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JP2002012368A - 巻取機の速度制御装置 - Google Patents

巻取機の速度制御装置

Info

Publication number
JP2002012368A
JP2002012368A JP2000195405A JP2000195405A JP2002012368A JP 2002012368 A JP2002012368 A JP 2002012368A JP 2000195405 A JP2000195405 A JP 2000195405A JP 2000195405 A JP2000195405 A JP 2000195405A JP 2002012368 A JP2002012368 A JP 2002012368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deceleration
stop control
winding
bobbin holder
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000195405A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsufumi Muta
勝文 牟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2000195405A priority Critical patent/JP2002012368A/ja
Publication of JP2002012368A publication Critical patent/JP2002012368A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速開始直後に巻取停止を行うような場合、
ボビンホルダを迅速に停止させてインバータの過電流に
よる非常停止を確実に防止しつつ、満管時等の慣性の大
きな状態で減速停止する際にも,インバータの過電流に
よる非常停止を確実に防止することができる巻取機の速
度制御装置を提供する。 【解決手段】 スピンドル駆動型巻取機のコントローラ
10において、第1の減速停止制御モードに従ってボビ
ンホルダ駆動用モータ4,5を減速停止制御する加速中
減速停止制御手段103と、第1の減速停止制御モード
とは異なる第2の減速停止制御モードに従って前記駆動
用モータ4,5を減速停止制御する巻取中減速停止制御
手段104と、巻取停止信号が入力されたとき、ボビン
ホルダBH1,BH2が加速中にあるか巻取中にあるか
に基づいて、加速中減速停止制御手段103又は巻取中
減速停止制御手段104のいずれかを選択する選択手段
102とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1又は複数のボビ
ンが装着されたボビンホルダを駆動するモータを備えた
スピンドル駆動型巻取機の速度制御装置に関し、例え
ば、2つのボビンホルダを待機位置と巻取位置との間で
自動的に切り換えながら連続的にフィラメント糸の巻取
りを行うスピンドル駆動型の紡糸巻取機に関する。
【0002】
【従来の技術】紡糸巻取機等のスピンドル駆動型の巻取
機は、スピンドルであるボビンホルダを駆動するための
誘導モータ等の駆動用モータを備えている。該駆動用モ
ータを制御するコントローラは、作業者が巻取停止スイ
ッチを操作した場合、パッケージが満管になった場合或
いはアラームが発生した場合には、駆動用モータを徐々
に減速させて停止するように減速停止制御を行う。
【0003】このようなボビンホルダの減速停止制御に
関する技術として、例えば予め単一の減速時間をコント
ローラに設定しておき、全ての減速時においてその減速
時間で停止するよう制御する方法(第1の方法)が採用
されている。この方法では、パラメータである減速時間
は、最も慣性が大きな満管時に過電流が発生しないよう
に長い時間に設定されている。
【0004】また、特開昭62−215476号公報に
記載されているように、空巻、完巻に関わりなく制動時
間を略一定にすることを目的として、少なくともボビン
ホルダの回転数又は巻径に関する関数で減速勾配を変え
ることが知られている。特開昭62−215476号公
報には、第1の実施例として、公報中の図2を用いて、
制動直前のインバータ周波数と速度目標値とから巻径を
求め、その巻径とインバータ周波数とから減速勾配を演
算する方法(第2の方法)が説明されている。また、第
2の実施例として、公報中の図3を用いて、回転数に関
する関数で減速勾配を決定し、所定の速度では巻径に関
係なく同じ時間で制動される方法(第3の方法)が説明
されている。
【0005】第1〜第3の方法のようなインバータを使
ったモータの加速制御は、一般的に加速中の全期間にお
いて電圧と周波数との比を一定値pに維持する電圧/周
波数一定制御が行われる。しかし、産業機械である紡糸
巻取機等の巻取機においては、加速時間を短縮する等の
目的により、加速期間の初期に、周波数に対する電圧の
比を前記一定値pよりやや大きくする電圧嵩上げ方式が
採用されることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば紡糸巻取機にお
いては、以下のような場合において、ボビンホルダの加
速中に巻取停止スイッチが操作されることがある。一例
として、巻取機の起動時、即ち最初に手動で糸掛けする
前において、起動直後にパラメータの設定ミスに気付い
たような場合がある。他の例としては、上流側の紡糸装
置をメンテナンスする場合がある。後者のようなメンテ
ナンス時には、パッケージを無駄にしないように、巻取
中のパッケージが満管に達した直後に巻取りを停止する
ことが好ましいが、このタイミングでは待機位置にある
方のボビンホルダは加速中となっている。
【0007】上述した第1〜第3のいずれの方法におい
ても、ボビンホルダの加速中(糸掛け前)に停止する際
の減速停止制御については考慮されておらず、加速状態
から減速停止する場合に以下のような問題がある。
【0008】まず、単一の減速時間をパラメータとして
予め設定しておく第1の方法では、糸掛け前の加速状態
から減速停止する場合、上述したように過電流防止のた
め減速時間が長く設定されているので、低速状態にあり
且つ回転体の慣性が小さいにも関わらず、完全に停止す
るまでに不要な時間が必要になるという問題がある。特
に、起動時における加速開始直後(一方のボビンホルダ
のみ加速中で他方のボビンホルダは停止したままの状
態)に巻取停止操作を行った際には、極低速状態から長
時間かけて制動されることになり非常に効率が悪い。ま
た、上述したように加速開始直後(加速初期期間)には
電圧の嵩上げを行っているので、長時間かけて減速停止
させると、電圧の嵩上げによる過電流状態が所定時間以
上継続することになり、それによってインバータが非常
停止(トリップ)してしまうことがある。インバータト
リップが発生すると、インバータの出力が停止され、解
除するには特別にリセット操作を行う必要があるという
問題がある。
【0009】また、上記公報には、第2の方法の説明と
して、回転数が高く巻径が小さいとき(慣性が小さいと
き)には急減速勾配で、回転数が低く巻径が大きいとき
(慣性が大きいとき)には緩い減速勾配で制動される旨
が説明されている。これは巻取中において次第にボビン
ホルダの回転数が減速されていくことを前提としたもの
であり、公報の図2からも分かるように、ボビンホルダ
の回転数が低い場合(B1又はB1’)は、回転数が高
い場合(A1又はA2’)より緩やかに制動される。従
って、加速中に巻取停止操作を行った場合には、未だイ
ンバータ周波数が低いため、巻径が大であると認識され
て緩やかに制動され、第1の方法と同様の問題が発生す
る可能性がある。
【0010】更に、回転数のみに関する関数(巻径には
無関係)で減速勾配を決定する第3の方法では、未だイ
ンバータ周波数が低い状態である加速中に巻取停止操作
を行った場合には、最高速度との割合で求めた短時間で
制動されることになり(公報中4式参照)、無駄な長時
間制動は発生しない。しかしながら、上述したように巻
取中においては、巻取りの進行に伴ってボビンホルダの
回転数は次第に減少していくため、第3の方法では、満
管時或いは満管直前に停止する際には、慣性が非常に大
きいにも関わらず、最高速度に対する現在速度の割合が
小さいことから、減速時間が短くなり急激な制動が行わ
れる。慣性が大きな状態で急激な制動を行うと、過電流
によりインバータトリップが発生するという問題があ
る。
【0011】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、加速開始直後に巻取停止を行うような場合、ボビン
ホルダを迅速に停止させてインバータの過電流による非
常停止を確実に防止しつつ、満管時等の慣性の大きな状
態で減速停止する際にも、インバータの過電流による非
常停止を確実に防止することができる巻取機の速度制御
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、1又は複数のボビンが装着
されたボビンホルダを駆動するモータを備えた巻取機の
速度制御装置において、第1の減速停止制御モードに従
ってボビンホルダ駆動用モータを減速停止制御する加速
中減速停止制御手段と、第1の減速停止制御モードとは
異なる第2の減速停止制御モードに従って前記駆動用モ
ータを減速停止制御する巻取中減速停止制御手段と、巻
取停止信号が入力されたとき又はアラーム発生信号が入
力されたとき、ボビンホルダが加速中にあるか巻取中に
あるかに基づいて、加速中減速停止制御手段又は巻取中
減速停止制御手段のいずれかを選択する選択手段とを備
えたことを特徴とする。この発明では、巻取停止スイッ
チが操作される等により巻取停止信号が入力されるか又
は巻取機の異常等によりアラーム発生信号が入力される
と、選択手段は、巻取状態(ボビンホルダが加速中にあ
るか巻取中にあるか)に応じて、加速中減速停止制御手
段又は巻取中減速停止制御手段のいずれかを選択する。
選択された制御手段は、それぞれが有する減速停止制御
モードに従って、ボビンホルダ駆動用モータの減速停止
制御を行う。
【0013】請求項2記載の発明は、巻取位置と待機位
置とに位置切り替え自在であり、それぞれ別個に駆動用
モータが接続された2本のボビンホルダを備え、巻取位
置にある一方のボビンホルダ上のパッケージが満管に達
した際、ボビンホルダ切替えによる糸渡しを行って他方
のボビンホルダに対する巻取りを開始するようにした巻
取機の速度制御装置において、第1の減速停止制御モー
ドに従って前記駆動用モータを減速停止制御する加速中
減速停止制御手段と、第1の減速停止制御モードとは異
なる第2の減速停止制御モードに従って前記駆動用モー
タを減速停止制御する巻取中減速停止制御手段と、巻取
停止信号が入力されたとき又はアラーム発生信号が入力
されたとき、各ボビンホルダ毎の巻取状態に基づいて、
各ボビンホルダに対してそれぞれ別個に加速中減速停止
制御手段又は巻取中減速停止制御手段のいずれかを選択
する選択手段とを備えたことを特徴とする巻取機の速度
制御装置。
【0014】請求項2記載の発明では、巻取停止スイッ
チが操作される等により巻取停止信号が入力されるか又
は巻取機の異常等によりアラーム発生信号が入力される
と、選択手段は、各ボビンホルダ毎の巻取状態(ボビン
ホルダが加速中にあるか巻取中にあるか)に応じて、各
ボビンボルダに対してそれぞれ別個に加速中減速停止制
御手段又は巻取中減速停止制御手段のいずれかを選択す
る。例えば、待機位置にあるボビンホルダが加速中で、
巻取位置にあるボビンホルダが満管に達した時点で巻取
停止信号が入力されると、待機位置にある方のボビンホ
ルダに対しては加速中減速停止制御手段が選択され、巻
取位置にある方のボビンホルダに対しては巻取中減速制
御手段が選択される。各ボビンホルダは、それぞれ選択
された制御手段が有する減速停止制御モードに従って減
速停止制御される。
【0015】請求項3記載の発明は、前記第1及び第2
の減速停止制御モードのうち、一方の減速停止制御モー
ドには減速用パラメータとして減速勾配が、他方の減速
停止制御モードには減速用パラメータとして減速時間が
予め設定されていることを特徴とする。この発明では、
選択された制御手段に応じて、予め設定された減速勾配
又は減速時間となるようにモータが減速停止制御され
る。例えば、加速中減速停止制御手段が選択された場合
には、第1の減速停止制御モードに予め設定された減速
勾配となるように減速停止制御(制動)が行われ、巻取
中減速停止制御手段が選択された場合、第2の減速停止
制御モードに予め設定された減速時間となるように減速
停止制御(制動)が行われる。
【0016】請求項4記載の発明は、前記第1及び第2
の減速停止制御モードには減速用パラメータとして減速
勾配が予め設定され、第1の減速停止制御モードに設定
された減速勾配は第2の減速停止制御モードに設定され
た減速勾配より大きくなっていることを特徴とする。こ
の発明では、選択された制御手段に応じて、予め設定さ
れた減速勾配となるようにモータが減速停止制御され
る。加速中減速停止制御手段が選択された場合には、第
1の減速停止制御モードに予め設定された大きな(急激
な)減速勾配となるように減速停止制御(制動)が行わ
れ、巻取中減速停止制御手段が選択された場合には、第
2の減速停止制御モードに予め設定された小さい(緩や
かな)減速勾配となるように減速停止制御(制動)が行
われる。
【0017】請求項5記載の発明は、前記第1及び第2
の減速停止制御モードには減速用パラメータとして減速
時間が予め設定され、第1の減速停止制御モードに設定
された減速時間は第2の減速停止制御モードに設定され
た減速時間より短くなっていることを特徴とする。この
発明では、選択された制御手段に応じて、予め設定され
た減速時間となるようにモータが減速停止制御される。
加速中減速停止制御手段が選択された場合には、第1の
減速停止制御モードに予め設定された短い減速時間とな
るように減速停止制御(制動)が行われ、巻取中減速停
止制御手段が選択された場合には、第2の減速停止制御
モードに予め設定された長い減速時間となるように減速
停止制御(制動)が行われる。
【0018】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面を用い
て説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実
施の形態に限定されるものではない。図1は本実施の形
態に係るスピンドル駆動型巻取機の構成を示す概略図、
図2はボビンホルダの回転速度の状態を示す概略線図、
図3はボビンホルダの減速停止制御を示す機能ブロック
図、図4は減速停止制御の第1例を示すフローチャー
ト、図5は減速停止制御の第2例を示すフローチャー
ト、図6は減速停止制御の第3例を示すフローチャート
である。
【0019】図1に示すスピンドル駆動型紡糸巻取機
は、複数のボビンBが装着された2本のボビンホルダ
(スピンドル)1,2と、巻取位置にあるボビンホルダ
BH1に接触する接触ローラ3とを備えている。各ボビ
ンBにはそれぞれ上流側にある紡糸装置から紡出された
糸条(フィラメント糸)が連続的に巻取られる。2本の
ボビンホルダBH1,2は図示しないターレット部材に
支持されており、該ターレット部材の回動により、待機
位置と巻取位置との間で切り換えられる。即ち、巻取位
置にあるボビンホルダBH1上のパッケージPが満管に
なると、ターレット部材が回動して、巻取位置にあった
ボビンホルダBH1が待機位置に、待機位置にあったボ
ビンホルダBH2が巻取位置に移動するようになってい
る。
【0020】接触ローラ3はパッケージPの巻太りに伴
って移動するために、パッケージP(ボビンホルダBH
1,2)に対して接離自在な可動枠体(図示略)に回転
自在に支持されており、該可動枠体には、ボビンBの軸
方向に糸条をトラバースする図示しないトラバース装置
が設けられている。尚、ボビンBの周囲に糸層を形成し
たものをパッケージPとする。
【0021】また、紡糸巻取機は、一方のボビンホルダ
BH1を駆動するための駆動用モータ4と、他方のボビ
ンホルダBH2を駆動するための駆動用モータ5と、接
触ローラ3を駆動するための駆動用モータ6とを備えて
いる。各駆動用モータ4,5はそれぞれ各ボビンホルダ
BH1,2の回転軸に直接的に又は連結部材を介して接
続され、各ボビンホルダBH1,2を別個に駆動する。
駆動用モータ4〜6として例えば誘導モータを使用する
ことができるが、これは特に誘導モータに限定されるも
のではなく、ブラシレスモータ等を使用することも可能
である。
【0022】7〜9は各駆動用モータ4〜6にそれぞれ
設けられたインバータであり、駆動用モータ4〜6はそ
れぞれインバータ7〜9からの出力周波数に応じた速度
で回転する。コントローラ10は各インバータ7〜9に
速度指令信号を出力するものであり、各インバータ7〜
9は、コントローラ10から入力した指令信号に応じた
モータ駆動信号を出力する。このような構成により、コ
ントローラ10は、各インバータ7〜9を介して、各駆
動用モータ4〜6の回転速度を制御するようになってい
る。尚、コントローラ10は、中央処理装置(CPU)
及びメモリ(ROM及びRAM)を含むマイクロコンピ
ュータを主体に構成され、該マイコンの演算機能を用い
て後述するような減速停止制御機能を実行する。
【0023】コントローラ10に対しては、設定器11
により各種パラメータを設定入力することができる。設
定器11から設定されたパラメータは、コントローラ1
0内のメモリに格納される。後述する減速用パラメータ
(減速勾配a1,a2,b2及び/又は減速時間a3,
b1,b3)も設定器11からコントローラ10に設定
入力される。
【0024】12,13は回転数検出器であり、ボビン
ホルダBH1又はBH2の回転速度に応じた回転数検出
信号をコントローラ10に対して出力する。コントロー
ラ10は、回転数検出器12,13からの回転数検出信
号に基づいて、ボビンホルダBH1又はBH2の現在速
度を検出することができる。コントローラ10は図示し
ないトラバース装置の制御も行っており、検出した巻取
中のボビンホルダ速度から巻径を算出し、該巻径に応じ
てトラバース動作を制御する。例えば、所定の巻径に達
する毎にトラバース速度を大きく変化させてリボン巻き
を防止する制御が行われる。また、14は接触ローラ3
の現在速度検出用の回転数検出器であり、ボビンホルダ
の場合と同様に回転数検出器14からの回転数検出信号
はコントローラ10に入力される。15は巻取機の機台
に設けられた巻取停止スイッチであり、作業者により操
作されると巻取停止信号をコントローラ10に出力す
る。巻取停止スイッチ15としては、公知の各種形態の
スイッチを使用することができる。
【0025】次に、紡糸巻取機におけるボビンホルダB
H1の速度制御について説明する。図2に示すように、
巻取位置にある状態で一方のボビンホルダBH1の加速
を開始した後、加速終了速度に相当する糸掛け速度に達
すると、作業者による手動糸掛けを含む糸掛け動作が行
われて糸条の巻取りが開始される。糸掛け動作が終了す
ると、トラバースが開始されて、該ボビンホルダBH1
に巻取りが開始されることになる。
【0026】巻取中においては、接触ローラ3の回転速
度が所定速度(一定の目標速度)となるようにボビンホ
ルダBH1の回転速度が制御される。即ち、接触ローラ
3の回転速度に基づいたボビンホルダBH1のフィード
バック制御が行われる。例えばコントローラ10は、回
転数検出器14からの回転数検出信号に基づいて接触ロ
ーラ3の現在速度を検出し、その検出速度と予め設定さ
れた目標速度とを比較し、その偏差に応じてPI制御又
はPID制御により制御出力値を算出する。この算出し
た制御出力値に応じた指令信号をインバータ7に出力す
ることで、接触ローラ3が目標速度になるようボビンホ
ルダBH1が制御される。
【0027】接触ローラ3が予め設定された定速になる
ように糸巻取中のボビンホルダBH1が制御されるの
で、図2の巻取中期間に示すように、巻取りの進行に伴
ってボビンホルダBH1の回転速度は次第に減少させら
れる。これは外径が次第に増大するパッケージPの周速
を一定に維持するためである。パッケージP上に所定量
の糸条が巻取られて満管に達すると、ターレット部材が
回転してボビンホルダ切替えが行われ、巻取位置から待
機位置に移動したボビンホルダBH1は速度ゼロまで次
第に速度が減少するように制動される。このときボビン
ホルダ1は、後述する第2の減速停止制御モードに従っ
て制動される。このボビンホルダ切替え中に、ボビンホ
ルダBH1からボビンホルダBH2への糸渡しが行われ
る。このようなボビンホルダ切替えを定期的に行うこと
で、連続して紡出されてくる糸条を各ボビンホルダBH
1,BH2上のボビンBに対して交互に連続して巻取る
ことができる。尚、ボビンホルダBH1の満管到達に先
立って、コントローラ10の制御により、待機位置にあ
るボビンホルダBH2は予め糸渡し速度(巻取開始速
度)まで加速されている。
【0028】以上に示す図2の例では、加速終了時点で
糸掛けを行っているが、起動時、待機位置にあるボビン
ホルダBH2は停止したまま、巻取位置にあるボビンホ
ルダBH1を速度ゼロから中間速度(糸掛け速度)まで
加速し、その時点で手動糸掛けを含む糸掛け動作を行
い、その後、中間速度から加速終了速度(巻取開始速
度)まで加速するようにしてもよい。この場合、手動糸
掛けの終了後、ボビンホルダBH1が中間速度から加速
終了速度まで加速する間に、待機位置にある方のボビン
ホルダBH2が速度ゼロから巻取開始速度(加速終了速
度)に向かって加速される。このときボビンホルダBH
2の方は、中間速度で一旦定速状態になることなく、巻
取開始速度まで一気に加速される。ボビンホルダBH2
が巻取開始速度に達した時点でボビンホルダ切替えが行
われ、待機位置から巻取位置に移動したボビンホルダB
H2に対する巻取りが開始される。このとき、ボビンホ
ルダBH1に通常巻取速度より遅い速度で巻取られた不
完全なパッケージは取り出されて廃棄される。尚、起動
時にこのような2段階加速を行う場合には、ボビンホル
ダBH1が加速開始から中間速度までの状態を加速中と
判断すればよいが、中間速度から加速終了速度までの期
間も含めて加速中と判断してもよい。
【0029】以上に紡糸巻取機の通常の巻取処理に関す
る説明を行ったが、次に図2〜6を用いて、加速中の減
速処理を含むボビンホルダBH1,2の減速停止制御機
能について説明する。尚、以下に説明する減速停止制御
も、上に説明した通常巻取中の制御と同様に、マイコン
を主体とするコントローラ10の制御により実行され
る。まず、図3を用いて、コントローラ10の減速停止
制御機能について説明する。コントローラ10は、満管
検出手段101、選択手段102、加速中減速停止制御
手段103、巻取中減速停止制御手段104及びアラー
ム検出手段105を備えている。加速中減速停止制御手
段103は第1の減速停止制御モードを有し、巻取中減
速停止制御手段104は第1の減速停止制御モードとは
異なる第2の減速停止制御モードを有している。
【0030】満管検出手段101は、巻取中のパッケー
ジPが満管に達したことを検出する手段であり、巻取開
始からの経過時間を測定する手段により構成される。他
の例として、例えば巻取中のパッケージ径を直接的又は
間接的に監視する手段でも構成できる。満管検出手段1
01により満管が検出されると、満管検出信号が巻取中
減速停止制御手段104に出力され、巻取中減速停止制
御手段104により第2の減速停止制御モードに従って
インバータ7に制御信号が出力される。
【0031】選択手段102は、巻取停止スイッチ15
から巻取停止信号が入力されると、その時点における巻
取状態、即ちボビンホルダBH1,BH2が加速中にあ
るか巻取中にあるかに基づいて、加速中減速停止制御手
段103又は巻取中減速停止制御手段104のいずれか
に作動信号を出力する。即ち、巻取状態の判断結果に応
じて、加速中減速停止制御手段103又は巻取中減速停
止制御手段104のいずれかを選択する。ここで選択手
段102は、各ボビンホルダBH1,BH2毎別個に巻
取状態を判断し、それぞれの判断結果に応じて各ボビン
ホルダBH1,BH2毎に加速中減速停止制御手段10
3又は巻取中減速停止制御手段104のいずれかを選択
する。
【0032】尚、選択手段102はインバータ7,8に
対する指令周波数に基づいて常時巻取状態を認識してお
り、それに基づいてボビンホルダBH1及びBH2が加
速中にあるか巻取中にあるかを認識できるようになって
いる。即ち、指令周波数が次第に増大していく期間は加
速期間(加速中)、所定の関数に従って指令周波数が次
第に減少していく期間は巻取期間(巻取中)と判断す
る。
【0033】加速中減速停止制御手段103は、選択手
段102から作動信号を受けると、予め設定された第1
の減速停止制御モードに従ってボビンホルダBH1又は
BH2用のインバータ7又は8に制御信号(回転指令信
号)を出力する。同様に巻取中減速停止制御手段104
は、選択手段102から作動信号を受けると、予め設定
された第2の減速停止制御モードに従ってボビンホルダ
BH1又は2用のインバータ7又は8に制御信号(回転
指令信号)を出力する。尚、アラーム検出手段105
は、巻取機における異常(トラブル)等のアラーム発生
を検出する手段であり、何らかのアラームを検出する
と、アラーム発生信号を選択手段102に送信する。選
択手段102は、アラーム検出手段105からアラーム
発生信号が入力されると、巻取停止スイッチ15から巻
取停止信号が入力されたときと同様に、各ボビンホルダ
BH1,BH2毎の巻取状態に応じて制御手段103,
104の選択を行う。
【0034】以上のような構成により、巻取停止スイッ
チ15が操作された際,満管に達したことを検出した際
或いはアラームの発生を検出した際には、加速中減速停
止制御手段103又は巻取中減速停止制御手段104に
より、インバータ7,8を介してボビンホルダ駆動用モ
ータ4,5が減速停止制御(制動)される。巻取りを停
止する際、接触ローラ3及びトラバース装置は、加速中
減速停止制御手段103による減速時間より短い時間で
停止させられる。これにより、起動時における一方のボ
ビンホルダBH1の加速中に巻取停止操作を行った際、
ボビンホルダBH1が停止した後も接触ローラ3又はト
ラバース装置が駆動し続ける状態を回避できる。尚、巻
取中はボビンホルダBH1,BH2上のボビンB(パッ
ケージP)に接触した状態で回転している接触ローラ3
は、巻取停止信号が入力されると、ボビンB(パッケー
ジP)から離間した後に減速停止制御される。
【0035】ボビンホルダ駆動用モータ4,5の減速停
止制御中、回転数検出器12,13からの回転数検出信
号を加速中減速停止制御手段103又は巻取中減速停止
制御手段104に取り込んで、モータ4,5が所定の減
速軌跡に合致しているか確認しながら減速停止制御を行
うこともできる。
【0036】次に、図3のようなコントローラ10によ
る減速停止制御の第1例を図4のフローチャートを使っ
て説明する。図4に示す第1例の方法では、第1の減速
停止制御モードは、減速用パラメータとして減速勾配a
1を有し、第2の減速停止制御モードは、減速用パラメ
ータとして減速時間b1を有している。処理手順として
は、まず巻取停止信号が入力されたか否かを継続的に確
認し(ステップ1)、巻取停止信号が入力されると(ス
テップ1のYes)、選択手段102により現在ボビン
ホルダBH1が加速中にあるか否かが判断される(ステ
ップ2)。加速中にある場合(ステップ2のYes)、
第1の減速停止制御モードが選択されて減速停止制御が
行われる。このとき、例えば図2のA時点から速度ゼロ
までの間、一定の減速勾配a1となるように制動される
(図2の一線鎖線参照)。
【0037】ステップ2において加速中でないと判断さ
れた場合(ステップ2のNo)、第2の減速停止制御モ
ードが選択されて減速停止制御が行われる。このとき、
例えば図2のB時点から速度ゼロまでの間、減速時間b
1となるように制動される(図2の一線鎖線参照)。
尚、このように図2のB時点で巻取停止信号が入力され
た場合、巻取中のボビンホルダBH1は第2の減速停止
制御モードに従って減速停止制御されるが、他方の加速
中にあるボビンホルダBH2は、図中C時点から第1の
減速停止制御モードに従って減速勾配a1となるように
減速停止制御される(図2中一点鎖線参照)。
【0038】以上のような第1例の方法によれば、第1
と第2の減速停止制御モードについて、一方(第1の減
速停止制御モード)は減速用パラメータとして減速勾配
a1を、他方(第2の減速停止制御モード)は減速時間
b1をそれぞれ有しているが、これを第1の減速停止制
御モードが減速時間を、第2の減速停止制御モードが減
速勾配を有するようにしてもよい。
【0039】次に、図5を用いて減速停止制御の第2例
の方法について説明する。図5において、ステップ11
〜14の手順は図4と同様であるため説明を省略する。
この第2例の方法では、第1例の方法とは異なり、第1
及び第2の減速停止制御モードがそれぞれ減速用パラメ
ータとして減速勾配a2,b2(a2>b2)を有して
いる。従って、ステップ13,14においては、それぞ
れ予め設定された減速勾配a2,b2となるように減速
停止制御が行われる。ここではa2>b2であるため、
加速中から減速する場合の方が巻取中から減速する場合
よりも急激に減速されることになる。
【0040】次に、図6を用いて減速停止制御の第3例
の方法について説明する。図6において、ステップ21
〜24の手順は図4,5と同様であるため説明を省略す
る。この第3例の方法では、第1,2例の方法とは異な
り、第1及び第2の減速停止制御モードがそれぞれ減速
用パラメータとして減速時間a3,b3(a3<b3)
を有している。従って、ステップ23,24において
は、それぞれ予め設定された減速時間a3,b3となる
ように減速停止制御が行われる。ここではa3<b3で
あるため、加速中から減速する場合の方が巻取中から減
速する場合よりも短時間で停止させられる。
【0041】以上第1〜第3例の減速停止制御方法につ
いて説明したが、例えば第4例の方法として次のような
変形例も考えられる。加速中は回転体の慣性が略一定で
あるので、加速中に減速停止する際には、回転速度と減
速時間とを比例関係(減速勾配一定)となるように制御
し、巻取中(糸掛け後)においては、回転体の慣性が次
第に増加していくので、それを考慮した減速停止制御用
関数に基づいて減速停止制御してもよい。この第4例の
方法によれば、加速中及び巻取中の全期間において、過
電流によるインバータの非常停止(トリップ)を防止し
つつ、ボビンホルダBH1を最小限の減速時間(制動時
間)で停止させることができる。
【0042】尚、第1〜第4例の方法では一方のボビン
ホルダBH1についてのみ説明したが、上述したよう
に、他方のボビンホルダBH2についても同様の制御処
理が行われる。従って、各ボビンホルダBH1,BH2
について、それぞれ巻取状態に応じた減速停止制御処理
が行われる。また、第1〜第4例の方法における減速停
止期間においては、直線的な減速だけでなく、減速勾配
が次第に変化する曲線的或いは中間で減速勾配を変化さ
せる折れ線的に減速停止(制動)するようにしてもよ
い。
【0043】以上のように本実施の形態では、1又は複
数のボビンBが装着されたボビンホルダBH1,2を駆
動するモータ4,5を備えた巻取機のコントローラ(速
度制御装置)10において、第1の減速停止制御モード
に従ってボビンホルダ駆動用モータ4,5を減速停止制
御する加速中減速停止制御手段103と、第1の減速停
止制御モードとは異なる第2の減速停止制御モードに従
って前記駆動用モータ4,5を減速停止制御する巻取中
減速停止制御手段104と、巻取停止信号が入力された
とき又はアラーム発生信号が入力されたとき、ボビンホ
ルダが加速中にあるか巻取中にあるかに基づいて加速中
減速停止制御手段103又は巻取中減速停止制御手段1
04のいずれかを選択する選択手段102とを備えたの
で、加速中にあるボビンホルダBH1,2を迅速に停止
させることができる。従って、減速停止制御する際、過
電流によるインバータの非常停止を防止することがで
き、無駄な待ち時間を無くして巻取機の効率を向上させ
ることができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ボビンホ
ルダを減速停止制御する際、過電流によるインバータの
非常停止を確実に防止しつつ、ボビンホルダを迅速に停
止させ、巻取機の効率を向上させることができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、各ボビンボ
ルダがそれぞれ巻取状態に応じて減速停止制御されるの
で、例えば、ボビンホルダ切替えの直前において一方が
巻取中で他方が加速中の場合であっても、加速中のボビ
ンホルダは無駄な減速時間なく短時間で減速停止させら
れる。即ち、巻取中のボビンホルダより先に加速中のボ
ビンホルダが停止させられ、加速中にあるボビンホルダ
側のインバータが過電流によって非常停止するという事
態を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るスピンドル駆動型巻取機の
構成を示す概略図である。
【図2】ボビンホルダの回転速度の状態を示す概略線図
である。
【図3】ボビンホルダの減速停止制御を示す機能ブロッ
ク図である。
【図4】減速停止制御の第1例を示すフローチャートで
ある。
【図5】減速停止制御の第2例を示すフローチャートで
ある。
【図6】減速停止制御の第3例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】 BH1,BH2…ボビン、P…パッケージ、1,2…ボ
ビンホルダ、3…接触ローラ、4,5…ボビンホルダ駆
動用モータ、6…接触ローラ駆動用モータ、7〜9…イ
ンバータ、10…コントローラ、11…設定器、15…
巻取停止スイッチ、102…選択手段、103…加速中
減速停止制御手段、104…巻取中減速停止制御手段、
105…アラーム検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数のボビンが装着されたボビン
    ホルダを駆動するモータを備えた巻取機の速度制御装置
    において、第1の減速停止制御モードに従ってボビンホ
    ルダ駆動用モータを減速停止制御する加速中減速停止制
    御手段と、第1の減速停止制御モードとは異なる第2の
    減速停止制御モードに従って前記駆動用モータを減速停
    止制御する巻取中減速停止制御手段と、巻取停止信号が
    入力されたとき又はアラーム発生信号が入力されたと
    き、ボビンホルダが加速中にあるか巻取中にあるかに基
    づいて、加速中減速停止制御手段又は巻取中減速停止制
    御手段のいずれかを選択する選択手段とを備えたことを
    特徴とする巻取機の速度制御装置。
  2. 【請求項2】 巻取位置と待機位置とに位置切り替え自
    在であり、それぞれ別個に駆動用モータが接続された2
    本のボビンホルダを備え、巻取位置にある一方のボビン
    ホルダ上のパッケージが満管に達した際、ボビンホルダ
    切替えによる糸渡しを行って他方のボビンホルダに対す
    る巻取りを開始するようにした巻取機の速度制御装置に
    おいて、第1の減速停止制御モードに従って前記駆動用
    モータを減速停止制御する加速中減速停止制御手段と、
    第1の減速停止制御モードとは異なる第2の減速停止制
    御モードに従って前記駆動用モータを減速停止制御する
    巻取中減速停止制御手段と、巻取停止信号が入力された
    とき又はアラーム発生信号が入力されたとき、各ボビン
    ホルダ毎の巻取状態に基づいて、各ボビンホルダに対し
    てそれぞれ別個に加速中減速停止制御手段又は巻取中減
    速停止制御手段のいずれかを選択する選択手段とを備え
    たことを特徴とする巻取機の速度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の減速停止制御モード
    のうち、一方の減速停止制御モードには減速用パラメー
    タとして減速勾配が、他方の減速停止制御モードには減
    速用パラメータとして減速時間が予め設定されている請
    求項1又は2記載の巻取機の速度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の減速停止制御モード
    には減速用パラメータとして減速勾配が予め設定され、
    第1の減速停止制御モードに設定された減速勾配は第2
    の減速停止制御モードに設定された減速勾配より大きく
    なっている請求項1又は2記載の巻取機の速度制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の減速停止制御モード
    には減速用パラメータとして減速時間が予め設定され、
    第1の減速停止制御モードに設定された減速時間は第2
    の減速停止制御モードに設定された減速時間より短くな
    っている請求項1又は2記載の巻取機の速度制御装置。
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