JP2002085100A - セルロース可溶化方法 - Google Patents
セルロース可溶化方法Info
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Abstract
がなく、短時間で、かつ比較的温和な条件で加水分解す
ることにより、機能性食品素材などとして有用な水溶性
オリゴ糖類及びアルコール発酵可能な単糖類を含む、水
可溶性成分に転化する方法を提供する。 【解決手段】 セルロース又はセルロース含有物質の粉
末を、ランタノイドイオン供給物質の存在下、220〜
270℃に加熱された加圧熱水と接触させて加水分解す
る。
Description
の中のセルロース又はセルロース含有物質を効率よく加
水分解して、機能性食品素材として有用な水溶性オリゴ
糖類及びヘキソースを含む水可溶性成分に転化する方法
に関するものである。
その他の多量の天然高分子化合物が含まれているが、そ
のほとんどは再利用されずに廃棄されているのが実状で
ある。しかしながら、これらの化合物は、貴重な化学原
料やエネルギー資源となり得るものであり、これらを大
量に処理して有効に利用するための技術の開発が望まれ
ている。
るセルロースは、グルコースが高次元に高分子化した化
合物である。オリゴ糖は、単糖が複数個結合したもの
で、多糖に対して少糖ともいわれ、構成単糖の数が、通
常2〜6のものを指すが、最近では10以上のものもオ
リゴ糖ということがある。
菌増殖性など種々な生理活性を有するため、機能性食品
素材として注目されており、現在、フラクトオリゴ糖、
ガラクトオリゴ糖、マルトオリゴ糖、イソマルトオリゴ
糖、キシロオリゴ糖、大豆オリゴ糖などが実用に供され
ている。そして、これらのオリゴ糖類については、大豆
オリゴ糖以外は、主として原料に酵素を作用させること
によって製造されている。
能な単糖類を生産する方法としては、例えば酸加水分解
法、酵素分解法及び腐朽菌による分解法などが知られて
いる。しかしながら、酸加水分解法においては、反応器
の腐食や廃液処理の問題があり、また酵素や腐朽菌によ
る分解法においては、セルロースの強固な結晶構造のた
め、糖化速度が極めて遅いという欠点がある。したがっ
て、後者の方法においては、セルロースの結晶構造を緩
めるため、前処理として爆砕処理や摩砕処理が検討され
ているが、この場合、過分解による糖の損失を生じた
り、エネルギーを多量に消費しなければならないという
欠点がある。また、最近、上記問題点を解決するため超
臨界状態若しくは亜臨界状態の水を用いてセルロースを
加水分解処理し、単糖類のグルコースを生産する方法が
提案されているが(特開平5−31000号公報、特開
平10−327900号公報)、効率の点で問題があ
り、まだ実用化には至っていない。
事情のもとで、セルロース系資源を原料とし、反応器の
腐食がなく、短時間で、かつ比較的温和な条件で加水分
解することにより、機能性食品素材などとして有用な水
溶性オリゴ糖類及びアルコール発酵可能な単糖類を含
む、水可溶性成分に転化する方法を提供することを目的
としてなされたものである。
ス又はセルロース含有物質を高い変換効率で、しかも迅
速に可溶化させる方法を開発するために、鋭意研究を重
ねた結果、これらを加圧熱水と接触させて加水分解する
際に、触媒としてランタノイドイオンを存在させること
により、その目的を達成しうることを見出し、この知見
に基づいて本発明をなすに至った。
ロース含有物質の粉末を、ランタノイドイオン供給物質
の存在下、220〜270℃に加熱された加圧熱水と接
触させて加水分解することを特徴とするセルロース可溶
化方法を提供するものである。
料は、セルロース及びセルロース含有物質であるが、こ
のセルロースは植物に由来するものであってもよいし、
また動物や細菌に由来するものであってもよい。また、
その構成グルコース単位数についても特に制限はなく、
通常知られている2000〜26000個の範囲のもの
のいずれも用いることができる。さらに、その構成グル
コース単位の一部がエーテル化されたものや、エステル
化されたものであってもよい。
セルロースを含有する木質や農業廃棄物を挙げることが
できる
上をはかる必要上、これらの原料は粉末として用いられ
る。この粉末の粒径は、できるだけ小さい方が望ましい
が、二次凝集物の生成や取り扱いやすさを考慮して10
〜200μm、好ましくは20〜100μmの範囲が選
ばれる。
イオンを供給しうる物質の存在下で行うことが必要であ
る。このランタノイドイオンの存在により、セルロース
の加水分解速度は著しく増大し、セルロース又はセルロ
ース含有物質の可溶化を短時間で行うことができる。
は、ランタノイド金属、例えばランタン、セリウム、プ
ラセオジム、ネオジム、サマリウム、ホルミウム、ツリ
ウム、イッテルビウム、ルテチウムなどのハロゲン化物
や塩化物が用いられる。このハロゲン化物としては、フ
ッ化物や塩化物が、また水溶性塩としてはトリフルオロ
メタンスルホン酸塩、すなわちトリフラートが好まし
い。
のセルロースに基づき5〜50ミリモルの量で用いられ
るが、多くの場合10ミリモル以上においては、その可
溶化は飽和状態に達する上に、これよりも量が多くなる
とガス及び揮発性成分の生成が急上昇するので、この量
としては10ミリモル程度が好ましい。
ルロース含有物質の粉末を触媒を含む加圧熱水と接触さ
せ、加水分解することにより可溶化させる。この際、反
応形式としては特に制限はないが、例えば固定床型反応
器にセルロース又はセルロース含有物質の粉末を充填
し、これに所定量の触媒を含む加圧熱水を連続的に通水
して、セルロースを加水分解し、生成した可溶化物を熱
水と共に系外へ流出させる形式や、セルロース又はセル
ロース含有物質と触媒と水からなるスラリーを連続的に
反応器に流通させる形式が好適である。
℃の温度に加熱されたものを用いることが必要である。
この温度が220℃未満では、加水分解速度が遅すぎて
実用的でないし、270℃を超えるとガス及び揮発性成
分の生成量が多くなって、可溶性成分の生成量はそれほ
ど増加せず、むしろ反応装置面やエネルギー消費面から
経済的に不利となる。加水分解速度、可溶性成分の生成
量及び経済性などを考慮すると、この加圧熱水の温度は
240〜260℃の範囲が好ましい。
の粉末と加圧熱水の接触時間は、その中に存在するセル
ロースの分子量や結晶化度あるいは使用する触媒の種類
によって異なるが、一般に加圧熱水の温度が高いほど短
かくてよい。通常加圧熱水が250〜270℃の範囲で
あれば50〜180秒程度であり、これよりも温度が低
ければ180秒よりも長くなるし、これよりも温度が高
くなれば50秒よりも短かくなるが、一般に30〜20
0秒の範囲内である。ただし、熱水を流通させる固定床
型反応器を用いた場合、可溶性成分を反応系外に追い出
すために、さらに数分間の通水が必要になる。
れる可溶性成分の二次分解を抑制するために、直ちに冷
却するのが望ましい。また、反応器内の圧力は、熱水が
反応器内で液体状態を保持するように、反応温度の飽和
蒸気圧以上に維持される。本発明方法により可溶化され
た成分中には、水溶性オリゴ糖類及び少量の単糖とフル
フラールが含まれている。
明する。
m)0.5g、蒸留水3.0g、LaCl311.1m
g(30μmol)をステンレス鋼製オートクレーブ
(内容積6ml)に仕込み、窒素雰囲気下、250℃に
加熱された塩浴中で振とうすることにより可溶化を行っ
た。反応時間を30秒から300秒間の範囲内で変え、
所定の反応時間経過後に、直ちに反応器を水浴(15
℃)に入れて急冷し、反応を終結させた。内部温度のモ
ニタリングは温度測定装置 DP−2MC(理化工業株
式会社製)を用いて行った。反応後、反応器内のガスを
排出したのち、内容物をビーカーに取り出し、ガラスフ
ィルターを通してろ過し、ろ液を蒸発除去することによ
り水可溶性成分(WS)を収得し、収率(質量%)を求
めた。次に、ガラスフィルターに残った水不溶性成分を
メチルアルコール200mlで洗浄し、メチルアルコー
ル可溶性成分(MS)とメチルアルコール不溶性成分
(MI)を回収し、それぞれの収率(質量%)を求め、
かつ質量損失量からガス及び揮発性成分(G)の収率
(質量%)を計算した。この結果をグラフとして図1に
示す。
実施例1の実験を繰り返した。この結果をグラフとして
図2に示す。図1と図2を対比すれば分るように、触媒
を添加した系(図1)では反応時間とともにメチルアル
コール不溶性成分(MI)が減少し、反応時間180秒
から240秒で最小値20質量%を示した。また、これ
にともなって水可溶性成分(WS)が増加し、180秒
において56質量%となった。そして、180秒後に水
可溶性成分(WS)が減少に転じると、メチルアルコー
ル可溶性成分(MS)とガス及び揮発性成分(G)が増
加した。触媒を添加しない系(図2)では反応時間が3
00秒においてもセルロースは13.3質量%しか分解
されておらず、このことからランタノイドイオンの添加
がセルロースの分解を促進していることが分る。ここで
生成した水可溶性成分(WS)は、グルコース、セロビ
オースをはじめとする水溶性多糖類と、グルコースが変
換して生成する5‐ヒドロキシメチルフルフラール、5
‐ヒドロキシメチルフルフラールが加水分解して生成す
るレブリン酸である。水可溶性成分(WS)が最も多か
った反応時間150秒における、それぞれの分解物生成
量はセルロース仕込量に対して、グルコース5.8質量
%、セロビオース0.2質量%、5‐ヒドロキシメチル
フルフラール19.2質量%、レブリン酸2.3質量%
であった。
料混合物を用い、塩浴の温度250℃、反応時間90秒
間として、実施例1の実験を繰り返した。このときに得
られる水可溶性成分(WS)、メチルアルコール可溶性
成分(MS)、メチルアルコール不溶性成分(MI)、
ガス及び揮発性成分(G)の収率(質量%)との関係を
グラフとして図3に示す。この図から分るように、メチ
ルアルコール不溶性成分(MI)は、触媒濃度の増大と
ともに急激に減少し、水可溶性成分(WS)は触媒濃度
が多いほど多く生成するが、10mM以上で飽和状態に
達した。一方、メチルアルコール可溶性成分(MS)は
ほとんど生成しないが、ガス及び揮発性成分(G)は触
媒濃度が増大すると増加する。このことより、触媒量と
しては10mM程度が望ましいことが分る。
0.0ミリモル、反応時間90秒において実施例1の実
験を繰り返した。このときの塩浴温度と各成分の収率
(質量%)との関係をグラフとして図4に示す。この図
から分るように、メチルアルコール不溶性成分(MI)
は225〜275℃において急激に減少し、この温度領
域においてセルロースの分解が進行している。また、メ
チルアルコール不溶性成分(MI)は275℃で極小値
をとり、その後は増加する。一方、セルロースの分解に
より、水可溶性成分(WS)は増加し、250℃を極大
にして、その後は減少する。水可溶性成分(WS)の減
少に伴い、メチルアルコール可溶性成分(MS)とガス
及び揮発性成分(G)は増加する。300℃以上では分
解物の生成挙動に大きな変化は認められない。
うな反応器の腐食なしに、セルロース又はセルロース含
有物質を比較的低い温度及び短時間で効率よく水可溶化
することができる。
との関係を示すグラフ。
分の収率との関係を示すグラフ。
との関係を示すグラフ。
との関係を示すグラフ。
Claims (3)
- 【請求項1】 セルロース又はセルロース含有物質の粉
末を、ランタノイドイオン供給物質の存在下、220〜
270℃に加熱された加圧熱水と接触させて加水分解す
ることを特徴とするセルロース可溶化方法。 - 【請求項2】 ランタノイドイオン供給物質が、ランタ
ノイド金属のハロゲン化物又はトリフルオロメタンスル
ホン酸である請求項1記載のセルロース可溶化方法。 - 【請求項3】 加圧熱水と30〜200秒間接触させる
請求項1又は2記載のセルロース可溶化方法。
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JP2000275442A JP3581868B2 (ja) | 2000-09-11 | 2000-09-11 | セルロース可溶化方法 |
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