[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2001303848A - 戸当り - Google Patents

戸当り

Info

Publication number
JP2001303848A
JP2001303848A JP2000118167A JP2000118167A JP2001303848A JP 2001303848 A JP2001303848 A JP 2001303848A JP 2000118167 A JP2000118167 A JP 2000118167A JP 2000118167 A JP2000118167 A JP 2000118167A JP 2001303848 A JP2001303848 A JP 2001303848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
pedestal
door stop
rotating body
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000118167A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yagi
克巳 八木
Norito Yagi
準人 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yagi KK
Original Assignee
Yagi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yagi KK filed Critical Yagi KK
Priority to JP2000118167A priority Critical patent/JP2001303848A/ja
Publication of JP2001303848A publication Critical patent/JP2001303848A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床面に固定される部分の前面を壁と平行にし
た状態でも当接部分を確実にドアに面接触させることが
できる戸当りを提供する。 【解決手段】 (a)床面上に設置された台座1と、
(b)該台座1の面にほぼ垂直な軸まわりに回転し得る
ように当該台座1に支持され、かつ、ドアに当接し得る
当接面が形成された回転体2と、(c)前記台座1に設
けられ、前記回転体2の一部を覆うカバー部5とからな
る戸当り。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は戸当りに関する。さ
らに詳しくは床面に固定される部分の前面を壁と平行に
した状態でも当接部分を確実にドアに面接触させること
ができる戸当りに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられる戸当りは、床面上に
固着された台座21と、該台座21に固着された弾性体
22と、台座21と一体形成され、弾性体22の一部を
覆うカバー部25とから構成されている。台座21のネ
ジ孔21aに通されるネジ(図示せず)によって、台座
21およびそれに固着する弾性体22が床面に固着され
る。
【0003】弾性体22の前側には、ドアDに当接し得
る当接面22aが形成されており、この当接面22a
は、カバー部25の前面25aとほぼ平行に配置されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示され
るように、従来の戸当りは、弾性体22の当接面22a
とドアDの面とを面接触させるためには、戸当り全体を
所定の角度だけ傾けて配置する必要がある。そのため、
戸当りの前面(とくにカバー部25の前面25a)が近
くの壁Wの面に対して傾くことにより、見栄えがよくな
いという問題がある。
【0005】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、床面に固定される部分の前面を壁と平
行にした状態でも当接部分を確実にドアに面接触させる
ことができる戸当りを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の戸当りは、
(a)床面上に設置された台座と、(b)該台座の面に
ほぼ垂直な軸まわりに回転し得るように当該台座に支持
され、かつ、ドアに当接し得る当接面が形成された回転
体と、(c)前記台座に設けられ、前記回転体の一部を
覆うカバー部とからなることを特徴とするものである。
【0007】前記回転体の回転角度を規制するための規
制手段をさらに備えてなるのが好ましい。
【0008】前記回転体の当接面に形成された穴の内部
に配設された磁石と、磁性体からなり、前記ドアの下部
に固定されたプレートとをさらに備えてなるのが好まし
い。
【0009】前記回転体が、前記カバー部上部と台座と
のあいだに固定された軸に回転自在に支持されてなるの
が好ましい。
【0010】前記カバー部の少なくとも一部が、球面形
状を呈してなるのが好ましい。
【0011】前記磁石が、前記回転体の穴内部の前記当
接面よりも奥に配設され、かつ、当該磁石が、穴内部で
前後および上下左右に移動自在に配設されてなるのが好
ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の戸当りをさらに詳細に説明する。図1は本発明の戸当
りの一実施の形態を示す戸当りをドア全開位置付近の床
面に取り付けた状態を示す概略説明図、図2は図1の戸
当りの平面説明図、図3は図1の戸当りの断面説明図、
図4は本発明の戸当りの他の実施の形態を示す戸当りを
ドアの全開位置付近の床面に取り付けた状態を示す概略
説明図および図5は図4の本体部分の断面説明図であ
る。
【0013】図1〜3に示される戸当りは、床面上に設
置された台座1と、台座1の面にほぼ垂直な軸7まわり
に回転し得るように当該台座1に支持され、かつ、ドア
Dに当接し得る当接面2aが形成された回転体2と、台
座1に設けられたカバー部5とから構成されている。
【0014】台座1は、金属材料で作製され、床面に固
定するための木ネジ(図示せず)が挿入される貫通孔1
aが形成されている。台座1は、前記回転体2を保護す
るために、回転体2の一部(好ましくは半分程度)を覆
うカバー部5を備えている。カバー部5は、台座1と一
体成形されるか、または台座1に溶接などにより固着さ
れる。
【0015】また、カバー部5は、歩行者などが引っか
かりにくいように、カバー部5の少なくとも一部が球面
形状(好ましくは、実質的に球体を4分割した形状)を
呈しているのが好ましい。
【0016】回転体2は、カバー部5内部の空間部6と
同様に、実質的に球体を4分割した形状を呈しており、
回転体2の垂直方向にのびる当接面2a付近の部分はカ
バー部5の外部に突出しており、回転体2のその他の部
分はカバー部5の内周面とわずかなクリアランスを形成
するように当該カバー部5内部に収容されている。した
がって、ドアDのプレート4が回転体2の当接面2aに
当ったときには、回転体2の後端はカバー部の内周面に
当接して支持される。
【0017】回転体2は、カバー部5の上部内面と台座
1とのあいだに固定された軸7に回転自在に支持されて
いる。この軸7は、カバー部5および台座1によって両
端支持されているので、剛性が非常に高く、カバー部5
の上から足で踏まれても軸7が歪む心配がない。
【0018】回転体2は、図2に示されるように、少な
くとも当接面2aがカバー部5にかくれない程度の角度
θ(好ましくは20〜30°程度)だけ回転できるよう
に支持されていればよい。したがって、ドアDのガタや
取付誤差があっても常にドアD側のプレート4を当接面
2aに面接触させることができ、ドアDを制止する効果
が高い。
【0019】なお、本実施の形態では、回転体2の回転
角度を規制するために、台座1に穿設された孔1b内に
挿入され、かしめや接着などにより固定されるストッパ
11と、前記回転体2の底面2cに形成された円弧状の
凹所2cとが設けられている。凹所2c内に穿設された
前記ストッパ11の先端部が凹所2cの壁面に当接する
ことにより、回転体2の回転が所定の範囲内に規制され
る。かかる凹所2cに代えて、回転体2の後端側に切り
欠きを設け、この切り欠きの壁面にストッパ11の先端
部を当接させるようにしてもよい。
【0020】以上の図1〜3の戸当りは、ドアDを全開
にしたときに回転体2がドアDに衝突することにより、
ドアDを制止させるだけであるが、ドアDを全開位置に
保持するための手段を設けることもできる。
【0021】ここで、従来の全開位置保持機能を有する
戸当りの例としては、図8〜9に示される戸当り53が
ある。この戸当り53は、床54に立設される雄ネジ
(図示せず)に螺着される基部55と、該基部55の上
部に固着される緩衝体56とから構成されている。この
構成により、ドア50の開閉によりドア50またはノブ
51が壁またはドア50の周辺の家具やキャビネット5
2などに衝突し、これらに損傷が生じるのを防ぐことが
できる。
【0022】また、ドア50を開放状態にしておくため
に、前記基部55内に差し込まれているU字状の止め金
具57を引き抜き、ドア50の側面に設けられた鉤付き
座金58の鉤部59に係止するようにしている。
【0023】しかし、前記従来の戸当りでは、ドア50
を全開状態に保つために、床上の基部55から止め金具
57を引き抜いてドア50側の鉤部に引っかける作業を
要し、反対に、ドア50を閉めるときには、止め金具5
7を外す手間を要する。
【0024】そこで、ドアの全開保持および離脱を容易
にするために、本発明の戸当りの他の実施の形態とし
て、図4〜5に示されるように、磁石3およびプレート
4を備えた戸当りがある。
【0025】すなわち、図4〜5に示される戸当りは、
床面上に設置された台座1と、台座1の面にほぼ垂直な
軸7まわりに回転し得るように当該台座1に支持され、
かつ、ドアDに当接し得る当接面2aが形成された回転
体2と、回転体2の当接面2aに形成された穴2bの内
部に配設された磁石3と、磁性体からなり、ドアDの下
部に固定されたプレート4とから構成されている。な
お、カバー部5および軸7は、前述の図1〜3に示され
る戸当りと同じ構成である。
【0026】回転体2の当接面2aには、磁石3を収容
するための略矩形断面を呈する穴2bが形成されてい
る。穴2bの断面形状は、本発明ではとくに略矩形に限
定されるものではなく、たとえば円形や多角形であって
もよい。
【0027】回転体2は、前述の図1〜3の戸当りと同
様に、少なくとも当接面2aがカバー部5にかくれない
程度の角度θ(好ましくは20〜30°程度)だけ回転
できるように支持されていればよい。したがって、ドア
Dのガタや取付誤差があっても常にドアD側のプレート
4を当接面2aおよび磁石3に面接触させることがで
き、その結果、ドアDを制止させる効果が高く、かつ、
ドアDを安定して全開状態に保持することができ、ドア
Dが外力を受けて振動するなどの不具合がなくなる。
【0028】磁石3は、永久磁石や電磁石など種々の磁
石を採用することができるが、図4に示される本実施の
形態の磁石3は、磁石本体9と、該磁石本体9を狭持す
る一対の磁性板10とからなり、磁性板10の前面10
aに前記プレート4が吸着できるようになっている。軸
7は、磁性板10の貫通孔10bに挿入されている。
【0029】磁石3は、外形の大きさが回転体2の穴2
bの大きさより若干小さいものが用いられる。それによ
り、磁石3は、回転体2の穴2bの内部であって当接面
2aより奥に位置するように収容され、回転体2の前後
(図5において左右方向)に若干移動し得るとともに上
下左右(図5において上下方向、および紙面垂直方向)
に若干揺動し得るように設けられている。したがって、
プレート4は常に磁石3の面に接触するようになる。そ
の結果、ドアDをさらに安定して全開状態に保持するこ
とができ、ドアDが外力を受けて振動するなどのさらに
不具合がなくなる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、床面に固着される部分
の前面を壁と平行にした状態でもドアに当接する回転体
の当接面を確実にドアを面接触させることができる。し
たがって、壁の近傍に固着された戸当りの見栄えがよく
なる。
【0031】また、本発明の戸当りに磁石を設けること
により、ドアのガタの影響を受けずに、確実にドアを磁
石に対して吸着させることができる。したがって、ドア
の取付誤差やガタがあっても、戸当りによって自動的に
ドアと磁石とのあいだのガタを吸収できるので、戸当り
を取り付け直す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の戸当りの一実施の形態を示す戸当りを
ドアの全開位置付近の床面に概略説明図である。
【図2】図1の戸当りの平面説明図である。
【図3】図1の戸当りの断面説明図である。
【図4】本発明の戸当りの他の実施の形態を示す戸当り
をドアの全開位置付近の床面に取り付けた状態を示す概
略説明図である。
【図5】図4の本体部分の断面説明図である。
【図6】従来の戸当りを床に取り付けた状態を示す概略
図である。
【図7】図6の戸当りのドアおよび壁に対する配置を示
す平面図である。
【図8】従来の戸当りの他の例であって、戸当りを床に
取り付けた状態を示す概略図である。
【図9】図8の戸当りを用いてドアを全開で保持した状
態の正面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 回転体 3 磁石 4 プレート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)床面上に設置された台座と、
    (b)該台座の面にほぼ垂直な軸まわりに回転し得るよ
    うに当該台座に支持され、かつ、ドアに当接し得る当接
    面が形成された回転体と、(c)前記台座に設けられ、
    前記回転体の一部を覆うカバー部とからなる戸当り。
  2. 【請求項2】 前記回転体の回転角度を規制するための
    規制手段をさらに備えてなる請求項1記載の戸当り。
  3. 【請求項3】 前記回転体の当接面に形成された穴の内
    部に配設された磁石と、磁性体からなり、前記ドアの下
    部に固定されたプレートとをさらに備えてなる請求項1
    または2記載の戸当り。
  4. 【請求項4】 前記回転体が、前記カバー部上部と台座
    とのあいだに固定された軸に回転自在に支持されてなる
    請求項1、2または3記載の戸当り。
  5. 【請求項5】 前記カバー部の少なくとも一部が、球面
    形状を呈してなる請求項1、2、3または4記載の戸当
    り。
  6. 【請求項6】 前記磁石が、前記回転体の穴内部の前記
    当接面よりも奥に配設され、かつ、当該磁石が、穴内部
    で前後および上下左右に移動自在に配設されてなる請求
    項3記載の戸当り。
JP2000118167A 2000-04-19 2000-04-19 戸当り Pending JP2001303848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000118167A JP2001303848A (ja) 2000-04-19 2000-04-19 戸当り

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000118167A JP2001303848A (ja) 2000-04-19 2000-04-19 戸当り

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001303848A true JP2001303848A (ja) 2001-10-31

Family

ID=18629359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000118167A Pending JP2001303848A (ja) 2000-04-19 2000-04-19 戸当り

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001303848A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101226254B1 (ko) * 2011-06-30 2013-01-25 오금배 도어 스토퍼
KR101582298B1 (ko) * 2015-06-08 2016-01-04 (주)금동에스씨 도어 스토퍼

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101226254B1 (ko) * 2011-06-30 2013-01-25 오금배 도어 스토퍼
KR101582298B1 (ko) * 2015-06-08 2016-01-04 (주)금동에스씨 도어 스토퍼

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001303848A (ja) 戸当り
JP4192058B2 (ja) 遊技機用筐体の取手孔カバー
JP2004124455A (ja) 機器用ケース
CN212296015U (zh) 一种电视墙定位铰链
JP4079283B2 (ja) パチンコ機
JP3023649B2 (ja) ばね式ドアクローザとそれを使用したドアヒンジ装置
CN220962789U (zh) 一种转轴安装结构及网络存储器
JP4295891B2 (ja) 戸当り
JP4017820B2 (ja) パチンコ遊技機の可変入賞装置
JPH0710416Y2 (ja) 電子機器のケーブルカバ構造
JP3225003B2 (ja) カバー付きケース
JP2006023925A (ja) 自動販売機のヒンジ装置
JPH0720946Y2 (ja) 通信機器用筐体の開扉位置固定機構
JP2560010Y2 (ja) 扉開閉装置
JPS6019884Y2 (ja) 扉用蝶番
JP2002102488A (ja) 遊技機
JP2003020846A (ja) 戸当り
JP2000260275A (ja) 貯蔵庫のドアスイッチ
JP3291760B2 (ja) 電子機器の筐体
JPH1150726A (ja) ドア用蝶番
JPH08287764A (ja) 暗証符号入力盤の蓋
JPH09151933A (ja) 電子機器筐体
JP2000157701A (ja) パチンコ遊技機
JP4886359B2 (ja) 遊技機
JP2002261467A (ja) ロック機構付チルトヒンジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070508