JP2002060775A - 耐水グリース組成物 - Google Patents
耐水グリース組成物Info
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Abstract
潤滑特性を損なうことなくかつ入手が容易な組成物を使
用し、グリース中に水が浸入しても軟化流出することの
ない耐水性を有するグリース組成物を提供する。 【構成】 カルシウムサリシレートあるいはマグネシウ
ムサリシレート等から選ばれた金属サリシレートを金属
石鹸グリース基剤に0.1〜10質量%配合したもので
ある。
Description
し、特にグリースの耐水特性の改善を図ったグリース組
成物に関するものである。
当なシールを用いたり、また機構上の対策その他によ
り、できる限り水の浸入を防ぐ対策がとられているのが
普通である。
がり軸受けは、その機構上完全な密閉化は困難である。
そのため実際には潤滑箇所に水が浸入し、グリースが軟
化流出し、潤滑不良を発生させることは少なくない。
所に水の浸入を完全に防止することが困難であるため、
水が混入しても軟化流出しにくいグリース組成物が発明
されてきた。
グリース組成物中に金属フェネートとポリグリコールモ
ノエーテル等の界面活性剤を配合することにより、グリ
ースの耐水特性を向上させる技術が開示されている。
であり、必須成分として配合する界面活性剤を配合する
ことでグリースの耐熱特性を減少させるなどの欠点があ
る。また、特開平3−64398公報では、グリース組
成物中に油溶性エチレン共重合体を添加することにより
グリースの耐水性を改良する技術が開示されている。
広く市販されているものではなく、一般的には入手が困
難である。また、耐水効果も必ずしも十分とはいえない
状況である。
潤滑箇所に使用しても、グリースの潤滑特性を損なうこ
となくかつ入手が容易な組成物を使用し、グリース中に
水が浸入しても軟化流出することのない耐水性を有する
グリース組成物を提供することを目的とする。
ースに混入しても軟化流出することのないグリース組成
物について鋭意研究をした結果、グリース基剤にカルシ
ウムあるいはマグネシウム等の金属サリシレートを配合
するグリース組成物によれば、上記目的が達成し得るこ
とを見出し、これに基づいて本発明を完成するに至っ
た。
トあるいはマグネシウムサリシレート等から選ばれた金
属サリシレートをグリース基剤に0.1〜10質量%配
合したことを特徴とする耐水グリース組成物である。
金属サリシレートとしては、カルシウムあるいはマグネ
シウム等から選ばれた少なくとも一種であって、二種以
上を併用することもできる。
記一般式(1)で表される物質で、Rはアルキル基、M
は二価の金属基を意味する。
含むことができる。また、金属サリシレートは通常過塩
基価処理がなされているが、本発明は塩基価に左右され
るものではない。
れる潤滑油添加剤として知られる物質であり、ディーゼ
ルエンジン油、ガソリンエンジン油、2サイクルバイク
用エンジン油等に広く用いられている。
カ化学株式会社製のOSCA431B、OSCA46
3、OSCA435B、OSCA438B、インフィニ
アムジャパン株式会社製のSAP001、SAP00
2、SAP005、SAP006、SAP007、SA
P008等を挙げることができる。
グリース基剤への配合量が0.1〜10質量%の範囲で
あることが必要である。配含量が0.1質量%未満の場
合は、ほとんど効果を認めることができず、また10質
量%を超えて配合しても効果が向上することなくコスト
の上昇になる。
カルシウム石鹸グリース、カルシウム複合石鹸グリー
ス、リチウム石鹸グリース、リチウム複合石鹸グリー
ス、アルミニウム複合石鹸グリースである。特にリチウ
ム石鹸グリース、リチウム複合石鹸グリースではその理
由は定かではないが、金属サリシレートを配合すること
でグリースに艶が増し外観上高級感を与えるため望まし
い。またホウ素を含む金属サリシレートはリチウム石鹸
およびリチウム複合石鹸グリースにおいて特に耐水性を
向上させることが判明した。
工程により製造されたグリース基剤に金属サリシレート
を配合し、グリース製造時に一般的に用いられるホモジ
ナイザー、コロイドミル等の分散機を用いて分散処理を
行うことにより調整することができる。さらに必要によ
っては、脱泡処理をその工程に追加することができる。
錆剤、金属腐食防止剤、耐摩擦摩耗添加剤、固体潤滑剤
等の一般に潤滑油やグリースの分野で使用される各種添
加剤を配合してもよい。
水のかかる機械の潤滑箇所に使用するときには、グリー
スに水が混入してもグリースが軟化流出することなく、
良好に潤滑性能が維持される。
に具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
シレートを配合し、プラネタリーミキサーで均一に混練
したあと、三本ロールミルを用いて分散処理を行い本発
明のグリース組成物を得た。
そのまま使用した。次に、得られた組成物を用いて、混
和ちょう度、含水シェルロール試験の性能試験を下記方
法により実施した。 (1)混和ちょう度:JISK2220を準用して測定
した。 (2)含水シェルロール試験:ASTM D1831の
方法を準用して、グリース封入量45g、水配合量5
g、試験温度80℃で2時間運転の条件下で測定を実施
した。なお、配合した水はイオン交換水を用いた。 試験前後のちょう度差にて測定 ○:+30以下 △:+31〜+60 ×:+61以上 上記実施例及び比較例の各グリース組成物の配合成分及
び性能試験結果を表1、表2、表3に示す。
ース組成物は比較例である従来のグリース組成物に比較
し、含水時のせん断安定性に優れ、きわめて軟化しにく
い特性であることが顕著にみられる。
の潤滑箇所におけるグリースに水が混入してもグリース
の軟化が小さいことにより、潤滑箇所からのグリースの
流出を防ぐことができ、潤滑不良の低減が図られる。
Claims (2)
- 【請求項1】 金属石鹸グリース組成物中に金属サリシ
レートを0.1〜l0質量%を含有する耐水グリース組
成物。 - 【請求項2】 金属サリシレートに、ホウ素化合物が含
有されていることを特徴とする請求項1記載の耐水グリ
ース組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000243551A JP2002060775A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 耐水グリース組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000243551A JP2002060775A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 耐水グリース組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002060775A true JP2002060775A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18734385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000243551A Pending JP2002060775A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 耐水グリース組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002060775A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009256444A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Sumico Lubricant Co Ltd | 金属石鹸グリース組成物 |
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JPS58125795A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-26 | Showa Shell Sekiyu Kk | 高滴点リチウムコンプレツクスグリ−ス組成物 |
JPS61141795A (ja) * | 1985-12-14 | 1986-06-28 | Showa Shell Sekiyu Kk | 音響特性が改善たれた高滴点リチウムコンプレツクスグリース組成物 |
EP0227182A2 (en) * | 1985-12-23 | 1987-07-01 | Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. | Crease composition |
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JP2002053889A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-02-19 | Showa Shell Sekiyu Kk | 防錆性および耐摩耗性が改良されたグリース組成物 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000243551A patent/JP2002060775A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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