JP2001333832A - ヘッドレスト - Google Patents
ヘッドレストInfo
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- JP2001333832A JP2001333832A JP2000155833A JP2000155833A JP2001333832A JP 2001333832 A JP2001333832 A JP 2001333832A JP 2000155833 A JP2000155833 A JP 2000155833A JP 2000155833 A JP2000155833 A JP 2000155833A JP 2001333832 A JP2001333832 A JP 2001333832A
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- head
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Abstract
を取付け、該クッション部材8の外周を表皮部材9によ
り包囲したものにおいて、前記クッション部材8のう
ち、着座者の頭部10の後方に位置する頭部当たり面部
分11には、低速の荷重に対して変形するが、高速の荷
重に対しては変形量が少ないウレタン部材12を設けた
ヘッドレスト。
Description
レストに係るものである。
部材を取付け、該クッション部材の外周を表皮部材によ
り包囲したヘッドレストは公知である。
らの衝突を受けて頭部が頭部当たり面部分に当たったと
き、頭部を支えてむち打ち症を防止することができる
が、クッション部材に工夫がないので、クッション部材
が変形して頭部が沈み込み過ぎてむち打ち症に対する効
果が不十分であるという課題がある。即ち、ヘッドレス
トはそもそも頭部を支えてむち打ち症を防止するもので
あるが、どのように頭部を支持すると、むち打ち症防止
効果を向上させられるかの研究の結果、本発明は、衝突
時に早めに頭部を拘束してむち打ち症防止効果を更に向
上させる工夫をしたものである。
フレーム1にクッション部材8を取付け、該クッション
部材8の外周を表皮部材9により包囲したものにおい
て、前記クッション部材8のうち、着座者の頭部10の
後方に位置する頭部当たり面部分11には、低速の荷重
に対して変形するが、高速の荷重に対しては変形量が少
ないウレタン部材12を設けたヘッドレストとしたもの
である。本発明は、ヘッドレストフレーム1にクッショ
ン部材8を取付け、該クッション部材8の外周を表皮部
材9により包囲したものにおいて、前記クッション部材
8のうち、着座者の頭部10の後方に位置する頭部当た
り面部分11には、低速の荷重に対して変形するが、高
速の荷重に対して着座者の頭部の後方移動を当接位置で
支持する変形量が少ないウレタン部材12を設けたヘッ
ドレストとしたものである。本発明は、ヘッドレストフ
レーム1にクッション部材8を取付け、該クッション部
材8の外周を表皮部材9により包囲したものにおいて、
前記クッション部材8のうち、着座者の頭部10の後方
に位置する頭部当たり面部分11には、低反発低弾性ウ
レタン部材12を設けたヘッドレストとしたものであ
る。本発明は、前記ヘッドレストフレーム1は、前記頭
部当たり面部分11に板部材7を設けて構成し、該板部
材7の前面に低反発低弾性ウレタン部材12を設けたヘ
ッドレストとしたものである。本発明は、前記低反発低
弾性ウレタン部材12と表皮部材9の間には弾性ウレタ
ン部材13を設けたヘッドレストとしたものである。
はヘッドレスト2のヘッドレストフレームであり、形
状、構成は任意であるが、一例を示すと、ヘッドレスト
2内に位置するフレーム部3と、ヘッドレスト2より下
方に突き出て露出し、シート側(図示省略)の支持部材
に挿入して装着するピラー部4とにより分割構成してい
る。前記フレーム部3は、上側の下向きコ型形状の上部
コ型枠部5と、該上部コ型枠部5の下部に設けた左右方
向の横杆6と、前記上部コ型枠部5および横杆6により
包囲される四角形状に略合致する板部材7とにより構成
している。前記フレーム部3の前後左右の周囲にはクッ
ション部材8を設け、該クッション部材8の外周は表皮
部材9により包囲する。
少なくとも、着座者の頭部10の後方に位置する頭部当
たり面部分11には、低反発低弾性ウレタン部材12を
設ける。低反発低弾性ウレタン部材12は、着座者の頭
部10が後方に移動する際の低速の荷重に対して変形す
るが、衝突時のような高速の荷重に対しては変形量が少
ないように構成し、頭部10が頭部当たり面部分11に
当たると、この位置より後方移動しないように、荷重を
支持する。したがって、頭部当たり面部分11に頭部1
0が当たっても、殆ど沈み込まない。換言すると、指で
押したときのような低速の荷重に対してはそのまま変形
して凹むが、高速の荷重に対して着座者の頭部の後方移
動を当接位置で支持する。
示すと、密度が40〜100kg/立方メートル、25
%硬さが30〜140N(ニュートン)、反発弾性3〜
15%の性状のウレタン材により構成し、前記板部材7
の前面に位置させる。そして、約0.2m/分の低速の
荷重に対しては低反発低弾性ウレタン部材12も通常の
ウレタン部材もどちらも単位荷重当たり変形量が大きく
変形して(図4)、両者に殆ど差がないが、約250m
/分の高速の荷重に対しては通常のウレタン部材に比し
低反発低弾性ウレタン部材12は、単位荷重当たり変形
量が少くない(小さい)(図6)。なお、クッション部
材8は全て低反発低弾性ウレタン部材12により形成し
ても良いが、低反発低弾性ウレタン部材12の前側に通
常の弾性ウレタン部材13を設けても良い。
外周にクッション部材8を設け、クッション部材8の外
周に表皮部材9を被覆して構成し、クッション部材8の
うち、着座者の頭部頭部10の後方に位置する頭部当た
り面部分11には低反発低弾性ウレタン部材12を設け
ているから、頭部10は後方からの衝突による慣性で最
初後方へ移動しようとするが、この後方移動を頭部10
が頭部当たり面部分11に当接することで直ちに支持拘
束する。
重がヘッドレスト2に掛かったときの低反発低弾性ウレ
タン部材12の変形量は少ないから、頭部10が僅かに
後動するだけで移動を停止させる。したがって、着座者
が後方からの衝突を受け、後方移動方向の荷重が頭部1
0に掛かってもこれをヘッドレスト2は支持し、むち打
ち症防止効果を向上させる。
はヘッドレストフレーム1のフレーム部3の板部材7の
前面側に設けているから、頭部10の後方移動荷重を強
固に支持する。したがって、一層、むち打ち症となる確
率を防止・減少させる。また、低反発低弾性ウレタン部
材12の前側には通常の弾性ウレタン部材弾性ウレタン
部材13を設けているから、通常、頭部10は頭部当た
り面部分11に当たっても、当たりがソフトであり、心
地よく支持する。
ン部材8を取付け、該クッション部材8の外周を表皮部
材9により包囲したものにおいて、前記クッション部材
8のうち、着座者の頭部10の後方に位置する頭部当た
り面部分11には、低速の荷重に対して変形するが、高
速の荷重に対しては変形量が少ないウレタン部材12を
設けたヘッドレストとしたものであるから、衝突があっ
ても低反発低弾性ウレタン部材12の変形量は少ないの
で頭部10の後方移動を停止させ、むち打ち症防止効果
を向上させる。本発明は、ヘッドレストフレーム1にク
ッション部材8を取付け、該クッション部材8の外周を
表皮部材9により包囲したものにおいて、前記クッショ
ン部材8のうち、着座者の頭部10の後方に位置する頭
部当たり面部分11には、低速の荷重に対して変形する
が、高速の荷重に対して着座者の頭部の後方移動を当接
位置で支持する変形量が少ないウレタン部材12を設け
たヘッドレストとしたものであるから、頭部10の後方
移動を停止させ、むち打ち症防止効果を向上させる。本
発明は、ヘッドレストフレーム1にクッション部材8を
取付け、該クッション部材8の外周を表皮部材9により
包囲したものにおいて、前記クッション部材8のうち、
着座者の頭部10の後方に位置する頭部当たり面部分1
1には、低反発低弾性ウレタン部材12を設けたヘッド
レストとしたものであるから、衝突があっても低反発低
弾性ウレタン部材12の変形量は少ないので頭部10の
後方移動を停止させ、むち打ち症防止効果を向上させ
る。本発明は、前記ヘッドレストフレーム1は、前記頭
部当たり面部分11に板部材7を設けて構成し、該板部
材7の前面に低反発低弾性ウレタン部材12を設けたヘ
ッドレストとしたものであるから、衝突があっても低反
発低弾性ウレタン部材12の変形量は少ないので頭部1
0の後方移動を停止させ、むち打ち症防止効果を向上さ
せる。本発明は、前記低反発低弾性ウレタン部材12と
表皮部材9の間には弾性ウレタン部材13を設けたヘッ
ドレストとしたものであるから、通常時の当たりをソフ
トに心地よく支持する。
の斜視図。
の特性図。
の特性図。
レーム部、5…上部コ型枠部、6…横杆、7…板部材、
8…クッション部材、9…表皮部材、10…頭部、11
…頭部当たり面部分、12…低反発低弾性ウレタン部
材、13…弾性ウレタン部材。
Claims (5)
- 【請求項1】 ヘッドレストフレーム1にクッション部
材8を取付け、該クッション部材8の外周を表皮部材9
により包囲したものにおいて、前記クッション部材8の
うち、着座者の頭部10の後方に位置する頭部当たり面
部分11には、低速の荷重に対して変形するが、高速の
荷重に対しては変形量が少ないウレタン部材12を設け
たヘッドレスト。 - 【請求項2】 ヘッドレストフレーム1にクッション部
材8を取付け、該クッション部材8の外周を表皮部材9
により包囲したものにおいて、前記クッション部材8の
うち、着座者の頭部10の後方に位置する頭部当たり面
部分11には、低速の荷重に対して変形するが、高速の
荷重に対して着座者の頭部の後方移動を当接位置で支持
する変形量が少ないウレタン部材12を設けたヘッドレ
スト。 - 【請求項3】 ヘッドレストフレーム1にクッション部
材8を取付け、該クッション部材8の外周を表皮部材9
により包囲したものにおいて、前記クッション部材8の
うち、着座者の頭部10の後方に位置する頭部当たり面
部分11には、低反発低弾性ウレタン部材12を設けた
ヘッドレスト。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
において、前記ヘッドレストフレーム1は、前記頭部当
たり面部分11に板部材7を設けて構成し、該板部材7
の前面に低反発低弾性ウレタン部材12を設けたヘッド
レスト。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2または請求項3
または請求項4において、前記低反発低弾性ウレタン部
材12と表皮部材9の間には弾性ウレタン部材13を設
けたヘッドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000155833A JP2001333832A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | ヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000155833A JP2001333832A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | ヘッドレスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001333832A true JP2001333832A (ja) | 2001-12-04 |
JP2001333832A5 JP2001333832A5 (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=18660707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000155833A Pending JP2001333832A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | ヘッドレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001333832A (ja) |
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- 2000-05-26 JP JP2000155833A patent/JP2001333832A/ja active Pending
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