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JP2001516765A - 真性糖尿病及び肥満の治療のための組成物 - Google Patents

真性糖尿病及び肥満の治療のための組成物

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Publication number
JP2001516765A
JP2001516765A JP2000511787A JP2000511787A JP2001516765A JP 2001516765 A JP2001516765 A JP 2001516765A JP 2000511787 A JP2000511787 A JP 2000511787A JP 2000511787 A JP2000511787 A JP 2000511787A JP 2001516765 A JP2001516765 A JP 2001516765A
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JP
Japan
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glp
amino acid
composition according
peptide
active substance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000511787A
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English (en)
Inventor
ヴォルフ ゲオルグ フォースマン
ルドルフ リヒター
ナット アデルマン
マルクス マイヤー
Original Assignee
ヴォルフ ゲオルグ フォースマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19810515A external-priority patent/DE19810515A1/de
Application filed by ヴォルフ ゲオルグ フォースマン filed Critical ヴォルフ ゲオルグ フォースマン
Publication of JP2001516765A publication Critical patent/JP2001516765A/ja
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Abstract

(57)【要約】 以下の活性物質A、B、Cを少なくとも2つ含む組成物。A:cAMPの生成を刺激する少なくとも1つのホルモンB:環状ヌクレオチドの分解を阻害する少なくとも1つの物質C:cGMPの生成を刺激する少なくとも1つのホルモン

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1から29の組成物及び本発明による組成物を含む薬剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】
血糖ホメオスタシスのホルモン調節は、膵臓のホルモンであるインシュリン、
グルカゴン及びソマトスタチン(somatostatin)によって主に影響を受ける。そ
れらは、膵臓中のランゲルハンス島において生産される。この血糖値の内分泌物
調節は、順に血液とともに循環する代謝産物(グルコース、アミノ酸、カテコー
ルアミン等)による複合調節の下にある。内分泌膵臓からのインシュリン分泌が
、主として血液グルコース値によって刺激されるにもかかわらず、インシュリン
分泌に影響するグルカゴンおよびソマトスタチンのようなホルモンの形態のパラ
クリン(paracrine)因子もまた存在する。膵臓の島細胞におけるインシュリン 分泌の調整は、第2メッセンジャーである環状アデノシン一燐酸塩(cAMP)によっ
て媒介される。
【0003】 膵臓の島細胞のcAMP代謝は、異なるレベルに調節される。一方では、cAMPの生
産は、膵臓ベータ細胞において刺激され得る。他方、膵臓ベータ細胞におけるcA
MPの分解は、種々のホスホジエステラーゼによって刺激を受けることができ、又
は阻害されることができる。
【0004】 ホスホジエステラーゼは、環状ヌクレオチド(cAMP、cGMP)を分解する酵素で
ある。今日、異なる基質特異性及び/又は異なる活性化/阻害のメカニズムを有
するホスホジエステラーゼは、7つの異なる群に区別されている。ホスホジエス
テラーゼの異なる群のために、特異的な阻害剤が説明されている(例えば、PDE
I阻害剤であるビンポセチン(vinpocetin)、PDE II阻害剤であるトレクインシ ン(trequinsin)、PDE III阻害剤であるミルリノン(milrinone)、PDE IV阻害
剤であるロリプラム(rolipram)、PDE V阻害剤であるザプリナスト(zaprinast
))。
【0005】 グアニリン(Guanylin)及びウログアニリン(uroguanylin)は、血液中で循 環する腸内に形成されたペプチドホルモンである。それらは、グアニル酸シクラ
ーゼ活性化ペプチドに属し、かつ種々の組織中の環状グアノシン一燐酸塩の形成
を刺激する。
【0006】 驚くべきことに、以下の活性物質A、B、Cを少なくとも2つ含む組成物が見出 された。但し、 A:cAMPの生成を刺激する少なくとも1つのホルモン; B:環状ヌクレオチドの分解を阻害する少なくとも1つの物質 C:cGMPの生成を刺激する少なくとも1つのホルモン は、治療において、個々の活性物質の投与よりも優れていることが見出された。
【0007】 活性物質Aは、例えばGLP-1/GLP-1様ペプチド、好ましくはGLP-1(7-34)-アミド
及び/又はGLP-1(7-36)アミドである。驚いたことに、未変性血漿型GLP-1(7-34)
-COOH及びGLP-1(7-34)-アミドは、GLP-1(7-36)-アミドよりも2倍から3倍長い 半減期を有する。
【0008】 さらに、等モル量のGLP-1(7-34)-COOH及びGLP-1(7-34)-アミドの注入は、GLP-
1(7-36)-アミドの注入の場合よりもはるかに高いインシュリン放出及びはるかに
高いグルコース値の減少を引き起こす。
【0009】 活性物質Bは、例えばホスホジエステラーゼ阻害剤、好ましくはIII及び/又は
IV群ホスホジエステラーゼ阻害剤である。
【0010】 活性物質Cは、例えばグアニリン及び/又はウログアニリン遺伝子からのグア ニル酸シクラーゼC活性化ペプチド、好ましくはグアニリン-101-115及び/又は ウログアニリン-89-112である。
【0011】 本発明による組成物は、セクリチン/グルコース依存性インシュリン分泌刺激
ペプチド(GIP)/血管作動性腸ペプチド(VIP)/下垂体アデニル酸シクラーゼ
活性化ペプチド(PACAP)/グルカゴン様ペプチドII(GLP-II)/グリセンチン (glicentin)/グルカゴン遺伝子族のホルモン及び/又はアドレノメドゥリン(
adrenomedullin)/アミリン(amylin)/カルシトニン(calcitonin)遺伝子関 連ペプチド(CGRP)遺伝子族のホルモンのような、島細胞分泌に影響する1つ以
上のペプチドホルモンを組み合わせて使用され得る。
【0012】 本発明による組成物は、そのC末端がカルボキシル化又はアミド化された形のG
LP-1(7-34)、GLP-1(7-35)、GLP-1(7-36)又はGLP-1(7-37)として、又は以下の修 飾物によって変異されたGLP-1ペプチドとして、GLP-1とともに使用される。 (a)中性アミノ酸、アルギニン又はD−体リジン若しくはアルギニンによる26 位及び/若しくは34位のアミノ酸リジンの置換;並びに/又は、中性アミノ酸
、アルギニン又はD−体アルギニン若しくはリジンによる36位のアルギニンの
置換; (b)抗酸化性アミノ酸による31位のトリプトファンの置換; (c)前述のそれぞれのアミノ酸による以下の位置における少なくとも1つの置換 : 16位のVをYに; 18位のSをKに; 21位のEをDに; 22位のGをSに; 23位のQをRに; 24位のAをRに;及び 26位のKをQに; (d)前述のそれぞれのアミノ酸による以下の位置の少なくとも1つの置換: 8位のAを小型中性アミノ酸に; 9位のEを酸性又は中性アミノ酸に; 10位のGを中性アミノ酸に;及び 15位のDを酸性アミノ酸に;及び/又は (e)中性アミノ酸又はD−体若しくはN−アセチル若しくはN−アルキル型ヒス チジン(histidine)による7位のアミノ酸であるヒスチジンの置換であって、 前述の置換のためのアミノ酸が、D−又はL−体のいずれかであり、かつ7位が
置換されたアミノ酸が、そのN−アセチル又はN−アルキル型のいずれかに置換
された置換。
【0013】 他の好ましい態様において、本発明による組成物は、D−体又はL−体におけ
るアミノ酸の交換からの変異を含む。特に、それらの変異は、26位及び/又は
34位のアミノ酸であるリジンが、K+、G、S、A、L、I、Q、M、R及び
R+により置換され、かつ36位のアミノ酸であるアルギニンが、K、K+、G
、S、A、L、I、Q、M及びR+により置換され、及び/又は31位のアミノ
酸であるトリプトファンが、F、V、L、I、A及びYにより置換されることを
可能にする(記号+は、対応するアミノ酸のD−体を意味する)。
【0014】 前述された変異は、22位のGのSへの、23位及び24位のQ及びAのRへ
の、並びに26位のKのQへの少なくとも1つの置換を任意に組み合わせること
もでき、又はこれらの置換は21位のEのDへの置換をさらに組み合わせること
もできる。
【0015】 他の変異は、8位のアラニンが、S、S+、G、C,C+、Sar、A+、ベ
ータアラ(beta-ala)及びアイブ(Aib)から成る群からの小型中性アミノ酸によ って置換され、9位のグルタミン酸を置換する酸性又は中性アミノ酸が、E+、
D、D+、Cay、T、T+、N、N+、Q、Q+、Cit、MSO及びアセチ
ル−Kから成る群から選ばれ、かつ10位のグリシンを置換する中性アミノ酸が
、S、S+、Y、Y+、T、T+、N、N+、Q、Q+、Cit、MSO、アセ
チル−K、F及びF+から成る群から選ばれる置換である。
【0016】 7位のヒスチジンを置換するアミノ酸が、H+、Y、Y+、F、F+、R、R
+、Orn、Orn+、M、M+、N−ホルミル(formyl)−H、N-ホルミル− H+、N−アセチル−H、N−アセチル−H+、N−イソプロピル−H、N−イ
ソプロピル−H+、N−アセチル−K、N−アセチル−K+、P及びP+から成
る群から選ばれる変異もまた、使用されることがある。
【0017】 特に、以下の変異ペプチドが、本発明による組成物において使用されることが
ある。 (H+)7-GLP-1(7-37)、(Y)7-GLP-1(7-37)、(N-アセチル-H)7-GLP-1(7-37)、(N-イ ソプロピル-H)7-GLP-1(7-37)、(A+)8-GLP-1(7-37)、(E+)9-GLP-1(7-37)、(D)9-G
LP-1(7-37)、(D+)9-GLP-1(7-37)、(F+)10-GLP-1(7-37)、(S)22(R)23(R)24(Q)26-
GLP-1(7-37)、及び/又は(S)8(Q)9(Y)16(K)18(D)21-GLP-1(7-37)。
【0018】 さらに、本発明による組成物における活性物質Aとして、GLP-1(7-34)、GLP-1
(7-35)、GLP-1(7-36)若しくはGLP-1(7-37)又はC末端アミドと比較して血漿中で
の分解に対する抵抗性が高く、及び/又は少なくとも1つの以下の変異を含むペ
プチドが使用されることができる。 (α)D−体の中性若しくは酸性アミノ酸又はD−体のヒスチジンによる7位の
ヒスチジンの置換; (β)D−体のアミノ酸による8位のアラニンの置換;及び (χ)N−アセチル(1-6C)若しくはN-アルキル(1-6C)型の代替可能な(alte
rnative)アミノ酸又はヒスチジンによる7位のヒスチジンの置換。
【0019】 7位のヒスチジンは、P+、D+、E+、N+、Q+、L+,V+、I+及びH+から成る群から
のアミノ酸により置換されることがあり、8位のD−アミノ酸は、P+、V+、
L+、I+及びA+から成る群からのアミノ酸による置換されることがあり、並
びに/又は8位のD−アミノ酸は、P、D、E、N、Q、V、L、I、K及びH
から成る群からのアルキル化又はアセチル化アミノ酸により置換されることがあ
る。
【0020】 他の好ましい態様において、本発明による組成物は、以下の型の少なくとも1
つの変異ペプチドを含有する。 (H+)7-GLP-1(7-37)、(N-アセチル-H)7-GLP-1(7-37)、(N-イソプロピル-H)7-GLP-
1(7-37)、(N-アセチル-K)7-GLP-1(7-37)及び/又は(A+)8-GLP-1(7-37)。
【0021】 当業者は、前記ペプチド活性物質が燐酸化、アセチル化及び/又はグリコシル
化型として存在するであろうことを理解している。
【0022】 特に、以下の一般式を有するGLP-1-(7-34)COOH及び対応する酸アミド由来のそ
れらの誘導体が使用される。
【化2】 R-NH-HAEGTFTSDVSSYLEGQAAKEFIAWLVK-CONH2
【0023】 式中、RはH又は1〜10の炭素原子を有する有機化合物である。Rは、好ましくは
カルボン酸の残基であり、特に好ましくは、以下のカルボン酸の残基である。ホ
ルミル、アセチル、プロピオニル、イソプロピオニル、メチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、tert-ブチル。
【0024】 本発明による組成物中の活性物質Bとしては、パパベリン(papaverine)、テ オフィリン(theophylline)、エンプロフィリン(enprofylline)及び/若しく
はIBMXのような非特異的ホスホジエステラーゼ阻害剤、又は特異的ホスホジエス
テラーゼ阻害剤が、特に使用される。
【0025】 インドリダン(indolidane)(LY195115)、シロスタミド(cilostamide)(O
PC 3689)、リキサジノン(lixazinone)(RS 82856)、Y-590、イマゾダン(imaz
odane)(CI914)、SKF 94120、クアジノン(quazinone)、ICI 153,110、シロス タゾール(cilostazole)、ベモランダン(bemorandane)(RWJ 22867)、シガゾ ダン(siguazodane)(SK&F 94-836)、アジベンダン(adibendane)(BM14,478)、
ミルリノン(milrinone)(WIN 47203)、エノキシモン(enoximone)(MDL 1704
3)、ピモベンダン(pimobendane)(UD-CG 115)、MCI-154、サテリノン(sater
inone)(BDF 8634)、スルマゾール(sulmazole)(ARL 115)、UD-CG 212、モタ
ピゾン(motapizone)、ピロキシモン(piroximone)、ICI 118233のようなIII 群ホスホジエステラーゼ(cGMP−阻害ホスホジエステラーゼ)並びに/又はロリプ
ラム(rolipram)ZK 62711;ピロリドン(pyrrolidone))、イミダゾリジノン (imidazolidinone)(RO 20-1724)、エタゾレート(etazolate)(SQ 65442)
、デンブフィリン(denbufylline)(BRL 30892)、ICI63197及び/若しくはRP734
01のようなIV群ホスホジエステラーゼ(cAMP−特異的ホスホジエステラーゼ)を
阻害するホスホジエステラーゼ阻害剤が、特に好ましい。
【0026】 トラフェントリン(tolafentrine)、ザルダベリン(zardaverine)、EMD5462
2及び/又はOrg30029のようなIII群及びIV群の両者を阻害できるホスホジエステ
ラーゼ阻害剤もまた、本発明による組成物中で使用され得る。
【0027】 本発明による薬剤は、効果的な量の本発明による薬剤を含有し、かつインシュ
リン依存性真性糖尿病、非インシュリン依存性真性糖尿病、MODY(タタソール症
候群(maturity-onset diabetes in young people))、膵臓疾患(慢性膵炎、 膵切除(pancreasectomy)、ヘモクロマトーシス(hemochromatosis))に関連 する第2高血糖症又は内分泌性疾患(先端巨大症、クッシング症候群、褐色細胞
腫若しくはハイパーシレオシス(hyperthyreosis))、薬剤誘発性高血糖症(ベ
ンゾチアジアジン(benzothiadiazine)塩分排泄剤、ジアゾキシド(diazoxide )若しくはグルココルチコイド(glucocorticiods))、病的グルコース耐性、 高血糖症、低リポ蛋白血症(dyslipoproteinemias)、肥満、高リポ蛋白血症(h
yperlipoproteinemias)、及び/又は低血圧の治療のために使用され得る。
【0028】 驚くべきことに、本発明による組成物は、例えば、個々の成分を使用する単一
治療よりも、はるかに良好な真性糖尿病への治療効果を示す。
【0029】 研究から、本発明による組成物が、個々の成分であるGLP-1、ホスホジエステ ラーゼ阻害剤、グアニリン又はウログアニリンと比べ、動物実験においてはるか
に高いインシュリン放出を引き起こすことが示された。血糖値は、本発明による
組成物によって、それぞれ個々の成分によるよりも、大きく低減される。さらに
、本発明による組成物、特にGLP-1の治療投薬量が、はるかに低減され得ること が見出された。本発明による組成物のその他の成分のための、積極的共同効果(
positive synergistic effect)もある。
【0030】 動物実験において、驚くべきことに、血糖値におけるGLP-1の作用の持続時間 は、それをホスホジエステラーゼ又はグアニル酸シクラーゼ活性化ペプチドと組
み合わせることにより4〜5の因子により延長され得る。これらの結果は、異なる
組み合わせの、静脈注射を1回した際における血糖値の測定に基づく。その後、
血糖値は6時間以上測定された。
【0031】 GLP-1は、単一治療において持続的に投与されなければならない一方、適当な 投与形態における非持続的輸送が、ホスホジエステラーゼ又はグアニル酸シクラ
ーゼ活性化ペプチドとの本発明の組み合わせにより達成され得る。
【0032】 驚くべきことに、この研究において、GLP-1を用いる単一治療と比べ、組み合 わせ治療において、治療に有効なGLP-1投薬量が数十倍低減されることが見出さ れた。GLP-1単一治療の副作用、特に遅発胃排出(delayed stomach discharge)
は、ホスホジエステラーゼ阻害剤及びグアニリン又はウログアニリンの両者によ
り取り除かれ得た。
【0033】 驚くべきことに、組み合わせ治療を1回適用した後には、食後の血糖値の上昇
が減少するだけでなく、グルコース値が、ほぼ通常の血糖値に続けて減少する。
【0034】 これは、本発明による組み合わせにおいては、GLP-1の持続的輸送を必要とし ないことを示す。
【0035】 個々の成分、GLP-1、ホスホジエステラーゼ阻害剤、グアニリン又はウログア ニリンを有する本発明による組成物は、インビトロ(in vitro)で、対生物活性
検定(bioactivity assay)において試験された。この細胞検定において、cAMP の形成が試験される。本発明による組成物は、個々の成分と比べ、この検定にお
いてはるかに高いレベルのcAMP形成をもたらした。
【0036】 驚くべきことに、インシュリン分泌におけるグアニリン及びウログアニリンの
作用の機能的メカニズムの研究において、cGMPアナログが、島細胞におけるcAMP
濃度の増加を引き起こすことが見出された。
【0037】 驚くべきことに、本発明による組成物の投与は、個々の成分の作用の持続時間
を延長する。
【0038】 本発明による組成物は、真性糖尿病におけるインシュリンの必要性を、本発明
による組成物の個々の成分の対応する投与により達成されるよりも、大きく減少
させる。
【0039】 本発明による組成物は、インシュリン依存性真性糖尿病、非インシュリン依存
性真性糖尿病、MODY(タタソール症候群)、膵臓疾患(慢性膵炎、膵切除(panc
reasectomy)、ヘモクロマトーシス(hemochromatosis))に関連する第2高血 糖症又は内分泌性疾患(先端巨大症、クッシング症候群、褐色細胞腫若しくはハ
イパーシレオシス(hyperthyreosis))、薬剤誘発性高血糖症(ベンゾチアジア
ジン(benzothiadiazine)塩分排泄剤、ジアゾキシド(diazoxide)若しくはグ ルココルチコイド(glucocorticiods))、病的グルコース耐性、高血糖症、低 リポ蛋白血症(dyslipoproteinemias)、肥満、高リポ蛋白血症(hyperlipoprot
einemias)、及び/又は低血圧の治療のために適している。
【0040】 本発明による組成物は、グルカゴンと構造上関連付けられるペプチドホルモン
とともに、及び/又はペプチドホルモンであるアドレノメドゥリン、アミリン、
及び/又はカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)とともに使用され得る。グ
ルカゴン多重遺伝子族に属するホルモンは、セクレチン、グルコース依存性イン
シュリン分泌刺激ペプチド(GIP)、血管作動性腸ペプチド(VIP)、下垂体アデ
ニル酸シクラーゼ活性化ペプチド(PACAP)、グルカゴン様ペプチドII(GLP-II )及びグリセンチンである。これらのペプチドは、異なる手法で行われるグルコ
ース代謝、消化管運動性及び分泌を調節する。セクリチン、GIP、VIP、PACAP、G
LP-II、グリセンチン、アドレノメドゥリン、アミリン及びCGRPの変異物質と同 様に、セクリチン、GIP、VIP、PACAP、GLP-II、グリセンチン、アドレノメドゥ リン、アミリン及びCGRPのすべての遺伝子生産物は、そのような治療のために使
用され得る。
【0041】 本発明による組成物による真性糖尿病又は肥満の治療のために、より高い生物
学的活性を有する、そのC末端がカルボキシル化若しくはアミド化された形の、 又は変異されたGLP-1ペプチドとしてのGLP-1(7-34)、GLP-1(7-35)、GLP-1(7-36)
、又はGLP-1(7-37)が使用され得る。
【0042】 本発明による組成物を用いた真性糖尿病又は肥満の治療のために、活性物質B として、パパベリン、テオフィリン、エンプロフィリン及び/若しくはIBMXのよ
うな非特異的ホスホジエステラーゼ阻害剤、並びに/又は特異的ホスホジエステ
ラーゼ阻害剤、及び特に、インドリダン(LY195115)、シロスタミド(OPC 3689
)、リキサジノン(RS 82856)、Y-590、イマゾダン(CI914)、SKF 94120、ク アジノン、ICI 153,110、シロスタゾール、ベモランダン(RWJ 22867)、シガ ゾダン(SK&F 94-836)、アジベンダン(BM14,478)、ミルリノン(WIN 47203)
、エノキシモン(MDL 17043)、ピモベンダン(UD-CG 115)、MCI-154、サテリ ノン(BDF 8634)、スルマゾール(ARL 115)、UD-CG 212、モタピゾン、ピロキ
シモン、ICI 118233を含むIII群ホスホジエステラーゼ(cGMP-阻害ホスホジエス
テラーゼ)を阻害するそれらのホスホジエステラーゼ阻害剤が使用されることも
ある。
【0043】 さらに、ロリプラムZK 62711;ピロリドン)、イミダゾリジノン(RO 20-1724
)、エタゾレート(SQ 65442)、デンブフィリン(BRL 30892)、ICI63197、RP7
3401のようなIV群ホスホジエステラーゼ(cAMP-特異的ホスホジエステラーゼ) を阻害するホスホジエステラーゼ阻害剤が使用されることもある。
【0044】 トラフェントリン、ザルダベリン、EMD54622、Org30029のようなIII群及びIV 群のホスホジエステラーゼの両方を阻害するホスホジエステラーゼ阻害剤もまた
、使用され得る。
【0045】 RIN細胞におけるインビトロ試験において、特異的なPDE II及びPDE IV阻害剤 が、特にcAMPの分解を阻害することが、驚くべきことに、示された。
【0046】 特異的なPDE II阻害剤及びGLP-1-(7-34)の組み合わせは、個々の物質の投与と
比べ、5〜10倍高い細胞内cAMP濃度を誘発する。さらに、特異的なPDE IV阻害
剤及びGLP-1-(7-34)の組み合わせは、個々の物質の投与と比べ、10〜15倍高
い細胞内cAMP濃度を誘発することを示すことができた。
【0047】 活性物質Cとして、グアニリン及び/又はウログアニリン遺伝子、好ましくは グアニリン-101-115及び/又はウログアニリン-89-112からのグアニル酸C活性化
ペプチドが使用され得る。
【0048】 本発明による組成物を使用した真性糖尿病又は肥満の治療のために、グアニリ
ン及びウログアニリンの遺伝子生産物、又はグアニリン及び/若しくはウログア
ニリンの、変異された、より生物学的に活性な分子が使用されることもある。
【0049】 特異的なPDE II阻害剤及びグアニリンの組み合わせは、個々の物質であるPDE
II阻害剤と比べ、2〜3倍高い細胞内cAMP濃度、及び個々の物質であるグアニリ
ンと比べ、5〜7倍高い細胞内cAMP濃度を誘発する。さらに、特異的なPDE IV阻
害剤及びグアニリンの組み合わせは、個々の物質であるPDE IV阻害剤と比べ、2
〜3倍高い細胞内cAMP濃度、及び個々の物質であるグアニリンと比べ、10〜1
5倍高い細胞内cAMP濃度を誘発することを示すことができた。
【0050】 同様に、薬理学的に許容可能な塩類は、無機又は有機酸を用いて塩基を中和す
ることにより得られる。無機酸としては、例えば、塩酸、硫酸、燐酸又は臭化水
素酸が使用されることができ、そして有機酸としては、例えば、酢酸、酒石酸、
乳酸、琥珀酸、アルギン酸、安息香酸、2-フェノキシ安息香酸、2-アセトキシ安
息香酸、ケイ皮酸、マンデル酸、クエン酸、リンゴ酸、サリチル酸、3-アミノサ
リチル酸、アスコルビン酸、エンボニン酸(embonic acid)、ニコチン酸、イソ
ニコチン酸、又は蓚酸、アミノ酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、2-ヒ
ドロキシエタンスルホン酸、エタン-1,2-ジスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4
-メチルベンゼンスルホン酸、又はナフタレン-2-スルホン酸のようなカルボン酸
、スルホ若しくはスルホン酸が使用されることができる。
【0051】 上記の疾病の治療のための薬剤の調製のために、個々の物質又はそれらの塩類
の治療に効果的な組み合わせが、通常の補助剤、キャリアー及び添加剤を加えて
使用される。組み合わせ調製の投薬量は、種、体重、年齢、患者の個々の条件、
及び投与方法に依存する。
【0052】 ペプチドを含む薬剤は、適当な投与方法のために、当業者に既知の方法によっ
て調製される。よって、経口、静脈内、筋内、皮内、鞘内、及び肺内投与が使用
されることができる。GLP-1及びそのアナログの、投与されるべき投薬量は、好 ましくは体重1kg当たり0.1μgから、体重1kg当たり10mgである。グアニリン及び
そのアナログの、投与されるべき投薬量は、好ましくは体重1kg当たり0.1μgか ら、体重1kg当たり10mgである。ウログアニリン及びそのアナログの、投与され るべき投薬量は、好ましくは体重1kg当たり0.1μgから、体重1kg当たり10mgであ
る。ミセル内に内包されたペプチド及び生物高分子物質もまた、投薬形態として
使用されることができる。
【0053】 さらに、永続的に、又は断続的に(pulsatile way)に行われる、構成成分の 生薬投薬形態からの放出による既知の放出形態は、投与のために使用されること
ができる。好ましくは、それらはキャリアーとして生物高分子物質、キャリアー
又は注入ポンプとしてリポソームを含み、そのため、皮下に、静脈内に、経口的
に、筋内に、若しくは肺内に、とりわけ効果を示し得る。
【0054】 固体投薬形態は、炭酸カルシウム、燐酸カルシウム、燐酸ナトリウム、ラクト
ゥロース(lactulose)、澱粉、マンニトール、アルギネート、ゼラチン、グア ルガム(guar gum)、ステアリン酸マグネシウム若しくはアルミニウム、メチルセ
ルロース、タルク、高分散性珪酸、シリコーン油、高分子量脂肪酸(例えばステ
アリン酸)、寒天又は植物若しくは動物油脂、固体高分子量ポリマー(例えばポ
リエチレングリコール)のような不活性補助剤及びキャリアーを含有することも
でき、経口投与に適した処方は、所望により、追加の味付け剤及び/又は甘味料
もまた、含有することもある。
【0055】 液体投薬形態は、殺菌されることができ、及び/又は、防腐剤、安定化剤、湿
潤剤、浸透剤、乳化剤、拡散剤、溶解剤、浸透圧の調節若しくは緩衝のための塩
類、及び/又は粘度緩和剤のような補助剤を任意に含有することができる。
【0056】 そのような添加剤は、例えば酒石酸及びクエン酸バッファー、エタノール、錯
化(キレート)剤(例えば、エチレンジアミン四酢酸及びその非毒(non-toxic )塩)を包含する。粘度の調節のために、液体ポリエチレンオキシド、カルボキ
シメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、デキストラン、又はゼラチンのよ
うな高分子量ポリマーが使用されることができる。固体キャリアーは、例えば、
澱粉、ラクトゥロース、マンニトール、メチルセルロース、タルク、高分散性珪
酸、高分子量脂肪酸(例えばステアリン酸)、ゼラチン、寒天、燐酸カルシウム
、ステアリン酸マグネシウム、動物及び植物脂、固体高分子量ポリマー(例えば
ポリエチレングリコール)を包含する。
【0057】 腸管外適用のための油状懸濁液は、脂肪酸鎖に8〜22の炭素原子を有する液
体脂肪酸エステル、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノー
ル、ペンタノール若しくはそれらの異性体、グリコール又はグリセロールのよう
な、1〜6の炭素原子を有する一級〜三級アルコールによりエステル化された、
例えば、パルミチン酸、ラウリル酸、トリデカン酸、マルガリン酸、ステアリン
酸、アラキン酸、ミリスチン酸、ベヘニル酸、ペンタデカン酸、リノール酸、エ
ライジン酸、ブラシル酸、エルカ酸又はオレイン酸のような脂肪酸鎖に8〜22
の炭素原子を有する液体脂肪酸エステルである、植物油、合成油又は半合成油を
含有することができる。そのような脂肪酸エステルは、例えば、市販のミグリオ
ール(miglyols)、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ス
テアリン酸イソプロピル、カプリン酸PEG-6、飽和脂肪アルコールの、カプリル /カプリン酸エステル、トリオレイン酸ポリオキシエチレングリコール、オレイ
ン酸エチル、人造アヒル尾腺脂(duck uropygial gland fat)のようなワックス
様脂肪酸エステル、ココナッツ油脂肪酸イソプロピルエステル、オレイン酸オレ
イルエステル、オレイン酸デシルエステル、乳酸エチルエステル、フタル酸ジブ
チル、アジピン酸ジイソプロピルエステル、ポリオール脂肪酸エステル等を包含
する。異なる粘度のシリコーン油又は、イソトリデシルアルコール、2-オクチル
ドデカノール、セチルステアリルアルコール若しくはオレイルアルコールのよう
な脂肪アルコール、又はオレイン酸のような脂肪酸もまた、適している。さらに
、ひまし油、アーモンド油、オリーブ油、胡麻油、綿実油、ピーナッツ油又は大
豆油もまた、使用されることができる。
【0058】 溶媒、ゲル化剤及び溶解剤としては、水又は水混和性(water-miscible)溶媒
を使用することができる。適当な溶媒は、例えばエタノール又はイソプロピルア
ルコール、ベンジルアルコール、2-オクチルドデカノール、ポリエチレングリコ
ールのようなアルコール、ワックス類、メチルセロソルブ、セロソルブ、エステ
ル類、モノフォリン、ジオキサン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、テトラヒドロフラン、シクロヘキサン等を包含する。
【0059】 フィルム形成剤としては、水及び有機溶媒中で、溶解し、膨潤し、かつ、乾燥
後、一種のフィルムを形成する、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロ
ース、エチルセルロース、又は溶解性澱粉のようなセルロースエステルが使用さ
れることができる。よって、ゲル化剤とフィルム形成剤との間の混合された形態
もまた可能である。カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸及びそれらの塩類、アミロペクチンセミグリコレートナトリウ
ム、アルギン酸又はナトリウム塩としてのプロピレングリコールアルギン酸塩、
アラビアガム、キサンタンガム、グアルガム、又はトチャカ(carrageen)のよ うな、イオン性巨大分子が、主に使用される。
【0060】 使用されることができるさらなる配合は、グリセロール、異なる粘度のパラフ
ィン、トリエタノールアミン、コラーゲン、アラントイン、ノバンチソリン酸(
novantisolic acid)、香油を包含する。
【0061】 界面活性剤、乳化剤又は湿潤剤の使用もまた、形成のために必要なことがあり
、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、脂肪アルコールエーテル硫酸塩、N-ラウリ
ル-β-イミノジプロピオン酸二ナトリウム、ポリオキシエチル化ひまし油、又は
ソルビタンモノオレイン酸塩、ソルビタンモノステアリン酸塩、セチルアルコー
ル、レシチン、グリセロールモノステアリン酸塩、ポリエチレンステアリン酸塩
、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、塩化セチルトリメチルアンモニ
ウム又はモノ-/ジアルキルポリグリコールエーテルオルト燐酸モノエタノール アミン塩が使用されることができる。
【0062】 エマルションの安定化のための、モンモリロナイト又はコロイダルシリカのよ
うな安定化剤、又は例えば、トコフェロール若しくはブチルヒドロキシアニゾー
ルのような酸化防止剤などの活性物質、又はp-ヒドロキシ安息香酸エステルのよ
うな防腐剤の分解を防止するための、モンモリロナイト又はコロイダルシリカの
ような安定化剤もまた、所望の処方を調製するために必要なこともある。
【0063】 製品の製造、充填及び密閉は、通常の抗菌性及び無菌条件下で行われる。可能
ならば、製品は、取り扱いを容易にするために、別々の単位の投与量に包装され
る。この場合にも、腸管外形態に関しては、安定化の理由のために必要ならば、
活性物質又はそれらの組み合わせが、固体キャリアー及び必要な溶媒などを任意
に含有する凍結乾燥剤として、別々に包装される。
【配列表】
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月10日(2000.3.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 R−NH−HAEGTFTSDVSSYLEGQAAKEFIAWLVK−CO
NH 但し、RはH又は1〜10の炭素原子を有する有機化合物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4375 A61K 31/4375 31/44 31/44 31/4439 31/4439 31/444 31/444 31/4709 31/4709 31/495 31/495 31/50 31/50 31/501 31/501 31/519 31/519 31/54 31/54 38/00 45/00 38/22 A61P 3/04 38/26 3/06 38/23 3/10 45/00 A61K 45:00) A61P 3/04 ) 3/06 ) 3/10 37/02 //(A61K 38/22 37/24 45:00) 37/28 (A61K 38/26 37/30 45:00) 45:00) (A61K 38/23 45:00) (31)優先権主張番号 198 10 515.0 (32)優先日 平成10年3月11日(1998.3.11) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP,US (72)発明者 マイヤー マルクス ドイツ連邦国、ハノーファー D−30625、 ハイデルリング 38a

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の活性物質A、B、Cを少なくとも2つ含む組成物。 A:cAMPの生成を刺激する少なくとも1つのホルモン B:環状ヌクレオチドの分解を阻害する少なくとも1つの物質 C:cGMPの生成を刺激する少なくとも1つのホルモン
  2. 【請求項2】 活性物質Aが、GLP-1/GLP-1様ペプチド、好ましくはGLP-1(7-34)-
    アミド及び/又はGLP-1(7-36)-アミドである請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 活性物質Bが、ホスホジエステラーゼ阻害剤、好ましくはIII群及
    び/又はIV群ホスホジエステラーゼ阻害剤である請求項1又は2に記載の組成物
  4. 【請求項4】 活性物質Cが、グアニリン及び/又はウログアニリン遺伝子、好 ましくはグアニリン-101-115及び/又はウログアニリン-89-112からのグアニル 酸シクラーゼC活性化ペプチドである請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成 物。
  5. 【請求項5】 セクレチン/グルコース依存性インシュリン分泌刺激ペプチド(
    GIP)/血管作動性腸ペプチド(VIP)/下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ペプ
    チド(PACAP)/グルカゴン様ペプチドII(GLP-II)/グリセンチン/グルカゴ ン遺伝子族のホルモン及び/又はアドレノメドゥリン/アミリン/カルシトニン
    遺伝子関連ペプチドペプチド(CGRP)遺伝子族のホルモンのような、島細胞分泌
    に影響を与える1つ以上のペプチドホルモンを有する請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 活性物質AがGLP-1であり、かつそのC末端がカルボキシル化又は アミド化された形のGLP-1(7-34)、GLP-1(7-35)、GLP-1(7-36)、GLP-1(7-37)とし
    て使用される、請求項1〜5の少なくとも1項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 活性物質GLP-1において、26位及び/又は34位のアミノ酸で あるリジンが、中性アミノ酸であるアルギニン又はD−体のリジン若しくはアル
    ギニンにより置換され、及び/又は36位のアルギニンが、中性アミノ酸である
    アルギニン又はD−体のアルギニン若しくはリジンと置換される、請求項1〜6
    の少なくとも1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 活性物質GLP-1において、31位のトリプトファンが抗酸化性ア ミノ酸によって置換される請求項1〜7の少なくとも1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 活性物質GLP-1において、それぞれの位置に与えられる少なくと も1つのアミノ酸が、以下のアミノ酸によってそれぞれ置換される請求項1〜8
    の少なくとも1項に記載の組成物。 16位のVがYに; 18位のSがKに; 21位のEがDに; 22位のGがSに; 23位のQがRに; 24位のAがRに;及び 26位のKがQに
  10. 【請求項10】 GLP-1において、それぞれの位置に与えられた少なくとも1つ のアミノ酸が、以下のアミノ酸によってそれぞれ置換される請求項1〜9の少な
    くとも1項に記載の組成物。 8位のAが小型中性アミノ酸に; 9位のEが酸性又は中性アミノ酸に; 10位のGが中性アミノ酸に;及び 15位のDが酸性アミノ酸に
  11. 【請求項11】 活性物質GLP-1において、7位のアミノ酸であるヒスチジンが 、中性アミノ酸又はD−体若しくはN−アセチル化若しくはN−アルキル化型の
    ヒスチジンにより置換され、前述の置換のためのアミノ酸が、D−又はL−体の
    いずれかであり、かつ7位が置換されたアミノ酸がそのN−アセチル化又はその
    N−アルキル化型のいずれかである、請求項1〜10の少なくとも1項に記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】 26位及び/又は34位のアミノ酸であるリジンが、K+,G
    、S、A,L、I、Q、M、R及びR+によって置換され、かつ36位のアミノ
    酸であるアルギニンが、K、K+、G、S、A、L、I、Q、M及びR+によっ
    て置換される請求項1〜11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 31位のアミノ酸であるトリプトファンが、F、V、L、I、
    A及びYによって置換される請求項1〜12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 請求項6に記載の変異が、22位のGのSへの、23位及び2
    4位のQ及びAのRへの、並びに26位のKのQへの置換の少なくとも1つと組
    み合わされ、又はこれらの置換が21位のEのDへの置換とさらに組み合わされ
    る、請求項1〜13に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 8位のアラニンがS、S+、G、C、C+、Sar、A+、ベ
    ータ−アラ及びアイブ(Aib)から成る群からの小型中性アミノ酸によって置換さ れ、かつ9位のグルタミン酸を置換する酸性又は中性アミノ酸が、E+、D、D
    +、Cay、T、T+、N、N+、Q、Q+、Cit、MSO及びアセチル-Kか
    ら成る群から選ばれ、かつ10位のグリシンを置換する中性アミノ酸が、S、S+ 、Y、Y+、T、T+、N、N+、Q、Q+、Cit、MSO、アセチル-K、F及びF+から成る群か ら選ばれる、請求項6〜14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 7位のヒスチジンを置換するアミノ酸が、H+、Y、Y+、F、F+、
    R、R+、Orn、Orn+、M、M+、N-ホルミル-H、N-ホルミル-H+、N-アセチル-H、N- アセチル-H+、N-イソプロピル-H、N-イソプロピル-H+、N-アセチル-K、N-アセチ
    ル-K+、P及びP+からなる群から選ばれる、請求項6〜15に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 変異ペプチドが、 (H+)7-GLP-1(7-37); (Y)7-GLP-1(7-37); (N-アセチル-H)7-GLP-1(7-37); (N-イソプロピル-H)7-GLP-1(7-37); (A+)8-GLP-1(7-37); (E+)9-GLP-1(7-37); (D)9-GLP-1(7-37); (D+)9-GLP-1(7-37); (F+)10-GLP-1(7-37); (S)22(R)23(R)24(Q)26-GLP-1(7-37);及び/又は (S)8(Q)9(Y)16(K)18(D)21-GLP-1(7-37) である請求項1〜16に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 GLP-1(7-34)、GLP-1(7-35)、GLP-1(7-36)若しくはGLP-1(7-37)
    又はC末端アミドと比べ、血漿中での分解に対する耐性が増加し、及び/又は以 下の変異の少なくとも1つを有するペプチドが使用される請求項1〜17に記載
    の組成物。 (α)D-体の中性若しくは酸性アミノ酸又はD−体のヒスチジンによる7位のヒ スチジンの置換; (β)D-体のアミノ酸による8位のアラニンの置換;及び (χ)N-アシル化(1-6C)若しくはN-アルキル化(1-6C)型の代替可能な(altern
    ative)アミノ酸又はヒスチジンによる7位のヒスチジンの置換
  19. 【請求項19】 7位のヒスチジンが、P+、D+、E+、N+、Q+、L+,V+、I+及びH+
    から成る群からのアミノ酸によって置換される請求項18に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 8位のD-アミノ酸が、P+、V+、L+、I+及びA+から成る群からの
    アミノ酸によって置換される請求項18又は19に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 8位のD-アミノ酸が、P、D、E、N、Q、V、L、I、K及びHから成
    る群からのアルキル化又はアセチル化されたアミノ酸によって置換される請求項
    18〜20のいずれか1項に記載された組成物。
  22. 【請求項22】 変異ペプチドが、 (H+)7-GLP-1(7-37); (N-アセチル-H)7-GLP-1(7-37); (N-イソプロピル-H)7-GLP-1(7-37); (N-アセチル-K)7-GLP-1(7-37);及び/又は (A+)8-GLP-1(7-37) である請求項18〜21のいずれか1項に記載の組成物。
  23. 【請求項23】 活性物質が、燐酸化、アセチル化及び/又はグリコシル化型で
    存在する請求項1〜22のいずれか1項に記載の組成物。
  24. 【請求項24】 活性物質Bが、 パパベリン; テオフィリン; エンプロフィリン;及び/又は IBMX のような非特異的ホスホジエステラーゼ阻害剤である請求項1〜23のいずれか
    1項に記載の組成物。
  25. 【請求項25】 活性物質Bが、特異的ホスホジエステラーゼ阻害剤である請求 項1〜24のいずれか1項に記載の組成物。
  26. 【請求項26】 インドリダン(LY195115); アジベンダン(BM14,478); シロスタミド(OPC 3689); ミルリノン(WIN 47203); リキサジノン(RS 82856); エノキシモン (MDL 17043); Y-590; ピモベンダン(UD-CG 115); イマゾダン(CI914); MCI-154; SKF 94120; サテリノン (BDF 8634); クアジノン; スルマゾール(ARL 115); ICI 153,110; UD-CG 212; シロスタゾール; モタピゾン; ベモランダン(RWJ 22867); ピロキシモン; シガゾダン(SK&F 94-836); ICI 118233 のようなIII群ホスホジエステラーゼ(cGMP-阻害ホスホジエステラーゼ)を阻 害するホスホジエステラーゼ阻害剤が使用される請求項1〜25のいずれか1項
    に記載の組成物。
  27. 【請求項27】 ロリプラム ZK 62711;ピロリドン); イミダゾリジノン(RO 20-1724) エタゾレート(SQ 65442); デンブフィリン (BRL 30892); ICI63197及び/又はRP73401 のようなIV群ホスホジエステラーゼ(cAMP-特異的ホスホジエステラーゼ)を阻 害するホスホジエステラーゼ阻害剤が使用される請求項1〜26のいずれか1項
    に記載の組成物。
  28. 【請求項28】 トラフェントリン; ザルダベリン; EMD54662;及び/又は Org30029 のようなIII群並びにIV群の両者を阻害するホスホジエステラーゼ阻害剤が使用 される請求項1〜27のいずれか1項に記載の組成物。
  29. 【請求項29】 活性物質Cが、グアニリン及び/又はウログアニリン遺伝子、 好ましくはグアニリン-101-115及び/又はウログアニリン-89-112からのグアニ ル酸シクラーゼC活性化ペプチドである請求項1〜28のいずれかに記載の組成 物。
  30. 【請求項30】 以下の一般式を有する化合物。 【化1】 R-NH-HAEGTFTSDVSSYLEGQAAKEFIAWLVK-CONH2 但し、RはH又は1〜10の炭素原子を有する有機化合物である。
  31. 【請求項31】 前記Rがカルボン酸の残基である請求項30に記載の化合物。
  32. 【請求項32】 前記Rが、ホルミル、アセチル、プロピオニル、イソプロピオ ニル、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、tert
    -ブチルである請求項30又は31に記載の化合物。
  33. 【請求項33】 インシュリン依存性真性糖尿病、非インシュリン依存性真性糖
    尿病、MODY(タタソール症候群)の治療のため、膵臓疾患(慢性膵炎、膵切除、
    ヘモクロマトーシス)に関連する第2高血糖症又は内分泌性疾患(先端巨大症、
    クッシング症候群、褐色細胞腫若しくはハイパーシレオシス)の治療のため、薬
    剤誘発性高血糖症(ベンゾチアジアジン塩分排泄剤、ジアゾキシド若しくはグル
    ココルチコイド)の治療のため、病的グルコース耐性の治療のため、高血糖症の
    治療のため、低リポ蛋白血症の治療のため、肥満の治療のため、高リポ蛋白血症
    及び/又は低血圧の治療のために、請求項1〜29のいずれか1項に記載の組成
    物又は請求項30〜32のいずれか1項に記載の化合物の有効量を含有する薬剤
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