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JP2001315256A - フレキシブル金属箔張積層板 - Google Patents

フレキシブル金属箔張積層板

Info

Publication number
JP2001315256A
JP2001315256A JP2000133945A JP2000133945A JP2001315256A JP 2001315256 A JP2001315256 A JP 2001315256A JP 2000133945 A JP2000133945 A JP 2000133945A JP 2000133945 A JP2000133945 A JP 2000133945A JP 2001315256 A JP2001315256 A JP 2001315256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal foil
clad laminate
flexible metal
thermoplastic polyimide
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000133945A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Furuya
浩行 古谷
Takeshi Kikuchi
剛 菊池
Kosuke Kataoka
孝介 片岡
Hiroyuki Tsuji
宏之 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2000133945A priority Critical patent/JP2001315256A/ja
Publication of JP2001315256A publication Critical patent/JP2001315256A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレキシビリティーと半田耐熱性に優れ、ハ
ードディスクサスペンション用基板として、また、他
方、FPCやリジット‐フレックス基板材料、COF及
びLOCパッケージ、MCM等の今後の新規高密度実装
用途材料としても好適に用いられるフレキシブル金属箔
張積層板を提供すること目的とする。 【解決手段】 少なくとも1種以上の金属箔と熱可塑性
ポリイミド層と耐熱性ベースフィルムとを包含し、熱可
塑性ポリイミド層が150℃以上300℃以下のガラス
転移温度と1%以下の吸水率を有する熱可塑性ポリイミ
ドであり、および/または、耐熱性ベースフィルムが、
2%以下の吸水率の非熱可塑性ポリイミドフィルム、ま
たは、350℃以上のガラス転移温度と2%以下の吸水
率とを併せ有する熱可塑性ポリイミドフィルムをそれぞ
れ用いられる。これにより、本発明は、良好な加とう性
と耐熱性を両有するフレキシブル金属箔張積層板、特に
はードディスクサスペンション用フレキシブル金属箔張
積層板を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気配線板材料と
して用いられ得るフレキシブル金属箔張積層板に関す
る。さらに詳しくは、40℃/90%/96時間吸湿処
理後の半田浴ディップ試験(280℃10秒間)におい
て外観異常のない、すなわち、各層間の膨れや、剥がれ
が発生しないという優れた耐熱性を有するフレキシブル
金属箔張積層板、特には、ハードディスクドライブサス
ペンションに用いられるフレキシブル金属箔張積層板に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の高性能化、高機能化、小型化
が急速に進む中、フレキシブル配線板(以下、FPC)
の材料であるフレキシブル金属箔張積層板の需要は益々
拡大してきており、耐熱性、機械的強度、電気特性等の
諸物性に関わる市場要求はさらに高度化している。
【0003】耐熱性が良好なフレキシブル金属箔張積層
板として、ベースフィルムにポリイミドが用いられた積
層板が従来より使用されているが、金属箔とポリイミド
フィルムとの接着にエポキシ樹脂系やアクリル樹脂系と
いったポリイミドと比較すると耐熱性の劣る接着剤が用
いられているため、ポリイミドフィルムの耐熱性が十分
に活かされているとは言えなかった。この問題解決のた
めに、ベースフィルム及び接着剤もポリイミドである、
いわゆるオールポリイミドの金属箔張積層板の開発が行
われている。
【0004】また、最近注目されているオールポリイミ
ドの金属箔張積層板の一つに、接着剤層を有しない2層
タイプの積層板があり、その作製方法としてポリイミド
フィルム上に直接金属導体層を形成する方法及び金属箔
上に直接ポリイミド層を形成する方法が知られている。
【0005】ところが、ポリイミドフィルム上に直接導
体層を形成する方法では、蒸着法やスパッタリング法で
金属導体の薄層を先ず形成し、その後メッキ法で金属導
体の厚層を形成するが、薄層形成時にピンホールが発生
しやすかったり、絶縁層と金属導体層の充分な接着力を
得られないという問題があった。
【0006】一方、金属箔上に直接ポリイミド層を形成
する方法では、ポリイミドの溶液もしくはポリアミド酸
の溶液を金属箔上に流延塗布・乾燥しポリイミド層を形
成する方法を採用する。しかし、流延に用いる溶剤によ
っては導体層の腐食が起こりやすく、また両面板を作製
する際には、2枚の片面板を作製した後にこれら片面板
を張りあわすことが必要であり、煩雑な工程が必要とな
る問題があった。
【0007】上記のような問題を解決するオールポリイ
ミドの金属箔張積層板として、熱融着性を有する熱可塑
性ポリイミドを介してベースポリイミドフィルムと金属
箔とを張り合わせる積層板が、特開平2−138789
号、特開平5−279224号、特開平5−22376
8号で提案されている。
【0008】ところで、プリント配線板のうち、ハード
ディスクドライブの磁気ヘッド用サスペンション配線板
等においては、ディスクの回転に伴って受ける空気浮上
力とプリント配線板の剛性反力とを釣り合わせて、でき
るだけ磁気ヘッドをディスクに近接するために、ヘッド
からの配線をステンレス製の超小型支持バネに直接パタ
ーン形成する方が都合がよく、上記のような方法で製造
された基板が好適に用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、機器の
コンパクト化に伴ない、ハードディスク用基板も精密加
工が求められ、高い耐熱性が求められるようになってき
たため、ハードディスクドライブの磁気ヘッド用サスペ
ンション用配線基材においては、同サスペンションの動
作中に種々の外力によって基板が反ってしまうなどの問
題が生じることが指摘されていた。
【0010】このような問題を解決するために、ハード
ディスクサスペンション配線基板として良好な可とう性
を具備するような絶縁材料の採用が望まれていた。しか
し、良好な可とう性に加えて、耐熱性をも両有するよう
な材料は、世の中には知られていなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
熱融着性を有する熱可塑性ポリイミドを接着剤層とする
金属箔張積層板において、フレキシビリティと良好な耐
熱性を示す材料、特にオールポリイミドのハードディス
クサスペンション用に好適に用いることができる材料を
提供することを目的として、鋭意研究を重ねた結果、本
発明に想到した。
【0012】すなわち、本発明に係るフレキシブル金属
箔張積層板は、少なくとも1種以上の金属箔と熱可塑性
ポリイミド層と耐熱性ベースフィルムとを包含するフレ
キシブル金属箔張積層板において、該熱可塑性ポリイミ
ド層が150℃以上300℃以下のガラス転移温度と1
%以下の吸水率を有する熱可塑性ポリイミドであり、お
よび/または、耐熱性ベースフィルムが、2%以下の吸
水率の非熱可塑性ポリイミドフィルム、または、350
℃以上のガラス転移温度と2%以下の吸水率とを併せ有
する熱可塑性ポリイミドフィルムがそれぞれ用いられ
る。これにより、本発明は、良好な加とう性と耐熱性を
両有するフレキシブル金属箔張積層板、特には、ハード
ディスクドライブサスペンション用フレキシブル金属箔
張積層板を実現し得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。本発明のフレキシブル積層板は、少なく
とも1種以上の薄層金属箔と熱可塑性接着層と耐熱性ベ
ースフィルムとを積層して得られる。
【0014】絶縁層を形成する樹脂層、つまり、熱可塑
性接着層および耐熱性ベースフィルムは、当業者がこの
用途を想定する場合に一般的に想定されうるものであれ
ば何ら制限はないが、特には、ポリイミド系樹脂が好適
に用いられ、これを主成分とすることが好ましい。ま
た、ポリイミド系樹脂は引張伸び率が20%以上あるこ
とにより、ハードディスク用ドライブサスペンション用
フレキシブル金属箔張積層板として好適なフレキシビリ
ティーを有するので望ましい。
【0015】さらに、本発明のフレキシブル金甌箔張積
層板に用いられる熱可塑性接着層を構成する熱可塑性ポ
リイミドは、その前駆体であるポリアミド酸の繰り返し
単位が下記一般式(2)化4、
【0016】
【化4】
【0017】(式中、R1 は、4価、R2 は、2価の有
機基を示す。)で表されるが、好ましく用いられ得る熱
可塑性ポリイミドの前駆体ポリアミド酸は下記一般式
(1)化5、
【0018】
【化5】
【0019】(式中、kは、1以上の整数、m,nは、
m+nが1以上となるそれぞれ0以上の整数である。
A,Bはそれぞれ同一であっても異なっていてもよい4
価の有機基、X,Yはそれぞれ同一であっても異なって
いてもよい2価の有機基を示す。)で表されるポリアミ
ド酸共重合体を脱水閉環して得ることができる。
【0020】上記ポリアミド酸共重合体は、下記一般式
(3)、化6、
【0021】
【化6】
【0022】一般式(4)、化7、
【0023】
【化7】
【0024】で表される酸二無水物化合物と下記一般式
(5)、及び、 H2 N−X−NH2 一般式(5) 下記一般式(6) H2 N−Y−NH2 一般式(6) で表されるジアミン化合物とを有機溶媒中で反応させる
ことにより得られが、本発明においては、一般式(3)
中の4価の有機基A及び一般式(4)中の4価の有機基
Bは、下記群(I)化8、
【0025】
【化8】
【0026】から選択される4価の有機基であることが
好ましい。
【0027】また、一般式(5)中の2価の有機基X及
び一般式(6)中の2価の有機基Yは、下記群(II)、
化9、
【0028】
【化9】
【0029】から選択される2価の有機基であることが
好ましい。
【0030】ポリアミド酸重合反応の手順は公知の方法
を適用できるが、一実施態様を説明すると次の通りであ
る。アルゴン、窒素などの不活性ガス雰囲気中におい
て、一般式(3)の酸二無水物化合物を有機溶媒中に溶
解、又は拡散させ、一般式(5)で表されるジアミン化
合物及び一般式(6)で表されるジアミン化合物を、固
体の状態または有機溶媒溶液の状態で添加する。さら
に、一般式(3)で表される酸二無水物化合物と一般式
(4)で表される酸二無水物化合物の混合物を固体の状
態または有機溶媒溶液の状態で添加し、ポリアミド酸共
重合体溶液を得る。また、この反応において、上記添加
手順とは逆に、まずジアミン化合物の溶液を調製し、こ
の溶液中に固体状の酸二無水物化合物または酸二無水物
化合物の有機溶媒溶液を添加してもよい。このときの反
応温度は−10℃〜0℃が好ましい。反応時間は30分
間〜3時間である。かかる反応により熱可塑性ポリイミ
ドの前駆体であるポリアミド酸溶液が調製される。
【0031】また、酸二無水物全モル量と、ジアミン全
モル量の割合は、実質的に等モルであることが好まし
い。
【0032】ポリアミド酸の合成反応に使用される有機
溶媒としては、例えばジメチルスルホキシド、ジエチル
スルホキシド等のスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド等のホ
ルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、
N,N−ジエチルアセトアミド等のアセトアミド系溶媒
を挙げることができる。これらを1種類のみで用いるこ
とも、2種あるいは3種以上からなる混合溶媒も用いる
こともできる。また、これらの極性溶媒とポリアミド酸
の非溶媒とからなる混合溶媒も用いることもできる。ポ
リアミド酸の非溶媒としては、アセトン、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、ベンゼン、メチルセロ
ソルブ等を挙げることができる。
【0033】熱可塑性ポリイミドおよびその前駆体であ
るポリアミド酸の分子量は特に限定されるものではない
が、耐熱性接着剤としての強度を維持するためには、数
平均分子量が5万以上、さらには8万以上、特には10
万以上が好ましい。分子量は、GPC(ゲル浸透クロマ
トグラフィー)により測定が可能である。平均分子量
が、5万未満では、できあがったフィルムが脆くなり、
一方10万を超えるとポリアミド酸ワニスの粘度が高く
なりすぎて、取り扱いが難しくなって好ましくない。
【0034】次に、これらポリアミド酸からポリイミド
を得る方法について説明する。ポリアミド酸をイミド化
する方法としては、熱的方法又は化学的方法により脱水
閉環(イミド化)する方法が挙げられる。
【0035】熱的方法により脱水閉環(イミド化)する
方法には、常圧下での加熱による方法と、減圧下での加
熱による方法が挙げられる。常圧下で加熱を行う場合、
例えば、まず有機溶媒を蒸発させるために150℃以下
の温度で約5分間〜90分間加熱を行うのが好ましい。
続いて、これを好ましくは150〜400℃の温度範囲
で加熱してイミド化する。イミド化の最終段階の加熱温
度は300〜400℃が好ましい。一方、減圧下で加熱
を行う場合は、溶媒除去とイミド化が同時に進行する。
加熱温度としては、150℃〜200℃の範囲が好まし
い。減圧下で加熱すると、系内から水が除去されやすく
常圧加熱に比べてイミド環の加水分解及びそれに伴う分
子量低下が起こりにくい点で常圧加熱よりも有利であ
る。
【0036】化学的方法によりに脱水閉環(イミド化)
する方法では、上記ポリアミド酸溶液に化学量論以上の
脱水剤と触媒量の第3級アミンとを加え、熱的方法によ
り脱水閉環する場合と同様の方法で処理すると、熱的方
法よりも短時間で所望のポリイミドが得られる。触媒と
して使用される第3級アミンとしては、ピリジン、α-
ピコリン、β- ピコリン、γ- ピコリン、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、イソキノリンなどが好まし
く、脱水剤としては無水酢酸等の脂肪族酸無水物が用い
られる。
【0037】上記方法で、生成されたポリイミド樹脂
は、有機溶媒を蒸発させることにより、保存性の高い、
固体として得ることもできる。固体として得られる本発
明のフレキシブル金属箔張積層板の接着層に用いられる
ポリイミド樹脂は、有機溶媒に溶解して、ベースフィル
ムに積層する。
【0038】上記得られたポリイミド樹脂を溶解させる
有機溶媒としては、例えばジメチルスルホキシド、ジエ
チルスルホキシド等のスルホキシド系溶媒、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド等
のホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N,N−ジエチルアセトアミド等のアセトアミド系
溶媒、N−メチル−2−ピロリドン等のピロリドン系溶
媒、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジオキ
ソラン等のエーテル系溶媒を挙げることができる。これ
らを1種類のみで用いることも、2種あるいは3種以上
からなる混合溶媒も用いることもできる。これらの有機
溶媒中、ポリイミド樹脂は、5〜40重量%、好ましく
は10〜30重量%溶解されていることが取り扱いの面
から好ましいが、これに限定されない。以上の手順によ
り、本発明の金属箔張積層板の熱可塑性接着層である熱
可塑性ポリイミド層を構成する熱可塑性ポリイミドの溶
液が得られる。
【0039】あるいは、上記ポリイミド樹脂は、反応溶
液に溶解したワニス状態のまま、接着層としてベースフ
ィルムに塗布することもできる。さらに、ポリアミド酸
溶液の状態で、ベースフィルムに塗布し、加熱乾燥させ
て、イミド化させることもできる。
【0040】上記のようにして得られる本発明の接着層
に用いられる熱可塑性ポリイミドは、ガラス転移温度の
値が150℃以上300℃以下で、かつ、吸水率の値が
1%以下である。このような特性を有する熱可塑性ポリ
イミドを、フレキシブル金属箔張積層板の熱可塑性接着
層に用いると、吸湿処理後にも高い半田耐熱性を示し4
0℃/90%/96時間吸湿処理後の半田ディップ試験
においても外観異常が発生しない特性を有する金属箔張
積層板が得ることができる。
【0041】次に、本発明の金属箔張積層板に用いられ
る耐熱性ベースフィルムについて説明する。本発明に用
いられる耐熱性ベースフィルムとしては、ポリイミドフ
ィルム、ポリアミドイミド、ポリベンズイミダゾール、
ポリベンズオキサゾール、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルホ
ン、ポリエーテルイミド等からなる耐熱性ベースフィル
ムが、好ましく用いられ得るが、ポリイミドフィルムが
特に好ましい。ポリイミドフィルムとしては、ピロメリ
ット酸2無水物と4,4´−ジアミノジフェニルエーテ
ルとから得られるポリイミドに代表される非熱可塑性ポ
リイミドが好ましいが、特には、2%以下の吸水率のポ
リイミド系樹脂を用いると、吸湿処理後にも高い半田耐
熱性を示し40℃/90%/96時間吸湿処理後の半田
ディップ試験においても外観異常が発生しない金属箔張
積層板が得られることから、望ましい。また、ガラス転
移温度が350℃以上である熱可塑性ポリイミドフィル
ムも耐熱性ベースフィルムとして好ましく用いることが
できる。このような特性を有するポリイミドフィルム
は、例えば、ポリイミドフィルム商品名アピカルHP
(鐘淵化学工業株式会社製)が用いられる。
【0042】次に、耐熱性ベースフィルムに上述の熱可
塑性ポリイミド溶液を塗布して熱可塑性ポリイミド層を
形成する。あるいは耐熱性ベースフィルムに熱可塑性ポ
リイミドの前駆体であるポリアミド酸を塗布し、ベース
フィルム上で熱的方法または化学的方法によりポリイミ
ドに転化して熱可塑性ポリイミド層を形成する方法も採
りうる。
【0043】上記耐熱性ベースフィルム上に熱可塑性ポ
リイミド層形成したものと金属箔とを加熱下で加圧積層
して本発明の金属箔張積層板は完成する。積層方法とし
ては多段プレス機バッチ式で行う方式や、ダブルベルト
プレス機や熱ロール加圧ラミネート機で連続式で行う方
式が挙げられるが、生産性や設備コストの点から熱ロー
ル加圧方式で連続的に製造する方法が好ましく、多段ラ
ミネートすれば生産性は更に向上し得る。
【0044】なお、金属箔積層基板に使用される薄層金
属箔は、特に限定されないが、SUS箔、銅合金箔、ア
ルミ箔等を用いうる。
【0045】また、本発明にかかるフレキシブル金属箔
張積層板は、可とう性が要求されるフレキシブル基板、
特には、ハードディスクサスペンション用フレキシブル
金属箔張積層板に用いられることから、耐熱性ベースフ
ィルムの厚みは、5μm以上20μm以下、特には、5
μm以上10μm以下が好ましく用いられ、熱可塑性接
着層の厚みは、5μm以上20μm以下が好ましく用い
られ、特には、5μm以上10μm以下が好ましく用い
られる。また、金属箔の厚みは、5μm以上18μm以
下が、特には、5μm以上18μm以下が好ましく用い
られ得る。
【0046】上記のようにして得られた、本発明にかか
るフレキシブル金属箔張積層板は、150℃以上300
℃以下のガラス転移温度と1%以下の吸水率を有する熱
可塑性ポリイミドを熱可塑性ポリイミド層として用い、
また、耐熱性ベースフィルムが、2%以下の吸水率の非
熱可塑性ポリイミドフィルム、または、350℃以上の
ガラス転移温度と2%以下の吸水率とを併せ有する熱可
塑性ポリイミドフィルムがそれぞれ用いられる。
【0047】従って、良好な加とう性と耐熱性を両有
し、半田耐熱性に優れたフレキシブル金属箔張積層板を
得ることができ、さらには、所定の厚さを有する金属箔
および、ベースフィルムとの組み合わせにより、特に、
ハードディスクドライブサスペンション用に適するフレ
キシブル金属箔張積層板として有用である。
【0048】以上、本発明に係るフレキシブル金属箔張
積層板の実施の形態について説明したが、本発明はこれ
らによって限定されるものではなく、その趣旨を逸脱し
ない範囲で当業者の知識に基づき、改良、変更、修正を
加えた様態で実施しうるものである。
【0049】
【実施例】以下、本発明にかかるハードディスクドライ
ブサスペンション用フレキシブル金属箔張積層板の実施
例を詳しく説明する。
【0050】接着強度(kgf/cm)は、JIS C
6481に従い測定した。
【0051】半田耐熱性は、JIS C 6471に従
い、40℃、90%RH、96時間調整後、280℃
10秒間浸漬、の条件で測定し、外観上の白化現象と剥
離現象の異常の有無を判定した。
【0052】熱可塑性ポリイミド層のガラス転移温度
(Tg)は、上記得られた熱可塑性ポリイミド溶液を、
キャストし、乾燥して得られる25μmの熱可塑性ポリ
イミド単体のフィルムに加工したサンプルについて粘弾
性測定装置によって測定した。
【0053】吸水率は、ASTM D570に基づいた
測定により、算出した。上記25μmの熱可塑性ポリイ
ミド単体のフィルムについて、さらに150℃、30分
間乾燥させたものの重量をW1とし、20℃環境下、蒸
留水中に24時間浸漬後、表面をふき取ったものの重量
をW2とし、下記式によりの重量増加率を算出した。 吸水率(%)=(W2−W1)÷W1×100
【0054】また、耐屈曲性評価試験(MIT)は、J
IS C5016に準拠し、R=0.38の屈曲治具を
装着したミツトヨMIT試験機(株式会社ミツトヨ製)
によってCCLが破断するまでの回数を測定した。
【0055】
【実施例1】系全体を氷水で冷やし、窒素置換をした2
000mlの三口のセパラブルフラスコに123.1gの
2,2−ビス[4 −(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル]プロパン(以下、BAPPという。)を716.2
gのジメチルホルムアミド(以下、DMFという。)に
投入し15分間攪拌した。続いて67.7gの3,3
´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物(以下、BTDAという。)、20gのDMFを用い
て投入した。続いて、33.9gの3,3´,4,4´
−エチレングリコールジベンゾエートテトラカルボン酸
二無水物(以下、TMEGという。) を20gのDMF
を用いて投入し30分間撹拌した。30分間の撹拌の
後、さらに4.1gのTMEGを36.9gのDMFに
溶かした溶液をフラスコ内の溶液の粘度に注意しながら
徐々に投入し、その後1時間撹拌しながら放置し、固形
分濃度23重量%のポリアミド酸溶液を得た。
【0056】得られた熱可塑性ポリイミドを、別途サン
プル用に25μm厚さのフィルムとし、のガラス転移温
度(Tg)、吸水率を測定した。結果を表1に示す。
【0057】得られたポリアミド酸溶液を、ポリイミド
フィルム(アピカル12.5HP;鐘淵化学工業株式会
社製、吸水率1.4%)の両面に、熱可塑性ポリイミド
層の最終片面厚みが6μmとなるように塗布した後、1
40℃、220℃で各2分間加熱して溶媒を除去し、熱
可塑性ポリイミド層を形成した。このものの吸水率は、
0.8%であった。このものの両面に18μm厚の圧延
銅箔を重ね、その上に25μm厚ポリイミドフィルムを
離型フィルムとして配設して、ダブルベルトプレス機に
てラミネートしフレキシブル銅張積層板を得た。ラミネ
ート温度は280℃、圧力70kgf/cm2、ラミネ
ート時間約5分間であった。
【0058】得られた銅張積層板について、接着強度
(kgf/cm)、半田耐熱性を測定した。また、耐屈
曲性評価試験(MIT)を行った。その結果を表1に示
す。
【0059】
【実施例2】実施例1のBTDAとTMEGのかわりに
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物(以下、BPDAという。) 88. 2gを用いた以
外は実施例1と同様にしてフレキシブル銅張積層板を作
製した。結果を表1に示す。
【0060】
【実施例3】実施例1のBTDAのかわりにオキシフタ
ル酸二無水物(以下、ODPAという。) 65. 1gを
用いた以外は実施例1と同様にしてフレキシブル銅張積
層板を作製した。結果を表1に示す。
【0061】
【比較例1】実施例1のアピカル12.5HPのかわり
にアピカル12.5NPIを用い、接着剤にピクシオD
ワニス( 鐘淵化学工業株式会社製、Tg140℃、吸水
率0.4%) た以外は実施例1と同様にしてフレキシブ
ル銅張積層板を作製した。結果を表1に示す。
【0062】
【比較例2】BTDAとベンゾフェノンジアミンから合
成された熱可塑性ポリイミドを接着剤として用いた以外
は実施例1と同様にしてフレキシブル銅張積層板を作製
した。結果を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明のフレキシブル金
属箔張積層板は、吸水率、ガラス転移温度の特性を有す
るベースフィルムおよび熱可塑性接着層の組み合わせに
より、積層板とした場合に、基板のそりがなく、フレキ
シビリティーと半田耐熱性に優れ、ハードディスクサス
ペンション用基板として、また、他方、FPCやリジッ
ト‐フレックス基板材料、COF及びLOCパッケー
ジ、MCM等の今後の新規高密度実装用途材料としても
好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/03 610 H05K 1/03 610N 670 670Z // C08L 79:08 C08L 79:08 Fターム(参考) 4F071 AA60 AA86 AF10Y AF21Y AF26 AH12 BA02 BB02 BC01 BC02 4F100 AB01A AB04A AB10A AB31A AB33A AK49B AT00B BA02 GB43 JJ03 JJ03B JK06 JK17 4J043 PA04 QB31 UA121 UA122 UA131 UA132 UA141 UA151 UA152 UB011 UB021 UB022 UB051 UB052 UB121 UB122 UB131 UB132 UB152 UB172 UB301 UB302 VA011 VA021 VA031 VA041 VA042 VA061 VA062 VA081 XA13 XA15 XA16 ZA02 ZA05 ZA33 ZA34 ZB01 ZB47 5D068 AA01 BB01 CC01 EE19 GG03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種以上の薄層金属箔と熱可
    塑性接着層と耐熱性ベースフィルムとを包含するフレキ
    シブル金属箔張積層板において、該熱可塑性接着層と耐
    熱性ベースフィルムが、主成分が、引張伸び率20%以
    上を有するポリイミド系樹脂であり、かつ、該熱可塑性
    接着層が、150℃以上300℃以下のガラス転移温度
    と1%以下の吸水率を有する熱可塑性ポリイミド系樹脂
    で構成される、フレキシブル金属箔張積層板。
  2. 【請求項2】 前記熱可塑性ポリイミド系樹脂が、下記
    一般式(1) 【化1】 (式中、kは、1以上の整数、m,nは、m+nが1以
    上となるそれぞれ0以上の整数である。A,Bはそれぞ
    れ同一であっても異なっていてもよい4価の有機基、
    X,Yはそれぞれ同一であっても異なっていてもよい2
    価の有機基を示す。)で表されるポリアミド酸を脱水閉
    環してなる熱可塑性ポリイミドからなる、請求項1に記
    載するフレキシブル金属箔張積層板。
  3. 【請求項3】 前記一般式(1)中のA及びBが下記群
    (I) 【化2】 から選択される少なくとも1種の4価の有機基である、
    請求項2に記載するフレキシブル金属箔張積層板。
  4. 【請求項4】 前記一般式(1)中のX及びYが、下記
    群(II)化3 【化3】 から選択される二価の有機基である、請求項2または3
    に記載するフレキシブル金属箔張積層板。
  5. 【請求項5】 前記耐熱性ベースフィルムが、2%以下
    の吸水率の非熱可塑性ポリイミドフィルム、または、3
    50℃以上のガラス転移温度及び2%以下の吸水率とを
    あわせ持つ熱可塑性ポリイミドフィルムである、請求項
    1乃至請求項4のいずれか1項に記載するフレキシブル
    金属箔張積層板。
  6. 【請求項6】 前記金属箔が、銅合金箔、SUS箔また
    はアルミ箔のいずれかから選択される、請求項1乃至請
    求項5のいずれか1項に記載するフレキシブル金属箔張
    積層板。
  7. 【請求項7】 40℃/90%/96時間吸湿処理後の
    半田浴ディップ試験(280℃10秒間)において外観
    異常が発生しないことを特徴する、請求項1乃至請求項
    6のいずれか1項に記載するフレキシブル金属箔張積層
    板。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    するフレキシブル金属箔張積層板を用いる、ハードディ
    スクドライブサスペンション用フレキシブル金属箔張積
    層板。
  9. 【請求項9】 前記耐熱性ベースフィルムが、5μm以
    上20μm以下の膜厚を有する薄層フィルムである、請
    求項7に記載するハードディスクドライブサスペンショ
    ン用フレキシブル金属箔張積層板。
  10. 【請求項10】 前記金属箔が、5μm以上18μm以
    下の厚みを有する薄層金属箔である、請求項8または9
    に記載するハードディスクドライブサスペンション用フ
    レキシブル金属箔張積層板。
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