JP2002048817A - プリント配線板の導通検査治具 - Google Patents
プリント配線板の導通検査治具Info
- Publication number
- JP2002048817A JP2002048817A JP2000270784A JP2000270784A JP2002048817A JP 2002048817 A JP2002048817 A JP 2002048817A JP 2000270784 A JP2000270784 A JP 2000270784A JP 2000270784 A JP2000270784 A JP 2000270784A JP 2002048817 A JP2002048817 A JP 2002048817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- board
- inspection jig
- spring
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 検査治具の製作時間の短縮ために、組立作業
の簡素化をする。また、狭ピッチに対応した検査治具を
供給する。 【解決手段】 リード線の接続は接点ボードに予めリベ
ット状の接点を入れ、プランジャーボード、スプリング
ボードなどを組み込んだ状態で最後にリード線のついた
コネクターを接点に差し込む。一方、狭ピッチに対応し
た検査治具は、スプリングと接する接点の位置をずらし
た構造とし、プランジャーのピッチより接点のピッチを
広くした。
の簡素化をする。また、狭ピッチに対応した検査治具を
供給する。 【解決手段】 リード線の接続は接点ボードに予めリベ
ット状の接点を入れ、プランジャーボード、スプリング
ボードなどを組み込んだ状態で最後にリード線のついた
コネクターを接点に差し込む。一方、狭ピッチに対応し
た検査治具は、スプリングと接する接点の位置をずらし
た構造とし、プランジャーのピッチより接点のピッチを
広くした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板製
造における導通検査の検査治具に関するものである。
造における導通検査の検査治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高密度化してきたプリント配線板導通検
査の方法は、より細いプローブを使用しケースを用いず
に、ボードに直接スプリングとプランジャーを組み込
み、狭いピッチに対応してきた。一例として図3に示す
ように、保護ボード(13)、スプリングボード(1
4)、接点ボード(16)の3枚のボードにプランジャ
ー(12)、スプリング(15)、接点(17)を内蔵
している。ここで、スプリングボードにあけられた穴
は、スプリングが自由に可動でき、プランジャーを押し
込んでいる。一方、保護ボード、接点ボードにあけられ
た穴は、スプリングボードにあけられた穴よりも小さ
く、プランジャーと接点がスプリングの反力で外に脱落
しない構造となっている。このときの接点は、リード線
(18)と予め半田付けやカシメなどで接合している。
査の方法は、より細いプローブを使用しケースを用いず
に、ボードに直接スプリングとプランジャーを組み込
み、狭いピッチに対応してきた。一例として図3に示す
ように、保護ボード(13)、スプリングボード(1
4)、接点ボード(16)の3枚のボードにプランジャ
ー(12)、スプリング(15)、接点(17)を内蔵
している。ここで、スプリングボードにあけられた穴
は、スプリングが自由に可動でき、プランジャーを押し
込んでいる。一方、保護ボード、接点ボードにあけられ
た穴は、スプリングボードにあけられた穴よりも小さ
く、プランジャーと接点がスプリングの反力で外に脱落
しない構造となっている。このときの接点は、リード線
(18)と予め半田付けやカシメなどで接合している。
【0003】
【発明が解決使用とする課題】従来のプリント配線板導
通検査において、ピンボードにスプリング、プランジャ
ーを入れ、保護板で押さえる構造の検査治具において、
接点の接点ボードへの組み込みは、接点がすでに接続さ
れているため、リード線を接点ボードの穴に通す作業が
必要であり、かつ単線でなければならず、作業性の良い
一線状に並べられたフラットケーブルを使用することは
できない。これらは、いずれの行程も作業性が悪く時間
のかかるものであった。
通検査において、ピンボードにスプリング、プランジャ
ーを入れ、保護板で押さえる構造の検査治具において、
接点の接点ボードへの組み込みは、接点がすでに接続さ
れているため、リード線を接点ボードの穴に通す作業が
必要であり、かつ単線でなければならず、作業性の良い
一線状に並べられたフラットケーブルを使用することは
できない。これらは、いずれの行程も作業性が悪く時間
のかかるものであった。
【0004】また、高密度化してきたプリント配線板に
対応するため、プランジャー間のピッチが狭くなってき
た場合、図4に示すように例えば0.5mmのプランジ
ャー間ピッチではリード線引き出しのピッチも0.5m
mでプランジャーのピッチとリード線引き出しのピッチ
が同じであった。このためこのピッチに対応した、より
小さなスリーブや細いリード線を使用せざるを得なかっ
た。
対応するため、プランジャー間のピッチが狭くなってき
た場合、図4に示すように例えば0.5mmのプランジ
ャー間ピッチではリード線引き出しのピッチも0.5m
mでプランジャーのピッチとリード線引き出しのピッチ
が同じであった。このためこのピッチに対応した、より
小さなスリーブや細いリード線を使用せざるを得なかっ
た。
【0005】本発明は、従来の技術の安定した導通検査
をそのままにして、作業性の問題点を解決した治具を供
給することを目的とする。
をそのままにして、作業性の問題点を解決した治具を供
給することを目的とする。
【0006】また、高密度化したプリント配線板に対応
した、狭ピッチの検査治具を供給することを目的とす
る。
した、狭ピッチの検査治具を供給することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、従来では接点とリード線をカシメや半田付けなどで
接合したものを先に組み込んでいたが、検査治具全体の
組み込みを完了後にスリーブをつけたリード線を差し込
むため、最初にリード線を入れる場合と比べその作業性
は大きく改善される。
に、従来では接点とリード線をカシメや半田付けなどで
接合したものを先に組み込んでいたが、検査治具全体の
組み込みを完了後にスリーブをつけたリード線を差し込
むため、最初にリード線を入れる場合と比べその作業性
は大きく改善される。
【0008】また、より狭いピッチに対応するために、
プランジャー側は狭ピッチにする。一方、リード線側は
スプリングを受ける接点を可能な範囲でピッチをずら
し、接点を保持する接点ボードは従来のピッチに仕上げ
る。
プランジャー側は狭ピッチにする。一方、リード線側は
スプリングを受ける接点を可能な範囲でピッチをずら
し、接点を保持する接点ボードは従来のピッチに仕上げ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1においてプランジャ
ー(1)を保護板(2)落下防止ボード(3)にて挟み
込む。プランジャーの形状は中間部分の径が両先端の径
よりも大きく、そして保護板、落下防止ボードとも板の
中間で穴の径が異なり、それぞれ径の大きいものを対向
して組み込むことにより、プランジャーを保持すること
ができる。一方、接点ボード(6)接点(7)スプリン
グボード(5)にスプリング(4)と組み合わせたとこ
ろに前述のプランジャーのボードを組み込む。このとき
プランジャーは、ボードの中で上下に自由に動くことが
でき、スプリングの反力により適度な導通を得ることが
できる。また、接点はリード線(9)をつないだコネク
タースリーブ(8)を、治具組み込み後に、治具裏面よ
り差し込むことにより接続される。
づき図面を参照して説明する。図1においてプランジャ
ー(1)を保護板(2)落下防止ボード(3)にて挟み
込む。プランジャーの形状は中間部分の径が両先端の径
よりも大きく、そして保護板、落下防止ボードとも板の
中間で穴の径が異なり、それぞれ径の大きいものを対向
して組み込むことにより、プランジャーを保持すること
ができる。一方、接点ボード(6)接点(7)スプリン
グボード(5)にスプリング(4)と組み合わせたとこ
ろに前述のプランジャーのボードを組み込む。このとき
プランジャーは、ボードの中で上下に自由に動くことが
でき、スプリングの反力により適度な導通を得ることが
できる。また、接点はリード線(9)をつないだコネク
タースリーブ(8)を、治具組み込み後に、治具裏面よ
り差し込むことにより接続される。
【0010】図2に示される実施例ではコネクタースリ
ーブで、リード線(10)を中空で導電性のスリーブ
(11)に入れ、中間をカシメなどで固定したものであ
る。
ーブで、リード線(10)を中空で導電性のスリーブ
(11)に入れ、中間をカシメなどで固定したものであ
る。
【0011】狭ピッチの検査治具に対しては、図5に一
例を示すように、保護ボード(2)、プランジャーボー
ド(3)、スプリングボード(5)のピッチを0.5m
m、一方、接点ボード(6)のピッチを0.635mm
として接点(7)をずらすことにより従来のスリーブや
リード線を使用している。
例を示すように、保護ボード(2)、プランジャーボー
ド(3)、スプリングボード(5)のピッチを0.5m
m、一方、接点ボード(6)のピッチを0.635mm
として接点(7)をずらすことにより従来のスリーブや
リード線を使用している。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
【0013】治具組立後にリード線を接続できるので、
穴にリード線を通す時間がかからず、作業時間の短縮が
図られる。
穴にリード線を通す時間がかからず、作業時間の短縮が
図られる。
【0014】治具組立後にリード線を接続できるので、
フラットケーブルを使用でき、誤配線を防止できる。
フラットケーブルを使用でき、誤配線を防止できる。
【0015】一方、狭ピッチの検査治具に対して、従来
の寸法の径のスリーブやリード線をそのまま使用するこ
とができる。
の寸法の径のスリーブやリード線をそのまま使用するこ
とができる。
【図1】本発明の検査治具の構成断面図。
【図2】本発明の実施例にかかるリード線の状態図。
【図3】従来のプリント配線板の検査治具の構成断面
図。
図。
【図4】従来のプリント配線板の検査治具ピッチの断面
図。
図。
【図5】本発明のプリント配線板の検査治具ピッチの断
面図。
面図。
1.プランジャー 2.保護ボード 3.プランジャーボード 4.スプリング 5.スプリングボード 6.接点ボード 7.接点 8.スリーブ 9.リード線 10.リード線 11.スリーブ 12.プランジャー 13.保護ボード 14.ピンボード 15.スプリング 16.接点ボード 17.接点 18.リード線
Claims (2)
- 【請求項1】 プリント配線板の配線回路を電気通電に
より導通検査する検査治具であって、該検査治具は、プ
リント配線板の回路と接触させるためのプランジャー
(1)と、プランジャーを押し上げるスプリング
(4)、スプリングを納めるスプリングボード(5)、
スプリングの接触を受ける接点(7)、接点を納める接
点ボード(6)、接点から計測器まで接続するリード線
(9)、接点とリード線つなぐコネクタースリーブ
(8)からなり、ボードは絶縁材料、回路から接する部
材は導電性材料からなるプリント配線板の検査治具。こ
の治具にあって、検査治具から計測器へ引き出すリード
線の接続を接点ボードの裏側からコネクタースリーブで
接続することを特徴とするプリント配線板の検査治具。 - 【請求項2】 上記検査治具において、プランジャーの
ピッチを狭めるために、リード線の取り出しのピッチを
狭めることなく、狭ピッチ対応できることを特徴とする
プリント配線板の検査治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270784A JP2002048817A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | プリント配線板の導通検査治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000270784A JP2002048817A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | プリント配線板の導通検査治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002048817A true JP2002048817A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18757163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000270784A Withdrawn JP2002048817A (ja) | 2000-08-04 | 2000-08-04 | プリント配線板の導通検査治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002048817A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232558A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Hioki Ee Corp | 電子部品検査プローブ |
CN100356183C (zh) * | 2002-07-23 | 2007-12-19 | 井上商事株式会社 | 印刷电路板的检查工具 |
WO2008084627A1 (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-17 | Nhk Spring Co., Ltd. | 導電性接触子ユニット |
WO2009096318A1 (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-06 | Nhk Spring Co., Ltd. | プローブユニット |
JP2011153915A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Inoue Shoji Kk | プリント配線板の検査治具 |
-
2000
- 2000-08-04 JP JP2000270784A patent/JP2002048817A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100356183C (zh) * | 2002-07-23 | 2007-12-19 | 井上商事株式会社 | 印刷电路板的检查工具 |
JP2007232558A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Hioki Ee Corp | 電子部品検査プローブ |
WO2008084627A1 (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-17 | Nhk Spring Co., Ltd. | 導電性接触子ユニット |
WO2009096318A1 (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-06 | Nhk Spring Co., Ltd. | プローブユニット |
US8344747B2 (en) | 2008-02-01 | 2013-01-01 | Nhk Spring Co., Ltd. | Probe unit |
JP5607934B2 (ja) * | 2008-02-01 | 2014-10-15 | 日本発條株式会社 | プローブユニット |
JP2011153915A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Inoue Shoji Kk | プリント配線板の検査治具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20020060579A1 (en) | Semiconductor device testing method, using a spring-biased transformable conductive member electrode connection | |
JPH09184852A (ja) | 導電性接触子 | |
KR20020010677A (ko) | 도전성 접촉자 | |
JP2010237133A (ja) | 検査ソケットおよびその製法 | |
JPH10214649A (ja) | スプリングコネクタおよび該スプリングコネクタを用いた装置 | |
KR20090008319U (ko) | 반도체 소자 검사용 프로브 카드 | |
JPH06201725A (ja) | 導電性接触子及び導電性接触子ユニット | |
JP2002048817A (ja) | プリント配線板の導通検査治具 | |
JP4655392B2 (ja) | 導通検査治具及びその製造方法 | |
JP2000227441A (ja) | プリント基板検査用プローブユニット | |
JP2002333453A (ja) | プローブコンタクタ | |
JP2001318107A (ja) | 導電性接触子 | |
JP2004281068A (ja) | ケーブル端末用モールドピン | |
JPH11329628A (ja) | Ffcコネクタ組立体 | |
JPH0534685U (ja) | 多芯l型同軸コネクタ | |
JP2001013165A (ja) | プリント基板電気検査装置用コンタクトプローブ | |
JP3030536B2 (ja) | 円筒形磁心付きコイル | |
JPH0132701Y2 (ja) | ||
JP2001052824A (ja) | インターコネクタ | |
JPS6218042Y2 (ja) | ||
JPH045030Y2 (ja) | ||
US6409520B1 (en) | Structure and method for interconnection of printed circuit boards | |
JPS5927623Y2 (ja) | 試作配線板 | |
CN115117661A (zh) | 线对板连接器 | |
JPH04137376A (ja) | Icソケット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040827 |