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JP2001207495A - 給水栓の取付構造 - Google Patents

給水栓の取付構造

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Publication number
JP2001207495A
JP2001207495A JP2000016695A JP2000016695A JP2001207495A JP 2001207495 A JP2001207495 A JP 2001207495A JP 2000016695 A JP2000016695 A JP 2000016695A JP 2000016695 A JP2000016695 A JP 2000016695A JP 2001207495 A JP2001207495 A JP 2001207495A
Authority
JP
Japan
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installation surface
main body
hydrant
faucet
end cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000016695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Sudou
崇宏 須藤
Mitsuo Tsubota
充夫 坪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KVK Corp
Original Assignee
KVK Corp
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Publication date
Application filed by KVK Corp filed Critical KVK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給水栓本体と設置面との隙間が露呈せず美観が
向上された給水栓の取付構造を提供すること。 【解決手段】設置面1に給水栓を取り付ける給水栓の取
付構造であって、設置面1に対して固定される給水栓本
体3と、給水栓本体3の設置面側端部41外面に部分的
にスライド自在に嵌合すると共に設置面1に当接して給
水栓本体3と設置面1との隙間を被覆する端部カバー5
0とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本各発明は、浴室や洗面化粧
台の壁面等の設置面に給水栓を取り付ける給水栓の取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室や洗面化粧台の壁面等の設置面に、
給水栓本体を、その背面側を当接させるようにして取り
付ける場合、給水栓本体の背面側端部と設置面とに隙間
を生じると美観を損ねる。この問題を解消するために、
従来より、以下のような取付構造が案出されていた。
【0003】図8に、従来の給水栓の取付構造の一例を
示す。この取付構造は、給水栓本体101の背面側に突
設された接続管103を、設置面1に埋設固定された配
管104に螺入固定するものである。この取付構造で
は、給水栓本体101の設置面側端部102に雄ネジを
刻設し、この雄ネジに端部カバー105を螺合し、この
端部カバー105を給水栓本体101に対して進退させ
ることによって、給水栓本体101と設置面1との隙間
を覆う。
【0004】図9に、別例の例を示す。この取付構造
は、給水栓本体101の背面側に突設された接続管10
3を設置面1に穿設された取付孔7に挿入し、設置面1
の裏面より接続管103にナット2を螺着するものであ
る。この取付構造では、給水栓本体101と設置面1と
の間に、給水栓本体101の背面形状と略同一形状のパ
ッキン111を介在させて、給水栓本体101と設置面
とに隙間が生じないようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の給水栓の取付構造では以下の問題が生じてい
た。給水栓本体を設置面に固定するための接続管等の固
定手段は、給水栓本体に対して精度よく設けられるとは
限らない。例えば図10に示すように、加工精度や取付
精度の問題から、給水栓本体に対して接続管が傾いて突
設される場合がある。このような場合には、図11に示
すように、給水栓本体101が設置面1に対して傾き、
給水栓本体101と設置面1との間の一部に隙間が生じ
てしまう。ここで、図8に示したような従来の給水栓の
取付構造では、給水栓本体101全体に対して端部カバ
ー105が均等に進退されるため、上記のように一部に
隙間が生じた場合、端部カバー105によってはこの隙
間を覆うことができない。
【0006】特に、接続管等の固定手段が給水栓本体の
中心から離れた位置に取り付けられたり、給水栓本体の
設置面側端部が大型である場合には、固定手段の僅かな
配設状態の狂いによって、大きな隙間を生じやすくな
る。また、給水栓本体が、本体部とこの本体部に装着さ
れた水栓カバーとを有する場合には、給水栓本体と固定
手段との配設状態の狂いばかりでなく、本体部と水栓カ
バーとの配設状態の狂いも生じる。よって、水栓カバー
と設置面とに大きな隙間を生じやすい。また、設置面が
撓んでいたり、設置面側の給水栓本体の固定部分が傾い
ている場合も、給水栓本体と設置面との間に隙間が生ず
る。
【0007】一方、図9に示したような取付構造では、
給水栓本体101と設置面1との間にパッキン111が
介在されているだけであり、給水栓本体101と設置面
1との隙間は依然として露呈し、美感を損ねていた。ま
た、パッキン111が潰されて隙間から膨出したり、逆
に、埋没することもあり、パッキン111自体によって
も美感が低下されていた。
【0008】本各発明は、上記した従来の給水栓の取付
構造の問題点を解消するものであり、給水栓本体と設置
面との隙間が露呈せず美観が向上された給水栓の取付構
造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本各発明の採った手段を各発明ごとに以下に説明
する。本発明の請求項1に記載の給水栓の取付構造は、
「浴室や洗面化粧台の壁面等の設置面に給水栓を取り付
ける給水栓の取付構造であって、前記設置面に対して固
定される給水栓本体と、該給水栓本体の設置面側端部外
面に部分的にスライド自在に嵌合すると共に設置面に当
接して給水栓本体と設置面との隙間を被覆する端部カバ
ーとを備えたことを特徴とする給水栓の取付構造」であ
る。
【0010】端部カバーは、給水栓本体の設置面側端部
外面に嵌合されているのであるが、給水栓本体の設置面
側端部外面に対して、部分的にスライド自在であるた
め、部分的に生じた給水栓本体と設置面との隙間を被覆
して、この隙間を隠蔽することができる。
【0011】本発明の請求項2に記載の給水栓の取付構
造は、「前記端部カバーを前記設置面に固着したことを
特徴とする請求項1に記載の給水栓の取付構造」であ
る。
【0012】ここで、「固着」の具体的手段としては、
両面テープにより接着することや、ネジ止めすることな
どを例示できる。このように設置面に対して端部カバー
を固着することにより、端部カバーと設置面とに隙間が
生じることを防止できる。
【0013】本発明の請求項3に記載の給水栓の取付構
造は、「前記端部カバーが、ゴム、エラストマー又は発
泡樹脂等の柔軟素材を材質とすることを特徴とする請求
項1又は2に記載の給水栓の取付構造」である。
【0014】端部カバーを、ゴム、エラストマー又は発
砲樹脂等の柔軟素材にて成形することにより、給水栓本
体に端部カバーを容易に嵌合させることができる。尚、
給水栓本体を端部カバーに軽い圧入状態で嵌合させるこ
ととすると、給水栓本体と端部カバーとの嵌合部分が密
着され、美感をより向上させることができる。また、給
水栓本体や端部カバーに寸法誤差を生じても、この寸法
誤差を吸収することもできる。
【0015】本発明の請求項4に記載の給水栓の取付構
造は、「給水栓本体が、本体部と、該本体部に装着され
た水栓カバーとを備えることを特徴とする請求項1から
3のいずれかに記載の給水栓の取付構造」である。
【0016】給水栓本体が本体部と水栓カバーとを備え
る態様では、水栓カバーと設置面とに隙間が生じやすい
のは、前述の通りである。本発明は、特に、給水栓本体
がこのような態様である取付構造に、上記した請求項1
から3のいずれかに記載の発明を適用したものであり、
隙間が生じやすく、美観を損ねやすい態様であっても、
隙間を確実に被覆することで、十分な美感を確保するこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、請求項1から4に記載の各
発明を適用した給水栓の取付構造を図を参考にして詳細
に説明する。図1及び図2に示すように、給水栓本体3
は、固定手段である接続管12を用いて設置面1に固定
されている。ここで、給水栓本体3は、本体部10と水
栓カバー30とを有し、上記接続管12は、本体部10
の背面側、即ち設置面1側に突設されている。また、水
栓カバー30の設置面側端部41と設置面1との間に
は、端部カバー50が配置されている。
【0018】本体部10は、主体部13と、主体部13
の前方下部に接続されて湯水を吐水する吐水口11と、
主体部13の左右両側に各々接続されたソケット19と
を備えている。正面視で右側のソケット19は、給水管
(図示省略)に接続されて主体部13へと水を供給する
ためのものであり、左側のソケット19は、給湯管(図
示省略)に接続されて主体部13へと湯を供給するため
のものである。また、前述の接続管12は、ソケット1
9に設けられており、接続管12には、雄ネジが刻設さ
れている。
【0019】主体部13には、図示しないシャワーヘッ
ドと吐水口11とへの湯水の切り換え及び流量調節を行
うための切換弁ユニット14が内蔵されており、給水栓
本体3の右側方には、この切換弁ユニット14を操作す
るための切換ハンドル15が取り付けられている。ま
た、主体部13には、湯と水との混合度合いを調節する
温度調節弁ユニット22が内蔵されており、給水栓本体
3の上部には、この温度調節弁ユニット22を操作する
ための温調ハンドル17が取り付けられている。
【0020】主体部13は、温度調節弁ユニットが装着
される装着部23と、吐水口11が取り付けられる取付
部26とを有しており、これら装着部23及び取付部2
6には雄ネジが刻設されている。また、装着部23の基
端にはフランジ24が設けられ、取付部26の基端にも
フランジ28が設けられている。
【0021】吐水口11は、上記取付部26に螺着され
た袋ナット6により主体部13に接続されている。ま
た、ソケット19は、略45°に屈曲状に形成されてお
り、袋ナットを介して主体部13に接続されている。こ
のソケット19には、止水栓ユニット(図示省略)が内
蔵されており、この止水栓ユニットを操作するスピンド
ル20がソケット19前面に突設されている。
【0022】ところで、本体部10は、接続管12を用
いて設置面1に固定される。これを具体的に説明する。
ソケット19の接続管12の基端側には、フランジ29
が周設されており、フランジ29と設置面1との間にパ
ッキン4を介在させて、設置面1に穿設された取付孔7
に接続管12を挿入する。そして、設置面1裏側から、
パッキン9及び座金4を介在させて、ナット2を接続管
12に螺着する。これにより、フランジ29とナット2
とにより設置面1が挟持され、設置面1に本体部10が
固定される。尚、本例では、ソケット19の接続管12
により給水栓本体3を設置面1に固定する例を示すが、
本各発明においては、これに限らず、設置面1に固設さ
れた別途のステーを用いて給水栓本体3を固定する等、
種々の固定手段を適用することができる。
【0023】ついで、水栓カバー30について説明す
る。水栓カバー30は、設置面1側が開口する略箱形に
形成されており、本体部10の略全体を被覆する。ま
た、水栓カバー30は、本体部10の略上部を覆う上部
カバー31と、本体部10の略下部を覆う下部カバー3
3とを有する。
【0024】上部カバー31には、主体部13の装着部
23を挿通する取付孔32が設けられている。この取付
孔32に装着部23を挿入した状態で、装着部23の雄
ネジに固定ナット21を螺着し、装着部23のフランジ
24と固定ナット21とにより上部カバー31を挟持し
て、本体部10に上部カバー31を装着する。また、上
部カバー31の取付孔32周りには、扇状の係合孔37
が設けられており、この係合孔37にカラー35の爪3
8が係合される。これにより、上部カバー31にカラー
35が装着され、このカラー35により、上部カバー3
1から突出する主体部13の装着部23が隠蔽される。
【0025】一方、下部カバー33には、主体部13の
取付部26を挿通する取付孔39が設けられている。こ
の取付孔39に取付部26を挿入した状態で、取付部2
6の雄ネジに固定ナット27を螺着し、取付部26のフ
ランジ28と固定ナット27とにより下部カバー33を
挟持して、本体部10に下部カバー33を装着する。
尚、下部カバー33と上部カバー31とには、互いに係
合する係合部が設けられており、係合部の係合により一
体的な水栓カバー30を形成する。
【0026】ついで、端部カバー50について説明す
る。端部カバー50は、ポリエステル系のエラストマー
により形成されており、下方を開放する略コ字状のベー
ス部54と、このベース部54の外縁から立ち上げられ
た外壁部52と、この外壁部52の内側の適宜部位にベ
ース部54から立ち上げられた内壁部53とを有する。
ここで、ベース部54は、設置面1の取付孔7に対応す
る部分である下部が細幅状に形成されており、この細幅
状の下部を除いて、両面テープにより設置面1に固着さ
れている。
【0027】このように構成された端部カバー50によ
り、給水栓本体3と設置面1との隙間を隠蔽する。具体
的には、例えば図3に示すように、端部カバー50の外
壁部52内に、給水栓本体3(水栓カバー30)の設置
面側端部41が嵌合され、外壁部52により隙間を隠蔽
する。ここで、この端部カバー50は、給水栓本体3の
設置面側端部41の外面において、部分的にスライド自
在である。換言すれば、端部カバー50は、給水栓本体
3の設置面側端部41を部分的に深く嵌合したり浅く嵌
合することが自在である。よって、給水栓本体3と設置
面1との隙間が大きな部分では、深く嵌合して隙間を隠
蔽し、隙間が小さな部分では、浅く嵌合して隙間を隠蔽
することができ、給水栓本体3と設置面1との隙間を的
確に隠蔽することができる。
【0028】ところで、本例では、ベース部54の細幅
状の下部が設置面1に固着されおらず、遊動自在となっ
ている。しかしながら、図4に示すように、端部カバー
50の下端部分には、内壁部53が設けられており、こ
の内壁部53と外壁部52との間に給水栓本体3(水栓
カバー30)が嵌合される。よって、端部カバー50の
下部は、給水栓本体3により側方への移動(図4の矢印
A)及び前方への移動(図4の矢印B)が各々阻止さ
れ、不用意に遊動することはない。
【0029】以上の本例では、外壁部52の内側の適宜
部位に内壁部53が設けられており、外壁部52と内壁
部53とで給水栓本体3の設置面側端部41を挟持する
よう構成してある。そして、これにより、給水栓本体3
の設置面側端部41に端部カバー50を的確に装着可能
としてあるが、本各発明では、上記内壁部53を省略す
ることもできる。内壁部53を省略する場合には、給水
栓本体3の設置面側端部41が外壁部52に圧入状態で
嵌合されるようにするとよい。これは、例えば、給水栓
本体3に端部カバー50を予め装着して給水栓本体3を
設置面1に固定する態様において、端部カバー50が給
水栓本体3から不用意に脱落することを防止できるから
である。また、外壁部52内に給水栓本体3を圧入状態
とすると、外壁部52と給水栓本体3とが密着する。こ
れにより、美感の向上を図ることができ、しかも、給水
栓本体3内側へと湯水を侵入し難くすることもできる。
【0030】また、本例では、端部カバー50を、下方
を開放する略コ字状に形成し、給水栓本体3の下面側に
おいては、設置面1との隙間が露呈することとしたが、
この部位に隙間が露呈しても、使用者の目には触れない
ため美観上は問題が生じない。しかも、給水栓本体3の
下面側に隙間が生じていれば、給水栓本体3内側に侵入
した湯水を円滑に排出させることができる。尚、本各発
明では、給水栓本体3の設置面側端部41の全周に渡っ
て、端部カバー50により隙間を隠蔽するように構成し
てもよい。
【0031】ついで、図5に、本各発明の第二の実施の
形態を示す。本例では、給水栓本体3の設置面側端部4
1全面に端部カバー50のベース部54が設けられてい
る。そして、給水栓本体3の設置面側端部41の外面全
周に渡って外壁部52が、部分的にスライド自在に嵌合
されている。
【0032】この端部カバー50は、柔軟なゴムや発泡
樹脂を材質としており、給水栓本体3により押圧される
ことにより設置面1に対して密着可能であると共に、給
水栓本体3の設置面側端部41の外周面に対しても密着
可能である。本例では、ベース部54と給水栓本体3と
の間に、部分的に隙間を生じても、外壁部52によりこ
の隙間を隠蔽することができる。また、給水栓本体3の
押圧力によりベース部54の潰し量を部分的に変化させ
ることもでき、これにより、給水栓本体3と設置部1と
に生じる部分的な隙間の差異を吸収することができる。
【0033】尚、端部カバー50は、給水栓本体3が傾
いても嵌合可能であればよく、その材質を限定するもの
ではないが、ゴム等の柔軟な材質を採用すると、給水栓
本体3のより確実な嵌合が得られる。
【0034】ついで、図6に、本各発明の第三の実施の
形態を示す。本例では、端部カバー50を、ABS樹脂
等の堅剛な材質により形成してある。そして、給水栓本
体3の設置面側端部41外面に係止部81を設け、端部
カバー50の内面に前記係止部81に係止される被係止
部82を設けて、給水栓本体3に対して、端部カバー5
0を一方向にスライド可能とし、他方向へはスライド不
能となるように嵌合してある。ここで、上記係止部81
又は被係止部82の少なくとも一方は、給水栓本体3や
端部カバーの全周に渡ってではなく、部分的に設けられ
ており、給水栓本体3に対する端部カバー50の部分的
なスライドが可能としてある。
【0035】本例では、給水栓本体3と設置面1とに隙
間が生じた部分において、端部カバーを設置面1方向
(図6の矢印方向)に移動させて、端部カバー50の端
面を設置面1に当接させることで、隙間を隠蔽する。
尚、移動した端部カバー50は、反設置面1側への移動
が係止部81及び被係止部82の係止により阻止される
ので、隙間が不用意に露呈されることはない。
【0036】最後に、図7に、本各発明の第四の実施の
形態を示す。本例では、給水栓本体3の設置面側端部4
1外周面に、ゴム製の環帯状の端部カバー50を嵌合す
るものである。端部カバー50は、給水栓本体3の外面
の全周に渡って周設されており、給水栓本体3と設置面
1とに隙間が生じた部分において、端部カバー50を設
置面1方向(図7の矢印方向)に移動させ、端部カバー
50の端部を設置面1に当接させて、隙間を隠蔽する。
ここで、端部カバー50は、ゴム製であり、部分的な可
撓性に優れているために、隙間が生じた部分に対応する
部位を部分的にスライドさせて、隙間を的確に隠蔽する
ことができる。
【0037】以上の各例では、壁付きタイプの給水栓を
設置面である壁面に取り付ける構造について説明した
が、本各発明はこれに限らず、例えば台付きタイプの給
水栓を設置面であるデッキ面に取り付ける構造としても
適用することができる。この場合、端部カバーは、給水
栓本体の下面とデッキ面との間の隙間を隠蔽するものと
なる。
【0038】
【発明の効果】本各発明によれば、給水栓本体と設置面
との隙間が露呈せず美観が向上された給水栓の取付構造
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本各発明の第一の実施形態を示す分解断面図で
ある。
【図2】図1に示した実施形態の分解斜視図である。
【図3】端部カバーと給水栓本体の嵌合状態を示す要部
拡大断面図である。
【図4】端部カバーの下端部分と給水栓本体の嵌合状態
を示す要部拡大断面図である。
【図5】第二の実施形態を示す要部拡大断面図である。
【図6】第三の実施形態を示す要部拡大断面図である。
【図7】第四の実施形態を示す要部拡大断面図である。
【図8】従来の給水栓の取付構造の一例を示す断面図で
ある。
【図9】従来の給水栓の取付構造の別の例を示す断面図
である。
【図10】給水栓本体の一例を示す要部断面図である。
【図11】図10に示した給水栓本体を設置面に固定し
た状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1;設置面、2;ナット、3;給水栓本体、4;座金、
6;袋ナット、7;取付孔、8,9;パッキン、10;
本体部、11;吐水口、12;接続管、13;主体部、
14;切換弁ユニット、15;切換ハンドル、17;温
調ハンドル、19;ソケット、20;スピンドル、2
1;固定ナット、22;温度調節弁ユニット、23;装
着部、24;フランジ、26;取付部、27;固定ナッ
ト、28;フランジ、30;水栓カバー、31;上部カ
バー、32;取付孔、33;下部カバー、35;カラ
ー、37;係合孔、38;爪、39;取付孔、41;設
置面側端部、50;端部カバー、52;外壁部、53;
内壁部、54;ベース部、81;係止部、82;被係止
部、101;給水栓本体、102;設置面側端部、10
3;接続管、104;配管、105;端部カバー、11
1;パッキン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室や洗面化粧台の壁面等の設置面に給水
    栓を取り付ける給水栓の取付構造であって、 前記設置面に対して固定される給水栓本体と、該給水栓
    本体の設置面側端部外面に部分的にスライド自在に嵌合
    すると共に設置面に当接して給水栓本体と設置面との隙
    間を被覆する端部カバーとを備えたことを特徴とする給
    水栓の取付構造。
  2. 【請求項2】前記端部カバーを前記設置面に固着したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の給水栓の取付構造。
  3. 【請求項3】前記端部カバーが、ゴム、エラストマー又
    は発泡樹脂等の柔軟素材を材質とすることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の給水栓の取付構造。
  4. 【請求項4】給水栓本体が、本体部と、該本体部に装着
    された水栓カバーとを備えることを特徴とする請求項1
    から3のいずれかに記載の給水栓の取付構造。
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