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JP2002087943A - 頭髪化粧料及び頭髪処理法 - Google Patents

頭髪化粧料及び頭髪処理法

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Publication number
JP2002087943A
JP2002087943A JP2000276125A JP2000276125A JP2002087943A JP 2002087943 A JP2002087943 A JP 2002087943A JP 2000276125 A JP2000276125 A JP 2000276125A JP 2000276125 A JP2000276125 A JP 2000276125A JP 2002087943 A JP2002087943 A JP 2002087943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
powder
feeling
cosmetic
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000276125A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Usui
宏幸 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arimino Co Ltd
Original Assignee
Arimino Co Ltd
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Publication date
Application filed by Arimino Co Ltd filed Critical Arimino Co Ltd
Priority to JP2000276125A priority Critical patent/JP2002087943A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭髪にくすみ感(マット感)及びなめらか感
を付与することを目的とした、頭髪に添付後除去しない
頭髪化粧料を提供すること。 【解決手段】 水に難溶性であり常温において粉体であ
る成分を1種類以上含有することを特徴とする、頭髪に
添付後除去しない頭髪化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭髪に添付後除去
しない頭髪化粧料、並びに該頭髪化粧料を用いる頭髪に
くすみ感及びなめらか感を付与する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油脂類、シリコーン類の他各種の
保湿剤等により、頭髪にツヤ感やシットリ感を付与する
頭髪化粧料は種々知られていたが、頭髪にくすみ感(マ
ット感)を付与する方法やその化粧料については、知ら
れていない。
【0003】一方、粉体成分は皮膚や頭髪を清浄にする
ための化粧料基剤として知られている。しかしながら、
これらの組成物はもっぱらヒトの身体を清潔に保つこと
を目的としているが、皮膚に白色の斑点を生じるなど美
観上はむしろ不利益となるものであった。したがって清
浄剤としての目的を達成した後は、衛生的にも美観上か
らも脂肪分や汗などを吸着した清浄剤は除去する必要が
あった。即ち、粉体成分を頭髪に添付後、除去すること
なく整髪する頭髪化粧料は報告されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、頭髪
にくすみ感(マット感)及びなめらか感を付与すること
を目的とした、頭髪に添付後除去しない頭髪化粧料を提
供すること、および上記頭髪化粧料を用いて頭髪にくす
み感(マット感)及びなめらか感を付与する方法を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、ある特定の粉体を含
有する頭髪化粧料を用いることにより、頭髪に十分なく
すみ感(マット感)及びなめらか感を与えるとともに、
髪を傷めることなく美的でかつ魅力的に整髪し得ること
を見出し、発明を完成した。
【0006】即ち、本発明によれば、水に難溶性であり
常温において粉体である成分を1種類以上含有すること
を特徴とする、頭髪に添付後除去しない頭髪化粧料、並
びに上記頭髪化粧料を頭髪に添付せしめた後、該粉体成
分を除去しないことを特徴とする頭髪にくすみ感及びな
めらか感を付与する方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の頭髪化粧料は、水に難溶性であり常温に
おいて粉体である成分(以下、主成分としての粉体とい
う)を1種類以上含有することを特徴とし、頭髪に添付
後除去せずそのまま整髪するものである。本発明の頭髪
化粧料を使用することにより、頭髪にくすみ感及びなめ
らか感を付与することができる。
【0008】本発明で用いる主成分としての粉体は、水
に難溶性であり、常温において粉体の形状を保持し得る
ものであるが、常温から摂氏50度以下においても粉体
であるものが好ましく、さらに粉体の融点が高いほど好
ましい。常温以上になると粉体の形状を保持し得ないも
のは、粉体組成物を頭髪に塗布した状態で直射日光にあ
たるなど、常温以上の環境に置かれた場合に粉体が変質
する可能性があるからである。粉体の比重、色調、髪へ
の付着性および帯電性、さらさら度は、特に限定されな
いが、比重は比較的小さいものが好ましく、さらさら度
が高く、粘着性が生じにくいものが好ましい。
【0009】本発明で用いる主成分としての粉体の平均
粒径は、0.01〜1000μmであり、好ましくは
0.05〜700μm、より好ましくは0.1〜700
μmである。0.01μmより小さな粒径ではくすみ感
が得られず、1000μmより大きい粒径では、頭髪に
付着・保持しにくくなるために、くすみ感(マット感)
及びなめらか感を維持できず美的な面で効果が低くな
る。
【0010】主成分としての粉体は1種類だけ使用して
も2種類以上を組み合わせて使用してもよい。粉体の配
合量は、頭髪化粧料全重量中0.01〜90重量%、好
ましくは0.1〜80重量%、より好ましくは1〜70
重量%である。粉体の配合量が0.01重量%未満で
は、頭髪化粧料を大量に頭髪に供給する必要が生じて実
用となりにくい。また、粉体の配合量が90重量%を超
える場合は、粉体が頭髪に均一に添付されにくくなると
ともに、頭髪化粧料中における粉体の分散性が劣り、保
存中に凝集が生じやすくなる。また、主成分としての粉
体の頭髪化粧料への配合量は、化粧料中の不揮発性成分
に対しては30〜100重量%であり、好ましくは50
〜100重量%、さらに好ましくは70〜100重量%
である。30重量%未満では、他の成分の影響が大きく
なり初期の目的を達成することが困難となる。
【0011】本発明で用いる主成分としての粉体は、無
機物でも有機物でもよい。無機物の具体例としては、二
酸化ケイ素、ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カル
シウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸
ストロンチウム、珪藻土、タルク、セリサイト、マイ
カ、カオリン、モンモリロナイト、クレー、ベントナイ
ト、バーミキュライト、酸化チタン皮膜雲母(雲母チタ
ン)、オキシ塩化ビスマス、窒化ホウ酸、酸化ジルコニ
ウム、酸化亜鉛、酸化チタン、低次酸化チタン、タング
ステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、酸化アルミニ
ウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム等があげられる。また、有機物の
具体例としては、小麦粉や米粉等の穀類粉末、各種ので
んぷん等の天然物、さらに、オクテニルコハク酸デンプ
ンエステル金属塩等の化工デンプン等、その他シリコー
ンパウダー等の化学合成品などがあげられる。
【0012】オクテニルコハク酸デンプンエステル金属
塩におけるデンプンは、トウモロコシ、馬鈴薯、タピオ
カ、サゴ、米、小麦、ワキシイ・メイズ、甘藷、クズな
どの化工後に常温において粉体となるものであればよ
く、特にトウモロコシデンプンが好ましい。金属塩とし
ては、カルシウム、バリウム、アルミニウム、鉄、など
水に難溶性の粉体となるものであればいずれでもよい
が、特にアルミニウムが好ましい。従って、以上の粉体
のなかでも、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプン
エステルアルミニウムが最も好ましく、本物質は、米国
特許第2,613,206号公報、特開平9−1943
41号公報、特開平10−158138号公報および特
開平10−158139号公報などに記載されている。
また、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステ
ルアルミニウムは、例えば、日本エヌエスシー社から市
販のものを使用することができる。
【0013】本発明で用いる主成分としての粉体は、エ
アゾール製品等において長時間放置すると凝集(ケーキ
ング)を起すことがある。本発明の頭髪化粧料において
は、上記した粉体とともに無機粉体(本明細書中以下、
補助無機粉体という)を配合することにより、軽く振盪
するだけで元の状態に再分散・復元することができる。
【0014】本発明で用いる補助無機粉体としては、主
成分としての粉体の中から異種の無機粉体が選ばれる。
主成分としての粉体の再分散効果を高めるには複数の補
助無機粉体を選択することが好ましい。
【0015】補助無機粉体の具体例としては、二酸化ケ
イ素、ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、珪藻土、タ
ルク、クレー、酸化マグネシウム、炭酸カルシウムなど
が挙げられる。補助無機粉体の形状は、粒子に凹凸を有
するものが好ましく、これらの平均粒子径は、0.1〜
1000μmの範囲にあり、かつ、平均粒子径が、主成
分としての粉体より大きいものを選択することが好まし
い。0.1μmより小さな粒径では、再分散・復元の効
果が低くなり、1000μm以上ではなめらかさが損な
われる。補助無機粉体の配合量は、頭髪化粧料全重量に
基づいて、0.01〜20重量%であり、好ましくは
0.1〜10重量%であり、特に好ましくは0.2〜5
重量%である。
【0016】補助無機粉体としては、二酸化ケイ素が最
も好ましく、平均粒子径が1〜100μmの範囲内で、
かつ、主成分としての粉体の平均粒子径より大きい粉体
を選択することが最も好ましい。
【0017】補助無機粉体の添加以外にも、界面活性剤
及び/又は油性基剤の添加も主成分としての粉体の再分
散・復元に有効であり、本発明の効果を損なわない範囲
で適宜使用することができる。本発明で用いることので
きる界面活性剤としては、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L
−グルタミン酸、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタ
ミン酸ナトリウム、テトラデセンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウ
リルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノ
ールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸
トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエ
ーテル酢酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、塩
化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルト
リメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニ
ウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジス
テアリルジメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチ
ルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ジココイ
ルジメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤、
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピル
ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、2−ア
ルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチル
イミダゾリニウムベタイン、ラウリルヒドロキシスルホ
ベタイン、ラウリルジメチルアミンオキサイド、ヤシ油
アルキルジメチルアミンオキサイドなどの両性界面活性
剤、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸
ジエタノールアミン、ラウリン酸ジエタノールアミン、
パーム核油脂肪酸ジエタノールアミン、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオ
キシエチレンオレイルラウリルエーテル、ポリオキシエ
チレンベヘニルエーテル、ステアリン酸ポリオキシエチ
レンセチルエーテル、ステアリン酸ポリオキシエチレン
ステアリルエーテル、ステアリン酸ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、ステアリン酸ソルビタン、モノステアリン
酸グリセリン、モノステアリン酸プロピレングリコー
ル、ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン共重合体
などのノニオン性界面活性剤が挙げられる。本発明で用
いることができる油性基剤としては、オリーブ油、ツバ
キ油、大豆油、トウモロコシ油、カルナウバロウなどの
植物性油、ラノリン、鯨ロウなどの動物性油、流動パラ
フィンなどの鉱物性油等が挙げられる。
【0018】本発明における主成分としての粉体などの
分散媒としては、液化ガス、エタノールなどの低級アル
コール、水、シリコーン油などが挙げられ、化粧品の剤
形により適宜選択される。本発明の頭髪化粧料には、上
記配合剤のほか、界面活性剤、高級アルコール類、炭化
水素類、水溶性高分子、液状ラノリン、ラノリン誘導
体、リン脂質、コレステロールおよびその誘導体、コラ
ーゲン分解ペプチド誘導体、パーフルオロポリエーテ
ル、高級アルコール高級脂肪酸エステル類、高級脂肪酸
類、油脂類、動植物性油脂類、抗フケ剤、抗菌剤、ビタ
ミン類、薬効剤、防腐剤、有機溶剤、無機溶剤、圧縮ガ
ス、染料、顔料、紫外線吸収剤、収斂剤、香料、その他
本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することがで
きる。
【0019】本発明の頭髪化粧料は、例えば、エアゾー
ル、クリーム、ローション、乳液、フォーム、スプレー
(ミスト)、ジェル、パウダー、ワックス等適宜の形態
で使用することができ、常法に従って製造することがで
きる。特にエアゾール製品が、本発明の頭髪化粧料を頭
髪に均一に添付することができ、かつ、手軽に使用する
ことができ、好適である。エタノール製品の噴射剤の例
としては、プロパン、ノルマルブタン、イソブタンなど
を主成分とする液化石油ガス、ジメチルエーテルなどの
液化ガス、さらに炭酸ガス、窒素ガスなどが挙げられ
る。該噴射剤は、それぞれ単独又は2種以上を組み合わ
せて使用することができる。
【0020】本発明の頭髪化粧料は、好みにより頭髪へ
の添付量を調整することができる。例えば、エアゾール
製品の場合は、1〜20秒間程度噴霧し整髪することに
よりくすみ感(マット感)及びなめらか感を付与した頭
髪とすることができる。以下に実施例を挙げて本発明を
更に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0021】
【実施例】実施例1(ヘアスプレー) 20gのオクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエス
テルアルミニウム、0.5gの二酸化ケイ素、0.2g
のメチルフェニルポリシロキサン及び30gのビトレッ
クス変性アルコールを室温において撹拌混合し、その
後、49.3gの液化石油ガス(0.15MPa)と共
にエアゾール耐圧容器に充填してヘアスプレーを調製し
た。
【0022】実施例2(ヘアスプレー) タルク 30.0g メチルフェニルポリシロキサン 0.2g ビトレックス変性アルコール 30.0g 液化石油ガス(0.15MPa) 39.8g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0023】実施例3(ヘアスプレー) カオリン 20.0g ベントナイト 2.0g ビトレックス変性アルコール 37.4g セチルアルコール 0.5g 香料 0.1g 液化石油ガス(0.15MPa)40.0g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0024】実施例4(ヘアスプレー) 二酸化ケイ素 25.0g ミリスチン酸イソプロピル 2.0g 香料 0.05g イソペンタン 32.95g 液化石油ガス(0.15MPa)40.0g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0025】実施例5(ヘアスプレー) シリコンパウダー 30.0g 二酸化ケイ素 2.0g ビトレックス変性アルコール 50.0g 液化石油ガス(0.15MPa)40.0g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0026】実施例6(ヘアスプレー) ベントナイト 10.0g 二酸化ケイ素 2.0g 精製水 50.0g ジメチルエーテル 38.0g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0027】実施例7(ヘアスプレー) カオリン 15.0g 二酸化ケイ素 3.0g 精製水 50.0g ジメチルエーテル 32.0g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0028】実施例8(ヘアスプレー) タルク 20.0g ビトレックス変性アルコール 30.0g 液化石油ガス(0.15MPa)50.0g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0029】実施例9(ヘアスプレー) カオリン 15.0g ビトレックス変性アルコール 35.0g 液化石油ガス(0.15MPa)50.0g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0030】実施例10(ヘアスプレー) タルク 10.0g カオリン 10.0g ビトレックス変性アルコール 30.0g 液化石油ガス(0.15MPa)50.0g 上記組成につき、実施例1と同様にして、ヘアスプレー
を調製した。
【0031】実施例11(ヘアフォーム) 15gのオクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエス
テルアルミニウム、2gの二酸化ケイ素、1.5gのヤ
シ油脂肪酸ジエタノールアミド、8gのビトレックス変
性アルコール、及び65.5gの精製水を撹拌混合し、
その後、8gの液化石油ガス(0.45MPa)と共に
エアゾール耐圧容器に充填してヘアフォームを調製し
た。
【0032】 実施例12(ヘアフォーム) オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム 20.0g 二酸化ケイ素 0.5g ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1.0g ビトレックス変性アルコール 10.0g 精製水 58.5g 液化石油ガス(0.45MPa) 10.0g 上記組成につき、実施例11と同様にして、ヘアフォー
ムを調製した。
【0033】実施例13(ヘアフォーム) カオリン 12.0g ラウリルジメチルアミンオキシド 1.0g プロピレングリコール 2.0g メチルパラベン 0.2g 安息香酸ナトリウム 0.2g ビトレックス変性アルコール 5.0g 精製水 71.6g 液化石油ガス(0.45MPa) 7.0g ジメチルエーテル 1.0g 上記組成につき、実施例11と同様にして、ヘアフォー
ムを調製した。
【0034】実施例14(ヘアフォーム) ベントナイト 15.0g カオリン 5.0g 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0g メチルパラベン 0.1g プロピルパラベン 0.1g ビトレックス変性アルコール 5.0g 精製水 62.8g 液化石油ガス(0.45MPa) 10.0g 上記組成につき、実施例11と同様にして、ヘアフォー
ムを調製した。
【0035】比較例1(ヘアスプレー) メチルフェニルポリシロキサン 0.2g ビトレックス変性アルコール 50.5g 液化石油ガス(0.15MPa) 49.3g 調製法:実施例1における配合素材からオクテニルコハ
ク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム及び二
酸化ケイ素を除き、その代わりに同重量のビトレックス
変性アルコールを加え上記の組成とし、その後は実施例
1と同様にヘアスプレーを調製した。
【0036】比較例2(ヘアフォーム) ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1.5g ビトレックス変性アルコール 8.0g メチルパラベン 0.1g プロピルパラベン 0.1g 精製水 82.3g 液化石油ガス(0.45MPa) 8.0g 調製法:実施例11における配合素材からオクテニルコ
ハク酸トウモロコシデンプンエステルアルミニウム及び
二酸化ケイ素を除き、その代わりに同重量の精製水を加
え上記の組成とし、その後は実施例11と同様にヘアフ
ォームを調製した。
【0037】上記に示した実施例及び比較例で調製した
ヘアスプレー、ヘアフォームを使用した時のくすみ感
(マット感)、なめらか感及び再分散効果についてを官
能試験により評価した。
【0038】くすみ感(マット感)の評価については、
20名の被験者を用い、ヘアスプレーについては、毛髪
に10秒間均一にスプレーし、ヘアフォームにおいて
は、ゴルフボール程度のフォームを毛髪に均一に塗布し
た。評価は被験者本人が行い、最も多い回答を評価結果
とした。評価基準は以下の通りである。評価の結果を以
下の表1に示す。 ◎:非常に良好(十分なくすみ感を得ることが出来
た。) ○:良好(くすみ感を得ることが出来た。) △:やや良好(わずかなくすみ感を得ることが出来
た。) ×:悪い(まったくくすみ感を得ることが出来なかっ
た。)
【0039】なめらか感の評価については、上記のくす
み感(マット感)の評価と同時に、同様の方法で行っ
た。評価基準は以下の通りである。評価の結果を以下の
表1に示す。 ◎:非常に良好(十分ななめらか感を得ることが出来
た。) ○:良好(なめらか感を得ることが出来た。) △:やや良好(わずかななめらか感を得ることが出来
た。) ×:悪い(なめらか感を得ることが出来なかった。)
【0040】再分散効果の評価については、実施例及び
比較例に記すエアゾール耐圧容器に透明性容器(PET
製容器)を使用し、分散性を肉眼で容易に観察できる手
段をとった。評価は調製5日後、それぞれ5回ずつ手で
軽く振った後の肉眼観察によるもので、評価基準は、以
下の通りである。評価の結果を以下の表1に示す。 ◎:非常に良好 ○:良好 △:やや良好 ×:悪い
【0041】
【表1】
【0042】表1の結果から本発明のサンプルでは、く
すみ感(マット感)、なめらか感および再分散効果の全
てで優れていることが分かる。
【0043】
【発明の効果】本発明の整髪化粧料は、頭髪にくすみ感
(マット感)及びなめらか感を与えるものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水に難溶性であり常温において粉体であ
    る成分を1種類以上含有することを特徴とする、頭髪に
    添付後除去しない頭髪化粧料。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の頭髪化粧料を頭髪に添
    付せしめた後、該粉体成分を除去しないことを特徴とす
    る頭髪にくすみ感及びなめらか感を付与する方法。
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