JP2002072826A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
ることができるとともに、プリンタ本体側のコネクタの
接続端子とプロセスカートリッジ側のコネクタの接続端
子とを確実に接触させることができるプリンタを提供す
る。 【解決手段】 メモリ1とメモリ1をプリンタ本体側の
制御部に接続するためのコネクタ2とを有するプロセス
カートリッジ10が着脱可能に装着されるユニット装着
部と、プロセスカートリッジ10側のコネクタ2に接続
されるプリンタ本体側のコネクタ5とを備えたプリンタ
において、プロセスカートリッジ10がユニット装着部
に位置決めされて装着されている状態で、プロセスカー
トリッジ10側のコネクタ2の接続端子とプリンタ本体
側のコネクタ5の接続端子とを接触させるように各コネ
クタを係合させる接続部係合手段を設ける。この接続係
合手段は、上記コネクタ2が取り付けられた本体カバー
70を用いて構成される。
Description
ー、FAX等の画像形成装置に係り、詳しくは、プロセ
スカートリッジ等の着脱ユニットが着脱可能に装着され
るユニット装着部と、該着脱ユニット側の接続部に接続
される画像形成装置本体側の接続部と、該着脱ユニット
を着脱できるように画像形成装置本体の一部を開閉する
開閉部材とを備えた画像形成装置に関するものである。
置本体に対して着脱可能なトナーカートリッジやプロセ
スカ−トリッジ等の着脱ユニットの使用状況を監視する
ためにそれらの着脱ユニットにメモリ等の電子部品を搭
載するものが知られている(例えば、特許第26023
41号公報、特開平6−149051号公報、特開平1
0−222025号公報、特開平11−194682号
公報参照)。この着脱ユニット側のメモリと画像形成装
置本体との間の電気的接続は、着脱ユニットを画像形成
装置本体に位置決めしながら装着するときに、着脱ユニ
ット側の接続部の接続端子と画像形成装置本体側の接続
部の接続端子とを接触させることで行われる。
報に記載されている従来の画像形成装置では、着脱ユニ
ットの装着操作を容易にするために、画像形成装置本体
と着脱ユニットとの間のクリアランスを大きくすると、
着脱ユニット及び画像形成装置本体の各々に設けられた
接続端子同士を精度良く接触させることが難しくなる。
逆に、着脱ユニット及び画像形成装置本体の各々に設け
られた接続端子同士を精度良く接触させるために、画像
形成装置本体と着脱ユニットとの間のクリアランスを小
さくすると、着脱ユニットを装着しにくくなる。このよ
うに、上記従来の画像形成装置では、「着脱ユニットの
装着操作を容易にする」ことと、「着脱ユニット及び画
像形成装置本体の各々設けられた接続端子同士を精度良
く接触させる」ことを両立することが難しいという不具
合があった。
であり、その目的は、着脱ユニットの装着操作を容易に
することができるとともに、画像形成装置本体側の接続
部の接続端子と着脱ユニット側の接続部の接続端子とを
確実に接触させることができる画像形成装置を提供する
ことである。
に、請求項1の発明は、電子部品と該電子部品を画像形
成装置本体側の電気回路に接続するための接続部とを有
する着脱ユニットが着脱可能に装着されるユニット装着
部と、該着脱ユニット側の接続部の接続端子と接続され
る接続端子を有する画像形成装置本体側の接続部とを備
えた画像形成装置において、該着脱ユニットが該ユニッ
ト装着部に位置決めされて装着されている状態で、該着
脱ユニット側の接続部の接続端子と画像形成装置本体側
の接続部の接続端子とを接触させるように各接続部を係
合させる接続部係合手段を設けたことを特徴とするもの
である。
着脱ユニットが画像形成装置本体のユニット装着部に位
置決めされて装着される。この装着の際には、上記各接
続部の係合が行われないため、着脱ユニットの装着性を
優先して着脱ユニットと画像形成装置本体側のユニット
装着部との間のクリアランスを設定することが可能とな
る。そして、上記着脱ユニットが上記ユニット装着部に
位置決めされて装着された状態で、接続部係合手段によ
り着脱ユニット側の接続部と画像形成装置本体側の接続
部とを係合させる。この各接続部の係合により、着脱ユ
ニット側の接続部の接続端子と画像形成装置本体側の接
続部の接続端子とが接触し、着脱ユニットの電子部品と
画像形成装置本体側の電気回路との間が電気的に接続さ
れる。
置において、上記着脱ユニットを着脱できるように画像
形成装置本体の一部を開閉する開閉部材を備え、該着脱
ユニットが上記画像形成装置本体のユニット装着部に位
置決めされて装着されている状態で該開閉部材が閉じら
れたときに、該着脱ユニット側の接続部と該画像形成装
置本体側の接続部とが係合するように、該画像形成装置
本体側の接続部を該開閉部材に設けたことを特徴とする
ものである。
材を開いた状態で上記着脱ユニットをユニット装着部に
装着すると、画像形成装置本体のユニット装着部に対し
て着脱ユニットが位置決めされる。このように着脱ユニ
ットがユニット装着部に位置決めされて装着された状態
で上記開閉部材を閉じると、着脱ユニット側の接続部と
開閉部材の接続部とが係合し、各接続部の接続端子同士
が接触する。
置において、上記ユニット装着部を、上記着脱ユニット
を位置決めするように画像形成装置本体における一体構
造部材に設けるとともに、上記開閉部材を、該一体構造
部材に位置決めされるように取り付けたことを特徴とす
るものである。
置本体の一体構造部材に設けたユニット装着部で上記着
脱ユニットが位置決めされるとともに、画像形成装置本
体側の接続部を設けた開閉部材が同じ一体構造部材に位
置決めされる。このように着脱ユニットと開閉部材とが
同じ一体構造部材に対して位置決めされるので、開閉部
材を閉じるときに、着脱ユニット側の接続部と開閉部材
の接続部とを精度よく係合させることができる。
置において、上記開閉部材に設けた接続部の近傍に、該
開閉部材を開いたときに該接続部を保護するための接続
部保護部材を設けたことを特徴とするものである。
材を開いた状態で上記着脱ユニットの着脱作業をすると
きに、接続部保護部材により開閉部材の接続部が保護さ
れる。したがって、誤って開閉部材に設けた接続部に着
脱ユニットが衝突するような操作をしたとしても、着脱
ユニットが開閉部材の接続部に衝突しない。
形成装置において、上記着脱ユニットとして、高電圧が
印加される部材を有するものを用い、画像形成装置本体
側から該着脱ユニットに高電圧を印加する高電圧印加手
段と、該着脱ユニット側の接続部と該画像形成装置本体
側の接続部とが係合した後に該高電圧印加手段による高
電圧の印加を開始する高電圧印加開始機構とを備えたこ
とを特徴とするものである。
開始機構により、着脱ユニット側の接続部と画像形成装
置本体側の接続部とが係合し、各接続部の接続端子同士
が接続された後に、高電圧印加手段による高電圧の印加
を開始されるので、高電圧印加開始時のノイズ等による
接続端子間のショートを回避できる。
形成装置において、上記着脱ユニット側の接続部及び上
記画像形成装置本体側の接続部の各接続端子の一つがア
ース端子であり、各接続部が係合するときに、各接続部
のアース端子から接触し始めるように各接続部の接続端
子を設けたことを特徴とするものである。
接続端子が互いに係合するときにアース端子から接触し
始めるので、上記着脱ユニットの電子部品を含む回路
が、ノイズ等の影響を受けにくく電気的に安定になる。
4、5又は6の画像形成装置において、上記着脱ユニッ
トが、像担持体と該像担持体を帯電するための帯電手段
と該像担持体上の潜像を現像する現像手段とを有するプ
ロセスカートリッジであり、上記電子部品が、該着脱ユ
ニットの使用状況のデータを記憶するメモリであること
を特徴とするものである。
プロセスカートリッジが画像形成装置本体のユニット装
着部に位置決めされて装着される。この装着の際には、
上記各接続部の係合が行われないため、プロセスカート
リッジの装着性を優先してと画像形成装置本体側のユニ
ット装着部との間のクリアランスを設定することが可能
となる。そして、上記プロセスカートリッジが上記ユニ
ット装着部に位置決めされて装着された状態で、接続部
係合手段によりプロセスカートリッジの接続部と画像形
成装置本体側の接続部とを係合させる。この各接続部の
係合により、プロセスカートリッジの接続部の接続端子
と画像形成装置本体側の接続部の接続端子とが接触し、
プロセスカートリッジのメモリと画像形成装置本体側の
電気回路との間が電気的に接続される。
又は7の画像形成装置に着脱される着脱ユニットは、画
像形成装置本体のユニット装着部に位置決めされて装着
されている状態で画像形成装置本体側の接続部に係合さ
れる接続部を備えるように構成する。この着脱ユニット
は、まずユニット装着部に位置決めされて装着される。
この装着の後、上記開閉部材等の接続部係合手段により
各接続部が係合され、着脱ユニット側の接続部の接続端
子と画像形成装置本体側の接続部の接続端子とが接触す
る。
てのレーザプリンタに適用した実施形態について説明す
る。図2は本実施形態に係るレーザプリンタの概略構成
図である。このレーザプリンタは、着脱ユニットとして
のプロセスカートリッジ10が画像形成装置本体(以下
「プリンタ本体」という。)に対して着脱可能になって
いる。このプロセスカートリッジ10は、カートリッジ
フレーム101、像担持体としての感光体ドラム10
2、帯電手段としての帯電ローラ103、感光体ドラム
表面をクリーニングするクリーニングブレード104、
現像手段としての現像ローラ111を有する現像部11
0、感光体シャッタ120などを備えている。
には、図示しない一体構造部材としての本体フレーム、
転写材としての転写紙を収容した図示しない給紙部、図
示しないレーザ光源などからなる露光装置、転写手段と
しての転写ローラ20、除電手段としての除電針30、
定着ユニット40、レジストローラ対50、図示しない
本体カバー、図示しない高電圧印加手段としての各種高
電圧電源及びプリンタ本体側の電気回路としての制御部
などが設けられている。上記定着ユニット40は、図示
しないヒータで加熱された定着ローラ401、定着ロー
ラ401に圧接された加圧ローラ402、転写紙の排出
部に設けられた排紙ローラ403及び排紙コロ404な
どを備えている。また、上記高電圧電源としては、上記
プロセスカートリッジ10の帯電ローラ103に感光体
帯電用の高電圧を印加する電源や、上記現像ローラ11
1に現像バイアス電圧を印加する電源などがある。
セスカートリッジ10がプリンタ本体60に装着された
状態でプリント動作をスタートすると、感光体ドラム1
02の表面が帯電ローラ103で一様帯電された後、画
像情報に基づいて図示しない露光装置によりレーザ光L
が感光体ドラム表面に照射され、静電潜像が形成され
る。この感光体ドラム102上の静電潜像が現像ローラ
111で現像されることにより、トナー像となる。感光
体ドラム102上のトナー像は、感光体ドラム102と
転写ローラ20とが対向する転写位置において、レジス
トローラ対50によって所定タイミングで送出された転
写紙に転写される。転写紙上のトナー像は定着ユニット
40で定着された後、図示しない排紙トレイ上に排出さ
れる。
及びプロセスカートリッジ10の斜視図である。プロセ
スカートリッジ10のカートリッジフレーム101に
は、長手方向両端部に位置決め用の突起部106及び把
手107が設けられている。また、本体フレーム60の
中央部には、上記プロセスカートリッジ10が装着され
るユニット装着部としてのカートリッジ装着部601を
有している。このカートリッジ装着部601を形成して
いる本体フレーム側板の内壁には、プロセスカートリッ
ジ10の突起部106を受け止めて位置決めるための位
置決め受部602と、プロセスカートリッジ10の底面
をガイドするガイド部603と、本体カバー用の回転支
軸604が設けられている。カートリッジ装着部601
を形成している本体フレーム側板の内壁とプロセスカー
トリッジ10との間のクリアランスは、プロセスカート
リッジ10の挿入に際して、本体フレ−ム60の入口付
近ではやや広く、徐々に減少するように設定されてい
る。そして、プロセスカートリッジ10の突起部106
と位置決め受部602とが係合する位置で、プロセスカ
ートリッジ10が位置決めされる。
カバー70との位置関係を示す説明図である。本体カバ
ー70の両側板701に形成された回動孔702が本体
フレーム60の回転支軸604に挿入され、回転支軸6
04を中心に揺動可能になっている。また、本体カバー
70には、上記転写ローラ20などが一体的に移動する
ように取り付けられている。この本体カバー70を図中
矢印Bで示すように開閉することにより、プリンタ本体
の一部であるカートリッジ挿抜方向(図中A方向)の空
間を開閉することができる。なお、本実施形態では、本
体フレーム60の側板に本体カバー用の回転支軸604
を設け、この回転支軸60が本体カバー70の回動孔7
02に挿入されるような構造を採用しているが、本体カ
バー70側に回転支軸を形成し、この回転支軸が挿入さ
れる回動孔を本体フレーム60側に形成してもよい。
斜視図である。プロセスカートリッジ10の長手方向手
前側には、電子部品としてのメモリ(EEPROM)1
を内蔵し、メモリ1をプリンタ本体の制御部に接続する
ための接続部としてのコネクタ2が取り付けられてい
る。このコネクタ2は、図5に示すようにメモリ1の端
子に接続された接続端子3a,3bをケース2aで囲む
ように形成され、本体カバー側に開口2bを有してい
る。これらの接続端子3a,3bのうち、本体カバー7
0の回動軸603に近い一番下の接続端子3aはアース
端子である。また、このコネクタ2のケース2aの内壁
先端部は、本体カバー側のコネクタとスムーズに係合す
るようにテーパ形状になっている。上記コネクタ2内の
メモリ1には、メインモータの回転時間やプロセスカー
トリッジでのトナー使用量等の使用状況に関するデータ
が書き込まれる。
70の斜視図である。本体カバー70の側板701の内
壁には、上記プロセスカートリッジ10側のコネクタ2
と嵌合するように係合するコネクタ5が取り付けられて
いる。このコネクタ5は、図5に示すように上記プロセ
スカートリッジ側のコネクタ2の各接続端子3a,3b
に対応する接続端子6a,6bをケース5aで囲むよう
に形成され、プロセスカートリッジ側のコネクタ2に対
向する側に開口5bを有している。このコネクタ5のケ
ース5aの外壁先端部は、上記プロセスカートリッジ側
のコネクタ2とスムーズに係合するようにテーパ形状に
なっている。コネクタ5とプリンタ本体の制御部とはハ
ーネス7を介して接続されている。
傍には、接続部保護部材としての保護リブ8が取り付け
られている。この保護リブ8は、本体カバーを開いたと
きに本体カバー70側のコネクタ5の上端よりも上方に
突出する程度の大きさを有している。この保護リブ8に
より、ユーザがプロセスカートリッジ10の操作時に、
プロセスカートリッジ10の挿抜時等に、誤って本体カ
バー70側のコネクタ5とプロセスカートリッジ10と
が衝突するのを防止し、コネクタ5が破損してしまうこ
とがないようになっている。
は、回転支軸604を中心に揺動する本体カバー70に
取り付けられているので、図6の矢印Cで示すような円
弧状の動きをする。一方、本体フレ−ム60によって位
置決めされているプロセスカートリッジ10に取り付け
られたコネクタ2は動かない。各コネクタ2、5内には
複数の接続端子を有し、これらの接続端子のうち上記回
転支軸604に最も近いアース端子の長さを他の接続端
子よりも長くしている。従って、本体カバー70側のコ
ネクタ5とプロセスカートリッジ10側のコネクタ2と
の係合の際に、上記回転支軸604に最も近い接続端子
同士が確実に最初に接触する。もちろん最長にする接続
端子は、プロセスカートリッジ10側のコネクタ2中の
アース端子3aだけであってもいいし、あるいは両コネ
クタ2、5内のアース端子の双方3a、6aであっても
構わない。このようにコネクタの係合時にアース端子を
最初に接触させることにより、各接続端子の接触に対し
て電気的に安定させることができる。なお、プロセスカ
ートリッジ10側のコネクタ2の接触端子と、本体カバ
ー70側のコネクタ5の対応する接触端子とは、互いに
側面同士が圧接した状態で接触することにより、各接触
端子同士が電気的に接続されるようになっている。
確実に係合した後にプロセスカートリッジ10の帯電ロ
ーラ103や現像ローラ111に高電圧の印加を開始す
るための高電圧印加開始機構の一構成例を示す説明図で
ある。本体カバー70の側板701の内壁には、プロセ
スカートリッジ10側に延びたレバー704の端部を回
動自在に支持する回動支持軸703が取り付けられてい
る。レバー704のプロセスカートリッジ10側の先端
部近傍には、本体フレーム60の側板605に形成され
たガイド長孔605aにガイドされる円筒状の突起70
4aが固設されている。また、図8に示すように、上記
本体カバー70を閉じたときにレバー704の先端部7
04bが当接する位置にはスイッチ切換用のカム606
が取り付けられている。このカム606に上記レバーの
先端部704bが当接していないときは、図9の2点鎖
線に示す回転位置に付勢されている。そして、上記本体
カバー70を閉じてプロセスカートリッジ10側のコネ
クタ2の接触端子と本体カバー70側のコネクタ5の接
触端子とが確実に接触したときに、レバー704の先端
部がカム606の押圧面606aを押圧し、カム606
が図9の実線に示す回転位置に回転するようになってい
る。このカム606の回転により、インターロック用の
マイクロスイッチ80のレバー80aがカム606の周
面で押圧され、マイクロスイッチ80がオン状態にな
る。
ブロック図である。制御部900はCPU、ROM、R
AM、I/Oインターフェース等を備えたマイクロコン
ピュータで構成され、プリンタ内の他の部材を制御する
ものと兼用してもよい。帯電用電源901及び現像バイ
アス電源902と、プロセスカートリッジ10内の帯電
ローラ103及び現像ローラ111とはそれぞれ、プロ
セスカートリッジ10の長手方向の端部に設けられた電
極と本体フレーム60の側板内壁に設けられた電極とが
接触することで電気的に接続される。上記本体カバー7
0が確実に閉じられてマイクロスイッチ80がオンにな
ると、そのオン情報が制御部900に送られる。このオ
ン情報に基づいて、制御部900から帯電用電源901
及び現像バイアス電源902に制御指令が送られ、上記
帯電電圧及び現像バイアス電圧の印加が開始される。上
記高電圧印加開始機構の動作及び上記制御部900の制
御により、コネクタ2、5同士が確実に係合した後にプ
ロセスカートリッジ10の帯電ローラ103や現像ロー
ラ111に高電圧の印加を開始することができるので、
プロセスカートリッジ10に上記帯電電圧等の高電圧の
印加を開始する時のノイズ等による各コネクタの接続端
子間のショートを防止することができる。
ートリッジ10をプリンタ本体に装着するときは、本体
カバー70をあけた状態で、ユーザがプロセスカートリ
ッジ10の把手107を持ち、プリンタ本体に対して矢
印A方向に挿入する(図3及び図4参照)。このプロセ
スカートリッジ10の挿入の際に、プロセスカートリッ
ジ10の底面がガイド部602でガイドされるととも
に、上記感光体シャッタ120が図示しない開閉機構に
より開かれる。そして、プロセスカートリッジ10の突
起部106が本体フレーム60の受部601に到達して
受け止められると、プロセスカートリッジ10が本体フ
レーム60に位置決めされ、プロセスカートリッジ10
の装着操作が完了する。
スカートリッジ10側のコネクタ2と本体カバー70側
のコネクタ5とが係合し、各コネクタの接続端子がアー
ス端子から順次接触する。そして、両コネクタが確実に
係合すると、各コネクタのすべての接続端子同士が接触
し、プロセスカートリッジ10内のメモリ1とプリンタ
本体内の制御部900とを電気的に接続することができ
る。
トリッジ10の装着の際にプロセスカートリッジ側のコ
ネクタとプリンタ本体側のコネクタと係合を行っていな
いので、プロセスカートリッジ10の装着性を優先して
プロセスカートリッジ10と本体フレーム60のユニッ
ト装着部との間のクリアランスを設定することが可能と
なる。したがって、プロセスカートリッジ10の装着操
作を容易にすることができる。しかも、プロセスカート
リッジ10が本体フレーム60のユニット装着部に位置
決めされて装着された状態で本体カバーを閉じるという
簡単な操作により、プロセスカートリッジ10側のコネ
クタ2と本体カバー70のコネクタ50とを係合させる
ことにより、各コネクタの接続端子同士を確実に接触さ
せことができる。
カートリッジ10及び本体カバー70が同じ本体フレー
ム60によって位置決めされるので、本体カバー70を
閉じるときに、プリセスカートリッジ10側のコネクタ
2と本体カバー70のコネクタ5とをより精度よく係合
させることができる。
プロセスカートリッジの場合について説明したが、本発
明は、トナーカートリッジなど他の着脱ユニットを備え
た画像形成装置にも適用できるものである。また、本発
明は、上記レーザプリンタの場合に限らず、着脱ユニッ
トを備えたものであれば複写機やFAX等の他の画像形
成装置にも適用できるものである。また、上記実施形態
では、着脱ユニットに備えた電子部品がメモリである場
合について説明したが、本発明は、電気的に接続する必
要がある他の電子部品を着脱ユニットに備えている場合
にも適用できるものである。
各接続端子が接触することで電気的な信号を直接伝達す
るコネクタである場合について説明したが、本発明は、
電気的な信号を光を介して伝達するような接続部を備え
た場合にも適用できるものである。
ニットの装着性を優先して着脱ユニットと画像形成装置
本体側のユニット装着部との間のクリアランスを設定す
ることが可能となるので、着脱ユニットの装着操作を容
易にすることができる。しかも、着脱ユニットがユニッ
ト装着部に位置決めされて装着された状態で、着脱ユニ
ット側の接続部と画像形成装置本体側の接続部とを係合
させることにより、各接続部の接続端子同士を確実に接
触させことができるという効果がある。
を閉じるという簡単な操作で、着脱ユニット側の接続部
と開閉部材の接続部とを係合させ、各接続部の接続端子
同士を確実に接触させることができる効果がある。
部材を閉じるときに、着脱ユニット側の接続部と開閉部
材の接続部とをより精度よく係合させることができると
いう効果がある。
部材を開いた状態で上記着脱ユニットの着脱作業をする
ときに、誤って開閉部材に設けた接続部に着脱ユニット
を衝突させて接続部を破損させるのを防止することがで
きるという効果がある。
装置本体に装着された着脱ユニットに高電圧の印加を開
始する時のノイズ等による各接続部の接続端子間のショ
ートを回避できるという効果がある。
の係合時における上記着脱ユニットの電子部品を含む回
路がノイズ等の影響を受けにくく電気的に安定になると
いう効果がある。
カートリッジの装着性を優先して着脱ユニットと画像形
成装置本体側のユニット装着部との間のクリアランスを
設定することが可能となるので、プロセスカートリッジ
の装着操作を容易にすることができる。しかも、プロセ
スカートリッジの接続部の接触端子と画像形成装置本体
側の接続部の接続端子とを確実に接触させ、プロセスカ
ートリッジのメモリと画像形成装置本体側の電気回路と
を確実に接続することができるという効果がある。
ンタに装着されるプロセスカートリッジの斜視図。
(b)は、同レーザプリンタの本体カバーの斜視図。
カートリッジの斜視図。
係を示す説明図。
るための高電圧印加開始機構の一部の説明図。
チのオン状態及びオフ状態の説明図。
Claims (7)
- 【請求項1】電子部品と該電子部品を画像形成装置本体
側の電気回路に接続するための接続部とを有する着脱ユ
ニットが着脱可能に装着されるユニット装着部と、該着
脱ユニット側の接続部に接続される画像形成装置本体側
の接続部とを備えた画像形成装置において、 該着脱ユニットが該ユニット装着部に位置決めされて装
着されている状態で、該着脱ユニット側の接続部の接続
端子と画像形成装置本体側の接続部の接続端子とを接触
させるように各接続部を係合させる接続部係合手段を設
けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記着脱ユニットを着脱できるように画像形成装置本体
の一部を開閉する開閉部材を備え、 該着脱ユニットが上記画像形成装置本体のユニット装着
部に位置決めされて装着されている状態で該開閉部材が
閉じられたときに、該着脱ユニット側の接続部と該画像
形成装置本体側の接続部とが係合するように、該画像形
成装置本体側の接続部を該開閉部材に設けたことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記ユニット装着部を、上記着脱ユニットを位置決めす
るように画像形成装置本体における一体構造部材に設け
るとともに、 上記開閉部材を、該一体構造部材に位置決めされるよう
に取り付けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】請求項2の画像形成装置において、 上記開閉部材に設けた接続部の近傍に、該開閉部材を開
いたときに該接続部を保護するための接続部保護部材を
設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】請求項1又は2の画像形成装置において、 上記着脱ユニットとして、高電圧が印加される部材を有
するものを用い、 画像形成装置本体側から該着脱ユニットに高電圧を印加
する高電圧印加手段と、該着脱ユニット側の接続部と該
画像形成装置本体側の接続部とが係合した後に該高電圧
印加手段による高電圧の印加を開始する高電圧印加開始
機構とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】請求項1又は2の画像形成装置において、 上記着脱ユニット側の接続部及び上記画像形成装置本体
側の接続部の各接続端子の一つがアース端子であり、 各接続部が係合するときに、各接続部のアース端子から
接触し始めるように各接続部の接続端子を設けたことを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6の画像形
成装置において、 上記着脱ユニットが、像担持体と該像担持体を帯電する
ための帯電手段と該像担持体上の潜像を現像する現像手
段とを有するプロセスカートリッジであり、 上記電子部品が、該着脱ユニットの使用状況のデータを
記憶するメモリであることを特徴とする画像形成装置。
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