[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2001504171A - Paper web having a relatively thin continuous network area and a segmented relatively thick area in the plane of the continuous network area - Google Patents

Paper web having a relatively thin continuous network area and a segmented relatively thick area in the plane of the continuous network area

Info

Publication number
JP2001504171A
JP2001504171A JP52285098A JP52285098A JP2001504171A JP 2001504171 A JP2001504171 A JP 2001504171A JP 52285098 A JP52285098 A JP 52285098A JP 52285098 A JP52285098 A JP 52285098A JP 2001504171 A JP2001504171 A JP 2001504171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
paper
paper web
layer
relatively
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP52285098A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP4093591B2 (en
JP2001504171A5 (en
Inventor
ファン、ディーン、ヴァン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2001504171A publication Critical patent/JP2001504171A/en
Publication of JP2001504171A5 publication Critical patent/JP2001504171A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4093591B2 publication Critical patent/JP4093591B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F11/00Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F11/00Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines
    • D21F11/006Making patterned paper

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ペーパー・ウェブおよび該ペーパー・ウェブを製造する方法が開示されている。ある実施態様では、ペーパー・ウェブは、比較的薄い連続領域および比較的厚い複数の分断領域を含む。該比較的厚い領域は、該比較的薄い領域の平面内に配置されている。該ペーパー・ウェブは、型模様を有する面および平滑な面を有することができる。該ペーパー構造物は、比較的迅速にかつ効率的に乾燥でき、さらに比較的に平滑な面を有しながら高い吸収性および密度を提供することができる。 SUMMARY A paper web and a method of making the paper web are disclosed. In some embodiments, the paper web includes a relatively thin continuous region and a plurality of relatively thick split regions. The relatively thick region is located in the plane of the relatively thin region. The paper web can have a textured surface and a smooth surface. The paper structure can be dried relatively quickly and efficiently, and can provide high absorbency and density while having a relatively smooth surface.

Description

【発明の詳細な説明】 比較的薄い連続ネットワーク領域および当該連続ネットワーク領域平面内の 分断された比較的厚い領域を有するペーパー・ウェブ 発明の分野 本発明はペーパー構造物に関し、より具体的には、嵩と平滑さの両方を有する ティシュ・ペーパー・ウェブおよび当該ティシュ・ペーパー・ウェブを製造する 方法に関する。 発明の背景 例えばトイレット・ティシュ、ペーパー・タオルおよび化粧紙のようなペーパ ー構造物は、家庭および工場で広く用いられている。そのようなティシュ製品を 消費者により好まれるものにするためにこれまで多くの試みがなされてきた。 嵩と柔軟性を有する消費者が好むティシュ製品を提供するアプローチの1つは 米国特許第3994771号明細書(Morganら(1976年11月30日発行)、この特許は参照 により本明細書に含まれる)に詳述されている。また、嵩と柔軟性の改良は、米 国特許第4191609号明細書(Trokhan(1980年3月4日発行)、この特許は参照によ り本明細書に含まれる)に示されているように、左右対称にジグザグに配置され た圧縮および非圧縮ゾーンによって提供される。 より消費者が好むティシュ製品を製造する別のアプローチは、ペーパー構造物 を乾燥させ、より大きな嵩、引張強さ、および破裂強さを当該ティシュ製品に付 与するものである。この態様で製造されるペーパー構造物の例は、米国特許第46 37859号明細書(Trokhan(1987年1月20日発行)、この特許は参照により本明細書 に含まれる)に例示されている。米国特許第4637859号明細書(参照に より本明細書に含まれる)には、連続ネットワーク全体に分散された別々に離れ たドーム形隆起が示されている。この連続ネットワークは強度を提供し、一方、 比較的厚いドームは柔軟性および吸収性を提供できる。 米国特許第4637859号明細書に開示されたこの抄紙方法の短所の1つは、その ようなウェブの乾燥は比較的エネルギー集約的で高価であり、典型的には通気乾 燥装置の使用を必要とする。さらに、米国特許第4637859号明細書に開示された 抄紙方法では、ウェブを最終的にヤンキー・ドライヤのドラム上で乾燥させる速 度が制限される。この制限は、少なくとも部分的にはウェブをヤンキー・ドラム に移す前にウェブに付与されたパターンが原因と考えられる。特に、米国特許第 4637859号明細書に記載された別々に離れたドームは、米国特許第4637859号明細 書に記載された連続ネットワークのようにヤンキー表面で効果的に乾燥されない 可能性がある。したがって、ある与えられた濃度レベルおよび坪量ではヤンキー ・ドラムが作動する速度が制限される。 以下の刊行物はさらに別の抄紙方法を示している(これらの文献は参照により 本明細書に含まれる):WO95/17548(Ampulskiら、1995年6月29日公開(米国優先 日1993年12月20日);WO96/00812(Trokhanら、1996年1月11日公開(米国優先日1 994年6月29日);WO96/00814(Phan,1996年1月11日公開(優先日1994年6月2 9日);米国特許第5556509号明細書(Trokhanら、1996年9月17日発行);および 米国特許第5549790号明細書(Phan,1996年8月27日発行)。 米国特許第4326000号明細書、同4000237号明細書および同3903342号明細書は 、シート面を模様で一緒に結合させるエラストマー結合剤を含むシート材を記載 している。そのような方法は、結合剤の適用が比較的高価であること、および結 合剤を適用することによって製造速度を制御することが困難になるという欠点を もつ。さらに、エラストマー結合剤はウェブの吸収性を低下させる可能性が ある。 プレスニップ内の1枚または2枚以上のプレス・フェルトでウェブを圧縮する ことによって製造される通常のティシュ・ペーパーは、比較的高速度で製造でき る。この通常の圧縮ペーパーはいったん乾燥させ、続いてエンボス加工してウェ ブに型模様を付け、ウェブのマクロキャリパーを増加させることができる。例え ば、ティシュ・ペーパー製品を乾燥させた後でこのティシュ・ペーパー製品にエ ンボス加工で型模様を付けることは一般的である。 しかしながら、エンボス加工は、典型的にはペーパー構造物の他の特性を犠牲 にして当該構造物に特定の美的外観を付与する。特に、乾燥ペーパー・ウェブの エンボス加工はセルロース構造内の繊維間結合を破壊する。この破壊は、結合が 初期繊維性スラリーの乾燥中に形成され進行するために生じる。ペーパー構造物 を乾燥させた後で、ペーパー構造物をエンボス加工して当該ペーパー構造物の面 に対して直角に繊維を移動させることによって、繊維と繊維との結合は破壊され る。結合の破壊によって、乾燥ペーパー・ウェブの引張強度は低下する。さらに 、エンボス加工は、典型的には乾燥ドラムから乾燥ペーパー・ウェブを剥がすク レープ加工の後で実施される。クレープ加工後のエンボス加工はウェブに付与さ れたクレープ加工模様を壊すことになる。例えば、エンボス加工は、クレープ加 工模様を圧縮するかまたは引き延ばすことによって、当該ウェブのいくらかの部 分でクレープ加工模様を除去する。クレープ加工模様は乾燥ウェブの柔らかさお よび柔軟性を改善するので、そのような結果は望ましくない。 抄紙分野の研究者および技術者は、安価に効率よく乾燥できる柔軟で強靱な吸 収性のよいティシュ・ペーパーの製造方法の改良を探し続けている。 したがって、本発明の1つの目的は、比較的少ないエネルギーおよび費用で比 較的速く乾燥できるペーパー・ウェブおよび多領域を有するペーパー・ウェブの 製造方法を提供することである。 本発明の別の目的は、(通常の性能または通気乾燥性能をもつ)現存の抄紙機 を実質的に改変しないで当該抄紙機で形成できる多領域ペーパーを製造する方法 を提供することである。 本発明のまた別の目的は、厚さ、高さ、密度および坪量のうち1つまたは2つ 以上の特性によって区別できる少なくとも2つの異なるエンボス非加工領域を有 するペーパー・ウェブおよびその製造方法を提供することである。 また別の目的は、比較的型模様をもつ面と比較的平滑な反対面によってウェブ の嵩キャリパー、密度および吸収能が高めら、それによってペーパー製品の消費 者が好む嵩および柔軟さの両特性を提供するペーパー・ウェブおよびその製造方 法を提供することである。 本発明のまた別の目的は、吸収性に悪影響を及ぼす結合剤(例えばエラストマ ー結合剤)を実質的に含まないペーパー・ウェブおよびその製造方法を提供する ことである。発明の要旨 本発明は、反対の方向を向く第一および第二の面を有する湿式ペーパー・ウェ ブを含む。当該ペーパーは、比較的薄い領域および比較的厚い領域を有し、当該 比較的厚い領域は比較的薄い領域の平面内に配置されている。比較的厚い領域の 厚さP対比較的薄い領域の厚さKの比は少なくとも約1.5であろう。 ある実施態様では、当該ペーパー・ウェブは、比較的薄い連続したネットワー ク領域を有し、これは比較的高密度で、さらに、その連続ネットワーク領域全体 に分散した複数の比較的厚い別々に離れた分断領域を有する。この別々に離れた 分断領域は当該連続ネットワーク領域の平面内に配置され、当該ネットワーク領 域の密度より低い密度を有するであろう。ある実施態様では、比較的厚い分断領 域の各々は少なくとも1つの分断された高密度領域を取り囲んでいるであろう。 当該ペーパー・ウェブは、約7から約70グラム/m2の坪量、少なくとも約 0.1mm、より好ましくは少なくとも約0.2mmのマクロキャリパー、およ び約0.12グラム/cm3と同じかまたはそれ未満の密度を有するであろう。 当該ペーパー・ウェブはまた、少なくとも約20グラム/グラムの吸収能を有す るであろう。このペーパー・ウェブはまた少なくとも約20グラム/グラムの吸 収能を有するであろう。 このペーパー・ウェブは、約1.15より大きい、より好ましくは約1.20 より大きい、さらに好ましくは約1.25より大きい、なお好ましくは約1.3 0より大きい、最も好ましくは約1.40より大きい表面平滑比を有するであろ う。ウェブの一方の面は、約900未満、より好ましくは約850未満の表面平 滑値を有するであろう。当該ウェブの反対側の面は、少なくとも約900、より 好ましくは少なくとも約1000の表面平滑値を有するであろう。領域の厚さ、 ウェブのマクロキャリパー、ウェブの坪量、ウェブの密度および表面平滑比の測 定方法は下記で述べる。 図面の説明 本明細書は、本発明を具体的に指摘しかつ明瞭に権利範囲を主張する請求項で 終結するが、一方、本発明は、以下の付随する図面(当該図面では同一成分は同 一引用番号で呼ばれている)とともに下記の説明によって一層理解が容易となろ う。 図1は、本発明の一実施態様におけるペーパー構造物の第一の面の平面図であ る。当該ペーパー構造物は、第一の比較的薄い連続ネットワーク領域および当該 連続ネットワーク領域全体に分散された複数の比較的厚い分断された領域を有す る。 図2は、図1の線2−2で切断した図1のペーパー構造物の断面図で、連続ネ ットワーク領域の平面内に分散された比較的厚い分断領域を示す。 図3は、図1および2に示したタイプのペーパー構造物の断面図の顕微鏡写真 である。 図4は、図1および図2に示したタイプのペーパー構造物の第一の面の写真で ある。 図5は、図1および2に示したタイプのペーパー構造物の第二の面の写真であ る。 図6は、米国特許第4637859号明細書で示した従来タイプのペーパーの断面図 である。 図7Aは、米国特許第4637859号明細書で示したタイプのペーパー・ウェブの 断面図の顕微鏡写真である。 図7Bは、米国特許第4637859号明細書で示したタイプのペーパー・ウェブの 一方の面の平面図である。 図7Cは、図7Bのペーパー・ウェブの他方の面の平面図である。 図8Aは、図1および2で示したタイプのペーパー・ウェブを製造する場合に 使用する装置の平面図である。当該装置は、脱水フェルト層および当該脱水フェ ルト層と結合したウェブ型模様付加層を含み、さらに連続ネットワーク・ウェブ と接触する先端面を有する。 図8Bは、図8Aの線8Bに沿って切断した図8Aの装置の断面図である。 図8Cは、脱水フェルト層および、分断ウェブ接触面を含むウェブ型模様付加 層を有する装置の平面図である。 図9Aは、図8AおよびBの装置をもつペーパー・ウェブ製造抄紙機の図であ る。 図9Bは、装置と一致した第一の面および実質的に平滑な第二の面を有するペ ーパー・ウェブを形成するために、図8に示した装置に移されたペーパー・ウェ ブを示す図である。 図9Cは、ペーパー・ウェブの第一の面に型模様を付与し、さらにヤンキー・ ドライヤにペーパー・ウェブの第二の面を付着させるために真空圧縮ロールとヤ ンキー・ドライヤ・ドラムとの間を搬送される、図8Bに示した装置上のペーパ ー・ウェブの図である。 図9Dは、図2に示したタイプの2枚のウェブをもつ2層ティシュの断面図で 、外側に向くウェブは比較的平滑な第二の面を有する。 図10は、本発明のまた別の実施態様にしたがって製造されたペーパー・ウェ ブの断面図で、連続ネットワーク領域の平面内に分散された比較的厚い分断され た領域を示し、別々に離れた各分断領域は1つまたは2つ以上の別々に離れた高 密度領域を取り囲んでいる。 図11は、図10に示したタイプのペーパー構造物の断面の顕微鏡写真である 。 図12は、図10に示したタイプのペーパー構造物の第一の面の写真である。 図13は、図10に示したタイプのペーパー構造物の第二の面の写真である。 図14Aは、図10に示したタイプのペーパー・ウェブの製造で使用する装置 の平面図である。当該装置は、織りフィラメントで構成された多孔性成分と結合 したウェブ型模様付加層を有する。 図14Bは、図14の装置の断面図である。 図15Aは、図14Aおよび14Bの装置を用いてペーパー・ウェブを製造す る抄紙機の図である。 図15Bは、装置に一致した第一の面および実質的に平滑な第二の面を有する ペーパー・ウェブを形成するために、図14Bに示した装置に移されたペーパー ・ウェブを示す図である。 図15Cは、ペーパー・ウェブの第一の面に型模様を付与し、さらにヤンキー ・ドライヤにペーパー・ウェブの第二の面を付着させるために圧縮ロールとヤン キ ー・ドライヤ・ドラムとの間を搬送される、図14Bに示した装置上のペーパー ・ウェブの図である。 図16は、本発明の実施態様の1つにしたがって製造されたペーパー・ウェブ の断面図である。当該ウェブは脱結合層を含む多層繊維層を有する。 発明の詳細な説明 図1及び図2は、本発明の実施態様の1つにしたがって製造されたペーパー・ ウェブ20を示し、図3から図5は、図1および図2で示したタイプのペーパー 構造物の写真である。比較のために、図6および図7AからCは、米国特許第46 37859号明細書に開示されたタイプのペーパー・ウェブを示している。 本発明の実施態様の1つにしたがって製造されたペーパー・ウェブは比較的薄 い領域および比較的厚い領域を有し、当該比較的厚い領域は当該比較的薄い領域 の平面内に分散されている。当該ペーパー・ウェブは湿った状態で静置され、実 質的に乾燥エンボス処理を受けない。図1から図5を参照すれば、ペーパー・ウ ェブ20は反対の方向を向くそれぞれ第一および第二の面22および24を有す る。当該ペーパー・ウェブ20は、Kという厚さをもつ比較的薄い連続ネットワ ーク領域30を有する。面22における領域30の境界部分を32と呼び、面2 4における領域30の境界部分を34と呼ぶ。 ウェブ20はまた、連続ネットワーク領域30全体に分散された複数の比較的 厚い領域50を含む。当該比較的厚い領域50はPと呼ぶ厚さを有し、連続ネッ トワーク領域30の面32から伸びている。面22の領域50の境界部分を52 と呼び、面24の領域50の境界部分を54と呼ぶ。厚さPは厚さKより大きい 。好ましくはP/Kの比は少なくとも約1.5である。図3を参照すれば、Pは 少なくとも約0.3mm、好ましくは約0.40mmであろう。Kは約0.25 mm未満、より好ましくは約0.02mm未満であろう。 連続ネットワーク領域30および分断された比較的厚い領域50はともに、例 えばクレープ加工によって縮めることができる。図1及び図2では、クレープ隆 起線は数字35で示され、一般に幅方向に伸びている。同様に、分断された比較 的厚い領域50もまた縮小加工してクレープ隆起線55を付与することができる 。 連続ネットワーク領域30は比較的高い密度を有し、肉眼的には米国特許第46 37859号明細書に開示したタイプの単一平面の連続ネットワーク領域を有するで あろう。比較的厚い領域50は比較的低い密度を有し、米国特許第4637859号明 細書に開示したように左右対称にジグザグに配置することができる。しかしなが ら当該比較的厚い領域50は米国特許第4637859号明細書に示したタイプのドー ムではない。 比較的厚い領域50は連続ネットワーク領域30の平面内に配置される。ネッ トワーク領域30の平面の高さは面23(図2では直線で示されている)によっ て模式的に示されている。面23は、面32と面34との中間に位置する。ネッ トワーク30の平面が図2では平坦であるように示されているが、“ネットワー ク平面30”は屈曲を有する面23を含むことは理解されよう。 “連続ネットワーク領域30の平面内に配置される”とは、比較的厚い領域5 0は面23より上または下に伸びる部分をを含むことを意味する。図2に示すよ うに、厚い領域50の一部分は想像線25に沿って引き伸ばされる。想像線25 に沿って引き伸ばされる領域50のこの部分は、線25と面52との交点が面2 3の上に有るように、さらに線25と面54との交点が面23の下に有るように 配置される。 厚さPおよびKの測定方法、並びに領域30の平面内に領域50が配置されて いるか否かを決定するために面23の位置を決定する方法は、下記の“厚さと高 さの測定”の項に記載されている。 図1及び図2に示したペーパー・ウェブと対照的に、図6に示したペーパー・ ウェブ80(これは米国特許第4637859号明細書に開示されている)は、連続ネッ トワーク平面内に配置された比較的厚い領域をもたない。米国特許第4637859号 明細書は、連続ネットワーク83に分散されたドーム84を開示する。図6では 、ドーム84はネットワーク83の平面内に分散されていない。その代わりに図 6に示したように、ドーム84の下側の面が図6に示した面23の上に配置され ている。米国特許第4637859号明細書に開示したタイプのペーパー・ウェブの顕 微鏡写真を図7Aに、さらにそのようなペーパー・ウェブの反対側の面を図7B および7Cに示す。 したがって、図1および図2に示すペーパー・ウェブは、連続ネットワークに よる強度における利点、比較的厚い領域50に由来する密度、マクロキャリパー 、吸収性および柔らかさにおける利点を有し、しかも米国特許第4637859号明細 書に示したタイプのペーパーと比較して比較的平滑な面24を有する。 特にペーパー・ウェブ20は、約1.15より大きい、より好ましくは約1. 20より大きい、さらに好ましくは約1.25より大きい、さらに好ましくは約 1.30より大きい、最も好ましくは約1.40より大きい面平滑比を有するこ とができる。ここで面平滑比とは、面24の平滑値の値で割った面22の面平滑 値である。 ある実施態様では、ウェブ20の面24は約900未満、より好ましくは約8 50未満の面平滑値を有することができる。反対側の面22は少なくとも約90 0、より好ましくは少なくとも約1000の面平滑値を有することができる。 ある表面の面平滑値を測定する方法は下記“面平滑度”の項で述べる。ある面 の面平滑値は、手触りが荒くなるにつれ、さらに平滑さが減少するにつれ増加す る。したがって、比較的低い面平滑度は表面が比較的平滑であることを示す。 本発明のペーパー・ウェブ20とは対照的に、米国特許第4637859号明細書に 開示したタイプのペーパー・サンプルは約1.07の面平滑比を示し、さらに面 平滑値は約993で反対側の面では1065である。 ペーパー・ウェブ20の利点の1つは、柔らかさを提供する比較的平滑な面24 、比較的大きい嵩と吸収性を提供する比較的厚い領域50、および強度を提供す る圧縮された比較的薄く比較的高密度のネットワーク領域30が組み合わされて いることである。さらに、ペーパー・ウェブ20は、下記に述べるように比較的 迅速かつ効率的に成形し乾燥させることができる。 比較的平滑な面24を有するペーパー・ウェブ20は、外側に向く平滑な面を 有する多層ティシュの製造で有用である。例えば多層ティシュの外側に向く2つ の面は当該ウェブの面24を含み、外側の層の面22は内側に向くように、2枚 または3枚以上のウェブを一緒にして多層ティシュを形成することができる。そ のような多層ティシュは、強度と連続ネットワーク領域全体に分散された比較的 厚い領域に付随する嵩に関する利点を有し、しかも比較的平滑で柔らかい外側面 の手触りを消費者に提供する。 そのような2層ティシュの例は図9Dに図示されている。2層のウェブ20は 向かい合った関係で、適切ないずれかの態様(粘着剤によるか、機械的および超 音波処理ならびにそれらの方法の組み合わせを含むが、これらに限定されるもの ではない)で結合させることができる。 ペーパー・ウェブ20は約7から約70グラム/m2の坪量を有する。ペーパ ー・ウェブ20は少なくとも約0.1mm、より好ましくは少なくとも約0.2 mmのマクロキャリパー、および約0.12グラム/cm3未満の密度(マクロ キャリパーで割った坪量)を有する。ウェブの坪量、マクロキャリパーおよび密 度の測定方法は下記で述べる。 図1及び図2に示したタイプのペーパー・ウェブ20はまた、少なくとも約2 0グラム/グラムの吸収能を有する。吸収能を測定する方法は下記で述べる。し たがって、ペーパー・ウェブ20は、通常のフェルト圧縮ペーパーに通常伴う比 較的平滑な面という利点と合わせて高い嵩をもつペーパー・ウェブの吸収性利点 を示す。 ウェブ支持装置 図8Aおよび8Bは、図1および図2に示したタイプのペーパー・ウェブの製 造に用いるウェブ支持装置200を示す。ウェブ支持装置200は脱水フェルト 220およびウェブ型模様付加層250を有する。ウェブ支持装置200は、抄 紙機上のペーパー・ウェブを乾燥させ、これに型模様を付与する連続ベルトの形 態を有する。ウェブ支持装置200は、第一のウェブ面側202および第二の反 対面側204を有する。図8Aではウェブ支持装置200は第一のウェブ面側2 02から見ている。第一のウェブ面側202は第一のウェブ接触面および第二の ウェブ接触面を有する。 図8Aおよび図8Bでは、第一のウェブ接触面はフェルト層220の第一のフ ェルト面230である。第一のフェルト面230は第一の高さ231に配置され ている。第一のフェルト面230はウェブ接触フェルト面である。フェルト層2 20はまた反対側の第二のフェルト面232を有する。 図8Aおよび図8Bでは、第二のウェブ接触面はウェブ型模様付加層250に よって提供される。ウェブ型模様付加層250(これはフェルト層220に結合 されている)は、第二の高さ261でウェブ接触先端面260を有する。第一の 高さ231と第二の高さ261との間の差は、ペーパー・ウェブがウェブ支持装 置200に移されたときのペーパー・ウェブの厚さよりも小さい。面260およ び230は、高さ231および261が同じになるように同じ高さに配置できる 。また別には、面260は面230より微かに上方であっても、また面230は 微かに面260より上方であってもよい。 高さの差は0.0mm(0.0ミル)以上で約0.20mm(8.0ミル)未 満である。ある実施態様では、高さの差は、下記で述べるように比較的平滑な面 24を維持するために約0.15mm(6.0ミル)未満、より好ましくは約0 .10mm(4.0ミル)未満、最も好ましくは約0.05mm(2.0ミル) 未満である。 脱水フェルト層220は水が浸透でき、水を含む抄紙繊維ウェブから絞り出さ れた水を受容し保持することができる。ウェブ型模様付加層250は水を通さず 、抄紙繊維ウェブから絞り出された水を受容し保持することができない。図8A に示すように、ウェブ型模様付加層250は連続ウェブ接触先端面260を有す る。また別には、ウェブ型模様付加層は不連続または部分連続でもよい。不連続 先端面260は図8Cに示す。 ウェブ型模様付加層250は、好ましくは光感受性樹脂を含む。当該樹脂を液 体として第一の面230に沈積させ続いて照射によって硬化させ、それによって ウェブ型模様付加層250の一部は第一のフェルト面230に入り込んで当該第 一のフェルト面230と堅固に結合する。ウェブ型模様付加層250は好ましく はフェルト層220の厚み全体に伸びることはなく、その代わりフェルト層22 0の厚さの約半分未満で、それによってウェブ支持装置200の可撓性および圧 縮性、特にフェルト層220の可撓性および圧縮性が維持される。 適切な脱水フェルト層220は天然または合成繊維で構成された不織綿240 を含み、当該不織綿は例えば針で縫うことによって織りフィラメント244で構 成された支持体構造物に結合される。不織綿を構成する適切な材料には天然繊維 (例えばウール)および合成繊維(例えばポリエステルおよびナイロン)が含ま れるが、ただしこれらに限定されない。不織綿240を形成する繊維は、900 0mの長さのフィラメントにつき約3から約20グラムの太さを有する。 フェルト層220は重層構造を有し、繊維のタイプおよびサイズについて混合 物を含むことができる。フェルト層220は、ウェブから受け取った水分の第一 のフェルト面230から第二のフェルト面232への移動を促進するように形成 される。フェルト層220は、第一のフェルト面230の近くに配置された細く て比較的密に充填された繊維を有する。フェルト層220は好ましくは、第二の フェルト面232に近いフェルト層220の密度および孔サイズと比較して、第 一のフェルト面230では比較的高密度で比較的小さな孔サイズを有し、それに よって第一の面230から進入する水は第一の面230から運び去られる。 脱水フェルト層220は約2mmより太い厚さを有することができる。ある実 施態様では、脱水フェルト層220は約2mmから約5mmの厚さを有すること ができる。 PCT国際公開公報WO96/00812号(1996年1月11日公開)、WO96/25555号(19 96年8月22日公開)、WO96/25547号(1996年8月22日公開)(これらは全てTrokh anら);米国特許出願第08/640452号“製紙に使用する基礎材への樹脂の添加方法 ”(1996年8月22日出願);米国特許出願第08/640452号“型模様層をもつ高吸 収性/低反射率フェルト”(1996年4月30日出願);および米国特許出願第08/6 72293号“選択された透過性を有するフェルトによる湿潤圧縮ティシュ・ペーパ ーの製造方法”(1996年6月28日出願)、これらは、脱水フェルトへの光感受性 樹脂の適用を開示し、さらに適切な脱水フェルトを開示することを目的として参 照によって本明細書に含まれる。 脱水フェルト層220は、約200標準立方フィート/分(scfm)未満の 透気度を有する。scfmでの透気度とは、ある圧力の差で約1.27cm(約 0.5インチ)の水を含む脱水フェルトの厚さを越えて、約929cm2(1平 方フート)の面積のフェルト層を通過する空気の1分当たりの立方フィート数の 測定値である。ある実施態様では、脱水フェルト層220は約5から約200s cfm、より好ましくは約100scfm未満の透気度を有する。 脱水フェルト層220は、約800から約2000グラム/m2の坪量、約0 .35から約0.45グラム/cm3の平均密度(厚さで割った坪量)を有する こ とができる。ウェブ支持装置200の透気度はフェルト層220の透気度と同じ かまたはそれ未満である。 適切なフェルト層220の1つは、アップルトン・ミルズ社(Appleton Mills Co.,ウィスコンシン州、アップルトン)製のアムフレックス2プレス・フェル ト(Amflex 2 Press Felt)である。フェルト層220は、厚さは約3ミリ、坪量 は約1400g/m2、透気度は約30scfmである。さらに、3層マルチフ ィラメントの上部および底部縦糸織りおよび4層のケーブル化モノフィラメント の縦方向織りをもつ二重層構造の支持構造を有する。綿240は、第一の面23 0で約3デニール、第一の面230の下の綿基材で約10から15デニールのポ リエステル繊維を含む。 図8Aに示すウェブ支持装置200は、その中に複数の分断された開口部27 0を有する連続ネットワークウェブ接触先端面260をもつウェブ型模様付加層 250を有する。開口部270に適した形には円形、縦方向(図8AではMD) に長い楕円形、多角形、不整形またはこれらの混合が含まれるが、これらに限定 されるものではない。連続ネットワーク先端面260の突出面の面積は、図8A に示すように、ウェブ支持装置200の突出面積の約5から約75%で、好まし くは装置200の突出面積の約25から約50%である。 図8Aに示した実施態様では、連続ネットワーク先端面260は、装置200 の突出面積の約6.54cm2(1平方インチ)につき約700未満の別々に分 断された開口部270を有し、好ましくは図8Aに示すように当該装置の突出面 積の約6.54cm2(1平方インチ)につき約10から約400の分断開口部 270をその中に有する。分断開口部270は、米国特許第4637859号明細書(1 987年1月20日発行)に記載されたように縦方向および幅方向に左右対称にジグ ザグ配置されている。ある実施態様では、開口部270はオーバーラップし左右 対称にジグザグに配置され、さらに、縦方向および幅方向の両方で開口部2 70の端が互いを越えて伸びるように、その上縦方向または幅方向のいずれかに 平行に引いた線が全て少なくともいくつかの開口部270を通過するように、当 該開口部のサイズおよび配置が定められている。 抄紙方法に関する記述 本発明のペーパー構造物20は、図9A、9Bおよび9Cに示した抄紙装置で 製造できる。図9Aを参照にすれば、本発明のペーパー構造物20を製造する方 法は、スラリーの形態を有する抄紙繊維の水性懸濁物を提供することで開始され 、さらに当該抄紙繊維スラリーがヘッドボックス500から多孔性で液体を透過 させる成形メンバー(例えば成形ベルト542)上に沈積され、続いて成形ベル ト542に支持された抄紙繊維543で構成される初期ウェブが形成される。簡 明にするために、当該成形ベルト542は単一の連続長網ワイヤとして示されて いる。当技術分野で既知の種々のツインワイヤ成形メンバーのいずれも用いるこ とができることは理解されよう。 種々の木材パルプは全て本発明で用いられる抄紙繊維を通常含んでいると予想 される。しかしながら、他のセルロース性繊維パルプ(例えばコットン・リンタ ー、バガス、レーヨンなど)も用いることができ、使用できないものはない。本 明細書で有用な木材パルプには、クラフト、亜硫酸および硫酸パルプのようなケ ミカル・パルプとともにメカニカル・パルプ(例えば砕木、熱機械パルプおよび ケミサーモメカニカル・パルプ(Chemi-Thermo Mechanical Pulp,CTMP)を含む) が含まれる。落葉樹および針葉樹由来の両パルプを用いることができる。 硬木パルプおよび軟木パルプの両方をそれら両パルプの混合物とともに用いる ことができる。本明細書で用いられるように硬木パルプという用語は、落葉樹( 被子植物)の木質に由来する繊維性パルプを指す。この場合、軟木パルプとは針 葉樹(裸子植物)の木質に由来する繊維性パルプである。柔らかいことが重要な 、本明細書に開示するティシュ・ウェブについては、平均繊維長が約1.00ミ リ のユーカリ樹のような硬木パルプが特に適切で、一方、強度が要求される場合は 約2.5ミリの平均長を有する北部軟木クラフト・パルプが好ましい。さらに、 本発明に利用可能なものはリサイクル紙に由来する繊維で、このような繊維は、 上記のカテゴリーのいずれかまたは全てとともに本来の紙の製造を促進させるた めに用いられる他の非繊維性物質(例えば充填剤および結合剤)を含むであろう 。 完成紙料は多様な添加物を含有することができる。これら添加物には、繊維結 合物質(例えば湿潤強力結合物質、乾燥強力結合物質)および化学柔軟剤が含ま れるが、これらに限定されない。適切な湿潤強力結合剤には、ハーキュリーズ社 (Hercules Inc.,デラウェア州、ウィルミントン)からKYMENE(登録商標)と して市販されているポリアミド−エピクロロヒドリン樹脂のような物質が含まれ るが、これに限られるものではない。適切な一時湿潤強力結合剤には、改変澱粉 結合剤(例えばNATIONAL STARCH(登録商標)78-0080)ナショナル・スターチ・ケ ミカル社(National Starch Chemical Corp.,ニューヨーク州、ニューヨーク) より市販)が含まれるが、これに限定されるものではない。適切な乾燥強力結合 剤には、カルボキシメチルセルロースのような物質および陽イオンポリマー(例 えばACCO(登録商標)711)が含まれるが、これらに限られるものではない。乾燥 強力物質のうちACCO(登録商標)類はアメリカン・サイアナミド社(American C yanamid Co.,ニュージャージ州、ウェイン)から入手できる。 好ましくは、成形ワイヤ上に沈積される完成紙料は、ウェブが乾燥する際に生 じる繊維と繊維との結合のいくらかを抑制させるために脱結合剤を含む。この脱 結合剤は、乾燥クレープ加工工程によって供給されるエネルギーと一緒になって ウェブの嵩を部分的に減少させる。ある実施態様では、脱結合剤は、2つの層の 間または3層以上の層の間に位置する中間繊維層を形成する繊維に適用される。 中間層は、外側繊維層の間の脱結合層として機能する。したがって、クレープ加 工エネルギーによって脱結合層にそってウェブの一部分にデバルキング (debulking)が施される。ウェブのデバルキングは空隙310(図16)を生じ る。 結果として、ウェブはヤンキー・ドライヤ上での効率的な乾燥のために比較的 平滑な表面をもつように成形される。しかも、クレープ加工ブレードでのリバル キングのために、乾燥ウェブはまた弁別的密度領域を有するであろう。当該領域 は、連続ネットワークの比較的高密度の領域、およびクレープ加工工程によって 生じる分断された比較的低密度の領域を含む。 適切な脱結合剤には、米国特許第5279767号明細書(Phanら、1994年1月18日 発行)に開示されたような化学柔軟組成物か含まれる。適切な生物分解性化学柔 軟組成物は、米国特許第5312522号明細書(Phanら、1994年5月17日発行)に開 示されている。米国特許第5279767号および第5312522号は参照により本明細書に 含まれる。そのような化学柔軟組成物は、ウェブを構成する繊維の1つまたは2 つ以上の層での繊維と繊維との結合を抑制する脱結合剤として用いることができ る。 ウェブ20を形成する1層または2層以上の繊維層の繊維を脱結合させる適切 な柔軟剤の1つは、ジエステルジ(接触硬化)牛脂ジメチルアンモニウムクロリ ドを含む抄紙添加剤である。適切な柔軟剤は、ウィトコ社(Witco Co.,コネチカ ット州、グリニッチ)から入手可能なADOGEN(登録商標)ブランドの抄紙添加剤 である。 初期ウェブ543は、好ましくは抄紙繊維の水性懸濁液から調製される。ただ し水以外の液体による懸濁液も用いることができる。繊維は、約0.1から約0 .3%の濃度を有するように担体液に懸濁される。懸濁液、スラリー、ウェブま たは他の系の濃度%は、対応する系における乾燥繊維重量をその系の総重量で割 ったときに得られる商の100倍と定義される。繊維重量は常に絶乾繊維を基礎 にして表される。 初期ウェブ543は図9Aで示すように連続抄紙工程で形成できるが、また別 にはハンドシート製造工程のようなバッチ工程を用いてもよい。抄紙繊維の懸濁 液を成形ベルト542に沈積させた後、初期ウェブ543は当業者に周知の技術 によって水性分散媒体の一部を除去することによって形成される。初期ウェブは 一般に単一平面であり、適切な成形ベルト542のいずれかを用いて実質的に平 滑で肉眼的に単一平面の第一および第二の面を有するように形成される。 真空ボックス、成形板、ハイドロフォイルなどは懸濁液から水を除去する際に 有用である。初期ウェブ543は、成形ベルト542とともにリターンロール5 02を回って移動し、ウェブ支持装置200の近くに移される。 ペーパー構造物20を製造する次の工程は、初期ウェブ543を成形ベルト5 42から装置200に移し、装置200の第一の面202上にこの移送されたウ ェブ(図9Bでは番号545で表示)を支持させることを含む。初期ウェブは、 装置200に移送された時点では好ましくは約5から約20%の濃度を有する。 ウェブは、移送ウェブ545の第一の面547が装置200の面202上に支 持され当該面と一致するように装置200に移される。このとき、ウェブ545 の一部分は面260の上に保持され、さらにウェブの一部分はフェルト面230 の上に保持される。ウェブの第二の面549は、実質的に平滑で肉眼的に単一平 面構造を維持している。図9Bを参照すれば、ウェブを装置200に移したとき 初期ウェブの第二の面が実質的に平滑で肉眼的に単一平面を維持できるように、 ウェブ支持装置200の面260と面230の高さの差は十分に小さい。特に面 260と面230との間の高さの差は、移送の時点で初期ウェブの厚さよりも小 さくなければならない。 初期ウェブ543を装置200に移す工程は、少なくとも部分的には初期ウェ ブ543に異なる液体圧力を適用することによって提供される。例えば、初期ウ ェブ543は、図9Aに示した真空供給源600(例えば真空シューまたは真空 ロール)による真空の力によって成形ベルト542から装置200へ移すことが できる。1つまたは2つ以上の追加の真空供給源620もまた、初期ウェブ移送 点の下流側で提供され更なる脱水を提供することができる。 ウェブ545は、真空圧縮ロール900と加熱ヤンキー・ドライヤ・ドラム8 80の硬質面875との間に提供されたニップ800に向けて縦方向(図9Aで はMD)に装置200の上を搬送される。図9Cを参照すれば、スチーム・フー ド2800はニップ800の直ぐ上流に配置される。スチーム・フード2800 は、ウェブ545の面547が真空圧縮ロール900の真空供給部分920の上 を搬送されるとき蒸気をウェブ545の面549に誘導する。 スチーム・フード2800は真空供給部分920の区画と向き合って据えつけ られる。真空供給源920は蒸気をウェブ545およびフェルト層220に引き 込む。スチーム・フード2800から供給された蒸気はペーパー・ウェブ545 およびフェルト層220の水を加熱し、それによってウェブおよびフェルト層2 20の中の水分の濃度を低下させる。したがって、ウェブおよびフェルト層22 0内の水はロール900によって提供される真空によって一層容易に除去できる 。 スチーム・フード2800は、約15psi未満の圧力で乾燥繊維約454g (1ポンド)につき約136g(0.3ポンド)の飽和蒸気を供給できる。真空 供給部分920は、面204で水銀柱で約2.54cmから38.1cm(約1 から15インチ)、より好ましくは約7.62から約30.48cm(約3から 約12インチ)の真空を提供する。適切な真空圧縮ロール900は、ウィンチェ スター・ロール・プロダクツ社(Winchester Roll Products)製の吸引圧縮ロー ルである。適切なスチーム・フード2800は、メジャレクス−デブロン社(Me asurex-Devron Co.,カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州、ノース・バンク ーバー)製のD5Aモデルである。 真空供給部分920は真空供給源とつながっている(図示されていない)。真 空供給部分920は、ロール900の回転面910に対して静止している。面9 10は表面に孔または溝を有し、それらを通して真空が面204に適用される。 面910は図9Cに示した方向に回転する。真空供給部分920は、ウェブおよ び装置200がスチーム・フード2800を通り、さらにニップ800を通って 搬送されるとき、ウェブ支持装置200の面204に真空を提供する。図ではた だ1つの真空供給部分920が示されているが、一方、他の実施態様では別々に 切り離された真空供給部分か提供され、装置200がロール900の回りを移動 するとき各真空供給部分が異なる真空を提供することは好ましいことであろう。 ヤンキー・ドライヤは、典型的には蒸気で加熱されたスチールまたは鉄のドラ ムを有する。図9Cを参照すれば、ウェブ545は、ウェブの実質的に平滑な第 二の面549を面875に移送できるように、装置200に支えられたニップ8 00の中に搬送される。ニップの上流(ウェブが面875に移される前の地点) で、ノズル890が面875に粘着剤を適用する。 粘着剤はポリビニルアルコールを基剤とした粘着剤である。また別に、粘着剤 はハーキュリーズ社(Hercules Co.,デラウェア州、ウィルミントン)製のCREP TROL(登録商標)ブランドの粘着剤でもよい。他の粘着剤もまた使用可能である 。一般に、ウェブが約45%より大きい濃度でヤンキー・ドラム880に移され る実施態様では、ポリビニルアルコールを基剤としたクレープ加工用粘着剤を用 いることができる。約40%未満の濃度では、CREPTROL(登録商標)のような粘 着剤を用いることができる。 粘着剤は、多様な方法でウェブに直接または間接的(例えばヤンキー面875 に適用することによって)に適用できる。例えば、粘着剤は微細水滴の状態でウ ェブ上にまたはヤンキー面875上に噴霧することができる。また別には、粘着 剤は受け渡しローラーまたはブラシで面875に適用してもよい。また別の実施 態様では、クレープ加工用粘着剤は、例えばヘッドボックス500中の完成紙料 に当該粘着剤を添加することによって抄紙機のウェット・エンドで当該完成紙料 に添加してもよい。ヤンキー・ドラム880上の乾燥ペーパー繊維1トンにつき 約0.91kgから約1.8kg(約0.2ポンドから約4ポンド)の粘着剤を 適用できる。 ウェブがニップ800を通って装置200上に搬送されたとき、ロール900 の真空供給部分920はウェブ支持装置200の面204に真空を提供する。さ らにまた、ウェブがニップ800を通って装置200上に搬送されたとき、真空 圧縮ロール900とドライヤー面875との間で、ウェブ支持装置200のウェ ブ型模様付加層250は、面260に一致する型模様をウェブ545の第一の面 547に付与する。第二の面549は実質的に平滑で肉眼的に単一平面であるの で、ウェブがニップ800を通って搬送されたとき第二の面549の全体がドラ イヤー面875の向き合うように配置され当該ドライヤ面に付着する。ウェブが ニップを通って搬送されたとき、第二の面549は平滑面875に向き合って支 えられ、実質的に平滑で肉眼的に単一平面構造が維持される。したがって、予め 定めた型模様がウェブ545の第一の面547に付与され、第二の面549は実 質的に平滑なままである。ウェブ545が面875に移され、面260の型模様 がウェブに付与されるとき、ウェブ545は好ましくは約20%から約60%の 濃度を有する。 ウェブがニップ800を通って搬送されたとき、加熱された面875はウェブ 545の水分を沸騰させる。真空圧縮ロール900によって提供される真空は、 ウェブ刻印層250によって覆われていないフェルト層220の部分を通ってウ ェブから沸騰した水を引き出す。 第二の面549の実質的に全体がヤンキー面875に向き合うように配置され ている結果として、ヤンキー上でのウェブ545の乾燥は、第二の面の選ばれた 部分のみがヤンキー面に向き合うウェブの場合よりもいっそう効率的であると一 般的に考えられる。特に、第二の面549の実質的に全体をヤンキー面875に 向き合わせることによって、嵩と平滑さを合わせもち、さらに少なくとも約3. 63kg/278.7m2(約81b/3000f2)、より好ましくは少なくと も約4.536kg/278.7m2(約101b/3000f2)の坪量を有す る上記の型模様付加ペーパーを、約50%未満(より好ましくは約30%未満) の濃度から少なくとも約90%(より好ましくは少なくとも約95%)の濃度ま で乾燥させ、一方、少なくとも約1371.6m/分(約4500f/分)、よ り好ましくは約1524m/分(約5000f/分)のウェブ速度で1時間につ き少なくとも約11トンの水分除去速度で水を除去することができると考えられ る。 特に、本発明は、少なくとも約3.63kg/278.7m2(約81b/3 000f2)、より好ましくは少なくとも約4.536kg/278.7m2(約 101b/3000f2)の坪量を有するウェブ545を、少なくとも約137 1.6m/分(約4500f/分)のヤンキー・ドラム速度でヤンキー・ドラム 上で比較的低い濃度から比較的高い濃度まで乾燥させることを可能にすると考え られる。特に、本発明は、少なくとも約1371.6m/分(約4500f/分 )、より好ましくは約1524m/分(約5000f/分)、最も好ましくは約 1828.8m/分(約6000f/分)のウェブ速度でヤンキー・ドラム上で 、約30%未満、より好ましくは約25%未満(ウェブをドラム880に移送し た時の値)の濃度から少なくとも約90%、より好ましくは少なくとも約95% (ウェブをクレープ加工によってドラムから除去したときの値)の濃度まで上記 の坪量特性を有するウェブ545を乾燥させることができると考えられる。 比較した場合、米国特許第4637859号明細書に開示した連続ネットワークおよ び分断ドームを有し、さらに少なくとも約4.536kg/278.7m2(約 101b/3000f2)の坪量を有するペーパーを乾燥させるためには、ヤン キー・ドライヤの速度は、ペーパーをヤンキー・ドライヤ上で約30%の濃度か ら約90%の濃度に乾燥させる場合1066.8m/分(3500f/分)を越 えることはない。典型的には、米国特許第4637859号明細書に示されたタイプの ペーパーはヤンキー・ドラムの上流で予備乾燥され、ヤンキー・ドラムに移され る時点では約60%から約70%の濃度を有する。米国特許第4637859号明細書 に示されたタイプのペーパーを予備乾燥機を用いないで乾燥させる場合、拘束さ れる理論が存在するわけではないが、ヤンキー・ドライヤ速度は約914.4m /分(約3000f/分)未満に制限されると考えられる。 ペーパー構造物20を形成する最終工程は、図9Aに示したようにドクター・ ブレード1000で面875からウェブ545を剥がしてクレープ加工すること を含む。拘束される理論が存在するわけではないが、ドクター・ブレード100 0によってウェブ545に付与されるエネルギーは、ウェブの少なくともいくら かの部分、特にウェブ型模様付加面260によって刻印されない部分のウェブの 嵩を増し密度を低下させると考えられる。したがって、ドクター・ブレード10 00で面875からウェブを剥がしてクレープ加工を施す工程は、ウェブの第一 の面に付与された型模様に対応する第一の圧縮された比較的薄い領域およびおよ び第二の比較的厚い領域を有するウェブを提供する。一般に、ドクター・ブレー ドは約25度の傾斜角を有しヤンキー・ドライヤに対して約81度の衝撃角を提 供するように配置される。 図2に示したペーパー構造物20は、連続領域30および分断領域50の両方 でクレープ加工による縮を示している。領域30のクレープ加工頻度は領域50 のクレープ加工頻度とは異なっている。一般に、領域50のクレープ加工頻度は 連続ネットワーク30のクレープ加工頻度より低い。 また別の実施態様では、ウェブ刻印装置200は樹脂型模様付加層250を含 むことができる。これは、図8Cの平面図に示したように、脱水フェルト層22 0に結合した、分断された複数のウェブ接触先端面260を有する。図8Cでは 、 ウェブ接触フェルト面230は、当該分断面260を取り巻く連続ネットワーク の形態を有する。そのような装置は、本発明のペーパー・ウェブを形成するため に用いることができるが、その場合、当該ペーパー構造は、比較的厚い連続ネッ トワーク領域全体に分散された複数の比較的薄い分断領域を有する。 本発明のまた別の実施態様では、ウェブ支持装置200は、織りフィラメント ・ファブリックを含む多孔性バックグラウンド成分上に設置された樹脂層を含む ことができる。図14Aから図15Cを参照すれば、装置200は織りファブリ ック1220上に設置された樹脂層250を含むことができる。樹脂層250は 、図14Aに示したように個々に離れた開口部270を有する連続ネットワーク ウェブ接触面260を有する。織りファブリック1220は縦方向フィラメント 1242および幅方向フィラメント1241を含む。 図14Aおよび図14Bでは、第一の高さ1231にある第一のウェブ接触面 は、フィラメント1241および1242の交差点に位置する個々に離れたナッ クル面1230によって提供される。フィラメント1241および1242の先 端面は、やすりで磨くかまたは研磨して比較的平らな、一般には卵形のナックル 面1230を提供することができる(図14Aでは卵形の詳細は表示されていな い)。第二のウェブ接触面はウェブ型模様付加層250によって提供される。ウ ェブ型模様付加層250(これは織りファブリック1220と結合している)は 、第二の高さ261でウェブ接触先端面260を有する。 第一の高さ1231と第二の高さ261との間の差は、ペーパー・ウェブがウ ェブ支持装置200に移された時点でおよそ当該ペーパー・ウェブの厚さ未満で ある。連続面260および個々に離れた面1230は、高さ1231と261が 同じになるように同じ高さで分散されている。また別には、面260は面123 0よりわずかに高くてもよく、また面1230は面260よりわずかに高くても よい。 高さの差は、0.00mm(0.00ミル)以上で約0.125mm(5.0 ミル)未満である。ある実施態様では、下記に述べるように比較的平滑な面24 を維持するために高さの差は約0.10mm(4.0ミル)未満、より好ましく は約0.05mm(2.0ミル)未満、最も好ましく約0.025mm(1.0 ミル)未満である。 図14Aおよび図14Bに示したウェブ支持装置200は、図10から図13 に示したペーパー・ウェブを形成するために用いることができる。図10を参照 すれば、ペーパー・ウェブ20は、連続ネットワーク、面260に一致する比較 的薄い領域30、および連続ネットワーク領域30全体に分散された複数の分断 された比較的厚い領域50を有する。領域50は、面260内の開口部270に 一致する。比較的厚い領域50の各々は少なくとも1つの高密度領域70を取り 囲む。この高密度領域70は、織りファブリック1220の面1230に一致す る。 図11を参照すれば、Pは少なくとも約0.35mm、より好ましくは少なく とも約0.44mmであろう。Kは約0.20mm未満、より好ましくは約0. 10mm未満であろう。 図15Aから図15Cは、ウェブ支持装置200を用いる図10のウェブ20 の形成を示している。上記の図9Aから図9Cで述べたように、第一および第二 の平滑な面を有する初期ウェブ543は成形ワイヤ542上で形成され、ウェブ 支持装置200に移される。ウェブ543は真空によって装置200に移され、 装置200上で支持されたウェブ545を提供する。図15Bで示したように、 第一の面547は面260および面1230と一致し、第二の面549は実質的 に平滑で肉眼的には単一な平面として維持される。 図9Aから図9Cと対照的に、次にウェブ545およびウェブ支持装置200 は通気乾燥装置650を通って搬送される。この通気乾燥装置では、加熱空気が ウェブ545を通り抜けるように誘導され、一方ウェブ545は装置200に支 持されている。加熱空気は面549に進入し、ウェブ545を通過し、続いて装 置200を通過するように誘導される。 通気乾燥装置650を用いてウェブ545を約30%から約70%の濃度まで 乾燥させることができる。米国特許第3303576号明細書(Sisson)および米国特 許第5247930号明細書(Ensignら)は、本発明を実施するために用いられる適切 な通気ドライヤを示すために参照により本明細書に含まれる。 部分的に乾燥させたウェブ545および装置200を誘導して、圧縮ロール9 00とヤンキー・ドラム880との間に形成されたニップ800に通す。連続ネ ットワーク面260および分断面1230は、ウェブがニップ800を通って搬 送されるときウェブ545の面547に押しつけられる。ノズル890によって 供給される粘着剤は、実質的に平滑な面549の実質的に全体を加熱ヤンキー・ ドラム880の面875に付着させるために用いられる。 図16は、ペーパー・ウェブが301、302および303という3層の繊維 層を有する本発明の実施態様の1つのペーパー・ウェブ20の断面図である。層 構造を有するペーパー・ウェブは、図8A、Bおよび9Aから9Cに示した抄紙 装置および方法、また別には図14A、Bおよび図15Aから15Cに示した抄 紙装置および方法を用いて製造できる。 単式成形ワイヤ542を図9Aに示したが、多層ウェブを提供するために、1 層または2層以上の繊維完成紙料を供給する能力を有する1つまたは2つ以上の ヘッドボックスと組み合わせた他の成形ワイヤ構造も用いることが可能なことは 理解されよう。米国特許第3994771号明細書(Morganら)および米国特許第43009 81号明細書(Carstensら)ならびに米国特許出願明細書(“機能特性が改良され た重層ティシュ”、Phan & Trokhan,1996年10月24日出願)は重層法を開示する( これらは参照により本明細書に含まれる)。ツイン・ワイヤ成形機 を含む種々のタイプの成形ワイヤ構造を用いることができる。さらに、ヘッドボ ックスの種々のタイプのデザインを用いて1層または2層以上の繊維層を有する ウェブを提供できる。 図16を参照すれば、1つまたは2つ以上のヘッドボックスを用いて、初期ウ ェブが層301、302および303を含むことができるように、層301、3 02および303に対応する3層の完成紙料を成形ワイヤ542に送り出すこと ができる。第一の層301は、ウェブの第一の面22の近くに置かれた比較的長 い抄紙繊維を含むことができる。第一の層301の比較的長い抄紙繊維は、平均 繊維長が約3ミリまたはそれ以上の軟木繊維(例えば北部軟木繊維)を含むこと かできる。第二の層302は、ウェブの第二の面24の近くに置かれた比較的短 い抄紙繊維を含むことができる。この第二の層302の比較的短い抄紙繊維は、 平均繊維長が約1.5ミリまたはそれ未満の硬木繊維(例えばユーカリ樹繊維) を含むことができる。 第三の層303は、第一と第二の層(301および302)との中間に置かれ る。この第三の層は、その中に実質的に繊維を含まない空隙310をもつという 特徴を有する脱結合層であってもよい。そのような空隙は図3および図11の写 真に示されている。 特にこの空隙は比較的厚い領域50に存在することができる。第三の層は例え ばADOGEN(登録商標)ブランド添加剤のような脱結合剤を含み、第三の層303 における繊維と繊維との結合を低下させ、それによって繊維構造の開放を促進し て層303に空隙310を提供することができる。第三の層303は軟木繊維、 硬木繊維または硬木および軟木繊維の組み合わせを含むことができる。 また別の実施態様では、層301および301はそれぞれ比較的短い軟木繊維 を含み、第三の層303は比較的長い軟木繊維を含むことができる。例えば、層 301および302は各々もっぱらユーカリ樹繊維で構成され、第三の層303 はもっばら比較的長い北部軟木繊維で構成されていてもよい。 また別に、他の方法を用いてウェブのデバルキング、またはウェブ外側層の繊 維介在物の脱結合を促進することができる。米国特許第4225382号明細書(Kearn eyら)は、内側層によって分離された堅牢な結合層で構成された多層ウェブを開 示するために、参照により本明細書に含まれる。 実施例 別に規定されないかぎり、全ての百分率は乾燥繊維重量を基にした重量百分率 である。実施例1: 本実施例は、図14A、Bおよび図15Aから15Cで示した抄紙装置で製造 した3層ティシュ・ウェブを提供する。 3重量%のNSK水性スラリーを通常のリパルパーで製造する。2重量%の一 時湿潤強力樹脂水溶液(すなわちナショナル・スターチ・アンド・ケミカル社(N ational Starch and Chemical Corp.、ニューヨーク州、ニューヨーク)市販の ナショナル・スターチ78-0080)をNSKストックパイプに、乾燥繊維重量で0. 2%の割合で添加する(乾燥繊維重量に対する湿潤強力樹脂重量の比は0.00 2である)。NSKスラリーはファンポンプで約0.2%の濃度に希釈する。第 二に、3重量%のユーカリ樹繊維水性スラリーを通常のリパルパーで製造する。 脱結合剤(すなわちADOGEN(登録商標)442)の2重量%水溶液をユーカリ樹スト ックパイプに乾燥繊維0.1重量%の割合で添加する。ユーカリ樹スラリーをフ ァンポンプで約0.2%の濃度に希釈する。 個々に処理した完成紙料ストリーム(ストリーム1=100%NSK;ストリ ーム2=100%ユーカリ樹;ストリーム3=100%ユーカリ樹)を別々にヘ ッドボックスに保持し、長網ワイヤに沈積させて3層の初期ウェブ(2層の外側 ユーカリ樹層および中間のNSK層を含む)を形成する。脱水は長網ワイヤを介 して行われ、デフレクターおよび真空ボックスによって支援される。長網ワイヤ は、5杼口のサテン織り構造で、それぞれ2.54cm(1インチ)につき11 0本の縦方向のモノフィラメントおよび95本の幅方向のモノフィラメントを有 する。 移送時繊維濃度が約8%のときに、初期ウェブは、光感受性樹脂で製造された 織りファブリック1220およびウェブ型模様付加層250を含む、多孔性バッ クグラウンド成分を有するウェブ支持装置200に長網ワイヤから真空によって 移送される。水銀約0.65m(16インチ)の圧力差を用いてウェブをウェブ 支持装置200に移す。多孔性バックグラウンド成分は、約2.54cm(1イ ンチ)につき68本の縦方向モノフィラメントと51本の幅方向モノフィラメン トをもつ5杼口のサテン織り構造を有し、縦方向フィラメントの直径は約0.2 2mmで、幅方向フィラメントの直径は約0.29mmである。そのような多孔 性バックグラウンド成分は、アップルトン・ワイヤ社(Appleton Wire Co.,ウィ スコンシン州、アップルトン)で製造されている。 ウェブ型模様付加層250は、突出区域を有する連続ネットワーク・ウェブ接 触面260をもつ。この突出面積は装置200の突出面積の約30から約40% である。多孔性バックグラウンド成分のウェブ接触面の高さ1231と連続ネッ トワーク・ウェブ接触面260の高さ261との差は約0.0254mm(約0 .001インチ)である。 ウェブは装置200に移されて装置200上に保持され、図15Bに示したよ うに実質的に平滑な第二の面549を有するウェブ545を提供する。さらに、 脱水は、ウェブが約65%の繊維濃度をもつまで装置600、620および65 0で表されるような真空支援排水および通気乾燥によって実施される。 ニップ800でのヤンキー・ドライヤへの移送は圧縮ロール900によって実 施される。面250および面1230はウェブ545の第一の面547上に刻印 され型模様付加面547が提供される。第二の面549の実質的に全体が、ポリ ビニルアルコールを基剤としたクレープ加工用粘着剤を用いてヤンキー・ドライ ヤ・ドラム880の面875に粘着される。ニップ800の挟み圧力は少なくと も約400pliである。 ウェブの濃度は、ウェブをドクター・ブレード1000で面875から剥がす 乾燥クレープ加工の前に約90%から約100%に高められる。ドクター・ブレ ードは約25度の傾斜角を有し、ヤンキー・ドライヤに対して約81度の衝撃角 を提供できるように配置される。ヤンキー・ドライヤは約244m/分(約80 0fpm(feet/min))で作動される。乾燥ウェブは200m/分(650fpm )の速度でロールに成形される。 上記の手順にしたがって製造されたウェブは3層構造1枚紙葉のトイレット・ ティシュ・ペーパーに変換される。1枚紙葉のトイレット・ティシュ・ペーパー は、約28.5g/m2(約17.5ポンド/3000f2)の坪量を有し、約0 .02重量%の一時湿潤強力樹脂および約0.01重量%の脱結合剤を含む。 重要なことは、得られた1枚紙葉のティシュ・ペーパーは柔軟で吸収性がよく 、トイレット・ティシュとして適切である。1枚紙葉ティシュ・ウェブは以下の 特性を有する: 坪量 28.5g/m2(17.5lb/3000ft2) マクロキャリパー 13.6ミル(0.0136インチ) 密度 0.08g/cm3 面22の面平滑度 890 面24の面平滑度 1070 平滑比 1.20実施例2: 本実施例は、図14A、Bおよび図15AからCで示した抄紙装置で製造した 2層ティシュ・ウェブを提供する。 3重量%のNSK水性スラリーを通常のリパルパーで製造する。2%の一時湿 潤強力樹脂溶液(例えばアメリカン・サイアナミド社(American Cyanamid Co., コネチカット州、スタンフォード)市販のPAREZ(登録商標)750)をNSKストッ クパイプに、乾燥繊維重量で0.2%の割合で添加する。NSKスラリーはファ ンポンプで約0.2%の濃度に希釈する。第二に、3重量%のユーカリ樹繊維水 性スラリーを通常のリパルパーで作製する。脱結合剤(すなわちウィトコ社(Wi tco Corp.,オハイオ州、ダブリン)市販のADOGEN(登録商標)442)の2%溶液 をユーカリ樹ストックパイプに乾燥繊維重量で0.1%の割合で添加する。ユー カリ樹スラリーをファンポンプで約0.2%の濃度に希釈する。 2種の完成紙料ストリーム(ストリーム1=100%NSK/ストリーム2= 100%ユーカリ樹)をヘッドボックスで混合し、長網ワイヤ542に沈積させ てNSKおよびユーカリ樹繊維を含む初期ウェブを形成する。脱水は長網ワイヤ を介して行われ、デフレクターおよび真空ボックスによって支援される。長網ワ イヤは、5杼口のサテン織り構造で、それぞれ2.54cm(1インチ)につき 110本の縦方向のモノフィラメントおよび95本の幅方向のモノフィラメント を有する。 移送時繊維濃度が約8%のときに、初期ウェブは、織りファブリツク1220 および連続ネットワーク面260をもつウェブ型模様付加層250を含むウェブ 支持装置200に長網ワイヤから移される。 移送時繊維濃度が約8%のときに、初期ウェブは長網ワイヤから装置200に 移され、実質的に平滑で肉眼的に単一な平面549および面1230と面260 に一致する面547を有するウェブ545を提供する。水銀約0.65m(16 インチ)の圧力差を用いてウェブを装置200に移す。織りファブリック122 0は、約2.54cm(1インチ)につき79本の縦方向モノフィラメントと6 7本の幅方向モノフィラメントをもつ3杼口のサテン織り構造を有し、縦方向フ ィラメントの直径は約0.18mmで、幅方向フィラメントの直径は約0.21 mmである。そのような多孔性バックグラウンド成分は、アップルトン・ワイヤ 社(Appleton Wire Co.,ウィスコンシン州、アップルトン)で製造されている。 ウェブ型模様付加層250は、装置200の突出面積の約30から約40%の 突出面積を有するウェブ接触先端面260をもつ。ウェブ接触面1230の高さ 1231と面260の高さ261との差は約1ミル(0.0254mm(約0.0 01インチ))である。 さらに、ウェブ545の脱水は、ウェブが約65%の繊維濃度をもつまで装置 600、620および650で表されるような真空支援排水および通気乾燥によ って実施される。ヤンキー・ドライヤへの移送は、圧縮ロール900とヤンキー ・ドライヤ・ドラム880との間に形成されたニップ800で実施される。 面250および面1230はウェブ545の第一の面547上に刻印され型模 様付加面547が提供される。第二の面549の実質的に全体が、ポリビニルア ルコールを基剤としたクレープ加工用粘着剤を用いてヤンキー・ドライヤ・ドラ ム880の面875に粘着される。ニップ800の挟み圧力は少なくとも約40 0pliである。 ウェブの濃度は、ウェブをドクター・ブレード1000で面875から剥がす 乾燥クレープ加工の前に約90%から約100%に高められる。ドクター・ブレ ードは約25度の傾斜角を有し、ヤンキー・ドライヤに対して約81度の衝撃角 を提供できるように配置される。ヤンキー・ドライヤは約244m/分(約80 0fpm(feet/min))で作動される。乾燥ウェブは200m/分(650fpm )の速度でロールに成形される。 このウェブは2枚紙葉重ねの手洗い用ティシュ・ペーパーに変換される。各紙 葉は、約20.8g/m2(約12.8ポンド/3000ft2)の坪量を有し、 約0.02%の一時湿潤強力樹脂および約0.01%の脱結合剤を含む。 得られた2枚重ねのティシュ・ペーパーは柔軟で吸収性かよく、手洗い用ティ シュとして適切である。各紙葉は以下の特性を有する: 坪量 20.8g/m2(12.8lb/3000ft2) マクロキャリパー 11.4ミル 密度 0.07g/cm3 面22の面平滑度 850 面24の面平滑度 1006 平滑比 1.18実施例3: 本実施例は、図8A、Bおよび図9Aから9Cで示したタイプの抄紙装置で製 造した2枚紙葉重ねティシュ・ペーパー(各紙葉は3層構造を有する)を提供す る。 3重量%の北部軟木クラフト(NSK)繊維の水性スラリーを通常のリパルパ ーで作製する。2重量%の一時湿潤強力樹脂溶液(すなわちナショナル・スター チ・アンド・ケミカル社(National Starch and Chemical Corp.,ニューヨーク 州、ニューヨーク)市販のナショナル・スターチ78-0080)をNSKストックパイ プに、乾燥繊維重量で0.2%の割合で添加する。NSKスラリーはファンポン プで約0.2%の濃度に希釈する。第二に、3重量%のユーカリ樹繊維水性スラ リーを通常のリパルパーで作製する。脱結合剤(すなわちウィトコ社(Witco Corp .,オハイオ州、ダブリン)市販のADOGEN(登録商標)442)の2%溶液をユーカリ樹 ストックパイプの1つに乾燥繊維重量で0.1%の割合で添加する。ユーカリ樹 スラリーをファン・ポンプで約0.2%の濃度に希釈する。 3種の個々に処理した完成紙料ストリーム(ストリーム1=100%NSK; ストリーム2=脱結合剤被覆100%ユーカリ樹;ストリーム3=100%ユー カリ樹)をヘッドボックスを介して別々に保持し、長網ワイヤに沈積させて3層 の初期ウェブ(外側ユーカリ樹層、脱結合剤付加ユーカリ樹層およびNSK層を 含む)を形成する。脱水は長網ワイヤを介して行われ、デフレクターおよび真空 ボックスによって支援される。長網ワイヤは、5杼口のサテン織り構造で、それ ぞれ2.54cm(1インチ)につき110本の縦方向のモノフィラメントおよ び95本の幅方向のモノフィラメントを有する。 移送時繊維濃度が約8%のときに、初期ウェブは、脱水フェルト層220およ び光感受性樹脂の型模様付加層250を有する支持装置200に長網ワイヤから 移される。 脱水フェルト220は、アップルトン・ミルズ社(Appleton Mills、ウィスコ ンシン州、アップルトン)製のアムフレックス2プレス・フェルト(Amflex 2 Pre ss Felt)である。フェルト220はポリエステル繊維の打ち延ばし綿を含む。こ の綿の表面のデニールは3で、基材のデニールは10から15である。フェルト 層220は、坪量が1436g/m2、キャリパーは約3ミリ、透気度は約30 から約40scfmである。 ウェブ型模様付加層250は、ウェブ支持装置200の突出面積の約30から 約40%の突出面積を有する連続ネットワーク・ウェブ接触面260を含む。面 260の高さ261とフェルト面230の高さ231との差は約0.1274m m(約0.005インチ)である。 初期ウェブは装置200に移されて装置200上に保持され、実質的に平滑な 面549を有するウェブ545を提供する。移送は、約50.8cm(約20イ ンチ)の水銀の圧力差によって真空移送地点で実施される。 さらに、脱水は、ウェブが約25%の繊維濃度をもつまで例えば装置620を 用いて真空支援排水によって実施される。続いて、ウェブ545はスチーム・フ ード2880の近くに搬送され、さらに真空圧縮ロール900とヤンキー・ドラ イヤ・ドラム880とによって形成されたニップ800に搬送される。 真空圧縮ロール900とヤンキー・ドライヤ・ドラム880との間でウェブ5 45とウェブ支持装置200を圧縮することによって、面260がニップ800 でウェブ545の面547に押しつけられる。クレープ加工用粘着剤を用いてヤ ンキー・ドライヤにウェブを粘着させる。ウェブをドクター・ブレードで剥がす 乾燥クレープ加工の前に、繊維濃度は少なくとも約90%に高められる。ドクタ ー・ブレードは約25度の傾斜角を有し、ヤンキー・ドライヤに対して約81度 の衝撃角を提供できるように配置される。ヤンキー・ドライヤは約244m/分 (約800fpm(feet/min))で作動される。乾燥ウェブは200m/分(650 fpm)の速度でロールに成形される。 ウェブは2枚紙葉重ねの手洗い用化粧用ティシュ・ペーパーに変換され、各紙 葉は3種の繊維層を含む。この2枚重ねのトイレット・ティシュ・ペーパーは約 1.0%の一時湿潤強力樹脂および約0.1%の脱結合剤を含む。 各紙葉は以下の特性を有する: 坪量 15.9g/m2(9.8lb/3000ft2) マクロキャリパー 6ミル 密度 0.10g/cm3 面22の面平滑度 740 面24の面平滑度 960 平滑比 1.30実施例4: 本実施例は、図8A、Bおよび図9Aから9Cで示したタイプの抄紙装置で製 造したティシュ・ウェブを提供する。 3重量%の北部軟木クラフトの水性スラリーを通常のリパルパーで製造する。 2%の一時湿潤強力樹脂溶液(PAREZ(登録商標)750)をNSKストックパイプに 乾燥繊維重量で0.2%の割合で添加する。NSKスラリーはファンポンプで約 0.2%の濃度に希釈する。第二に、3重量%のユーカリ樹繊維水性スラリーを 通常のリパルパーで作製する。脱結合剤(ADOGEN(登録商標)442)の2%溶液を ユーカリ樹ストックパイプに乾燥繊維重量で0.1%の割合で添加する。ユーカ リ樹スラリーをファンポンプで約0.2%の濃度に希釈する。 2種の個々に処理した完成紙料ストリーム(ストリーム1=100%NSK; ストリーム2=100%ユーカリ樹)をヘッドボックスを通して混合し、長網ワ イヤに沈積させてNSK繊維とユーカリ樹繊維の単層ウェブを形成する。ユーカ リ樹繊維は脱結合剤で被覆されている。脱水は長網ワイヤを介して行われ、デフ レクターおよび真空ボックスによって支援される。長網ワイヤは、5杼口のサテ ン織り構造で、それぞれ2.54cm(1インチ)につき110本の縦方向のモ ノフィラメントおよび95本の幅方向のモノフィラメントを有する。 移送時繊維濃度が約8%のときに、初期ウェブは、脱水フェルト層220およ び光感受性樹脂のウェブ型模様付加層250を有するウェブ支持装置200に長 網ワイヤから移される。 脱水フェルト220は、アップルトン・ミルズ社(ウィスコンシン州、アップ ルトン)製のアムフレックス2プレス・フェルトである。ウェブ型模様付加層2 50は連続ウェブ接触面260を含む。ウェブ型模様付加層250は、ウェブ支 持装置200の突出面積の約35%に等しい突出面積を有する。先端のウェブ接 触面260と第一のフェルト面230との間の高さ差は約0.1274mm(約 0.005インチ)である。 初期ウェブはウェブ支持装置200に移されて第一のデフレクション工程で歪 みか付与され、全体的に単一な平面のウェブ545を形成する。移送は、約50 .8cm(約20インチ)の水銀の圧力差によって真空移送地点で達成される。 さ らに、脱水は、ウェブが約25%の繊維濃度をもつまで真空支援排水によって実 施される。続いて、ウェブ545は、ウェブ支持装置200によってスチーム・ フード2800の近くに搬送され、さらに真空圧縮ロール900とヤンキー・ド ラム880とによって形成されたニップ800に搬送される。続いて、少なくと も約400pliの圧縮圧力で、ウェブ545をヤンキー・ドライヤ・ドラム8 80の圧縮面に対して圧縮する。ポリビニルアルコール基剤クレープ加工用粘着 剤を用いて、この圧縮ウェブをヤンキー・ドライヤに粘着させる。ドクター・ブ レードでドライヤ・ドラム880の表面からウェブを剥がす乾燥クレープ加工の 前に、繊維濃度は少なくとも約90%に高められる。ドクター・ブレードは約2 5度の傾斜角を有し、ヤンキー・ドライヤに対して約81度の衝撃角を提供でき るように配置される。ヤンキー・ドライヤは約244m/分(約800fpm(fe et/min))で作動される。乾燥ウェブは200m/分(650fpm)の速度でロ ールに成形される。 ウェブは変換されて単層構造の2枚紙葉重ねの手洗い用ティシュ・ペーパーを 提供する。2枚重ねの各紙葉は約20.5g/m2(約12.6lb/3000 ft2)の坪量を有し、さらに約0.2重量%の一時湿潤強力樹脂および約0. 1重量%の脱結合剤を含む。 得られた2枚紙葉重ねのティシュ・ペーパーは柔軟で吸収性がよく、手洗い用 ティシュとして適切である。 各ティシュ・ウェブは以下の特性を有する: 坪量 20.5g/m2(12.6lb/3000ft2) マクロキャリパー 8.8ミル 密度 0.092g/cm3 面22の面平滑度 890 面24の面平滑度 1050 平滑比 1.18予想例: 以下の予想例は、図8A、Bおよび図9AからCで示したタイプの市販サイズ 抄紙装置を用いる2枚紙葉重ねのティシュ・ペーパーの製造方法を示す。 3重量%の北部軟木クラフトの水性スラリーを通常のリパルパーで製造する。 2%の一時湿潤強力樹脂溶液(すなわちアメリカン・サイアナミド社(コネチカ ット州、スタンフオード)市販のPAREZ(登録商標)750)をNSKストックパイプ に乾燥繊維重量で0.2%の割合で添加する。NSKスラリーはファン・ポンプ で約0.2%の濃度に希釈する。第二に、3重量%のユーカリ樹繊維水性スラリ ーを通常のリパルパーで作製する。脱結合剤(すなわちウィトコ社(オハイオ州 、ダブリン)市販のAdogen(登録商標)442)の2%溶液をユーカリ樹ストックパ イプに乾燥繊維重量で0.1%の割合で添加する。ユーカリ樹スラリーをフアン ・ポンプで約0.2%の濃度に希釈する。 2種の個々に処理した完成紙料ストリーム(ストリーム1=100%NSK; ストリーム2=100%ユーカリ樹)をヘッドボックスを通して混合し、長網ワ イヤに沈積させてNSK繊維と被覆ユーカリ樹繊維の単層ウェブを形成する。ユ ーカリ樹繊維は脱結合剤で被覆されている。脱水は長網ワイヤを介して行われ、 デフレクターおよび真空ボックスによって支援される。長網ワイヤは、5杼口の サテン織り構造で、それぞれ2.54cm(1インチ)につき110本の縦方向 のモノフィラメントおよび95本の幅方向のモノフィラメントを有する。 移送時繊維濃度が約10%のときに、初期湿潤ウェブは、脱水フェルト層22 0および光感受性樹脂のウェブ型模様付加層250を有するウェブ支持装置20 0に長網ワイヤから移される。 脱水フェルト220は、アップルトン・ミルズ社(ウィスコンシン州、アップ ルトン)製のアムフレックス2プレス・フェルトである。ウェブ型模様付加層2 50は、ウェブ接触面220の約6.45cm2(1平方インチ)につき約69 個の左右対称にジグザグ配置された楕円形開口部270を有する連続ウェブ型模 様付加層250を含む。ウェブ型模様付加層250は、ウェブ支持装置200の 突出面積の約35%に等しい突出面積を有する。先端のウェブ接触面260と第 一のフェルト面230との間の高さの差は約0.127mm(約0.005イン チ)である。 初期ウェブはウェブ支持装置200に移されて全体的に単一な平面のウェブ5 45を形成する。移送は、約50.8cm(約20インチ)の水銀の圧力差によ って真空移送地点で実施される。さらに、脱水は、ウェブが約30%の繊維濃度 をもつまで真空支援排水によって実施される。ウェブ545は、ウェブ支持装置 200によってニップ800に搬送される。真空圧縮ロール900は、約60P &Jの硬度を有する圧縮面910を有する。続いて、圧縮面910とヤンキー・ ドライヤ・ドラム880の面との間で少なくとも約400pliの圧縮圧力でウ ェブ545とウェブ支持装置200を圧縮することによって、ウェブ545をヤ ンキー・ドライヤ・ドラム880の圧縮面に対して圧縮する。ポリビニルアルコ ール基剤クレープ加工用粘着剤を用いて、この圧縮ウェブをヤンキー・ドライヤ に粘着させる。ドクター・ブレードでドライヤ・ドラム880の表面からウェブ を剥がす乾燥クレープ加工の前に、繊維濃度は少なくとも約90%に高められる 。ドクター・ブレードは約20度の傾斜角を有し、ヤンキー・ドライヤに対して 約76度の衝撃角を提供できるように配置される。ヤンキー・ドライヤは約13 72m/分(約4500fpm(feet/min))で作動される。乾燥ウェブは1125 m/分(3690fpm)の速度でロールに成形される。 ウェブは変換されて単層構造の2枚紙葉重ねの手洗い用ティシュ・ペーパーを 提供する。2枚重ねの手洗い用ティシュ・ペーパーの各紙葉は約20.3g/m2 (約12.5lb/3000ft2)の坪量を有し、さらに約0.2重量%の一 時湿潤強力樹脂および約0.1重量%の脱結合剤を含む。得られた2枚紙葉重ね のティシュ・ペーパーは柔軟で吸収性がよく、手洗い用ティシュとして適切であ る。 分析手順ペーパー特性の厚さおよび高さの測定: 領域30の平面23の位置、領域30の厚さおよび領域50の厚さは、ペーパ ー・ウェブのミクロトームによる横断切片の顕微鏡写真を用いて決定した。その ような顕微鏡写真の例は図3に示す。図3では、平面23の位置は、領域50の 厚さPおよび領域30の厚さKに沿って表示されている。 10サンプル(各々2.54×5.1cm(1インチ×2インチ))をティシュ・ ペーパー・シートまたはロールから任意に選ぶ。10サンプルを単一のシートか ら入手できない場合は、同じ条件下で製造したまた別のシート(好ましくは同じ 母ロール)を用いることができる。 各サンプルのためのミクロトームは、硬質の厚紙ホルダーに各サンプルをホッ チキスで固定して作製する。ペーパー・サンプルは樹脂、例えばハーキュリーズ 社製のメリグラフ(Merigraph)ホトポリマー中に包埋する。樹脂混合物を硬化さ せるためにサンプルを養生させる。シリコンの鋳型からサンプルを取り出す。ホ トポリマーに包埋する前にサンプルに参照点を付し、ミクロトームで薄く切る場 所を正確に決定する。好ましくは、ウェブ20のサンプルの両方の平面図(例え ば図4)および種々の断面図(例えば図3)で同じ参照点を用いる。 サンプルをアメリカン・オプティカル社(American Optical Co.,ニューヨー ク州、バッファロー)販売のモデル860ミクロトームに置き面を均一にする。 平滑な面が出現するまでミクロトームでスライスしながらサンプルの端を除去す る。 ペーパー・ウェブの種々の領域(例えば30および50)が正確に再構築でき るように十分な数のスライスをサンプルから取り出す。本明細書に述べた実施態 様のためには、スライス当たり約60ミクロンの厚さを有するスライスが平滑面 から得られる。厚さPおよびKを確認するために多くのスライスが必要とされる であろう。 サンプル・スライスをオイルとカバー・スリップを用いて顕微鏡スライドにマ ウントする。スライドとサンプルを透過光顕微鏡に載せて約40倍の倍率で観察 する。顕微鏡写真は薄片に沿って撮影し、個々の写真は連続して並べ、薄片像を 再構築する。厚さおよび高さは、図3に示したように再構築像から確認できる。 図3は、図1および図2に示したタイプのペーパー構造物の横断切片の顕微鏡写 真である。 厚さは、ヒューレット・パッカード・スキャンジェットIIC(Hewlett Packard ScanJet IIC)カラー平台式スキャナーを用いて顕微鏡写真を走査し、これら写真 をパソコンの画像ファイル形式で保存して確定する。ヒューレット・パッカード ・スキャンニング・ソフトはデスクスキャンII(DeskScan II)のバージョン1. 6である。スキャナー設定形式は白黒写真である。パスはレーザー・ライター(L aserWriter)NT、NTXである。明度およびコントラスト設定は125である 。スケール設定は100%である。ファイルをざっと見て、マッキントッシュ(M acintosh)IICiコンピュータの画像ファイル形式で保存する。画像ファイルは、 適切な写真画像処理ソフトパッケージまたはCADプログラム(例えばパワー・ ドロー(PowerDraw)バージョン6.0、エンジニアード・ソフトウェア(Enginee red Software、ノースカロライナ州)より入手可能)で開く。 図3を参照すれば、領域30および50の厚さは、それぞれKおよびPと標識 したそれらの直径を有する円で表示されている。まず最初に、精査した領域50 内に書き込むことができる最も大きい円をパワー・ドロー・ソフトを用いて書き 込む。この円の直径をPと標識する。領域50の厚さPは、適切なスケール・フ ァクターをかけたこの円の直径である(スケール・ファクターは走査画像の倍率 をかけた顕微鏡写真の倍率である)。 次に、領域50のどちらかの側の領域30の部分内に書き込むことができる最 少の円を書き込む。これらの円の直径をKと標識する。領域50の近傍の領域3 0の厚さKは、上記のスケール・ファクターをかけた2つの直径の平均である。 領域50の近傍の領域30の平面は、図3に示すように直径Kを有する2つの 円の中心を結ぶ線を引くことによって位置が決定される。 10サンプルの各々で、領域30の比較的薄い部分の間に位置する比較的厚い 領域50の出現箇所の各々について精査する。比較的薄い領域が比較的厚い領域 50のいずれかの側で特定される事例の各々で、平面23を表す線を書き込む。 この線が当該出現箇所の少なくとも25%で領域50と交差する場合は、サンプ ルが得られた本発明のペーパーは、比較的厚い領域の平面内に位置する比較的厚 い領域を有すると言える。例えば、10サンプルで、比較的厚い領域50のいず れかの側の比較的薄い領域30が50ヵ所出現する場合は、平面23を表す線が この50ヵ所のうち少なくとも13ヵ所で厚い領域50と交差する場合にのみ、 この比較的厚い領域50は比較的薄い領域30の平面内に位置していると言える 。面平滑度: ペーパー・ウェブの1つの面の面平滑度は、1991年度国際ペーパー物理学 会議(International Paper Physics Conference)で詳述された生理学的面平滑度 (PSS)の測定方法を基にして測定される。会議録TAPPI Book1に記載された 論文(表題:ティシュ・ペーパーの機械的特性の測定方法(Methods for the Me asurement of the Mechanical Properties of Tissue Paper)、Ampulskiら、19 ページ)は、参照により本明細書に含まれる。本明細書で用いられるPSS測定 は、前記の論文に記載されたようにアンプリチュード値を逐一合計したものであ る。前記論文で説明した測定手順はまた、米国特許第4959125号明細書 (Spendel)および同5059282号(Ampulskiら)(これら文献は参照により本明細書 に含まれる)に全般的に記載されている。 本発明のペーパー・サンプルを検査する目的で、前記論文のPSS測定方法を 用い、手順に以下の変更を加えながら面平滑度を測定する。 前記の論文に記載されたように10サンプルについてのデジタル化したデータ 対(アンプリチュードと時間)をSASソフトに取り込む代わりに、LABVIEWブ ランドのソフト(ナショナル・インスツルメント社(National Instruments,テ キサス州、オースチン)より入手できる)を用いて10サンプルについてデータ を入手してデジタル化し、実質的に加工処理することによって面平滑度測定を実 行する。各アンプリチュード・スペクトルは、LABVIEWソフト・パッケージの“ アンプリチュードと相スペクトル、vi”モジュールを用い、出力スペクトルと して“Amp Spectrum Mag Vrms”を選択して作成する。出力スペクトルは10サ ンプルの各々について得る。 続いて、以下の重量因子を用いてLABVIEWで各出力スペクトルを均等にする:0 .000246,0.000485,0.00756,0.062997。これらの重量因子は、SASプログラム について前記の論文で指定された因子0.0039,0.0077,0.0120,1.0によって提供 される均等化を模倣するために選択される。 均等化の後で、前記論文で指定された頻度フィルターを用いて各スペクトルを 篩にかける。続いて、篩にかけた個々のスペクトルについて前記の論文に記載さ れたようにPSS値(ミクロン)を算出する。ペーパー・ウェブの面の面平滑度 は、ペーパー・ウェブの同一面から得た10サンプルで測定した10のPSS値 の平均である。同じようにして、ペーパー・ウェブの反対側の面の面平滑度も測 定できる。平滑比は、面平滑度の高い方の値(ペーパー・ウェブのより表面構造 を有する側に一致する)を面平滑度の低い方の値(ペーパー・ウェブのより平滑 な側に一致する)で割ることによって得られる。坪量: 坪量は以下の手順にしたがって測定される。 測定されるべきペーパーを、約21.7−23.9℃(71−75°F)、4 8−52%相対湿度で少なくとも2時間条件付けする。この条件付けペーパーを 切断して8.9cm×8.9cm(3.5インチ×3.5インチ)の12片のサ ンプルを得る。サンプルは、適切な圧力プレート・カッター(例えばスイング・ アルバート・アルファ水圧サンプル・カッター(Thwing-Albert Alfa Hydraulic Pressure Sample Cutter)、モデル240-10)を用いて6サンプルを一度に切断す る。続いて、6サンプル重ねの束の2束を一緒にして12枚重ねとし、約21. 7−23.9℃(71−75°F)、48−52%の相対湿度で少なくともさら に15分間条件付けする。 続いて、12枚重ねの束の重量を目盛り付分析用秤で測定する。秤は、サンプ ルの条件付けを実施する同じ部屋で維持する。適切な秤は、ザルトリウス・イン スツルメント社(Sartorius Instrument Co.)製のモデルA200Sである。この重 量はペーパーの12枚重ねの束のグラムによる重量で、各紙葉は約79.04c m2(12.25平方インチ)の面積を有する。 ペーパー・ウェブの坪量(1枚の紙葉の単位面積当たりの重量)は、以下の式 を用いて27.9m2(3000ft2)当たりのグラム(ポンド)単位で算出さ れる: 12枚重ねの重量(グラム)×3000×144平方インチ/平方フィート (453.6g/lb)×(12枚重ね)×(12.25平方インチ/紙葉) または単純に、 坪量(lb/3000ft2)=12枚重ねの束の重量(g)×6.48マクロキャリパーまたは乾燥キャリパー: マクロキャリパーまたは乾燥キャリパーは、米国特許第4469735号明細書(Trok han,1984年9月4日発行、この特許は参照により本明細書に含まれる)に開示さ れた乾燥キャリパー測定手順を用いて測定される。密度: 密度はウェブのマクロキャリパーで割ったウェブの坪量である。吸収能: ウェブの吸収能は、上記に引用した米国特許第4469735号明細書に開示された 水平吸収能試験を用いて測定される。ウェブ支持装置の高さの測定: 第一のフェルト面の高さ231とウェブ接触面260の高さ261との高さの 差は、以下の手順を用いて測定される。ウェブ支持装置は、ウェブ型模様付加層 を上に向けて平坦な水平面に置く。約1.3mm2の環状の接触面と3mmの垂 直高を有する針をフェデラル・プロダクツ寸法測定ゲージ(EMD-4320 W1離脱式プ ローブとともに使用するために改変したモデル432B-81アンプリファイヤ)に取り つける。当該ゲージはフェデラル・プロダクツ社(Federal Products Co.,ロー ドアイランド州、プロビデンス)製である。この機器は、既知の高さの差を提供 する既知の厚さを有する精密な詰物の間の電圧の差を決定することによって目盛 りを付される。この機器のゼロ点は、第一のフェルト面230よりわずかに低い 高さで設定され、針の拘束されない動きを担保する。針を問題の高さの上方に置 き、測定のために下げる。針は、測定点で約0.24グラム/mm2の圧力を示 す。各高さで少なくとも3回測定する。各高さでの測定値を平均する。平均値間 の差を算出して高さの差を得る。 同じ手順を用いて図14Bに示した高さ1231と261との差を測定する。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION   A relatively thin continuous network region and             Paper web having a relatively thick area that is severed                                Field of the invention   The present invention relates to paper structures, and more specifically, has both bulk and smoothness Manufacture tissue paper web and the tissue paper web About the method.                                Background of the Invention   Paper such as toilet tissue, paper towels and decorative paper -Structures are widely used in homes and factories. Such tissue products Many attempts have been made to make it more preferred by consumers.   One approach to providing consumers with tissue products that are bulky and flexible is U.S. Pat. No. 3,947,771 issued to Morgan et al. (November 30, 1976), which is hereby incorporated by reference. (Included herein). In addition, improvement of bulk and flexibility No. 4,191,609 issued to Trokhan (March 4, 1980), which is hereby incorporated by reference. Symmetrically arranged in a zigzag pattern as shown in Provided by compressed and uncompressed zones.   Another approach to making more consumer-friendly tissue products is paper construction And apply greater bulk, tensile strength, and burst strength to the tissue product. To give. An example of a paper structure made in this manner is described in U.S. Pat. No. 37859 to Trokhan (issued January 20, 1987), which is hereby incorporated by reference. ). U.S. Pat. No. 4,637,859 (see for reference) Included herein) are separately separated, distributed throughout a continuous network A domed ridge is shown. This continuous network provides strength, while A relatively thick dome can provide flexibility and absorbency.   One of the disadvantages of this papermaking method disclosed in U.S. Pat. Drying such webs is relatively energy intensive and expensive, and is typically air dried. Requires the use of drying equipment. Further disclosed in U.S. Pat. In the papermaking process, the speed at which the web is finally dried on a Yankee dryer drum The degree is limited. This restriction, at least in part, causes the web to be This is probably due to the pattern imparted to the web prior to transfer to. In particular, U.S. Patent No. The separately spaced domes described in 4637859 are disclosed in U.S. Pat. Does not dry effectively on a Yankee surface like the continuous network described in the book there is a possibility. Therefore, for a given concentration level and basis weight, Yankee -The speed at which the drum operates is limited.   The following publications show yet another papermaking method (these documents are incorporated by reference): WO95 / 17548 (Ampulski et al., Published June 29, 1995 (US priority)). WO96 / 00812 (Trokhan et al., Published January 11, 1996) (US priority date 1). WO96 / 00814 (Phan, published January 11, 1996) (priority date: June 2, 1994) U.S. Pat. No. 5,556,509 issued to Trokhan et al., Sep. 17, 1996; U.S. Patent No. 5,549,790 (Phan, issued August 27, 1996).   U.S. Pat.Nos. 4,432,6000, 4,037,237 and 3,903,342 are Describes a sheet material containing an elastomeric binder that bonds the sheet surfaces together in a pattern are doing. Such methods have the disadvantage that the application of the binder is relatively expensive and that The disadvantage is that it is difficult to control the production speed by applying the mixture. Have. In addition, elastomeric binders can reduce web absorbency is there.   Compress the web with one or more press felts in the press nip Normal tissue paper produced by the process can be manufactured at relatively high speeds. You. This normal compressed paper is dried once, then embossed and woven. The pattern can be patterned to increase the macro caliper of the web. example For example, after drying the tissue paper product, It is common to apply a pattern by embossing.   However, embossing typically sacrifices other properties of the paper structure To give the structure a particular aesthetic appearance. In particular, for dry paper webs Embossing breaks the interfiber bonds in the cellulosic structure. This destruction occurs when the bond Occurs as the initial fibrous slurry is formed and proceeds during drying. Paper structure After drying, the paper structure is embossed and the surface of the paper structure is By moving the fiber at right angles to it, the bond between the fiber and the fiber is broken You. Breaking the bond reduces the tensile strength of the dried paper web. further Embossing typically involves removing the dry paper web from the drying drum. Performed after rape processing. Embossing after creping is applied to the web. The resulting creped pattern will be destroyed. For example, embossing By compressing or stretching the texture, some parts of the web Remove the creped pattern in minutes. Crepe pattern is softness of dry web Such results are undesirable because they improve flexibility and flexibility.   Researchers and technicians in the papermaking field need a flexible, tough, We continue to look for improvements in the production of tissue paper with good yield.   Accordingly, one object of the present invention is to provide relatively low energy and cost. Relatively quick drying paper webs and paper webs with multiple areas It is to provide a manufacturing method.   Another object of the present invention is to provide an existing paper machine (with normal or through-drying performance). For producing a multi-region paper that can be formed on the paper machine without substantially modifying the paper machine It is to provide.   Still another object of the present invention is to provide one or two of thickness, height, density and basis weight. It has at least two different non-embossed areas that can be distinguished by the above characteristics. Paper web and a method of manufacturing the same.   Another object is to provide a web with a relatively patterned surface and a relatively smooth opposite surface. The bulk caliper, density and absorption capacity are increased, thereby consuming paper products Paper web and its manufacturing method that provide both bulk and softness characteristics preferred by the elderly Is to provide the law.   Yet another object of the present invention is to provide a binder (e.g. Paper web substantially free from binders) and a method for producing the same. That is.Summary of the Invention   The present invention is directed to a wet paper web having first and second sides facing in opposite directions. Including The paper has a relatively thin area and a relatively thick area, The relatively thick region is located in the plane of the relatively thin region. Relatively thick areas The ratio of the thickness P to the thickness K of the relatively thin region will be at least about 1.5.   In one embodiment, the paper web is a relatively thin continuous network. Network area, which is relatively dense and, furthermore, Having a plurality of relatively thick, separately separated dividing regions. This separately The segmented area is located in the plane of the continuous network area, and Will have a lower density than the density of the zone. In some embodiments, a relatively thick split Each of the zones will surround at least one segmented dense area.   The paper web is about 7 to about 70 grams / mTwoBasis weight of at least about A macro caliper of 0.1 mm, more preferably at least about 0.2 mm, and And about 0.12 g / cmThreeWill have a density equal to or less than. The paper web also has an absorption capacity of at least about 20 grams / gram. Will be. The paper web also has at least about 20 grams / gram of absorbent. Will have capacity.   The paper web has a size greater than about 1.15, more preferably about 1.20. Greater, more preferably greater than about 1.25, and even more preferably about 1.3. It will have a surface smoothness ratio greater than 0, most preferably greater than about 1.40 U. One side of the web has a surface flatness of less than about 900, more preferably less than about 850. Will have a slip value. The opposite side of the web has at least about 900, and more Preferably it will have a surface smoothness of at least about 1000. Area thickness, Measurement of web macro caliper, web basis weight, web density and surface smoothness The setting method is described below.                                Description of the drawings   This specification is set forth in the claims which particularly point out and distinctly claim the invention. On the other hand, the present invention is not limited to the following accompanying drawings (in which the same components are the same). (Referred to as one citation number) together with U.   FIG. 1 is a plan view of a first surface of a paper structure according to an embodiment of the present invention. You. The paper structure comprises a first relatively thin continuous network area and the Has multiple, relatively thick, fragmented regions distributed throughout a continuous network region You.   FIG. 2 is a cross-sectional view of the paper structure of FIG. 1 taken along line 2-2 of FIG. 2 shows a relatively thick split area distributed in the plane of the network area.   FIG. 3 is a micrograph of a cross-sectional view of a paper structure of the type shown in FIGS. It is.   FIG. 4 is a photograph of a first side of a paper structure of the type shown in FIGS. is there.   FIG. 5 is a photograph of a second side of a paper structure of the type shown in FIGS. You.   FIG. 6 is a sectional view of a conventional type of paper disclosed in US Pat. No. 4,637,659. It is.   FIG. 7A shows a paper web of the type shown in U.S. Pat. No. 4,637,659. It is a microscope picture of a sectional view.   FIG. 7B shows a paper web of the type shown in US Pat. No. 4,637,659. It is a top view of one surface.   FIG. 7C is a plan view of the other side of the paper web of FIG. 7B.   FIG. 8A illustrates a process for producing a paper web of the type shown in FIGS. It is a top view of the apparatus used. The dewatering felt layer and the dewatering felt Includes a web-type patterning layer combined with a default layer, and a continuous network web And has a tip end surface that comes into contact with.   FIG. 8B is a cross-sectional view of the device of FIG. 8A taken along line 8B of FIG. 8A.   FIG. 8C shows a web patterning including a dewatered felt layer and a split web contact surface. FIG. 2 is a plan view of a device having layers.   FIG. 9A is a diagram of a paper web making paper machine having the apparatus of FIGS. 8A and 8B. You.   FIG. 9B illustrates a paper having a first surface consistent with the device and a substantially smooth second surface. Paper web transferred to the apparatus shown in FIG. 8 to form a paper web. FIG.   FIG. 9C shows a pattern applied to the first side of the paper web, and Vacuum compression rolls and yarns to adhere the second side of the paper web to the dryer 8B, the paper being conveyed to and from the ink dryer drum It is a diagram of a web.   FIG. 9D is a cross-sectional view of a two-layer tissue having two webs of the type shown in FIG. The outward facing web has a relatively smooth second surface.   FIG. 10 shows a paper web manufactured according to another embodiment of the present invention. In a cross-sectional view of the unit, a relatively thick cut-off distributed in the plane of the continuous network area Separated areas, each separated area being one or more separately separated high areas. Surrounds the density region.   FIG. 11 is a photomicrograph of a cross section of a paper structure of the type shown in FIG. .   FIG. 12 is a photograph of a first side of a paper structure of the type shown in FIG.   FIG. 13 is a photograph of a second side of a paper structure of the type shown in FIG.   FIG. 14A shows an apparatus used in the manufacture of a paper web of the type shown in FIG. FIG. The device combines with a porous component composed of woven filaments Having a web-type pattern addition layer.   FIG. 14B is a cross-sectional view of the device of FIG.   FIG. 15A produces a paper web using the apparatus of FIGS. 14A and 14B. 1 is a diagram of a paper machine.   FIG. 15B has a first surface consistent with the device and a substantially smooth second surface Paper transferred to the apparatus shown in FIG. 14B to form a paper web -It is a figure which shows a web.   FIG. 15C shows a pattern applied to the first side of the paper web, A compression roll and a yan to adhere the second side of the paper web to the dryer Ki -Paper transported between the dryer drum and the apparatus shown in FIG. 14B -It is a figure of a web.   FIG. 16 shows a paper web manufactured according to one embodiment of the present invention. FIG. The web has a multilayer fiber layer including a debonding layer.                             Detailed description of the invention   FIGS. 1 and 2 show a paper paper manufactured according to one embodiment of the present invention. FIGS. 3 to 5 show a web 20 and a paper of the type shown in FIGS. It is a photograph of a structure. For comparison, FIGS. 6 and 7A-C show U.S. Pat. 1 illustrates a paper web of the type disclosed in 37859.   Paper webs made in accordance with one embodiment of the present invention are relatively thin. Region and a relatively thick region, the relatively thick region being the relatively thin region. Are distributed in the plane. The paper web is allowed to stand in a moist condition, Not qualitatively dry embossed. Referring to FIGS. 1-5, paper Web 20 has first and second faces 22 and 24, respectively, which face in opposite directions. You. The paper web 20 is a relatively thin continuous network having a thickness of K. A work area 30. The boundary portion of the area 30 on the surface 22 is called 32, and the surface 2 The boundary portion of the region 30 in 4 is referred to as 34.   The web 20 may also include a plurality of relatively Includes a thick region 50. The relatively thick region 50 has a thickness called P and has a continuous net. It extends from the surface 32 of the work area 30. The boundary portion of the area 50 on the surface 22 is denoted by 52. , And the boundary portion of the area 50 on the surface 24 is referred to as 54. Thickness P is greater than thickness K . Preferably, the P / K ratio is at least about 1.5. Referring to FIG. 3, P is It will be at least about 0.3 mm, preferably about 0.40 mm. K is about 0.25 mm, more preferably less than about 0.02 mm.   The continuous network region 30 and the segmented relatively thick region 50 are both examples. For example, it can be reduced by creping. 1 and 2, the crepe ridge The origin is indicated by numeral 35 and generally extends in the width direction. Similarly, a split comparison Thick regions 50 can also be reduced to provide crepe ridges 55 .   The continuous network region 30 has a relatively high density, and is visibly described in US Pat. Having a single planar continuous network region of the type disclosed in US Pat. There will be. The relatively thick region 50 has a relatively low density and is disclosed in U.S. Pat. As disclosed in the detailed description, they can be arranged symmetrically in a zigzag manner. But The relatively thick region 50 is of a type shown in U.S. Pat. No. 4,637,659. Not.   The relatively thick region 50 is located in the plane of the continuous network region 30. Net The height of the plane of the work area 30 depends on the plane 23 (shown by a straight line in FIG. 2). Are shown schematically. The surface 23 is located between the surfaces 32 and 34. Net The plane of the network 30 is shown as flat in FIG. It will be appreciated that the plane 30 "includes the surface 23 having a bend.   “Located in the plane of the continuous network area 30” means that the relatively thick area 5 0 means including a portion extending above or below the surface 23. As shown in Figure 2 Thus, a portion of thick region 50 is stretched along phantom line 25. Imaginary line 25 This portion of the region 50 stretched along 3 so that the intersection of the line 25 and the surface 54 is below the surface 23 Be placed.   The method for measuring the thicknesses P and K, and the region 50 is arranged in the plane of the region 30 The method of determining the position of the surface 23 to determine whether or not it is Measurement ".   In contrast to the paper web shown in FIGS. 1 and 2, the paper web shown in FIG. Web 80, which is disclosed in U.S. Pat. There is no relatively thick area located in the work plane. US Patent No. 4637859 The specification discloses domes 84 distributed over a continuous network 83. In FIG. , Domes 84 are not distributed in the plane of the network 83. Figure instead As shown in FIG. 6, the lower surface of the dome 84 is arranged on the surface 23 shown in FIG. ing. The manifestation of a paper web of the type disclosed in U.S. Pat. A micrograph is shown in FIG. 7A, and the opposite side of such a paper web is shown in FIG. 7B. And 7C.   Therefore, the paper web shown in FIGS. 1 and 2 can be converted into a continuous network. Strength advantage, density from relatively thick area 50, macro caliper US Pat. No. 4,637,659, having advantages in absorbency and softness It has a relatively smooth surface 24 as compared to the type of paper shown.   In particular, the paper web 20 is greater than about 1.15, and more preferably, about 1.15. Greater than 20, more preferably greater than about 1.25, more preferably about Have a surface smoothness ratio greater than 1.30, most preferably greater than about 1.40. Can be. Here, the surface smoothness ratio is the surface smoothness of the surface 22 divided by the value of the smoothness value of the surface 24. Value.   In some embodiments, surface 24 of web 20 is less than about 900, more preferably, less than about 8 It can have a surface smoothness value of less than 50. Opposite surface 22 is at least about 90 It may have a surface smoothness value of 0, more preferably at least about 1000.   A method for measuring the surface smoothness of a certain surface will be described in the section “Smoothness” below. One side The surface smoothness value increases as the texture becomes rougher and further decreases as the smoothness decreases. You. Therefore, a relatively low surface smoothness indicates that the surface is relatively smooth.   In contrast to the paper web 20 of the present invention, U.S. Pat. A paper sample of the type disclosed exhibits an area smoothness ratio of about 1.07, The smooth value is about 993 and 1065 on the opposite side.   One of the advantages of paper web 20 is that it has a relatively smooth surface 24 that provides softness. A relatively thicker area 50 providing greater bulk and absorbency, and providing strength Combined with a relatively thin and relatively dense network area 30 It is that you are. In addition, the paper web 20 is relatively It can be quickly and efficiently formed and dried.   A paper web 20 having a relatively smooth surface 24 has a smooth outward facing surface. It is useful in the production of multilayered tissue. For example, two facing the outside of a multilayer tissue Face includes the web face 24, and the outer layer face 22 faces inward, Alternatively, three or more webs can be combined to form a multilayer tissue. So Multi-layer tissue such as is relatively strong and distributed throughout the continuous network area The outer surface has the advantage of bulk associated with thicker areas, yet is relatively smooth and soft To provide consumers with the feel of   An example of such a two-layer tissue is illustrated in FIG. 9D. The two layers of web 20 In the face-to-face relationship, in any suitable manner (by adhesive, mechanical and ultra Including, but not limited to, sonication and combinations of these methods Not).   The paper web 20 is about 7 to about 70 grams / mTwoHaving a basis weight of Paper The web 20 is at least about 0.1 mm, more preferably at least about 0.2 mm mm caliper, and about 0.12 grams / cmThreeDensity less than (macro Basis weight divided by caliper). Web basis weight, macro caliper and dense The method of measuring the degree is described below.   A paper web 20 of the type shown in FIGS. It has an absorption capacity of 0 grams / gram. The method for measuring the absorption capacity is described below. I Thus, the paper web 20 has the ratio normally associated with normal felt compacted paper. Absorbent advantages of paper webs with high bulk combined with advantages of relatively smooth surfaces Is shown.                              Web support device   FIGS. 8A and 8B show the production of a paper web of the type shown in FIGS. 1 shows a web supporting device 200 used for manufacturing. Web supporting device 200 is a dewatering felt 220 and a web-type pattern addition layer 250. The web supporting device 200 A continuous belt shape that dries the paper web on the paper machine and imparts a pattern to it Have a state. The web support device 200 includes a first web face side 202 and a second web side. It has a facing side 204. In FIG. 8A, the web supporting device 200 is the first web side 2 Looking from 02. A first web surface side 202 has a first web contact surface and a second web contact surface. It has a web contact surface.   8A and 8B, the first web contact surface is the first web of the felt layer 220. This is the belt surface 230. The first felt surface 230 is located at a first height 231 ing. First felt surface 230 is a web contact felt surface. Felt layer 2 20 also has an opposite second felt surface 232.   8A and 8B, the second web contact surface is applied to the web patterning layer 250. Provided by: Web patterning layer 250 (which is bonded to felt layer 220) Has a web contacting tip surface 260 at a second height 261. First The difference between the height 231 and the second height 261 is that the paper web Less than the thickness of the paper web when transferred to the device 200. Surface 260 and And 230 can be placed at the same height so that heights 231 and 261 are the same. . Alternatively, surface 260 may be slightly above surface 230 and surface 230 It may be slightly above surface 260.   Height difference is more than 0.0mm (0.0mil) and less than about 0.20mm (8.0mil) Is full. In some embodiments, the difference in height is a relatively smooth surface as described below. 24, preferably less than about 0.15 mm (6.0 mils) to maintain . Less than 10 mm (4.0 mil), most preferably about 0.05 mm (2.0 mil) Is less than.   The dewatered felt layer 220 is permeable to water and is squeezed out of a papermaking fiber web containing water. Water can be received and retained. The web-shaped pattern additional layer 250 is impervious to water Cannot receive and retain the water squeezed from the papermaking fiber web. FIG. 8A As shown, the web-type texturing layer 250 has a continuous web contacting tip surface 260. You. Alternatively, the web-shaped patterning layer may be discontinuous or partially continuous. Discontinuous Tip surface 260 is shown in FIG. 8C.   The web-shaped patterning layer 250 preferably comprises a photosensitive resin. Liquid the resin Deposited on the first surface 230 as a body and subsequently cured by irradiation, thereby A part of the web-shaped pattern adding layer 250 enters the first felt surface 230 and It is firmly connected to one felt surface 230. The web-shaped pattern addition layer 250 is preferable. Does not extend the entire thickness of the felt layer 220, but instead 0 thickness, thereby reducing the flexibility and pressure of the web support device 200. The shrinkage, particularly the flexibility and compressibility of the felt layer 220, is maintained.   A suitable dewatered felt layer 220 is a nonwoven cotton 240 made of natural or synthetic fibers. And the nonwoven cotton is made up of woven filaments 244, for example by sewing with a needle. Bonded to the formed support structure. Natural fiber is a suitable material for nonwoven cotton (Eg wool) and synthetic fibers (eg polyester and nylon) But not limited to these. The fibers forming the nonwoven cotton 240 are 900 It has a thickness of about 3 to about 20 grams per 0 m length of filament.   The felt layer 220 has a multi-layer structure and is mixed for fiber type and size. Things can be included. The felt layer 220 is a first layer of moisture received from the web. Formed so as to promote the movement from the felt surface 230 to the second felt surface 232 Is done. The felt layer 220 is narrowed near the first felt surface 230. And have relatively densely packed fibers. The felt layer 220 is preferably a second Compared to the density and pore size of the felt layer 220 near the felt surface 232, One felt surface 230 has a relatively high density and a relatively small pore size, Thus, water entering from first surface 230 is carried away from first surface 230.   The dewatering felt layer 220 may have a thickness greater than about 2 mm. A certain fruit In an embodiment, the dewatered felt layer 220 has a thickness of about 2 mm to about 5 mm. Can be.   PCT International Publication WO96 / 00812 (published on January 11, 1996), WO96 / 25555 (19 Published on August 22, 1996), WO96 / 25547 (published on August 22, 1996) (All of these are Trokh US Patent Application No. 08/640452, "Method of Adding Resin to Base Material Used in Papermaking" No. 08/640452, filed Aug. 22, 1996, entitled "High Absorption with Patterned Layer." Yield / Low Reflectivity Felt "(filed April 30, 1996); and US Patent Application No. 08/6 No. 72293 "Wet compacted tissue paper with felt of selected permeability -Methods for the production of "features" (filed on June 28, 1996) In order to disclose the application of the resin and to disclose the appropriate dewatered felt, Included herein by reference.   The dewatered felt layer 220 has less than about 200 standard cubic feet per minute (scfm). Has air permeability. The air permeability in scfm is about 1.27 cm (about 0.5 inch) over the thickness of the dewatered felt containing water, about 929 cmTwo(1 flat Cubic feet per minute of air passing through a felt layer with an area of It is a measured value. In some embodiments, the dewatered felt layer 220 has a thickness of about 5 to about 200 s. It has an air permeability of less than cfm, more preferably less than about 100 scfm.   The dewatered felt layer 220 has a weight of about 800 to about 2000 grams / mTwoBasis weight, about 0 . 35 to about 0.45 g / cmThreeHas an average density (basis weight divided by thickness) This Can be. The air permeability of the web support device 200 is the same as the air permeability of the felt layer 220. Or less.   One suitable felt layer 220 is available from Appleton Mills, Inc.  Co., Appleton, Wisconsin) Amflex 2 Press Fel (Amflex 2 Press Felt). The felt layer 220 has a thickness of about 3 mm and a basis weight. Is about 1400 g / mTwoThe air permeability is about 30 scfm. In addition, three-layer multi- Filament top and bottom warp weave and four layers of cabled monofilament Has a double-layered support structure having a vertical weave. Cotton 240 is the first surface 23 0, about 3 denier, about 10 to 15 denier on a cotton substrate under the first surface 230. Contains polyester fibers.   The web support device 200 shown in FIG. 8A has a plurality of divided openings 27 therein. Web-type textured layer with continuous network web-contacting tip surface 260 having zero 250. The shape suitable for the opening 270 is a circle and a vertical direction (MD in FIG. 8A). Include, but are not limited to, long ellipses, polygons, irregular shapes, or mixtures thereof It is not something to be done. The area of the protruding surface of the continuous network tip surface 260 is shown in FIG. As shown in FIG. 5, about 5 to about 75% of the projected area of the web support device 200 is preferred. Or about 25 to about 50% of the projected area of the device 200.   In the embodiment shown in FIG. 8A, the continuous network 6.54cm of projected area ofTwoLess than about 700 separately per square inch Having a cut-out opening 270, preferably as shown in FIG. About 6.54 cm of productTwoAbout 10 to about 400 split openings per square inch 270 therein. The split opening 270 is disclosed in U.S. Pat. Jig symmetrically in the vertical and width directions as described in January 20, 987) Zag is arranged. In some embodiments, openings 270 may overlap and The openings 2 are arranged symmetrically in a zigzag manner and furthermore, in both the longitudinal and width directions. 70 either vertically or widthwise so that the ends of 70 extend beyond each other. Make sure that all parallel lines pass through at least some openings 270. The size and arrangement of the openings are determined.                           Description of papermaking method   The paper structure 20 of the present invention is a paper making apparatus shown in FIGS. 9A, 9B and 9C. Can be manufactured. Referring to FIG. 9A, a method of manufacturing the paper structure 20 of the present invention is described. The method begins by providing an aqueous suspension of papermaking fibers in the form of a slurry. And the papermaking fiber slurry is porous and permeates liquid from the headbox 500. Deposited on a forming member (eg, forming belt 542), followed by a forming bell An initial web composed of the papermaking fibers 543 supported by the web 542 is formed. Simple For clarity, the forming belt 542 is shown as a single continuous fourdrinier wire I have. Any of a variety of twin wire forming members known in the art can be used. It will be appreciated that   Various wood pulp is expected to normally contain papermaking fibers used in the present invention Is done. However, other cellulosic fiber pulp (eg, cotton linters) , Bagasse, rayon, etc.), and there is nothing that cannot be used. Book Wood pulp useful in the specification includes kraft, sulfite and sulfated pulp. Mechanical pulp (such as groundwood, thermomechanical pulp and (Including Chemi-Thermo Mechanical Pulp, CTMP) Is included. Both deciduous and coniferous pulp can be used.   Use both hardwood and softwood pulp with a mixture of both be able to. The term hardwood pulp as used herein refers to deciduous trees ( Angiosperms) refers to fibrous pulp derived from wood. In this case, softwood pulp is a needle It is a fibrous pulp derived from the wood of leaf trees (gymnosperms). Soft is important For the tissue webs disclosed herein, the average fiber length is about 1.00 mm. Re Hardwood pulp, such as eucalyptus trees, is particularly suitable, while strength is required Northern softwood kraft pulp having an average length of about 2.5 millimeters is preferred. further, What can be used in the present invention are fibers derived from recycled paper, such fibers are Promote the production of real paper with any or all of the above categories Will contain other non-fibrous materials used for filling (eg fillers and binders) .   The furnish can contain a variety of additives. These additives include fiber Includes chemicals (eg wet strong binders, dry strong binders) and chemical softeners But not limited to these. Suitable wet strength binders include Hercules (Hercules Inc., Wilmington, DE) with KYMENE® Substances such as polyamide-epichlorohydrin resins which are commercially available as However, the present invention is not limited to this. Suitable temporary wet strong binders include modified starch Binders (eg NATIONAL STARCH® 78-0080) Michal (National Starch Chemical Corp., New York, NY) More commercially available), but is not limited thereto. Suitable dry strong binding Agents include substances such as carboxymethylcellulose and cationic polymers (eg, For example, ACCO (registered trademark) 711) is included, but is not limited thereto. Dry Among the strong substances, ACCO (registered trademark) is American Cyanamide (American C) yanamid Co., Wayne, NJ).   Preferably, the furnish deposited on the forming wire is produced as the web dries. Includes a debinding agent to suppress some of the bonding between the fibers and the fibers. This pro The binder, together with the energy supplied by the dry creping process Partially reduce the bulk of the web. In some embodiments, the debinding agent comprises two layers. Applies to fibers forming an intermediate fiber layer located between or between three or more layers. The intermediate layer functions as a decoupling layer between the outer fiber layers. Therefore, crepe processing Debulking a portion of the web along the decoupling layer with engineering energy (debulking). The debulking of the web creates a void 310 (FIG. 16) You.   As a result, the web is relatively dry for efficient drying on a Yankee dryer. Molded to have a smooth surface. And rival with creping blade Because of the king, the dried web will also have a discriminating density region. The area Due to the relatively dense area of the continuous network and the creping process Includes the resulting segmented relatively low density regions.   Suitable decoupling agents include US Pat. No. 5,279,767 (Phan et al., Jan. 18, 1994) Or the chemical softening compositions as disclosed in US Pat. Suitable biodegradable chemical The soft composition was disclosed in US Pat. No. 5,311,522 (Phan et al., Issued May 17, 1994). It is shown. U.S. Patent Nos. 5,279,767 and 5,315,522 are incorporated herein by reference. included. Such a chemical softening composition comprises one or two of the fibers constituting the web. Can be used as a debinding agent to suppress fiber-to-fiber bonding in more than one layer You.   Suitable for decoupling the fibers of one or more fiber layers forming the web 20 One of the softening agents is diester di (contact curing) tallow dimethyl ammonium chloride. Papermaking additive containing Suitable softeners are available from Witco Co., Conn. ADOGEN® brand papermaking additives available from Greenwich, Utah It is.   The initial web 543 is preferably prepared from an aqueous suspension of papermaking fibers. However A suspension with a liquid other than water can also be used. The fibers are from about 0.1 to about 0 . It is suspended in a carrier liquid to have a concentration of 3%. Suspensions, slurries, webs Or the concentration% of another system is calculated by dividing the dry fiber weight in the corresponding system by the total weight of that system. Is defined as 100 times the quotient obtained when Fiber weight is always based on dry fiber It is expressed as   The initial web 543 can be formed in a continuous papermaking process as shown in FIG. For example, a batch process such as a hand sheet manufacturing process may be used. Suspension of papermaking fibers After the liquid has been deposited on the forming belt 542, the initial web 543 can be formed by techniques known to those skilled in the art. Formed by removing a part of the aqueous dispersion medium. Early web It is generally single plane and substantially flat using any of the suitable forming belts 542. It is formed to have smooth and visibly single plane first and second surfaces.   Vacuum boxes, molded plates, hydrofoils, etc. are used to remove water from the suspension. Useful. The initial web 543 is formed by the return roll 5 together with the forming belt 542. 02 and is moved near the web support device 200.   The next step in manufacturing the paper structure 20 is to attach the initial web 543 to the forming belt 5. 42 to the device 200, and the transferred wafer is placed on the first surface 202 of the device 200. Web (shown as number 545 in FIG. 9B). The initial web is When transferred to the device 200, it preferably has a concentration of about 5 to about 20%.   The web rests on the first side 547 of the transport web 545 on the side 202 of the device 200. And transferred to the device 200 so as to match the surface. At this time, the web 545 Of the web is retained on surface 260, and a portion of the web is also felt surface 230 Is held on. The second side 549 of the web is substantially smooth and macroscopically flat. The surface structure is maintained. Referring to FIG. 9B, when the web is transferred to the device 200 So that the second side of the initial web can be substantially smooth and macroscopically maintain a single plane, The difference in height between the surface 260 and the surface 230 of the web support device 200 is sufficiently small. Especially face The height difference between 260 and surface 230 is less than the initial web thickness at the time of transfer. I have to go down.   Transferring the initial web 543 to the device 200 may include, at least in part, the initial web. Provided by applying different liquid pressures to the valve 543. For example, Web 543 may be a vacuum source 600 (eg, a vacuum shoe or vacuum) as shown in FIG. 9A. Transfer from the forming belt 542 to the device 200 by the vacuum it can. One or more additional vacuum sources 620 may also be included in the initial web transfer. It can be provided downstream of the point to provide further dehydration.   The web 545 includes a vacuum compression roll 900 and a heated Yankee dryer drum 8. 80 toward the nip 800 provided between the hard surface 875 (FIG. 9A) Is transported over the apparatus 200 to the MD). Referring to FIG. The door 2800 is located immediately upstream of the nip 800. Steam food 2800 Is that the surface 547 of the web 545 is above the vacuum supply portion 920 of the vacuum compression roll 900 Is conducted to the surface 549 of the web 545.   The steam hood 2800 is installed facing the compartment of the vacuum supply section 920 Can be Vacuum source 920 draws steam to web 545 and felt layer 220. Put in. The steam supplied from the steam hood 2800 is a paper web 545 And the water in the felt layer 220 is heated, thereby increasing the web and felt layer 2 Reduce the concentration of water in 20. Therefore, the web and felt layer 22 Water in 0 can be more easily removed by the vacuum provided by roll 900 .   Steam Food 2800 weighs about 454 g dry fiber at a pressure less than about 15 psi. About 136 g (0.3 lb) of saturated steam can be supplied per lb. vacuum The supply section 920 may be about 2.54 cm to 38.1 cm (about 1 inch) mercury at the surface 204. To 15 inches), more preferably from about 7.62 to about 30.48 cm (from about 3 to A vacuum of about 12 inches is provided. A suitable vacuum compression roll 900 is a Winche Winchester Roll Products suction compression row It is. A suitable steam food 2800 is available from Majorex-Debron (Me asurex-Devron Co., North Bank, British Columbia, Canada D5A model.   The vacuum supply section 920 is connected to a vacuum supply (not shown). true The empty supply portion 920 is stationary with respect to the rotation surface 910 of the roll 900. Face 9 10 has holes or grooves in the surface through which vacuum is applied to surface 204. Surface 910 rotates in the direction shown in FIG. 9C. The vacuum supply section 920 comprises a web and Device 200 passes through steam hood 2800 and then through nip 800 As conveyed, a vacuum is provided to surface 204 of web support device 200. In the figure Although only one vacuum supply portion 920 is shown, in other embodiments, separately Device 200 is moved around roll 900, provided with a vacuum supply that has been cut off It may be preferable for each vacuum supply to provide a different vacuum when doing so.   Yankee dryers are typically steel or iron dryers heated by steam. Have a system. Referring to FIG. 9C, web 545 is a substantially smooth web of web. The nip 8 supported by the device 200 so that the second surface 549 can be transferred to the surface 875. 00 is transported. Upstream of the nip (point before web is transferred to surface 875) The nozzle 890 applies the adhesive to the surface 875.   The adhesive is an adhesive based on polyvinyl alcohol. Separately, adhesive Is a CREP from Hercules Co., Wilmington, Del. A TROL (registered trademark) brand adhesive may be used. Other adhesives can also be used . Generally, the web is transferred to Yankee drum 880 at a concentration greater than about 45%. In one embodiment, an adhesive for creping based on polyvinyl alcohol is used. Can be. At concentrations less than about 40%, viscosities such as CREPTROL® An adhesive can be used.   The adhesive can be applied to the web directly or indirectly (eg, Yankee surface 875) in a variety of ways. By applying to). For example, pressure sensitive adhesives On the web or on the Yankee surface 875. Alternatively, the adhesive The agent may be applied to surface 875 with a transfer roller or brush. Another implementation In an embodiment, the creping adhesive is, for example, furnish in headbox 500. The furnish at the wet end of the paper machine by adding the adhesive to the May be added. Per ton of dry paper fiber on Yankee Drum 880 About 0.91kg to about 1.8kg (about 0.2lb to about 4lb) of adhesive Applicable.   When the web is conveyed through nip 800 onto apparatus 200, roll 900 A vacuum supply portion 920 provides a vacuum to surface 204 of web support device 200. Sa Furthermore, when the web is conveyed through nip 800 onto apparatus 200, a vacuum is applied. Between the compression roll 900 and the dryer surface 875, the web support device 200 The pattern-applying layer 250 applies a pattern corresponding to the surface 260 to the first surface of the web 545. 547. The second surface 549 is substantially smooth and macroscopically flat. When the web is conveyed through the nip 800, the entire second surface 549 is dry. It is arranged to face the ear surface 875 and adheres to the dryer surface. Web When transported through the nip, the second surface 549 faces the smooth surface 875 and is supported. As a result, a substantially smooth and macroscopically single plane structure is maintained. Therefore, The defined pattern is applied to the first side 547 of the web 545 and the second side 549 is It remains qualitatively smooth. The web 545 is transferred to the surface 875 and the pattern of the surface 260 When applied to the web, the web 545 preferably has about 20% to about 60% Has a concentration.   As the web is transported through the nip 800, the heated surface 875 Bring 545 water to a boil. The vacuum provided by the vacuum compression roll 900 W through the portion of the felt layer 220 that is not covered by the web imprint layer 250 Withdraw boiling water from the web.   Substantially the entire second surface 549 is arranged to face the Yankee surface 875 As a result, drying of the web 545 on the Yankee was selected for the second side It is more efficient than a web with only a part facing the Yankee surface Generally considered. In particular, substantially the entire second surface 549 is placed on the Yankee surface 875. Face-to-face has the same bulk and smoothness, and at least about 3. 63kg / 278.7mTwo(About 81b / 3000fTwo), More preferably at least Is about 4.536kg / 278.7mTwo(About 101b / 3000fTwoHas a basis weight of) Less than about 50% (more preferably less than about 30%) From a concentration of at least about 90% (more preferably at least about 95%). At least about 1371.6 m / min (about 4500 f / min). More preferably at a web speed of about 1524 m / min (about 5000 f / min) per hour. It is considered that water can be removed at a water removal rate of at least about 11 tons. You.   In particular, the present invention provides at least about 3.63 kg / 278.7 mTwo(About 81b / 3 000fTwo), More preferably at least about 4.536 kg / 278.7 mTwo(about 101b / 3000fTwo) Having a basis weight of at least about 137 Yankee drum at 1.6m / min (about 4500f / min) Yankee drum speed Thought to allow drying from relatively low to relatively high concentrations above Can be In particular, the present invention relates to at least about 1371.6 m / min (about 4500 f / min). ), More preferably about 1524 m / min (about 5000 f / min), most preferably about 15 On a Yankee drum at a web speed of 1828.8 m / min (about 6000 f / min) Less than about 30%, more preferably less than about 25% (transfer the web to drum 880) At least about 90%, more preferably at least about 95% (The value when the web is removed from the drum by creping) It is believed that web 545 having a basis weight characteristic of.   By comparison, the continuous network and system disclosed in U.S. Pat. And divided dome, and at least about 4.536 kg / 278.7 mTwo(about 101b / 3000fTwo) To dry paper with basis weight of The key dryer speed should be about 30% consistency of the paper on the Yankee dryer. Over 1066.8 m / min (3500 f / min) when drying to a concentration of about 90% I can't get it. Typically, of the type shown in U.S. Pat. The paper is pre-dried upstream of the Yankee drum and transferred to the Yankee drum. At some point it has a concentration of about 60% to about 70%. US Patent No. 4637859 When drying paper of the type indicated in There is no theory, but Yankee dryer speed is about 914.4m Per minute (about 3000 f / min).   The final step of forming the paper structure 20 is as shown in FIG. Peeling web 545 from surface 875 with blade 1000 and creping including. Although there is no bound theory, the doctor blade 100 The energy imparted to the web 545 by zero is at least how much of the web Part of the web, in particular, the part of the web that is not engraved by the web It is thought to increase bulk and decrease density. Therefore, the doctor blade 10 The step of peeling the web from surface 875 and creping at 00 is the first step of the web. The first compressed, relatively thin area corresponding to the pattern applied to And a web having a second relatively thick region. In general, doctor Has a tilt angle of about 25 degrees and an impact angle of about 81 degrees against the Yankee dryer. It is arranged to provide.   The paper structure 20 shown in FIG. 2 has both the continuous region 30 and the divided region 50. Indicates shrinkage due to creping. The creping frequency of the area 30 is the area 50 Creping frequency. Generally, the creping frequency of the area 50 is It is lower than the creping frequency of the continuous network 30.   In yet another embodiment, the web imprinting device 200 includes a resin-type patterning layer 250. Can be taken. This is because, as shown in the plan view of FIG. It has a plurality of split web contacting front surfaces 260 joined to zero. In FIG. 8C , The web contact felt surface 230 is a continuous network surrounding the cross section 260. It has the form of Such an apparatus is used to form the paper web of the present invention. However, in such a case, the paper structure may be a relatively thick continuous net. A plurality of relatively thin severance regions distributed throughout the network region.   In yet another embodiment of the present invention, the web support device 200 comprises a woven filament ・ Including a resin layer placed on a porous background component including the fabric be able to. Referring to FIGS. 14A-15C, the apparatus 200 includes a woven fabric. And a resin layer 250 disposed on the rack 1220. The resin layer 250 , A continuous network having individually spaced openings 270 as shown in FIG. 14A It has a web contact surface 260. Woven fabric 1220 is a longitudinal filament 1242 and a width filament 1241.   14A and 14B show a first web contact surface at a first height 1231 Are separated from each other at the intersection of filaments 1241 and 1242. It is provided by a knuckle surface 1230. Beyond filaments 1241 and 1242 Edges are sanded or polished to a relatively flat, generally oval knuckle A surface 1230 can be provided (oval details are not shown in FIG. 14A). No). The second web contact surface is provided by a web-type texturing layer 250. C The web-shaped patterning layer 250 (which is associated with the woven fabric 1220) , Having a web contacting tip surface 260 at a second height 261.   The difference between the first height 1231 and the second height 261 is due to the paper web Approximately less than the thickness of the paper web when transferred to the web support device 200. is there. Contiguous surface 260 and individually spaced surfaces 1230 have heights 1231 and 261 They are distributed at the same height so that they are the same. Alternatively, face 260 is face 123 0, and surface 1230 may be slightly higher than surface 260. Good.   The difference in height is greater than 0.00 mm (0.00 mil) and about 0.125 mm (5.0 mil). Mils). In some embodiments, a relatively smooth surface 24, as described below, To maintain a height difference of less than about 4.0 mils, more preferably Is less than about 0.05 mm (2.0 mils), most preferably about 0.025 mm (1.0 mil). Mils).   The web support device 200 shown in FIG. 14A and FIG. Can be used to form the paper web shown in. See FIG. Then the paper web 20 is a continuous network, a comparison that matches the surface 260 Area 30 and multiple partitions distributed throughout the continuous network area 30 Has a relatively thick region 50. Region 50 is located at opening 270 in surface 260. Matches. Each of the relatively thick regions 50 takes at least one dense region 70 Surround. This high density area 70 conforms to the face 1230 of the woven fabric 1220. You.   Referring to FIG. 11, P is at least about 0.35 mm, more preferably less than about 0.35 mm. Both would be about 0.44 mm. K is less than about 0.20 mm, more preferably about 0,2 mm. Will be less than 10 mm.   FIGS. 15A to 15C illustrate the web 20 of FIG. Shows the formation of As described in FIGS. 9A to 9C above, the first and second An initial web 543 having a smooth surface is formed on the forming wire 542 and the web It is transferred to the support device 200. The web 543 is transferred to the device 200 by vacuum, A web 545 supported on the device 200 is provided. As shown in FIG. 15B, First face 547 coincides with faces 260 and 1230, and second face 549 is substantially Is maintained as a smooth, macroscopically single plane.   9A to 9C, then the web 545 and the web support device 200 Are conveyed through a through-air dryer 650. In this through-air dryer, heated air is The web 545 is guided through the web 545 while the web 545 supports the device 200. Is held. The heated air enters surface 549, passes through web 545, and is subsequently loaded. Is guided to pass through the device 200.   Using a through-air dryer 650 to reduce web 545 from about 30% to about 70% consistency Can be dried. U.S. Pat. No. 3,303,576 (Sisson) and U.S. Pat. No. 5,247,930 (Ensign et al.) Discloses a suitable method used to practice the present invention. Included herein by reference to indicate a suitable ventilation dryer.   The partially dried web 545 and the device 200 are guided to form a compression roll 9 00 and the nip 800 formed between the Yankee drum 880. Continuous The network surface 260 and the split surface 1230 allow the web to be transported through the nip 800. As it is fed, it is pressed against surface 547 of web 545. By nozzle 890 The supplied adhesive heats substantially the entirety of the substantially smooth surface 549. Used to attach to surface 875 of drum 880.   FIG. 16 shows three layers of paper web 301, 302 and 303. 1 is a cross-sectional view of one paper web 20 of an embodiment of the present invention having layers. layer The paper web having the structure is the papermaking shown in FIGS. 8A, B and 9A to 9C. Apparatus and method, or alternatively as shown in FIGS. 14A, B and FIGS. It can be manufactured using paper equipment and methods.   A single formed wire 542 is shown in FIG. 9A, but to provide a multi-layer web, one One or more layers having the ability to supply one or more layers of fiber furnish It is possible to use other formed wire structures in combination with the headbox Will be understood. U.S. Pat. No. 3,947,711 (Morgan et al.) And U.S. Pat. No. 81 (Carstens et al.) And U.S. patent application Ser. Phan & Trokhan, filed October 24, 1996) discloses an overlay method. These are incorporated herein by reference). Twin wire forming machine Various types of formed wire structures can be used, including: In addition, With one or more fiber layers using various types of designs Can provide the web.   Referring to FIG. 16, one or more headboxes are used to initialize an initial window. Layers 301, 302 and 303 so that the webs can include layers 301, 302 and 303. Feeding three layers of furnish corresponding to 02 and 303 onto forming wire 542 Can be. The first layer 301 has a relatively long length placed near the first side 22 of the web. Papermaking fibers. The relatively long papermaking fibers of the first layer 301 have an average Contain softwood fibers with a fiber length of about 3 mm or more (eg northern softwood fibers) I can do it. Second layer 302 includes a relatively short layer located near second surface 24 of the web. Papermaking fibers. The relatively short papermaking fibers of this second layer 302 are: Hardwood fiber having an average fiber length of about 1.5 mm or less (eg, eucalyptus fiber) Can be included.   The third layer 303 is located intermediate the first and second layers (301 and 302). You. This third layer is said to have voids 310 substantially free of fibers therein. It may be a decoupling layer having features. Such voids are shown in FIGS. 3 and 11. Truely shown.   In particular, this gap can be present in a relatively thick region 50. The third layer is like A third layer 303 containing a debinding agent such as ADOGEN® brand additive. Reduces the fiber-to-fiber bonds in the fiber, thereby promoting the opening of the fiber structure Thus, a gap 310 can be provided in the layer 303. The third layer 303 is softwood fiber, Hardwood fibers or a combination of hardwood and softwood fibers may be included.   In yet another embodiment, layers 301 and 301 are each relatively short softwood fibers. And the third layer 303 can include relatively long softwood fibers. For example, the layer 301 and 302 are each composed exclusively of eucalyptus fiber and the third layer 303 May be composed of relatively long northern softwood fibers.   Alternatively, debulking the web using other methods, or fabricating the web outer layer It can promote the debinding of fiber inclusions. U.S. Pat. No. 4,225,382 (Kearn ey et al.) developed a multi-layer web consisting of a rigid tie layer separated by an inner layer. Included herein by reference to indicate.                                  Example   Unless otherwise specified, all percentages are weight percentages based on dry fiber weight. It is.Example 1   This embodiment is manufactured by the paper making apparatus shown in FIGS. 14A and 14B and FIGS. 15A to 15C. Provide a three-layer tissue web.   A 3% by weight aqueous NSK slurry is prepared with a conventional repulper. 2% by weight Aqueous strong resin aqueous solution (ie, National Starch and Chemical Company (N ational Starch and Chemical Corp., New York, NY) National Starch 78-0080) was placed in an NSK stock pipe at a dry fiber weight of 0. 2% (the ratio of wet strength resin weight to dry fiber weight is 0.00 2). The NSK slurry is diluted with a fan pump to a concentration of about 0.2%. No. Second, a 3% by weight aqueous eucalyptus fiber slurry is prepared with a conventional repulper. A 2% by weight aqueous solution of a decoupling agent (ie, ADOGEN® 442) was added to a eucalyptus tree The dry fiber is added to the suction pipe at a rate of 0.1% by weight. Eucalyptus tree slurry Dilute to a concentration of about 0.2% with a fan pump.   Individually treated furnish streams (Stream 1 = 100% NSK; Stream 2 = 100% eucalyptus tree; stream 3 = 100% eucalyptus tree) separately Three layers of the initial web (two layers outside) A eucalyptus tree layer and an intermediate NSK layer). Dewatering via Fourdrinier wire And is assisted by a deflector and vacuum box. Fourdrinier wire Is a 5 shed satin woven structure, 11 inches per 2.54 cm (1 inch) Contains 0 longitudinal monofilaments and 95 width monofilaments I do.   When the fiber concentration during the transfer was about 8%, the initial web was made of a photosensitive resin. A porous backing including a woven fabric 1220 and a web-type patterned add-on layer 250. By a vacuum from a fourdrinier wire to a web support device 200 having a background component Be transported. Merge the web with a pressure difference of about 0.65 m (16 inches) of mercury Transfer to support device 200. The porous background component is approximately 2.54 cm (1 inch). 68 vertical monofilaments and 51 monofilaments per width 5 sheds with satin weave structure, with longitudinal filament diameter of about 0.2 At 2 mm, the width of the width filament is about 0.29 mm. Such porosity The background component is available from Appleton Wire Co., Wisconsin. It is manufactured in Appleton, Sconsin.   The web-patterned layer 250 comprises a continuous network web connection having protruding areas. It has a contact surface 260. This projected area is about 30 to about 40% of the projected area of the device 200. It is. The height of the web contact surface 1231 of the porous background component and the continuous net The difference between the workpiece web contact surface 260 and the height 261 is about 0.0254 mm (about 0 mm). . 001 inches).   The web was transferred to device 200 and held on device 200, as shown in FIG. A web 545 having a substantially smooth second surface 549 is provided. further, The dewatering is performed in the apparatus 600, 620 and 65 until the web has a fiber concentration of about 65%. Performed by vacuum assisted drainage and through-air drying as represented by 0.   The transfer to the Yankee dryer at nip 800 is performed by compression roll 900. Will be applied. Surface 250 and surface 1230 are imprinted on first surface 547 of web 545 The pattern addition surface 547 is provided. Substantially the entire second surface 549 is poly Yankee Dry using crepe processing adhesive based on vinyl alcohol Glue 880 is adhered to surface 875. The pinch pressure of the nip 800 should be low Is also about 400 pli.   The web density is determined by peeling the web from surface 875 with a doctor blade 1000. Increased from about 90% to about 100% prior to dry creping. Doctor Bure The card has a tilt angle of about 25 degrees and an impact angle of about 81 degrees against the Yankee dryer It is arranged to be able to provide. Yankee dryer is about 244m / min (about 80m / min) 0 fpm (feet / min)). The dry web is 200 m / min (650 fpm ).   The web produced according to the above procedure is a three-layer single sheet toilet Converted to tissue paper. One-sheet toilet tissue paper Is about 28.5 g / mTwo(About 17.5 pounds / 3000fTwo) Of about 0 . It contains 02% by weight of a temporary wet strength resin and about 0.01% by weight of a debinding agent.   Importantly, the resulting one-sheet tissue paper is flexible and absorbent. , Suitable as toilet tissue. The one-sheet tissue web is as follows Has properties: Basis weight 28.5g / mTwo(17.5 lb / 3000 ftTwo) Macro caliper 13.6 mil (0.0136 inch) Density 0.08g / cmThree Surface smoothness of surface 22 890 Surface smoothness of surface 24 1070 Smoothing ratio 1.20Example 2:   This example was manufactured with the paper making apparatus shown in FIGS. 14A and 14B and FIGS. 15A to 15C. Provide a two-layer tissue web.   A 3% by weight aqueous NSK slurry is prepared with a conventional repulper. 2% temporary moisture Wet strength resin solution (for example, American Cyanamid Co., PAREZ (registered trademark) 750) from Stanford, Connecticut Add to the pipe at a rate of 0.2% by dry fiber weight. NSK slurry is Dilute to a concentration of about 0.2% with a pump. Second, 3% by weight eucalyptus fiber water The slurry is made with a conventional repulper. The decoupling agent (ie, Witco tco Corp., Dublin, Ohio) 2% solution of ADOGEN® 442) commercially available Is added to the eucalyptus stock pipe at a rate of 0.1% by dry fiber weight. You The potash slurry is diluted with a fan pump to a concentration of about 0.2%.   Two furnish streams (Stream 1 = 100% NSK / Stream 2 = 100% eucalyptus tree) in a headbox and deposited on a fourdrinier wire 542. To form an initial web containing NSK and eucalyptus fiber. Dewatering is Fourdrinier wire Via a deflector and vacuum box. Long net The ears are 5 shed satin woven structure, each 2.54 cm (1 inch) 110 longitudinal monofilaments and 95 width monofilaments Having.   When the fiber concentration in the transfer is about 8%, the initial web is woven fabric 1220. And a web comprising a web-type texturing layer 250 having a continuous network surface 260 Transferred from the fourdrinier wire to the support device 200.   When the fiber concentration during transfer is about 8%, the initial web is transferred from the fourdrinier wire to the device 200. Transferred, substantially smooth and macroscopically single plane 549 and surfaces 1230 and 260 A web 545 having a surface 547 that coincides with About 0.65m of mercury (16 The web is transferred to the apparatus 200 using a pressure difference of inches. Woven fabric 122 0 equals 79 longitudinal monofilaments and 6 It has a three shed satin weave structure with seven widthwise monofilaments, The diameter of the filament is about 0.18 mm and the diameter of the widthwise filament is about 0.21 mm. mm. Such a porous background component is available from Appleton Wire (Appleton Wire Co., Appleton, Wis.).   The web-shaped patterning layer 250 may have about 30 to about 40% of the projected area of the device 200. It has a web contact tip surface 260 having a projecting area. Height of web contact surface 1230 1231 and the height 261 of the surface 260 is about 1 mil (0.0254 mm). 01 inch)).   In addition, dewatering of the web 545 is performed until the web has a fiber concentration of about 65%. Vacuum assisted drainage and through-air drying as represented by 600, 620 and 650 Is implemented. The transfer to the Yankee dryer is performed by the compression roll 900 and the Yankee -Implemented at nip 800 formed between dryer drum 880.   Surface 250 and surface 1230 are imprinted on first surface 547 of web 545 and are modeled. An additional surface 547 is provided. Substantially the entire second surface 549 is made of polyvinyl alcohol. Using a crepe-based adhesive for crepe processing Is adhered to the surface 875 of the memory 880. The nip 800 pinch pressure should be at least about 40 0 pli.   The web density is determined by peeling the web from surface 875 with a doctor blade 1000. Increased from about 90% to about 100% prior to dry creping. Doctor Bure The card has a tilt angle of about 25 degrees and an impact angle of about 81 degrees against the Yankee dryer It is arranged to be able to provide. Yankee dryer is about 244m / min (about 80m / min) 0 fpm (feet / min)). The dry web is 200 m / min (650 fpm ).   The web is converted to a two-sheet, hand-washed tissue paper. Each paper Leaves are about 20.8g / mTwo(Approx. 12.8 pounds / 3000 ftTwo) Having a basis weight of It contains about 0.02% temporary wet strength resin and about 0.01% debinding agent.   The two-ply tissue paper obtained is soft and absorbent, and is hand-washed. It is appropriate as a shuffle. Each sheet has the following properties: Basis weight 20.8g / mTwo(12.8 lb / 3000 ftTwo) Macro caliper 11.4 mil Density 0.07g / cmThree Surface smoothness of surface 22 850 Surface smoothness of surface 24 1006 Smoothing ratio 1.18Example 3   This embodiment is manufactured by a papermaking apparatus of the type shown in FIGS. 8A and 8B and FIGS. 9A to 9C. Provide two-sheet stacked tissue paper (each sheet has a three-layer structure) You.   An aqueous slurry of 3% by weight northern softwood kraft (NSK) fiber is applied to a regular repulper. To make. 2% by weight temporary wet strength resin solution (ie National Star National Starch and Chemical Corp., New York National Starch 78-0080) from NSK Stockpie 0.2% by dry fiber weight. NSK slurry is a fun pon Dilute to a concentration of about 0.2% with a pump. Second, 3% by weight eucalyptus fiber aqueous slurry The lee is made with a regular repulper. The decoupling agent (i.e., Witco Corp. A 2% solution of commercially available ADOGEN® 442) was added to a eucalyptus tree (Dublin, Ohio). Add 0.1% by dry fiber weight to one of the stock pipes. Eucalyptus tree Dilute the slurry with a fan pump to a concentration of about 0.2%.   Three individually processed furnish streams (Stream 1 = 100% NSK; Stream 2 = 100% Eucalyptus tree coated with debinding agent; Stream 3 = 100% Eucalyptus (Kari tree) is separately held via a head box, and is deposited on a fourdrinier wire to form three layers. Initial web (outer eucalyptus tree, eucalyptus tree with debinding agent and NSK layer) Including). Dewatering is performed via fourdrinier wire, deflector and vacuum Assisted by a box. The fourdrinier wire has a five-shutter satin weave structure, 110 vertical monofilaments per 2.54 cm (1 inch) And 95 monofilaments in the width direction.   When the fiber concentration during the transfer is about 8%, the initial web is dehydrated felt layer 220 and From the fourdrinier wire to the supporting device 200 having the pattern-applied layer 250 of photosensitive resin. Moved.   Dehydrated felt 220 is available from Appleton Mills, Wisco Amflex 2 Press Felt (Appleton, N.C.) ss Felt). The felt 220 includes blown cotton of polyester fiber. This The denier of the cotton surface is 3 and the denier of the substrate is 10 to 15. felt The layer 220 has a basis weight of 1436 g / m.Two, Caliper about 3mm, air permeability about 30 From about 40 scfm.   The web-shaped pattern adding layer 250 is formed from about 30 of the projecting area of the web supporting device 200. It includes a continuous network web contact surface 260 having a projected area of about 40%. surface The difference between the height 261 of 260 and the height 231 of the felt surface 230 is about 0.1274 m. m (about 0.005 inches).   The initial web is transferred to and held on device 200 and is substantially smooth. A web 545 having a surface 549 is provided. Transfer is about 50.8 cm (about 20 inches) ) Is carried out at the vacuum transfer point due to the mercury pressure difference.   In addition, dewatering can be performed, for example, by using apparatus 620 until the web has a fiber concentration of about 25%. It is implemented with vacuum assisted drainage. Subsequently, web 545 is Transported near the nozzle 2880, and further, the vacuum compression roll 900 and the Yankee It is conveyed to nip 800 formed by ear drum 880.   Web 5 between vacuum compaction roll 900 and Yankee dryer drum 880 By compressing the web support device 200 with the surface Is pressed against the surface 547 of the web 545. Using crepe processing adhesive Adhere the web to the nky dryer. Peel the web with a doctor blade Prior to dry creping, the fiber concentration is increased to at least about 90%. Doctor -The blade has a tilt angle of about 25 degrees and about 81 degrees with respect to the Yankee dryer Are arranged so as to provide an impact angle. Yankee dryer is about 244m / min (About 800 fpm (feet / min)). The dry web is 200 m / min (650 fpm).   The web is converted into a two-sheet stack of hand-washing cosmetic tissue paper, each paper The leaves contain three fiber layers. This double layer of toilet tissue paper is about Contains 1.0% temporary wet strength resin and about 0.1% debinding agent.   Each sheet has the following properties: Basis weight 15.9g / mTwo(9.8 lb / 3000 ftTwo) Macro caliper 6 mil Density 0.10g / cmThree Surface smoothness of surface 22 740 Surface smoothness of surface 24 960 Smoothing ratio 1.30Example 4:   This embodiment is manufactured by a papermaking apparatus of the type shown in FIGS. 8A and 8B and FIGS. 9A to 9C. Providing the tissue web created.   An aqueous slurry of 3% by weight northern softwood kraft is prepared with a conventional repulper. 2% temporary wet strength resin solution (PAREZ® 750) into NSK stock pipe It is added at a rate of 0.2% by dry fiber weight. NSK slurry is about fan pump Dilute to a concentration of 0.2%. Second, a 3% by weight aqueous slurry of eucalyptus fiber It is made with a regular repulper. A 2% solution of decoupling agent (ADOGEN® 442) Add 0.1% by dry fiber weight to eucalyptus stock pipe. Yuka The tree slurry is diluted to a concentration of about 0.2% with a fan pump.   Two individually processed furnish streams (Stream 1 = 100% NSK; Stream 2 = 100% eucalyptus tree) through a head box, Deposited in ears to form a single layer web of NSK and eucalyptus fiber. Yuka The tree fiber is coated with a debinding agent. Dehydration is carried out through a fourdrinier wire. Backed by a lector and a vacuum box. Fourdrinier wire is a 5-shutter satay Woven structure, 110 vertical modules per 2.54 cm (1 inch) It has no filaments and 95 monofilaments in the width direction.   When the fiber concentration during the transfer is about 8%, the initial web is dehydrated felt layer 220 and Web supporting device 200 having a web-shaped pattern-applying layer 250 of photosensitive resin and photosensitive resin. Removed from mesh wire.   Dewatered felt 220 is available from Appleton Mills, Inc., Wisconsin Luton) Amflex 2 press felt. Web pattern additional layer 2 50 includes a continuous web contact surface 260. The web pattern adding layer 250 is a web support. It has a projecting area equal to about 35% of the projecting area of the holding device 200. Advanced web connection The height difference between the contact surface 260 and the first felt surface 230 is about 0.1274 mm (about 0.005 inches).   The initial web is transferred to the web support device 200 and distorted in the first deflection step. The web is applied to form a generally single planar web 545. Transfer is about 50 . Achieved at the vacuum transfer point by a pressure differential of about 20 inches of mercury. Sa In addition, dewatering is performed by vacuum-assisted drainage until the web has a fiber concentration of about 25%. Will be applied. Subsequently, the web 545 is steamed by the web support device 200. It is conveyed near the hood 2800, and further, the vacuum compression roll 900 and the Yankee It is conveyed to the nip 800 formed by the ram 880. Then, at least Web 545 at a compression pressure of about 400 pli. Compress against 80 compression surfaces. Polyvinyl alcohol-based crepe adhesive The compressed web is adhered to a Yankee dryer using an agent. Doctor B Dry crepe processing that peels the web from the surface of the dryer drum 880 with a blade Previously, the fiber concentration is increased to at least about 90%. Doctor blade is about 2 It has a tilt angle of 5 degrees and can provide a shock angle of about 81 degrees to the Yankee dryer. It is arranged so that. Yankee dryer is about 244 m / min (about 800 fpm (fe et / min)). The dried web is blown at a speed of 200 m / min (650 fpm). Molded into a metal shell.   The web is converted to a single-layer, two-sheet, stacked tissue paper for hand washing. provide. Approximately 20.5 g / m for each stacked sheetTwo(About 12.6 lb / 3000 ftTwo) And about 0.2% by weight of a temporary wet strength resin and about 0.1% by weight. Contains 1% by weight of debinding agent.   The obtained two-sheet tissue paper is soft and absorbable and is suitable for hand washing Suitable as tissue.   Each tissue web has the following characteristics: Basis weight 20.5g / mTwo(12.6 lb / 3000 ftTwo) Macro caliper 8.8 mil Density 0.092g / cmThree Surface smoothness of surface 22 890 Surface smoothness of surface 24 1050 Smoothing ratio 1.18Expected example:   The following example is a commercial size of the type shown in FIGS. 8A, B and 9A-C. 1 shows a method of manufacturing a two-sheet stacked tissue paper using a papermaking apparatus.   An aqueous slurry of 3% by weight northern softwood kraft is prepared with a conventional repulper. 2% temporary wet strength resin solution (i.e., American Cyanamid, Inc. PAREZ (registered trademark) 750) from NSK Stockpipe At a rate of 0.2% by dry fiber weight. NSK slurry is fan pump Dilute to a concentration of about 0.2% with. Second, 3% by weight eucalyptus fiber aqueous slurry Is made with a regular repulper. Decoupling agent (ie, Witco, Ohio Dublin), a 2% solution of commercially available Adogen® 442) Add 0.1% by dry fiber weight to the ip. Juan Eucalyptus Slurry Dilute to a concentration of about 0.2% with a pump.   Two individually processed furnish streams (Stream 1 = 100% NSK; Stream 2 = 100% eucalyptus tree) through a head box, The ears are deposited to form a single layer web of NSK fibers and coated eucalyptus fibers. You The potash fiber is coated with a debinding agent. Dehydration is performed via fourdrinier wire, Supported by deflectors and vacuum boxes. Fourdrinier wire Satin weave construction, 110 vertical per 2.54 cm (1 inch) each And 95 monofilaments in the width direction.   When the fiber concentration during the transfer is about 10%, the incipient wet web is dehydrated felt layer 22 Support device 20 having a web-shaped patterning layer 250 of zero and photosensitive resin Moved from fourdrinier wire to zero.   Dewatered felt 220 is available from Appleton Mills, Inc., Wisconsin Luton) Amflex 2 press felt. Web pattern additional layer 2 50 is approximately 6.45 cm of web contact surface 220TwoAbout 69 per square inch Continuous web-type model having two symmetrically zigzag arranged elliptical openings 270 Including an additional layer 250. The web-shaped pattern adding layer 250 is provided on the web supporting device 200. It has a projecting area equal to about 35% of the projecting area. The tip web contact surface 260 and the second The difference in height between one felt surface 230 is about 0.127 mm (about 0.005 inch). J).   The initial web is transferred to a web support device 200 to provide a generally single flat web 5. 45 is formed. The transfer is due to a pressure difference of about 20 inches of mercury. This is performed at the vacuum transfer point. In addition, dehydration is achieved when the web has a fiber concentration of about 30%. Is carried out by vacuum assisted drainage. The web 545 is a web support device It is conveyed to the nip 800 by 200. The vacuum compression roll 900 is about 60P The compression surface 910 has a & J hardness. Next, the compression surface 910 and the Yankee At a compression pressure of at least about 400 pli between the surface of the dryer drum 880 and the The web 545 is compressed by compressing the web 545 and the web support device 200. The compression is performed on the compression surface of the nky dryer drum 880. Polyvinyl alcohol This compressed web is dried with a Yankee dryer using a crepe-based adhesive for creping. To adhere. Using a doctor blade, remove the web from the surface of the dryer drum 880 Prior to dry creping, the fiber concentration is increased to at least about 90% . The doctor blade has a tilt angle of about 20 degrees and is It is arranged to provide an impact angle of about 76 degrees. Yankee dryer is about 13 It is operated at 72 m / min (about 4500 fpm (feet / min)). 1125 dry web It is formed into rolls at a speed of m / min (3690 fpm).   The web is converted to a single-layer, two-sheet, stacked tissue paper for hand washing. provide. Each sheet of two-ply tissue paper for hand washing is approximately 20.3 g / mTwo (About 12.5 lb / 3000 ftTwo), And about 0.2% by weight And contains about 0.1% by weight of a debinding agent. The resulting two-sheet stack Tissue paper is soft and absorbent, making it suitable for hand-washing tissue. You.                                 Analysis procedureMeasurement of thickness and height of paper properties:   The position of plane 23 of region 30, the thickness of region 30 and the thickness of region 50 are -Determined using micrographs of cross sections of the web microtome. That An example of such a micrograph is shown in FIG. In FIG. 3, the position of the plane 23 is It is shown along the thickness P and the thickness K of the region 30.   Ten samples (2.54 x 5.1 cm (1 inch x 2 inch) each) Choose from paper sheets or rolls. 10 samples on a single sheet If not available, obtain another sheet manufactured under the same conditions (preferably the same Mother roll) can be used.   The microtome for each sample hangs each sample on a rigid cardboard holder. It is prepared by fixing with kiss. The paper sample is a resin, such as Hercules Embed in Merigraph photopolymer. Cured resin mixture Allow the sample to cure. Remove the sample from the silicon mold. E If the sample is marked with a reference point and embedded in a microtome before embedding in Location is determined accurately. Preferably, both top views of a sample of the web 20 (e.g. 4) and various cross-sectional views (eg FIG. 3) use the same reference points.   Samples were collected from American Optical Co., New York Buffalo, Quebec) Place the surface evenly on a Model 860 microtome sold. Remove the edges of the sample while slicing with a microtome until a smooth surface appears You.   Various areas of the paper web (eg 30 and 50) can be reconstructed accurately Remove a sufficient number of slices from the sample to make The embodiments described herein Slices with a thickness of about 60 microns per slice are smooth surfaces Obtained from Many slices are needed to confirm thickness P and K Will.   Sample slices are applied to microscope slides using oil and coverslips. Und Observe slides and samples on a transmission light microscope at approximately 40x magnification I do. Micrographs were taken along the slices, and individual photographs were lined up in a row, Rebuild. The thickness and height can be confirmed from the reconstructed image as shown in FIG. FIG. 3 is a micrograph of a transverse section of a paper structure of the type shown in FIGS. Is true.   The thickness is based on Hewlett Packard Scanjet IIC (Hewlett Packard ScanJet IIC) Scan micrographs using a color flatbed scanner Save as a computer image file format and confirm. Hewlett Packard -Scanning software is version 1 of DeskScan II. 6. The scanner setting format is black and white photo. Pass is laser writer (L aserWriter) NT, NTX. Brightness and contrast setting is 125 . The scale setting is 100%. Take a quick look at the file and look at the Macintosh (M acintosh) Save in the image file format of the IICi computer. The image file is A suitable photographic image processing software package or CAD program (eg, Power PowerDraw version 6.0, Engineered Software (Enginee) red Software, available from North Carolina).   Referring to FIG. 3, the thicknesses of regions 30 and 50 are labeled K and P, respectively. Circles with their diameters. First, the scrutinized area 50 Use Power Draw software to write the largest circle that can be Put in. The diameter of this circle is labeled P. The thickness P of the region 50 is determined by the appropriate scale (The scale factor is the magnification of the scanned image) Is the magnification of the photomicrograph).   Next, the most data that can be written in the portion of the area 30 on either side of the area 50. Write a small circle. The diameter of these circles is labeled K. Region 3 near region 50 A thickness K of 0 is the average of the two diameters multiplied by the scale factor described above.   The plane of the region 30 near the region 50 has two planes having a diameter K as shown in FIG. The position is determined by drawing a line connecting the centers of the circles.   For each of the ten samples, a relatively thicker portion located between the relatively thinner portions of region 30 Scrutinize each occurrence of region 50. Relatively thin areas are relatively thick areas In each of the cases identified on either side of 50, a line representing plane 23 is written. If this line intersects region 50 at least 25% of the time, The resulting paper of the present invention has a relatively high thickness lying in the plane of the relatively thick area. It can be said that it has a region that is not good. For example, with 10 samples, any of the relatively thick regions 50 If 50 relatively thin regions 30 appear on either side, the line representing plane 23 is Only if it intersects the thick region 50 in at least 13 of these 50 places, This relatively thick region 50 can be said to lie in the plane of the relatively thin region 30. .Surface smoothness:   The surface smoothness of one side of the paper web was measured in 1991 International Paper Physics. Physiological surface smoothness detailed at the International Paper Physics Conference It is measured based on the measurement method of (PSS). Recorded in the proceedings TAPPI Book1 Papers (Title: Methods for the Mechanical Properties of Tissue Paper (Methods for the Me asurement of the Mechanical Properties of Tissue Paper), Ampulski et al., 19 Pages) are hereby incorporated by reference. PSS measurements used herein Is the sum of the amplitude values one by one as described in the above paper. You. The measurement procedure described in the article is also described in U.S. Pat. (Spendel) and 5059282 (Ampulski et al.), Which are incorporated herein by reference. ) Are generally described.   For the purpose of inspecting the paper sample of the present invention, the PSS measurement method of The surface smoothness is measured using the procedure with the following changes.   Digitized data for 10 samples as described in the above article Instead of importing pairs (amplitude and time) into SAS software, LABVIEW Land software (National Instruments, Inc.) (Available from Austin, TX) using 10 samples. To obtain a surface smoothness measurement by digitizing it and processing it substantially. Run. Each amplitude spectrum is listed in the LABVIEW software package “ Using the amplitude and phase spectrum, the vi ”module, the output spectrum and And select “Amp Spectrum Mag Vrms” to create it. The output spectrum is 10 samples. Obtain for each of the samples.   Then, equalize each output spectrum in LABVIEW using the following weight factors: 0 .000246,0.000485,0.00756,0.062997. These weight factors are determined by the SAS program Provided by factors specified in the above article, 0.0039, 0.0077, 0.0120, 1.0 Selected to mimic the equalization done.   After equalization, each spectrum was filtered using the frequency filter specified in the article. Sift. Subsequently, the individual spectra sieved were described in the above-mentioned paper. The PSS value (micron) is calculated as described. Surface smoothness of paper web surface Is a PSS value of 10 measured on 10 samples taken from the same side of the paper web Is the average of Similarly, measure the surface smoothness of the opposite side of the paper web. Can be determined. The smoothness ratio is the higher surface smoothness value (the surface structure of the paper web ) To the lower value of surface smoothness (smoother paper web) Divided by the same side).Basis weight:   Basis weight is measured according to the following procedure.   The paper to be measured is placed at about 71.degree.-75.degree. Condition at 8-52% relative humidity for at least 2 hours. This conditioning paper Cut 8.9 cm x 8.9 cm (3.5 in x 3.5 in) 12 pieces Get a sample. Samples should be prepared using a suitable pressure plate cutter (eg, swing Albert Alpha Hydraulic Sample Cutter Cut 6 samples at a time using Pressure Sample Cutter), model 240-10) You. Subsequently, the two bundles of the six sample stacks were put together to form 12 sheets, and about 21. At least 7-3.9 ° C (71-75 ° F), 48-52% relative humidity Condition for 15 minutes.   Subsequently, the weight of the bundle of 12 sheets is measured by a weighing analytical balance. Scale is a sump Keep in the same room where the le conditioning is performed. A suitable scale is Sartorius Inn Model A200S manufactured by Sartorius Instrument Co. This weight The quantity is the weight in grams of a 12-ply bundle of paper, each sheet is about 79.04 c mTwo(12.25 square inches).   The basis weight (weight per unit area of one sheet) of the paper web is calculated by the following formula. 27.9m usingTwo(3000 ftTwo) Calculated in grams (pounds) per Is:   12-ply weight (grams) x 3000 x 144 square inches per square foot (453.6 g / lb) × (12 sheets stacked) × (12.25 square inches / sheet) Or simply,   Basis weight (lb / 3000 ft)Two) = Weight (g) of a bundle of 12 sheets × 6.48Macro caliper or dry caliper:   Macro calipers or dried calipers are described in U.S. Pat. han, issued September 4, 1984, which patent is incorporated herein by reference). It is measured using the dry caliper measurement procedure described.density:   Density is the basis weight of the web divided by the macro caliper of the web.Absorption capacity:   The absorption capacity of the web was disclosed in U.S. Pat. It is measured using a horizontal absorbency test.Measuring the height of the web support:   The height of the first felt surface height 231 and the web contact surface 260 height 261 The difference is measured using the following procedure. The web support device is a web-type pattern addition layer On a flat horizontal surface. About 1.3mmTwoAnnular contact surface and 3mm vertical Use a needle with a vertical height to measure the size of the Federal Products dimension gauge (EMD-4320 W1 detachable type Model 432B-81 amplifier, modified for use with lobes) Put on. The gauge is available from Federal Products Co., Ltd. Made Island, Providence). This equipment provides a known height difference Scale by determining the voltage difference between precision fillings of known thickness Attached. The zero point of this instrument is slightly lower than the first felt surface 230 Set by height, ensuring unrestricted movement of the needle. Place the needle above the height of interest And lower it for measurement. The needle is approximately 0.24 grams / mm at the measurement pointTwoShows the pressure of You. Measure at least three times at each height. Average the measurements at each height. Between averages Is calculated to obtain a height difference.   The same procedure is used to measure the difference between heights 1231 and 261 shown in FIG. 14B.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page    (81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, L U, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF) , CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (GH, KE, LS, MW, S D, SZ, UG, ZW), EA (AM, AZ, BY, KG) , KZ, MD, RU, TJ, TM), AL, AM, AT , AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY, CA, CH, CN, CU, CZ, DE, DK, EE, ES, F I, GB, GE, GH, HU, ID, IL, IS, JP , KE, KG, KP, KR, KZ, LC, LK, LR, LS, LT, LU, LV, MD, MG, MK, MN, M W, MX, NO, NZ, PL, PT, RO, RU, SD , SE, SG, SI, SK, SL, TJ, TM, TR, TT, UA, UG, UZ, VN, YU, ZW

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1. 薄い連続ネットワーク領域、および該連続ネットワーク領域全体に分散 された複数の厚い分断領域を含むペーパー・ウェブであって、該厚い分断領域が 前記連続ネットワーク領域の平面内に配置されている、第一および第二対向面を 有する湿式ペーパー・ウェブ。 2. 前記ペーパー・ウェブが約7から約70グラム/m2の坪量を有する請 求項1のペーパー・ウェブ。 3. 前記ペーパー・ウェブが、少なくとも約0.1mmのマクロキャリパー および約0.12グラム/cm3未満の密度を有する請求項1または2のペーパ ー・ウェブ。 4. 前記連続ネットワーク領域および前記分断領域の両方が縮められている 請求項1、2または3のペーパー・ウェブ。 5. ウェブの面平滑比が約1.15より大きい、好ましくは1.20より大 きい、さらにより好ましくは1.25より大きい請求項1、2、3または4のペ ーパー・ウェブ。 6. ウェブの第二の面が約900未満の面平滑値を有する請求項1、2、3 、4または5のペーパー・ウェブ。 7. 分断された厚い領域の各々が少なくとも1つの分断された高密度領域を 取り囲む請求項1、2、3、4、5または6のペーパー・ウェブ。 8. 前記ペーパー・ウェブが乾燥浮き出し模様を含まない請求項1、2、3 、4、5、6または7のペーパー・ウェブ。 9. 脱結合剤を含む請求項1のペーパー・ウェブ。 10. 請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9による2種のウェブ を含む多層ペーパー製品であって、各ウェブの第二の面が前記ウェブの第一の面 より平滑で、前記ウェブの第二の面が外側に向いている多層ペーパー製品。[Claims] 1. A paper web comprising a thin continuous network region and a plurality of thick split regions distributed throughout the continuous network region, wherein the thick split region is located in a plane of the continuous network region. A wet paper web having a second opposing surface. 2. The paper web is according to claim 1 having from about 7 basis weight of about 70 g / m 2 paper web. 3. 3. The paper web of claim 1 or 2, wherein said paper web has a macro caliper of at least about 0.1 mm and a density of less than about 0.12 grams / cm < 3 >. 4. 4. The paper web of claim 1, 2 or 3, wherein both the continuous network area and the split area are reduced. 5. 5. The paper web of claim 1, 2, 3 or 4, wherein the surface smoothness ratio of the web is greater than about 1.15, preferably greater than 1.20, even more preferably greater than 1.25. 6. The paper web of claim 1, 2, 3, 4, or 5, wherein the second side of the web has a surface smoothness value of less than about 900. 7. 7. The paper web of claim 1, 2, 3, 4, 5, or 6, wherein each of the divided thick regions surrounds at least one divided high density region. 8. 8. The paper web of claim 1, 2, 3, 4, 5, 6, or 7 wherein said paper web does not include a dry embossed pattern. 9. The paper web of claim 1 comprising a debinding agent. 10. 10. A multilayer paper product comprising two webs according to claim 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 or 9, wherein the second side of each web is smoother than the first side of the web. Wherein the second side of the web is outwardly facing.
JP52285098A 1996-11-14 1997-11-14 Paper web having a relatively thin continuous network area and a segmented relatively thick area in the plane of the continuous network area Expired - Fee Related JP4093591B2 (en)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US74887196A 1996-11-14 1996-11-14
US08/748,871 1996-11-14
PCT/US1997/020814 WO1998021406A1 (en) 1996-11-14 1997-11-14 Paper web having a relatively thinner continuous network region and discrete relatively thicker regions in the plane of the continuous network region

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001504171A true JP2001504171A (en) 2001-03-27
JP2001504171A5 JP2001504171A5 (en) 2005-06-16
JP4093591B2 JP4093591B2 (en) 2008-06-04

Family

ID=25011284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52285098A Expired - Fee Related JP4093591B2 (en) 1996-11-14 1997-11-14 Paper web having a relatively thin continuous network area and a segmented relatively thick area in the plane of the continuous network area

Country Status (26)

Country Link
EP (1) EP0938609B1 (en)
JP (1) JP4093591B2 (en)
KR (1) KR100336800B1 (en)
CN (1) CN1117190C (en)
AR (1) AR018245A1 (en)
AT (1) ATE235601T1 (en)
AU (1) AU717170B2 (en)
BR (1) BR9714832A (en)
CA (1) CA2271874A1 (en)
CO (1) CO4930316A1 (en)
CZ (1) CZ164499A3 (en)
DE (1) DE69720239T2 (en)
DK (1) DK0938609T3 (en)
EG (1) EG21070A (en)
ES (1) ES2189983T3 (en)
HK (1) HK1023160A1 (en)
ID (1) ID27944A (en)
IL (1) IL129795A0 (en)
MY (1) MY115254A (en)
NO (1) NO992325L (en)
PE (1) PE19399A1 (en)
PT (1) PT938609E (en)
TR (1) TR199901060T2 (en)
TW (1) TW364028B (en)
WO (1) WO1998021406A1 (en)
ZA (1) ZA9710010B (en)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7805818B2 (en) 2001-09-05 2010-10-05 The Procter & Gamble Company Nonwoven loop member for a mechanical fastener
US6746570B2 (en) 2001-11-02 2004-06-08 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent tissue products having visually discernable background texture
US6821385B2 (en) 2001-11-02 2004-11-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of manufacture of tissue products having visually discernable background texture regions bordered by curvilinear decorative elements using fabrics comprising nonwoven elements
US6749719B2 (en) 2001-11-02 2004-06-15 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of manufacture tissue products having visually discernable background texture regions bordered by curvilinear decorative elements
US6790314B2 (en) 2001-11-02 2004-09-14 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Fabric for use in the manufacture of tissue products having visually discernable background texture regions bordered by curvilinear decorative elements and method thereof
US6787000B2 (en) 2001-11-02 2004-09-07 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Fabric comprising nonwoven elements for use in the manufacture of tissue products having visually discernable background texture regions bordered by curvilinear decorative elements and method thereof
US7744723B2 (en) 2006-05-03 2010-06-29 The Procter & Gamble Company Fibrous structure product with high softness
US8152959B2 (en) 2006-05-25 2012-04-10 The Procter & Gamble Company Embossed multi-ply fibrous structure product
USD618920S1 (en) 2007-05-02 2010-07-06 The Procter & Gamble Company Paper product
US20090136722A1 (en) * 2007-11-26 2009-05-28 Dinah Achola Nyangiro Wet formed fibrous structure product
JP5305986B2 (en) * 2009-02-27 2013-10-02 大王製紙株式会社 Sanitary tissue paper

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3301746A (en) * 1964-04-13 1967-01-31 Procter & Gamble Process for forming absorbent paper by imprinting a fabric knuckle pattern thereon prior to drying and paper thereof
FI771295A (en) * 1977-04-22 1978-10-23 Nokia Oy Ab TISSUEPAPPERSMASKIN
DE3600530A1 (en) * 1986-01-10 1987-07-16 Wangner Gmbh Co Kg Hermann USE OF A PAPER MACHINE TREATMENT FOR THE PRODUCTION OF TISSUE PAPER OR POROESE FLEECE AND THEREFORE SUITABLE PAPER MACHINE TENSIONING

Also Published As

Publication number Publication date
CO4930316A1 (en) 2000-06-27
JP4093591B2 (en) 2008-06-04
PE19399A1 (en) 1999-03-17
BR9714832A (en) 2000-10-03
NO992325D0 (en) 1999-05-12
IL129795A0 (en) 2000-02-29
ZA9710010B (en) 1998-05-25
DE69720239T2 (en) 2003-12-11
TR199901060T2 (en) 1999-07-21
DE69720239D1 (en) 2003-04-30
PT938609E (en) 2003-07-31
AR018245A1 (en) 2001-11-14
ATE235601T1 (en) 2003-04-15
ES2189983T3 (en) 2003-07-16
CN1242812A (en) 2000-01-26
KR20000053232A (en) 2000-08-25
EP0938609A1 (en) 1999-09-01
EG21070A (en) 2000-10-31
WO1998021406A1 (en) 1998-05-22
NO992325L (en) 1999-06-29
AU717170B2 (en) 2000-03-16
KR100336800B1 (en) 2002-05-16
CA2271874A1 (en) 1998-05-22
ID27944A (en) 2001-05-03
EP0938609B1 (en) 2003-03-26
AU5257698A (en) 1998-06-03
TW364028B (en) 1999-07-11
HK1023160A1 (en) 2000-09-01
MY115254A (en) 2003-04-30
DK0938609T3 (en) 2003-07-14
CN1117190C (en) 2003-08-06
CZ164499A3 (en) 1999-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4221621B2 (en) Method for producing paper web having bulk and smoothness
KR100333212B1 (en) Paper web having both bulk and smoothness
US6146496A (en) Drying for patterned paper webs
WO1998021405A9 (en) Improved drying for patterned paper webs
EP0938610B1 (en) Method of drying a paper web having both bulk and smoothness
JP4093591B2 (en) Paper web having a relatively thin continuous network area and a segmented relatively thick area in the plane of the continuous network area
JP2001522411A (en) Paper structure having at least three areas including decorative indicia constituting low basis weight areas

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041020

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080304

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees