JP2001211641A - 電源回路 - Google Patents
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- JP2001211641A JP2001211641A JP2000012222A JP2000012222A JP2001211641A JP 2001211641 A JP2001211641 A JP 2001211641A JP 2000012222 A JP2000012222 A JP 2000012222A JP 2000012222 A JP2000012222 A JP 2000012222A JP 2001211641 A JP2001211641 A JP 2001211641A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタ装置用スイッチング電源回路におい
て、幅広い負荷変動に対応した高効率の電源回路を提供
する。 【解決手段】 電圧変換用トランス1と、電圧変換用ト
ランス1の一次側電流を制御する主スイッチング素子と
しての大電力用トランジスタ2と、大電力用トランスタ
2に並列接続された副スイッチング素子としての小電力
用トランジスタ3と、軽負荷時に小電力用トランジスタ
3を最適駆動するように設定された駆動回路4aと、最
大出力時に大電力用トランジスタ2を最適駆動するよう
設定された駆動回路5aと、大電力用トランジスタ2と
小電力用トランジスタ3のそれぞれに流れる電流を切替
制御回路8aで検出し、大電力用トランジスタ2と小電
力用トランジスタ3の電流値に応じて電流経路を切り替
えることにより、高効率特性を得る。
て、幅広い負荷変動に対応した高効率の電源回路を提供
する。 【解決手段】 電圧変換用トランス1と、電圧変換用ト
ランス1の一次側電流を制御する主スイッチング素子と
しての大電力用トランジスタ2と、大電力用トランスタ
2に並列接続された副スイッチング素子としての小電力
用トランジスタ3と、軽負荷時に小電力用トランジスタ
3を最適駆動するように設定された駆動回路4aと、最
大出力時に大電力用トランジスタ2を最適駆動するよう
設定された駆動回路5aと、大電力用トランジスタ2と
小電力用トランジスタ3のそれぞれに流れる電流を切替
制御回路8aで検出し、大電力用トランジスタ2と小電
力用トランジスタ3の電流値に応じて電流経路を切り替
えることにより、高効率特性を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置等の
変動の激しい負荷に対応する電源回路に関し、特に電圧
変換効率が高い電源回路に関するものである。
変動の激しい負荷に対応する電源回路に関し、特に電圧
変換効率が高い電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばプリンタ装置のように負荷の変動
が激しい機器に用いる電源回路は、一般的に最大出力、
若しくは最も頻繁に使われる出力容量において最適な効
率を発揮するように設計されているため、軽負荷時若し
くは無負荷状態における効率特性は悪化しているのが一
般的である。
が激しい機器に用いる電源回路は、一般的に最大出力、
若しくは最も頻繁に使われる出力容量において最適な効
率を発揮するように設計されているため、軽負荷時若し
くは無負荷状態における効率特性は悪化しているのが一
般的である。
【0003】しかし近年、省エネ化の必要性が社会的に
叫ばれており、待機状態における軽負荷時に電源効率を
向上させることが要求されている。
叫ばれており、待機状態における軽負荷時に電源効率を
向上させることが要求されている。
【0004】この要請に応えるために、例えば特開平0
9−047021号公報に開示された電源回路では、ス
イッチングトランジスタにコンデンサを並列に接続し、
このコンデンサのオン・オフ制御を行うことにより、並
列接続のトランジスタとコンデンサからなる回路の共振
動作を利用して、電源回路の効率を改善することを提案
している。
9−047021号公報に開示された電源回路では、ス
イッチングトランジスタにコンデンサを並列に接続し、
このコンデンサのオン・オフ制御を行うことにより、並
列接続のトランジスタとコンデンサからなる回路の共振
動作を利用して、電源回路の効率を改善することを提案
している。
【0005】またトランジスタの電流容量の不足のため
に、複数の容量の等しいトランジスタを並列駆動する例
もあるが、この方法は変換効率の改善にはなり得ない。
に、複数の容量の等しいトランジスタを並列駆動する例
もあるが、この方法は変換効率の改善にはなり得ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
特開平09−047021号公報の電源回路では、主ス
イッチング素子の駆動条件は、最大出力若しくは最も頻
繁に使われる出力容量において最適な効率となるよう設
計されており、出力負荷が大きく変動するような場合に
は、駆動回路が出力電力に応じて最適な駆動を行うよう
な回路構成になっていない。
特開平09−047021号公報の電源回路では、主ス
イッチング素子の駆動条件は、最大出力若しくは最も頻
繁に使われる出力容量において最適な効率となるよう設
計されており、出力負荷が大きく変動するような場合に
は、駆動回路が出力電力に応じて最適な駆動を行うよう
な回路構成になっていない。
【0007】また従来の主スイッチング素子は、軽負荷
時には主スイッチング素子のオン時間を大幅に絞り込む
ために高速でスイッチング動作する必要があるが、最大
出力に合わせて大電力用トランジスタを選定している。
ここに、大電力用トランジスタは、小電力用トランジス
タに比べて一般的にスイッチング速度が遅く、オン時の
飽和電圧若しくは飽和オン抵抗は高いため、小電力用ト
ランジスタよりもスイッチング動作が遅くなり、上述し
た技術では、軽負荷時に高速にスイッチング動作を行う
ことができないという問題がある。
時には主スイッチング素子のオン時間を大幅に絞り込む
ために高速でスイッチング動作する必要があるが、最大
出力に合わせて大電力用トランジスタを選定している。
ここに、大電力用トランジスタは、小電力用トランジス
タに比べて一般的にスイッチング速度が遅く、オン時の
飽和電圧若しくは飽和オン抵抗は高いため、小電力用ト
ランジスタよりもスイッチング動作が遅くなり、上述し
た技術では、軽負荷時に高速にスイッチング動作を行う
ことができないという問題がある。
【0008】このため、特開平09−047021号公
報の電源回路を出力変動が激しいプリンタ装置に適用し
ても、そのプリンタ装置は電源投入しているそのほとん
どの時間が待機状態で放置されて軽負荷時に最適な駆動
となっていないために、その変換効率は悪化して、30
%〜50%の範囲の効率値となることが予測され、エネ
ルギーを浪費するという問題がある。
報の電源回路を出力変動が激しいプリンタ装置に適用し
ても、そのプリンタ装置は電源投入しているそのほとん
どの時間が待機状態で放置されて軽負荷時に最適な駆動
となっていないために、その変換効率は悪化して、30
%〜50%の範囲の効率値となることが予測され、エネ
ルギーを浪費するという問題がある。
【0009】本発明の目的は、負荷条件が大きく変動し
ても軽負荷時から重負荷時まで幅広く高い変換効率を維
持できる電源回路を提供することにある。
ても軽負荷時から重負荷時まで幅広く高い変換効率を維
持できる電源回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る電源回路は、無負荷或いは軽負荷から
重負荷まで大きく変動する負荷に対応して電圧変換を行
う電源回路であって、重負荷時の出力を担う主スイッチ
ング素子と無負荷或いは軽負荷時の出力を担う副スイッ
チング素子を並列接続し、前記主スイッチング素子と副
スイッチング素子をそれぞれ個別に駆動制御する駆動回
路と、前記スイッチング素子に流れる電流値を検出して
前記主スイッチング素子と副スイッチング素子を切替駆
動する信号を出力する切替制御回路とを含むものであ
る。
め、本発明に係る電源回路は、無負荷或いは軽負荷から
重負荷まで大きく変動する負荷に対応して電圧変換を行
う電源回路であって、重負荷時の出力を担う主スイッチ
ング素子と無負荷或いは軽負荷時の出力を担う副スイッ
チング素子を並列接続し、前記主スイッチング素子と副
スイッチング素子をそれぞれ個別に駆動制御する駆動回
路と、前記スイッチング素子に流れる電流値を検出して
前記主スイッチング素子と副スイッチング素子を切替駆
動する信号を出力する切替制御回路とを含むものであ
る。
【0011】また前記切替制御回路は、前記スイッチン
グ素子の切替駆動信号に基いて前記主スイッチング素子
或いは前記副スイッチング素子の電流路を選択的に遮断
するものである。
グ素子の切替駆動信号に基いて前記主スイッチング素子
或いは前記副スイッチング素子の電流路を選択的に遮断
するものである。
【0012】また前記切替制御回路は、前記スイッチン
グ素子の切替駆動信号を前記スイッチング素子をそれぞ
れ個別に駆動制御する前記駆動回路に選択的に出力する
ものであり、前記駆動回路は、前記スイッチング素子の
切替駆動信号を入力として対応する前記スイッチング素
子の駆動を制御するものである。
グ素子の切替駆動信号を前記スイッチング素子をそれぞ
れ個別に駆動制御する前記駆動回路に選択的に出力する
ものであり、前記駆動回路は、前記スイッチング素子の
切替駆動信号を入力として対応する前記スイッチング素
子の駆動を制御するものである。
【0013】また前記主スイッチング素子として、電源
回路の最大出力値を出力する大電力用トランジスタを用
い、前記副スイッチング素子として、前記大電流用トラ
ンジスタと比較してスイッチング速度が速く、オン時の
飽和電圧若しくは飽和オン抵抗が低く、大電流用トラン
ジスタよりも高効率なスイッチング動作が可能な小電力
用トランジスタを用いるものである。
回路の最大出力値を出力する大電力用トランジスタを用
い、前記副スイッチング素子として、前記大電流用トラ
ンジスタと比較してスイッチング速度が速く、オン時の
飽和電圧若しくは飽和オン抵抗が低く、大電流用トラン
ジスタよりも高効率なスイッチング動作が可能な小電力
用トランジスタを用いるものである。
【0014】また無負荷に近い領域において前記副スイ
ッチング素子又は前記小電力用トランジスタのみを駆動
し、軽負荷時に前記副スイッチング素子又は前記小電力
用トランジスタと前記主スイッチング素子又は前記大電
力用トランジスタとによる並列回路を駆動し、最大出力
に近い領域において前記主スイッチング素子又は前記大
電力用トランジスタのみを駆動するように切替えるもの
である。
ッチング素子又は前記小電力用トランジスタのみを駆動
し、軽負荷時に前記副スイッチング素子又は前記小電力
用トランジスタと前記主スイッチング素子又は前記大電
力用トランジスタとによる並列回路を駆動し、最大出力
に近い領域において前記主スイッチング素子又は前記大
電力用トランジスタのみを駆動するように切替えるもの
である。
【0015】また前記切替制御回路は、前記主スイッチ
ング素子と前記副スイッチング素子にそれぞれ流れる電
流値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御する信
号を出力するものである。
ング素子と前記副スイッチング素子にそれぞれ流れる電
流値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御する信
号を出力するものである。
【0016】また前記切替制御回路は、前記主スイッチ
ング素子と前記副スイッチング素子に流れる電流が重畳
した電流値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御
する信号を出力するものである。
ング素子と前記副スイッチング素子に流れる電流が重畳
した電流値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御
する信号を出力するものである。
【0017】また前記切替制御回路は、前記スイッチン
グ素子から電圧変換用トランスの一次側に供給される電
流値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御する信
号を出力するものである。
グ素子から電圧変換用トランスの一次側に供給される電
流値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御する信
号を出力するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
より説明する。
より説明する。
【0019】図に示すように本発明に係る電源回路は、
無負荷或いは軽負荷から重負荷まで大きく変動する負荷
に対応して電圧変換を行う電源回路であって、重負荷時
の出力を担う主スイッチング素子2と無負荷或いは軽負
荷時の出力を担う副スイッチング素子3を並列接続し、
前記主スイッチング素子2と副スイッチング素子3をそ
れぞれ個別に駆動制御する駆動回路4a,5a,4b,
5bと、前記スイッチング素子2,3に流れる電流値を
検出して前記主スイッチング素子2と副スイッチング素
子3を切替駆動する信号を出力する切替制御回路8a,
8bとを含むことを特徴とするものである。
無負荷或いは軽負荷から重負荷まで大きく変動する負荷
に対応して電圧変換を行う電源回路であって、重負荷時
の出力を担う主スイッチング素子2と無負荷或いは軽負
荷時の出力を担う副スイッチング素子3を並列接続し、
前記主スイッチング素子2と副スイッチング素子3をそ
れぞれ個別に駆動制御する駆動回路4a,5a,4b,
5bと、前記スイッチング素子2,3に流れる電流値を
検出して前記主スイッチング素子2と副スイッチング素
子3を切替駆動する信号を出力する切替制御回路8a,
8bとを含むことを特徴とするものである。
【0020】図1に示す前記切替制御回路8aは、前記
主スイッチング素子2と前記副スイッチング素子3の電
流路に流れる電流値をそれぞれ個別に検出して前記主ス
イッチング素子2と副スイッチング素子3を切替駆動す
る信号を出力し、かつ前記スイッチング素子の切替駆動
信号に基いて前記主スイッチング素子2或いは前記副ス
イッチング素子3の電流路を選択的に遮断するようにな
っている。
主スイッチング素子2と前記副スイッチング素子3の電
流路に流れる電流値をそれぞれ個別に検出して前記主ス
イッチング素子2と副スイッチング素子3を切替駆動す
る信号を出力し、かつ前記スイッチング素子の切替駆動
信号に基いて前記主スイッチング素子2或いは前記副ス
イッチング素子3の電流路を選択的に遮断するようにな
っている。
【0021】また図2に示す前記切替制御回路8bは、
前記スイッチング素子2,3の切替駆動信号を前記スイ
ッチング素子2,3をそれぞれ個別に駆動制御する前記
駆動回路4b,5bに選択的に出力するものであり、前
記駆動回路4b,5bは、前記スイッチング素子の切替
駆動信号を入力として対応する前記スイッチング素子
2,3の駆動を制御するようになっている。
前記スイッチング素子2,3の切替駆動信号を前記スイ
ッチング素子2,3をそれぞれ個別に駆動制御する前記
駆動回路4b,5bに選択的に出力するものであり、前
記駆動回路4b,5bは、前記スイッチング素子の切替
駆動信号を入力として対応する前記スイッチング素子
2,3の駆動を制御するようになっている。
【0022】そして無負荷に近い領域において前記副ス
イッチング素子3のみを駆動し、軽負荷時に前記副スイ
ッチング素子3と前記主スイッチング素子2による並列
回路を駆動し、最大出力に近い領域において前記主スイ
ッチング素子2のみを駆動するように切替えて電圧変換
を行うようになっている。
イッチング素子3のみを駆動し、軽負荷時に前記副スイ
ッチング素子3と前記主スイッチング素子2による並列
回路を駆動し、最大出力に近い領域において前記主スイ
ッチング素子2のみを駆動するように切替えて電圧変換
を行うようになっている。
【0023】また図1に示す前記切替制御回路8aは、
前記主スイッチング素子2と副スイッチング素子3にそ
れぞれ流れる電流値を検出して前記スイッチング素子
2,3を駆動制御する信号を出力するようになってお
り、一方、図2に示す前記切替制御回路8bは、前記主
スイッチング素子2と副スイッチング素子に流れる電流
が重畳した電流値を検出して前記スイッチング素子2,
3を駆動制御する信号を出力するようになっているが、
これに限定されるものではなく、前記切替制御回路8
a,8bは、前記スイッチング素子2,3から電圧変換
用トランス1の一次側に供給される電流値を検出して前
記スイッチング素子2,3を駆動制御する信号を出力す
るようにしてもよいものである。
前記主スイッチング素子2と副スイッチング素子3にそ
れぞれ流れる電流値を検出して前記スイッチング素子
2,3を駆動制御する信号を出力するようになってお
り、一方、図2に示す前記切替制御回路8bは、前記主
スイッチング素子2と副スイッチング素子に流れる電流
が重畳した電流値を検出して前記スイッチング素子2,
3を駆動制御する信号を出力するようになっているが、
これに限定されるものではなく、前記切替制御回路8
a,8bは、前記スイッチング素子2,3から電圧変換
用トランス1の一次側に供給される電流値を検出して前
記スイッチング素子2,3を駆動制御する信号を出力す
るようにしてもよいものである。
【0024】以上のように本発明によれば、重負荷時の
出力を担う主スイッチング素子2と無負荷或いは軽負荷
時の出力を担う副スイッチング素子3を並列接続し、こ
れらのスイッチング素子2,3の駆動を出力電力若しく
は電圧変換用トランス1の一次側電流値に応じて切替え
て駆動制御するため、出力変動が激しい例えばプリンタ
装置に適用した場合に、そのプリンタ装置は電源投入し
ているそのほとんどの時間が待機状態で放置されている
状態では、その負荷状態に最適な副スイッチング素子3
による駆動となり、無負荷或いは軽負荷から重負荷の範
囲において主スイッチング素子2と副スイッチング素子
3との並列若しくは単独で動作することとなり、プリン
タ装置が待機時となった軽負荷時もしくは無負荷状態で
も高効率の変換効率を得ることができ、エネルギーの浪
費を抑えることができる。
出力を担う主スイッチング素子2と無負荷或いは軽負荷
時の出力を担う副スイッチング素子3を並列接続し、こ
れらのスイッチング素子2,3の駆動を出力電力若しく
は電圧変換用トランス1の一次側電流値に応じて切替え
て駆動制御するため、出力変動が激しい例えばプリンタ
装置に適用した場合に、そのプリンタ装置は電源投入し
ているそのほとんどの時間が待機状態で放置されている
状態では、その負荷状態に最適な副スイッチング素子3
による駆動となり、無負荷或いは軽負荷から重負荷の範
囲において主スイッチング素子2と副スイッチング素子
3との並列若しくは単独で動作することとなり、プリン
タ装置が待機時となった軽負荷時もしくは無負荷状態で
も高効率の変換効率を得ることができ、エネルギーの浪
費を抑えることができる。
【0025】次に本発明の具体例を用いて詳細に説明す
る。
る。
【0026】(実施形態1)図1は、本発明に係る実施
形態1に係る電源回路を示す回路構成図である。
形態1に係る電源回路を示す回路構成図である。
【0027】図1に示す本発明の実施形態1に係る電源
回路は、電圧変換用トランス1と、電圧変換用トランス
1の一次側電流値を制御する主スイッチング素子として
の大電力用トランジスタ2と、大電力用トランジスタ2
に並列接続された副スイッチング素子としての小電力用
トランジスタ3と、軽負荷時に小電力用トランジスタ3
を最適駆動するよう設定された駆動回路4aと、最大出
力時に大電力用トランジスタ2を最適駆動するよう設定
された駆動回路5aと、大電力用トランジスタ2と小電
力用トランジスタ3のそれぞれに流れる電流値を電流検
出回路6,7で検出して前記主スイッチング素子と副ス
イッチング素子を切替駆動する信号を出力する切替制御
回路8aとを含んでいる。
回路は、電圧変換用トランス1と、電圧変換用トランス
1の一次側電流値を制御する主スイッチング素子として
の大電力用トランジスタ2と、大電力用トランジスタ2
に並列接続された副スイッチング素子としての小電力用
トランジスタ3と、軽負荷時に小電力用トランジスタ3
を最適駆動するよう設定された駆動回路4aと、最大出
力時に大電力用トランジスタ2を最適駆動するよう設定
された駆動回路5aと、大電力用トランジスタ2と小電
力用トランジスタ3のそれぞれに流れる電流値を電流検
出回路6,7で検出して前記主スイッチング素子と副ス
イッチング素子を切替駆動する信号を出力する切替制御
回路8aとを含んでいる。
【0028】さらに図1に示すように前記切替制御回路
8aは、大電力用トランジスタ2と小電力用トランジス
タ3のそれぞれに流れる電流値をそれぞれ個別に検出し
て前記大電力用トランジスタ2と小電力用トランジスタ
3を切替駆動する信号を出力し、かつ前記トランジスタ
2,3の切替駆動信号に基いて前記大電力用トランジス
タ2と小電力用トランジスタ3の電流路をスイッチ9,
10により選択的に遮断するようになっている。
8aは、大電力用トランジスタ2と小電力用トランジス
タ3のそれぞれに流れる電流値をそれぞれ個別に検出し
て前記大電力用トランジスタ2と小電力用トランジスタ
3を切替駆動する信号を出力し、かつ前記トランジスタ
2,3の切替駆動信号に基いて前記大電力用トランジス
タ2と小電力用トランジスタ3の電流路をスイッチ9,
10により選択的に遮断するようになっている。
【0029】以下、本発明の実施形態1に係る電源回路
の動作につき説明する。図1に示す電圧変換用トランス
1の一次側電流値は、電源回路(大電力用トランジスタ
2,小電力用トランジスタ3)の出力電力に応じて変化
する。
の動作につき説明する。図1に示す電圧変換用トランス
1の一次側電流値は、電源回路(大電力用トランジスタ
2,小電力用トランジスタ3)の出力電力に応じて変化
する。
【0030】図1に示す自励式フライバック回路方式に
おける電圧変換用トランス1の一次側電流値は、スイッ
チング素子としてのトランジスタがオンすると電圧変換
用トランス1のインダクタンスと印加電圧に応じた傾き
で増大し、あるピーク値で電流は制限されスイッチング
素子としてのトランジスタは瞬間的にオフに転換され
る。
おける電圧変換用トランス1の一次側電流値は、スイッ
チング素子としてのトランジスタがオンすると電圧変換
用トランス1のインダクタンスと印加電圧に応じた傾き
で増大し、あるピーク値で電流は制限されスイッチング
素子としてのトランジスタは瞬間的にオフに転換され
る。
【0031】このトランジスタがオフに転換する際に発
生するスイッチングロスが電源回路の大きな効率低下の
要因となっている。
生するスイッチングロスが電源回路の大きな効率低下の
要因となっている。
【0032】大電力用トランジスタ2は、電源回路の最
大出力値を出力するように選定されており、電源出力の
主たる電力は、大電力用トランジスタ2に流れる一次電
流によってコンバートしている。図1に示すように、大
電力用トランジスタ2が駆動している状態ではスイッチ
9の接点が閉じられている。
大出力値を出力するように選定されており、電源出力の
主たる電力は、大電力用トランジスタ2に流れる一次電
流によってコンバートしている。図1に示すように、大
電力用トランジスタ2が駆動している状態ではスイッチ
9の接点が閉じられている。
【0033】図3に示すように、大電力用トランジスタ
2は主に最大出力時若しくは最も使用頻度の高い出力電
力時に変換効率特性T1が最適となるように駆動回路5
aで駆動制御されており(大電力用トランジスタ2の動
作領域R1)、そのため、軽負荷時の変換効率特性T1
は低下する。また軽負荷時の変換効率特性T1が低下す
る現象は、大電力用トランジスタ2の電流路を流れる電
流値が低下する現象として現れるため、切替制御回路8
aは、大電力用トランジスタ2に流れる電流値を電流検
出回路6で個別に検出し、大電力用トランジスタ2の駆
動による軽負荷時の変換効率特性T1が低下したことを
察知して、トランジスタの切替駆動信号を出力し、小電
力用トランジスタ3側のスイッチ10の接点を閉じるよ
うに動作する。
2は主に最大出力時若しくは最も使用頻度の高い出力電
力時に変換効率特性T1が最適となるように駆動回路5
aで駆動制御されており(大電力用トランジスタ2の動
作領域R1)、そのため、軽負荷時の変換効率特性T1
は低下する。また軽負荷時の変換効率特性T1が低下す
る現象は、大電力用トランジスタ2の電流路を流れる電
流値が低下する現象として現れるため、切替制御回路8
aは、大電力用トランジスタ2に流れる電流値を電流検
出回路6で個別に検出し、大電力用トランジスタ2の駆
動による軽負荷時の変換効率特性T1が低下したことを
察知して、トランジスタの切替駆動信号を出力し、小電
力用トランジスタ3側のスイッチ10の接点を閉じるよ
うに動作する。
【0034】したがって本発明の実施形態1において
は、軽負荷時の大電力用トランジスタ2の駆動による変
換効率特性T1が劣化する領域においては、小電力用ト
ランジスタ3側のスイッチ10の接点が閉じられ、大電
力用トランジスタ2の駆動に加えて、小電力用トランジ
スタ3は軽負荷時に最適となるように駆動回路4aによ
って駆動制御されて駆動し、前記変換効率特性T1が劣
化する領域では、大電力用トランジスタ2と小電力用ト
ランジスタ3の並列動作によって電圧変換が実行してい
る。この領域は図3にトランジスタ2,3の並列動作領
域R2として表記している。
は、軽負荷時の大電力用トランジスタ2の駆動による変
換効率特性T1が劣化する領域においては、小電力用ト
ランジスタ3側のスイッチ10の接点が閉じられ、大電
力用トランジスタ2の駆動に加えて、小電力用トランジ
スタ3は軽負荷時に最適となるように駆動回路4aによ
って駆動制御されて駆動し、前記変換効率特性T1が劣
化する領域では、大電力用トランジスタ2と小電力用ト
ランジスタ3の並列動作によって電圧変換が実行してい
る。この領域は図3にトランジスタ2,3の並列動作領
域R2として表記している。
【0035】以上のように本発明の実施形態では、軽負
荷時の小電力用トランジスタ3の駆動による変換効率特
性T2と大電力用トランジスタ2の駆動による変換効率
特性T1を相乗させて2つのトランジスタ2,3の駆動
による合成変換効率特性T3を高効率状態に維持するよ
うにしている。
荷時の小電力用トランジスタ3の駆動による変換効率特
性T2と大電力用トランジスタ2の駆動による変換効率
特性T1を相乗させて2つのトランジスタ2,3の駆動
による合成変換効率特性T3を高効率状態に維持するよ
うにしている。
【0036】また図3に示すように電源回路の出力が無
負荷となる領域付近においては、大電力用トランジスタ
2の駆動による変換効率特性T1が著しく低下するた
め、大電力用トランジスタ2の駆動による変換効率の向
上を期待することが不可能である。その軽負荷時の変換
効率特性T1の著しい低下現象は、大電力用トランジス
タ2の電流路を流れる電流値が著しく低下する現象とし
て現れるため、切替制御回路8aは、大電力用トランジ
スタ2に流れる電流値を電流検出回路6で個別に検出
し、大電力用トランジスタ2の駆動による軽負荷時の変
換効率特性T1が著しく低下したことを察知して、トラ
ンジスタの切替駆動信号を出力し、大電力用トランジス
タ2側のスイッチ9の接点を開くように動作する。
負荷となる領域付近においては、大電力用トランジスタ
2の駆動による変換効率特性T1が著しく低下するた
め、大電力用トランジスタ2の駆動による変換効率の向
上を期待することが不可能である。その軽負荷時の変換
効率特性T1の著しい低下現象は、大電力用トランジス
タ2の電流路を流れる電流値が著しく低下する現象とし
て現れるため、切替制御回路8aは、大電力用トランジ
スタ2に流れる電流値を電流検出回路6で個別に検出
し、大電力用トランジスタ2の駆動による軽負荷時の変
換効率特性T1が著しく低下したことを察知して、トラ
ンジスタの切替駆動信号を出力し、大電力用トランジス
タ2側のスイッチ9の接点を開くように動作する。
【0037】したがって本発明の実施形態では、電源回
路の出力が無負荷となる領域付近においては、大電力用
トランジスタ2の駆動による変換効率特性T1が著しく
低下する領域では、大電力用トランジスタ2側のスイッ
チ9の接点を開き、大電力用トランジスタ2をオフして
動作を止め、小電力用トランジスタ3の動作を妨げない
よう配慮する。小電力用トランジスタ3が駆動する範囲
を図3にトランジスタ3の動作領域R3として表記して
いる。
路の出力が無負荷となる領域付近においては、大電力用
トランジスタ2の駆動による変換効率特性T1が著しく
低下する領域では、大電力用トランジスタ2側のスイッ
チ9の接点を開き、大電力用トランジスタ2をオフして
動作を止め、小電力用トランジスタ3の動作を妨げない
よう配慮する。小電力用トランジスタ3が駆動する範囲
を図3にトランジスタ3の動作領域R3として表記して
いる。
【0038】またトランジスタ3はトランジスタである
ため、電源回路の最大出力に近い領域においては、その
電流値は最大絶対定格を超えてしまうこととなる。切替
制御回路8aは、小電力用トランジスタ3に流れる電流
値を電流検出回路7で個別に検出し、小電力用トランジ
スタ3を流れる電流値が最大絶対定格値を超えた時点で
電源回路の最大出力に近い領域付近に移行したことを察
知して、トランジスタの切替駆動信号を出力し、小電力
用トランジスタ3側のスイッチ10の接点を開くように
動作する。したがって電圧変換用トランス1の一次側電
流値がある一定値以上になった場合には小電力用トラン
ジスタ3をオフして、大電力用トランジスタ2のみを駆
動する。
ため、電源回路の最大出力に近い領域においては、その
電流値は最大絶対定格を超えてしまうこととなる。切替
制御回路8aは、小電力用トランジスタ3に流れる電流
値を電流検出回路7で個別に検出し、小電力用トランジ
スタ3を流れる電流値が最大絶対定格値を超えた時点で
電源回路の最大出力に近い領域付近に移行したことを察
知して、トランジスタの切替駆動信号を出力し、小電力
用トランジスタ3側のスイッチ10の接点を開くように
動作する。したがって電圧変換用トランス1の一次側電
流値がある一定値以上になった場合には小電力用トラン
ジスタ3をオフして、大電力用トランジスタ2のみを駆
動する。
【0039】以上のように本発明の実施形態では、無負
荷に近い領域においては小電力用トランジスタ3のみを
駆動し、軽負荷時には小電力用トランジスタ3と大電力
用トランジスタ2による並列回路を駆動し、最大出力に
近い領域においては大電力用トランジスタ2のみを駆動
するように切替えるため、それぞれの領域において最適
なトランス駆動を行うことができることとなる。
荷に近い領域においては小電力用トランジスタ3のみを
駆動し、軽負荷時には小電力用トランジスタ3と大電力
用トランジスタ2による並列回路を駆動し、最大出力に
近い領域においては大電力用トランジスタ2のみを駆動
するように切替えるため、それぞれの領域において最適
なトランス駆動を行うことができることとなる。
【0040】二つのトランジスタ2,3による切替えと
並列駆動による本発明の電圧変換効率特性を図3にトラ
ンジスタ2,3の双方による合成変換効率特性T3とし
て表記している。
並列駆動による本発明の電圧変換効率特性を図3にトラ
ンジスタ2,3の双方による合成変換効率特性T3とし
て表記している。
【0041】大電力用トランジスタ2のみの駆動を行っ
た場合には、無負荷時には約30%まで変換効率が低下
するが、本発明の実施形態では、その領域のスイッチン
グを軽負荷・無負荷時に最適な小電力用トランジスタ3
に切替えることにより、大幅に効率を改善することがで
きる。さらにトランジスタ2,3の双方がある程度の効
率を得ることができる領域においては、2つのトランジ
スタ2,3の双方を並列に駆動することにより、トラン
ジスタオン時の飽和電圧を下げて、効率改善を行うこと
ができる。
た場合には、無負荷時には約30%まで変換効率が低下
するが、本発明の実施形態では、その領域のスイッチン
グを軽負荷・無負荷時に最適な小電力用トランジスタ3
に切替えることにより、大幅に効率を改善することがで
きる。さらにトランジスタ2,3の双方がある程度の効
率を得ることができる領域においては、2つのトランジ
スタ2,3の双方を並列に駆動することにより、トラン
ジスタオン時の飽和電圧を下げて、効率改善を行うこと
ができる。
【0042】また副スイッチング素子として用いた小電
力用トランジスタ3は、主スイッチング素子として用い
た大電力用トランジスタ2と比較して一般的にスイッチ
ング速度が速く、オン時の飽和電圧若しくは飽和オン抵
抗は低いため、大電力用トランジスタよりも高効率でス
イッチング動作ができるため、軽負荷時にスイッチング
ロスを極めて微小として最適駆動となるように駆動制御
することが個別に設定でき、しかも主スイッチング素子
として用いた大電力用トランジスタ2と並列若しくは単
独で動作するため、軽負荷時の変換効率を改善すること
ができる。
力用トランジスタ3は、主スイッチング素子として用い
た大電力用トランジスタ2と比較して一般的にスイッチ
ング速度が速く、オン時の飽和電圧若しくは飽和オン抵
抗は低いため、大電力用トランジスタよりも高効率でス
イッチング動作ができるため、軽負荷時にスイッチング
ロスを極めて微小として最適駆動となるように駆動制御
することが個別に設定でき、しかも主スイッチング素子
として用いた大電力用トランジスタ2と並列若しくは単
独で動作するため、軽負荷時の変換効率を改善すること
ができる。
【0043】したがって、例えば出力変動が激しいプリ
ンタ装置に適用した場合に、そのプリンタ装置が待機時
となった軽負荷時若しくは無負荷状態でも高効率の変換
効率を得ることができ、エネルギーの浪費を抑えること
ができる。
ンタ装置に適用した場合に、そのプリンタ装置が待機時
となった軽負荷時若しくは無負荷状態でも高効率の変換
効率を得ることができ、エネルギーの浪費を抑えること
ができる。
【0044】(実施形態2)図2は、本発明に係る実施
形態2に係る電源回路を示す回路構成図である。
形態2に係る電源回路を示す回路構成図である。
【0045】図2に示す本発明の実施形態2に係る電源
回路は、電圧変換用トランス1と、電圧変換用トランス
1の一次側電流値を制御する主スイッチング素子として
の大電力用トランジスタ2と、大電力用トランジスタ2
に並列接続された副スイッチング素子としての小電力用
トランジスタ3と、軽負荷時に小電力用トランジスタ3
を最適駆動するよう設定された駆動回路4bと、最大出
力時に大電力用トランジスタ2を最適駆動するよう設定
された駆動回路5bと、大電力用トランジスタ2,小電
力用トランジスタ3に流れる電流値を電流検出回路11
で検出して前記主スイッチング素子と副スイッチング素
子を切替駆動する信号を出力する切替制御回路8bとを
含んでいる。
回路は、電圧変換用トランス1と、電圧変換用トランス
1の一次側電流値を制御する主スイッチング素子として
の大電力用トランジスタ2と、大電力用トランジスタ2
に並列接続された副スイッチング素子としての小電力用
トランジスタ3と、軽負荷時に小電力用トランジスタ3
を最適駆動するよう設定された駆動回路4bと、最大出
力時に大電力用トランジスタ2を最適駆動するよう設定
された駆動回路5bと、大電力用トランジスタ2,小電
力用トランジスタ3に流れる電流値を電流検出回路11
で検出して前記主スイッチング素子と副スイッチング素
子を切替駆動する信号を出力する切替制御回路8bとを
含んでいる。
【0046】さらに図2に示すように前記切替制御回路
8aは、前記大電力用トランジスタ2と小電力用トラン
ジスタ3に流れる電流が重畳した電流値を検出して前記
大電力用トランジスタ2と小電力用トランジスタ3を切
替駆動する信号を駆動回路4b,5bに選択的に出力す
るようになっており、前記駆動回路4b,5bは、前記
スイッチング素子の切替駆動信号を入力として対応する
トランジスタ2,3の駆動を制御するようになってい
る。
8aは、前記大電力用トランジスタ2と小電力用トラン
ジスタ3に流れる電流が重畳した電流値を検出して前記
大電力用トランジスタ2と小電力用トランジスタ3を切
替駆動する信号を駆動回路4b,5bに選択的に出力す
るようになっており、前記駆動回路4b,5bは、前記
スイッチング素子の切替駆動信号を入力として対応する
トランジスタ2,3の駆動を制御するようになってい
る。
【0047】実施形態1と同様に大電力用トランジスタ
は、電源回路の最大出力値を出力するように選定されて
おり、電源出力の主たる電力は、大電力用トランジスタ
2に流れる一次電流によってコンバートしている。図2
に示すように、大電力用トランジスタ2が駆動している
状態ではスイッチ9の接点が閉じられている。
は、電源回路の最大出力値を出力するように選定されて
おり、電源出力の主たる電力は、大電力用トランジスタ
2に流れる一次電流によってコンバートしている。図2
に示すように、大電力用トランジスタ2が駆動している
状態ではスイッチ9の接点が閉じられている。
【0048】図3に示すように、大電力用トランジスタ
2は主に最大出力時若しくは最も使用頻度の高い出力電
力時に変換効率特性T1が最適となるように駆動回路5
bで駆動制御されており(大電力用トランジスタ2の動
作領域R1)、そのため、軽負荷時の変換効率特性T1
は低下する。また軽負荷時の変換効率特性T1が低下す
る現象は、大電力用トランジスタ2の電流路を流れる電
流値が低下する現象として現れるため、切替制御回路8
bは、大電力用トランジスタ2と小電力用トランジスタ
3に流れる電流が重畳した電流値を電流検出回路11で
検出し、大電力用トランジスタ2の駆動による軽負荷時
の変換効率特性T1が低下したことを察知して、トラン
ジスタの切替駆動信号を駆動回路4bに出力する。前記
駆動回路4bは、前記トランジスタの切替駆動信号を入
力として対応するトランジスタ3の駆動を制御する。
2は主に最大出力時若しくは最も使用頻度の高い出力電
力時に変換効率特性T1が最適となるように駆動回路5
bで駆動制御されており(大電力用トランジスタ2の動
作領域R1)、そのため、軽負荷時の変換効率特性T1
は低下する。また軽負荷時の変換効率特性T1が低下す
る現象は、大電力用トランジスタ2の電流路を流れる電
流値が低下する現象として現れるため、切替制御回路8
bは、大電力用トランジスタ2と小電力用トランジスタ
3に流れる電流が重畳した電流値を電流検出回路11で
検出し、大電力用トランジスタ2の駆動による軽負荷時
の変換効率特性T1が低下したことを察知して、トラン
ジスタの切替駆動信号を駆動回路4bに出力する。前記
駆動回路4bは、前記トランジスタの切替駆動信号を入
力として対応するトランジスタ3の駆動を制御する。
【0049】したがって本発明の実施形態では、軽負荷
時の大電力用トランジスタ2の駆動による変換効率特性
T1が劣化する領域においては、小電力用トランジスタ
3の駆動制御用の駆動回路4bが動作し、大電力用トラ
ンジスタ2の駆動に加えて、小電力用トランジスタ3は
軽負荷時に最適となるように駆動回路4bによって駆動
制御されて駆動し、前記変換効率特性T1が劣化する領
域では、大電力用トランジスタ2と小電力用トランジス
タ3の並列動作によって電圧変換が実行している。この
領域は図3にトランジスタ2,3の並列動作領域R2と
して表記している。
時の大電力用トランジスタ2の駆動による変換効率特性
T1が劣化する領域においては、小電力用トランジスタ
3の駆動制御用の駆動回路4bが動作し、大電力用トラ
ンジスタ2の駆動に加えて、小電力用トランジスタ3は
軽負荷時に最適となるように駆動回路4bによって駆動
制御されて駆動し、前記変換効率特性T1が劣化する領
域では、大電力用トランジスタ2と小電力用トランジス
タ3の並列動作によって電圧変換が実行している。この
領域は図3にトランジスタ2,3の並列動作領域R2と
して表記している。
【0050】以上のように本発明の実施形態では、軽負
荷時の小電力用トランジスタ3の駆動による変換効率特
性T2と大電力用トランジスタ2の駆動による変換効率
特性T1を相乗させて2つのトランジスタ2,3の駆動
による合成変換効率特性T3を高効率状態に維持するよ
うにしている。
荷時の小電力用トランジスタ3の駆動による変換効率特
性T2と大電力用トランジスタ2の駆動による変換効率
特性T1を相乗させて2つのトランジスタ2,3の駆動
による合成変換効率特性T3を高効率状態に維持するよ
うにしている。
【0051】また図3に示すように電源回路の出力が無
負荷となる領域付近においては、大電力用トランジスタ
2の駆動による変換効率特性T1が著しく低下するた
め、トランジスタ2,3の駆動による変換効率の向上を
期待することが不可能である。その軽負荷時の変換効率
特性T1の著しい低下現象は、トランジスタ2,3を流
れる電流を重畳した電流値が著しく低下する現象として
現れるため、切替制御回路8bは、トランジスタ2,3
に流れる重畳した電流値を電流検出回路11で個別に検
出し、大電力用トランジスタ2の駆動による軽負荷時の
変換効率特性T1が著しく低下したことを察知して、ト
ランジスタの切替駆動信号を駆動回路5bに出力する。
前記駆動回路5bは、前記トランジスタの切替駆動信号
を入力として対応するトランジスタ2の駆動を停止す
る。
負荷となる領域付近においては、大電力用トランジスタ
2の駆動による変換効率特性T1が著しく低下するた
め、トランジスタ2,3の駆動による変換効率の向上を
期待することが不可能である。その軽負荷時の変換効率
特性T1の著しい低下現象は、トランジスタ2,3を流
れる電流を重畳した電流値が著しく低下する現象として
現れるため、切替制御回路8bは、トランジスタ2,3
に流れる重畳した電流値を電流検出回路11で個別に検
出し、大電力用トランジスタ2の駆動による軽負荷時の
変換効率特性T1が著しく低下したことを察知して、ト
ランジスタの切替駆動信号を駆動回路5bに出力する。
前記駆動回路5bは、前記トランジスタの切替駆動信号
を入力として対応するトランジスタ2の駆動を停止す
る。
【0052】したがって本発明の実施形態では、電源回
路の出力が無負荷となる領域付近においては、大電力用
トランジスタ2の駆動による変換効率特性T1が著しく
低下する領域では、大電力用トランジスタ2をオフして
動作を止め、小電力用トランジスタ3の動作を妨げない
よう配慮する。小電力用トランジスタ3が駆動する範囲
を図3にトランジスタ3の動作領域R3として表記して
いる。
路の出力が無負荷となる領域付近においては、大電力用
トランジスタ2の駆動による変換効率特性T1が著しく
低下する領域では、大電力用トランジスタ2をオフして
動作を止め、小電力用トランジスタ3の動作を妨げない
よう配慮する。小電力用トランジスタ3が駆動する範囲
を図3にトランジスタ3の動作領域R3として表記して
いる。
【0053】またトランジスタ3は小電力用トランジス
タであるため、電源回路の最大出力に近い領域において
は、その電流値は最大絶対定格を超えてしまうこととな
る。切替制御回路8bは、トランジスタ2,3に流れる
重畳した電流値を電流検出回路11で検出し、小電力用
トランジスタ3を流れる電流値が最大絶対定格値を超え
た時点で電源回路の最大出力に近い領域付近に移行した
ことを察知して、トランジスタの切替駆動信号を駆動回
路4bに出力する。前記駆動回路4bは、前記トランジ
スタの切替駆動信号を入力として対応するトランジスタ
3の駆動を停止する。したがって電圧変換用トランス1
の一次側電流値がある一定値以上になった場合には小電
力用トランジスタ3をオフして、大電力用トランジスタ
2のみを駆動する。
タであるため、電源回路の最大出力に近い領域において
は、その電流値は最大絶対定格を超えてしまうこととな
る。切替制御回路8bは、トランジスタ2,3に流れる
重畳した電流値を電流検出回路11で検出し、小電力用
トランジスタ3を流れる電流値が最大絶対定格値を超え
た時点で電源回路の最大出力に近い領域付近に移行した
ことを察知して、トランジスタの切替駆動信号を駆動回
路4bに出力する。前記駆動回路4bは、前記トランジ
スタの切替駆動信号を入力として対応するトランジスタ
3の駆動を停止する。したがって電圧変換用トランス1
の一次側電流値がある一定値以上になった場合には小電
力用トランジスタ3をオフして、大電力用トランジスタ
2のみを駆動する。
【0054】以上のように本発明の実施形態では、無負
荷に近い領域においては小電力用トランジスタ3のみを
駆動し、軽負荷時には小電力用トランジスタ3と大電力
用トランジスタ2による並列回路を駆動し、最大出力に
近い領域においては大電力用トランジスタ2のみを駆動
するように切替えるため、それぞれの領域において最適
なトランス駆動を行うことができることとなる。
荷に近い領域においては小電力用トランジスタ3のみを
駆動し、軽負荷時には小電力用トランジスタ3と大電力
用トランジスタ2による並列回路を駆動し、最大出力に
近い領域においては大電力用トランジスタ2のみを駆動
するように切替えるため、それぞれの領域において最適
なトランス駆動を行うことができることとなる。
【0055】二つのトランジスタ2,3による切替えと
並列駆動による本発明の電圧変換効率特性を図3にトラ
ンジスタ2,3の双方による合成変換効率特性T3とし
て表記している。
並列駆動による本発明の電圧変換効率特性を図3にトラ
ンジスタ2,3の双方による合成変換効率特性T3とし
て表記している。
【0056】大電力用トランジスタ2のみの駆動を行っ
た場合には、無負荷時には約30%まで変換効率が低下
するが、本発明の実施形態では、その領域のスイッチン
グを軽負荷・無負荷時に最適な小電力用トランジスタ3
に切替えることにより、大幅に効率を改善することがで
きる。さらにトランジスタ2,3の双方がある程度の効
率を得ることができる領域においては、2つのトランジ
スタ2,3の双方を並列に駆動することにより、トラン
ジスタオン時の飽和電圧を下げて、効率改善を行うこと
ができる。
た場合には、無負荷時には約30%まで変換効率が低下
するが、本発明の実施形態では、その領域のスイッチン
グを軽負荷・無負荷時に最適な小電力用トランジスタ3
に切替えることにより、大幅に効率を改善することがで
きる。さらにトランジスタ2,3の双方がある程度の効
率を得ることができる領域においては、2つのトランジ
スタ2,3の双方を並列に駆動することにより、トラン
ジスタオン時の飽和電圧を下げて、効率改善を行うこと
ができる。
【0057】また副スイッチング素子として用いた小電
力用トランジスタ3は、主スイッチング素子として用い
た大電力用トランジスタ2と比較して一般的にスイッチ
ング速度が速く、オン時の飽和電圧若しくは飽和オン抵
抗は低いため、大電力用トランジスタよりも高効率でス
イッチング動作ができるため、軽負荷時にスイッチング
ロスを極めて微小として最適駆動となるように駆動制御
することが個別に設定でき、しかも主スイッチング素子
として用いた大電力用トランジスタと並列若しくは単独
で動作するため、軽負荷時の変換効率を改善することが
できる。
力用トランジスタ3は、主スイッチング素子として用い
た大電力用トランジスタ2と比較して一般的にスイッチ
ング速度が速く、オン時の飽和電圧若しくは飽和オン抵
抗は低いため、大電力用トランジスタよりも高効率でス
イッチング動作ができるため、軽負荷時にスイッチング
ロスを極めて微小として最適駆動となるように駆動制御
することが個別に設定でき、しかも主スイッチング素子
として用いた大電力用トランジスタと並列若しくは単独
で動作するため、軽負荷時の変換効率を改善することが
できる。
【0058】したがって、例えば出力変動が激しいプリ
ンタ装置に適用した場合に、そのプリンタ装置が待機時
となった軽負荷時若しくは無負荷状態でも高効率の変換
効率を得ることができ、エネルギーの浪費を抑えること
ができる。
ンタ装置に適用した場合に、そのプリンタ装置が待機時
となった軽負荷時若しくは無負荷状態でも高効率の変換
効率を得ることができ、エネルギーの浪費を抑えること
ができる。
【0059】さらに本発明の実施形態2によれば、トラ
ンジスタ2,3に流れる電流を重畳した電流値を総括し
て検出するため、電流検出の回路構成を簡素化すること
ができるものであり、このように本発明の実施形態2で
は、部品点数を少なくすることができ、より簡易的に本
発明の効果を得ることができる。
ンジスタ2,3に流れる電流を重畳した電流値を総括し
て検出するため、電流検出の回路構成を簡素化すること
ができるものであり、このように本発明の実施形態2で
は、部品点数を少なくすることができ、より簡易的に本
発明の効果を得ることができる。
【0060】なお、上述した実施形態では、2つのスイ
ッチング素子、具体的には2つのトランジスタを用いる
場合について説明したが、3個以上のトランジスタを用
いる場合についても同様の効果を得ることができ、むし
ろスイッチング素子の個数が多い方がよりきめ細やかな
駆動配分を行うことができるものである。
ッチング素子、具体的には2つのトランジスタを用いる
場合について説明したが、3個以上のトランジスタを用
いる場合についても同様の効果を得ることができ、むし
ろスイッチング素子の個数が多い方がよりきめ細やかな
駆動配分を行うことができるものである。
【0061】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想の範囲内におい
て、各実施形態は適宜変更され得ることは明らかであ
る。
るものではなく、本発明の技術的思想の範囲内におい
て、各実施形態は適宜変更され得ることは明らかであ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
流容量の異なるスイッチング素子を並列接続して、出力
電力に応じてその駆動を切替るため、負荷変動幅に関わ
らず高効率な電源回路を提供することができる。
流容量の異なるスイッチング素子を並列接続して、出力
電力に応じてその駆動を切替るため、負荷変動幅に関わ
らず高効率な電源回路を提供することができる。
【図1】本発明の実施形態1に係る電源回路を示す回路
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の実施形態2に係る電源回路を示す回路
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明の実施形態に係る電源回路における効率
特性を示す特性図である。
特性を示す特性図である。
1 電圧変換用トランス 2 大電力用トランジスタ(主スイッチング素子) 3 小電力用トランジスタ(副スイッチング素子) 4a,4b,5a,5b 駆動回路 6,7,11 電流検出回路 8a,8b 切替制御回路 9,10 スイッチ
Claims (8)
- 【請求項1】 無負荷或いは軽負荷から重負荷まで大き
く変動する負荷に対応して電圧変換を行う電源回路であ
って、 重負荷時の出力を担う主スイッチング素子と無負荷或い
は軽負荷時の出力を担う副スイッチング素子を並列接続
し、 前記主スイッチング素子と副スイッチング素子をそれぞ
れ個別に駆動制御する駆動回路と、前記スイッチング素
子に流れる電流値を検出して前記主スイッチング素子と
副スイッチング素子を切替駆動する信号を出力する切替
制御回路とを含むものであることを特徴とする電源回
路。 - 【請求項2】 前記切替制御回路は、前記スイッチング
素子の切替駆動信号に基いて前記主スイッチング素子或
いは前記副スイッチング素子の電流路を選択的に遮断す
るものであることを特徴とする請求項1に記載の電源回
路。 - 【請求項3】 前記切替制御回路は、前記スイッチング
素子の切替駆動信号を前記スイッチング素子をそれぞれ
個別に駆動制御する前記駆動回路に選択的に出力するも
のであり、 前記駆動回路は、前記スイッチング素子の切替駆動信号
を入力として対応する前記スイッチング素子の駆動を制
御するものであることを特徴とする請求項1に記載の電
源回路。 - 【請求項4】 前記主スイッチング素子として、電源回
路の最大出力値を出力する大電力用トランジスタを用
い、 前記副スイッチング素子として、前記大電力用トランジ
スタと比較してスイッチング速度が速く、オン時の飽和
電圧若しくは飽和オン抵抗が低く、大電力用トランジス
タよりも高効率なスイッチング動作が可能な小電力用ト
ランジスタを用いるものであることを特徴とする請求項
1に記載の電源回路。 - 【請求項5】 無負荷に近い領域において前記副スイッ
チング素子又は前記小電力用トランジスタのみを駆動
し、軽負荷時に前記副スイッチング素子又は前記小電力
用トランジスタと前記主スイッチング素子又は前記大電
力用トランジスタとによる並列回路を駆動し、最大出力
に近い領域において前記主スイッチング素子又は前記大
電力用トランジスタのみを駆動するように切替えるもの
であることを特徴とする請求項1又は4に記載の電源回
路。 - 【請求項6】 前記切替制御回路は、前記主スイッチン
グ素子と前記副スイッチング素子にそれぞれ流れる電流
値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御する信号
を出力するものであることを特徴とする請求項1に記載
の電源回路。 - 【請求項7】 前記切替制御回路は、前記主スイッチン
グ素子と前記副スイッチング素子とに流れる電流が重畳
した電流値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御
する信号を出力するものであることを特徴とする請求項
1に記載の電源回路。 - 【請求項8】 前記切替制御回路は、前記スイッチング
素子から電圧変換用トランスの一次側に供給される電流
値を検出して前記スイッチング素子を駆動制御する信号
を出力するものであることを特徴とする請求項1に記載
の電源回路。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP2000012222A JP2001211641A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 電源回路 |
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JP2001211641A true JP2001211641A (ja) | 2001-08-03 |
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ID=18539968
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