JP2001338058A - 救急医療支援サービスセンタおよび救急医療支援サービスプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
救急医療支援サービスセンタおよび救急医療支援サービスプログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2001338058A JP2001338058A JP2000160261A JP2000160261A JP2001338058A JP 2001338058 A JP2001338058 A JP 2001338058A JP 2000160261 A JP2000160261 A JP 2000160261A JP 2000160261 A JP2000160261 A JP 2000160261A JP 2001338058 A JP2001338058 A JP 2001338058A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 救急患者の医療データを入手して、患者の応
急処置や病院での医療対処を迅速、かつ正確に行なう。 【解決手段】 救急医療支援サービスセンタ4は通信網
5によって個人宅1、救急車2、病院3と接続され、救
急車2あるいは病院3からの通信回線によるアクセスに
応じて、データベースに格納されている救急患者の医療
データ、病院に関するデータを提供する。
急処置や病院での医療対処を迅速、かつ正確に行なう。 【解決手段】 救急医療支援サービスセンタ4は通信網
5によって個人宅1、救急車2、病院3と接続され、救
急車2あるいは病院3からの通信回線によるアクセスに
応じて、データベースに格納されている救急患者の医療
データ、病院に関するデータを提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者、緊急患
者、事故などでの、救急患者の診療や診断に対する患者
の病歴や投薬などといったデータや、救急病院の患者受
け入れ状況把握を通信回線によって確認し、どこにいて
も患者状態の正しい診断・治療が可能となる救急医療支
援サービスシステムに関するものである。
者、事故などでの、救急患者の診療や診断に対する患者
の病歴や投薬などといったデータや、救急病院の患者受
け入れ状況把握を通信回線によって確認し、どこにいて
も患者状態の正しい診断・治療が可能となる救急医療支
援サービスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、従来の救急医療サー
ビスシステムは個人宅1、救急車2、病院3が通信網5
で接続される。
ビスシステムは個人宅1、救急車2、病院3が通信網5
で接続される。
【0003】図9は図8の従来のシステムにおける救急
患者を病院に搬送するまでの処理のシーケンス図であ
る。
患者を病院に搬送するまでの処理のシーケンス図であ
る。
【0004】個人宅1から消防署などに119番で救急
車の要請があると(ステップ91)、個人宅1に救急車
が駆けつける(ステップ92)。患者の状況から応急対
処可能な救急病院へ通信で確認し(ステップ93)、移
送先病院の指示を受けた後(ステップ94)、患者に応
急処置をし病院3に患者を移送する(ステップ95)。
病院3では患者の病歴、健康状態、服用薬の状況を家族
の人から把握し、治療する。
車の要請があると(ステップ91)、個人宅1に救急車
が駆けつける(ステップ92)。患者の状況から応急対
処可能な救急病院へ通信で確認し(ステップ93)、移
送先病院の指示を受けた後(ステップ94)、患者に応
急処置をし病院3に患者を移送する(ステップ95)。
病院3では患者の病歴、健康状態、服用薬の状況を家族
の人から把握し、治療する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシステ
ムでは、救急患者が病院に搬送された場合、患者がどの
ような病歴や投薬をされているのか、持病などがあるの
かなどといったことを把握することが難しく、家族から
聞いたり、病院での検査などを行うということが必要と
なる。事故などでは、身元の判別もむずかしくなり、診
断対処も突発的となる。このような場合、患者データを
いかに早く把握できるかが、治療に影響する。
ムでは、救急患者が病院に搬送された場合、患者がどの
ような病歴や投薬をされているのか、持病などがあるの
かなどといったことを把握することが難しく、家族から
聞いたり、病院での検査などを行うということが必要と
なる。事故などでは、身元の判別もむずかしくなり、診
断対処も突発的となる。このような場合、患者データを
いかに早く把握できるかが、治療に影響する。
【0006】また、患者の病院への移送にあたり、病院
受け入れ状況を現地から病院に確認するという手順をふ
み、確認後、移送するということになる。
受け入れ状況を現地から病院に確認するという手順をふ
み、確認後、移送するということになる。
【0007】本発明の目的は、病院、救急車から対象と
なる患者の医療データを入手でき、患者の応急処置や病
院での医療対処が迅速、かつ正確に行なえる救急医療支
援サービスセンタを提供することにある。
なる患者の医療データを入手でき、患者の応急処置や病
院での医療対処が迅速、かつ正確に行なえる救急医療支
援サービスセンタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、救急患者の病
歴、投薬データ、病院に関するデータをデータベースに
保存し、救急車あるいは病院から通信回線によるアクセ
スにより、データベースに格納されている患者の病歴な
どのデータ、病院に関するデータを救急車、病院に提供
する救急医療支援サービスセンタを備えるものである。
歴、投薬データ、病院に関するデータをデータベースに
保存し、救急車あるいは病院から通信回線によるアクセ
スにより、データベースに格納されている患者の病歴な
どのデータ、病院に関するデータを救急車、病院に提供
する救急医療支援サービスセンタを備えるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態の救急医療支援
サービスシステムの構成を示している。
サービスシステムの構成を示している。
【0011】個人宅1、救急車2、病院3、救急医療支
援サービスセンタ4が通信網5によって互いに接続され
ている。
援サービスセンタ4が通信網5によって互いに接続され
ている。
【0012】図2は救急医療支援サービスセンタ4の構
成を示している。
成を示している。
【0013】救急医療支援サービスセンタ4はCPU8
とクロック9とRAM10と認証プロセッサ11とRO
M12とOS13と暗号プロセッサ14と記憶デバイス
15と通信端末7を備えている。
とクロック9とRAM10と認証プロセッサ11とRO
M12とOS13と暗号プロセッサ14と記憶デバイス
15と通信端末7を備えている。
【0014】記憶デバイス15は血液型DB15Aと投
薬DB15Bと病歴DB15Cと輸血履歴DB15Dと
担当医/病院DB15Eと病院・医師DB15Fと個人
情報DB15Gとアクセス者類別DB15Hを含んでい
る。血液型DB15A、投薬DB15B、病歴DB15
C、輸血履歴DB15D、担当医/病院DB15Eには
患者のID情報と関連してデータが格納される。病院・
医師DB15Fには、救急病院対応項目、空き病床数、
病院科目、医師に関する情報が格納される。アクセス者
類別DB15Hには、救急医療支援サービスセンタ4の
データベースアクセス範囲に関連するアクセス許容判定
(医者・病院、救急車、個人宅によって異なる各種デー
タベースのアクセス範囲)や条件に関する情報が格納さ
れる。
薬DB15Bと病歴DB15Cと輸血履歴DB15Dと
担当医/病院DB15Eと病院・医師DB15Fと個人
情報DB15Gとアクセス者類別DB15Hを含んでい
る。血液型DB15A、投薬DB15B、病歴DB15
C、輸血履歴DB15D、担当医/病院DB15Eには
患者のID情報と関連してデータが格納される。病院・
医師DB15Fには、救急病院対応項目、空き病床数、
病院科目、医師に関する情報が格納される。アクセス者
類別DB15Hには、救急医療支援サービスセンタ4の
データベースアクセス範囲に関連するアクセス許容判定
(医者・病院、救急車、個人宅によって異なる各種デー
タベースのアクセス範囲)や条件に関する情報が格納さ
れる。
【0015】通信端末7は通信回線を介して病院3また
は救急車2の通信端末6と接続される。通信回線は固定
網、携帯網、インターネット網などのいずれでもよい。
は救急車2の通信端末6と接続される。通信回線は固定
網、携帯網、インターネット網などのいずれでもよい。
【0016】通信にあたり、傍受を防ぐために、通信デ
ータの暗号化が行なわれ、救急医療支援サービスセンタ
4側では暗号プロセッサ14で暗号化、復号処理を行
う。また、通信にあたり、病院3あるいは救急車2の通
信端末6からは、アクセス者に関するIDならびにパス
ワードが投入され、救急医療支援サービスセンタ4側の
記憶デバイス15をアクセスするにあたっては、アクセ
ス者のID情報およびパスワードを判別して、記憶デバ
イス15のアクセスを認めるが、この認証を認証プロセ
ッサ11で行う。
ータの暗号化が行なわれ、救急医療支援サービスセンタ
4側では暗号プロセッサ14で暗号化、復号処理を行
う。また、通信にあたり、病院3あるいは救急車2の通
信端末6からは、アクセス者に関するIDならびにパス
ワードが投入され、救急医療支援サービスセンタ4側の
記憶デバイス15をアクセスするにあたっては、アクセ
ス者のID情報およびパスワードを判別して、記憶デバ
イス15のアクセスを認めるが、この認証を認証プロセ
ッサ11で行う。
【0017】図3は、病院における患者診断における救
急医療支援サービスセンタ4への患者データ登録の処理
の流れを示している。
急医療支援サービスセンタ4への患者データ登録の処理
の流れを示している。
【0018】まず、病院3は患者診断データを救急医療
支援サービスセンタ4の該当するDBに登録し(ステッ
プ21)、空き病床数、医者配置状況を救急医療支援サ
ービスセンタ4に通知する(ステップ22)。個人宅1
から消防署などに救急車要請があると(ステップ2
3)、救急車2は個人宅1にかけつけるとともに、緊急
通報、患者情報概要を救急医療支援サービスセンタ4に
通知する(ステップ24)。救急医療支援サービスセン
タ4は患者の住所、氏名、病状から救急病院を把握す
る。個人宅1では患者状況から移送先病院を救急医療支
援サービスセンタ4に確認する(ステップ25)。救急
医療支援サービスセンタ4は病院3に対して受け入れを
要請、確認し(ステップ26)、個人宅1に対して移送
先病院を指示する(ステップ27)。救急車2が患者I
D情報を救急医療支援サービスセンタ4に投入すると
(ステップ28)、救急医療支援サービスセンタ4は認
証プロセッサ11によりアクセス権判定後、救急車処理
に応じた簡易の必要なデータを作成し、救急車2に通信
する(ステップ29)。これにより患者を移送し、応急
処理をとることができる。病院3が救急医療支援サービ
スセンタ4に患者のID情報を投入すると(ステップ3
0)、救急医療支援サービスセンタ4はアクセス権判定
後、患者の病歴、服用薬、血液型などの基礎データを記
憶デバイス15中の各種DBから検索し、病院3にダウ
ンロードする(ステップ31)。
支援サービスセンタ4の該当するDBに登録し(ステッ
プ21)、空き病床数、医者配置状況を救急医療支援サ
ービスセンタ4に通知する(ステップ22)。個人宅1
から消防署などに救急車要請があると(ステップ2
3)、救急車2は個人宅1にかけつけるとともに、緊急
通報、患者情報概要を救急医療支援サービスセンタ4に
通知する(ステップ24)。救急医療支援サービスセン
タ4は患者の住所、氏名、病状から救急病院を把握す
る。個人宅1では患者状況から移送先病院を救急医療支
援サービスセンタ4に確認する(ステップ25)。救急
医療支援サービスセンタ4は病院3に対して受け入れを
要請、確認し(ステップ26)、個人宅1に対して移送
先病院を指示する(ステップ27)。救急車2が患者I
D情報を救急医療支援サービスセンタ4に投入すると
(ステップ28)、救急医療支援サービスセンタ4は認
証プロセッサ11によりアクセス権判定後、救急車処理
に応じた簡易の必要なデータを作成し、救急車2に通信
する(ステップ29)。これにより患者を移送し、応急
処理をとることができる。病院3が救急医療支援サービ
スセンタ4に患者のID情報を投入すると(ステップ3
0)、救急医療支援サービスセンタ4はアクセス権判定
後、患者の病歴、服用薬、血液型などの基礎データを記
憶デバイス15中の各種DBから検索し、病院3にダウ
ンロードする(ステップ31)。
【0019】図4は病院3における患者診断における救
急医療支援サービスセンタ4への患者データ登録のシー
ケンス図である。
急医療支援サービスセンタ4への患者データ登録のシー
ケンス図である。
【0020】病院3は患者を診断した後、データベース
にアクセスするために、病院ID、医師ID、パスワー
ドを救急医療支援サービスセンタ4に送ると(ステップ
41)、救急医療支援サービスセンタ4では認証プロセ
ッサ11がIDを認証し、アクセス権を判定する(ステ
ップ42)。次に、病院3は診断結果(病状、投薬情報
など)の患者データを送信する(ステップ43)。救急
医療支援サービスセンタ4は患者データを患者IDに対
応させて、ならびに病院名、担当医と関連させて記憶デ
バイス15内の該当するDBに格納した後、DB登録を
病院3に通知する(ステップ44)。
にアクセスするために、病院ID、医師ID、パスワー
ドを救急医療支援サービスセンタ4に送ると(ステップ
41)、救急医療支援サービスセンタ4では認証プロセ
ッサ11がIDを認証し、アクセス権を判定する(ステ
ップ42)。次に、病院3は診断結果(病状、投薬情報
など)の患者データを送信する(ステップ43)。救急
医療支援サービスセンタ4は患者データを患者IDに対
応させて、ならびに病院名、担当医と関連させて記憶デ
バイス15内の該当するDBに格納した後、DB登録を
病院3に通知する(ステップ44)。
【0021】図5は救急車2から救急医療支援サービス
センタ4へのアクセスのシーケンス図である。
センタ4へのアクセスのシーケンス図である。
【0022】救急車2がデータベースにアクセスするた
めに、救急車ID、パスワードを救急医療支援サービス
センタ4に送ると(ステップ51)、救急医療支援サー
ビスセンタ4では認証プロセッサ11が救急車IDを認
証し、アクセス権を判定し、データベースアクセス許可
を救急車メニュ(救急患者病歴、投薬などのDBアクセ
ス、交通事故ドライバの情報DBアクセス、患者移送の
ための病院検索確認アクセスなどのメニュ)を表示して
救急車2に出す(ステップ52)。救急車2は患者のI
D情報を救急医療支援サービスセンタ4に送信する(ス
テップ53)。救急医療支援サービスセンタ4は患者I
Dによりデータベースの情報を検索し、救急車内応急処
置に向けた最小限のデータのみを救急車2に通知する
(ステップ54)。
めに、救急車ID、パスワードを救急医療支援サービス
センタ4に送ると(ステップ51)、救急医療支援サー
ビスセンタ4では認証プロセッサ11が救急車IDを認
証し、アクセス権を判定し、データベースアクセス許可
を救急車メニュ(救急患者病歴、投薬などのDBアクセ
ス、交通事故ドライバの情報DBアクセス、患者移送の
ための病院検索確認アクセスなどのメニュ)を表示して
救急車2に出す(ステップ52)。救急車2は患者のI
D情報を救急医療支援サービスセンタ4に送信する(ス
テップ53)。救急医療支援サービスセンタ4は患者I
Dによりデータベースの情報を検索し、救急車内応急処
置に向けた最小限のデータのみを救急車2に通知する
(ステップ54)。
【0023】図6は病院3から救急医療支援サービスセ
ンタ4にアクセスし、患者のデータを検索し、入手する
処理のシーケンス図である。
ンタ4にアクセスし、患者のデータを検索し、入手する
処理のシーケンス図である。
【0024】病院3は救急医療支援サービスセンタ4の
データベースをアクセスするために、病院ID、医師I
D、パスワードを救急医療支援サービスセンタ4に送る
(ステップ61)。救急医療支援サービスセンタ4はI
Dを認証してアクセス権を判定し、病院3にデータベー
スアクセス許可を出す(ステップ62)。病院3が救急
医療支援サービスセンタ4に患者ID情報を送信すると
(ステップ63)、救急医療支援サービスセンタ4は患
者IDから記憶デバイス15内の各種DBを検索し、病
院3に患者データを通知する(ステップ64)。
データベースをアクセスするために、病院ID、医師I
D、パスワードを救急医療支援サービスセンタ4に送る
(ステップ61)。救急医療支援サービスセンタ4はI
Dを認証してアクセス権を判定し、病院3にデータベー
スアクセス許可を出す(ステップ62)。病院3が救急
医療支援サービスセンタ4に患者ID情報を送信すると
(ステップ63)、救急医療支援サービスセンタ4は患
者IDから記憶デバイス15内の各種DBを検索し、病
院3に患者データを通知する(ステップ64)。
【0025】図7は、事故などで例えばドライバ免許証
などから対象者のID情報(住所、氏名など)を得、こ
れをもとに、救急医療支援サービスセンタ4にアクセス
し、患者を病院3まで移送する間の応急処置などに向け
た患者データを得る処理を示すシーケンス図である。
などから対象者のID情報(住所、氏名など)を得、こ
れをもとに、救急医療支援サービスセンタ4にアクセス
し、患者を病院3まで移送する間の応急処置などに向け
た患者データを得る処理を示すシーケンス図である。
【0026】救急車2は救急医療支援サービスセンタ4
のデータベースにアクセスするために救急車ID、パス
ワードを救急医療支援サービスセンタ4に送る(ステッ
プ71)。救急医療支援サービスセンタ4はIDを認証
してアクセス権を判定し、救急車2にデータベースアク
セス許可を出す(ステップ72)。救急車2は運転者I
D情報(住所、氏名)を救急医療支援サービスセンタ4
に送信する(ステップ73)。救急医療支援サービスセ
ンタ4は運転者ID情報によって記憶デバイス15の各
種DBをアクセスし、救急車内応急処理に向けた最小限
データのみを救急車2に通知する(ステップ74)。以
上の処理と並行して、警察署では運転免許証番号によっ
て陸運局にドライバの身元を問合せ(ステップ75)、
陸運局は運転免許証番号からドライバの身元を確認し、
警察署に回答する(ステップ76)。
のデータベースにアクセスするために救急車ID、パス
ワードを救急医療支援サービスセンタ4に送る(ステッ
プ71)。救急医療支援サービスセンタ4はIDを認証
してアクセス権を判定し、救急車2にデータベースアク
セス許可を出す(ステップ72)。救急車2は運転者I
D情報(住所、氏名)を救急医療支援サービスセンタ4
に送信する(ステップ73)。救急医療支援サービスセ
ンタ4は運転者ID情報によって記憶デバイス15の各
種DBをアクセスし、救急車内応急処理に向けた最小限
データのみを救急車2に通知する(ステップ74)。以
上の処理と並行して、警察署では運転免許証番号によっ
て陸運局にドライバの身元を問合せ(ステップ75)、
陸運局は運転免許証番号からドライバの身元を確認し、
警察署に回答する(ステップ76)。
【0027】なお、救急医療支援サービスセンタ4での
各処理は救急医療支援サービスプログラムとして、フロ
ッピィ・ディスク、CD−ROM、MO(光磁気ディス
ク)等の記録媒体に格納することができる。
各処理は救急医療支援サービスプログラムとして、フロ
ッピィ・ディスク、CD−ROM、MO(光磁気ディス
ク)等の記録媒体に格納することができる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、病院あるいは救急車が救急医療支援サービスセンタ
と通信回線で接続され、病院、救急車からは対象となる
患者の医療データが入手できるため、患者の応急処置
や、病院での医療対処が迅速に、かつ正確に行えるよう
になり、また、病院の救急治療対応や空き病床数などが
常時把握できるため、救急患者の病院移送の迅速化が図
られる。
ば、病院あるいは救急車が救急医療支援サービスセンタ
と通信回線で接続され、病院、救急車からは対象となる
患者の医療データが入手できるため、患者の応急処置
や、病院での医療対処が迅速に、かつ正確に行えるよう
になり、また、病院の救急治療対応や空き病床数などが
常時把握できるため、救急患者の病院移送の迅速化が図
られる。
【図1】本発明の一実施形態を示すシステム構成図であ
る。
る。
【図2】救急医療支援サービスセンタ4の構成図であ
る。
る。
【図3】救急患者発生から移送までの処理のシーケンス
図である。
図である。
【図4】病院における患者診断における救急医療支援サ
ービスセンタ4への患者データ登録処理を示すシーケン
ス図である。
ービスセンタ4への患者データ登録処理を示すシーケン
ス図である。
【図5】救急患者移送における救急車と救急医療支援サ
ービスセンタ間の処理のシーケンス図である。
ービスセンタ間の処理のシーケンス図である。
【図6】救急患者診断における病院と救急医療支援サー
ビスセンタ間の処理のシーケンス図である。
ビスセンタ間の処理のシーケンス図である。
【図7】事故での救急患者の移送における救急車と救急
医療支援サービスセンタ間の処理のシーケンス図であ
る。
医療支援サービスセンタ間の処理のシーケンス図であ
る。
【図8】従来のシステムの構成図である。
【図9】従来のシステムでの救急患者の移送のシーケン
ス図である。
ス図である。
1 個人宅 2 救急車 3 病院 4 救急医療支援サービスセンタ 5 通信網 6 通信端末 7 通信端末 8 CPU 9 クロック 10 RAM 11 認証プロセッサ 12 ROM 13 OS 14 暗号プロセッサ 15 記憶デバイス 15A 血液型DB 15B 投薬DB 15C 病歴DB 15D 輸血履歴DB 15E 担当医/病院DB 15F 病院・医師DB 15G 個人情報DB 15H アクセス者類別DB 21〜31,41〜44,51〜54,61〜64,7
1〜76 ステップ
1〜76 ステップ
Claims (4)
- 【請求項1】 通信回線を介して病院、救急車と接続さ
れ、 患者の病状、処置、病院に関するデータが登録されるデ
ータベースと、 前記救急車、前記病院から送信されたIDとパスワード
によって前記データベースへのアクセスの許可/不許可
を判定する認証プロセッサと、 前記病院から通信された患者の病状、処置のデータを病
院ID、医師ID、患者IDと連携させて前記データベ
ースに登録する手段と、 前記病院からの、病院ID、医師ID、患者IDと連携
させたアクセスにより、前記データベースから当該患者
の医療データを読出し、前記病院に送信する手段と、 前記救急車からのアクセスに対して、救急患者の対応病
院を確認するとともに、患者のIDによって前記データ
ベースから患者の症状を読出し、前記救急車に送信する
手段を有する救急医療支援サービスセンタ。 - 【請求項2】 前記病院および前記救急車への送信デー
タを暗号化し、受信したデータを復号する暗号プロセッ
サを有する、請求項1記載の救急医療支援サービスセン
タ。 - 【請求項3】 提供される患者データが、病院からのア
クセスと救急車からのアクセスで分類されている、請求
項1または2記載の救急医療支援サービスセンタ。 - 【請求項4】 救急車、病院から送信されたIDとパス
ワードによって、患者の病状、処置、病院に関するデー
タが登録されるデータベースへのアクセスの許可/不許
可を判定する処理と、 前記病院から通信された患者の病状、処置のデータを病
院ID、医師ID、患者IDと連携させて前記データベ
ースに登録する処理と、 前記病院からの、病院ID、医師ID、患者IDと連携
させたアクセスにより、前記データベースから当該患者
の医療データを読出し、前記病院に送信する処理と、 前記救急車からのアクセスに対して、救急患者の対応病
院を確認するとともに、患者のIDによって前記データ
ベースから患者の症状を読出し、前記救急車に送信する
処理をコンピュータに実行させるための救急医療支援サ
ービスプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160261A JP2001338058A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 救急医療支援サービスセンタおよび救急医療支援サービスプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160261A JP2001338058A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 救急医療支援サービスセンタおよび救急医療支援サービスプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001338058A true JP2001338058A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18664477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000160261A Pending JP2001338058A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 救急医療支援サービスセンタおよび救急医療支援サービスプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001338058A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2004055182A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Sharp Corp | バックライト装置及び液晶表示装置 |
JP2005000281A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Hitachi Ltd | 救急通報システム |
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