JP2001221553A - 保冷庫 - Google Patents
保冷庫Info
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- JP2001221553A JP2001221553A JP2000034291A JP2000034291A JP2001221553A JP 2001221553 A JP2001221553 A JP 2001221553A JP 2000034291 A JP2000034291 A JP 2000034291A JP 2000034291 A JP2000034291 A JP 2000034291A JP 2001221553 A JP2001221553 A JP 2001221553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner container
- cool box
- stirling refrigerator
- box according
- refrigerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/001—Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内容器の内部を極低温にして飲食物等を保
冷できる保冷庫を提供する。 【解決手段】 上方に開口部を有する箱形状の本体1
と、該本体1の内部に配設した内容器8と、前記本体1
の前記開口部を開閉する蓋体2と、逆スターリングサイ
クルにより冷熱を発生するスターリング冷凍機14とを
備え、前記冷熱を前記内容器8に伝えて前記内容器8に
収容した飲食物等を保冷するようにしたことを特徴とす
る保冷庫。
冷できる保冷庫を提供する。 【解決手段】 上方に開口部を有する箱形状の本体1
と、該本体1の内部に配設した内容器8と、前記本体1
の前記開口部を開閉する蓋体2と、逆スターリングサイ
クルにより冷熱を発生するスターリング冷凍機14とを
備え、前記冷熱を前記内容器8に伝えて前記内容器8に
収容した飲食物等を保冷するようにしたことを特徴とす
る保冷庫。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内に飲食物等を
収容して冷却する保冷庫に係り、特に、屋外に持ち出し
て使用できる小型の保冷庫に関するものである。
収容して冷却する保冷庫に係り、特に、屋外に持ち出し
て使用できる小型の保冷庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子保冷庫としては、種々のもの
が存在するが、庫内を冷却するものとしてペルチェ素子
を用いるものがあった。この電子保冷庫は、例えば、図
13及び図14に示すように、外観が略直方体形状で、
内部に飲食物を保冷する空間101が形成され、冷却源
として1個のペルチェ素子103を用いるものである。
即ち、この電子保冷庫は、本体ケース104と、内ケー
ス105とアルミ等の金属でできた冷却壁106とから
形成される内容器107と、本体ケース104と内容器
107との間に充填された断熱材108と、ペルチェ素
子103とスペーサ109と放熱フィン110とからな
り内容器107にネジ等で固定された冷却ユニット11
1と、冷却ファン112と、冷却ユニット111と冷却
ファン112とを覆うサイドカバー113と、内部に断
熱材114が充填された蓋体102とを備えて構成され
るものであった。
が存在するが、庫内を冷却するものとしてペルチェ素子
を用いるものがあった。この電子保冷庫は、例えば、図
13及び図14に示すように、外観が略直方体形状で、
内部に飲食物を保冷する空間101が形成され、冷却源
として1個のペルチェ素子103を用いるものである。
即ち、この電子保冷庫は、本体ケース104と、内ケー
ス105とアルミ等の金属でできた冷却壁106とから
形成される内容器107と、本体ケース104と内容器
107との間に充填された断熱材108と、ペルチェ素
子103とスペーサ109と放熱フィン110とからな
り内容器107にネジ等で固定された冷却ユニット11
1と、冷却ファン112と、冷却ユニット111と冷却
ファン112とを覆うサイドカバー113と、内部に断
熱材114が充填された蓋体102とを備えて構成され
るものであった。
【0003】この従来の電子保冷庫の一般的な使用方法
について一例を挙げる。この電子保冷庫は、48W前後
の消費電力のものが一般に多く出回っており、自動車に
積んで自動車のバッテリーから電力を供給する場合には
問題は生じなかった。しかしながら、キャンプ等の屋外
で使用する場合には、屋外用のポータブル電源が必要と
なり、例えば12Vの電圧で使用する場合、電子保冷庫
の消費電力は48W前後であるために、4Aの電流が必
要であり、10時間以上使用するためには40Ah以上
の容量のポータブル電源が必要であった。この様な大容
量のポータブル電源は、使用者にとって入手困難であ
り、仮に入手できたとしても、非常に高価であった。
尚、ここで使用した単位については、Wはワット、Vは
ボルト、Aはアンペア、hは時間とした。
について一例を挙げる。この電子保冷庫は、48W前後
の消費電力のものが一般に多く出回っており、自動車に
積んで自動車のバッテリーから電力を供給する場合には
問題は生じなかった。しかしながら、キャンプ等の屋外
で使用する場合には、屋外用のポータブル電源が必要と
なり、例えば12Vの電圧で使用する場合、電子保冷庫
の消費電力は48W前後であるために、4Aの電流が必
要であり、10時間以上使用するためには40Ah以上
の容量のポータブル電源が必要であった。この様な大容
量のポータブル電源は、使用者にとって入手困難であ
り、仮に入手できたとしても、非常に高価であった。
尚、ここで使用した単位については、Wはワット、Vは
ボルト、Aはアンペア、hは時間とした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の電子保
冷庫は、一般に多く出回っているものの消費電力が48
W前後であったので、それを供給する大容量の電源が必
要であったが、その電源は使用者にとって入手困難であ
り、非常に高価なものであった。このため、従来の電子
保冷庫は、商用電源や自動車のバッテリー等の大容量の
電源を必要とし、電力供給において使い勝手の悪いもの
であった。
冷庫は、一般に多く出回っているものの消費電力が48
W前後であったので、それを供給する大容量の電源が必
要であったが、その電源は使用者にとって入手困難であ
り、非常に高価なものであった。このため、従来の電子
保冷庫は、商用電源や自動車のバッテリー等の大容量の
電源を必要とし、電力供給において使い勝手の悪いもの
であった。
【0005】更には、従来の電子保冷庫では、冷却源で
あるペルチェ素子による保冷温度についても最低0℃付
近であり、冷凍庫に匹敵する冷却能力(庫内温度−18
℃)を得ることができなかった。
あるペルチェ素子による保冷温度についても最低0℃付
近であり、冷凍庫に匹敵する冷却能力(庫内温度−18
℃)を得ることができなかった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、内容器の内部を極低温にして飲食物等を保
冷できる保冷庫を提供することを目的とする。また、本
発明は、アウトドア等の給電設備のない場所でも長時間
継続して使用できる省エネルギーな保冷庫を提供するこ
とを目的とする。
ものであり、内容器の内部を極低温にして飲食物等を保
冷できる保冷庫を提供することを目的とする。また、本
発明は、アウトドア等の給電設備のない場所でも長時間
継続して使用できる省エネルギーな保冷庫を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る保冷庫は、開口部を有する箱形状の本
体ケースと、該本体ケースの内部に配設した内容器と、
前記本体ケースの前記開口部を開閉する蓋体と、逆スタ
ーリングサイクルにより冷熱を発生するスターリング冷
凍機とを備え、前記冷熱を前記内容器に伝えて前記内容
器に収容した飲食物等を保冷するようにしたことを特徴
とする。
に、本発明に係る保冷庫は、開口部を有する箱形状の本
体ケースと、該本体ケースの内部に配設した内容器と、
前記本体ケースの前記開口部を開閉する蓋体と、逆スタ
ーリングサイクルにより冷熱を発生するスターリング冷
凍機とを備え、前記冷熱を前記内容器に伝えて前記内容
器に収容した飲食物等を保冷するようにしたことを特徴
とする。
【0008】これによると、スターリング冷凍機の駆動
による極低温の冷熱で内容器に収容した飲食物等を長時
間にわたって保冷することができる。
による極低温の冷熱で内容器に収容した飲食物等を長時
間にわたって保冷することができる。
【0009】そして、前記内容器を、略長方形の底面の
四辺に側壁を立設した形状とし、その短辺側側壁に沿っ
て前記スターリング冷凍機を横臥方向に配設することに
より、前記内容器の側方外部の空間を有効に利用でき
る。
四辺に側壁を立設した形状とし、その短辺側側壁に沿っ
て前記スターリング冷凍機を横臥方向に配設することに
より、前記内容器の側方外部の空間を有効に利用でき
る。
【0010】他方、前記内容器を、略長方形の底面の四
辺に側壁を立設した形状とし、その短辺側側壁に沿って
前記スターリング冷凍機を立座方向に配設することによ
り、前記内容器の側方外部の空間を一層有効に利用でき
る。
辺に側壁を立設した形状とし、その短辺側側壁に沿って
前記スターリング冷凍機を立座方向に配設することによ
り、前記内容器の側方外部の空間を一層有効に利用でき
る。
【0011】ところで、前記内容器を前記スターリング
冷凍機による冷熱で直接冷却するようにすれば、少ない
構成部品で適度な保冷効果を得ることができる。
冷凍機による冷熱で直接冷却するようにすれば、少ない
構成部品で適度な保冷効果を得ることができる。
【0012】それに対し、前記内容器の側壁に沿って冷
媒循環管路を形成し、前記スターリング冷凍機による冷
熱で冷却される冷媒が前記冷媒循環管路内で循環される
ようにすれば、前記冷媒循環管路を流れる冷媒を介して
前記内容器の全周囲に均一に冷熱が輸送される。
媒循環管路を形成し、前記スターリング冷凍機による冷
熱で冷却される冷媒が前記冷媒循環管路内で循環される
ようにすれば、前記冷媒循環管路を流れる冷媒を介して
前記内容器の全周囲に均一に冷熱が輸送される。
【0013】尚、前記スターリング冷凍機の駆動源とし
て、太陽電池を用いると、アウトドア等の給電設備のな
い場所でも保冷庫を使用できる。
て、太陽電池を用いると、アウトドア等の給電設備のな
い場所でも保冷庫を使用できる。
【0014】その場合、前記蓋体の上面に前記太陽電池
を取り付ければ、省スペースに前記太陽電池を配設でき
る。
を取り付ければ、省スペースに前記太陽電池を配設でき
る。
【0015】また、前記蓋体の上面に前記太陽電池を日
射の方向に応じて角度変更可能に配設すれば、太陽光発
電に必要な日射量の確保が容易になる。
射の方向に応じて角度変更可能に配設すれば、太陽光発
電に必要な日射量の確保が容易になる。
【0016】更に、前記本体ケースの外周部にも太陽電
池を取り付けると、太陽電池の有効発電面積が増加し、
太陽発電に必要な日射量の確保が一層容易になる。
池を取り付けると、太陽電池の有効発電面積が増加し、
太陽発電に必要な日射量の確保が一層容易になる。
【0017】更に、二次電池を備え、該二次電池に充電
された電力によって前記スターリング冷凍機を駆動でき
るようにすれば、アウトドア等の給電設備のない場所で
も保冷庫を継続して使用できる。
された電力によって前記スターリング冷凍機を駆動でき
るようにすれば、アウトドア等の給電設備のない場所で
も保冷庫を継続して使用できる。
【0018】そして、前記太陽電池により発電された電
力又は前記二次電池に充電された電力によりインバータ
回路を介して前記スターリング冷凍機を駆動するように
すれば、日中は太陽光発電を、夜間は充電された前記二
次電池を利用して前記スターリング冷凍機を駆動するこ
とにより、アウトドア等の給電設備のない場所でも保冷
庫を継続して長時間使用できる
力又は前記二次電池に充電された電力によりインバータ
回路を介して前記スターリング冷凍機を駆動するように
すれば、日中は太陽光発電を、夜間は充電された前記二
次電池を利用して前記スターリング冷凍機を駆動するこ
とにより、アウトドア等の給電設備のない場所でも保冷
庫を継続して長時間使用できる
【0019】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1
の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、
本実施形態に係る保冷庫の外観斜視図であり、本体1と
蓋体2とからなり、略直方体状に形成されている。ま
た、本体1前面の右側方下部には、開口形成されたスリ
ット10が設けられている。尚、11は、外部電源に接
続する電源プラグであり、12は、本体1と電源プラグ
11とを繋ぐコードである。
の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、
本実施形態に係る保冷庫の外観斜視図であり、本体1と
蓋体2とからなり、略直方体状に形成されている。ま
た、本体1前面の右側方下部には、開口形成されたスリ
ット10が設けられている。尚、11は、外部電源に接
続する電源プラグであり、12は、本体1と電源プラグ
11とを繋ぐコードである。
【0020】図2は、その保冷庫の側面断面図である。
図2に示すように、蓋体2は、その内部に断熱材3が充
填されており、本体1とヒンジピン4(図1)を中心に
して回動自在に取り付けられている。5は、合成樹脂製
の外ケースであり、略長方形の底壁を持ち上面が開口す
るような箱形状とし、蓋体2を固定するフック5a(図
1)を外面に形成している。6は合成樹脂製の内ケース
であり、略長方形の底壁を持ち上面が開口するような箱
形状とし、外ケース5の上端を固定する固定部6aを上
端周縁部に形成している。7はアルミ等の金属で内ケー
ス6内に隙間を持たせずに密着して配設された冷却壁で
あり、図5に示すように、断面がコの字状をしており、
その上端を係合部6bに係合して固定している。この内
ケース6と冷却壁7とによって、本発明でいう内容器8
を形成している。9は、断熱材であり、外ケース5と内
容器8とに囲まれた部分に充填されている。
図2に示すように、蓋体2は、その内部に断熱材3が充
填されており、本体1とヒンジピン4(図1)を中心に
して回動自在に取り付けられている。5は、合成樹脂製
の外ケースであり、略長方形の底壁を持ち上面が開口す
るような箱形状とし、蓋体2を固定するフック5a(図
1)を外面に形成している。6は合成樹脂製の内ケース
であり、略長方形の底壁を持ち上面が開口するような箱
形状とし、外ケース5の上端を固定する固定部6aを上
端周縁部に形成している。7はアルミ等の金属で内ケー
ス6内に隙間を持たせずに密着して配設された冷却壁で
あり、図5に示すように、断面がコの字状をしており、
その上端を係合部6bに係合して固定している。この内
ケース6と冷却壁7とによって、本発明でいう内容器8
を形成している。9は、断熱材であり、外ケース5と内
容器8とに囲まれた部分に充填されている。
【0021】図3は、その保冷庫の水平断面図である。
本体1の右側方には機械室13が形成されており、この
機械室13内には、後述するフリーピストン型スターリ
ング冷凍機14が横臥方向に設けられている。6cは、
内ケース6と一体若しくは内ケース6と同一の材料から
なる腕部である。この腕部6cの一端部には、図示の如
く、スターリング冷凍機14のコールドヘッド部26が
接触している。更に、機械室13内には、冷却ファン1
5及びインバータ回路16が配設されている。尚、17
は内容器8内の温度を検出する温度センサである。
本体1の右側方には機械室13が形成されており、この
機械室13内には、後述するフリーピストン型スターリ
ング冷凍機14が横臥方向に設けられている。6cは、
内ケース6と一体若しくは内ケース6と同一の材料から
なる腕部である。この腕部6cの一端部には、図示の如
く、スターリング冷凍機14のコールドヘッド部26が
接触している。更に、機械室13内には、冷却ファン1
5及びインバータ回路16が配設されている。尚、17
は内容器8内の温度を検出する温度センサである。
【0022】図4は、本実施形態に好適に使用されるフ
リーピストン型スターリング冷凍機の断面図である。ス
ターリング冷凍機は、逆スターリングサイクルとして既
知の熱力学的サイクルによって極低温の冷熱を発生させ
る小型の冷凍機の一種として知られている。その動作に
ついて、図4を参照して説明する。ピストン18はリニ
アモータ19により駆動され、共振用バネ20により正
弦運動する。ピストン18の動きにより圧縮空間21内
の作動ガスは正弦運動をする。圧縮された作動ガスは、
放熱部22で圧縮熱を放出し、ディスプレーサ23内に
ある再生器24で予冷され膨張空間25に入る。
リーピストン型スターリング冷凍機の断面図である。ス
ターリング冷凍機は、逆スターリングサイクルとして既
知の熱力学的サイクルによって極低温の冷熱を発生させ
る小型の冷凍機の一種として知られている。その動作に
ついて、図4を参照して説明する。ピストン18はリニ
アモータ19により駆動され、共振用バネ20により正
弦運動する。ピストン18の動きにより圧縮空間21内
の作動ガスは正弦運動をする。圧縮された作動ガスは、
放熱部22で圧縮熱を放出し、ディスプレーサ23内に
ある再生器24で予冷され膨張空間25に入る。
【0023】膨張空間25内の作動ガスの圧力は、圧縮
空間21内の圧力とある位相差を持って正弦変化する。
即ち、ディスプレーサ23はピストン18に対しある位
相差を保って摺動することになる。作動ガスは膨張空間
25に流入した後、膨張する際にコールドヘッド部26
を介して外部から熱を奪う。膨張した作動ガスは、再生
器24内を通過して圧縮空間18に戻る。このとき、作
動ガスは再生器24の熱を回収して予熱される。以上の
ような一連のサイクルが繰り返されることにより、コー
ルドヘッド部26で極低温の冷熱を得ることができる。
空間21内の圧力とある位相差を持って正弦変化する。
即ち、ディスプレーサ23はピストン18に対しある位
相差を保って摺動することになる。作動ガスは膨張空間
25に流入した後、膨張する際にコールドヘッド部26
を介して外部から熱を奪う。膨張した作動ガスは、再生
器24内を通過して圧縮空間18に戻る。このとき、作
動ガスは再生器24の熱を回収して予熱される。以上の
ような一連のサイクルが繰り返されることにより、コー
ルドヘッド部26で極低温の冷熱を得ることができる。
【0024】このスターリング冷凍機14のコールドヘ
ッド部26は、図3に示すように、内ケース6の腕部6
cと接触しているので、スターリング冷凍機14の駆動
によりコールドヘッド部26で発生した冷熱は腕部6c
から直接アルミ等の金属でできた内ケース6に伝わり、
内容器8の内部の空間が冷却される。従って、少ない構
成部品で内容器8に収容した飲食物等を効率よく保冷で
きる。
ッド部26は、図3に示すように、内ケース6の腕部6
cと接触しているので、スターリング冷凍機14の駆動
によりコールドヘッド部26で発生した冷熱は腕部6c
から直接アルミ等の金属でできた内ケース6に伝わり、
内容器8の内部の空間が冷却される。従って、少ない構
成部品で内容器8に収容した飲食物等を効率よく保冷で
きる。
【0025】一方、スターリング冷凍機14の駆動に伴
い、熱が放出される放熱部22は非常に高温になるが、
スターリング冷凍機14の冷却性能を向上させるために
は、この放熱部22を冷却してやる必要がある。そこ
で、本実施形態では冷却ファン15によって放熱部22
に送風し、この放熱部22から熱を奪った空気をスリッ
ト10から本体1外へ積極的に逃がすようにしている。
い、熱が放出される放熱部22は非常に高温になるが、
スターリング冷凍機14の冷却性能を向上させるために
は、この放熱部22を冷却してやる必要がある。そこ
で、本実施形態では冷却ファン15によって放熱部22
に送風し、この放熱部22から熱を奪った空気をスリッ
ト10から本体1外へ積極的に逃がすようにしている。
【0026】ところで、冷凍機14の駆動の方式を定め
るインバータ回路16は、一般的なインバータによる制
御のように周波数を変化させるものではなく、共振用バ
ネ20(図4)を使用する本発明に係るスターリング冷
凍機14の特性を考慮して、一定の周波数にて印加電圧
を変化させる方法(いわゆるPAM)を採用している。
るインバータ回路16は、一般的なインバータによる制
御のように周波数を変化させるものではなく、共振用バ
ネ20(図4)を使用する本発明に係るスターリング冷
凍機14の特性を考慮して、一定の周波数にて印加電圧
を変化させる方法(いわゆるPAM)を採用している。
【0027】次に、本実施形態に係るスターリング冷凍
機の動作例を説明する。電源プラグ11を外部電源に差
し込んで電源を投入すると、内ケース6の内壁面に設け
た温度センサ17により内容器8内の温度が検出され
る。所定の設定温度と比較して内容器8内の温度が低い
ときは、スターリング冷凍機14への印加電圧を低下さ
せ、逆に設定温度より内容器8内の温度が高い状況であ
れば、スターリング冷凍機14への印加電圧を増加させ
高出力で駆動させる。これにより、内容器8内の温度を
一定の範囲内に維持できるため、温度の変化による飲食
品等への影響を防止できる。
機の動作例を説明する。電源プラグ11を外部電源に差
し込んで電源を投入すると、内ケース6の内壁面に設け
た温度センサ17により内容器8内の温度が検出され
る。所定の設定温度と比較して内容器8内の温度が低い
ときは、スターリング冷凍機14への印加電圧を低下さ
せ、逆に設定温度より内容器8内の温度が高い状況であ
れば、スターリング冷凍機14への印加電圧を増加させ
高出力で駆動させる。これにより、内容器8内の温度を
一定の範囲内に維持できるため、温度の変化による飲食
品等への影響を防止できる。
【0028】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について図面を参照して説明する。図5は、本実施形
態に係る保冷庫の正面断面図である。尚、図5におい
て、図1〜図4に示す上記第1の実施形態に係る保冷庫
と共通の部材には同一の符合を付し、その詳細な説明を
省略する。
態について図面を参照して説明する。図5は、本実施形
態に係る保冷庫の正面断面図である。尚、図5におい
て、図1〜図4に示す上記第1の実施形態に係る保冷庫
と共通の部材には同一の符合を付し、その詳細な説明を
省略する。
【0029】本実施形態に特徴的な構成は、図5に示す
ように、本体1の右側方に形成した機械室13にスター
リング冷凍機14(図4参照)を立座方向に配設したこ
とである。これにより、保冷庫本体1の機械室13にデ
ッドスペースが少なくなり、機械室13の空間を有効に
利用できる。その他、保冷庫の使用形態については、上
記第1の実施形態に準ずるので、ここではその説明を省
略する。
ように、本体1の右側方に形成した機械室13にスター
リング冷凍機14(図4参照)を立座方向に配設したこ
とである。これにより、保冷庫本体1の機械室13にデ
ッドスペースが少なくなり、機械室13の空間を有効に
利用できる。その他、保冷庫の使用形態については、上
記第1の実施形態に準ずるので、ここではその説明を省
略する。
【0030】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形
態について図面を参照して説明する。図6は、本実施形
態に係る保冷庫の水平断面図である。尚、図6におい
て、図3に示す上記第1の実施形態に係る保冷庫と共通
の部材には同一の符合を付し、その詳細な説明を省略す
る。
態について図面を参照して説明する。図6は、本実施形
態に係る保冷庫の水平断面図である。尚、図6におい
て、図3に示す上記第1の実施形態に係る保冷庫と共通
の部材には同一の符合を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0031】本実施形態に特徴的な構成は、図6に示す
ように、本体1の右側方の機械室13にスターリング冷
凍機14(図4参照)を配設し、そのコールドヘッド部
26を含むように冷媒管路27を内ケース6の外壁面に
沿って引き回して閉回路を形成し、その冷媒管路27の
途中にブライン等の不凍液である冷媒を冷媒管路27内
で循環させるためのポンプ28を設けたことである。
ように、本体1の右側方の機械室13にスターリング冷
凍機14(図4参照)を配設し、そのコールドヘッド部
26を含むように冷媒管路27を内ケース6の外壁面に
沿って引き回して閉回路を形成し、その冷媒管路27の
途中にブライン等の不凍液である冷媒を冷媒管路27内
で循環させるためのポンプ28を設けたことである。
【0032】これにより、冷媒管路27を流れる冷媒を
介してスターリング冷凍機14のコールドヘッド部26
の冷熱を輸送して広範囲で均一に内ケース6を冷却でき
るので、スターリング冷凍機14のコールドヘッド部2
6と内ケース6との接触による上記第1及び第2の実施
形態の場合に比べ、内容器8の内部の空間を広くとるこ
とができる。尚、スターリング冷凍機14の配設方向
は、図6のような横臥方向に限られず、上記第2の実施
形態のような立座方向であってもよい。
介してスターリング冷凍機14のコールドヘッド部26
の冷熱を輸送して広範囲で均一に内ケース6を冷却でき
るので、スターリング冷凍機14のコールドヘッド部2
6と内ケース6との接触による上記第1及び第2の実施
形態の場合に比べ、内容器8の内部の空間を広くとるこ
とができる。尚、スターリング冷凍機14の配設方向
は、図6のような横臥方向に限られず、上記第2の実施
形態のような立座方向であってもよい。
【0033】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形
態について図面を参照して説明する。図7は、本実施形
態に係る保冷庫の外観斜視図である。尚、図7におい
て、図1に示す上記第1の実施形態に係る保冷庫と共通
の部材には同一の符合を付し、その詳細な説明を省略す
る。
態について図面を参照して説明する。図7は、本実施形
態に係る保冷庫の外観斜視図である。尚、図7におい
て、図1に示す上記第1の実施形態に係る保冷庫と共通
の部材には同一の符合を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0034】本発明に係るスターリング冷凍機14(図
4)は小型で、且つ、高効率(例えば、15Wの入力で
30W以上の冷凍能力が得られる。この場合、冷却面温
度は0℃程度。)であるという利点があり、そのため、
比較的出力の低い太陽光発電の利用が可能である。そこ
で、本実施形態では、図7に示すように、スターリング
冷凍機14(図3)の駆動源として、外部電源の他に太
陽電池29を用いる。これにより、日中であれば、アウ
トドア等の給電設備のない場所での保冷庫の使用が可能
となる。
4)は小型で、且つ、高効率(例えば、15Wの入力で
30W以上の冷凍能力が得られる。この場合、冷却面温
度は0℃程度。)であるという利点があり、そのため、
比較的出力の低い太陽光発電の利用が可能である。そこ
で、本実施形態では、図7に示すように、スターリング
冷凍機14(図3)の駆動源として、外部電源の他に太
陽電池29を用いる。これにより、日中であれば、アウ
トドア等の給電設備のない場所での保冷庫の使用が可能
となる。
【0035】<第5の実施形態>本発明の第5の実施形
態について図面を参照して説明する。図8は、本実施形
態に係る保冷庫の外観斜視図である。尚、図8におい
て、図7に示す上記第4の実施形態に係る保冷庫と共通
の部材には同一の符合を付し、その詳細な説明を省略す
る。
態について図面を参照して説明する。図8は、本実施形
態に係る保冷庫の外観斜視図である。尚、図8におい
て、図7に示す上記第4の実施形態に係る保冷庫と共通
の部材には同一の符合を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0036】本実施形態に特徴的な構成は、図8に示す
ように、太陽電池29を保冷庫の蓋体2の上面に固定し
たことである。その固定の方法としては、例えば、蓋体
2の上面に略長方形の凹部を形成しておき、この凹部に
太陽電池29のパネルを透明な樹脂と共に埋設するとい
った方法を使用できる。これによると、コンパクト性に
配慮された省エネルギーな保冷庫を実現できる。
ように、太陽電池29を保冷庫の蓋体2の上面に固定し
たことである。その固定の方法としては、例えば、蓋体
2の上面に略長方形の凹部を形成しておき、この凹部に
太陽電池29のパネルを透明な樹脂と共に埋設するとい
った方法を使用できる。これによると、コンパクト性に
配慮された省エネルギーな保冷庫を実現できる。
【0037】<第6の実施形態>本発明の第6の実施形
態について図面を参照して説明する。図9は、本実施形
態に係る保冷庫の外観斜視図である。尚、図9におい
て、図8に示す上記第5の実施形態に係る保冷庫と共通
の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
態について図面を参照して説明する。図9は、本実施形
態に係る保冷庫の外観斜視図である。尚、図9におい
て、図8に示す上記第5の実施形態に係る保冷庫と共通
の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0038】本実施形態に特徴的な構成は、図9に示す
ように、太陽電池29を蓋体2の上面に設け、該太陽電
池29を折りたたみ式のアングル30を用いて角度変更
可能(Dの方向)にしたことである。これによると、日
射の方向に応じて太陽電池29の角度を変更できるの
で、太陽電池29の表面に入射する日射量を増加させ
て、効率よく太陽光発電を行うことができる。
ように、太陽電池29を蓋体2の上面に設け、該太陽電
池29を折りたたみ式のアングル30を用いて角度変更
可能(Dの方向)にしたことである。これによると、日
射の方向に応じて太陽電池29の角度を変更できるの
で、太陽電池29の表面に入射する日射量を増加させ
て、効率よく太陽光発電を行うことができる。
【0039】<第7の実施形態>本発明の第7の実施形
態について図面を参照して説明する。図10は、本実施
形態に係る保冷庫の外観斜視図である。尚、図10にお
いて、図8に示す上記第5の実施形態に係る保冷庫と共
通の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略
する。
態について図面を参照して説明する。図10は、本実施
形態に係る保冷庫の外観斜視図である。尚、図10にお
いて、図8に示す上記第5の実施形態に係る保冷庫と共
通の部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略
する。
【0040】本実施形態に特徴的な構成は、図10に示
すように、蓋体2の上面だけでなく本体1の外周面にも
太陽電池29を配設したことである。これによると、太
陽電池29の有効発電面積が増加して効率よく太陽光発
電を行えるとともに、コンパクト性にも配慮された省エ
ネルギーな保冷庫を実現できる。
すように、蓋体2の上面だけでなく本体1の外周面にも
太陽電池29を配設したことである。これによると、太
陽電池29の有効発電面積が増加して効率よく太陽光発
電を行えるとともに、コンパクト性にも配慮された省エ
ネルギーな保冷庫を実現できる。
【0041】<第8の実施形態>本発明の第8の実施形
態について図面を参照して説明する。図11は、本実施
形態に係る保冷庫の制御構成を示すブロック図であり、
図12はその制御方法のフローチャートである。上記第
4〜7の実施形態では、スターリング冷凍機14(図
4)の駆動源として、太陽電池29(図7〜10)を利
用できるようにした。しかし、夜間等の日照がない状況
では太陽光発電を行えないため、自動車バッテリー等の
外部電源に頼らざるを得ない。そこで、本実施形態で
は、そのような状況でも外部電源に頼らずに保冷庫を継
続して使用できるように工夫した。
態について図面を参照して説明する。図11は、本実施
形態に係る保冷庫の制御構成を示すブロック図であり、
図12はその制御方法のフローチャートである。上記第
4〜7の実施形態では、スターリング冷凍機14(図
4)の駆動源として、太陽電池29(図7〜10)を利
用できるようにした。しかし、夜間等の日照がない状況
では太陽光発電を行えないため、自動車バッテリー等の
外部電源に頼らざるを得ない。そこで、本実施形態で
は、そのような状況でも外部電源に頼らずに保冷庫を継
続して使用できるように工夫した。
【0042】以下、その制御方法を図11及び図12を
参照して説明する。今、予め内容器8(図3)の内部の
温度等の初期条件を設定しておき(ステップ#10)、
ステップ#20で外部電源31を使用せずに保冷庫の運
転スイッチ(図示せず)をONにする。すると、ステッ
プ#30に移行して温度センサ17によって内容器8内
の温度が検出される。ステップ#10で設定した温度よ
り内容器8内の温度が高い場合において、ステップ#4
0で保冷庫本体1(図7〜10)の外表面の任意の部位
に設けられた光センサ32が検知した日射量(明るさ)
が所定の値より高いときは、ステップ#50に移行して
制御部33は電源回路34に出力して、太陽電池29に
よる電力をインバータ回路16へ給電してスターリング
冷凍機14を駆動させる(ステップ#70)とともに、
リレー回路35を接点A側に切り換えて余剰電力を二次
電池36に充電させる。
参照して説明する。今、予め内容器8(図3)の内部の
温度等の初期条件を設定しておき(ステップ#10)、
ステップ#20で外部電源31を使用せずに保冷庫の運
転スイッチ(図示せず)をONにする。すると、ステッ
プ#30に移行して温度センサ17によって内容器8内
の温度が検出される。ステップ#10で設定した温度よ
り内容器8内の温度が高い場合において、ステップ#4
0で保冷庫本体1(図7〜10)の外表面の任意の部位
に設けられた光センサ32が検知した日射量(明るさ)
が所定の値より高いときは、ステップ#50に移行して
制御部33は電源回路34に出力して、太陽電池29に
よる電力をインバータ回路16へ給電してスターリング
冷凍機14を駆動させる(ステップ#70)とともに、
リレー回路35を接点A側に切り換えて余剰電力を二次
電池36に充電させる。
【0043】一方、照度が不足する場合は、ステップ#
60に移行し、リレー回路35を接点B側に切り換える
ことにより、二次電池36からインバータ回路16へ給
電してスターリング冷凍機14を駆動させる(ステップ
#70)べく、制御部33から電源回路34に出力され
る。いずれの場合も、同時に冷却ファン15がONされ
る(ステップ#80)。
60に移行し、リレー回路35を接点B側に切り換える
ことにより、二次電池36からインバータ回路16へ給
電してスターリング冷凍機14を駆動させる(ステップ
#70)べく、制御部33から電源回路34に出力され
る。いずれの場合も、同時に冷却ファン15がONされ
る(ステップ#80)。
【0044】また、ステップ#30において、内容器8
内の温度が設定温度より低いと認識されたときは、節電
のため、スターリング冷凍機14(ステップ#90)及
び冷却ファン15(ステップ#100)をOFFにす
る。そして、ステップ#10に戻り、上述した一連の動
作を繰り返す。
内の温度が設定温度より低いと認識されたときは、節電
のため、スターリング冷凍機14(ステップ#90)及
び冷却ファン15(ステップ#100)をOFFにす
る。そして、ステップ#10に戻り、上述した一連の動
作を繰り返す。
【0045】従って、本実施形態によると、夜間等の太
陽光発電を行えない状況でも、日照の充分あるときに太
陽光発電によって二次電池に充電しておいた電力を利用
して外部電力に頼ることなく、継続してスターリング冷
凍機を駆動できる省エネルギーな保冷庫を実現できる。
陽光発電を行えない状況でも、日照の充分あるときに太
陽光発電によって二次電池に充電しておいた電力を利用
して外部電力に頼ることなく、継続してスターリング冷
凍機を駆動できる省エネルギーな保冷庫を実現できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、ス
ターリング冷凍機による冷熱を利用して内容器の内部の
空間を冷却するようにしたため、従来のペルチェ素子に
よる電子保冷庫に比べ、内容器に収容した飲食物等を極
めて低温で保冷できる。従って、内容器の内部の温度変
化による飲食物等への悪影響を防止できる。
ターリング冷凍機による冷熱を利用して内容器の内部の
空間を冷却するようにしたため、従来のペルチェ素子に
よる電子保冷庫に比べ、内容器に収容した飲食物等を極
めて低温で保冷できる。従って、内容器の内部の温度変
化による飲食物等への悪影響を防止できる。
【0047】また、スターリング冷凍機の駆動源とし
て、太陽電池を利用するようにしたので、日中はアウト
ドア等の給電設備のない場所でも保冷庫の使用が可能と
なる。そして、日中の太陽光発電による余剰の電力を二
次電池に蓄電しておけば、夜間でもその電力を用いてス
ターリング冷凍機を駆動させることができるため、給電
設備のない場所で長時間継続して使用できる省エネルギ
ーな保冷庫を実現できる。
て、太陽電池を利用するようにしたので、日中はアウト
ドア等の給電設備のない場所でも保冷庫の使用が可能と
なる。そして、日中の太陽光発電による余剰の電力を二
次電池に蓄電しておけば、夜間でもその電力を用いてス
ターリング冷凍機を駆動させることができるため、給電
設備のない場所で長時間継続して使用できる省エネルギ
ーな保冷庫を実現できる。
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る保冷庫の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】 その保冷庫の側面断面図である。
【図3】 その保冷庫の水平断面図である。
【図4】 フリーピストン型スターリング冷凍機の一
例の縦断面図である。
例の縦断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に係る保冷庫の正
面断面図である。
面断面図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態に係る保冷庫の水
平断面図である。
平断面図である。
【図7】 本発明の第4の実施形態に係る保冷庫の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図8】 本発明の第5の実施形態に係る保冷庫の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図9】 本発明の第6の実施形態に係る保冷庫の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図10】 本発明の第7の実施形態に係る保冷庫の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図11】 本発明の第8の実施形態に係る保冷庫の制
御構成を示すブロック図である。
御構成を示すブロック図である。
【図12】 その制御方法のフローチャートである。
【図13】 従来の電子保冷庫の外観斜視図である。
【図14】 その保冷庫の正面断面図である。
1 本体 2 蓋体 3,9 断熱材 4 ヒンジピン 5 外ケース 6 内ケース 7 冷却壁 8 内容器 10 スリット 11 電源プラグ 12 コード 13 機械室 14 (フリーピストン型)スターリング冷凍機 15 冷却ファン 16 インバータ回路 17 温度センサ 18 ピストン 19 リニアモータ 20 共振用バネ 21 圧縮空間 22 放熱部 23 ディスプレーサ 24 再生器 25 膨張空間 26 コールドヘッド部 27 冷媒管路 28 ポンプ 29 太陽電池 30 アングル 31 外部電源 32 光センサ 33 制御部 34 電源回路 35 リレー回路 36 二次電池
Claims (11)
- 【請求項1】 開口部を有する箱形状の本体ケースと、
該本体ケースの内部に配設した内容器と、前記本体ケー
スの前記開口部を開閉する蓋体と、逆スターリングサイ
クルにより冷熱を発生するスターリング冷凍機とを備
え、前記冷熱を前記内容器に伝えて前記内容器に収容し
た飲食物等を保冷するようにしたことを特徴とする保冷
庫。 - 【請求項2】 前記内容器は、略長方形の底面の四辺に
側壁を立設した形状とし、その短辺側側壁に沿って前記
スターリング冷凍機を横臥方向に配設したことを特徴と
する請求項1に記載の保冷庫。 - 【請求項3】 前記内容器は、略長方形の底面の四辺に
側壁を立設した形状とし、その短辺側側壁に沿って前記
スターリング冷凍機を立座方向に配設したことを特徴と
する請求項1に記載の保冷庫。 - 【請求項4】 前記内容器を前記スターリング冷凍機に
よる冷熱で直接冷却するようにしたことを特徴とする請
求項1〜請求項3のいずれかに記載の保冷庫。 - 【請求項5】 前記内容器の側壁に沿って冷媒循環管路
を形成し、前記スターリング冷凍機による冷熱で冷却さ
れる冷媒が前記冷媒循環管路内で循環されるようにした
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
の保冷庫。 - 【請求項6】 前記スターリング冷凍機の駆動源とし
て、太陽電池を用いることを特徴とする請求項1〜請求
項5のいずれかに記載の保冷庫。 - 【請求項7】 前記蓋体の上面に前記太陽電池を取り付
けたことを特徴とする請求項6に記載の保冷庫。 - 【請求項8】 前記蓋体の上面に前記太陽電池を日射の
方向に応じて角度変更可能に配設したことを特徴とする
請求項6に記載の保冷庫。 - 【請求項9】 更に、前記本体ケースの外周部にも太陽
電池を取り付けたことを特徴とする請求項7又は請求項
8に記載の保冷庫。 - 【請求項10】 更に、二次電池を備え、該二次電池に
充電された電力によって前記スターリング冷凍機を駆動
できることを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれか
に記載の保冷庫。 - 【請求項11】 前記太陽電池により発電された電力又
は二次電池に充電された電力によりインバータ回路を介
して前記スターリング冷凍機を駆動することを特徴とす
る請求項10に記載の保冷庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000034291A JP2001221553A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 保冷庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000034291A JP2001221553A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 保冷庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001221553A true JP2001221553A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18558653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000034291A Pending JP2001221553A (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 保冷庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001221553A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004029526A1 (en) * | 2002-09-24 | 2004-04-08 | The Coleman Company, Inc. | Portable insulated container with refrigeration |
JP2005127552A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Twinbird Corp | 貯蔵庫 |
CN102168904A (zh) * | 2011-01-21 | 2011-08-31 | 上海理工大学 | 一种采用斯特林制冷机的酒柜 |
JP2012533050A (ja) * | 2009-07-15 | 2012-12-20 | トゥルー・エナジー・リミテッド | 冷却装置 |
WO2012160067A3 (de) * | 2011-05-22 | 2013-05-10 | Schaaf, Oliver | Behälter mit einer temperiereinrichtung für frachtgut |
US9644882B2 (en) | 2013-07-23 | 2017-05-09 | The Sure Chill Company Limited | Refrigeration apparatus and method |
JP2017164890A (ja) * | 2016-03-09 | 2017-09-21 | 株式会社マキタ | 物品収納ケース |
US9909799B2 (en) | 2013-01-28 | 2018-03-06 | The Sure Chill Company Limited | Refrigeration apparatus |
US10618692B2 (en) | 2016-03-09 | 2020-04-14 | Makita Corporation | Stackable cases |
US10704822B2 (en) | 2015-09-11 | 2020-07-07 | The Sure Chill Company Limited | Portable refrigeration apparatus |
US10767916B2 (en) | 2012-01-27 | 2020-09-08 | The Sure Chill Company Limited | Fluid reservoir refrigeration apparatus |
-
2000
- 2000-02-07 JP JP2000034291A patent/JP2001221553A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004029526A1 (en) * | 2002-09-24 | 2004-04-08 | The Coleman Company, Inc. | Portable insulated container with refrigeration |
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JP2005127552A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Twinbird Corp | 貯蔵庫 |
US9618253B2 (en) | 2009-07-15 | 2017-04-11 | The Sure Chill Company Limited | Refrigeration apparatus |
CN104976843A (zh) * | 2009-07-15 | 2015-10-14 | 确保冷藏有限公司 | 冷藏装置 |
JP2016029334A (ja) * | 2009-07-15 | 2016-03-03 | ザ・シュア・チル・カンパニー・リミテッドThe Sure Chill Company Limited | 冷却装置 |
JP2012533050A (ja) * | 2009-07-15 | 2012-12-20 | トゥルー・エナジー・リミテッド | 冷却装置 |
KR101807171B1 (ko) * | 2009-07-15 | 2017-12-08 | 트루 에너지 리미티드 | 냉장 장치 |
CN102168904A (zh) * | 2011-01-21 | 2011-08-31 | 上海理工大学 | 一种采用斯特林制冷机的酒柜 |
WO2012160067A3 (de) * | 2011-05-22 | 2013-05-10 | Schaaf, Oliver | Behälter mit einer temperiereinrichtung für frachtgut |
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