JP2001322191A - コーナー補強紙 - Google Patents
コーナー補強紙Info
- Publication number
- JP2001322191A JP2001322191A JP2000141089A JP2000141089A JP2001322191A JP 2001322191 A JP2001322191 A JP 2001322191A JP 2000141089 A JP2000141089 A JP 2000141089A JP 2000141089 A JP2000141089 A JP 2000141089A JP 2001322191 A JP2001322191 A JP 2001322191A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- corner
- notch
- corner reinforcing
- bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙束の隅角部の補強が容易かつ確実迅速にで
きるコーナー補強紙を提供すること。 【解決手段】 裏面に粘着材を塗布した紙片の一部に直
角部を有する切欠きを設け、当該切欠きの一辺の延長上
に第一の折り線を、他の一辺の延長上に第二の折り線を
付設し、前記切欠きの対向側に第一の折り線と第二の折
り線によって形成される当接部を、紙束の表紙の隅角部
に接着させるとともに、前記折り線と切欠き辺とによっ
て形成され、前記当接部を挟み相対向する二つの折り曲
げ片を、紙束の縁に沿って裏側に折り曲げて裏表紙に接
着させ、紙束の隅角部を補強する。
きるコーナー補強紙を提供すること。 【解決手段】 裏面に粘着材を塗布した紙片の一部に直
角部を有する切欠きを設け、当該切欠きの一辺の延長上
に第一の折り線を、他の一辺の延長上に第二の折り線を
付設し、前記切欠きの対向側に第一の折り線と第二の折
り線によって形成される当接部を、紙束の表紙の隅角部
に接着させるとともに、前記折り線と切欠き辺とによっ
て形成され、前記当接部を挟み相対向する二つの折り曲
げ片を、紙束の縁に沿って裏側に折り曲げて裏表紙に接
着させ、紙束の隅角部を補強する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙束をホチキス
等で綴じた際に、表表紙、裏表紙が脱落しないように補
強するコーナー補強紙に関するものである。
等で綴じた際に、表表紙、裏表紙が脱落しないように補
強するコーナー補強紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】会議に使用するレポート等はホチキス等
により隅角部一カ所で綴じることが多いが、紙束を綴じ
たものを重ねておいて上から順に取り上げていくとき
に、下の紙束の表紙が一緒に付いてきて破れてしまうこ
とがある。また、会議中めくったり返したりしているう
ちに一番表面側にある用紙や一番裏側にある用紙が針の
ところから破れてきて、脱落してしまうこともよくあ
る。そこで、紙束の隅角部に別の紙をあてて用紙が破け
ないように補強し、脱落の防止を図ることが日常的に行
われている。
により隅角部一カ所で綴じることが多いが、紙束を綴じ
たものを重ねておいて上から順に取り上げていくとき
に、下の紙束の表紙が一緒に付いてきて破れてしまうこ
とがある。また、会議中めくったり返したりしているう
ちに一番表面側にある用紙や一番裏側にある用紙が針の
ところから破れてきて、脱落してしまうこともよくあ
る。そこで、紙束の隅角部に別の紙をあてて用紙が破け
ないように補強し、脱落の防止を図ることが日常的に行
われている。
【0003】しかし、現在のところ、かかる補強に使用
する専用のグッズは市販されておらず、補強紙の制作を
人手に頼っていたので、特に大量の冊子を作らなければ
ならないときは煩わしい限りであった。
する専用のグッズは市販されておらず、補強紙の制作を
人手に頼っていたので、特に大量の冊子を作らなければ
ならないときは煩わしい限りであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)請求項1記載の発明は、紙束の隅角部の補
強が容易かつ確実迅速にできるコーナー補強紙を提供し
ようとするものである。
れぞれ記載された各発明は、上記した問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)請求項1記載の発明は、紙束の隅角部の補
強が容易かつ確実迅速にできるコーナー補強紙を提供し
ようとするものである。
【0005】(請求項2)請求項2記載の発明は、上記
した請求項1記載の発明の目的に加え、用紙をめくりや
すいコーナー補強紙を提供する事を目的とする。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、用紙をめくりやすく、かつ用
紙が破れにくいコーナー補強紙を提供する事を目的とす
る。
した請求項1記載の発明の目的に加え、用紙をめくりや
すいコーナー補強紙を提供する事を目的とする。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、用紙をめくりやすく、かつ用
紙が破れにくいコーナー補強紙を提供する事を目的とす
る。
【0006】(請求項4)請求項4記載の発明は、上記
した請求項1乃至3記載の発明の目的に加え、紙束にあ
る程度の厚みがあっても容易に装着できるコーナー補強
紙を提供する事を目的とする。
した請求項1乃至3記載の発明の目的に加え、紙束にあ
る程度の厚みがあっても容易に装着できるコーナー補強
紙を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴点を、図面
に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用
いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するもので
はない。
に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用
いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するもので
はない。
【0008】(特徴点) (請求項1)請求項1記載の発明は、裏面に粘着材を塗
布した紙片30の一部に直角部Rを有する切欠き20を設
け、当該切欠き20の一辺21aの延長上に第一の折り線33a
を、他の一辺21bの延長上に第二の折り線33bを付設し、
前記切欠き20の対向側に第一の折り線33aと第二の折り
線33bによって形成される当接部31を、紙束40の表紙41
の隅角部50に接着させるとともに、前記折り線33と切欠
き辺21とによって形成され、前記当接部31を挟み相対向
する二つの折り曲げ片32a、32bを、紙束40の縁に沿って
裏側に折り曲げて裏表紙に接着させ、紙束40の隅角部50
を補強することを特徴とする。
布した紙片30の一部に直角部Rを有する切欠き20を設
け、当該切欠き20の一辺21aの延長上に第一の折り線33a
を、他の一辺21bの延長上に第二の折り線33bを付設し、
前記切欠き20の対向側に第一の折り線33aと第二の折り
線33bによって形成される当接部31を、紙束40の表紙41
の隅角部50に接着させるとともに、前記折り線33と切欠
き辺21とによって形成され、前記当接部31を挟み相対向
する二つの折り曲げ片32a、32bを、紙束40の縁に沿って
裏側に折り曲げて裏表紙に接着させ、紙束40の隅角部50
を補強することを特徴とする。
【0009】本発明によるコーナー補強紙10は、紙束40
をホチキス等で綴じ合わせる前に隅角部50に装着しても
よいし、綴じた後にその上から装着してもよい。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、前記当接部31を三角形状と
したことを特徴とする。
をホチキス等で綴じ合わせる前に隅角部50に装着しても
よいし、綴じた後にその上から装着してもよい。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、前記当接部31を三角形状と
したことを特徴とする。
【0010】すなわち、当接部31は、直角部Rの対角を
頂角とする直角三角形状に形成され、コーナー補強紙10
を紙束40に装着すると、表紙41のコーナー部に三角形の
底辺に当たる部分が現れることとなる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記請した求項1
記載の発明の特徴点に加え、前記当接部31又は折り曲げ
片32を扇型状としたことを特徴とする。
頂角とする直角三角形状に形成され、コーナー補強紙10
を紙束40に装着すると、表紙41のコーナー部に三角形の
底辺に当たる部分が現れることとなる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記請した求項1
記載の発明の特徴点に加え、前記当接部31又は折り曲げ
片32を扇型状としたことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、コーナー補強紙10を紙束
40に装着すると、表紙41のコーナー部に当接部31の円弧
部分が現れることとなる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記請した求項1
乃至3記載の発明の特徴点に加え、前記折り線33と平行
して、前記折り曲げ片32側に一本以上の他の折り線34を
設けたことを特徴とする。
40に装着すると、表紙41のコーナー部に当接部31の円弧
部分が現れることとなる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記請した求項1
乃至3記載の発明の特徴点に加え、前記折り線33と平行
して、前記折り曲げ片32側に一本以上の他の折り線34を
設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。 (第一の実施の形態)本発明の第一の実施の形態は、請
求項2記載の発明に対応するものであり、図1乃至図3
に示すものである。
に基づき説明する。 (第一の実施の形態)本発明の第一の実施の形態は、請
求項2記載の発明に対応するものであり、図1乃至図3
に示すものである。
【0013】図2に示すように、コーナー補強紙10は、
正方形の紙片30の中心に直角部Rを有するように切欠き
20を設けたものである。この切欠き20の切欠き辺21a、2
1bの延長上に折り線33a、33bが形成されていて、切欠き
20の対向側は、折り線33a、33bを三角形の斜辺部分とす
る直角三角形状の当接部31となっている。また、切欠き
20の切欠き辺21a、21bと、前記折り線33b、33aを斜辺と
する直角三角形状の折り曲げ片32a、32bが、当接部31を
挟んで相対向している。すなわち、当接部31、折り曲げ
片32a、32bは、直角部Rで頂角を接する互いに等しい直
角二等辺三角形となっている。
正方形の紙片30の中心に直角部Rを有するように切欠き
20を設けたものである。この切欠き20の切欠き辺21a、2
1bの延長上に折り線33a、33bが形成されていて、切欠き
20の対向側は、折り線33a、33bを三角形の斜辺部分とす
る直角三角形状の当接部31となっている。また、切欠き
20の切欠き辺21a、21bと、前記折り線33b、33aを斜辺と
する直角三角形状の折り曲げ片32a、32bが、当接部31を
挟んで相対向している。すなわち、当接部31、折り曲げ
片32a、32bは、直角部Rで頂角を接する互いに等しい直
角二等辺三角形となっている。
【0014】なお、図示しないが、紙片30の裏面には粘
着材が塗布された上剥離紙が付着しており、使用時に剥
離紙をはがして接着させるような構成になっている。あ
るいは、台紙に複数のコーナー補強紙10が貼ってあり、
使用時にはコーナー補強紙10をはがして接着させるもの
としてもよい。このコーナー補強紙10を、図1に示すよ
うに、紙束40の隅角部50に装着してからホチキスで綴じ
合わせることにより、隅角部50の補強を図るのである。
着材が塗布された上剥離紙が付着しており、使用時に剥
離紙をはがして接着させるような構成になっている。あ
るいは、台紙に複数のコーナー補強紙10が貼ってあり、
使用時にはコーナー補強紙10をはがして接着させるもの
としてもよい。このコーナー補強紙10を、図1に示すよ
うに、紙束40の隅角部50に装着してからホチキスで綴じ
合わせることにより、隅角部50の補強を図るのである。
【0015】まず、コーナー補強紙10の剥離紙をはがし
た後、紙束40の角と切欠き20の直角部Rを合わせるとと
もに、折り線33a、33bをそれぞれ紙束40の縁に合わせ、
紙束40の表紙41の隅角部50に当接部31を接着させる。そ
れから一方の折り曲げ片32a(32b)を裏側に折り曲げる
と、折り線33b(33a)が紙束40の表面側の縁に沿って山
折りとなり、折り曲げ片32a(32b)が紙束40を挟み込む
ようにして裏表紙すなわち最後の用紙に接着する。もう
一方の折り曲げ片32b(32a)も裏側に折り曲げ、折り線
33a(32b)を紙束40の表面側の縁に沿って山折りとして
から、先に接着した折り曲げ片32a(32b)の上に重ね合
わせて接着する。
た後、紙束40の角と切欠き20の直角部Rを合わせるとと
もに、折り線33a、33bをそれぞれ紙束40の縁に合わせ、
紙束40の表紙41の隅角部50に当接部31を接着させる。そ
れから一方の折り曲げ片32a(32b)を裏側に折り曲げる
と、折り線33b(33a)が紙束40の表面側の縁に沿って山
折りとなり、折り曲げ片32a(32b)が紙束40を挟み込む
ようにして裏表紙すなわち最後の用紙に接着する。もう
一方の折り曲げ片32b(32a)も裏側に折り曲げ、折り線
33a(32b)を紙束40の表面側の縁に沿って山折りとして
から、先に接着した折り曲げ片32a(32b)の上に重ね合
わせて接着する。
【0016】このように、紙束40の隅角部50がコーナー
補強紙10でくるみ込まれたところで、その上からホチキ
スで綴じるのである。あるいは、紙束40を綴じた後、そ
の綴じ部の上から当接部31を接着して上述したようにコ
ーナー補強紙10を装着することとしてもよい。特に、紙
束40の枚数が多いときには、コーナー補強紙10の厚みも
加わりホチキスで綴じきれなくなる場合もあり得るの
で、コーナー補強紙10を後から装着した方が好ましい。
また、特に厚い紙束の場合でなくとも、綴じ部の上から
コーナー補強紙10を装着することによりホチキスの針を
覆い、針が何かに引っかかるのを防いだり、意匠的効果
を生じさせることができる。
補強紙10でくるみ込まれたところで、その上からホチキ
スで綴じるのである。あるいは、紙束40を綴じた後、そ
の綴じ部の上から当接部31を接着して上述したようにコ
ーナー補強紙10を装着することとしてもよい。特に、紙
束40の枚数が多いときには、コーナー補強紙10の厚みも
加わりホチキスで綴じきれなくなる場合もあり得るの
で、コーナー補強紙10を後から装着した方が好ましい。
また、特に厚い紙束の場合でなくとも、綴じ部の上から
コーナー補強紙10を装着することによりホチキスの針を
覆い、針が何かに引っかかるのを防いだり、意匠的効果
を生じさせることができる。
【0017】なおコーナー補強紙10は、図3に示すよう
な形態としてもよい。すなわち、折り曲げ片32の一端を
切り取り、鋭角部をなくすことにより、剥離紙をはがす
際あるいは台紙からはがす際に紙片30が破れるのを防ぐ
ことができる。 (第二の実施の形態)本発明の第二の実施の形態は、請
求項3記載の発明に対応するものであり、図4及び図5
に示すものである。
な形態としてもよい。すなわち、折り曲げ片32の一端を
切り取り、鋭角部をなくすことにより、剥離紙をはがす
際あるいは台紙からはがす際に紙片30が破れるのを防ぐ
ことができる。 (第二の実施の形態)本発明の第二の実施の形態は、請
求項3記載の発明に対応するものであり、図4及び図5
に示すものである。
【0018】本実施の形態は、当接部31を扇型に形成し
たものである。すなわち、上記した第一の実施の形態に
よるコーナー補強紙10の、直角三角形状の当接部31の底
辺部分を円弧状にしたものである。この実施の形態によ
れば、当接部31の円弧状の底辺部分があることにより、
表紙41をめくったときに当接部31と折り曲げ片32で挟ま
れている紙束40の縁部分にかかる力が分散され、表紙41
のその部分が破けるのを防止することができる。
たものである。すなわち、上記した第一の実施の形態に
よるコーナー補強紙10の、直角三角形状の当接部31の底
辺部分を円弧状にしたものである。この実施の形態によ
れば、当接部31の円弧状の底辺部分があることにより、
表紙41をめくったときに当接部31と折り曲げ片32で挟ま
れている紙束40の縁部分にかかる力が分散され、表紙41
のその部分が破けるのを防止することができる。
【0019】なお、コーナー補強紙10は、図5に示すよ
うに、円形の紙片30に切欠き20を設けて形成したものと
してもよい。 (第三の実施の形態)本発明の第三の実施の形態は、請
求項4記載の発明に対応するものであり、図6に示すも
のである。
うに、円形の紙片30に切欠き20を設けて形成したものと
してもよい。 (第三の実施の形態)本発明の第三の実施の形態は、請
求項4記載の発明に対応するものであり、図6に示すも
のである。
【0020】本実施の形態は、円形の紙片30に切欠き20
を設けて形成したコーナー補強紙10に、折り線33と平行
する折り線34を設けたものである。折り線34は折り線33
の折り曲げ片32側に二本設けてあり、コーナー補強紙10
を紙束40の隅角部50に装着する際、厚み部分を折り線33
と折り線34の間の部分が覆うようになっている。すなわ
ち、当接部31を表紙41に接着させてから折り曲げ片32を
折り曲げると、まず折り線33が紙束40の表面側の縁に当
たって山折りになり、次に折り線34が紙束40の裏面側の
縁に当たって山折りになり、そして折り曲げ片32が裏表
紙に接着される。従って、用紙の枚数が多いときでも折
り曲げ片32を容易に折り曲げることができる。
を設けて形成したコーナー補強紙10に、折り線33と平行
する折り線34を設けたものである。折り線34は折り線33
の折り曲げ片32側に二本設けてあり、コーナー補強紙10
を紙束40の隅角部50に装着する際、厚み部分を折り線33
と折り線34の間の部分が覆うようになっている。すなわ
ち、当接部31を表紙41に接着させてから折り曲げ片32を
折り曲げると、まず折り線33が紙束40の表面側の縁に当
たって山折りになり、次に折り線34が紙束40の裏面側の
縁に当たって山折りになり、そして折り曲げ片32が裏表
紙に接着される。従って、用紙の枚数が多いときでも折
り曲げ片32を容易に折り曲げることができる。
【0021】このように、折り線33とは別に折り線34を
複数設けておけば、用紙の枚数の少量、中量、大量に応
じて折り線を使い分けることも可能である。なお、以上
に述べた第一から第三の実施の形態において、紙片30と
して再生紙を利用すれば、資源の有効活用を図ることが
できる。また、紙片30に着色を施せば、レポートの種類
に応じて使い分けし一見して種類を判別することが可能
となる。さらに、紙片30の縁部分に装飾を施したり、模
様やキャラクターの絵を付したり、当接部31をキャラク
ターの形状としたりすれば、意匠的効果も期待できる。
複数設けておけば、用紙の枚数の少量、中量、大量に応
じて折り線を使い分けることも可能である。なお、以上
に述べた第一から第三の実施の形態において、紙片30と
して再生紙を利用すれば、資源の有効活用を図ることが
できる。また、紙片30に着色を施せば、レポートの種類
に応じて使い分けし一見して種類を判別することが可能
となる。さらに、紙片30の縁部分に装飾を施したり、模
様やキャラクターの絵を付したり、当接部31をキャラク
ターの形状としたりすれば、意匠的効果も期待できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0023】まず、このコーナー補強紙10があれば、紙
束40の隅角部50を補強するにあたって、紙を切り刻んだ
りして補強紙を作る手間が省ける。また、コーナー補強
紙10には直角部Rを有する切欠き20を設けてあり、折り
曲げ片32は切欠き辺21の延長上に形成した折り線33にそ
って折り曲げるようになっていることから、容易に折り
曲げることができると共に、折り曲げ片32を折り曲げる
際に互いに干渉し合うこともない。従って、紙束40の隅
角部50に容易に装着することができる。
束40の隅角部50を補強するにあたって、紙を切り刻んだ
りして補強紙を作る手間が省ける。また、コーナー補強
紙10には直角部Rを有する切欠き20を設けてあり、折り
曲げ片32は切欠き辺21の延長上に形成した折り線33にそ
って折り曲げるようになっていることから、容易に折り
曲げることができると共に、折り曲げ片32を折り曲げる
際に互いに干渉し合うこともない。従って、紙束40の隅
角部50に容易に装着することができる。
【0024】さらに、コーナー補強紙10の裏面には粘着
材を塗布してあるので、紙束40の表紙41、裏表紙をしっ
かり固定でき、それらが脱落することもない。また、紙
束40を綴じる前に装着すれば仮止めにもなり、綴じる作
業を容易にすることができる。 一方、綴じた後に装着
すれば、ホチキスの針の露出を防いで、安全性や意匠的
効果を向上させることもできる。
材を塗布してあるので、紙束40の表紙41、裏表紙をしっ
かり固定でき、それらが脱落することもない。また、紙
束40を綴じる前に装着すれば仮止めにもなり、綴じる作
業を容易にすることができる。 一方、綴じた後に装着
すれば、ホチキスの針の露出を防いで、安全性や意匠的
効果を向上させることもできる。
【0025】このように、紙束40の隅角部50の補強を容
易かつ確実迅速に行うことができ、かつ安全性、装飾性
にもすぐれたコーナー補強紙を提供することができる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
易かつ確実迅速に行うことができ、かつ安全性、装飾性
にもすぐれたコーナー補強紙を提供することができる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0026】すなわち、当接部31を三角形状としたた
め、ちょうど三角形の底辺に当たる部分で紙束40の紙を
折り返すことができ、紙面を見やすい紙束を作成可能な
コーナー補強紙を提供することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
め、ちょうど三角形の底辺に当たる部分で紙束40の紙を
折り返すことができ、紙面を見やすい紙束を作成可能な
コーナー補強紙を提供することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0027】すなわち、当接部31を扇形としたため、コ
ーナー補強紙10の端部に挟まれている表紙41の縁部分に
かかる力が円弧によって分散され、表紙41をめくったと
きに縁部が破れにくいコーナー補強紙10を提供すること
ができる。(請求項4)請求項4記載の発明によれば、
上記した請求項1又は3に記載の発明の効果に加え、次
のような効果を奏する。
ーナー補強紙10の端部に挟まれている表紙41の縁部分に
かかる力が円弧によって分散され、表紙41をめくったと
きに縁部が破れにくいコーナー補強紙10を提供すること
ができる。(請求項4)請求項4記載の発明によれば、
上記した請求項1又は3に記載の発明の効果に加え、次
のような効果を奏する。
【0028】すなわち、折り線33とは別に折り線34を設
けたことにより、紙束40に厚みがあっても容易かつ迅速
に装着可能なコーナー補強紙10を提供することができ
る。
けたことにより、紙束40に厚みがあっても容易かつ迅速
に装着可能なコーナー補強紙10を提供することができ
る。
【図1】本発明の第一の実施の形態によるコーナー補強
紙の使用状態を示す図である。
紙の使用状態を示す図である。
【図2】図1のコーナー補強紙の正面図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態であって、他のコー
ナー補強紙の例を示す図である。
ナー補強紙の例を示す図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態によるコーナー補強
紙の正面図である。
紙の正面図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態であって、他のコー
ナー補強紙の例を示す図である。
ナー補強紙の例を示す図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態によるコーナー補強
紙の正面図である。
紙の正面図である。
10 コーナー補強紙 20 切欠き 21 切欠き辺 30 紙片 31 当接部 32 折り曲げ片 33 折り線 34 折り線 40 紙束 41 表紙 50 隅角部 R 直角部
Claims (4)
- 【請求項1】 裏面に粘着材を塗布した紙片の一部に直
角部を有する切欠きを設け、 当該切欠きの一辺の延長上に第一の折り線を、他の一辺
の延長上に第二の折り線を付設し、 前記切欠きの対向側に第一の折り線と第二の折り線によ
って形成される当接部を、紙束の表紙の隅角部に接着さ
せるとともに、 前記折り線と切欠き辺とによって形成され、前記当接部
を挟み相対向する二つの折り曲げ片を、紙束の縁に沿っ
て裏側に折り曲げて裏表紙に接着させ、紙束の隅角部を
補強することを特徴とするコーナー補強紙。 - 【請求項2】 前記当接部を三角形状とした請求項1記
載のコーナー補強紙。 - 【請求項3】 前記当接部又は折り曲げ片を扇型状とし
た請求項1記載のコーナー補強紙。 - 【請求項4】 前記折り線と平行して、前記折り曲げ片
側に一本以上の他の折り線を設けた請求項1乃至3記載
のコーナー補強紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000141089A JP2001322191A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | コーナー補強紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000141089A JP2001322191A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | コーナー補強紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001322191A true JP2001322191A (ja) | 2001-11-20 |
Family
ID=18648257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000141089A Pending JP2001322191A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | コーナー補強紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001322191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9016538B2 (en) | 2004-07-21 | 2015-04-28 | Charles Dale Ramsden | Corner device and corner device attachment kit |
-
2000
- 2000-05-15 JP JP2000141089A patent/JP2001322191A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9016538B2 (en) | 2004-07-21 | 2015-04-28 | Charles Dale Ramsden | Corner device and corner device attachment kit |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4382326A (en) | Staple supporting and staple removing strip | |
CA2641983A1 (en) | One-piece photograph display easel assembly and methods of use | |
KR101865823B1 (ko) | 제본 방법 | |
JP2001322191A (ja) | コーナー補強紙 | |
JP5970479B2 (ja) | 紙束綴じ具 | |
JPH11235886A (ja) | ばらばらのシートを結束するための結束接着バンド用シート | |
US4571107A (en) | Corner cover for use in binding | |
JP3154582U (ja) | 本 | |
JP2606171Y2 (ja) | ポップアップ折丁 | |
JP3701659B2 (ja) | シート状素材構造体 | |
JP3081601U (ja) | 書類貼着用紙 | |
JP2586370Y2 (ja) | シート状物の綴じ合わせ構造 | |
JP3222484U (ja) | 紙製綴じ具を用いた冊子 | |
JPH10226455A (ja) | 背糊の接着方法 | |
JPH0445905Y2 (ja) | ||
JP2021181225A (ja) | 紙とじシートと紙をとじる方法 | |
JP4247817B2 (ja) | 製本体および製本方法 | |
US20090243276A1 (en) | Document Cover | |
JP2002019331A (ja) | カレンダー帳 | |
JP2622917B2 (ja) | 針金とじ本の補強方法と補強ラベル | |
JP4444441B2 (ja) | ラベル付き帳票 | |
JP6604225B2 (ja) | 情報隠蔽シート | |
JP3131589U (ja) | 袋綴じ構造 | |
JPH0717504Y2 (ja) | ファイル | |
JP3107785U (ja) | コーナー補強シール |