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JP2001311500A - オイル噴霧供給装置 - Google Patents

オイル噴霧供給装置

Info

Publication number
JP2001311500A
JP2001311500A JP2000130134A JP2000130134A JP2001311500A JP 2001311500 A JP2001311500 A JP 2001311500A JP 2000130134 A JP2000130134 A JP 2000130134A JP 2000130134 A JP2000130134 A JP 2000130134A JP 2001311500 A JP2001311500 A JP 2001311500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
injection nozzle
air injection
air
mist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000130134A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Takubo
宣彦 田窪
Yuichiro Koike
勇一郎 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUOOGERU JAPAN KK
Original Assignee
FUOOGERU JAPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUOOGERU JAPAN KK filed Critical FUOOGERU JAPAN KK
Priority to JP2000130134A priority Critical patent/JP2001311500A/ja
Publication of JP2001311500A publication Critical patent/JP2001311500A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エア噴射ノズルが塞がるような事態の発生が
ないと共に、オイルミストの発生を正確に検知すること
ができるオイル噴霧供給装置を提供する。 【解決手段】 エア噴射ノズル6の前方位置に、上部か
らオイルを滴下させるオイル供給部14を設け、上記エ
ア噴射ノズル6の後方位置に、エア噴射ノズル6に対し
て抜き差し自在となる異物除去ピン10を配置し、更
に、オイル供給部14の前方位置に、オイルミストの生
成した直後に、オイルミストに直接光を当てて、オイル
ミストの有無を検知するミスト検出部が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軸受や歯車など
の潤滑を必要とする機械要素の摩擦部分に、噴霧状にし
た潤滑オイルを供給したり、噴霧状の切削オイルを切削
加工の部分に供給するためのオイル噴霧供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】機械要素の摩擦部分に対する潤滑オイル
の供給や、切削加工の部分に対する切削オイルの供給
は、噴射エアにオイルを滴下させ、霧状にして供給する
ので、オイルの消費を少なくして潤滑や切削効率を上げ
ることができるという点で優れている。
【0003】図3は、オイルを霧化するために用いられ
ている従来のオイル噴霧供給装置21を示し、透明で内
部中空となる上部ケース22の上端にオイルの滴下口2
3を設け、上部ケース22の下端に配置した霧化ブロッ
ク24内に下端の開口部25に達するオイル通路26を
設け、オイル通路26の途中で周囲に配置した空気室2
7に、霧化ブロック24の途中に設けたエア供給口28
を接続し、上記空気室27の下端に、オイル通路26の
先端部周囲で開口する小さな孔からなるエア噴射ノズル
29を設けた構造を有している。
【0004】このオイル噴霧供給装置21は、滴下口2
3から滴下したオイルがオイル通路26を流れ、エア噴
射ノズル29から下端の開口部25に噴射するエアに向
けて滴下し、オイルミスト状態になって流出する。
【0005】また、オイルミストの生成を監視するた
め、上部ケース22の外側で軸心を挟む両側の位置に、
投光器30と受光器31からなる光電スイッチを配置
し、油滴を光の透過率、透過の有無で検出し、オイルミ
ストの生成を間接的に検知するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のオイル噴霧供給装置21は、霧化ブロック24
内に設けるエア通路の構造が複雑となり、エア噴射ノズ
ル29は小径の孔になっているので、エアに含まれてい
る極小さい異物がエア通路の内部に付着し、この付着物
が成長してついにはエア噴射ノズル29が塞がり、エア
が流れない状態になってしまうという問題があった。
【0007】また、上記のようにエア噴射ノズル29が
塞がった場合、オイルが滴下されているにも関わらず、
オイルミストが発生していないため、オイルミストを間
接的に検知する構造では、オイルミストの発生を正確に
検知することができないという問題がある。
【0008】そこで、この発明の課題は、エア噴射ノズ
ルが塞がるような事態の発生がないと共に、オイルミス
トの発生を正確に検知することができるオイル噴霧供給
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、エア噴射ノズルの前方位置に、
上部からオイルを滴下させるオイル供給部を設け、上記
エア噴射ノズルの後方位置に、エア噴射ノズルに対して
抜き差し自在となる異物除去ピンを配置した構成を採用
したものである。
【0010】上記異物除去ピンに、コイルスプリングの
ような弾性部材を用い、エア噴射ノズルから常時抜け出
て退動位置に戻る弾性を付与することができる。
【0011】また、別の発明は、エア噴射ノズルの前方
位置に、上部からオイルを滴下させるオイル供給部を設
け、上記エア噴射ノズルの後方位置に、エア噴射ノズル
に対して抜き差し自在となる異物除去ピンを配置し、上
記オイル供給部の前方位置に、エア噴射ノズルからのエ
アとオイル供給部からのオイルの滴下によって発生した
オイルミストを発生直後に光の透過度、透過の有無又は
二次散乱光によって検出するミスト検出部を設けた構成
を採用したものである。
【0012】ここで、上記エア噴射ノズルが、このエア
噴射ノズルから同軸心状の配置で前方に伸びる外筒で覆
われ、上記ミスト検出部が、この外筒の軸心を挟む両側
に設けた窓の外側に投光器と受光器を配置した構造と
し、かつ、窓の内側にエアパージを吹き付ける手段を設
けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0014】図1と図2のように、オイル噴霧供給装置
1は、エア噴射部2と、このエア噴射部2の先端側に設
けたオイル霧化部3との組み合わせによって形成されて
いる。
【0015】エア噴射部2は、水平に配置したシリンダ
筒4の先端壁5に内部と連通するエア噴射ノズル6を水
平に突設し、シリンダ筒4の内部に軸方向へ移動自在と
なるピストン7を収納し、このピストン7の後端に、シ
リンダ筒4の後端壁8の開口から外部に突出する操作軸
9が設けられ、同前端に、エア噴射ノズル6に対して抜
き差し自在となる異物除去ピン10が突設されている。
【0016】この異物除去ピン10は、エア噴射ノズル
6の内径に嵌入する外径と、エア噴射ノズル6の前長を
貫通することのできる長さを有している。
【0017】上記ピストン7とシリンダ筒4の先端壁5
の間にコイルスプリング11を縮設し、ピストン7にシ
リンダ筒4の後端壁8に当接する退動位置へ戻る弾性を
付与し、該ピストン7が退動位置にあるとき異物除去ピ
ン10はエア噴射ノズル6から抜け出るようにピストン
7のストロークが設定されている。
【0018】上記シリンダ筒4の周壁で先端壁5に近い
位置に、圧搾エアの供給源と接続するエア供給口12が
設けられている。
【0019】前記オイル霧化部3は、シリンダ筒4の先
端に延長状となるよう外筒13を設け、外筒13の中間
位置の上部にオイルを滴下させるオイル供給部14を設
け、このオイル供給部14よりも前方の位置に、エア噴
射ノズル6からのエアとオイル供給部14からのオイル
の滴下によって発生したオイルミストを発生直後に光の
透過度、透過の有無又は二次散乱光によって検出するミ
スト検出部15が設けられている。
【0020】上記外筒13は、エア噴射ノズル6の先端
よりも前方へ十分な長さだけ突出し、この外筒13とエ
ア噴射ノズル6は同軸心の配置となり、オイル供給部1
4は、外筒13を内外に貫通するパイプ14aの下端が
エア噴射ノズル6の先端に近接して臨み、図1に示すよ
うに、エア噴射ノズル6の中心線上にパイプ14aの下
端が位置した配置となり、エア噴射ノズル6からのエア
とパイプ14aからのオイルの滴下によってオイルミス
トを確実に発生させるようになっている。
【0021】上記ミスト検出部15は、オイル供給部1
4よりも少し前方に位置し、外筒13の軸心を挟む両側
に透明な窓16、16を設け、両窓16、16の外側
に、光による透過の有無、光の透過率、又は二次散乱光
によって、オイルミストの生成状態を直接検知する投光
器17と受光器18からなるセンサを配置し、更に、図
2のように、窓16、16の内側に対してエアパージを
吹き付けて汚れを防ぐように、シリンダ筒4における先
端壁5の周囲で両側の位置に、エアパージ用の孔19が
設けられている。
【0022】この発明のオイル噴霧供給装置は、上記の
ような構成であり、エア供給口12からシリンダ筒4内
に圧搾エアを供給すると共に、オイル供給部14のパイ
プ14aでオイルを滴下させると、エア噴射ノズル6か
ら前方に噴出するエアと、この噴出するエアへのオイル
の滴下とによってオイルミストが発生し、潤滑や切削部
分に供給される。
【0023】上記オイル噴霧供給装置1において、操作
軸9を押し込んで異物除去ピン10を前進動させ、エア
噴射ノズル6の内部に進入させることにより、エア噴射
ノズル6の内周に付着している異物を取り除くことがで
き、メンテナンスが容易にできることになり、また、操
作軸9の押し込みを解くと、コイルスプリング11の弾
性で異物除去ピン10は後退し、エア噴射ノズル6から
抜け出ることになる。
【0024】また、ミスト検出部15は、オイルミスト
の生成した直後に、オイルミストに直接光を当てて、オ
イルミストの有無を検知することにより、オイルミスト
による潤滑や切削が確実にできていることを確認するこ
とができ、オイルミストの生成が不十分な場合は、潤滑
せんとする機械や切削機械を停止させることになる。
【0025】更に、ミスト検出部15は、窓16、16
にエアパージを吹き付けることにより、外乱因子を減ら
すことができ、より確実にオイルミストの有無を検知す
ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、エア
噴射ノズルと上部からオイルを滴下させるオイル供給部
を分けて設け、上記エア噴射ノズルの後方位置に、エア
噴射ノズルに対して抜き差し自在となる異物除去ピンを
配置したので、異物除去ピンを前進動させ、エア噴射ノ
ズルの内部に進入させることにより、エア噴射ノズルの
内周に付着している異物を取り除くことができ、メンテ
ナンスが容易にでき、エア噴射ノズルが詰まるようなこ
とがなくなる。
【0027】また、ミスト検出部は、オイルミストの生
成した直後に、オイルミストに直接光を当ててオイルミ
ストの有無を検知するので、オイルミストの生成状態を
直接検知することができる。
【0028】更に、ミスト検出部の窓にエアパージを吹
き付けることにより、外乱因子を減らすことができ、よ
り確実にオイルミストの有無を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のオイル噴霧供給装置を示す縦断正面
【図2】同上の横断平面図
【図3】従来のオイル噴霧供給装置を示す縦断正面図
【符号の説明】
1 オイル噴霧供給装置 2 エア噴射部 3 オイル霧化部 4 シリンダ筒 5 先端壁 6 エア噴射ノズル 7 ピストン 8 後端壁 9 操作軸 10 異物除去ピン 11 コイルスプリング 12 エア供給口 13 外筒 14 オイル供給部 15 ミスト検出部 16 窓 17 投光器 18 受光器 19 エアパージ用の孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エア噴射ノズルの前方位置に、上部から
    オイルを滴下させるオイル供給部を設け、上記エア噴射
    ノズルの後方位置に、エア噴射ノズルに対して抜き差し
    自在となる異物除去ピンを配置したオイル噴霧供給装
    置。
  2. 【請求項2】 上記異物除去ピンに、エア噴射ノズルか
    ら常時抜け出て退動位置に戻る弾性を付与した請求項1
    に記載のオイル噴霧供給装置。
  3. 【請求項3】 エア噴射ノズルの前方位置に、上部から
    オイルを滴下させるオイル供給部を設け、上記エア噴射
    ノズルの後方位置に、エア噴射ノズルに対して抜き差し
    自在となる異物除去ピンを配置し、上記オイル供給部の
    前方位置に、エア噴射ノズルからのエアとオイル供給部
    からのオイルの滴下によって発生したオイルミストを発
    生直後に光の透過度、透過の有無又は二次散乱光によっ
    て検出するミスト検出部を設けたオイル噴霧供給装置。
  4. 【請求項4】 上記エア噴射ノズルが、このエア噴射ノ
    ズルから同軸心状の配置で前方に伸びる外筒で覆われ、
    上記ミスト検出部が、この外筒の軸心を挟む両側に設け
    た窓の外側に投光器と受光器を配置し、窓の内側にエア
    パージを吹きつける手段を設けて形成されている請求項
    3に記載のオイル噴霧供給装置。
JP2000130134A 2000-04-28 2000-04-28 オイル噴霧供給装置 Pending JP2001311500A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7025544B2 (en) * 2001-08-10 2006-04-11 Horkos Corp. Machine tool and lubricant jetting state detector for machine tool
JP2008133886A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Taco Co Ltd オイルミスト検出システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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