JP2002071757A - 半導体集積回路および内蔵アナログ回路テスト方法 - Google Patents
半導体集積回路および内蔵アナログ回路テスト方法Info
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/3167—Testing of combined analog and digital circuits
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内蔵のアナログ回路をテストする際に多くの
手間とコストがかかるという課題があった。 【解決手段】 外部から入力されるアドレスをデコード
してアドレス信号を生成するアドレスデコーダ25と、
外部から入力されるアナログ回路のパラメータ設定のた
めのデータをアドレス信号により指定された場所へ記憶
する記憶部26と、アナログ回路テスト時にコントロー
ルバス16上の信号値の代わりに記憶部26に格納され
たデータを選択するセレクタ28とを備えている。
手間とコストがかかるという課題があった。 【解決手段】 外部から入力されるアドレスをデコード
してアドレス信号を生成するアドレスデコーダ25と、
外部から入力されるアナログ回路のパラメータ設定のた
めのデータをアドレス信号により指定された場所へ記憶
する記憶部26と、アナログ回路テスト時にコントロー
ルバス16上の信号値の代わりに記憶部26に格納され
たデータを選択するセレクタ28とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内蔵されたアナ
ログ回路のテスト時に外部からアナログ回路のパラメー
タを設定することができる半導体集積回路および内蔵ア
ナログ回路テスト方法に関するものである。
ログ回路のテスト時に外部からアナログ回路のパラメー
タを設定することができる半導体集積回路および内蔵ア
ナログ回路テスト方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ回路およびデジタル回路が1チ
ップ内に統合された半導体集積回路において、アナログ
回路に含まれる増幅器、遅延素子、参照電圧発生回路等
の各種回路のゲイン、遅延時間、参照電圧等のパラメー
タの変動は半導体集積回路の性能に大きな影響をおよぼ
す。
ップ内に統合された半導体集積回路において、アナログ
回路に含まれる増幅器、遅延素子、参照電圧発生回路等
の各種回路のゲイン、遅延時間、参照電圧等のパラメー
タの変動は半導体集積回路の性能に大きな影響をおよぼ
す。
【0003】例えば、増幅器の場合には、適当なゲイン
が得られることを確実にするためには、その電流源に印
加される参照電圧は所定の値を有している必要がある。
また、遅延素子を含むアナログ回路の場合には、遅延素
子は入力信号に所定の遅延を与えるように調節されてい
なければならない。
が得られることを確実にするためには、その電流源に印
加される参照電圧は所定の値を有している必要がある。
また、遅延素子を含むアナログ回路の場合には、遅延素
子は入力信号に所定の遅延を与えるように調節されてい
なければならない。
【0004】半導体集積回路の内蔵アナログ回路がいか
なる回路を含んでいても、最適なパラメータの推定を行
い、そして、推定したパラメータが得られるようにアナ
ログ回路の物理的なレイアウトを行うことは可能であ
る。また、製造後にアナログ回路の物理的なレイアウト
の変更をFIB(Focused Ion Beam)修正またはレーザ
カッティングにより実施することは可能である。例え
ば、参照電圧発生回路のレイアウトをFIB修正または
レーザカッティングにより変更して、参照電圧の大きさ
を変更するができる。しかしながら、多くの変更が必要
な場合には、このようなレイアウト変更は時間がかかり
費用がかかる方法である。
なる回路を含んでいても、最適なパラメータの推定を行
い、そして、推定したパラメータが得られるようにアナ
ログ回路の物理的なレイアウトを行うことは可能であ
る。また、製造後にアナログ回路の物理的なレイアウト
の変更をFIB(Focused Ion Beam)修正またはレーザ
カッティングにより実施することは可能である。例え
ば、参照電圧発生回路のレイアウトをFIB修正または
レーザカッティングにより変更して、参照電圧の大きさ
を変更するができる。しかしながら、多くの変更が必要
な場合には、このようなレイアウト変更は時間がかかり
費用がかかる方法である。
【0005】半導体集積回路の内蔵アナログ回路が設計
通りの性能を発揮しているかを評価するためにテストが
実行される。内蔵アナログ回路をテストする際には、従
来、外部から半導体集積回路にアナログ制御信号等を印
加してゲイン、遅延時間、参照電圧等のパラメータを直
接設定する必要があった。
通りの性能を発揮しているかを評価するためにテストが
実行される。内蔵アナログ回路をテストする際には、従
来、外部から半導体集積回路にアナログ制御信号等を印
加してゲイン、遅延時間、参照電圧等のパラメータを直
接設定する必要があった。
【0006】図9は内蔵アナログ回路のテストのための
アナログ制御信号が印加されるピンを備えた従来の半導
体集積回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は半導体集積回路、11は半導体集積回路1に内
蔵されたアナログ回路、12は半導体集積回路1に内蔵
されたデジタル回路、13はチップ外部から印加される
デジタル信号を受信するための半導体集積回路1の入力
端子、14はチップ外部へデジタル信号を送信するため
の半導体集積回路1の出力端子、15は制御信号等をチ
ップ外部へ送信若しくはチップ外部から受信するための
外部端子、16は半導体集積回路1のチップ外部に設け
られるI2Cバス等のコントロールバスにコントロール
バス端子17を介して接続される半導体集積回路1に設
けられたコントロールバス、18はチップ外部から印加
されるアナログ制御信号を受信するための制御端子であ
る。
アナログ制御信号が印加されるピンを備えた従来の半導
体集積回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は半導体集積回路、11は半導体集積回路1に内
蔵されたアナログ回路、12は半導体集積回路1に内蔵
されたデジタル回路、13はチップ外部から印加される
デジタル信号を受信するための半導体集積回路1の入力
端子、14はチップ外部へデジタル信号を送信するため
の半導体集積回路1の出力端子、15は制御信号等をチ
ップ外部へ送信若しくはチップ外部から受信するための
外部端子、16は半導体集積回路1のチップ外部に設け
られるI2Cバス等のコントロールバスにコントロール
バス端子17を介して接続される半導体集積回路1に設
けられたコントロールバス、18はチップ外部から印加
されるアナログ制御信号を受信するための制御端子であ
る。
【0007】次に動作について説明する。例えば、アナ
ログ回路11に含まれる増幅器(図示せず)のテストを
実施する場合、半導体集積回路1の制御端子18に外部
電源が接続される。そして、増幅器が適当なゲインを有
するように、所定の値を有する参照電圧が制御端子18
を介して増幅器の電流源に印加され増幅器の電流源が調
節される。アナログ回路11をテストしている間は、外
部端子15は使用されない上に、半導体集積回路1の他
の部分すなわちデジタル回路12は無視され、コントロ
ールバス16は動作することはない。
ログ回路11に含まれる増幅器(図示せず)のテストを
実施する場合、半導体集積回路1の制御端子18に外部
電源が接続される。そして、増幅器が適当なゲインを有
するように、所定の値を有する参照電圧が制御端子18
を介して増幅器の電流源に印加され増幅器の電流源が調
節される。アナログ回路11をテストしている間は、外
部端子15は使用されない上に、半導体集積回路1の他
の部分すなわちデジタル回路12は無視され、コントロ
ールバス16は動作することはない。
【0008】このように行われたテストの結果アナログ
回路11が設計通りの性能を発揮していないと判断され
る場合には、アナログ回路11の物理的なレイアウトの
変更が実行され得る。
回路11が設計通りの性能を発揮していないと判断され
る場合には、アナログ回路11の物理的なレイアウトの
変更が実行され得る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
は以上のように構成されているので、内蔵のアナログ回
路をテストする際に所定の値を有するアナログ制御信号
を半導体集積回路に与えるために、外部電源等の装置を
準備する必要があり、多くの手間とコストがかかるとい
う課題があった。また、テストの結果内蔵アナログ回路
が設計通りの性能を発揮していないと判断される場合に
は、アナログ回路の物理的なレイアウトの変更が必要で
あるが、時間がかかるうえにコストが増大してしまうと
いう課題があった。このような課題を解決するためにコ
ントロールバスを用いてアナログ回路のパラメータを設
定する方法が考えられるが、コントロールバスはチップ
レベルで動作するものでありその設定には手間がかかる
ので、かえってアナログ回路テストを複雑にしてしまう
という新たな課題を生じさせてしまう。
は以上のように構成されているので、内蔵のアナログ回
路をテストする際に所定の値を有するアナログ制御信号
を半導体集積回路に与えるために、外部電源等の装置を
準備する必要があり、多くの手間とコストがかかるとい
う課題があった。また、テストの結果内蔵アナログ回路
が設計通りの性能を発揮していないと判断される場合に
は、アナログ回路の物理的なレイアウトの変更が必要で
あるが、時間がかかるうえにコストが増大してしまうと
いう課題があった。このような課題を解決するためにコ
ントロールバスを用いてアナログ回路のパラメータを設
定する方法が考えられるが、コントロールバスはチップ
レベルで動作するものでありその設定には手間がかかる
ので、かえってアナログ回路テストを複雑にしてしまう
という新たな課題を生じさせてしまう。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、内蔵アナログ回路のテスト時に、
コントロールバス上の信号値の代わりに外部から入力さ
れたデータを用いてアナログ回路のパラメータを設定す
ることができる半導体集積回路および内蔵アナログ回路
テスト方法を得ることを目的とする。
めになされたもので、内蔵アナログ回路のテスト時に、
コントロールバス上の信号値の代わりに外部から入力さ
れたデータを用いてアナログ回路のパラメータを設定す
ることができる半導体集積回路および内蔵アナログ回路
テスト方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路は、外部から入力されるパラメータ設定のための
データを記憶する記憶手段と、パラメータを設定するた
めに、アナログ回路のテスト時にコントロールバス上の
信号値の代わりに記憶手段に格納されたデータを選択し
て出力する選択手段とを備えたものである。
積回路は、外部から入力されるパラメータ設定のための
データを記憶する記憶手段と、パラメータを設定するた
めに、アナログ回路のテスト時にコントロールバス上の
信号値の代わりに記憶手段に格納されたデータを選択し
て出力する選択手段とを備えたものである。
【0012】この発明に係る半導体集積回路は、外部か
ら入力されるアドレスをデコードしてアドレス信号を生
成するアドレスデコード手段を備えており、記憶手段
は、アドレスデコード手段からのアドレス信号により指
定された場所へデータを記憶するものである。
ら入力されるアドレスをデコードしてアドレス信号を生
成するアドレスデコード手段を備えており、記憶手段
は、アドレスデコード手段からのアドレス信号により指
定された場所へデータを記憶するものである。
【0013】この発明に係る半導体集積回路は、コント
ロールバス上の信号値が所定の値である場合、選択手段
は、コントロールバス上の信号値の代わりに記憶手段に
格納されたデータを選択するものである。
ロールバス上の信号値が所定の値である場合、選択手段
は、コントロールバス上の信号値の代わりに記憶手段に
格納されたデータを選択するものである。
【0014】この発明に係る半導体集積回路は、選択手
段は、外部から入力される選択信号が所定の値を有する
場合、コントロールバス上の信号値の代わりに記憶手段
に格納されたデータを選択するものである。
段は、外部から入力される選択信号が所定の値を有する
場合、コントロールバス上の信号値の代わりに記憶手段
に格納されたデータを選択するものである。
【0015】この発明に係る半導体集積回路は、選択手
段により選択された記憶手段に格納されたデータまたは
コントロールバス上の信号値に基づき、デジタル選択信
号を生成する選択信号生成手段と、デジタル選択信号に
応じた値を有する参照電圧を生成する参照電圧生成手段
とを備えたものである。
段により選択された記憶手段に格納されたデータまたは
コントロールバス上の信号値に基づき、デジタル選択信
号を生成する選択信号生成手段と、デジタル選択信号に
応じた値を有する参照電圧を生成する参照電圧生成手段
とを備えたものである。
【0016】この発明に係る半導体集積回路は、選択手
段により選択された記憶手段に格納されたデータまたは
コントロールバス上の信号値に基づき、デジタル選択信
号を生成する選択信号生成手段と、デジタル選択信号に
応じた値を有する遅延時間を入力信号に付与する遅延手
段とを備えたものである。
段により選択された記憶手段に格納されたデータまたは
コントロールバス上の信号値に基づき、デジタル選択信
号を生成する選択信号生成手段と、デジタル選択信号に
応じた値を有する遅延時間を入力信号に付与する遅延手
段とを備えたものである。
【0017】この発明に係る半導体集積回路は、選択手
段により選択された記憶手段に格納されたデータまたは
コントロールバス上の信号値に基づき、デジタル選択信
号を生成する選択信号生成手段と、デジタル選択信号に
応じた駆動能力を有する駆動手段とを備えたものであ
る。
段により選択された記憶手段に格納されたデータまたは
コントロールバス上の信号値に基づき、デジタル選択信
号を生成する選択信号生成手段と、デジタル選択信号に
応じた駆動能力を有する駆動手段とを備えたものであ
る。
【0018】この発明に係る半導体集積回路は、コント
ロールバスはI2Cバスであるものである。
ロールバスはI2Cバスであるものである。
【0019】この発明に係る内蔵アナログ回路テスト方
法は、アナログ回路のテスト時に、コントロールバス上
の信号値の代わりに半導体集積回路の外部から入力され
たデータを用いてパラメータを設定し、それ以外の時
に、コントロールバス上の信号値を用いてパラメータを
設定するものである。
法は、アナログ回路のテスト時に、コントロールバス上
の信号値の代わりに半導体集積回路の外部から入力され
たデータを用いてパラメータを設定し、それ以外の時
に、コントロールバス上の信号値を用いてパラメータを
設定するものである。
【0020】この発明に係る内蔵アナログ回路テスト方
法は、コントロールバス上の信号値が所定の値である場
合、コントロールバス上の信号値の代わりに半導体集積
回路の外部から入力されたデータを用いてパラメータを
設定するものである。
法は、コントロールバス上の信号値が所定の値である場
合、コントロールバス上の信号値の代わりに半導体集積
回路の外部から入力されたデータを用いてパラメータを
設定するものである。
【0021】この発明に係る内蔵アナログ回路テスト方
法は、半導体集積回路の外部から入力される選択信号が
所定の値を有する場合、コントロールバス上の信号値の
代わりに半導体集積回路の外部から入力されたデータを
用いてパラメータを設定するものである。
法は、半導体集積回路の外部から入力される選択信号が
所定の値を有する場合、コントロールバス上の信号値の
代わりに半導体集積回路の外部から入力されたデータを
用いてパラメータを設定するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による半
導体集積回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は半導体集積回路、11は半導体集積回路1に内
蔵されたアナログ回路、12は半導体集積回路1に内蔵
されたデジタル回路、13は外部から印加されるデジタ
ル信号を受信するための半導体集積回路1の入力端子、
14は外部へデジタル信号を送信するための半導体集積
回路1の出力端子、15は制御信号等を外部へ送信若し
くは外部から受信するための外部端子、16は半導体集
積回路1の外部に設けられるコントロールバスにコント
ロールバス端子17を介して接続される半導体集積回路
1に設けられたコントロールバス、20はアナログ回路
11内に設けられた制御回路である。コントロールバス
16は、例えば、I2Cバスであるが、これに限定され
るものではなく、これを介してデジタル回路12、アナ
ログ回路11等を制御するための制御信号が外部から印
加され得る。また、外部端子15は、アナログ回路11
をテストする際に従来使用されていなかった、半導体集
積回路1のチップに設けられたチップI/Oピンを含む
複数のピンから構成される。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による半
導体集積回路の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は半導体集積回路、11は半導体集積回路1に内
蔵されたアナログ回路、12は半導体集積回路1に内蔵
されたデジタル回路、13は外部から印加されるデジタ
ル信号を受信するための半導体集積回路1の入力端子、
14は外部へデジタル信号を送信するための半導体集積
回路1の出力端子、15は制御信号等を外部へ送信若し
くは外部から受信するための外部端子、16は半導体集
積回路1の外部に設けられるコントロールバスにコント
ロールバス端子17を介して接続される半導体集積回路
1に設けられたコントロールバス、20はアナログ回路
11内に設けられた制御回路である。コントロールバス
16は、例えば、I2Cバスであるが、これに限定され
るものではなく、これを介してデジタル回路12、アナ
ログ回路11等を制御するための制御信号が外部から印
加され得る。また、外部端子15は、アナログ回路11
をテストする際に従来使用されていなかった、半導体集
積回路1のチップに設けられたチップI/Oピンを含む
複数のピンから構成される。
【0023】図2は制御回路20の構成を示すブロック
図であり、図において、21はコントロールバス16に
接続されたコントロールバス端子、22は半導体集積回
路1の外部端子15に接続されており、Xビットデータ
を外部から受信するためのデータ端子、23は半導体集
積回路1の外部端子15に接続されており、Yビットア
ドレスを外部から受信するためのアドレス端子、24は
半導体集積回路1の外部端子15に接続されており、ラ
イトイネーブル信号(WE信号)を外部から受信するた
めのWE端子、25はWE端子24を介して印加される
WE信号に応答して、アドレス端子23を介して印加さ
れるYビットアドレスからデータ端子22に印加された
Xビットデータの記憶場所を指定するアドレス信号を生
成するアドレスデコーダ(アドレスデコード手段)、2
6はアドレスデコーダ25からのアドレス信号に従って
データ端子22に印加されたXビットデータを上記アド
レス信号で指定された場所に記憶するとともに、記憶し
た全Xビットデータ(最大で2Y個のXビットデータ)
をMemInとして出力する記憶部(記憶手段)、27
はコントロールバス端子21を介して入力されるコント
ロールバス16上の信号値を記憶するとともに、記憶し
たデータをBusInとして出力するレジスタ、28は
レジスタ27からのBusInが所定の値である場合に
BusInを選択し、それ以外の場合にMemInを選
択し出力端子30を介して出力するセレクタ(選択手
段)である。
図であり、図において、21はコントロールバス16に
接続されたコントロールバス端子、22は半導体集積回
路1の外部端子15に接続されており、Xビットデータ
を外部から受信するためのデータ端子、23は半導体集
積回路1の外部端子15に接続されており、Yビットア
ドレスを外部から受信するためのアドレス端子、24は
半導体集積回路1の外部端子15に接続されており、ラ
イトイネーブル信号(WE信号)を外部から受信するた
めのWE端子、25はWE端子24を介して印加される
WE信号に応答して、アドレス端子23を介して印加さ
れるYビットアドレスからデータ端子22に印加された
Xビットデータの記憶場所を指定するアドレス信号を生
成するアドレスデコーダ(アドレスデコード手段)、2
6はアドレスデコーダ25からのアドレス信号に従って
データ端子22に印加されたXビットデータを上記アド
レス信号で指定された場所に記憶するとともに、記憶し
た全Xビットデータ(最大で2Y個のXビットデータ)
をMemInとして出力する記憶部(記憶手段)、27
はコントロールバス端子21を介して入力されるコント
ロールバス16上の信号値を記憶するとともに、記憶し
たデータをBusInとして出力するレジスタ、28は
レジスタ27からのBusInが所定の値である場合に
BusInを選択し、それ以外の場合にMemInを選
択し出力端子30を介して出力するセレクタ(選択手
段)である。
【0024】次に動作について説明する。半導体集積回
路1に内蔵されたアナログ回路11のテストを、コント
ロールバス16を使用せずに実行することができる。こ
の場合、外部端子15は制御回路20へXビットデー
タ、WE信号、Yビットアドレスを入力するために使用
される。
路1に内蔵されたアナログ回路11のテストを、コント
ロールバス16を使用せずに実行することができる。こ
の場合、外部端子15は制御回路20へXビットデー
タ、WE信号、Yビットアドレスを入力するために使用
される。
【0025】コントロールバス16が例えばI2Cバス
の場合には、例えば、8ビットデータがデータ端子22
を介して記憶部26へ入力され、2ビットアドレスがア
ドレス端子23を介してアドレスデコーダ25へ入力さ
れ得る。この場合には、記憶部26は4つの1バイトメ
モリブロックから構成される。記憶部26の必要な容量
は、半導体集積回路1に内蔵されたアナログ回路11の
設定されなければならないパラメータの数および各パラ
メータを変化させるステップ数に依存する。上記の場合
には、制御回路20は例えば6セットの32レベルの異
なる値を取り得る5ビットデジタル参照信号を出力可能
であり、参照電圧、遅延時間、駆動能力等のアナログ回
路11の6つの異なるパラメータを同時に設定すること
ができる。また、制御回路20はパラメータ毎に異なる
レベル数のデジタル参照信号を生成することもできる。
なお、以下では、Xが8、Yが2と仮定して説明する。
の場合には、例えば、8ビットデータがデータ端子22
を介して記憶部26へ入力され、2ビットアドレスがア
ドレス端子23を介してアドレスデコーダ25へ入力さ
れ得る。この場合には、記憶部26は4つの1バイトメ
モリブロックから構成される。記憶部26の必要な容量
は、半導体集積回路1に内蔵されたアナログ回路11の
設定されなければならないパラメータの数および各パラ
メータを変化させるステップ数に依存する。上記の場合
には、制御回路20は例えば6セットの32レベルの異
なる値を取り得る5ビットデジタル参照信号を出力可能
であり、参照電圧、遅延時間、駆動能力等のアナログ回
路11の6つの異なるパラメータを同時に設定すること
ができる。また、制御回路20はパラメータ毎に異なる
レベル数のデジタル参照信号を生成することもできる。
なお、以下では、Xが8、Yが2と仮定して説明する。
【0026】アドレスデコーダ25は、WE端子24を
介して印加されたWE信号に応答して、アドレス端子2
3を介して印加された2ビットアドレスをデコードして
4ビットアドレス信号を記憶部26へ出力する。記憶部
26は、データ端子22に印加されている8ビットデー
タを上記アドレス信号により指定されている場所に格納
する。この時、アナログ回路11の全てのパラメータを
設定するために、4つの8ビットデータが記憶部26に
格納される。例えば、参照電圧、遅延時間、駆動能力等
の6つの32レベルの異なる値を取り得るパラメータを
設定する必要がある場合には、アドレスを順次変更して
4つの8ビットデータが記憶部26に順次格納される。
記憶部26は、自身に格納されている32ビットの全デ
ータをMemInとしてセレクタ28へ出力する。
介して印加されたWE信号に応答して、アドレス端子2
3を介して印加された2ビットアドレスをデコードして
4ビットアドレス信号を記憶部26へ出力する。記憶部
26は、データ端子22に印加されている8ビットデー
タを上記アドレス信号により指定されている場所に格納
する。この時、アナログ回路11の全てのパラメータを
設定するために、4つの8ビットデータが記憶部26に
格納される。例えば、参照電圧、遅延時間、駆動能力等
の6つの32レベルの異なる値を取り得るパラメータを
設定する必要がある場合には、アドレスを順次変更して
4つの8ビットデータが記憶部26に順次格納される。
記憶部26は、自身に格納されている32ビットの全デ
ータをMemInとしてセレクタ28へ出力する。
【0027】一方、レジスタ27はコントロールバス端
子21を介してコントロールバス16上の信号値を格納
することができる。コントロールバス16がI2Cバス
の場合には、例えば、シリアルに8ビット×4=32ビ
ットのデータがレジスタ27に入力される。レジスタ2
7は、その32ビットのデータをBusInとしてセレ
クタ28へ出力する。セレクタ28は、BusInが所
定の値を有する時にMemInを選択し、そうでない場
合にはBusInを選択し出力端子30を介して外部へ
出力する。その後、選択された信号は例えばアナログ回
路11の複数の所定のパラメータを同時に設定するため
に使用される。
子21を介してコントロールバス16上の信号値を格納
することができる。コントロールバス16がI2Cバス
の場合には、例えば、シリアルに8ビット×4=32ビ
ットのデータがレジスタ27に入力される。レジスタ2
7は、その32ビットのデータをBusInとしてセレ
クタ28へ出力する。セレクタ28は、BusInが所
定の値を有する時にMemInを選択し、そうでない場
合にはBusInを選択し出力端子30を介して外部へ
出力する。その後、選択された信号は例えばアナログ回
路11の複数の所定のパラメータを同時に設定するため
に使用される。
【0028】BusInが所定の値を有するときには、
外部端子15およびデータ端子22を介して記憶部26
に格納された全データが、BusInが所定の値以外の
値を有するときには、コントロールバス16を介して入
力されたデータが、アナログ回路11の複数の所定のパ
ラメータを同時に設定するために使用され得る。図3
は、上記所定の値が0x00000000である場合の
セレクタ28の構成を示すブロック図である。図におい
て、281は選択端子Sに入力される値が「1」の場合
にはMemInを選択しそれ以外の場合にはBusIn
を選択するスイッチ部、282は複数の入力に排他論理
和演算を行うNORゲートである。NORゲート282
は、BusInの全ビットがゼロの場合すなわちI2C
バスが0x00000000の値を有する場合には
「1」を出力する。その結果、スイッチ部281はMe
mInを選択して出力する。この場合には、上記したよ
うに、記憶部26に格納された全データが複数の所定の
パラメータを設定するために使用される。これに対し
て、NORゲート282は、BusInの少なくとも1
つのビットが1である場合すなわちI2Cバスが0x0
0000000以外の値を有する場合には「0」を出力
する。その結果、スイッチ部281はBusInを選択
して出力する。この場合には、上記したように、I2C
バスを介して入力されたデータが複数の所定のパラメー
タを設定するために使用される。
外部端子15およびデータ端子22を介して記憶部26
に格納された全データが、BusInが所定の値以外の
値を有するときには、コントロールバス16を介して入
力されたデータが、アナログ回路11の複数の所定のパ
ラメータを同時に設定するために使用され得る。図3
は、上記所定の値が0x00000000である場合の
セレクタ28の構成を示すブロック図である。図におい
て、281は選択端子Sに入力される値が「1」の場合
にはMemInを選択しそれ以外の場合にはBusIn
を選択するスイッチ部、282は複数の入力に排他論理
和演算を行うNORゲートである。NORゲート282
は、BusInの全ビットがゼロの場合すなわちI2C
バスが0x00000000の値を有する場合には
「1」を出力する。その結果、スイッチ部281はMe
mInを選択して出力する。この場合には、上記したよ
うに、記憶部26に格納された全データが複数の所定の
パラメータを設定するために使用される。これに対し
て、NORゲート282は、BusInの少なくとも1
つのビットが1である場合すなわちI2Cバスが0x0
0000000以外の値を有する場合には「0」を出力
する。その結果、スイッチ部281はBusInを選択
して出力する。この場合には、上記したように、I2C
バスを介して入力されたデータが複数の所定のパラメー
タを設定するために使用される。
【0029】図4は図3に示すセレクタ28の具体的な
例を示すブロック図である。図において、283はNO
Rゲート282の出力MemEnを反転してBusEn
として出力するインバータ、284および285はトラ
ンスファゲートである。なお、インバータ283および
トランスファゲート284,285は図3に示したスイ
ッチ部281を構成する。トランスファゲート284
は、BusInの全ビットがゼロの場合すなわちMem
Enが「1」で且つBusEnが「0」の場合、入力さ
れるBusInを遮断する。この場合、トランスファゲ
ート285は入力されるMemInを通過させる。これ
に対して、トランスファゲート284は、BusInの
少なくとも1つのビットが1である場合すなわちMem
Enが「0」で且つBusEnが「1」の場合、入力さ
れるBusInを通過させる。この場合、トランスファ
ゲート285は入力されるMemInを遮断する。
例を示すブロック図である。図において、283はNO
Rゲート282の出力MemEnを反転してBusEn
として出力するインバータ、284および285はトラ
ンスファゲートである。なお、インバータ283および
トランスファゲート284,285は図3に示したスイ
ッチ部281を構成する。トランスファゲート284
は、BusInの全ビットがゼロの場合すなわちMem
Enが「1」で且つBusEnが「0」の場合、入力さ
れるBusInを遮断する。この場合、トランスファゲ
ート285は入力されるMemInを通過させる。これ
に対して、トランスファゲート284は、BusInの
少なくとも1つのビットが1である場合すなわちMem
Enが「0」で且つBusEnが「1」の場合、入力さ
れるBusInを通過させる。この場合、トランスファ
ゲート285は入力されるMemInを遮断する。
【0030】なお、図3に示すNORゲート282を変
更することにより、記憶部26に格納されたデータの使
用をトリガするI2Cバスの値として、0x00000
000以外のいかなる値を使用することも可能となる。
勿論、このような変更はいかなる種類のコントロールバ
スを使用した場合においても実施可能であり、記憶部2
6に格納されたデータの使用をトリガするコントロール
バス16の所定の値はいかなる値であっても構わない。
更することにより、記憶部26に格納されたデータの使
用をトリガするI2Cバスの値として、0x00000
000以外のいかなる値を使用することも可能となる。
勿論、このような変更はいかなる種類のコントロールバ
スを使用した場合においても実施可能であり、記憶部2
6に格納されたデータの使用をトリガするコントロール
バス16の所定の値はいかなる値であっても構わない。
【0031】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、コントロールバス16上の信号値が所定の値である
場合には、外部端子を介して入力したデータ(すなわち
MemIn)を用いてアナログ回路のパラメータの設定
することができるので、アナログ回路テスト時にパラメ
ータ設定のための追加のピンが不要であるばかりか、外
部電源等の追加の装置も不要であり、アナログ回路のテ
ストに要する時間およびコストを削減できる効果を奏す
る。また、コントロールバス16を用いて容易にデータ
を使用してアナログ回路テストをトリガできる効果があ
る。
ば、コントロールバス16上の信号値が所定の値である
場合には、外部端子を介して入力したデータ(すなわち
MemIn)を用いてアナログ回路のパラメータの設定
することができるので、アナログ回路テスト時にパラメ
ータ設定のための追加のピンが不要であるばかりか、外
部電源等の追加の装置も不要であり、アナログ回路のテ
ストに要する時間およびコストを削減できる効果を奏す
る。また、コントロールバス16を用いて容易にデータ
を使用してアナログ回路テストをトリガできる効果があ
る。
【0032】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2による半導体集積回路に設けられた制御回路の構成
を示すブロック図である。この実施の形態2による半導
体集積回路は図1に示す上記実施の形態1による半導体
集積回路と同一の構成を有している。また、図5におい
て、図2に示したものと同一の符号は上記実施の形態1
による制御回路の構成要素と同一または相当するものを
示しており、以下ではその説明を省略する。さらに、図
5において、31は半導体集積回路1の外部端子15に
接続されており、BusIn若しくはMemInを選択
する選択信号を外部から受信するための選択端子であ
る。上記実施の形態1で既に述べたように、外部端子1
5は、アナログ回路11をテストする際に従来使用され
ていなかった、半導体集積回路1のチップに設けられた
チップI/Oピンを含む複数のピンから構成される。
態2による半導体集積回路に設けられた制御回路の構成
を示すブロック図である。この実施の形態2による半導
体集積回路は図1に示す上記実施の形態1による半導体
集積回路と同一の構成を有している。また、図5におい
て、図2に示したものと同一の符号は上記実施の形態1
による制御回路の構成要素と同一または相当するものを
示しており、以下ではその説明を省略する。さらに、図
5において、31は半導体集積回路1の外部端子15に
接続されており、BusIn若しくはMemInを選択
する選択信号を外部から受信するための選択端子であ
る。上記実施の形態1で既に述べたように、外部端子1
5は、アナログ回路11をテストする際に従来使用され
ていなかった、半導体集積回路1のチップに設けられた
チップI/Oピンを含む複数のピンから構成される。
【0033】次に動作について説明する。この実施の形
態2による制御回路20の動作は基本的には上記実施の
形態1によるものと同一であるので、以下では異なる部
分についてのみ説明する。
態2による制御回路20の動作は基本的には上記実施の
形態1によるものと同一であるので、以下では異なる部
分についてのみ説明する。
【0034】セレクタ28は、選択信号が所定の値であ
る場合、例えば「1」の場合MemInを選択し、
「0」の場合にはBusInを選択し出力端子30を介
して外部へ出力する。すなわち、選択信号が所定の値を
有するときには、外部端子15およびデータ端子22を
介して記憶部26に格納された全データが、選択信号が
所定の値以外の値を有するときには、コントロールバス
16を介して入力されたデータがアナログ回路11の複
数の所定のパラメータを同時に設定するために使用され
得る。
る場合、例えば「1」の場合MemInを選択し、
「0」の場合にはBusInを選択し出力端子30を介
して外部へ出力する。すなわち、選択信号が所定の値を
有するときには、外部端子15およびデータ端子22を
介して記憶部26に格納された全データが、選択信号が
所定の値以外の値を有するときには、コントロールバス
16を介して入力されたデータがアナログ回路11の複
数の所定のパラメータを同時に設定するために使用され
得る。
【0035】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、外部より印加される選択信号が所定の値である場合
には、外部端子を介して入力したデータ(すなわちMe
mIn)を用いてアナログ回路のパラメータの設定する
ことができるので、アナログ回路テスト時にパラメータ
設定のための追加のピンが不要であるばかりか、外部電
源等の追加の装置も不要であり、アナログ回路テストに
要する時間およびコストを削減できる効果を奏する。ま
た、選択信号を外部から印加することにより容易にデー
タを使用してアナログ回路テストをトリガできる効果が
ある。
ば、外部より印加される選択信号が所定の値である場合
には、外部端子を介して入力したデータ(すなわちMe
mIn)を用いてアナログ回路のパラメータの設定する
ことができるので、アナログ回路テスト時にパラメータ
設定のための追加のピンが不要であるばかりか、外部電
源等の追加の装置も不要であり、アナログ回路テストに
要する時間およびコストを削減できる効果を奏する。ま
た、選択信号を外部から印加することにより容易にデー
タを使用してアナログ回路テストをトリガできる効果が
ある。
【0036】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3による半導体集積回路に含まれるアナログ回路の構
成を示すブロック図である。この実施の形態3による半
導体集積回路は図1に示す上記実施の形態1による半導
体集積回路と同一の構成を有している。また、図6にお
いて、図1に示したものと同一の符号は上記実施の形態
1による制御回路の構成要素と同一または相当するもの
を示しており、以下ではその説明を省略する。さらに、
図6において、29は制御回路20からのXビットデー
タについてのデジタル信号をデコードして、そのデジタ
ル信号の値に対応するビットが1である2Xビットのデ
ジタル参照信号を出力するデコーダ(選択信号生成手
段)、32は参照電圧生成回路(参照電圧生成手段)、
40−1〜40−(n+1)はVddとグランド間に直
列に接続された一連の抵抗、50−1〜50−nはそれ
ぞれトランスファゲート、60−1〜60−nはそれぞ
れ入力が制御回路20の出力および対応するトランスフ
ァゲートの制御端子に接続され、出力がそのトランスフ
ァゲートの反転制御端子に接続されたインバータであ
る。図6に示すように、抵抗40−iと抵抗40−(i
+1)(なお、i=1〜nである)の接続点にはトラン
スファゲート50−iの一端が接続されている。さら
に、全てのトランスファゲート50−1〜50−nの他
端同士は接続され、これらは抵抗70を介してバッファ
80に接続されている。
態3による半導体集積回路に含まれるアナログ回路の構
成を示すブロック図である。この実施の形態3による半
導体集積回路は図1に示す上記実施の形態1による半導
体集積回路と同一の構成を有している。また、図6にお
いて、図1に示したものと同一の符号は上記実施の形態
1による制御回路の構成要素と同一または相当するもの
を示しており、以下ではその説明を省略する。さらに、
図6において、29は制御回路20からのXビットデー
タについてのデジタル信号をデコードして、そのデジタ
ル信号の値に対応するビットが1である2Xビットのデ
ジタル参照信号を出力するデコーダ(選択信号生成手
段)、32は参照電圧生成回路(参照電圧生成手段)、
40−1〜40−(n+1)はVddとグランド間に直
列に接続された一連の抵抗、50−1〜50−nはそれ
ぞれトランスファゲート、60−1〜60−nはそれぞ
れ入力が制御回路20の出力および対応するトランスフ
ァゲートの制御端子に接続され、出力がそのトランスフ
ァゲートの反転制御端子に接続されたインバータであ
る。図6に示すように、抵抗40−iと抵抗40−(i
+1)(なお、i=1〜nである)の接続点にはトラン
スファゲート50−iの一端が接続されている。さら
に、全てのトランスファゲート50−1〜50−nの他
端同士は接続され、これらは抵抗70を介してバッファ
80に接続されている。
【0037】次に動作について説明する。この実施の形
態3による制御回路20の動作は基本的には上記実施の
形態1によるものと同一であるので、以下ではその説明
については省略する。また、以下では、説明を簡単にす
るために、制御回路20の出力は5ビットのデジタル信
号であり、したがって、デコーダ29の出力は32(=
25)ビットのデジタル参照信号であり、n=32,V
dd=3.3Vであると仮定する。
態3による制御回路20の動作は基本的には上記実施の
形態1によるものと同一であるので、以下ではその説明
については省略する。また、以下では、説明を簡単にす
るために、制御回路20の出力は5ビットのデジタル信
号であり、したがって、デコーダ29の出力は32(=
25)ビットのデジタル参照信号であり、n=32,V
dd=3.3Vであると仮定する。
【0038】図6に示すような、上記実施の形態1によ
る制御回路20を参照電圧生成回路32に適用した例に
おいては、一連の抵抗40−1〜40−33がそれぞれ
同一の抵抗値を有するならば、参照電圧生成回路32は
バッファ80を介して0.1V刻みで0.1から3.2
Vの参照電圧を生成することが可能である。
る制御回路20を参照電圧生成回路32に適用した例に
おいては、一連の抵抗40−1〜40−33がそれぞれ
同一の抵抗値を有するならば、参照電圧生成回路32は
バッファ80を介して0.1V刻みで0.1から3.2
Vの参照電圧を生成することが可能である。
【0039】デコーダ29は制御回路20から出力され
た5ビットのデジタル信号をデコードして、参照電圧生
成回路32により生成される参照電圧を所定の値に設定
すべく32ビットのデジタル参照信号を参照電圧生成回
路32へ出力する。すなわち、デコーダ29は、制御回
路20からの5ビットのデジタル信号をデコードして、
そのデジタル信号の値に対応するビットが1である32
(=25)ビットのデジタル参照信号を生成する。した
がって、デコーダ29から印加される32ビットのデジ
タル参照信号の値に応じて、参照電圧生成回路32のイ
ンバータ60−1〜60−32のいずれか1つの入力お
よび対応するトランスファゲート50−i(なお、i=
1〜32)の制御端子だけに「1」が入力される。その
結果、このトランスファゲート50−iのみがONとな
り、対応する抵抗40−i,40−(i+1)間の接続
点が上記トランスファゲート50−iおよび抵抗70を
介してバッファ80に接続される。このようにして、参
照電圧生成回路32は、デコーダ29から印加される3
2ビットのデジタル参照信号に基づき、0.1V刻みで
0.1から3.2Vの参照電圧を生成する。
た5ビットのデジタル信号をデコードして、参照電圧生
成回路32により生成される参照電圧を所定の値に設定
すべく32ビットのデジタル参照信号を参照電圧生成回
路32へ出力する。すなわち、デコーダ29は、制御回
路20からの5ビットのデジタル信号をデコードして、
そのデジタル信号の値に対応するビットが1である32
(=25)ビットのデジタル参照信号を生成する。した
がって、デコーダ29から印加される32ビットのデジ
タル参照信号の値に応じて、参照電圧生成回路32のイ
ンバータ60−1〜60−32のいずれか1つの入力お
よび対応するトランスファゲート50−i(なお、i=
1〜32)の制御端子だけに「1」が入力される。その
結果、このトランスファゲート50−iのみがONとな
り、対応する抵抗40−i,40−(i+1)間の接続
点が上記トランスファゲート50−iおよび抵抗70を
介してバッファ80に接続される。このようにして、参
照電圧生成回路32は、デコーダ29から印加される3
2ビットのデジタル参照信号に基づき、0.1V刻みで
0.1から3.2Vの参照電圧を生成する。
【0040】ところで、いかなる外部回路も参照電圧生
成回路32に影響を与えないように、バッファ80の出
力をオペアンプに接続することが好ましい。これによ
り、参照電圧生成回路32から参照電圧を必要とするア
ナログ回路へ電流が流れるのを防止できる。この結果、
主な駆動は個々のオペアンプで達成されるので、参照電
圧生成回路32により駆動されるアナログ回路の数は無
制限となる。
成回路32に影響を与えないように、バッファ80の出
力をオペアンプに接続することが好ましい。これによ
り、参照電圧生成回路32から参照電圧を必要とするア
ナログ回路へ電流が流れるのを防止できる。この結果、
主な駆動は個々のオペアンプで達成されるので、参照電
圧生成回路32により駆動されるアナログ回路の数は無
制限となる。
【0041】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、外部端子を介して入力したデータ(すなわちMem
In)を用いて参照電圧生成回路32が生成する参照電
圧の値を設定することができるので、アナログ回路テス
ト時に参照電圧設定のための追加のピンが不要であるば
かりか、外部電源等の追加の装置も不要であり、アナロ
グ回路テストに要する時間およびコストを削減できる効
果を奏する。
ば、外部端子を介して入力したデータ(すなわちMem
In)を用いて参照電圧生成回路32が生成する参照電
圧の値を設定することができるので、アナログ回路テス
ト時に参照電圧設定のための追加のピンが不要であるば
かりか、外部電源等の追加の装置も不要であり、アナロ
グ回路テストに要する時間およびコストを削減できる効
果を奏する。
【0042】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4による半導体集積回路に含まれるアナログ回路の構
成を示すブロック図である。この実施の形態4による半
導体集積回路は図1に示す上記実施の形態1による半導
体集積回路と同一の構成を有している。また、図7にお
いて、図1および図6に示したものと同一の符号は上記
実施の形態1による制御回路および上記実施の形態3に
よるアナログ回路の構成要素と同一または相当するもの
を示しており、以下ではその説明を省略する。さらに、
図7において、33は遅延回路(遅延手段)、90−1
〜90−nはそれぞれ2つのインバータが直列に接続さ
れたインバータ対である。図7に示すように、複数のイ
ンバータ対90−1〜90−nは直列に接続されている
とともに、インバータ対90−iとインバータ対90−
(i+1)の接続点にはトランスファゲート50−iの
一端が接続されている(なお、i=1〜nである)。さ
らに、全てのトランスファゲート50−1〜50−nの
他端同士は接続され、これらの接続点を介して遅延され
たクロックが出力される。
態4による半導体集積回路に含まれるアナログ回路の構
成を示すブロック図である。この実施の形態4による半
導体集積回路は図1に示す上記実施の形態1による半導
体集積回路と同一の構成を有している。また、図7にお
いて、図1および図6に示したものと同一の符号は上記
実施の形態1による制御回路および上記実施の形態3に
よるアナログ回路の構成要素と同一または相当するもの
を示しており、以下ではその説明を省略する。さらに、
図7において、33は遅延回路(遅延手段)、90−1
〜90−nはそれぞれ2つのインバータが直列に接続さ
れたインバータ対である。図7に示すように、複数のイ
ンバータ対90−1〜90−nは直列に接続されている
とともに、インバータ対90−iとインバータ対90−
(i+1)の接続点にはトランスファゲート50−iの
一端が接続されている(なお、i=1〜nである)。さ
らに、全てのトランスファゲート50−1〜50−nの
他端同士は接続され、これらの接続点を介して遅延され
たクロックが出力される。
【0043】次に動作について説明する。この実施の形
態4による制御回路20およびデコーダ29の動作は基
本的には上記実施の形態1および上記実施の形態3によ
るものと同一であるので、以下ではその説明については
省略する。また、以下では、説明を簡単にするために、
制御回路20の出力は5ビットのデジタル信号であり、
したがって、デコーダ29の出力は32(=25)ビッ
トのデジタル参照信号であり、n=32であると仮定す
る。
態4による制御回路20およびデコーダ29の動作は基
本的には上記実施の形態1および上記実施の形態3によ
るものと同一であるので、以下ではその説明については
省略する。また、以下では、説明を簡単にするために、
制御回路20の出力は5ビットのデジタル信号であり、
したがって、デコーダ29の出力は32(=25)ビッ
トのデジタル参照信号であり、n=32であると仮定す
る。
【0044】図7に示すような、上記実施の形態1によ
る制御回路20を遅延回路33に適用した例において
は、一連のインバータ対90−1〜90−32がそれぞ
れ同一の遅延時間を入力信号に対して付与するならば、
入力クロックは通過したインバータ対の数に上記遅延時
間を乗じただけ遅延されて出力される。
る制御回路20を遅延回路33に適用した例において
は、一連のインバータ対90−1〜90−32がそれぞ
れ同一の遅延時間を入力信号に対して付与するならば、
入力クロックは通過したインバータ対の数に上記遅延時
間を乗じただけ遅延されて出力される。
【0045】すなわち、デコーダ29から印加される3
2ビットのデジタル参照信号の値に応じて、遅延回路3
3のインバータ60−1〜60−32のいずれか1つの
入力および対応するトランスファゲート50−i(な
お、i=1〜32)の制御端子だけに「1」が入力され
る。その結果、このトランスファゲート50−iのみが
ONとなり、対応するインバータ対90−i,90−
(i+1)間の接続点が上記トランスファゲート50−
iを介して出力に接続される。このようにして、遅延回
路33は、ONしたトランスファゲート50−iに対応
した数のインバータ対を通過した入力クロックを出力さ
せることにより、デジタル参照信号に応じた遅延時間を
入力クロックに付与する。
2ビットのデジタル参照信号の値に応じて、遅延回路3
3のインバータ60−1〜60−32のいずれか1つの
入力および対応するトランスファゲート50−i(な
お、i=1〜32)の制御端子だけに「1」が入力され
る。その結果、このトランスファゲート50−iのみが
ONとなり、対応するインバータ対90−i,90−
(i+1)間の接続点が上記トランスファゲート50−
iを介して出力に接続される。このようにして、遅延回
路33は、ONしたトランスファゲート50−iに対応
した数のインバータ対を通過した入力クロックを出力さ
せることにより、デジタル参照信号に応じた遅延時間を
入力クロックに付与する。
【0046】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、外部端子を介して入力したデータ(すなわちMem
In)を用いて遅延回路33が入力信号に付与する遅延
時間を設定することができるので、アナログ回路テスト
時に遅延時間設定のための追加のピンおよび追加の装置
が不要であり、アナログ回路テストに要する時間および
コストを削減できる効果を奏する。
ば、外部端子を介して入力したデータ(すなわちMem
In)を用いて遅延回路33が入力信号に付与する遅延
時間を設定することができるので、アナログ回路テスト
時に遅延時間設定のための追加のピンおよび追加の装置
が不要であり、アナログ回路テストに要する時間および
コストを削減できる効果を奏する。
【0047】実施の形態5.図8はこの発明の実施の形
態5による半導体集積回路に含まれるアナログ回路の構
成を示すブロック図である。この実施の形態5による半
導体集積回路は図1に示す上記実施の形態1による半導
体集積回路と同一の構成を有している。また、図8にお
いて、図1および図6に示したものと同一の符号は上記
実施の形態1による制御回路および上記実施の形態3に
よるアナログ回路の構成要素と同一または相当するもの
を示しており、以下ではその説明を省略する。さらに、
図8において、34は駆動回路(駆動手段)、100−
1〜100−n,110−1〜110−nはそれぞれト
ランスファゲート、120−1〜120−(n+1)は
それぞれ2つのインバータが直列に接続されたインバー
タ対である。インバータ対120−2〜120−(n+
1)の出力側のインバータは異なった駆動能力を有して
いる。例えば、インバータ対120―2〜120−(n
+1)はこの順に大きい駆動能力を有している。
態5による半導体集積回路に含まれるアナログ回路の構
成を示すブロック図である。この実施の形態5による半
導体集積回路は図1に示す上記実施の形態1による半導
体集積回路と同一の構成を有している。また、図8にお
いて、図1および図6に示したものと同一の符号は上記
実施の形態1による制御回路および上記実施の形態3に
よるアナログ回路の構成要素と同一または相当するもの
を示しており、以下ではその説明を省略する。さらに、
図8において、34は駆動回路(駆動手段)、100−
1〜100−n,110−1〜110−nはそれぞれト
ランスファゲート、120−1〜120−(n+1)は
それぞれ2つのインバータが直列に接続されたインバー
タ対である。インバータ対120−2〜120−(n+
1)の出力側のインバータは異なった駆動能力を有して
いる。例えば、インバータ対120―2〜120−(n
+1)はこの順に大きい駆動能力を有している。
【0048】図8に示すように、各インバータ60−i
(i=1〜n)の入力にはトランスファゲート50−i
の制御端子およびトランスファゲート100−iの反転
制御端子が接続されており、各インバータ60−i(i
=1〜n)の出力にはトランスファゲート50−iの反
転制御端子およびトランスファゲート100−iの制御
端子が接続されている。また、各トランスファゲート5
0−iの一端は駆動回路34の入力に接続されており、
入力信号は各トランスファゲート50−iの上記一端に
印加される。各トランスファゲート50−iの他端は対
応するトランスファゲート100−iの一端に接続され
ているとともに、インバータ対120−(i+1)の入
力に接続されている。各トランスファゲート100−i
の他端はグランドに接続されている。
(i=1〜n)の入力にはトランスファゲート50−i
の制御端子およびトランスファゲート100−iの反転
制御端子が接続されており、各インバータ60−i(i
=1〜n)の出力にはトランスファゲート50−iの反
転制御端子およびトランスファゲート100−iの制御
端子が接続されている。また、各トランスファゲート5
0−iの一端は駆動回路34の入力に接続されており、
入力信号は各トランスファゲート50−iの上記一端に
印加される。各トランスファゲート50−iの他端は対
応するトランスファゲート100−iの一端に接続され
ているとともに、インバータ対120−(i+1)の入
力に接続されている。各トランスファゲート100−i
の他端はグランドに接続されている。
【0049】さらに、インバータ対120−(i+1)
の出力はトランスファゲート110−iの一端に接続さ
れており、トランスファゲート110−iの反転制御端
子はインバータ60−iの出力に接続され制御端子はイ
ンバータ60−iの入力に接続されている。全てのトラ
ンスファゲート110−1〜110−nの他端同士は接
続され、この接続点にはインバータ対120−1の出力
および駆動回路34の出力が接続さている。
の出力はトランスファゲート110−iの一端に接続さ
れており、トランスファゲート110−iの反転制御端
子はインバータ60−iの出力に接続され制御端子はイ
ンバータ60−iの入力に接続されている。全てのトラ
ンスファゲート110−1〜110−nの他端同士は接
続され、この接続点にはインバータ対120−1の出力
および駆動回路34の出力が接続さている。
【0050】次に動作について説明する。この実施の形
態5による制御回路20およびデコーダ29の動作は基
本的には上記実施の形態1および上記実施の形態3によ
るものと同一であるので、以下ではその説明については
省略する。また、以下では、説明を簡単にするために、
制御回路20の出力は5ビットのデジタル信号であり、
したがって、デコーダ29の出力は32(=25)ビッ
トのデジタル参照信号であり、n=32であると仮定す
る。
態5による制御回路20およびデコーダ29の動作は基
本的には上記実施の形態1および上記実施の形態3によ
るものと同一であるので、以下ではその説明については
省略する。また、以下では、説明を簡単にするために、
制御回路20の出力は5ビットのデジタル信号であり、
したがって、デコーダ29の出力は32(=25)ビッ
トのデジタル参照信号であり、n=32であると仮定す
る。
【0051】図8に示すような、上記実施の形態1によ
る制御回路20を駆動回路34に適用した例において
は、駆動回路34の入力と出力との間には、選択された
インバータ対120−(i+1)(i=1〜n)と第1
のインバータ対120−1とが並列に接続される。
る制御回路20を駆動回路34に適用した例において
は、駆動回路34の入力と出力との間には、選択された
インバータ対120−(i+1)(i=1〜n)と第1
のインバータ対120−1とが並列に接続される。
【0052】すなわち、デコーダ29から印加される3
2ビットのデジタル参照信号の値に応じて、駆動回路3
4のインバータ60−1〜60−32のいずれか1つの
入力および対応するトランスファゲート50−i,11
0−iの制御端子だけに「1」が入力される。その結
果、このトランスファゲート50−i,110−iのみ
がONとなり、対応するインバータ対120−(i+
1)が駆動回路34の入力と出力の間に第1のインバー
タ対120−1と並列に接続される。このようにして、
駆動回路34は、並列に接続されたインバータ対120
−(i+1)により出力電流すなわち駆動能力を増大さ
せることができる。
2ビットのデジタル参照信号の値に応じて、駆動回路3
4のインバータ60−1〜60−32のいずれか1つの
入力および対応するトランスファゲート50−i,11
0−iの制御端子だけに「1」が入力される。その結
果、このトランスファゲート50−i,110−iのみ
がONとなり、対応するインバータ対120−(i+
1)が駆動回路34の入力と出力の間に第1のインバー
タ対120−1と並列に接続される。このようにして、
駆動回路34は、並列に接続されたインバータ対120
−(i+1)により出力電流すなわち駆動能力を増大さ
せることができる。
【0053】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、外部端子を介して入力したデータ(すなわちMem
In)を用いて駆動回路34の駆動能力の大きさを設定
することができるので、アナログ回路テスト時に駆動能
力設定のための追加のピンおよび追加の装置が不要であ
り、アナログ回路テストに要する時間およびコストを削
減できる効果を奏する。
ば、外部端子を介して入力したデータ(すなわちMem
In)を用いて駆動回路34の駆動能力の大きさを設定
することができるので、アナログ回路テスト時に駆動能
力設定のための追加のピンおよび追加の装置が不要であ
り、アナログ回路テストに要する時間およびコストを削
減できる効果を奏する。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部
から入力されるパラメータ設定のためのデータを記憶す
る記憶手段と、上記パラメータを設定するために、アナ
ログ回路のテスト時にコントロールバス上の信号値の代
わりに上記記憶手段に格納された上記データを選択して
出力する選択手段とを備えるように構成したので、アナ
ログ回路テスト時にパラメータ設定のための追加のピン
が不要であるばかりか、外部電源等の追加の装置も不要
であり、アナログ回路テストに要する時間およびコスト
を削減できる効果がある。
から入力されるパラメータ設定のためのデータを記憶す
る記憶手段と、上記パラメータを設定するために、アナ
ログ回路のテスト時にコントロールバス上の信号値の代
わりに上記記憶手段に格納された上記データを選択して
出力する選択手段とを備えるように構成したので、アナ
ログ回路テスト時にパラメータ設定のための追加のピン
が不要であるばかりか、外部電源等の追加の装置も不要
であり、アナログ回路テストに要する時間およびコスト
を削減できる効果がある。
【0055】この発明によれば、外部から入力されるア
ドレスをデコードしてアドレス信号を生成するアドレス
デコード手段を備えており、記憶手段は、上記アドレス
デコード手段からの上記アドレス信号により指定された
場所へデータを記憶するように構成したので、アナログ
回路テスト時に複数のパラメータを同時に設定できる効
果がある。
ドレスをデコードしてアドレス信号を生成するアドレス
デコード手段を備えており、記憶手段は、上記アドレス
デコード手段からの上記アドレス信号により指定された
場所へデータを記憶するように構成したので、アナログ
回路テスト時に複数のパラメータを同時に設定できる効
果がある。
【0056】この発明によれば、コントロールバス上の
信号値が所定の値である場合、選択手段は、上記コント
ロールバス上の信号値の代わりに記憶手段に格納された
データを選択するように構成したので、コントロールバ
スを用いてアナログ回路テストをトリガできる効果があ
る。
信号値が所定の値である場合、選択手段は、上記コント
ロールバス上の信号値の代わりに記憶手段に格納された
データを選択するように構成したので、コントロールバ
スを用いてアナログ回路テストをトリガできる効果があ
る。
【0057】この発明によれば、選択手段は、外部から
入力される選択信号が所定の値を有する場合、コントロ
ールバス上の信号値の代わりに記憶手段に格納されたデ
ータを選択するように構成したので、選択信号を外部か
ら印加することにより容易にデータを使用してアナログ
回路テストをトリガできる効果がある。
入力される選択信号が所定の値を有する場合、コントロ
ールバス上の信号値の代わりに記憶手段に格納されたデ
ータを選択するように構成したので、選択信号を外部か
ら印加することにより容易にデータを使用してアナログ
回路テストをトリガできる効果がある。
【0058】この発明によれば、選択手段により選択さ
れた記憶手段に格納されたデータまたはコントロールバ
ス上の信号値に基づき、デジタル選択信号を生成する選
択信号生成手段と、上記デジタル選択信号に応じた値を
有する参照電圧を生成する参照電圧生成手段とを備える
ように構成したので、アナログ回路テスト時に参照電圧
設定のための追加のピンが不要であるばかりか、外部電
源等の追加の装置も不要であり、アナログ回路テストに
要する時間およびコストを削減できる効果がある。
れた記憶手段に格納されたデータまたはコントロールバ
ス上の信号値に基づき、デジタル選択信号を生成する選
択信号生成手段と、上記デジタル選択信号に応じた値を
有する参照電圧を生成する参照電圧生成手段とを備える
ように構成したので、アナログ回路テスト時に参照電圧
設定のための追加のピンが不要であるばかりか、外部電
源等の追加の装置も不要であり、アナログ回路テストに
要する時間およびコストを削減できる効果がある。
【0059】この発明によれば、選択手段により選択さ
れた記憶手段に格納されたデータまたはコントロールバ
ス上の信号値に基づき、デジタル選択信号を生成する選
択信号生成手段と、上記デジタル選択信号に応じた値を
有する遅延時間を入力信号に付与する遅延手段とを備え
るように構成したので、アナログ回路テスト時に遅延時
間設定のための追加のピンおよび追加の装置が不要であ
り、アナログ回路テストに要する時間およびコストを削
減できる効果がある。
れた記憶手段に格納されたデータまたはコントロールバ
ス上の信号値に基づき、デジタル選択信号を生成する選
択信号生成手段と、上記デジタル選択信号に応じた値を
有する遅延時間を入力信号に付与する遅延手段とを備え
るように構成したので、アナログ回路テスト時に遅延時
間設定のための追加のピンおよび追加の装置が不要であ
り、アナログ回路テストに要する時間およびコストを削
減できる効果がある。
【0060】この発明によれば、選択手段により選択さ
れた記憶手段に格納されたデータまたはコントロールバ
ス上の信号値に基づき、デジタル選択信号を生成する選
択信号生成手段と、上記デジタル選択信号に応じた駆動
能力を有する駆動手段とを備えるように構成したので、
アナログ回路テスト時に駆動能力設定のための追加のピ
ンおよび追加の装置が不要であり、アナログ回路テスト
に要する時間およびコストを削減できる効果がある。
れた記憶手段に格納されたデータまたはコントロールバ
ス上の信号値に基づき、デジタル選択信号を生成する選
択信号生成手段と、上記デジタル選択信号に応じた駆動
能力を有する駆動手段とを備えるように構成したので、
アナログ回路テスト時に駆動能力設定のための追加のピ
ンおよび追加の装置が不要であり、アナログ回路テスト
に要する時間およびコストを削減できる効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すこの発明の実施の形態1による制
御回路の構成を示すブロック図である。
御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示すこの発明の実施の形態1による制
御回路に含まれるセレクタの一例の構成を示すブロック
図である。
御回路に含まれるセレクタの一例の構成を示すブロック
図である。
【図4】 図3に示すセレクタの具体例の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による半導体集積回
路に含まれる制御回路の構成を示すブロック図である。
路に含まれる制御回路の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による半導体集積回
路に含まれるアナログ回路の構成を示すブロック図であ
る。
路に含まれるアナログ回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態4による半導体集積回
路に含まれるアナログ回路の構成を示すブロック図であ
る。
路に含まれるアナログ回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態5による半導体集積回
路に含まれるアナログ回路の構成を示すブロック図であ
る。
路に含まれるアナログ回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 従来の半導体集積回路の構成を示すブロック
図である。
図である。
1 半導体集積回路、11 アナログ回路、12 デジ
タル回路、13 入力端子、14 出力端子、15 外
部端子、16 コントロールバス、17 コントロール
バス端子、20 制御回路、21コントロールバス端
子、22 データ端子、23 アドレス端子、24 W
E端子、25 アドレスデコーダ(アドレスデコード手
段)、26 記憶部(記憶手段)、27 レジスタ、2
8 セレクタ(選択手段)、29 デコーダ(選択信号
生成手段)、30 出力端子、31選択端子、32 参
照電圧生成回路(参照電圧生成手段)、33 遅延回路
(遅延手段)、34 駆動回路(駆動手段)、40−
1,40−2,40−3,...,40−(n+1) 抵
抗、50−1,50−2,...,50−n トランスファ
ゲート、60−1,60−2,...,60−n インバー
タ、70 抵抗、80バッファ、90−1,90−2,
90−3,...,90−n インバータ対、100−1,
100−2,...,100−n トランスファゲート、1
10−1,110−2,...,110−n トランスファ
ゲート、120−1,120−2,120−3,...,1
20−(n+1) インバータ対、281 スイッチ
部、282NORゲート、283 インバータ、28
4,285 トランスファゲート。
タル回路、13 入力端子、14 出力端子、15 外
部端子、16 コントロールバス、17 コントロール
バス端子、20 制御回路、21コントロールバス端
子、22 データ端子、23 アドレス端子、24 W
E端子、25 アドレスデコーダ(アドレスデコード手
段)、26 記憶部(記憶手段)、27 レジスタ、2
8 セレクタ(選択手段)、29 デコーダ(選択信号
生成手段)、30 出力端子、31選択端子、32 参
照電圧生成回路(参照電圧生成手段)、33 遅延回路
(遅延手段)、34 駆動回路(駆動手段)、40−
1,40−2,40−3,...,40−(n+1) 抵
抗、50−1,50−2,...,50−n トランスファ
ゲート、60−1,60−2,...,60−n インバー
タ、70 抵抗、80バッファ、90−1,90−2,
90−3,...,90−n インバータ対、100−1,
100−2,...,100−n トランスファゲート、1
10−1,110−2,...,110−n トランスファ
ゲート、120−1,120−2,120−3,...,1
20−(n+1) インバータ対、281 スイッチ
部、282NORゲート、283 インバータ、28
4,285 トランスファゲート。
Claims (11)
- 【請求項1】 内蔵アナログ回路のパラメータを設定す
るために使用されるコントロールバスを備えた半導体集
積回路において、 外部から入力される上記パラメータ設定のためのデータ
を記憶する記憶手段と、 上記パラメータを設定するために、上記アナログ回路の
テスト時に上記コントロールバス上の信号値の代わりに
上記記憶手段に格納された上記データを選択して出力
し、それ以外の時に、上記コントロールバス上の上記信
号値を選択して出力する選択手段とを備えたことを特徴
とする半導体集積回路。 - 【請求項2】 外部から入力されるアドレスをデコード
してアドレス信号を生成するアドレスデコード手段を備
えており、記憶手段は、上記アドレスデコード手段から
の上記アドレス信号により指定された場所へデータを記
憶することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
路。 - 【請求項3】 コントロールバス上の信号値が所定の値
である場合、選択手段は、上記コントロールバス上の信
号値の代わりに記憶手段に格納されたデータを選択する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体
集積回路。 - 【請求項4】 選択手段は、外部から入力される選択信
号が所定の値を有する場合、コントロールバス上の信号
値の代わりに記憶手段に格納されたデータを選択するこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体集
積回路。 - 【請求項5】 選択手段により選択された記憶手段に格
納されたデータまたはコントロールバス上の信号値に基
づき、デジタル選択信号を生成する選択信号生成手段
と、上記デジタル選択信号に応じた値を有する参照電圧
を生成する参照電圧生成手段とを備えたことを特徴とす
る請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の半
導体集積回路。 - 【請求項6】 選択手段により選択された記憶手段に格
納されたデータまたはコントロールバス上の信号値に基
づき、デジタル選択信号を生成する選択信号生成手段
と、上記デジタル選択信号に応じた値を有する遅延時間
を入力信号に付与する遅延手段とを備えたことを特徴と
する請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の
半導体集積回路。 - 【請求項7】 選択手段により選択された記憶手段に格
納されたデータまたはコントロールバス上の信号値に基
づき、デジタル選択信号を生成する選択信号生成手段
と、上記デジタル選択信号に応じた駆動能力を有する駆
動手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項
4のうちのいずれか1項記載の半導体集積回路。 - 【請求項8】 コントロールバスはI2Cバスであるこ
とを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか
1項記載の半導体集積回路。 - 【請求項9】 内蔵アナログ回路のパラメータを設定す
るために使用されるコントロールバスを備えた半導体集
積回路のための内蔵アナログ回路テスト方法において、 上記アナログ回路のテスト時に、上記コントロールバス
上の信号値の代わりに上記半導体集積回路の外部から入
力されたデータを用いて上記パラメータを設定し、それ
以外の時に、上記コントロールバス上の信号値を用いて
上記パラメータを設定することを特徴とする内蔵アナロ
グ回路テスト方法。 - 【請求項10】 コントロールバス上の信号値が所定の
値である場合、上記コントロールバス上の信号値の代わ
りに半導体集積回路の外部から入力されたデータを用い
てパラメータを設定することを特徴とする請求項9記載
の内蔵アナログ回路テスト方法。 - 【請求項11】 半導体集積回路の外部から入力される
選択信号が所定の値を有する場合、コントロールバス上
の信号値の代わりに半導体集積回路の外部から入力され
たデータを用いてパラメータを設定することを特徴とす
る請求項9記載の内蔵アナログ回路テスト方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000256043A JP2002071757A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 半導体集積回路および内蔵アナログ回路テスト方法 |
US09/779,617 US20020026609A1 (en) | 2000-08-25 | 2001-02-09 | Semiconductor integrated circuit and test method of built-in analog circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000256043A JP2002071757A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 半導体集積回路および内蔵アナログ回路テスト方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002071757A true JP2002071757A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=18744712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000256043A Pending JP2002071757A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 半導体集積回路および内蔵アナログ回路テスト方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020026609A1 (ja) |
JP (1) | JP2002071757A (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
GB0702763D0 (en) | 2007-02-13 | 2007-03-21 | Skype Ltd | Messaging system and method |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000256043A patent/JP2002071757A/ja active Pending
-
2001
- 2001-02-09 US US09/779,617 patent/US20020026609A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020026609A1 (en) | 2002-02-28 |
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