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JP2001522952A - セルロースパルプの水切れを改良するための方法 - Google Patents

セルロースパルプの水切れを改良するための方法

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Publication number
JP2001522952A
JP2001522952A JP2000519646A JP2000519646A JP2001522952A JP 2001522952 A JP2001522952 A JP 2001522952A JP 2000519646 A JP2000519646 A JP 2000519646A JP 2000519646 A JP2000519646 A JP 2000519646A JP 2001522952 A JP2001522952 A JP 2001522952A
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JP
Japan
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carbon dioxide
pulp
pulp suspension
paper
suspension
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Pending
Application number
JP2000519646A
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English (en)
Inventor
ハンヌ, ユハニ レイノ,
アンナ, リンネア ホルムベルグ,
Original Assignee
エーヂーエー アクチボラグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Family has litigation
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Application filed by エーヂーエー アクチボラグ filed Critical エーヂーエー アクチボラグ
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F11/00Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/001Modification of pulp properties
    • D21C9/002Modification of pulp properties by chemical means; preparation of dewatered pulp, e.g. in sheet or bulk form, containing special additives
    • D21C9/004Modification of pulp properties by chemical means; preparation of dewatered pulp, e.g. in sheet or bulk form, containing special additives inorganic compounds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/18De-watering; Elimination of cooking or pulp-treating liquors from the pulp
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/06Paper forming aids
    • D21H21/10Retention agents or drainage improvers
    • DTEXTILES; PAPER
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    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 本発明は抄紙機、乾燥機又は類似機械におけるセルロースパルプ懸濁液の水切れ又は脱水を改良するための方法に関する。また、本発明は前記パルプ懸濁液から乾燥セルロース製品を製造するための方法に関する。前記パルプ懸濁液の水切れは抄紙機のワイヤセクションの如き脱水装置に入る直前に二酸化炭素でそれを処理することによって改良される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は抄紙機、乾燥機又はそれらに類似する装置におけるセルロースパルプ
の水切れ又は脱水を改良するための方法に関する。また、本発明はセルロースパ
ルプ懸濁液から乾燥したセルロース製品を製造するための方法に関し、その方法
は水での前記パルプの希釈、希釈された懸濁液のウェブフォーミング脱水手段中
への供給、及び乾燥を行い、紙、板紙又はパルプの如き所望のセルロース製品を
提供することを含む。
【0002】 紙及び板紙の製造、及び他の様々なセルロース製品の製造において、セルロー
スパルプ懸濁液はセルロース原材料の様々な機械的及び化学的処理によって製造
される。
【0003】 紙又は板紙の製造ではセルロースパルプ懸濁液は抄紙機の紙料調製に入り、一
般に叩解を受け、その後それは紙料と称される。白水での漸次希釈を通して紙料
濃度は約3−4%に低下される。良好な地合い、高い強度及び高い品質を有する
紙を製造するため、濃度は更に約0.1−1%に低下されなければならず、それ
はワイヤセクションから直接の白水を使用して短循環でなされる。
【0004】 紙料はヘッドボックスからワイヤに噴射され、そこでそれは約20%の乾燥固
形分に脱水され、次いでウェブと称される。ウェブは1以上の圧力ローラ間隙を
通過することによってプレスセクションにおいてさらに脱水される。乾燥セクシ
ョンではウェブは熱い乾燥シリンダと接触し、乾燥固形分は最終的に90−98
%に上昇される。最終的な紙はロール上に巻き上げられてもよく、次いで巻取り
機又は枝葉送出機でさらに処理されてもよい。
【0005】 パルプミルではセルロースパルプ懸濁液は同様に紙料調製に向けられ、乾燥機
に供給される。紙料は一般に短循環において白水でスクリーン及び希釈されて約
0.9〜2%の濃度になり、次いでヘッドボックスを通してワイヤセクションの
如き脱水装置上に供給される。脱水されたウェブは続いて圧縮、乾燥及び巻き取
り又は切断されて最終製品になる。そうして製造された乾燥パルプは紙形成のた
めの中間製品として使用されるか又は様々な形の完成したセルロース製品を提供
するために使用される。
【0006】 パルプ懸濁液が乾燥パルプ又は紙又は板紙を形成するかどうかにかかわらず、
製品製造機の脱水手段に供給されるパルプ懸濁液の濃度は極めて低く、2%以下
、しばしば1%以下である。高い水含有量は所望の最終製品を製造するために必
要とされる。しかしながら、懸濁液中の水のほとんどは長網式抄紙機又はツイン
ワイヤ機のワイヤセクションの如き脱水手段のヘッドボックスの直後でドレンさ
れる。
【0007】 例えば紙の製造においてヘッドボックスにおける紙料濃度は0.1−1%ほど
の低さであり、莫大な量の水がワイヤセクションでドレンされるために必要であ
る。もし抄紙機が500m/分で走行し、6mの幅を有し、150g/mのグ
ラム割合を製造し、0.5%の紙料濃度を有するなら、ヘッドボックスの流出は
90000l/分である。その流出の99.5%は水であり、そのほとんどはワ
イヤセクションの終了前に除去されなければならない。水切れは最終的なセルロ
ース製品に悪影響しないように制御された方法で実施されなければならない。
【0008】 もし水切れが改良されるなら、製造業者は例えばスピードを増大する又はヘッ
ドボックスにおける濃度をさらに減少することによってそれを利用することがで
きる。最初に述べた変形例は製造物を増加し、後者はウェブの地合いを改良し、
それは多くの品質パラメータに寄与する。
【0009】 例えばワイヤ下の減圧を調整することによって、フォイルの如き機械的装置を
使用することによって又は化学助剤の添加によって、脱水を改良する多数の従来
法がある。しかしながら、紙及びパルプミルの脱水手段においてセルロースパル
プの水切れを改良する必要性がなお存在する。本発明はこの必要性に答えること
を目的とする。
【0010】 脱水手段に入る直前の二酸化炭素での水性セルロースパルプ懸濁液の処理は有
意な態様で水性パルプ懸濁液の水切れを改良することが見出された。
【0011】 従って、本発明はウェブフォーミング脱水装置におけるセルロースパルプ懸濁
液の水切れを改良するための方法において、前記パルプ懸濁液及び/又はそれを
希釈するために使用される水が前記パルプ懸濁液が前記脱水装置に入る直前に二
酸化炭素で処理され、前記二酸化炭素が前記脱水装置における水切れを有意に改
良するために十分な量で使用されることを特徴とする方法に関する。
【0012】 本発明に従って二酸化炭素で処理されるパルプ懸濁液はパルプミルにおける乾
燥機又はペーパーミルにおける抄紙機の短循環に入るいかなる紙料であってもよ
い。前記パルプはバージン繊維又はリサイクル繊維又はその組合せを含んでもよ
い。
【0013】 本発明の適切な性能のため二酸化炭素は脱水装置に近い場所でパルプ懸濁液中
に供給されるべきである。実際、二酸化炭素添加ポイントはあらゆる機械スクリ
ーン後でヘッドボックスに近い短循環内であるべきである。
【0014】 本発明の好ましい例では二酸化炭素は二酸化炭素ガスの形で脱水装置中に懸濁
液を供給するヘッドボックスに入る流れ中に直接供給される。抄紙機のこの極め
て敏感な場所における流れ中への本発明による二酸化炭素ガスの供給は驚くべき
ことに続くワイヤセクションでのワイヤ形成に悪影響しない。逆に、二酸化炭素
の供給はワイヤセクションでの乾燥ラインのような水切れにおいて明らかに目に
見える改良を即座に与える。即ち、繊維マットの上部面の反射及び非反射領域の
間の境界が二酸化炭素の添加に反応して動く。
【0015】 二酸化炭素はヘッドボックス直前のパルプ懸濁液を希釈するために使用される
水中に、例えば抄紙機又は乾燥機の短循環における白水中に導入されてもよい。
【0016】 本発明による流れ中に導入される二酸化炭素の量は前記流れにおいて溶解しう
る量を越えないようにすべきである。脱水装置直前のパルプ懸濁液中に導入され
る二酸化炭素の量は約0.5〜5kg CO/トン紙又はパルプ、好ましくは
約1〜3kg CO/トン紙又はパルプであるべきである。
【0017】 二酸化炭素は液体又は固体二酸化炭素の形で又は液体に溶解された二酸化炭素
として添加されてもよい。しかしながら、ガス形態の添加が好ましい形態と考え
られる。二酸化炭素ガスは液体流れ中に均一に分布しやすく、流れ中に渦又は乱
流を与えないことを見出した。
【0018】 本発明に従って添加される二酸化炭素がセルロースパルプからの水切れでの有
利な作用を行う機構は知られていない。しかしながら、添加された二酸化炭素の
効果は上述のように明らかに目に見ることができ、再現可能である。
【0019】 二酸化炭素はEP特許0296198(AGA Aktiebolag)に記載されているよ
うに従来からパルプの洗浄を改良するために抄紙に使用されている。ここで二酸
化炭素はパルプのpHを低下する量で洗浄装置に又は洗浄水に添加され、化学的
酸素要求量(COD)に寄与する物質の洗浄を改良する。
【0020】 二酸化炭素はEP特許出願0572304(Canadian Liquid Air Ltd.)に開
示されるようにサイズ剤とセルロースの間の反応を触媒するために必要とされる
重炭酸塩イオンを与えるためにアルキルケテンダイマーでの水性パルプのサイジ
ングに使用されている。
【0021】 最後に、二酸化炭素はEP特許0281273(The BOC Groop, Inc.)に開 示されるようにリファイナーにおいてフィブリル化されることになるパルプ懸濁
液のpHを調整するために使用されている。前記特許によれば二酸化炭素はフィ
ブリル化工程のアルカリセルロースパルプ上流中に導入される。二酸化炭素供給
はフィブリル化工程において8.5〜6.5のpHを与えるために調整される。
リファイニングにおいて低下したpHは紙の物理的特性を改良し、パルプのより
良い水切れを可能にすると言われている。二酸化炭素の追加量は抄紙機中への導
入前にさらにpHを7.0−5.5に低下するためにリファイニング後に導入さ
れてもよい。
【0022】 二酸化炭素の上記従来技術の使用は短循環中の低濃度紙料中に二酸化炭素を添
加することを提案しておらず、ヘッドボックスの直前の紙料流れにガスを添加す
ることについては強い技術の偏見が存在すると思われる。しかしながら、本発明
では二酸化炭素の添加はワイヤセクションに入るときに流れ中に新鮮な二酸化炭
素を持つために実際にはできるだけヘッドボックスの近くで実施される。
【0023】 また、本発明は紙、板紙又は乾燥パルプの如き最終セルロース製品を製造する
ための方法に関する。本発明によれば方法は水でのパルプ懸濁液の希釈、希釈さ
れた懸濁液の脱水手段中への供給、及び乾燥を行い、紙、板紙又はパルプの如き
所望のセルロース製品を与えることを含む。前記脱水装置における懸濁液の水切
れは前記パルプ懸濁液が前記脱水装置に入る直前に前記パルプ懸濁液中に及び/
又は前記希釈水中に二酸化炭素を導入することによって改良される。前記二酸化
炭素は前記脱水装置における水切れを有意に改良するために十分な量で使用され
る。
【0024】 上では本発明は典型的な抄紙機及びヘッドボックスに近い二酸化炭素の供給を
参照して記載されている。しかしながら、本発明が紙、板紙又はパルプを製造す
るための他のタイプの機械において使用されてもよいこと、及び二酸化炭素がヘ
ッドボックスから離れていない他の様々なポイントの流れ中に混合されてもよい
ことは当業者に明らかである。
【0025】 本発明を幾つかの実施例によってさらに説明するが、本発明をいかなる方法で
も限定すべきではない。
【0026】 実施例1 ミルワンボード機において十分に漂白されたクラフトパルプから板紙を製造し
た。機械はエアクッションヘッドボックス及び通常の長網ワイヤセクションを有
していた。機械で製造された主なグレードは150g/mのグラム割合であっ
た。
【0027】 第1の試験を行い、それはヘッドボックス直前での紙料に2kg CO/ト
ン(板紙)の添加を含んでいた。短循環、ヘッドボックス及びワイヤセクション
に関する全ての工程制御パラメータ及びグラム割合は試験中及び参照期間中一定
に維持された。添加ポイントは機械スクリーン後でヘッドボックス前に位置され
た。
【0028】 CO添加が開始されてすぐ後に、ワイヤセクション上の乾燥ラインの位置は
改良された脱水のためほとんど20cm後退した。
【0029】 プレス及び乾燥セクションにおける工程パラメータは板紙の最終湿分が悪影響
しないことを確実にするために調整された。2.5時間後、CO添加は停止さ
れ、乾燥ラインはその最初の位置に多かれ少なかれすぐに戻った。
【0030】 実施例2 第2の試験を実施例1と同じ抄紙機及び同じ方法で実施した。もう一度2kg
CO/トン(板紙)がヘッドボックス前に添加されると乾燥ラインは後退し
たが、今回改良された脱水がヘッドボックス中の紙料濃度を低下するために使用
された。スピードが一定に維持されているので、低下した濃度はワイヤ上にスプ
レーされる多くの水を生じ、それゆえ乾燥ラインはその元の位置の近くに戻った
。板紙の地合いは改良された。
【0031】 実施例3 パルプ懸濁液のガス含有量及びpHについてのCO供給の影響を評価するた
めに下記の試験を行った:
【0032】 抄紙機ヘッドボックスは0.4%の濃度及び4.6のpHを有する漂白された
クラフトパルプの紙料を供給された。機械は80g/mのグラム割合を有する
紙を製造するよう設定された。二酸化炭素ガスは約2.5kg CO/トン(
紙)の量でヘッドボックスの前の流れに添加された。
【0033】 上記のように、ワイヤ上の乾燥ラインはCO供給が始まるとすぐに約20c
m後退し、供給が停止されるとその元の位置に戻った。紙料パルプ懸濁液のガス
含有量及びpHはヘッドボックス直前のCO添加ポイント後で測定された。
【0034】 ヘッドボックスに入る流れのpHはCO供給に反応して変化しない。それは
試験中ずっと約4.6のままであった。従って、改良された脱水はpH変化によ
るものではなかった。
【0035】 二酸化炭素ガスはヘッドボックス前の懸濁液中に供給されたが、ヘッドボック
スに入る懸濁液には気泡は全く見つけられなかった。水性懸濁液のガス含有量の
分析は全てのCOが溶解したことを示した。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月22日(1999.11.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブフォーミング脱水装置におけるセルロースパルプ懸濁
    液の水切れを改良するための方法において、前記パルプ懸濁液及び/又はそれを
    希釈するために使用される水が前記パルプ懸濁液が前記脱水装置に入る直前に二
    酸化炭素で処理され、前記二酸化炭素が前記脱水装置における水切れを有意に改
    良するために十分な量で使用されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記パルプ懸濁液が抄紙機又は乾燥機の短循環における紙料
    であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記脱水装置が抄紙機又は乾燥機のワイヤセクションを含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記二酸化炭素が二酸化炭素ガスの形で前記パルプ懸濁液及
    び/又は希釈水中に導入されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記二酸化炭素ガスが0.5〜5kg/トン紙又はパルプ、
    好ましくは1〜3kg/トン紙又はパルプの量で導入されることを特徴とする請
    求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記二酸化炭素ガスが約0.1〜1.0%の濃度を有する抄
    紙紙料中に導入されることを特徴とする請求項4又は5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記二酸化炭素ガスが約0.9〜2.0%の濃度を有するパ
    ルプ紙料中に導入されることを特徴とする請求項4又は5記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記二酸化炭素が前記脱水装置より前のヘッドボックスに近
    い前記パルプ懸濁液中に導入されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 前記二酸化炭素が前記ヘッドボックスの前の最後の処理とし
    て導入されることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 最終製品を与えるためにプレス及び乾燥を通して通過され
    るウェブを与えるために水で希釈され脱水装置に供給される水性セルロースパル
    プ懸濁液から紙、板紙、パルプなどを製造するための方法において、二酸化炭素
    が前記パルプ懸濁液が前記脱水装置に入る直前に前記パルプ懸濁液及び/又は前
    記希釈水中に導入され、前記二酸化炭素が前記脱水装置における水切れを有意に
    改良するために十分な量で使用されることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 前記二酸化炭素が前記懸濁液を前記脱水装置に供給するヘ
    ッドボックスの直前に前記パルプ懸濁液中に導入されることを特徴とする請求項
    10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記二酸化炭素が短循環における白水中に導入され、前記
    白水が前記パルプ懸濁液を希釈するために使用されることを特徴とする請求項1
    0記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記二酸化炭素が0.5〜5kg/トン紙又はパルプ、好
    ましくは1〜3kg/トン紙又はパルプの量で導入されることを特徴とする請求
    項10,11又は12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記二酸化炭素が前記パルプ懸濁液において溶解できる量
    を越えない量でガスの形で導入されることを特徴とする請求項1〜13のいずれ
    か記載の方法。
JP2000519646A 1997-11-05 1998-11-03 セルロースパルプの水切れを改良するための方法 Pending JP2001522952A (ja)

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PCT/FI1998/000851 WO1999024661A1 (en) 1997-11-05 1998-11-03 A process for improving the drainage of cellulosic pulps

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EP (1) EP1029124B1 (ja)
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AT (1) ATE287003T1 (ja)
AU (1) AU749576B2 (ja)
CA (1) CA2307838C (ja)
DE (1) DE69828636T2 (ja)
ES (1) ES2234163T3 (ja)
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