JP2002055825A - 自動アクセスシステム - Google Patents
自動アクセスシステムInfo
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- JP2002055825A JP2002055825A JP2000241361A JP2000241361A JP2002055825A JP 2002055825 A JP2002055825 A JP 2002055825A JP 2000241361 A JP2000241361 A JP 2000241361A JP 2000241361 A JP2000241361 A JP 2000241361A JP 2002055825 A JP2002055825 A JP 2002055825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- computer
- host device
- update
- power
- installation
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- Stored Programmes (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータのユーザが電源をオフとしてい
るときであっても、ホスト装置からのネットワークを介
したアクセス要求を取得することで、コンピュータをオ
ンとして、プログラムのインストールまたはアップデー
トを行うことができる自動アクセスシステムを提供す
る。 【解決手段】 ホスト装置2が、端末コンピュータ1に
アクセスして、端末コンピュータ1にインストールされ
たプログラムをアップデートするもので、ネットワーク
接続手段は、コンピュータ電源オン・オフ回路4を有
し、ホスト装置2が、端末コンピュータ1にアクセス要
求をした場合において、コンピュータ1の電源がオフの
ときは、コンピュータ電源オン・オフ回路4は、コンピ
ュータ1の電源をオンとして、コンピュータ1がアクセ
ス可能な状態となったときに、ホスト装置2が、プログ
ラムのアップデートを所定シーケンスにしたがって行
う。
るときであっても、ホスト装置からのネットワークを介
したアクセス要求を取得することで、コンピュータをオ
ンとして、プログラムのインストールまたはアップデー
トを行うことができる自動アクセスシステムを提供す
る。 【解決手段】 ホスト装置2が、端末コンピュータ1に
アクセスして、端末コンピュータ1にインストールされ
たプログラムをアップデートするもので、ネットワーク
接続手段は、コンピュータ電源オン・オフ回路4を有
し、ホスト装置2が、端末コンピュータ1にアクセス要
求をした場合において、コンピュータ1の電源がオフの
ときは、コンピュータ電源オン・オフ回路4は、コンピ
ュータ1の電源をオンとして、コンピュータ1がアクセ
ス可能な状態となったときに、ホスト装置2が、プログ
ラムのアップデートを所定シーケンスにしたがって行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのユ
ーザが電源をオフとしているときであっても、ホスト装
置からのネットワークを介したアクセス要求を取得する
ことで、前記コンピュータをオンとして、プログラムの
インストールまたはアップデートを行うことができる自
動アクセスシステムに関する。
ーザが電源をオフとしているときであっても、ホスト装
置からのネットワークを介したアクセス要求を取得する
ことで、前記コンピュータをオンとして、プログラムの
インストールまたはアップデートを行うことができる自
動アクセスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタやスキャナーに付属のドライバ
ソフトウェアは、デバイスの高速化、新しいオペレーシ
ョンシステムへの適用等に対処するために、アップデー
トがなされることがある。
ソフトウェアは、デバイスの高速化、新しいオペレーシ
ョンシステムへの適用等に対処するために、アップデー
トがなされることがある。
【0003】ほとんどの、店舗等において販売されるア
プリケーションソフトウェア、たとえば、ワードプロセ
ッサ、ペイント系やドロー系のグラッフィックソフトウ
ェア、表計算等の代表的なソフトウェアは、発売時期か
ら、発売停止(次世代製品の発売による発展的な発売停
止を含む)までの間に、幾度となくバージョンアップさ
れることがある。
プリケーションソフトウェア、たとえば、ワードプロセ
ッサ、ペイント系やドロー系のグラッフィックソフトウ
ェア、表計算等の代表的なソフトウェアは、発売時期か
ら、発売停止(次世代製品の発売による発展的な発売停
止を含む)までの間に、幾度となくバージョンアップさ
れることがある。
【0004】また、コンピュータウィルスのチェックし
てコンピュータへウィルス汚染を防ぐためのソフトウェ
ア(ワクチンプログラム)では、頻繁に新種ウィルスに
対応したプログラムモジュールのアップデートが行われ
る。
てコンピュータへウィルス汚染を防ぐためのソフトウェ
ア(ワクチンプログラム)では、頻繁に新種ウィルスに
対応したプログラムモジュールのアップデートが行われ
る。
【0005】さらに、たとえば、米国マイクロイソフト
社のエクスプローラ等のWWWブラウザでは、機能強
化、バグ解消のために頻繁にアップデートが行われる
し、また次世代製品への全面的な変更(バージョンアッ
プ)が行われることがある。
社のエクスプローラ等のWWWブラウザでは、機能強
化、バグ解消のために頻繁にアップデートが行われる
し、また次世代製品への全面的な変更(バージョンアッ
プ)が行われることがある。
【0006】従来、上記のようなバージョンアップやア
ップデートは、ユーザが適宜、インターネット上のソ
フトウェア販売会社のホームページを閲覧して、ユーザ
の意思によりバージョンアップやアップデートを行う
し、ワクチンプログラムやWWWブラウザではの場合
には、ワクチンプログラムに付属するタイマープログラ
ムが、一定期間ごとに、アップデート用のサーバーへの
アクセスをコンピュータのユーザに促し、当該ユーザは
これに応えてバージョンアップやアップデートを行う。
ップデートは、ユーザが適宜、インターネット上のソ
フトウェア販売会社のホームページを閲覧して、ユーザ
の意思によりバージョンアップやアップデートを行う
し、ワクチンプログラムやWWWブラウザではの場合
には、ワクチンプログラムに付属するタイマープログラ
ムが、一定期間ごとに、アップデート用のサーバーへの
アクセスをコンピュータのユーザに促し、当該ユーザは
これに応えてバージョンアップやアップデートを行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の場合
には、ユーザは、ソフトウェア販売会社のホームページ
の閲覧を懈怠することが多いし、また上記の場合に
は、アップデート用のサーバーへのアクセスにより、コ
ンピュータのパフォーマンスが低下してしまうため、こ
れによりユーザはアップデートをあきらめてしまう場合
が多い。
には、ユーザは、ソフトウェア販売会社のホームページ
の閲覧を懈怠することが多いし、また上記の場合に
は、アップデート用のサーバーへのアクセスにより、コ
ンピュータのパフォーマンスが低下してしまうため、こ
れによりユーザはアップデートをあきらめてしまう場合
が多い。
【0008】本発明は上記の問題を解決するために提案
されたものであって、アプリケーションプログラム等の
オンラインによるインストールまたはアップデートをす
るに際して、コンピュータの電源がオフの場合に、自動
的に当該電源を立ち上げて、前記インストールまたはア
ップデートを行うことができる自動アクセスシステムに
関する。
されたものであって、アプリケーションプログラム等の
オンラインによるインストールまたはアップデートをす
るに際して、コンピュータの電源がオフの場合に、自動
的に当該電源を立ち上げて、前記インストールまたはア
ップデートを行うことができる自動アクセスシステムに
関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記したように、従来の
インターネット等を介して行われる、オンラインによる
ソフトウェアのインストールやアップデートは、ホスト
装置とユーザとのインタラクティブなやり取りに基づく
ことを前提としている。本発明者は、コンピュータの電
源がオフのときには、上記インストールやアップデート
ができないという事実を踏まえた上で、種々の検討を行
い、ホスト装置がインストールやアップデートを行う場
合には何らかの手段によりコンピュータの電源をオンす
ることで、上記インストールやアップデートを行えば、
ユーザにとっての煩わしさもなく、コンピュータは健全
な状態を維持できる、との知見を得て本発明をなすに至
った。
インターネット等を介して行われる、オンラインによる
ソフトウェアのインストールやアップデートは、ホスト
装置とユーザとのインタラクティブなやり取りに基づく
ことを前提としている。本発明者は、コンピュータの電
源がオフのときには、上記インストールやアップデート
ができないという事実を踏まえた上で、種々の検討を行
い、ホスト装置がインストールやアップデートを行う場
合には何らかの手段によりコンピュータの電源をオンす
ることで、上記インストールやアップデートを行えば、
ユーザにとっての煩わしさもなく、コンピュータは健全
な状態を維持できる、との知見を得て本発明をなすに至
った。
【0010】すなわち、本発明は、ネットワークアクセ
スタイプの自動アクセスシステムにかかるもので、複数
のコンピュータと、当該複数のコンピュータ(以下、
「端末コンピュータ」と言う)にネットワークを介して
接続された、少なくとも1つのホスト装置とからなり、
ホスト装置は、端末コンピュータの電源がオンしている
か、オフしているかにかかわらず、当該端末コンピュー
タにアクセスして、当該コンピュータにプログラムをイ
ンストールし、または、端末コンピュータにインストー
ルされたプログラムをアップデートする。
スタイプの自動アクセスシステムにかかるもので、複数
のコンピュータと、当該複数のコンピュータ(以下、
「端末コンピュータ」と言う)にネットワークを介して
接続された、少なくとも1つのホスト装置とからなり、
ホスト装置は、端末コンピュータの電源がオンしている
か、オフしているかにかかわらず、当該端末コンピュー
タにアクセスして、当該コンピュータにプログラムをイ
ンストールし、または、端末コンピュータにインストー
ルされたプログラムをアップデートする。
【0011】端末コンピュータにはネットワーク接続手
段が設けられ、当該ネットワーク接続手段は、端末コン
ピュータ電源オン・オフ回路(以下、単に「電源オン・
オフ回路」と言う)を有する。ホスト装置が、端末コン
ピュータにアクセス要求をしたときに、端末コンピュー
タの電源がユーザによりオンされているは、ホスト装置
が、プログラムのインストール、またはアップデートを
ユーザインタフェースからの許可を待って行う。また、
ホスト装置が、端末コンピュータにアクセス要求をした
ときに、端末コンピュータの電源がオフのときは、電源
オン・オフ回路は、前記端末コンピュータの電源をオン
として、当該端末コンピュータがアクセス可能な状態と
なったときに、ホスト装置が、プログラムのインストー
ル、またはアップデートを所定シーケンスにしたがって
行う。このシーケンスを記載したファイルは、たとえば
プログラムのインストールやアップデートに先立って作
成されてもよいし、予め作成されてホスト装置または端
末装置の所定フォルダ(あるいはディレクトリ)に置か
れていてもよい。
段が設けられ、当該ネットワーク接続手段は、端末コン
ピュータ電源オン・オフ回路(以下、単に「電源オン・
オフ回路」と言う)を有する。ホスト装置が、端末コン
ピュータにアクセス要求をしたときに、端末コンピュー
タの電源がユーザによりオンされているは、ホスト装置
が、プログラムのインストール、またはアップデートを
ユーザインタフェースからの許可を待って行う。また、
ホスト装置が、端末コンピュータにアクセス要求をした
ときに、端末コンピュータの電源がオフのときは、電源
オン・オフ回路は、前記端末コンピュータの電源をオン
として、当該端末コンピュータがアクセス可能な状態と
なったときに、ホスト装置が、プログラムのインストー
ル、またはアップデートを所定シーケンスにしたがって
行う。このシーケンスを記載したファイルは、たとえば
プログラムのインストールやアップデートに先立って作
成されてもよいし、予め作成されてホスト装置または端
末装置の所定フォルダ(あるいはディレクトリ)に置か
れていてもよい。
【0012】端末コンピュータの電源がオフの場合、電
源オン・オフ回路はアクティブ状態を保持し、またはホ
スト装置からの特定信号の受信によりインアクティブ状
態からアクティブ状態に変化する。端末コンピュータの
電源がオフの場合において、電源オン・オフ回路は、ホ
スト装置が送信するアクセス要求情報に含まれるキー
が、自己のレジスタに登録したキーと一致するか否かを
判別して、アクセス要求情報に含まれるキーとレジスタ
に登録したキーとが一致するときに、端末コンピュータ
の電源をオンすることができる。キーの一致判断は、外
部からの不法アクセス等に対する第一次の障壁となる。
キーは、端末コンピュータが、予めホスト装置に与えて
おくことが好ましい。
源オン・オフ回路はアクティブ状態を保持し、またはホ
スト装置からの特定信号の受信によりインアクティブ状
態からアクティブ状態に変化する。端末コンピュータの
電源がオフの場合において、電源オン・オフ回路は、ホ
スト装置が送信するアクセス要求情報に含まれるキー
が、自己のレジスタに登録したキーと一致するか否かを
判別して、アクセス要求情報に含まれるキーとレジスタ
に登録したキーとが一致するときに、端末コンピュータ
の電源をオンすることができる。キーの一致判断は、外
部からの不法アクセス等に対する第一次の障壁となる。
キーは、端末コンピュータが、予めホスト装置に与えて
おくことが好ましい。
【0013】前記コンピュータの電源がオフのときに、
前記ホスト装置が、前記コンピュータにアクセスして前
記インストールまたは前記アップデートを行う場合に
は、端末コンピュータに予め用意されたインストール・
アップデート許可ファイルを参照して、当該インストー
ル・アップデート許可ファイルに記載された、インスト
ール・アップデート情報(インストールプログラムやア
ップデートプログラムの種類、インストールランクまた
はアップデートランク、既存モジュール上書き許可・不
許可情報等)を参照して前記シーケンスを実行すること
ができる。
前記ホスト装置が、前記コンピュータにアクセスして前
記インストールまたは前記アップデートを行う場合に
は、端末コンピュータに予め用意されたインストール・
アップデート許可ファイルを参照して、当該インストー
ル・アップデート許可ファイルに記載された、インスト
ール・アップデート情報(インストールプログラムやア
ップデートプログラムの種類、インストールランクまた
はアップデートランク、既存モジュール上書き許可・不
許可情報等)を参照して前記シーケンスを実行すること
ができる。
【0014】インストール・アップデート情報には、即
時インストール・アップデート実行情報または非即時イ
ンストール・アップデート実行情報を記載することがで
きる。
時インストール・アップデート実行情報または非即時イ
ンストール・アップデート実行情報を記載することがで
きる。
【0015】端末コンピュータの電源がオフのときに、
ホスト装置が、端末コンピュータにアクセスしてインス
トールまたはアップデートを行う場合には、即時インス
トール・アップデート実行情報を参照して、即時インス
トール・アップデートを行うことができる。これらの場
合には、インストールまたはアップデートの履歴ファイ
ルを保存するとともに、即時インストールまたはアップ
デート前の状態に端末コンピュータを戻すための復帰プ
ログラムを内蔵することができる。
ホスト装置が、端末コンピュータにアクセスしてインス
トールまたはアップデートを行う場合には、即時インス
トール・アップデート実行情報を参照して、即時インス
トール・アップデートを行うことができる。これらの場
合には、インストールまたはアップデートの履歴ファイ
ルを保存するとともに、即時インストールまたはアップ
デート前の状態に端末コンピュータを戻すための復帰プ
ログラムを内蔵することができる。
【0016】ホスト装置は、アクセス要求をした端末コ
ンピュータの電源が当初オフで、当該コンピュータの電
源オン・オフ回路が電源をオンとした場合には、非即時
インストール・アップデート実行情報を参照して、端末
コンピュータの所定領域にインストール・アップデート
プログラム群を格納し、端末コンピュータの起動時画面
に、インストール・アップデートメニューの表示を行う
ことができる。これにより、ユーザは、インストール・
アップデートプログラム群のダウンロードを、コンピュ
ータを使用しないはずの期間に行うことができる。
ンピュータの電源が当初オフで、当該コンピュータの電
源オン・オフ回路が電源をオンとした場合には、非即時
インストール・アップデート実行情報を参照して、端末
コンピュータの所定領域にインストール・アップデート
プログラム群を格納し、端末コンピュータの起動時画面
に、インストール・アップデートメニューの表示を行う
ことができる。これにより、ユーザは、インストール・
アップデートプログラム群のダウンロードを、コンピュ
ータを使用しないはずの期間に行うことができる。
【0017】また、端末コンピュータの電源がオフのと
きに、ホスト装置が、端末コンピュータにアクセスして
インストールまたはアップデートを行った場合には、電
源オン・オフ回路は、インストールまたはアップデート
が終了したときは、端末コンピュータのオペレーション
システムを終了させるとともに、電源をオフとすること
ができる。
きに、ホスト装置が、端末コンピュータにアクセスして
インストールまたはアップデートを行った場合には、電
源オン・オフ回路は、インストールまたはアップデート
が終了したときは、端末コンピュータのオペレーション
システムを終了させるとともに、電源をオフとすること
ができる。
【0018】さらに、端末コンピュータの電源がオフの
ときに、ホスト装置が、端末コンピュータにアクセスし
てインストールまたはアップデートを行った場合には、
ホスト装置が当該コンピュータにアクセスし電源がオン
となった後に、当該コンピュータをユーザが操作したと
きは、電源オン・オフ回路は、当該端末コンピュータの
オペレーションシステムを終了させずに、かつ電源をオ
フとしないようにすることができる。
ときに、ホスト装置が、端末コンピュータにアクセスし
てインストールまたはアップデートを行った場合には、
ホスト装置が当該コンピュータにアクセスし電源がオン
となった後に、当該コンピュータをユーザが操作したと
きは、電源オン・オフ回路は、当該端末コンピュータの
オペレーションシステムを終了させずに、かつ電源をオ
フとしないようにすることができる。
【0019】ホスト装置は、それぞれの端末コンピュー
タへのアクセス時間帯が記載されたアクセス管理ファイ
ルを有し、ホスト装置はアクセス管理ファイルに記載さ
れた時間帯に各端末コンピュータにアクセスするように
できる。この場合、端末コンピュータが、スケジュール
テーブルを保有し、複数のプログラムについてのインス
トールまたはアップデートの時刻が各プログラムで重複
しないように各ホスト装置に自己の端末コンピュータへ
のアクセス時期を指示することができる。
タへのアクセス時間帯が記載されたアクセス管理ファイ
ルを有し、ホスト装置はアクセス管理ファイルに記載さ
れた時間帯に各端末コンピュータにアクセスするように
できる。この場合、端末コンピュータが、スケジュール
テーブルを保有し、複数のプログラムについてのインス
トールまたはアップデートの時刻が各プログラムで重複
しないように各ホスト装置に自己の端末コンピュータへ
のアクセス時期を指示することができる。
【0020】本発明では、ホスト装置がコンピュータに
アクセスする際に、通信プログラムを起動するようにも
できるし、コンピュータに通信プログラムを常駐させて
おくこともできる。
アクセスする際に、通信プログラムを起動するようにも
できるし、コンピュータに通信プログラムを常駐させて
おくこともできる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の自動アクセスシス
テムの概要を示す説明図である。図1において、端末コ
ンピュータ1(同図においては1つのみを示す)は、ネ
ットワーク100を介してホスト装置2に接続されてい
る。
テムの概要を示す説明図である。図1において、端末コ
ンピュータ1(同図においては1つのみを示す)は、ネ
ットワーク100を介してホスト装置2に接続されてい
る。
【0022】本実施形態では、端末コンピュータ1が起
動した状態では通信プログラムが常駐している。また、
端末コンピュータ1(マザーボードを符号11で、ディ
スプレイを符号12で示す)には、汎用のターミナルア
ダプタ3が内蔵されている。ターミナルアダプタ3に
は、電源オン・オフ回路4が接続されている。
動した状態では通信プログラムが常駐している。また、
端末コンピュータ1(マザーボードを符号11で、ディ
スプレイを符号12で示す)には、汎用のターミナルア
ダプタ3が内蔵されている。ターミナルアダプタ3に
は、電源オン・オフ回路4が接続されている。
【0023】図2に示すように、電源オン・オフ回路4
の信号出力端子41は、端末コンピュータ1のマザーボ
ード11上の電源投入用ジャンパピン111に接続さ
れ、電源オン・オフ回路4の信号入力端子42は、端末
コンピュータ1のマザーボード11上のインジケート用
ジャンパピン112に接続されている。図2では、信号
出力端子41は、端末コンピュータ1の電源スイッチ1
2の信号端子121と並列に接続され、信号入力端子4
2は、端末コンピュータ1の電源インジケータ13の信
号端子131と並列に接続されている。また、電源オン
・オフ回路4の電源端子43は、端末コンピュータ1の
メイン電源14に接続されている。なお、図1では、本
発明の実施形態の理解に必要な構成要素のみを示してあ
り、CPU等の構成要素についての図示はしていない。
の信号出力端子41は、端末コンピュータ1のマザーボ
ード11上の電源投入用ジャンパピン111に接続さ
れ、電源オン・オフ回路4の信号入力端子42は、端末
コンピュータ1のマザーボード11上のインジケート用
ジャンパピン112に接続されている。図2では、信号
出力端子41は、端末コンピュータ1の電源スイッチ1
2の信号端子121と並列に接続され、信号入力端子4
2は、端末コンピュータ1の電源インジケータ13の信
号端子131と並列に接続されている。また、電源オン
・オフ回路4の電源端子43は、端末コンピュータ1の
メイン電源14に接続されている。なお、図1では、本
発明の実施形態の理解に必要な構成要素のみを示してあ
り、CPU等の構成要素についての図示はしていない。
【0024】図1において、電源オン・オフ回路4に
は、送受信回路44とキー照合用回路45が内蔵されて
いる。このキー照合用回路44に内蔵された不揮発性メ
モリ(本発明におけるレジスタ)には、ユーザが設定し
たキーが書き込まれており、ホスト装置2からの接続要
求(本発明におけるアクセス要求)CNNCT_REQ
に含まれるキーとの照合を行うことができる。
は、送受信回路44とキー照合用回路45が内蔵されて
いる。このキー照合用回路44に内蔵された不揮発性メ
モリ(本発明におけるレジスタ)には、ユーザが設定し
たキーが書き込まれており、ホスト装置2からの接続要
求(本発明におけるアクセス要求)CNNCT_REQ
に含まれるキーとの照合を行うことができる。
【0025】端末コンピュータ1の記憶装置15には、
インストール・アップデート許可ファイル51、アクセ
ス管理ファイル52、シーケンスファイル(ネットワー
ク接続シーケンスCNNCT_SEQ_1,アップデー
ト開始シーケンスUP_START_SEQ_1を含
む)53が格納されている。
インストール・アップデート許可ファイル51、アクセ
ス管理ファイル52、シーケンスファイル(ネットワー
ク接続シーケンスCNNCT_SEQ_1,アップデー
ト開始シーケンスUP_START_SEQ_1を含
む)53が格納されている。
【0026】ホスト装置2の記憶装置21には、アクセ
ススケジューラ61が内蔵されており、これには端末コ
ンピュータ1へのアクセス時期が記載されている。この
アクセス時期は、端末コンピュータ1のユーザにより指
定されている。また、ホスト装置2の記憶装置21に
も、端末コンピュータ1の記憶装置15と同様、アクセ
ス管理ファイル62、シーケンスファイル63(ネット
ワーク接続シーケンスCNNCT_SEQ_2を含む)
が用意されている。
ススケジューラ61が内蔵されており、これには端末コ
ンピュータ1へのアクセス時期が記載されている。この
アクセス時期は、端末コンピュータ1のユーザにより指
定されている。また、ホスト装置2の記憶装置21に
も、端末コンピュータ1の記憶装置15と同様、アクセ
ス管理ファイル62、シーケンスファイル63(ネット
ワーク接続シーケンスCNNCT_SEQ_2を含む)
が用意されている。
【0027】図3,図4および図5は、図1に示す自動
アクセスシステムの処理を示すフローチャートである。
アクセスシステムの処理を示すフローチャートである。
【0028】図3および図4は、アップデート開始まで
を示している。ホスト装置2は、端末コンピュータ1に
アクセスすべき時刻を、アクセススケジューラ61によ
り監視し、アクセスすべき時刻になると、端末コンピュ
ータ1の電源オン・オフ回路4に接続要求CNNCT_
REQを発行する(S110)。このアクセス時刻は、
ユーザそれぞれが、複数のホスト装置について重複しな
いように、図示しないスケジュールテーブルに記載され
ている。
を示している。ホスト装置2は、端末コンピュータ1に
アクセスすべき時刻を、アクセススケジューラ61によ
り監視し、アクセスすべき時刻になると、端末コンピュ
ータ1の電源オン・オフ回路4に接続要求CNNCT_
REQを発行する(S110)。このアクセス時刻は、
ユーザそれぞれが、複数のホスト装置について重複しな
いように、図示しないスケジュールテーブルに記載され
ている。
【0029】電源オン・オフ回路4はCNNCT_RE
Qを受け取ると、キー照合用回路45に、CNNCT_
REQに含まれるキーと、当該キー照合用回路45の不
揮発性メモリ内のキーとを照合させる(S120)。上
記2つのキーが一致しない場合は、キー照合用回路45
はホスト装置2に接続要求拒否CNNCT_UNACK
を出力し(S130)、S110に処理を戻す。上記2
つのキーが一致した場合には、端末コンピュータ1は、
接続要求承認CNNCT_ACKを出力する。このCN
NCT_ACKには、電源オン・オフ情報ON_OFF
_INFが付属する。ホスト装置2は、この接続要求承
認CNNCT_ACKを参照して、端末コンピュータ1
がオフか否かを判断する(S140)。電源オン・オフ
情報ON_OFF_INFには、キー照合用回路45が
マザーボード11上の電源投入用ジャンパピン111に
電源オン信号を送出したか否かの情報が含まれており、
ホスト装置2は、端末コンピュータ1に接続要求CNN
CT_REQの送出時に、当該端末コンピュータ1がオ
ンであったかオフであったかを知ることができる。
Qを受け取ると、キー照合用回路45に、CNNCT_
REQに含まれるキーと、当該キー照合用回路45の不
揮発性メモリ内のキーとを照合させる(S120)。上
記2つのキーが一致しない場合は、キー照合用回路45
はホスト装置2に接続要求拒否CNNCT_UNACK
を出力し(S130)、S110に処理を戻す。上記2
つのキーが一致した場合には、端末コンピュータ1は、
接続要求承認CNNCT_ACKを出力する。このCN
NCT_ACKには、電源オン・オフ情報ON_OFF
_INFが付属する。ホスト装置2は、この接続要求承
認CNNCT_ACKを参照して、端末コンピュータ1
がオフか否かを判断する(S140)。電源オン・オフ
情報ON_OFF_INFには、キー照合用回路45が
マザーボード11上の電源投入用ジャンパピン111に
電源オン信号を送出したか否かの情報が含まれており、
ホスト装置2は、端末コンピュータ1に接続要求CNN
CT_REQの送出時に、当該端末コンピュータ1がオ
ンであったかオフであったかを知ることができる。
【0030】端末コンピュータ1がオフのときは、キー
照合用回路45はマザーボード11上の電源投入用ジャ
ンパピン111に電源オン信号を送出し(S150)、
送受信回路44は、電源オン・オフ情報ON_OFF_
INFをホスト装置2に返す。
照合用回路45はマザーボード11上の電源投入用ジャ
ンパピン111に電源オン信号を送出し(S150)、
送受信回路44は、電源オン・オフ情報ON_OFF_
INFをホスト装置2に返す。
【0031】ホスト装置2は、電源オン・オフ情報ON
_OFF_INFに、接続要求時に電源オフであった旨
の情報(オン・オフ電源回路4にCNNCT_REQを
送出したときに当該端末コンピュータ1がオフであった
旨の情報)が含まれるときは、所定時間の待機(本実施
形態では、待機の始期は電源オン・オフ情報ON_OF
F_INFを受信時)の後に、すなわち電源オン・オフ
回路4による端末コンピュータ1の起動が終了したと予
想される時間経過後に、シーケンスファイル63に書き
込まれたネットワーク接続シーケンスCNNCT_SE
Q_2の実行を開始する(S160)。アクセス管理フ
ァイル52には、端末コンピュータ1の電源がオフのと
きに電源オン・オフ回路4により端末コンピュータ1が
起動したことを示す履歴が残される(S170)。ホス
ト装置2は、端末コンピュータ1とネットワーク接続し
たか否かを判断する(S180)。ネットワーク接続し
ないとき(たとえば、キーが異なるときや、電源オン・
オフ回路4の電源自体がオフとなっているとき)は、処
理をS110に戻す。
_OFF_INFに、接続要求時に電源オフであった旨
の情報(オン・オフ電源回路4にCNNCT_REQを
送出したときに当該端末コンピュータ1がオフであった
旨の情報)が含まれるときは、所定時間の待機(本実施
形態では、待機の始期は電源オン・オフ情報ON_OF
F_INFを受信時)の後に、すなわち電源オン・オフ
回路4による端末コンピュータ1の起動が終了したと予
想される時間経過後に、シーケンスファイル63に書き
込まれたネットワーク接続シーケンスCNNCT_SE
Q_2の実行を開始する(S160)。アクセス管理フ
ァイル52には、端末コンピュータ1の電源がオフのと
きに電源オン・オフ回路4により端末コンピュータ1が
起動したことを示す履歴が残される(S170)。ホス
ト装置2は、端末コンピュータ1とネットワーク接続し
たか否かを判断する(S180)。ネットワーク接続し
ないとき(たとえば、キーが異なるときや、電源オン・
オフ回路4の電源自体がオフとなっているとき)は、処
理をS110に戻す。
【0032】ホスト装置2が、端末コンピュータ1とネ
ットワーク接続したときは、アップデート開始シーケン
スUP_START_SEQ_1に移行する(S19
0)。ホスト装置2は、S140において、端末コンピ
ュータ1の電源がオンのときは、ネットワーク接続シー
ケンスCNNCT_SEQ_1を実行し、ネットワーク
接続する(S200)。
ットワーク接続したときは、アップデート開始シーケン
スUP_START_SEQ_1に移行する(S19
0)。ホスト装置2は、S140において、端末コンピ
ュータ1の電源がオンのときは、ネットワーク接続シー
ケンスCNNCT_SEQ_1を実行し、ネットワーク
接続する(S200)。
【0033】ホスト装置2は、端末コンピュータ1の電
源のオンが、ユーザにより行われたのか、他のホスト装
置がアクセスすることにより行われたのかを、アクセス
管理ファイル52への書き込みを参照することで判断す
る(S210)。
源のオンが、ユーザにより行われたのか、他のホスト装
置がアクセスすることにより行われたのかを、アクセス
管理ファイル52への書き込みを参照することで判断す
る(S210)。
【0034】端末コンピュータ1の電源のオンが、ユー
ザにより行われたときは、ホスト装置2は、端末コンピ
ュータ1のディスプレイ12にアップデート開始許可メ
ッセージを表示させ、ユーザ許可を求める(S22
0)。ホスト装置2は、端末コンピュータ1に、ユーザ
許可があったか否かを判断させる(S230)。ユーザ
許可があったときは、端末コンピュータ1は、ホスト装
置2にユーザ許可を発行する(S240)。ユーザ許可
がないときは、ホスト装置2は、ネットワーク接続を切
断(アクセスを中止)し。S110に処理を戻す(S2
50)。
ザにより行われたときは、ホスト装置2は、端末コンピ
ュータ1のディスプレイ12にアップデート開始許可メ
ッセージを表示させ、ユーザ許可を求める(S22
0)。ホスト装置2は、端末コンピュータ1に、ユーザ
許可があったか否かを判断させる(S230)。ユーザ
許可があったときは、端末コンピュータ1は、ホスト装
置2にユーザ許可を発行する(S240)。ユーザ許可
がないときは、ホスト装置2は、ネットワーク接続を切
断(アクセスを中止)し。S110に処理を戻す(S2
50)。
【0035】S155において、当該コンピュータの電
源がユーザによりオンされていないときは、他のホスト
装置が端末コンピュータ1にすでにアクセスしているこ
とにより端末コンピュータ1の電源がオンとなっている
のか否かを判断する(S260)。他のホスト装置が端
末コンピュータ1にすでにアクセスしていることにより
端末コンピュータ1の電源がオンとなっているときに
は、S280に処理を渡す。
源がユーザによりオンされていないときは、他のホスト
装置が端末コンピュータ1にすでにアクセスしているこ
とにより端末コンピュータ1の電源がオンとなっている
のか否かを判断する(S260)。他のホスト装置が端
末コンピュータ1にすでにアクセスしていることにより
端末コンピュータ1の電源がオンとなっているときに
は、S280に処理を渡す。
【0036】他のホスト装置が端末コンピュータ2にア
クセスしていないときには、アップデート開始シーケン
スUP_START_SEQ_1に移行する(S27
0)。
クセスしていないときには、アップデート開始シーケン
スUP_START_SEQ_1に移行する(S27
0)。
【0037】他のホスト装置が端末コンピュータ1にす
でにアクセスしていることにより前記コンピュータの電
源がオンとなっている場合には、所定時間の待機の後、
アップデート開始シーケンスUP_START_SEQ
_1に移行する(S280)。
でにアクセスしていることにより前記コンピュータの電
源がオンとなっている場合には、所定時間の待機の後、
アップデート開始シーケンスUP_START_SEQ
_1に移行する(S280)。
【0038】図5は、アップデート開始シーケンスUP
_START_SEQ_1を示すフローチャートであ
る。なお、ここでの処理は、端末コンピュータ1が行
う。
_START_SEQ_1を示すフローチャートであ
る。なお、ここでの処理は、端末コンピュータ1が行
う。
【0039】インストール・アップデート許可ファイル
51には、ユーザがアップデートを許可している場合に
は、その旨の書き込みがなされる。本実施形態では、当
該許可の書き込みがなされているものとする。
51には、ユーザがアップデートを許可している場合に
は、その旨の書き込みがなされる。本実施形態では、当
該許可の書き込みがなされているものとする。
【0040】端末コンピュータ1は、アップデートのバ
ージョンUP_VERが、アップデートの対象となるプ
ログラムのバージョンよりも新しいか否かを調べ、アッ
プデートのバージョンUP_VERがプログラムのバー
ジョンより新しいかを判断する(S310)。アップデ
ートのバージョンUP_VERが、アップデートの対象
となるプログラムのバージョンと同じか、古いときに
は、端末コンピュータ1は、ネットワーク切断シーケン
スLINE_OFF_SEQ(通信プログラムに含まれ
るもので、図示はしない)を実行し(S320)、処理
をS110に戻す。また、アップデートのバージョンU
P_VERが、アップデートの対象となるプログラムの
バージョンよりも新しいときは、アップデートシーケン
スUP_START_SEQ_1を実行する(S33
0)。
ージョンUP_VERが、アップデートの対象となるプ
ログラムのバージョンよりも新しいか否かを調べ、アッ
プデートのバージョンUP_VERがプログラムのバー
ジョンより新しいかを判断する(S310)。アップデ
ートのバージョンUP_VERが、アップデートの対象
となるプログラムのバージョンと同じか、古いときに
は、端末コンピュータ1は、ネットワーク切断シーケン
スLINE_OFF_SEQ(通信プログラムに含まれ
るもので、図示はしない)を実行し(S320)、処理
をS110に戻す。また、アップデートのバージョンU
P_VERが、アップデートの対象となるプログラムの
バージョンよりも新しいときは、アップデートシーケン
スUP_START_SEQ_1を実行する(S33
0)。
【0041】端末コンピュータ1は、電源のオンが、ユ
ーザにより行われたのか、他のホスト装置がアクセスす
ることにより行われたのかを、アクセス管理ファイル5
2への書き込みを参照することで判断し(S340)、
端末コンピュータ1の電源のオンが、ユーザにより行わ
れた場合には、端末コンピュータ1は、ホスト装置2と
のネットワークの切断を行い、S110に処理を戻す
(S350)。
ーザにより行われたのか、他のホスト装置がアクセスす
ることにより行われたのかを、アクセス管理ファイル5
2への書き込みを参照することで判断し(S340)、
端末コンピュータ1の電源のオンが、ユーザにより行わ
れた場合には、端末コンピュータ1は、ホスト装置2と
のネットワークの切断を行い、S110に処理を戻す
(S350)。
【0042】また、他のホスト装置からのアクセスがあ
ったか否かを、アクセス管理ファイル52への書き込み
を参照することで判断し、アクセスがあった場合には、
端末コンピュータ1は、ホスト装置2とのネットワーク
の切断を行い(S360)、S110に処理を戻す。端
末コンピュータ1の電源のオンが、他のホスト装置がア
クセスすることにより行われた場合には、ユーザが端末
コンピュータ1の操作を行ったか否かをアクセス管理フ
ァイル52を参照して判断する(S370)。ユーザが
端末コンピュータ1の操作を行っている場合には、S3
50に処理を渡す。すなわち、端末コンピュータ1は、
ホスト装置2とのネットワークの切断を行い、S110
に処理を戻す。ユーザが端末コンピュータ1の操作を行
っていない場合には、オペレーションシステム(OS)
を終了して、端末コンピュータ1の電源をオフする(S
380)。
ったか否かを、アクセス管理ファイル52への書き込み
を参照することで判断し、アクセスがあった場合には、
端末コンピュータ1は、ホスト装置2とのネットワーク
の切断を行い(S360)、S110に処理を戻す。端
末コンピュータ1の電源のオンが、他のホスト装置がア
クセスすることにより行われた場合には、ユーザが端末
コンピュータ1の操作を行ったか否かをアクセス管理フ
ァイル52を参照して判断する(S370)。ユーザが
端末コンピュータ1の操作を行っている場合には、S3
50に処理を渡す。すなわち、端末コンピュータ1は、
ホスト装置2とのネットワークの切断を行い、S110
に処理を戻す。ユーザが端末コンピュータ1の操作を行
っていない場合には、オペレーションシステム(OS)
を終了して、端末コンピュータ1の電源をオフする(S
380)。
【0043】上記の実施形態では、プログラムの即時ア
ップデートを行う場合を例に説明するが、当業者であれ
ば当然に、プログラムの非即時インストールを行う場合
に適用できることは容易に理解できることは明らかであ
る。非俗事アップデートの場合には、アップデートの実
行プログラムを、ホスト装置2から端末コンピュータ1
にダウンロードしておき、ユーザが端末コンピュータ1
を起動したときに、当該ダウンロードリストをディスプ
レイに表示し、アップデートを当該ユーザに促すように
する。非即時アップデートの場合には、ダウンロードは
ユーザが端末装置を使用していないときに行うことがで
きるので、ユーザはダウンロードの時間的な煩わしさか
ら解放される。
ップデートを行う場合を例に説明するが、当業者であれ
ば当然に、プログラムの非即時インストールを行う場合
に適用できることは容易に理解できることは明らかであ
る。非俗事アップデートの場合には、アップデートの実
行プログラムを、ホスト装置2から端末コンピュータ1
にダウンロードしておき、ユーザが端末コンピュータ1
を起動したときに、当該ダウンロードリストをディスプ
レイに表示し、アップデートを当該ユーザに促すように
する。非即時アップデートの場合には、ダウンロードは
ユーザが端末装置を使用していないときに行うことがで
きるので、ユーザはダウンロードの時間的な煩わしさか
ら解放される。
【0044】
【発明の効果】アプリケーションプログラム等のオンラ
インによるインストールまたはアップデートをするに際
して、コンピュータの電源がオフの場合であっても、自
動的に当該電源を立ち上げて、前記インストールまたは
アップデートを行うことができる。また、アップデート
用のサーバーへのアクセスにより、コンピュータのパフ
ォーマンスが低下してしまうという不都合は生じない。
インによるインストールまたはアップデートをするに際
して、コンピュータの電源がオフの場合であっても、自
動的に当該電源を立ち上げて、前記インストールまたは
アップデートを行うことができる。また、アップデート
用のサーバーへのアクセスにより、コンピュータのパフ
ォーマンスが低下してしまうという不都合は生じない。
【図1】本発明の一実施形態を示す全体図である。
【図2】図1における電源オン・オフ回路と端末コンピ
ュータとの接続の詳細を示す図である。
ュータとの接続の詳細を示す図である。
【図3】図1の動作を、アップデートをする場合を例に
示すフローチャートであり、アップデート開始までのス
テップを示す図である。
示すフローチャートであり、アップデート開始までのス
テップを示す図である。
【図4】図1の動作を、アップデートをする場合を例に
示すフローチャートであり、アップデート開始までのス
テップを示す図である。
示すフローチャートであり、アップデート開始までのス
テップを示す図である。
【図5】図1の動作を、アップデートをする場合を例に
示すフローチャートであり、アップデート開始以降のス
テップを示す図である。
示すフローチャートであり、アップデート開始以降のス
テップを示す図である。
1 端末コンピュータ 2 ホスト装置 3 ターミナルアダプタ 4 電源オン・オフ回路 11 マザーボード 12 電源スイッチ 13 電源インジケータ 14 メイン電源 15,21 記憶装置 41 信号出力端子 42 信号入力端子 43 電源端子 44 送受信回路 45 キー照合用回路 51 インストール・アップデート許可ファイル 52,62 アクセス管理ファイル 53,63 シーケンスファイル 61 アクセススケジューラ 100 ネットワーク 111 電源投入用ジャンパピン 112 インジケート用ジャンパピン 121 信号端子 131 信号端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 310 G06F 9/06 630B Fターム(参考) 5B011 EA02 EB03 FF04 KK12 KK13 MA13 5B076 BB06 BB14 FB06 5B085 BC00 BE01
Claims (15)
- 【請求項1】 複数のコンピュータと、当該複数のコン
ピュータにネットワークを介して接続された、少なくと
も1つのホスト装置とからなり、 前記ホスト装置が、前記コンピュータにアクセスして、 当該コンピュータにプログラムをインストールし、また
は、 当該コンピュータにインストールされたプログラムをア
ップデートする、ネットワークアクセスタイプの自動ア
クセスシステムであって、 前記複数のコンピュータに設けられるネットワーク接続
手段は、コンピュータ電源オン・オフ回路を有し、 前記ホスト装置が、前記コンピュータにアクセス要求を
した場合において、 当該コンピュータの電源がユーザによりオンされている
ときは、前記ホスト装置が、前記プログラムの前記イン
ストールまたは前記アップデートをユーザインタフェー
スからの許可を待って行い、 当該コンピュータの電源がオフのときは、前記コンピュ
ータ電源オン・オフ回路は、前記コンピュータの電源を
オンとして、当該コンピュータがアクセス可能な状態と
なったときに、前記ホスト装置が、前記プログラムの前
記インストール、または前記アップデートを所定シーケ
ンスにしたがって行う、ことを特徴とする自動アクセス
システム。 - 【請求項2】 前記コンピュータの電源がオフの場合に
おいて、前記コンピュータ電源オン・オフ回路は、アク
ティブ状態を保持し、または前記ホスト装置からの特定
信号の受信によりインアクティブ状態からアクティブ状
態に変化することを特徴とする請求項1に記載の自動ア
クセスシステム。 - 【請求項3】 前記コンピュータの電源がオフの場合に
おいて、前記コンピュータ電源オン・オフ回路は、前記
ホスト装置が送信するアクセス要求情報に含まれるキー
が、自己のレジスタに登録したキーと一致するか否かを
判別して、前記アクセス要求情報に含まれるキーと前記
レジスタに登録したキーとが一致するときに、前記コン
ピュータの電源をオンすることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の自動アクセスシステム。 - 【請求項4】 前記コンピュータは、予め前記ホスト装
置に、前記キーを与えることを特徴とする請求項3に記
載の自動アクセスシステム。 - 【請求項5】 前記ホスト装置が前記コンピュータにア
クセスした場合において、他のホスト装置が当該コンピ
ュータにすでにアクセスしていることにより前記コンピ
ュータの電源がオンとなっているときは、前記ホスト装
置は、前記他のホスト装置が、インストールまたはアッ
プデートを終了するまで、インストールまたはアップデ
ートの停止を行うことを特徴とする請求項1に記載の自
動アクセスシステム。 - 【請求項6】 前記コンピュータの電源がオフのとき
に、前記ホスト装置が、前記コンピュータにアクセスし
て前記インストールまたは前記アップデートを行う場合
において、 当該コンピュータに予め用意された、当該インストール
・アップデート許可ファイルに記載された、インストー
ル・アップデート情報を参照して、前記シーケンスを実
行することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の
自動アクセスシステム。 - 【請求項7】 前記インストール・アップデート情報に
は、即時インストール・アップデート情報が記載され、
前記ホスト装置は、前記コンピュータにアクセスしたと
きに、即時インストール・アップデートを行うことを特
徴とする請求項6に記載の自動アクセスシステム。 - 【請求項8】 前記コンピュータの電源がオフのとき
に、前記ホスト装置が、前記コンピュータにアクセスし
て前記インストールまたは前記アップデートを行う場合
において、 前記コンピュータは、当該インストールまたはアップデ
ートの履歴ファイルを保存するとともに、前記即時イン
ストールまたはアップデートの前の状態に前記コンピュ
ータを戻すことを特徴とする請求項7に記載の自動アク
セスシステム。 - 【請求項9】 前記インストール・アップデート情報に
は、非即時インストール・アップデート情報が記載さ
れ、前記ホスト装置は、前記コンピュータにアクセスし
たときに、前記コンピュータの所定領域にインストール
・アップデートプログラム群を格納し、前記コンピュー
タの起動時画面に、インストール・アップデート実行の
ためのメニュー表示を行うことを特徴とする請求項5ま
たは6に記載の自動アクセスシステム。 - 【請求項10】 前記コンピュータの電源がオフのとき
に、前記ホスト装置が、前記コンピュータにアクセスし
て前記インストールまたは前記アップデートを行った場
合において、 前記コンピュータ電源オン・オフ回路は、前記インスト
ールまたは前記アップデートが終了したときは、前記コ
ンピュータのオペレーションシステムを終了させるとと
もに、前記コンピュータの電源をオフとすることを特徴
とする請求項1〜9の何れかに記載の自動アクセスシス
テム。 - 【請求項11】 前記コンピュータの電源がオフのと
きに、前記ホスト装置が、前記コンピュータにアクセス
して前記インストールまたは前記アップデートを行う場
合において、 当該コンピュータをユーザが操作したときは、前記コン
ピュータ電源オン・オフ回路は、当該コンピュータのオ
ペレーションシステムを終了させずに、かつ電源をオフ
としないことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記
載の自動アクセスシステム。 - 【請求項12】 前記ホスト装置は、それぞれのコンピ
ュータへのアクセス時間帯が記載されたアクセス管理フ
ァイルを有し、前記ホスト装置は前記アクセス管理ファ
イルに記載された時間帯に各コンピュータにアクセスす
ることを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の自
動アクセスシステム。 - 【請求項13】 前記コンピュータが、スケジュールテ
ーブルを保有し、複数のプログラムについてのインスト
ールまたはアップデートの時刻が各プログラムで重複し
ないように各ホスト装置に自己へのアクセス時期を指示
することを特徴とする請求項12に記載の自動アクセス
システム。 - 【請求項14】 前記ホスト装置が前記コンピュータに
アクセスする際に、通信プログラムを起動することを特
徴とする請求項1〜13の何れかに記載の自動アクセス
システム。 - 【請求項15】 通信プログラムが常駐してなることを
特徴とする請求項1〜13の何れかに記載の自動アクセ
スシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000241361A JP2002055825A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 自動アクセスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000241361A JP2002055825A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 自動アクセスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002055825A true JP2002055825A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18732558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000241361A Withdrawn JP2002055825A (ja) | 2000-08-09 | 2000-08-09 | 自動アクセスシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002055825A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011003110A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Hitachi Ltd | サービス提供システム |
JP2016110377A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、該装置の制御方法、並びにプログラム |
JP2017537415A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-12-14 | 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. | 電子機器、電子機器のウェイクアップ方法及び装置 |
-
2000
- 2000-08-09 JP JP2000241361A patent/JP2002055825A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011003110A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Hitachi Ltd | サービス提供システム |
JP2016110377A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、該装置の制御方法、並びにプログラム |
US9766877B2 (en) | 2014-12-05 | 2017-09-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus that performs update of firmware, control method for the information processing apparatus, and storage medium |
JP2017537415A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-12-14 | 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. | 電子機器、電子機器のウェイクアップ方法及び装置 |
US10080194B2 (en) | 2015-08-31 | 2018-09-18 | Xiaomi Inc. | Method, device, and computer-readable storage medium for awaking electronic equipment |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071106 |