JP2001228757A - 画像処理システム - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リユーザブルペーパ(以下、RPともいう)
を使用可能な画像処理システムにおいて、各RPや画像
形成処理装置や脱墨処理装置の管理など各種の管理を行
うことことのできる画像処理システムを提供すること 【解決手段】 脱墨処理により再使用可能となるRPを
利用可能な画像処理システムSYS1は、各RPに画像
を形成処理するコピー機1,2,3や各RPを脱墨処理
するクリーナ8を有している。これらの処理装置は、い
ずれも各RP900に形成された識別符号907aや画
像形成回数マーク908a等を読み出す用紙情報センサ
89を有しており、画像処理システムSYS1は、用紙
情報センサ89で読み出した符号の内容に応じて管理を
行う管理手段を有する。
を使用可能な画像処理システムにおいて、各RPや画像
形成処理装置や脱墨処理装置の管理など各種の管理を行
うことことのできる画像処理システムを提供すること 【解決手段】 脱墨処理により再使用可能となるRPを
利用可能な画像処理システムSYS1は、各RPに画像
を形成処理するコピー機1,2,3や各RPを脱墨処理
するクリーナ8を有している。これらの処理装置は、い
ずれも各RP900に形成された識別符号907aや画
像形成回数マーク908a等を読み出す用紙情報センサ
89を有しており、画像処理システムSYS1は、用紙
情報センサ89で読み出した符号の内容に応じて管理を
行う管理手段を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リユーザブルペー
パ(以下、単にRPともいう)や普通紙などRP以外の
用紙に画像形成する画像形成処理装置、あるいはRPに
形成された画像を脱墨・消去する脱墨処理装置を含む画
像処理システムに関する。
パ(以下、単にRPともいう)や普通紙などRP以外の
用紙に画像形成する画像形成処理装置、あるいはRPに
形成された画像を脱墨・消去する脱墨処理装置を含む画
像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保全意識の高まりや経済
性の観点から、複写機、プリンタ,faxなどの画像形
成処理装置で使用した作像済用紙を再利用すること、即
ち、作像済用紙からトナーを除去(脱墨)し、この脱墨
済の用紙を再度利用することが研究されている。この中
には、用紙からトナーを除去可能にするため、例えば、
水で膨潤する樹脂膜を表面にコートするなど、特殊な処
理を施した用紙をリユーザブルペーパとして用いるもの
がある。
性の観点から、複写機、プリンタ,faxなどの画像形
成処理装置で使用した作像済用紙を再利用すること、即
ち、作像済用紙からトナーを除去(脱墨)し、この脱墨
済の用紙を再度利用することが研究されている。この中
には、用紙からトナーを除去可能にするため、例えば、
水で膨潤する樹脂膜を表面にコートするなど、特殊な処
理を施した用紙をリユーザブルペーパとして用いるもの
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
RPは、その性質上、通常に使用する上質紙や再生紙な
どの普通紙とは異なり、できるだけ再利用されうるよう
に使用するのが好ましい。このため、各部門におけるR
Pの使用状況や普通紙との使用状況の比較、各RPが画
像形成された状態にあるのか脱墨された状態にあるのか
など、RPの状態を管理したい場合もある。また、RP
は繰り返し使用することで徐々に劣化し、形成した画像
が十分消去できなかったり、汚れが残って再使用困難と
なる。従って、使用に支障を来さないようにRPの寿命
管理を行いたい場合もある。さらには、部署内に複数の
画像形成処理装置や脱墨処理装置を設置した場合にも、
上記のような管理を行いたい場合がある。
RPは、その性質上、通常に使用する上質紙や再生紙な
どの普通紙とは異なり、できるだけ再利用されうるよう
に使用するのが好ましい。このため、各部門におけるR
Pの使用状況や普通紙との使用状況の比較、各RPが画
像形成された状態にあるのか脱墨された状態にあるのか
など、RPの状態を管理したい場合もある。また、RP
は繰り返し使用することで徐々に劣化し、形成した画像
が十分消去できなかったり、汚れが残って再使用困難と
なる。従って、使用に支障を来さないようにRPの寿命
管理を行いたい場合もある。さらには、部署内に複数の
画像形成処理装置や脱墨処理装置を設置した場合にも、
上記のような管理を行いたい場合がある。
【0004】本発明は、かかる場合のあることに鑑みて
なされたものであって、RPを使用可能な画像処理シス
テムにおいて、各RPや画像形成処理装置や脱墨処理装
置の管理など各種の管理を行うことことのできる画像処
理システムを提供することを目的とする。
なされたものであって、RPを使用可能な画像処理シス
テムにおいて、各RPや画像形成処理装置や脱墨処理装
置の管理など各種の管理を行うことことのできる画像処
理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】しかして
その解決手段は、脱墨処理により再使用可能となるリユ
ーザブルペーパを利用可能な画像処理システムであっ
て、各リユーザブルペーパに画像を形成処理する画像形
成処理装置、及び各リユーザブルペーパを脱墨処理する
脱墨処理装置の少なくともいずれかの処理装置を、少な
くとも1つ有し、上記処理装置は、いずれも各リユーザ
ブルペーパに形成され、各リユーザブルペーパを識別す
る識別符号を含む符号を読み出す読出手段を有し、上記
画像処理システムは、上記読出手段で読み出した上記符
号の内容に応じて管理を行う管理手段を有する画像処理
システムである。
その解決手段は、脱墨処理により再使用可能となるリユ
ーザブルペーパを利用可能な画像処理システムであっ
て、各リユーザブルペーパに画像を形成処理する画像形
成処理装置、及び各リユーザブルペーパを脱墨処理する
脱墨処理装置の少なくともいずれかの処理装置を、少な
くとも1つ有し、上記処理装置は、いずれも各リユーザ
ブルペーパに形成され、各リユーザブルペーパを識別す
る識別符号を含む符号を読み出す読出手段を有し、上記
画像処理システムは、上記読出手段で読み出した上記符
号の内容に応じて管理を行う管理手段を有する画像処理
システムである。
【0006】本発明の画像処理システムでは、画像形成
処理装置あるいは脱墨処理装置を有し、これらには読出
手段を有しているので、各RPを処理するに際して、識
別番号からどのRPが画像形成処理されたか、あるいは
脱墨処理されたかを知ることができる。従って、画像処
理システムの管理手段で、各RPの使用状況などの管理
あるいは各処理装置の処理数や消耗品の補充要否などメ
ンテナンスなどの管理を行うことができる。
処理装置あるいは脱墨処理装置を有し、これらには読出
手段を有しているので、各RPを処理するに際して、識
別番号からどのRPが画像形成処理されたか、あるいは
脱墨処理されたかを知ることができる。従って、画像処
理システムの管理手段で、各RPの使用状況などの管理
あるいは各処理装置の処理数や消耗品の補充要否などメ
ンテナンスなどの管理を行うことができる。
【0007】ここで、本システムにおける画像処理に
は、画像を用紙に形成する形成処理とRPに形成した画
像を脱墨・消去する脱墨処理とがある。またRPに形成
される符号としては、識別符号が含まれていればよい
が、その他、RPの画像形成回数、脱墨回数、使用部
署、メッセージ、処理日時その他を表す符号を含ませる
こともできる。
は、画像を用紙に形成する形成処理とRPに形成した画
像を脱墨・消去する脱墨処理とがある。またRPに形成
される符号としては、識別符号が含まれていればよい
が、その他、RPの画像形成回数、脱墨回数、使用部
署、メッセージ、処理日時その他を表す符号を含ませる
こともできる。
【0008】なお、管理手段で行う管理としては、各リ
ユーザブルペーパの管理、画像処理システムに含まれる
処理装置の管理、画像処理システムの管理、あるいは画
像処理システムの使用部署や保守管理の部署で役立てう
る情報を管理するもので有ればいずれでも良い。例え
ば、各RPの管理としては、各RP毎の使用状況や画像
形成回数、脱墨回数、使用部署、形成処理あるいは脱墨
処理した処理装置の別、各処理日時など、各RPの履歴
を管理するものが挙げられる。また、画像形成処理装置
の管理としては、識別符号の内容、さらには画像形成回
数符号や脱墨回数符号の内容に応じて、寿命を超えたR
Pの排出・再給紙、画像形成処理装置のトナー、転写ド
ラムその他の消耗品管理などが挙げられる。さらに、画
像形成処理に際して各RPの履歴に応じた条件調整など
をすることもできる。あるいは、脱墨処理装置の管理と
しては、識別符号の内容、さらには画像形成回数符号や
脱墨回数符号の内容により、寿命を超えたRPの脱墨処
理をしないでの排出、脱墨処理装置のブラシその他の消
耗部品管理などが挙げられる。さらに、脱墨処理に際し
て各RPの履歴に応じた条件調整などをすることもでき
る。
ユーザブルペーパの管理、画像処理システムに含まれる
処理装置の管理、画像処理システムの管理、あるいは画
像処理システムの使用部署や保守管理の部署で役立てう
る情報を管理するもので有ればいずれでも良い。例え
ば、各RPの管理としては、各RP毎の使用状況や画像
形成回数、脱墨回数、使用部署、形成処理あるいは脱墨
処理した処理装置の別、各処理日時など、各RPの履歴
を管理するものが挙げられる。また、画像形成処理装置
の管理としては、識別符号の内容、さらには画像形成回
数符号や脱墨回数符号の内容に応じて、寿命を超えたR
Pの排出・再給紙、画像形成処理装置のトナー、転写ド
ラムその他の消耗品管理などが挙げられる。さらに、画
像形成処理に際して各RPの履歴に応じた条件調整など
をすることもできる。あるいは、脱墨処理装置の管理と
しては、識別符号の内容、さらには画像形成回数符号や
脱墨回数符号の内容により、寿命を超えたRPの脱墨処
理をしないでの排出、脱墨処理装置のブラシその他の消
耗部品管理などが挙げられる。さらに、脱墨処理に際し
て各RPの履歴に応じた条件調整などをすることもでき
る。
【0009】また、画像形成処理装置としては、用紙に
画像を形成できるもので有ればよいが、コピー機、プリ
ンタ、ファクシミリなどが挙げられる。また、本発明の
画像処理システムは、複数の処理装置がネットワークを
介してパソコン、ホストコンピュータ、他の処理装置な
どと繋がっているものの他、単独のコピー機や脱墨処理
装置のみからなるものでも良い。
画像を形成できるもので有ればよいが、コピー機、プリ
ンタ、ファクシミリなどが挙げられる。また、本発明の
画像処理システムは、複数の処理装置がネットワークを
介してパソコン、ホストコンピュータ、他の処理装置な
どと繋がっているものの他、単独のコピー機や脱墨処理
装置のみからなるものでも良い。
【0010】また、上記画像処理システムであって、画
像形成処理装置を有し、上記画像形成装置は、初めて画
像を形成する前記リユーザブルペーパそれぞれに、画像
形成後に脱墨不能な前記識別符号を形成する識別符号形
成手段を有する画像処理システムとすると良い。
像形成処理装置を有し、上記画像形成装置は、初めて画
像を形成する前記リユーザブルペーパそれぞれに、画像
形成後に脱墨不能な前記識別符号を形成する識別符号形
成手段を有する画像処理システムとすると良い。
【0011】本発明の画像処理システムでは、初めて画
像を形成する各RPに、識別符号形成手段で前記識別符
号を形成する。つまり、画像形成のため、新しいRPを
投入すると、画像が形成できるとともにRPに識別符号
を付与・形成できるので、RP管理のための操作が容易
である。
像を形成する各RPに、識別符号形成手段で前記識別符
号を形成する。つまり、画像形成のため、新しいRPを
投入すると、画像が形成できるとともにRPに識別符号
を付与・形成できるので、RP管理のための操作が容易
である。
【0012】なお、識別符号を形成する識別符号形成手
段としては、脱墨処理によっては除去できない油性イン
クや磁気インクなどを用いるインクジェットプリンタや
スタンプ装置や、RPにパンチ穴や切り欠きなどのペー
パ欠損部を設けるパンチャーなど欠損形成装置が挙げら
れる。また、画像形成手段で通常の画像と同様に形成し
た符号の上に、脱墨処理時に脱墨されるのを防止するコ
ーティングを形成して、脱墨不能な識別符号を形成する
コーティング装置を用いることもできる。上記のうち、
油性インクや磁気インクなどで印字する、あるいは脱墨
防止コーティングをする場合には、RPにペーパ欠損部
が生じないので、欠損部分から破れやシワが生じること
がない利点がある。一方、パンチ孔などのペーパ欠損部
を形成する場合には、簡易かつ明瞭に符号を形成でき、
その後、この符号を確実に維持できる利点がある。
段としては、脱墨処理によっては除去できない油性イン
クや磁気インクなどを用いるインクジェットプリンタや
スタンプ装置や、RPにパンチ穴や切り欠きなどのペー
パ欠損部を設けるパンチャーなど欠損形成装置が挙げら
れる。また、画像形成手段で通常の画像と同様に形成し
た符号の上に、脱墨処理時に脱墨されるのを防止するコ
ーティングを形成して、脱墨不能な識別符号を形成する
コーティング装置を用いることもできる。上記のうち、
油性インクや磁気インクなどで印字する、あるいは脱墨
防止コーティングをする場合には、RPにペーパ欠損部
が生じないので、欠損部分から破れやシワが生じること
がない利点がある。一方、パンチ孔などのペーパ欠損部
を形成する場合には、簡易かつ明瞭に符号を形成でき、
その後、この符号を確実に維持できる利点がある。
【0013】さらに、上記画像処理システムであって、
前記画像形成装置は、画像を形成する前記リユーザブル
ペーパそれぞれに、画像形成後に画像形成回数符号を形
成する形成回数符号形成手段を有する画像処理システム
とすると良い。
前記画像形成装置は、画像を形成する前記リユーザブル
ペーパそれぞれに、画像形成後に画像形成回数符号を形
成する形成回数符号形成手段を有する画像処理システム
とすると良い。
【0014】本発明の画像処理システムでは、形成回数
符号形成手段によって、各RPに識別符号のほか画像形
成回数を形成するので、これらを用いることにより、さ
らに容易に各RPや処理装置の管理や処理装置における
各条件の調整などを行うことができる。なお、画像形成
回数符号を形成する形成回数符号形成手段としては、上
記した識別符号形成手段と同様に、脱墨処理で除去不能
な油性インクや磁気インクなどを用いるインクジェット
プリンタやスタンプ装置、RPにパンチ穴や切り欠きな
どのペーパ欠損部を設けるパンチャーなど欠損形成装置
が挙げられる。また、画像形成手段で通常の画像と同様
に形成した符号の上に、脱墨処理時に脱墨されるのを防
止するコーティングを形成して、画像形成回数符号を形
成するコーティング装置を用いることもできる。
符号形成手段によって、各RPに識別符号のほか画像形
成回数を形成するので、これらを用いることにより、さ
らに容易に各RPや処理装置の管理や処理装置における
各条件の調整などを行うことができる。なお、画像形成
回数符号を形成する形成回数符号形成手段としては、上
記した識別符号形成手段と同様に、脱墨処理で除去不能
な油性インクや磁気インクなどを用いるインクジェット
プリンタやスタンプ装置、RPにパンチ穴や切り欠きな
どのペーパ欠損部を設けるパンチャーなど欠損形成装置
が挙げられる。また、画像形成手段で通常の画像と同様
に形成した符号の上に、脱墨処理時に脱墨されるのを防
止するコーティングを形成して、画像形成回数符号を形
成するコーティング装置を用いることもできる。
【0015】上記のうち、油性インクや磁気インクなど
で印字する、あるいは脱墨防止コーティングをする場合
には、RPにペーパ欠損部が生じないので、欠損部分か
ら破れやシワが生じることがない利点がある。一方、パ
ンチ孔などのペーパ欠損部を形成する場合には、簡易か
つ明瞭に符号を形成でき、その後、この符号を確実に維
持できる利点がある。また、画像形成回数符号と識別符
号とを同様に形成する、つまり識別符号形成手段と形成
回数符号形成手段を同一の装置とするのが好ましい。両
者を同時に形成できるからである。
で印字する、あるいは脱墨防止コーティングをする場合
には、RPにペーパ欠損部が生じないので、欠損部分か
ら破れやシワが生じることがない利点がある。一方、パ
ンチ孔などのペーパ欠損部を形成する場合には、簡易か
つ明瞭に符号を形成でき、その後、この符号を確実に維
持できる利点がある。また、画像形成回数符号と識別符
号とを同様に形成する、つまり識別符号形成手段と形成
回数符号形成手段を同一の装置とするのが好ましい。両
者を同時に形成できるからである。
【0016】さらに、上記いずれかに記載の画像処理シ
ステムであって、前記画像形成装置で画像を形成した前
記リユーザブルペーパの枚数に対応して加算されるRP
用カウンタと、上記画像形成装置で画像を形成した、用
紙の枚数に対応して加算される全数カウンタ、及びリユ
ーザブルペーパ以外の用紙の枚数に対応して加算される
非RP用カウンタの少なくともいずれかを備え、前記管
理手段は、上記各カウンタのカウンタ値によって前記処
理装置の管理を行う画像処理システムとすると良い。
ステムであって、前記画像形成装置で画像を形成した前
記リユーザブルペーパの枚数に対応して加算されるRP
用カウンタと、上記画像形成装置で画像を形成した、用
紙の枚数に対応して加算される全数カウンタ、及びリユ
ーザブルペーパ以外の用紙の枚数に対応して加算される
非RP用カウンタの少なくともいずれかを備え、前記管
理手段は、上記各カウンタのカウンタ値によって前記処
理装置の管理を行う画像処理システムとすると良い。
【0017】本発明の画像処理システムでは、RP用カ
ウンタのほか、全数カウンタまたは非RP用カウンタを
備え、管理手段で、これらのカウンタ値によって処理装
置の管理を行う。つまり、普通紙など他の用紙とは別に
RP用カウンタによってRPの使用枚数をカウントでき
るので、RPの使用状況を把握したり、RPと普通紙で
利用料金に差を設ける料金体系を取る場合に利用料金の
計算・管理に、容易に役立てることができる。
ウンタのほか、全数カウンタまたは非RP用カウンタを
備え、管理手段で、これらのカウンタ値によって処理装
置の管理を行う。つまり、普通紙など他の用紙とは別に
RP用カウンタによってRPの使用枚数をカウントでき
るので、RPの使用状況を把握したり、RPと普通紙で
利用料金に差を設ける料金体系を取る場合に利用料金の
計算・管理に、容易に役立てることができる。
【0018】さらに、上記画像処理システムであって、
前記RP用カウンタのカウント単位に比べ、前記全数カ
ウンタ及び非RP用カウンタのカウント単位が大きい画
像処理システムとすると良い。
前記RP用カウンタのカウント単位に比べ、前記全数カ
ウンタ及び非RP用カウンタのカウント単位が大きい画
像処理システムとすると良い。
【0019】RPの利用を促進するため、RPを用いて
画像形成した場合には、普通紙に画像形成した場合より
も利用料金を低くすることが考えられる。例えば、RP
に画像形成した場合は@5円、普通紙を使った場合は@
10円の利用料金を徴収することとした場合、RP用カ
ウンタのカウント単位を1とし、全数カウンタや普通紙
カウンタのカウント単位を2とする。すると、RPで
は、RP用カウンタが1加算され、全数カウンタは2加
算され、非RP用カウンタは加算されない。一方、普通
紙では、RP用カウンタは加算されず、全数カウンタと
非RP用カウンタはそれぞれ2加算される。このため、
利用料金計算を容易にすることができる。
画像形成した場合には、普通紙に画像形成した場合より
も利用料金を低くすることが考えられる。例えば、RP
に画像形成した場合は@5円、普通紙を使った場合は@
10円の利用料金を徴収することとした場合、RP用カ
ウンタのカウント単位を1とし、全数カウンタや普通紙
カウンタのカウント単位を2とする。すると、RPで
は、RP用カウンタが1加算され、全数カウンタは2加
算され、非RP用カウンタは加算されない。一方、普通
紙では、RP用カウンタは加算されず、全数カウンタと
非RP用カウンタはそれぞれ2加算される。このため、
利用料金計算を容易にすることができる。
【0020】さらに、上記画像処理システムであって、
前記RPカウンタのカウント値と前記全数カウンタまた
は非RP用カウンタのカウンタ値、及びRP使用率の少
なくともいずれかを表示する表示パネルを有する画像処
理システムとすると良い。
前記RPカウンタのカウント値と前記全数カウンタまた
は非RP用カウンタのカウンタ値、及びRP使用率の少
なくともいずれかを表示する表示パネルを有する画像処
理システムとすると良い。
【0021】本発明によれば、表示パネルにRPカウン
タのカウント値と全数カウンタまたは非RP用カウンタ
のカウント値、あるいはRP使用率が表示される。従っ
て、オペレータに対し、RPの使用状況を容易に知らせ
ることができる。
タのカウント値と全数カウンタまたは非RP用カウンタ
のカウント値、あるいはRP使用率が表示される。従っ
て、オペレータに対し、RPの使用状況を容易に知らせ
ることができる。
【0022】さらに、上記いずれかに記載の画像処理シ
ステムであって、脱墨処理装置を有し、上記脱墨処理装
置は、脱墨処理した前記リユーザブルペーパそれぞれ
に、前記脱墨回数符号を形成する脱墨回数符号形成手段
を有する画像処理システムとすると良い。
ステムであって、脱墨処理装置を有し、上記脱墨処理装
置は、脱墨処理した前記リユーザブルペーパそれぞれ
に、前記脱墨回数符号を形成する脱墨回数符号形成手段
を有する画像処理システムとすると良い。
【0023】本発明の画像処理システムでは、脱墨処理
装置に、脱墨処理した各RPに脱墨回数符号を形成する
脱墨回数符号形成手段を有する。このため、各RPには
識別符号の他、脱墨回数符号が形成されるので、これら
を用いることにより、さらに容易に各RPや処理装置の
管理や処理装置における各条件の調整などを行うことが
できる。
装置に、脱墨処理した各RPに脱墨回数符号を形成する
脱墨回数符号形成手段を有する。このため、各RPには
識別符号の他、脱墨回数符号が形成されるので、これら
を用いることにより、さらに容易に各RPや処理装置の
管理や処理装置における各条件の調整などを行うことが
できる。
【0024】なお、脱墨回数符号を形成する脱墨回数符
号形成手段としては、上記した識別符号形成手段や形成
回数符号形成手段と同様に、脱墨処理で除去不能な油性
インクや磁気インクなどを用いるインクジェットプリン
タやスタンプ装置、RPにパンチ穴や切り欠きなどのペ
ーパ欠損部を設けるパンチャーなど欠損形成装置が挙げ
られる。また、画像形成手段で通常の画像と同様に形成
した符号の上に、脱墨処理時に脱墨されるのを防止する
コーティングを形成して、脱墨回数符号を形成するコー
ティング装置を用いることもできる。上記のうち、油性
インクや磁気インクなどで印字する、あるいは脱墨防止
コーティングをする場合には、RPにペーパ欠損部が生
じないので、欠損部分から破れやシワが生じることがな
い利点がある。一方、パンチ孔などのペーパ欠損部を形
成する場合には、簡易かつ明瞭に符号を形成でき、その
後、この符号を確実に維持できる利点がある。
号形成手段としては、上記した識別符号形成手段や形成
回数符号形成手段と同様に、脱墨処理で除去不能な油性
インクや磁気インクなどを用いるインクジェットプリン
タやスタンプ装置、RPにパンチ穴や切り欠きなどのペ
ーパ欠損部を設けるパンチャーなど欠損形成装置が挙げ
られる。また、画像形成手段で通常の画像と同様に形成
した符号の上に、脱墨処理時に脱墨されるのを防止する
コーティングを形成して、脱墨回数符号を形成するコー
ティング装置を用いることもできる。上記のうち、油性
インクや磁気インクなどで印字する、あるいは脱墨防止
コーティングをする場合には、RPにペーパ欠損部が生
じないので、欠損部分から破れやシワが生じることがな
い利点がある。一方、パンチ孔などのペーパ欠損部を形
成する場合には、簡易かつ明瞭に符号を形成でき、その
後、この符号を確実に維持できる利点がある。
【0025】さらに、上記いずれかに記載の画像処理シ
ステムであって、前記処理装置は、互いにネットワーク
で結ばれている画像処理システムとすると良い。
ステムであって、前記処理装置は、互いにネットワーク
で結ばれている画像処理システムとすると良い。
【0026】本発明の画像処理システムでは、処理装置
がネットワークで結ばれているため、情報を共有して全
体で、各RPの使用状況や処理装置の利用状況その他の
管理をすることができる。
がネットワークで結ばれているため、情報を共有して全
体で、各RPの使用状況や処理装置の利用状況その他の
管理をすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、本発明の画
像形成装置を具体化した第1の実施の形態について、図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示す本実施形態
の画像処理システムSYS1は、複数の画像形成装置
1,2,3と、ホストコンピュータ5,パーソナルコン
ピュータ6,7、及びクリーナ(脱墨処理装置)8が通
信回線4を介して互いにネットワーク接続されているも
のである。このうち、画像形成装置1,2,3は、いず
れも原稿の画像をデジタル形式で読み取って用紙にコピ
ーするデジタルコピー機であって、ファクスモデムおよ
びネットワークとの接続端子を備え、ファクシミリやス
キャナとしても使用することができる多機能機である。
また、ホストコンピュータ5は、画像処理システムSY
S1全体を統括するコンピュータであり、パーソナルコ
ンピュータ6,7は、内蔵するワープロソフトや表計算
ソフト、画像処理ソフトなどによって作成された各種の
データを通信回線4を通じてコピー機1,2,3のいず
れかで出力させうるようになっている。また、クリーナ
8は、コピー機1,2,3でトナーによる画像形成した
RPを投入すると、脱墨処理によって消去する。
像形成装置を具体化した第1の実施の形態について、図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示す本実施形態
の画像処理システムSYS1は、複数の画像形成装置
1,2,3と、ホストコンピュータ5,パーソナルコン
ピュータ6,7、及びクリーナ(脱墨処理装置)8が通
信回線4を介して互いにネットワーク接続されているも
のである。このうち、画像形成装置1,2,3は、いず
れも原稿の画像をデジタル形式で読み取って用紙にコピ
ーするデジタルコピー機であって、ファクスモデムおよ
びネットワークとの接続端子を備え、ファクシミリやス
キャナとしても使用することができる多機能機である。
また、ホストコンピュータ5は、画像処理システムSY
S1全体を統括するコンピュータであり、パーソナルコ
ンピュータ6,7は、内蔵するワープロソフトや表計算
ソフト、画像処理ソフトなどによって作成された各種の
データを通信回線4を通じてコピー機1,2,3のいず
れかで出力させうるようになっている。また、クリーナ
8は、コピー機1,2,3でトナーによる画像形成した
RPを投入すると、脱墨処理によって消去する。
【0028】まず、本実施形態の画像処理システムSY
S1に含まれるデジタルコピー機1について説明する。
コピー機1は、図2に示す全体構造を有しており、イメ
ージリーダIRとページプリンタPRTとを有してい
る。本デジタルコピー機1は、上質紙や再生紙などの普
通紙やOHP用紙に画像を形成可能であるほか、トナー
を除去処理することで再使用が可能なリユーザブルペー
パにも画像形成可能である。なお、コピー機2,3も同
様であるのでこれらについての説明は省略する。
S1に含まれるデジタルコピー機1について説明する。
コピー機1は、図2に示す全体構造を有しており、イメ
ージリーダIRとページプリンタPRTとを有してい
る。本デジタルコピー機1は、上質紙や再生紙などの普
通紙やOHP用紙に画像を形成可能であるほか、トナー
を除去処理することで再使用が可能なリユーザブルペー
パにも画像形成可能である。なお、コピー機2,3も同
様であるのでこれらについての説明は省略する。
【0029】イメージリーダIRの本体は、原稿台ガラ
ス18上に載置された原稿の画像を画素に分解して読み
取る読取り走査系10、この読取り走査系10が出力す
る光電変換信号の量子化と種々の画像形成モードに応じ
た信号処理とを行う画像信号処理部20、および原稿に
対応した画像データまたは外部から入力された画像デー
タを記憶するメモリユニット部30を備えている。そし
て、この本体の上部には、原稿搬送部として原稿カバー
を兼ねた付加装置である自動両面原稿送り装置(ADF
R)500が、その後端部を支点に開閉可能に組み付け
られている。また、パーソナルコンピュータに接続され
た通信ケーブルや電話回線などの通信回線から画像デー
タを受信してプリントするための端子を備えるインター
フェースユニット32が設けられている。インターフェ
ースユニット32は、内蔵するパラレルボードやシリア
ルボード、ファックスモデムを介して通信回線に接続
し、これを介してパーソナルコンピュータやファクスと
通信可能となるものであり、これらの外部機器から画像
データを取得するためのものである。なお、本実施形態
では、通信回線4に接続されている。
ス18上に載置された原稿の画像を画素に分解して読み
取る読取り走査系10、この読取り走査系10が出力す
る光電変換信号の量子化と種々の画像形成モードに応じ
た信号処理とを行う画像信号処理部20、および原稿に
対応した画像データまたは外部から入力された画像デー
タを記憶するメモリユニット部30を備えている。そし
て、この本体の上部には、原稿搬送部として原稿カバー
を兼ねた付加装置である自動両面原稿送り装置(ADF
R)500が、その後端部を支点に開閉可能に組み付け
られている。また、パーソナルコンピュータに接続され
た通信ケーブルや電話回線などの通信回線から画像デー
タを受信してプリントするための端子を備えるインター
フェースユニット32が設けられている。インターフェ
ースユニット32は、内蔵するパラレルボードやシリア
ルボード、ファックスモデムを介して通信回線に接続
し、これを介してパーソナルコンピュータやファクスと
通信可能となるものであり、これらの外部機器から画像
データを取得するためのものである。なお、本実施形態
では、通信回線4に接続されている。
【0030】読取り走査系10は、ライン操作方式の画
像読み取り機構であって、原稿照射用ランプ11とミラ
ー12とを有するスキャナ19、固定ミラー13a,1
3b,13c、集光レンズ14、CCDアレイからなる
イメージセンサ16、およびスキャナ19を駆動するス
キャンモータM2を備えている。
像読み取り機構であって、原稿照射用ランプ11とミラ
ー12とを有するスキャナ19、固定ミラー13a,1
3b,13c、集光レンズ14、CCDアレイからなる
イメージセンサ16、およびスキャナ19を駆動するス
キャンモータM2を備えている。
【0031】メモリユニット部30には、インターフェ
ース部をなすインターフェースユニット32が接続され
ており、画像信号処理部20やインターフェースユニッ
ト32を介して通信回線から入力される画像データ、お
よび印刷処理部40へ出力する画像データを切り換えた
り、画像データの圧縮および伸張する符号処理を行った
り、画像データを印刷処理がなされるまで格納したりす
る機能を有する。
ース部をなすインターフェースユニット32が接続され
ており、画像信号処理部20やインターフェースユニッ
ト32を介して通信回線から入力される画像データ、お
よび印刷処理部40へ出力する画像データを切り換えた
り、画像データの圧縮および伸張する符号処理を行った
り、画像データを印刷処理がなされるまで格納したりす
る機能を有する。
【0032】ADFR500は、原稿スタッカ501上
にセットされた原稿を、各種ローラおよび搬送ベルトに
よって原稿台ガラス18上に搬送し、読み取り後の原稿
を排紙ローラによって原稿排出トレイ502上に排出す
るものである。このADFR500には、原稿スタッカ
501の原稿の有無を検知する原稿センサ504をはじ
め、原稿サイズを検出するなど各種のセンサも設けられ
ている。また,両面読み取りの場合に表面の読み取り終
了後に原稿を表裏反転して原稿台ガラス18上に戻す反
転ローラ503が設けられている。
にセットされた原稿を、各種ローラおよび搬送ベルトに
よって原稿台ガラス18上に搬送し、読み取り後の原稿
を排紙ローラによって原稿排出トレイ502上に排出す
るものである。このADFR500には、原稿スタッカ
501の原稿の有無を検知する原稿センサ504をはじ
め、原稿サイズを検出するなど各種のセンサも設けられ
ている。また,両面読み取りの場合に表面の読み取り終
了後に原稿を表裏反転して原稿台ガラス18上に戻す反
転ローラ503が設けられている。
【0033】ページプリンタPRTは、露光制御信号を
出力する印刷処理部40、半導体レーザ62を光源とす
るプリントヘッド60、感光体ドラム71とその周辺装
置からなる現像・転写系70、定着ローラ対83および
排出ローラ84などを有する定着・排出系80、感光体
ドラム71等を駆動する駆動モータM1などを備えてい
る。このページプリンタPRTは、イメージリーダIR
から転送された画像データに基づいて電子写真プロセス
により画像をプリントするものである。ページプリンタ
PRTの下部には、数百枚程度の用紙を収納できる4つ
の用紙カセット81a,81b,81c,81d、およ
びこれらのカセットに装填された用紙を搬送する給紙ロ
ーラ86a,86b,86c,86dが設けられてい
る。また、排出ローラ84で排出された用紙は、ソータ
600のビンに排出される。
出力する印刷処理部40、半導体レーザ62を光源とす
るプリントヘッド60、感光体ドラム71とその周辺装
置からなる現像・転写系70、定着ローラ対83および
排出ローラ84などを有する定着・排出系80、感光体
ドラム71等を駆動する駆動モータM1などを備えてい
る。このページプリンタPRTは、イメージリーダIR
から転送された画像データに基づいて電子写真プロセス
により画像をプリントするものである。ページプリンタ
PRTの下部には、数百枚程度の用紙を収納できる4つ
の用紙カセット81a,81b,81c,81d、およ
びこれらのカセットに装填された用紙を搬送する給紙ロ
ーラ86a,86b,86c,86dが設けられてい
る。また、排出ローラ84で排出された用紙は、ソータ
600のビンに排出される。
【0034】さらに、用紙カセット81a等の他に、手
差しトレイ87からも、搬送ローラ88等を用いて用紙
が給紙できるようになっており、OHP用紙などに画像
を形成する際に利用される。なお、各カセット81a〜
81dから用紙が供給されたことを確認するため、搬送
路には用紙センサ85a,85b,85c,85dが設
置されている。さらに、後述するリユーザブルペーパ9
00に形成された各種情報の有無及びその内容を検知す
るため、ラインセンサタイプの用紙情報センサ89が配
設されている。
差しトレイ87からも、搬送ローラ88等を用いて用紙
が給紙できるようになっており、OHP用紙などに画像
を形成する際に利用される。なお、各カセット81a〜
81dから用紙が供給されたことを確認するため、搬送
路には用紙センサ85a,85b,85c,85dが設
置されている。さらに、後述するリユーザブルペーパ9
00に形成された各種情報の有無及びその内容を検知す
るため、ラインセンサタイプの用紙情報センサ89が配
設されている。
【0035】プリントヘッド60は、半導体レーザ62
から射出されたレーザビームを、モータ64で駆動され
たポリゴンミラー65で主走査方向に偏向し、主レンズ
69および各種のミラー67a,67b,67cを経て
感光体ドラム71の露光位置に導くものである。感光体
ドラム71の周辺には、感光体ドラム71の表面を一様
に帯電させる帯電チャージャ72、感光体ドラム71の
表面に露光により形成された潜像上にトナー像を形成す
る現像器73、用紙をトナー像の形成に同期して転写位
置へ送り込むタイミングローラ82、トナー像を転写位
置で用紙上に転写する転写チャージャ74、転写後の用
紙を感光体ドラム71から分離する分離チャージャ7
5、クリーナ76等が配置されており、分離後の用紙は
トナーを定着させるため定着ローラ対83へ搬送され
る。定着後、定着ローラ対83の搬送方向下流側(図中
左側)には、搬送されてきた用紙に情報を書き込み可能
な、油性インクを用いたインクジェット方式の情報書込
プリンタ77を備える。その後、用紙は排出ローラ84
でソータ600のビンに排出される。
から射出されたレーザビームを、モータ64で駆動され
たポリゴンミラー65で主走査方向に偏向し、主レンズ
69および各種のミラー67a,67b,67cを経て
感光体ドラム71の露光位置に導くものである。感光体
ドラム71の周辺には、感光体ドラム71の表面を一様
に帯電させる帯電チャージャ72、感光体ドラム71の
表面に露光により形成された潜像上にトナー像を形成す
る現像器73、用紙をトナー像の形成に同期して転写位
置へ送り込むタイミングローラ82、トナー像を転写位
置で用紙上に転写する転写チャージャ74、転写後の用
紙を感光体ドラム71から分離する分離チャージャ7
5、クリーナ76等が配置されており、分離後の用紙は
トナーを定着させるため定着ローラ対83へ搬送され
る。定着後、定着ローラ対83の搬送方向下流側(図中
左側)には、搬送されてきた用紙に情報を書き込み可能
な、油性インクを用いたインクジェット方式の情報書込
プリンタ77を備える。その後、用紙は排出ローラ84
でソータ600のビンに排出される。
【0036】このソータ600は、ノンソートビン60
1及び複数のソートビン(図2では4枚)602a,6
02b,602c,602dを有する。用紙をソートし
ない場合には、ノンソートビン601に用紙が積み重ね
られるように排出される他、オペレータの指示や動作モ
ードに応じて、排出された用紙を各ビン601a、60
1b等にソートすることができる。さらに、このソータ
600は、用紙の束をステープルによって結束するステ
ープラ、及び用紙の所定位置にパンチ孔を穿孔するパン
チャーを備えるステープル・パンチ装置603を備え、
オペレータの指示や動作モードに応じて、ソートビン6
02a等に排出された用紙(あるいは用紙束)にステー
プルしたりやパンチ孔を穿孔したりすることができる。
1及び複数のソートビン(図2では4枚)602a,6
02b,602c,602dを有する。用紙をソートし
ない場合には、ノンソートビン601に用紙が積み重ね
られるように排出される他、オペレータの指示や動作モ
ードに応じて、排出された用紙を各ビン601a、60
1b等にソートすることができる。さらに、このソータ
600は、用紙の束をステープルによって結束するステ
ープラ、及び用紙の所定位置にパンチ孔を穿孔するパン
チャーを備えるステープル・パンチ装置603を備え、
オペレータの指示や動作モードに応じて、ソートビン6
02a等に排出された用紙(あるいは用紙束)にステー
プルしたりやパンチ孔を穿孔したりすることができる。
【0037】また、コピー機全体の動作指示を入力する
ための操作パネル300がデジタルコピー機1の上部に
設けられている。操作パネル300には、図3に示すよ
うに、コピー濃度や倍率、各動作モードなどの詳細設定
を行う液晶タッチパネル301、コピー枚数等の置数や
複写倍率等を入力するテンキー302、置数等を標準値
「1」に戻すクリアキー303、コピー動作を開始させ
るスタートキー304、コピー動作を中止させるストッ
プキー305、デジタルコピー機1の内部に設定された
設定値を標準値に戻すリセットキー306などが設けら
れている。
ための操作パネル300がデジタルコピー機1の上部に
設けられている。操作パネル300には、図3に示すよ
うに、コピー濃度や倍率、各動作モードなどの詳細設定
を行う液晶タッチパネル301、コピー枚数等の置数や
複写倍率等を入力するテンキー302、置数等を標準値
「1」に戻すクリアキー303、コピー動作を開始させ
るスタートキー304、コピー動作を中止させるストッ
プキー305、デジタルコピー機1の内部に設定された
設定値を標準値に戻すリセットキー306などが設けら
れている。
【0038】ここで、液晶タッチパネル301につい
て、さらに説明する。なお、図3では、基本画面を例示
する。この液晶タッチパネル301は、液晶により情報
を表示すると共に、手指で触れた位置を検出することで
オペレータの指示を読み取ることが可能なタッチパネル
である。この液晶タッチパネル301は、いくつかのエ
リアに分かれており、例えば、モード表示エリア310
として、4つのキー311,312,313,314の
画像が表示され、これらのキー画像をタッチすることで
コピー機1に対して所定の指示をなすことができるよう
になっている。
て、さらに説明する。なお、図3では、基本画面を例示
する。この液晶タッチパネル301は、液晶により情報
を表示すると共に、手指で触れた位置を検出することで
オペレータの指示を読み取ることが可能なタッチパネル
である。この液晶タッチパネル301は、いくつかのエ
リアに分かれており、例えば、モード表示エリア310
として、4つのキー311,312,313,314の
画像が表示され、これらのキー画像をタッチすることで
コピー機1に対して所定の指示をなすことができるよう
になっている。
【0039】ここで、モード表示エリア310の4つの
キー311等は、デジタルコピー機1で可能な各動作モ
ードを大きく分類してまとめた概念的モードを表示して
いる。例えば、本実施形態では、基本キー311に触れ
てこれを選択した基本モードでは、用紙や倍率、濃度が
設定可能である。また、原稿→コピーキー312を選択
すると、2in1、4in1、両面→片面などのコピー
モードの設定を行う画面が表示される。また、ソータキ
ー313を選択すると、ソート、ノンソート、ステープ
ル閉じ、パンチ孔穿孔などソータ600を利用した機能
の設定を行う画面が表示される。また、応用キー314
を選択すると、閉じ代、OHP合紙など各種応用動作モ
ードの機能設定を行う画面が表示される。
キー311等は、デジタルコピー機1で可能な各動作モ
ードを大きく分類してまとめた概念的モードを表示して
いる。例えば、本実施形態では、基本キー311に触れ
てこれを選択した基本モードでは、用紙や倍率、濃度が
設定可能である。また、原稿→コピーキー312を選択
すると、2in1、4in1、両面→片面などのコピー
モードの設定を行う画面が表示される。また、ソータキ
ー313を選択すると、ソート、ノンソート、ステープ
ル閉じ、パンチ孔穿孔などソータ600を利用した機能
の設定を行う画面が表示される。また、応用キー314
を選択すると、閉じ代、OHP合紙など各種応用動作モ
ードの機能設定を行う画面が表示される。
【0040】また、メッセージ表示エリア320は、デ
ジタルコピー機1の状態や警告表示その他のメッセージ
を表示するエリアとなっている。また、機能表示エリア
330は、ここに表示された各キー331,332,3
33で設定できる機能を表示しており、これらのキー3
31等を触れることで、これらの機能の詳細設定画面が
表れ、さらに詳細な設定がこの液晶タッチパネル301
やテンキー302などから指示できるようになってい
る。また、設定モード表示エリア340では、現在設定
されている動作モードがアイコンによって簡易に理解で
きるように表示される。オペレータは、この操作パネル
300を用いて、所望の動作モードを指定しデジタルコ
ピー機1を動作させることとなる。
ジタルコピー機1の状態や警告表示その他のメッセージ
を表示するエリアとなっている。また、機能表示エリア
330は、ここに表示された各キー331,332,3
33で設定できる機能を表示しており、これらのキー3
31等を触れることで、これらの機能の詳細設定画面が
表れ、さらに詳細な設定がこの液晶タッチパネル301
やテンキー302などから指示できるようになってい
る。また、設定モード表示エリア340では、現在設定
されている動作モードがアイコンによって簡易に理解で
きるように表示される。オペレータは、この操作パネル
300を用いて、所望の動作モードを指定しデジタルコ
ピー機1を動作させることとなる。
【0041】デジタルコピー機1の制御部100は、図
4に示すように、7個のCPU101〜107を中心に
構成されている。各CPU101〜107にはそれぞ
れ、プログラムを格納したROMとそのプログラムの実
行エリアとなるRAMとが付設されている。
4に示すように、7個のCPU101〜107を中心に
構成されている。各CPU101〜107にはそれぞ
れ、プログラムを格納したROMとそのプログラムの実
行エリアとなるRAMとが付設されている。
【0042】CPU101は、オペレータによる各種操
作入力やオペレータに対する表示を行う操作パネル30
0の制御を司るものであり、操作キーや表示LEDとの
入出力(I/O)を行う。CPU102はCCDイメー
ジセンサ16が接続された画像信号処理部20の制御を
行うものであり、CPU103はスキャナ19、モータ
M2,露光ランプ11など読取り走査系10の駆動制御
を行うものである。CPU104は、印刷処理部40を
含めてページプリンタPRT全体の制御を行うものであ
り、各種の作像系センサや作像系各部との入出力のほ
か、用紙情報センサ89との入出力をも行う。CPU1
05は制御部100全体のタイミング調整および動作モ
ードの設定を担当しており、そのために他のCPUとの
シリアル通信によりコマンドやレポートの授受を行う。
CPU106は、メモリユニット部30における画像デ
ータの記憶および読み出しの制御を行うものである。ま
た、CPU107は原稿搬送部つまりADFR500の
制御を行うもので、原稿搬送部の各種センサ及び駆動回
路との入出力を行う。
作入力やオペレータに対する表示を行う操作パネル30
0の制御を司るものであり、操作キーや表示LEDとの
入出力(I/O)を行う。CPU102はCCDイメー
ジセンサ16が接続された画像信号処理部20の制御を
行うものであり、CPU103はスキャナ19、モータ
M2,露光ランプ11など読取り走査系10の駆動制御
を行うものである。CPU104は、印刷処理部40を
含めてページプリンタPRT全体の制御を行うものであ
り、各種の作像系センサや作像系各部との入出力のほ
か、用紙情報センサ89との入出力をも行う。CPU1
05は制御部100全体のタイミング調整および動作モ
ードの設定を担当しており、そのために他のCPUとの
シリアル通信によりコマンドやレポートの授受を行う。
CPU106は、メモリユニット部30における画像デ
ータの記憶および読み出しの制御を行うものである。ま
た、CPU107は原稿搬送部つまりADFR500の
制御を行うもので、原稿搬送部の各種センサ及び駆動回
路との入出力を行う。
【0043】続いて、デジタルコピー機1の動作を説明
する。オペレータがADFR500の原稿スタッカ50
1に原稿を載置して操作パネル300からコピー開始指
令を入力すると、イメージリーダIRでは、次のような
動作が行われる。すなわち、CPU107の制御により
ADFR500では、原稿スタッカ501に載置されて
いる原稿の用紙が1枚ずつ順に原稿台ガラス18上に搬
送され、読取り走査系10による画像読み取りに供せら
れる。すなわち読取り走査系10では、CPU103の
制御により、原稿照射用ランプ11が発光しつつスキャ
ナ19が主走査方向に移動する。これにより、原稿の画
像に対応する画素ごとの画像データがイメージセンサ1
6から出力される。読み取りが済んだ用紙は原稿排出ト
レイ502上に排出される。ただし、両面原稿の両面を
読み取る場合には、反転ローラ503により裏返されて
再び原稿台ガラス18上に戻される。
する。オペレータがADFR500の原稿スタッカ50
1に原稿を載置して操作パネル300からコピー開始指
令を入力すると、イメージリーダIRでは、次のような
動作が行われる。すなわち、CPU107の制御により
ADFR500では、原稿スタッカ501に載置されて
いる原稿の用紙が1枚ずつ順に原稿台ガラス18上に搬
送され、読取り走査系10による画像読み取りに供せら
れる。すなわち読取り走査系10では、CPU103の
制御により、原稿照射用ランプ11が発光しつつスキャ
ナ19が主走査方向に移動する。これにより、原稿の画
像に対応する画素ごとの画像データがイメージセンサ1
6から出力される。読み取りが済んだ用紙は原稿排出ト
レイ502上に排出される。ただし、両面原稿の両面を
読み取る場合には、反転ローラ503により裏返されて
再び原稿台ガラス18上に戻される。
【0044】その画像データは、画像信号処理部20で
画像形成モードに応じてシェーディング補正、ガンマ補
正、変倍処理、回転処理その他の画像処理を受け、そし
てメモリユニット部30に送られる。メモリユニット部
30では、画像信号処理部20から供給された原稿の画
像データが、データ圧縮されてメモリに一旦格納され
る。なお、インターフェースユニット32により通信回
線を介して外部のパーソナルコンピュータやファクスか
ら画像データを取得した場合にも、同様にその画像デー
タはデータ圧縮されてメモリに一旦格納される。
画像形成モードに応じてシェーディング補正、ガンマ補
正、変倍処理、回転処理その他の画像処理を受け、そし
てメモリユニット部30に送られる。メモリユニット部
30では、画像信号処理部20から供給された原稿の画
像データが、データ圧縮されてメモリに一旦格納され
る。なお、インターフェースユニット32により通信回
線を介して外部のパーソナルコンピュータやファクスか
ら画像データを取得した場合にも、同様にその画像デー
タはデータ圧縮されてメモリに一旦格納される。
【0045】一方、ページプリンタPRTでは、CPU
104の制御により、原稿の用紙サイズ、オペレータの
指示、設定された動作モードなどから、用紙カセット8
1a,81b,81c,81d及び手差しトレイ87の
いずれかが選択されて、用紙が1枚取り出され、感光体
ドラム71へ向けて搬送される。また、感光体ドラム7
1が回転させられるとともに帯電チャージャ72等の周
辺装置が駆動状態とされる。そして用紙の搬送と同期し
て、メモリユニット部30に格納されている圧縮状態の
画像データが、元の状態に復元された上で印刷処理部4
0に送られる。このため印刷処理部40から露光制御信
号が出力され、プリントヘッド60による感光体ドラム
71への静電潜像の書き込みが行われる。この潜像上に
現像器73によりトナー像が形成されてそのトナー像が
用紙に転写される。トナー像の転写を受けた用紙は、定
着ローラ対83で定着されてから排紙ローラ84により
ソータ600に排出される。
104の制御により、原稿の用紙サイズ、オペレータの
指示、設定された動作モードなどから、用紙カセット8
1a,81b,81c,81d及び手差しトレイ87の
いずれかが選択されて、用紙が1枚取り出され、感光体
ドラム71へ向けて搬送される。また、感光体ドラム7
1が回転させられるとともに帯電チャージャ72等の周
辺装置が駆動状態とされる。そして用紙の搬送と同期し
て、メモリユニット部30に格納されている圧縮状態の
画像データが、元の状態に復元された上で印刷処理部4
0に送られる。このため印刷処理部40から露光制御信
号が出力され、プリントヘッド60による感光体ドラム
71への静電潜像の書き込みが行われる。この潜像上に
現像器73によりトナー像が形成されてそのトナー像が
用紙に転写される。トナー像の転写を受けた用紙は、定
着ローラ対83で定着されてから排紙ローラ84により
ソータ600に排出される。
【0046】ここで、図5に本画像処理システムに使用
するリユーザブルペーパ900の例を示す。このRP9
00は、図5(a)に示すように縦長に配置したとき、
その天地間の略中央に破線で囲む画像形成可能エリア9
01を備えるほか、画像形成が禁止されている禁止エリ
ア902,903がRP900の天地近傍にそれぞれ設
けられている。禁止エリア902,903にはそれぞれ
この用紙がリユーザブルペーパであることを示す文字表
示904a,904bの他、上記用紙情報センサ89
で、この用紙がRPであることを検知可能とする「=」
文字形状のRPマーク905a,905b,906a,
906bが、四隅に形成されている。
するリユーザブルペーパ900の例を示す。このRP9
00は、図5(a)に示すように縦長に配置したとき、
その天地間の略中央に破線で囲む画像形成可能エリア9
01を備えるほか、画像形成が禁止されている禁止エリ
ア902,903がRP900の天地近傍にそれぞれ設
けられている。禁止エリア902,903にはそれぞれ
この用紙がリユーザブルペーパであることを示す文字表
示904a,904bの他、上記用紙情報センサ89
で、この用紙がRPであることを検知可能とする「=」
文字形状のRPマーク905a,905b,906a,
906bが、四隅に形成されている。
【0047】なお、RPマーク905a等は、RP90
0を上下反転、即ち180度回転させた場合にも、同じ
位置にマークが位置するように、180度回転対称に形
成されている。つまり、RPマーク905aと906
a、905bと906bとは回転対称の位置に形成され
ている。これにより、RP900を用紙カセット81a
等に天地逆の状態で装填しても、RPセンサ89でRP
であることを検知できるようにされている。
0を上下反転、即ち180度回転させた場合にも、同じ
位置にマークが位置するように、180度回転対称に形
成されている。つまり、RPマーク905aと906
a、905bと906bとは回転対称の位置に形成され
ている。これにより、RP900を用紙カセット81a
等に天地逆の状態で装填しても、RPセンサ89でRP
であることを検知できるようにされている。
【0048】さらに、RPマーク905aの図中右側と
下方、及びRPマーク906aの図中左側と上方には、
固有情報エリア907,908,909,910がそれ
ぞれ設けられている。この固有情報エリア907,90
8,909,910は、各RPに固有の情報を記録する
エリアである。このうち、本実施形態では、破線で示す
固有情報エリア907内(図5(b)参照)には、この
RP900の固有の識別番号を表す数字列907a(識
別符号)が、RP900の図中左辺を下にしたときに正
しく読めるように記入される。また、破線で示す固有情
報エリア908内(図5(b)参照)には、このRP9
00からトナーを除去する処理を行った回数、即ち、画
像形成回数Gを示す画像形成回数マーク908a,90
8b,908c,908d…が記録されている。例え
ば、図5(b)のRP900は、4つの画像形成回数マ
ーク904a等が形成されているので、4回の画像形成
処理を経てきたものであることが、目視でも用紙情報セ
ンサ89でも判るようになっている。
下方、及びRPマーク906aの図中左側と上方には、
固有情報エリア907,908,909,910がそれ
ぞれ設けられている。この固有情報エリア907,90
8,909,910は、各RPに固有の情報を記録する
エリアである。このうち、本実施形態では、破線で示す
固有情報エリア907内(図5(b)参照)には、この
RP900の固有の識別番号を表す数字列907a(識
別符号)が、RP900の図中左辺を下にしたときに正
しく読めるように記入される。また、破線で示す固有情
報エリア908内(図5(b)参照)には、このRP9
00からトナーを除去する処理を行った回数、即ち、画
像形成回数Gを示す画像形成回数マーク908a,90
8b,908c,908d…が記録されている。例え
ば、図5(b)のRP900は、4つの画像形成回数マ
ーク904a等が形成されているので、4回の画像形成
処理を経てきたものであることが、目視でも用紙情報セ
ンサ89でも判るようになっている。
【0049】なお、固有情報エリア909,910に
も、拡大して図示しないが同様な識別符号及び画像形成
回数マークが、それぞれ識別符号907a及び画像形成
回数マーク908a等と180度回転対称の位置及び表
示で形成されている。用紙カセット81a等にRP90
0を天地逆にしてセットした場合でも、用紙情報センサ
89で同内容の情報を読み取ることができるようにする
ためである。また、後述するように、識別符号907a
等は、コピー機1等においてRP900に初めて画像を
形成した際、固有情報エリア907,909に形成す
る。一方、画像形成回数マーク908a等は、RP90
0に画像を形成する毎に、固有情報エリア908及び9
10に1つずつ書き足すようにして形成する。
も、拡大して図示しないが同様な識別符号及び画像形成
回数マークが、それぞれ識別符号907a及び画像形成
回数マーク908a等と180度回転対称の位置及び表
示で形成されている。用紙カセット81a等にRP90
0を天地逆にしてセットした場合でも、用紙情報センサ
89で同内容の情報を読み取ることができるようにする
ためである。また、後述するように、識別符号907a
等は、コピー機1等においてRP900に初めて画像を
形成した際、固有情報エリア907,909に形成す
る。一方、画像形成回数マーク908a等は、RP90
0に画像を形成する毎に、固有情報エリア908及び9
10に1つずつ書き足すようにして形成する。
【0050】次に、上記のような基本動作により画像形
成処理を行うデジタルコピー機1の制御部100の制御
ルーチンを説明する。まず、図6のフローチャートに示
されるメインルーチンについて説明する。まず、各種の
初期設定を行う(S1)。さらに内部タイマがセットさ
れる(S2)。そして、オペレータの操作パネル300
などの操作内容に従い画像データが読み込まれる(S
3)。具体的には、ADFR500によって原稿が搬送
され、イメージリーダIRで画像を読み取る。あるい
は、通信回線4及びインターフェースユニット32を介
してパソコン5,6などからの画像データを取得する。
次いで、給紙処理(S4)で、オペーレータが設定した
動作モードに従って、用紙カセット81a,81b,8
1c,81dのいずれかから用紙を供給する。つまり、
RP及び普通紙のいずれかを給紙する。
成処理を行うデジタルコピー機1の制御部100の制御
ルーチンを説明する。まず、図6のフローチャートに示
されるメインルーチンについて説明する。まず、各種の
初期設定を行う(S1)。さらに内部タイマがセットさ
れる(S2)。そして、オペレータの操作パネル300
などの操作内容に従い画像データが読み込まれる(S
3)。具体的には、ADFR500によって原稿が搬送
され、イメージリーダIRで画像を読み取る。あるい
は、通信回線4及びインターフェースユニット32を介
してパソコン5,6などからの画像データを取得する。
次いで、給紙処理(S4)で、オペーレータが設定した
動作モードに従って、用紙カセット81a,81b,8
1c,81dのいずれかから用紙を供給する。つまり、
RP及び普通紙のいずれかを給紙する。
【0051】その後、用紙情報読取処理(S5)で、給
紙された用紙のRPマーク905a等の有無を確認して
用紙の種類を判別し、さらに固有情報エリア907等に
形成された識別符号907a等や画像形成回数マーク9
08a等を読み取って、識別番号や画像形成回数Gを読
み取る。次いで、画像形成処理(S6)において、画像
を用紙に形成する。その後、画像形成回数が1回増えた
ことを示すため、用紙(RP900)にプリンタ77を
用いて画像形成回数マーク908a等を、1つずつ固有
情報エリア908,910を書き足す。さらに、用紙が
RPまたは普通紙であるかに従って、このコピー機1に
おける使用枚数をカウンタでカウントし(S8)、その
後その他の処理(S9)が行われると1サイクル分の処
理が終了する。このため、ステップSAで内部タイマの
終了を待ってステップS2に戻り、同様の処理が反復さ
れる。なお、ステップS9のその他の処理には、ソート
処理、ステープル処理、パンチ孔処理、各種のエラー処
理、その他が含まれる。
紙された用紙のRPマーク905a等の有無を確認して
用紙の種類を判別し、さらに固有情報エリア907等に
形成された識別符号907a等や画像形成回数マーク9
08a等を読み取って、識別番号や画像形成回数Gを読
み取る。次いで、画像形成処理(S6)において、画像
を用紙に形成する。その後、画像形成回数が1回増えた
ことを示すため、用紙(RP900)にプリンタ77を
用いて画像形成回数マーク908a等を、1つずつ固有
情報エリア908,910を書き足す。さらに、用紙が
RPまたは普通紙であるかに従って、このコピー機1に
おける使用枚数をカウンタでカウントし(S8)、その
後その他の処理(S9)が行われると1サイクル分の処
理が終了する。このため、ステップSAで内部タイマの
終了を待ってステップS2に戻り、同様の処理が反復さ
れる。なお、ステップS9のその他の処理には、ソート
処理、ステープル処理、パンチ孔処理、各種のエラー処
理、その他が含まれる。
【0052】次いで、ステップS5の用紙情報読取処理
の内容について、図7のフローチャートを用いて説明す
る。給紙された用紙は、ステップS51で読込タイミン
グを計った上で、用紙情報センサ89によって情報が読
み込まれる(S52)。読込タイミングでない場合に
は、S53に進み、読込が完了したかどうかを判断す
る。Noの場合、つまり読み込みタイミングよりも前の
場合には、メインルーチンに戻る。一方、Yesつまり
読込が完了した場合には、S54に進み、給紙された用
紙がRP900であるかどうかを判断する。具体的に
は、RPマーク905a等が検出された場合には、用紙
はRP90であると判断する。ここでNo、つまり用紙
がRP900でない(普通紙である)場合には、S59
に進み、用紙がRPであることを示すRPフラグをリセ
ットし、メインルーチンに戻る。
の内容について、図7のフローチャートを用いて説明す
る。給紙された用紙は、ステップS51で読込タイミン
グを計った上で、用紙情報センサ89によって情報が読
み込まれる(S52)。読込タイミングでない場合に
は、S53に進み、読込が完了したかどうかを判断す
る。Noの場合、つまり読み込みタイミングよりも前の
場合には、メインルーチンに戻る。一方、Yesつまり
読込が完了した場合には、S54に進み、給紙された用
紙がRP900であるかどうかを判断する。具体的に
は、RPマーク905a等が検出された場合には、用紙
はRP90であると判断する。ここでNo、つまり用紙
がRP900でない(普通紙である)場合には、S59
に進み、用紙がRPであることを示すRPフラグをリセ
ットし、メインルーチンに戻る。
【0053】一方、用紙がRP900である場合(Ye
s)には、S55に進み固有情報エリア908,910
から読み取った画像形成回数マーク908a等によって
示された画像形成回数Gが所定回数(本実施形態では1
0回)よりも大きいか否かを判断する。RP900は、
画像形成と脱墨を繰り返すと、その表面が劣化し脱墨し
難くなる上、その表面が汚れた状態となるため、ある回
数以上画像形成したRPについては、寿命であるとし
て、それ以上画像形成させないようにするのである。こ
のため、カウントされた画像形成回数Gが10回を超え
た場合に(Yes)には、S5Aに進み、画像を形成す
ることなく用紙を排出し、再給紙を行う。一方、画像形
成回数が10回以下である場合には、S56に進み、R
Pフラグをセットし、S57において固有情報エリア9
07,909から読み取った識別番号(ID)を記憶し
(S57)、さらに画像形成回数マーク908a等から
割り出した画像形成回数Gを記憶する(S58)。
s)には、S55に進み固有情報エリア908,910
から読み取った画像形成回数マーク908a等によって
示された画像形成回数Gが所定回数(本実施形態では1
0回)よりも大きいか否かを判断する。RP900は、
画像形成と脱墨を繰り返すと、その表面が劣化し脱墨し
難くなる上、その表面が汚れた状態となるため、ある回
数以上画像形成したRPについては、寿命であるとし
て、それ以上画像形成させないようにするのである。こ
のため、カウントされた画像形成回数Gが10回を超え
た場合に(Yes)には、S5Aに進み、画像を形成す
ることなく用紙を排出し、再給紙を行う。一方、画像形
成回数が10回以下である場合には、S56に進み、R
Pフラグをセットし、S57において固有情報エリア9
07,909から読み取った識別番号(ID)を記憶し
(S57)、さらに画像形成回数マーク908a等から
割り出した画像形成回数Gを記憶する(S58)。
【0054】次いで、S7の情報書込処理の内容につい
て、図8のフローチャートを用いて説明する。まず、書
込準備が完了したかどうかを判断する(S71)。具体
的には、後述する書込準備完了フラグがセットされてい
るかどうかを判断する。完了していなければ、ステップ
S62に進み、完了している場合には、符号をRP90
0に形成する(書き込む)ためステップS76に進む。
ステップS72においては、用紙がRP900であるか
どうかを判断する。具体的には、上記したように、用紙
情報読取(S5)内で用紙種類を判断した結果、S56
でセットまたはS59でリセットしたRPフラグの状態
を判断に用いる。ここで、No、即ち用紙がRPでない
場合には、メインルーチンに戻る。一方、用紙がRPで
ある場合(Yes)には、さらにS73において、識別
番号907aを書き込むための書込準備を行う。その
後、画像形成回数Gを表す画像形成回数マーク908a
等を書き込む準備を行い(S74)、書込準備完了フラ
グをセットする(S75)。一方、ステップS76で
は、書き込み開始のタイミングを計り、所定のタイミン
グで符号を書き込む(S77)。その後、書込準備完了
フラグをリセットして(S78)、メインルーチンに戻
る。
て、図8のフローチャートを用いて説明する。まず、書
込準備が完了したかどうかを判断する(S71)。具体
的には、後述する書込準備完了フラグがセットされてい
るかどうかを判断する。完了していなければ、ステップ
S62に進み、完了している場合には、符号をRP90
0に形成する(書き込む)ためステップS76に進む。
ステップS72においては、用紙がRP900であるか
どうかを判断する。具体的には、上記したように、用紙
情報読取(S5)内で用紙種類を判断した結果、S56
でセットまたはS59でリセットしたRPフラグの状態
を判断に用いる。ここで、No、即ち用紙がRPでない
場合には、メインルーチンに戻る。一方、用紙がRPで
ある場合(Yes)には、さらにS73において、識別
番号907aを書き込むための書込準備を行う。その
後、画像形成回数Gを表す画像形成回数マーク908a
等を書き込む準備を行い(S74)、書込準備完了フラ
グをセットする(S75)。一方、ステップS76で
は、書き込み開始のタイミングを計り、所定のタイミン
グで符号を書き込む(S77)。その後、書込準備完了
フラグをリセットして(S78)、メインルーチンに戻
る。
【0055】ここで、ステップS73のID書込準備に
ついて、図9のフローチャートを用いてさらに説明す
る。まず、S731において、画像形成回数が0回、即
ち、RP900が初めて画像を形成したものである場合
には、S732に進む。なお、このステップ731は、
固有情報エリア907及び909に、識別番号を表す数
字列(識別符号)907a等が形成されているかどうか
で判断しても良い。いずれにしても、初めて画像を形成
したRP900には、識別符号907a等が形成されて
いないので、ここで形成する。一方、画像形成回数が1
以上である場合、つまり既に識別符号が形成されている
場合には、識別符号を形成する必要がないので、メイン
ルーチンに戻る。
ついて、図9のフローチャートを用いてさらに説明す
る。まず、S731において、画像形成回数が0回、即
ち、RP900が初めて画像を形成したものである場合
には、S732に進む。なお、このステップ731は、
固有情報エリア907及び909に、識別番号を表す数
字列(識別符号)907a等が形成されているかどうか
で判断しても良い。いずれにしても、初めて画像を形成
したRP900には、識別符号907a等が形成されて
いないので、ここで形成する。一方、画像形成回数が1
以上である場合、つまり既に識別符号が形成されている
場合には、識別符号を形成する必要がないので、メイン
ルーチンに戻る。
【0056】S732では、新しい識別番号(ID)を
ネットワーク上で割り当てる設定になっているかどうか
を判断する。ネットワーク上で割り当てない場合(N
o)には、ステップ734に進み、コピー機1内で新し
い識別番号(ID)を設定する。一方、ネットワーク上
で割り当てる場合(Yes)には、S733に進み、図
10に示すように、新しい識別番号をネットワークから
受信する。具体的には、コピー機1から新しい識別番号
の送信を要求する信号T1を送信し、それに応じて、ホ
ストコンピュータ5が、その内部に登録している各RP
900の識別番号(ID)と重ならないように新しい識
別番号(ID)を設定し、コピー機1に新IDを示す信
号T2を送信する。いずれにしても新しい識別番号(I
D)が得られたので、この識別番号に基づき、固有情報
エリア907及び909に識別符号907a等を形成す
るようにデータを準備する。
ネットワーク上で割り当てる設定になっているかどうか
を判断する。ネットワーク上で割り当てない場合(N
o)には、ステップ734に進み、コピー機1内で新し
い識別番号(ID)を設定する。一方、ネットワーク上
で割り当てる場合(Yes)には、S733に進み、図
10に示すように、新しい識別番号をネットワークから
受信する。具体的には、コピー機1から新しい識別番号
の送信を要求する信号T1を送信し、それに応じて、ホ
ストコンピュータ5が、その内部に登録している各RP
900の識別番号(ID)と重ならないように新しい識
別番号(ID)を設定し、コピー機1に新IDを示す信
号T2を送信する。いずれにしても新しい識別番号(I
D)が得られたので、この識別番号に基づき、固有情報
エリア907及び909に識別符号907a等を形成す
るようにデータを準備する。
【0057】次いで、ステップS74の形成回数符号書
込準備について、図11のフローチャートを用いてさら
に説明する。まず、ステップS741で上記したS58
で記憶した画像形成回数Gを呼び出す。次いで、ステッ
プS742で、ネットワーク上でRP900の識別番号
(ID)毎に画像形成回数を管理する設定となっている
かどうかを判断する。Yes、即ち、ネットワーク上で
RP毎に画像形成回数を管理している場合には、ステッ
プS743でステップS57で記憶してあったRP90
0の識別番号(ID)の信号T3をホストコンピュータ
5に向けて送信する(図10参照)。
込準備について、図11のフローチャートを用いてさら
に説明する。まず、ステップS741で上記したS58
で記憶した画像形成回数Gを呼び出す。次いで、ステッ
プS742で、ネットワーク上でRP900の識別番号
(ID)毎に画像形成回数を管理する設定となっている
かどうかを判断する。Yes、即ち、ネットワーク上で
RP毎に画像形成回数を管理している場合には、ステッ
プS743でステップS57で記憶してあったRP90
0の識別番号(ID)の信号T3をホストコンピュータ
5に向けて送信する(図10参照)。
【0058】すると、ホストコンピュータ5において、
図12に示すサブルーチン処理がなされる。即ち、N1
1で送信された識別番号(ID)が判断され、ID毎に
処理される。例えば、ID=1の場合には、N12にお
いて対応する画像形成回数G1を1つ分インクリメント
する。このようにして、ネットワーク上で各RP900
について、画像形成回数がどのような値となっているか
が管理される。なお、各ID毎に画像形成されたことを
示す画像形成フラグをセットして、対応するRP900
が画像形成された状態にあることを示し、後述するクリ
ーナ8での脱墨処理後に画像形成フラグをリセットし
て、対応するRP900が脱墨され画像を形成可能な状
態にあることを示すことで、各RP毎にどのような状態
となっているかをネットワーク上で把握することもでき
る。
図12に示すサブルーチン処理がなされる。即ち、N1
1で送信された識別番号(ID)が判断され、ID毎に
処理される。例えば、ID=1の場合には、N12にお
いて対応する画像形成回数G1を1つ分インクリメント
する。このようにして、ネットワーク上で各RP900
について、画像形成回数がどのような値となっているか
が管理される。なお、各ID毎に画像形成されたことを
示す画像形成フラグをセットして、対応するRP900
が画像形成された状態にあることを示し、後述するクリ
ーナ8での脱墨処理後に画像形成フラグをリセットし
て、対応するRP900が脱墨され画像を形成可能な状
態にあることを示すことで、各RP毎にどのような状態
となっているかをネットワーク上で把握することもでき
る。
【0059】再び、図11に戻って説明する。ステップ
S744では、画像形成回数Gを1つ分インクリメント
する。ついで、ステップS745で、画像形成回数マー
ク908a等を固有情報エリア908,910の所定位
置、具体的には、既に形成されていた画像形成回数マー
ク908a等と隣り合う位置に形成されるように設定準
備する。
S744では、画像形成回数Gを1つ分インクリメント
する。ついで、ステップS745で、画像形成回数マー
ク908a等を固有情報エリア908,910の所定位
置、具体的には、既に形成されていた画像形成回数マー
ク908a等と隣り合う位置に形成されるように設定準
備する。
【0060】さらに、ステップS8のカウント処理につ
いて、図13のフローチャートを用いてさらに説明す
る。まずステップ81で、RP優遇料金徴収形態である
かどうかを判断する。RP900使用のインセンティブ
を与えるため、同じように用紙に画像を形成しても、R
P900に形成した場合の利用料金を、普通紙に形成し
た場合の料金より安価にする場合があるからである。こ
こで、No、つまり、料金を徴収しない、またはRPと
普通紙を同じ利用料金とする場合にはS82に進む。一
方、RPの使用を優遇する場合には、S83に進む。
いて、図13のフローチャートを用いてさらに説明す
る。まずステップ81で、RP優遇料金徴収形態である
かどうかを判断する。RP900使用のインセンティブ
を与えるため、同じように用紙に画像を形成しても、R
P900に形成した場合の利用料金を、普通紙に形成し
た場合の料金より安価にする場合があるからである。こ
こで、No、つまり、料金を徴収しない、またはRPと
普通紙を同じ利用料金とする場合にはS82に進む。一
方、RPの使用を優遇する場合には、S83に進む。
【0061】S82では用紙がRP900であるかどう
か、具体的には、上記したRPフラグの状態で判断す
る。用紙がRPでない(No)場合には、ステップS8
4に進み、非RP用カウンタのカウント値を+1する。
一方、用紙がRPである(Yes)の場合には、ステッ
プS85に進みRP用カウンタのカウント値を+1す
る。一方、S83でも用紙がRP900であるかどうか
を判断する。用紙がRPでない(No)場合には、ステ
ップS86に進み、非RP用カウンタのカウント値を+
2する。一方、用紙がRPである(Yes)の場合に
は、ステップS85に進みRP用カウンタのカウント値
を+1する。
か、具体的には、上記したRPフラグの状態で判断す
る。用紙がRPでない(No)場合には、ステップS8
4に進み、非RP用カウンタのカウント値を+1する。
一方、用紙がRPである(Yes)の場合には、ステッ
プS85に進みRP用カウンタのカウント値を+1す
る。一方、S83でも用紙がRP900であるかどうか
を判断する。用紙がRPでない(No)場合には、ステ
ップS86に進み、非RP用カウンタのカウント値を+
2する。一方、用紙がRPである(Yes)の場合に
は、ステップS85に進みRP用カウンタのカウント値
を+1する。
【0062】その後、S87において、全カウント値を
RPカウント値+非RPカウント値によって計算する。
従って、RP優遇料金形態の場合(ステップS81がY
esの場合)には、RP900に画像形成した場合に
は、RPカウンタと全カウンタが1つずつインクリメン
トされるが、普通紙に画像形成した場合には、非RPカ
ウンタも全カウンタも2つずつインクリメントされる。
つまり、全カウンタのカウント値に従って料金を設定す
る場合には、普通紙に比べRP900を用いると1枚当
たりの料金が半分になることになる。
RPカウント値+非RPカウント値によって計算する。
従って、RP優遇料金形態の場合(ステップS81がY
esの場合)には、RP900に画像形成した場合に
は、RPカウンタと全カウンタが1つずつインクリメン
トされるが、普通紙に画像形成した場合には、非RPカ
ウンタも全カウンタも2つずつインクリメントされる。
つまり、全カウンタのカウント値に従って料金を設定す
る場合には、普通紙に比べRP900を用いると1枚当
たりの料金が半分になることになる。
【0063】さらに、全カウント値やRPカウント値、
識別番号などから、RP使用率や識別番号が付与され使
用されているRP900の枚数、どの給紙口からRP9
00が供給されているのかなど、RPに関する管理デー
タを、図14に示すように操作パネル300の液晶タッ
チパネル301に表示させて、オペレータに使用状況を
知らせるようになっている。このように、本実施形態の
コピー機1は、識別符号907a等を用いて各RP毎の
画像形成回数などの使用状況を管理したり、コピー機1
などにおけるRPの使用状況などを管理することができ
る。
識別番号などから、RP使用率や識別番号が付与され使
用されているRP900の枚数、どの給紙口からRP9
00が供給されているのかなど、RPに関する管理デー
タを、図14に示すように操作パネル300の液晶タッ
チパネル301に表示させて、オペレータに使用状況を
知らせるようになっている。このように、本実施形態の
コピー機1は、識別符号907a等を用いて各RP毎の
画像形成回数などの使用状況を管理したり、コピー機1
などにおけるRPの使用状況などを管理することができ
る。
【0064】次いで、本実施形態の画像処理システムS
YS1に含まれるクリーナ8について説明する。このク
リーナ8の概略構造を図15に示す。本実施形態に使用
するRP900の脱墨処理は、以下のようにする。即
ち、まず水などの処理液(但し、有機溶媒は含まない)
にRP900を浸漬し、画像形成面に塗布された特殊コ
ーティング層を膨潤させてトナーを除去しやすくする。
その後、ブラシで掻き取ることでトナーを除去する。こ
れにより、画像が消去される。その後、RP900を乾
燥させる。このような処理をするため、クリーナ8の本
体801内には、処理液LQが所定深さまで満たされて
おり、未処理用紙トレイ802から投入されたPR90
0は、破線で示す経路RTを移動する。つまり、送りロ
ーラ対803、導紙板807、送りローラ対808,8
08、乾燥ローラ対805によって導かれ、処理済用紙
トレイ用紙806に排出される。この間に、送りローラ
対803で送り込まれたRP900は、処理液LQに浸
漬され、その画像形成面が膨潤した頃に、ブラシ804
でトナーを掻き取られ、その後ヒータを内包する乾燥ロ
ーラ対805に加熱されて乾燥される。
YS1に含まれるクリーナ8について説明する。このク
リーナ8の概略構造を図15に示す。本実施形態に使用
するRP900の脱墨処理は、以下のようにする。即
ち、まず水などの処理液(但し、有機溶媒は含まない)
にRP900を浸漬し、画像形成面に塗布された特殊コ
ーティング層を膨潤させてトナーを除去しやすくする。
その後、ブラシで掻き取ることでトナーを除去する。こ
れにより、画像が消去される。その後、RP900を乾
燥させる。このような処理をするため、クリーナ8の本
体801内には、処理液LQが所定深さまで満たされて
おり、未処理用紙トレイ802から投入されたPR90
0は、破線で示す経路RTを移動する。つまり、送りロ
ーラ対803、導紙板807、送りローラ対808,8
08、乾燥ローラ対805によって導かれ、処理済用紙
トレイ用紙806に排出される。この間に、送りローラ
対803で送り込まれたRP900は、処理液LQに浸
漬され、その画像形成面が膨潤した頃に、ブラシ804
でトナーを掻き取られ、その後ヒータを内包する乾燥ロ
ーラ対805に加熱されて乾燥される。
【0065】さらに、送りローラ対803の前(上流
側:図中左側)には、RP900の投入されたことを検
知するための用紙センサ809、及びRP900に形成
された各種情報の有無及びその内容を検知するため、ラ
インセンサタイプの用紙情報センサ810が配設されて
いる。従って、投入されたRP900に形成した識別符
号907a等や画像形成回数マーク908a等は、用紙
情報センサ810によって読み取ることができる。ま
た、乾燥ローラ対805の後(下流側:図中右側)に
も、RP900の排出を検知するための用紙センサ81
1を備えるほか、脱墨されたRP900に情報を書き込
み可能な、油性インクを用いたインクジェット方式の情
報書込プリンタ812を備える。従って、脱墨後に必要
な情報をRP900に書き込むことができる。なお、本
体801の上部は、カバー820で覆われ、このカバー
820の上面に形成された操作パネル822からオペレ
ータが各種の指示をなしうるようにされているほか、操
作パネル822には、処理されているRP900の識別
番号や処理条件、警告、エラー表示などの必要な表示な
されるようになっている。また、このクリーナ8は、イ
ンターフェースユニット821を有しており、これによ
って通信回線4と接続され、ネットワークにつながって
いる。
側:図中左側)には、RP900の投入されたことを検
知するための用紙センサ809、及びRP900に形成
された各種情報の有無及びその内容を検知するため、ラ
インセンサタイプの用紙情報センサ810が配設されて
いる。従って、投入されたRP900に形成した識別符
号907a等や画像形成回数マーク908a等は、用紙
情報センサ810によって読み取ることができる。ま
た、乾燥ローラ対805の後(下流側:図中右側)に
も、RP900の排出を検知するための用紙センサ81
1を備えるほか、脱墨されたRP900に情報を書き込
み可能な、油性インクを用いたインクジェット方式の情
報書込プリンタ812を備える。従って、脱墨後に必要
な情報をRP900に書き込むことができる。なお、本
体801の上部は、カバー820で覆われ、このカバー
820の上面に形成された操作パネル822からオペレ
ータが各種の指示をなしうるようにされているほか、操
作パネル822には、処理されているRP900の識別
番号や処理条件、警告、エラー表示などの必要な表示な
されるようになっている。また、このクリーナ8は、イ
ンターフェースユニット821を有しており、これによ
って通信回線4と接続され、ネットワークにつながって
いる。
【0066】次に、上記のような構造及び動作をするク
リーナ8の制御ルーチンを説明する。まず、図16のフ
ローチャートに示されるメインルーチンについて説明す
る。まず、各種の初期設定を行う(C1)。さらに内部
タイマがセットされる(C2)。そして、オペレータの
RP900の投入などの操作に従い、RP900が搬送
される(C3)。次いで、RP情報読取処理(C4)
で、給紙されたRP900の固有情報エリア907等に
形成された識別符号907a等や画像形成回数マーク9
08a等を読み取って、識別番号や画像形成回数Gを読
み取る。次いで、脱墨処理(C5)において、RP90
0からトナーを除去する。その後、RPのID送信処理
(C6)で、脱墨処理されたRP900の識別番号(I
D)をネットワークを介してホストコンピュータ5に送
信する。その後その他の処理(C7)が行われると1サ
イクル分の処理が終了する。このため、ステップC8で
内部タイマの終了を待ってステップC2に戻り、同様の
処理が反復される。なお、ステップC7のその他の処理
には、各種のエラー処理、その他が含まれる。
リーナ8の制御ルーチンを説明する。まず、図16のフ
ローチャートに示されるメインルーチンについて説明す
る。まず、各種の初期設定を行う(C1)。さらに内部
タイマがセットされる(C2)。そして、オペレータの
RP900の投入などの操作に従い、RP900が搬送
される(C3)。次いで、RP情報読取処理(C4)
で、給紙されたRP900の固有情報エリア907等に
形成された識別符号907a等や画像形成回数マーク9
08a等を読み取って、識別番号や画像形成回数Gを読
み取る。次いで、脱墨処理(C5)において、RP90
0からトナーを除去する。その後、RPのID送信処理
(C6)で、脱墨処理されたRP900の識別番号(I
D)をネットワークを介してホストコンピュータ5に送
信する。その後その他の処理(C7)が行われると1サ
イクル分の処理が終了する。このため、ステップC8で
内部タイマの終了を待ってステップC2に戻り、同様の
処理が反復される。なお、ステップC7のその他の処理
には、各種のエラー処理、その他が含まれる。
【0067】次いで、ステップC4のRP情報読取処理
の内容について、図17のフローチャートを用いて説明
する。クリーナ8に投入されたRP900は、ステップ
C41で読込タイミングを計った上で、用紙情報センサ
810によって情報が読み込まれる(C42)。読込タ
イミングでない場合には、C43に進み、読込が完了し
たかどうかを判断する。Noの場合、つまり読み込みタ
イミングよりも前の場合には、メインルーチンに戻る。
一方、Yesつまり読込が完了した場合には、C44に
進み、固有情報エリア908,910から読み取った画
像形成回数マーク908a等によって示された画像形成
回数Gが所定回数(本実施形態では10回)よりも大き
いか否かを判断する。前記したように、RP900は、
画像形成と脱墨を繰り返すと、その表面が劣化し脱墨し
難くなる上、その表面が汚れた状態となるため、ある回
数以上画像形成したRPについては、寿命であるとし
て、処理後にそれ以上画像形成させないようにオペレー
タに警告するのである。
の内容について、図17のフローチャートを用いて説明
する。クリーナ8に投入されたRP900は、ステップ
C41で読込タイミングを計った上で、用紙情報センサ
810によって情報が読み込まれる(C42)。読込タ
イミングでない場合には、C43に進み、読込が完了し
たかどうかを判断する。Noの場合、つまり読み込みタ
イミングよりも前の場合には、メインルーチンに戻る。
一方、Yesつまり読込が完了した場合には、C44に
進み、固有情報エリア908,910から読み取った画
像形成回数マーク908a等によって示された画像形成
回数Gが所定回数(本実施形態では10回)よりも大き
いか否かを判断する。前記したように、RP900は、
画像形成と脱墨を繰り返すと、その表面が劣化し脱墨し
難くなる上、その表面が汚れた状態となるため、ある回
数以上画像形成したRPについては、寿命であるとし
て、処理後にそれ以上画像形成させないようにオペレー
タに警告するのである。
【0068】このため、カウントされた画像形成回数が
10回を超えた場合に(Yes)には、C47に進み、
処理しているRP900は寿命である旨の警告表示を操
作パネル822に表示する。一方、画像形成回数Gが1
0回以下である場合には、C45に進み、固有情報エリ
ア907,909から読み取った識別番号(ID)を記
憶し(C45)、さらに画像形成回数マーク908a等
から割り出した画像形成回数Gを記憶する(C46)。
10回を超えた場合に(Yes)には、C47に進み、
処理しているRP900は寿命である旨の警告表示を操
作パネル822に表示する。一方、画像形成回数Gが1
0回以下である場合には、C45に進み、固有情報エリ
ア907,909から読み取った識別番号(ID)を記
憶し(C45)、さらに画像形成回数マーク908a等
から割り出した画像形成回数Gを記憶する(C46)。
【0069】次いで、ステップC6のID送信処理につ
いて、図18のフローチャートを用いてさらに説明す
る。まず、ステップC61で、ネットワーク上でRP9
00の識別番号(ID)毎にRPの状態を管理する設定
となっているかどうかを判断する。Yes、即ち、ネッ
トワーク上でRP毎に状態を管理している場合には、ス
テップC62で上記ステップC45で記憶してあったR
P900の識別番号(ID)をホストコンピュータ5に
向けて送信する。
いて、図18のフローチャートを用いてさらに説明す
る。まず、ステップC61で、ネットワーク上でRP9
00の識別番号(ID)毎にRPの状態を管理する設定
となっているかどうかを判断する。Yes、即ち、ネッ
トワーク上でRP毎に状態を管理している場合には、ス
テップC62で上記ステップC45で記憶してあったR
P900の識別番号(ID)をホストコンピュータ5に
向けて送信する。
【0070】すると、ホストコンピュータ5において、
図19に示すサブルーチン処理がなされる。即ち、N2
1で送信された識別番号(ID)が判断され、ID毎に
処理される。例えば、ID=1の場合には、N22にお
いて対応する脱墨回数D1を1つ分インクリメントす
る。このようにして、ネットワーク上で各RP900に
ついて、脱墨回数Dがどのような値となっているかが管
理される。
図19に示すサブルーチン処理がなされる。即ち、N2
1で送信された識別番号(ID)が判断され、ID毎に
処理される。例えば、ID=1の場合には、N22にお
いて対応する脱墨回数D1を1つ分インクリメントす
る。このようにして、ネットワーク上で各RP900に
ついて、脱墨回数Dがどのような値となっているかが管
理される。
【0071】再び、図18に戻って説明する。ステップ
C62で送信後は、メインルーチンに戻る。なお、ネッ
トワーク上でID毎にRPの状態を管理しない場合に
は、ステップC62をスキップしてメインルーチンに戻
る。このようにして、クリーナ8においても、識別符号
907a等を読み取ることで、識別番号(ID)毎にR
P900の脱墨回数Dの管理をすることができる。
C62で送信後は、メインルーチンに戻る。なお、ネッ
トワーク上でID毎にRPの状態を管理しない場合に
は、ステップC62をスキップしてメインルーチンに戻
る。このようにして、クリーナ8においても、識別符号
907a等を読み取ることで、識別番号(ID)毎にR
P900の脱墨回数Dの管理をすることができる。
【0072】(変形形態)なお、上記クリーナ8では、
脱墨処理(C5)の後にネットワークに各RP900の
IDを送信するRPのID送信処理(C6)を行った
が、これに代えてRP900に脱墨回数Dを示す符号を
書き込むようにしても良い。即ち、本変形形態では、図
20のメインルーチンに示すように、ステップCR6に
おいて、情報書込処理を行う。この情報書込処理の内容
を、図21のフローチャートを用いて説明する。まず、
書込準備が完了したかどうかを判断する(CR61)。
具体的には、後述する書込準備完了フラグがセットされ
ているかどうかを判断する。完了していなければ(N
o)、ステップCR62に進み、完了している場合(Y
es)には、符号をRP900に形成する(書き込む)
ためステップCR64に進む。ステップCR62におい
ては、脱墨回数符号を書き込むための書込準備を行い、
書込準備完了フラグをセットする(CR63)。一方、
ステップCR64では、書き込み開始のタイミングを計
り、所定もタイミングで符号を書き込む(CR65)。
その後、書込準備完了フラグをリセットして(CR6
6)、メインルーチンに戻る。
脱墨処理(C5)の後にネットワークに各RP900の
IDを送信するRPのID送信処理(C6)を行った
が、これに代えてRP900に脱墨回数Dを示す符号を
書き込むようにしても良い。即ち、本変形形態では、図
20のメインルーチンに示すように、ステップCR6に
おいて、情報書込処理を行う。この情報書込処理の内容
を、図21のフローチャートを用いて説明する。まず、
書込準備が完了したかどうかを判断する(CR61)。
具体的には、後述する書込準備完了フラグがセットされ
ているかどうかを判断する。完了していなければ(N
o)、ステップCR62に進み、完了している場合(Y
es)には、符号をRP900に形成する(書き込む)
ためステップCR64に進む。ステップCR62におい
ては、脱墨回数符号を書き込むための書込準備を行い、
書込準備完了フラグをセットする(CR63)。一方、
ステップCR64では、書き込み開始のタイミングを計
り、所定もタイミングで符号を書き込む(CR65)。
その後、書込準備完了フラグをリセットして(CR6
6)、メインルーチンに戻る。
【0073】ここで、ステップCR62の脱墨回数符号
書込準備について、図22のフローチャートを用いてさ
らに説明する。まず、ステップCR621でRPに既に
形成されている脱墨回数符号から脱墨回数Dを読み出
す。次いで、ステップCR622で、ネットワーク上で
RP900の識別番号(ID)毎に脱墨回数を管理する
設定となっているかどうかを判断する。Yes、即ち、
ネットワーク上でRP毎に脱墨回数を管理している場合
には、ステップCR623で上記実施形態のステップC
45(図17参照)で記憶してあったRP900の識別
番号(ID)をホストコンピュータ5に向けて送信す
る。これにより、図19を参照して説明したのと同様に
して、ホストコンピュータ5において、サブルーチン処
理がなされる。即ち、N21で送信された識別番号(I
D)が判断され、ID毎に処理される。例えば、ID=
1の場合には、N22において対応する脱墨回数D1を
1つ分インクリメントする。このようにして、ネットワ
ーク上で各RP900について、画像形成回数がどのよ
うな値となっているかが管理される。
書込準備について、図22のフローチャートを用いてさ
らに説明する。まず、ステップCR621でRPに既に
形成されている脱墨回数符号から脱墨回数Dを読み出
す。次いで、ステップCR622で、ネットワーク上で
RP900の識別番号(ID)毎に脱墨回数を管理する
設定となっているかどうかを判断する。Yes、即ち、
ネットワーク上でRP毎に脱墨回数を管理している場合
には、ステップCR623で上記実施形態のステップC
45(図17参照)で記憶してあったRP900の識別
番号(ID)をホストコンピュータ5に向けて送信す
る。これにより、図19を参照して説明したのと同様に
して、ホストコンピュータ5において、サブルーチン処
理がなされる。即ち、N21で送信された識別番号(I
D)が判断され、ID毎に処理される。例えば、ID=
1の場合には、N22において対応する脱墨回数D1を
1つ分インクリメントする。このようにして、ネットワ
ーク上で各RP900について、画像形成回数がどのよ
うな値となっているかが管理される。
【0074】再び、図22に戻って説明する。ステップ
CR624では、脱墨回数Dを1つ分インクリメントす
る。ついで、ステップCR625で、脱墨回数符号を所
定位置に形成されるように設定準備する。このようにす
ることで、クリーナ8において、脱墨処理が終わったR
P900に対して、脱墨処理回数符号を書き込むことが
できる。
CR624では、脱墨回数Dを1つ分インクリメントす
る。ついで、ステップCR625で、脱墨回数符号を所
定位置に形成されるように設定準備する。このようにす
ることで、クリーナ8において、脱墨処理が終わったR
P900に対して、脱墨処理回数符号を書き込むことが
できる。
【0075】以上において、本発明を実施形態に即して
説明したが、本発明は上記実施形態及び変形形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適
宜変更して適用できることはいうまでもない。例えば、
上記実施形態では、識別符号907a等と共に画像形成
回数マーク908a等を形成したRP900を用いて、
コピー機1のプリンタ77で画像形成の度に画像形成回
マーク908a等を形成したが、画像形成回マーク90
8a等を形成しないで、識別符号907で画像形成回数
Gを含む各RPの管理をすることもできる。
説明したが、本発明は上記実施形態及び変形形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適
宜変更して適用できることはいうまでもない。例えば、
上記実施形態では、識別符号907a等と共に画像形成
回数マーク908a等を形成したRP900を用いて、
コピー機1のプリンタ77で画像形成の度に画像形成回
マーク908a等を形成したが、画像形成回マーク90
8a等を形成しないで、識別符号907で画像形成回数
Gを含む各RPの管理をすることもできる。
【0076】また、上記実施形態では、画像形成回数G
に基づいて、寿命を超えた(Gが10を超えた)RP9
00について、画像を形成することなく排出するように
した。しかし、さらに、画像形成回数Gが10回以下で
あるなど寿命を下回っている場合も、画像形成回数Gに
応じてコピー機1での画像の濃度を変えるなど、画像形
成条件を変更することもできる。また、画像形成回数G
に応じて、クリーナ8でのRPの送り速度やブラシの回
転数など脱墨処理条件を変更することもできる。
に基づいて、寿命を超えた(Gが10を超えた)RP9
00について、画像を形成することなく排出するように
した。しかし、さらに、画像形成回数Gが10回以下で
あるなど寿命を下回っている場合も、画像形成回数Gに
応じてコピー機1での画像の濃度を変えるなど、画像形
成条件を変更することもできる。また、画像形成回数G
に応じて、クリーナ8でのRPの送り速度やブラシの回
転数など脱墨処理条件を変更することもできる。
【0077】さらに、上記実施形態では、コピー機1あ
るいはクリーナ8での処理の際、ネットワークを介して
ホストコンピュータ5にRP900の識別番号(ID)
を送信する設定としておく場合があることについて説明
した。しかし、識別番号の他に、画像形成回数や脱墨回
数、各種の画像形成条件や脱墨条件などを送信し、ネッ
トワーク上で各RPの状態を管理し、コピー機1等での
画像形成やクリーナ8での脱墨の際に、各RPの状態に
応じて画像形成条件や脱墨条件を適宜変更させるように
制御することもできる。また、新たに使用されたRP9
00の枚数や脱墨処理されたRP900の枚数から、新
品のRPの補充やクリーナ8の消耗品の交換保守などの
装置管理を行うこともできる。
るいはクリーナ8での処理の際、ネットワークを介して
ホストコンピュータ5にRP900の識別番号(ID)
を送信する設定としておく場合があることについて説明
した。しかし、識別番号の他に、画像形成回数や脱墨回
数、各種の画像形成条件や脱墨条件などを送信し、ネッ
トワーク上で各RPの状態を管理し、コピー機1等での
画像形成やクリーナ8での脱墨の際に、各RPの状態に
応じて画像形成条件や脱墨条件を適宜変更させるように
制御することもできる。また、新たに使用されたRP9
00の枚数や脱墨処理されたRP900の枚数から、新
品のRPの補充やクリーナ8の消耗品の交換保守などの
装置管理を行うこともできる。
【図1】実施形態1にかかり、ネットワークで互いに結
ばれた処理装置を含む画像処理システムである。
ばれた処理装置を含む画像処理システムである。
【図2】実施形態1にかかるデジタルコピー機の全体概
略構成を示す図である。
略構成を示す図である。
【図3】操作パネルの概略構成を示す説明図である。
【図4】図2のデジタルコピー機における制御部の回路
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図5】(a)はリユーザブルペーパの全体を示す平面
図、(b)はその左上部を拡大して示す部分拡大平面図
である。
図、(b)はその左上部を拡大して示す部分拡大平面図
である。
【図6】実施形態1にかかるデジタルコピー機における
全体動作の制御処理を示すメインルーチンのフローチャ
ートである。
全体動作の制御処理を示すメインルーチンのフローチャ
ートである。
【図7】図6に示すメインルーチンにおける用紙情報読
取処理の内容を示すフローチャートである。
取処理の内容を示すフローチャートである。
【図8】図6に示すメインルーチンにおける情報書込処
理の内容を示すフローチャートである。
理の内容を示すフローチャートである。
【図9】図8に示す情報書込処理形成のうち、ID書込
準備の内容を示すフローチャートである。
準備の内容を示すフローチャートである。
【図10】コピー機1とネットワークとの間のIDに関
するデータのやり取りを示す説明図である。
するデータのやり取りを示す説明図である。
【図11】図8に示す情報書込処理形成のうち、形成回
数符号書込準備の内容を示すフローチャートである。
数符号書込準備の内容を示すフローチャートである。
【図12】ホストコンピュータ内で各リユーザブルペー
パ毎に画像形成回数をカウントする内容を示すフローチ
ャートである。
パ毎に画像形成回数をカウントする内容を示すフローチ
ャートである。
【図13】図6に示すメインルーチンにおけるカウント
処理の内容を示すフローチャートである。
処理の内容を示すフローチャートである。
【図14】操作パネルに、RPのカウント値に関する情
報を表示させた状態を示す説明図である。
報を表示させた状態を示す説明図である。
【図15】実施形態1にかかるクリーナ(脱墨処理装
置)8の全体概略構成を示す図である。
置)8の全体概略構成を示す図である。
【図16】実施形態1にかかるクリーナ8における全体
動作の制御処理を示すメインルーチンのフローチャート
である。
動作の制御処理を示すメインルーチンのフローチャート
である。
【図17】図16に示すメインルーチンにおけるRP情
報読取処理の内容を示すフローチャートである。
報読取処理の内容を示すフローチャートである。
【図18】図16に示すメインルーチンにおけるRPの
ID送信処理の内容を示すフローチャートである。
ID送信処理の内容を示すフローチャートである。
【図19】ホストコンピュータ内で各リユーザブルペー
パ毎に脱墨回数をカウントする内容を示すフローチャー
トである。
パ毎に脱墨回数をカウントする内容を示すフローチャー
トである。
【図20】クリーナ8の変形制御例のメインルーチンの
内容を示すフローチャートである。
内容を示すフローチャートである。
【図21】図20に示すメインルーチンにおける情報書
込処理の内容を示すフローチャートである。
込処理の内容を示すフローチャートである。
【図22】図21に示す情報書込処理におけ脱墨回数符
号書込準備の内容を示すフローチャートである。
号書込準備の内容を示すフローチャートである。
SYS1 画像処理システム 1,2,3 デジタルコピー機(画像形成処理装置) 4 通信回線 5 ホストコンピュータ 6,7 パーソナルコンピュータ 8 クリーナ(脱墨処理装置) IR イメージリーダ PRT ページプリンタ 10 読取り走査系 20 画像信号処理部 30 メモリユニット部 40 印刷処理部 60 プリントヘッド 70 現像・転写系 77,812 情報書込プリンタ 80 定着・排出系 81 用紙カセット 89 用紙情報センサ 100 制御部 300 操作パネル 500 自動両面原稿送り装置 600 ソータ 900 リユーザブルペーパ 907a 識別符号 908a,908b,908c 画像形成回数マーク
(形成回数符号)
(形成回数符号)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA45 DA46 DC02 EC06 EE06 EJ08 EK10 FD08 FD10 GB12 ZA07 2H034 FA00 5C062 AA02 AA14 AA35 AB08 AB22 AC04 AC51 AC65 AE16 AF07 AF14
Claims (8)
- 【請求項1】脱墨処理により再使用可能となるリユーザ
ブルペーパを利用可能な画像処理システムであって、 各リユーザブルペーパに画像を形成処理する画像形成処
理装置、及び各リユーザブルペーパを脱墨処理する脱墨
処理装置の少なくともいずれかの処理装置を、少なくと
も1つ有し、 上記処理装置は、いずれも各リユーザブルペーパに形成
され、各リユーザブルペーパを識別する識別符号を含む
符号を読み出す読出手段を有し、 上記画像処理システムは、上記読出手段で読み出した上
記符号の内容に応じて管理を行う管理手段を有する画像
処理システム。 - 【請求項2】請求項1に記載の画像処理システムであっ
て、 画像形成処理装置を有し、 上記画像形成装置は、初めて画像を形成する前記リユー
ザブルペーパそれぞれに、画像形成後に脱墨不能な前記
識別符号を形成する識別符号形成手段を有する画像処理
システム。 - 【請求項3】請求項2に記載の画像処理システムであっ
て、 前記画像形成装置は、画像を形成する前記リユーザブル
ペーパそれぞれに、画像形成後に画像形成回数符号を形
成する形成回数符号形成手段を有する画像処理システ
ム。 - 【請求項4】請求項2または請求項3に記載の画像処理
システムであって、 前記画像形成装置で画像を形成した前記リユーザブルペ
ーパの枚数に対応して加算されるRP用カウンタと、 上記画像形成装置で画像を形成した、用紙の枚数に対応
して加算される全数カウンタ、及びリユーザブルペーパ
以外の用紙の枚数に対応して加算される非RP用カウン
タの少なくともいずれかを備え、 前記管理手段は、上記各カウンタのカウンタ値によって
前記処理装置の管理を行う画像処理システム。 - 【請求項5】請求項4に記載の画像処理システムであっ
て、 前記RP用カウンタのカウント単位に比べ、前記全数カ
ウンタ及び非RP用カウンタのカウント単位が大きい画
像処理システム。 - 【請求項6】請求項4または請求項5に記載の画像処理
システムであって、 前記RPカウンタのカウント値と前記全数カウンタまた
は非RP用カウンタのカウント値、及びRP使用率の少
なくともいずれかを表示する表示パネルを有する画像処
理システム。 - 【請求項7】請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画
像処理システムであって、 脱墨処理装置を有し、 上記脱墨処理装置は、脱墨処理した前記リユーザブルペ
ーパそれぞれに、前記脱墨回数符号を形成する脱墨回数
符号形成手段を有する画像処理システム。 - 【請求項8】請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画
像処理システムであって、 前記処理装置は、互いにネットワークで結ばれている画
像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041157A JP2001228757A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041157A JP2001228757A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 画像処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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