信する受信手
段と、 上記受信手段が受信した同報通信用の伝送区間のデータ
から、ネットワーク内の各機器がサスペンド状態に設定
可能か否か判断し、その判断した状態に基づいて、各機
器の状態を制御する指令を生成させる制御手段と、 上記制御手段で生成された指令を上記ネットワークに送
出させる送信手段とを備えた伝送制御装置。 - 【請求項20】 請求項19記載の伝送制御装置におい
て、 上記制御手段は、上記受信手段が受信したサスペンド状
態に設定可能か否かのデータに付加された優先順位のデ
ータに基づいて、上記指令を送る機器を設定するように
した伝送制御装置。 - 【請求項21】 請求項19記載の伝送制御装置におい
て、 上記制御手段は、サスペンド状態に設定可能であると判
断した被制御機器に、別の機器が所定の状態で接続され
ているネットワーク構成であるとき、その別の機器もサ
スペンド状態に設定可能であると判断した場合に、上記
被制御機器をサスペンド状態に設定させる指令を生成さ
せて、上記送信手段から送信させる伝送制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195021A JP2002016655A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | 伝送方法、伝送システム、伝送装置及び伝送制御装置 |
US09/894,045 US20020099967A1 (en) | 2000-06-28 | 2001-06-28 | Transmission method, transmission system, transmission apparatus and transmission control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195021A JP2002016655A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | 伝送方法、伝送システム、伝送装置及び伝送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002016655A true JP2002016655A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18693762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000195021A Pending JP2002016655A (ja) | 2000-06-28 | 2000-06-28 | 伝送方法、伝送システム、伝送装置及び伝送制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020099967A1 (ja) |
JP (1) | JP2002016655A (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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