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JP2001316323A - オルト置換ベンズアルデヒド、その製造およびその使用 - Google Patents

オルト置換ベンズアルデヒド、その製造およびその使用

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JP2001316323A
JP2001316323A JP2001140008A JP2001140008A JP2001316323A JP 2001316323 A JP2001316323 A JP 2001316323A JP 2001140008 A JP2001140008 A JP 2001140008A JP 2001140008 A JP2001140008 A JP 2001140008A JP 2001316323 A JP2001316323 A JP 2001316323A
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compound
formula
iii
lithium
temperature
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JP2001140008A
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Rainer Wingen
ライナー・ヴィンゲン
Wolfgang Dr Schmidt
ヴォルフガング・シュミット
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Clariant Produkte Deutschland GmbH
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Clariant GmbH
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C47/00Compounds having —CHO groups
    • C07C47/52Compounds having —CHO groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings
    • C07C47/55Compounds having —CHO groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings containing halogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/61Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
    • C07C45/67Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
    • C07C45/68Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K2323/00Functional layers of liquid crystal optical display excluding electroactive liquid crystal layer characterised by chemical composition

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】農薬、電子材料、医薬品を合成するために使用
可能な出発物質としての化合物を開発する。 【解決手段】式(I)の化合物を−60℃以下の温度で
溶媒中または混合溶媒中で式(II)のハロベンゼンと
有機リチウム化合物とさらにその後に式(III)のホ
ルミル同族体とを反応させることにより合成した。 【化1】 (式中XはHまたはF、X はHまたはF、YはC
l、BrまたはIである) 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】オルトハロゲン置換基または合計して5個
までのハロゲン置換基を有するベンズアルデヒドは活性
物質の合成のための出発物質として(例えばEP−A−
0174 131、EP−A−0 271 240、E
P−A−0 289 942、FR−A−1 514
517、US−A−3 856 504、US−A−3
982 020 US−A−4 902 814)ま
たは一般的には中間体として(DE−A−3310 9
53)化学文献に広範囲に記載されている。1つのオル
ト位置に塩素、臭素,沃素置換基および他の位置にフッ
素置換基を有するアルデヒドは2−クロロ−6−フロロ
ベンズアルデヒド、2−ブロモ−6−フロロベンズアル
デヒド、2−フロロ−6−ヨードベンズアルデヒドの形
で公知である。しかしながら、複数のフッ素置換基と追
加の機能持っている化合物に対する需要があり、その理
由はフッ素化または異なった程度のフッ素化は脂肪親和
性および/または双極子モーメントを変更することによ
って農薬または医薬品の活性をしばしば大いに増強する
からである(カニエ(Kanie)等、Bull.Ch
em.Soc.Jpn 2000,73,471)。
【0002】複数のフッ素置換基を有する、ただしその
うちの一つはアルデヒド基に対してオルト位置にあり、
しかも(フッ素でない)オルトハロゲン置換基を有する
ベンズアルデヒドは公知ではない。ただしこれらの化合
物のいくつかは上記の文献中で一般式からは構造可能で
ある。
【0003】従って、本発明は式(I)のオルト置換し
たベンズアルデヒドを提供する、
【化3】 式中X、X およびYは以下の意味を有する、X
はHまたはF、X はHまたはF、YはCl、Brま
たはIである。
【0004】その化合物中では a)X とXはHであり、YはClまたはBrであ
る、 b)XはF、XはHであり、YはClまたはBrで
ある、 c)XとXはFであり、YはClまたはBrである
化合物が好ましく、とくに2−クロロ−5,6−ジフロ
ロベンズアルデヒド、2−ブロモ−5,6−ジフロロベ
ンズアルデヒド、2−クロロ−4,5,6−トリフロロ
ベンズアルデヒド、2−ブロモ−4,5,6−トリフロ
ロベンズアルデヒドが好ましい。
【0005】更に本発明は式(I)の化合物を製造する
方法を提供し、アラインの生成を促進しない温度で溶媒
中または混合溶媒中でY、X 、X が既に式(I)
の中で定義された通りである式(II)のハロベンゼン
と有機リチウム化合物とを反応させることを含む。リチ
ウム化合物と出発物質とのモル比は好ましくは1:1か
ら1.2:1までである。得られたリチウム化合物は従
って、アラインの生成を促進しない温度で、式(II
I)のホルミル同族体と反応させて、その後に(I)に
なるように加水分解させる。(II)と(III)のモ
ル比は好ましくは1:1から1:2までである。
【化4】
【0006】(III)の中では、Rは1ないし6個
の炭素原子を有するアルキル基、トリメチルシリル基ま
たは(置換したまたは未置換の)フェニル基であり、R
は1ないし6個の炭素原子を有するアルキル基、トリ
メチルシリル基または(置換したまたは未置換の)フェ
ニル基であり、Rは−CH(=O)または−CH(O
であり、R1およびR2は窒素原子と共に、5
ないし7員環部分に成っていてもよい。R4は1ないし
4個の炭素原子を有するアルキル基である。
【0007】(II)と有機リチウム化合物との反応は
好ましくは−60℃以下の温度、とくに好ましくは−7
0℃、とくに−70℃から−110℃までの範囲の温度
で行われる。典型的な反応時間は1から8時間までであ
る。反応が完了したならば(例えば、薄層クロマトグラ
フィーまたはガスクロマトグラフィーで検出可能であ
る)、反応混合物を徐々に−25ないし−15℃に加熱
し、注意深く水で加水分解する。混合物をその後にpH
1ないし5に塩酸を使って酸性にし、適当な溶媒(例え
ば、t−ブチルメチルエーテル、ジクロロメタン、エチ
ルアセテート、トルエン)を使って抽出する。有機相の
抽出液を合体させて、例えば硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧下で除去できて、目的とする式(II
I)のオルト置換ベンズアルデヒドを得た。必要なら
ば、生成物をクロマトグラフィー、蒸留または再結晶ま
たはこれらの組み合わせで精製する。典型的な収率は
(II)を基準にして、50から80%までの範囲内で
ある。有機リチウム化合物は好ましくは二級アミン、好
ましくはかさ高い置換基を有するリチウム化合物であ
る。リチウムジイソプロピルアミド、リチウム2,2,
6,6−テトラメチルピペリジド、リチウムジシクロヘ
キシルアミド、リチウムシクロヘキシルイソプロピルア
ミドまたはリチウムビス(トリメチルシリル)アミド
がとくに好ましい。リチウム2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジド が極めてとくに好ましい。YがClで
ある式(II)の化合物には有機リチウム化合物はアル
キルリチウム化合物または二級アミンのリチウム化合物
である。n−ブチルリチウムが好ましい。希望するなら
ば、カリウムt−ブチレートを活性化を改善するため
に、添加してもよい。
【0008】好ましい態様では、式(II)中のYは臭
素である。反応混合物に活性化剤または選択性改善剤、
例えばテトラメチルエチレンジアミンまたはカリウムt
−ブチレート(YがClである式(II)の化合物には
後者が好ましい)を添加することが有利である。
【0009】式(III)のホルミル同族体は好ましく
はN,N−ジメチルホルマミド、N,N−ジエチルホル
マミド、N,N−ジプロピルホルマミド、N,N−ジイ
ソプロピルホルマミド、N,N−ジブチルホルマミド、
N−フォルミルピロリジン、N−ホルミルモルホリン、
N−ホルミルピペリジン、ジメチルホルマミドジアルキ
ルアセタール、N−メチルホルマニリド、N−エチルホ
ルマニリド、N,N−ビス−(トリメチルシリル)−ホ
ルマミドである。式(III)のホルミル同族体は極め
て好ましくはN,N−ジメチルホルマミドである。
【0010】本発明の目的にかなった溶媒は非プロトン
性の溶媒であり、例えば、テトラヒドロフラン、1,2
−ジメトキシエタン、1,4−ジオキサン、ジエチルエ
ーテルまたはヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、ペ
ンタンの様な炭化水素または非プロトン性の溶媒の混合
物である。
【0011】(II)の有機リチウム化合物との反応は
化合物(III)の存在下でも行うこともできて、その
結果(II)からその場で生成したリチウム誘導体は
(III)と直接反応することができる。この目的のた
めに反応を−60℃以上、例えば−20から+25℃ま
での範囲内で行うことが必要または有利かもしれない。
【0012】本発明は更に式(I)の化合物の使用を農
薬、電子材料、とくに液晶および医薬品を合成するため
の出発物質として提供する。式(I)の化合物はアルデ
ヒド機能、(例えば、ウィッチヒ反応を経由して還元
し、ベンジルアルコールを生じ、C−H、N−Hまたは
S−H化合物との縮合)およびハロゲン機能両者が(置
換基Yの機能を意味するとここでは解釈する)(例え
ば、スズキ(Suzuki)カップリング、グリニアー
ル反応、ヘック(Heck)反応を経由して)反応に利
用できるからであり、しかもX がフッ素であるこれ
らからの誘導化合物または生成物、とくにX とX
がフッ素であるこれらからの誘導化合物または生成物の
場合の特別な条件下ではジフロロ芳香族化合物(例え
ば、オルト金属化を通じて)、またはトリフロロ芳香族
化合物(例えばオルト金属化または芳香族求核置換を通
じて)またはテトラフロロ芳香族化合物(例えば、芳香
族求核置換を通じて)の反応性を利用することも可能で
ある。
【0013】例 例1 2−ブロモ−5,6−ジフロロベンズアルデヒド 2,2,6,6−テトラメチルピペリジン152ミリモ
ルとn−ブチルリチウムの152ミリモルの乾燥したテ
トラヒドロフラン280mlに溶解した溶液と1−ブロ
モ−3,4−ジフロロベンゼン145ミリモルとを−7
5℃で混合した。この温度を4時間維持し、その後に1
74ミリモルのDMFを滴下した。その後に反応混合物
を徐々に加熱して、水で−20℃で加水分解し、塩酸を
使って酸性にし、t−ブチルメチルエ−テルで抽出し
た。合体させた有機抽出物を飽和食塩水溶液で洗浄し、
硫酸ナトリウムを使って乾燥した。溶媒を減圧下で除去
し、粗生成物をシリカゲルを使用したクロマトグラフィ
−(溶離液:ジクロロメタン/n−ヘプタン1:1)、
n−ヘプタンからの再結晶によって精製した。収量2−
ブロモ−5,6−ジフロロベンズアルデヒド18g(5
6%)、淡黄色の結晶状。融点:40−43.5℃、
H−NMR(400MHz、CDCl/TMS):δ
=10.31(dd,(HF)=2Hz,
(HF)=1.5Hz,1H,CHO),7.45(d
dd,(HH) =9Hz,(HF =4H
z,(HF) =2Hz,1H,Har ),7.2
8(ddd, (HH) =9Hz,(HF)
9Hz,(HF) =8Hz,1H,Har )。
19F−NMR(376.5MHz,H広幅デカップ
リングCDCl/CFCl):δ=−136.4
(d,J=19.2Hz),−139.2(d,
=19.2Hz)
【0014】例2 2−ブロモ−4,5,6−トリフロロベンズアルデヒド
を例1に類似して、1−ブロモ3,4,5−トリフロロ
ベンゼンから出発して得ることができた。H−NMR
(400MHz,CDCl/TMS):δ=10.2
4(dd, (HF)=1.5Hz,(HF)
1Hz,1H,CHO),7.38(ddd,
(HH)=9Hz,(HF)=6Hz,
(HF)=2Hz,1H,Har)。19F−NMR
(376.5MHz,H広幅デカップリングCDCl
/CFCl):δ=−123.4(dd,J=2
0Hzと13Hz),−135.9(dd,J=19
Hzと13Hz),−158.0(dd,J=20H
zと19Hz)
【0015】例3 2−クロロ−5,6−ジフロロベンズアルデヒドを例1
に類似して1−クロロ−3,4−ジフロロベンゼンから
出発して得ることができた。
【0016】例4 2−ブロモ−3,4,5,6−テトラフロロベンズアル
デヒドを例1に類似して1−ブロモ−2,3,4,5−
テトラフロロベンゼンから出発して得ることができた。
【0017】例5 2−クロロ−3,4,5,6−テトラフロロベンズアル
デヒドを例1に類似して1−クロロ−2,3,4,5−
テトラロロベンゼンから出発して得ることができた。
【0018】例6 2−ヨード−5,6−ジフロロベンズアルデヒドを例1
に類似して3,4−ジフロロベンゼンから出発して得る
ことができた。
【0019】応用例1 クマー(Kumar)がJ.Org.Chem.199
7,62,8535−8539に記載しているように、
2−ブロモ−5,6−ジフロロベンズアルデヒドは4−
ペンチルフェニルボロン酸とPd触媒の存在中に反応し
て、3,4−ジフロロ−4’−ペンチルビフェニル−カ
ルボアルデヒドを生じた。この化合物は同書でクマーが
記載したようにトリメチルスルホニウムヨウ化物と反応
し、3,4−ジフロロ−2−(オキシラン−2−イル)
−4’−ペンチルビフェニルを生じた。その後に精製す
ることなく、三フッ化硼素エチルエーテル錯化合物の存
在中にこの化合物を1,2−ジフロロ−7−ペンチルフ
ェナンスレンに転換した。この粗製品を液晶材料(DE
−A−195 00 768参照)のこのタイプに典型
的な方法で精製した。その結果1,2−ジフロロ−7−
ペンチルフェナンスレンを無色の結晶として得た。
フロントページの続き Fターム(参考) 4H006 AA01 AA02 AA03 AB84 AC23 AC45 BB11 BB15 BB25 BB41 BC10

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I)の化合物 【化1】 式中X、X およびYは以下の意味を有する、X
    はHまたはFであり、X はHまたはFであり、Yは
    Cl、BrまたはIである。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の化合物であって、式中 a)XとXはHであり、YはClまたはBrであ
    り、 b)XはF、XはHであり、YはClまたはBrで
    あり、または、 c)XとXはFであり、YはClまたはBrであ
    る、前記化合物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の化合物を製造
    する方法であって、−60℃以下の温度の溶媒中または
    混合溶媒中で、式(II)のハロベンゼン(ただし式中
    のY、XおよびX は請求項1の中で定義した通り
    であり)を有機リチウム化合物そしてその後に式(II
    I)のホルミル同族体(ただし式(III)中ではR
    は1ないし6個の炭素原子を有するアルキル基、トリメ
    チルシリル基または置換したまたは未置換のフェニル基
    であり、Rは1ないし6個の炭素原子を有するアルキ
    ル基であり、Rは−CH(=O)または−CH(OR
    、式中R とRは窒素原子と共に5ないし7
    員環の一部を構成してもよく、Rは 1ないし4個の
    炭素原子を有するアルキル基である)と反応させ、続い
    て加水分解させることを含む、前記方法。 【化2】
  4. 【請求項4】 温度が−70℃以下である、請求項3に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 式(III)の化合物がジメチルホルマ
    ミドまたはジエチルホルマミドである、請求項3または
    4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 有機リチウム化合物が、リチウム2,
    2,6,6−テトラメチルピペリジドまたはリチウムジ
    イソプロピルアミドであるか、またはY=Clの場合
    は、アルキルリチウムである、請求項3〜5のいずれか
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 活性化剤または選択性改善剤、とくにテ
    トラメチレンジアミンまたはカリウムt−ブチレートを
    反応混合物に添加する、請求項3〜7のいずれかに記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 式(II)の化合物を式(III)の化
    合物存在下で反応させる、請求項3〜7のいずれかに記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 −20から+25℃の範囲内の温度で反
    応が行われる、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 式(I)の化合物が50%から80%
    までの範囲内の収率で得られる、請求項3〜9のいずれ
    かに記載の方法。
  11. 【請求項11】 農薬、電子材料および医薬品を製造す
    るための出発物質としての、請求項1または2に記載の
    化合物の使用。
  12. 【請求項12】 電子材料が液晶性混合物の成分であ
    る、請求項11に記載の使用。
  13. 【請求項13】 液晶性混合物の成分がフェナンスレン
    誘導体である、請求項12に記載の使用。
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