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JP2002060698A - 赤外線透過層形成用組成物及び赤外線反射体並びに処理物 - Google Patents

赤外線透過層形成用組成物及び赤外線反射体並びに処理物

Info

Publication number
JP2002060698A
JP2002060698A JP2000246456A JP2000246456A JP2002060698A JP 2002060698 A JP2002060698 A JP 2002060698A JP 2000246456 A JP2000246456 A JP 2000246456A JP 2000246456 A JP2000246456 A JP 2000246456A JP 2002060698 A JP2002060698 A JP 2002060698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
pigment
layer
pigments
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000246456A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Motojima
康広 源島
Haruhiko Mochizuki
治彦 望月
Taketoshi Matsuura
武利 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Origin Electric Co Ltd
NTT Advanced Technology Corp
Original Assignee
Origin Electric Co Ltd
NTT Advanced Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Origin Electric Co Ltd, NTT Advanced Technology Corp filed Critical Origin Electric Co Ltd
Priority to JP2000246456A priority Critical patent/JP2002060698A/ja
Priority to US10/110,627 priority patent/US20030030041A1/en
Priority to PCT/JP2001/002317 priority patent/WO2002014445A1/ja
Priority to AU42762/01A priority patent/AU780710B2/en
Publication of JP2002060698A publication Critical patent/JP2002060698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/18Layered products comprising a layer of synthetic resin characterised by the use of special additives
    • B32B27/20Layered products comprising a layer of synthetic resin characterised by the use of special additives using fillers, pigments, thixotroping agents
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線反射特性に優れ、明度の高い色から低
い色まで発色可能範囲が広く、意匠の自由度が高く、反
射効率を向上させた赤外線反射体、およびその製造に使
用できる赤外線透過層形成用組成物、反射体を利用した
処理物。 【解決手段】 樹脂成分と、波長800〜1600nm
の赤外線に対する吸収率が50%以下の顔料とを含有す
る赤外線透過層形成用組成物を用いる。高い発色を維持
し、意匠性を醸し出しながら、赤外線による温度上昇が
抑制される。特に、赤外線透過層形成用組成物を用い
て、赤外線反射率の高い赤外線反射層上に被覆層を設け
ることにより、全体として高い赤外線反射率を維持しな
がら、暗色を含むさまざまな色調を実現することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光などに含ま
れる赤外線を反射する赤外線反射体、およびその製造に
使用できる赤外線透過層形成用組成物、それを利用した
処理物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な塗料は、顔料の一部としてカー
ボンブラックを含有し、このカーボンブラックの含有量
により明度を調整している。しかし、このようにカーボ
ンブラックを含有する一般塗料を、野外に設置される構
造物の塗装に使用した場合、日射により構造物の温度が
上昇し、精密機器の動作異常などを引き起こす可能性が
指摘されている。そこで最近、赤外線を反射する効果の
高い塗料が検討されている。そのような赤外線反射塗料
は、赤外線の反射率が高い金属酸化物系顔料、例えば酸
化チタン、酸化クロム、酸化コバルト、酸化バリウムな
どを添加した塗料であり、この塗料を目的物に塗布して
単層構造の塗料膜を形成することにより赤外線を反射さ
せていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな赤外線反射塗料では、塗料の色調が明るい場合に
は、金属酸化物系顔料の含有量を多くすることができ、
赤外線の反射率を高め、赤外線による温度上昇を抑制で
きるが、塗料の色調が暗い場合には、明色である金属酸
化物系顔料の割合を低下させざるを得ず、そのぶん反射
率が低下して、赤外線による温度上昇が大きくなる。し
たがって、発色可能な色調の範囲が狭く、特に色調の明
るさに制限があり、意匠性を要求される用途では大きな
欠点となっていた。
【0004】本発明は前記課題を解決し、更に反射効率
を向上させるためになされたもので、赤外線反射特性に
優れ、明度の高い色から低い色まで発色可能範囲が広
く、意匠の自由度が高い赤外線反射体、およびその製造
に使用できる赤外線透過層形成用組成物、反射体を利用
した処理物を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の赤外線透過層形
成用組成物は、樹脂成分と、波長800〜1600nm
の赤外線に対する吸収率が50%以下の顔料とを含有す
ることを特徴とするものである。ここで、顔料として
は、酸化鉄顔料、酸化チタン顔料、複合酸化物系顔料、
酸化チタン被覆雲母顔料、酸化鉄被覆雲母顔料、鱗片状
アルミニウム顔料、酸化亜鉛、金属フタロシアニン顔
料、無金属フタロシアニン顔料、塩素化フタロシアニン
顔料、塩素/臭素化フタロシアニン顔料、臭素化フタロ
シアニン顔料、アントラキノン系顔料、キナクリドン系
顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ペリレン系顔料、
モノアゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、縮合アゾ系顔料、金
属錯体系顔料、キノフタロン系顔料、インダンスレンブ
ルー顔料、ジオキサジンバイオレット顔料、アンスラキ
ノン顔料、金属錯体顔料、ベンツイミダゾロン系顔料か
ら選択される1種または2種以上が望ましい。また、顔
料として、アゾメチン系顔料および/またはペリレン系
顔料を含有することが望ましい。顔料の含有量として
は、0.01〜80重量%であることが望ましい。ま
た、樹脂成分は、波長800〜1600nmの赤外線に
対する吸収率が10%以下の合成樹脂が望ましい。さら
に、顔料は平均粒径が0.01〜30μmのものが望ま
しい。
【0006】請求項7に係る赤外線反射体は、波長80
0〜1600nmの赤外線に対する反射率が60%以上
かつ透過率が25%以下で、カーボンブラックの含有量
が0.1重量%以下の赤外線反射層を有することを特徴
とするものである。請求項8に係る赤外線反射体は、赤
外線反射層と、この赤外線反射層の上に形成される赤外
線透過層とを有し、前記赤外線反射層は波長800〜1
600nmの赤外線に対する反射率が60%以上かつ透
過率が25%以下であり、前記赤外線透過層は、波長8
00〜1600nmの赤外線に対する反射率が60%未
満、吸収率が50%以下であり、前記赤外線透過層は樹
脂成分と顔料を含み、前記赤外線透過層中のカーボンブ
ラックの含有量は0.1重量%以下であることを特徴と
するものである。赤外線反射層としては、樹脂成分と、
酸化鉄粉末、酸化チタン粉末、鱗片状アルミニウム粉
末、ステンレス粉末、および酸化チタンで被覆されたマ
イカ粉末から選択される1種または2種以上の顔料とを
含み、前記顔料の含有量は5〜80重量%であることを
特徴とするものが望ましい。赤外線反射体の単位面積当
たりの顔料濃度については、赤外線透過層中の顔料濃度
が、赤外線反射層中の顔料濃度よりも小さいことが望ま
しい。さらに、赤外線反射体の単位面積当たりの各層の
顔料の割合は、赤外線透過層中の顔料が30重量%以
下、赤外線反射層中の顔料が40重量%以上であること
が望ましい。赤外線透過層の厚さは赤外線反射層の厚さ
以下であることが望ましい。また、赤外線反射層として
は、金属、白色のガラス、白色のセラミックスまたはベ
ース部材の表面に金属膜を形成したものも適用できる。
赤外線透過層は、上述した赤外線透過層形成用組成物か
らなるものが望ましい。本発明の赤外線反射処理物は、
上述した赤外線反射体が表面に形成されていることを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】[赤外線透過層形成用組成物]本
発明の赤外線透過層形成用組成物は、樹脂成分と、波長
800〜1600nmの赤外線に対する吸収率が50%
以下の顔料を含み、カーボンブラックの含有量が0.1
重量%以下のものである。この赤外線透過層形成用組成
物は、液状もしくは粉体の塗料であってもよいし、フィ
ルム状であってもよいし、物品の表面を構成する壁材や
パネル等であってもよい。本発明では、太陽光に含まれ
る赤外線の中で特に発熱に大きく寄与する波長800〜
1600nmの赤外線を強く吸収するカーボンブラック
の使用量を少なく、又はゼロにすることにより、赤外線
の吸収を抑制する。一方、発色剤として上記条件を満た
す顔料を使用することにより、赤外線の吸収は制限しな
がら、さまざまな発色が可能となる。カーボンブラック
の含有量が少ないほど赤外線吸収は少なく、カーボンブ
ラックの含有量は好ましくは0.05重量%以下、より
好ましくは0重量%である。
【0008】樹脂成分としては、各種のワニス(油ワニ
スおよび/または酒精ワニス)、塗料用樹脂、汎用プラ
スチック、エンジニアリングプラスチックが使用可能で
あるが、いずれの場合にも、赤外線の吸収が少ないこと
が重要である。樹脂成分の赤外線吸収率は、波長800
〜1600nmの赤外線に対する吸収率が10%以下で
あることが好ましい。尚、本明細書における「樹脂成分
の赤外線吸収率」は、この樹脂成分により厚さ20μm
のフィルムを作成し、波長800〜1600nmの赤外
線に対する吸収率を測定した数値とする。塗料用樹脂の
例としては、アルキド樹脂、フタル酸樹脂、ビニル樹
脂、アクリル樹脂、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、アミ
ノ樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ケイ素樹
脂、アクリルシリコーン樹脂、シリコーンアクリル樹
脂、キシレン樹脂、石油樹脂、ケトン樹脂、液状ポリブ
タジエン、ロジン変性マレイン酸樹脂、クマロン樹脂、
エチルシリケート、粉体塗料用樹脂、紫外線硬化用樹
脂、エポキシ樹脂、オレフィン樹脂、フェノール樹脂な
どが挙げられる。水溶性樹脂も使用可能である。この中
でも特に、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリル
シリコーン樹脂、シリコーンアクリル樹脂、シリコーン
樹脂、フッ素樹脂などが赤外線の吸収が少なく、赤外線
透過顔料の分散性に優れるという理由により好ましい。
また、汎用またはエンジニアリングプラスチックとして
は、ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、AS樹
脂、ABS樹脂、メタクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート
樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ユリア樹脂、メラミン
樹脂、キシレン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、フラン樹脂、ポリブタジエン
樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミンフェノール樹脂、塩
素化ポリエチレン樹脂、塩化ビニリデン樹脂、アクリル
塩化ビニル共重合樹脂、AAS樹脂、ACS樹脂、ポリ
アセタール樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリフェニ
レンオキシド樹脂、変成PPO樹脂、ポリフェニレンス
ルフィド樹脂、ブタジエンスチレン樹脂、ポリアミノビ
スマレイミド樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリブチレン
樹脂、ケイ素樹脂、ポリ4フッ化エチレン樹脂、ポリフ
ッ化エチレンプロピレン樹脂、ペルフロロアルコキシフ
ッ化プラスチック、ポリフッ化ビニリデン樹脂、MBS
樹脂、メタクリル−スチレン樹脂、ポリイミド樹脂、ポ
リアリレート樹脂、ポリアリルスルフォン樹脂、ポリエ
ーテルスルフォン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹
脂などが挙げられる。この中でも特に、ABS樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、変性PPO樹脂、ポリアミド樹脂などが
顔料を分散させやすいため好ましい。
【0009】赤外線透過層形成用組成物に含まれる顔料
としては、無機顔料及び有機顔料のいずれも使用可能で
ある。無機顔料としては、酸化鉄顔料、酸化チタン顔
料、複合酸化物系顔料、酸化チタン被覆雲母顔料、酸化
鉄被覆雲母顔料、鱗片状アルミニウム顔料、酸化亜鉛等
が使用可能である。有機顔料としては、銅フタロシアニ
ン顔料、異種金属(ニッケル、コバルト、鉄など)フタ
ロシアニン顔料、無金属フタロシアニン顔料、塩素化フ
タロシアニン顔料、塩素/臭素化フタロシアニン顔料、
臭素化フタロシアニン顔料、アントラキノン系顔料、キ
ナクリドン系顔料、ジケトピロロピロール系顔料、ペリ
レン系顔料、モノアゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、縮合ア
ゾ系顔料、金属錯体系顔料、キノフタロン系顔料、イン
ダンスレンブルー顔料、ジオキサジンバイオレット顔
料、アンスラキノン顔料、金属錯体顔料、ベンツイミダ
ゾロン系顔料などが使用可能である。これら以外にも赤
外線吸収が少ない顔料は使用可能である。特に、暗い色
調を発色させる場合には、カーボンブラックに代わる黒
色顔料として、大日精化工業株式会社製商品名「A−1
130 ブラック」などのアゾメチン系有機顔料や、B
ASF製商品名「ペリレンブラックS−0084」など
のペリレン系顔料が好適であり、これらを単独で、また
は他の顔料と混合したうえで樹脂成分に分散させて使用
する。これらの含有量は0.01〜80重量%が好まし
く、より好ましくは0.1〜30重量%である。着色用
顔料の、波長800〜1600nmの赤外線に対する吸
収率が50%より大きいと、色調の自由度が低下する。
より好ましくは、上記赤外線吸収率は30%以下であ
る。なお、本明細書でいう「顔料の赤外線吸収率」は、
塗料用樹脂であるアクリル樹脂に顔料を5重量%分散さ
せ、厚さ20μmのフィルムを作成し、波長800〜1
600nmの赤外線に対する吸収率を測定した数値とす
る。着色用顔料の含有量としては、5〜80重量%であ
ることが好ましく、より好ましくは10〜30重量%で
ある。顔料量が多いと、赤外線が赤外線透過層を透過し
にくくなって塗膜に吸収される赤外線量が増加してしま
い、他方、顔料量が少ないと、十分に発色させることが
困難になるからである。顔料の平均粒径は0.01〜3
0μmであることが好ましく、より好ましくは0.05
〜1μmである。この範囲であれば後述する反射体を形
成したときの最終的な赤外線反射率を高めることがで
き、分散性も良好である。本発明の赤外線透過層形成用
組成物が塗料である場合には、塗布作業を容易化するた
めに、適当な溶媒、例えば有機溶媒、水、水と有機溶媒
の混合物によって希釈されていてもよい。また、溶媒に
は、必要に応じて分散剤、分散助剤を添加してもよい。
【0010】[赤外線反射体]上述した赤外線透過層形
成用組成物は、波長800〜1600nmの赤外線に対
する反射率が60%以上である赤外線反射層を被覆する
目的で使用され、発色層かつ保護層としての赤外線透過
層を形成する。このような2層構造を有する赤外線反射
体によれば、発色層である赤外線透過層を通過した赤外
線が、その下にある赤外線反射層で反射され、再び赤外
線透過層を通過して外へ逃げるので、遮蔽される構造物
などの温度上昇を低く抑えることができる。また、赤外
線透過層の顔料として、前述した顔料から所望の色のも
のを選択することにより、必要な発色および意匠性を付
与できる。すなわち、下層で主に赤外線反射作用を得る
一方、上層により意匠性を向上する。さらに、下層であ
る反射層を上層で保護するため、長期にわたって安定し
た赤外線反射機能を持続できる。前記赤外線反射層は波
長800〜1600nmの赤外線に対する反射率が60
%以上かつ透過率が25%以下であり、より好ましくは
透過率は10%以下である。その透過率が25%より大
であると、反射体としての反射率が低下する。なお、こ
こでいう反射率、透過率、吸収率は層全体として測定し
た数値を意味し、それらの測定は、例えば日立製作所製
自動記録分光光度計「U−4000」を用いて測定する
ことができる。反射の測定は、例えば5°正反射の条件
で行うことができる。前記赤外線透過層は、波長800
〜1600nmの赤外線に対する反射率が60%未満、
吸収率が50%以下である。吸収率が50%よりも大で
あると、反射体としての反射率が低下する。また、透過
率が30%未満であると、反射体としての反射率が低下
するので透過率は30%以上であることが望ましく、5
0%以上であるとより好ましい。
【0011】赤外線反射層としては、赤外線を効率よく
反射するとともに、遠赤外線を効率よく放射する特性を
有する赤外線反射性顔料を着色成分とする樹脂組成物で
形成された層が使用できる。この種の赤外線反射性顔料
としては、酸化鉄顔料、酸化チタン顔料、複合酸化物系
顔料、酸化チタン被覆雲母顔料、酸化鉄被覆雲母顔料、
鱗片状アルミニウム顔料、酸化亜鉛等から選択される1
種又は2種以上が使用可能である。さらに、有機顔料と
して、銅フタロシアニン顔料、異種金属(ニッケル、コ
バルト、鉄など)フタロシアニン顔料、無金属フタロシ
アニン顔料、塩素化フタロシアニン顔料、塩素/臭素化
フタロシアニン顔料、臭素化フタロシアニン顔料、アン
トラキノン系顔料、キナクリドン系顔料、ジケトピロロ
ピロール系顔料、ペリレン系顔料、モノアゾ系顔料、ジ
スアゾ系顔料、縮合アゾ系顔料、金属錯体系顔料、キノ
フタロン系顔料、インダンスレンブルー顔料、ジオキサ
ジンバイオレット顔料、アンスラキノン顔料、金属錯体
顔料、ベンツイミダゾロン系顔料などが使用可能であ
る。これら以外にも赤外線吸収が少ない顔料は使用可能
である。この中でも特に、酸化チタンが反射性能および
コストの面から好ましい。赤外線反射性顔料は、大日精
化工業株式会社製商品名「A−1130 ブラック」な
どのアゾメチン有機顔料や、BASF製商品名「ペリレ
ンブラックS−0084」などのペリレン系顔料などを
含んでいてもよい。赤外線反射層中の顔料の含有量は、
5〜80重量%であることが好ましく、10〜80重量
%がより好ましく、40〜80重量%がさらに好まし
い。赤外線反射層中の顔料の平均粒径は、0.01〜1
00μmであることが好ましく、より好ましくは0.1
〜25μmである。特に、酸化チタンを用いる場合に
は、その粒子径は0.05〜1μmの範囲のものが反射
性能の面から好ましい。赤外線反射層に、酸化チタンを
用いる場合、さらに鱗片状アルミニウム顔料、マイカ顔
料などを混合すると、いっそう高い反射率が得られる。
赤外線反射層は1層に限るものではなく2層以上にする
ことも可能である。カーボンブラックの含有量は少ない
ほど赤外線吸収は少なく、カーボンブラックの含有量は
好ましくは0.05重量%以下、より好ましくは0重量
%である。
【0012】赤外線反射体の単位面積当たりの顔料につ
いて、赤外線透過層中の顔料濃度が、赤外線反射層中の
顔料濃度よりも小さいことが望ましい。赤外線透過層中
の顔料濃度が高いと、赤外線透過層中に吸収される赤外
線量が増加し、温度上昇の抑制効果を向上できなくなる
からである。さらに、赤外線透過層中の顔料が30重量
%以下、赤外線反射層中の顔料が40重量%以上である
ことが望ましい。この要件を満たすにおいて、それぞれ
の層中の顔料濃度を当該範囲内にすることの他、各層中
の顔料濃度が同等であっても、層比を変えることによっ
て調整して良い。例えば、各層中の顔料濃度が同じであ
っても、赤外線透過層の厚みが赤外線反射層の厚みの半
分であれば、単位面積当たりの顔料量は半分となる。従
って、濃度差だけでなく、赤外線透過層の厚さを赤外線
反射層の厚さ以下とすることも望ましい。
【0013】赤外線反射層及び赤外線透過層には、必要
に応じて、シリカ、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ムなどの赤外線反射性を有する体質顔料を加え、光沢を
調整してもよい。体質顔料の含有量は限定されないが、
各層の25重量%以下であることが好ましい。赤外線透
過層も1層に限るものではなく、主に保護作用を行う透
明層と、着色成分を濃く含む意匠層のように、2層以上
で構成してもよい。また、赤外線反射層は、前述のよう
な樹脂からなる成形品、あるいは機能部品などを樹脂モ
ールドしたものでもよい。また、赤外線反射層は、金
属、白色のガラス、白色のセラミックスまたはベース部
材の表面に金属膜を形成したものであってもよい。この
場合、赤外線反射層の表面は鏡面加工されていることが
好ましい。前記金属層は、ベース部材の表面にメッキ、
スパッタリング、真空蒸着、イオンプレーティングなど
によって形成した金属膜であってもよい。ベース部材の
材質は限定されないが、例えば金属体、ガラス、セラミ
ックス、プラスチック、コンクリート、木材などが使用
できる。
【0014】尚、発色の要求が小さい場合には、赤外線
透過層を形成せず、赤外線反射層のみを形成しても、温
度上昇を抑制することは可能である。この場合、製造工
程が簡略化される他、塗膜剥がれによる傷も目立ちにく
くすることができる。
【0015】本発明の赤外線反射処理物は、種々の構造
物、機器、壁面等の被処理物の表面に上述した赤外線反
射体を形成したものである。本発明の赤外線反射処理物
には、赤外線反射体を被処理物の表面の全体または少な
くとも一部に形成したものが含まれる。上述した赤外線
反射体が形成されることにより、被処理物の温度上昇が
抑制される。例えば、精密機器を収容した構造物の温度
上昇が抑制されるので、精密機器の動作異常などの回避
に貢献できる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げて効果を実証す
る。なお、本発明は以下の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
【0017】[実施例1]赤外線反射層として、ABS
樹脂:60重量部と、酸化チタン「FR41」(古河鉱
業社製、平均粒子径0.2μm、純度94%):40重
量部とを加熱混練し、厚さ3mmの平板に成形し、図1
に示す白色のABS樹脂板である赤外線反射層12を作
成した。この赤外線反射層は、波長800〜1600n
mの赤外線に対する反射率が80%、透過率が1%であ
る。次に、以下の原料を予めミキサーで攪拌し、その
後、サンドミルで均一に分散することにより、赤外線透
過層形成用組成物(A)を作成した。 アクリルワニス(固形分50%):68.0重量部 ペリレンブラックS−0084(BASF製):3.0
重量部 シムラファーストエロー4192(大日本インキ化学工
業社製):1.0重量部 クロモフタルレッド6820(大日精化工業社製):
0.2重量部 トルエン5/キシレン10混合溶液:27.8重量部 この塗料組成物の色は、マンセル記号で表すと5YR2
/1.5であり、目視すると濃茶色である。また、波長
800〜1600nmの赤外線に対する吸収率は、樹脂
成分では1%、顔料では9%である。この赤外線透過層
形成用組成物(A)をスプレー可能な粘度までシンナーで
希釈し、赤外線反射層12上にエアスプレーガンにて吹
き付け塗装を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃で
30分間乾燥を行い、赤外線透過層として約25μmの
厚みの塗装層14を形成し、濃茶色の赤外線反射体10
を得た。この赤外線透過層は、波長800〜1600n
mの赤外線に対する反射率が20%、樹脂と顔料の吸収
率が10%、透過率が70%である。
【0018】[実施例2]アクリルワニス(固形分60
%):50重量部と、酸化チタン「FR41」(古河鉱
業社製):25重量部と、トルエン10/キシレン15
混合溶液:25重量部とを予めミキサー攪拌し、その後
サンドミルで均一に分散することにより、赤外線反射層
を形成するための塗料を作成した。次に、この塗料をシ
ンナーで希釈し、スプレー可能な粘度に調製したのち、
厚さ3mmの鉄板26の滑らかに磨いた鏡面にエアスプ
レーガンを用いて吹き付け塗装を行い、室温にて10分
間乾燥後、80℃で30分間乾燥を行い、図2に示すよ
うな塗装膜厚の平均が25μmの赤外線反射層22を作
成した。この赤外線反射層は、波長800〜1600n
mの赤外線に対する反射率が85〜80%、透過率が
0.0%である。実施例1で用いた赤外線透過層形成用
組成物(A)をスプレー粘度までシンナーで希釈し、エア
スプレーガンにて赤外線反射層22の上に吹き付け塗装
を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃で30分間乾
燥を行い、赤外線透過層14(平均膜厚25μm)を形
成し、濃茶色の赤外線反射体20を得た。
【0019】[実施例3]図3に示すように、赤外線反
射層として、表面を滑らかに磨いた鏡面をもつ厚さ3m
mのアルミニウム板32を用意した。この赤外線反射層
は、波長800〜1600nmの赤外線に対する反射率
が75〜80%、透過率が0.0%である。実施例1で
用いた赤外線透過層形成用組成物(A)をスプレー可能な
粘度までシンナーで希釈し、エアスプレーガンにてアル
ミニウム板32の滑らかに磨いた表面に吹き付け塗装を
行い、室温にて10分間乾燥後、80℃で30分間乾燥
を行い、赤外線透過層14(平均膜厚25μm)を形成
して濃茶色の赤外線反射体30を得た。 [実施例4]図4に示すように、赤外線反射層として、
表面を滑らかに磨いた鏡面をもつ厚さ3mmのステンレ
ス板42を用意した。この赤外線反射層は、波長800
〜1600nmの赤外線に対する反射率が75〜80
%、透過率が0.0%である。実施例1で用いた赤外線
透過層形成用組成物(A)をスプレー可能な粘度までシン
ナーで希釈し、ステンレス板42の滑らかに磨いた表面
にエアスプレーガンにて吹き付け塗装を行い、室温にて
10分間乾燥後、80℃で30分間乾燥を行い、赤外線
透過層14(平均膜厚25μm)を形成して赤外線反射
体40を得た。
【0020】[比較例1]以下の原料をミキサーで攪拌
し、その後、サンドミルで均一に分散することにより塗
料を作成した。 アクリルワニス(固形分50%):68.0重量部 カーボンブラックFW200(デグサ社製):1.0重
量部 シムラファーストエロー4192(大日本インキ化学工
業社製):2.0重量部 クロモフタルレッド6820(大日精化工業社製 ):
1.0重量部 トルエン5/キシレン10混合溶液:28.0重量部 この塗料組成物の色は、実施例1で用いた赤外線透過層
形成用組成物(A)と同じく、マンセル記号で表すと5Y
R2/1.5であり、目視すると濃茶色である。また、
波長800〜1600nmの赤外線に対する吸収率は、
樹脂成分では1%、顔料成分では94%である。この塗
料組成物をスプレー可能な粘度までシンナーで希釈し、
市販の厚さ3mmの灰色のABS樹脂板(波長800〜
1600nmの赤外線に対する反射率が70%、透過率
が0.0%である。)13に、エアスプレーガンにて吹
き付け塗装を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃で
30分間乾燥を行って、図1に示すようなほぼ25μm
の塗膜15を形成し、比較例1の濃茶色の赤外線反射体
11を作成した。この表面に形成された塗膜は、波長8
00〜1600nmの赤外線に対する反射率が5%、吸
収率が95%、透過率が0.0%である。 [比較例2]図2に示すように、実施例2と同じ鉄板2
6上に、比較例1で用いた塗料組成物をスプレー粘度ま
でシンナーで希釈し、エアスプレーガンにて吹き付け塗
装を行い、10分間室温にて乾燥後、80℃で30分間
乾燥を行うことにより、平均45μmの膜厚の塗膜15
を形成して濃茶色の赤外線反射体21を作成した。この
膜厚は、実施例2の赤外線反射体の赤外線反射層および
赤外線透過層の膜厚の合計に等しい。
【0021】[比較例3]図3に示すような、実施例3
と同じアルミニウム板32の上に、比較例1で用いた塗
料組成物をスプレー粘度までシンナーで希釈し、エアス
プレーガンにて吹き付け塗装を行い、室温にて10分間
乾燥後、80℃で30分間乾燥を行うことにより、平均
25μmの膜厚の塗膜15を形成して濃茶色の赤外線反
射体31を作成した。この膜厚は、実施例3の赤外線反
射体の膜厚と等しい。 [比較例4]図4に示すように、実施例4と同じステン
レス板42の上に、比較例1で用いた塗料組成物をスプ
レー粘度までシンナーで希釈し、エアスプレーガンにて
吹き付け塗装を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃
で30分間乾燥を行うことにより、平均25μmの膜厚
の塗膜15を形成して濃茶色の赤外線反射体41を作成
した。この膜厚は、実施例4の赤外線反射体の膜厚と等
しい。
【0022】[試験例1]縦250mm×横360mm
×高さ60mm、厚さ20mmの白色の発泡スチロール
製の箱内に、実施例1〜4および比較例1〜4の赤外線
反射体をそれぞれ同一水平面上に並べて配置し、風の影
響を受けないように箱を厚さ3mmの透明ガラス板で覆
い、屋外で太陽光に当て、各赤外線反射体の裏面の温度
を測定した。表1に、太陽光を照射する直前、および1
5分後、30分後、45分後、60分後及び75分後の
温度を示す。
【0023】
【表1】
【0024】この試験例から分かるように、太陽光を照
射して45〜60分位までの間、比較例の温度上昇は実
施例より大きく、最大16℃程度の温度差になった。な
お、この試験では自然の太陽光を照射したので、試験の
途中で雲がかかった時間に気温が若干低下した。
【0025】[実施例5]下記各成分をミキサーで攪拌
し、その後、サンドミルで均一に分散することにより赤
外線反射層用塗料を調製した。 アクリルワニス(固形分60%):50.0重量部 酸化チタン(「FR41」古河鉱業社製、平均粒子径:
0.2μm、純度:94%):25.0重量部 トルエン5/キシレン15混合溶液:25.0重量部 この赤外線反射層用塗料をスプレー粘度までシンナーで
希釈し、エアスプレーガンにてアルミニウム板の表面に
吹き付け塗装を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃
で30分間乾燥を行うことにより、平均25μmの膜厚
の赤外線反射層を形成した。この赤外線反射層は、波長
800〜1600nmの赤外線に対する反射率が85
%、透過率が0.0%である。次に、下記各成分をミキ
サーで攪拌し、その後、サンドミルで均一に分散するこ
とにより、赤外線透過層形成用組成物を作成した。 アクリルワニス(固形分60%):50.0重量部 ペリレンブラックS−0084(BASF製):6.0
重量部 バイフェロックス120M(Bayer製):2.0重
量部 タロックスHY250(チタン工業社製):2重量部 トルエン10/キシレン15混合溶液:40重量部 この赤外線透過層形成用組成物において、波長800〜
1600nmの赤外線に対する吸収率は、樹脂成分では
1%、顔料では14%である。この赤外線透過層形成用
組成物をスプレー粘度までシンナーで希釈し、上記赤外
線反射層上に、エアスプレーガンにて吹き付け塗装を行
い、室温にて10分間乾燥後、80℃で30分間乾燥を
行うことにより、平均20μmの膜厚の赤外線透過層を
形成し、赤外線反射体を製造した。この赤外線透過層
は、波長800〜1600nmの赤外線に対する反射率
が20%、吸収率が20%、透過率が60%である。
【0026】[実施例6]実施例5と同様に、赤外線反
射層用塗料をスプレー粘度までシンナーで希釈し、エア
スプレーガンにてアルミニウム板の表面に吹き付け塗装
を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃で30分間乾
燥を行うことにより、平均25μmの膜厚の塗膜を形成
した。次に、下記各成分をミキサーで攪拌し、その後、
サンドミルで均一に分散することにより、赤外線透過層
形成用組成物を作成した。 アクリルワニス(固形分60%):50.0重量部 ペリレンブラックS−0084(BASF製):3.0
重量部 バイフェロックス120M(Bayer製):1.0重
量部 タロックスHY250(チタン工業社製):1重量部 トルエン10/キシレン15混合溶液:45重量部 この赤外線透過層形成用組成物において、波長800〜
1600nmの赤外線に対する吸収率は、樹脂成分では
1%、顔料では9%である。上記赤外線反射層上に、こ
の赤外線透過層形成用組成物をスプレー粘度までシンナ
ーで希釈し、エアスプレーガンにて吹き付け塗装を行
い、室温にて10分間乾燥後、80℃で30分間乾燥を
行うことにより、平均20μmの膜厚の赤外線透過層を
形成し、赤外線反射体を製造した。この赤外線透過層
は、波長800〜1600nmの赤外線に対する反射率
が20%、吸収率が10%、透過率が70%である。
【0027】[実施例7]実施例5と同様に、赤外線反
射層用塗料をスプレー粘度までシンナーで希釈し、エア
スプレーガンにてアルミニウム板の表面に吹き付け塗装
を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃で30分間乾
燥を行うことにより、平均25μmの膜厚の塗膜を形成
した。また、下記各成分をミキサーで攪拌し、その後、
サンドミルで均一に分散することにより、赤外線透過層
形成用組成物を作成した。 アクリルワニス(固形分60%):50.0重量部 ペリレンブラックS−0084(BASF製):1.5
重量部 バイフェロックス120M(Bayer製):0.5重
量部 タロックスHY250(チタン工業社製):0.5重量
部 トルエン10/キシレン15混合溶液:47.5重量部 この赤外線透過層形成用組成物において、波長800〜
1600nmの赤外線に対する吸収率は、樹脂成分では
1%、顔料では4%である。上記赤外線反射層上に、こ
の赤外線透過層形成用組成物をスプレー粘度までシンナ
ーで希釈し、エアスプレーガンにて吹き付け塗装を行
い、室温にて10分間乾燥後、80℃で30分間乾燥を
行うことにより、平均20μmの膜厚の赤外線透過層を
形成し、赤外線反射体を製造した。この赤外線透過層
は、波長800〜1600nmの赤外線に対する反射率
が15%、吸収率が5%、透過率が80%である。
【0028】[比較例5]下記各成分をミキサーで攪拌
し、その後、サンドミルで均一に分散することにより赤
外線反射層用塗料を調製した。 アクリルワニス(固形分60%):50.0重量部 酸化チタン(「FR41」古河鉱業社製、平均粒子径:
0.2μm、純度:94%):5.0重量部 トルエン10/キシレン15混合溶液:45.0重量部 この赤外線反射層用塗料をスプレー粘度までシンナーで
希釈し、エアスプレーガンにて厚さ3mmのアルミニウ
ム板の表面に吹き付け塗装を行い、室温にて10分間乾
燥後、80℃で30分間乾燥を行うことにより、平均2
5μmの膜厚の塗膜を形成した。この赤外線反射層は、
波長800〜1600nmの赤外線に対する反射率が8
5%、透過率が0.0%である。次に、実施例5で用い
た赤外線透過層形成用組成物を実施例5と同様に、スプ
レー粘度までシンナーで希釈し、エアスプレーガンにて
吹き付け塗装を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃
で30分間乾燥を行うことにより、平均20μmの膜厚
の赤外線透過層を形成し、赤外線反射体を製造した。
【0029】実施例5〜7及び比較例5の各層の内容を
表2に示す。また、各赤外線反射体の色調は5YR2/
1.5近似色である。
【0030】
【表2】
【0031】[試験例2]縦250mm×横500mm
×高さ50mmの白色の発泡スチロール製の箱の上に、
実施例5〜7および比較例5の各赤外線反射体をそれぞ
れ同一水平面上に並べて配置し、上方200mmの高さ
から赤外線ランプ(ケット科学社製、100V、185
W)を照射し、各赤外線反射体の裏面の温度を測定し
た。表3に、照射する直前、および5分後、10分後、
15分後、20分後の温度を示す。
【0032】
【表3】
【0033】この試験例から分かるように、着色顔料割
合について、赤外線反射層よりも赤外線透過層の方が多
い比較例5よりも、赤外線反射層よりも赤外線透過層の
方が少ない実施例5の方が、赤外線反射体の温度上昇
が、照射後、特に5〜10分後において抑制されている
ことがわかる。また、実施例5〜7から、赤外線透過層
中の着色顔料量が少ない方が、赤外線が多く透過し、温
度上昇が抑制できることがわかる。
【0034】[実施例8]下記各成分をミキサーで攪拌
し、その後、サンドミルで均一に分散することにより赤
外線反射層用塗料を調製した。 アクリルワニス(固形分50%):60.0重量部 酸化チタン(「FR41」古河鉱業社製、平均粒子径:
0.2μm、純度:94%):20.0重量部 ペリレンブラックS−0084(BASF製):1.0
重量部 シムラファーストエロー4192(大日本インキ化学工
業社製):1.0重量部 クロモフタルレッド6820(大日精化工業社製 ):
0.2重量部 トルエン5/キシレン10混合溶液:17.8重量部 上記調製した赤外線反射層用塗料をスプレー粘度までシ
ンナーで希釈し、エアスプレーガンにて市販の厚さ1m
mのABS黒板上に、吹き付け塗装を行い、室温にて1
0分間乾燥後、80℃で30分間乾燥を行うことによ
り、平均20μmの膜厚の赤外線反射層を形成した。こ
の赤外線反射層は、波長800〜1600nmの赤外線
に対する反射率が70%、透過率が10%である。 [実施例9]上記実施例8で製造した赤外線反射体の赤
外線反射層上に、上記製造した赤外線反射層用塗料(A)
をスプレー粘度までシンナーで希釈し、エアスプレーガ
ンにて吹き付け塗装を行い、室温にて10分間乾燥後、
80℃で30分間乾燥を行うことにより、平均20μm
の膜厚の塗膜を形成し、赤外線反射体とした。
【0035】[比較例6]下記各成分をミキサーで攪拌
し、その後、サンドミルで均一に分散することにより塗
料を調製した。 アクリルワニス(固形分50%):60.0重量部 酸化チタン(「FR41」古河鉱業社製、平均粒子径:
0.2μm、純度:94%):20.0重量部 カーボンブラックFW200(デグサ社製):0.2重
量部 シムラファーストエロー4192(大日本インキ化学工
業社製):1.0重量部 クロモフタルレッド6820(大日精化工業社製 ):
0.2重量部 トルエン5/キシレン10混合溶液:18.6重量部 この塗料をスプレー粘度までシンナーで希釈し、エアス
プレーガンにて市販の厚さ1mmのABS黒板上に、吹
き付け塗装を行い、室温にて10分間乾燥後、80℃で
30分間乾燥を行うことにより、平均20μmの膜厚の
塗膜を形成した。この塗膜は、波長800〜1600n
mの赤外線に対する反射率が25%、透過率が20%で
ある。 [比較例7]上記比較例6での塗膜の膜厚を20μmか
ら40μmに変更したこと以外は比較例6と同様にし
て、赤外線反射体とした。 [試験例3]実施例8,9、比較例6,7の各赤外線反
射体をそれぞれ同一水平面上に並べて配置し、上方20
0mmの高さから白熱電灯(ケット科学社製、100
V、185W)を照射し、各赤外線反射体の裏面の温度
を測定した。表4に、照射する直前、2分後、4分後、
6分後、8分後、10分後の温度を示す。
【0036】
【表4】
【0037】表4からわかるように、本実施例の赤外線
反射体であれば、比較例のものよりも温度上昇が抑えら
れている。また、実施例8の赤外線反射体よりも赤外線
透過層を形成した実施例9の赤外線反射体の方が、温度
上昇は抑制されている。
【0038】
【発明の効果】本発明の赤外線反射体であれば、高い発
色を維持し、意匠性を醸し出しながら、赤外線による温
度上昇が抑制される。特に、赤外線透過層形成用組成物
を用いて、赤外線反射率の高い赤外線反射層上に被覆層
を設けることにより、全体として高い赤外線反射率を維
持しながら、暗色を含むさまざまな色調を実現すること
ができる。従って、本発明による赤外線反射処理物は日
光等による温度上昇が小さく、精密機器の動作異常など
の回避に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1と比較例1の試験方法を示す断面図
である。
【図2】 実施例2と比較例2の試験方法を示す断面図
である。
【図3】 実施例3と比較例3の試験方法を示す断面図
である。
【図4】 実施例4と比較例4の試験方法を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 赤外線反射体 12 赤外線反射層 14 赤外線透過層 20 赤外線反射体 22 赤外線反射層 30 赤外線反射体 32 赤外線反射層 40 赤外線反射体 42 赤外線反射層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 5/26 G02B 5/26 // B05D 5/00 B05D 5/00 Z 7/24 303 7/24 303B 303E F16L 59/02 F16L 59/02 (72)発明者 望月 治彦 東京都豊島区高田1丁目18番1号 オリジ ン電気株式会社内 (72)発明者 松浦 武利 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 2H048 FA04 FA05 FA12 3H036 AA09 AB01 4D075 CA18 CB07 DA06 DB01 DB31 EA02 EC02 EC10 EC11 EC53 4F100 AA21 AA21A AA21B AA21H AA23A AA23B AA23H AA25B AA33B AB00A AB04A AB04H AB10A AB10B AB10H AC05A AC05B AC05H AD00A AG00A AK01A AK01B AK25 AK74 AT00A BA02 CA13 CA13B CA13H DE01A DE01H DE02B EH46 GB07 JD10 JD10A JD10B JN06 JN06A YY00A YY00B 4J038 CA021 CB001 CB021 CB051 CB081 CB171 CC031 CD031 CD081 CD091 CF031 CF101 CG001 CM031 CR011 DA011 DA021 DA061 DA101 DA141 DA161 DB001 DD001 DD071 DD181 DE001 DF051 DG001 DH001 DJ021 DK001 DL001 DL021 HA066 HA216 HA546 JB16 JC38 KA08 KA15 KA20 MA14 NA19

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成分と、波長800〜1600nm
    の赤外線に対する吸収率が50%以下の顔料とを含有す
    ることを特徴とする赤外線透過層形成用組成物。
  2. 【請求項2】 前記顔料が、酸化鉄顔料、酸化チタン顔
    料、複合酸化物系顔料、酸化チタン被覆雲母顔料、酸化
    鉄被覆雲母顔料、鱗片状アルミニウム顔料、酸化亜鉛、
    金属フタロシアニン顔料、無金属フタロシアニン顔料、
    塩素化フタロシアニン顔料、塩素/臭素化フタロシアニ
    ン顔料、臭素化フタロシアニン顔料、アントラキノン系
    顔料、キナクリドン系顔料、ジケトピロロピロール系顔
    料、ペリレン系顔料、モノアゾ系顔料、ジスアゾ系顔
    料、縮合アゾ系顔料、金属錯体系顔料、キノフタロン系
    顔料、インダンスレンブルー顔料、ジオキサジンバイオ
    レット顔料、アンスラキノン顔料、金属錯体顔料、ベン
    ツイミダゾロン系顔料から選択される1種または2種以
    上であることを特徴とする請求項1記載の赤外線透過層
    形成用組成物。
  3. 【請求項3】 顔料として、アゾメチン系顔料および/
    またはペリレン系顔料を含有することを特徴とする請求
    項1記載の赤外線透過層形成用組成物。
  4. 【請求項4】 前記顔料の含有量が0.01〜80重量
    %であることを特徴とする請求項1記載の赤外線透過層
    形成用組成物。
  5. 【請求項5】 前記樹脂成分は、波長800〜1600
    nmの赤外線に対する吸収率が10%以下の合成樹脂で
    あることを特徴とする請求項1記載の赤外線透過層形成
    用組成物。
  6. 【請求項6】 前記顔料の平均粒径が0.01〜30μ
    mであることを特徴とする請求項1記載の赤外線透過層
    形成用組成物。
  7. 【請求項7】 波長800〜1600nmの赤外線に対
    する反射率が60%以上かつ透過率が25%以下で、カ
    ーボンブラックの含有量が0.1重量%以下の赤外線反
    射層を有することを特徴とする赤外線反射体。
  8. 【請求項8】 赤外線反射層と、この赤外線反射層の上
    に形成される赤外線透過層とを有し、前記赤外線反射層
    は波長800〜1600nmの赤外線に対する反射率が
    60%以上かつ透過率が25%以下であり、前記赤外線
    透過層は、波長800〜1600nmの赤外線に対する
    反射率が60%未満、吸収率が50%以下であり、前記
    赤外線透過層は樹脂成分と顔料を含み、前記赤外線透過
    層中のカーボンブラックの含有量は0.1重量%以下で
    あることを特徴とする赤外線反射体。
  9. 【請求項9】 前記赤外線反射層は、樹脂成分と、酸化
    鉄粉末、酸化チタン粉末、鱗片状アルミニウム粉末、ス
    テンレス粉末、および酸化チタンで被覆されたマイカ粉
    末から選択される1種または2種以上の顔料とを含み、
    前記顔料の含有量は5〜80重量%であることを特徴と
    する請求項7または8記載の赤外線反射体。
  10. 【請求項10】 赤外線反射体の単位面積当たりの顔料
    濃度について、赤外線透過層中の顔料濃度が、赤外線反
    射層中の顔料濃度よりも小さいことを特徴とする請求項
    8記載の赤外線反射体。
  11. 【請求項11】 赤外線反射体の単位面積当たりの顔料
    の各層の割合は、赤外線透過層中の顔料が30重量%以
    下、赤外線反射層中の顔料が40重量%以上であること
    を特徴とする請求項8記載の赤外線反射体。
  12. 【請求項12】 前記赤外線透過層の厚さが赤外線反射
    層の厚さ以下であることを特徴とする請求項8記載の赤
    外線反射体。
  13. 【請求項13】 前記赤外線反射層は、金属、白色のガ
    ラス、白色のセラミックスまたはベース部材の表面に金
    属膜を形成したものであることを特徴とする請求項8記
    載の赤外線反射体。
  14. 【請求項14】 前記赤外線透過層は、請求項1〜6の
    いずれかに記載の赤外線透過層形成用組成物からなるこ
    とを特徴とする請求項8記載の赤外線反射体。
  15. 【請求項15】 請求項7または8記載の赤外線反射体
    が表面に形成されていることを特徴とする赤外線反射処
    理物。
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