JP2002006298A - 投射型カラー画像表示装置 - Google Patents
投射型カラー画像表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 投射レンズの製造コストを上昇させることな
く、投射レンズの倍率の色収差に起因する色ずれを軽減
した投射型カラー画像表示装置を提供する。 【解決手段】 合成プリズム15には、像の大きさが最
も大きくなる緑色画像を表示する液晶パネル14bと対
峙する面に、補正レンズ21が設けられている。補正レ
ンズ21は、液晶パネル14b側に凹面を向けた平凹レ
ンズであり、合成プリズム15の入射面に、ハイブリッ
ド成形法により一体成形される。液晶パネル14bに表
示された緑色画像は、負の屈折力を有する補正レンズ2
1を通過することで縮小され、赤色画像,及び青色画像
と同じ大きさでスクリーン19に結像される。
く、投射レンズの倍率の色収差に起因する色ずれを軽減
した投射型カラー画像表示装置を提供する。 【解決手段】 合成プリズム15には、像の大きさが最
も大きくなる緑色画像を表示する液晶パネル14bと対
峙する面に、補正レンズ21が設けられている。補正レ
ンズ21は、液晶パネル14b側に凹面を向けた平凹レ
ンズであり、合成プリズム15の入射面に、ハイブリッ
ド成形法により一体成形される。液晶パネル14bに表
示された緑色画像は、負の屈折力を有する補正レンズ2
1を通過することで縮小され、赤色画像,及び青色画像
と同じ大きさでスクリーン19に結像される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3つの透過型液晶
パネルに形成された3つの画像の色光を合成してスクリ
ーンに投射する投射型カラー画像表示装置に関するもの
である。
パネルに形成された3つの画像の色光を合成してスクリ
ーンに投射する投射型カラー画像表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】投射型のカラー画像表示装置には様々な
方式のものがあるが、一般的に実用されているものとし
ては、光源から放出された白色光を赤色光,青色光,緑
色光の3つの色光に分解し、各色光を3つの透過型液晶
パネルに入射させて対応する色の画像を表示させるとと
もに、これら3つの画像の色光を光学的に合成してスク
リーンに投射するようにしたものが挙げられる。透過型
液晶パネルは、画素ごとに配列されたライトバルブを備
え、個々のライトバルブの透過率を調整することで画像
の濃度をコントロールすることができる。
方式のものがあるが、一般的に実用されているものとし
ては、光源から放出された白色光を赤色光,青色光,緑
色光の3つの色光に分解し、各色光を3つの透過型液晶
パネルに入射させて対応する色の画像を表示させるとと
もに、これら3つの画像の色光を光学的に合成してスク
リーンに投射するようにしたものが挙げられる。透過型
液晶パネルは、画素ごとに配列されたライトバルブを備
え、個々のライトバルブの透過率を調整することで画像
の濃度をコントロールすることができる。
【0003】図8は、投射型カラー画像表示装置の一般
的な光学的構成を示すものである。投射型カラー画像表
示装置は、光源用のランプ11から放出された白色光を
赤色光,青色光,緑色光の3つの色光に分解する2つの
ダイクロイックミラー12,13と、3つの透過型の液
晶パネル14a,14b,14cと、液晶パネル14a
〜14cに表示された3つの画像の色光を合成する合成
プリズム15と、合成画像をスクリーン(図示せず)上
に投射するための投射レンズ16と、反射鏡17とから
構成されている。第1ダイクロイックミラー12は、白
色光中の赤色光を透過させ、青色光と緑色光とを垂直な
方向に反射する。また、第2ダイクロイックミラー13
は、青色光と緑色光との合成光の光路上に配置され、緑
色光を透過させて青色光を垂直な方向に反射する。3つ
の液晶パネル14a〜14cは、ダイクロイックミラー
12,13によって分解された3つの色光の光路上に1
つずつ配置され、画素ごとに透過光量を調節することで
赤色画像,青色画像,緑色画像を形成する。
的な光学的構成を示すものである。投射型カラー画像表
示装置は、光源用のランプ11から放出された白色光を
赤色光,青色光,緑色光の3つの色光に分解する2つの
ダイクロイックミラー12,13と、3つの透過型の液
晶パネル14a,14b,14cと、液晶パネル14a
〜14cに表示された3つの画像の色光を合成する合成
プリズム15と、合成画像をスクリーン(図示せず)上
に投射するための投射レンズ16と、反射鏡17とから
構成されている。第1ダイクロイックミラー12は、白
色光中の赤色光を透過させ、青色光と緑色光とを垂直な
方向に反射する。また、第2ダイクロイックミラー13
は、青色光と緑色光との合成光の光路上に配置され、緑
色光を透過させて青色光を垂直な方向に反射する。3つ
の液晶パネル14a〜14cは、ダイクロイックミラー
12,13によって分解された3つの色光の光路上に1
つずつ配置され、画素ごとに透過光量を調節することで
赤色画像,青色画像,緑色画像を形成する。
【0004】合成プリズム15は、4つの直角プリズム
15a,15b,15c,15dを組み合わせて構成さ
れている。直角プリズム15a〜15dのそれぞれの側
面にはダイクロイックコーティングが施されており、こ
れにより合成器15には、交叉した2面のダイクロイッ
ク面15e,15fが形成される。
15a,15b,15c,15dを組み合わせて構成さ
れている。直角プリズム15a〜15dのそれぞれの側
面にはダイクロイックコーティングが施されており、こ
れにより合成器15には、交叉した2面のダイクロイッ
ク面15e,15fが形成される。
【0005】反射鏡17は赤色光及び緑色光の光路内に
合計3個配置され、液晶パネル14a〜14cが合成プ
リズム15の3方の周面と対峙するように光路を折り曲
げている。液晶パネル14a〜14cに形成された3つ
の画像の色光は、合成プリズム15を通過することによ
り合成され、この合成画像光が投射レンズ16側に射出
される。
合計3個配置され、液晶パネル14a〜14cが合成プ
リズム15の3方の周面と対峙するように光路を折り曲
げている。液晶パネル14a〜14cに形成された3つ
の画像の色光は、合成プリズム15を通過することによ
り合成され、この合成画像光が投射レンズ16側に射出
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、液晶パネル
14a〜14cに形成された赤色画像,青色画像,緑色
画像の各色光は、それぞれの波長が異なっているので、
投射レンズ16の倍率の色収差により、スクリーン上に
結像される赤色,青色,緑色の各画像の大きさに差異が
生じ、カラー画像に色ずれを生じてしまう。倍率の色収
差は、光の波長の大きさによってガラス(レンズ)での
屈折率が異なるために、近軸光線以外の光線による像の
位置及び大きさが波長によって異なってしまうものであ
る。
14a〜14cに形成された赤色画像,青色画像,緑色
画像の各色光は、それぞれの波長が異なっているので、
投射レンズ16の倍率の色収差により、スクリーン上に
結像される赤色,青色,緑色の各画像の大きさに差異が
生じ、カラー画像に色ずれを生じてしまう。倍率の色収
差は、光の波長の大きさによってガラス(レンズ)での
屈折率が異なるために、近軸光線以外の光線による像の
位置及び大きさが波長によって異なってしまうものであ
る。
【0007】スクリーン上での色ずれを解消するため
に、液晶パネル14a〜14cのそれぞれを光軸上で変
位させ、各液晶パネル14a〜14cの物体距離を調整
することで、各色の画像の大きさを調整する方法があ
る。しかし、この方法では、投影倍率が大きくなるほど
液晶パネル14a〜14cの各変位量も大きくなるた
め、スクリーン上の画像にピントぼけが生じ、鮮鋭なカ
ラー画像を得ることができなくなる。
に、液晶パネル14a〜14cのそれぞれを光軸上で変
位させ、各液晶パネル14a〜14cの物体距離を調整
することで、各色の画像の大きさを調整する方法があ
る。しかし、この方法では、投影倍率が大きくなるほど
液晶パネル14a〜14cの各変位量も大きくなるた
め、スクリーン上の画像にピントぼけが生じ、鮮鋭なカ
ラー画像を得ることができなくなる。
【0008】そこで、一般的には、投射レンズの倍率の
色収差を光学的に補正する方法がとられている。しか
し、投射レンズの倍率の色収差を効果的に補正するため
に、その材料として高価な異常分散ガラスを用いてお
り、投射レンズの高コスト化の原因となっている。
色収差を光学的に補正する方法がとられている。しか
し、投射レンズの倍率の色収差を効果的に補正するため
に、その材料として高価な異常分散ガラスを用いてお
り、投射レンズの高コスト化の原因となっている。
【0009】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、投射レンズの製造コストを上昇させることなく、
投射レンズの倍率の色収差に起因する色ずれを軽減した
投射型カラー画像表示装置を提供することを目的とす
る。
ので、投射レンズの製造コストを上昇させることなく、
投射レンズの倍率の色収差に起因する色ずれを軽減した
投射型カラー画像表示装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の投射型カラー画像表示装置は、3つの色光
が入射する合成プリズムの3つの入射面のうちの少なく
とも1つに、スクリーン上での画像の大きさが他の色光
の画像と同じになるように該色光の画像の大きさを補正
する樹脂製の補正レンズを、ハイブリッド成形法により
一体成形するものである。
に、本発明の投射型カラー画像表示装置は、3つの色光
が入射する合成プリズムの3つの入射面のうちの少なく
とも1つに、スクリーン上での画像の大きさが他の色光
の画像と同じになるように該色光の画像の大きさを補正
する樹脂製の補正レンズを、ハイブリッド成形法により
一体成形するものである。
【0011】請求項2記載の投射型カラー画像表示装置
は、第1ないし第3の透過型液晶パネルのうちの少なく
とも1つの表示面に、スクリーン上での画像の大きさが
他の色光の画像と同じになるように該透過型液晶パネル
からの色光の画像の大きさを補正する樹脂製の補正レン
ズを、ハイブリッド成形法により一体成形するものであ
る。
は、第1ないし第3の透過型液晶パネルのうちの少なく
とも1つの表示面に、スクリーン上での画像の大きさが
他の色光の画像と同じになるように該透過型液晶パネル
からの色光の画像の大きさを補正する樹脂製の補正レン
ズを、ハイブリッド成形法により一体成形するものであ
る。
【0012】請求項3記載の投射型カラー画像表示装置
は、3つの色光のうちの少なくとも1つの光路中に配置
された透明な平行平板の表面に、スクリーン上での画像
の大きさが他の色光の画像と同じになるように該色光の
画像の大きさを補正する樹脂製の補正レンズを、ハイブ
リッド成形法によって一体成形するものである。
は、3つの色光のうちの少なくとも1つの光路中に配置
された透明な平行平板の表面に、スクリーン上での画像
の大きさが他の色光の画像と同じになるように該色光の
画像の大きさを補正する樹脂製の補正レンズを、ハイブ
リッド成形法によって一体成形するものである。
【0013】請求項4記載の投射型カラー画像表示装置
は、補正レンズを、紫外線硬化樹脂により成形するもの
である。
は、補正レンズを、紫外線硬化樹脂により成形するもの
である。
【0014】請求項5記載の投射型カラー画像表示装置
は、最も薄い部分での厚みが1mm以下となるように、
補正レンズを成形するものである。
は、最も薄い部分での厚みが1mm以下となるように、
補正レンズを成形するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の投射型カラー画
像表示装置の光学的構成を示すもので、図8に示した投
射型カラー画像表示装置と同じ部材には、共通の符号を
付してある。本発明の投射型カラー画像表示装置は、白
色光を放出する3つの光源11と、3つのフィルタ18
a,18b,18cと、3つの透過型液晶パネル(以
下、単に液晶パネルとする)14a,14b,14c
と、合成プリズム15と、投射レンズ16とから構成さ
れている。フィルタ18aは、対応する光源11から放
出された白色光中の赤色成分光のみを透過させ、液晶パ
ネル14aに入射させる。また、フィルタ18bは白色
光中の緑色成分光を、フィルタ18cは白色光中の青色
成分光をそれぞれ透過させ、液晶パネル14b,14c
に入射させる。
像表示装置の光学的構成を示すもので、図8に示した投
射型カラー画像表示装置と同じ部材には、共通の符号を
付してある。本発明の投射型カラー画像表示装置は、白
色光を放出する3つの光源11と、3つのフィルタ18
a,18b,18cと、3つの透過型液晶パネル(以
下、単に液晶パネルとする)14a,14b,14c
と、合成プリズム15と、投射レンズ16とから構成さ
れている。フィルタ18aは、対応する光源11から放
出された白色光中の赤色成分光のみを透過させ、液晶パ
ネル14aに入射させる。また、フィルタ18bは白色
光中の緑色成分光を、フィルタ18cは白色光中の青色
成分光をそれぞれ透過させ、液晶パネル14b,14c
に入射させる。
【0016】合成プリズム15は、側面にダイクロイッ
クコーティングが施された4つの直角プリズム15a,
15b,15c,15dを組み合わせてなり、直角プリ
ズム15a,15b,15c側の周面が入射面に、直角
プリズム15d側の周面が射出面となっている。3つの
液晶パネル14a,14b,14cは、赤色画像,緑色
画像,青色画像を表示し、合成プリズム15の3方の入
射面に対峙するように配置される。液晶パネル14a〜
14cに表示された3つの画像の色光は、合成プリズム
15を通過することにより合成され、この合成画像光が
射出面から射出される。
クコーティングが施された4つの直角プリズム15a,
15b,15c,15dを組み合わせてなり、直角プリ
ズム15a,15b,15c側の周面が入射面に、直角
プリズム15d側の周面が射出面となっている。3つの
液晶パネル14a,14b,14cは、赤色画像,緑色
画像,青色画像を表示し、合成プリズム15の3方の入
射面に対峙するように配置される。液晶パネル14a〜
14cに表示された3つの画像の色光は、合成プリズム
15を通過することにより合成され、この合成画像光が
射出面から射出される。
【0017】投射レンズ16は、合成プリズム15から
の合成画像光をスクリーン19上に投射する。この投射
レンズ16は、緑色画像の色光に対する屈折力が、赤色
画像及び青色画像の各色光に対する屈折力と大きく異な
り、緑色画像を他の2画像よりも大きく結像させるよう
な倍率の色収差をもっている。
の合成画像光をスクリーン19上に投射する。この投射
レンズ16は、緑色画像の色光に対する屈折力が、赤色
画像及び青色画像の各色光に対する屈折力と大きく異な
り、緑色画像を他の2画像よりも大きく結像させるよう
な倍率の色収差をもっている。
【0018】合成プリズム15には、像の大きさが最も
大きくなる緑色画像の色光の入射面に、樹脂製の補正レ
ンズ21が設けられている。補正レンズ21は、液晶パ
ネル14b側に凹面を向けた平凹レンズであり、ハイブ
リッド成形法によって合成プリズム15の入射面に一体
成形される。本実施形態においては、補正レンズ21
は、紫外線硬化性を有する樹脂を用いて成形し、中心部
の厚さが0.2mm、曲率半径が7500mmの球面状
に構成している。
大きくなる緑色画像の色光の入射面に、樹脂製の補正レ
ンズ21が設けられている。補正レンズ21は、液晶パ
ネル14b側に凹面を向けた平凹レンズであり、ハイブ
リッド成形法によって合成プリズム15の入射面に一体
成形される。本実施形態においては、補正レンズ21
は、紫外線硬化性を有する樹脂を用いて成形し、中心部
の厚さが0.2mm、曲率半径が7500mmの球面状
に構成している。
【0019】図2は、補正レンズ21の成形方法を示す
ものである。同図(A)に示すように、金型50の上面
には、合成プリズム15の、補正レンズ21を成形しよ
うとする面を下向きにして嵌め込むための凹部51が形
成されている。この凹部51の底面には、補正レンズ2
1と同形の成形溝52が形成されている。補正レンズ2
1を成形する際には、同図(B)に示すように、金型5
0内に合成プリズム15をセットし、成形溝52内に成
形用の紫外線硬化樹脂を注入する。この後、合成プリズ
ム15の上方から紫外線を照射すると、合成プリズム1
5を透過した紫外線によって樹脂が硬化する。これによ
り、合成プリズム15の表面に樹脂製の補正レンズ21
が一体に成形される。なお、上記のような方法によって
成形する補正レンズは、成形のしやすさを考慮すると、
最も薄い部分での厚みを1mm以下にするのが好まし
い。
ものである。同図(A)に示すように、金型50の上面
には、合成プリズム15の、補正レンズ21を成形しよ
うとする面を下向きにして嵌め込むための凹部51が形
成されている。この凹部51の底面には、補正レンズ2
1と同形の成形溝52が形成されている。補正レンズ2
1を成形する際には、同図(B)に示すように、金型5
0内に合成プリズム15をセットし、成形溝52内に成
形用の紫外線硬化樹脂を注入する。この後、合成プリズ
ム15の上方から紫外線を照射すると、合成プリズム1
5を透過した紫外線によって樹脂が硬化する。これによ
り、合成プリズム15の表面に樹脂製の補正レンズ21
が一体に成形される。なお、上記のような方法によって
成形する補正レンズは、成形のしやすさを考慮すると、
最も薄い部分での厚みを1mm以下にするのが好まし
い。
【0020】前述したように、緑色画像は、その像の大
きさが赤色画像,青色画像に比べて大きくなる。この緑
色画像の色光は、負の屈折力を有する補正レンズ21を
通過することで、緑色画像が縮小される。これにより、
投射レンズ16によってスクリーン19上に結像される
赤色画像,緑色画像,青色画像の各大きさが同じにな
り、色ずれのない良好なカラー画像が得られる。
きさが赤色画像,青色画像に比べて大きくなる。この緑
色画像の色光は、負の屈折力を有する補正レンズ21を
通過することで、緑色画像が縮小される。これにより、
投射レンズ16によってスクリーン19上に結像される
赤色画像,緑色画像,青色画像の各大きさが同じにな
り、色ずれのない良好なカラー画像が得られる。
【0021】本発明では、合成プリズムの入射面に直接
補正レンズを成形するので、補正レンズの厚さを極めて
薄く構成することができる。これにより、補正レンズを
配置した色光の光路長が変わらないので、補正レンズを
設けなかった色光の光路中に光路長補正用の平行平板を
設ける必要がなくなり、装置コストの低減に寄与するこ
とができる。また、いかなる形状のレンズ面であって
も、金型の成形溝の形状を変更することで容易に成形す
ることができるので、補正レンズの曲面形状は非球面で
あってもよい。
補正レンズを成形するので、補正レンズの厚さを極めて
薄く構成することができる。これにより、補正レンズを
配置した色光の光路長が変わらないので、補正レンズを
設けなかった色光の光路中に光路長補正用の平行平板を
設ける必要がなくなり、装置コストの低減に寄与するこ
とができる。また、いかなる形状のレンズ面であって
も、金型の成形溝の形状を変更することで容易に成形す
ることができるので、補正レンズの曲面形状は非球面で
あってもよい。
【0022】上記実施形態では、合成プリズム15の1
入射面に、像を縮小する作用を有する補正レンズ21を
設けたが、図3に示すように、赤色画像,及び青色画像
の各色光の入射面に、それぞれ像を拡大する作用を有す
る補正レンズ26,27を設けることも可能である。補
正レンズ26,27は、いずれも凸面を液晶パネル14
a,14c側に向けた平凸レンズに構成され、赤色画
像,及び青色画像の大きさが、緑色画像と同じ大きさに
なるように拡大する。補正レンズ26は、厚さが最も薄
くなる周縁部での厚さが0.2mm、曲率半径が760
0mmに構成されている。また、補正レンズ27は、周
縁部での厚さが0.2mm、曲率半径が7700mmに
構成されている。
入射面に、像を縮小する作用を有する補正レンズ21を
設けたが、図3に示すように、赤色画像,及び青色画像
の各色光の入射面に、それぞれ像を拡大する作用を有す
る補正レンズ26,27を設けることも可能である。補
正レンズ26,27は、いずれも凸面を液晶パネル14
a,14c側に向けた平凸レンズに構成され、赤色画
像,及び青色画像の大きさが、緑色画像と同じ大きさに
なるように拡大する。補正レンズ26は、厚さが最も薄
くなる周縁部での厚さが0.2mm、曲率半径が760
0mmに構成されている。また、補正レンズ27は、周
縁部での厚さが0.2mm、曲率半径が7700mmに
構成されている。
【0023】液晶パネル14a,14cに表示された赤
色画像,及び青色画像の各色光は、全体として正の屈折
力を有する補正レンズ板26,27を通過することで、
各像の大きさが拡大される。これにより、投射レンズ1
6によってスクリーン19上に結像される赤色画像,緑
色画像,青色画像の各大きさが同じになり、色ずれのな
い良好なカラー画像が得られる。
色画像,及び青色画像の各色光は、全体として正の屈折
力を有する補正レンズ板26,27を通過することで、
各像の大きさが拡大される。これにより、投射レンズ1
6によってスクリーン19上に結像される赤色画像,緑
色画像,青色画像の各大きさが同じになり、色ずれのな
い良好なカラー画像が得られる。
【0024】図4は、本発明の投射型カラー画像表示装
置の別の光学的構成を示すものである。この実施形態で
は、緑色画像を表示する液晶パネル14bの表示面に、
補正レンズ31を一体成形するものである。補正レンズ
31は、凹面を合成プリズム15側に向けた平凹レンズ
からなり、中心部での厚さが0.2mm、曲率半径が1
100mmに構成されている。この実施形態において
も、図1に示した補正レンズ21と同様の方法によって
液晶パネル14bの表示面に補正レンズ31を一体成形
することにより、厚さが極めて薄い補正レンズ31を容
易に成形することができる。
置の別の光学的構成を示すものである。この実施形態で
は、緑色画像を表示する液晶パネル14bの表示面に、
補正レンズ31を一体成形するものである。補正レンズ
31は、凹面を合成プリズム15側に向けた平凹レンズ
からなり、中心部での厚さが0.2mm、曲率半径が1
100mmに構成されている。この実施形態において
も、図1に示した補正レンズ21と同様の方法によって
液晶パネル14bの表示面に補正レンズ31を一体成形
することにより、厚さが極めて薄い補正レンズ31を容
易に成形することができる。
【0025】液晶パネル14bに表示された緑色画像の
色光は、負の屈折力を有する補正レンズ31を通過する
ことで、像の大きさが縮小される。これにより、投射レ
ンズ16によってスクリーン19上に結像される赤色画
像,緑色画像,青色画像の各大きさが同じになり、色ず
れのない良好なカラー画像が得られる。
色光は、負の屈折力を有する補正レンズ31を通過する
ことで、像の大きさが縮小される。これにより、投射レ
ンズ16によってスクリーン19上に結像される赤色画
像,緑色画像,青色画像の各大きさが同じになり、色ず
れのない良好なカラー画像が得られる。
【0026】図5に示すように、赤色画像,及び青色画
像を表示する液晶パネル14a,14cの各表示面に、
像を拡大する作用を有する補正レンズ35,36を一体
成形することも可能である。補正レンズ35,36は、
いずれも凸面を合成プリズム15側に向けた平凸レンズ
からなる。補正レンズ35は、厚さが最も薄くなる周縁
部での厚さが0.3mm、曲率半径が900mmに構成
されている。また、補正レンズ36は、周縁部での厚さ
が0.3mm、曲率半径が950mmに構成されてい
る。
像を表示する液晶パネル14a,14cの各表示面に、
像を拡大する作用を有する補正レンズ35,36を一体
成形することも可能である。補正レンズ35,36は、
いずれも凸面を合成プリズム15側に向けた平凸レンズ
からなる。補正レンズ35は、厚さが最も薄くなる周縁
部での厚さが0.3mm、曲率半径が900mmに構成
されている。また、補正レンズ36は、周縁部での厚さ
が0.3mm、曲率半径が950mmに構成されてい
る。
【0027】液晶パネル14a,14cに表示された赤
色画像,及び青色画像の各色光は、正の屈折力を有する
補正レンズ35,36を通過することで、各像の大きさ
が拡大される。これにより、投射レンズ16によってス
クリーン19上に結像される赤色画像,緑色画像,青色
画像の各大きさが同じになり、色ずれのない良好なカラ
ー画像が得られる。
色画像,及び青色画像の各色光は、正の屈折力を有する
補正レンズ35,36を通過することで、各像の大きさ
が拡大される。これにより、投射レンズ16によってス
クリーン19上に結像される赤色画像,緑色画像,青色
画像の各大きさが同じになり、色ずれのない良好なカラ
ー画像が得られる。
【0028】図6は、本発明の投射型カラー画像表示装
置のさらに別の光学的構成を示すものである。この実施
形態では、合成プリズム15と各液晶パネル14a,1
4b,14cとの間に、それぞれ偏光基板41,42,
43が設けられている。偏光基板41は、透明な平行平
板41aの液晶パネル14a側の面に、偏光板41bを
設けた構成となっている。なお、合成プリズム15と液
晶パネル14b,14cとの間に設けられた偏光基板4
2,43も、偏光基板41と同じ構成であるので、符号
のみを付してある。
置のさらに別の光学的構成を示すものである。この実施
形態では、合成プリズム15と各液晶パネル14a,1
4b,14cとの間に、それぞれ偏光基板41,42,
43が設けられている。偏光基板41は、透明な平行平
板41aの液晶パネル14a側の面に、偏光板41bを
設けた構成となっている。なお、合成プリズム15と液
晶パネル14b,14cとの間に設けられた偏光基板4
2,43も、偏光基板41と同じ構成であるので、符号
のみを付してある。
【0029】緑色画像を表示する液晶パネル14bと合
成プリズム15との間に設けられた偏光基板42には、
平行平板42aの合成プリズム15側の面に、補正レン
ズ45が一体成形されている。補正レンズ45は、凹面
を合成プリズム15側に向けた平凹レンズからなり、図
1に示した補正レンズ21と同様の方法によって平行平
板42aの表面に一体成形される。この補正レンズ45
は、中心部での厚さが0.2mm、曲率半径が6400
mmに構成されている。
成プリズム15との間に設けられた偏光基板42には、
平行平板42aの合成プリズム15側の面に、補正レン
ズ45が一体成形されている。補正レンズ45は、凹面
を合成プリズム15側に向けた平凹レンズからなり、図
1に示した補正レンズ21と同様の方法によって平行平
板42aの表面に一体成形される。この補正レンズ45
は、中心部での厚さが0.2mm、曲率半径が6400
mmに構成されている。
【0030】液晶パネル14bに表示された緑色画像の
色光は、負の屈折力を有する補正レンズ45を通過する
ことで、像の大きさが縮小される。これにより、投射レ
ンズ16によってスクリーン19上に結像される赤色画
像,緑色画像,青色画像のそれぞれの大きさが同じにな
り、色ずれのない良好なカラー画像が得られる。
色光は、負の屈折力を有する補正レンズ45を通過する
ことで、像の大きさが縮小される。これにより、投射レ
ンズ16によってスクリーン19上に結像される赤色画
像,緑色画像,青色画像のそれぞれの大きさが同じにな
り、色ずれのない良好なカラー画像が得られる。
【0031】図7に示すように、赤色画像,及び青色画
像を表示する液晶パネル14a,14cと、合成プリズ
ム15との間に設けられた偏光基板41,43に、像を
拡大する作用を有する補正レンズ46,47を一体成形
してもよい。補正レンズ46,47は、いずれも凸面を
合成プリズム15側に向けた平凸レンズからなり、平行
平板41a,43aの合成プリズム15側の面に一体成
形される。補正レンズ46は、厚さが最も薄くなる周縁
部での厚さが0.2mm、曲率半径が6500mmに構
成されている。また、補正レンズ47は、周縁部での厚
さが0.2mm、曲率半径が6600mmに構成されて
いる。
像を表示する液晶パネル14a,14cと、合成プリズ
ム15との間に設けられた偏光基板41,43に、像を
拡大する作用を有する補正レンズ46,47を一体成形
してもよい。補正レンズ46,47は、いずれも凸面を
合成プリズム15側に向けた平凸レンズからなり、平行
平板41a,43aの合成プリズム15側の面に一体成
形される。補正レンズ46は、厚さが最も薄くなる周縁
部での厚さが0.2mm、曲率半径が6500mmに構
成されている。また、補正レンズ47は、周縁部での厚
さが0.2mm、曲率半径が6600mmに構成されて
いる。
【0032】液晶パネル14a,14cに表示された赤
色画像,及び青色画像の各色光は、正の屈折力を有する
補正レンズ46,47を通過することで、各像の大きさ
が拡大される。これにより、投射レンズ16によってス
クリーン19上に結像される赤色画像,緑色画像,青色
画像の各大きさが同じになり、色ずれのない良好なカラ
ー画像が得られる。
色画像,及び青色画像の各色光は、正の屈折力を有する
補正レンズ46,47を通過することで、各像の大きさ
が拡大される。これにより、投射レンズ16によってス
クリーン19上に結像される赤色画像,緑色画像,青色
画像の各大きさが同じになり、色ずれのない良好なカラ
ー画像が得られる。
【0033】なお、上記実施形態ではいずれも、スクリ
ーン上での像の大きさが特に大きくなる緑色画像の大き
さを基準に考えて、この緑色画像の大きさを縮小する補
正レンズか、緑色画像以外の画像の大きさを拡大する補
正レンズのいずれかを設ける例について説明したが、本
発明では、各色光の画像が全て同じ大きさでスクリーン
上に結像されればよいので、画像の大きさを縮小する補
正レンズと拡大する補正レンズとを適宜に組み合わせて
用いればよい。
ーン上での像の大きさが特に大きくなる緑色画像の大き
さを基準に考えて、この緑色画像の大きさを縮小する補
正レンズか、緑色画像以外の画像の大きさを拡大する補
正レンズのいずれかを設ける例について説明したが、本
発明では、各色光の画像が全て同じ大きさでスクリーン
上に結像されればよいので、画像の大きさを縮小する補
正レンズと拡大する補正レンズとを適宜に組み合わせて
用いればよい。
【0034】また、上記実施形態ではいずれも、3つの
液晶パネルのそれぞれに専用の光源を設けたが、図8に
示したように、1つの光源から放出された白色光を赤色
光,青色光,緑色光の3つの色光に分解し、それぞれの
色光を3つの液晶パネルに入射させるようにしたカラー
画像表示装置にも、もちろん本発明を適用することがで
きる。
液晶パネルのそれぞれに専用の光源を設けたが、図8に
示したように、1つの光源から放出された白色光を赤色
光,青色光,緑色光の3つの色光に分解し、それぞれの
色光を3つの液晶パネルに入射させるようにしたカラー
画像表示装置にも、もちろん本発明を適用することがで
きる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の投射型カラー画
像表示装置によれば、3つの画像の色光の少なくとも1
つの光路中に、スクリーン上での画像の大きさが他の色
光の画像と同じになるように該色光の画像の大きさを補
正する樹脂製の補正レンズを設けるので、投射レンズの
倍率の色収差を光学的に補正しなくても、スクリー上に
色ずれのない良好なカラー画像を結像させることができ
る。これにより、投射レンズの材料として高価な異常分
散ガラスを用いる必要がなくなり、投射レンズの高コス
ト化を抑えることができる。
像表示装置によれば、3つの画像の色光の少なくとも1
つの光路中に、スクリーン上での画像の大きさが他の色
光の画像と同じになるように該色光の画像の大きさを補
正する樹脂製の補正レンズを設けるので、投射レンズの
倍率の色収差を光学的に補正しなくても、スクリー上に
色ずれのない良好なカラー画像を結像させることができ
る。これにより、投射レンズの材料として高価な異常分
散ガラスを用いる必要がなくなり、投射レンズの高コス
ト化を抑えることができる。
【0036】また、補正レンズを、合成プリズムの入射
面,透過型液晶パネルの表示面,あるいは色光の光路中
に配置された平行平板等に一体成形することで、極めて
薄い補正レンズを構成することができるので、この補正
レンズを設けても光路長が変わることがない。これによ
り、従来より一般に用いられている光路長補正用の平行
平板を特別に設けなくても、3つの色光の光路長が同じ
長さとなり、各色画像のピントずれを生じることなく、
色ずれを補正した良好なカラー画像を結像させることが
できる。
面,透過型液晶パネルの表示面,あるいは色光の光路中
に配置された平行平板等に一体成形することで、極めて
薄い補正レンズを構成することができるので、この補正
レンズを設けても光路長が変わることがない。これによ
り、従来より一般に用いられている光路長補正用の平行
平板を特別に設けなくても、3つの色光の光路長が同じ
長さとなり、各色画像のピントずれを生じることなく、
色ずれを補正した良好なカラー画像を結像させることが
できる。
【図1】本発明の投射型カラー画像表示装置の光学的構
成を示す概略図である。
成を示す概略図である。
【図2】図1に示した補正レンズの成形方法を示す説明
図である。
図である。
【図3】図1の投射型カラー画像表示装置における補正
レンズの別の配置例を示す概略図である。
レンズの別の配置例を示す概略図である。
【図4】本発明の投射型カラー画像表示装置の別の光学
的構成を示す概略図である。
的構成を示す概略図である。
【図5】図4の投射型カラー画像表示装置における補正
レンズ板の別の配置例を示す概略図である。
レンズ板の別の配置例を示す概略図である。
【図6】本発明の投射型カラー画像表示装置のさらに別
の光学的構成を示す概略図である。
の光学的構成を示す概略図である。
【図7】図6の投射型カラー画像表示装置における補正
レンズの別の配置例を示す概略図である。
レンズの別の配置例を示す概略図である。
【図8】従来の投射型カラー画像表示装置の光学的構成
を示す概略図である。
を示す概略図である。
11 光源 14a,14b,14c 透過型液晶パネル 15 合成プリズム 16 投射レンズ 19 スクリーン 21,26,27,31,35,36,45,46,4
7 補正レンズ 41,42,43 偏光基板 41a,42a,43a 平行平板
7 補正レンズ 41,42,43 偏光基板 41a,42a,43a 平行平板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA12 HA18 HA23 HA24 HA28 MA20 2H091 FA05X FA08X FA08Z FA21X FA26X FA41Z FB04 LA15 LA30 MA07
Claims (5)
- 【請求項1】 赤色光,青色光,緑色光を入射して対応
する色の画像を表示する第1ないし第3の透過型液晶パ
ネルと、各透過型液晶パネルに形成されたそれぞれの画
像の色光を合成する合成プリズムと、合成プリズムから
の色光をスクリーンに投射する投射レンズとを備えた投
射型カラー画像表示装置において、 前記3つの色光が入射する前記合成プリズムの3つの入
射面のうちの少なくとも1つに、スクリーン上での画像
の大きさが他の色光の画像と同じになるように該色光の
画像の大きさを補正する樹脂製の補正レンズを、ハイブ
リッド成形法により一体成形したことを特徴とする投射
型カラー画像表示装置。 - 【請求項2】 赤色光,青色光,緑色光を入射して対応
する色の画像を表示する第1ないし第3の透過型液晶パ
ネルと、各透過型液晶パネルに形成されたそれぞれの画
像の色光を合成する合成プリズムと、合成プリズムから
の色光をスクリーンに投射する投射レンズとを備えた投
射型カラー画像表示装置において、 前記第1ないし第3の透過型液晶パネルのうちの少なく
とも1つの表示面に、スクリーン上での画像の大きさが
他の色光の画像と同じになるように該透過型液晶パネル
からの色光の画像の大きさを補正する樹脂製の補正レン
ズを、ハイブリッド成形法により一体成形したことを特
徴とする投射型カラー画像表示装置。 - 【請求項3】 赤色光,青色光,緑色光を入射して対応
する色の画像を表示する第1ないし第3の透過型液晶パ
ネルと、各透過型液晶パネルに形成されたそれぞれの画
像の色光を合成する合成プリズムと、合成プリズムから
の色光をスクリーンに投射する投射レンズとを備えた投
射型カラー画像表示装置において、 前記3つの色光のうちの少なくとも1つの光路中に配置
された透明な平行平板の表面に、スクリーン上での画像
の大きさが他の色光の画像と同じになるように該色光の
画像の大きさを補正する樹脂製の補正レンズを、ハイブ
リッド成形法によって一体成形したことを特徴とする投
射型カラー画像表示装置。 - 【請求項4】 前記補正レンズは、紫外線硬化樹脂から
なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
載の投射型カラー画像表示装置。 - 【請求項5】 前記補正レンズは、最も薄い部分での厚
みが1mm以下であることを特徴とする請求項1ないし
4のいずれかに記載の投射型カラー画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191897A JP2002006298A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 投射型カラー画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191897A JP2002006298A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 投射型カラー画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002006298A true JP2002006298A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18691113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000191897A Pending JP2002006298A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 投射型カラー画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002006298A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004040366A1 (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-13 | Seiko Epson Corporation | プロジェクタ |
JP2005283663A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Canon Inc | 表示光学系および画像投射装置 |
US7267443B2 (en) | 2004-03-17 | 2007-09-11 | Seiko Epson Corporation | Light-modulating projector |
JP2008139389A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Victor Co Of Japan Ltd | 投射型表示装置 |
JP2013045649A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Yazaki Corp | バックライト |
JP5621779B2 (ja) * | 2009-10-02 | 2014-11-12 | Nok株式会社 | 密封装置 |
US11630309B2 (en) | 2020-01-31 | 2023-04-18 | Seiko Epson Corporation | Image light generation module and image display device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000206450A (ja) * | 1999-01-13 | 2000-07-28 | Seiko Epson Corp | 投写型表示装置および光選択プリズム |
JP2001066695A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-16 | Fuji Photo Optical Co Ltd | プロジェクタ装置 |
-
2000
- 2000-06-26 JP JP2000191897A patent/JP2002006298A/ja active Pending
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---|---|---|---|
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