JP2002008615A - 密閉型電池 - Google Patents
密閉型電池Info
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- JP2002008615A JP2002008615A JP2001118462A JP2001118462A JP2002008615A JP 2002008615 A JP2002008615 A JP 2002008615A JP 2001118462 A JP2001118462 A JP 2001118462A JP 2001118462 A JP2001118462 A JP 2001118462A JP 2002008615 A JP2002008615 A JP 2002008615A
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- pressure
- release valve
- pressure release
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低い作動圧で作動し、破片から飛散片が生じ
ることがない密閉型電池を提供する。 【解決手段】 内部圧力の増大によって開裂する圧力開
放弁を設けた密閉型電池において、長辺と短辺を有する
矩形状もしくは長円状の薄肉部の輪郭に沿って、一方の
長辺を除いて内部圧力の増大時に開裂する溝を形成した
ものであり、圧力開放時に開裂する部分が、矩形状もし
くは長円状の平行な二つの長辺の間の間隔よりも深い電
池缶壁面に形成した凹部の底面に設けた密閉型電池。
ることがない密閉型電池を提供する。 【解決手段】 内部圧力の増大によって開裂する圧力開
放弁を設けた密閉型電池において、長辺と短辺を有する
矩形状もしくは長円状の薄肉部の輪郭に沿って、一方の
長辺を除いて内部圧力の増大時に開裂する溝を形成した
ものであり、圧力開放時に開裂する部分が、矩形状もし
くは長円状の平行な二つの長辺の間の間隔よりも深い電
池缶壁面に形成した凹部の底面に設けた密閉型電池。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池要素を電池缶
内に収納した密閉型電池に関し、短絡等の充放電時の異
常時における電池缶内の圧力上昇の際に速やかに電池の
内部圧力を開放し、密閉型電池の破裂等の事態を回避す
ることができる安全性の大きな密閉型電池を提供するこ
とを課題とするものである。
内に収納した密閉型電池に関し、短絡等の充放電時の異
常時における電池缶内の圧力上昇の際に速やかに電池の
内部圧力を開放し、密閉型電池の破裂等の事態を回避す
ることができる安全性の大きな密閉型電池を提供するこ
とを課題とするものである。
【0002】
【従来の技術】小型の電子機器の電源として各種の電池
が用いられており、携帯電話、ノートパソコン、カムコ
ーダ等の電源として、小型で大容量の密閉型電池である
リチウムイオン二次電池等の非水電解液電池が用いられ
ている。これらの非水電解液電池としては、円筒型、角
型の構造を有したものが用いられている。小型の電子機
器の電源として用いられているリチウムイオン電池にお
いては、正極集電体および負極集電体にそれぞれ活物質
を塗布した後に、セパレータを介在させて積層したもの
を電池缶内に収納して密閉したものが用いられている。
が用いられており、携帯電話、ノートパソコン、カムコ
ーダ等の電源として、小型で大容量の密閉型電池である
リチウムイオン二次電池等の非水電解液電池が用いられ
ている。これらの非水電解液電池としては、円筒型、角
型の構造を有したものが用いられている。小型の電子機
器の電源として用いられているリチウムイオン電池にお
いては、正極集電体および負極集電体にそれぞれ活物質
を塗布した後に、セパレータを介在させて積層したもの
を電池缶内に収納して密閉したものが用いられている。
【0003】これらの電池では、充放電時に異常な電池
反応が進むと、電池内部で圧力が上昇し、電池の爆発、
燃焼等の事態が発生する可能性がある。そこで、充放電
時の過大な電流、電池の過充電、過放電等を検出し、電
流を遮断する等の保護回路が設けられている。ところ
が、保護回路が正常に動作しない場合や、電池が予期し
得ない異常な状態で使用された場合には、電池内部の電
池反応によって気体が発生し、電池内部の圧力が上昇
し、電池の発熱、発煙、発火等がおこり、最悪の場合に
は、破裂、爆発等の危険が生じる。
反応が進むと、電池内部で圧力が上昇し、電池の爆発、
燃焼等の事態が発生する可能性がある。そこで、充放電
時の過大な電流、電池の過充電、過放電等を検出し、電
流を遮断する等の保護回路が設けられている。ところ
が、保護回路が正常に動作しない場合や、電池が予期し
得ない異常な状態で使用された場合には、電池内部の電
池反応によって気体が発生し、電池内部の圧力が上昇
し、電池の発熱、発煙、発火等がおこり、最悪の場合に
は、破裂、爆発等の危険が生じる。
【0004】特に、昨今の密閉型電池の小型大容量化に
伴い、電池内部に蓄えられるエネルギー量も格段と大き
くなり、異常な電池反応が発生すると異常反応は急激に
進むために、異常反応の早い段階、すなわちより低い圧
力で電池内部の圧力を開放し、より穏やかな状態で危険
を回避することが求められている。そこで、これらの電
池には内部圧力の上昇の際に内部圧力を開放する各種の
圧力開放弁が設けられている。
伴い、電池内部に蓄えられるエネルギー量も格段と大き
くなり、異常な電池反応が発生すると異常反応は急激に
進むために、異常反応の早い段階、すなわちより低い圧
力で電池内部の圧力を開放し、より穏やかな状態で危険
を回避することが求められている。そこで、これらの電
池には内部圧力の上昇の際に内部圧力を開放する各種の
圧力開放弁が設けられている。
【0005】図4は、従来の電池を説明する図であり斜
視図である。密閉型電池1において電池缶2の上部の開
口部に、電流取り出し端子3等を設けたヘッダ4を溶接
して電池を作製している。このような密閉型電池におい
ては、異常な充放電が起こらないように充放電制御回路
を設けて異常時の充放電を防止している。ところが、異
常時に充放電制御回路が充分に作用しない場合には、電
池缶の内部の圧力が上昇し電池缶の破裂を防止するため
に、圧力開放弁を設けることが行われている。そこで、
ヘッダ4には、電池内部の圧力上昇時に圧力を開放する
圧力開放弁5が設けられている。圧力開放弁は、ヘッダ
の他の部分よりも厚さが薄い金属で作製した後にヘッダ
部に接合したり、ヘッダの一部をプレス加工、エッチン
グによって薄肉部を形成したり、あるいは溝状の開裂部
を設けることが行われている。
視図である。密閉型電池1において電池缶2の上部の開
口部に、電流取り出し端子3等を設けたヘッダ4を溶接
して電池を作製している。このような密閉型電池におい
ては、異常な充放電が起こらないように充放電制御回路
を設けて異常時の充放電を防止している。ところが、異
常時に充放電制御回路が充分に作用しない場合には、電
池缶の内部の圧力が上昇し電池缶の破裂を防止するため
に、圧力開放弁を設けることが行われている。そこで、
ヘッダ4には、電池内部の圧力上昇時に圧力を開放する
圧力開放弁5が設けられている。圧力開放弁は、ヘッダ
の他の部分よりも厚さが薄い金属で作製した後にヘッダ
部に接合したり、ヘッダの一部をプレス加工、エッチン
グによって薄肉部を形成したり、あるいは溝状の開裂部
を設けることが行われている。
【0006】圧力開放弁の開裂圧力は、内部圧力の増大
時に速やかに開放することが求められており、圧力増大
時に確実に開裂するように圧力開放弁の薄肉部を薄いも
のとすることが行われている。しかしながら、圧力開放
弁の薄肉部の形成によって、電池缶に脆弱部が形成され
ることとなるので、電池の強度の面からは薄肉部の形成
は好ましくない問題であった。ところが、単に薄肉部を
形成したり、あるいは溝を形成した場合にも、3MPa
程度の圧力を必要としており、0.5MPa程度の比較
的低い圧力で圧力開放弁を作動させることは困難であっ
た。そこで、比較的低い圧力で圧力開放弁を作動させる
ことができるように、所定の領域を囲繞する輪郭に沿っ
て溝を形成するとともに、溝の内側に表面側に膨出する
膨出部を形成した密閉型電池が特開平11−27364
0号公報において提案されている。
時に速やかに開放することが求められており、圧力増大
時に確実に開裂するように圧力開放弁の薄肉部を薄いも
のとすることが行われている。しかしながら、圧力開放
弁の薄肉部の形成によって、電池缶に脆弱部が形成され
ることとなるので、電池の強度の面からは薄肉部の形成
は好ましくない問題であった。ところが、単に薄肉部を
形成したり、あるいは溝を形成した場合にも、3MPa
程度の圧力を必要としており、0.5MPa程度の比較
的低い圧力で圧力開放弁を作動させることは困難であっ
た。そこで、比較的低い圧力で圧力開放弁を作動させる
ことができるように、所定の領域を囲繞する輪郭に沿っ
て溝を形成するとともに、溝の内側に表面側に膨出する
膨出部を形成した密閉型電池が特開平11−27364
0号公報において提案されている。
【0007】図5は、膨出部を有した圧力開放弁設けた
ヘッダを有する密閉型電池を説明する図である。図5
(A)は、ヘッダを説明する平面図であり、ヘッダ4に
は、圧力開放弁5が設けられており、圧力開放弁は圧力
上昇時に開裂する薄肉部からなる溝8に囲まれた膨出部
7が形成されている。図5(B)は、図4(A)におい
て、C−C’線で切断した断面図である。圧力開放弁5
は、溝8と膨出部10を有している。電池の内圧の上昇
の結果、図5(C)に示すように、膨出部10に内圧の
上昇が作用して薄肉部で破断し、膨出部が上部へ飛び出
すことが起こる。圧力開放弁の膨出部が飛び出し飛散片
12が生じると使用者に危険を及ぼす可能性があり、電
池容器あるいは電池使用機器には、飛散片による機器の
損傷や事故の防止のために覆いを設けることが必要であ
った。
ヘッダを有する密閉型電池を説明する図である。図5
(A)は、ヘッダを説明する平面図であり、ヘッダ4に
は、圧力開放弁5が設けられており、圧力開放弁は圧力
上昇時に開裂する薄肉部からなる溝8に囲まれた膨出部
7が形成されている。図5(B)は、図4(A)におい
て、C−C’線で切断した断面図である。圧力開放弁5
は、溝8と膨出部10を有している。電池の内圧の上昇
の結果、図5(C)に示すように、膨出部10に内圧の
上昇が作用して薄肉部で破断し、膨出部が上部へ飛び出
すことが起こる。圧力開放弁の膨出部が飛び出し飛散片
12が生じると使用者に危険を及ぼす可能性があり、電
池容器あるいは電池使用機器には、飛散片による機器の
損傷や事故の防止のために覆いを設けることが必要であ
った。
【0008】また、特開2000−311669号に
は、薄膜円盤状であり、馬蹄形状の彫り込み部を有する
非水電解液二次電池用の安全弁が記載されている。この
ような安全弁においては、彫り込み部以外の厚みが薄い
場合、あるいは馬蹄形の彫り込み部の形状によっては、
安全弁が飛散する可能性があり、製造ロットの違いによ
る微妙な品質の相違によっても飛散する可能性があっ
た。また、安全弁が開放した場合に、厚みの厚い部分が
破壊されないようにした場合には、安全弁の開放角度は
小さくなり、圧力開放が不充分となるおそれがあった。
特にこのような構造で、小型のリチウムイオン電池のよ
うに厚みの薄い電池缶において、確実に内部圧力を開放
するとともに安全弁が飛散しないものとすることは困難
であった。
は、薄膜円盤状であり、馬蹄形状の彫り込み部を有する
非水電解液二次電池用の安全弁が記載されている。この
ような安全弁においては、彫り込み部以外の厚みが薄い
場合、あるいは馬蹄形の彫り込み部の形状によっては、
安全弁が飛散する可能性があり、製造ロットの違いによ
る微妙な品質の相違によっても飛散する可能性があっ
た。また、安全弁が開放した場合に、厚みの厚い部分が
破壊されないようにした場合には、安全弁の開放角度は
小さくなり、圧力開放が不充分となるおそれがあった。
特にこのような構造で、小型のリチウムイオン電池のよ
うに厚みの薄い電池缶において、確実に内部圧力を開放
するとともに安全弁が飛散しないものとすることは困難
であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、比較的低圧
力で作動する圧力開放弁として機能する薄肉部を中央に
有し、周囲に開裂する溝を形成した圧力開放弁を設けた
密閉型電池において、圧力開放弁が作動して開裂した際
に飛散片が生じることを確実に防止した密閉型電池を提
供することを課題とするものである。また、圧力開放弁
の設置面積が小さな小型の密閉型電池においても確実に
圧力開放動作を行う圧力開放弁を有する密閉型電池を提
供することを課題とするものである。また、圧力開放弁
が作動した際には、作動した圧力開放弁の一部が電池使
用機器等に衝突して電池使用機器を損傷する可能性がな
い密閉型電池を提供することを課題とするものである。
力で作動する圧力開放弁として機能する薄肉部を中央に
有し、周囲に開裂する溝を形成した圧力開放弁を設けた
密閉型電池において、圧力開放弁が作動して開裂した際
に飛散片が生じることを確実に防止した密閉型電池を提
供することを課題とするものである。また、圧力開放弁
の設置面積が小さな小型の密閉型電池においても確実に
圧力開放動作を行う圧力開放弁を有する密閉型電池を提
供することを課題とするものである。また、圧力開放弁
が作動した際には、作動した圧力開放弁の一部が電池使
用機器等に衝突して電池使用機器を損傷する可能性がな
い密閉型電池を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、内部圧
力の増大によって開裂する圧力開放弁を設けた密閉型電
池において、長辺と短辺を有する矩形状もしくは長円状
の薄肉部の輪郭に沿って、一方の長辺を除いて内部圧力
の増大時に開裂する溝を形成した密閉型電池によって解
決することができる。また、圧力開放時に開裂する部分
が、矩形状もしくは長円状の平行な二つの長辺の間の間
隔よりも深い電池缶壁面に形成した凹部の底面に設けた
前記の密閉型電池である。薄肉部が、表面側に膨出した
膨出部を形成した前記の密閉型電池である。また、圧力
開放弁の溝は、先端部の一部の高さが異なる押圧治具を
使用して形成されたものである前記の密閉型電池であ
る。また、圧力開放弁の溝は、圧力開放弁の開裂しない
部分に対応する凹部を設けた基台に載置した状態で環状
の凸部を有する押圧治具によって押圧されて形成された
ものである前記の密閉型電池である。
力の増大によって開裂する圧力開放弁を設けた密閉型電
池において、長辺と短辺を有する矩形状もしくは長円状
の薄肉部の輪郭に沿って、一方の長辺を除いて内部圧力
の増大時に開裂する溝を形成した密閉型電池によって解
決することができる。また、圧力開放時に開裂する部分
が、矩形状もしくは長円状の平行な二つの長辺の間の間
隔よりも深い電池缶壁面に形成した凹部の底面に設けた
前記の密閉型電池である。薄肉部が、表面側に膨出した
膨出部を形成した前記の密閉型電池である。また、圧力
開放弁の溝は、先端部の一部の高さが異なる押圧治具を
使用して形成されたものである前記の密閉型電池であ
る。また、圧力開放弁の溝は、圧力開放弁の開裂しない
部分に対応する凹部を設けた基台に載置した状態で環状
の凸部を有する押圧治具によって押圧されて形成された
ものである前記の密閉型電池である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の密閉型電池は、比較的低
い圧力によって作動させることが可能な圧力開放弁を有
した密閉型電池において、長円状、あるいは矩形状から
なる薄肉部を形成すると共に、同時に長円状もしくは矩
形状の薄肉部の輪郭に沿って、長辺の一方を除いて内部
圧力の増大時に開裂する厚みの薄い溝を形成したことに
よって、電池内部の圧力上昇時に長辺の一方を残して開
裂する圧力開放弁を形成したものである。
い圧力によって作動させることが可能な圧力開放弁を有
した密閉型電池において、長円状、あるいは矩形状から
なる薄肉部を形成すると共に、同時に長円状もしくは矩
形状の薄肉部の輪郭に沿って、長辺の一方を除いて内部
圧力の増大時に開裂する厚みの薄い溝を形成したことに
よって、電池内部の圧力上昇時に長辺の一方を残して開
裂する圧力開放弁を形成したものである。
【0012】その結果、薄肉部に沿った長辺の一方には
厚みの薄い溝が形成されていないので、圧力開放時には
長辺部においてつなぎ止められるとともに、長辺と短辺
から構成された大きな面積の開裂によって速やかな内部
圧力の放出が可能な圧力開放弁を有する密閉型電池を提
供することが可能であることを見いだしたものである。
また、電池開放弁を電池缶壁に形成した凹部に設けると
ともに、凹部の底面までの深さを、二つの長辺の間の間
隔よりも大きくしたことにより、圧力開放時には薄肉部
が電池の壁面よりも外方へ突出することがなくなり、圧
力開放時に開裂した部分の衝突による衝撃で電池使用機
器に損傷を及ぼすことがない密閉型電池を提供すること
が可能であることを見出したものである。更に、薄肉部
には、膨出部を形成することによって、比較的低い圧力
によって作動させることが可能な圧力開放弁を有する密
閉型電池を提供することが可能であることを見出したも
のである。なお、本発明において、長円状、矩形状は、
長辺と短辺で形成されている形状のものを広く意味し、
平行な二つの長辺と二つの長辺を結合する直線もしくは
曲線状の短辺からなる矩形状もしくは長円状のものを意
味するが、二つの長辺が厳密に平行なもののみを意味す
るのではなく、長辺が曲線状のものも意味する。
厚みの薄い溝が形成されていないので、圧力開放時には
長辺部においてつなぎ止められるとともに、長辺と短辺
から構成された大きな面積の開裂によって速やかな内部
圧力の放出が可能な圧力開放弁を有する密閉型電池を提
供することが可能であることを見いだしたものである。
また、電池開放弁を電池缶壁に形成した凹部に設けると
ともに、凹部の底面までの深さを、二つの長辺の間の間
隔よりも大きくしたことにより、圧力開放時には薄肉部
が電池の壁面よりも外方へ突出することがなくなり、圧
力開放時に開裂した部分の衝突による衝撃で電池使用機
器に損傷を及ぼすことがない密閉型電池を提供すること
が可能であることを見出したものである。更に、薄肉部
には、膨出部を形成することによって、比較的低い圧力
によって作動させることが可能な圧力開放弁を有する密
閉型電池を提供することが可能であることを見出したも
のである。なお、本発明において、長円状、矩形状は、
長辺と短辺で形成されている形状のものを広く意味し、
平行な二つの長辺と二つの長辺を結合する直線もしくは
曲線状の短辺からなる矩形状もしくは長円状のものを意
味するが、二つの長辺が厳密に平行なもののみを意味す
るのではなく、長辺が曲線状のものも意味する。
【0013】図1は、本発明の密閉型電池の一実施例を
説明する図である。図1(A)は、密閉型電池の上面の
ヘッダ部を説明する平面図である。また、図1(A)に
おいて、圧力開放弁をA−A’線で切断した断面図を図
1(B)に示し、圧力開放弁が作動した状態を図1
(C)に示す。電池缶のヘッダ4には、圧力開放弁5が
設けられており、圧力開放弁5は長円状の薄肉部6の輪
郭に沿って平行な長辺の一方7を除き、圧力上昇時に開
裂する溝8が形成されている。電池内部の圧力の増大に
よって圧力開放弁が作動した場合には、圧力開放弁5
は、長辺の一方7によってつなぎ止められて、圧力開放
弁5の飛散を防止することができる。本発明の密閉型電
池の圧力開放弁は、プレス成形、エッチング等によって
形成することができるが、プレス成形では成型時に使用
する治具を工夫することによって、圧力開放弁を成形の
際に溝と厚みの厚い部分も同時に作製することが可能と
なる。
説明する図である。図1(A)は、密閉型電池の上面の
ヘッダ部を説明する平面図である。また、図1(A)に
おいて、圧力開放弁をA−A’線で切断した断面図を図
1(B)に示し、圧力開放弁が作動した状態を図1
(C)に示す。電池缶のヘッダ4には、圧力開放弁5が
設けられており、圧力開放弁5は長円状の薄肉部6の輪
郭に沿って平行な長辺の一方7を除き、圧力上昇時に開
裂する溝8が形成されている。電池内部の圧力の増大に
よって圧力開放弁が作動した場合には、圧力開放弁5
は、長辺の一方7によってつなぎ止められて、圧力開放
弁5の飛散を防止することができる。本発明の密閉型電
池の圧力開放弁は、プレス成形、エッチング等によって
形成することができるが、プレス成形では成型時に使用
する治具を工夫することによって、圧力開放弁を成形の
際に溝と厚みの厚い部分も同時に作製することが可能と
なる。
【0014】図2は、本発明の他の実施例を説明する図
である。図2(A)は、密閉型電池の上面のヘッダ部を
説明する平面図である。また、図2(A)において、圧
力開放弁をB−B’線で切断した断面図を図2(B)に
示し、圧力開放弁が作動した状態を図2(C)に示す。
電池缶のヘッダ4には、凹部9が設けられており、凹部
9の底部に圧力開放弁5が設けられている。圧力開放弁
5には、長円状の薄肉部6の輪郭に沿って平行な長辺の
一方7を除き、圧力上昇時に開裂する溝8が形成されて
いる。また、長円状の薄肉部は、外方へ膨出した膨出部
10を形成しており、平面状の薄肉部に比べて小さな圧
力での開裂を可能としている。更に、凹部9の深さa
は、長円状の薄肉部の長辺間の間隔bよりも大きいこと
を特徴としている。その結果、図2(C)に示すよう
に、内部の圧力が高まって開裂した場合には、長辺の一
方の辺の厚みの厚い部分11によってつなぎ止められて
薄肉部6の飛散を防止するとともに、開裂した薄肉部6
が電池缶の壁面の外方へ飛び出すことはなく、電池使用
機器等に対して損傷を及ぼすことも防止できる。また、
以上のような密閉型電池の圧力開放弁は、プレス成形に
よって形成することができるが、プレス成型時に使用す
る治具を工夫することによって、薄肉部の形成時に、溝
および厚みの厚い部分も同時に作製することが可能とな
る。
である。図2(A)は、密閉型電池の上面のヘッダ部を
説明する平面図である。また、図2(A)において、圧
力開放弁をB−B’線で切断した断面図を図2(B)に
示し、圧力開放弁が作動した状態を図2(C)に示す。
電池缶のヘッダ4には、凹部9が設けられており、凹部
9の底部に圧力開放弁5が設けられている。圧力開放弁
5には、長円状の薄肉部6の輪郭に沿って平行な長辺の
一方7を除き、圧力上昇時に開裂する溝8が形成されて
いる。また、長円状の薄肉部は、外方へ膨出した膨出部
10を形成しており、平面状の薄肉部に比べて小さな圧
力での開裂を可能としている。更に、凹部9の深さa
は、長円状の薄肉部の長辺間の間隔bよりも大きいこと
を特徴としている。その結果、図2(C)に示すよう
に、内部の圧力が高まって開裂した場合には、長辺の一
方の辺の厚みの厚い部分11によってつなぎ止められて
薄肉部6の飛散を防止するとともに、開裂した薄肉部6
が電池缶の壁面の外方へ飛び出すことはなく、電池使用
機器等に対して損傷を及ぼすことも防止できる。また、
以上のような密閉型電池の圧力開放弁は、プレス成形に
よって形成することができるが、プレス成型時に使用す
る治具を工夫することによって、薄肉部の形成時に、溝
および厚みの厚い部分も同時に作製することが可能とな
る。
【0015】図3は、本発明の密閉型電池の圧力開放弁
の製造工程の一例を説明する図である。図3(A)は、
押圧治具に特殊な形状の治具を用いた例を示す図であ
り、断面図である。押圧治具20は、テーパーを有した
円筒状の先端部21を有し、薄肉部の溝形成部22と先
端部が欠落して短くなった肉厚部形成部23を有してお
り、平板状の基台24に載置して押圧治具20によって
押圧して成形することによって、薄肉部6、溝8および
厚みの厚い部分11が同時に形成される。
の製造工程の一例を説明する図である。図3(A)は、
押圧治具に特殊な形状の治具を用いた例を示す図であ
り、断面図である。押圧治具20は、テーパーを有した
円筒状の先端部21を有し、薄肉部の溝形成部22と先
端部が欠落して短くなった肉厚部形成部23を有してお
り、平板状の基台24に載置して押圧治具20によって
押圧して成形することによって、薄肉部6、溝8および
厚みの厚い部分11が同時に形成される。
【0016】また、図3(B)は、成型時の基台として
特殊な形状の基台を用いた例を示す図であり、断面図で
ある。押圧治具20は、テーパーを有した円筒状の先端
部21を有しており、先端部は同じ高さで作製されてい
る。一方、成型時の基台24には、一部に凹部25が設
けられており、基台上において成形治具20で押圧する
と、基台の平面部に載置された部分は、薄肉部の輪郭に
溝8が形成されるとともに、基台の凹部25に位置する
部分は、押圧治具の先端によって押圧されて凹部へ変形
することによって厚みを保持することとなり、厚みの厚
い部分が形成される。
特殊な形状の基台を用いた例を示す図であり、断面図で
ある。押圧治具20は、テーパーを有した円筒状の先端
部21を有しており、先端部は同じ高さで作製されてい
る。一方、成型時の基台24には、一部に凹部25が設
けられており、基台上において成形治具20で押圧する
と、基台の平面部に載置された部分は、薄肉部の輪郭に
溝8が形成されるとともに、基台の凹部25に位置する
部分は、押圧治具の先端によって押圧されて凹部へ変形
することによって厚みを保持することとなり、厚みの厚
い部分が形成される。
【0017】本発明の密閉型電池は、アルミニウム製の
電池缶、ニッケルめっきした軟鋼製の電池缶等のいずれ
の材料の金属缶にも適用することが可能である。例え
ば、アルミニウム3003を用いたアルミニウム製の電
池缶を用いた、幅29.6mm、厚さ4.4mm、高さ
48.0mmの電池においては、図2に示した形状の長
円形の一方の長辺を除いて厚みを0.02mmの溝を形
成し、長円の一方の長辺を飛散防止用の厚みが厚い個所
の厚みを0.1mmとすることによって、作動圧力0.
5ないし1.0MPaであって、飛散することがない圧
力開放弁を有する密閉型電池を得ることができた。
電池缶、ニッケルめっきした軟鋼製の電池缶等のいずれ
の材料の金属缶にも適用することが可能である。例え
ば、アルミニウム3003を用いたアルミニウム製の電
池缶を用いた、幅29.6mm、厚さ4.4mm、高さ
48.0mmの電池においては、図2に示した形状の長
円形の一方の長辺を除いて厚みを0.02mmの溝を形
成し、長円の一方の長辺を飛散防止用の厚みが厚い個所
の厚みを0.1mmとすることによって、作動圧力0.
5ないし1.0MPaであって、飛散することがない圧
力開放弁を有する密閉型電池を得ることができた。
【0018】
【発明の効果】本発明の電池は、長円状または矩形状の
薄肉部の輪郭に沿って、長辺の一方を除いて、電池内部
圧力の増大によって開裂する溝を形成したので、電池内
部圧力の増大によって溝の部分が開裂した場合には、圧
力開放弁は大きく開放するとともに、一方の長辺の厚み
に厚い部分によって保持されるので飛散を防止すること
ができる。また、圧力開放弁を、長辺の間隔よりも深い
凹部の底部に設けた場合には、圧力開放時に圧力開放弁
が電池使用機器を損傷するおそれはない。更に、圧力開
放弁の薄肉部を外方へ膨出した膨出形状とした場合に
は、平面状にした場合に比べて作動する圧力が小さな電
池を得ることができる。以上のように、本発明によって
安全性の高い電池を提供することが可能となる。
薄肉部の輪郭に沿って、長辺の一方を除いて、電池内部
圧力の増大によって開裂する溝を形成したので、電池内
部圧力の増大によって溝の部分が開裂した場合には、圧
力開放弁は大きく開放するとともに、一方の長辺の厚み
に厚い部分によって保持されるので飛散を防止すること
ができる。また、圧力開放弁を、長辺の間隔よりも深い
凹部の底部に設けた場合には、圧力開放時に圧力開放弁
が電池使用機器を損傷するおそれはない。更に、圧力開
放弁の薄肉部を外方へ膨出した膨出形状とした場合に
は、平面状にした場合に比べて作動する圧力が小さな電
池を得ることができる。以上のように、本発明によって
安全性の高い電池を提供することが可能となる。
【図1】図1は、本発明の密閉型電池の一実施例を説明
する図である。
する図である。
【図2】図2は、本発明の密閉型電池の他の実施例を説
明する図である。
明する図である。
【図3】図3は、本発明の密閉型電池の圧力開放弁の製
造工程の一例を説明する図である。
造工程の一例を説明する図である。
【図4】図4は、従来の電池を説明する図であり斜視図
である。
である。
【図5】図5は、膨出部を有した圧力開放弁設けたヘッ
ダを有する密閉型電池を説明する図である。
ダを有する密閉型電池を説明する図である。
1…密閉型電池、2…電池缶、3…電流取り出し端子、
4…ヘッダ、5…圧力開放弁、6…薄肉部、7…長辺の
一方、8…溝、9…凹部、10…膨出部、11…厚い部
分、12…飛散片、20…押圧治具、21…先端部、2
2…溝形成部、23…肉厚部形成部、24…平板状の基
台、25…凹部
4…ヘッダ、5…圧力開放弁、6…薄肉部、7…長辺の
一方、8…溝、9…凹部、10…膨出部、11…厚い部
分、12…飛散片、20…押圧治具、21…先端部、2
2…溝形成部、23…肉厚部形成部、24…平板状の基
台、25…凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H012 AA07 BB02 DD01 DD05 EE04 FF01 GG01 5H029 AJ12 AM01 BJ02 BJ27 DJ02 DJ14 EJ01 HJ04
Claims (2)
- 【請求項1】 内部圧力の増大によって開裂する圧力開
放弁を設けた密閉型電池において、長辺と短辺を有する
矩形状もしくは長円状の薄肉部の輪郭に沿って、一方の
長辺を除いて内部圧力の増大時に開裂する溝を形成した
ことを特徴とする密閉型電池。 - 【請求項2】 圧力開放時に開裂する部分が、矩形状も
しくは長円状の平行な二つの長辺の間の間隔よりも深い
電池缶壁面に形成した凹部の底面に設けたことを特徴と
する請求項1記載の密閉型電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001118462A JP2002008615A (ja) | 2000-04-18 | 2001-04-17 | 密閉型電池 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-116806 | 2000-04-18 | ||
JP2000116806 | 2000-04-18 | ||
JP2001118462A JP2002008615A (ja) | 2000-04-18 | 2001-04-17 | 密閉型電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002008615A true JP2002008615A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=26590323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001118462A Pending JP2002008615A (ja) | 2000-04-18 | 2001-04-17 | 密閉型電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002008615A (ja) |
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-
2001
- 2001-04-17 JP JP2001118462A patent/JP2002008615A/ja active Pending
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041119 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050218 |