JP2002087621A - シート供給装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート供給装置を小さくして、シート供給装
置が装備される装置の本体を小さくすること。 【解決手段】 シート供給装置２１は、シートＳが収納
されて装置本体１に着脱可能なシート収納体２と、シー
ト収納体からシートを送り出すシート給送手段４と、シ
ート給送手段によりシート収納体から送り出されるシー
トの先端を受け止めて当該シートを１枚ずつに分離する
斜面部材８と、を備え、斜面部材８を装置本体１に設け
てある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、シートを１枚ずつ
画像形成装置に供給するためのシート供給装置と、この
シート供給装置を装置本体に備え、シート供給装置によ
って供給されたシートに画像を形成する複写機、プリン
タ、ファクシミリ、およびこれらの複合機器等の画像形
成装置とに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、シートに画像を形成する画像形成
装置の一例であるプリンタは、図９、図１０に示すよう
に、複数枚のシートを１枚ずつ分離して供給するシート
供給装置１０２を装置本体１０１に備えている。

【０００３】シート供給装置１０２は、内壁に分離斜面
１０８が形成されたカセット１０３を有し、シート供給
ローラ１０４によってカセット１０３から送り出される
シートＳを分離斜面１０８で受け止めながら１枚に分離
して搬送ローラ対１１０ａ、１１０ｂに送り込むように
なっている。

【０００４】プリンタ１００は、シート供給装置１０２
によって供給されたシートＳに感光ドラム１１３によっ
て画像を形成し、シート排出トレイ１１８に排出するよ
うになっている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプリン
タ１００における分離斜面１０８の長さは、シートＳの
積載に必要な長さに、シートの分離に必要な長さを加え
た長さになる。すなわち、分離斜面１０８（図１０参
照）の実際の長さＬ１は、シート満載時の長さＬ２に分
離用の長さＬ３を加えた長さになり、カセットの分離斜
面側は、かなりの高さを必要としている。

【０００６】このため、装置の小型化を図るために装置
本体１０１の高さを低くする場合には、カセット１０３
に収納されるシートの枚数が制限されたり、カセットの
引き出し方向が制限されたりしていた。すなわち、カセ
ットの分離斜面側から装置本体に差し込むように構成す
ると、分離斜面の高さ分装置本体のカセット装着部の高
さが必要になるため、積載枚数を減らして高さを低くす
る必要がある。また、積載枚数を減らしたくない場合に
は、カセットを分離斜面と反対側から装置本体に差し込
むように構成（シート供給方向と逆方向に装着する構
成）しなければならず、設計の自由度が制限されるとい
う問題があった。

【０００７】（目的）本発明の第１の目的は、装備され
る装置の本体を小さくすることのできるシート供給装置
を提供することにある。

【０００８】本発明の第２の目的は、シート収納体に対
するシートの収納をしやすくしたシート供給装置を提供
することにある。

【０００９】本発明の第３の目的は、シートの搬送性を
向上したシート供給装置を提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のシート供給装置は、シートが収納されて装
置本体に着脱可能なシート収納体と、前記シート収納体
からシートを送り出すシート給送手段と、前記シート給
送手段により前記シート収納体から送り出されるシート
の先端を受け止めて該シートを１枚ずつに分離する斜面
部材と、を備え、前記斜面部材を前記装置本体に設けて
ある。

【００１１】本発明のシート供給装置は、さらに、前記
斜面部材の下流側に該斜面部材の分離斜面に連続するシ
ート案内路を備えている。

【００１２】本発明のシート供給装置は、さらに、前記
シート収納体と前記斜面部材とを上下方向に複数段有
し、前記斜面部材の背後に、他段のシート収納体から送
り出されたシートを案内するシート搬送路を備えてい
る。

【００１３】本発明のシート供給装置は、前記斜面部材
のシート搬送方向と交差する方向の幅を、前記シート収
納体のシート収納部分の幅より狭く設定し、前記シート
収納体に前記斜面部材が通過できる切り欠きを設け、前
記シート収納体の着脱のときに前記シート給送手段が前
記切り欠きを通過するようにしてある。

【００１４】本発明のシート供給装置は、前記斜面部材
のシート搬送方向と交差する方向の幅を、前記シート収
納体のシート収納部分の幅より狭く設定し、前記カセッ
トに、収納される前記シートを案内するとともに前記カ
セットが前記装置本体に装着されたとき前記斜面部材の
分離斜面と同じ角度の傾斜面を有するシートセットガイ
ドを有している。

【００１５】本発明のシート供給装置の前記シートセッ
トガイドの傾斜面は、前記斜面部材の分離斜面よりも積
載されているシートと反対側に下がっている。

【００１６】本発明のシート供給装置は、前記斜面部材
のシート搬送方向と交差する方向の幅を、前記シート収
納体のシート収納部分の幅より狭く設定し、前記装置本
体は、前記シート収納体から送り出されたシートを案内
する案内面が前記斜面部材より下流側に位置するシート
搬送ガイドを有している。

【００１７】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、上記いずれか１つのシート供給装置と、前記
シート供給装置によって供給されたシートに画像を形成
する画像形成手段と、を備えている。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態のシート
供給装置を備えたプリンタを説明する。

【００１９】図１において、プリンタ（画像形成装置）
２１は、装置本体１の下部に、画像が形成される媒体で
あるシートＳをシート収納部分２ｓ内に収納するカセッ
ト（シート収納体）２が設けられている。カセット２の
中に収納されたシートは、シート供給ローラ（シート給
送手段）４によって送り出されるようになっている。シ
ート供給ローラ４は、回転中心軸６を中心にして回転可
能に保持レバー５に設けられている。保持レバー５は、
回転中心軸７を中心にして上下方向に傾動可能に本体１
に設けられている。

【００２０】斜面部材８は本体１に設けられている。斜
面部材８は、シート供給ローラ４によってカセット２か
ら送り出されるシートＳの先端を受け止めて１枚ずつに
分離するようになっている。シートガイド９は、斜面部
材８によって１枚に分離されたシートを搬送ローラ１０
ａ，１０ｂに案内するようになっている。転写前ガイド
１１ａ，１１ｂは、シートを搬送ローラ１０ａ，１０ｂ
から感光ドラム１３と転写ローラ１５とのニップに案内
するようになっている。スキャナーユニット１２は、電
気的信号によってレーザー光を感光ドラム（画像形成手
段）１３に発するようになっている。感光ドラム１３
は、スキャナーユニット１２からの光学的信号を受け
て、表面上に画像イメージを作り、シートに転写するよ
うになっている。感光ドラム１３は、カートリッジ（画
像形成手段）１４に保持されている。転写ローラ１５
は、シートをドラム１３に当接させて、感光ドラム１３
からシートに画像を転写するようになっている。

【００２１】定着器１６は、シート上の画像をシートに
熱と圧力とで定着するようになっている。シート排出ロ
ーラ１７ａ、１７ｂは、シートを本体１上部の排出シー
トトレイ１８に排出して積載するようになっている。

【００２２】以上の構成の内、カセット２、シート供給
ローラ４、保持レバー５、回転中心軸６，７、斜面部材
８、後述するシート搬送路２５等は、シート供給装置２
２を構成している。装置本体１は、プリンタ２１の本体
であるとともに、シート供給装置２２の本体でもある。

【００２３】シート供給装置２２は、カセット２に収納
されたシートＳを、シート供給ローラ４によって斜面部
材８に押し当ててさばきながら、１枚ずつに分離して、
カセット２から送り出すようになっている。斜面部材８
の下流側には、シートガイド９と案内壁２４とによって
シート案内路２５が形成されている。このシート案内路
２５は斜面部材８の分離斜面８ｓに連続している。

【００２４】図２に示すように、斜面部材８が、本体１
の傾斜した突出部１ｂに設けられているため、カセット
２は、傾斜部材８と突出部１ｂとを受け入れる切り欠き
３を有している。シートが空になったカセット２は、図
１においてシート供給ローラ４と保持レバー５が破線の
位置に待避した状態において、シートを搬送する方向と
反対の方向（矢印Ａ方向）に引き出すことができる。カ
セット２を本体から引き出すとき、シート供給ローラ４
と保持レバー５は、切り欠き３を通過するため、カセッ
ト２と干渉することがない。したがって、シート供給ロ
ーラ４と保持レバー５を上方に大きく退避させる必要が
無く、例えば、カセット２にシートを最大積載したとき
のシートの上面から少し上げた位置で退避させるように
すれば、退避空間の高さを低減することができてより装
置の小型化を図ることができる。

【００２５】このように、本実施形態のシート供給装置
２２は、最も高さを必要とする斜面部材８を本体１に設
けた構造になっているため、カセット２の高さをシート
を満載したときのシート積載高さｈ（図１参照）とほぼ
等しくして、薄型にすることができる。また、カセット
２をシート搬送方向と逆の方向に引き出すことができる
ので、装置本体１内でのカセット２の装着領域を狭くし
て、プリンタ２１を小型にすることができる。

【００２６】（第２の実施形態）図３および図４に示す
第２の実施形態のプリンタ（画像形成装置）３１は、カ
セット（シート収納体）２ａ，２ｂ，２ｃを複数段有し
ている。プリンタ３１の本体３３内には、各カセット２
ａ，２ｂ，２ｃに対応する、シート供給ローラ４ａ，４
ｂ，４ｃ、保持レバー５ａ，５ｂ，５ｃ、回転中心軸６
ａ，６ｂ，６ｃ、回転中心軸７ａ，７ｂ，７ｃ、斜面部
材８ａ，８ｂ，８ｃ、シートガイド９ａ，９ｂ，９ｃ、
搬送ローラ１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ，１０ｅ，
１０ｆが配設されている。

【００２７】さらに、プリンタ３１の本体３３内には、
第１実施形態のプリンタ２１と同様に、スキャナーユニ
ット１２、感光ドラム（画像形成手段）１３、カートリ
ッジ（画像形成手段）１４、転写ローラ１５、定着器１
６、シート排出ローラ１７ａ，１７ｂ、排出シートトレ
イ１８等を備えている。

【００２８】各斜面部材８ａ，８ｂ，８ｃは、第１の実
施形態の斜面部材８と同様に、本体３３に設けられてい
る。各斜面部材８ａ，８ｂ，８ｃの下流側には、各シー
トガイド９ａ，９ｂ，９ｃと案内壁３４ａ，３４ｂ，３
４ｃとによってシート案内路３５ａ，３５ｂ，３５ｃが
形成されている。斜面部材８ａ，８ｂの背後と案内壁３
４ａ，３４ｂとによって上下方向に連続して延びるシー
ト搬送路３６ａ，３６ｂが形成されている。

【００２９】以上の構成において、カセット２ａ，２
ｂ，２ｃ、シート供給ローラ４ａ，４ｂ，４ｃ、保持レ
バー５ａ，５ｂ，５ｃ、回転中心軸６ａ，６ｂ，６ｃ、
回転中心軸７ａ，７ｂ，７ｃ、斜面部材８ａ，８ｂ，８
ｃ、シート案内路３５ａ，３５ｂ，３５ｃ、シート搬送
路３６ａ，３６ｂ等は、シート供給装置３２を構成して
いる。装置本体３３は、プリンタ３１の本体であるとと
もに、シート供給装置３２の本体でもある。

【００３０】本実施形態のプリンタ３１は、多数のカセ
ット２ａ，２ｂ，２ｃに収納された互いに材質やサイズ
の異なるシートを選択して、そのシートに印刷をするこ
とができるようになっている。例えば、最下段のカセッ
ト２ｃからシート供給ローラ４ｃによって供給されたシ
ートは、斜面部材８ｃによって１枚に分離され、搬送ロ
ーラ１０ｅ，１０ｆ，１０ｃ，１０ｄ，１０ａ，１０ｂ
によって搬送されて、第１の実施形態のプリンタ２１と
同様に感光ドラム１３等によって画像が印刷される。

【００３１】このとき、斜面部材８ａ，８ｂ，８ｃが装
置本体３３に設けられているため、図４に示すように、
２段目のカセット２ｂを装置本体３３から抜き出して
も、シート搬送路３６ｂは装置本体３３側に残ることに
なり、３段目のカセット２ｃからシートを供給して画像
を形成することができる。また、１段目のカセット２ｂ
を装置本体３３から抜き出した場合も、同様に、シート
搬送路３６ａが装置本体３３側に残ることになり、３段
目のカセット２ｃからシートを供給して画像を形成する
ことができる。

【００３２】したがって、第２実施形態のシート供給装
置３２は、シート案内路３５ａ，３５ｂ，３５ｃと、シ
ート搬送路３６ａ，３６ｂとを有しているので、シート
を円滑に供給することができる。

【００３３】また、プリンタ３１は、シートに画像を形
成しているとき、そのシート以外のシートを収納してい
るカセットをシートの補充や交換等で装置本体から引き
出しても、シート搬送路３６ａ，３６ｂによって、シー
トの搬送を継続することができ、稼働率を高めることが
できる。

【００３４】（第３の実施形態）図５、図７、図８は、
第３の実施形態のシート供給装置４２のカセット（シー
ト収納体）４３と、斜面部材８とを示している。他の部
分は、第１の実施形態のシート供給装置２２と同様であ
るので、説明を省略する。

【００３５】カセット４３の下流側の側壁４３ａ（図
７、図８参照）と底部４３ｂには、上流側を向くシート
セット用リブ（シートセットガイド）４４が突設されて
いる。

【００３６】図６は、シートセット用リブ４４を供えて
いないカセット２を示してある。このようにシートセッ
ト用リブ４４を供えていないカセット２にシートを収納
したとき、シートＳの先端Ｓａは、カセット２の下流側
の側壁２ａに当接して揃えられる。このような状態で、
カセット２を本体に装着して、切り欠き３に斜面部材８
を受け入れると、シートＳの先端Ｓａは、カセット２の
装着にともなって、斜面部材８に当接し、斜面部材８の
傾斜に沿って整合される。このとき、シートＳの先端Ｓ
ａが斜面部材８に強く押し当てられるとともに、シート
がカセット２に対して最大Ｌ４の距離だけ摺動する。距
離Ｌ４は、カセット２に対する斜面部材８の進入距離で
ある。

【００３７】第３の実施形態では、シート供給装置４２
のカセット４３には、シートＳをカセット４３に収納す
るとき、シートの先端を斜面部材８の傾斜角と同様な傾
斜角で整合できるようにするシートセット用リブ４４が
４つ立設されている。シートセット用リブ４４は、斜面
部材８を含めて突出部１ｂと相似形状の三角形に形成さ
れている。シートセット用リブ４４の案内面（傾斜面）
４４ａの傾斜角は、傾斜部材８の傾斜角とほぼ同じに設
定されている。また、シートセット用リブ４４は、カセ
ット４３を本体に装着したとき、案内面４４ａが斜面部
材８より距離Ｌ５だけ下流側に位置するようにカセット
４３に設けられている。シートセット用リブ４４が、斜
面部材８より僅かな距離Ｌ５だけ、下流側に位置してい
ることによって、カセット４３を装置本体に装着したと
き、シートは、斜面部材８に当接し、整合させられなが
ら僅かな距離Ｌ５だけ、押し戻される。

【００３８】したがって、カセット４３を装置本体に装
着するとき、シートを大きく移動させることが無いため
スムーズに装着ができるという利点がある。また、カセ
ット４３にシートを収納するときシートセット用リブ４
４の案内面４４ａに沿って収納されるため、シートがさ
ばかれてカセット４３に収納されることになり、シート
を１枚ずつ確実に分離して供給することができる。な
お、案内面４４ａはシートの分離時にシートの両側を支
持して、円滑に案内するとともに、補助的な分離機能も
有する。

【００３９】なお、図７において、切り欠き４５の縁に
は、斜面部材８が設けられた突出部１ｂの進入を案内す
る案内片４６，４６が互いに平行に立設されている。ま
た、シートセット用のリブ４４の案内面４４ａは、斜面
部材８より上流側に突出していなければよく、傾斜面部
材８と揃っていてもよい。

【００４０】第３実施形態のシート供給装置を備えたプ
リンタ（図示省略）は、損傷を受けていないシートに画
像を形成することができるため、品質のよい画像をシー
トに形成することができる。

【００４１】（第４の実施形態）図７、図８は、第４の
実施形態のシート供給装置５２のカセット（シート収納
体）４３と、斜面部材８の周辺とを示している。他の部
分は、第１の実施形態のシート供給装置２２と同様であ
るので、説明を省略する。また、図７、図８は、第３の
実施形態のシート供給装置４２と兼用してあり、第３の
実施形態のシート供給装置４２と同一部分については、
同一符号を付してその部分の説明も省略する。

【００４２】斜面部材８の両側の装置本体５１には、斜
面部材８と傾斜角がほぼ同一の三角形状の搬送用リブ
（シート搬送ガイド）５４が上流側に向けて４つ突設さ
れている。搬送用リブ５４の案内面５４ａは、斜面部材
８とほぼ揃った形状に、あるいは多少上流側に位置した
形状に形成されている。

【００４３】この搬送用リブ５４を設けた理由は、次の
通りである。

【００４４】カセット４３にセットされたシートは、装
置本体５１に設けられた斜面部材８に沿って搬送される
が、カセット２に収納された状態で、シートセット用リ
ブ４４でシートの先端に受け止められていなければなら
ない。このため、斜面部材８とそれを保持する突出部１
ｂのシート搬送方向と交差する方向の幅Ｗ１は、シート
の幅より広くすることができない。そこで、突出部１ｂ
の両脇にシートガイド用の搬送用リブ５４を、突出部１
ｂと相似の三角形状にして突設し、斜面部材８によって
案内されないシートの部分を搬送用リブ５４によって案
内し、シートがカセット４３から本体５１に引っ掛から
ないで円滑に渡すことができるようにして、シートのジ
ャムの発生を防止している。

【００４５】第４実施形態のシート供給装置を備えたプ
リンタ（図示省略）は、円滑に供給されるシートに画像
を形成することができるため、品質のよい画像をシート
に形成することができる。

【００４６】なお、シートセット用リブ４４と搬送用リ
ブ５４は、シートを円滑に案内できるように、カセット
４３を本体５１に装着したとき、シート搬送方向にほぼ
一直線状になるように配列されている。

【００４７】以上説明した、シート供給装置２２，３
２，４２は、プリンタのみならず、複写機、ファクシミ
リ、およびこれらの複合機器等の他の画像形成装置の装
置本体にも組み込むことができるようになっている。

【００４８】また、傾斜部材８は、装置本体に設けてあ
るが、装置本体自体の一部分を傾斜部材の代わりにして
もよい。

【００４９】さらに、傾斜部材８の幅Ｗ２は、第４実施
形態のシート供給装置５２において、説明したように、
シートの幅より狭く設定されている。

【００５０】

【発明の効果】本発明のシート供給装置は、高さを必要
とする斜面部材を装置本体に設けたため、シート収納体
の高さを低くして薄型にすることができて装置本体の高
さ方向の小型化を図ることができる。さらに、装置本体
を大きくすること無く、シート供給方向とは反対方向に
シート収納体を本体から引き出す構成を採用することが
できて設計の自由度を増すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施形態のシート供給装置を備
えたプリンタの正面概略断面図である。

【図２】図１のシート供給装置のカセットと斜面部材と
の斜視図である。

【図３】本発明の第２の実施形態のシート供給装置を備
えたプリンタの正面概略断面図である。

【図４】本発明の第２の実施形態のシート供給装置を備
えたプリンタにおいて，２段目のカセットを抜き取った
ときの正面概略断面図である。

【図５】本発明の第３の実施形態のシート供給装置のカ
セットの断面図である。

【図６】本発明の第３の実施形態のシート供給装置の特
徴を説明するためのカセットの断面図である。

【図７】本発明の第３、第４の実施形態のシート供給装
置において、カセットを装置本体に装着している途中に
おけるカセットと、傾斜部材との斜視図である。

【図８】本発明の第３、第４の実施形態のシート供給装
置において、カセットを装置本体に装着したときのカセ
ットと、傾斜部材との斜視図である。

【図９】従来のシート供給装置を備えたプリンタの概略
正面断面図である。

【図１０】従来のシート供給装置のカセットの斜視図で
ある。

【符号の説明】

Ｓ シート Ｓａ シートの先端 １ プリンタ（シート供給装置、画像形成装置）の
装置本体 １ｂ 突出部 ２ カセット（シート収納体） ２ａ 側壁 ２ｓ シート収納部分 ３ 切り欠き ４，４ａ，４ｂ，４ｃ シート供給ローラ（シート
給送手段） ８，８ａ，８ｂ，８ｃ 斜面部材 ８ｓ 分離斜面 １３ 感光ドラム（画像形成手段） １４ カートリッジ（画像形成手段） １６ 定着器 ２１ プリンタ（画像形成装置） ２２ シート供給装置 ２４ 案内壁 ２５ シート案内路 ３１ プリンタ（画像形成装置） ３２ シート供給装置 ３３ 装置本体 ３５ａ，３５ｂ，３５ｃ シート案内路 ３６ａ，３６ｂ，３６ｃ シート搬送路 ４２ シート供給装置 ４３ カセット（シート収納体） ４３ａ 側壁 ４３ｂ 底部 ４４ シートセット用リブ（シートセットガイド） ４４ａ 案内面（傾斜面） ４５ 切り欠き ４６ 案内片 ５１ 装置本体 ５２ シート供給装置 ５４ 搬送用リブ（シート搬送ガイド） ５４ａ 案内面

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シートが収納されて装置本体に着脱可能
   なシート収納体と、 前記シート収納体からシートを送り出すシート給送手段
   と、 前記シート給送手段により前記シート収納体から送り出
   されるシートの先端を受け止めて該シートを１枚ずつに
   分離する斜面部材と、を備え、 前記斜面部材を前記装置本体に設けたことを特徴とする
   シート供給装置。
2. 【請求項２】 前記斜面部材の下流側に該斜面部材の分
   離斜面に連続するシート案内路を備えたことを特徴とす
   る請求項１に記載のシート供給装置。
3. 【請求項３】 前記シート収納体と前記斜面部材とを上
   下方向に複数段有し、前記斜面部材の背後に、他段のシ
   ート収納体から送り出されたシートを案内するシート搬
   送路を備えたことを特徴とする請求項１または２に記載
   のシート供給装置。
4. 【請求項４】 前記斜面部材のシート搬送方向と交差す
   る方向の幅を、前記シート収納体のシート収納部分の幅
   より狭く設定し、前記シート収納体に前記斜面部材が通
   過できる切り欠きを設け、前記シート収納体の着脱のと
   きに前記シート給送手段が前記切り欠きを通過するよう
   にしたことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項
   に記載のシート供給装置。
5. 【請求項５】 前記斜面部材のシート搬送方向と交差す
   る方向の幅を、前記シート収納体のシート収納部分の幅
   より狭く設定し、前記カセットに、収納される前記シー
   トを案内するとともに前記カセットが前記装置本体に装
   着されたとき前記斜面部材の分離斜面と同じ角度の傾斜
   面を有するシートセットガイドを有していることを特徴
   とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載のシート供
   給装置。
6. 【請求項６】 前記シートセットガイドの傾斜面は前記
   斜面部材の分離斜面よりも積載されているシートと反対
   側に下がっていることを特徴とする請求項５に記載のシ
   ート供給装置。
7. 【請求項７】 前記斜面部材のシート搬送方向と交差す
   る方向の幅を、前記シート収納体のシート収納部分の幅
   より狭く設定し、前記装置本体は、前記シート収納体か
   ら送り出されたシートを案内する案内面が前記斜面部材
   より下流側に位置するシート搬送ガイドを有しているこ
   とを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の
   シート供給装置。
8. 【請求項８】 請求項１乃至７のいずれか１項に記載の
   シート供給装置と、 前記シート供給装置によって供給されたシートに画像を
   形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画
   像形成装置。