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JP2002099255A - データ変換方法、シリアル−パラレル変換ic、作像回路、表示装置 - Google Patents

データ変換方法、シリアル−パラレル変換ic、作像回路、表示装置

Info

Publication number
JP2002099255A
JP2002099255A JP2000290653A JP2000290653A JP2002099255A JP 2002099255 A JP2002099255 A JP 2002099255A JP 2000290653 A JP2000290653 A JP 2000290653A JP 2000290653 A JP2000290653 A JP 2000290653A JP 2002099255 A JP2002099255 A JP 2002099255A
Authority
JP
Japan
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data
serial
parallel
parallel conversion
conversion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000290653A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kameyama
健司 亀山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000290653A priority Critical patent/JP2002099255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空間光変調素子を使用する表示装置の素子へ
のデータ入力回路で、特に高速動作が必要なシリアル−
パラレル変換時のデータ変換方法、シリアル−パラレル
変換IC、作像回路、表示装置を小型化する。 【解決手段】 本発明は、表示装置の変調に用いられる
空間光変調素子へデータを入力し、シリアルデータとし
て供給されるデータを空間光変調素子が必要とする数の
パラレルデータ数に変換するデータ変換方法であって、
n段(n≧2)にシリアル−パラレル変換を使用し、最
終段のシリアル−パラレル変換素子を前記空間光変調素
子が必要とするパラレルデータ数mに対して、m/2
(n−1)以上のパラレル出力を行う。よって、表示装
置に使用される空間光変調素子にシリアルデータからパ
ラレルデータへ変換してデータを供給する回路を小型で
安価に提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間光変調素子を
使用する表示装置(プロジェクタ等)の素子へのデータ
入力回路等に関し、特に高速動作が必要なシリアル−パ
ラレル変換時におけるデータ変換方法、シリアル−パラ
レル変換IC、作像回路、表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロジェクタをはじめとする空間
光変調素子を使用する表示装置においては、空間光変調
素子のデータ容量、動作速度が向上する一方である。特
に、SXGA(1280×1024)を上まわる画素数
では、フリッカーを抑えた表示を実現するためにも、単
ビット、シリアル伝送時における動作クロックが100
MHzを越えている。
【0003】従って、空間光変調素子を安定動作させる
ために、シリアル−パラレル変換を行い、動作クロック
を下げる必要がある。従来技術として、例えば、特開平
11−249631号公報では、プロジェクタ用でな
く、直視型ディスプレイにおいてデジタルデータを使用
する場合に、シリアル−パラレルデータを変換する機能
とLCDパネルとを一体化したモジュールが提案されて
いる。
【0004】図8は、一般的なプロジェクタ用回路の概
略構成を示すブロック図である。図8に示されるよう
に、シリアルデータであるRGB入力、NTSC入力
は、それぞれ処理回路(A/Dコンバータ81、ビデオ
コーダ82等)を経て、デジタル信号化される。SW8
3は、これのら信号のいずれかを表示するデータを選択
する回路である。RGB各色×8bitの信号は、画像
処理回路へ入力される。ここでは、LCD87の表示タ
イミングとの同期をとるためのメモリや、キーストン補
正、解像度変換、オンスクリーンデータ等の合成処理を
行う。
【0005】LCD87へ表示するため、RGB各色×
8bitのデジタル信号(メモリ素子のデジタル出力)
は、RAMDAC85で各色1bitのアナログデータ
に変換する。このアナログデータは、LCDパネル87
が必要とするパラレルデータへシリアル−パラレル変換
86で変換処理される。
【0006】空間光変調素子を駆動するための信号処理
は、空間光変調素子の方式で大きく異なる。DMDで
は、SRAMにデータを入力するため、デジタル信号で
すべて行われている。デジタル信号を使用する利点は、
ON/OFFの領域を越えない信号が無視され信号劣化
を起こしにくい点にある。一方、欠点としては、動作速
度を低減すると、信号線数が膨大な数になることであ
る。
【0007】空間光変調素子としては、液晶が一般に使
用されている。表示装置に使用される空間光変調素子
は、アナログ階調が主流のため、入力される信号はアナ
ログ信号となる。
【0008】最近の表示容量の増加にともない、動作ク
ロックが高速化している。空間光変調素子の動作クロッ
クを下げるためには、信号をパラレル化することが必要
である。
【0009】シリアルデータのアナログ信号をパラレル
変換する方法としては、既存技術として以下に示す2つ
の方法がある。まず、第1にデジタル化してパラレル化
する方法、第2にアナログ信号のまま、サンプル&ホー
ルド回路等を使用してデジタル化する方法である。
【0010】第1の方法では、DMDの場合と同じく、
データ線数が膨大となり、回路規模が巨大となる。現在
の主流である小型化には対応は困難であるが、データの
歪みが極端に少ない。
【0011】第2の方法では、データ線数は少ないが、
アナログ動作でありまた、表示容量の増加による高速化
のため、使用するICは極端に限定される。この極端な
場合としては、空間光変調素子が必要とするパラレル化
するデータ数と、既存のシリアル−パラレル変換数が一
致しなければ、対応したICを作製する必要があり、こ
れは非常に高いコストとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述される従来技術に
おいては、モジュールを外部回路に接続する際の接続線
数の低減による接続信頼性の向上のみを対象としてい
る。従って、プロジェクタ用のアナログインタフェース
を使用する空間光変調素子に適応すると、多チャンネル
出力で高速動作が必要なアナログ−デジタルコンバータ
(以下、A/Dコンバータ)が必要となり、実質的には
対応できないという問題がある。
【0013】一般的な傾向として、プロジェクタ用の空
間光変調素子を作製するメーカーは、それぞれ独自のパ
ラレル信号数でデータを制御しているが、表示容量の増
加に伴う動作クロックの上昇で、シリアル−パラレル変
換にかかる部品コストが無視できなくなってきている。
【0014】本発明の第1の目的は、表示装置に使用さ
れる空間光変調素子にシリアルデータからパラレルデー
タへ変換してデータを供給する回路を小型で安価に提供
することにある。
【0015】本発明の第2の目的は、高速動作が必要な
初段をデジタル信号を使用してパラレル化することで、
高速動作に対するノイズ対策とパラレル化による低速化
で、次段以降の部品コストの削減を実現し、安価な回路
を提供することにある。
【0016】本発明の第3の目的は、少なくとも最終段
は、アナログデータを使用してシリアル−パラレル変換
を行うことにより、信号線数の増加を押さえ、回路規模
が小さく、安価な回路を提供することにある。
【0017】本発明の第4の目的は、最終段のシリアル
−パラレル変換を除く周辺回路を1チップ化することで
回路の小型化を実現することにある。
【0018】本発明の第5の目的は、最終段のシリアル
−パラレル変換を含むシリアル−パラレル変換のための
周辺回路を1チップ化することで、回路の小型化を実現
することにある。
【0019】本発明の第6の目的は、小型化したシリア
ル−パラレル変換回路と空間光変調素子の制御回路を一
体化することにより、小型化を実現することにある。
【0020】本発明の第7の目的は、空間光変調素子に
液晶を使用し、小型化した制御ICと組み合わせること
により、小型化された作像回路を提供することにある。
【0021】本発明の第8の目的は、小型化した作像回
路を使用して、小型の表示装置を実現することにある。
【0022】本発明の第9の目的は、空間光変調素子を
使用する表示装置において、元データとしてのシリアル
データを空間光変調素子が必要なパラレルデータへ変換
する回路を安価に提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、表示装置の変調に用いられ
る空間光変調素子へデータを入力し、シリアルデータと
して供給されるデータを前記空間光変調素子が必要とす
る数のパラレルデータ数に変換するデータ変換方法であ
って、n段(n≧2)にシリアル−パラレル変換を使用
し、最終段のシリアル−パラレル変換素子を前記空間光
変調素子が必要とするパラレルデータ数mに対して、m
/2(n−1)以上のパラレル出力を行うことを特徴と
する。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、元のデータとしてシリアルデータを使用
し、前記空間光変調素子が必要とするパラレルデータに
変換する変換手段で、少なくともシリアル−パラレル変
換の初段は、デジタルデータを使用して前記元のデータ
に対してパラレル変換を行うことを特徴とする。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、少なくとも最終段はアナログデー
タを使用した変換手段を使用することを特徴とする。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の発明において、少なくとも最終段の変
換は、多段のシリアル−パラレル変換手段を使用するこ
とを特徴とする。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の前記シリアル−パラレル変換手段に用
いられるシリアル−パラレル変換用ICであって、最終
段のシリアル−パラレル変換部は外部とし、当該シリア
ル−パラレル変換部とのインタフェースを含んで一体化
して形成されることを特徴とする。
【0028】請求項6記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の前記シリアル−パラレル変換手段に用
いられるシリアル−パラレル変換用ICであって、最終
段のシリアル−パラレル変換部を含んで一体化して形成
されることを特徴とする。
【0029】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載のシリアル−パラレル変換ICが、空間光変調素子
の制御回路を含んで一体化形成されることを特徴とす
る。
【0030】請求項8記載の発明は、請求項7記載の前
記空間光変調素子に液晶パネルを使用したことを特徴と
する。
【0031】請求項9記載の発明は、請求項8記載の前
記作像回路を使用して、光源から照射される光を変調す
ることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態であるデータ変換方法、シリアル−パラ
レル変換IC、作像回路、表示装置を詳細に説明する。
シリアルデータとしては、NTSC、コンピュータ等の
アナログRGB信号等が該当し、プロジェクタのデータ
ソースとなる信号は、一般にシリアルデータである。こ
れらの信号は、プロジェクタ等の表示装置に入力される
と、デジタル化され、データ処理(画像サイズ変換・補
正)を経た後、空間光変調素子を駆動するための信号処
理が行われる。
【0033】一例を示すと、シリアルデータを少なくと
も初段はデジタル信号でパラレル変換を行い、動作周波
数が低下した後は、A/Dコンバータ等でアナログ信号
とし、少なくとも最終段は、アナログ信号のシリアル−
パラレル変換を行うものである。
【0034】本方法では、最も高速動作の初段は、デジ
タル信号で処理することでノイズ対策を行い、少なくと
も最終段はアナログ信号でシリアル−パラレル変換を使
用することから、信号線数の増加をデジタル処理に比較
すると極端に少なくおさえることができる。
【0035】図1の例では、1bit用のA/Dコンバ
ータ(12)が6個必要である。但し、A/Dコンバー
タ(12)、シリアル−パラレル変換(13)の動作ク
ロックは、元信号の1/2 となるため、使用できる部
品の幅は大幅に広がる。
【0036】比較のために、図2にデジタル処理による
場合のブロック図を示す(条件は図1と同じ)。各色8
bitの信号は、8bitシフトレジスタ×6(21)
へ入力され、各シフトレジスタ出力を一斉にラッチする
ことで各色48bitのデータに変換される。A/Dコ
ンバータ(22)は、変換後のため、動作速度は元デー
タの1/6となる。但し、使用個数は18個となる。
【0037】また、図3にアナログ構成のシリアル−パ
ラレル変換を示す(条件は図1、図2と同じ)。この場
合、デジタルデータはA/Dコンバータ(32)で処理
され、各色1bitのデータをシリアル−パラレル変換
回路(33)でシリアル−パラレル変換する。素子数は
最も少なく、A/コンバータ3個、シリアル−パラレル
変換3個となる。但し、この方法では、動作周波数が、
元データから変わらないため、使用する素子は非常に高
速動作が必要となり、使用可能な素子は非常に特殊なも
のとなる(SXGAクラスでは、100MHzを越える
動作が必要)。
【0038】使用する部品の選択幅を広くすることは、
部品コストの低減を実現する。本発明では、回路規模は
デジタル処理より格段に小さく、部品選択幅はアナログ
処理より大幅に広い、回路構成を実現している。
【0039】周辺IC、シリアル−パラレル変換IC、
空間光変調素子用の制御回路等を選択的に1チップ化す
ることで、小型化を実現することができる。また、空間
光変調子に液晶を使用して、前述のICを使用すること
で、小型の作像回路を実現でき、この作像回路を使用す
ることで、小型の表示装置を実現することができる。
【0040】空間光変調素子については、本発明では、
アナログ信号でパラレル入力を使用するものであれば、
対応することできる。具体的には、TFT駆動のLCD
でアナログ階調を行うものは使用可能である。
【0041】〈第1の実施例〉本発明の第1の実施例で
は、元データとして、RGB(各256階調)3本のシ
リアルデータをそれぞれ本のパラレルデータに変換する
変換器を作製した。
【0042】本発明の第1の実施例においては、RGB
を8ビットのA/Dコンバータ(SONY CXA35
06R)で8ビット化したのち、デジタルデータの状態
で16ビットwordに変換した。この信号をD/Aコ
ンバータでアナログ化(RGB:2×3)したのち、シ
リアル−パラレルコンバータ(SONY CXA211
2R)でシリアル−パラレル変換処理を行った。
【0043】比較のために、全てをデジタル化した状態
で変換し、変換後にD/A変換を行う回路を作製した。
比較の回路では、A/DコンバータでRGB各色8ビッ
ト化したのち、8ビットのシフトレジスタ(10×3
コ)と出力を維持するための8bitラッチ(10×3
コ)を使用して240本(8×10×3)のデータに展
開した。これを8ビットずつ30個のD/Aコンバータ
で10×3のアナログデータとした。
【0044】本発明の第1の実施例によれば、回路規
模、部品点数とも小さく、回路の小型化と低コスト化が
実現できることが分かった。
【0045】〈第2の実施例〉本発明の第2の実施例で
は、元データとして、RGB(各256階調)3本のシ
リアルデータをそれぞれ8本のパラレルデータに変換す
る変換器を作製した。
【0046】本発明の第2の実施例においては、RGB
を8ビットのA/Dコンバータ(SONY CXA35
06R)でデジタル8ビット化したのち、デジタルデー
タの状態で16ビットwordに変換した。この信号を
D/Aコンバータでアナログ化(RGB:2×3)した
のち、シリアル−パラレルコンバータ(SONY CX
A2112R)を各色2個使用して、シリアル−パラレ
ル変換処理を行った。
【0047】比較のために、図4に示すように、RGB
をデジタル化した後、単ビットのサンプル−ホールド回
路41を使用した。サンプル−ホールドIC41とし
て、SPT9101(24個)、クロックドライバ42
として、SPT96850(24個)を使用した。
【0048】本発明の第2の実施例によれば、回路規模
は、本発明のものが15.4cm2、これに対して比較
例では72.1cm2 (部品面積比で78.6%低減)
変換部の消費電力は、本発明によるもので7W以下に対
し、比較例では19W以下で、本発明では、従来例に対
して36%程度の消費電力を実現した。従って、本発明
では、回路規模、消費電力を低減できることが確認でき
た。
【0049】〈第3の実施例〉本発明の第3の実施例で
は、シリアル−パラレル変換ICとして、デジタル8ビ
ット入力をもち、16ビット化とD−Aコンバータを1
チップ化したシリアルーパラレル変換用のICを作製し
た。この作製したICを使用し、6ビットのシリアル−
パラレルコンバータ(SONY CXA2112R)×
2個でシリアル−パラレル処理回路を構成した。
【0050】本発明の第3の実施例によれば、上述の第
2の実施例に比べて、20%の実装面積の減少が見られ
た。また、周辺回路を1チップ化することにより、小型
化を実現できた。
【0051】〈第4の実施例〉本発明の第4の実施例で
は、シリアル−パラレル変換ICとして、デジタル8ビ
ット入力をもち、16ビット化とD−Aコンバータおよ
び5ビットのシリアル−パラレルコンバータを1チップ
化したシリアルーパラレル変換用のICを作製した。
【0052】本発明の第4の実施例によれば、上述の第
3の実施例に比べて、10%の実装面積の減少が見られ
た。また、周辺回路を1チップ化することにより、小型
化を実現できた。
【0053】〈第5の実施例〉本発明の第5の実施例で
は、上述の第4の実施例で作製したシリアル−パラレル
変換IC(以下、変換IC)を使用し、表示容量102
4×768のLCOSを使用し、LCOS−変換IC間
はFPCを使用し、変換ICと同一基板にはLCOSの
制御回路を作り込んだ。
【0054】図5は、試作した作像回路の斜視図を示
す。LCOSを取りつけたヒートシンク52の裏面にシ
リアル−パラレル変換+LCD制御回路53を作り込ん
だ。このように一体化して形成することにより、小型の
作像回路を実現できた。
【0055】〈第6の実施例〉本発明の第6の実施例で
は、上述の第5の実施例で作製した作像回路を3回路使
用し、120W超高圧水銀灯、インテグレータ、PB
S、ダイクロイックプリズムを使用して、プロジェクタ
を作製した。
【0056】比較のために、プロジェクタも作製した。
図6には、本発明の表示装置(プロジェクタ)につい
て、光学部品のレイアウトを示す。ランプ63からの光
は、インテグレータ64を使用することで均一にLCD
65の表面を照明する。
【0057】図7には、本発明によるLCDを使用した
空間光変調素子周辺の斜視図を示す。使用した基板は、
データ入力からデータ処理までの機能を備える基板71
である。
【0058】一方、従来構成のLCDを使用した空間光
変調素子周辺の斜視図を図9に示す。使用した基板は、
データ入力からデータ処理までの機能を備える基板91
の1枚と、データのシアル−パラレル変換とLCDを駆
動するための制御機能を備える基板94の1枚と、の合
計2枚構成となった。従って、本発明による表示装置
(プロジェクタ)では、基板1枚分の部品コスト削減
と、小型化を実現することができる。
【0059】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、表示装置に使用される空間光変
調素子にシリアルデータからパラレルデータへ変換して
データを供給する回路を小型で安価に提供することがで
きる。
【0060】請求項2または3記載の発明によれば、デ
ジタル信号を使用してパラレル化(動作周波数を低下)
することで、最も高速な信号のノイズ対策を行い、安定
に動するシリアル−パラレル変換回路を安価に提供する
ことができる。すなわち、動作周波が低下することで、
次段で使用する素子の選択範囲が大幅に拡大する。
【0061】請求項4記載の発明によれば、少なくとも
最終段は、アナログデータを使用してシリアル−パラレ
ル変換を行うことにより、信号線数の増加を押さえ、回
路規模が小さく、安価な回路を提供することができる。
【0062】請求項5記載の発明によれば、最終段のシ
リアル−パラレル変換を除く周辺回路を1チップ化する
ことで、大幅なコスト増加もなく、回路の小型化を実現
することができる。
【0063】請求項6記載の発明によれば、最終段のシ
リアル−パラレル変換を含むシリアル−パラレル変換の
ための周辺回路を1チップ化することで、回路の小型化
を実現することができる。
【0064】請求項7記載の発明によれば、小型化した
シリアル−パラレル変換回路と空間光変調素子の制御回
路を一体化することにより、小型化を実現することがで
きる。
【0065】請求項8記載の発明によれば、空間光変調
素子に液晶を使用し、小型化した制御ICと組み合わせ
ることにより、小型化された作像回路を提供することが
でき。
【0066】請求項9記載の発明によれば、小型化した
作像回路を使用して、小型の表示装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシリアル−パラレル変換部を示す
ブロック図である。
【図2】デジタル構成によるシリアル−パラレル変換部
を示すブロック図である。
【図3】アナログ構成によるシリアル−パラレル変換部
を示すブロック図である。
【図4】アナログ構成単ビットのサンプル&ホールド回
路を使用したシリアル−パラレル変換部を示すブロック
図である。
【図5】一体化された空間光変調素子の斜視図である。
【図6】試作したプロジェクタの光学部品レイアウト図
【図7】本発明における空間光変調素子周辺の斜視図で
ある。
【図8】一般的なプロジェクタ用回路を示すブロック図
である。
【図9】従来の空間光変調素子周辺の斜視図である。
【符号の説明】
11 8bitシフトレジスタ 12 A/Dコンバータ 13 シリアル−パラレル変換回路 14 LCD

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の変調に用いられる空間光変調
    素子へデータを入力し、シリアルデータとして供給され
    るデータを前記空間光変調素子が必要とする数のパラレ
    ルデータ数に変換するデータ変換方法であって、 n段(n≧2)にシリアル−パラレル変換を使用し、最
    終段のシリアル−パラレル変換素子を前記空間光変調素
    子が必要とするパラレルデータ数mに対して、m/2
    (n−1)以上のパラレル出力を行うことを特徴とする
    データ変換方法。
  2. 【請求項2】 元のデータとしてシリアルデータを使用
    し、前記空間光変調素子が必要とするパラレルデータに
    変換する変換手段で、少なくともシリアル−パラレル変
    換の初段は、デジタルデータを使用して前記元のデータ
    に対してパラレル変換を行うことを特徴とする請求項1
    記載のデータ変換方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも最終段はアナログデータを使
    用した変換手段を使用することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のデータ変換方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも最終段の変換は、多段のシリ
    アル−パラレル変換手段を使用することを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載のデータ変換方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の前記
    シリアル−パラレル変換手段に用いられるシリアル−パ
    ラレル変換用ICであって、 最終段のシリアル−パラレル変換部は外部とし、当該シ
    リアル−パラレル変換部とのインタフェースを含んで一
    体化して形成されることを特徴とするシリアル−パラレ
    ル変換IC。
  6. 【請求項6】 請求項1から4のいずれかに記載の前記
    シリアル−パラレル変換手段に用いられるシリアル−パ
    ラレル変換用ICであって、 最終段のシリアル−パラレル変換部を含んで一体化して
    形成されることを特徴とするシリアル−パラレル変換I
    C。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載のシリアル−パラ
    レル変換ICは、 空間光変調素子の制御回路を含んで一体化形成されるこ
    とを特徴とするシリアル−パラレル変換IC。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の前記空間光変調素子に液
    晶パネルを使用したことを特徴とする作像回路。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の前記作像回路を使用し
    て、光源から照射される光を変調することを特徴とした
    表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005531019A (ja) * 2002-06-24 2005-10-13 ゲミディス・ナムローゼ・フエンノートシャップ アクティブマトリクスのための画素回路およびリフレッシュ方法
WO2024109304A1 (zh) * 2022-11-25 2024-05-30 苏州旭创科技有限公司 一种光模块

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