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JP2002070790A - 圧力発生装置及びターボ分子ポンプ - Google Patents

圧力発生装置及びターボ分子ポンプ

Info

Publication number
JP2002070790A
JP2002070790A JP2000260902A JP2000260902A JP2002070790A JP 2002070790 A JP2002070790 A JP 2002070790A JP 2000260902 A JP2000260902 A JP 2000260902A JP 2000260902 A JP2000260902 A JP 2000260902A JP 2002070790 A JP2002070790 A JP 2002070790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dynamic pressure
pressure generating
region
bearing
gas seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000260902A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Yashiro
洋和 八代
Yoichi Kuwayama
洋一 桑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2000260902A priority Critical patent/JP2002070790A/ja
Publication of JP2002070790A publication Critical patent/JP2002070790A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/44Centrifugal pumps
    • F16C2360/45Turbo-molecular pumps

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 剛性及び安定性に優れたラジアル軸受を備え
る圧力発生装置及びターボ分子ポンプを提供することに
ある。バランスのとれたラジアル軸受を備える圧力発生
装置を提供すること。 【解決手段】 この圧力発生装置は、翼5,19の回転
により作動流体を一方向に送り出して、負圧または正圧
を発生させる。この圧力発生装置は、回転軸14のラジ
アル方向の移動を規制する空気軸受を有する。空気軸受
は、筒状体25の外周面の周方向に沿って複数の略V字
状動圧溝43を形成してなる帯状の動圧発生部領域41
a,41bを複数列備える。最も外側に位置する動圧発
生部領域41aにおける動圧溝43の屈曲部位43a
は、当該動圧発生部領域41aの中央部C1から軸受中
心線に沿って外側方向にずらした状態で配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、翼の回転により作
動流体を一方向に送り出して負圧または正圧を発生させ
る圧力発生装置及びターボ分子ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、スパッタリング装置、CVD装
置、エッチング装置等の半導体関連装置や、電子顕微
鏡、表面分析装置、環境試験装置等においては、超高真
空状態を得る必要がある。このような超高真空状態を得
るための装置としては、従来、ターボ分子ポンプが知ら
れている。ターボ分子ポンプは、動翼を有するモータ回
転軸を回転させて分子流をつくることにより、気体を排
出して超高真空を発生させるような構成になっている。
【0003】超高真空を得るためには回転軸を高速回転
させることが必要であり、高速回転を円滑にするには高
速回転に適した非接触式の軸受を採用する必要がある。
そのため、最近のターボ分子ポンプでは、モータの回転
軸のラジアル方向への荷重を支承する軸受として、空気
軸受が採用されている。このような空気軸受は、回転軸
と一体回転可能な筒状体の外周面に形成されている。具
体的にいうと、筒状体の外周面には2列の動圧発生部領
域が形成されるとともに、それらに隣接してガスシール
部領域が形成されている。動圧発生部領域には、例えば
へリングボーン状の動圧溝が形成されている。一方、ガ
スシール部領域には、例えばスパイラル状のシール溝が
形成されている。筒状体は同じく筒状をした包囲部材内
に収容されている。従って、回転軸とともに筒状体が回
転すると、動圧溝の作用によって、包囲部材と空気軸受
部とのクリアランスに圧力気体膜が形成されるようにな
っている。
【0004】なお、2列の動圧発生部領域の両端にガス
シール部領域を形成したものは、ダブルガスシールタイ
プと呼ばれ、2列の動圧発生部領域の一端にのみガスシ
ール部領域を形成したものは、シングルガスシールタイ
プと呼ばれている。また、いずれのタイプにおいても、
各動圧発生部領域の幅などは等しく設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術の空気軸受は、いずれもタイプについても十分な剛性
や安定性が確保されているとは必ずしも言い難かった。
【0006】また、特にシングルガスシールタイプの空
気軸受の場合、ガスシール部領域側に位置する動圧発生
部領域における空気が、ガスシール部領域の真空引き作
用によってガスシール部領域側へ引き寄せられやすかっ
た。従って、ガスシール部領域側に位置する動圧発生部
領域においては、十分に高い動圧を発生させることがで
きないという問題があった。しかも、当該ガスシール部
領域側に位置する動圧発生部領域については、動圧によ
る圧力ピーク点が実質的に他方の動圧発生部領域側にシ
フトしてしまうという問題があった。そして、これらの
ことが、ラジアル軸受の剛性及び安定性の向上を妨げる
大きな要因となっていた。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、剛性及び安定性に優れたラジアル
軸受を備える圧力発生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、非接触式の軸受によ
りラジアル方向及びスラスト方向の移動が規制された回
転軸を備えるモータと、前記回転軸に取付けられた翼と
を備え、前記翼の回転により作動流体を一方向に送り出
して負圧または正圧を発生させる圧力発生装置におい
て、前記回転軸のラジアル方向の移動を規制する非接触
式の軸受は、筒状体の外周面の周方向に沿って複数の略
V字状動圧溝を形成してなる帯状の動圧発生部領域を複
数列備える空気軸受であり、最も外側に位置する前記動
圧発生部領域のうち少なくとも一方のものにおける前記
動圧溝の屈曲部位は、当該動圧発生部領域の中央部から
軸受中心線に沿って外側方向にずらした状態で配置され
ていることを特徴とする圧力発生装置をその要旨とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記空気軸受は、前記複数列の動圧発生部領域の一
端に隣接して形成されたガスシール部領域を備えるとと
もに、前記動圧発生部領域のうち最も前記ガスシール部
領域側に位置するものにおける前記動圧溝の屈曲部位
は、当該動圧発生部領域の中央部から軸受中心線に沿っ
て前記ガスシール部領域方向にずらした状態で配置され
ているとした。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記動圧発生部領域のうち最も前記ガスシール部領
域側に位置するものは、他のものよりも幅広に形成され
ているとした。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3において、最もガスシール部領域側に位置する前記動
圧発生部領域に隣接する動圧発生部領域における前記動
圧溝の屈曲部位は、当該動圧発生部領域の中央部から軸
受中心線に沿って前記ガスシール部領域方向と反対方向
にずらした状態で配置されているとした。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1項において、前記動圧溝の屈曲部位が所定
方向にずらした状態で配置されている前記動圧発生部領
域において、当該動圧発生部領域の一端から前記屈曲部
位までの距離(L1)と、同動圧発生部領域の他端から
前記屈曲部位までの距離(L2)との比(L1:L2)
は、3/15〜8/10であるとした。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか1項に記載の圧力発生装置を備えたターボ分
子ポンプをその要旨とする。以下、本発明の「作用」に
ついて説明する。
【0014】請求項1〜5に記載の発明によると、動圧
溝の屈曲部位を所定方向にずらした状態で配置すること
により、その動圧溝がもたらす動圧による圧力ピーク点
が同じ方向にシフトする。このため、空気軸受における
圧力ピーク点間の距離、言い換えると支持点間の距離が
長くなり、結果として軸受の剛性及び安定性が向上す
る。
【0015】請求項3に記載の発明によると、動圧発生
部領域のうち最もガスシール部領域側に位置するものは
幅広に形成されているため、当該動圧発生部領域につい
ては空気収集能力が他のものよりも高くなっている。従
って、たとえガスシール部領域側に真空引きの作用によ
って空気が取られたとしても、その分を補うことがで
き、十分な動圧を発生させることができる。
【0016】請求項4に記載の発明によると、空気軸受
における圧力ピーク点間の距離がよりいっそう長くなる
ため、軸受の剛性及び安定性がさらに向上する。請求項
5に記載の発明によると、前記距離の比L1:L2を上
記好適範囲内の値に設定しているため、軸受の剛性及び
安定性を確実に向上させることができる。この比が3/
15よりも小さくなると、かえって十分な動圧が発生し
なくなるおそれがあるからである。逆にこの比が8/1
0よりも大きくなると、動圧溝がもたらす動圧による圧
力ピーク点のシフト量が小さくなり、空気軸受における
圧力ピーク点間の距離を長くすることができなくなるか
らである。
【0017】請求項6に記載の発明によると、上記のご
とく剛性及び安定性に優れたラジアル軸受を備えたもの
であるため、回転軸が比較的大きな荷重に耐えて高速回
転をすることができる。従って、超高真空状態を確実に
得ることが可能な高性能のターボ分子ポンプを提供する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態のターボ分子ポンプを図1〜図4に基づき詳細に説
明する。
【0019】図1に示されるように、本実施形態のター
ボ分子ポンプ1は、アッパハウジング3とロアハウジン
グ4とを備えている。アッパハウジング3は筒状であっ
て、図示しない真空室から排出される空気の引込口とな
る吸気口3aを有している。アッパハウジング3の内周
面には、支持部材6を介して複数の静翼5が取り付けら
れている。これらの静翼5は、アッパハウジング3の内
方に向かって放射状に延出した状態となっている。
【0020】アッパハウジング3の下端開口には、略円
環状の支持部材7が嵌合されている。支持部材7の上面
には環状に延びる凹部7aが形成されている。凹部7a
の底面における一箇所には、下面側に貫通する貫通穴7
bが形成されている。排気管8は貫通穴7bに接続され
ている。この状態で、排気管8は支持部材7を介してア
ッパハウジング3に螺着されたボルト9により固定され
ている。また、支持部材7は排気管8以外の部分におい
て複数のボルト10(ただし、同図では1本のみ示す)
によりアッパハウジング3に固定されている。ロアハウ
ジング4は、支持部材7に対して複数のボルト11によ
り固定されている。ロアハウジング4の側部に形成され
た開口4aからは、排気管8の先端部分が引き出されて
いる。排気管8の先端部は排気口8aを有するフランジ
状に形成されている。
【0021】モータとしてのブラシレスモータ(以下、
単にモータという)12は、支持部材7の内周面にその
ケーシング13の外周面を当接させた状態で支持されて
いる。この支持状態において、回転軸14は吸気口3a
側に突出している。支持部材7とアッパハウジング3と
の間には、シール部材15が介装されている。支持部材
7とモータ12との間には、シール部材16がそれぞれ
介されている。支持部材7の上面と吸気口3aとの間の
空間は、空気引込室Rとなっている。空気引込室Rは、
各シール部材15,16により密閉されている。
【0022】回転軸14の先端部には、ナット18の締
結によってロータ17が取り付けられている。ロータ1
7は略有底円筒状を有している。ロータ17の外周面上
には、放射状に延出する複数の動翼19が設けられてい
る。これらの動翼19は、各静翼5がなす間隙内に入り
込むようにして配置されている。モータ12が駆動され
てロータ17が回転すると、動翼19と静翼5との間に
吸気口3a側の空気が引き込まれる。その結果、排気口
8a側へ空気を排出しようとする吸引力が発生するよう
になっている。
【0023】図1,図2に示されるように、モータ12
を構成するケーシング13の内周面前端側(図2におけ
る右端側)には、突起部13aが形成されている。突起
部13aは、モータ軸心に向かって周方向全域にわたり
環状に突出している。ケーシング13の内周面前端側に
は、段部13bが形成されている。段部13bには略環
状の閉塞部材20が嵌合されるとともに、この状態で閉
塞部材20は図示しないボルトを用いて固定されてい
る。閉塞部材20にはその軸心を通るように挿通孔20
aが形成されている。
【0024】また、ケーシング13の内周面後端側にお
いて回転軸14の基端に対応する位置には、閉塞部材2
1が嵌合されている。閉塞部材21にはその軸心を通る
ように挿通孔21aが形成されている。ケーシング13
内において両閉塞部材20,21に挟まれた領域には、
モータ室22が形成されている。モータ室22は、前記
挿通孔21aを介して大気圧領域に連通されている。
【0025】モータ室22には回転軸14が回転可能に
収容されている。回転軸14の基端側は閉塞部材21の
挿通孔21aに遊挿されている。回転軸14の先端側は
閉塞部材20の挿通孔20aに遊嵌されかつ外方に突出
している。回転軸14には、2つのブッシュ23が外嵌
された状態で固定されている。両ブッシュ23,23間
には、回転子としての界磁マグネット24が保持されて
いる。界磁マグネット24は、回転軸14の周囲に設け
られた4個の永久磁石片によって構成されている。これ
らの永久磁石片は、互いに隣接する磁極が異極となるよ
うに交互にかつ円環状に配置されている。両ブッシュ2
3,23の内端面外縁部には、周方向に沿って環状に切
り欠かれた段部23aがそれぞれ形成されている。これ
らの段部23a,23a間には、セラミックス焼結材料
によって形成された筒状体としての筒状カバー25が嵌
着されている。筒状カバー25は界磁マグネット24の
外周面を包囲している。なお、ブッシュ23はバランス
調整の機能を有する。
【0026】前側のブッシュ23の外端面には、回転軸
14に外嵌された状態で円環状の永久磁石26が固着さ
れている。閉塞部材20の内側面上には、永久磁石26
と対向するように円環状の永久磁石27が回転軸14を
遊挿させた状態で埋設されている。また、後側のブッシ
ュ23の外側端面には、回転軸14に外嵌された状態で
円環状の永久磁石28が固着されている。閉塞部材21
の内側面上には、永久磁石28と対向するように円環状
の永久磁石29が回転軸14を遊挿する状態で埋設され
ている。相対向する両永久磁石28,29は、永久磁石
26,27と比較して小径である。永久磁石26〜29
は全て同じ磁性材料からなり、本実施形態ではその材質
はネオジウム系磁石である。永久磁石26〜29の材質
として、サマリウム系磁石などを使用してもよい。
【0027】一対の永久磁石26,27は第1のスラス
ト磁気軸受30を構成し、一対の永久磁石28,29は
第2のスラスト磁気軸受31を構成している。従って、
回転軸14は、これらの磁気軸受30,31によってそ
のスラスト方向への移動が規制される。
【0028】回転軸14に対しては、ブッシュ23、界
磁マグネット24、筒状カバー25及び永久磁石26,
28が一体的に固定されている。そして、この結果回転
体32が構成される。回転体32の周囲には、セラミッ
クス焼結材料(絶縁材)によって円筒状に形成された包
囲部材33が配置されている。包囲部材33は、突起部
13aと後側の閉塞部材21との間に固定されている。
包囲部材33の内周面と筒状カバー25の外周面との間
には、所定のクリアランスが設けられている。本実施形
態では前記クリアランスは10μm以下に設定されてい
る。なお、筒状カバー25や包囲部材33の材質として
は、例えば窒化ほう素、アルミナ、ジルコニア、窒化ア
ルミニウム、窒化珪素、窒化ほう素等の焼結材料を用い
ることができる。
【0029】図2,図3に示すように、包囲部材33に
は複数の給気孔33aが形成されている。本実施形態に
おいて給気孔33aは、包囲部材33の周方向に等間隔
に二列形成されており、合計で6個設けられている。
【0030】閉塞部材21には給気管36が嵌挿されて
いる。閉塞部材21を貫通する給気管36は、包囲部材
33の外周面側にある領域と大気圧領域とを連通させて
いる。従って、ブラシレスモータ12の駆動時には、こ
の給気管36を経由して、包囲部材33の外周面側にあ
る領域内に空気が導入される。また、導入されてきた空
気は、さらに各給気孔33aを介して、包囲部材33の
内周面と筒状カバー25の外周面との間のクリアランス
に導入される。
【0031】ケーシング13の内周面には、円筒状のヨ
ーク38が設けられている。包囲部材33の外周面に
は、電機子としての3つの電機子コイル39が周方向に
等間隔に設けられている。各電機子コイル39の周方向
の機械角は、90°〜120°になるように設定されて
いる。
【0032】包囲部材33の外周面において各電機子コ
イル39のすぐ基端側には、3つの磁気センサ(ホール
素子)40がそれぞれ設けられている。これらの磁気セ
ンサ40は、界磁マグネット24を構成する永久磁石片
の磁極を検出する。検出によって得られた回転数検出信
号は、図示しない制御手段にフィードバックされる。そ
の結果、各電機子コイル39を流れる電流がフィードバ
ック制御され、回転軸14が一定速度で回転するように
なっている。
【0033】続いて、回転軸14のラジアル方向への移
動を規制するラジアル空気軸受について説明する。図3
(b)に示されるように、本実施形態のラジアル空気軸
受は、内周面に研磨加工が施された包囲部材33と、そ
の包囲部材33に包囲される筒状カバー25とによって
構成されている。前記筒状カバー25の外周面には、複
数列(ここでは2列)の動圧発生部領域41a,41b
が設けられている。第1の動圧発生部領域41aは回転
軸14の基端側に位置しており、第2の動圧発生部領域
41bは回転軸14の先端側に位置している。これらの
動圧発生部領域41a,41b間には、溝構造を持たな
い所定幅の緩衝領域44が介在されている。また、これ
らの動圧発生部領域41a,41bは、ともに筒状カバ
ー25の全周にわたって帯状に延びるように形成されて
いる。動圧発生部領域41a,41bには、複数のヘリ
ングボーン状の動圧溝43が周方向に等間隔で形成され
ている。なお、これらの動圧溝43は、略V字状をなす
自身の屈曲部位43aに向かって周囲の空気を集めて、
動圧を発生させる役割を果たす。
【0034】本実施形態において、両動圧発生部領域4
1a,41bにおける動圧溝43の幅はともに5μmに
設定され、その深さはともに25μmに設定されてい
る。また、動圧溝43の屈曲部位43aの角度は等し
く、ともに30°〜60°程度に設定されている。
【0035】また、第1の動圧発生部領域41aのすぐ
基端側には、所定幅の緩衝領域44を介してガスシール
部領域42が設けられている。ガスシール部領域42に
は、スパイラル状のシール溝42aが形成されている。
【0036】図3(b)に示されるように、第1の動圧
発生部領域41aの幅(即ち軸受中心線方向に沿った長
さ)W1が、第2の動圧発生部領域41bの幅W2に比
べて広くなっている。つまり、2つある動圧発生部領域
41a,41bのうちガスシール部領域42側に位置す
るものは、他のものよりも幅広に形成されている。本実
施形態においては、W1をW2の1.5倍〜2.0倍の
値に、具体的にはW1=17mm、W2=10mmに設
定している。また、2箇所ある緩衝領域44の幅を1.
5mmに設定している。
【0037】図3(b)に示されるように、本実施形態
においては、両動圧発生部領域41aの動圧溝43の屈
曲部位43aは、ともに当該動圧発生部領域41aの中
央部C1には配置されていない。即ち、動圧溝パターン
は中央部C1を基準として対称ではなく、非対称に形成
されている。
【0038】より具体的にいうと、第1の動圧発生部領
域41aの屈曲部位43aは、当該動圧発生部領域41
aの中央部C1から軸受中心線に沿って外側方向(ガス
シール部領域42方向、図3(b)では左方向)にずら
した状態で配置されている。
【0039】第2の動圧発生部領域41bの屈曲部位4
3aは、当該動圧発生部領域41bの中央部C1から軸
受中心線に沿ってガスシール部領域42方向と反対方向
(図3(b)では右方向)にずらした状態で配置されて
いる。
【0040】ここで、動圧発生部領域41a(または4
1b)の一端から屈曲部位43aまでの距離をL1と定
義し、同動圧発生部領域41a(または41b)の他端
から屈曲部位43aまでの距離をL2と定義する。
【0041】この場合、両距離の比L1:L2は、3/
15〜8/10に設定されていることがよい。前記比が
3/15よりも小さくなると、かえって十分な動圧が発
生しなくなるおそれがあるからである。逆にこの比が8
/10よりも大きくなると、動圧溝43がもたらす動圧
による圧力ピーク点P1,P2のシフト量が小さくな
り、空気軸受における圧力ピーク点P1,P2間の距離
を長くすることができなくなるからである。なお、本実
施形態では、第1の動圧発生部領域41aにおけるL
1:L2の値が6/12に設定され、第2の動圧発生部
領域41bにおけるL1:L2の値が6/12に設定さ
れている。
【0042】次に、このように構成されたターボ分子ポ
ンプ1の動作について説明する。モータ12が駆動され
ると、動圧溝43の作用によって、空気が各給気孔33
aを通過して包囲部材33と筒状カバー25とのクリア
ランスに供給される。このため、回転体32が包囲部材
33の内周面から浮上した状態で回転する。また、回転
体32が回転し始めると、動圧溝43によって空気の導
入がいっそう促進され、前記クリアランスの部分に圧力
気体膜が形成される。そして、この圧力気体膜を介し
て、回転軸14が非接触状態で支持されるようになって
いる。
【0043】ここで、図4(a)のグラフには従来例の
空気軸受における圧力分布が示され、図4(b)のグラ
フには実施形態の空気軸受における圧力分布が示されて
いる。なお、両グラフにおいて黒塗りで示された部分は
負圧であることを概念的に表し、白塗りで示された部分
は正圧であることを概念的に表している。
【0044】図4(a)のグラフを見ると、ガスシール
部領域42は真空引きの作用によって負圧になってお
り、緩衝領域44は大気圧になっている。一方、第1の
動圧発生部領域41aは、全体としては正圧であるもの
の、一部の空気がガスシール部領域42側へ取られる結
果、黒塗りの分だけ実質的に圧力が低下していることが
わかる。ゆえに、第1の動圧発生部領域41aの白塗り
部分の面積は、第2の動圧発生部領域41bの白塗り部
分の面積よりも小さくなる。つまり、第1の動圧発生部
領域41aにて発生する動圧のほうが、第2の動圧発生
部領域41bにて発生する動圧よりも小さくなり、全体
としてバランスの悪いラジアル軸受となってしまう。
【0045】これに対して図4(b)のグラフを見る
と、幅広に形成された第1の動圧発生部領域41aの場
合、そもそも第2の動圧発生部領域41bに比べ、中央
部への空気収集能力が高くなっている。ゆえに、真空引
きの作用によって一部の空気がガスシール部領域42側
へ取られたとしても、第1の動圧発生部領域41aにつ
いては、その減少分をあらかじめ補うことが可能であ
る。言い換えると、第1の動圧発生部領域41aにおけ
る白塗り部分の面積を、第2の動圧発生部領域41bの
白塗り部分の面積とほぼ等しくすることができる。従っ
て、第1の動圧発生部領域41aにて発生する動圧と、
第2の動圧発生部領域41bにて発生する動圧とがほぼ
等しくなり、全体としてバランスのよいラジアル軸受と
なる。
【0046】しかも、両グラフにおいて各々双頭矢印で
示されるように、動圧溝43がもたらす動圧による圧力
ピーク点P1,P2間の距離は、実施形態のほうが従来
例に比較して確実に長くなっていることがわかる。
【0047】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)上記構成を備える本実施形態によると、両方の動
圧発生部領域41a,41bの屈曲部位43aが、いわ
ば互いに遠ざかるようなかたちで配置されている。従っ
て、空気軸受における2つの圧力ピーク点P1,P2間
の距離、言い換えると空気軸受における支持点間の距離
を、従来例に比べて確実に長くすることができる。その
結果、剛性及び安定性に優れたラジアル空気軸受を実現
することができる。
【0048】(2)本実施形態では、動圧発生部領域4
1a,41bのうち最もガスシール部領域42側に位置
するもの(即ち41a)が、それ以外のもの(即ち41
b)に比べて幅広に形成されている。このため、当該第
1の動圧発生部領域41aについては、空気収集能力が
第2の動圧発生部領域41bよりも高くなっている。従
って、たとえガスシール部領域42側に真空引きの作用
によって空気が取られたとしても、その分を補うことが
でき、十分な動圧を発生させることができる。このこと
は、軸受の剛性及び安定性の向上に貢献している。ま
た、この構成を採用したことにより、バランスのとれた
ラジアル空気軸受を得ることができる。
【0049】(3)本実施形態では、前記距離の比L
1:L2を上記好適範囲内の値に設定している。このた
め、ラジアル空気軸受の剛性及び安定性を確実に向上さ
せることができる。
【0050】(4)また、本実施形態のターボ分子ポン
プ1は、上記のごとく剛性及び安定性に優れたラジアル
空気軸受を備えたものとなっている。このため、回転軸
14が比較的大きな荷重に耐えて高速回転をすることが
できる。従って、超高真空状態を確実に得ることが可能
な高性能のターボ分子ポンプ1を提供することができ
る。
【0051】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図5(a)に示される別例では、両動圧発生部領域
41a,41bの幅が等しくなっている。このように第
1の動圧発生部領域41aを幅広にしない構造を採用す
ることも可能である。
【0052】・ 動圧発生部領域41a,41bは2列
に限定されることはなく、それ以上(即ち3列、4列、
5列…)であってもよい。例えば、図5(b)に示され
る別例では、第3の動圧発生部領域41cが追加されて
いるため3列になっている。そして、追加された第3の
動圧発生部領域41cについては、動圧溝43の屈曲部
位43aが、当該動圧発生部領域41cの中央部C1か
ら軸受中心線に沿ってガスシール部領域42方向とは反
対方向にずらした状態で配置されている。第2の動圧発
生部領域41bの屈曲部位43aは、特にずらして配置
されることはなく、当該動圧発生部領域41bの中央部
C1に配置されている。
【0053】・ 実施形態または図5(a)の別例にお
いて、第1の動圧発生部領域41aのみを中央部C1か
らずらして配置し、第2の動圧発生部領域41bについ
てはずらさずそのまま中央部C1に配置しておいてもよ
い。
【0054】・ スラスト軸受を構成する磁石は永久磁
石のみに限定されることはなく、電磁石であってもよ
い。例えば固定側の磁石を電磁石とし、回転軸14側を
永久磁石とすれば、モータ12の構造を簡単かつ小型に
することができる。
【0055】・ 本発明の圧力発生装置は、実施形態等
のようなシングルガスシールタイプとして具体化される
ばかりでなく、ダブルガスシールタイプとして具体化さ
れてもよい。
【0056】・ 本発明の圧力発生装置は前記実施形態
のようなブラシレスモータ12を備えたものとして具体
化されるばかりでなく、例えばブラシ付きのモータとを
備えたものとして具体化されてもよい。
【0057】・ 本発明の圧力発生装置はターボ分子ポ
ンプとして具体化されるばかりでなく、例えばコンプレ
ッサとして具体化されることもできる。次に、特許請求
の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施
形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【0058】(1) 非接触式の軸受によりラジアル方
向及びスラスト方向の移動が規制された回転軸を備える
モータと、前記回転軸に取付けられた翼とを備え、前記
翼の回転により作動流体を一方向に送り出して負圧また
は正圧を発生させる圧力発生装置において、前記回転軸
のラジアル方向の移動を規制する非接触式の軸受は、筒
状体の外周面の周方向に沿って複数のヘリングボーン状
動圧溝を形成してなる帯状の動圧発生部領域を複数列備
える空気軸受であり、最も外側に位置する前記動圧発生
部領域のうち少なくとも一方のものにおける前記動圧溝
の屈曲部位は、当該動圧発生部領域の中央部から軸受中
心線に沿って外側方向にオフセットして配置されている
ことを特徴とする圧力発生装置。
【0059】(2) 非接触式の軸受によりラジアル方
向及びスラスト方向の移動が規制された回転軸を備える
モータと、前記回転軸に取付けられた翼とを備え、前記
翼の回転により作動流体を一方向に送り出して負圧また
は正圧を発生させる圧力発生装置において、前記回転軸
のラジアル方向の移動を規制する非接触式の軸受は、筒
状体の外周面の周方向に沿って複数の略V字状動圧溝を
形成してなる帯状の動圧発生部領域を複数列備える空気
軸受であり、前記両動圧発生部領域における前記動圧溝
は、当該動圧発生部領域の中央部を基準として左右非対
称となるように形成されていることを特徴とする圧力発
生装置。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜5に記
載の発明によれば、剛性及び安定性に優れたラジアル軸
受を備える圧力発生装置を提供することにある。
【0061】請求項6に記載の発明によれば、超高真空
状態を確実に得ることが可能な高性能のターボ分子ポン
プを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態におけるターボ
分子ポンプの断面図。
【図2】実施形態のブラシレスモータの断面図。
【図3】(a)は従来例の空気軸受を構成する筒状カバ
ーの外周面を示す側面図、(b)は実施形態の空気軸受
を構成する筒状カバーの外周面を示す側面図。
【図4】(a)は従来例の空気軸受における圧力分布を
示す概略図、(b)は実施形態の空気軸受における圧力
分布を示す概略図。
【図5】(a),(b)は別例の空気軸受を構成する筒
状カバーの外周面を示す側面図。
【符号の説明】
1…ターボ分子ポンプ、5…翼としての静翼、12…モ
ータとしてのブラシレスモータ、14…回転軸、19…
翼としての動翼、25…筒状体としての筒状カバー、4
1a,41b…動圧発生部領域、42…ガスシール部領
域、43…動圧溝、43a…屈曲部位、C1…中央部、
L1,L2…距離。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 5/16 H02K 5/16 Z 7/08 7/08 A Fターム(参考) 3H022 AA03 BA06 CA13 CA15 CA32 CA53 CA58 DA08 DA15 3H031 DA02 FA14 FA32 FA34 3J011 BA02 CA02 KA02 MA02 5H605 BB05 CC04 CC05 EB06 EB38 5H607 BB01 BB14 CC01 DD03 DD16 FF30 GG09 GG12 GG14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接触式の軸受によりラジアル方向及びス
    ラスト方向の移動が規制された回転軸を備えるモータ
    と、前記回転軸に取付けられた翼とを備え、前記翼の回
    転により作動流体を一方向に送り出して負圧または正圧
    を発生させる圧力発生装置において、 前記回転軸のラジアル方向の移動を規制する非接触式の
    軸受は、筒状体の外周面の周方向に沿って複数の略V字
    状動圧溝を形成してなる帯状の動圧発生部領域を複数列
    備える空気軸受であり、最も外側に位置する前記動圧発
    生部領域のうち少なくとも一方のものにおける前記動圧
    溝の屈曲部位は、当該動圧発生部領域の中央部から軸受
    中心線に沿って外側方向にずらした状態で配置されてい
    ることを特徴とする圧力発生装置。
  2. 【請求項2】前記空気軸受は、前記複数列の動圧発生部
    領域の一端に隣接して形成されたガスシール部領域を備
    えるとともに、前記動圧発生部領域のうち最も前記ガス
    シール部領域側に位置するものにおける前記動圧溝の屈
    曲部位は、当該動圧発生部領域の中央部から軸受中心線
    に沿って前記ガスシール部領域方向にずらした状態で配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力発
    生装置。
  3. 【請求項3】前記動圧発生部領域のうち最も前記ガスシ
    ール部領域側に位置するものは、他のものよりも幅広に
    形成されていることを特徴とする請求項2に記載の圧力
    発生装置。
  4. 【請求項4】最もガスシール部領域側に位置する前記動
    圧発生部領域に隣接する動圧発生部領域における前記動
    圧溝の屈曲部位は、当該動圧発生部領域の中央部から軸
    受中心線に沿って前記ガスシール部領域方向と反対方向
    にずらした状態で配置されていることを特徴とする請求
    項2または3に記載の圧力発生装置。
  5. 【請求項5】前記動圧溝の屈曲部位が所定方向にずらし
    た状態で配置されている前記動圧発生部領域において、
    当該動圧発生部領域の一端から前記屈曲部位までの距離
    (L1)と、同動圧発生部領域の他端から前記屈曲部位
    までの距離(L2)との比(L1:L2)は、3/15
    〜8/10であることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載の圧力発生装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の圧
    力発生装置を備えたターボ分子ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100370159C (zh) * 2005-02-25 2008-02-20 富准精密工业(深圳)有限公司 流体轴承
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