JP2001317970A - ステッピングモータ及び該ステッピングモータを用いた計器並びに該計器の組み立て方法 - Google Patents
ステッピングモータ及び該ステッピングモータを用いた計器並びに該計器の組み立て方法Info
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- JP2001317970A JP2001317970A JP2000137608A JP2000137608A JP2001317970A JP 2001317970 A JP2001317970 A JP 2001317970A JP 2000137608 A JP2000137608 A JP 2000137608A JP 2000137608 A JP2000137608 A JP 2000137608A JP 2001317970 A JP2001317970 A JP 2001317970A
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Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 指針圧入時の不具合を解消することができ、
車両用計器等の計器に用いるのに好適なステッピングモ
ータ及び該ステッピングモータを用いた計器並びに該計
器の組み立て方法を提供すること。 【解決手段】 本発明のステッピングモータ50は、出
力軸57を駆動するための動力源となるロータ56と、
ステータ54と、ステータ54に取り付けられるコイル
55と、ロータ56、ステータ54及びコイル55を収
容するケース部材51,52とを備えている。出力軸5
7は、一方の端部が指針20を取り付けるためにケース
部材51の上面から突出していると共に、他方の端部5
7A2がケース部材52の底面52cと同平面に位置す
るかまたは底面52cより突出している。
車両用計器等の計器に用いるのに好適なステッピングモ
ータ及び該ステッピングモータを用いた計器並びに該計
器の組み立て方法を提供すること。 【解決手段】 本発明のステッピングモータ50は、出
力軸57を駆動するための動力源となるロータ56と、
ステータ54と、ステータ54に取り付けられるコイル
55と、ロータ56、ステータ54及びコイル55を収
容するケース部材51,52とを備えている。出力軸5
7は、一方の端部が指針20を取り付けるためにケース
部材51の上面から突出していると共に、他方の端部5
7A2がケース部材52の底面52cと同平面に位置す
るかまたは底面52cより突出している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用に好適なス
テッピングモータ及び該ステッピングモータを用いた計
器並びに該計器の組み立て方法に関するものである。
テッピングモータ及び該ステッピングモータを用いた計
器並びに該計器の組み立て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用計器としては、一般的にク
ロスコイル型計器が使用されており、このクロスコイル
型計器の中には指針位置を保持できる置き針式のものが
ある。この置き針式のものは、指針を取り付ける指針軸
(出力軸)の軸受けのために計器のケース内部に軸受け
部が形成され、軸受け部内には、指針の回転を規制する
ためのシリコンゲル溜まりを有する。
ロスコイル型計器が使用されており、このクロスコイル
型計器の中には指針位置を保持できる置き針式のものが
ある。この置き針式のものは、指針を取り付ける指針軸
(出力軸)の軸受けのために計器のケース内部に軸受け
部が形成され、軸受け部内には、指針の回転を規制する
ためのシリコンゲル溜まりを有する。
【0003】一方、各種OA機器、家電製品等の分野に
おける計器のアクチュエータ部品として、ステッピング
モータが利用されている。ステッピングモータの価格の
低廉化に伴い、車両用計器のアクチュエータ部品として
ステッピングモータも使用されるようになってきてい
る。例えば、車両には車両速度及びエンジン回転数等の
計測値を表示する車両用計器が搭載されており、この車
両用計器においては、文字板の前面に配置される指針を
駆動する内機としてステッピングモータが用いられてい
る。
おける計器のアクチュエータ部品として、ステッピング
モータが利用されている。ステッピングモータの価格の
低廉化に伴い、車両用計器のアクチュエータ部品として
ステッピングモータも使用されるようになってきてい
る。例えば、車両には車両速度及びエンジン回転数等の
計測値を表示する車両用計器が搭載されており、この車
両用計器においては、文字板の前面に配置される指針を
駆動する内機としてステッピングモータが用いられてい
る。
【0004】ここで、従来のステッピングモータを用い
た車両用計器の一例を、図6を参照して説明する。
た車両用計器の一例を、図6を参照して説明する。
【0005】図6は、従来のステッピングモータを用い
た車両用計器の構造例を示す断面図である。図6におい
て、車両用計器は、ステッピングモータ50と、ステッ
ピングモータの出力軸としての指針軸57に取り付けら
れた指針20とからなる。
た車両用計器の構造例を示す断面図である。図6におい
て、車両用計器は、ステッピングモータ50と、ステッ
ピングモータの出力軸としての指針軸57に取り付けら
れた指針20とからなる。
【0006】ステッピングモータ50は、車両用計器の
配線板(図示しない)に取り付けられる取付面52cを
有するケース部材を有している。このケース部材は、合
成樹脂製の上部ケース51と下部ケース52から構成さ
れており、下部ケース52の底面が取付面52cに相当
している。また、ケース部材内には、指針軸57を駆動
するための動力源となるロータ56と、ステータ54の
伸長部54a,54bに固定されてロータ56を励磁す
るコイル55が収容されている。指針軸57は、金属部
材によって形成されており、その一方の端部が、上部ケ
ース51の取付孔51cから突出し、他方の端部が下部
ケース52の軸受部52eに嵌合されている。
配線板(図示しない)に取り付けられる取付面52cを
有するケース部材を有している。このケース部材は、合
成樹脂製の上部ケース51と下部ケース52から構成さ
れており、下部ケース52の底面が取付面52cに相当
している。また、ケース部材内には、指針軸57を駆動
するための動力源となるロータ56と、ステータ54の
伸長部54a,54bに固定されてロータ56を励磁す
るコイル55が収容されている。指針軸57は、金属部
材によって形成されており、その一方の端部が、上部ケ
ース51の取付孔51cから突出し、他方の端部が下部
ケース52の軸受部52eに嵌合されている。
【0007】上述の構造を有するステッピングモータ5
0の指針軸57における一方の端部の先端に、指針20
が圧入により取り付けられることによって車両用計器が
構成される。
0の指針軸57における一方の端部の先端に、指針20
が圧入により取り付けられることによって車両用計器が
構成される。
【0008】そして、指針20が取り付けられたステッ
ピングモータ50は、車両用計器として、下部ケース5
2の取付面52cから突出した端子55c、55dの一
端を、配線板に設けられた貫通孔から貫通させること
で、配線板に取り付けられる。なお、指針20とステッ
ピングモータ50の間に文字板が配置されるが、ここで
は図示していない。
ピングモータ50は、車両用計器として、下部ケース5
2の取付面52cから突出した端子55c、55dの一
端を、配線板に設けられた貫通孔から貫通させること
で、配線板に取り付けられる。なお、指針20とステッ
ピングモータ50の間に文字板が配置されるが、ここで
は図示していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なクロスコイル型計器やステッピングモータを用いた車
両用計器では、指針軸への指針の取り付けは、通常、圧
入で行われており、計器のケースが成型容易でコストの
安い合成樹脂製の場合には、指針を圧入する際、圧入荷
重(例えば、約10kg)を受ける面は、合成樹脂製ケ
ースの軸受部の底部となる。このため、軸受部の底部
は、圧入荷重を受けて凹状に陥没して、指針の高さが変
化することがあるという不具合がある。
なクロスコイル型計器やステッピングモータを用いた車
両用計器では、指針軸への指針の取り付けは、通常、圧
入で行われており、計器のケースが成型容易でコストの
安い合成樹脂製の場合には、指針を圧入する際、圧入荷
重(例えば、約10kg)を受ける面は、合成樹脂製ケ
ースの軸受部の底部となる。このため、軸受部の底部
は、圧入荷重を受けて凹状に陥没して、指針の高さが変
化することがあるという不具合がある。
【0010】このような不具合を解消するには、たとえ
ば、計器のケースを合成樹脂ではなく金属で形成するこ
とが考えられるが、コスト高となる問題がある。また、
上述の置き針式クロスコイル型計器では、シリコンゲル
溜まりを有するため、軸受け部やケース外部で細工して
不具合を解消する策をとることができない。
ば、計器のケースを合成樹脂ではなく金属で形成するこ
とが考えられるが、コスト高となる問題がある。また、
上述の置き針式クロスコイル型計器では、シリコンゲル
溜まりを有するため、軸受け部やケース外部で細工して
不具合を解消する策をとることができない。
【0011】そこで、本発明は、上述した指針圧入時の
不具合を解消することができ、車両用計器等の計器に用
いるのに好適なステッピングモータ及び該ステッピング
モータを用いた計器並びに該計器の組み立て方法を提供
することを目的としている。
不具合を解消することができ、車両用計器等の計器に用
いるのに好適なステッピングモータ及び該ステッピング
モータを用いた計器並びに該計器の組み立て方法を提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明によりなされた請求項1記載のステッピング
モータは、出力軸を駆動するための動力源となるロータ
と、ステータと、上記ステータに取り付けられるコイル
と、上記ロータ、上記ステータ及び上記コイルを収容す
るケース部材とを備えたステッピングモータにおいて、
上記出力軸は、一方の端部が指針を取り付けるために上
記ケース部材の上面から突出していると共に、他方の端
部が上記ケース部材の底面と同平面に位置するかまたは
上記底面より突出していることを特徴とする。
め、本発明によりなされた請求項1記載のステッピング
モータは、出力軸を駆動するための動力源となるロータ
と、ステータと、上記ステータに取り付けられるコイル
と、上記ロータ、上記ステータ及び上記コイルを収容す
るケース部材とを備えたステッピングモータにおいて、
上記出力軸は、一方の端部が指針を取り付けるために上
記ケース部材の上面から突出していると共に、他方の端
部が上記ケース部材の底面と同平面に位置するかまたは
上記底面より突出していることを特徴とする。
【0013】請求項1記載の発明によれば、ステッピン
グモータは、出力軸を駆動するための動力源となるロー
タと、ステータと、ステータに取り付けられるコイル
と、ロータ、ステータ及びコイルを収容するケース部材
とを備えている。出力軸は、一方の端部が指針を取り付
けるためにケース部材の上面から突出していると共に、
他方の端部がケース部材の底面と同平面に位置するかま
たは底面より突出している。
グモータは、出力軸を駆動するための動力源となるロー
タと、ステータと、ステータに取り付けられるコイル
と、ロータ、ステータ及びコイルを収容するケース部材
とを備えている。出力軸は、一方の端部が指針を取り付
けるためにケース部材の上面から突出していると共に、
他方の端部がケース部材の底面と同平面に位置するかま
たは底面より突出している。
【0014】それにより、出力軸に指針を圧入して構成
する計器に用いるのに好適なステッピングモータが得ら
れる。
する計器に用いるのに好適なステッピングモータが得ら
れる。
【0015】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のステッピングモータにおいて、前記出力軸の他方の
端部には、上記ケース部材の底面より突出している部分
に前記出力軸の回転を規制する回転規制部が形成されて
いることを特徴とする。
載のステッピングモータにおいて、前記出力軸の他方の
端部には、上記ケース部材の底面より突出している部分
に前記出力軸の回転を規制する回転規制部が形成されて
いることを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明によれば、出力軸の他
方の端部には、ケース部材の底面より突出している部分
に出力軸の回転を規制する回転規制部が形成されてい
る。それにより、出力軸に指針を圧入する際に、回転規
制部を治具の係合部に係合させて出力軸を回転しないよ
うに規制することができ、指針の取付角度を正確に定め
ることができる。
方の端部には、ケース部材の底面より突出している部分
に出力軸の回転を規制する回転規制部が形成されてい
る。それにより、出力軸に指針を圧入する際に、回転規
制部を治具の係合部に係合させて出力軸を回転しないよ
うに規制することができ、指針の取付角度を正確に定め
ることができる。
【0017】また、請求項3記載の発明の計器は、請求
項1または2記載のステッピングモータにおける出力軸
の一方の端部に指針を取り付けたことを特徴とする。
項1または2記載のステッピングモータにおける出力軸
の一方の端部に指針を取り付けたことを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載のステッピングモータにおける出力軸の一方
の端部に指針を取り付けている。それにより、ステッピ
ングモータを用いた好適な計器が得られる。
たは2記載のステッピングモータにおける出力軸の一方
の端部に指針を取り付けている。それにより、ステッピ
ングモータを用いた好適な計器が得られる。
【0019】また、請求項4記載の発明の計器の組み立
て方法は、請求項3記載の計器を組み立てる方法であっ
て、上記出力軸の他方の端部を治具の上面に置くステッ
プと、上記出力軸の一方の端部に指針を圧入するステッ
プと、からなることを特徴とする。
て方法は、請求項3記載の計器を組み立てる方法であっ
て、上記出力軸の他方の端部を治具の上面に置くステッ
プと、上記出力軸の一方の端部に指針を圧入するステッ
プと、からなることを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の計器を組み立てる方法は、出力軸の他方の端部を治
具の上面に置くステップと、出力軸の一方の端部に指針
を圧入するステップとからなる。それにより、出力軸の
軸受部の陥没がなくなり、指針の圧入高さの誤差をなく
することができる。
載の計器を組み立てる方法は、出力軸の他方の端部を治
具の上面に置くステップと、出力軸の一方の端部に指針
を圧入するステップとからなる。それにより、出力軸の
軸受部の陥没がなくなり、指針の圧入高さの誤差をなく
することができる。
【0021】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の計器の組み立て方法において、前記出力軸の他方の
端部を治具の上面に置くステップは、前記治具の上面に
形成された係合部に前記回転規制部を係合させるステッ
プを含むことを特徴とする。
載の計器の組み立て方法において、前記出力軸の他方の
端部を治具の上面に置くステップは、前記治具の上面に
形成された係合部に前記回転規制部を係合させるステッ
プを含むことを特徴とする。
【0022】請求項5記載の発明によれば、出力軸の他
方の端部を治具の上面に置くステップは、治具の上面に
形成された係合部に回転規制部を係合させるステップを
含む。それにより、出力軸に指針を圧入する際に、回転
規制部を治具の係合部に係合させて出力軸を回転しない
ように規制することができ、指針の取付角度を正確に定
めることができる。
方の端部を治具の上面に置くステップは、治具の上面に
形成された係合部に回転規制部を係合させるステップを
含む。それにより、出力軸に指針を圧入する際に、回転
規制部を治具の係合部に係合させて出力軸を回転しない
ように規制することができ、指針の取付角度を正確に定
めることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るステッピング
モータを車両用計器に適用した場合の実施の形態を、図
1〜図4の図面を参照して説明する。なお、本実施の形
態では、従来の技術のところで説明したものと同一ある
いは相当する部分には同一符号を付して説明する。
モータを車両用計器に適用した場合の実施の形態を、図
1〜図4の図面を参照して説明する。なお、本実施の形
態では、従来の技術のところで説明したものと同一ある
いは相当する部分には同一符号を付して説明する。
【0024】図1は、本発明に係るステッピングモータ
の外観を示す斜視図であり、図2は、図1のステッピン
グモータの分解斜視図であり、図3は、図1におけるA
−A線を通る矢印方向の拡大断面図である。
の外観を示す斜視図であり、図2は、図1のステッピン
グモータの分解斜視図であり、図3は、図1におけるA
−A線を通る矢印方向の拡大断面図である。
【0025】図1〜図3に示すように、ステッピングモ
ータ50は、合成樹脂などで形成された上部ケース51
と下部ケース52とを有して構成している。上部ケース
51と下部ケース52は、上部ケース51の一対の嵌合
孔51aに、それぞれに対応する下部ケース52の嵌合
突起52aを嵌合して位置決めするとともに、上部ケー
ス51の一対の係合孔51bを、下部ケース52の外壁
に設けている係合突起52bに係合して固定している。
ータ50は、合成樹脂などで形成された上部ケース51
と下部ケース52とを有して構成している。上部ケース
51と下部ケース52は、上部ケース51の一対の嵌合
孔51aに、それぞれに対応する下部ケース52の嵌合
突起52aを嵌合して位置決めするとともに、上部ケー
ス51の一対の係合孔51bを、下部ケース52の外壁
に設けている係合突起52bに係合して固定している。
【0026】上部ケース51の上面には、後述する指針
軸(出力軸)57が貫通する貫通孔51c,51c1が
設けられている。また、上部ケース51の側壁には、ア
ーム状のフック51eが設けられており、フック51e
の端部には配線板40を貫通してその表面と係合する係
合部を有している。また、下部ケース52を構成する底
板の外面が、車両用計器装置の配線板40に固定される
取付面52cになっており、この取付面52cの裏側に
位置する下部ケース52の内面が第1の内面52dとな
っている。
軸(出力軸)57が貫通する貫通孔51c,51c1が
設けられている。また、上部ケース51の側壁には、ア
ーム状のフック51eが設けられており、フック51e
の端部には配線板40を貫通してその表面と係合する係
合部を有している。また、下部ケース52を構成する底
板の外面が、車両用計器装置の配線板40に固定される
取付面52cになっており、この取付面52cの裏側に
位置する下部ケース52の内面が第1の内面52dとな
っている。
【0027】下部ケース52はさらに、後述する指針軸
57を回転自在に嵌合する軸受部52eと、軸受け部5
2eより取付面(底面)52cへ貫通する貫通孔52e
1と、ロータ用軸部材53aの一端が固定されるロータ
用軸受部52fと、ギア用軸部材53bの一端が固定さ
れるギア用軸受部52gとを有している。なお、ロータ
用軸部材53a及びギア用軸部材53bの下部ケース5
2に固定される部分をローレット加工することで、ロー
タ用軸部材53a及びギア用軸部材53bが回転するこ
とを防止している。
57を回転自在に嵌合する軸受部52eと、軸受け部5
2eより取付面(底面)52cへ貫通する貫通孔52e
1と、ロータ用軸部材53aの一端が固定されるロータ
用軸受部52fと、ギア用軸部材53bの一端が固定さ
れるギア用軸受部52gとを有している。なお、ロータ
用軸部材53a及びギア用軸部材53bの下部ケース5
2に固定される部分をローレット加工することで、ロー
タ用軸部材53a及びギア用軸部材53bが回転するこ
とを防止している。
【0028】ステータ54は、例えばケイ素鋼板などか
らなる複数枚(例えば、3枚)の金属板を積層して、下
部ケース52の形状に応じたフレーム状に形成されてい
る。また、ステータ54は、2つのコイル55を取り付
けるために、フレーム内側に直交する位置関係に形成さ
れた2つの矩形状伸長部54a,54bを備えている。
さらに、ステータ54には、ギア用軸部材53bが貫通
する穴54cが設けられている。
らなる複数枚(例えば、3枚)の金属板を積層して、下
部ケース52の形状に応じたフレーム状に形成されてい
る。また、ステータ54は、2つのコイル55を取り付
けるために、フレーム内側に直交する位置関係に形成さ
れた2つの矩形状伸長部54a,54bを備えている。
さらに、ステータ54には、ギア用軸部材53bが貫通
する穴54cが設けられている。
【0029】コイル55は、合成樹脂等で形成され、中
心に横断面が矩形状で貫通する穴55eを有するコイル
ボビン55aと、コイルボビン55に巻回された銅線等
からなるコイル線55bと、コイルボビン55aに圧入
され、それぞれコイル線55bの両端すなわち巻き始め
と巻き終わりに半田付け等の手段により電気的に接続さ
れた端子55c、55dとから構成されている。
心に横断面が矩形状で貫通する穴55eを有するコイル
ボビン55aと、コイルボビン55に巻回された銅線等
からなるコイル線55bと、コイルボビン55aに圧入
され、それぞれコイル線55bの両端すなわち巻き始め
と巻き終わりに半田付け等の手段により電気的に接続さ
れた端子55c、55dとから構成されている。
【0030】端子55c、55dの一端は、下部ケース
52に設けられた端子用貫通孔52hを貫通して下部ケ
ース52の取付面52dから突出している。
52に設けられた端子用貫通孔52hを貫通して下部ケ
ース52の取付面52dから突出している。
【0031】ロータ56は、ステッピングモータ50の
駆動源となるものであり、プラスチック及びマグネット
によって形成しており、ロータ用軸部材53aが貫通す
る貫通孔(図示しない)を有している。また、ロータ5
6の上部表面には、ロータ56の貫通孔に連結する貫通
孔を有するロータギア56aが装着されている。
駆動源となるものであり、プラスチック及びマグネット
によって形成しており、ロータ用軸部材53aが貫通す
る貫通孔(図示しない)を有している。また、ロータ5
6の上部表面には、ロータ56の貫通孔に連結する貫通
孔を有するロータギア56aが装着されている。
【0032】指針軸57は、金属製円柱部材によって形
成されており、上部ケース51の貫通孔51c,51c
1から突出する上部小径部分と、例えばプラスチックで
形成された指針ギア57aが圧入によって固着される中
間大径部分57A1と、貫通孔52e1から下部ケース
52の底面52cへ貫通する下部小径部分57A2とを
有する。そして、指針軸57の中間大径部分57A1と
下部小径部分57A2との段部が、下部ケース52の軸
受部52eに嵌合している。
成されており、上部ケース51の貫通孔51c,51c
1から突出する上部小径部分と、例えばプラスチックで
形成された指針ギア57aが圧入によって固着される中
間大径部分57A1と、貫通孔52e1から下部ケース
52の底面52cへ貫通する下部小径部分57A2とを
有する。そして、指針軸57の中間大径部分57A1と
下部小径部分57A2との段部が、下部ケース52の軸
受部52eに嵌合している。
【0033】ギア58は、ロータ56の回転を指針軸5
7に伝達するものであり、例えば合成樹脂で作られ、ロ
ータ56のロータギア56aと噛み合う大ギアと、指針
ギア57aと噛み合い、かつ大ギアより径の小さい小ギ
アを一体的に形成している。
7に伝達するものであり、例えば合成樹脂で作られ、ロ
ータ56のロータギア56aと噛み合う大ギアと、指針
ギア57aと噛み合い、かつ大ギアより径の小さい小ギ
アを一体的に形成している。
【0034】次に、ステッピングモータ50の組み立て
について説明する。
について説明する。
【0035】まず、ステータ54の伸長部54a、54
bに、それぞれ、コイル55を装着する。次に、下部ケ
ース52のロータ用軸受部52f及びギア用軸受部52
gに、それぞれ、ロータ用軸部材53aの一端及びギヤ
用軸部材53bの一端を装着する。そして、この状態
で、ギア用軸部材53bにステータ54の穴54aを貫
通させて位置決めするとともに、コイル55の端子55
c、55dを下部ケース52の端子用貫通孔52hから
貫通させることにより、ステータ54を下部ケース52
に装着する。
bに、それぞれ、コイル55を装着する。次に、下部ケ
ース52のロータ用軸受部52f及びギア用軸受部52
gに、それぞれ、ロータ用軸部材53aの一端及びギヤ
用軸部材53bの一端を装着する。そして、この状態
で、ギア用軸部材53bにステータ54の穴54aを貫
通させて位置決めするとともに、コイル55の端子55
c、55dを下部ケース52の端子用貫通孔52hから
貫通させることにより、ステータ54を下部ケース52
に装着する。
【0036】次に、ロータ56を、ロータ用軸部材53
aに回転自在に嵌合するとともに、指針ギア57aが固
着された指針軸57を、回転自在に下部ケース52の軸
受部52eに嵌合し、貫通孔52e1から下部ケース5
2の底面52cへ突出させる。そして、ギア58の大ギ
アがロータ56のロータギア56aと噛み合い、かつ小
ギアが指針ギア57aと噛み合うように、ギア58をギ
ア用軸部材53bに回転自在に取り付ける。
aに回転自在に嵌合するとともに、指針ギア57aが固
着された指針軸57を、回転自在に下部ケース52の軸
受部52eに嵌合し、貫通孔52e1から下部ケース5
2の底面52cへ突出させる。そして、ギア58の大ギ
アがロータ56のロータギア56aと噛み合い、かつ小
ギアが指針ギア57aと噛み合うように、ギア58をギ
ア用軸部材53bに回転自在に取り付ける。
【0037】次に、指針軸57の先端を上部ケース51
の貫通孔51c1,51cから突出させ、ロータ用軸部
材53aの他端及びギア用軸部材53bの他端を、上部
ケース51の第2の内面に設けた軸支部(図示しない)
に嵌合する。それと同時に、下部ケース52の嵌合突起
52aを上部ケース51の嵌合孔51aに嵌合して位置
決めし、上部ケース51の係合孔51bを下部ケース5
2の係合突起52bに係合させることにより、上部ケー
ス51と下部ケース52とを合わせ固定する。
の貫通孔51c1,51cから突出させ、ロータ用軸部
材53aの他端及びギア用軸部材53bの他端を、上部
ケース51の第2の内面に設けた軸支部(図示しない)
に嵌合する。それと同時に、下部ケース52の嵌合突起
52aを上部ケース51の嵌合孔51aに嵌合して位置
決めし、上部ケース51の係合孔51bを下部ケース5
2の係合突起52bに係合させることにより、上部ケー
ス51と下部ケース52とを合わせ固定する。
【0038】このとき、指針軸57の上方向への移動
は、指針軸57の上部小径部分と中間大径部分57A1
の段部が、上部ケース51の貫通孔51cと51c1の
段部に当たることにより規制され、同様に、指針軸57
の下方向への移動は、指針軸57の下部小径部分57A
2と中間大径部分57A1の段部が、下部ケース52の
軸受部52eと貫通孔52e1の段部に当たることによ
り規制されるので、指針軸57はケース部材から抜け落
ちることはない。
は、指針軸57の上部小径部分と中間大径部分57A1
の段部が、上部ケース51の貫通孔51cと51c1の
段部に当たることにより規制され、同様に、指針軸57
の下方向への移動は、指針軸57の下部小径部分57A
2と中間大径部分57A1の段部が、下部ケース52の
軸受部52eと貫通孔52e1の段部に当たることによ
り規制されるので、指針軸57はケース部材から抜け落
ちることはない。
【0039】以上のようにして、ステッピングモータ5
0の組み立てが完了する。
0の組み立てが完了する。
【0040】次に、上述の構造のステッピングモータ5
0を用いた車両用計器の組み立て方法について説明す
る。
0を用いた車両用計器の組み立て方法について説明す
る。
【0041】まず、ステッピングモータ50の下部ケー
ス52の底面52cから突出した出力軸57の下部小径
部分57A2の端部を、金属等からなる治具60の上面
60aに置く。次に、出力軸57の上部小径部分の先端
に指針20を適当な圧入荷重(たとえば、10kg)を
かけて圧入する。以上のようにして、ステッピングモー
タ50の指針軸57に指針20を取り付けた車両用計器
が完成する。
ス52の底面52cから突出した出力軸57の下部小径
部分57A2の端部を、金属等からなる治具60の上面
60aに置く。次に、出力軸57の上部小径部分の先端
に指針20を適当な圧入荷重(たとえば、10kg)を
かけて圧入する。以上のようにして、ステッピングモー
タ50の指針軸57に指針20を取り付けた車両用計器
が完成する。
【0042】上述の組み立て方法では、指針圧入時、圧
入力は治具60で受けることになるので、指針軸57の
下部小径部分57A2と中間大径部分57A1の段部が
軸受部52eの底部にな影響を与えることはなく、軸受
部52eが凹状に陥没することがなくなる。また、指針
20の圧入後の高さが一定になり、誤差を生じない。
入力は治具60で受けることになるので、指針軸57の
下部小径部分57A2と中間大径部分57A1の段部が
軸受部52eの底部にな影響を与えることはなく、軸受
部52eが凹状に陥没することがなくなる。また、指針
20の圧入後の高さが一定になり、誤差を生じない。
【0043】上述のように組み立てられた車両用計器
は、配線板への取り付けは、上部ケース51の側壁に設
けたフック51eを配線板の取付孔(図示しない)に、
かつ、下部ケース51の取付面52cから突出した端子
55c、55dのそれぞれの一端を配線板に設けられた
貫通孔に貫通させて、配線板の表面とステッピングモー
タ50の取付面52cを接触させて固定する。そして、
配線板の裏面から突出した端子55c、55dを半田付
けすることで、電気的に接続されることとなる。
は、配線板への取り付けは、上部ケース51の側壁に設
けたフック51eを配線板の取付孔(図示しない)に、
かつ、下部ケース51の取付面52cから突出した端子
55c、55dのそれぞれの一端を配線板に設けられた
貫通孔に貫通させて、配線板の表面とステッピングモー
タ50の取付面52cを接触させて固定する。そして、
配線板の裏面から突出した端子55c、55dを半田付
けすることで、電気的に接続されることとなる。
【0044】配線板に取り付けられた車両用計器は、配
線板に設けられた配線パターンを通じて端子55c、5
5dへの電気信号の供給が可能となり、計測量に応じた
電気信号をコイル55に供給させることで、計測量に応
じたロータ56の回転がギア58を介して指針軸57に
伝達され、この指針軸57の先端に取り付けた指針20
を計測量に応じて駆動させることとなる。なお、指針2
0とステッピングモータ50の間に文字板が配置される
が、ここでは図示していない。
線板に設けられた配線パターンを通じて端子55c、5
5dへの電気信号の供給が可能となり、計測量に応じた
電気信号をコイル55に供給させることで、計測量に応
じたロータ56の回転がギア58を介して指針軸57に
伝達され、この指針軸57の先端に取り付けた指針20
を計測量に応じて駆動させることとなる。なお、指針2
0とステッピングモータ50の間に文字板が配置される
が、ここでは図示していない。
【0045】以上のように、本発明の実施の形態につい
て説明したが、本発明は、これに限らず、種々の変形、
応用が可能である。
て説明したが、本発明は、これに限らず、種々の変形、
応用が可能である。
【0046】たとえば、上述の実施の形態では、ステッ
ピングモータ50を配線板に取り付ける場合を説明した
が、本発明はこれに限定するものではなく、ステッピン
グモータ50を取り付ける対象が車両用計器装置の文字
板、導光板、ケース等でも良い。
ピングモータ50を配線板に取り付ける場合を説明した
が、本発明はこれに限定するものではなく、ステッピン
グモータ50を取り付ける対象が車両用計器装置の文字
板、導光板、ケース等でも良い。
【0047】また、上述した実施の形態では、ステッピ
ングモータ50の取付面52cを下部ケース52に設け
た場合について説明したが、本発明はこれに限定するも
のではなく、指針軸57が突出した上部ケース51に設
けるようにすることができる。
ングモータ50の取付面52cを下部ケース52に設け
た場合について説明したが、本発明はこれに限定するも
のではなく、指針軸57が突出した上部ケース51に設
けるようにすることができる。
【0048】また、上述の実施の形態では、指針軸57
の下部小径部分57A2は、下部ケース52の底面52
cから突出しているが、これに代えて、下部小径部分5
7A2の端面が底面52cと同平面になるようにしても
良い。
の下部小径部分57A2は、下部ケース52の底面52
cから突出しているが、これに代えて、下部小径部分5
7A2の端面が底面52cと同平面になるようにしても
良い。
【0049】また、上述の実施の形態では、指針軸57
は、円柱部材で形成されているが、図5に示すように、
下部小径部分57A2を半円柱状に形成すると共に、治
具60の上面60aに半円凹状の係合部60bを形成
し、半円柱状下部小径部分57A2を半円凹状係合部6
0bに嵌合させても良い。この場合、半円柱状下部小径
部分57A2は、指針軸57の回転を規制する回転規制
部として役立ち、指針20の指針軸57への取付角度を
正確に定めることができる。
は、円柱部材で形成されているが、図5に示すように、
下部小径部分57A2を半円柱状に形成すると共に、治
具60の上面60aに半円凹状の係合部60bを形成
し、半円柱状下部小径部分57A2を半円凹状係合部6
0bに嵌合させても良い。この場合、半円柱状下部小径
部分57A2は、指針軸57の回転を規制する回転規制
部として役立ち、指針20の指針軸57への取付角度を
正確に定めることができる。
【0050】また、回転規制部は、下部小径部分57A
2において下部ケース52の底面52cから突出してい
る部分のみに形成しても良い。また、回転規制部57A
2の形状は半円柱状に限らず、他の形状としても良い。
また、係合部60bの形状は、半円凹状に限らず、他の
形状としても良い。
2において下部ケース52の底面52cから突出してい
る部分のみに形成しても良い。また、回転規制部57A
2の形状は半円柱状に限らず、他の形状としても良い。
また、係合部60bの形状は、半円凹状に限らず、他の
形状としても良い。
【0051】さらに、本発明による計器は、車両用に限
らず、各種OA機器用、家電製品用などの他の製品分野
に適用することができる。
らず、各種OA機器用、家電製品用などの他の製品分野
に適用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明のステッピングモータによれば、出力軸に指針を圧入
して構成する計器に用いるのに好適なステッピングモー
タが得られる。
明のステッピングモータによれば、出力軸に指針を圧入
して構成する計器に用いるのに好適なステッピングモー
タが得られる。
【0053】請求項2記載の発明のステッピングモータ
によれば、出力軸に指針を圧入する際に、回転規制部を
治具の係合部に係合させて出力軸を回転しないように規
制することができ、指針の取付角度を正確に定めること
ができる。
によれば、出力軸に指針を圧入する際に、回転規制部を
治具の係合部に係合させて出力軸を回転しないように規
制することができ、指針の取付角度を正確に定めること
ができる。
【0054】請求項3記載の発明の計器によれば、ステ
ッピングモータを用いた好適な計器が得られる。
ッピングモータを用いた好適な計器が得られる。
【0055】請求項4に記載の発明の計器の組み立て方
法によれば、出力軸の軸受部の陥没がなくなり、指針の
圧入高さの誤差をなくすることができる。
法によれば、出力軸の軸受部の陥没がなくなり、指針の
圧入高さの誤差をなくすることができる。
【0056】請求項5に記載の発明の計器の組み立て方
法によれば、出力軸に指針を圧入する際に、回転規制部
を治具の係合部に係合させて出力軸を回転しないように
規制することができ、指針の取付角度を正確に定めるこ
とができる。
法によれば、出力軸に指針を圧入する際に、回転規制部
を治具の係合部に係合させて出力軸を回転しないように
規制することができ、指針の取付角度を正確に定めるこ
とができる。
【図1】本発明に係るステッピングモータの外観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のステッピングモータの分解斜視図であ
る。
る。
【図3】図1におけるA−A線を通る矢印方向の拡大断
面図である。
面図である。
【図4】図1のステッピングモータを用いた計器の組み
立て方法の一例を説明するための断面図である。
立て方法の一例を説明するための断面図である。
【図5】図1のステッピングモータを用いた計器の組み
立て方法の他の例を説明する図であり、(a)は部分断
面図、(b)は指針軸の部分斜視図、(c)は治具の部
分斜視図を示す。
立て方法の他の例を説明する図であり、(a)は部分断
面図、(b)は指針軸の部分斜視図、(c)は治具の部
分斜視図を示す。
【図6】従来のステッピングモータを用いた車両用計器
の組み立てを説明する断面図である。
の組み立てを説明する断面図である。
20 指針 50 ステッピングモータ 51 上部ケース(ケース部材) 52 下部ケース(ケース部材) 54 ステータ 54a 伸長部 54b 伸長部 55 コイル 56 ロータ 57 指針軸(出力軸) 57A2 下部小径部分(回転規制部) 60 治具 60a 上面 60b 係合部
Claims (5)
- 【請求項1】 出力軸を駆動するための動力源となるロ
ータと、ステータと、上記ステータに取り付けられるコ
イルと、上記ロータ、上記ステータ及び上記コイルを収
容するケース部材とを備えたステッピングモータにおい
て、 上記出力軸は、一方の端部が指針を取り付けるために上
記ケース部材の上面から突出していると共に、他方の端
部が上記ケース部材の底面と同平面に位置するかまたは
上記底面より突出していることを特徴とするステッピン
グモータ。 - 【請求項2】 前記出力軸の他方の端部には、上記ケー
ス部材の底面より突出している部分に前記出力軸の回転
を規制する回転規制部が形成されていることを特徴とす
る請求項1記載のステッピングモータ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のステッピングモ
ータにおける出力軸の一方の端部に指針を取り付けたこ
とを特徴とする計器。 - 【請求項4】 請求項3記載の計器を組み立てる方法で
あって、 前記出力軸の他方の端部を治具の上面に置くステップ
と、 前記出力軸の一方の端部に指針を圧入するステップと、 からなることを特徴とする計器の組み立て方法。 - 【請求項5】 前記出力軸の他方の端部を治具の上面に
置くステップは、 前記治具の上面に形成された係合部に前記回転規制部を
係合させるステップを含むことを特徴とする請求項4記
載の計器の組み立て方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137608A JP2001317970A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | ステッピングモータ及び該ステッピングモータを用いた計器並びに該計器の組み立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137608A JP2001317970A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | ステッピングモータ及び該ステッピングモータを用いた計器並びに該計器の組み立て方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001317970A true JP2001317970A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18645355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000137608A Abandoned JP2001317970A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | ステッピングモータ及び該ステッピングモータを用いた計器並びに該計器の組み立て方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001317970A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007151355A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Nippon Seiki Co Ltd | マグネットロータおよびそのマグネットロータを備えた可動磁石式計器、そのマグネットロータを備えたステッピングモータ |
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CN103427553A (zh) * | 2012-05-15 | 2013-12-04 | 日本电产三协株式会社 | 带齿轮马达 |
JP2014121242A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Minebea Co Ltd | ステッピングモータ |
CN104847849A (zh) * | 2014-02-19 | 2015-08-19 | 矢崎总业株式会社 | 动力传输齿轮单元以及车辆仪表 |
KR20190094453A (ko) * | 2017-04-13 | 2019-08-13 | 가부시키가이샤 덴소 | 스텝 모터 및 차량용 지침 계기 |
WO2024042242A1 (fr) | 2022-08-26 | 2024-02-29 | Sonceboz Automotive Sa | Motoréducteur à compacité améliorée |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000137608A patent/JP2001317970A/ja not_active Abandoned
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6994053B2 (en) | 2003-02-18 | 2006-02-07 | Calsonic Kansei Corporation | Assembling structure of indicating needle for instrument and assembling method |
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KR20190094453A (ko) * | 2017-04-13 | 2019-08-13 | 가부시키가이샤 덴소 | 스텝 모터 및 차량용 지침 계기 |
KR102177151B1 (ko) | 2017-04-13 | 2020-11-10 | 가부시키가이샤 덴소 | 스텝 모터 및 차량용 지침 계기 |
WO2024042242A1 (fr) | 2022-08-26 | 2024-02-29 | Sonceboz Automotive Sa | Motoréducteur à compacité améliorée |
FR3139251A1 (fr) * | 2022-08-26 | 2024-03-01 | Sonceboz Automotive Sa | Motoréducteur à compacité amélioré |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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