JP2001229491A - 緊急車両の自動回避装置 - Google Patents
緊急車両の自動回避装置Info
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- JP2001229491A JP2001229491A JP2000042042A JP2000042042A JP2001229491A JP 2001229491 A JP2001229491 A JP 2001229491A JP 2000042042 A JP2000042042 A JP 2000042042A JP 2000042042 A JP2000042042 A JP 2000042042A JP 2001229491 A JP2001229491 A JP 2001229491A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は新交通システム等において緊急車両の
円滑な走行を確保し得る緊急車両の自動回避装置に関
し、緊急車両が短時間で目的地に到達できるようにする
ことを課題とする。 【解決手段】上り車両13A,13Bが走行する上り車
線11と、下り車両14A,14Bが走行する下り車線
12とを有した軌道10内を緊急車両16が走行する
際、各車線11,12を走行する各車両13A,13
B,14A,14Bの走行を停止させる緊急車両の自動
回避装置において、先ずいずれか一方の車線(例えば、
上り車線11)を走行する上り車両13A,13Bを緊
急車両16が通過しうる車間距離を有して停止させる処
理(ステップ12)と、上り車線11の各車両13A,
13Bが停止した後に、車間距離を考慮して緊急車両1
6が通過できる通過通路が形成される位置において下り
車線12を走行する各車両14A,14Bの走行を停止
させる処理(ステップ14,15)を有する。
円滑な走行を確保し得る緊急車両の自動回避装置に関
し、緊急車両が短時間で目的地に到達できるようにする
ことを課題とする。 【解決手段】上り車両13A,13Bが走行する上り車
線11と、下り車両14A,14Bが走行する下り車線
12とを有した軌道10内を緊急車両16が走行する
際、各車線11,12を走行する各車両13A,13
B,14A,14Bの走行を停止させる緊急車両の自動
回避装置において、先ずいずれか一方の車線(例えば、
上り車線11)を走行する上り車両13A,13Bを緊
急車両16が通過しうる車間距離を有して停止させる処
理(ステップ12)と、上り車線11の各車両13A,
13Bが停止した後に、車間距離を考慮して緊急車両1
6が通過できる通過通路が形成される位置において下り
車線12を走行する各車両14A,14Bの走行を停止
させる処理(ステップ14,15)を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は緊急車両の自動回避
装置に係り、特に新交通システムにおいて緊急車両の円
滑な走行を確保し得る緊急車両の自動回避装置に関す
る。
装置に係り、特に新交通システムにおいて緊急車両の円
滑な走行を確保し得る緊急車両の自動回避装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、専用軌道上をゴムタイヤを有した
車両で走行する新交通システムが実用化されている。こ
の新交通システムに用いる専用軌道は、通常上下それぞ
れ一車線を有した二車線の構成とされており、よって車
両は対向走行する構成とされている。また、この新交通
システムでは、通常複数の車両を連結した車両が用いら
れており、よって一車両の長さは一般の路線を走行する
車両に比べて長くなっている。
車両で走行する新交通システムが実用化されている。こ
の新交通システムに用いる専用軌道は、通常上下それぞ
れ一車線を有した二車線の構成とされており、よって車
両は対向走行する構成とされている。また、この新交通
システムでは、通常複数の車両を連結した車両が用いら
れており、よって一車両の長さは一般の路線を走行する
車両に比べて長くなっている。
【0003】一方、この新交通システムの専用軌道を利
用して、緊急車両を走行させることが考えられている。
この構成とした場合、新交通システムの専用軌道は一般
車両が走行しないため、緊急事態が発生した場所へ緊急
車両を早期に到着させることが可能となる。この際、緊
急車両は、専用軌道上の各車線の内、車両がいない箇所
を選択して走行する。
用して、緊急車両を走行させることが考えられている。
この構成とした場合、新交通システムの専用軌道は一般
車両が走行しないため、緊急事態が発生した場所へ緊急
車両を早期に到着させることが可能となる。この際、緊
急車両は、専用軌道上の各車線の内、車両がいない箇所
を選択して走行する。
【0004】しかしながら、一般車両は走行しないもの
の、専用軌道上には多数の車両が走行しており、緊急車
両が専用軌道上を走行しようとした場合、専用軌道上を
走行している車両を停止させる必要がある。従来では、
緊急車両が専用軌道上を走行する場合、専用軌道上を走
行する全ての車両を単に停止させ、これにより緊急車両
の緊急事態発生場所への早期到着、及び緊急車両の安全
走行を確保する構成とされていた。
の、専用軌道上には多数の車両が走行しており、緊急車
両が専用軌道上を走行しようとした場合、専用軌道上を
走行している車両を停止させる必要がある。従来では、
緊急車両が専用軌道上を走行する場合、専用軌道上を走
行する全ての車両を単に停止させ、これにより緊急車両
の緊急事態発生場所への早期到着、及び緊急車両の安全
走行を確保する構成とされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように各車両は一般車両に比べて長い車両構成となっ
ている。また、従来のシステムでは、緊急車両が専用軌
道上を走行する際、各車両の車間距離を考慮することな
く、また緊急車両が進行しようとする進行方向車線に対
し対向車線を走行する車両の走行位置を考慮することな
く、単に専用軌道上を走行する全ての車両を停止させる
構成とされていた。
たように各車両は一般車両に比べて長い車両構成となっ
ている。また、従来のシステムでは、緊急車両が専用軌
道上を走行する際、各車両の車間距離を考慮することな
く、また緊急車両が進行しようとする進行方向車線に対
し対向車線を走行する車両の走行位置を考慮することな
く、単に専用軌道上を走行する全ての車両を停止させる
構成とされていた。
【0006】このため、車両が停止された状態におい
て、隣接する車両間の車間距離(ここでいう車間距離と
は、対向車線に停止している車両との間の車間距離を含
む)が狭い位置が発生し、よって緊急車両が走行できな
くなるという問題点があった。
て、隣接する車両間の車間距離(ここでいう車間距離と
は、対向車線に停止している車両との間の車間距離を含
む)が狭い位置が発生し、よって緊急車両が走行できな
くなるという問題点があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、緊急車両走行時において各車両の車間距離を考慮
して車両停止位置を決定することにより緊急車両の走行
通路を確保し、これにより緊急車両が短時間で目的地に
到達できるようにした緊急車両の自動回避装置を提供す
ることを目的とする。
あり、緊急車両走行時において各車両の車間距離を考慮
して車両停止位置を決定することにより緊急車両の走行
通路を確保し、これにより緊急車両が短時間で目的地に
到達できるようにした緊急車両の自動回避装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では,次の各手段を講じたことを特徴とするも
のである。
に本発明では,次の各手段を講じたことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項1記載の発明は、一の方向に車両が
走行する第1の車線と、該一の方向逆方向に車両が走行
する第2の車線とを有した軌道内を緊急車両が走行する
際、前記第1及び第2の車線を走行する前記車両の走行
を停止させる緊急車両の自動回避装置において、前記第
1または第2のいずれか一方の車線を走行する車両の走
行を、前記緊急車両が通過しうる車間距離を有して停止
させる第1の車両停止手段と、前記一方の車線上の車両
が停止した後、前記車間距離を考慮して前記緊急車両が
通過できる通過通路が形成される位置において、他方の
車線を走行する車両の走行を停止させる第2の停止手段
とを具備することを特徴とするものである。
走行する第1の車線と、該一の方向逆方向に車両が走行
する第2の車線とを有した軌道内を緊急車両が走行する
際、前記第1及び第2の車線を走行する前記車両の走行
を停止させる緊急車両の自動回避装置において、前記第
1または第2のいずれか一方の車線を走行する車両の走
行を、前記緊急車両が通過しうる車間距離を有して停止
させる第1の車両停止手段と、前記一方の車線上の車両
が停止した後、前記車間距離を考慮して前記緊急車両が
通過できる通過通路が形成される位置において、他方の
車線を走行する車両の走行を停止させる第2の停止手段
とを具備することを特徴とするものである。
【0010】上記発明によれば、第1の車両停止手段
は、第1または第2のいずれか一方の車線を走行する車
両を緊急車両が通過しうる車間距離を開けて停止させ
る。
は、第1または第2のいずれか一方の車線を走行する車
両を緊急車両が通過しうる車間距離を開けて停止させ
る。
【0011】このように一方の車線上の車両が停止する
と、続いて第2の車両停止手段は、車間距離を考慮して
緊急車両が通過できる通過通路が形成される位置におい
て、他方の車線を走行する車両の走行を停止させる。こ
こでいう車間距離は、同一車線における前後方向の車間
距離ばかりではなく、対向車線に位置する隣接車両との
間の車間距離も含まれる。
と、続いて第2の車両停止手段は、車間距離を考慮して
緊急車両が通過できる通過通路が形成される位置におい
て、他方の車線を走行する車両の走行を停止させる。こ
こでいう車間距離は、同一車線における前後方向の車間
距離ばかりではなく、対向車線に位置する隣接車両との
間の車間距離も含まれる。
【0012】よって、本発明によれば、各車両間の車両
間隔を考慮して各車線上を走行する車両の停止位置を決
めるため、緊急車両の走行通路を確保することができ
る。これにより、緊急車両の緊急事態発生場所への早期
到着、及び緊急車両の安全走行を実現することができ
る。
間隔を考慮して各車線上を走行する車両の停止位置を決
めるため、緊急車両の走行通路を確保することができ
る。これにより、緊急車両の緊急事態発生場所への早期
到着、及び緊急車両の安全走行を実現することができ
る。
【0013】また、請求項2記載の発明は、一の方向に
車両が走行する第1の車線と、該一の方向逆方向に車両
が走行する第2の車線とを有した軌道内を緊急車両が走
行する際、前記第1及び第2の車線を走行する前記車両
の走行を停止させる緊急車両の自動回避装置において、
前記第1及び第2の車線を走行する車両の走行を停止さ
せる車両停止手段と、前記各車線上の車両が停止した
後、前記緊急車両が通過できる通過通路が形成されるよ
う前記各車両の停止位置を微調整する停止位置微調整手
段とを具備することを特徴とするものである。
車両が走行する第1の車線と、該一の方向逆方向に車両
が走行する第2の車線とを有した軌道内を緊急車両が走
行する際、前記第1及び第2の車線を走行する前記車両
の走行を停止させる緊急車両の自動回避装置において、
前記第1及び第2の車線を走行する車両の走行を停止さ
せる車両停止手段と、前記各車線上の車両が停止した
後、前記緊急車両が通過できる通過通路が形成されるよ
う前記各車両の停止位置を微調整する停止位置微調整手
段とを具備することを特徴とするものである。
【0014】上記発明によれば、車両停止手段は、第1
及び第2の車線を走行する車両の走行を停止させる。こ
れにより、各車線を走行する車両は、略同時に停止す
る。このように一方の車線上の車両が停止すると、停止
位置微調整手段は、緊急車両が通過できる通過通路が形
成されるよう各車両の停止位置を微調整する。
及び第2の車線を走行する車両の走行を停止させる。こ
れにより、各車線を走行する車両は、略同時に停止す
る。このように一方の車線上の車両が停止すると、停止
位置微調整手段は、緊急車両が通過できる通過通路が形
成されるよう各車両の停止位置を微調整する。
【0015】よって、本発明においても各車両間の車両
間隔を考慮して各車線上を走行する車両の停止位置を決
めるため、緊急車両の走行通路を確保することができ、
緊急車両の緊急事態発生場所への早期到着、及び緊急車
両の安全走行を実現することができる。
間隔を考慮して各車線上を走行する車両の停止位置を決
めるため、緊急車両の走行通路を確保することができ、
緊急車両の緊急事態発生場所への早期到着、及び緊急車
両の安全走行を実現することができる。
【0016】また、本発明では、各車線を走行する全て
の車両を同時に停止させた上で、各車両間の車両間隔の
調整を行なうため、請求項1記載の発明の構成に比べ
て、短時間で緊急車両が走行する通過通路を確保するこ
とができる。
の車両を同時に停止させた上で、各車両間の車両間隔の
調整を行なうため、請求項1記載の発明の構成に比べ
て、短時間で緊急車両が走行する通過通路を確保するこ
とができる。
【0017】また、請求項3記載の発明は、一の方向に
車両が走行する第1の車線と、該一の方向逆方向に車両
が走行する第2の車線とを有した軌道内を緊急車両が走
行する際、前記第1及び第2の車線を走行する前記車両
の走行を停止させる緊急車両の自動回避装置において、
前記第1及び第2の車線を走行する車両の走行状態を監
視する走行状態監視手段と、前記走行位置監視手段によ
り求められる車両の走行位置に基づき、前記緊急車両が
通過できる通過通路が形成されるよう前記第1及び第2
の車線を走行する各車両の停止位置を個別に求め、求め
られた停止位置において車両を停止させる個別車両停止
手段とを具備することを特徴とするものである。
車両が走行する第1の車線と、該一の方向逆方向に車両
が走行する第2の車線とを有した軌道内を緊急車両が走
行する際、前記第1及び第2の車線を走行する前記車両
の走行を停止させる緊急車両の自動回避装置において、
前記第1及び第2の車線を走行する車両の走行状態を監
視する走行状態監視手段と、前記走行位置監視手段によ
り求められる車両の走行位置に基づき、前記緊急車両が
通過できる通過通路が形成されるよう前記第1及び第2
の車線を走行する各車両の停止位置を個別に求め、求め
られた停止位置において車両を停止させる個別車両停止
手段とを具備することを特徴とするものである。
【0018】上記発明では、走行位置監視手段により、
第1及び第2の車線を走行する車両の走行位置は常時監
視されている。個別車両停止手段は、車両の走行走行状
態(例えば、走行位置)に基づき、緊急車両が通過でき
る通過通路が形成されるよう第1及び第2の車線を走行
する各車両の停止位置を個別に求め、当該停止位置で各
車両を停止させる。
第1及び第2の車線を走行する車両の走行位置は常時監
視されている。個別車両停止手段は、車両の走行走行状
態(例えば、走行位置)に基づき、緊急車両が通過でき
る通過通路が形成されるよう第1及び第2の車線を走行
する各車両の停止位置を個別に求め、当該停止位置で各
車両を停止させる。
【0019】個別車両停止手段は、各車線を走行する全
ての車両の走行位置が認識した上で上記停止位置を決定
するため、各車両の停止位置を正確に決定することがで
き、停止した後に停止位置の微調整を行なう必要はなく
なる。これにより、本発明においても緊急車両の走行通
路を確保することができ、緊急車両の緊急事態発生場所
への早期到着、及び緊急車両の安全走行を実現すること
ができる。
ての車両の走行位置が認識した上で上記停止位置を決定
するため、各車両の停止位置を正確に決定することがで
き、停止した後に停止位置の微調整を行なう必要はなく
なる。これにより、本発明においても緊急車両の走行通
路を確保することができ、緊急車両の緊急事態発生場所
への早期到着、及び緊急車両の安全走行を実現すること
ができる。
【0020】また、本発明では、停止した後に各車両の
停止位置を微調整する必要がなくなるため、請求項2記
載の発明の構成に比べ、更に短時間で緊急車両が走行す
る通過通路を確保することができる。
停止位置を微調整する必要がなくなるため、請求項2記
載の発明の構成に比べ、更に短時間で緊急車両が走行す
る通過通路を確保することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
て図面と共に説明する。
【0022】図1乃至図4は、本発明の第1実施例であ
る緊急車両の自動回避装置を説明するための図である。
図1乃至図3は、本実施例の自動回避装置を具備する交
通システムを示している。
る緊急車両の自動回避装置を説明するための図である。
図1乃至図3は、本実施例の自動回避装置を具備する交
通システムを示している。
【0023】交通システムのインフラ施設は、車両13
A,13B,14A,14B(本実施例では、説明の便
宜上4台の車両のみを図示して説明するものとする)が
走行する軌道10、及び各車両13A,13B,14
A,14Bの走行制御を行なう中央制御装置15を有し
ている。この中央制御装置15は、管制センター内に設
けられている。また、各車両13A,13B,14A,
14Bは、この中央制御装置15と通信手段を介して接
続されており、中央制御装置15から送信される各種情
報及び指令に基づき走行を行なう構成となっている。
A,13B,14A,14B(本実施例では、説明の便
宜上4台の車両のみを図示して説明するものとする)が
走行する軌道10、及び各車両13A,13B,14
A,14Bの走行制御を行なう中央制御装置15を有し
ている。この中央制御装置15は、管制センター内に設
けられている。また、各車両13A,13B,14A,
14Bは、この中央制御装置15と通信手段を介して接
続されており、中央制御装置15から送信される各種情
報及び指令に基づき走行を行なう構成となっている。
【0024】軌道10は、本実施例では上り車線11と
下り車線12を有した片側一車線の道路である。図中、
車両13A,13Bは上り車線11を走行し、車両14
A,14Bは下り車線を走行している。尚,図中右側に
向け走行する車両が上り走行車両13A,13Bであり、
図中左側に向け走行する車両が下り走行車両14A,1
4Bである。
下り車線12を有した片側一車線の道路である。図中、
車両13A,13Bは上り車線11を走行し、車両14
A,14Bは下り車線を走行している。尚,図中右側に
向け走行する車両が上り走行車両13A,13Bであり、
図中左側に向け走行する車両が下り走行車両14A,1
4Bである。
【0025】各車両13A,13B,14A,14B
は、例えばモータ或いはエンジンを駆動源として走行す
るものであり、車輪としてゴムタイヤを用いている。こ
の各車両13A,13B,14A,14Bは、本実施例では
複数の客車が連結された構成’(連結以外にも、複数の
車両が非連結で隊列を組んで走行する構成もある)とさ
れており、その全体車長(隊列長)は一般車両に比べて
長くなっている。また、前記したように各車両13A,
13B,14A,14Bは中央制御装置15と通信する
通信手段を有しているが、各車両間で通信を行なう車両
間通信手段も有している。
は、例えばモータ或いはエンジンを駆動源として走行す
るものであり、車輪としてゴムタイヤを用いている。こ
の各車両13A,13B,14A,14Bは、本実施例では
複数の客車が連結された構成’(連結以外にも、複数の
車両が非連結で隊列を組んで走行する構成もある)とさ
れており、その全体車長(隊列長)は一般車両に比べて
長くなっている。また、前記したように各車両13A,
13B,14A,14Bは中央制御装置15と通信する
通信手段を有しているが、各車両間で通信を行なう車両
間通信手段も有している。
【0026】ところで、本実施例の交通システムは、軌
道10を利用して緊急車両16を走行させうる構成とな
っている。この構成とした場合、本交通システムの軌道
10は一般車両が走行しないため、緊急事態が発生した
場合に目的地に緊急車両16を早期に到着させることが
可能となる。
道10を利用して緊急車両16を走行させうる構成とな
っている。この構成とした場合、本交通システムの軌道
10は一般車両が走行しないため、緊急事態が発生した
場合に目的地に緊急車両16を早期に到着させることが
可能となる。
【0027】しかしながら、一般車両は走行しないもの
の、軌道10上には多数の車両13A,13B,14
A,14Bが走行しており、緊急車両16が軌道10上
を走行しようとした場合、その走行路を確保するために
軌道10上を走行している車両13A,13B,14
A,14Bを停止させる必要がある。
の、軌道10上には多数の車両13A,13B,14
A,14Bが走行しており、緊急車両16が軌道10上
を走行しようとした場合、その走行路を確保するために
軌道10上を走行している車両13A,13B,14
A,14Bを停止させる必要がある。
【0028】この際、単に各車両13A,13B,14
A,14Bを停止させたのでは、緊急車両16が通過す
る走行路が形成されない場合が発生することは前述した
とおりである。また、緊急車両16の目的上、緊急車両
16を速く目的地に到達させる必要があり、このために
は短時間で緊急車両16が通過しうるよう各車両13
A,13B,14A,14Bを停止させる必要がある。
A,14Bを停止させたのでは、緊急車両16が通過す
る走行路が形成されない場合が発生することは前述した
とおりである。また、緊急車両16の目的上、緊急車両
16を速く目的地に到達させる必要があり、このために
は短時間で緊急車両16が通過しうるよう各車両13
A,13B,14A,14Bを停止させる必要がある。
【0029】以下、本実施例における緊急車両16が軌
道10に進入する際に実施される緊急車両の自動回避処
理について説明する。
道10に進入する際に実施される緊急車両の自動回避処
理について説明する。
【0030】尚、この自動回避処理は中央制御装置15
が実施する車両管制処理の一つとして実施されるもので
あり、中央制御装置15を構成するコンピュータがソフ
トウェアー処理として実施する。また、以下の説明にお
いては、緊急車両16が上り車線11に進入する場合を
例に挙げて説明するものとする。
が実施する車両管制処理の一つとして実施されるもので
あり、中央制御装置15を構成するコンピュータがソフ
トウェアー処理として実施する。また、以下の説明にお
いては、緊急車両16が上り車線11に進入する場合を
例に挙げて説明するものとする。
【0031】図4は、本実施例の緊急車両の自動回避処
理を示すフローチャートである。同図におけるステップ
10(図では、ステップをSと略称している)の処理
は、緊急車両16が進入していない状態の処理(通常管
制処理という)である。この通常管制処理では、中央制
御装置15は各車両13A,13B,14A,14Bの
速度制御、車間距離制御等の通常走行に必要な制御処理
を行なう。
理を示すフローチャートである。同図におけるステップ
10(図では、ステップをSと略称している)の処理
は、緊急車両16が進入していない状態の処理(通常管
制処理という)である。この通常管制処理では、中央制
御装置15は各車両13A,13B,14A,14Bの
速度制御、車間距離制御等の通常走行に必要な制御処理
を行なう。
【0032】ステップ11では、緊急車両16の軌道1
0への進入を検出している。緊急車両16の軌道10へ
の進入は、例えば緊急車両16の搭乗員が携帯電話等の
通信手段を用いて管制センターに通報し、管制センター
のセンター員がマニュアル入力により中央制御装置15
に入力し、これにより中央制御装置15が緊急車両16
の軌道10への進入を検出する構成が考えられる。
0への進入を検出している。緊急車両16の軌道10へ
の進入は、例えば緊急車両16の搭乗員が携帯電話等の
通信手段を用いて管制センターに通報し、管制センター
のセンター員がマニュアル入力により中央制御装置15
に入力し、これにより中央制御装置15が緊急車両16
の軌道10への進入を検出する構成が考えられる。
【0033】また、他の方法としては、緊急車両16が
軌道10に進入する進入口にセンサを設けておき、この
センサ出力により中央制御装置15が緊急車両16の軌
道10への進入を検出する構成としても良い。このステ
ップ11の処理により、緊急車両16が軌道10へ進入
しない場合は、ステップ10の通常管制処理が実施され
る。
軌道10に進入する進入口にセンサを設けておき、この
センサ出力により中央制御装置15が緊急車両16の軌
道10への進入を検出する構成としても良い。このステ
ップ11の処理により、緊急車両16が軌道10へ進入
しない場合は、ステップ10の通常管制処理が実施され
る。
【0034】一方、ステップ11で軌道10内に緊急車
両16が進入したと判断された場合には、処理はステッ
プ12に進む。中央制御装置15は、このステップ12
において、前記した通信手段を用いて上り車線11を走
行する上り走行車両13A,13Bに対して停止指令を
発する。
両16が進入したと判断された場合には、処理はステッ
プ12に進む。中央制御装置15は、このステップ12
において、前記した通信手段を用いて上り車線11を走
行する上り走行車両13A,13Bに対して停止指令を
発する。
【0035】この際、中央制御装置15は、各車両13
A,13Bの前後間の車間距離が既定車間距離となるよ
う各車両13A,13Bの停止位置を決定する。ここで
既定車間距離とは、少なくとも各車両13A,13B,
14A,14Bの車長よりも長く、かつ後述するように
対向車線に車両が停止した際に、対向車線の車両との間
にも緊急車両16が通過できる空間が形成される距離を
いう。
A,13Bの前後間の車間距離が既定車間距離となるよ
う各車両13A,13Bの停止位置を決定する。ここで
既定車間距離とは、少なくとも各車両13A,13B,
14A,14Bの車長よりも長く、かつ後述するように
対向車線に車両が停止した際に、対向車線の車両との間
にも緊急車両16が通過できる空間が形成される距離を
いう。
【0036】上記のようにステップ12で停止指令が発
生されることにより、図2に示すように、上り走行車両
13A,13Bは上記既定車間距離をおいて停止する。
尚、各図において、停止している車両には梨地を施して
示している。
生されることにより、図2に示すように、上り走行車両
13A,13Bは上記既定車間距離をおいて停止する。
尚、各図において、停止している車両には梨地を施して
示している。
【0037】続くステップ13では、上り車線11上に
おける、各上り走行車両13A,13Bの停止位置を検
出する。この各上り走行車両13A,13Bの停止位置
は、上記した通信手段を用いて中央制御装置15に送信
される。
おける、各上り走行車両13A,13Bの停止位置を検
出する。この各上り走行車両13A,13Bの停止位置
は、上記した通信手段を用いて中央制御装置15に送信
される。
【0038】このようにして上り車線11上の各上り走
行車両13A,13Bが停止すると、続くステップ15
において、中央制御装置15は下り車線12を走行する
下り車両14A,14Bに対する停止処理を行なう。具
体的には、中央制御装置15は上り走行車両13A,1
3Bの停止位置を考慮し、緊急車両16が通過できる通
過通路が形成される位置に停止するよう各下り車両14
A,14Bに対し停止指令を送る。これにより、下り車
両14A,14Bは、図3に示すように、指定された停
止位置において停止する。
行車両13A,13Bが停止すると、続くステップ15
において、中央制御装置15は下り車線12を走行する
下り車両14A,14Bに対する停止処理を行なう。具
体的には、中央制御装置15は上り走行車両13A,1
3Bの停止位置を考慮し、緊急車両16が通過できる通
過通路が形成される位置に停止するよう各下り車両14
A,14Bに対し停止指令を送る。これにより、下り車
両14A,14Bは、図3に示すように、指定された停
止位置において停止する。
【0039】上記のようにして下り車線12上の各車両
14A,14Bが停止すると、ステップ16において中
央制御装置15は下り車両14A,14Bの停止位置を
確認し、緊急車両16が走行しうる走行通路が形成され
ているかどうかの最終確認を行なう。この確認におい
て、緊急車両16が走行しうる走行通路が確保されてい
ない場合には、中央制御装置15は各車両13A,13
B,14A,14Bの停止位置を微調整する。この際、
各車両に搭載されている車両間通信手段を用いて、各車
両間隔を微調整する構成としても良い。
14A,14Bが停止すると、ステップ16において中
央制御装置15は下り車両14A,14Bの停止位置を
確認し、緊急車両16が走行しうる走行通路が形成され
ているかどうかの最終確認を行なう。この確認におい
て、緊急車両16が走行しうる走行通路が確保されてい
ない場合には、中央制御装置15は各車両13A,13
B,14A,14Bの停止位置を微調整する。この際、
各車両に搭載されている車両間通信手段を用いて、各車
両間隔を微調整する構成としても良い。
【0040】ステップ16において各車両13A,13
B,14A,14Bの停止位置が確認されると、続くス
テップ17において、中央制御装置15は緊急車両16
に対して走行許可指令を行なう。この走行許可指令を受
けることにより、緊急車両16は走行を開始する。
B,14A,14Bの停止位置が確認されると、続くス
テップ17において、中央制御装置15は緊急車両16
に対して走行許可指令を行なう。この走行許可指令を受
けることにより、緊急車両16は走行を開始する。
【0041】緊急車両16が走行を開始すると、中央制
御装置15はステップ18において緊急車両16が軌道
10上を通過したかどうかを判断する。緊急車両16が
軌道10上を通過したかどうかを判断は、例えば緊急車
両16の搭乗員が携帯電話等の通信手段を用いて管制セ
ンターに通報し、管制センターのセンター員がマニュア
ル入力により中央制御装置15に入力し、これにより中
央制御装置15が緊急車両16の通過を検出する構成が
考えられる。また、他の方法としては、緊急車両16が
軌道10から退出する退出口にセンサを設けておき、こ
のセンサ出力により中央制御装置15が緊急車両16の
通過を検出する構成としても良い。
御装置15はステップ18において緊急車両16が軌道
10上を通過したかどうかを判断する。緊急車両16が
軌道10上を通過したかどうかを判断は、例えば緊急車
両16の搭乗員が携帯電話等の通信手段を用いて管制セ
ンターに通報し、管制センターのセンター員がマニュア
ル入力により中央制御装置15に入力し、これにより中
央制御装置15が緊急車両16の通過を検出する構成が
考えられる。また、他の方法としては、緊急車両16が
軌道10から退出する退出口にセンサを設けておき、こ
のセンサ出力により中央制御装置15が緊急車両16の
通過を検出する構成としても良い。
【0042】ステップ18において、緊急車両16が軌
道10を通過した(即ち、緊急車両16が軌道10から
退出した)と判断されると、処理はステップ10に戻
り、中央制御装置15は通常管制処理を再び開始する。
これにより、軌道10上に停止していた各車両13A,
13B,14A,14Bは、再び走行を開始する。
道10を通過した(即ち、緊急車両16が軌道10から
退出した)と判断されると、処理はステップ10に戻
り、中央制御装置15は通常管制処理を再び開始する。
これにより、軌道10上に停止していた各車両13A,
13B,14A,14Bは、再び走行を開始する。
【0043】上記の自動回避において、ステップ17に
おいて緊急車両16に走行許可指令が下されると、緊急
車両16は各車両13A,13B,14A,14Bの停
止位置を縫って走行することになる。この際、本実施例
の自動回避処理により、各車両13A,13B,14
A,14Bの停止位置間には緊急車両16が走行しうる
走行通路が形成されている。
おいて緊急車両16に走行許可指令が下されると、緊急
車両16は各車両13A,13B,14A,14Bの停
止位置を縫って走行することになる。この際、本実施例
の自動回避処理により、各車両13A,13B,14
A,14Bの停止位置間には緊急車両16が走行しうる
走行通路が形成されている。
【0044】このため、緊急車両16は短時間で目的地
(緊急事態発生場所)に到達することが可能となる。ま
た、軌道10上の車両13A,13B,14A,14B
は全て停止しているため、緊急車両16の安全走行を確
保することができる。
(緊急事態発生場所)に到達することが可能となる。ま
た、軌道10上の車両13A,13B,14A,14B
は全て停止しているため、緊急車両16の安全走行を確
保することができる。
【0045】尚、上記した実施例において、請求項1に
記載の第1の車両停止手段はステップ12に対応し、第
2の停止手段はステップ14,15に相当する。
記載の第1の車両停止手段はステップ12に対応し、第
2の停止手段はステップ14,15に相当する。
【0046】続いて、本発明の第2実施例について説明
する。
する。
【0047】図5乃至図8は、本発明の第2実施例であ
る緊急車両の自動回避装置を説明するための図である。
図5乃至図7は、本実施例の自動回避装置を具備する交
通システムを示している。
る緊急車両の自動回避装置を説明するための図である。
図5乃至図7は、本実施例の自動回避装置を具備する交
通システムを示している。
【0048】尚、本実施例におけるインフラ施設の構成
は、第1実施例と同一構成であるためその説明は省略
し、自動回避処理の動作についてのみ説明するものとす
る。また、図5乃至図7において、先に説明した第1実
施例の説明で用いた図1乃至図3に示した構成と同一構
成については、同一符号を付すものとする。更に、以下
の説明においても、緊急車両16が上り車線11に進入
する場合を例に挙げて説明するものとする。
は、第1実施例と同一構成であるためその説明は省略
し、自動回避処理の動作についてのみ説明するものとす
る。また、図5乃至図7において、先に説明した第1実
施例の説明で用いた図1乃至図3に示した構成と同一構
成については、同一符号を付すものとする。更に、以下
の説明においても、緊急車両16が上り車線11に進入
する場合を例に挙げて説明するものとする。
【0049】図8は、本実施例の緊急車両の自動回避処
理を示すフローチャートである。同図におけるステップ
20及びステップ21の処理は、図4のステップ10及
びステップ11の処理と対応している。よって、本実施
例においてもステップ21で緊急車両16の軌道10へ
の進入が確認されない限り、ステップ20の通常管制処
理が行なわれる(図5に示す状態)。
理を示すフローチャートである。同図におけるステップ
20及びステップ21の処理は、図4のステップ10及
びステップ11の処理と対応している。よって、本実施
例においてもステップ21で緊急車両16の軌道10へ
の進入が確認されない限り、ステップ20の通常管制処
理が行なわれる(図5に示す状態)。
【0050】一方、ステップ21で軌道10内に緊急車
両16が進入したと判断されると、処理はステップ22
に進み、中央制御装置15は通信手段を用いて上り車線
11及び下り車線12を走行する全ての車両13A,1
3B,14A,14Bに対して停止指令を発する。この
際、中央制御装置15は、各車両13A,13B,14
A,14Bの車両間隔を考慮することなく直ちに停止処
理を行なう。
両16が進入したと判断されると、処理はステップ22
に進み、中央制御装置15は通信手段を用いて上り車線
11及び下り車線12を走行する全ての車両13A,1
3B,14A,14Bに対して停止指令を発する。この
際、中央制御装置15は、各車両13A,13B,14
A,14Bの車両間隔を考慮することなく直ちに停止処
理を行なう。
【0051】尚、各車両13A,13B,14A,14
Bへの停止指令は、前記した通信手段により各車両13
A,13B,14A,14Bに一括的に送信する構成と
しても、また各車線11,12を走行する先頭車両に対
してのみ中央制御装置15から通信手段を用いて停止指
令を送信し、続いてこの先頭車両から後続する車両に車
両間通信手段を用いて順次停止指令を送信する構成とし
ても良い。
Bへの停止指令は、前記した通信手段により各車両13
A,13B,14A,14Bに一括的に送信する構成と
しても、また各車線11,12を走行する先頭車両に対
してのみ中央制御装置15から通信手段を用いて停止指
令を送信し、続いてこの先頭車両から後続する車両に車
両間通信手段を用いて順次停止指令を送信する構成とし
ても良い。
【0052】上記したステップ22の処理により、各車
線11,12を走行する全ての車両13A,13B,1
4A,14Bが停止する。このように全ての車両13
A,13B,14A,14Bが停止すると、ステップ2
3において、中央制御装置15は停止した各車両13
A,13B,14A,14Bの車両停止位置を確認す
る。
線11,12を走行する全ての車両13A,13B,1
4A,14Bが停止する。このように全ての車両13
A,13B,14A,14Bが停止すると、ステップ2
3において、中央制御装置15は停止した各車両13
A,13B,14A,14Bの車両停止位置を確認す
る。
【0053】続くステップ24では、ステップ23で求
められた各車両13A,13B,14A,14Bの車両
停止位置に基づき、中央制御装置15は緊急車両16が
通過できる通過通路を形成するのに必要な各車両13
A,13B,14A,14Bの移動方向及び移動距離
(この移動方向及び移動距離を含め,微調整距離という
ものとする)を演算する。
められた各車両13A,13B,14A,14Bの車両
停止位置に基づき、中央制御装置15は緊急車両16が
通過できる通過通路を形成するのに必要な各車両13
A,13B,14A,14Bの移動方向及び移動距離
(この移動方向及び移動距離を含め,微調整距離という
ものとする)を演算する。
【0054】そして、ステップ24において各車両13
A,13B,14A,14Bの微調整距離が求められる
と、ステップ25において中央制御装置15は、各車両
13A,13B,14A,14Bが微調整距離に対応す
る距離だけ移動させて停止位置の微調整を行なう。図6
は、中央制御装置15が各車両13A,13B,14
A,14Bに対して微調整処理を行なっている状態を示
している。
A,13B,14A,14Bの微調整距離が求められる
と、ステップ25において中央制御装置15は、各車両
13A,13B,14A,14Bが微調整距離に対応す
る距離だけ移動させて停止位置の微調整を行なう。図6
は、中央制御装置15が各車両13A,13B,14
A,14Bに対して微調整処理を行なっている状態を示
している。
【0055】ステップ25において各車両13A,13
B,14A,14Bに対する微調整処理が終了すると、
続くステップ26において、中央制御装置15は緊急車
両16に対して走行許可指令を行なう。この走行許可指
令を受けることにより、図7に示すように緊急車両16
は走行を開始する。
B,14A,14Bに対する微調整処理が終了すると、
続くステップ26において、中央制御装置15は緊急車
両16に対して走行許可指令を行なう。この走行許可指
令を受けることにより、図7に示すように緊急車両16
は走行を開始する。
【0056】緊急車両16が走行を開始すると、中央制
御装置15はステップ27において緊急車両16が軌道
10上を通過したかどうかを判断する。そして、ステッ
プ27において緊急車両16が軌道10を通過したと判
断されると、処理はステップ20に戻り、中央制御装置
15は通常管制処理を再び開始する。これにより、軌道
10上に停止していた各車両13A,13B,14A,
14Bは、再び走行を開始する。
御装置15はステップ27において緊急車両16が軌道
10上を通過したかどうかを判断する。そして、ステッ
プ27において緊急車両16が軌道10を通過したと判
断されると、処理はステップ20に戻り、中央制御装置
15は通常管制処理を再び開始する。これにより、軌道
10上に停止していた各車両13A,13B,14A,
14Bは、再び走行を開始する。
【0057】上記のように、本実施例の自動回避処理に
よっても、各車両13A,13B,14A,14Bの停
止位置間には緊急車両16が走行しうる走行通路が形成
される。このため、緊急車両16は短時間で目的地(緊
急事態発生場所)に到達することが可能となり、また軌
道10上の車両13A,13B,14A,14Bは全て
停止しているため緊急車両16の安全走行を確保するこ
とができる。
よっても、各車両13A,13B,14A,14Bの停
止位置間には緊急車両16が走行しうる走行通路が形成
される。このため、緊急車両16は短時間で目的地(緊
急事態発生場所)に到達することが可能となり、また軌
道10上の車両13A,13B,14A,14Bは全て
停止しているため緊急車両16の安全走行を確保するこ
とができる。
【0058】更に、本実施例の自動回避処理では、各車
線11,12を走行する全ての車両13A,13B,1
4A,14Bを同時に停止させた上で、各車両間の車両
間隔の調整を行なうため、第1実施例の構成に比べて短
時間で緊急車両16が走行通路を確保することができ
る。
線11,12を走行する全ての車両13A,13B,1
4A,14Bを同時に停止させた上で、各車両間の車両
間隔の調整を行なうため、第1実施例の構成に比べて短
時間で緊急車両16が走行通路を確保することができ
る。
【0059】尚、上記した実施例において、請求項2に
記載の車両停止手段はステップ22に相当し、停止位置
微調整手段はステップ23〜25に相当する。
記載の車両停止手段はステップ22に相当し、停止位置
微調整手段はステップ23〜25に相当する。
【0060】続いて、本発明の第3実施例について説明
する。
する。
【0061】図9乃至図11は、本発明の第3実施例で
ある緊急車両の自動回避装置を説明するための図であ
る。図9及び図10は、本実施例の自動回避装置を具備
する交通システムを示している。
ある緊急車両の自動回避装置を説明するための図であ
る。図9及び図10は、本実施例の自動回避装置を具備
する交通システムを示している。
【0062】尚、本実施例におけるインフラ施設の構成
も、第1実施例と同一構成であるためその説明は省略
し、自動回避処理の動作についてのみ説明するものとす
る。また、図9及び図10において、先に説明した第1
実施例の説明で用いた図1乃至図3に示した構成と同一
構成については、同一符号を付すものとする。更に、以
下の説明においても、緊急車両16が上り車線11に進
入する場合を例に挙げて説明するものとする。
も、第1実施例と同一構成であるためその説明は省略
し、自動回避処理の動作についてのみ説明するものとす
る。また、図9及び図10において、先に説明した第1
実施例の説明で用いた図1乃至図3に示した構成と同一
構成については、同一符号を付すものとする。更に、以
下の説明においても、緊急車両16が上り車線11に進
入する場合を例に挙げて説明するものとする。
【0063】図11は、本実施例の緊急車両の自動回避
処理を示すフローチャートである。同図におけるステッ
プ30及びステップ32の処理は、図4のステップ10
及びステップ11の処理と対応している。しかしながら
本実施例では、ステップ31の処理により、中央制御装
置15は上り及び下り車線11,12を走行する全ての
車両13A,13B,14A,14Bの走行位置及び走
行速度等の走行情報を常に確認する構成となっている
(本実施例では、このステップ31の処理を含め、通常
管制処理というものとする)。従って、本実施例ではス
テップ32で緊急車両16の軌道10への進入が確認さ
れない限り、ステップ30,31の通常管制処理が行な
われる(図9に示す状態)。
処理を示すフローチャートである。同図におけるステッ
プ30及びステップ32の処理は、図4のステップ10
及びステップ11の処理と対応している。しかしながら
本実施例では、ステップ31の処理により、中央制御装
置15は上り及び下り車線11,12を走行する全ての
車両13A,13B,14A,14Bの走行位置及び走
行速度等の走行情報を常に確認する構成となっている
(本実施例では、このステップ31の処理を含め、通常
管制処理というものとする)。従って、本実施例ではス
テップ32で緊急車両16の軌道10への進入が確認さ
れない限り、ステップ30,31の通常管制処理が行な
われる(図9に示す状態)。
【0064】一方、ステップ32で軌道10内に緊急車
両16が進入したと判断されると、処理はステップ33
に進む。このステップ33では、中央制御装置15はス
テップ31で求められている各車両13A,13B,1
4A,14Bの走行情報(走行位置,走行速度等)に基
づき、緊急車両16が通過できる通過通路を形成するの
に必要な各車両13A,13B,14A,14Bの停止
位置を演算する。
両16が進入したと判断されると、処理はステップ33
に進む。このステップ33では、中央制御装置15はス
テップ31で求められている各車両13A,13B,1
4A,14Bの走行情報(走行位置,走行速度等)に基
づき、緊急車両16が通過できる通過通路を形成するの
に必要な各車両13A,13B,14A,14Bの停止
位置を演算する。
【0065】続くステップ34では、ステップ32にお
いて求められた各車両13A,13B,14A,14B
の停止位置に基づき、中央制御装置15は通信手段を用
いて上り車線11及び下り車線12を走行する全ての車
両13A,13B,14A,14Bに対して停止指令を
発する。このステップ34の処理により、図10に示さ
れるように、各車線11,12を走行する全ての車両1
3A,13B,14A,14Bは、緊急車両16が通過
できる通過通路を形成する位置で一斉に停止する。
いて求められた各車両13A,13B,14A,14B
の停止位置に基づき、中央制御装置15は通信手段を用
いて上り車線11及び下り車線12を走行する全ての車
両13A,13B,14A,14Bに対して停止指令を
発する。このステップ34の処理により、図10に示さ
れるように、各車線11,12を走行する全ての車両1
3A,13B,14A,14Bは、緊急車両16が通過
できる通過通路を形成する位置で一斉に停止する。
【0066】上記のように各車線11,12を走行する
全ての車両13A,13B,14A,14Bが一斉に停
止すると、続くステップ35において中央制御装置15
は緊急車両16に対して走行許可指令を行なう。この走
行許可指令を受けることにより、緊急車両16は走行を
開始する。
全ての車両13A,13B,14A,14Bが一斉に停
止すると、続くステップ35において中央制御装置15
は緊急車両16に対して走行許可指令を行なう。この走
行許可指令を受けることにより、緊急車両16は走行を
開始する。
【0067】緊急車両16が走行を開始すると、中央制
御装置15はステップ36において緊急車両16が軌道
10上を通過したかどうかを判断する。そして、ステッ
プ36において緊急車両16が軌道10を通過したと判
断されると、処理はステップ30に戻り、中央制御装置
15は通常管制処理を再び開始する。これにより、軌道
10上に停止していた各車両13A,13B,14A,
14Bは、再び走行を開始する。
御装置15はステップ36において緊急車両16が軌道
10上を通過したかどうかを判断する。そして、ステッ
プ36において緊急車両16が軌道10を通過したと判
断されると、処理はステップ30に戻り、中央制御装置
15は通常管制処理を再び開始する。これにより、軌道
10上に停止していた各車両13A,13B,14A,
14Bは、再び走行を開始する。
【0068】上記のように、本実施例の自動回避処理に
よっても、各車両13A,13B,14A,14Bの停
止位置間には緊急車両16が走行しうる走行通路が形成
される。このため、緊急車両16は短時間で目的地(緊
急事態発生場所)に到達することが可能となり、また軌
道10上の車両13A,13B,14A,14Bは全て
停止しているため緊急車両16の安全走行を確保するこ
とができる。
よっても、各車両13A,13B,14A,14Bの停
止位置間には緊急車両16が走行しうる走行通路が形成
される。このため、緊急車両16は短時間で目的地(緊
急事態発生場所)に到達することが可能となり、また軌
道10上の車両13A,13B,14A,14Bは全て
停止しているため緊急車両16の安全走行を確保するこ
とができる。
【0069】更に、本実施例の自動回避処理では、各車
線11,12を走行する全ての車両13A,13B,1
4A,14Bを緊急車両16が通過できる通過通路を形
成する位置に一斉に停止させるため、第1及び第2実施
例の構成に比べて短時間で緊急車両16が走行通路を確
保することができる。
線11,12を走行する全ての車両13A,13B,1
4A,14Bを緊急車両16が通過できる通過通路を形
成する位置に一斉に停止させるため、第1及び第2実施
例の構成に比べて短時間で緊急車両16が走行通路を確
保することができる。
【0070】尚、上記した実施例において、請求項3に
記載の走行位置監視手段はステップ31に相当し、個別
車両停止手段はステップ33,34に相当する。
記載の走行位置監視手段はステップ31に相当し、個別
車両停止手段はステップ33,34に相当する。
【0071】
【発明の効果】上述の如く本発明では、次に述べる種々
の効果を実現することができる。
の効果を実現することができる。
【0072】請求項1記載の発明によれば、各車両間の
車両間隔を考慮して各車線上を走行する車両の停止位置
を決めるため、緊急車両の走行通路を確保することがで
き、よって緊急車両の緊急事態発生場所への早期到着、
及び緊急車両の安全走行を実現することができる。
車両間隔を考慮して各車線上を走行する車両の停止位置
を決めるため、緊急車両の走行通路を確保することがで
き、よって緊急車両の緊急事態発生場所への早期到着、
及び緊急車両の安全走行を実現することができる。
【0073】また、請求項2記載の発明においても、各
車両間の車両間隔を考慮して各車線上を走行する車両の
停止位置を決めるため、緊急車両の走行通路を確保する
ことができ、緊急車両の緊急事態発生場所への早期到
着、及び緊急車両の安全走行を実現することができる。
車両間の車両間隔を考慮して各車線上を走行する車両の
停止位置を決めるため、緊急車両の走行通路を確保する
ことができ、緊急車両の緊急事態発生場所への早期到
着、及び緊急車両の安全走行を実現することができる。
【0074】また、本発明では、各車線を走行する全て
の車両を同時に停止させた上で、各車両間の車両間隔の
調整を行なうため、請求項1記載の発明の構成に比べ
て、短時間で緊急車両が走行する通過通路を確保するこ
とができる。
の車両を同時に停止させた上で、各車両間の車両間隔の
調整を行なうため、請求項1記載の発明の構成に比べ
て、短時間で緊急車両が走行する通過通路を確保するこ
とができる。
【0075】また、請求項3記載の発明によっても、緊
急車両の走行通路を確保することができ、緊急車両の緊
急事態発生場所への早期到着、及び緊急車両の安全走行
を実現することができる。
急車両の走行通路を確保することができ、緊急車両の緊
急事態発生場所への早期到着、及び緊急車両の安全走行
を実現することができる。
【0076】また、本発明では、停止した後に各車両の
停止位置を微調整する必要がなくなるため、請求項1及
び2記載の発明の構成に比べ、更に短時間で緊急車両が
走行する通過通路を確保することができる。
停止位置を微調整する必要がなくなるため、請求項1及
び2記載の発明の構成に比べ、更に短時間で緊急車両が
走行する通過通路を確保することができる。
【図1】本発明の第1実施例である自動回避装置が設け
られた交通システムを示す概略構成図である。
られた交通システムを示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施例である自動回避装置により
上り車線の車両が停止した状態を示す図である。
上り車線の車両が停止した状態を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例である自動回避装置により
車両の回避処理が終了した状態を示す図である。
車両の回避処理が終了した状態を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例である自動回避装置の処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例である自動回避装置が設け
られた交通システムを示す概略構成図である。
られた交通システムを示す概略構成図である。
【図6】本発明の第2実施例である自動回避装置により
上り及び下り車線の車両が停止した状態を示す図であ
る。
上り及び下り車線の車両が停止した状態を示す図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例である自動回避装置により
車両の回避処理が終了した状態を示す図である。
車両の回避処理が終了した状態を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例である自動回避装置の処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施例である自動回避装置が設け
られた交通システムを示す概略構成図である。
られた交通システムを示す概略構成図である。
【図10】本発明の第3実施例である自動回避装置によ
り車両の回避処理が終了した状態を示す図である。
り車両の回避処理が終了した状態を示す図である。
【図11】本発明の第3実施例である自動回避装置の処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
10 軌道 11 上り車線 12 下り車線 13A,13B 上り車両 14A,14B 下り車両 15 中央制御装置 16 緊急車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 康治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 麻生 誠 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 田中 徹 愛知県豊田市豊栄町2丁目88番地 株式会 社トヨタテクノサービス内 Fターム(参考) 5H180 AA12 AA27 BB05 EE08 FF13 LL01 LL02 LL04 LL09
Claims (3)
- 【請求項1】 一の方向に車両が走行する第1の車線
と、該一の方向逆方向に車両が走行する第2の車線とを
有した軌道内を緊急車両が走行する際、前記第1及び第
2の車線を走行する前記車両の走行を停止させる緊急車
両の自動回避装置において、 前記第1または第2のいずれか一方の車線を走行する車
両の走行を、前記緊急車両が通過しうる車間距離を有し
て停止させる第1の車両停止手段と、 前記一方の車線上の車両が停止した後、前記車間距離を
考慮して前記緊急車両が通過できる通過通路が形成され
る位置において、他方の車線を走行する車両の走行を停
止させる第2の停止手段とを具備することを特徴とする
緊急車両の自動回避装置。 - 【請求項2】 一の方向に車両が走行する第1の車線
と、該一の方向逆方向に車両が走行する第2の車線とを
有した軌道内を緊急車両が走行する際、前記第1及び第
2の車線を走行する前記車両の走行を停止させる緊急車
両の自動回避装置において、 前記第1及び第2の車線を走行する車両の走行を停止さ
せる車両停止手段と、 前記各車線上の車両が停止した後、前記緊急車両が通過
できる通過通路が形成されるよう前記各車両の停止位置
を微調整する停止位置微調整手段とを具備することを特
徴とする緊急車両の自動回避装置。 - 【請求項3】 一の方向に車両が走行する第1の車線
と、該一の方向逆方向に車両が走行する第2の車線とを
有した軌道内を緊急車両が走行する際、前記第1及び第
2の車線を走行する前記車両の走行を停止させる緊急車
両の自動回避装置において、 前記第1及び第2の車線を走行する車両の走行状態を監
視する走行状態監視手段と、 前記走行位置監視手段により求められる車両の走行位置
に基づき、前記緊急車両が通過できる通過通路が形成さ
れるよう前記第1及び第2の車線を走行する各車両の停
止位置を個別に求め、求められた停止位置において車両
を停止させる個別車両停止手段とを具備することを特徴
とする緊急車両の自動回避装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000042042A JP2001229491A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 緊急車両の自動回避装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000042042A JP2001229491A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 緊急車両の自動回避装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001229491A true JP2001229491A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18565165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000042042A Pending JP2001229491A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 緊急車両の自動回避装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001229491A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN106781466A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-05-31 | 北京中交兴路信息科技有限公司 | 一种车辆停靠点信息的确定方法及装置 |
WO2019047536A1 (zh) * | 2017-09-07 | 2019-03-14 | 如皋福大工程技术研究院有限公司 | 路面紧急避让系统及抢险车辆 |
JP2020009093A (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-16 | 株式会社Subaru | 制御装置及び制御方法 |
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JP7554081B2 (ja) | 2019-12-30 | 2024-09-19 | 株式会社Subaru | 移動情報提供システム、サーバ装置、および車両 |
-
2000
- 2000-02-18 JP JP2000042042A patent/JP2001229491A/ja active Pending
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