JP2001522280A - 滅菌コネクタ - Google Patents
滅菌コネクタInfo
- Publication number
- JP2001522280A JP2001522280A JP54659098A JP54659098A JP2001522280A JP 2001522280 A JP2001522280 A JP 2001522280A JP 54659098 A JP54659098 A JP 54659098A JP 54659098 A JP54659098 A JP 54659098A JP 2001522280 A JP2001522280 A JP 2001522280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- connecting member
- protective cap
- connector
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims abstract description 33
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims abstract description 30
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 10
- -1 polypropylene Polymers 0.000 claims description 10
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims description 7
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 claims description 6
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 claims description 6
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 5
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 235000015097 nutrients Nutrition 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 abstract description 12
- 230000001580 bacterial effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 abstract description 3
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 8
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 6
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 6
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 6
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 6
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 6
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910017107 AlOx Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920000219 Ethylene vinyl alcohol Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- UFRKOOWSQGXVKV-UHFFFAOYSA-N ethene;ethenol Chemical group C=C.OC=C UFRKOOWSQGXVKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004715 ethylene vinyl alcohol Substances 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 2
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 2
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 2
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 2
- LLLVZDVNHNWSDS-UHFFFAOYSA-N 4-methylidene-3,5-dioxabicyclo[5.2.2]undeca-1(9),7,10-triene-2,6-dione Chemical compound C1(C2=CC=C(C(=O)OC(=C)O1)C=C2)=O LLLVZDVNHNWSDS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 244000052616 bacterial pathogen Species 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 235000016709 nutrition Nutrition 0.000 description 1
- 230000035764 nutrition Effects 0.000 description 1
- 235000021542 oral nutrition Nutrition 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61J—CONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
- A61J1/00—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
- A61J1/05—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes for collecting, storing or administering blood, plasma or medical fluids ; Infusion or perfusion containers
- A61J1/10—Bag-type containers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61J—CONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
- A61J1/00—Containers specially adapted for medical or pharmaceutical purposes
- A61J1/14—Details; Accessories therefor
- A61J1/1406—Septums, pierceable membranes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
薬用液を収容した容器にチューブ管路を接続するための滅菌コネクタが接続部材(2)を有し、この接続部材が通路状凹部(17)を備えており、穿通可能な膜によってこの凹部が閉鎖されている。穿通可能な膜は接続部材の通路状凹部を覆うフィルム(18)として構成されており、このフィルムはバッグフィルムに溶融接合可能な接続部材の下面に溶融接合されている。折取り部品として構成される保護キャップ(5)が接続部材の通路状凹部を閉鎖する。このコネクタは容器内容物の細菌汚染に対し高い安全性を提供し、容易に取り扱うことができ、大量個数安価に製造することができる。
Description
【発明の詳細な説明】
滅菌コネクタ
本発明は、薬用液を収容した容器、特に経腸栄養液を充填した容器にチューブ
管路を接続するための滅菌コネクタに関する。
チューブ管路を接続するための滅菌コネクタを有する薬用液用フィルムバッグ
が米国特許公報第US−A−4201406号により公知である。このバッグは
チューブ状接続管を有し、この接続管は穿通可能な膜で閉鎖されている。公知コ
ネクタの膜は接続管の一体的構成要素たるプラスチック板片である。コネクタに
接続されるチューブ管路はスパイクとも称される穿刺針を有する。このスパイク
が管状体によって同軸で取り囲まれ、この管状体は接続管に嵌着することができ
る。チューブ管路を接続するために穿刺針が接続管に差し込まれ、これにより膜
が穿通され、バッグ内部とスパイクに接続されたチューブ管路との間に液連絡路
が実現される。
フィルムバッグは公知のコネクタで確かに滅菌閉鎖することができるのではあ
るが、しかし欠点として、膜の前にある接続管部分が保護されていない。従って
、膜を穿通するとき菌がバッグに入り込む危険がある。
脱離可能なプラスチック締具、例えばねじ込キャップを有するコネクタも公知
である。しかし、ねじ込キャップで閉鎖されたコネクタをオートクレーブ内で滅
菌するときに気密でない危険の生じることが実際に判明した。そこで、滅菌中に
現れる隙間を密封するシリコーン製のOリングがしばしば利用される。シリコー
ンリングは所要の材料純度に関して製造に比較的手間がかかるのが欠点である。
更に、コネクタの組立が付加的な密封要素によって困難になる。
ドイツ公開特許公報第DE2458220A1号に述べられた滅菌コネクタは
管状下部と管状上部とを含み、上部の一体的構成要素たる穿通可能な膜がその管
状上部を閉鎖する。接続部材の下部がバッグに溶融接合され、このバッグは下部
の穴を通して充填される。バッグの充填後に上部が下部に嵌め込まれ、上部と下
部がフランジを備えており、これらのフランジが相互にシールされる。穿刺穴を
覆うために接続部材の上部に裂取り可能な閉鎖蓋が設けられている。
欧州公開特許公報第EP0732114A1号に記載された経腸栄養液用フィ
ルムバッグは外部からバッグフィルムに被着されるコネクタを備えている。実質
的に管状のこのコネクタがそのバッグ側末端にフランジを有し、このフランジは
バッグフィルムの外面に平面的に接触する。公知のコネクタでは穿通可能な膜が
バッグのフィルム自体によって形成される。穿刺針をコネクタに差し込むとバッ
グフィルムが穿通され、こうしてバッグ内部との液連絡路が実現されている。穿
刺針を固定するためにユニオンナットが設けられており、このユニオンナットが
管状コネクタに螺着される。
バッグフィルム自体でその膜が構成されたコネクタを有するフィルムバッグは
一般に無菌で充填される。即ち、バッグは充填後にもはやオートクレーブ内で滅
菌されない。バッグ内容物が気密フィルムによって完全に閉鎖されているので、
このようなフィルムバッグの利点は容器全体の気体不透過性の向上にある。しか
し欠点として、一般にポリエチレンからなるコネクタは一般にPET(ポリエチ
レンテレフタレート)からなるバッグフィルムの外層に溶融接合することができ
ず、接着することができるにすぎない。しかしこのような接着継手は一般に溶融
接合よりも製造物の安全性につながる。
本発明の課題は、容器の細菌汚染に対して高い安全性を提供し、取扱いが容易
で、かつ大量個数安価に製造することができる、オートクレーブ内での滅菌に適
したコネクタを提供することである。
この課題の解決は、本発明によれば、請求の範囲1に記載された特徴でなされ
る。
本発明によるコネクタでは穿通可能な膜が、接続部材の通路状凹部、好ましく
は下面全体を覆うフィルムとして構成されており、このフィルムはバッグフィル
ムに溶融接合可能な接続部材の下面に溶融接合されている。それ故に、接続部材
はバッグフィルムの外面に固着する必要がなく、その接続部材は、その膜が接続
部材の一体的構成要素たる公知のコネクタの場合のように、フィルムの内面に溶
融接合することができる。このような溶融接合によって製造物の安全性が向上す
る。
他の利点として、公知コネクタの膜を構成する材料よりも高い気密性を溶融接
合フィルムが有する限り、この溶融接合フィルムによって気密性は公知フィルム
バッグに比べて著しく改善される。フィルム膜はEVOH(エチレン−ビニルア
ルコール共重合体)等の気密性プラスチックから、またはSiOxまたはAlOx
等のフィルム基材の層状体からも構成することができる。
接続部材の管状上部を閉鎖する保護キャップは接続部材の一体的構成要素たる
折取り部品として構成されている。この一体実施の故に滅菌後に乾燥、消毒、螺
着等の付加的処理を省くことができる。これは特に軟包装の場合に有利である。
というのもそこでは滅菌後の付加的工程のための支出が特別高いからである。
穿刺針を接続部材の通路状凹部内に導入する前に保護キャップは捩って接続部
材から折り取られる。接続部材の管状部分がその時にはじめて露出するので、針
の導入時に菌が容器に入り込む危険はごく僅かである。保護キャップは穿刺箇所
を細菌から保護するのに役立つだけでなく、製品固有の締具も具現する。
利点としては、大きな製造・組立支出と結び付いたシリコーンOリング等のエ
ラストマー部材が接続部材を密封成端するのに必要でなく、コネクタ配置全体の
品質純度が保証されている。折取り可能な保護キャップを備えた一体な膜を有す
るコネクタに比べて、本発明によるコネクタの製造は、射出成形法で製造される
部材が空洞を有していないが故にも容易となっている。通路状凹部を閉鎖する膜
フィルムは接続部材の離型後にはじめて溶融接合されるので、射出成形後に閉鎖
キャップ内の接続部材は難なく型から取り出すことができる。
膜フィルムは射出成形直後に滅菌状態で接続部材の下面に溶融接合することが
でき、膜の前の空間は密に閉鎖される。この溶融接合が滅菌条件下で後にはじめ
て行われない場合には、密閉された空洞内に水滴が入り込むことがあるが、この
水滴は滅菌中に蒸発し、こうして空洞の確実な滅菌を可能とする。
気体障壁を著しく向上するために膜フィルムは好ましくは1cm3/m2デシバ
ール未満の酸素障壁を有する。
折取り部を有する接続部材は有利にはポリプロピレン製の射出成形品であり、
同じ材料からなるその内面にシール層を有する公知のバッグフィルムは接続部材
に難なく溶融接合することができる。互いに溶融接合される部品は滅菌温度より
も融点が高く、それ故にオートクレーブ内で滅菌することができる。
保護キャップの直径が比較的小さく、環状破断域の領域で保護キャップの壁が
比較的薄肉に構成されているならば有利であり、その結果保護キャップは容易に
折り取ることができる。それ故に、好ましい実施態様では接続部材の管状上部の
上縁に円形の突部が設けられており、この突部に続く受容部材が穿刺針を密封し
て受容する。比較的直径の小さい保護キャップの下縁は環状破断域を介して、内
向きに突出する突部に結合している。
他の好ましい実施態様では、保護キャップが半径方向に延びる翼を有し、これ
らの翼は容易に掴むことができ、それらを折り取るのに必要なトルクは容易に加
えることができる。保護キャップは、不慣れな者または例えば在宅看護を受ける
ような老人でも容易に開くことができるように形成されている。
本発明によるコネクタは多種多様な構成の医用包装ユニットにおいて使用する
ことができる。好ましい応用分野は薬用液、特に経腸栄養液用の液体を充填した
フィルムバッグである。
図面を参考に以下に本発明を詳しく説明する。
図1は、好ましい実施態様のコネクタの断面図である。
図2は、図1のコネクタの平面図である。
図3は、図1の矢印IIIの方向に見た図1のコネクタを示す。
図4は、図1のコネクタとユニオンナット付き穿刺針とからなるコネクタ配置
の好ましい実施態様を示しており、その穿刺針は接続部材に差し込まれているが
、フィルム膜をまだ穿通してはいない。
図5は、フィルム膜が穿通された図4のコネクタ配置を示す。
図6は、図1のコネクタを有するフィルムバッグの略示図である。
ポリプロピレンから射出成形品として製造されるコネクタ1が接続部材2を含
み、この接続部材は小船状に構成される下部3と管状上部4と保護キャップ5と
を備えている。下部3が管状部分6を有し、この管状部分は1平面にあって半径
方向に突出する2つの翼状突部7、8を備えている。翼状突部7、8は突部の末
端に向かって先細となるリブ9を担持している。下部3は公知の薬用液用フィル
ムバッグのバッグフィルムの内面に溶融接合される。
下部3に続く管状上部4はユニオンナットを螺着するための雄ねじ10を備え
ている。その上縁に上部4は内向きに突出する円形の突部11を有し、この突部
は穿刺針の回動を防止して受容する受容部材12に移行している。受容部材12
は角を丸くした矩形横断面を有し、この横断面は穿刺針の横断面に一致している
。接続部材2の上部4を閉鎖する保護キャップ5はその下縁領域に環状破断域1
3を備えており、上部4の内向きに突出する突部11に結合されている。保護キ
ャップは円筒形凹部14を有する。折取り部品として構成される保護キャップ5
は半径方向に突出する2つの翼15、16を備えている。コネクタを開くために
保護キャップ5がその長手軸の周りで捩られ、環状弱化域13でその壁が破断す
る。
接続部材2の通路状凹部17を閉鎖しているフィルム18は酸素透過率が1c
m3/m2デシバール未満である。膜フィルム18は接続部材下部3の下面に溶融
接合されている。膜フィルムは接続部材のほぼ下面全体にわたって延び、円形の
縁3aによって取り囲まれる。
図4が示すコネクタ配置は接続部材2とユニオンナット20付き穿刺針19(
スパイク)とからなる。管状穿刺針19が一端に先端21を有し、他端はチュー
ブ管路系の図示しないプラスチックチューブに接続することができる。そのプラ
スチックチューブは穿刺針19の上側突部22に差し込まれる。穿刺針は接続部
材上部4の内側受容部材12を密封する。
チューブ接続口22の下方に穿刺針19が円形の縁23を有し、この縁は針差
込み位置で接続部材上部4の上縁で支えられる。ユニオンナット20はその外面
にリブを有する。ユニオンナットは穿刺針19のチューブ側端部材22の円形の
腹部24によって逸失に備えて固定されている。
ユニオンナット20を締付けると、穿刺針が軸方向で膜フィルム21に接近し
ていき、膜フィルムが穿通される。図5は穿通された膜フィルム18と締付けら
れたユニオンナット20とを有するコネクタ配置を示す。穿刺針19の外面に設
けられる円形の突部23はこの位置のとき管状接続部材上部4とユニオンナット
20の内向きに突出する縁25との間で緊締固定されている。この位置のとき穿
刺針の先端は膜フィルムを通過してバッグ内部に延びている。
図6は経服栄養用薬用液を充填したフィルムバッグを示す。このバッグは重ね
合わせて縁を互いに溶融接合された2つのプラスチックフィルム26からなり、
プラスチックフィルムはその内面にポリプロピレン製シール層を有し、コネクタ
接続部材2の下部3に溶融接合されている。保護キャップ5を捩り取ったのち、
チューブ系に接続された穿刺針が差し込まれ、ユニオンナットによって増締めさ
れ、これによりバッグ内部とチューブ系との間に液連絡路が実現される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年12月22日(1998.12.22)
【補正内容】
請求の範囲(補正)
1.接続部材(2)を有し、この接続部材が通路状凹部(17)を備えており
、穿通可能な膜(18)によってこの凹部が閉鎖されており、接続部材が、容器
壁に差込可能な、かつ容器壁に対して密封可能な下部(3)と穿刺針を受容する
管状上部(4)とを有し、この穿刺針にチューブ管路が接続されている、薬用液
を収容した容器にチューブ管路を接続するための滅菌コネクタにおいて、
折取り部品として構成される保護キャップ(5)が設けられており、この保護
キャップが接続部材(2)の管状上部(4)を閉鎖し、管状上部(4)の上縁が
内向きの円形の突部(11)を有し、この突部に続く受容部材(12)が穿刺針
を密封して受容し、保護キャップ(5)の下縁が円形の突部(11)に結合され
ており、かつその下縁領域に環状破断域(13)を備えており、
穿通可能な膜(18)が通路状凹部(17)を覆うフィルムとして構成されて
、接続部材の下面に溶融接合されていることを特徴とする滅菌コネクタ。
2.フィルムが1cm3/m2デシバール未満の酸素障壁を有することを特徴と
する、請求の範囲第1項記載の滅菌コネクタ。
3.接続部材(2)と保護キャップ(5)がポリプロピレンからなることを特
徴とする、請求の範囲第1項または第2項記載の滅菌コネクタ。
4.フィルムを取り囲む縁(3a)が接続部材の下面に設けられていることを
特徴とする、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記載の滅菌コネクタ。
5.接続部材(2)の管状上部(4)が雄ねじ(10)を備えており、この雄
ねじにユニオンナット(20)が螺着可能であることを特徴とする、請求の範囲
第1項〜第4項のいずれか1項記載の滅菌コネクタ。
6.請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載された滅菌コネクタ(1
)を有する容器。
7.容器が薬用液、特に経腸栄養液、を充填したフィルムバッグであることを
特徴とする、請求の範囲第6項記載の容器。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成11年2月3日(1999.2.3)
【補正内容】
しかし欠点として、一般にポリエチレンからなるコネクタは一般にPET(ポリ
エチレンテレフタレート)からなるバッグフィルムの外層に溶融接合することが
できず、接着することができるにすぎない。しかしこのような接着継手は一般に
溶融接合よりも製造物の安全性につながる。
欧州公開特許公報第EP−A−0493723号により、膜によって閉鎖され
る軟質フィルムバッグ用接続部材が公知である。この膜は保護キャップ内に一体
化された穿刺針で穿通することができる。気体障壁を向上するために、接続部材
の下面に溶融接合されるフィルムを膜として使用することが提案される。
本発明の課題は、容器の細菌汚染に対して高い安全性を提供し、取扱いが容易
で、かつ大量個数安価に製造することができる、オートクレーブ内での滅菌に適
したコネクタを提供することである。
この課題の解決は、本発明によれば、請求の範囲1に記載された特徴でなされ
る。
本発明によるコネクタでは穿通可能な膜が、接続部材の通路状凹部、好ましく
は下面全体を覆うフィルムとして構成されており、このフィルムはバッグフィル
ムに溶融接合可能な接続部材の下面に溶融接合されている。それ故に、接続部材
はバッグフィルムの外面に固着する必要がなく、その接続部材は、その膜が接続
部材の一体的構成要素たる公知のコネクタの場合のように、フィルムの内面に溶
融接合することができる。このような溶融接合によって製造物の安全性が向上す
る。
他の利点として、公知コネクタの膜を構成する材料よりも高い気密性を溶融接
合フィルムが有する限り、この溶融接合フィルムによって気密性は公知フィルム
バッグに比べて著しく改善される。フィルム膜はEVOH(エチレン−ビニルア
ルコール共重合体)等の気密性プラスチックから、またはSiOxまたはAlOx
等のフィルム基材の層状体からも構成することができる。
この溶融接合が滅菌条件下で後にはじめて行われない場合には、密閉された空洞
内に水滴が入り込むことがあるが、この水滴は滅菌中に蒸発し、こうして空洞の
確実な滅菌を可能とする。
気体障壁を著しく向上するために膜フィルムは好ましくは1cm3/m2デシバ
ール未満の酸素障壁を有する。
保護キャップの直径が比較的小さく、環状破断域の領域で保護キャップの壁が
比較的薄肉に構成されているならば有利であり、その結果保護キャップは容易に
折り取ることができる。それ故に、接続部材の管状上部の上縁に円形の突部が設
けられており、この突部に続く受容部材が穿刺針を密封して受容する。比較的直
径の小さい保護キャップの下縁は環状破断域を介して、内向きに突出する突部に
結合している。
折取り部を有する接続部材は有利にはポリプロピレン製の射出成形品であり、
同じ材料からなるその内面にシール層を有する公知のバッグフィルムは接続部材
に難なく溶融接合することができる。互いに溶融接合される部品は滅菌温度より
も融点が高く、それ故にオートクレーブ内で滅菌することができる。
他の好ましい実施態様では、保護キャップが半径方向に延びる翼を有し、これ
らの翼は容易に掴むことができ、それらを折り取るのに必要なトルクは容易に加
えることができる。保護キャップは、不慣れな者または例えば在宅看護を受ける
ような老人でも容易に開くことができるように形成されている。
本発明によるコネクタは多種多様な構成の医用包装ユニットにおいて使用する
ことができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.接続部材(2)を有し、この接続部材が通路状凹部(17)を備えており 、穿通可能な膜(18)によってこの凹部が閉鎖されており、接続部材が、容器 壁に差込可能な、かつ容器壁に対して密封可能な下部(3)と穿刺針を受容する 管状上部(4)とを有し、この穿刺針にチューブ管路が接続されている、薬用液 を収容した容器にチューブ管路を接続するための滅菌コネクタにおいて、 折取り部品として構成される保護キャップ(5)が設けられており、この保護 キャップが接続部材(2)の管状上部(4)を閉鎖し、 穿通可能な膜(18)が、通路状凹部(17)を覆うフィルムとして構成され て、接続部材の下面に溶融接合されていることを特徴とする滅菌コネクタ。 2.フィルムが1cm3/m2デシバール未満の酸素障壁を有することを特徴と する、請求の範囲第1項記載の滅菌コネクタ。 3.接続部材(2)と保護キャップ(5)がポリプロピレンからなることを特 徴とする、請求の範囲第1項または第2項記載の滅菌コネクタ。 4.フィルムを取り囲む縁(3a)が接続部材の下面に設けられていることを 特徴とする、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記載の滅菌コネクタ。 5.管状上部(4)の上縁が内向きの円形の突部(11)を有し、この突部に 続く受容部材(12)が穿刺針を密封して受容し、保護キャップ(5)の下縁が 円形の突部(11)に結合されており、かつその下縁領域に環状破断域(13) を備えていることを特徴とする、請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項記載 の滅菌コネクタ。 6.接続部材(2)の管状上部(4)が雄ねじ(10)を備えており、この雄 ねじにユニオンナット(20)が螺着可能であることを特徴とする、請求の範囲 第1項〜第5項のいずれか1項記載の滅菌コネクタ。 7.請求の範囲1〜6のいずれか1項に記載された滅菌コネクタ(1)を有す る容器。 8.容器が薬用液、特に経腸栄養液、を充填したフィルムバッグであることを 特徴とする、請求の範囲第7項記載の容器。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19717765.4 | 1997-04-26 | ||
DE19717765A DE19717765C1 (de) | 1997-04-26 | 1997-04-26 | Steriler Konnektor und Folienbeutel mit einem sterilen Konnektor |
PCT/EP1998/002438 WO1998048765A1 (de) | 1997-04-26 | 1998-04-24 | Steriler konnektor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001522280A true JP2001522280A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=7827891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54659098A Pending JP2001522280A (ja) | 1997-04-26 | 1998-04-24 | 滅菌コネクタ |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6485479B1 (ja) |
EP (1) | EP0975301B1 (ja) |
JP (1) | JP2001522280A (ja) |
KR (1) | KR100502245B1 (ja) |
CN (1) | CN1232240C (ja) |
AR (1) | AR011468A1 (ja) |
BR (1) | BR9809308A (ja) |
DE (2) | DE19717765C1 (ja) |
ES (1) | ES2181221T3 (ja) |
WO (1) | WO1998048765A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224195A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-13 | Nipro Corp | 輸液容器 |
JP2008505030A (ja) * | 2004-07-09 | 2008-02-21 | フレセニウス カビ ドイチュランド ゲーエムベーハー | 滅菌ポート |
WO2011046210A1 (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-21 | 株式会社ジェイ・エム・エス | キャップ、およびそれを用いた栄養剤用容器並びに栄養剤供給セット |
WO2012101982A1 (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-02 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 医療用投与セット |
WO2012140768A1 (ja) * | 2011-04-14 | 2012-10-18 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 医療用ポート、およびそれを用いた栄養剤用容器並びに栄養剤供給セット |
Families Citing this family (62)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19831235C1 (de) * | 1998-07-11 | 2000-03-16 | Fresenius Ag | Steriler Konnektor für medizinische Flüssigkeiten enthaltende Behälter |
AU4910599A (en) * | 1998-07-15 | 2000-02-07 | Novartis Nutrition Ag | Pouch for retaining and administering medical fluids |
DE19927356C2 (de) * | 1999-06-16 | 2001-09-27 | Fresenius Ag | Verlängerbare Konnektoranordnung mit einem Anschlußsystem und einem Portsystem zur Verbindung eines Schlauches und eines medizinischen Behälters |
JP2001309964A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-06 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 液体充填容器 |
AU2001279570A1 (en) * | 2000-07-29 | 2002-02-13 | Sonita Stummer | Cap to be connected to a pouring device |
EP1219282A1 (de) * | 2000-12-21 | 2002-07-03 | Nutrichem Diät + Pharma GmbH | Anschlussstutzen eines zur Verabreichung von Substanzen an den menschlichen oder tierischen Körper ausgebildeten Beutels |
DE20100938U1 (de) * | 2001-01-18 | 2001-03-22 | Georg Menshen GmbH & Co KG, 57413 Finnentrop | Ausgiessformteil zur Verbindung mit einem Behälterteil |
JP4370552B2 (ja) | 2001-09-14 | 2009-11-25 | ニプロ株式会社 | 薬液注入ポート |
JP4261834B2 (ja) | 2002-07-25 | 2009-04-30 | 泉工医科工業株式会社 | 液体バッグ、液体バッグ用口部材およびその製造方法 |
US7350669B2 (en) * | 2002-10-11 | 2008-04-01 | Novartis Ag | Closure device for flexible pouches |
US8100879B2 (en) * | 2002-11-18 | 2012-01-24 | Nestec S.A. | Connector device for enteral administration set |
FR2847168B1 (fr) * | 2002-11-19 | 2005-09-30 | Medwin | Dispositif de raccordement d'un tube a une poche scellee |
DK174883B1 (da) | 2003-02-27 | 2004-01-19 | Unomedical As | Engangsurinpose til opsamling af urin |
DE10313760B3 (de) * | 2003-03-27 | 2004-06-03 | Fresenius Kabi Deutschland Gmbh | Konnektor für medizinische Flüssigkeiten enthaltende Verpackungen und Verpackung für medizinische Flüssigkeiten |
US20060184103A1 (en) * | 2005-02-17 | 2006-08-17 | West Pharmaceutical Services, Inc. | Syringe safety device |
US7308915B2 (en) * | 2005-04-21 | 2007-12-18 | Jpro Dairy International, Inc. | Packaging system for storing and mixing separate ingredient components |
FR2898812B1 (fr) * | 2006-03-24 | 2008-06-13 | Technoflex Sa | Connecteur luer, connecteur medical et set de transfert comportant un tel connecteur |
DE102006014495B4 (de) * | 2006-03-29 | 2014-06-05 | Sartorius Stedim Biotech Gmbh | Vorrichtung zum Nehmen von Proben aus Systemen mit flexiblen Wandungen und zum Eintragen von Fluiden in solche |
US7635012B2 (en) * | 2006-06-12 | 2009-12-22 | Jpro Dairy International, Inc. | Sealed storage container with a coupling assembly |
US7607460B2 (en) * | 2006-06-12 | 2009-10-27 | Jpro Dairy International, Inc. | Coupling assembly |
EP2038000B1 (en) * | 2006-07-07 | 2010-10-20 | CaridianBCT, Inc. | Method for connecting thermoplastic tubes |
EP2097130A1 (en) * | 2006-12-05 | 2009-09-09 | CaridianBCT, Inc. | Connector system for sterile connection |
KR100799716B1 (ko) | 2006-12-19 | 2008-02-01 | 박종현 | 밀봉캡유니트 및 상기 밀봉캡유니트가 결합되는 멸균용기 |
DE102007024539A1 (de) * | 2007-05-24 | 2008-11-27 | Fresenius Kabi Deutschland Gmbh | Verschlusskappe für ein Behältnis zur Aufnahme von Flüssigkeiten, insbesondere einer enteralen Nährlösung und Behältnis mit einer derartigen Verschlusskappe |
US7736328B2 (en) | 2007-07-05 | 2010-06-15 | Baxter International Inc. | Dialysis system having supply container autoconnection |
US8083729B2 (en) * | 2007-11-07 | 2011-12-27 | Psi Medical Catheter Care, Llc | Apparatus and method for sterile docking of male medical line connectors |
US20090137969A1 (en) * | 2007-11-26 | 2009-05-28 | Colantonio Anthony J | Apparatus and method for sterilizing a tubular medical line port |
US20090143723A1 (en) * | 2007-11-29 | 2009-06-04 | Baxter International Inc. | Flow control device for peritoneal dialysis |
US8123078B2 (en) * | 2008-04-28 | 2012-02-28 | Fres-Co System Usa, Inc. | Flexible packages for connection to a dispensing system and clamping devices for releasably connecting such packages to the inlet tube of a dispensing system and methods of dispensing flowable materials from flexible packages |
US7905873B2 (en) | 2008-07-03 | 2011-03-15 | Baxter International Inc. | Port assembly for use with needleless connector |
US8172823B2 (en) | 2008-07-03 | 2012-05-08 | Baxter International Inc. | Port assembly for use with needleless connector |
US8062280B2 (en) | 2008-08-19 | 2011-11-22 | Baxter Healthcare S.A. | Port assembly for use with needleless connector |
US8394080B2 (en) | 2009-05-14 | 2013-03-12 | Baxter International Inc. | Needleless connector with slider |
US8226126B2 (en) * | 2009-08-24 | 2012-07-24 | Jpro Dairy International, Inc. | Bottle mixing assembly |
US8281807B2 (en) | 2009-08-31 | 2012-10-09 | Medrad, Inc. | Fluid path connectors and container spikes for fluid delivery |
JP5915176B2 (ja) * | 2009-10-05 | 2016-05-11 | 株式会社ジェイ・エム・エス | キャップ、およびそれを用いた栄養剤用容器並びに栄養剤供給セット |
JP5812344B2 (ja) * | 2009-10-26 | 2015-11-11 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 医療用容器のコネクターセット |
EP2332610B1 (de) * | 2009-12-10 | 2013-02-13 | Fresenius Kabi Deutschland GmbH | Anschlusssystem für Nahrungsbehälter zur enteralen Ernährung |
US10099047B2 (en) | 2010-01-11 | 2018-10-16 | Ge Healthcare Bio-Sciences Ab | Aseptic connection of separation or reaction systems |
EP2353629A1 (de) * | 2010-02-08 | 2011-08-10 | Fresenius Kabi Deutschland GmbH | Konnektor für medizinischen Wirkstoff enthaltende Behälter |
DE102010028522A1 (de) * | 2010-05-04 | 2011-11-10 | Robert Bosch Gmbh | Schraubverschluss für Weichverpackungen |
US20120078215A1 (en) * | 2010-09-28 | 2012-03-29 | Tyco Healthcare Group Lp | Two-piece vial transfer needle assembly |
CN103841944B (zh) * | 2011-03-22 | 2017-03-22 | 托马斯·尼古拉 | 医疗袋 |
CA2773487C (en) * | 2011-04-05 | 2016-01-05 | Tyco Healthcare Group Lp | Medical cartridge receiver having access device |
DE102011106852B4 (de) | 2011-07-05 | 2019-02-14 | Sartorius Stedim Biotech Gmbh | Vorrichtung zum aseptischen Verbinden und Trennen von Verbindungen zwischen Behältern |
CN102319179B (zh) * | 2011-08-23 | 2013-10-09 | 四川大学华西医院 | 药液的注射式输送容器 |
US9005181B2 (en) | 2012-03-09 | 2015-04-14 | Fenwal, Inc. | Sterile openable access port and containers including the same |
NL2008558C2 (en) | 2012-03-29 | 2013-10-01 | Ipn Ip Bv | Container closure assemblies. |
DE102012109194A1 (de) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | B. Braun Avitum Ag | Originalitätsverschluss zur Verwendung an einem Behälter, Behälter hiermit sowie Port zur Anordnung an dem Behälter |
US20160242998A1 (en) * | 2013-09-25 | 2016-08-25 | Fresenius Kabi Deutschland Gmbh | Food arrangement |
DE202014100585U1 (de) * | 2014-02-11 | 2014-04-22 | Heinz Meise Gmbh | Vorrichtung zum sterilen Verbinden von medizinischen Einwegartikeln |
ES2549694B9 (es) | 2014-10-23 | 2017-01-04 | Grifols, S.A. | Procedimiento de llenado aséptico de una bolsa |
CN107438453B (zh) * | 2015-04-17 | 2021-05-25 | 美国圣戈班性能塑料公司 | 无菌端口连接件 |
WO2017060445A1 (de) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | Fresenius Kabi Deutschland Gmbh | Deckel für ein behältnis zur aufnahme einer enteralen nährstofflösung |
KR101608014B1 (ko) * | 2015-10-21 | 2016-03-31 | 주식회사 태성트레이딩 | 파우치형 유체 용기 및 그 유체 용기의 유체 취출장치 |
WO2017193073A1 (en) | 2016-05-06 | 2017-11-09 | Gambro Lundia Ab | Systems and methods for peritoneal dialysis having point of use dialysis fluid preparation including mixing and heating therefore |
US10442582B1 (en) | 2018-08-14 | 2019-10-15 | Phoenix Closures, Inc. | Spout fitment apparatus for a flexible container |
US11377267B2 (en) | 2019-05-15 | 2022-07-05 | Phoenix Closures, Inc. | Choke-resistant closure |
CN113229867B (zh) * | 2020-07-03 | 2022-09-20 | 重庆橙壹科技有限公司 | 一种适用于定制生产的医用取物袋 |
IT202000028040A1 (it) * | 2020-11-23 | 2022-05-23 | Paolo Gobbi Frattini S R L | “connettore per sacca di contenimento di soluzioni liquide per uso medico o nutrizionale” |
CN113478551B (zh) * | 2021-09-08 | 2021-11-02 | 江苏锐拓生物科技有限公司 | 一种用于医用软管的无菌断开器 |
US20230122990A1 (en) * | 2021-10-14 | 2023-04-20 | Entegris, Inc. | Integrated aseptic system and method of making the same |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB121016A (en) | 1918-01-09 | 1918-12-05 | Alfred Charles Brown | Improvements in Silencing Pads for Telephone or Speaking Tube Earpieces and Earstoppers. |
US3364930A (en) * | 1965-06-11 | 1968-01-23 | Abbott Lab | Sterile venoclysis apparatus and recipient set for use therwith |
US4187893A (en) * | 1978-07-19 | 1980-02-12 | Abbott Laboratories | Combined additive and administration port for a container |
US4201406A (en) * | 1978-11-13 | 1980-05-06 | Baxter Travenol Laboratories, Inc. | Spike connector for solution bag |
US4547900A (en) * | 1979-12-26 | 1985-10-15 | Abbott Laboratories | Flexible container with integral ports and diaphragm |
SE455165B (sv) * | 1982-06-01 | 1988-06-27 | Haustrup Plastic As | Anordning vid behallare |
US4523691A (en) * | 1983-04-08 | 1985-06-18 | Abbott Laboratories | Port structure for I.V. container |
US4601704A (en) * | 1983-10-27 | 1986-07-22 | Abbott Laboratories | Container mixing system with externally mounted drug container |
FR2731621B1 (fr) * | 1995-03-13 | 1997-09-05 | Clintec Nutrition Co | Dispositif de perforation et ensemble de raccordement pour systeme d'alimentation par voie enterale et procede de raccordement |
-
1997
- 1997-04-26 DE DE19717765A patent/DE19717765C1/de not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-04-24 ES ES98922774T patent/ES2181221T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-24 AR ARP980101896A patent/AR011468A1/es active IP Right Grant
- 1998-04-24 JP JP54659098A patent/JP2001522280A/ja active Pending
- 1998-04-24 DE DE59805003T patent/DE59805003D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-24 BR BR9809308-8A patent/BR9809308A/pt not_active IP Right Cessation
- 1998-04-24 EP EP98922774A patent/EP0975301B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-24 CN CNB988045354A patent/CN1232240C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1998-04-24 KR KR10-1999-7009791A patent/KR100502245B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-04-24 WO PCT/EP1998/002438 patent/WO1998048765A1/de active IP Right Grant
-
1999
- 1999-10-26 US US09/426,851 patent/US6485479B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224195A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-13 | Nipro Corp | 輸液容器 |
KR101225032B1 (ko) * | 2004-07-09 | 2013-01-23 | 프레제니우스 카비 도이치란트 게엠베하 | 살균 포트 |
JP4791463B2 (ja) * | 2004-07-09 | 2011-10-12 | フレセニウス カビ ドイチュランド ゲーエムベーハー | 滅菌ポート、コネクタ、及びバッグ |
JP2008505030A (ja) * | 2004-07-09 | 2008-02-21 | フレセニウス カビ ドイチュランド ゲーエムベーハー | 滅菌ポート |
WO2011046210A1 (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-21 | 株式会社ジェイ・エム・エス | キャップ、およびそれを用いた栄養剤用容器並びに栄養剤供給セット |
JPWO2011046210A1 (ja) * | 2009-10-16 | 2013-03-07 | 株式会社ジェイ・エム・エス | キャップ、およびそれを用いた栄養剤用容器並びに栄養剤供給セット |
WO2012101982A1 (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-02 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 医療用投与セット |
CN103327947A (zh) * | 2011-01-25 | 2013-09-25 | 株式会社Jms | 医用给药套件 |
JPWO2012101982A1 (ja) * | 2011-01-25 | 2014-06-30 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 医療用投与セット |
JP6016024B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2016-10-26 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 医療用投与セット |
WO2012140768A1 (ja) * | 2011-04-14 | 2012-10-18 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 医療用ポート、およびそれを用いた栄養剤用容器並びに栄養剤供給セット |
JP5920340B2 (ja) * | 2011-04-14 | 2016-05-18 | 株式会社ジェイ・エム・エス | 医療用ポート、およびそれを用いた栄養剤用容器並びに栄養剤供給セット |
KR101799138B1 (ko) * | 2011-04-14 | 2017-11-17 | 가부시끼가이샤 제이엠에스 | 의료용 포트, 및 그것을 이용한 영양제용 용기와 영양제 공급 세트 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1232240C (zh) | 2005-12-21 |
KR100502245B1 (ko) | 2005-07-22 |
WO1998048765A1 (de) | 1998-11-05 |
CN1253489A (zh) | 2000-05-17 |
DE19717765C1 (de) | 1999-02-25 |
AR011468A1 (es) | 2000-08-16 |
DE59805003D1 (de) | 2002-09-05 |
EP0975301B1 (de) | 2002-07-31 |
KR20010020210A (ko) | 2001-03-15 |
US6485479B1 (en) | 2002-11-26 |
BR9809308A (pt) | 2000-07-04 |
ES2181221T3 (es) | 2003-02-16 |
EP0975301A1 (de) | 2000-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001522280A (ja) | 滅菌コネクタ | |
EP0554988B1 (en) | Mixing apparatus | |
US4516977A (en) | Storage bag | |
AU743521B2 (en) | A container closure with a frangible seal and a connector for a fluid transfer device | |
KR100602485B1 (ko) | 의약 액체를 담고 있는 용기용 살균 커넥터 | |
EP0079326B1 (en) | Fluid transfer assembly | |
US20120310177A1 (en) | Connector system for nutrient containers for enteral nutrition | |
JP2006506206A (ja) | コネクタ装置 | |
GB1579065A (en) | Container for sterile storage of liquid | |
US20210401668A1 (en) | Food arrangement | |
US4368729A (en) | Aseptic system for total parenteral nutrition and the like | |
JPS59163165A (ja) | 容器 | |
JPH0113859B2 (ja) | ||
AU6258996A (en) | Multi-purpose vials for use in hypodermic administrations an d drug delivery systems | |
JP2000508993A (ja) | 改良された医療用容器 | |
JP2000107257A (ja) | 輸液用容器 | |
JP2527084Y2 (ja) | 輸液容器 | |
CA1205783A (en) | Storage bag | |
JP2000107256A (ja) | 薬剤混合輸液バッグ | |
JPH11104213A (ja) | 薬剤容器のキャップ | |
JP4678294B2 (ja) | 薬液収容容器 | |
JPH10328269A (ja) | 医療用容器 | |
JPH09248328A (ja) | 医療用容器及びその製造方法 | |
JP2000116749A (ja) | 輸液容器 | |
JP2000254206A (ja) | 輸液用容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070612 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070911 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071211 |