JP2002066813A - チャックのスペーサ及びスペーサを使用した加工方法 - Google Patents
チャックのスペーサ及びスペーサを使用した加工方法Info
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- JP2002066813A JP2002066813A JP2000255400A JP2000255400A JP2002066813A JP 2002066813 A JP2002066813 A JP 2002066813A JP 2000255400 A JP2000255400 A JP 2000255400A JP 2000255400 A JP2000255400 A JP 2000255400A JP 2002066813 A JP2002066813 A JP 2002066813A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒状の内径を有するワークの内径を把握
し、機械加工を行う場合に、ソフトジョウ2の内面2b
でつくる空間5aや間隔5bへの切粉の進入を防止し、
ワークとソフトジョウ2の把握面2aとの間に切粉が入
ることを防止し、ワークの内径に傷を付けないようにす
ると共に、ワークの把握精度の狂いを防止して加工後の
ワークの精度を維持し、互いにからまりあった切粉を取
り出すなどの生産に直接結びつかない余分な作業を不要
とすることにある。 【解決手段】 ソフトジョウ2でワークの内径を把握し
たときに、ソフトジョウ2の内面2bでつくる空間5a
や間隔5b及びワークの内径より少し大きめか又は同じ
大きさのスペーサ1、6であること。さらに、そのよう
なスペーサ1、6をあらかじめチャック4に取り付けて
おいて、ワークをセットして、ソフトジョウの把握面2
aでワークの内径を把握させ、ワークを機械加工する方
法である。
し、機械加工を行う場合に、ソフトジョウ2の内面2b
でつくる空間5aや間隔5bへの切粉の進入を防止し、
ワークとソフトジョウ2の把握面2aとの間に切粉が入
ることを防止し、ワークの内径に傷を付けないようにす
ると共に、ワークの把握精度の狂いを防止して加工後の
ワークの精度を維持し、互いにからまりあった切粉を取
り出すなどの生産に直接結びつかない余分な作業を不要
とすることにある。 【解決手段】 ソフトジョウ2でワークの内径を把握し
たときに、ソフトジョウ2の内面2bでつくる空間5a
や間隔5b及びワークの内径より少し大きめか又は同じ
大きさのスペーサ1、6であること。さらに、そのよう
なスペーサ1、6をあらかじめチャック4に取り付けて
おいて、ワークをセットして、ソフトジョウの把握面2
aでワークの内径を把握させ、ワークを機械加工する方
法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒状の内径を有
するワークの内径を把握して機械加工を行う場合に、あ
らかじめチャックの中央部に挿入するスペーサ及びその
ようなスペーサを挿入して機械加工を行う方法に係り、
チャック中央への切粉の進入を防止し、ワークとソフト
ジョウとの間に切粉がからみ、ワークの内径に傷が付い
たり、ワークを保持するときの精度が悪くなる問題を解
決することに関する。
するワークの内径を把握して機械加工を行う場合に、あ
らかじめチャックの中央部に挿入するスペーサ及びその
ようなスペーサを挿入して機械加工を行う方法に係り、
チャック中央への切粉の進入を防止し、ワークとソフト
ジョウとの間に切粉がからみ、ワークの内径に傷が付い
たり、ワークを保持するときの精度が悪くなる問題を解
決することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は何らカバーを取り付けないである
いは、ソフトジョウの前面2cを覆う金属製のカバーを
取り付けた状態で機械加工を行っていた。何らカバーを
取り付けることなくソフトジョウでワークの内径を把握
してワークの機械加工を行うと、ソフトジョウの内面で
つくる空間やソフトジョウの間隔の中に切粉が入る問題
があった。また、ソフトジョウの前面2cを覆う金属製
のカバーを取り付けた場合も、カバーとソフトジョウの
前面2cとの隙間やソフトジョウの間隔から切粉が入
り、ソフトジョウの内面でつくる空間やソフトジョウの
間隔の中に切粉が詰まる問題は解決できなかった。ソフ
トジョウの内面でつくる空間やソフトジョウの間隔の中
に切粉が詰まると、ワークとソフトジョウの把握面との
間に切粉が入り、ワークの内径に傷を付けたり、ワーク
の把握精度に狂いを生じ加工後のワークの精度が確保で
きない問題があった。また、マスタジョウの動きが悪く
なったり、把握面の切粉を取り除く作業が必要となった
りして、ワークの把握作業に多大な時間を要する問題が
あった。さらに、ソフトジョウの内面でつくる空間やソ
フトジョウの間隔の中に入り互いにからまりあった切粉
を取り出すために余分な手間がかかる問題もあった。
いは、ソフトジョウの前面2cを覆う金属製のカバーを
取り付けた状態で機械加工を行っていた。何らカバーを
取り付けることなくソフトジョウでワークの内径を把握
してワークの機械加工を行うと、ソフトジョウの内面で
つくる空間やソフトジョウの間隔の中に切粉が入る問題
があった。また、ソフトジョウの前面2cを覆う金属製
のカバーを取り付けた場合も、カバーとソフトジョウの
前面2cとの隙間やソフトジョウの間隔から切粉が入
り、ソフトジョウの内面でつくる空間やソフトジョウの
間隔の中に切粉が詰まる問題は解決できなかった。ソフ
トジョウの内面でつくる空間やソフトジョウの間隔の中
に切粉が詰まると、ワークとソフトジョウの把握面との
間に切粉が入り、ワークの内径に傷を付けたり、ワーク
の把握精度に狂いを生じ加工後のワークの精度が確保で
きない問題があった。また、マスタジョウの動きが悪く
なったり、把握面の切粉を取り除く作業が必要となった
りして、ワークの把握作業に多大な時間を要する問題が
あった。さらに、ソフトジョウの内面でつくる空間やソ
フトジョウの間隔の中に入り互いにからまりあった切粉
を取り出すために余分な手間がかかる問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術の欠点を除くためなされたものであって、その目的
とするところは、あらかじめスペーサを取り付けソフト
ジョウの内面でつくる空間やソフトジョウの間隔を埋め
て、ワークを把握して機械加工をすることにより、切粉
の進入を防止することにある。また、切粉の進入を防止
することにより、ワークとソフトジョウの把握面との間
に切粉が入ることを防止し、ワークの内径に傷を付けな
いようにすると共に、ワークの把握精度の狂いを防止
し、加工後のワークの精度を維持できるようにすること
にある。また他の目的は、ワークの把握作業の時間短縮
を図り、ソフトジョウの内面でつくる空間やソフトジョ
ウの間隔の中に入り互いにからまりあった切粉を取り出
すなどの、生産に直接結びつかない余分な作業を不要と
することにある。
技術の欠点を除くためなされたものであって、その目的
とするところは、あらかじめスペーサを取り付けソフト
ジョウの内面でつくる空間やソフトジョウの間隔を埋め
て、ワークを把握して機械加工をすることにより、切粉
の進入を防止することにある。また、切粉の進入を防止
することにより、ワークとソフトジョウの把握面との間
に切粉が入ることを防止し、ワークの内径に傷を付けな
いようにすると共に、ワークの把握精度の狂いを防止
し、加工後のワークの精度を維持できるようにすること
にある。また他の目的は、ワークの把握作業の時間短縮
を図り、ソフトジョウの内面でつくる空間やソフトジョ
ウの間隔の中に入り互いにからまりあった切粉を取り出
すなどの、生産に直接結びつかない余分な作業を不要と
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ソフトジョウ
でワークの内径を把握したときに、ソフトジョウの内面
でつくる空間やソフトジョウの間隔より少し大きめか又
は同じ大きさのスペーサであること。さらに、そのよう
なスペーサをあらかじめチャックに取り付けておいて、
ワークをセットして、ソフトジョウの把握面でワークの
内径を把握させ、ワークを機械加工することを特徴とす
る。
でワークの内径を把握したときに、ソフトジョウの内面
でつくる空間やソフトジョウの間隔より少し大きめか又
は同じ大きさのスペーサであること。さらに、そのよう
なスペーサをあらかじめチャックに取り付けておいて、
ワークをセットして、ソフトジョウの把握面でワークの
内径を把握させ、ワークを機械加工することを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1に示す1実施例
に基づいて説明する。本発明に係るチャック4は3本の
マスタジョウ3を有している。3本のマスタジョウ3に
はそれぞれソフトジョウ2が取り付けられている。マス
タジョウ3は図示していない駆動機構により、中心側か
ら外側へ移動する。3個のソフトジョウ2の把握面2a
は、チャック4の中心と同じ中心を持つ円弧の1部であ
って、ワークの内径と同じ外径を有する面で構成されて
いる。
に基づいて説明する。本発明に係るチャック4は3本の
マスタジョウ3を有している。3本のマスタジョウ3に
はそれぞれソフトジョウ2が取り付けられている。マス
タジョウ3は図示していない駆動機構により、中心側か
ら外側へ移動する。3個のソフトジョウ2の把握面2a
は、チャック4の中心と同じ中心を持つ円弧の1部であ
って、ワークの内径と同じ外径を有する面で構成されて
いる。
【0006】図1に示す1実施例に使用するスペーサ1
の正面図を図2に示し説明する。スペーサ1は正面視に
おいて、3つの突起1bを有し、3つの側面1dにより
概略正三角形の形状をなしたスペーサ1である。3つの
突起1bはそれぞれ互いに平行な2つの立上面1eと外
面1cとで構成し、3つの突起1bの外面1cは同じ外
径の円弧の一部であるものとし、その外径は加工するワ
ークの内径より少し大きめであるか又は加工するワーク
の内径と同じ外径とする。また、3つの突起1bの突起
幅Bはソフトジョウ2の間隔5bの間隔幅Cより少し大
きいか又は同じ幅とし、3つの側面1dでつくる概略正
三角形の大きさは、ソフトジョウ2がワークの内径を把
握したときに、ソフトジョウ2の内面2bがつくる空間
5aより少し大きいか又はソフトジョウ2の内面2bが
つくる空間5aと同じ大きさとする。また、突起1bの
外面1cの中心と3つの側面1dのつくる概略正三角形
の中心とは位置を同じくし、当該中心に取付穴1aをあ
けてスペーサ1とした。
の正面図を図2に示し説明する。スペーサ1は正面視に
おいて、3つの突起1bを有し、3つの側面1dにより
概略正三角形の形状をなしたスペーサ1である。3つの
突起1bはそれぞれ互いに平行な2つの立上面1eと外
面1cとで構成し、3つの突起1bの外面1cは同じ外
径の円弧の一部であるものとし、その外径は加工するワ
ークの内径より少し大きめであるか又は加工するワーク
の内径と同じ外径とする。また、3つの突起1bの突起
幅Bはソフトジョウ2の間隔5bの間隔幅Cより少し大
きいか又は同じ幅とし、3つの側面1dでつくる概略正
三角形の大きさは、ソフトジョウ2がワークの内径を把
握したときに、ソフトジョウ2の内面2bがつくる空間
5aより少し大きいか又はソフトジョウ2の内面2bが
つくる空間5aと同じ大きさとする。また、突起1bの
外面1cの中心と3つの側面1dのつくる概略正三角形
の中心とは位置を同じくし、当該中心に取付穴1aをあ
けてスペーサ1とした。
【0007】以上は三つづめチャック用のスペーサの例
であるが、他の実施例として四つづめチャックに使用す
るスペーサ6の正面図を図3に示し説明する。スペーサ
6は正面視において、4つの突起6bを有し、4つの側
面6dにより概略正四角形の形状をなしたスペーサ6で
ある。4つの突起6bはそれぞれ互いに平行な2つの立
上面6eと外面6cとで構成し、4つの突起6bの外面
6cは同じ外径の円弧の一部であるものとし、その外径
は加工するワークの内径より少し大きめであるか又は加
工するワークの内径と同じ外径とする。また、4つの突
起6bの突起幅はソフトジョウの間隔より少し大きいか
又は同じ幅とし、4つの側面6dでつくる概略正四角形
の大きさは、ソフトジョウがワークの内径を把握したと
きに、ソフトジョウの内面がつくる空間より少し大きい
か又はソフトジョウの内面がつくる空間と同じ大きさと
する。また、突起6bの外面6cの中心と4つの側面6
dとでつくる概略正四角形の中心とは位置を同じくし、
当該中心に取付穴6aをあけてスペーサ6とした。
であるが、他の実施例として四つづめチャックに使用す
るスペーサ6の正面図を図3に示し説明する。スペーサ
6は正面視において、4つの突起6bを有し、4つの側
面6dにより概略正四角形の形状をなしたスペーサ6で
ある。4つの突起6bはそれぞれ互いに平行な2つの立
上面6eと外面6cとで構成し、4つの突起6bの外面
6cは同じ外径の円弧の一部であるものとし、その外径
は加工するワークの内径より少し大きめであるか又は加
工するワークの内径と同じ外径とする。また、4つの突
起6bの突起幅はソフトジョウの間隔より少し大きいか
又は同じ幅とし、4つの側面6dでつくる概略正四角形
の大きさは、ソフトジョウがワークの内径を把握したと
きに、ソフトジョウの内面がつくる空間より少し大きい
か又はソフトジョウの内面がつくる空間と同じ大きさと
する。また、突起6bの外面6cの中心と4つの側面6
dとでつくる概略正四角形の中心とは位置を同じくし、
当該中心に取付穴6aをあけてスペーサ6とした。
【0008】スペーサ1、6の厚さAは100mm以下
の範囲で適当な値とすればよく特にこだわらない。スペ
ーサの埋める範囲は、空間が発生しないようにして切粉
の侵入を防止する観点から、ソフトジョウ2の厚さと同
じ寸度とすることが望ましい。しかし、小さい方が取り
扱いが容易であり、大きな空間を埋める場合は複数のス
ペーサを取り付ければよいからである。スペーサの材質
は特にこだわらないが、アクリルゴム、ポリブタジエ
ン、クロロプレンゴム、クロロヒドリンゴム、エチレン
プロピレンターポリマー、ブチルゴム、ポリイソプレ
ン、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、ウレタン
ゴムなどの合成ゴムが好ましい。強度が適当で弾性変形
も大きいからである。
の範囲で適当な値とすればよく特にこだわらない。スペ
ーサの埋める範囲は、空間が発生しないようにして切粉
の侵入を防止する観点から、ソフトジョウ2の厚さと同
じ寸度とすることが望ましい。しかし、小さい方が取り
扱いが容易であり、大きな空間を埋める場合は複数のス
ペーサを取り付ければよいからである。スペーサの材質
は特にこだわらないが、アクリルゴム、ポリブタジエ
ン、クロロプレンゴム、クロロヒドリンゴム、エチレン
プロピレンターポリマー、ブチルゴム、ポリイソプレ
ン、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、ウレタン
ゴムなどの合成ゴムが好ましい。強度が適当で弾性変形
も大きいからである。
【0009】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。本発明に係るスペーサ
1、(6)は、ソフトジョウ2がワークの内径を把握し
たときに、ソフトジョウ2の内面2bがつくる空間5a
より少し大きいか又は同じ大きさであって、ソフトジョ
ウ2の間隔5bより少し大きいか又は同じ寸度の突起幅
Bを有している。さらに、ワークの内径より少し大きい
か又は同じ大きさの外面1c、(6)を有しているた
め、ソフトジョウ2とスペーサ1、(6)との間に隙間
が生じることがなくスペーサ1、(6)とワークの内径
との間にも隙間が生じることがない。このため、本発明
にかかるスペーサ1、(6)をソフトジョウ2の空間5
aに挿入した状態において、ワークをソフトジョウ2で
把握して機械加工した場合、切粉がソフトジョウ2の空
間5aや間隔5bに入り込むことはない。
以下その作用について説明する。本発明に係るスペーサ
1、(6)は、ソフトジョウ2がワークの内径を把握し
たときに、ソフトジョウ2の内面2bがつくる空間5a
より少し大きいか又は同じ大きさであって、ソフトジョ
ウ2の間隔5bより少し大きいか又は同じ寸度の突起幅
Bを有している。さらに、ワークの内径より少し大きい
か又は同じ大きさの外面1c、(6)を有しているた
め、ソフトジョウ2とスペーサ1、(6)との間に隙間
が生じることがなくスペーサ1、(6)とワークの内径
との間にも隙間が生じることがない。このため、本発明
にかかるスペーサ1、(6)をソフトジョウ2の空間5
aに挿入した状態において、ワークをソフトジョウ2で
把握して機械加工した場合、切粉がソフトジョウ2の空
間5aや間隔5bに入り込むことはない。
【0010】
【発明の効果】本発明により切粉がソフトジョウ2の空
間5aや間隔5bに入り込むことがないので、ワークと
ソフトチャックの把握面との間に切粉が入ることがなく
なり、ワークの内径に傷を付けることもなくなるという
効果があった。また、ワークとソフトチャックの把握面
との間に切粉が入ることがないので、ワークの把握精度
の狂いが発生することがなく、加工後のワークの精度を
維持できるようになったという効果があった。また、切
粉がマスタジョウの動きを阻害することや、ソフトジョ
ウ2の把握面2aの切粉を取り除く作業の必要性が少な
くなり、ワークの把握作業の時間短縮を図るという効果
があった。また、ソフトチャックの内面でつくる空間や
ソフトチャックの間隔の中に入り互いにからまりあった
切粉を取り出すなどの、生産に直接結びつかない余分な
作業を不要とすることができたという効果があった。
間5aや間隔5bに入り込むことがないので、ワークと
ソフトチャックの把握面との間に切粉が入ることがなく
なり、ワークの内径に傷を付けることもなくなるという
効果があった。また、ワークとソフトチャックの把握面
との間に切粉が入ることがないので、ワークの把握精度
の狂いが発生することがなく、加工後のワークの精度を
維持できるようになったという効果があった。また、切
粉がマスタジョウの動きを阻害することや、ソフトジョ
ウ2の把握面2aの切粉を取り除く作業の必要性が少な
くなり、ワークの把握作業の時間短縮を図るという効果
があった。また、ソフトチャックの内面でつくる空間や
ソフトチャックの間隔の中に入り互いにからまりあった
切粉を取り出すなどの、生産に直接結びつかない余分な
作業を不要とすることができたという効果があった。
【図1】本発明に係るチャック及びスペーサの1実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るスペーサの1実施例の正面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係るスペーサの他の実施例の正面図で
ある。
ある。
1 ・・・ スペーサ 1a・・・ 取付穴 1b・・・ 突起 1c・・・ 外面 1d・・・ 側面 1e・・・ 立上面 2 ・・・ ソフトジョウ 2a・・・ 把握面 2b・・・ 内面 2c・・・ 前面 3 ・・・ マスタジョウ 4 ・・・ チャック 5a・・・ 空間 5b・・・ 間隔 6 ・・・ スペーサ 6a・・・ 取付穴 6b・・・ 突起 6c・・・ 外面 6d・・・ 側面 6e・・・ 立上面 A ・・・ 厚さ B ・・・ 突起幅 C ・・・ 間隔幅
Claims (3)
- 【請求項1】 正面視において、3つの突起を有し、3
つの側面により概略正三角形の形状をなしたスペーサで
あって、3つの該突起はそれぞれ互いに平行な2つの立
上面と外面とで構成し、 3つの該突起の該外面が、該側面で構成する該概略正三
角形の中心を中心とする、同じ外径の円弧の一部である
ものとし、該概略正三角形の中に取付穴を有しているこ
とを特徴とするスペーサ。 - 【請求項2】 正面視において、4つの突起を有し、4
つの側面により概略正四角形の形状をなしたスペーサで
あって、4つの該突起はそれぞれ互いに平行な2つの立
上面と外面とで構成し、 4つの該突起の該外面が、該側面で構成する該概略正四
角形の中心を中心とする、同じ外径の円弧の一部である
ものとし、該概略正四角形の中に取付穴を有しているこ
とを特徴とするスペーサ。 - 【請求項3】 チャックのマスタジョウに取り付けた複
数のソフトジョウの把握面で、ワークの内径を把握し機
械加工をする場合において、あらかじめ請求項1又は請
求項2に記載したスペーサであって、 突起幅がソフトジョウの間隔の間隔幅より少し大きいか
又は同じ幅であって、外面の外径がワークの内径より少
し大きいか又はワークの内径と同じ寸度であって、ソフ
トジョウがワークの内径を把握したときに、ソフトジョ
ウの内面がつくる空間より少し大きいか又はソフトジョ
ウの内面がつくる空間と同じ大きさのスペーサを取り付
け、 その後ワークを取り付け、ソフトジョウを内側から外側
に移動させることによりワークの内径を把握し、ワーク
を把握した状態で機械加工することを特徴とする加工方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255400A JP2002066813A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | チャックのスペーサ及びスペーサを使用した加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255400A JP2002066813A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | チャックのスペーサ及びスペーサを使用した加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002066813A true JP2002066813A (ja) | 2002-03-05 |
Family
ID=18744191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000255400A Withdrawn JP2002066813A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | チャックのスペーサ及びスペーサを使用した加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002066813A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8549843B2 (en) | 2006-03-17 | 2013-10-08 | Isuzu Motors Limited | Method of controlling exhaust gas purification system and exhaust gas purification system |
CN104191142A (zh) * | 2014-09-15 | 2014-12-10 | 蚌埠华泰液力变矩器有限公司 | 一种用于导轮钢带焊接的固定装置 |
CN105252080A (zh) * | 2015-09-29 | 2016-01-20 | 安庆市吉安汽车零件锻轧有限公司 | 一种用于轴类零件切割装置 |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000255400A patent/JP2002066813A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8549843B2 (en) | 2006-03-17 | 2013-10-08 | Isuzu Motors Limited | Method of controlling exhaust gas purification system and exhaust gas purification system |
CN104191142A (zh) * | 2014-09-15 | 2014-12-10 | 蚌埠华泰液力变矩器有限公司 | 一种用于导轮钢带焊接的固定装置 |
CN105252080A (zh) * | 2015-09-29 | 2016-01-20 | 安庆市吉安汽车零件锻轧有限公司 | 一种用于轴类零件切割装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071106 |