JP2001215785A - 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ - Google Patents
画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジInfo
- Publication number
- JP2001215785A JP2001215785A JP2000024053A JP2000024053A JP2001215785A JP 2001215785 A JP2001215785 A JP 2001215785A JP 2000024053 A JP2000024053 A JP 2000024053A JP 2000024053 A JP2000024053 A JP 2000024053A JP 2001215785 A JP2001215785 A JP 2001215785A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- cartridge
- remaining amount
- image forming
- detecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 132
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 58
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 23
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 23
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 3
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 abstract 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 11
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/18—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
- G03G21/1803—Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof
- G03G21/1814—Details of parts of process cartridge, e.g. for charging, transfer, cleaning, developing
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0848—Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
- G03G15/0856—Detection or control means for the developer level
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0848—Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
- G03G15/0856—Detection or control means for the developer level
- G03G15/086—Detection or control means for the developer level the level being measured by electro-magnetic means
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
- G03G2221/18—Cartridge systems
- G03G2221/1823—Cartridges having electronically readable memory
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
- G03G2221/18—Cartridge systems
- G03G2221/183—Process cartridge
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 現像剤残量検知部材のばらつき、更には、画
像形成装置本体、或いは、画像形成装置本体に装着され
るカートリッジのばらつきに起因した現像剤残量検出値
のばらつきを考慮して、正確に現像装置内の現像剤残量
を検出し、適切なカートリッジ交換時期を示し、現像剤
なしで白抜けた不具合画像及び無駄を無くした画像形成
装置及び画像形成装置に着脱自在なカートリッジを提供
する。 【解決手段】 カートリッジBが新品であることを新品
検知手段34により検知したときに、現像剤残量検出手
段30により読みとった検出値を記憶手段31に記憶さ
せ、記憶手段31に記憶された検出値に応じて現像剤残
量検出手段30からの検出値を補正手段35によって補
正する。
像形成装置本体、或いは、画像形成装置本体に装着され
るカートリッジのばらつきに起因した現像剤残量検出値
のばらつきを考慮して、正確に現像装置内の現像剤残量
を検出し、適切なカートリッジ交換時期を示し、現像剤
なしで白抜けた不具合画像及び無駄を無くした画像形成
装置及び画像形成装置に着脱自在なカートリッジを提供
する。 【解決手段】 カートリッジBが新品であることを新品
検知手段34により検知したときに、現像剤残量検出手
段30により読みとった検出値を記憶手段31に記憶さ
せ、記憶手段31に記憶された検出値に応じて現像剤残
量検出手段30からの検出値を補正手段35によって補
正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤にて顕像化する画像形成
装置に関し、特に、現像剤収納容器に収容した現像剤の
残量を逐次検知することのできる現像剤残量検知部材を
備えた現像剤量検出装置を有する画像形成装置、更に
は、画像形成装置本体に装着可能なカートリッジ、即
ち、プロセスカートリッジ、カートリッジ化された現像
装置などに関するものである。
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤にて顕像化する画像形成
装置に関し、特に、現像剤収納容器に収容した現像剤の
残量を逐次検知することのできる現像剤残量検知部材を
備えた現像剤量検出装置を有する画像形成装置、更に
は、画像形成装置本体に装着可能なカートリッジ、即
ち、プロセスカートリッジ、カートリッジ化された現像
装置などに関するものである。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置等が含まれる。
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置等が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものをいう。
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】電子写真複写機やレーザービームプリン
タなどの電子写真方式の画像形成装置は、画像情報に対
応した光を像担持体としての電子写真感光体に照射して
潜像を形成し、この潜像に現像手段にて現像剤を供給し
て顕像化し、更に感光体から記録紙へ画像を転写するこ
とで記録紙上に画像を形成している。
タなどの電子写真方式の画像形成装置は、画像情報に対
応した光を像担持体としての電子写真感光体に照射して
潜像を形成し、この潜像に現像手段にて現像剤を供給し
て顕像化し、更に感光体から記録紙へ画像を転写するこ
とで記録紙上に画像を形成している。
【0005】現像手段には現像剤収納部が設けてあり、
画像を形成することで現像剤収納部内の現像剤は消費さ
れていく。
画像を形成することで現像剤収納部内の現像剤は消費さ
れていく。
【0006】従来、このような電子写真画像形成プロセ
スを用いた画像形成装置において、電子写真感光体及び
電子写真感光体に作用するプロセス手段、即ち、帯電手
段、現像手段などを一体的にカートリッジ化して、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能と
するプロセスカートリッジ方式が採用されている。この
プロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナン
スをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことが
できるので、格段に操作性を向上させることができる。
そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像
形成装置において広く用いられている。
スを用いた画像形成装置において、電子写真感光体及び
電子写真感光体に作用するプロセス手段、即ち、帯電手
段、現像手段などを一体的にカートリッジ化して、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能と
するプロセスカートリッジ方式が採用されている。この
プロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナン
スをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことが
できるので、格段に操作性を向上させることができる。
そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像
形成装置において広く用いられている。
【0007】このようなプロセスカートリッジ方式の電
子写真画像形成装置では、現像剤がなくなったらカート
リッジを交換することで再び画像を形成することができ
るが、カートリッジの交換はユーザー自身が行わなけれ
ばならず、そのために、現像剤が消費された場合にユー
ザーに報知する手段、即ち、現像剤量検出装置が必要と
なる。
子写真画像形成装置では、現像剤がなくなったらカート
リッジを交換することで再び画像を形成することができ
るが、カートリッジの交換はユーザー自身が行わなけれ
ばならず、そのために、現像剤が消費された場合にユー
ザーに報知する手段、即ち、現像剤量検出装置が必要と
なる。
【0008】現像剤量検出装置は、カートリッジ内の画
像形成に供することができる現像剤がどれくらい残って
いるかを随時知ることを可能とするために、現像剤残量
レベルを検知できる現像剤残量検知部材をカートリッジ
又は画像形成装置本体に設けている。
像形成に供することができる現像剤がどれくらい残って
いるかを随時知ることを可能とするために、現像剤残量
レベルを検知できる現像剤残量検知部材をカートリッジ
又は画像形成装置本体に設けている。
【0009】この現像剤残量検知部材の一方式として、
フラットアンテナ方式がある。 平面アンテナは、図3
に示すように、基板21に一対の導電パターン22、2
3を所定の間隔で形成したもので、これを、例えば、現
像剤収納容器側面の現像剤と接する位置に配置し、現像
剤収納容器内の現像剤が減少するに従い、現像剤と平面
アンテナ20との接触面積が減少するようにしたもので
ある。
フラットアンテナ方式がある。 平面アンテナは、図3
に示すように、基板21に一対の導電パターン22、2
3を所定の間隔で形成したもので、これを、例えば、現
像剤収納容器側面の現像剤と接する位置に配置し、現像
剤収納容器内の現像剤が減少するに従い、現像剤と平面
アンテナ20との接触面積が減少するようにしたもので
ある。
【0010】現像剤の消費によりこの導電パターン表面
と現像剤との接触面積が変化することで静電容量が変化
し、これにより、容器内現像剤残量と平面アンテナの静
電容量の対応づけが可能になり、平面アンテナの静電容
量を測定することにより随時容器内現像剤残量を知るこ
とができる。
と現像剤との接触面積が変化することで静電容量が変化
し、これにより、容器内現像剤残量と平面アンテナの静
電容量の対応づけが可能になり、平面アンテナの静電容
量を測定することにより随時容器内現像剤残量を知るこ
とができる。
【0011】平面アンテナ20の静電容量は、一対の導
電部22、23の一方に一定の交流バイアスを印加し、
その際にもう一方の導電部に流れる電流から知ることが
できる。
電部22、23の一方に一定の交流バイアスを印加し、
その際にもう一方の導電部に流れる電流から知ることが
できる。
【0012】実際には、現像剤収納容器内の現像剤が徐
々に減っても、平面アンテナ20の表面にわずかに付着
して残る現像剤があるので、現像剤収納容器内に設けら
れた攪拌部材にアンテナ清掃部材を取付け、撹拌部材の
回転に伴い平面アンテナ表面を清掃することが行われて
いる。
々に減っても、平面アンテナ20の表面にわずかに付着
して残る現像剤があるので、現像剤収納容器内に設けら
れた攪拌部材にアンテナ清掃部材を取付け、撹拌部材の
回転に伴い平面アンテナ表面を清掃することが行われて
いる。
【0013】しかしながら、このようにアンテナ表面を
清掃することによって、平面アンテナ20の出力は清掃
部材がアンテナ表面を清掃する周期で変動してしまう。
そこで、その周期に応じて平均値をとったり、最小値を
選んだりするなどの統計的処理をして、現像剤残量レベ
ルを確定している。
清掃することによって、平面アンテナ20の出力は清掃
部材がアンテナ表面を清掃する周期で変動してしまう。
そこで、その周期に応じて平均値をとったり、最小値を
選んだりするなどの統計的処理をして、現像剤残量レベ
ルを確定している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような現像剤残量を検知できる現像剤残量検知部材20
が備えられていても、現像剤残量検知部材により検出し
た値と現像装置内に残っている現像剤量を正確に検出で
きないことがある。
ような現像剤残量を検知できる現像剤残量検知部材20
が備えられていても、現像剤残量検知部材により検出し
た値と現像装置内に残っている現像剤量を正確に検出で
きないことがある。
【0015】例えば、上記平面アンテナ20の静電容量
は電極の位置関係で現像剤がない場合でも静電容量の絶
対値は電極間が近ければ大きくなり、電極間が遠ければ
小さくなるように両者間の位置関係で左右される。つま
り、予め設定された静電容量値だけで、現像剤残量検知
を行った場合、実際に残っている現像剤量とは大きくか
け離れてしまうことが発生してしまう場合が出てくる。
また、プロセスカートリッジの要因のみならず、画像形
成装置本体によっても、検知される静電容量値が異なる
場合がある。
は電極の位置関係で現像剤がない場合でも静電容量の絶
対値は電極間が近ければ大きくなり、電極間が遠ければ
小さくなるように両者間の位置関係で左右される。つま
り、予め設定された静電容量値だけで、現像剤残量検知
を行った場合、実際に残っている現像剤量とは大きくか
け離れてしまうことが発生してしまう場合が出てくる。
また、プロセスカートリッジの要因のみならず、画像形
成装置本体によっても、検知される静電容量値が異なる
場合がある。
【0016】従って、従来は現像剤満杯時(フル時)の
検出値が初期設定(想定)していた値より静電容量が大
きかった場合、実際の現像剤残量より多く見積もってし
まい、警告前に現像剤がなくなり白抜け画像が発生して
しまうことが出てくる。逆に、現像剤フル時の検出値が
初期設定(想定)していた値より静電容量が小さかった
場合、実際の現像剤残量より小さく見積もってしまい、
現像装置内には多くの現像剤が残っているにもかかわら
ず、現像剤なし警告を発してしまうことが出てきて、こ
の警告に従ってプロセスカートリッジを交換してしまう
と、多量の現像剤を無駄にしてしまう。
検出値が初期設定(想定)していた値より静電容量が大
きかった場合、実際の現像剤残量より多く見積もってし
まい、警告前に現像剤がなくなり白抜け画像が発生して
しまうことが出てくる。逆に、現像剤フル時の検出値が
初期設定(想定)していた値より静電容量が小さかった
場合、実際の現像剤残量より小さく見積もってしまい、
現像装置内には多くの現像剤が残っているにもかかわら
ず、現像剤なし警告を発してしまうことが出てきて、こ
の警告に従ってプロセスカートリッジを交換してしまう
と、多量の現像剤を無駄にしてしまう。
【0017】本発明は、斯かる画像形成装置及び画像形
成装置に着脱可能なカートリッジの更なる改良に関する
ものである。
成装置に着脱可能なカートリッジの更なる改良に関する
ものである。
【0018】つまり、本発明の主たる目的は、現像剤残
量検知部材のばらつき、更には、画像形成装置本体、或
いは、画像形成装置本体に装着されるカートリッジのば
らつきに起因した現像剤残量検出値のばらつきを考慮し
て、正確に現像装置内の現像剤残量を検出し、適切なカ
ートリッジ交換時期を示し、現像剤なしで白抜けた不具
合画像及び無駄を無くした画像形成装置及び画像形成装
置に着脱自在なカートリッジを提供することである。
量検知部材のばらつき、更には、画像形成装置本体、或
いは、画像形成装置本体に装着されるカートリッジのば
らつきに起因した現像剤残量検出値のばらつきを考慮し
て、正確に現像装置内の現像剤残量を検出し、適切なカ
ートリッジ交換時期を示し、現像剤なしで白抜けた不具
合画像及び無駄を無くした画像形成装置及び画像形成装
置に着脱自在なカートリッジを提供することである。
【0019】本発明の他の目的は、カートリッジに記憶
手段を設け、この記憶手段に記憶された検出値により逐
次に検出される検出値を校正することによりより精度の
高い現像剤残量検知を行なうことのできる画像形成装置
及び画像形成装置に着脱自在なカートリッジを提供する
ことである。
手段を設け、この記憶手段に記憶された検出値により逐
次に検出される検出値を校正することによりより精度の
高い現像剤残量検知を行なうことのできる画像形成装置
及び画像形成装置に着脱自在なカートリッジを提供する
ことである。
【0020】本発明の他の目的は、現像剤残量検知補正
の基準となる現像剤量満杯時に現像剤残量の誤検知を防
ぐことができ、現像剤残量のより正確な検知を行なうこ
とができ、現像剤残量検知部材のばらつき、更には、画
像形成装置本体、或いは、画像形成装置本体に装着され
るカートリッジのばらつきに起因した現像剤残量検出値
のばらつきを考慮したより精度の高い現像剤残量検知を
行なうことのできる画像形成装置及び画像形成装置に着
脱自在なカートリッジを提供することである。
の基準となる現像剤量満杯時に現像剤残量の誤検知を防
ぐことができ、現像剤残量のより正確な検知を行なうこ
とができ、現像剤残量検知部材のばらつき、更には、画
像形成装置本体、或いは、画像形成装置本体に装着され
るカートリッジのばらつきに起因した現像剤残量検出値
のばらつきを考慮したより精度の高い現像剤残量検知を
行なうことのできる画像形成装置及び画像形成装置に着
脱自在なカートリッジを提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、本発明に
係る画像形成装置及び画像形成装置に着脱可能なカート
リッジにて達成される。
係る画像形成装置及び画像形成装置に着脱可能なカート
リッジにて達成される。
【0022】第1の本発明によると、現像剤収納容器
と、現像剤収納容器内の現像剤残量を満杯時から逐次検
知する現像剤残量検知部材の検出値を記憶する記憶手段
と、を有するカートリッジが着脱自在とされた画像形成
装置において、前記カートリッジが新品であることを識
別可能である新品識別手段と、前記現像剤残量検知部材
より検出値を検出する現像剤残量検出手段と、前記現像
剤残量検出手段からの前記検出値を補正する補正手段
と、前記カートリッジが新品であることを検知する新品
検知手段と、を有し、前記カートリッジが新品であるこ
とを前記新品検知手段により検知したときに、前記現像
剤残量検出手段により読みとった検出値を前記記憶手段
に記憶させ、前記記憶手段に記憶された検出値に応じて
前記現像剤残量検出手段からの前記検出値を前記補正手
段によって補正することを特徴とする画像形成装置が提
供される。
と、現像剤収納容器内の現像剤残量を満杯時から逐次検
知する現像剤残量検知部材の検出値を記憶する記憶手段
と、を有するカートリッジが着脱自在とされた画像形成
装置において、前記カートリッジが新品であることを識
別可能である新品識別手段と、前記現像剤残量検知部材
より検出値を検出する現像剤残量検出手段と、前記現像
剤残量検出手段からの前記検出値を補正する補正手段
と、前記カートリッジが新品であることを検知する新品
検知手段と、を有し、前記カートリッジが新品であるこ
とを前記新品検知手段により検知したときに、前記現像
剤残量検出手段により読みとった検出値を前記記憶手段
に記憶させ、前記記憶手段に記憶された検出値に応じて
前記現像剤残量検出手段からの前記検出値を前記補正手
段によって補正することを特徴とする画像形成装置が提
供される。
【0023】第2の本発明によると、現像剤収納容器
と、現像剤収納容器内の現像剤残量を満杯時から逐次検
知する現像剤残量検知部材の検出値を記憶する記憶手段
と、を有するカートリッジが着脱自在とされた画像形成
装置において、前記カートリッジが新品であることを識
別可能である新品識別手段と、前記現像剤残量検知部材
より検出値を検出する現像剤残量検出手段と、前記現像
剤残量検出手段からの前記検出値を補正する補正手段
と、前記カートリッジが新品であることを検知する新品
検知手段と、を有し、前記カートリッジが新品であるこ
とを前記新品検知手段により検知したあと、所定動作の
後に、前記現像剤残量検出手段により読みとった検出値
を前記記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された
検出値に応じて前記現像剤残量検出手段からの前記検出
値を前記補正手段によって補正することを特徴とする画
像形成装置が提供される。
と、現像剤収納容器内の現像剤残量を満杯時から逐次検
知する現像剤残量検知部材の検出値を記憶する記憶手段
と、を有するカートリッジが着脱自在とされた画像形成
装置において、前記カートリッジが新品であることを識
別可能である新品識別手段と、前記現像剤残量検知部材
より検出値を検出する現像剤残量検出手段と、前記現像
剤残量検出手段からの前記検出値を補正する補正手段
と、前記カートリッジが新品であることを検知する新品
検知手段と、を有し、前記カートリッジが新品であるこ
とを前記新品検知手段により検知したあと、所定動作の
後に、前記現像剤残量検出手段により読みとった検出値
を前記記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された
検出値に応じて前記現像剤残量検出手段からの前記検出
値を前記補正手段によって補正することを特徴とする画
像形成装置が提供される。
【0024】上記第1、第2の本発明の一実施態様によ
ると、前記現像剤残量検知部材は、前記カートリッジに
設けられる。他の実施態様によると、前記新品識別手段
は、前記記憶手段に格納される。他の実施態様による
と、前記補正手段は、前記記憶手段に記憶された検出値
に応じて、前記記憶手段によって記憶された検出値と前
記現像剤残量検出手段により逐次に検出される検出値と
を演算処理し、現像剤残量として、前記画像形成装置に
設けた現像剤残量表示手段及び/又は前記画像形成装置
が通信可能な機器のディスプレイに表示する。更に他の
実施態様によると、前記新品識別手段により前記カート
リッジが新品であることを前記新品検知手段が検知した
後に、前記新品識別手段を消去する。
ると、前記現像剤残量検知部材は、前記カートリッジに
設けられる。他の実施態様によると、前記新品識別手段
は、前記記憶手段に格納される。他の実施態様による
と、前記補正手段は、前記記憶手段に記憶された検出値
に応じて、前記記憶手段によって記憶された検出値と前
記現像剤残量検出手段により逐次に検出される検出値と
を演算処理し、現像剤残量として、前記画像形成装置に
設けた現像剤残量表示手段及び/又は前記画像形成装置
が通信可能な機器のディスプレイに表示する。更に他の
実施態様によると、前記新品識別手段により前記カート
リッジが新品であることを前記新品検知手段が検知した
後に、前記新品識別手段を消去する。
【0025】第3の本発明によると、現像剤収納容器
と、現像剤収納容器内の現像剤残量を満杯時から逐次検
知する現像剤残量検知部材の検出値を記憶する記憶手段
と、を有し、画像形成装置に着脱可能なカートリッジに
おいて、前記カートリッジが新品であることを識別可能
である新品識別手段を有し、前記画像形成装置は、前記
現像剤残量検知部材より検出値を検出する現像剤残量検
出手段と、前記現像剤残量検出手段からの前記検出値を
補正する補正手段と、前記カートリッジが新品であるこ
とを検知する新品検知手段と、を有し、前記カートリッ
ジが新品であることを前記新品検知手段により検知され
たときに、前記現像剤残量検出手段により読みとられた
検出値を前記記憶手段に記憶することを特徴とするカー
トリッジが提供される。
と、現像剤収納容器内の現像剤残量を満杯時から逐次検
知する現像剤残量検知部材の検出値を記憶する記憶手段
と、を有し、画像形成装置に着脱可能なカートリッジに
おいて、前記カートリッジが新品であることを識別可能
である新品識別手段を有し、前記画像形成装置は、前記
現像剤残量検知部材より検出値を検出する現像剤残量検
出手段と、前記現像剤残量検出手段からの前記検出値を
補正する補正手段と、前記カートリッジが新品であるこ
とを検知する新品検知手段と、を有し、前記カートリッ
ジが新品であることを前記新品検知手段により検知され
たときに、前記現像剤残量検出手段により読みとられた
検出値を前記記憶手段に記憶することを特徴とするカー
トリッジが提供される。
【0026】第4の本発明によると、現像剤収納容器
と、現像剤収納容器内の現像剤残量を満杯時から逐次検
知する現像剤残量検知部材の検出値を記憶する記憶手段
と、を有し、画像形成装置に着脱可能なカートリッジに
おいて、前記カートリッジが新品であることを識別可能
である新品識別手段を有し、前記画像形成装置は、前記
現像剤残量検知部材より検出値を検出する現像剤残量検
出手段と、前記現像剤残量検出手段からの前記検出値を
補正する補正手段と、前記カートリッジが新品であるこ
とを検知する新品検知手段と、を有し、前記カートリッ
ジが新品であることを前記新品検知手段により検知され
たあと、所定動作の後に、前記現像剤残量検出手段によ
り読みとられた検出値を前記記憶手段に記憶することを
特徴とするカートリッジが提供される。
と、現像剤収納容器内の現像剤残量を満杯時から逐次検
知する現像剤残量検知部材の検出値を記憶する記憶手段
と、を有し、画像形成装置に着脱可能なカートリッジに
おいて、前記カートリッジが新品であることを識別可能
である新品識別手段を有し、前記画像形成装置は、前記
現像剤残量検知部材より検出値を検出する現像剤残量検
出手段と、前記現像剤残量検出手段からの前記検出値を
補正する補正手段と、前記カートリッジが新品であるこ
とを検知する新品検知手段と、を有し、前記カートリッ
ジが新品であることを前記新品検知手段により検知され
たあと、所定動作の後に、前記現像剤残量検出手段によ
り読みとられた検出値を前記記憶手段に記憶することを
特徴とするカートリッジが提供される。
【0027】上記第3、第4の本発明の一実施態様によ
ると、前記現像剤残量検知部材は、前記カートリッジに
設けられる。他の実施態様によると、前記新品識別手段
は、前記記憶手段に格納される。
ると、前記現像剤残量検知部材は、前記カートリッジに
設けられる。他の実施態様によると、前記新品識別手段
は、前記記憶手段に格納される。
【0028】上記各本発明にて、他の実施態様による
と、前記カートリッジは更に、電子写真感光体と、電子
写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子写真感光体に
現像剤を供給する現像手段と、電子写真感光体をクリー
ニングするクリーニング手段のうち少なくとも一つを有
する。
と、前記カートリッジは更に、電子写真感光体と、電子
写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子写真感光体に
現像剤を供給する現像手段と、電子写真感光体をクリー
ニングするクリーニング手段のうち少なくとも一つを有
する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
及び画像形成装置に着脱可能なカートリッジを図面に則
して更に詳しく説明する。
及び画像形成装置に着脱可能なカートリッジを図面に則
して更に詳しく説明する。
【0030】実施例1 先ず、図1〜図3を参照して、本発明に従って構成され
るプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形成
装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電子
写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプリ
ンタAとされ、電子写真画像形成プロセスによって記録
材、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を形
成するものである。
るプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形成
装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電子
写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプリ
ンタAとされ、電子写真画像形成プロセスによって記録
材、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を形
成するものである。
【0031】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1を有する。感
光体ドラム1は、帯電手段である帯電ローラ2によって
帯電され、次いで、レーザースキャナー3から画像情報
に応じたレーザ光Lを照射することによって、感光体ド
ラム1に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像
は、現像手段5によって現像され、可視像、即ち、トナ
ー像とされる。
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1を有する。感
光体ドラム1は、帯電手段である帯電ローラ2によって
帯電され、次いで、レーザースキャナー3から画像情報
に応じたレーザ光Lを照射することによって、感光体ド
ラム1に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像
は、現像手段5によって現像され、可視像、即ち、トナ
ー像とされる。
【0032】つまり、現像手段5は、現像剤担持体とし
ての現像ローラ5aを備えた現像室5Aを有しており、
現像室5Aに隣接して形成された現像剤収容部としての
現像剤収納容器4内の現像剤Tを現像剤送り部材10の
回転によって、現像室5Aの現像ローラ5aへと送り出
す。本実施例では、現像剤Tとしては、絶縁性1成分ト
ナーを用いた。又、現像ローラ5aは、固定磁石5bを
内蔵しており、現像ローラ5aを回転することによって
現像剤は搬送され、現像ブレード5cにて摩擦帯電電荷
が付与されると共に所定厚の現像剤層とされ、感光体ド
ラム1の現像領域へと供給される。この現像領域へと供
給された現像剤は、感光体ドラム1上の潜像へと転移さ
れ、トナー像を形成する。現像ローラ5aは、現像バイ
アス回路に接続されており、通常、交流電圧に直流電圧
が重畳された現像バイアス電圧が印加される。
ての現像ローラ5aを備えた現像室5Aを有しており、
現像室5Aに隣接して形成された現像剤収容部としての
現像剤収納容器4内の現像剤Tを現像剤送り部材10の
回転によって、現像室5Aの現像ローラ5aへと送り出
す。本実施例では、現像剤Tとしては、絶縁性1成分ト
ナーを用いた。又、現像ローラ5aは、固定磁石5bを
内蔵しており、現像ローラ5aを回転することによって
現像剤は搬送され、現像ブレード5cにて摩擦帯電電荷
が付与されると共に所定厚の現像剤層とされ、感光体ド
ラム1の現像領域へと供給される。この現像領域へと供
給された現像剤は、感光体ドラム1上の潜像へと転移さ
れ、トナー像を形成する。現像ローラ5aは、現像バイ
アス回路に接続されており、通常、交流電圧に直流電圧
が重畳された現像バイアス電圧が印加される。
【0033】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット200にセットした記録材Pをピックアップローラ
8、搬送手段9Aを介して転写位置へと搬送する。転写
位置には、転写手段としての転写ローラ6が配置されて
おり、電圧を印加することによって、感光体ドラム1上
のトナー像を記録材Pに転写する。
ット200にセットした記録材Pをピックアップローラ
8、搬送手段9Aを介して転写位置へと搬送する。転写
位置には、転写手段としての転写ローラ6が配置されて
おり、電圧を印加することによって、感光体ドラム1上
のトナー像を記録材Pに転写する。
【0034】トナー像の転写を受けた記録材Pは、搬送
手段9Bで定着手段10へと搬送する。定着手段10
は、ヒータ10aを内蔵した定着ローラ10b及び駆動
ローラ10cを備え、通過する記録材Pに熱及び圧力を
印加して転写されたトナー像を記録材P上に定着する。
手段9Bで定着手段10へと搬送する。定着手段10
は、ヒータ10aを内蔵した定着ローラ10b及び駆動
ローラ10cを備え、通過する記録材Pに熱及び圧力を
印加して転写されたトナー像を記録材P上に定着する。
【0035】記録材Pは、搬送手段9Cにより排出トレ
イ14へと排出される。この排出トレイ14は、レーザ
ービームプリンタAの装置本体100の上面に設けられ
ている。
イ14へと排出される。この排出トレイ14は、レーザ
ービームプリンタAの装置本体100の上面に設けられ
ている。
【0036】転写ローラ6によってトナー像を記録材P
に転写した後の感光体ドラム1は、クリーニング手段7
によって感光体ドラム1上に残留した現像剤を除去した
後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手
段7は、感光体ドラム1に当接して設けられた弾性クリ
ーニングブレード7aによって感光体ドラム7上の残留
現像剤を掻き落として現像剤溜め7bへと集める。
に転写した後の感光体ドラム1は、クリーニング手段7
によって感光体ドラム1上に残留した現像剤を除去した
後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手
段7は、感光体ドラム1に当接して設けられた弾性クリ
ーニングブレード7aによって感光体ドラム7上の残留
現像剤を掻き落として現像剤溜め7bへと集める。
【0037】一方、本実施例にては、プロセスカートリ
ッジBは、図2に示すように、現像剤を収納する現像剤
収納容器(現像剤収納部)4及び現像剤送り部材10を
有する現像剤枠体11と、現像ローラ5a及び現像ブレ
ード5cなどの現像手段5を保持する現像枠体12とを
溶着して一体として現像ユニットを形成し、更にこの現
像ユニットに、感光体ドラム1、クリーニングブレード
7aなどのクリーニング手段7及び帯電ローラ2を取り
付けたクリーニング枠体13を一体に結合することによ
ってカートリッジ化されている。
ッジBは、図2に示すように、現像剤を収納する現像剤
収納容器(現像剤収納部)4及び現像剤送り部材10を
有する現像剤枠体11と、現像ローラ5a及び現像ブレ
ード5cなどの現像手段5を保持する現像枠体12とを
溶着して一体として現像ユニットを形成し、更にこの現
像ユニットに、感光体ドラム1、クリーニングブレード
7aなどのクリーニング手段7及び帯電ローラ2を取り
付けたクリーニング枠体13を一体に結合することによ
ってカートリッジ化されている。
【0038】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体100に設けたカートリッジ
装着手段101(図1)に対して取り外し可能に装着さ
れる。
によって画像形成装置本体100に設けたカートリッジ
装着手段101(図1)に対して取り外し可能に装着さ
れる。
【0039】本発明によれば、図4に示すように、プロ
セスカートリッジBは、現像剤収納容器4内の現像剤T
の消費に従ってその残量を逐次検知することのできる現
像剤残量検知部材20及び現像剤検出手段30などを備
えた現像剤量検出装置を有している。
セスカートリッジBは、現像剤収納容器4内の現像剤T
の消費に従ってその残量を逐次検知することのできる現
像剤残量検知部材20及び現像剤検出手段30などを備
えた現像剤量検出装置を有している。
【0040】本実施例によれば、上述のように、 現像
剤収納容器4内には、図1の矢印方向に回転する撹拌手
段10が設けられており、この撹拌手段10が回転する
ことで現像剤Tがほぐされつつ現像ローラ5aへ供給さ
れる。また、現像剤収納容器4の内面側壁には図3に示
すような、現像剤残量検知部材としてフラットアンテ
ナ、即ち、平面アンテナ20が配設されている。
剤収納容器4内には、図1の矢印方向に回転する撹拌手
段10が設けられており、この撹拌手段10が回転する
ことで現像剤Tがほぐされつつ現像ローラ5aへ供給さ
れる。また、現像剤収納容器4の内面側壁には図3に示
すような、現像剤残量検知部材としてフラットアンテ
ナ、即ち、平面アンテナ20が配設されている。
【0041】平面アンテナ20は、一般に用いられてい
るプリント基板21上にエッチングや印刷などで二つの
電極、即ち、導体パターン22、23を形成したもので
ある。また、この回路図形を保護するために導電パター
ン22、23上に保護膜(図示せず)が形成してある。
導電パターンは適当に設定すればよく、本実施例では、
この平面アンテナ20の二つの導電パターン22、23
の幅(W)を300μm、両導電パターン22、23の
間隔(G)を300μm程度まで狭くしてある。
るプリント基板21上にエッチングや印刷などで二つの
電極、即ち、導体パターン22、23を形成したもので
ある。また、この回路図形を保護するために導電パター
ン22、23上に保護膜(図示せず)が形成してある。
導電パターンは適当に設定すればよく、本実施例では、
この平面アンテナ20の二つの導電パターン22、23
の幅(W)を300μm、両導電パターン22、23の
間隔(G)を300μm程度まで狭くしてある。
【0042】本実施例の平面アンテナ20にて、各導電
パターンの電極22、23間に交流バイアスとして20
0Vpp、2000Hzを印加すると、平面アンテナ2
0に現像剤が触れていないときには20pF、平面アン
テナ20の全面に現像剤が触れているときには60p
F、と異なる静電容量値が観測された。
パターンの電極22、23間に交流バイアスとして20
0Vpp、2000Hzを印加すると、平面アンテナ2
0に現像剤が触れていないときには20pF、平面アン
テナ20の全面に現像剤が触れているときには60p
F、と異なる静電容量値が観測された。
【0043】画像形成工程を繰り返すことで現像剤収納
容器4内の現像剤Tが減少するのに伴い、現像剤Tと平
面アンテナ20との接触面積が減少し、それに応じて、
平面アンテナ上の電極22、23間における静電容量も
減少する。よって、この静電容量を観測することで、随
時、容器4内の現像剤T量を知ることができる。
容器4内の現像剤Tが減少するのに伴い、現像剤Tと平
面アンテナ20との接触面積が減少し、それに応じて、
平面アンテナ上の電極22、23間における静電容量も
減少する。よって、この静電容量を観測することで、随
時、容器4内の現像剤T量を知ることができる。
【0044】ところが実際には、容器4内の現像剤Tが
徐々に減っても、平面アンテナ20上にわずかながら付
着して残る現像剤のために、測定結果にばらつきが生じ
てしまう。
徐々に減っても、平面アンテナ20上にわずかながら付
着して残る現像剤のために、測定結果にばらつきが生じ
てしまう。
【0045】そこで、その表面に付着した現像剤を除去
するため、撹拌手段10の端部にアンテナ清掃部材10
a(図2)設けて、撹拌手段10の回転に伴い平面アン
テ20表面を清掃している。このアンテナ清掃部材10
aは、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)
のシートであり、平面アンテナ20の表面をなでるよう
に清掃している。
するため、撹拌手段10の端部にアンテナ清掃部材10
a(図2)設けて、撹拌手段10の回転に伴い平面アン
テ20表面を清掃している。このアンテナ清掃部材10
aは、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)
のシートであり、平面アンテナ20の表面をなでるよう
に清掃している。
【0046】図3に示すように、平面アンテナ20のほ
ぼ中央部に穴24を設け、撹拌手段10の支持軸をこの
穴24を貫通して現像剤収納容器4などに回転自在に支
持することにより、表面清掃手段10aにより平面アン
テナ20のほぼ全域を清掃することができる。
ぼ中央部に穴24を設け、撹拌手段10の支持軸をこの
穴24を貫通して現像剤収納容器4などに回転自在に支
持することにより、表面清掃手段10aにより平面アン
テナ20のほぼ全域を清掃することができる。
【0047】上記構成により、平面アンテナ20上にわ
ずかながら付着して残る現像剤による、測定結果のばら
つきはほぼ解消できるが、平面アンテナ20の出力が表
面清掃手段10aの回転周期で変動してしまう。
ずかながら付着して残る現像剤による、測定結果のばら
つきはほぼ解消できるが、平面アンテナ20の出力が表
面清掃手段10aの回転周期で変動してしまう。
【0048】そこで、本実施例では表面清掃手段10a
の回転周期に応じて、アンテナ出力の平均値をとった
り、最小値を選んだりするなどの統計的処理をして、現
像剤残量レベルを確定する。
の回転周期に応じて、アンテナ出力の平均値をとった
り、最小値を選んだりするなどの統計的処理をして、現
像剤残量レベルを確定する。
【0049】本実施例では、図4をも参照すると理解さ
れるように、プロセスカートリッジBの現像剤収納容器
4側に記憶手段31が設置される。又、記憶手段31に
は、カートリッジが新品であるか否かを識別する新品識
別手段32が格納されている。更に、新品識別手段32
による新品であるか否かを識別するのは画像形成装置本
体100に配設されている新品検知手段34にて行う。
れるように、プロセスカートリッジBの現像剤収納容器
4側に記憶手段31が設置される。又、記憶手段31に
は、カートリッジが新品であるか否かを識別する新品識
別手段32が格納されている。更に、新品識別手段32
による新品であるか否かを識別するのは画像形成装置本
体100に配設されている新品検知手段34にて行う。
【0050】なお、本実施例では、プロセスカートリッ
ジBに搭載する記憶手段31には、読み書き可能なNV
RAMを採用した。この記憶手段31に対するデータの
書き込み、読み出し手段は画像形成装置本体100が備
えている。また、現像剤残量検知部材20からの出力信
号(検出値)は現像剤残量検出手段30へと送信され、
補正手段35にて補正された後現像剤残量が確定され
る。現像剤残量は、画像形成装置本体に設けられた現像
剤残量表示手段36、或いは、画像形成装置本体に接続
されたパソコンのディスプレイ(図示せず)などにて表
示される。
ジBに搭載する記憶手段31には、読み書き可能なNV
RAMを採用した。この記憶手段31に対するデータの
書き込み、読み出し手段は画像形成装置本体100が備
えている。また、現像剤残量検知部材20からの出力信
号(検出値)は現像剤残量検出手段30へと送信され、
補正手段35にて補正された後現像剤残量が確定され
る。現像剤残量は、画像形成装置本体に設けられた現像
剤残量表示手段36、或いは、画像形成装置本体に接続
されたパソコンのディスプレイ(図示せず)などにて表
示される。
【0051】次に、このような構成のプロセスカートリ
ッジ及び画像形成装置本体において、現像剤収納容器4
内の現像剤残量を正確に検知するための現像剤残量検知
方法の一実施例を説明する。
ッジ及び画像形成装置本体において、現像剤収納容器4
内の現像剤残量を正確に検知するための現像剤残量検知
方法の一実施例を説明する。
【0052】図5は、現像剤残量と、平面アンテナとさ
れる現像剤残量検知部材20の出力値との関係を示す。
れる現像剤残量検知部材20の出力値との関係を示す。
【0053】このグラフにおいて、実線で示すグラフA
(理想曲線)は、各設定が設計中心にあるときのグラフ
で、プロセスカートリッジBには現像剤が最初から12
00g充填してあり、その時は平面アンテナ20からは
1.0V出力する。現像剤量と出力値は比例関係にあ
り、現像剤が600gの時は1.5V出力し、トナーが
0gの時は2.0V出力する。
(理想曲線)は、各設定が設計中心にあるときのグラフ
で、プロセスカートリッジBには現像剤が最初から12
00g充填してあり、その時は平面アンテナ20からは
1.0V出力する。現像剤量と出力値は比例関係にあ
り、現像剤が600gの時は1.5V出力し、トナーが
0gの時は2.0V出力する。
【0054】しかし、平面アンテナ20の電極幅や電極
間隔の設計中心からのずれ、プロセスカートリッジ又は
画像形成装置本体の部品の浮遊容量等による公差などが
積み重なると、現像剤量測定に無視できない公差が生じ
てしまうことになる。
間隔の設計中心からのずれ、プロセスカートリッジ又は
画像形成装置本体の部品の浮遊容量等による公差などが
積み重なると、現像剤量測定に無視できない公差が生じ
てしまうことになる。
【0055】その結果として、現像剤量測定がどれくら
いずれるかを示したのが、図5の破線で示すグラフB、
Cである。
いずれるかを示したのが、図5の破線で示すグラフB、
Cである。
【0056】図5のグラフBは公差が積み重なって実際
の現像剤量よりも現像剤残量を低く示してしまう場合で
ある。逆にグラフCは実際の現像剤量よりも現像剤残量
を多く示してしまう場合である。
の現像剤量よりも現像剤残量を低く示してしまう場合で
ある。逆にグラフCは実際の現像剤量よりも現像剤残量
を多く示してしまう場合である。
【0057】従って、グラフBのケースの場合には、大
量のプリントがしたいときに現像剤が残り少ないと判断
して、新しいプロセスカートリッジに交換してしまうこ
とがあり、現像剤が無駄に捨てられたりする。又、グラ
フCのケースの場合には、プリント途中で現像剤が不足
して、部分的にしか画像がプリントされないことが生じ
る。このように、現像剤量測定に誤差があると無駄が生
じてしまう。
量のプリントがしたいときに現像剤が残り少ないと判断
して、新しいプロセスカートリッジに交換してしまうこ
とがあり、現像剤が無駄に捨てられたりする。又、グラ
フCのケースの場合には、プリント途中で現像剤が不足
して、部分的にしか画像がプリントされないことが生じ
る。このように、現像剤量測定に誤差があると無駄が生
じてしまう。
【0058】そこで、本発明によれば、画像形成装置本
体内に新品のプロセスカートリッジを装着した場合には
その直後に、平面アンテナ20の出力値を記憶手段31
に記憶させておき(以後、この出力値をFAF(フラッ
ト・アンテナ・フル)と呼び。)、このFAFに基づい
て、現像剤残量検出値を補正して現像剤残量表示を行う
ことにより、従来のものと比べて、より精度の高い現像
剤残量表示を行うことができる。
体内に新品のプロセスカートリッジを装着した場合には
その直後に、平面アンテナ20の出力値を記憶手段31
に記憶させておき(以後、この出力値をFAF(フラッ
ト・アンテナ・フル)と呼び。)、このFAFに基づい
て、現像剤残量検出値を補正して現像剤残量表示を行う
ことにより、従来のものと比べて、より精度の高い現像
剤残量表示を行うことができる。
【0059】例えば、FAFが1.2Vのときは、グラ
フBの直線に従って検出電圧値から現像剤残量を決定す
る。また、FAFが0.8Vのときは、グラフCの直線
に従って検出電圧値から現像剤残量を決定する。
フBの直線に従って検出電圧値から現像剤残量を決定す
る。また、FAFが0.8Vのときは、グラフCの直線
に従って検出電圧値から現像剤残量を決定する。
【0060】つまり、FAF=X(V)と検出された場
合、現像剤残量=Y(g)、検出電圧値=Z(V)とする
と、 Y=1200・(1−Z+X) ・・・・・・(1) の処理を行い、現像剤残量表示手段36、或いは、画像
形成装置に接続されたコンピュータのディスプレイなど
にYの値を表示する。この処理は、補正手段35により
行われる。
合、現像剤残量=Y(g)、検出電圧値=Z(V)とする
と、 Y=1200・(1−Z+X) ・・・・・・(1) の処理を行い、現像剤残量表示手段36、或いは、画像
形成装置に接続されたコンピュータのディスプレイなど
にYの値を表示する。この処理は、補正手段35により
行われる。
【0061】FAFに応じて現像剤残量検出値の補正を
行なう方法を、図6のフローチャートを用いて説明す
る。
行なう方法を、図6のフローチャートを用いて説明す
る。
【0062】本体電源を入れ(ステップ101)、その
後、記憶手段31の中にFAF値情報33があるか否か
を補正手段35により判断する(ステップ102)。FA
F値情報33があると判断した場合は現像剤残量測定を
開始し(ステップ103)、補正手段35によりFAFを
読み出し(ステップ104)、現像剤残量検出部材20か
ら現像剤残量検出値を読み出す(ステップ105)。次
に、補正手段35によって、上記式(1)にFAFの検
出電圧値を代入する(ステップ106)。その結果の値、
即ち、現像剤残量を現像剤残量表示手段36などにより
表示する。
後、記憶手段31の中にFAF値情報33があるか否か
を補正手段35により判断する(ステップ102)。FA
F値情報33があると判断した場合は現像剤残量測定を
開始し(ステップ103)、補正手段35によりFAFを
読み出し(ステップ104)、現像剤残量検出部材20か
ら現像剤残量検出値を読み出す(ステップ105)。次
に、補正手段35によって、上記式(1)にFAFの検
出電圧値を代入する(ステップ106)。その結果の値、
即ち、現像剤残量を現像剤残量表示手段36などにより
表示する。
【0063】例えばFAFが1.2Vと決定され、検出
電圧値が1.7Vの場合は、X=1.2、Z=1.7を
上記式(1)に代入し、Y=600(g)となる。
電圧値が1.7Vの場合は、X=1.2、Z=1.7を
上記式(1)に代入し、Y=600(g)となる。
【0064】本発明により、平面アンテナ20のばらつ
きのみならず、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
本体のばらつきを考慮した現像剤残量表示を行うことが
可能となる。
きのみならず、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
本体のばらつきを考慮した現像剤残量表示を行うことが
可能となる。
【0065】以下にFAF決定のためのシーケンスを、
図7のフローチャートを使って説明する。
図7のフローチャートを使って説明する。
【0066】最初に、本体電源を入れ(ステップ20
1)、その後直ちにプロセスカートリッジが画像形成装
置本体100に装着されているか否かの検知を行う(ス
テップ202)。ここで、プロセスカートリッジが有り
と検知された場合は、そのプロセスカートリッジが新品
であるか否かの検知を開始する(ステップ203)。プロ
セスカートリッジが無しと検知された場合は、新品検知
へとは進まず、再度、プロセスカートリッジ有無検知を
行う(ステップ202)。
1)、その後直ちにプロセスカートリッジが画像形成装
置本体100に装着されているか否かの検知を行う(ス
テップ202)。ここで、プロセスカートリッジが有り
と検知された場合は、そのプロセスカートリッジが新品
であるか否かの検知を開始する(ステップ203)。プロ
セスカートリッジが無しと検知された場合は、新品検知
へとは進まず、再度、プロセスカートリッジ有無検知を
行う(ステップ202)。
【0067】次に、新品検知手段により、記憶手段31
内に新品識別手段32があるか否かの検知を行う(ステ
ップ204)。
内に新品識別手段32があるか否かの検知を行う(ステ
ップ204)。
【0068】検知を行った結果、記憶手段31に新品識
別手段32が格納されていることを新品検知手段34が
検知すると、現像剤残量検出手段30が現像剤残量検知
部材20からの検出値を読み出す。この検出値は、補正
手段35によりFAF値情報33として記憶手段31に
書き込むと同時に、又は、書き込んだ後(ステップ20
5)、新品識別手段32を消去 する(ステップ20
6)。
別手段32が格納されていることを新品検知手段34が
検知すると、現像剤残量検出手段30が現像剤残量検知
部材20からの検出値を読み出す。この検出値は、補正
手段35によりFAF値情報33として記憶手段31に
書き込むと同時に、又は、書き込んだ後(ステップ20
5)、新品識別手段32を消去 する(ステップ20
6)。
【0069】上記新品識別手段32を消去することによ
り、新品識別手段32が消去されたプロセスカートリッ
ジに再度FAF値情報33を書き込むことを防止するこ
とができ、FAFの誤検知を防ぐことができる。
り、新品識別手段32が消去されたプロセスカートリッ
ジに再度FAF値情報33を書き込むことを防止するこ
とができ、FAFの誤検知を防ぐことができる。
【0070】又、新品識別手段32を消去するのはFA
F値情報33を書き込んだ後である。もしも、この順序
が逆、つまり新品識別手段32を消去した後にFAF情
報33を書き込むとすると、何らかのトラブルで、FA
F値情報33が書き込まれないで新品識別手段32が消
去される事態が発生した場合、そのプロセスカートリッ
ジにFAF値情報33を書き込むことができないため、
本実施例の目的である正確なトナー残量検知を行うこと
ができないからである。
F値情報33を書き込んだ後である。もしも、この順序
が逆、つまり新品識別手段32を消去した後にFAF情
報33を書き込むとすると、何らかのトラブルで、FA
F値情報33が書き込まれないで新品識別手段32が消
去される事態が発生した場合、そのプロセスカートリッ
ジにFAF値情報33を書き込むことができないため、
本実施例の目的である正確なトナー残量検知を行うこと
ができないからである。
【0071】新品識別手段32が消去された後、シーケ
ンスは終了する(ステップ207)。又、ステップ20
4で記憶手段31に新品識別手段32が無いことを検知
すると、シーケンスは終了する(ステップ207)。
ンスは終了する(ステップ207)。又、ステップ20
4で記憶手段31に新品識別手段32が無いことを検知
すると、シーケンスは終了する(ステップ207)。
【0072】又、上記新品識別手段32は、半導体メモ
リとされるが、これに限定されるものではなく、その他
に、ヒューズ等、一旦、新品識別手段として使用された
後は新品識別手段としての機能を持たないものであれば
任意のものを使用し得る。
リとされるが、これに限定されるものではなく、その他
に、ヒューズ等、一旦、新品識別手段として使用された
後は新品識別手段としての機能を持たないものであれば
任意のものを使用し得る。
【0073】以上のFAF決定のシーケンスにより、正
確に且つ確実にFAF値情報33が記憶手段31に書き
込まれ、誤検知によりFAFが書き込まれることはな
い。従って、現像剤残量の正確な検知に寄与することが
できる。
確に且つ確実にFAF値情報33が記憶手段31に書き
込まれ、誤検知によりFAFが書き込まれることはな
い。従って、現像剤残量の正確な検知に寄与することが
できる。
【0074】以上、本発明によれば、平面アンテナのば
らつきのみならず、プロセスカートリッジ及び画像形成
装置本体のばらつきを考慮したトナー残量表示を行うこ
とが可能となる。更に、新品識別手段32を用いてFA
Fを決定し、FAF値情報33を記憶手段31に書き込
んだと同時に、又はその後に新品識別手段32を容易に
消去することができるため、FAFの誤検知を防止し、
より正確なトナー残量表示を行うことが可能となる。
らつきのみならず、プロセスカートリッジ及び画像形成
装置本体のばらつきを考慮したトナー残量表示を行うこ
とが可能となる。更に、新品識別手段32を用いてFA
Fを決定し、FAF値情報33を記憶手段31に書き込
んだと同時に、又はその後に新品識別手段32を容易に
消去することができるため、FAFの誤検知を防止し、
より正確なトナー残量表示を行うことが可能となる。
【0075】本実施例は、現像剤残量検知部材20とし
て平面アンテナ方式を用いたが、本発明は、この方式の
現像剤残量検知部材に限定するものではない。従来使用
されている、現像剤収納容器4内に設置した攪拌トルク
検知方式のように、現像剤残量を検知できれば、その方
式は問わない。
て平面アンテナ方式を用いたが、本発明は、この方式の
現像剤残量検知部材に限定するものではない。従来使用
されている、現像剤収納容器4内に設置した攪拌トルク
検知方式のように、現像剤残量を検知できれば、その方
式は問わない。
【0076】実施例2 本実施例では、実施例1で説明したと同じ構成のプロセ
スカートリッジB及び画像形成装置において同じ構成の
平面アンテナ20を使用し、FAF決定のシーケンスを
変更した実施例について図8及び図9を参照して説明す
る。
スカートリッジB及び画像形成装置において同じ構成の
平面アンテナ20を使用し、FAF決定のシーケンスを
変更した実施例について図8及び図9を参照して説明す
る。
【0077】実施例1におけるFAF決定のシーケンス
は、新品識別手段32を検知した後直ちにFAFを決定
しているが、本実施例では、FAF決定の時期は新品識
別手段32を検知した後、所定動作の後、即ち、例えば
感光体ドラム1の所定回転数時、例えば、30回転時と
される。つまり、新品検知手段34により新品識別手段
32を検知すると、感光体回転数計測手段37により感
光体回転数を計測し、感光体回転数が30であることを
計測したときにFAFを決定する。これにより、所定数
のトナー撹拌が確保されるため、その間に現像収納容器
4内の現像剤の傾きを均一にすることができ、より正確
なFAF決定に寄与することができる。
は、新品識別手段32を検知した後直ちにFAFを決定
しているが、本実施例では、FAF決定の時期は新品識
別手段32を検知した後、所定動作の後、即ち、例えば
感光体ドラム1の所定回転数時、例えば、30回転時と
される。つまり、新品検知手段34により新品識別手段
32を検知すると、感光体回転数計測手段37により感
光体回転数を計測し、感光体回転数が30であることを
計測したときにFAFを決定する。これにより、所定数
のトナー撹拌が確保されるため、その間に現像収納容器
4内の現像剤の傾きを均一にすることができ、より正確
なFAF決定に寄与することができる。
【0078】本実施例における現像剤残量の補正方法は
実施例1で説明したと同様である。次に、本実施例にお
けるFAF決定のシーケンスを図9のフローチャートを
使って説明する。
実施例1で説明したと同様である。次に、本実施例にお
けるFAF決定のシーケンスを図9のフローチャートを
使って説明する。
【0079】本実施例におけるステップ301〜ステッ
プ304までの手続きは実施例1と同様であるのでここ
での説明は省略する。
プ304までの手続きは実施例1と同様であるのでここ
での説明は省略する。
【0080】ステップ4で新品検知手段34が新品識別
手段32を検知すると、次に、記憶手段31内の新品識
別手段32を消去し、これと同時にFAF測定中信号を
記憶手段31に書き込み、感光体回転数計測手段37に
より、感光体ドラム1の回転数計測を開始する(ステッ
プ305)。このとき、回転計測値は補正手段35によ
り、記憶手段31に感光体回転数情報38として書き込
まれる。
手段32を検知すると、次に、記憶手段31内の新品識
別手段32を消去し、これと同時にFAF測定中信号を
記憶手段31に書き込み、感光体回転数計測手段37に
より、感光体ドラム1の回転数計測を開始する(ステッ
プ305)。このとき、回転計測値は補正手段35によ
り、記憶手段31に感光体回転数情報38として書き込
まれる。
【0081】次に、記憶させた感光体回転数値が30に
なったことを補正手段35が検知すると、補正手段35
は現像剤残量検知部材20によりFAFを読み込み、記
憶手段32にFAFを書き込む(ステップ308)。同
時に、補正手段35はFAF測定中信号を記憶手段31
から消去する(ステップ309)。その後、シーケンス
を終了する (ステップ310)。
なったことを補正手段35が検知すると、補正手段35
は現像剤残量検知部材20によりFAFを読み込み、記
憶手段32にFAFを書き込む(ステップ308)。同
時に、補正手段35はFAF測定中信号を記憶手段31
から消去する(ステップ309)。その後、シーケンス
を終了する (ステップ310)。
【0082】ここで、FAF測定中信号を記憶手段31
に記憶させるのは、ステップ304にて新品識別手段3
2が消去された後、ステップ308にてFAF決定する
までにプロセスカートリッジが画像形成装置本体から脱
着されると、再度、プロセスカートリッジを入れたとき
にFAF決定のためのシーケンスが作動しなくなるた
め、このような不都合を防止するためである。
に記憶させるのは、ステップ304にて新品識別手段3
2が消去された後、ステップ308にてFAF決定する
までにプロセスカートリッジが画像形成装置本体から脱
着されると、再度、プロセスカートリッジを入れたとき
にFAF決定のためのシーケンスが作動しなくなるた
め、このような不都合を防止するためである。
【0083】従って、新品識別手段32がないと判断さ
れた場合でも、その次にFAF測定中信号の有無を判断
し(ステップ306)、FAF測定中信号があった場合
は感光体ドラム回転数を検知し(ステップ307)、FA
Fを決定する(ステップ308)。
れた場合でも、その次にFAF測定中信号の有無を判断
し(ステップ306)、FAF測定中信号があった場合
は感光体ドラム回転数を検知し(ステップ307)、FA
Fを決定する(ステップ308)。
【0084】上記新品識別手段32は半導体メモリの
他、ヒューズ等、新品識別手段として使用された後は新
品識別手段としての機能を持たないものであれば良いこ
とは実施例1と同様である。
他、ヒューズ等、新品識別手段として使用された後は新
品識別手段としての機能を持たないものであれば良いこ
とは実施例1と同様である。
【0085】本実施例によれば、以上のFAF決定のシ
ーケンスにより、正確且つ確実にFAF値情報33が記
憶手段31に書き込まれ、誤検知によりFAF値情報3
3が書き込まれることはなく、現像剤残量の正確な検知
に寄与することができるのは実施例1と同様である。更
に、本実施例によれば、プロセスカートリッジが画像形
成装置本体に装着されてから所定回数だけ、現像剤収納
容器内での現像剤の撹拌が確保されるため、ユーザーが
プロセスカートリッジを装着する前に傾けていた等の理
由で、現像剤が現像容器内で局在していても、トナーを
均一にすることができ、より正確なFAF検知を行うこ
とができる。
ーケンスにより、正確且つ確実にFAF値情報33が記
憶手段31に書き込まれ、誤検知によりFAF値情報3
3が書き込まれることはなく、現像剤残量の正確な検知
に寄与することができるのは実施例1と同様である。更
に、本実施例によれば、プロセスカートリッジが画像形
成装置本体に装着されてから所定回数だけ、現像剤収納
容器内での現像剤の撹拌が確保されるため、ユーザーが
プロセスカートリッジを装着する前に傾けていた等の理
由で、現像剤が現像容器内で局在していても、トナーを
均一にすることができ、より正確なFAF検知を行うこ
とができる。
【0086】本実施例において、現像剤残量検知部材2
0として平面アンテナ方式を用いたが、本発明は、この
方式の現像剤残量検知部材に限定するものではない。従
来の現像剤収納容器に設置される攪拌トルク検知方式な
ど、現像剤残量を検知できれば、当業者には周知の任意
の方式を使用することができるのも、実施例1と同様で
ある。
0として平面アンテナ方式を用いたが、本発明は、この
方式の現像剤残量検知部材に限定するものではない。従
来の現像剤収納容器に設置される攪拌トルク検知方式な
ど、現像剤残量を検知できれば、当業者には周知の任意
の方式を使用することができるのも、実施例1と同様で
ある。
【0087】実施例3 図10には、本発明の他の態様であるカートリッジ化さ
れた現像装置Cの一実施例を示す。
れた現像装置Cの一実施例を示す。
【0088】本実施例の現像装置Cは、現像ローラ5a
のような現像剤担持体と、この現像剤担持体に現像剤を
供給するために、内部にトナーを収容した現像室5A
と、を有し、プラスチック製の現像枠体11、12によ
り一体的にカートリッジ化される。即ち、本実施例の現
像装置Cは、実施例1で説明したプロセスカートリッジ
Bの現像装置構成部をユニット化したものであり、即
ち、プロセスカートリッジBから、感光体ドラム1、帯
電手段2、クリーニング手段7を除いて一体化したカー
トリッジと考えることができる。従って、実施例1、2
にて説明した全ての現像装置構成部及び現像剤量検出手
段構成が同様に本実施例の現像装置においても適用され
る。従って、これら構成及び作用についての説明は、実
施例1、2において行った上記説明を援用する。
のような現像剤担持体と、この現像剤担持体に現像剤を
供給するために、内部にトナーを収容した現像室5A
と、を有し、プラスチック製の現像枠体11、12によ
り一体的にカートリッジ化される。即ち、本実施例の現
像装置Cは、実施例1で説明したプロセスカートリッジ
Bの現像装置構成部をユニット化したものであり、即
ち、プロセスカートリッジBから、感光体ドラム1、帯
電手段2、クリーニング手段7を除いて一体化したカー
トリッジと考えることができる。従って、実施例1、2
にて説明した全ての現像装置構成部及び現像剤量検出手
段構成が同様に本実施例の現像装置においても適用され
る。従って、これら構成及び作用についての説明は、実
施例1、2において行った上記説明を援用する。
【0089】本実施例においても、実施例1、2と同様
の作用効果を達成し得る。
の作用効果を達成し得る。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従った画
像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリ
ッジは、現像剤収納容器と、現像剤収納容器内の現像剤
残量を満杯時から逐次検知する現像剤残量検知部材の検
出値を記憶する記憶手段と、を有するカートリッジが画
像形成装置に着脱自在とされ、更に、カートリッジが新
品であることを識別可能である新品識別手段と、現像剤
残量検知部材より検出値を検出する現像剤残量検出手段
と、現像剤残量検出手段からの検出値を補正する補正手
段と、カートリッジが新品であることを検知する新品検
知手段と、を設け、(A)カートリッジが新品であるこ
とを新品検知手段により検知したときに、現像剤残量検
出手段により読みとった検出値を記憶手段に記憶させ、
記憶手段に記憶された検出値に応じて現像剤残量検出手
段からの検出値を補正手段によって補正する構成とする
か、(B)カートリッジが新品であることを新品検知手
段により検知したあと、所定動作の後に、現像剤残量検
出手段により読みとった検出値を記憶手段に記憶させ、
記憶手段に記憶された検出値に応じて現像剤残量検出手
段からの検出値を補正手段によって補正する構成とされ
るので、 (1)平面アンテナのような現像剤残量検知部材自身の
ばらつきのみならず、カートリッジ及び画像形成装置本
体のばらつきを考慮し、より精度の高い現像剤残量検知
を行うことができる。 (2)記憶手段に記憶された検出値により逐次に検出さ
れる検出値の校正を行うことができ、より精度の高い現
像剤残量検知を行うことができる。 (3)現像剤残量検知補正の基準となる現像剤量満杯時
の現像剤残量の誤検知を防ぐことができ、現像剤残量の
より正確な検知に寄与することができ、平面アンテナの
ような現像剤残量検知部材自身のばらつきのみならず、
カートリッジ及び画像形成装置本体のばらつきを考慮
し、より精度の高いトナー残量検知を行うことができ
る。 (4)特に上記構成(B)とすることにより、現像剤残
量検知補正の基準となる現像剤量満杯時の現像剤残量の
誤検知を防ぐことができ、記憶手段に記憶させるための
現像剤残量検知の際に現像剤を均一にさせるため、更に
精度の高いトナー残量検知に寄与することが可能であ
り、又、記憶手段に記憶された検出値により逐次に検出
される検出値の校正を行うことができ、FAF検知の際
にトナーを均一にさせるため、より精度の高いトナー残
量検知を行うことができる。といった効果を奏し得る。
像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリ
ッジは、現像剤収納容器と、現像剤収納容器内の現像剤
残量を満杯時から逐次検知する現像剤残量検知部材の検
出値を記憶する記憶手段と、を有するカートリッジが画
像形成装置に着脱自在とされ、更に、カートリッジが新
品であることを識別可能である新品識別手段と、現像剤
残量検知部材より検出値を検出する現像剤残量検出手段
と、現像剤残量検出手段からの検出値を補正する補正手
段と、カートリッジが新品であることを検知する新品検
知手段と、を設け、(A)カートリッジが新品であるこ
とを新品検知手段により検知したときに、現像剤残量検
出手段により読みとった検出値を記憶手段に記憶させ、
記憶手段に記憶された検出値に応じて現像剤残量検出手
段からの検出値を補正手段によって補正する構成とする
か、(B)カートリッジが新品であることを新品検知手
段により検知したあと、所定動作の後に、現像剤残量検
出手段により読みとった検出値を記憶手段に記憶させ、
記憶手段に記憶された検出値に応じて現像剤残量検出手
段からの検出値を補正手段によって補正する構成とされ
るので、 (1)平面アンテナのような現像剤残量検知部材自身の
ばらつきのみならず、カートリッジ及び画像形成装置本
体のばらつきを考慮し、より精度の高い現像剤残量検知
を行うことができる。 (2)記憶手段に記憶された検出値により逐次に検出さ
れる検出値の校正を行うことができ、より精度の高い現
像剤残量検知を行うことができる。 (3)現像剤残量検知補正の基準となる現像剤量満杯時
の現像剤残量の誤検知を防ぐことができ、現像剤残量の
より正確な検知に寄与することができ、平面アンテナの
ような現像剤残量検知部材自身のばらつきのみならず、
カートリッジ及び画像形成装置本体のばらつきを考慮
し、より精度の高いトナー残量検知を行うことができ
る。 (4)特に上記構成(B)とすることにより、現像剤残
量検知補正の基準となる現像剤量満杯時の現像剤残量の
誤検知を防ぐことができ、記憶手段に記憶させるための
現像剤残量検知の際に現像剤を均一にさせるため、更に
精度の高いトナー残量検知に寄与することが可能であ
り、又、記憶手段に記憶された検出値により逐次に検出
される検出値の校正を行うことができ、FAF検知の際
にトナーを均一にさせるため、より精度の高いトナー残
量検知を行うことができる。といった効果を奏し得る。
【図1】本発明に係るプロセスカートリッジと画像形成
装置の一実施例の断面図である。
装置の一実施例の断面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの拡大断面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係るプロセスカートリッジに搭載する
ことのできる現像剤残量検知部材の図である。
ことのできる現像剤残量検知部材の図である。
【図4】本発明の一実施例に係るプロセスカートリッジ
と画像形成装置の概略関係図である。
と画像形成装置の概略関係図である。
【図5】現像剤残量と検出電圧値の関係を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明に従った現像剤量検知方法を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】本発明に従った現像剤残量満杯時の検出値(F
AF)決定方法の一実施例を説明するフローチャートで
ある。
AF)決定方法の一実施例を説明するフローチャートで
ある。
【図8】本発明の他の実施例に係るプロセスカートリッ
ジと画像形成装置の概略関係図である。
ジと画像形成装置の概略関係図である。
【図9】本発明に従った現像剤残量満杯時の検出値(F
AF)決定方法の他の実施例を説明するフローチャート
である。
AF)決定方法の他の実施例を説明するフローチャート
である。
【図10】本発明に係るカートリッジ化された現像装置
の一実施例の断面図である。
の一実施例の断面図である。
1 感光体ドラム 2 帯電手段 3 レーザースキャナー 4 現像剤収納容器 5 現像手段 7 クリーニング手段 10 攪拌手段 10a 表面清掃手段 20 現像剤残量検知部材(平面アンテナ) 30 現像剤残量検出手段 31 記憶手段 32 新品識別手段 33 FAF値情報 34 新品検知手段 35 補正手段 36 現像剤残量表示手段 37 感光体回転数計測手段 38 感光体回転数情報 100 画像形成装置本体 101 カートリッジ装着手段
Claims (12)
- 【請求項1】 現像剤収納容器と、現像剤収納容器内の
現像剤残量を満杯時から逐次検知する現像剤残量検知部
材の検出値を記憶する記憶手段と、を有するカートリッ
ジが着脱自在とされた画像形成装置において、 前記カートリッジが新品であることを識別可能である新
品識別手段と、 前記現像剤残量検知部材より検出値を検出する現像剤残
量検出手段と、 前記現像剤残量検出手段からの前記検出値を補正する補
正手段と、 前記カートリッジが新品であることを検知する新品検知
手段と、 を有し、前記カートリッジが新品であることを前記新品
検知手段により検知したときに、前記現像剤残量検出手
段により読みとった検出値を前記記憶手段に記憶させ、
前記記憶手段に記憶された検出値に応じて前記現像剤残
量検出手段からの前記検出値を前記補正手段によって補
正することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 現像剤収納容器と、現像剤収納容器内の
現像剤残量を満杯時から逐次検知する現像剤残量検知部
材の検出値を記憶する記憶手段と、を有するカートリッ
ジが着脱自在とされた画像形成装置において、 前記カートリッジが新品であることを識別可能である新
品識別手段と、 前記現像剤残量検知部材より検出値を検出する現像剤残
量検出手段と、 前記現像剤残量検出手段からの前記検出値を補正する補
正手段と、 前記カートリッジが新品であることを検知する新品検知
手段と、を有し、前記カートリッジが新品であることを
前記新品検知手段により検知したあと、所定動作の後
に、前記現像剤残量検出手段により読みとった検出値を
前記記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶された検
出値に応じて前記現像剤残量検出手段からの前記検出値
を前記補正手段によって補正することを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項3】 前記現像剤残量検知部材は、前記カート
リッジに設けられることを特徴とする請求項1又は2の
画像形成装置。 - 【請求項4】 前記新品識別手段は、前記記憶手段に格
納されることを特徴とする請求項1、2又は3の画像形
成装置。 - 【請求項5】 前記補正手段は、前記記憶手段に記憶さ
れた検出値に応じて、前記記憶手段によって記憶された
検出値と前記現像剤残量検出手段により逐次に検出され
る検出値とを演算処理し、現像剤残量として、前記画像
形成装置に設けた現像剤残量表示手段及び/又は前記画
像形成装置が通信可能な機器のディスプレイに表示する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の
画像形成装置。 - 【請求項6】 前記新品識別手段により前記カートリッ
ジが新品であることを前記新品検知手段が検知した後
に、前記新品識別手段を消去することを特徴とする請求
項1〜5のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記カートリッジは更に、電子写真感光
体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子写
真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感光
体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なくと
も一つを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 現像剤収納容器と、現像剤収納容器内の
現像剤残量を満杯時から逐次検知する現像剤残量検知部
材の検出値を記憶する記憶手段と、を有し、画像形成装
置に着脱可能なカートリッジにおいて、 前記カートリッジが新品であることを識別可能である新
品識別手段を有し、 前記画像形成装置は、前記現像剤残量検知部材より検出
値を検出する現像剤残量検出手段と、前記現像剤残量検
出手段からの前記検出値を補正する補正手段と、前記カ
ートリッジが新品であることを検知する新品検知手段
と、を有し、 前記カートリッジが新品であることを前記新品検知手段
により検知されたときに、前記現像剤残量検出手段によ
り読みとられた検出値を前記記憶手段に記憶することを
特徴とするカートリッジ。 - 【請求項9】 現像剤収納容器と、現像剤収納容器内の
現像剤残量を満杯時から逐次検知する現像剤残量検知部
材の検出値を記憶する記憶手段と、を有し、画像形成装
置に着脱可能なカートリッジにおいて、 前記カートリッジが新品であることを識別可能である新
品識別手段を有し、 前記画像形成装置は、前記現像剤残量検知部材より検出
値を検出する現像剤残量検出手段と、前記現像剤残量検
出手段からの前記検出値を補正する補正手段と、前記カ
ートリッジが新品であることを検知する新品検知手段
と、を有し、 前記カートリッジが新品であることを前記新品検知手段
により検知されたあと、所定動作の後に、前記現像剤残
量検出手段により読みとられた検出値を前記記憶手段に
記憶することを特徴とするカートリッジ。 - 【請求項10】 前記現像剤残量検知部材は、前記カー
トリッジに設けられることを特徴とする請求項8又9の
カートリッジ。 - 【請求項11】 前記新品識別手段は、前記記憶手段に
格納されることを特徴とする請求項8、9又は10のカ
ートリッジ。 - 【請求項12】 前記カートリッジは更に、電子写真感
光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
とも一つを有することを特徴とする請求項8〜11のい
ずれかの項に記載のカートリッジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000024053A JP2001215785A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ |
US09/771,570 US6621989B2 (en) | 2000-02-01 | 2001-01-30 | Image forming apparatus and a unit detachably mountable on an image forming apparatus comprising means for detecting the amount of developer contained in a developer container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000024053A JP2001215785A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001215785A true JP2001215785A (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=18550124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000024053A Pending JP2001215785A (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6621989B2 (ja) |
JP (1) | JP2001215785A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7266313B2 (en) | 2002-06-10 | 2007-09-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device and system that use consumable items and method of changing consumable items |
JP2010038972A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2013221974A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2021128275A (ja) * | 2020-02-14 | 2021-09-02 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6710891B1 (en) * | 2000-09-18 | 2004-03-23 | Eastman Kodak Company | Sheet media system having radio-frequency identification transponder |
US7139492B2 (en) * | 2001-12-11 | 2006-11-21 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Imaging forming apparatus having a plurality of dismountable units necessary for image forming |
JP4366067B2 (ja) * | 2002-11-07 | 2009-11-18 | キヤノン株式会社 | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP4439994B2 (ja) * | 2003-05-14 | 2010-03-24 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及びカートリッジ、カートリッジに搭載される記憶装置 |
RU2324212C2 (ru) * | 2003-05-14 | 2008-05-10 | Кэнон Кабусики Кайся | Устройство формирования изображения, картридж и устройство хранения, установленное на картридже |
US9296214B2 (en) | 2004-07-02 | 2016-03-29 | Zih Corp. | Thermal print head usage monitor and method for using the monitor |
JP2007041348A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US8721203B2 (en) | 2005-10-06 | 2014-05-13 | Zih Corp. | Memory system and method for consumables of a printer |
JP6528512B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-06-12 | ブラザー工業株式会社 | サーバ装置、および制御プログラム |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6435579A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-06 | Toshiba Corp | Image forming device |
US4932356A (en) * | 1987-12-04 | 1990-06-12 | Konica Corporation | Toner control device |
US4956668A (en) * | 1988-07-05 | 1990-09-11 | Eastman Kodak Company | Developer mix monitoring for replaceable developer stations |
US4961088A (en) * | 1989-04-20 | 1990-10-02 | Xerox Corporation | Monitor/warranty system for electrostatographic reproducing machines using replaceable cartridges |
US5095335A (en) | 1989-09-19 | 1992-03-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Copier with retractable charging unit to prevent damage to drum when removing process cartridge |
DE69103545T2 (de) | 1990-02-17 | 1995-01-12 | Canon Kk | Arbeitseinheit und Bilderzeugungsgerät mit einer solchen Einheit. |
JPH0887213A (ja) * | 1994-09-16 | 1996-04-02 | Konica Corp | 画像形成装置 |
JP3445040B2 (ja) * | 1995-10-09 | 2003-09-08 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US5923917A (en) * | 1995-10-25 | 1999-07-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, and a cartridge having a developer container detachably mountable on such apparatus |
EP0782050B1 (en) | 1995-12-26 | 2003-05-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Service life informing device for charged image carrying member, informing method thereof, and image forming apparatus |
JP3869877B2 (ja) * | 1996-01-09 | 2007-01-17 | キヤノン株式会社 | 電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ及び現像装置 |
-
2000
- 2000-02-01 JP JP2000024053A patent/JP2001215785A/ja active Pending
-
2001
- 2001-01-30 US US09/771,570 patent/US6621989B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7266313B2 (en) | 2002-06-10 | 2007-09-04 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device and system that use consumable items and method of changing consumable items |
JP2010038972A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2013221974A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2021128275A (ja) * | 2020-02-14 | 2021-09-02 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP7447528B2 (ja) | 2020-02-14 | 2024-03-12 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20010028802A1 (en) | 2001-10-11 |
US6621989B2 (en) | 2003-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6587649B1 (en) | Image forming apparatus, cartridge detachably mountable to the image forming apparatus, developer remainder displaying method and system | |
US6584291B1 (en) | Image forming apparatus for calculating a printable number of sheets and a cartridge detachably mountable to the apparatus comprising a memory for storing data representing a present amount of developer | |
US6347198B1 (en) | Image forming apparatus having developer amount detecting means and cartridge detachably mountable on the apparatus having a memory for storing information on the amount of developer detected by detecting means | |
US7068955B2 (en) | Image forming apparatus having developer amount detector | |
JP2001215785A (ja) | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ | |
JP2002062723A (ja) | 画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なユニット及び現像剤残量表示システム | |
JP4573978B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3442015B2 (ja) | 画像形成装置、カートリッジ及びユニット | |
JP2002196576A (ja) | カートリッジ、画像形成装置、及び画像形成システム | |
JP3897500B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4355408B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4794751B2 (ja) | 現像剤量検知システム及び画像形成装置 | |
JP3897505B2 (ja) | 異常検知システム | |
JP3912947B2 (ja) | 異常検知システム | |
JP3957935B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4769368B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4065478B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002132030A (ja) | カートリッジ、画像形成装置、及び画像形成システム | |
JP2002132029A (ja) | カートリッジ、画像形成装置、及び画像形成システム | |
JP2001290357A (ja) | 電子写真画像形成装置、カートリッジ、及びプロセスカートリッジ | |
JP4298094B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4724310B2 (ja) | 現像剤量検知システム及び画像形成装置 | |
JP3492263B2 (ja) | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ | |
JP2003149932A (ja) | 異常検知システム及び現像剤残量表示システム | |
JP2001125378A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |