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JP2001331138A - 広告媒体送信システムと広告媒体送信システムを利用した地震観測システムおよび気象、環境観測システム - Google Patents

広告媒体送信システムと広告媒体送信システムを利用した地震観測システムおよび気象、環境観測システム

Info

Publication number
JP2001331138A
JP2001331138A JP2000149631A JP2000149631A JP2001331138A JP 2001331138 A JP2001331138 A JP 2001331138A JP 2000149631 A JP2000149631 A JP 2000149631A JP 2000149631 A JP2000149631 A JP 2000149631A JP 2001331138 A JP2001331138 A JP 2001331138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmitting
radio wave
information
relay unit
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000149631A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Adachi
繁 安達
Yoshiya Iwashima
由也 岩島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000149631A priority Critical patent/JP2001331138A/ja
Publication of JP2001331138A publication Critical patent/JP2001331138A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 放映センタのホストサーバからCS等を利
用して都市内に設けられた多数の(スクリーンボード)
広告コンテンツを映写する。広告依頼主の要求に応じて
配信地域を決定する。廉価で効率的な地震観測システム
および気象、環境観測システムを提供する。 【解決手段】 広告媒体データを送信側装置から通信衛
星を中継局として多数の受信装置に送信する。各受信装
置は識別情報により受信すべきデータを判別し、スクリ
ーンに広告データによる映像を投影する。同時に受信側
装置の地表面に立設された鉄柱に感震器或いは気象セン
サー、環境センサーを設けたので、人口密集地帯の地震
観測や気象、環境観測を廉価に効率的に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駅前周辺および市
街地や郊外地域の道路沿いの特定敷地を指定して所定の
時間帯に広告・広報などのデジタル情報を1つの広告・
広報などの放映局から無限数の受信装置に地域に関係な
く全世界に施設可能にする効率的、かつ安価に配信表示
できる広告媒体送信システムと、この広告媒体送信シス
テムを利用した地震、環境システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在商品、サービスなどの広告媒体はテ
レビやラジオ、雑誌、交通広告、チラシ、インターネッ
トなどを通じて行われている。また道路沿いに看板や広
告幕を設置して予め設定してある内容を表示するなどの
広告方法が採られている。
【0003】そして広告主や広告代理を業とするもの
は、対象とする地域の消費者に如何に脳裏に焼きつくか
効率的に、しかも安く提供できるシステムを構築できる
かが努力目標となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本出願人は、広
告・広報などのデジタル情報を市街地などの屋外エリア
でデジタル信号を光映像に変換してスクリーンボードに
ダイレクトに投影し、公衆に夜間でも常時視認できるシ
ステムを構築できないかを考察した。
【0005】本発明は、上記考察に基づくもので、その
目的は、映像の放映センタのホストサーバから一都市当
たり、例えば数百〜数千基の膨大なスクリーンボードを
ネットワーク化して配信広告媒体情報を、高速なCS等
のデジタル通信回路を利用して映し出すもので、分散放
映配信または全域同一配信を広告依頼者の要求に応じて
行うことができ、地域密着型のリーゾナブルメディアの
ニーズを満足できる映像広告コンテンツを流すことがで
きる広告媒体送信システムを提供することにある。また
これを都市圏毎にネットワーク化することでマスメディ
アにも変貌させることができる広告媒体送信システムを
提供することにあると同時にこの広告媒体送信システム
を利用した地震観測システム及び気象、環境観測システ
ムに関するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による広告媒体送信システムは、スクリーン
表示用の広告媒体情報を送信する送信側装置と、前記送
信側装置からの電波を中継するための衛星による中継部
と、地表面に設置され前記中継された電波を受信する複
数の受信側装置とからなり、前記送信側装置は、広告媒
体情報ならびに前記広告媒体情報を送るべき送信側装置
を指定する識別データまたは表示時間を指定するタイム
データを含む付加情報を送信し、前記受信側装置は、衛
星アンテナ、受信部、プロジェクタおよび屋外に設置さ
れたスクリーンよりなり、前記受信した広告媒体情報を
前記スクリーンに表示させるようにし、広告表示を1以
上の特定の箇所に設置したスクリーンに所定の時間表示
するように構成されている。
【0007】また上記目的を達成するために、本発明の
受信側装置は、地上に植設される柱部材と、前記柱部材
に取り付けられた前記衛星による中継部からの電波を受
信する受信部と、前記柱材の上部に取り付けられ、前部
および後部に表示させるための複数のスクリーン部と、
前記柱材に対し垂直方向に延出する支持部材と、この支
持部材の先端部に設けられ、前記広告媒体情報を前記複
数のスクリーンにそれぞれ投射する複数のプロジェクタ
とからなり、前部および後部のスクリーン部に投射し前
記受信側装置の前面および後面から前記広告媒体情報の
表示を視認できるように構成されている。
【0008】さらに上記目的を達成するために、本発明
による広告媒体送信システムを利用した地震観測システ
ムは、前記受信側装置の地上に植設される柱部材に埋設
された感震器と、前記柱部材に設けられ前記感震器から
の情報を電波に変調しこの電波を中継部へ向けて発射す
る送信器と、この送信器から発射された電波を中継し各
種の防災センターに設けられている計測震度計へ送信す
るための衛星である中継部とを備えたものである。
【0009】さらに上記目的を達成するために、本発明
による広告媒体送信システムを利用した地震観測システ
ムは、前記受信側装置の地上に植設される柱部材に内蔵
された感震器と、前記柱部材に設けられ前記感震器から
の情報を電波に変調しこの電波を中継部へ向けて発射す
る送信器と、この送信器から発射された電波を中継し各
種の防災センターに設けられている計測震度計へ送信す
るための衛星である中継部とを備えたものである。
【0010】また上記目的を達成するために、本発明に
よる広告媒体送信システムを利用した気象観測システム
は、前記受信側装置の地上に植設される柱部材に取り付
けられる気象センサーと、前記柱部材に設けられ前記気
象センサーからの情報を電波に変調しこの電波を中継部
へ向けて発射する送信器と、この送信器から発射された
電波を中継し各種の防災センターに設けられている計測
計へ送信する衛星である中継部を備えたものである。
【0011】また上記目的を達成するために、本発明に
よる広告媒体送信システムを利用した環境観測システム
は、前記受信側装置の地上に植設される柱部材に内蔵さ
れた環境センサーと、前記柱部材に設けられ前記環境セ
ンサーからの情報を電波に変調しこの電波を中継部へ向
けて発射する送信器と、この送信器から発射された電波
を中継し各種の環境センターに設けられている環境観測
計へ送信するための衛星である中継部とを備えたもので
ある。
【0012】また上記目的を達成するために、本発明に
よる広告媒体送信システムを利用した環境観測システム
は、前記受信側装置の地上に植設される柱部材に取り付
けられた環境センサーと、前記柱部材に設けられ前記環
境センサーからの情報を電波に変調しこの電波を中継部
へ向けて発射する送信器と、この送信器から発射された
電波を中継し各種の環境センターに設けられている環境
観測計へ送信するための衛星である中継部を備えたもの
である。
【0013】上記構成によれば、広告主などの要求に応
じ必要なエリアで必要な数だけ広告コンテンツの映像を
流すことができる。またオンデマンドで必要なときに必
要なエリアで必要な数だけ注文予約入力ができ、広告反
応の測定などがリアルタイムでできるなどの有功な利用
が図られる。さらにテレビなどによる広告に比して対象
とする地域に対し低価格で広告媒体表示を実現できる。
また昼間はポスター広告露出、夜間は映像広告を24時
間稼働の広告装置としての機能を発揮するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳しく説明する。
【0015】図1は本発明の広告媒体送信システムの構
成例を示す概略図で、図中1は送信側装置で、映像を送
信するための映像配信センタ6に設置されている。この
映像配信センタ6内には送信側装置としてホストサーバ
7、番組編成システムおよびインターネットにアクセス
できるパソコン8やDTP編集機器に接続され、配信、
情報(データ)移送などの処理を行うCTI(コンピュ
ータテレファニーインテグレイション)を有している。
送信側装置1から電波により送られる広告媒体情報およ
び付加情報は、中継部である通信衛星2を介して受信側
装置3a〜3nへ送られる。
【0016】広告媒体情報の付加情報にはどの受信側装
置3a〜3nを配信するかを指定するID情報や表示の
時間などのデータが含まれており、所定の地域の所定の
数(例えば300個)の受信側装置を指定し所定の時間
だけ表示を行うことができる。例えば、郊外や市街地の
所定のエリアなどの単位で受信側装置を指定することが
できる。なお、すべての受信装置に時間や場所を指定す
ることなく放映することも可能である。各受信装置3a
〜3nは基本的には受信表示する装置部分の構成は同じ
であるので、受信装置3aを代表して説明する。
【0017】受信装置3aは受信表示システムとして受
信用パラボナアンテナ9、受信装置10およびスクリー
ン11を有している。受信装置10で受信した広告媒体
情報は、スクリーン11のみに表示されるだけでなく無
線LAN12を介してお店内に設置されている販売情報
用ディスプレイ13などに表示させることもできる。広
告による反響はインターネットの所定のホームぺージな
どで得ることができる他、Eメールまたは電話あるいは
FAXでも回答を受けつけられる。そして、このデータ
を加工して映像配信センター6から各受信装置に送るこ
とができる。
【0018】図2は、受信表示システムの実施の形態を
示す図で、(a)は平面図、(b)は表面図である。図
3は、図2の受信表示システムスクリーン部分の拡大図
で、(a)は表面図、(b)は側面図である。
【0019】図2に示されるように、地面37にコンク
リート基礎部20が埋設され、柱部材である鉄柱19が
建てられている。鉄柱19の上面にはボルト25が植設
され、内柱24の下部に固定された下板27に設けられ
ている穴を上記ボルト25に挿通しナット26で締め付
けることにより、鉄柱19の上部に内柱24を固定して
いる。内柱24をサンドイッチ状に挟んでスクリーン1
7a,17bが取り付けられている。この鉄柱19は道
路沿いの特定施設等に設置され、一方のスクリーン17
a上の表示画像は一方向に進行する車内の搭乗者および
歩行者が視認することができ、他方のスクリーン17b
上の表示画像は反対方向に進行する車の搭乗者や歩行者
が視認することができる。広幅の交通量の多い幹線道路
沿いなどに設置する場合にはこの構造は有効である。
【0020】スクリーン17a,17bの上部には鉄骨
構造の支持部21a,21bがボルト28、ナット29
により取り付けられ各スクリーン17a,17bの前方
方向に延びている。支持部21a,21bの先端には液
晶プロジェクタ16a,16bが取り付けられ、送られ
てきた広告媒体情報による画像を各スクリーン17a,
17bに同時にまたは一方のみに投射することができ
る。
【0021】スクリーンは、例えば150インチ(23
00mm×3000mm)、100インチ(1500m
m×2000mm)などの大きさで、スクリーンに映し
だされる映像は、液晶プロジェクタ16a,16bのズ
ーミングによってその大きさを連続的に調整することが
できる。スクリーンと液晶プロジェクト16a,16b
の距離を調整することによっても画像の大きさを変える
ことができる。
【0022】さらにスクリーン17a,17bの上には
受信部18が設置され、この受信部18、液晶プロジェ
クタ16a,16bへの給電のために100V電源引き
込み22が接続されている。
【0023】スクリーン17a,17bは、耐光、耐水
などの耐候性構造であり、液晶プロジェクタ16a,1
6bおよび受信部18は恒温性と恒湿性と防塵性および
防水性の筐体に収容されている。
【0024】図4は、本発明における送信側装置の実施
の形態を示す概略図である。
【0025】図示しないCSパラボラアンテナを有する
送信部に、ホストサーバ40が接続されている。ホスト
サーバ40はデータべースを有している。
【0026】このホストサーバ40の処理により広告媒
体情報が送信部を介して通信衛星に送られる。
【0027】ホストサーバ40にCTIシステムを形成
するシステムサーバ41が接続されている。また、番組
編成システム42、受発注管理システム44、DTP、
CPシステム46およびウエブサーバ70が接続されて
いる。さらに広告を見た人からの反響情報を取得するた
めホームページ、メールなどによってその情報を得るた
めのパソコンも具備されている。それら情報は即時的
に、また加工を施してホストサーバ40から受信表示シ
ステムに送ることができる。
【0028】CTIシステムは例えば、アドレス・レス
ポンス・アンド・サーベイセンタおよびカスタムセンタ
よりなるコールセンタより構成され、アドレス・レスポ
ンス・アンド・サーベイセンタは一般消費者からの当該
広告媒体送信システムの視認反応、インセンティブ応募
の反応、個別企業のブランドイメージ調査を行う。また
カスタムセンタはクライアントからの媒体注文問い合わ
せや消費者からの商品問い合わせなどを行う。
【0029】上記問い合わせなどは、電話、FAX、E
メール、WEBサイトより受けることができ、CTIシ
ステムサーバによりつぎのような処理がおこなわれる。
【0030】以上の本部のシステムはCSによる衛星回
線を利用する場合の例を示したが、これに加えてISD
N回線やCATVを利用することも可能である。
【0031】CATVを利用できる地域に送る場合は、
広告媒体情報の送り出しでは以下のようなシステムを構
築することができる。
【0032】本部サーバよりISDNなどを利用してC
S発信アンテナに送り、通信衛星で送信する。この電波
をCS受信アンテナで受信してチューナーで復調し、C
ATV回線を利用してCS会社の無線中継器に送り、無
線中継器で送られた電波を各受信表示システムに設置さ
れている無線受信機で受信するものである。
【0033】CATVを利用するため返信・監視異常信
号の送り出しができ、以下のように構築できる。
【0034】受信表示システムから無線発信機によりC
S会社の無線中継機に送られ、CS会社の無線中継機よ
りCATV回線を介して本部サーバに送ることができ
る。本部サーバではTVモニタなどで異常を発見するこ
とができる。
【0035】図5は本発明による広告媒体送信システム
の回路の実施の形態を示すブロック図である。
【0036】映像データ配信部50は受信システムに送
るべき広告媒体データおよび付属するデータを送信部5
1に送る。送信部51は所定の周波数帯の搬送波をディ
ジタル変調して通信衛星である中継部52に電波を発射
する。中継部52は、受信電波を再生増幅した後、受信
システムに送りだす。受信部53〜53nは受信電波を
復調し、データ中の識別データを検出する。当該受信部
53〜53nは自らが受信すべきか否かを判断し、受信
すべきデータであるならば、送られてきた広告媒体デー
タおよび付属するデータを映像機器54に送る。映像機
器54は、受信したデータの映像を映像表示スクリーン
55に表示する。データの一部として含まれる時間デー
タに基づき送られてくる広告媒体データをスクリーンに
所定の時間表示することができる。
【0037】受信した広告媒体データは所定の加工が施
されたパソコンのストレージ装置にプールされる。スト
レージ装置にプールされた情報は所定の時間、繰り返し
放映することができる。
【0038】図6は、本発明に付設される懸垂幕および
電光掲示板の一例を示す図である。受信システムのスク
リーンには夜間のみ、広告媒体データによる画像が表示
される。
【0039】図6(a)に示すようにスクリーンに懸垂
幕61を付設することにより、昼間はスクリーンの全面
に繰り出し懸垂幕広告としての表示をすることができ
る。
【0040】前記スクリーンの上下端部付近に巻き上げ
用の歯車62a〜62dを設置し、チェーン64を掛け
渡し、チェーン64にはフックボタン63で懸垂幕61
を取り付けてある。夜間、スクリーンに広告媒体データ
の映像を映しだしているときには、スクリーンの背面に
収容されており、周囲が明るくなると、広告媒体データ
送信は行わず、代わりにリモートコントロール制御のタ
イマ付きのモータ60を駆動することにより指定時刻に
スクリーンの全面に懸垂幕61が自動的に繰り出される
仕組みである。
【0041】なお、懸垂幕61を取り付ける構造として
上記の他に、軸65に複数個の送り出しローラを設ける
とともに懸垂幕61の下端部にウエイトバーを取り付け
て、送り出しローラを回動させることにより巻き取り、
繰り出しを行うこともできる。この構造は美的デザイン
に優れ、懸垂幕の平面性を保ち易く、耐久力がありトラ
ブルが生じにくい。
【0042】さらに図6(b)に示すようにスクリーン
下端の下側に昼間でも視認できる電光表示板67を上記
懸垂幕61とともに設置することができる。チェーンや
フックボタンを隠蔽するために蝶番68により開閉でき
るカバー66を設けてあり、懸垂幕61を更新するとき
のみ開かれる。
【0043】図7に示されるものは、本発明の受信表示
システムの一実施例で鉄柱19の拡大図である。この柱
材である鉄柱19は前記したとおり、地面37にコンク
リート基礎部20が埋設されている。
【0044】このコンクリート基礎部20には地震を感
知する感震器80が埋設されている。この感震器80で
感知した地震の信号は、図5に示される受信部53nで
送信され、この受信部53nで受けた前記地震の信号
は、図1に示される通信衛星2に送信される。通信衛星
2に送信された地震信号は、国、地方自治体の災害セン
ターに設置されてある地震計へ送られて地震の発生を感
知することができる。
【0045】従来地震観測の感震器80は、山中、田野
とか比較人口の少ないところに設けられていた。しかし
ながら、本発明の広告媒体システムは、人口密集地に設
けられるので、人口の集中している地帯の地震観測に効
果を発揮することができる。
【0046】また感震器80としては、例えば図8に示
すように、種類がサーボ式、成分数は3成分式(水平
2、上下1)、測定最大加速度水平3000gal,鉛
直2000gal,周波数範囲DC〜100Hz,信号
出力アナログ方式、平衡、動作テスト有り、使用温度範
囲−10〜50℃、防水性2気圧、外形寸法Φマイナス
210×100mm、重さ約3.9kgのものが用いら
れる。他に図9に示すように種類が圧電式、成分数3成
分(水平2、上下1)、測定最大加速度5000ga
l,周波数0,1〜100Hz,動作テスト有り、使用
温度範囲―10+50℃、防水性2気圧、外形寸法Φ9
7×45mm、重さ700gのものも使用される。
【0047】また前記感震器80は、コンクリート基礎
部20に埋設されているが、前記鉄柱19内に埋蔵して
もよいものである。
【0048】さらに前記鉄柱19にはその外部に気象を
測定する気象センサー(図示せず)である温度計、湿度
計、風力計などを取り付けてもよい。この気象センサー
で測定された気象信号は、図5に示される受信部53n
で受信され、この受信部53nで受けた気象信号は、図
1に示される通信衛星2に送信される。通信衛星2に送
信された気象信号は、国、地方自治体の気象センターへ
送信される。
【0049】また前記鉄柱19にはその外部に環境を観
測する環境センサー(図示せず)である騒音計、大気汚
染観測計などを取り付けてもよい。この環境センサーで
測定された環境信号は、図5に示される受信部53nで
受信され、この受信部53nで受けた環境信号は、図1
に示される通信衛星2に送信される。通信衛星2に送信
された環境信号は、国、地方自治体の環境センターへ送
信される。前記環境センサーは前記鉄柱19に取り付け
られているが、前記鉄柱19内に内蔵されてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スクリ
ーン表示用の広告媒体情報を送信する送信側装置、送信
側装置からの電波を中継する衛星による中継部および地
表面に設置され、中継された電波を受信する複数の受信
側装置からなり、送信側装置は、広告媒体情報ならびに
広告媒体情報を送るべき受信側装置を指定する識別デー
タまたは表示時間を指定するタイムデータを含む付加情
報を送信し、受信側装置は、衛星アンテナ、受信部、プ
ロジェクタおよび屋外に設置され人々の視野範囲となる
スクリーンよりなり、受信した広告媒体情報をスクリー
ンに表示させるようにし、広告表示を1以上の特定の個
所に設置したスクリーンに所定の時間表示するように構
成したので、目的とする地域を選択して所定の時間帯
で、道路などに向けて、広告媒体データを表示する場
合、他の広告システムに比較し、低価額で、しかも効率
よく表示することができる。例えば所定の地域のみに限
定することを目的とした場合、従来のテレビ媒体ではそ
の地域に絞ることは困難で、かつ、電波の届くところ、
例えば東京圏だけ表示することとなり、使い勝手が悪か
ったが、このシステムは、無地域性だからそれらの制約
から解放される。しかも従来のテレビの電波料の数十分
の1、製作費では数十分の1の低価額でこのシステムを
利用できるという効果がある。
【0051】また広告を直接オンデマンドで、必要な地
域、時間および数だけ注文予約入力して配信表示でき、
使い勝手がよく、かつ、広告反応の測定がリアルタイム
でできるという効果がある。
【0052】さらに、システムの信頼性が高く、安価な
放映料の提供により地域商店、サービス業のチラシ広告
費用程度で利用できるので、著しい広告販売効果を得て
業務の向上と同時に販売コストの低減化を図ることがで
きるという効果がある。
【0053】その上インターネットのウエブサイトから
同一の広告コンテンツを閲覧できるシステムであるの
で、日本全体および世界に向けて広告情報を発信して視
認できる機会を与えることができるとともに、多数の営
業所を保有する特定企業向けの屋内の映像システムとし
て応用できるという効果がある。
【0054】また受信側装置の地上に植設される柱部材
のコンクリートの基礎部に感震器を設けたので、人口密
集地帯の地震観測をこの広告媒体送信システムを利用し
て行うことができるので地震観測の方法が廉価に効率よ
く実施できるという効果がある。
【0055】また受信側装置の地上に植設される柱部材
に気象センサーを設けたので、人口密集地帯の気象状況
の観測をこの広告媒体送信システムを利用して行うこと
ができるので、気象状況の観測を廉価に効率よく実施で
きるという効果がある。
【0056】また受信側装置の地上に植設される柱部材
に環境センサーを設けたので、人口密集地帯の環境状況
の観測をこの広告媒体送信システムを利用して行うこと
ができるので、気象状況の観測を廉価に効率よく実施で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広告媒体送信システムの構成例を
示す概略図である。
【図2】受信表示システムの実施の形態を示す図で、
(a)は平面図、(b)は表面図である。
【図3】図2の受信表示システムのスクリーン部分の拡
大図で、(a)8は正面図、(b)は側面図である。
【図4】本発明における送信側装置の実施の形態を示す
斜視図である。
【図5】本発明による広告媒体送信システムの回路の実
施の形態を示すブロック図である。
【図6】本発明に付設される懸垂幕および電光掲示板の
一例を示す図である。
【図7】本発明の受信側装置の柱部材のコンクリート基
礎部に埋設された感震器の一例を示す図である。
【図8】感震器の一例を示す図である。
【図9】感震器の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 送信側装置 2 通信衛星 3 受信側装置 5,9 パラボラアンテナ 6 映像配センター 7 ホストサーバ 8 広告媒体データ送信システム 11、17a,17b スクリーン 12 無線ラーン 18 受信部 19 鉄柱 20 コンクリート基礎部 80 感震器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/20 620 H04B 7/15 Z Fターム(参考) 5C064 BA07 BB05 BC06 BC10 BC11 BC18 BC20 BC23 BD02 BD08 DA12 5K072 AA18 BB04 BB22 CC33 DD01 DD17 EE04 FF12 GG02 GG12 GG13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーン表示用の広告媒体情報を送信す
    る送信側装置と、前記送信側装置からの電波を中継する
    ための衛星による中継部と、地表面に設置され前記中継
    された電波を受信する複数の受信側装置とからなり、 前記送信側装置は、広告媒体情報ならびに前記広告媒体
    情報を送るべき送信側装置を指定する識別データまたは
    表示時間を指定するタイムデータを含む付加情報を送信
    し、 前記受信側装置は、衛星アンテナ、受信部、プロジェク
    タおよび屋外に設置されたスクリーンよりなり、前記受
    信した広告媒体情報を前記スクリーンに表示させるよう
    にし、 広告表示を1以上の特定の箇所に設置したスクリーンに
    所定の時間表示するように構成したことを特徴とする広
    告媒体送信システム。
  2. 【請求項2】 前記受信側装置は、地上に植設される柱
    部材と、前記柱部材に取り付けられた前記衛星による中
    継部からの電波を受信する受信部と、 前記柱材の上部に取り付けられ、前部および後部に表示
    させるための複数のスクリーン部と、 前記柱材に対し垂直方向に延出する支持部材と、この支
    持部材の先端部に設けられ、前記広告媒体情報を前記複
    数のスクリーンにそれぞれ投射する複数のプロジェクタ
    とからなり、前部および後部のスクリーン部に投射し前
    記受信側装置の前面および後面から前記広告媒体情報の
    表示を視認できるように構成したことを特徴とする請求
    項1記載の広告媒体送信システム。
  3. 【請求項3】前記受信側装置の地上に植設される柱部材
    のコンクリート基礎部に埋設された感震器と、前記柱部
    材に設けられ前記感震器からの情報を電波に変調しこの
    電波を中継部へ向けて発射する送信器と、この送信器か
    ら発射された電波を中継し各種の防災センターに設けら
    れている計測震度計へ送信するための衛星である中継部
    とを備えたことを特徴とする、前記請求項1記載の広告
    媒体送信システムを利用した地震観測システム。
  4. 【請求項4】前記受信側装置の地上に植設される柱部材
    に内蔵された感震器と、前記柱部材に設けられ前記感震
    器からの情報を電波に変調しこの電波を中継部へ向けて
    発射する送信器と、この送信器から発射された電波を中
    継し各種の防災センターに設けられている計測震度計へ
    送信するための衛星である中継部とを備えたことを特徴
    とする、前記請求項1記載の広告媒体送信システムを利
    用した地震観測システム。
  5. 【請求項5】前記受信側装置の地上に植設される柱部材
    に取り付けられた気象センサーと、前記柱部材に設けら
    れ前記気象センサーからの情報を電波に変調しこの電波
    を中継部へ向けて発射する送信器と、この送信器から発
    射された電波を中継し各種の防災センターに設けられて
    いる観測計へ送信するための衛星である中継部を備えた
    ことを特徴とする、広告媒体送信システムを利用した気
    象観測システム。
  6. 【請求項6】前記受信側装置の地上に植設される柱部材
    に内蔵された環境センサーと、前記柱部材に設けられ前
    記環境センサーからの情報を電波に変調しこの電波を中
    継部へ向けて発射する送信器と、この送信器から発射さ
    れた電波を中継し各種の環境センターに設けられている
    環境観測計へ送信するための衛星である中継部とを備え
    たことを特徴とする、前記請求項1記載の広告媒体送信
    システムを利用した環境観測システム。
  7. 【請求項7】前記受信側装置の地上に植設される柱部材
    に取り付けられた環境センサーと、前記柱部材に設けら
    れ前記環境センサーからの情報を電波に変調しこの電波
    を中継部へ向けて発射する送信器と、この送信器から発
    射された電波を中継し各種の環境センターに設けられて
    いる環境観測計へ送信するための衛星である中継部を備
    えたことを特徴とする、広告媒体送信システムを利用し
    た環境観測システム。
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