JP2002055827A

JP2002055827A - ネットワーク接続機器の保守・管理システム

Info

Publication number: JP2002055827A
Application number: JP2000245976A
Authority: JP
Inventors: Koji Morikawa; 功治森川; Akinori Watabe; 昭憲渡部; Katsuhiko Honjo; 克彦本庄; Yuji Azuma; 裕司東
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp; Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp; Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Priority date: 2000-08-14
Filing date: 2000-08-14
Publication date: 2002-02-20

Abstract

(57)【要約】【課題】家庭用ＬＡＮ等に接続された各種のネットワ
ーク接続機器を一括管理して、安価で信頼性の高い迅速
な保守・管理サービスを提供できるようにする。【解決手段】ユーザの家庭用ＬＡＮ４に接続された各
種機器１、２、３において、ルータ１のアップグレード
等の行為が発生したことをルータ製造会社が知ると、
で端末６からネットワーク５を通じて保守・管理サービ
ス会社へ通知する。ユーザ側でアップグレード行為が発
生した場合は、でその結果（成功・失敗）をその機器
から上記サービス会社へ自動的に通知する。サービス会
社は通知された情報から各機器関連の情報データベース
を構築し、その管理ＤＢ１１の内容をＷｅｂサイト９に
提示する。サービス会社では、で端末１０からＷｅｂ
サイト９を閲覧して状況を検討する。Ｗｅｂサイト９
は、端末１０からのみ閲覧できるようにセキュリティを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、会社や家庭内に設
置されたＬＡＮ等のネットワークに接続された各種機器
を保守・管理するビジネスに用いて好適なネットワーク
接続機器の保守・管理システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、一般家庭内においてＰＣ、プリン
タ等の各種機器が設置されるようになり、これらの機器
がＬＡＮ等のネットワークを介して接続されるようにな
ってきている。また、将来のＩＰｖ６の普及に伴い、家
庭用電気機器（テレビ、冷蔵庫、電子レンジ等）へのＩ
Ｐ付与及びネットワークへの接続が推進されることが予
想される。また、ＡＳＰ（アプリケーション・サービス
・プロバイダ）の普及により、インターネットを経由し
たクライアント・サーバ環境が構築されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記のような各種のネ
ットワーク接続機器にインストールされる通信ソフトや
機器制御用ソフトの管理やアップグレードに対応するた
めのメンテナンスは、一般家庭の者にとっては面倒で専
門知識を必要とする作業である。そのため、インストー
ルを怠ったり、インストール失敗でトラブルを引き起こ
したりするなど、ネットワーク接続機器を使用したサー
ビスのメリットを提供できない可能性があった。

【０００４】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、安価で信頼性の高い保守・管理サービスを
迅速に提供することのできるネットワーク接続機器の保
守・管理システムを得ることを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるネットワーク接続機器の保守・管理
システムにおいては、ユーザのネットワーク接続機器に
インストール可能なソフトウェアに関する情報を登録す
るデータベースと、前記データベースに登録された前記
情報を提示するＷｅｂサイトと、前記提示された情報を
前記ネットワーク接続機器のメンテナンス担当者が閲覧
する端末とを設けている。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態による
ネットワーク接続機器の保守・管理システムを示す構成
図であり、ここではサービス・ビジネスに適用した例を
示す。図１において、ユーザの家（仮にＡ氏宅とする）
には、ルータ１、プリンタ２及びサーバ３が設けられ、
これらは家庭用ＬＡＮ４に接続されている。これらのネ
ットワーク接続機器１、２、３には、それぞれＩＰアド
レスとして、ＩＰ１１１１、ＩＰ２２２２、ＩＰ３３３
３が付与されている。

【０００７】上記ＬＡＮ４はルータ１を介して外部のＰ
ＳＴＮ／インターネット等のネットワーク５に接続され
ている。このネットワーク５には、ルータ１の製造会社
の端末６と、プリンタ２の製造会社の端末７と、サーバ
３の製造会社の端末８と、保守・管理サービス会社のセ
キュリティを有するＷｅｂサイト９と、保守・管理サー
ビス会社における各ネットワーク接続機器のメンテナン
ス担当者の端末１０とが接続されている。

【０００８】Ｗｅｂサイト９には、ネットワーク接続機
器の通信用／制御用ソフトウェアとＩＰアドレスを管理
するための管理ＤＢ（データベース）１１が接続されて
いる。この管理ＤＢ１１には、ユーザが所有するネット
ワーク接続機器の種類と、それに必要なソフトウェアの
種類と、ＩＰアドレスが各ユーザ毎に登録されている。

【０００９】次に動作について説明する。ネットワーク
接続機器１、２、３の各製造会社は、自社製品について
ユーザのネットワーク接続機器のアップグレードの行為
が発生したことを知ると、例えば、ルータの製造会社
が、Ａ氏宅においてルータ１のアップグレード等の変更
の行為が発生したことを知ると、のようにその端末６
からネットワーク５を通じて保守・管理サービス会社へ
通知する。また、ユーザ側でアップグレード行為が発生
した場合は、のようにその結果（成功・失敗）をネッ
トワーク接続機器から保守・管理サービス会社へネット
ワークを通じて自動的に通知する。

【００１０】保守・管理サービス会社は、通知された情
報をまとめて、各家庭用ＬＡＮに接続された機器の関連
情報のデータベースを構築する。その管理ＤＢ１１の内
容を特定の閲覧者（メンテナンス担当者）のみが読むこ
とができるセキュリティを有するＷｅｂサイト９に提示
する。

【００１１】そして、保守・管理サービス会社における
例えばルータのメンテナンス担当者は、のように端末
１０からＷｅｂサイト９の情報を閲覧し、その情報に基
づいて状況を検討し、必要に応じてユーザ（Ａ氏宅）を
訪問して保守作業を行う。

【００１２】次に、Ｗｅｂサイト９のセキュリティを得
るための方法について説明する。Ｗｅｂサイト９は、メ
ンテナンス担当者端末１０からのみ閲覧できるように、
例えば次のようなセキュリティ保持方法がとられてい
る。１．アクセスインフラのセキュリティＷＡＮを使ったアクセスには、ワンタイムパスワードで
ＲＡＳ（リモート・アクセス・サーバ）へのアクセスを
規制する。また、コールバック機能の使用を必須とし、
特定通信機器（携帯電話等）からのアクセスのみとす
る。

【００１３】２．Ｗｅｂサーバが設定するセキュリティ認証制御（ＣＨＡＰ認証方式、匿名アクセスを拒否）Ｉ
Ｐアドレス又はアカウント名での制御３．ファイルレベルで設定するセキュリティ例えば、ＤＢにＷｉｎ−ＮＴを使用する場合では、ＮＴ
ＦＳフォーマットでアカウント名でのアクセス制御を行
う。４．暗号化ＳＳＬ，ＦＥＡＬ等５．上記１〜４の組合せ

【００１４】なお、図１における処理部の機能を実現す
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
より保守・管理を行ってもよい。なお、ここでいう「コ
ンピュータシステム」とは、ＯＳや周辺機器等のハード
ウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステ
ム」は、ＷＷＷシステムを利用している場合であれば、
ホームページ提供環境（あるいは表示環境）も含むもの
とする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒
体」とは、フロッピー（登録商標）ディスク、光磁気デ
ィスク、ＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭ等の可搬媒体、コンピュ
ータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置
のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話
回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合
のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内
部の揮発性メモリ（ＲＡＭ）のように、一定時間プログ
ラムを保持しているものも含むものとする。

【００１５】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク（通信網）や電話回線等の通信回
線（通信線）のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル（差分プログラム）であっても良
い。

【００１６】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
人数のメンテナンス担当者等のスキルを有する技術者に
よって、多数のユーザを一括して管理することができる
ので、安価でかつ信頼度の高い保守・管理サービスを提
供することができる。ユーザは、各メーカ又はＡＳＰが
ＩＰ対応家庭用電気機器に提供する多種多様なサービス
を迅速に享受することができる。

【００１７】また、セキュリティの高い閲覧者特定のＷ
ｅｂサイトにネットワーク接続機器情報を提示するの
で、多数のメンテナンス担当者が見たい時に見たい情報
を容易に入手して、入手した情報に基づいて状況を検討
し、適切なタイミングでユーザ宅を訪問して保守を行う
ことができ、ユーザは迅速なサービスを享受できる。ま
た、メンテナンス担当者は、アップグレードがあった場
合など、必要なときにだけ訪問することができ、無駄な
訪問をすることをなくすことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態によるネットワーク接続
機器の保守・管理システムを示す構成図である。

【符号の説明】

１ルータ２プリンタ３サーバ４家庭用ＬＡＮ５ネットワーク６ルータ製造会社の端末７プリンタ製造会社の端末８サーバ製造会社の端末９Ｗｅｂサイト１０メンテナンス担当者端末１１管理データベース

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者本庄克彦東京都新宿区西新宿３丁目19番２号東日本電信電話株式会社内 (72)発明者東裕司東京都新宿区西新宿３丁目19番２号東日本電信電話株式会社内Ｆターム(参考） 5B042 GA12 GA18 JJ02 NN04 5B076 BB06 FB05 FB11 FB20 5B089 JA34 JA35 JB07 KA12 KA17

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ユーザのネットワーク接続機器にインス
トール可能なソフトウェアに関する情報を登録するデー
タベースと、前記データベースに登録された前記情報を提示するＷｅ
ｂサイトと、前記提示された情報を前記ネットワーク接続機器のメン
テナンス担当者が閲覧する端末とを設けたことを特徴と
するネットワーク接続機器の保守・管理システム。
【請求項２】前記ソフトウェアは、通信用ソフトウェ
ア及び／又は制御用ソフトウェアであることを特徴とす
る請求項１記載のネットワーク接続機器の保守・管理シ
ステム。
【請求項３】前記Ｗｅｂサイトは、前記メンテナンス
担当者の端末のみが閲覧できるセキュリティ機能を有す
ることを特徴とする請求項１記載のネットワーク接続機
器の保守・管理システム。
【請求項４】前記ネットワーク接続機器の変更があっ
たことを前記データベースの管理側に通知する通知手段
を設けたことを特徴とする請求項１記載のネットワーク
接続機器の保守・管理システム。