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JP2002015448A - 光学素子、光源装置、光ヘッド装置および光情報処理装置 - Google Patents

光学素子、光源装置、光ヘッド装置および光情報処理装置

Info

Publication number
JP2002015448A
JP2002015448A JP2000196399A JP2000196399A JP2002015448A JP 2002015448 A JP2002015448 A JP 2002015448A JP 2000196399 A JP2000196399 A JP 2000196399A JP 2000196399 A JP2000196399 A JP 2000196399A JP 2002015448 A JP2002015448 A JP 2002015448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
wavelength
polarized
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000196399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamamoto
博昭 山本
Hideki Hayashi
秀樹 林
Shinichi Kadowaki
慎一 門脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000196399A priority Critical patent/JP2002015448A/ja
Priority to US09/892,583 priority patent/US6643245B2/en
Priority to CNB011218711A priority patent/CN1187743C/zh
Publication of JP2002015448A publication Critical patent/JP2002015448A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1365Separate or integrated refractive elements, e.g. wave plates
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/123Integrated head arrangements, e.g. with source and detectors mounted on the same substrate
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
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    • G11B7/127Lasers; Multiple laser arrays
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  • Optics & Photonics (AREA)
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  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高効率で安価な2波長の光を発生する光源装
置を実現する。 【解決手段】 半導体レーザ611は波長650nmの
x軸方向に偏光した光L1を出射する。半導体レーザ6
12は波長780nmのx軸方向に偏光した光L2を出
射する。波長板621は光L1に対して(2m+1)λ
/2板(mは整数)として作用し、光L2に対してnλ
板(nは整数)として作用する。偏光異方性ホログラム
素子180は、x軸方向の偏光を回折し、y軸方向の偏
光を透過する。この結果、回折された光L2’の見かけ
上の発光点は光L1の発光点と一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクあるい
は光カードなどの光媒体上に記録された情報の再生又は
消去あるいは該光媒体上に情報の記録を行う光ヘッド装
置に関する。また、本発明はこのような光ヘッド装置に
使用される光源装置及び光学装置に関する。更に本発明
は光ヘッド装置を含む光情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では光ディスクの発展に伴い、記録
再生型光ディスク、読み出し専用(ROM)光ディスク
等、各種の光ディスクの規格が提案され、使用されてい
る。これらの光ディスクに対して、各種の異なるレーザ
光が使用される場合が少なくない。このような状況の
中、互換性がない異なるレーザ光を用いる異種の光ディ
スクを同一の装置を用いて記録再生できるように、二つ
の波長の光源を持つ光ヘッドが考案されている。このよ
うな手法は、水野定夫他「集積型DVD用光ヘッド」
(National Technical Report Vol.43 No.3 Jun.p.275
(1997))に開示されている。このような光ヘッドでは、
各々の光源点の位置を共通する光軸上に置く必要があ
る。
【0003】これを実現するための手法として、ダイク
ロイックミラーによって2つの光源からの光の光軸を合
成する方法が一般に用いられるが、光学系を簡略化する
ために回折素子を用いた光軸合わせ方法も提案されてい
る(特開平11−110785号公報、特開平10−3
20814号公報、特開平10−326428号公報、
特開平10−319318号公報)。ところが、上記構
成の回折素子は、回折光と同時に透過光も発生してしま
うため、効率の悪い光源となってしまう。
【0004】この解決方法として偏光異方性ホログラム
を用いた方法が提案されている(特開平11−1619
96号公報、特開平10−289468号公報)。
【0005】以下、従来の光源および光ヘッド装置を、
特開平11−161996号公報を例にとり説明する。
【0006】図16は従来の光ヘッド装置の構成図であ
る。後述のパッケージ119には、異なる2つの半導体
レーザが内蔵されており、パッケージ119の上方向に
異なる波長の光L1、L2を異なる点から出射すること
ができる。また、光L1と光L2は偏光方向が直交する
ように偏光されている。パッケージ119から出射した
光(L1,L2)は偏光分離ホログラム120に入射す
る。偏光分離ホログラム120は特定の方向の偏光を回
折し、これと直交する方向の光を透過する機能を持つ。
ここでは光L2を回折し、光L1を透過するように配置
されている。
【0007】偏光分離ホログラム120は光L2を回折
し、その回折光の見かけ上の発光点が光L1の発光点と
一致するようにその形状が設計されている。このように
して光L1と光L2は光軸が合わせられ、対物レンズ1
03に入射し、対物レンズ103により光ディスク35
0の記録面上に集光される。
【0008】次に、図17を用いてパッケージ119内
の光源について説明する。図17(A)はパッケージ1
19の出射方向からみた平面図、図17(B)はパッケ
ージ119の光軸と略平行な面での断面図である。パッ
ケージ119内には半導体レーザ611と半導体レーザ
612が備えられ、それぞれ光L1、光L2を出射す
る。半導体レーザ611と半導体レーザ612は出射光
の偏光方向が互いに直交するように、それぞれ保持手段
301および302を介してパッケージ119にに取り
付けられている。半導体レーザ611,612からの出
射光は、反射ミラー641,642によってパッケージ
119の上方に反射される。
【0009】以上の構成により、光軸のそろった高効率
の2波長光ヘッドが実現できる。
【0010】また、特開平11−161996号公報で
は、半導体レーザ611と半導体レーザ612に異なる
偏光方向で発振する半導体レーザを用い、同じ方向に配
置した光ヘッド装置を開示している。この技術を用いて
も光軸のそろった高効率の2波長光ヘッド装置が実現で
きる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−161996号公報の方法では、2つの波長の偏
光方向を直交させるために、パッケージ119に半導体
レーザ611と半導体レーザ612とを異なる方向で実
装する必要があり、その構造は複雑であり、コストが高
いという課題があった。
【0012】また、特開平11−161996号公報に
示されたように、異なる偏光方向で発振する半導体レー
ザを用い、同じ方向に配置する方法は、TEモードで安
定に発振する半導体レーザの実現が難しく、やはりコス
トが高いという課題があった。
【0013】本発明は、上記の従来の課題を解決し、高
効率で安価な2波長の光を発生する光源装置を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、高効率で2波長の
光を発生させることを可能にする低コストの光学素子を
提供することを目的とする。更に本発明は、このような
光源装置を用いた光ヘッド装置及び光情報処理装置を提
供することを目的とする。また、本発明は、2波長の光
の見かけ上の光源の位置を所望するように位置合わせる
ことができる発光点位置合わせ方法を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために以下の構成とする。
【0015】本発明の第1の構成にかかる光源装置は、
第1の波長を有し、第1の方向に偏光した光を出射する
第1の光源と、前記第1の波長と異なる第2の波長を有
し、前記第1の方向に偏光した光を出射する第2の光源
と、前記第1の波長の光に対して実質的に(2m+1)
λ/2板(mは整数)として作用し、前記第2の波長の
光に対して実質的にnλ板(nは整数)として作用する
波長板と、前記第1の方向に偏光した光を回折し、前記
第1の方向と直交する第2の方向に偏光した光を透過す
る回折素子とを有し、前記波長板は、前記第1の光源か
ら出射した光を前記第2の方向に偏光した光に変換して
透過させ、前記第2の光源から出射した光を偏光方向を
変換せずに透過させ、前記回折素子は、前記波長板を透
過した前記第2の光源から出射した光を回折することに
より、前記回折素子により回折された前記第2の光源か
ら出射した光が前記第2の光源の発光点とは異なる見か
け上の発光点を持つように設計されていることを特徴と
する。かかる構成によれば、波長が異なる2つの光を光
軸を揃えて高効率に出射することができる光源装置を、
簡単な構成で低コストに提供することができる。
【0016】上記の第1の光源装置において、前記第2
の光源から出射した光の見かけ上の発光点を、前記第1
の光源の発光点と一致させることができる。かかる構成
によれば、見かけ上共通する発光点から波長が異なる2
つの光を出射する光源装置を提供できる。
【0017】また、上記の第1の光源装置において、前
記第1の光源が特定の方向に指向性を持った光を出射す
る場合に、前記第2の光源から出射した光の見かけ上の
発光点を、前記第1の光源の発光点から前記特定の方向
に位置させることができる。かかる構成によれば、見か
け上同一光軸上の異なる位置にある2つの発光点から波
長が異なる2つの光をそれぞれ出射する光源装置を提供
できる。
【0018】また、上記の第1の光源装置が、更に、前
記第1の波長の光に対して実質的に(2m’+1)λ/
2板(m’は整数)として作用し、前記第2の波長の光
に対して実質的にn’λ板(n’は整数)として作用す
る第2の波長板を有し、前記第2の波長板が、前記第2
の方向に偏光した光に変換された前記第1の光源から出
射した光を、前記第1の方向に偏光した光に変換するよ
うに構成してもよい。かかる構成によれば、偏光方向が
一致し、波長が異なる2つの光を出射する光源装置を提
供できる。
【0019】また、本発明の第2の構成にかかる光源装
置は、第1の波長を有し、第1の方向に偏光した光を出
射する第1の光源と、前記第1の波長と異なる第2の波
長を有し、前記第1の方向に偏光した光を出射する第2
の光源と、前記第1の波長の光に対して実質的にnλ板
(nは整数)として作用し、前記第2の波長の光に対し
て実質的に(2m+1)λ/2板(mは整数)として作
用する波長板と、前記第1の方向に偏光した光を透過
し、前記第1の方向と直交する第2の方向に偏光した光
を回折する回折素子とを有し、前記波長板は、前記第2
の光源から出射した光を前記第2の方向に偏光した光に
変換して透過させ、前記第1の光源から出射した光を偏
光方向を変換せずに透過させ、前記回折素子は、前記波
長板を透過した前記第2の光源から出射した光を回折す
ることにより、前記回折素子により回折された前記第2
の光源から出射した光が前記第2の光源の発光点とは異
なる見かけ上の発光点を持つように設計されていること
を特徴とする。かかる構成によれば、波長が異なる2つ
の光を光軸を揃えて高効率に出射することができる光源
装置を、簡単な構成で低コストに提供することができ
る。
【0020】上記の第2の光源装置において、前記第2
の光源から出射した光の見かけ上の発光点を、前記第1
の光源の発光点と一致させることができる。かかる構成
によれば、見かけ上共通する発光点から波長が異なる2
つの光を出射する光源装置を提供できる。
【0021】また、上記の第2の光源装置において、前
記第1の光源は特定の方向に指向性を持った光を出射す
る場合に、前記第2の光源から出射した光の見かけ上の
発光点を、前記第1の光源の発光点から前記特定の方向
に位置させることができる。かかる構成によれば、見か
け上同一光軸上の異なる位置にある2つの発光点から波
長が異なる2つの光をそれぞれ出射する光源装置を提供
できる。
【0022】また、上記の第2の光源装置が、更に、前
記第1の波長の光に対して実質的にn’λ板(n’は整
数)として作用し、前記第2の波長の光に対して実質的
に(2m’+1)λ/2板(m’は整数)として作用す
る第2の波長板を有し、前記第2の波長板が、前記第2
の方向に偏光した光に変換された前記第2の光源から出
射した光を、前記第1の方向に偏光した光に変換するよ
うに構成してもよい。かかる構成によれば、偏光方向が
一致し、波長が異なる2つの光を出射する光源装置を提
供できる。
【0023】次に、本発明の第1の構成にかかる光学素
子は、第1の波長の光に対して実質的にnλ板(nは整
数)として作用し、第2の波長の光に対して実質的に
(2m+1)λ/2板(mは整数)として作用する波長
板と、第1の方向に偏光した光を透過し、前記第1の方
向と直交する第2の方向に偏光した光を回折する回折素
子とを有し、前記波長板の進相軸と前記第1の方向とが
なす角度がおおむね45度となるように、前記波長板と
前記回折素子とが配置されていることを特徴とする。か
かる構成によれば、第1の光源から出射された、第1の
波長を有し、第1の方向に偏光した光と、第1の光源と
は異なる位置に配置された第2の光源から出射された、
第2の波長を有し、第1の方向に偏光した光とを、上記
第1の光学素子に入射させることにより、光の強度をほ
とんど低下させることなく、2つの光の光軸を揃えて出
射させることができる。
【0024】また、本発明の第2の構成にかかる光学素
子は、第1の波長の光に対して実質的にnλ板(nは整
数)として作用し、第2の波長の光に対して実質的に
(2m+1)λ/2板(mは整数)として作用する第1
の波長板と、前記第1の波長の光に対して実質的にn’
λ板(n’は整数)として作用し、前記第2の波長の光
に対して実質的に(2m’+1)λ/2板(m’は整
数)として作用する第2の波長板と、第1の方向に偏光
した光を透過し、前記第1の方向と直交する第2の方向
に偏光した光を回折する回折素子とを有し、前記第1の
波長板の進相軸と前記第1の方向とがなす角度、及び前
記第2の波長板の進相軸と前記第1の方向とがなす角度
がいずれもおおむね45度となるように、前記第1の波
長板、前記回折素子、及び前記第2の波長板がこの順に
配置されていることを特徴とする。かかる構成によれ
ば、上記第1の光学素子の効果に加えて、更に出射され
る2つの光の偏光方向も揃えることができる。
【0025】次に、本発明の光ヘッド装置は、放射光源
と、前記放射光源からの光ビームを収束して情報記録媒
体上に微小スポットを形成する収束光学系と、前記情報
記録媒体で反射した光ビームを受け光電流を出力する光
検出器とを具備した光ヘッド装置であって、前記放射光
源が上記第1又は第2の光源装置であることを特徴とす
る。かかる構成によれば、放射光源が光軸が揃った2つ
の異なる波長の光を出射するので、2つの波長の光にそ
れぞれ対応して収束光学系と光検出器とを設ける必要が
ない。従って、小型で、調整工程の増加がなく、低コス
トの光ヘッド装置を提供できる。
【0026】また、本発明の光情報処理装置は、情報記
録媒体に光ビームを照射してその反射光から情報を読み
取る光ヘッド装置と、前記光ヘッド装置を制御し、読み
取られた情報を処理する電気回路とを具備した光情報処
理装置であって、前記光ヘッド装置が上記本発明の光ヘ
ッド装置であり、前記電気回路が、前記情報記録媒体の
種類に応じて前記光ヘッド装置内の光源装置が適切な波
長の光を出射するように制御することを特徴とする。か
かる構成によれば、使用波長が異なる情報記録媒体に対
して情報の記録及び/又は再生が可能な光情報処理装置
を簡単な構成で低コストで提供できる。
【0027】次に、本発明の第1の構成にかかる発光点
位置合わせ方法は、第1の波長を有し、第1の方向に偏
光した光を出射する第1の光源と、前記第1の波長と異
なる第2の波長を有し、前記第1の方向に偏光した光を
出射する第2の光源とを有する光学系において、前記第
1の光源から出射した光及び前記第2の光源から出射し
た光を、前記第1の波長の光に対して実質的に(2m+
1)λ/2板(mは整数)として作用し、前記第2の波
長の光に対して実質的にnλ板(nは整数)として作用
する波長板に入射させ、前記第1の光源から出射した光
を前記第1の方向と直交する第2の方向に偏光した光に
変換して透過させるとともに、前記第2の光源から出射
した光を偏光方向を変換せずに透過させた後、回折格子
に入射させ、前記第1の方向に偏光した光を回折し、前
記第2の方向に偏光した光を透過させることにより、前
記第2の光源から出射した光が、前記第2の光源の発光
点とは異なる見かけ上の発光点を持つように発光点を位
置合わせすることを特徴とする。かかる構成によれば、
波長が異なる2つの光を、簡単な構成で低コストに、光
軸を揃えて高効率に出射させることができる。
【0028】上記の第1の発光点位置合わせ方法におい
て、前記第2の光源から出射した光の見かけ上の発光点
を、前記第1の光源の発光点と一致させることができ
る。かかる構成によれば、見かけ上共通する発光点から
波長が異なる2つの光を出射させることができる。
【0029】また、上記の第1の発光点位置合わせ方法
において、前記第1の光源が特定の方向に指向性を持っ
た光を出射する場合に、前記第2の光源から出射した光
の見かけ上の発光点を、前記第1の光源の発光点から前
記特定の方向に位置させることができる。かかる構成に
よれば、見かけ上同一光軸上の異なる位置にある2つの
発光点から波長が異なる2つの光をそれぞれ出射させる
ことができる。
【0030】また、本発明の第2の構成にかかる発光点
位置合わせ方法は、第1の波長を有し、第1の方向に偏
光した光を出射する第1の光源と、前記第1の波長と異
なる第2の波長を有し、前記第1の方向に偏光した光を
出射する第2の光源とを有する光学系において、前記第
1の光源から出射した光及び前記第2の光源から出射し
た光を、前記第1の波長の光に対して実質的にnλ板
(nは整数)として作用し、前記第2の波長の光に対し
て実質的に(2m+1)λ/2板(mは整数)として作
用する波長板に入射させ、前記第1の光源から出射した
光を偏光方向を変換せずに透過させるとともに、前記第
2の光源から出射した光を前記第1の方向と直交する第
2の方向に偏光した光に変換して透過させた後、回折格
子に入射させ、前記第2の方向に偏光した光を回折し、
前記第1の方向に偏光した光を透過させることにより、
前記第2の光源から出射した光が、前記第2の光源の発
光点とは異なる見かけ上の発光点を持つように発光点を
位置合わせすることを特徴とする。かかる構成によれ
ば、波長が異なる2つの光を、簡単な構成で低コスト
に、光軸を揃えて高効率に出射させることができる。
【0031】上記の第2の発光点位置合わせ方法におい
て、前記第2の光源から出射した光の見かけ上の発光点
を、前記第1の光源の発光点と一致させることができ
る。かかる構成によれば、見かけ上共通する発光点から
波長が異なる2つの光を出射させることができる。
【0032】また、上記の第2の発光点位置合わせ方法
において、前記第1の光源が特定の方向に指向性を持っ
た光を出射する場合に、前記第2の光源から出射した光
の見かけ上の発光点を、前記第1の光源の発光点から前
記特定の方向に位置させることができる。かかる構成に
よれば、見かけ上同一光軸上の異なる位置にある2つの
発光点から波長が異なる2つの光をそれぞれ出射させる
ことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1の光源装置について、図面を参照しながら
説明する。
【0034】図1に実施の形態1の光源装置630aの
構成を示す。以下の説明の便宜のために、図中左下に記
したようにxyz座標軸を設定し、矢印方向を各軸の正
の向きとする。なお、y軸は紙面奥方向が正であること
を示している。以下、特にことわらないかぎり、図1に
示された座標軸は他の図面においても共通のものとす
る。
【0035】611は波長λ1=650nmの半導体レ
ーザで、TEモードで発振し、x軸方向に偏光した光L
1を出射する。612は波長λ2=780nmの半導体
レーザで、TEモードで発振し、x軸方向に偏光した光
L2を出射する。半導体レーザ611と半導体レーザ6
12は保持手段300に固定されており、保持手段30
0はさらにパッケージ119に固定されている。
【0036】621は波長板であり、進相軸がx軸と4
5度の角度をなしてパッケージ119に固定されてい
る。180は偏光異方性ホログラム素子で、x軸方向の
偏光を回折し、y軸方向の偏光を透過するように波長板
621を介してパッケージ119に固定されている。
【0037】まず、偏光異方性ホログラム素子180に
ついて図2を用いて説明する。410は等方性基板であ
り、表面に断面形状が鋸歯状の周期的な溝が形成されて
いる。この鋸歯状の溝には複屈折材料450が充填され
ている。等方性基板410と複屈折材料450は、y軸
方向の屈折が一致するように選定されており、この方向
の偏光を回折しないようにしている。
【0038】また、x軸方向に偏光した光(L2)を最
大効率で回折するために、溝の最深部を通過した光と、
最浅部を通過した光の位相差が波長λ2において2πに
なるように、複屈折材料450の複屈折量に応じて溝の
深さを決定している。この構造により、x軸方向の偏光
を回折し、y軸方向の偏光を透過する作用を実現してい
る。
【0039】偏光異方性ホログラム素子180の溝の面
内形状は、回折光L2’から見た半導体レーザ612の
見かけ上の発光点が、半導体レーザ611の発光点と同
一位置に位置するように設計されている。
【0040】次に、波長板621について詳細を説明す
る。波長板621は波長650nm(λ1)の光に対し
てλ/2板として作用し、波長780nm(λ2)の光
に対しては何も作用しないように設計されている。つま
り、波長板621は、半導体レーザ611からの光に対
してほぼ(2m+1)λ/2板(mは整数)として作用
し、半導体レーザ612からの光に対してほぼnλ板
(nは整数)となるように、厚さdが決定されている。
【0041】波長板621の進相軸と遅相軸の屈折率差
をΔn、入射する波長をλとすると、進相軸と遅相軸と
の位相差Δφは、下記[数1]で表わされる。
【0042】
【数1】
【0043】前述のように波長板621は、進相軸がx
軸と45度をなすような向きに置かれている。この状態
で波長板621に入射したx軸方向に偏光した光は、位
相差Δφにより決まる一定の割合でy軸方向に偏光した
光に変換される。
【0044】x軸方向に偏光した入射光の強度をI0
すると、波長板621によりy軸方向の偏光に変換され
た光の強度(偏光方向はy軸方向)Iyは下記[数2]
で表わされる。
【0045】
【数2】
【0046】また、変換されない光の強度(偏光方向は
x軸方向)をIxは下記[数3]で表わされる。
【0047】
【数3】
【0048】IxとIyはいずれもΔφに依存しており、
Δφは入射光の波長λに依存している。従って、Ix
yは波長により異なる振る舞いをすることになる。波
長板621はこの違いを利用し、前述の作用を実現して
いる。
【0049】前述のように偏光異方性ホログラム素子1
80はx軸方向の偏光を回折し、y軸方向の偏光を透過
するように配置されている。このため、本実施の形態の
光源装置を実現するためには、半導体レーザ611から
の出射光L1(波長λ1)が波長板621を透過した後
の光のy軸成分強度Iy(λ1)と、半導体レーザ612
からの出射光L2(波長λ2)が波長板621を透過し
た後の光のx軸成分強度Ix(λ2)とが、ともに最大に
なるように波長板621の厚さdを決定すれば良い。
【0050】図3はIy(λ1)およびIx(λ2)と波長
板621の厚さdとの関係を表わした図である。縦軸は
出射光の強度を示す。上記[数1]〜[数3]から明ら
かなように、実線で示したIy(λ1)および点線で示し
たIx(λ2)は、いずれも厚さdの変化に対して周期的
変化し、両者の周期の相違は波長の相違に起因する。
【0051】図3から明らかなように、Aの位置に厚さ
dをとれば効率が最大となる。Aの位置の厚さを有する
波長板621は、波長λ1(650nm)の光に対して
はほぼ2.5λ板として作用し、波長λ2(780n
m)の光に対してはほぼ2λ板として作用する。Aの位
置は各波長に対して最適な位置ではないが、各波長の最
適位置の中間の位置であり実用上問題ない。この位置は
使用するシステムの状況によりAの近傍で適当に決定す
れば良い。またA’の位置においてもほぼ同様の特性を
得ることができる。
【0052】本実施の形態の光源装置では前述の偏光異
方性ホログラム素子180と波長板621が図4で示さ
れる位置関係で配置され、その動作を実現している。図
4において625は波長板621の進相軸方向を示す。
【0053】以下、本発明の実施の形態の光源装置の動
作について図1を用いて説明する。半導体レーザ611
からのx軸方向に偏光した光L1は前述の波長板621
によりy軸方向に偏光した光に変換される。光L1はさ
らに偏光異方性ホログラム素子180に入射するが、偏
光異方性ホログラム素子180はy軸方向の光を透過す
るため、透過光L1’から見た見かけ上の発光点は移動
せず半導体レーザ611の出射端に位置している。
【0054】半導体レーザ612からのx軸方向に偏光
した光L2は、波長板621に入射するが偏光方向はx
軸方向に保たれたまま透過する。光L2はさらに偏光異
方性ホログラム素子180に入射するが、偏光異方性ホ
ログラム素子180はx軸方向の光を回折するため、回
折光L2’から見た見かけ上の発光点は移動する。偏光
異方性ホログラム素子180は光L2’から見た見かけ
上の発光点が半導体レーザ611の出射位置になるよう
に溝形状が設計してある。従って、出射側から本光源装
置を見ると、出射光L1’と出射光L2’とはあたかも
同一の点から発光するような動作をすることができる。
【0055】以上のように本発明によれば、発光点が見
かけ上共通する2波長の光を発生する光源装置が高効率
に、簡単に実現できる。
【0056】上記の例において、偏光異方性ホログラム
素子180として、x軸方向の偏光を透過し、y軸方向
の偏光を回折する偏光異方性ホログラム素子を用いても
2波長の光を発生する光源装置が実現できる。
【0057】以下、このような光源装置について説明す
る。
【0058】基本構成は図1で示した光源装置と同じで
ある。但し、本光源装置では、偏光異方性ホログラム素
子180として、上記の光源装置と異なり、x軸方向の
偏光を透過し、y軸方向の偏光を回折する偏光異方性ホ
ログラム素子を用いている。また、波長板621は波長
650nm(λ1)の光に対して何も作用せず、波長7
80nm(λ2)の光に対してはλ/2板として作用す
るように設計したものを用いている。つまり、波長板6
21は半導体レーザ611からの光に対してほぼnλ板
(nは整数)として作用し、半導体レーザ612からの
光に対してほぼ(2m+1)λ/2板(mは整数)とな
るように、波長板621の厚さdを決定している。例え
ば、波長板621の厚さdを図3のBの位置で設計すれ
ばこれが実現できる。この場合、光L1に対しては3λ
板として作用し、光L2に対しては2.5λ板として作
用することになる。
【0059】この構成は、波長λ1(650nm)の光
と波長λ2(780nm)の光のどちらに対しても最適
な設計となっており、より高効率な2波長の光を発生す
る光源装置が実現できる。なお、光L1に対して6λ板
として作用する厚さの波長板621を用いた場合でも同
様の効果が得られる。
【0060】(実施の形態2)図5は実施の形態2の光
源装置630bの構成図である。本実施の形態2では、
実施の形態1における半導体レーザ611と半導体レー
ザ612を半導体レーザ613に置き換えたものであ
る。その他の構成は実施の形態1と同様である。半導体
レーザ613は半導体レーザ611と半導体レーザ61
2をモノリシックに集積化したもので2波長間のスポッ
ト間隔を精度良く実装できるため、高精度に発光点が一
致した光源装置が実現できる。
【0061】(実施の形態3)図6は実施の形態3の光
ヘッド装置の構成図である。光源装置630は実施の形
態1の光源装置630a又は実施の形態2の光源装置6
30bのいずれかであり、見かけ上同一の点から2つの
異なる波長の光L1’,L2’を出射する。
【0062】光源装置630は光ディスク350の種類
に応じて、光L1’,L2’のうちのどちらか一方もし
くは同時に両方の光を出射する。出射された光(L
1’、L2’)はビームスプリッタ361で反射され、
コリメートレンズ102、対物レンズ103を通り、光
ディスク350上に収束される(往路)。さらにこの光
は、光ディスク350に記録された情報を含んだ反射光
として往路と逆の光路を通り、ビームスプリッタ361
に入射する。この光はビームスプリッタ361を透過し
非点収差が加えられ、光検出器191で受光される。光
検出器191では複数に分割された受光素子により、フ
ォーカスサーボ信号等必要な情報が取り出される。
【0063】従来の光ヘッドでは、2つの光の光源の位
置が異なっていたため、それぞれの光に応じて2つの光
検出器が必要であった。本実施の形態によれば、1つの
光検出器191で足り、2つの光検出器を用いることに
付随する調整工程も簡略化でき、安価な光ヘッド装置が
実現できる。
【0064】(実施の形態4)図7は実施の形態4の光
源装置631の構成図である。本実施の形態4では、実
施の形態1の偏光異方性ホログラム素子180の溝の面
内形状を、半導体レーザ612の回折光L2’の見かけ
上の発光点が、半導体レーザ611の発光点と同一光軸
上の異なる位置となるように設計されている。
【0065】本実施の形態によれば、2つの異なる波長
の光の発光点の光軸方向の位置をずらして収差を補正す
る必要がある光ヘッド装置などに用いることが可能な光
源装置が実現できる。
【0066】なお、実施の形態2のように、半導体レー
ザ611と半導体レーザ612とをモノリシックに集積
化した半導体レーザ613に置き換えても実現可能であ
り、これにより高精度に光軸が一致した光源装置が実現
できる。
【0067】(実施の形態5)図8は実施の形態5の光
ヘッド装置の構成図である。光源装置631は実施の形
態4の光源装置であり、見かけ上光軸方向にずれた2つ
の点から異なる波長の光L1’,L2’を出射する。
【0068】光源装置631は光ディスクの種類に応じ
て、光L1’,L2’のうちのいずれかの光を出射す
る。
【0069】まず、光ディスク351を記録再生する場
合を説明する。この場合、半導体レーザ611を発光さ
せ、光源装置631から光L1’を出射させる。出射さ
れた光L1’はビームスプリッタ362を透過し、コリ
メートレンズ102で平行に変換され、対物レンズ10
3を通り、光ディスク351上に収束される(往路)。
さらにこの光は、光ディスク351に記録された情報を
含んだ反射光として往路と逆の光路を通り、ビームスプ
リッタ362に入射する。この光はビームスプリッタ3
62で反射され、サーボ信号を検出するため、ホログラ
ム素子171により波面変換され、光検出器192で受
光される。
【0070】次に、光ディスク351とは異なる厚さの
光ディスク352を記録再生する場合を説明する。この
場合、半導体レーザ612を発光させ、光源装置631
から光L2’を出射させる。出射された光L2’はビー
ムスプリッタ362を透過し、コリメートレンズ102
で平行からわずかにずれた光に変換され、対物レンズ1
03を通り光ディスク352上に収束される(往路)。
この時、対物レンズ103にわずかに平行からずれた光
が入射するため、光ディスク基板の厚さの相違による球
面収差が補正される。光L2’はさらに光ディスク35
2に記録された情報を含んだ反射光として往路と逆の光
路を通り、ビームスプリッタ362に入射する。この光
はビームスプリッタ362で反射され、サーボ信号を検
出するため、ホログラム素子171により波面変換さ
れ、光検出器192で受光される。
【0071】本実施の形態によれば、厚さの異なった光
ディスクを再生可能な光ヘッドを簡単に、安価に実現で
きる。
【0072】(実施の形態6)図9は実施の形態6の光
源装置632の構成図である。本実施の形態の光源装置
632は、偏光を利用して、往復の光路を高効率に分離
する光学系に用いる光源装置である。
【0073】実施の形態1、実施の形態2および実施の
形態4の光源装置は、光L1と光L2の偏光方向が直交
しているため、λ/4板と偏光分離光学系を組み合わせ
た往復光路光学系では使用できない。本実施の形態の光
学装置632は、この問題を波長板622を用いること
で解決する。
【0074】波長板622は、波長板621と同じ作用
をする波長板で、波長板621,622を、両進相軸方
向が同じ方向もしくは相互に直交する方向となるように
配置して、その間に偏光異方性ホログラム素子180を
挟むように積層している。この波長板622により波長
板621で偏光方向を変えられた光の偏光方向を戻すこ
とができ、光L1’と光L2’の偏光方向が一致した光
源装置が実現できる。
【0075】(実施の形態7)図10は実施の形態7の
光ヘッド装置の構成図である。光源装置632は実施の
形態6の光源装置であり、見かけ上同一の点から偏光方
向のそろった2つの異なる波長の光L1’,L2’を出
射する。
【0076】光源装置632は光ディスク351の種類
に応じて、光L1’,L2’のうちのどちらか一方もし
くは同時に両方の光を出射する。出射された光(L
1’、L2’)は偏光ビームスプリッタ107を透過
し、コリメートレンズ102で平行光に変換された後、
1/4波長板115で円偏光に変換され、対物レンズ1
03を通り光ディスク351上に収束される(往路)。
さらにこの光は、光ディスク351に記録された情報を
含んだ反射光として往路と逆の光路を通り偏光ビームス
プリッタ107に入射する。この際、1/4波長板11
5により円偏光は往路と直交した偏光に変換される。こ
の光は偏光ビームスプリッタ107で反射され、円筒レ
ンズ109により非点収差が加えられ、光検出器193
で受光される。光検出器193では複数に分割された受
光素子により、フォーカスサーボ信号等必要な情報が取
り出される。
【0077】本実施の形態によれば、往復の光路を効率
良く分岐できるので、高効率な光ヘッド装置が実現でき
る。
【0078】(実施の形態8)図11は実施の形態8の
光学素子の構造を表わす断面図である。410は等方性
基板であり、表面に断面形状が鋸歯状の周期的な溝が形
成されている。この鋸歯状の溝には複屈折材料450が
充填されている。等方性基板410と複屈折材料450
は、y軸方向の屈折が一致するように選定されており、
この方向の偏光を回折しないようにしている。
【0079】また、x軸方向に偏光した波長λ2の光
(L2)を最大効率で回折するために、複屈折材料45
0の溝の最深部を通過した光と、最浅部を通過した光の
位相差が波長λ2において2πになるように複屈折材料
450の複屈折量に応じて溝の深さを決定している。こ
の構造により、x軸方向の偏光を回折し、y軸方向の偏
光を透過する作用を実現している。
【0080】さらに本素子は、波長650nm(λ1
の光に対してλ/2板として作用し、波長780nm
(λ2)の光に対してはなにも作用しないように設計さ
れた複屈折基板420が、複屈折材料450の等方性基
板410の反対側の面に、その進相軸がx軸と45度を
なすように配置している。
【0081】本光学素子は、等方性基板410及び複屈
折材料450からなる偏光異方性ホログラム素子と波長
板(複屈折基板420)とが集積化されているために、
小型である。また作製もウエハー状態で作製し切り出す
方法が使用できるために大量生産に向いた構造である。
【0082】(実施の形態9)図12は実施の形態9の
光学素子の構造を表わす断面図である。等方性基板41
1の表面には樹脂などの複屈折材料451の薄膜を形成
または接着し、さらにの断面形状が鋸歯状の複屈折材料
450を形成し、この鋸歯状の溝を等方性材料441で
充填している。さらに湿度などの耐環境性を向上させる
ために等方性基板412を接着している。複屈折材料4
50と等方性材料441は、y軸方向の屈折が一致する
ように選定されており、この方向の偏光を回折しないよ
うにしている。
【0083】また、x軸方向に偏光した波長λ2の光
(L2)を最大効率で回折するために、複屈折材料45
0の溝の最深部を通過した光と、最浅部を通過した光の
位相差が波長λ2において2πになるように溝の深さを
決定している。この構造により、x軸方向の偏光を回折
し、y軸方向の偏光を透過する作用を実現している。
【0084】さらに本素子は、波長650nm(λ1
の光に対してλ/2板として作用し、波長780nm
(λ2)の光に対しては何も作用しないように複屈折材
料451の厚さが設計されており、その進相軸がx軸と
45度をなすように配置している。
【0085】本光学素子は、等方性材料441及び複屈
折材料450からなる偏光異方性ホログラム素子と波長
板(複屈折材料451)が集積化されているために、小
型である。また作製もウエハー状態で作製し、切り出す
方法が使用できるために大量生産に向いた構造である。
【0086】(実施の形態10)図13は実施の形態1
0の光学素子の構造を表わす断面図である。本素子は、
実施の形態8(図11)の光学素子の等方性基板410
上に複屈折基板421を集積化したものである。実施の
形態8と同一の部材には同一の符号を付して重複する説
明を省略する。複屈折基板421に複屈折基板420と
同じ機能をもたせることで、実施の形態6で説明したよ
うに、出射する2つの光の偏光方向をそろえることがで
きる。
【0087】(実施の形態11)図14は実施の形態1
1の光学素子の構造を表わす断面図である。本素子は実
施の形態9(図12)の光学素子の等方性材料441と
等方性基板412との間に複屈折材料452を集積化し
たものである。実施の形態9と同一の部材には同一の符
号を付して重複する説明を省略する。複屈折材料452
に複屈折材料451と同じ機能をもたせることで、実施
の形態6で説明したように、出射する2つの光の偏光方
向をそろえることができる。
【0088】(実施の形態12)図15は実施の形態1
2の光情報処理装置の構成図である。光ディスク350
は回転機構501によって回転される。光ヘッド装置5
00は光ディスク350の所望の情報が存在するトラッ
クのところまで、駆動装置502によって粗動される。
光ヘッド装置500はまた光ディスク350との位置関
係に対応してフォーカスエラー信号やトラッキングエラ
ー信号を電気回路504へ送る。電気回路504はこの
信号に対応して、光ヘッド装置500へ、対物レンズを
微動させるための信号を送る。この信号によって、光ヘ
ッドは、光ディスク350に対してフォーカスサーボ
と、トラッキングサーボを行い、光ディスク350に対
して、情報の読みだし、または書き込みや消去を行う。
また、電気回路504は光ディスク350の種類を判別
し、適切な波長の光を発光する機能も有している。
【0089】光ヘッド装置500としては、実施の形態
3,5,7のいずれかの光ヘッド装置を用いることがで
きる。本実施の形態の光情報処理装置は、このような光
ヘッド装置500を用いているため、異なる種類の光デ
ィスクの記録及び/又は再生が実現できるという特徴を
持つ。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光源装置
及び発光点位置合わせ方法によれば、波長が異なる2つ
の光を、簡単な構成で低コストに、光軸を揃えて高効率
に出射させることができる。
【0091】また、本発明の光学素子によれば、異なる
位置に配置した光源から出射された異なる波長の2つの
光を、光の強度をほとんど低下させることなく、光軸を
揃えて出射させることができる。
【0092】また、本発明の光ヘッド装置によれば、放
射光源が光軸が揃った2つの異なる波長の光を出射する
ので、2つの波長の光にそれぞれ対応して収束光学系と
光検出器とを設ける必要がない。従って、小型で、調整
工程の増加がなく、低コストの光ヘッド装置を提供でき
る。
【0093】また、本発明の光情報処理装置によれば、
使用波長が異なる情報記録媒体に対して情報の記録及び
/又は再生が可能な光情報処理装置を簡単な構成で低コ
ストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の光源装置の構成図
【図2】実施の形態1の光源装置に使用される偏光異方
性ホログラム素子の構造を表わす断面図
【図3】本発明の実施の形態1の波長板を説明する図
【図4】本発明の実施の形態1の光源装置において、偏
光異方性ホログラム素子と波長板の配置方向を示した図
【図5】本発明の実施の形態2の光源装置の構成図
【図6】本発明の実施の形態3の光ヘッド装置の構成図
【図7】本発明の実施の形態4の光源装置の構成図
【図8】本発明の実施の形態5の光ヘッド装置の構成図
【図9】本発明の実施の形態6の光源装置の構成図
【図10】本発明の実施の形態7の光ヘッド装置の構成
【図11】本発明の実施の形態8の光学素子の構造を表
わす断面図
【図12】本発明の実施の形態9の光学素子の構造を表
わす断面図
【図13】本発明の実施の形態10の光学素子の構造を
表わす断面図
【図14】本発明の実施の形態11の光学素子の構造を
表わす断面図
【図15】本発明の実施の形態12の光情報処理装置の
構成図
【図16】従来の光ヘッド装置の構成図
【図17】従来の光源装置の構成図であり、図17
(A)は平面図、図17(B)は側面方向断面図
【符号の説明】
102 コリメートレンズ 103 対物レンズ 107 偏光ビームスプリッタ 109 円筒レンズ 115 1/4波長板 119 パッケージ 120 偏光分離ホログラム 171 ホログラム素子 180 偏光異方性ホログラム素子 191、192、193 光検出器 300、301、302 保持手段 350、351、352 光ディスク 361、362 ビームスプリッタ 410、411、412 等方性基板 420、421 複屈折基板 441 等方性材料 450、451、452 複屈折材料 500 光ヘッド装置 501 回転機構 502 駆動装置 504 電気回路 611、612、613 半導体レーザ 621、622 波長板 625 進相軸方向 630、630a、630b、631、632 光源
装置 641、642 反射ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/135 G11B 7/135 A Z H01S 5/40 H01S 5/40 (72)発明者 門脇 慎一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H049 AA02 AA12 AA25 AA31 AA57 BA06 BA08 BA42 BB03 BB62 BC21 CA09 CA15 CA28 2H099 AA05 BA17 CA02 CA07 DA09 5D119 AA04 AA38 AA41 BA01 DA01 DA05 EA02 EA03 EC45 EC47 EC48 FA05 FA09 JA12 JA14 JA25 JA26 JA31 KA02 LB07 5F073 AB06 AB25 EA29 FA30

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の波長を有し、第1の方向に偏光し
    た光を出射する第1の光源と、 前記第1の波長と異なる第2の波長を有し、前記第1の
    方向に偏光した光を出射する第2の光源と、 前記第1の波長の光に対して実質的に(2m+1)λ/
    2板(mは整数)として作用し、前記第2の波長の光に
    対して実質的にnλ板(nは整数)として作用する波長
    板と、 前記第1の方向に偏光した光を回折し、前記第1の方向
    と直交する第2の方向に偏光した光を透過する回折素子
    とを有し、 前記波長板は、前記第1の光源から出射した光を前記第
    2の方向に偏光した光に変換して透過させ、前記第2の
    光源から出射した光を偏光方向を変換せずに透過させ、 前記回折素子は、前記波長板を透過した前記第2の光源
    から出射した光を回折することにより、 前記回折素子により回折された前記第2の光源から出射
    した光が前記第2の光源の発光点とは異なる見かけ上の
    発光点を持つように設計されていることを特徴とする光
    源装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の光源から出射した光の見かけ
    上の発光点が、前記第1の光源の発光点と一致すること
    を特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の光源は特定の方向に指向性を
    持った光を出射し、 前記第2の光源から出射した光の見かけ上の発光点が、
    前記第1の光源の発光点から前記特定の方向に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記第1の波長の光に対して実質
    的に(2m’+1)λ/2板(m’は整数)として作用
    し、前記第2の波長の光に対して実質的にn’λ板
    (n’は整数)として作用する第2の波長板を有し、 前記第2の波長板が、前記第2の方向に偏光した光に変
    換された前記第1の光源から出射した光を、前記第1の
    方向に偏光した光に変換することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の光源装置。
  5. 【請求項5】 第1の波長を有し、第1の方向に偏光し
    た光を出射する第1の光源と、 前記第1の波長と異なる第2の波長を有し、前記第1の
    方向に偏光した光を出射する第2の光源と、 前記第1の波長の光に対して実質的にnλ板(nは整
    数)として作用し、前記第2の波長の光に対して実質的
    に(2m+1)λ/2板(mは整数)として作用する波
    長板と、 前記第1の方向に偏光した光を透過し、前記第1の方向
    と直交する第2の方向に偏光した光を回折する回折素子
    とを有し、 前記波長板は、前記第2の光源から出射した光を前記第
    2の方向に偏光した光に変換して透過させ、前記第1の
    光源から出射した光を偏光方向を変換せずに透過させ、 前記回折素子は、前記波長板を透過した前記第2の光源
    から出射した光を回折することにより、 前記回折素子により回折された前記第2の光源から出射
    した光が前記第2の光源の発光点とは異なる見かけ上の
    発光点を持つように設計されていることを特徴とする光
    源装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の光源から出射した光の見かけ
    上の発光点が、前記第1の光源の発光点と一致すること
    を特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の光源は特定の方向に指向性を
    持った光を出射し、 前記第2の光源から出射した光の見かけ上の発光点が、
    前記第1の光源の発光点から前記特定の方向に位置する
    ことを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記第1の波長の光に対して実質
    的にn’λ板(n’は整数)として作用し、前記第2の
    波長の光に対して実質的に(2m’+1)λ/2板
    (m’は整数)として作用する第2の波長板を有し、 前記第2の波長板が、前記第2の方向に偏光した光に変
    換された前記第2の光源から出射した光を、前記第1の
    方向に偏光した光に変換することを特徴とする請求項5
    〜7のいずれかに記載の光源装置。
  9. 【請求項9】 第1の波長の光に対して実質的にnλ板
    (nは整数)として作用し、第2の波長の光に対して実
    質的に(2m+1)λ/2板(mは整数)として作用す
    る波長板と、 第1の方向に偏光した光を透過し、前記第1の方向と直
    交する第2の方向に偏光した光を回折する回折素子とを
    有し、 前記波長板の進相軸と前記第1の方向とがなす角度がお
    おむね45度となるように、前記波長板と前記回折素子
    とが配置されていることを特徴とする光学素子。
  10. 【請求項10】 第1の波長の光に対して実質的にnλ
    板(nは整数)として作用し、第2の波長の光に対して
    実質的に(2m+1)λ/2板(mは整数)として作用
    する第1の波長板と、 前記第1の波長の光に対して実質的にn’λ板(n’は
    整数)として作用し、前記第2の波長の光に対して実質
    的に(2m’+1)λ/2板(m’は整数)として作用
    する第2の波長板と、 第1の方向に偏光した光を透過し、前記第1の方向と直
    交する第2の方向に偏光した光を回折する回折素子とを
    有し、 前記第1の波長板の進相軸と前記第1の方向とがなす角
    度、及び前記第2の波長板の進相軸と前記第1の方向と
    がなす角度がいずれもおおむね45度となるように、前
    記第1の波長板、前記回折素子、及び前記第2の波長板
    がこの順に配置されていることを特徴とする光学素子。
  11. 【請求項11】 放射光源と、前記放射光源からの光ビ
    ームを収束して情報記録媒体上に微小スポットを形成す
    る収束光学系と、前記情報記録媒体で反射した光ビーム
    を受け光電流を出力する光検出器とを具備した光ヘッド
    装置であって、前記放射光源が請求項1〜8のいずれか
    に記載の光源装置であることを特徴とする光ヘッド装
    置。
  12. 【請求項12】 情報記録媒体に光ビームを照射してそ
    の反射光から情報を読み取る光ヘッド装置と、前記光ヘ
    ッド装置を制御し、読み取られた情報を処理する電気回
    路とを具備した光情報処理装置であって、 前記光ヘッド装置が請求項11に記載の光ヘッド装置で
    あり、 前記電気回路が、前記情報記録媒体の種類に応じて前記
    光ヘッド装置内の光源装置が適切な波長の光を出射する
    ように制御することを特徴とする光情報処理装置。
  13. 【請求項13】 第1の波長を有し、第1の方向に偏光
    した光を出射する第1の光源と、 前記第1の波長と異なる第2の波長を有し、前記第1の
    方向に偏光した光を出射する第2の光源とを有する光学
    系において、 前記第1の光源から出射した光及び前記第2の光源から
    出射した光を、前記第1の波長の光に対して実質的に
    (2m+1)λ/2板(mは整数)として作用し、前記
    第2の波長の光に対して実質的にnλ板(nは整数)と
    して作用する波長板に入射させ、前記第1の光源から出
    射した光を前記第1の方向と直交する第2の方向に偏光
    した光に変換して透過させるとともに、前記第2の光源
    から出射した光を偏光方向を変換せずに透過させた後、 回折格子に入射させ、前記第1の方向に偏光した光を回
    折し、前記第2の方向に偏光した光を透過させることに
    より、 前記第2の光源から出射した光が、前記第2の光源の発
    光点とは異なる見かけ上の発光点を持つように発光点を
    位置合わせする発光点位置合わせ方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の光源から出射した光の見か
    け上の発光点を、前記第1の光源の発光点と一致させる
    ことを特徴とする請求項13に記載の発光点位置合わせ
    方法。
  15. 【請求項15】 前記第1の光源は特定の方向に指向性
    を持った光を出射し、 前記第2の光源から出射した光の見かけ上の発光点を、
    前記第1の光源の発光点から前記特定の方向に位置させ
    ることを特徴とする請求項13に記載の発光点位置合わ
    せ方法。
  16. 【請求項16】 第1の波長を有し、第1の方向に偏光
    した光を出射する第1の光源と、 前記第1の波長と異なる第2の波長を有し、前記第1の
    方向に偏光した光を出射する第2の光源とを有する光学
    系において、 前記第1の光源から出射した光及び前記第2の光源から
    出射した光を、前記第1の波長の光に対して実質的にn
    λ板(nは整数)として作用し、前記第2の波長の光に
    対して実質的に(2m+1)λ/2板(mは整数)とし
    て作用する波長板に入射させ、前記第1の光源から出射
    した光を偏光方向を変換せずに透過させるとともに、前
    記第2の光源から出射した光を前記第1の方向と直交す
    る第2の方向に偏光した光に変換して透過させた後、 回折格子に入射させ、前記第2の方向に偏光した光を回
    折し、前記第1の方向に偏光した光を透過させることに
    より、 前記第2の光源から出射した光が、前記第2の光源の発
    光点とは異なる見かけ上の発光点を持つように発光点を
    位置合わせする発光点位置合わせ方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の光源から出射した光の見か
    け上の発光点を、前記第1の光源の発光点と一致させる
    ことを特徴とする請求項16に記載の発光点位置合わせ
    方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の光源は特定の方向に指向性
    を持った光を出射し、 前記第2の光源から出射した光の見かけ上の発光点を、
    前記第1の光源の発光点から前記特定の方向に位置させ
    ることを特徴とする請求項16に記載の発光点位置合わ
    せ方法。
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