JP2001206535A - 容器整列搬送装置、容器の段積み段ばらし兼用装置及び容器整列搬送方法 - Google Patents
容器整列搬送装置、容器の段積み段ばらし兼用装置及び容器整列搬送方法Info
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- JP2001206535A JP2001206535A JP2000019295A JP2000019295A JP2001206535A JP 2001206535 A JP2001206535 A JP 2001206535A JP 2000019295 A JP2000019295 A JP 2000019295A JP 2000019295 A JP2000019295 A JP 2000019295A JP 2001206535 A JP2001206535 A JP 2001206535A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】容器の段積み及び段ばらしの双方に対応させる
ことができる容器整列搬送装置、同整列搬送装置を備え
た容器の段積み段ばらし兼用装置及び容器整列搬送方法
を提供する。 【解決手段】定量部31が各通路S1に対して直交する
方向に移動する毎に、各通路S1内にボトルBが順次供
給され、各ボトルBが首部に形成されたフランジにて吊
下支持されるようにした。定量部31にて吊下支持され
たボトルB群は、押出機構又は容器排出機構34により
列単位で定量部31から排出されるようにした。即ち、
ボトルBは定量部31に吊下状態で供給されると共に吊
下状態で定量部31から排出されるようにした。このた
め、ボトルBの段積み及び段ばらしの双方に対応させる
ことができる。
ことができる容器整列搬送装置、同整列搬送装置を備え
た容器の段積み段ばらし兼用装置及び容器整列搬送方法
を提供する。 【解決手段】定量部31が各通路S1に対して直交する
方向に移動する毎に、各通路S1内にボトルBが順次供
給され、各ボトルBが首部に形成されたフランジにて吊
下支持されるようにした。定量部31にて吊下支持され
たボトルB群は、押出機構又は容器排出機構34により
列単位で定量部31から排出されるようにした。即ち、
ボトルBは定量部31に吊下状態で供給されると共に吊
下状態で定量部31から排出されるようにした。このた
め、ボトルBの段積み及び段ばらしの双方に対応させる
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプラスチッ
クボトル等の容器を整列して搬送する容器整列搬送装
置、同整列搬送装置を備えた容器の段積み段ばらし兼用
装置及び容器整列搬送方法に関するものである。
クボトル等の容器を整列して搬送する容器整列搬送装
置、同整列搬送装置を備えた容器の段積み段ばらし兼用
装置及び容器整列搬送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラスチックボトル等の容器を製
造する製造プラントを、例えば、同製造プラントにて製
造された容器に内容物を充填する充填プラントに併設す
るインプラント方式の工場が増えてきている。図19に
示すように、製造プラント201にて製造されたプラス
チックボトル(以下、「ボトル」という。)Bは、通常
搬送時においては、コンベア202により充填プラント
203へ直接供給される。何らかの原因で充填プラント
203側が故障して停止したような場合、製造プラント
201にて製造されたボトルBはコンベア202から分
岐してパレタイザ204に供給される。そして、ボトル
B群はパレット上に複数段に段積みされて保管庫205
に一時的に保管される。一方、何らかの原因により製造
プラント201側が故障して停止したような場合、保管
庫205にて保管されていたボトルB群がデパレタイザ
206に供給される。そして、ボトルB群は1段ずつ分
解され、さらに1列直立状態に整列されてコンベア20
2上に排出され、充填プラント203に供給される。こ
のため、両プラント201,203のいずれか一方が停
止した場合においても、生産が継続される。
造する製造プラントを、例えば、同製造プラントにて製
造された容器に内容物を充填する充填プラントに併設す
るインプラント方式の工場が増えてきている。図19に
示すように、製造プラント201にて製造されたプラス
チックボトル(以下、「ボトル」という。)Bは、通常
搬送時においては、コンベア202により充填プラント
203へ直接供給される。何らかの原因で充填プラント
203側が故障して停止したような場合、製造プラント
201にて製造されたボトルBはコンベア202から分
岐してパレタイザ204に供給される。そして、ボトル
B群はパレット上に複数段に段積みされて保管庫205
に一時的に保管される。一方、何らかの原因により製造
プラント201側が故障して停止したような場合、保管
庫205にて保管されていたボトルB群がデパレタイザ
206に供給される。そして、ボトルB群は1段ずつ分
解され、さらに1列直立状態に整列されてコンベア20
2上に排出され、充填プラント203に供給される。こ
のため、両プラント201,203のいずれか一方が停
止した場合においても、生産が継続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
インプラント方式の工場においては、ボトルBの段積み
及び段ばらし作業を行うために、パレタイザ204及び
デパレタイザ206の2種類の装置を設けていた。これ
は、前記従来のパレタイザ204及びデパレタイザ20
6ではボトルBを可逆的に搬送することができず、段積
み及び段ばらしを単独(1台)では安定して対応ができ
ないためである。従って、工場内において、2台分の設
置スペースを確保する必要があると共に設備コストが高
くなるという問題があった。また、パレタイザ204と
デパレタイザ206との間の切り替えに時間を要し、両
プラント201, 203の稼働率が低下する等の問題が
あった。
インプラント方式の工場においては、ボトルBの段積み
及び段ばらし作業を行うために、パレタイザ204及び
デパレタイザ206の2種類の装置を設けていた。これ
は、前記従来のパレタイザ204及びデパレタイザ20
6ではボトルBを可逆的に搬送することができず、段積
み及び段ばらしを単独(1台)では安定して対応ができ
ないためである。従って、工場内において、2台分の設
置スペースを確保する必要があると共に設備コストが高
くなるという問題があった。また、パレタイザ204と
デパレタイザ206との間の切り替えに時間を要し、両
プラント201, 203の稼働率が低下する等の問題が
あった。
【0004】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、容器の段積み及び段ば
らしの双方に対応させることができる容器整列搬送装
置、同整列搬送装置を備えた容器の段積み段ばらし兼用
装置及び容器整列搬送方法を提供することにある。
れたものであって、その目的は、容器の段積み及び段ば
らしの双方に対応させることができる容器整列搬送装
置、同整列搬送装置を備えた容器の段積み段ばらし兼用
装置及び容器整列搬送方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、首部に被把持部が形成された容器を、同被把持部に
て列単位で吊下支持可能な吊下通路を複数並設すると共
に、駆動手段の正逆駆動により、吊下支持された容器の
列方向に対して直交する方向に往復移動可能とした定量
部と、容器を列状に搬送する容器搬送装置から供給され
た容器を前記定量部方向に列状に搬送し、同定量部の吊
下通路が移動して相対する毎に容器を順次供給する容器
供給装置と、所定数の吊下通路に容器群が吊下支持され
たとき、これらの容器群を一括して列方向に沿って外部
に押し出す押出機構と、前記定量部に接続される搬送排
出装置に対し、容器群を吊下支持した吊下通路が相対す
る毎に、相対した吊下通路の列単位の容器群を同搬送排
出装置に対し押し出す容器排出機構とを備え、前記定量
部は、前記押出機構の反押出方向から前記各吊下通路に
対応して供給される容器群を吊下状態で受け入れ可能と
したことをその要旨とする。
は、首部に被把持部が形成された容器を、同被把持部に
て列単位で吊下支持可能な吊下通路を複数並設すると共
に、駆動手段の正逆駆動により、吊下支持された容器の
列方向に対して直交する方向に往復移動可能とした定量
部と、容器を列状に搬送する容器搬送装置から供給され
た容器を前記定量部方向に列状に搬送し、同定量部の吊
下通路が移動して相対する毎に容器を順次供給する容器
供給装置と、所定数の吊下通路に容器群が吊下支持され
たとき、これらの容器群を一括して列方向に沿って外部
に押し出す押出機構と、前記定量部に接続される搬送排
出装置に対し、容器群を吊下支持した吊下通路が相対す
る毎に、相対した吊下通路の列単位の容器群を同搬送排
出装置に対し押し出す容器排出機構とを備え、前記定量
部は、前記押出機構の反押出方向から前記各吊下通路に
対応して供給される容器群を吊下状態で受け入れ可能と
したことをその要旨とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記定量部における前記押出機構の容
器押出方向側には、所定列数の容器群を被把持部にて列
単位で吊下支持し、各容器列同士の間隔を所定間隔に拡
縮する整列部と、前記整列部にて吊下支持された容器群
に対して係合可能に設けられ、前記定量部から整列部に
容器群を供給するときには、前記押出機構にて前記定量
部から整列部内に押し出されてきた容器群の進行を停止
させ、前記整列部から定量部に容器群を排出するときに
は、前記整列部にて吊下支持された容器群を、前記定量
部側に押し出す整列押出機構を備えたことをその要旨と
する。
の発明において、前記定量部における前記押出機構の容
器押出方向側には、所定列数の容器群を被把持部にて列
単位で吊下支持し、各容器列同士の間隔を所定間隔に拡
縮する整列部と、前記整列部にて吊下支持された容器群
に対して係合可能に設けられ、前記定量部から整列部に
容器群を供給するときには、前記押出機構にて前記定量
部から整列部内に押し出されてきた容器群の進行を停止
させ、前記整列部から定量部に容器群を排出するときに
は、前記整列部にて吊下支持された容器群を、前記定量
部側に押し出す整列押出機構を備えたことをその要旨と
する。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記整列部は、所定列数の容器群を被
把持部にて列単位で吊り下げ支持可能とした複数の吊下
部材を備えており、前記各吊下部材の間隔を所定範囲内
において広狭自在に移動調節する列間調節機構と、前記
整列部の下流側に設定され、パレット上に容器群が段積
み可能となる段積み段ばらし部とを設け、前記列間調節
機構は、容器群を前記定量部から前記整列部へ移送する
ときには、定量部にて吊下支持された容器群が各吊下部
材に円滑に乗り移り可能となるように各吊下部材間を拡
開し、また、容器群を前記整列部から前記パレット段積
部に移送するとき、及びパレット上から整列部に移送す
るときには、取り扱い容器の荷姿に対応するように各吊
下部材の間隔を狭めることをその要旨とする。
の発明において、前記整列部は、所定列数の容器群を被
把持部にて列単位で吊り下げ支持可能とした複数の吊下
部材を備えており、前記各吊下部材の間隔を所定範囲内
において広狭自在に移動調節する列間調節機構と、前記
整列部の下流側に設定され、パレット上に容器群が段積
み可能となる段積み段ばらし部とを設け、前記列間調節
機構は、容器群を前記定量部から前記整列部へ移送する
ときには、定量部にて吊下支持された容器群が各吊下部
材に円滑に乗り移り可能となるように各吊下部材間を拡
開し、また、容器群を前記整列部から前記パレット段積
部に移送するとき、及びパレット上から整列部に移送す
るときには、取り扱い容器の荷姿に対応するように各吊
下部材の間隔を狭めることをその要旨とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記整列部にて吊下支持された容器群
を外部へ移送するときには、同容器群を外周より一括し
て拘束し、この容器群を前記整列部から離脱させて前記
段積み段ばらし部に移送し、また、パレット上に段積み
された所定段数の容器群を前記整列部へ供給するときに
は、最上段の容器群を外周より一括して拘束して整列部
に移送し、同容器群を整列部にて吊下支持する拘束搬送
装置を備えたことをその要旨とする。
の発明において、前記整列部にて吊下支持された容器群
を外部へ移送するときには、同容器群を外周より一括し
て拘束し、この容器群を前記整列部から離脱させて前記
段積み段ばらし部に移送し、また、パレット上に段積み
された所定段数の容器群を前記整列部へ供給するときに
は、最上段の容器群を外周より一括して拘束して整列部
に移送し、同容器群を整列部にて吊下支持する拘束搬送
装置を備えたことをその要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記容器搬送装置に対して分岐するよ
うに接続され、同容器搬送装置にて搬送されてくる容器
を前記容器供給装置に至るように経由する搬送供給装置
と、前記容器搬送装置に対して合流するように接続され
ると共に、容器排出機構にて押し出されてきた容器が乗
り移り可能となるように配置され、同容器を前記容器搬
送装置に排出する搬送排出装置と、前記容器搬送装置と
搬送供給装置との分岐部に設けられ、容器の搬送経路
を、前記容器搬送装置と搬送供給装置との間で切り替え
る容器切替分岐装置と、前記搬送排出装置と容器搬送装
置との合流部に設けられ、容器の搬送経路を、前記搬送
排出装置と容器搬送装置との間で切り替える容器切替合
流装置とを備えたことをその要旨とする。
の発明において、前記容器搬送装置に対して分岐するよ
うに接続され、同容器搬送装置にて搬送されてくる容器
を前記容器供給装置に至るように経由する搬送供給装置
と、前記容器搬送装置に対して合流するように接続され
ると共に、容器排出機構にて押し出されてきた容器が乗
り移り可能となるように配置され、同容器を前記容器搬
送装置に排出する搬送排出装置と、前記容器搬送装置と
搬送供給装置との分岐部に設けられ、容器の搬送経路
を、前記容器搬送装置と搬送供給装置との間で切り替え
る容器切替分岐装置と、前記搬送排出装置と容器搬送装
置との合流部に設けられ、容器の搬送経路を、前記搬送
排出装置と容器搬送装置との間で切り替える容器切替合
流装置とを備えたことをその要旨とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、容器群を所定列
毎にまとめて1段とし、この1段分の容器群がパレット
上に段積みされる毎に同パレットを下降させて容器群を
所定段数に段積みする機能と、所定段数に段積みされた
容器群が1段ずつ分解される毎にパレットを上昇させて
容器群を段ばらしする機能とを備えた容器の段積み段ば
らし兼用装置であって、請求項1〜請求項5に記載の容
器整列搬送装置を備えたことをその要旨とする。
毎にまとめて1段とし、この1段分の容器群がパレット
上に段積みされる毎に同パレットを下降させて容器群を
所定段数に段積みする機能と、所定段数に段積みされた
容器群が1段ずつ分解される毎にパレットを上昇させて
容器群を段ばらしする機能とを備えた容器の段積み段ば
らし兼用装置であって、請求項1〜請求項5に記載の容
器整列搬送装置を備えたことをその要旨とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、製造プラントに
て製造された容器を充填プラントへ列状に搬送する容器
搬送装置の途上に、パレット上に容器を整列状態で段積
みすると共に、パレット上に段積みされた容器群を列状
に整列する段積み段ばらし兼用装置を設け、前記容器搬
送装置の兼用装置よりも下流側が停止、又は製造プラン
トにおける容器の処理数が前記充填プラントにおける容
器の処理数よりも多い場合には、前記容器搬送装置上に
設けた容器切替分岐装置により容器の搬送経路を切り替
えることにより、前記兼用装置に容器を供給し、段積み
装置としての機能により容器をパレット上に段積みし、
製造プラントの停止、又は製造プラントにおける容器の
処理数が前記充填プラントにおける容器の処理数よりも
少ない場合等、充填プラント側で容器の供給を必要とす
る場合には、段ばらし装置としての機能によりパレット
上の容器群を荷下ろしすると共に列状に整列し、容器切
替合流装置により容器の搬送経路を切り替えることによ
り、前記容器搬送装置に容器を排出して充填プラントに
供給することをその要旨とする。 (作用)請求項1に記載の発明においては、定量部は押
出機構の押出方向及び反押出方向のいずれの方向からも
容器群を吊下状態で受け入れ可能となる。容器搬送装置
にて搬送されてくる容器は、容器供給装置により定量部
の各吊下通路内に順次供給される。定量部にて吊下支持
された容器群は、押出機構により列方向に沿って外部に
押し出されるか、或いは、容器排出機構により搬送排出
装置に対して押し出されるかする。即ち、容器は定量部
に吊下状態で供給されると共に吊下状態で定量部から排
出され、容器の段積み及び段ばらしの双方に対応する。
て製造された容器を充填プラントへ列状に搬送する容器
搬送装置の途上に、パレット上に容器を整列状態で段積
みすると共に、パレット上に段積みされた容器群を列状
に整列する段積み段ばらし兼用装置を設け、前記容器搬
送装置の兼用装置よりも下流側が停止、又は製造プラン
トにおける容器の処理数が前記充填プラントにおける容
器の処理数よりも多い場合には、前記容器搬送装置上に
設けた容器切替分岐装置により容器の搬送経路を切り替
えることにより、前記兼用装置に容器を供給し、段積み
装置としての機能により容器をパレット上に段積みし、
製造プラントの停止、又は製造プラントにおける容器の
処理数が前記充填プラントにおける容器の処理数よりも
少ない場合等、充填プラント側で容器の供給を必要とす
る場合には、段ばらし装置としての機能によりパレット
上の容器群を荷下ろしすると共に列状に整列し、容器切
替合流装置により容器の搬送経路を切り替えることによ
り、前記容器搬送装置に容器を排出して充填プラントに
供給することをその要旨とする。 (作用)請求項1に記載の発明においては、定量部は押
出機構の押出方向及び反押出方向のいずれの方向からも
容器群を吊下状態で受け入れ可能となる。容器搬送装置
にて搬送されてくる容器は、容器供給装置により定量部
の各吊下通路内に順次供給される。定量部にて吊下支持
された容器群は、押出機構により列方向に沿って外部に
押し出されるか、或いは、容器排出機構により搬送排出
装置に対して押し出されるかする。即ち、容器は定量部
に吊下状態で供給されると共に吊下状態で定量部から排
出され、容器の段積み及び段ばらしの双方に対応する。
【0012】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、前記定量部から整列部
に容器群を供給するときには、前記押出機構にて前記定
量部から整列部内に押し出されてきた容器群の進行が前
記整列押出機構により停止され整列される。また、前記
整列部から定量部に容器群を排出するときには、前記整
列部にて吊下支持された容器群は前記整列押出機構によ
り前記定量部側に押し出される。即ち、整列部における
容器群の整列と整列部から定量部への容器群の押し出し
とが単一の機構により行われる。
1に記載の発明の作用に加えて、前記定量部から整列部
に容器群を供給するときには、前記押出機構にて前記定
量部から整列部内に押し出されてきた容器群の進行が前
記整列押出機構により停止され整列される。また、前記
整列部から定量部に容器群を排出するときには、前記整
列部にて吊下支持された容器群は前記整列押出機構によ
り前記定量部側に押し出される。即ち、整列部における
容器群の整列と整列部から定量部への容器群の押し出し
とが単一の機構により行われる。
【0013】請求項3に記載の発明においては、請求項
2に記載の発明の作用に加えて、容器群を前記定量部か
ら前記整列部へ移送するときには、定量部にて吊下支持
された容器群が各吊下部材に円滑に乗り移り可能となる
ように各吊下部材間が拡開される。また、容器群を前記
整列部から前記パレット段積部に移送するとき、及びパ
レット上から整列部に移送するときには、取り扱い容器
の荷姿に対応するように各吊下部材の間隔が狭められ
る。即ち、各吊下部材にて吊下支持された容器の列間隔
が調節される。
2に記載の発明の作用に加えて、容器群を前記定量部か
ら前記整列部へ移送するときには、定量部にて吊下支持
された容器群が各吊下部材に円滑に乗り移り可能となる
ように各吊下部材間が拡開される。また、容器群を前記
整列部から前記パレット段積部に移送するとき、及びパ
レット上から整列部に移送するときには、取り扱い容器
の荷姿に対応するように各吊下部材の間隔が狭められ
る。即ち、各吊下部材にて吊下支持された容器の列間隔
が調節される。
【0014】請求項4に記載の発明においては、請求項
3に記載の発明の作用に加えて、前記整列部にて吊下支
持された容器群を外部へ移送するときには、同容器群は
外周より一括して拘束された状態で整列部から離脱さ
れ、前記段積み段ばらし部に移送される。また、パレッ
ト上に段積みされた所定段数の容器群を前記整列部へ供
給するときには、最上段の容器群は外周より一括して拘
束された状態で整列部に移送され、同容器群が整列部に
て吊下支持される。即ち、パレット1段分の容器群を一
括して搬送することにより、容器搬送の処理能力が向上
する。
3に記載の発明の作用に加えて、前記整列部にて吊下支
持された容器群を外部へ移送するときには、同容器群は
外周より一括して拘束された状態で整列部から離脱さ
れ、前記段積み段ばらし部に移送される。また、パレッ
ト上に段積みされた所定段数の容器群を前記整列部へ供
給するときには、最上段の容器群は外周より一括して拘
束された状態で整列部に移送され、同容器群が整列部に
て吊下支持される。即ち、パレット1段分の容器群を一
括して搬送することにより、容器搬送の処理能力が向上
する。
【0015】請求項5に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、容器切替分岐装置によ
る容器の搬送経路の切り替えにより、容器搬送装置にて
搬送されてくる容器は搬送供給装置を経由して容器供給
装置に至る。そして、容器が前記定量部に供給される。
また、容器切替合流装置による容器の搬送経路の切り替
えにより、前記定量部から容器排出機構にて押し出され
てきた容器は搬送排出装置へ乗り移り前記容器搬送装置
に排出される。即ち、容器搬送装置と定量部との間にお
いて容器の受け渡しが行われる。
1に記載の発明の作用に加えて、容器切替分岐装置によ
る容器の搬送経路の切り替えにより、容器搬送装置にて
搬送されてくる容器は搬送供給装置を経由して容器供給
装置に至る。そして、容器が前記定量部に供給される。
また、容器切替合流装置による容器の搬送経路の切り替
えにより、前記定量部から容器排出機構にて押し出され
てきた容器は搬送排出装置へ乗り移り前記容器搬送装置
に排出される。即ち、容器搬送装置と定量部との間にお
いて容器の受け渡しが行われる。
【0016】請求項6に記載の発明においては、請求項
1〜請求項5に記載の容器整列搬送装置にて整列された
1段分の容器群がパレット上に段積みされる毎に同パレ
ットが下降される。この動作が所定回数繰り返されるこ
とにより、パレット上に所定段数の容器群が段積みされ
る。また、所定段数に段積みされた容器群が請求項1〜
請求項5に記載の容器整列搬送装置にて1段ずつ分解さ
れる毎にパレットが上昇される。この動作が所定回数繰
り返されることにより、所定段数に段積みされた容器群
が段ばらしされる。前記容器整列搬送装置は容器を吊下
状態で整列搬送する吊下方式が採用されており、容器の
転倒が防止される。このため、容器を高速で且つ安定し
て搬送可能となり、容器整列搬送装置の容器整列搬送処
理能力が向上する。
1〜請求項5に記載の容器整列搬送装置にて整列された
1段分の容器群がパレット上に段積みされる毎に同パレ
ットが下降される。この動作が所定回数繰り返されるこ
とにより、パレット上に所定段数の容器群が段積みされ
る。また、所定段数に段積みされた容器群が請求項1〜
請求項5に記載の容器整列搬送装置にて1段ずつ分解さ
れる毎にパレットが上昇される。この動作が所定回数繰
り返されることにより、所定段数に段積みされた容器群
が段ばらしされる。前記容器整列搬送装置は容器を吊下
状態で整列搬送する吊下方式が採用されており、容器の
転倒が防止される。このため、容器を高速で且つ安定し
て搬送可能となり、容器整列搬送装置の容器整列搬送処
理能力が向上する。
【0017】請求項7に記載の発明においては、前記容
器搬送装置の兼用装置よりも下流側が停止、又は製造プ
ラントにおける容器の処理数が前記充填プラントにおけ
る容器の処理数よりも多い場合には、前記容器搬送装置
上に設けた容器切替分岐装置により容器の搬送経路が切
り替えられて前記段積み段ばらし兼用装置に容器が供給
される。そして、段積み装置としての機能により容器が
パレット上に段積みされる。一方、製造プラントの停
止、又は製造プラントにおける容器の処理数が前記充填
プラントにおける容器の処理数よりも少ない場合等、充
填プラント側で容器の供給を必要とする場合には、段ば
らし装置としての機能によりパレット上の容器群が荷下
ろしされると共に列状に整列される。そして、容器切替
合流装置により容器の搬送経路が切り替えられて前記容
器搬送装置に容器が排出され、充填プラントに供給され
る。即ち、両プラントのいずれか一方が停止しても残り
のプラントを停止させる必要がない。また、両プラント
間の容器処理能力に差がある場合についても対応可能と
なる。
器搬送装置の兼用装置よりも下流側が停止、又は製造プ
ラントにおける容器の処理数が前記充填プラントにおけ
る容器の処理数よりも多い場合には、前記容器搬送装置
上に設けた容器切替分岐装置により容器の搬送経路が切
り替えられて前記段積み段ばらし兼用装置に容器が供給
される。そして、段積み装置としての機能により容器が
パレット上に段積みされる。一方、製造プラントの停
止、又は製造プラントにおける容器の処理数が前記充填
プラントにおける容器の処理数よりも少ない場合等、充
填プラント側で容器の供給を必要とする場合には、段ば
らし装置としての機能によりパレット上の容器群が荷下
ろしされると共に列状に整列される。そして、容器切替
合流装置により容器の搬送経路が切り替えられて前記容
器搬送装置に容器が排出され、充填プラントに供給され
る。即ち、両プラントのいずれか一方が停止しても残り
のプラントを停止させる必要がない。また、両プラント
間の容器処理能力に差がある場合についても対応可能と
なる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を容器としてのプラ
スチックボトルをパレット上に段積み及び段ばらしする
容器の段積み段ばらし兼用装置に具体化した一実施形態
を図1〜図18に従って説明する。 (全体構成)図1に示すように、段積み段ばらし兼用装
置11は、反X方向側の製造プラント(図示略)にて製
造された例えば円筒状のプラスチックボトル(以下、
「ボトル」という。)BをX方向側の充填プラント(図
示略)に搬送する容器搬送装置としての搬送コンベア1
2に対して分岐するように接続されている。この段積み
段ばらし兼用装置11は、搬送コンベア12から列状で
分岐供給されたボトルBをパレットP上に所定段数だけ
段積みしたり、或いは、段積みされたボトルB群を1段
ずつに分解し、さらに1列直立状に整列して前記搬送コ
ンベア12へ供給したりする装置である。
スチックボトルをパレット上に段積み及び段ばらしする
容器の段積み段ばらし兼用装置に具体化した一実施形態
を図1〜図18に従って説明する。 (全体構成)図1に示すように、段積み段ばらし兼用装
置11は、反X方向側の製造プラント(図示略)にて製
造された例えば円筒状のプラスチックボトル(以下、
「ボトル」という。)BをX方向側の充填プラント(図
示略)に搬送する容器搬送装置としての搬送コンベア1
2に対して分岐するように接続されている。この段積み
段ばらし兼用装置11は、搬送コンベア12から列状で
分岐供給されたボトルBをパレットP上に所定段数だけ
段積みしたり、或いは、段積みされたボトルB群を1段
ずつに分解し、さらに1列直立状に整列して前記搬送コ
ンベア12へ供給したりする装置である。
【0019】図1〜図3に示すように、段積み段ばらし
兼用装置11は搬送装置13、整列ガイド装置14、整
列部としてのパターン形成装置15、拘束搬送装置16
及びパレット昇降装置17等を備えている。
兼用装置11は搬送装置13、整列ガイド装置14、整
列部としてのパターン形成装置15、拘束搬送装置16
及びパレット昇降装置17等を備えている。
【0020】搬送装置13はボトルBを1列で搬送する
ための装置である。整列ガイド装置14は搬送されてき
たボトルBを列単位で吊下支持するための装置である。
パターン形成装置15は吊り下げ状態のボトルB列の間
隔を調節するための装置である。拘束搬送装置16はパ
ターン形成装置15にて吊下支持されたボトルB群及び
パレット昇降装置17内のパレットP上に段積みされた
ボトルB群を一括して拘束した状態で移送するための装
置である。パレット昇降装置17はボトルBを段積み可
能としたパレットPを昇降させるための装置である。
尚、前記搬送装置13、整列ガイド装置14、パターン
形成装置15及び拘束搬送装置16からボトルBを所定
の配列パターンに整列して搬送する容器整列搬送装置が
構成されている。 (搬送装置)図1に示すように、前記搬送装置13はボ
トルBをY方向に列状に搬送する第1搬送機構21、及
びボトルBを反Y方向に列状に搬送する第2搬送機構2
2を備えている。例えば、両搬送機構21,22はそれ
ぞれ所定の曲率半径を有する円弧部と、その両端の直線
部とを有しており、それぞれの一方の直線部が互いに遠
ざかるように、且つ他方の直線部が所定間隔をおいて互
いにほぼ平行をなすように配置されている。両搬送機構
21,22の一方の直線部はそれぞれ前記搬送コンベア
12上に所定間隔をおいて設けられた容器切替分岐装置
23a及び容器切替合流装置23bに対して接続されて
いる。
ための装置である。整列ガイド装置14は搬送されてき
たボトルBを列単位で吊下支持するための装置である。
パターン形成装置15は吊り下げ状態のボトルB列の間
隔を調節するための装置である。拘束搬送装置16はパ
ターン形成装置15にて吊下支持されたボトルB群及び
パレット昇降装置17内のパレットP上に段積みされた
ボトルB群を一括して拘束した状態で移送するための装
置である。パレット昇降装置17はボトルBを段積み可
能としたパレットPを昇降させるための装置である。
尚、前記搬送装置13、整列ガイド装置14、パターン
形成装置15及び拘束搬送装置16からボトルBを所定
の配列パターンに整列して搬送する容器整列搬送装置が
構成されている。 (搬送装置)図1に示すように、前記搬送装置13はボ
トルBをY方向に列状に搬送する第1搬送機構21、及
びボトルBを反Y方向に列状に搬送する第2搬送機構2
2を備えている。例えば、両搬送機構21,22はそれ
ぞれ所定の曲率半径を有する円弧部と、その両端の直線
部とを有しており、それぞれの一方の直線部が互いに遠
ざかるように、且つ他方の直線部が所定間隔をおいて互
いにほぼ平行をなすように配置されている。両搬送機構
21,22の一方の直線部はそれぞれ前記搬送コンベア
12上に所定間隔をおいて設けられた容器切替分岐装置
23a及び容器切替合流装置23bに対して接続されて
いる。
【0021】前記容器切替分岐装置23a及び容器切替
合流装置23bはそれぞれ搬送コンベア12の幅方向に
往復移動可能とした切替部材24a, 24bを備えてい
る。この両切替部材24a, 24bの切替移動により、
ボトルBの搬送経路が搬送コンベア12と第1搬送機構
21との間、及び搬送コンベア12と第2搬送機構22
との間において切り替わる。
合流装置23bはそれぞれ搬送コンベア12の幅方向に
往復移動可能とした切替部材24a, 24bを備えてい
る。この両切替部材24a, 24bの切替移動により、
ボトルBの搬送経路が搬送コンベア12と第1搬送機構
21との間、及び搬送コンベア12と第2搬送機構22
との間において切り替わる。
【0022】前記搬送コンベア12はエアコンベア25
にて構成されている。第1搬送機構21は搬送供給装置
としてのエアコンベア25a及び容器供給装置としての
バキュームコンベア26にて構成されている。第2搬送
機構22は搬送排出装置としてのエアコンベア25bか
ら構成されている。前記エアコンベア25, 25a,2
5bは、それぞれボトルBの首部を支持案内しながらエ
ア噴流による推進力によってボトルBを吊り下げ状態で
搬送する公知の構成とされている。
にて構成されている。第1搬送機構21は搬送供給装置
としてのエアコンベア25a及び容器供給装置としての
バキュームコンベア26にて構成されている。第2搬送
機構22は搬送排出装置としてのエアコンベア25bか
ら構成されている。前記エアコンベア25, 25a,2
5bは、それぞれボトルBの首部を支持案内しながらエ
ア噴流による推進力によってボトルBを吊り下げ状態で
搬送する公知の構成とされている。
【0023】図3に示すように、バキュームコンベア2
6は吸引箱27内の空気を吸引装置(図示略)にて外部
に排気することにより同吸引箱27の内部を負圧にし、
同吸引箱27上のボトルBを底面吸着状態かつ1列直立
状態で搬送する公知の構成とされている。前記搬送コン
ベア12から分岐され、第1搬送機構21のエアコンベ
ア25aにより搬送されてきたボトルBは1列直立状態
で滑らかに吸引箱27の上面に乗り移り、同吸引箱27
の上方に支持部材28を介して支持されたネックガイド
29により首部がガイドされながら安定してY方向に搬
送される。尚、図3に前記搬送装置13と整列ガイド装
置14との境界をZ−Z線にて示す。
6は吸引箱27内の空気を吸引装置(図示略)にて外部
に排気することにより同吸引箱27の内部を負圧にし、
同吸引箱27上のボトルBを底面吸着状態かつ1列直立
状態で搬送する公知の構成とされている。前記搬送コン
ベア12から分岐され、第1搬送機構21のエアコンベ
ア25aにより搬送されてきたボトルBは1列直立状態
で滑らかに吸引箱27の上面に乗り移り、同吸引箱27
の上方に支持部材28を介して支持されたネックガイド
29により首部がガイドされながら安定してY方向に搬
送される。尚、図3に前記搬送装置13と整列ガイド装
置14との境界をZ−Z線にて示す。
【0024】(ストッパ手段)図3に示すように、前記
バキュームコンベア26のY方向端部には空圧シリンダ
(図示略)等の作動により所定のタイミングで開閉動作
する開閉ストッパ30が設けられている。この開閉スト
ッパ30は、制御部(図示略)が光学センサ(図示略)
等からの検出信号に基づいて1列分のボトルBをカウン
トすると、前記空圧シリンダの作動により閉鎖され、バ
キュームコンベア26上のボトルBの進行が阻止され
る。このとき、エアコンベア25a及びバキュームコン
ベア26の運転は継続されており、同バキュームコンベ
ア26上のボトルBは底面吸着状態で待機している。従
って、ボトルB径の誤差に関係なく確実に1列分のボト
ルBを切り分けることが可能となっている。 (整列ガイド装置)図1、図2及び図18に示すよう
に、前記整列ガイド装置14は、定量部31、減速スト
ッパ機構32、押出機構33及び容器排出機構34を備
えている。
バキュームコンベア26のY方向端部には空圧シリンダ
(図示略)等の作動により所定のタイミングで開閉動作
する開閉ストッパ30が設けられている。この開閉スト
ッパ30は、制御部(図示略)が光学センサ(図示略)
等からの検出信号に基づいて1列分のボトルBをカウン
トすると、前記空圧シリンダの作動により閉鎖され、バ
キュームコンベア26上のボトルBの進行が阻止され
る。このとき、エアコンベア25a及びバキュームコン
ベア26の運転は継続されており、同バキュームコンベ
ア26上のボトルBは底面吸着状態で待機している。従
って、ボトルB径の誤差に関係なく確実に1列分のボト
ルBを切り分けることが可能となっている。 (整列ガイド装置)図1、図2及び図18に示すよう
に、前記整列ガイド装置14は、定量部31、減速スト
ッパ機構32、押出機構33及び容器排出機構34を備
えている。
【0025】(定量部)図4及び図5に示すように、前
記定量部31は、第1機枠W1に対してX方向に延出す
るように固定された一対の梁材41の上面に対して、レ
ール42及びスライダ43を介して、X方向及び反X方
向へ往復移動可能に設けられた移動枠体44を備えてい
る。図4に示すように、前記移動枠体44は、複数のプ
ーリ及びタイミングベルトを介して第1機枠W1に固定
された駆動手段としての駆動モータ45に作動連結され
ている。移動枠体44上には複数の連結部材46が固定
されており、各連結部材46上には複数の支持部材47
がX方向に沿うように等間隔に立設されている。
記定量部31は、第1機枠W1に対してX方向に延出す
るように固定された一対の梁材41の上面に対して、レ
ール42及びスライダ43を介して、X方向及び反X方
向へ往復移動可能に設けられた移動枠体44を備えてい
る。図4に示すように、前記移動枠体44は、複数のプ
ーリ及びタイミングベルトを介して第1機枠W1に固定
された駆動手段としての駆動モータ45に作動連結され
ている。移動枠体44上には複数の連結部材46が固定
されており、各連結部材46上には複数の支持部材47
がX方向に沿うように等間隔に立設されている。
【0026】図6に示すように、各支持部材47の上端
にはそれぞれ複数の板状をなすネックハンガー48が各
支持部材47に対して直交するように固定されている。
各ネックハンガー48は図4におけるY方向に沿うよう
に延出されている。図5に示すように、互いに隣接する
ネックハンガー48間にはそれぞれ吊下通路としての通
路S1が形成されており、同通路S1内には前記第1搬
送機構21から搬送されてきたボトルBが円滑に進入可
能となっている。各通路S1内のボトルBは被把持部と
してのフランジFの下面が各ネックハンガー48の係合
端部上面間に係止されることによって吊り下げ支持され
る。尚、図5においては支持部材47及びネックハンガ
ー48をX方向側の半分のみ示し、反X方向側の半分は
その一部を二点鎖線にて示す。
にはそれぞれ複数の板状をなすネックハンガー48が各
支持部材47に対して直交するように固定されている。
各ネックハンガー48は図4におけるY方向に沿うよう
に延出されている。図5に示すように、互いに隣接する
ネックハンガー48間にはそれぞれ吊下通路としての通
路S1が形成されており、同通路S1内には前記第1搬
送機構21から搬送されてきたボトルBが円滑に進入可
能となっている。各通路S1内のボトルBは被把持部と
してのフランジFの下面が各ネックハンガー48の係合
端部上面間に係止されることによって吊り下げ支持され
る。尚、図5においては支持部材47及びネックハンガ
ー48をX方向側の半分のみ示し、反X方向側の半分は
その一部を二点鎖線にて示す。
【0027】図7に示すように、各ネックハンガー48
は通路S1内に1列分のボトルBが入り込み可能となる
長さに設定されていると共に、前記通路S1が少なくと
もパレット1段分のボトル列数よりも1列多く形成され
る数だけ設けられている。通常、パレット1段分のボト
ル列数は10〜20列の間であり、本実施形態において
は20列とされている。即ち、本実施形態において、通
路S1は21列分だけ設けられている。また、1列分の
ボトルBの本数は20本とされている。以下、各通路S
1はX方向側(図7における上側)から順に1列目、2
列目、・・・21列目と数える。尚、図7においては、
説明の便宜上、ネックハンガー48及び通路S1の一部
を省略する。
は通路S1内に1列分のボトルBが入り込み可能となる
長さに設定されていると共に、前記通路S1が少なくと
もパレット1段分のボトル列数よりも1列多く形成され
る数だけ設けられている。通常、パレット1段分のボト
ル列数は10〜20列の間であり、本実施形態において
は20列とされている。即ち、本実施形態において、通
路S1は21列分だけ設けられている。また、1列分の
ボトルBの本数は20本とされている。以下、各通路S
1はX方向側(図7における上側)から順に1列目、2
列目、・・・21列目と数える。尚、図7においては、
説明の便宜上、ネックハンガー48及び通路S1の一部
を省略する。
【0028】図7に示すように、前記定量部31は前記
駆動モータ45の正逆回転駆動により、受入待機位置α
1、押出待機位置α2、排出開始位置α3及び排出完了
位置α4の間を移動する。受入待機位置α1は1列目の
通路S1が前記第1搬送機構21のY方向側にあり、同
第1搬送機構21にて搬送されてきたボトルBが同1列
目の通路S1内に円滑に進入可能となる位置である。押
出待機位置α2は1〜20列目の通路S1が減速ストッ
パ機構32と容器排出機構34との間にあり、各ネック
ハンガー48にて吊り下げ支持されたボトルB群が後述
の押出機構33にて押し出し可能となる位置である。
駆動モータ45の正逆回転駆動により、受入待機位置α
1、押出待機位置α2、排出開始位置α3及び排出完了
位置α4の間を移動する。受入待機位置α1は1列目の
通路S1が前記第1搬送機構21のY方向側にあり、同
第1搬送機構21にて搬送されてきたボトルBが同1列
目の通路S1内に円滑に進入可能となる位置である。押
出待機位置α2は1〜20列目の通路S1が減速ストッ
パ機構32と容器排出機構34との間にあり、各ネック
ハンガー48にて吊り下げ支持されたボトルB群が後述
の押出機構33にて押し出し可能となる位置である。
【0029】排出開始位置α3は1列目の通路S1が前
記第2搬送機構22のY方向側にあり、同1列目の通路
S1内のボトルBが第2搬送機構22内に円滑に進入可
能となる位置である。排出完了位置α4は1列目の通路
S1が容器排出機構34をX方向に大きく越えると共
に、20列目の通路S1が第2搬送機構22のY方向側
にあり、同20列目の通路S1内のボトルBが第2搬送
機構22内に円滑に進入可能となる位置である。尚、前
記受入待機位置α1、押出待機位置α2、排出開始位置
α3及び排出完了位置α4は1列目の通路S1の中心軸
を示す。
記第2搬送機構22のY方向側にあり、同1列目の通路
S1内のボトルBが第2搬送機構22内に円滑に進入可
能となる位置である。排出完了位置α4は1列目の通路
S1が容器排出機構34をX方向に大きく越えると共
に、20列目の通路S1が第2搬送機構22のY方向側
にあり、同20列目の通路S1内のボトルBが第2搬送
機構22内に円滑に進入可能となる位置である。尚、前
記受入待機位置α1、押出待機位置α2、排出開始位置
α3及び排出完了位置α4は1列目の通路S1の中心軸
を示す。
【0030】(減速ストッパ機構)図3及び図7に示す
ように、前記減速ストッパ機構32は、受入待機位置α
1に位置する定量部31において、1列目の通路S1の
上方に、且つ前記第1搬送機構21のY方向延長線上に
配置されている。減速ストッパ機構32は第1機枠W1
に支持されたカバー51の内部両端に回転可能に支持さ
れた駆動プーリ52及び従動プーリ53を備えており、
両プーリ52,53間にはタイミングベルト54が掛装
されている。駆動プーリ52は前記カバー51の外側面
に固定されたサーボモータ55に作動連結されており、
タイミングベルト54の下行部にはストッパ片56が外
方へ突出するように連結されている。ストッパ片56は
前記各通路S1内を通過可能な幅に、且つネックハンガ
ー48にて吊り下げ支持されたボトルBの胴体部に当接
可能な長さに形成されている。
ように、前記減速ストッパ機構32は、受入待機位置α
1に位置する定量部31において、1列目の通路S1の
上方に、且つ前記第1搬送機構21のY方向延長線上に
配置されている。減速ストッパ機構32は第1機枠W1
に支持されたカバー51の内部両端に回転可能に支持さ
れた駆動プーリ52及び従動プーリ53を備えており、
両プーリ52,53間にはタイミングベルト54が掛装
されている。駆動プーリ52は前記カバー51の外側面
に固定されたサーボモータ55に作動連結されており、
タイミングベルト54の下行部にはストッパ片56が外
方へ突出するように連結されている。ストッパ片56は
前記各通路S1内を通過可能な幅に、且つネックハンガ
ー48にて吊り下げ支持されたボトルBの胴体部に当接
可能な長さに形成されている。
【0031】従って、ストッパ片56は前記サーボモー
タ55の駆動により図3に示す待機位置β1、停止位置
β2及び退避位置β3の間を移動する。待機位置β1は
ストッパ片56が通路S1内にあり、ボトルBに対して
係合可能であると共に通路S1の全長における前端から
後端側1/3程度のところに保持される位置である。停
止位置β2はストッパ片56が通路S1内に搬入された
パレット1列分のボトルB群における最前端のボトルB
に係合する位置である。退避位置β3はストッパ片56
が定量部31の外部にあると共にネックハンガー48に
て吊り下げ支持されたボトルB群に対して干渉しない位
置である。
タ55の駆動により図3に示す待機位置β1、停止位置
β2及び退避位置β3の間を移動する。待機位置β1は
ストッパ片56が通路S1内にあり、ボトルBに対して
係合可能であると共に通路S1の全長における前端から
後端側1/3程度のところに保持される位置である。停
止位置β2はストッパ片56が通路S1内に搬入された
パレット1列分のボトルB群における最前端のボトルB
に係合する位置である。退避位置β3はストッパ片56
が定量部31の外部にあると共にネックハンガー48に
て吊り下げ支持されたボトルB群に対して干渉しない位
置である。
【0032】(第1押出機構)図4及び図5に示すよう
に、前記押出機構33は、上部梁材Wbに対して下方に
突出するように固定された一対のケース61a, 61b
を備えている。両ケース61a, 61bの内部両端にそ
れぞれ回動可能に支持された一対のプーリ62a,62
b間にはタイミングベルト63が掛装されている。タイ
ミングベルト63の下行部には、X方向及び反X方向に
延出された支持部材64を介して、複数の押出部材65
が所定間隔毎に両ケース61a, 61bの下部開口から
それぞれ下方に突出するように固定されている。各押出
部材65は、合計20個だけ設けられている。
に、前記押出機構33は、上部梁材Wbに対して下方に
突出するように固定された一対のケース61a, 61b
を備えている。両ケース61a, 61bの内部両端にそ
れぞれ回動可能に支持された一対のプーリ62a,62
b間にはタイミングベルト63が掛装されている。タイ
ミングベルト63の下行部には、X方向及び反X方向に
延出された支持部材64を介して、複数の押出部材65
が所定間隔毎に両ケース61a, 61bの下部開口から
それぞれ下方に突出するように固定されている。各押出
部材65は、合計20個だけ設けられている。
【0033】各押出部材65は前記各通路S1内を通過
可能となる程度の幅に形成されていると共にそれぞれの
間隔が各通路S1の間隔と同じになるように配置されて
おり、いずれの押出部材65も通路S1内を支障無く通
過可能とされている。前記定量部31が図7に示す押出
待機位置α2にある場合、各押出部材65は1列目〜2
0列目の通路S1、即ち1段分のボトルBが吊り下げ支
持されている通路S1にそれぞれ対応するように位置す
る。また、図5及び図7に示すように、第1搬送機構2
1からボトルBが搬入される通路S1と押出部材65と
はX方向において離間している。このため、第1搬送機
構21から搬入されるボトルBと押出部材65とが干渉
することはない。
可能となる程度の幅に形成されていると共にそれぞれの
間隔が各通路S1の間隔と同じになるように配置されて
おり、いずれの押出部材65も通路S1内を支障無く通
過可能とされている。前記定量部31が図7に示す押出
待機位置α2にある場合、各押出部材65は1列目〜2
0列目の通路S1、即ち1段分のボトルBが吊り下げ支
持されている通路S1にそれぞれ対応するように位置す
る。また、図5及び図7に示すように、第1搬送機構2
1からボトルBが搬入される通路S1と押出部材65と
はX方向において離間している。このため、第1搬送機
構21から搬入されるボトルBと押出部材65とが干渉
することはない。
【0034】前記両ケース61a, 61b内のプーリ6
2a,62aは、それぞれ複数のプーリ、タイミングベ
ルト及び減速ギアボックスを介して、上部梁材Wbの上
面に固定された一対の駆動モータ66a, 66bに作動
連結されている。従って、両駆動モータ66a, 66b
の正逆回転駆動により、各押出部材65は図4に実線で
示す待機位置γ1と図4に二点鎖線で示す作動後位置γ
2との間を移動する。各押出部材65の待機位置γ1か
ら作動後位置γ2への移動に伴って、各ネックハンガー
48間に吊下支持されたパレット1段分のボトルBは列
単位で一斉に図4におけるY方向側に押し出される。
2a,62aは、それぞれ複数のプーリ、タイミングベ
ルト及び減速ギアボックスを介して、上部梁材Wbの上
面に固定された一対の駆動モータ66a, 66bに作動
連結されている。従って、両駆動モータ66a, 66b
の正逆回転駆動により、各押出部材65は図4に実線で
示す待機位置γ1と図4に二点鎖線で示す作動後位置γ
2との間を移動する。各押出部材65の待機位置γ1か
ら作動後位置γ2への移動に伴って、各ネックハンガー
48間に吊下支持されたパレット1段分のボトルBは列
単位で一斉に図4におけるY方向側に押し出される。
【0035】(第2押出機構)図7及び図8に示すよう
に、前記容器排出機構34は複数のプーリ71及びタイ
ミングベルト72を介して、機構カバー73の上部に固
定されたモータ74に作動連結された当接部材75を備
えている。当接部材75は前記各通路S1内を通過可能
な幅に、且つネックハンガー48にて吊り下げ支持され
たボトルBの胴体部に当接可能な長さに形成されてい
る。当接部材75はモータ74の駆動により、その姿勢
を保持した状態でタイミングベルト72と共に1周回転
し、図8に実線で示す排出待機位置δ1、及び二点鎖線
で示す排出完了位置δ2の2位置を取り得る。各当接部
材75の排出待機位置δ1から排出完了位置δ2への移
動に伴って、各ネックハンガー48間に吊下支持された
パレット1段分のボトルBは列単位で図8における反Y
方向に押し出され、前記第2搬送機構22に円滑に乗り
移る。当接部材75は前記押出機構33よりもX方向側
にあるため、各押出部材65と当接部材75にて押し出
されたボトルBとが干渉することはない。(パターン形
成装置)図1及び図2に示すように、前記パターン形成
装置15は、吊下機構80、列間調節機構81、整列押
出機構82、及び昇降ガイド機構83を備えている。
に、前記容器排出機構34は複数のプーリ71及びタイ
ミングベルト72を介して、機構カバー73の上部に固
定されたモータ74に作動連結された当接部材75を備
えている。当接部材75は前記各通路S1内を通過可能
な幅に、且つネックハンガー48にて吊り下げ支持され
たボトルBの胴体部に当接可能な長さに形成されてい
る。当接部材75はモータ74の駆動により、その姿勢
を保持した状態でタイミングベルト72と共に1周回転
し、図8に実線で示す排出待機位置δ1、及び二点鎖線
で示す排出完了位置δ2の2位置を取り得る。各当接部
材75の排出待機位置δ1から排出完了位置δ2への移
動に伴って、各ネックハンガー48間に吊下支持された
パレット1段分のボトルBは列単位で図8における反Y
方向に押し出され、前記第2搬送機構22に円滑に乗り
移る。当接部材75は前記押出機構33よりもX方向側
にあるため、各押出部材65と当接部材75にて押し出
されたボトルBとが干渉することはない。(パターン形
成装置)図1及び図2に示すように、前記パターン形成
装置15は、吊下機構80、列間調節機構81、整列押
出機構82、及び昇降ガイド機構83を備えている。
【0036】(吊下機構)図9及び図10に示すよう
に、吊下機構80は、第2機枠W2の上部横材から垂下
されたガイドレール91に対して昇降可能に設けられた
四角枠状のベース枠92を備えている。ベース枠92の
上面には、X方向に延出するように設けられた一対のレ
ール93及びスライダ94を介して、Y方向に延出され
た複数の吊下げ杆95が同レール93に沿って移動可能
に設けられている。吊下げ杆95はパレット1段分のボ
トルB列数と同じ数だけ設けられている。各吊下げ杆9
5の両端間には、それぞれブラケット96を介して、吊
下部材97が前記ベース枠92の下方に位置するように
固定されている。各吊下部材97の長さは、パレット1
列分のボトル列長よりも長く設定されている。
に、吊下機構80は、第2機枠W2の上部横材から垂下
されたガイドレール91に対して昇降可能に設けられた
四角枠状のベース枠92を備えている。ベース枠92の
上面には、X方向に延出するように設けられた一対のレ
ール93及びスライダ94を介して、Y方向に延出され
た複数の吊下げ杆95が同レール93に沿って移動可能
に設けられている。吊下げ杆95はパレット1段分のボ
トルB列数と同じ数だけ設けられている。各吊下げ杆9
5の両端間には、それぞれブラケット96を介して、吊
下部材97が前記ベース枠92の下方に位置するように
固定されている。各吊下部材97の長さは、パレット1
列分のボトル列長よりも長く設定されている。
【0037】図11に示すように、吊下部材97は下部
が開口された四角筒状に形成されており、その底壁片9
7a, 97b間にはボトルBの首部を通過可能とした通
路S2が長手方向に沿って形成されている。両底壁片9
7a, 97bは通路S2内に位置するボトルBのフラン
ジFの下面が係止可能となる程度に離間している。ま
た、前記ベース枠92は、複数のチェーン98及びスプ
ロケットホイール99を介して第2機枠W2の上面に固
定された昇降モータ100に作動連結されている。従っ
て、昇降モータ100の正逆回転駆動により、ベース枠
92は図11に示す上昇位置ε1と下降位置ε2との間
を移動する。尚、図11において、上昇位置ε1及び下
降位置ε2は吊下部材97の上面の位置を示す。
が開口された四角筒状に形成されており、その底壁片9
7a, 97b間にはボトルBの首部を通過可能とした通
路S2が長手方向に沿って形成されている。両底壁片9
7a, 97bは通路S2内に位置するボトルBのフラン
ジFの下面が係止可能となる程度に離間している。ま
た、前記ベース枠92は、複数のチェーン98及びスプ
ロケットホイール99を介して第2機枠W2の上面に固
定された昇降モータ100に作動連結されている。従っ
て、昇降モータ100の正逆回転駆動により、ベース枠
92は図11に示す上昇位置ε1と下降位置ε2との間
を移動する。尚、図11において、上昇位置ε1及び下
降位置ε2は吊下部材97の上面の位置を示す。
【0038】上昇位置ε1は、各吊下部材97の底壁片
97a, 97b上面と前記定量部31の各ネックハンガ
ー48の上面とがほぼ同じ高さになると共に、各吊下部
材97に吊下支持されたボトルBと後述の拘束搬送装置
16の走行枠体151とが干渉しない位置である。下降
位置ε2は、各吊下部材97に吊下支持されたパレット
1段分のボトルBの胴体部が後述の拘束搬送装置16に
て四方から押圧可能となる位置である。
97a, 97b上面と前記定量部31の各ネックハンガ
ー48の上面とがほぼ同じ高さになると共に、各吊下部
材97に吊下支持されたボトルBと後述の拘束搬送装置
16の走行枠体151とが干渉しない位置である。下降
位置ε2は、各吊下部材97に吊下支持されたパレット
1段分のボトルBの胴体部が後述の拘束搬送装置16に
て四方から押圧可能となる位置である。
【0039】尚、図10に示すL1〜L10及びR1〜
R10は、後述の列間調節機構81によりボトルB列間
が拡大されたときの吊下げ杆95及び吊下部材97の中
心線を示しており、前記各通路S1の中心線と一致す
る。
R10は、後述の列間調節機構81によりボトルB列間
が拡大されたときの吊下げ杆95及び吊下部材97の中
心線を示しており、前記各通路S1の中心線と一致す
る。
【0040】(整列押出機構)図12及び図13に示す
ように、整列押出機構82は、列間調節機構81の上方
に配置された一対のプーリ111a, 111b及び両プ
ーリ111a, 111b間に巻回されたタイミングベル
ト112を備えている。タイミングベルト112の下行
部にはX方向に延出するように形成された板状の第1連
結部材113が着脱可能に連結されている。また、列間
調節機構81の反Y方向側には、駆動機構(図示略)に
作動連結された第2連結部材115が着脱可能に連結さ
れている。図13に示すように、両連結部材113, 1
15おいて、互いに対向する反Y方向側面及びY方向側
面にはそれぞれ第1規制部材116及び第2規制部材1
17が1つ置きに所定間隔をおいて突設されている。第
1規制部材116の突出長さは第2規制部材117より
もボトルBの半径分だけ長く設定されている。また、一
方の連結部材113の第1規制部材116及び第2規制
部材117と、他方の連結部材115の第2規制部材1
17及び第1規制部材116とはそれぞれ互い違いにな
るように対向している。
ように、整列押出機構82は、列間調節機構81の上方
に配置された一対のプーリ111a, 111b及び両プ
ーリ111a, 111b間に巻回されたタイミングベル
ト112を備えている。タイミングベルト112の下行
部にはX方向に延出するように形成された板状の第1連
結部材113が着脱可能に連結されている。また、列間
調節機構81の反Y方向側には、駆動機構(図示略)に
作動連結された第2連結部材115が着脱可能に連結さ
れている。図13に示すように、両連結部材113, 1
15おいて、互いに対向する反Y方向側面及びY方向側
面にはそれぞれ第1規制部材116及び第2規制部材1
17が1つ置きに所定間隔をおいて突設されている。第
1規制部材116の突出長さは第2規制部材117より
もボトルBの半径分だけ長く設定されている。また、一
方の連結部材113の第1規制部材116及び第2規制
部材117と、他方の連結部材115の第2規制部材1
17及び第1規制部材116とはそれぞれ互い違いにな
るように対向している。
【0041】図12に示すように、前記両プーリ111
a, 111bは第2機枠W2に固定された駆動モータ
(図示略)に作動連結されており、同駆動モータの正逆
回転駆動により前記第1連結部材113は図12に示す
退避位置ζ1、整列位置ζ2及び押出位置ζ3の間を移
動する。退避位置ζ1は第1連結部材113の第1規制
部材116及び第2規制部材117が前記各吊下部材9
7にて吊下支持されたボトルBに干渉しない位置であ
る。整列位置ζ2は第1連結部材113の第1規制部材
116及び第2規制部材117の先端部が各吊下部材9
7にて吊下支持されたボトルBの胴体部に接触する位置
である。押出位置ζ3は第1連結部材113の第1規制
部材116及び第2規制部材117の先端部が前記定量
部31にて吊下支持されたボトルBの胴体部に接触する
位置である。
a, 111bは第2機枠W2に固定された駆動モータ
(図示略)に作動連結されており、同駆動モータの正逆
回転駆動により前記第1連結部材113は図12に示す
退避位置ζ1、整列位置ζ2及び押出位置ζ3の間を移
動する。退避位置ζ1は第1連結部材113の第1規制
部材116及び第2規制部材117が前記各吊下部材9
7にて吊下支持されたボトルBに干渉しない位置であ
る。整列位置ζ2は第1連結部材113の第1規制部材
116及び第2規制部材117の先端部が各吊下部材9
7にて吊下支持されたボトルBの胴体部に接触する位置
である。押出位置ζ3は第1連結部材113の第1規制
部材116及び第2規制部材117の先端部が前記定量
部31にて吊下支持されたボトルBの胴体部に接触する
位置である。
【0042】また、前記駆動機構の作動により、前記第
2連結部材115は図12に示す退避位置η1と整列待
機位置η2との間を移動する。退避位置η1は第2連結
部材115及び同連結部材115の両規制部材116,
117が各吊下部材97にて吊下支持されたボトルBに
干渉しない位置である。整列待機位置η2は第2連結部
材115の両規制部材116,117が各吊下部材97
にて吊下支持されたボトルBのうち最も反Y方向側に位
置するボトルBの胴体部に所定距離をおいて対向する位
置である。従って、第1連結部材113が整列位置ζ2
にある状態で第2連結部材115が退避位置ζ1から整
列位置ζ2へ移動されると、各吊下部材97にて吊下支
持されたボトルB列は両連結部材113, 115の両規
制部材116, 117によりY方向側及び反Y方向側か
ら挟まれ、千鳥状に整列される。
2連結部材115は図12に示す退避位置η1と整列待
機位置η2との間を移動する。退避位置η1は第2連結
部材115及び同連結部材115の両規制部材116,
117が各吊下部材97にて吊下支持されたボトルBに
干渉しない位置である。整列待機位置η2は第2連結部
材115の両規制部材116,117が各吊下部材97
にて吊下支持されたボトルBのうち最も反Y方向側に位
置するボトルBの胴体部に所定距離をおいて対向する位
置である。従って、第1連結部材113が整列位置ζ2
にある状態で第2連結部材115が退避位置ζ1から整
列位置ζ2へ移動されると、各吊下部材97にて吊下支
持されたボトルB列は両連結部材113, 115の両規
制部材116, 117によりY方向側及び反Y方向側か
ら挟まれ、千鳥状に整列される。
【0043】(列間調節機構)図10及び図11に示す
ように、列間調節機構81は、ベース枠92の中央部内
面に水平状態となるように片持ち支持された一対の梁材
121を備えている。両梁材121の上面にはレール1
22及びスライダ123を介して、X方向に延出された
連結横材124がそれぞれスライド自在に設けられてい
る。両連結横材124の両端下面に固定された翼板12
5の上面には、それぞれサーボモータ(図示略)に作動
連結された一対の駆動軸126が互いに平行且つ回動可
能に支持されている。各駆動軸126の両端にそれぞれ
固定された互いに径が異なる複数のプーリ127と、互
いに反対側の翼板125の上面に各プーリ127にそれ
ぞれ対応するように設けられたフリープーリ128との
間には、それぞれタイミングベルト129が掛装されて
いる。
ように、列間調節機構81は、ベース枠92の中央部内
面に水平状態となるように片持ち支持された一対の梁材
121を備えている。両梁材121の上面にはレール1
22及びスライダ123を介して、X方向に延出された
連結横材124がそれぞれスライド自在に設けられてい
る。両連結横材124の両端下面に固定された翼板12
5の上面には、それぞれサーボモータ(図示略)に作動
連結された一対の駆動軸126が互いに平行且つ回動可
能に支持されている。各駆動軸126の両端にそれぞれ
固定された互いに径が異なる複数のプーリ127と、互
いに反対側の翼板125の上面に各プーリ127にそれ
ぞれ対応するように設けられたフリープーリ128との
間には、それぞれタイミングベルト129が掛装されて
いる。
【0044】図9に示すように、各タイミングベルト1
29の上行部分129a、即ち駆動軸126の正転時に
おいてX方向に移動する部分は、中心線R1〜R10で
示す1つの吊下げ杆95の上面に連結されている。ま
た、各タイミングベルト129の下行部分129b、即
ち駆動軸126の正転時において反X方向に移動する部
分は、中心線L1〜L10で示す1つの吊下げ杆95の
下面に連結されている。従って、前記サーボモータの正
逆回転駆動により、各吊下部材97は図7に示すピッチ
幅広位置κ1とピッチ幅狭位置κ2との間を移動する。
29の上行部分129a、即ち駆動軸126の正転時に
おいてX方向に移動する部分は、中心線R1〜R10で
示す1つの吊下げ杆95の上面に連結されている。ま
た、各タイミングベルト129の下行部分129b、即
ち駆動軸126の正転時において反X方向に移動する部
分は、中心線L1〜L10で示す1つの吊下げ杆95の
下面に連結されている。従って、前記サーボモータの正
逆回転駆動により、各吊下部材97は図7に示すピッチ
幅広位置κ1とピッチ幅狭位置κ2との間を移動する。
【0045】図7に示すように、ピッチ幅広位置κ1
は、各通路S1の中心線Oと前記中心線R1〜R10、
L1〜L10とがそれぞれ一致すると共に、各吊下部材
97に吊下支持されたボトルBがそれぞれ隣接した他の
吊下部材97に吊下支持されたボトルBと離間する位置
である。ピッチ幅狭位置κ2は、1段分のボトルBの列
間中心と前記中心線R1〜R10、L1〜L10とが一
致すると共に、各吊下部材97に吊り下げ支持されたボ
トルBがそれぞれ隣接した他の吊下部材97に吊下支持
されたボトルBに接触する位置である。尚、図7におい
ては、説明の便宜上、中心線L1〜L10で示す吊下部
材97はピッチ幅狭位置κ2にある状態を示し、中心線
R1〜R10で示す吊下部材97はピッチ幅広位置κ1
にある状態を示す。
は、各通路S1の中心線Oと前記中心線R1〜R10、
L1〜L10とがそれぞれ一致すると共に、各吊下部材
97に吊下支持されたボトルBがそれぞれ隣接した他の
吊下部材97に吊下支持されたボトルBと離間する位置
である。ピッチ幅狭位置κ2は、1段分のボトルBの列
間中心と前記中心線R1〜R10、L1〜L10とが一
致すると共に、各吊下部材97に吊り下げ支持されたボ
トルBがそれぞれ隣接した他の吊下部材97に吊下支持
されたボトルBに接触する位置である。尚、図7におい
ては、説明の便宜上、中心線L1〜L10で示す吊下部
材97はピッチ幅狭位置κ2にある状態を示し、中心線
R1〜R10で示す吊下部材97はピッチ幅広位置κ1
にある状態を示す。
【0046】(昇降ガイド機構)図11に示すように、
前記昇降ガイド機構83は、機枠Wdに対して昇降可能
に設けられたガイドベース枠131を備えている。ガイ
ドベース枠131上にはパレット1段分のボトル列数と
同数分のガイド部材132がY方向に沿って延出され、
X方向に亘って互いに離間配置されている。各ガイド部
材132は前記各吊下部材97のY方向長さと同一長さ
を有する一対の側板132aと、両側板132aを下部
にて連結する底板132bとから構成されている。ま
た、各ガイド部材132は前記ピッチ幅広位置κ1(図
7参照)にある吊下部材97と各個に対応するように配
置されている。
前記昇降ガイド機構83は、機枠Wdに対して昇降可能
に設けられたガイドベース枠131を備えている。ガイ
ドベース枠131上にはパレット1段分のボトル列数と
同数分のガイド部材132がY方向に沿って延出され、
X方向に亘って互いに離間配置されている。各ガイド部
材132は前記各吊下部材97のY方向長さと同一長さ
を有する一対の側板132aと、両側板132aを下部
にて連結する底板132bとから構成されている。ま
た、各ガイド部材132は前記ピッチ幅広位置κ1(図
7参照)にある吊下部材97と各個に対応するように配
置されている。
【0047】前記ガイドベース枠131は、その下方に
配置された作動シリンダ等からなるガイド部材昇降装置
133に作動連結されており、同ガイド部材昇降装置1
33の作動によりガイドベース枠131は図11に示す
ガイド上昇位置μ1とガイド下降位置μ2との間を移動
する。ガイド上昇位置μ1は、前記上昇位置ε1におけ
る吊下部材97にて吊下支持されているボトルBの下部
を両側板132a間に挿入可能となる位置である。ガイ
ド下降位置μ2は各ガイド部材132が後述の走行枠体
151に干渉しない位置である。 (拘束搬送装置)図14及び図15に示すように、拘束
搬送装置16は移動機構141及び整列機構142を備
えており、同整列機構142は前記移動機構141内に
設けられている。尚、図14においては、説明の便宜
上、整列機構142を省略する。
配置された作動シリンダ等からなるガイド部材昇降装置
133に作動連結されており、同ガイド部材昇降装置1
33の作動によりガイドベース枠131は図11に示す
ガイド上昇位置μ1とガイド下降位置μ2との間を移動
する。ガイド上昇位置μ1は、前記上昇位置ε1におけ
る吊下部材97にて吊下支持されているボトルBの下部
を両側板132a間に挿入可能となる位置である。ガイ
ド下降位置μ2は各ガイド部材132が後述の走行枠体
151に干渉しない位置である。 (拘束搬送装置)図14及び図15に示すように、拘束
搬送装置16は移動機構141及び整列機構142を備
えており、同整列機構142は前記移動機構141内に
設けられている。尚、図14においては、説明の便宜
上、整列機構142を省略する。
【0048】(移動機構)図14に示すように、前記移
動機構141は四角枠状の走行枠体151を備えてお
り、同走行枠体151は第2及び第3機枠W2, W3の
上部間に架設された走行レール152及びレールガイド
153に沿ってY方向及び反Y方向に往復走行自在に設
けられている。走行枠体151は複数のプーリ154及
びタイミングベルト155を介して、第2機枠W2の上
部に固定された駆動モータ156(図15参照)に作動
連結されており、同駆動モータ156の正逆回転によ
り、図14に二点鎖線で示す第1拘束位置ν1と図14
に実線で示す段積み段ばらし部としての第2拘束位置ν
2との間を移動する。
動機構141は四角枠状の走行枠体151を備えてお
り、同走行枠体151は第2及び第3機枠W2, W3の
上部間に架設された走行レール152及びレールガイド
153に沿ってY方向及び反Y方向に往復走行自在に設
けられている。走行枠体151は複数のプーリ154及
びタイミングベルト155を介して、第2機枠W2の上
部に固定された駆動モータ156(図15参照)に作動
連結されており、同駆動モータ156の正逆回転によ
り、図14に二点鎖線で示す第1拘束位置ν1と図14
に実線で示す段積み段ばらし部としての第2拘束位置ν
2との間を移動する。
【0049】第1拘束位置ν1は前記ピッチ幅狭位置κ
2にある吊下部材97に吊り下げ支持された1段分のボ
トルBが走行枠体151内に上方から進入可能となる位
置である。第2拘束位置ν2は走行枠体151が後述の
パレット昇降装置17内のパレットP又は最上段のボト
ルB群の上方にある位置である。尚、第1拘束位置ν1
及び第2拘束位置ν2は走行枠体151の図14におけ
る反Y方向側側面の位置を示す。
2にある吊下部材97に吊り下げ支持された1段分のボ
トルBが走行枠体151内に上方から進入可能となる位
置である。第2拘束位置ν2は走行枠体151が後述の
パレット昇降装置17内のパレットP又は最上段のボト
ルB群の上方にある位置である。尚、第1拘束位置ν1
及び第2拘束位置ν2は走行枠体151の図14におけ
る反Y方向側側面の位置を示す。
【0050】(整列機構)図15に示すように、前記整
列機構142は互いに干渉しないように格子状に配置さ
れた4つの可動フレーム161を備えている。各可動フ
レーム161は、走行枠体151に固設されたエアシリ
ンダ162の作動により、前記ピッチ幅狭位置κ2にあ
る各吊下部材97に吊り下げ支持された1段分のボトル
Bに対して四方から接近及び離間する方向に移動可能に
設けられている。
列機構142は互いに干渉しないように格子状に配置さ
れた4つの可動フレーム161を備えている。各可動フ
レーム161は、走行枠体151に固設されたエアシリ
ンダ162の作動により、前記ピッチ幅狭位置κ2にあ
る各吊下部材97に吊り下げ支持された1段分のボトル
Bに対して四方から接近及び離間する方向に移動可能に
設けられている。
【0051】各可動フレーム161には、エアシリンダ
163の作動により、1段分のボトルBに対して四方か
ら近接及び離間する方向に移動可能とした長尺状の押圧
部材164が設けられている。各押圧部材164のボト
ル側側面には、その全長に亘って、所定間隔毎に複数の
規制凹部164aが形成されている。各規制凹部164
aは整列されるボトルBの大きさに対応して、各押圧部
材164が作動したとき各ボトル列が互いに千鳥状に整
列できる大きさ及び形状とされている。
163の作動により、1段分のボトルBに対して四方か
ら近接及び離間する方向に移動可能とした長尺状の押圧
部材164が設けられている。各押圧部材164のボト
ル側側面には、その全長に亘って、所定間隔毎に複数の
規制凹部164aが形成されている。各規制凹部164
aは整列されるボトルBの大きさに対応して、各押圧部
材164が作動したとき各ボトル列が互いに千鳥状に整
列できる大きさ及び形状とされている。
【0052】従って、エアシリンダ163の作動により
各押圧部材164がそれぞれ1段分のボトルB群に向か
って押圧移動されると、各押圧部材164の規制凹部1
64a及び規制凹部164a間の突部により、ボトルB
は千鳥状に整列される。尚、横断面形状が正方形等の四
角形状を有するボトルBの場合、千鳥整列する必要がな
いため、各押圧部材164を作動させることなく、各可
動フレーム161の作動だけでボトルBを整列する。 (パレット昇降装置)図16に示すように、前記パレッ
ト昇降装置17は空パレットP又は所定段数だけ段積み
されたパレットPが載置されると共に、昇降機構(図示
略)の作動により第3機枠W3に対して昇降可能とした
昇降台171を備えている。パレット昇降装置17は空
パレットP上又は最上段のボトルB群上に1段分のボト
ルB群が段積みされる毎に昇降台171を下降させる。
また、パレット昇降装置17はパレットP上に段積みさ
れた最上段のボトルB群が排出される毎に昇降台171
を上昇させ、常に最上段のボトルB群を一定の高さにす
る公知の構成とされている。 (実施形態の作用)次に、前述のように構成された段積
み段ばらし兼用装置11の作用について説明する。通常
生産時においては、製造プラント及び充填プラントの処
理能力はバランスがとれており、製造プラントにて製造
されたボトルBは搬送コンベア12により充填プラント
へ直接搬送されるため、段積み段ばらし兼用装置11が
作動されることはない。何らかの原因で充填プラントが
停止した場合、製造プラントが停止した場合及び両プラ
ント間の処理能力のバランスがとられていない場合等に
おいて、段積み段ばらし兼用装置11が作動される。以
下に、前記各場合における段積み段ばらし兼用装置11
の作用を説明する。
各押圧部材164がそれぞれ1段分のボトルB群に向か
って押圧移動されると、各押圧部材164の規制凹部1
64a及び規制凹部164a間の突部により、ボトルB
は千鳥状に整列される。尚、横断面形状が正方形等の四
角形状を有するボトルBの場合、千鳥整列する必要がな
いため、各押圧部材164を作動させることなく、各可
動フレーム161の作動だけでボトルBを整列する。 (パレット昇降装置)図16に示すように、前記パレッ
ト昇降装置17は空パレットP又は所定段数だけ段積み
されたパレットPが載置されると共に、昇降機構(図示
略)の作動により第3機枠W3に対して昇降可能とした
昇降台171を備えている。パレット昇降装置17は空
パレットP上又は最上段のボトルB群上に1段分のボト
ルB群が段積みされる毎に昇降台171を下降させる。
また、パレット昇降装置17はパレットP上に段積みさ
れた最上段のボトルB群が排出される毎に昇降台171
を上昇させ、常に最上段のボトルB群を一定の高さにす
る公知の構成とされている。 (実施形態の作用)次に、前述のように構成された段積
み段ばらし兼用装置11の作用について説明する。通常
生産時においては、製造プラント及び充填プラントの処
理能力はバランスがとれており、製造プラントにて製造
されたボトルBは搬送コンベア12により充填プラント
へ直接搬送されるため、段積み段ばらし兼用装置11が
作動されることはない。何らかの原因で充填プラントが
停止した場合、製造プラントが停止した場合及び両プラ
ント間の処理能力のバランスがとられていない場合等に
おいて、段積み段ばらし兼用装置11が作動される。以
下に、前記各場合における段積み段ばらし兼用装置11
の作用を説明する。
【0053】(充填プラント停止時)まず、何らかの原
因により前記製造プラントが停止した場合の段積み段ば
らし兼用装置11の作用を説明する。
因により前記製造プラントが停止した場合の段積み段ば
らし兼用装置11の作用を説明する。
【0054】(1−1) この場合、前記容器切替分岐
装置23aの切替部材24aの移動切替により、製造プ
ラントにて製造されたボトルBは第1搬送機構21内へ
供給される。このとき、定量部31は図7に示す受入待
機位置α1にあると共に、前記開閉ストッパ30が開放
されている。このため、第1搬送機構21にて搬送され
てきたボトルBは、相対する定量部31の1列目の通路
S1内に進入する。
装置23aの切替部材24aの移動切替により、製造プ
ラントにて製造されたボトルBは第1搬送機構21内へ
供給される。このとき、定量部31は図7に示す受入待
機位置α1にあると共に、前記開閉ストッパ30が開放
されている。このため、第1搬送機構21にて搬送され
てきたボトルBは、相対する定量部31の1列目の通路
S1内に進入する。
【0055】(1−2) 前記通路S1内に予め設定さ
れた計数値と同数のボトルBが進入すると、待機位置β
1にあるストッパ片56がボトルBの搬送速度よりも若
干遅い一定速度で停止位置β2方向へ移動される。そし
て、ボトルBがストッパ片56に追いついて接触する
と、同ストッパ片56は所定の加速度にて減速開始さ
れ、停止位置β2にて停止される。このとき、1列目の
通路S1内には1列分のボトルBが搬入されており、各
ボトルBは前記ネックハンガー48にて吊り下げ支持さ
れている。前記開閉ストッパ30は各通路S1内に1列
分のボトルBが搬入されると再び閉鎖される。このた
め、1列分のボトルBが確実に切り出される。
れた計数値と同数のボトルBが進入すると、待機位置β
1にあるストッパ片56がボトルBの搬送速度よりも若
干遅い一定速度で停止位置β2方向へ移動される。そし
て、ボトルBがストッパ片56に追いついて接触する
と、同ストッパ片56は所定の加速度にて減速開始さ
れ、停止位置β2にて停止される。このとき、1列目の
通路S1内には1列分のボトルBが搬入されており、各
ボトルBは前記ネックハンガー48にて吊り下げ支持さ
れている。前記開閉ストッパ30は各通路S1内に1列
分のボトルBが搬入されると再び閉鎖される。このた
め、1列分のボトルBが確実に切り出される。
【0056】(1−3) この後、定量部31はその1
つの通路S1内に1列分のボトルBが搬入される度に図
7におけるX方向に移動される。そして、前記開閉スト
ッパ30の開放及び前記(1−2)の動作が行われ、相
対する通路S1内にボトルBが供給される。即ち、定量
部31の各通路S1内には1列目から順に1列分のボト
ルBが吊り下げ状態で搬入される。
つの通路S1内に1列分のボトルBが搬入される度に図
7におけるX方向に移動される。そして、前記開閉スト
ッパ30の開放及び前記(1−2)の動作が行われ、相
対する通路S1内にボトルBが供給される。即ち、定量
部31の各通路S1内には1列目から順に1列分のボト
ルBが吊り下げ状態で搬入される。
【0057】前記(1−2)及び(1−3)の動作は、
定量部31に1段分のボトルB、即ち、1列目〜20列
目の通路S1の全てにボトルBが搬入されるまで繰り返
される。尚、21列目の通路S1内にはボトルBは搬入
されない。
定量部31に1段分のボトルB、即ち、1列目〜20列
目の通路S1の全てにボトルBが搬入されるまで繰り返
される。尚、21列目の通路S1内にはボトルBは搬入
されない。
【0058】(1−4) 前記1列目〜20列目の通路
S1内の全てにボトルBが搬入されたとき、定量部31
は図7に示す押出待機位置α2に位置している。また、
このとき、前記減速ストッパ機構32は21列目の通路
S1に対応している。従って、前記減速ストッパ機構3
2のストッパ片56が1列目〜20列目の通路S1内の
ボトルB群に対して干渉することはない。
S1内の全てにボトルBが搬入されたとき、定量部31
は図7に示す押出待機位置α2に位置している。また、
このとき、前記減速ストッパ機構32は21列目の通路
S1に対応している。従って、前記減速ストッパ機構3
2のストッパ片56が1列目〜20列目の通路S1内の
ボトルB群に対して干渉することはない。
【0059】(1−5) 次に、前記両駆動モータ66
a, 66bの駆動により、各押出部材65が図4におけ
る待機位置γ1から作動後位置γ2へ移動され、これに
伴って、定量部31にて吊下支持された1段分のボトル
B群は各列毎に一斉に図4におけるY方向側に押し出さ
れる。定量部31内のボトルBの排出が終了すると、両
駆動モータ66a, 66bの逆転駆動により、各押出部
材65は図4に示す作動後位置γ2から待機位置γ1へ
と復帰移動される。また、定量部31は図7に示す押出
待機位置α2から受入待機位置α1へと復帰移動され
る。このとき、前記吊下機構80のベース枠92は図1
1に示す上昇位置ε1にある。
a, 66bの駆動により、各押出部材65が図4におけ
る待機位置γ1から作動後位置γ2へ移動され、これに
伴って、定量部31にて吊下支持された1段分のボトル
B群は各列毎に一斉に図4におけるY方向側に押し出さ
れる。定量部31内のボトルBの排出が終了すると、両
駆動モータ66a, 66bの逆転駆動により、各押出部
材65は図4に示す作動後位置γ2から待機位置γ1へ
と復帰移動される。また、定量部31は図7に示す押出
待機位置α2から受入待機位置α1へと復帰移動され
る。このとき、前記吊下機構80のベース枠92は図1
1に示す上昇位置ε1にある。
【0060】(1−6) 前記各押出部材65にて押し
出された1段分のボトルB群は、前記吊下機構80の各
吊下部材97の通路S2内に列単位で円滑に乗り移り、
底壁片97a, 97bにて吊り下げ支持される。このと
き、前記整列押出機構82の第1連結部材113は図1
2に示す整列位置ζ2にあり、各通路S2内に列単位で
搬入されてきたボトルB群は、その最もY方向側に位置
する各ボトルBの胴体部がそれぞれ第1規制部材116
及び第2規制部材117に当接することにより、図12
におけるY方向への移動が規制される。また、前記昇降
ガイド機構83のガイドベース枠131は図11に示す
ガイド上昇位置μ1にあり、搬入途中のボトルBの下部
は一対の側板132a, 132aにてガイドされる。こ
のため、搬入途中のボトルB下部のふらつきが防止され
る。
出された1段分のボトルB群は、前記吊下機構80の各
吊下部材97の通路S2内に列単位で円滑に乗り移り、
底壁片97a, 97bにて吊り下げ支持される。このと
き、前記整列押出機構82の第1連結部材113は図1
2に示す整列位置ζ2にあり、各通路S2内に列単位で
搬入されてきたボトルB群は、その最もY方向側に位置
する各ボトルBの胴体部がそれぞれ第1規制部材116
及び第2規制部材117に当接することにより、図12
におけるY方向への移動が規制される。また、前記昇降
ガイド機構83のガイドベース枠131は図11に示す
ガイド上昇位置μ1にあり、搬入途中のボトルBの下部
は一対の側板132a, 132aにてガイドされる。こ
のため、搬入途中のボトルB下部のふらつきが防止され
る。
【0061】(1−7) 次に、前記各吊下部材97に
て1段分のボトルB群が吊下支持された状態において、
駆動機構(図示略)の作動により、前記整列押出機構8
2の第2連結部材115が退避位置η1から整列待機位
置η2へ移動される。すると、吊り下げ状態のボトル群
は、第1連結部材113の両規制部材116,117と
第2連結部材115の両規制部材116,117とによ
り、それぞれ列単位で図13におけるY方向側及び反Y
方向側から挟まれる。この結果、各ボトルB列は互いに
Y方向及び反Y方向にボトルBの半径分だけ移動され、
Y方向及び反Y方向において互いに千鳥状に整列され
る。
て1段分のボトルB群が吊下支持された状態において、
駆動機構(図示略)の作動により、前記整列押出機構8
2の第2連結部材115が退避位置η1から整列待機位
置η2へ移動される。すると、吊り下げ状態のボトル群
は、第1連結部材113の両規制部材116,117と
第2連結部材115の両規制部材116,117とによ
り、それぞれ列単位で図13におけるY方向側及び反Y
方向側から挟まれる。この結果、各ボトルB列は互いに
Y方向及び反Y方向にボトルBの半径分だけ移動され、
Y方向及び反Y方向において互いに千鳥状に整列され
る。
【0062】尚、四角筒状のボトルBを整列搬送する場
合には、各吊下部材97にて吊下支持されたボトルB群
を千鳥整列させる必要がない。このため、図12及び図
13に示す第1及び第2連結部材113, 115の代わ
りに、図17に示す別の第1及び第2連結部材118
a, 118bを予め取り付けておく。この別の第1及び
第2連結部材118a, 118bには突出長さが同じと
された複数の規制部材119がX方向に亘って離間配置
されている。従って、各吊下部材97にて吊下支持され
た四角筒状のボトルB群は、各規制部材119にてY方
向側及び反Y方向側から挟まれることにより行列を揃え
た状態に整列される。
合には、各吊下部材97にて吊下支持されたボトルB群
を千鳥整列させる必要がない。このため、図12及び図
13に示す第1及び第2連結部材113, 115の代わ
りに、図17に示す別の第1及び第2連結部材118
a, 118bを予め取り付けておく。この別の第1及び
第2連結部材118a, 118bには突出長さが同じと
された複数の規制部材119がX方向に亘って離間配置
されている。従って、各吊下部材97にて吊下支持され
た四角筒状のボトルB群は、各規制部材119にてY方
向側及び反Y方向側から挟まれることにより行列を揃え
た状態に整列される。
【0063】(1−8) 前記千鳥整列完了後、前記第
1連結部材113は図12に示す整列位置ζ2から退避
位置ζ1へと移動され、前記第2連結部材115は図1
2に示す整列待機位置η2から退避位置η1へと移動さ
れる。このため、整列押出機構82の各構成部材が各吊
下部材97にて吊下支持されたボトルB群に干渉するこ
とはない。また、前記昇降ガイド機構83のガイドベー
ス枠131は図11に示すガイド上昇位置μ1からガイ
ド下降位置μ2へと移動される。
1連結部材113は図12に示す整列位置ζ2から退避
位置ζ1へと移動され、前記第2連結部材115は図1
2に示す整列待機位置η2から退避位置η1へと移動さ
れる。このため、整列押出機構82の各構成部材が各吊
下部材97にて吊下支持されたボトルB群に干渉するこ
とはない。また、前記昇降ガイド機構83のガイドベー
ス枠131は図11に示すガイド上昇位置μ1からガイ
ド下降位置μ2へと移動される。
【0064】(1−9) 次に、列間調節機構81のサ
ーボモータの作動により、各吊下部材97は図7に示す
ピッチ幅広位置κ1からピッチ幅狭位置κ2へと移動さ
れる。すると、各吊下部材97のX方向及び反X方向に
おける間隔が狭まり、互いに隣接した吊下部材97にて
吊下支持されたボトルB同士が接触する。即ち、ボトル
B群はパレットP上に載置可能となるように密集して整
列される。このとき、前記走行枠体151は図16に示
す第1拘束位置ν1にある。
ーボモータの作動により、各吊下部材97は図7に示す
ピッチ幅広位置κ1からピッチ幅狭位置κ2へと移動さ
れる。すると、各吊下部材97のX方向及び反X方向に
おける間隔が狭まり、互いに隣接した吊下部材97にて
吊下支持されたボトルB同士が接触する。即ち、ボトル
B群はパレットP上に載置可能となるように密集して整
列される。このとき、前記走行枠体151は図16に示
す第1拘束位置ν1にある。
【0065】(1−10) 次に、前記吊下機構80の
昇降モータ100の駆動により、ベース枠92は図11
に示す上昇位置ε1から下降位置ε2へと移動される。
このとき、各吊下部材97にて吊下支持された1段分の
ボトルB群は前記151内、即ち前記各可動フレーム1
61にて囲まれた空間内に位置する。
昇降モータ100の駆動により、ベース枠92は図11
に示す上昇位置ε1から下降位置ε2へと移動される。
このとき、各吊下部材97にて吊下支持された1段分の
ボトルB群は前記151内、即ち前記各可動フレーム1
61にて囲まれた空間内に位置する。
【0066】(1−11) 次に、拘束搬送装置16の
各エアシリンダ162の作動により、各可動フレーム1
61が吊下状態の1段分のボトルB群に対して四方から
近接する方向に移動され、同ボトルB群の外周に対して
所定距離だけ離間した位置にて停止される。この状態
で、エアシリンダ163が作動され、各押圧部材164
は吊下状態の1段分のボトルB群を四方から押圧する。
このため、ボトルB群は千鳥状に整列保持された状態で
一括して拘束される。
各エアシリンダ162の作動により、各可動フレーム1
61が吊下状態の1段分のボトルB群に対して四方から
近接する方向に移動され、同ボトルB群の外周に対して
所定距離だけ離間した位置にて停止される。この状態
で、エアシリンダ163が作動され、各押圧部材164
は吊下状態の1段分のボトルB群を四方から押圧する。
このため、ボトルB群は千鳥状に整列保持された状態で
一括して拘束される。
【0067】尚、四角筒状のボトルBの場合には、各吊
下部材97にて吊下支持されたボトルB群を千鳥整列さ
せる必要がないため、各エアシリンダ163は作動され
ず、エアシリンダ162のみ作動される。即ち、ボトル
B群は各可動フレーム161により四方から押圧され、
行列を揃えた状態に整列される。
下部材97にて吊下支持されたボトルB群を千鳥整列さ
せる必要がないため、各エアシリンダ163は作動され
ず、エアシリンダ162のみ作動される。即ち、ボトル
B群は各可動フレーム161により四方から押圧され、
行列を揃えた状態に整列される。
【0068】(1−12) 次に、前記各可動フレーム
161にて1段分のボトルB群を千鳥状に拘束把持した
状態で、前記駆動モータ156が駆動され、走行枠体1
51が図14及び図16に示す第1拘束位置ν1から第
2拘束位置ν2へと移動する。この結果、1段分のボト
ルB群は走行枠体151と共に一斉に図16に示すY方
向側へ搬送される。このとき、記パレット昇降装置17
の昇降台171上には、外部の空パレット供給装置(図
示略)から供給された空パレットPが供給されており、
同昇降台171は空パレットP上に1段分のボトルB群
が載置可能となる高さまで上昇されている。
161にて1段分のボトルB群を千鳥状に拘束把持した
状態で、前記駆動モータ156が駆動され、走行枠体1
51が図14及び図16に示す第1拘束位置ν1から第
2拘束位置ν2へと移動する。この結果、1段分のボト
ルB群は走行枠体151と共に一斉に図16に示すY方
向側へ搬送される。このとき、記パレット昇降装置17
の昇降台171上には、外部の空パレット供給装置(図
示略)から供給された空パレットPが供給されており、
同昇降台171は空パレットP上に1段分のボトルB群
が載置可能となる高さまで上昇されている。
【0069】(1−13) 次に、走行枠体151が図
16に示す第2拘束位置ν2にある状態で、各エアシリ
ンダ163のシリンダロッドが収縮され、ボトルB群の
拘束が解除される。この結果、1段分のボトルB群はパ
レットP上又は最上段のボトルB群上にセパレータ供給
装置(図示略)から供給されたセパレータ(図示略)を
介して段積みされる。
16に示す第2拘束位置ν2にある状態で、各エアシリ
ンダ163のシリンダロッドが収縮され、ボトルB群の
拘束が解除される。この結果、1段分のボトルB群はパ
レットP上又は最上段のボトルB群上にセパレータ供給
装置(図示略)から供給されたセパレータ(図示略)を
介して段積みされる。
【0070】(1−14) パレットP上に1段分のボ
トルB群が段積みされる度に、昇降台171は1段分の
ボトルB群の高さ分だけ下降される。以後、パレットP
上に所定段数のボトルB群が段積みされるまで、前記
(1−1)〜(1−14)までの動作が繰り返される。
トルB群が段積みされる度に、昇降台171は1段分の
ボトルB群の高さ分だけ下降される。以後、パレットP
上に所定段数のボトルB群が段積みされるまで、前記
(1−1)〜(1−14)までの動作が繰り返される。
【0071】(1−15) パレットP上に所定段数の
ボトルB群が段積みされると、その最上段のボトルB群
上にはトップボード供給装置(図示略)からトップボー
ド(図示略)が供給載置される。そして、この状態で所
定段数のボトルB群が段積みされたパレットPはパレッ
トコンベア(図示略)により前記保管庫へ搬入され保管
される。このように、充填プラントが停止していても、
製造プラントにてボトルBの製造が継続される。従っ
て、製造プラント及び充填プラントの稼働率の低下が防
止される。
ボトルB群が段積みされると、その最上段のボトルB群
上にはトップボード供給装置(図示略)からトップボー
ド(図示略)が供給載置される。そして、この状態で所
定段数のボトルB群が段積みされたパレットPはパレッ
トコンベア(図示略)により前記保管庫へ搬入され保管
される。このように、充填プラントが停止していても、
製造プラントにてボトルBの製造が継続される。従っ
て、製造プラント及び充填プラントの稼働率の低下が防
止される。
【0072】(製造プラント停止時)次に、何らかの原
因により前記製造プラントが停止した場合の作用を説明
する。この場合、段積み段ばらし兼用装置11は基本的
に前記(1−1)〜(1−15)とは逆の動作を行う。
因により前記製造プラントが停止した場合の作用を説明
する。この場合、段積み段ばらし兼用装置11は基本的
に前記(1−1)〜(1−15)とは逆の動作を行う。
【0073】(2−1) まず、前記保管庫にて保管さ
れていた所定段数のボトルB群が前記パレットコンベア
にてパレット昇降装置17の昇降台171上に供給され
る。そして、最上段のボトルB群が図16に示す第2拘
束位置ν2にある走行枠体151内に位置するように昇
降台171が上昇される。
れていた所定段数のボトルB群が前記パレットコンベア
にてパレット昇降装置17の昇降台171上に供給され
る。そして、最上段のボトルB群が図16に示す第2拘
束位置ν2にある走行枠体151内に位置するように昇
降台171が上昇される。
【0074】(2−2) 次に、最上段のボトルB群が
前記各押圧部材164にて四方から拘束把持され、この
状態で走行枠体151が図16に示す前記第2拘束位置
ν2から第1拘束位置ν1へと移動される。すると、1
段分のボトルB群は、図11に示すガイド下降位置μ2
にあるガイド部材132にて下部がガイドされながら、
下降位置ε2にある各吊下部材97にて吊下支持され
る。
前記各押圧部材164にて四方から拘束把持され、この
状態で走行枠体151が図16に示す前記第2拘束位置
ν2から第1拘束位置ν1へと移動される。すると、1
段分のボトルB群は、図11に示すガイド下降位置μ2
にあるガイド部材132にて下部がガイドされながら、
下降位置ε2にある各吊下部材97にて吊下支持され
る。
【0075】(2−3) 次に、各押圧部材164によ
るボトルB群の拘束が解除され、各吊下部材97は図1
1に示す下降位置ε2から上昇位置ε1まで移動され
る。また、ガイドベース枠131は図11に示すガイド
下降位置μ2からガイド上昇位置μ1まで移動される。
るボトルB群の拘束が解除され、各吊下部材97は図1
1に示す下降位置ε2から上昇位置ε1まで移動され
る。また、ガイドベース枠131は図11に示すガイド
下降位置μ2からガイド上昇位置μ1まで移動される。
【0076】(2−4) 次に、整列押出機構82の第
2連結部材115が図12に示す退避位置η1にある状
態で、第1連結部材113が退避位置ζ1から押出位置
ζ3まで移動される。この結果、各吊下部材97にて吊
下支持されたボトルB群は列単位で、押出待機位置α2
にある定量部31の各通路S1内に千鳥状で押し出さ
れ、各ネックハンガー48にて吊下支持される。
2連結部材115が図12に示す退避位置η1にある状
態で、第1連結部材113が退避位置ζ1から押出位置
ζ3まで移動される。この結果、各吊下部材97にて吊
下支持されたボトルB群は列単位で、押出待機位置α2
にある定量部31の各通路S1内に千鳥状で押し出さ
れ、各ネックハンガー48にて吊下支持される。
【0077】(2−5) 次に、前記駆動モータ45の
駆動により、前記定量部31が図7に示す押出待機位置
α2から排出開始位置α3へ移動する。このとき、1列
目の通路S1は第2搬送機構22のY方向側に位置して
いる。この状態で、前記モータ74の駆動により、当接
部材75が図8に示す排出待機位置δ1から排出完了位
置δ2まで移動される。この結果、1列目の通路S1内
の1列分のボトルB群は第2搬送機構22内に円滑に乗
り移る。このとき、前記充填プラント側の容器切替合流
装置23bは第2搬送機構22側に切替られており、同
第2搬送機構22内に排出されてきたボトルBは充填プ
ラントへ1列吊下状態で搬送される。
駆動により、前記定量部31が図7に示す押出待機位置
α2から排出開始位置α3へ移動する。このとき、1列
目の通路S1は第2搬送機構22のY方向側に位置して
いる。この状態で、前記モータ74の駆動により、当接
部材75が図8に示す排出待機位置δ1から排出完了位
置δ2まで移動される。この結果、1列目の通路S1内
の1列分のボトルB群は第2搬送機構22内に円滑に乗
り移る。このとき、前記充填プラント側の容器切替合流
装置23bは第2搬送機構22側に切替られており、同
第2搬送機構22内に排出されてきたボトルBは充填プ
ラントへ1列吊下状態で搬送される。
【0078】(2−6) この後、定量部31はその1
つの通路S1内のボトルBが排出される度に図7におけ
るX方向に移動され、前記(2−5)と同様に、2列
目、3列目・・・20列目の通路S1が第2搬送機構2
2に相対する毎に、この相対した通路S1内のボトルB
が前記容器排出機構34にて順に排出される。20列目
の通路S1内のボトルBが排出されると、定量部31は
図7に示す排出完了位置α4から押出待機位置α2へ移
動される。
つの通路S1内のボトルBが排出される度に図7におけ
るX方向に移動され、前記(2−5)と同様に、2列
目、3列目・・・20列目の通路S1が第2搬送機構2
2に相対する毎に、この相対した通路S1内のボトルB
が前記容器排出機構34にて順に排出される。20列目
の通路S1内のボトルBが排出されると、定量部31は
図7に示す排出完了位置α4から押出待機位置α2へ移
動される。
【0079】以後、前記パレットP上の所定段数のボト
ル群が分解されるまで、前記(2−1)〜(2−6)ま
での動作が繰り返される。このように、製造プラントが
停止していても、充填プラントにて充填作業が継続され
る。従って、製造プラント及び充填プラントの稼働率の
低下が防止される。
ル群が分解されるまで、前記(2−1)〜(2−6)ま
での動作が繰り返される。このように、製造プラントが
停止していても、充填プラントにて充填作業が継続され
る。従って、製造プラント及び充填プラントの稼働率の
低下が防止される。
【0080】(両プラント間に処理能力の差がある場
合)次に、前記製造プラントと充填プラントとの間の処
理能力のバランスがとれていない場合について説明す
る。このような場合としては、例えば、製造プラントに
て製造されるボトルB本数が充填プラントにて処理され
るボトルB本数よりも多い場合や、逆に製造プラントに
て製造されるボトルB本数が充填プラントにて処理され
るボトルB本数よりも少ない場合等がある。
合)次に、前記製造プラントと充填プラントとの間の処
理能力のバランスがとれていない場合について説明す
る。このような場合としては、例えば、製造プラントに
て製造されるボトルB本数が充填プラントにて処理され
るボトルB本数よりも多い場合や、逆に製造プラントに
て製造されるボトルB本数が充填プラントにて処理され
るボトルB本数よりも少ない場合等がある。
【0081】製造プラントにて製造されるボトルB本数
が充填プラントにて処理されるボトルB本数よりも多い
場合には、前記(1−1)〜(1−15)の動作によ
り、オーバーフロー分のボトルBが、パレットP上に段
積みされ、保管庫にて保管される。また、製造プラント
にて製造されるボトルB本数が充填プラントにて処理さ
れるボトルB本数よりも少ない場合には、前記(2−
1)〜(2−6)の動作により、保管庫にて保管されて
いた所定段数に段積みされたボトルB群が段ばらしされ
て、充填プラントに供給される。このようにして、製造
及び充填両プラントの処理能力のバランスが確保され
る。
が充填プラントにて処理されるボトルB本数よりも多い
場合には、前記(1−1)〜(1−15)の動作によ
り、オーバーフロー分のボトルBが、パレットP上に段
積みされ、保管庫にて保管される。また、製造プラント
にて製造されるボトルB本数が充填プラントにて処理さ
れるボトルB本数よりも少ない場合には、前記(2−
1)〜(2−6)の動作により、保管庫にて保管されて
いた所定段数に段積みされたボトルB群が段ばらしされ
て、充填プラントに供給される。このようにして、製造
及び充填両プラントの処理能力のバランスが確保され
る。
【0082】尚、製造プラント側から定量部31内への
ボトルBの供給途中に、同定量部31内からボトルBを
充填プラント側に排出する必要が生じた場合には、前記
(2−5)及び(2−6)と同様の動作により、吊下支
持されたボトルBが1列目から順に第2搬送機構22内
に押し出される。前記各吊下部材97へのボトルBの供
給途中に、ボトルBを前記充填プラント側に排出する必
要が生じた場合には、前記(2−3)〜(2−6)と同
様の動作により、ボトルBが第2搬送機構22内に押し
出される。前記パレット昇降装置17内のパレットP上
へのボトルB群の段積み途中に、ボトルBを充填プラン
ト側に排出する必要が生じた場合には、前記(2−2)
〜(2−6)と同様の動作により、ボトルBが第2搬送
機構22内に押し出される。
ボトルBの供給途中に、同定量部31内からボトルBを
充填プラント側に排出する必要が生じた場合には、前記
(2−5)及び(2−6)と同様の動作により、吊下支
持されたボトルBが1列目から順に第2搬送機構22内
に押し出される。前記各吊下部材97へのボトルBの供
給途中に、ボトルBを前記充填プラント側に排出する必
要が生じた場合には、前記(2−3)〜(2−6)と同
様の動作により、ボトルBが第2搬送機構22内に押し
出される。前記パレット昇降装置17内のパレットP上
へのボトルB群の段積み途中に、ボトルBを充填プラン
ト側に排出する必要が生じた場合には、前記(2−2)
〜(2−6)と同様の動作により、ボトルBが第2搬送
機構22内に押し出される。
【0083】以上のように、段積み段ばらし兼用装置1
1は、ボトルBをY方向に整列搬送してパレットP上に
段積みを行う第1モードと、段積みされたボトルBを段
ばらしし、このボトルBを反Y方向に整列搬送する第2
モードとが選択的に切り替えられるようになっている。
(実施形態の効果)従って、本実施形態によれば、以下
の効果を得ることができる。
1は、ボトルBをY方向に整列搬送してパレットP上に
段積みを行う第1モードと、段積みされたボトルBを段
ばらしし、このボトルBを反Y方向に整列搬送する第2
モードとが選択的に切り替えられるようになっている。
(実施形態の効果)従って、本実施形態によれば、以下
の効果を得ることができる。
【0084】(1)ボトルBの段積み作業及び段ばらし
作業を単一の段積み段ばらし兼用装置11にて実行可能
とした。このため、従来のように2台の装置、即ち段積
み装置及び段ばらし装置を同一工場内に配置する場合と
異なり、1台の段積み段ばらし兼用装置11の設置スペ
ースのみを確保すればよい。従って、工場内における省
スペース化を図ることができ、設備コストを低減させる
ことができる。
作業を単一の段積み段ばらし兼用装置11にて実行可能
とした。このため、従来のように2台の装置、即ち段積
み装置及び段ばらし装置を同一工場内に配置する場合と
異なり、1台の段積み段ばらし兼用装置11の設置スペ
ースのみを確保すればよい。従って、工場内における省
スペース化を図ることができ、設備コストを低減させる
ことができる。
【0085】(2)段積み時には第1搬送機構21及び
押出機構33の作動によりボトルBが吊下状態でY方向
側に搬送され、段ばらし時には前記整列押出機構82及
び第2搬送機構22の作動により、ボトルBが吊下状態
で反Y方向側に搬送されるようにした。即ち、ボトルB
を首部に形成されたフランジFにて吊下状態で搬送する
ようにした。このため、搬送中の倒ボトルのおそれがな
く、ボトルBを安定して搬送することができる。
押出機構33の作動によりボトルBが吊下状態でY方向
側に搬送され、段ばらし時には前記整列押出機構82及
び第2搬送機構22の作動により、ボトルBが吊下状態
で反Y方向側に搬送されるようにした。即ち、ボトルB
を首部に形成されたフランジFにて吊下状態で搬送する
ようにした。このため、搬送中の倒ボトルのおそれがな
く、ボトルBを安定して搬送することができる。
【0086】(3)段積み時と段ばらし時とではそれぞ
れ逆の動作を行うように前記整列押出機構82を構成し
た。即ち、段積み時には、各吊下部材97にて吊下支持
されたパレット1段分の円筒状のボトルB群を列方向に
おいて互いに千鳥状に整列させる。又は、パレット1段
分の四角筒状のボトルB群を行列を揃えた状態に整列す
る。一方、段ばらし時には、各吊下部材97にて吊下支
持されたパレット1段分のボトルB群を定量部31側に
一斉に押し出す。即ち、ボトルBのY方向への搬送の停
止及び反Y方向への搬送が、単一の整列押出機構82に
て行われる。このため、前記2つの動作を行うための装
置を別々に設ける必要がなく、段積み段ばらし兼用装置
11の構成を簡単にすることができる。
れ逆の動作を行うように前記整列押出機構82を構成し
た。即ち、段積み時には、各吊下部材97にて吊下支持
されたパレット1段分の円筒状のボトルB群を列方向に
おいて互いに千鳥状に整列させる。又は、パレット1段
分の四角筒状のボトルB群を行列を揃えた状態に整列す
る。一方、段ばらし時には、各吊下部材97にて吊下支
持されたパレット1段分のボトルB群を定量部31側に
一斉に押し出す。即ち、ボトルBのY方向への搬送の停
止及び反Y方向への搬送が、単一の整列押出機構82に
て行われる。このため、前記2つの動作を行うための装
置を別々に設ける必要がなく、段積み段ばらし兼用装置
11の構成を簡単にすることができる。
【0087】(4)各吊下部材97をピッチ幅広位置κ
1とピッチ幅狭位置κ2との間を移動可能に設けた。こ
のため、各吊下部材97は、互いに配列パターンの異な
る定量部31から押し出されてきたボトルB群及び前記
保管庫から供給されてきたパレット1段分のボトルB群
をそれぞれ受け取り可能となる。即ち、各吊下部材97
にて吊下支持されたボトルBの列間隔が調節され、ボト
ルBが所定の配列パターンに整列される。従って、段積
み時及び段ばらし時におけるそれぞれのボトルBの配列
パターンに対応して、ボトルB群の受け取り及び受け渡
しを行うことができる。
1とピッチ幅狭位置κ2との間を移動可能に設けた。こ
のため、各吊下部材97は、互いに配列パターンの異な
る定量部31から押し出されてきたボトルB群及び前記
保管庫から供給されてきたパレット1段分のボトルB群
をそれぞれ受け取り可能となる。即ち、各吊下部材97
にて吊下支持されたボトルBの列間隔が調節され、ボト
ルBが所定の配列パターンに整列される。従って、段積
み時及び段ばらし時におけるそれぞれのボトルBの配列
パターンに対応して、ボトルB群の受け取り及び受け渡
しを行うことができる。
【0088】(5)段積み時には各吊下部材97にて吊
下支持されたボトルB群を、四方から一括把持してパレ
ット昇降装置17側に搬送するように、前記拘束搬送装
置16を構成した。また、段ばらし時には前記保管庫か
ら供給された所定段数に段積みされたボトルB群のうち
最上段のボトルB群を、四方から一括把持して各吊下部
材97側に搬送するように、前記拘束搬送装置16を構
成した。このため、ボトルB群を例えば1列分ずつ搬送
する場合と異なり、ボトルB群を高速で搬送することが
できる。即ち、ボトルB搬送の処理能力が向上する。
下支持されたボトルB群を、四方から一括把持してパレ
ット昇降装置17側に搬送するように、前記拘束搬送装
置16を構成した。また、段ばらし時には前記保管庫か
ら供給された所定段数に段積みされたボトルB群のうち
最上段のボトルB群を、四方から一括把持して各吊下部
材97側に搬送するように、前記拘束搬送装置16を構
成した。このため、ボトルB群を例えば1列分ずつ搬送
する場合と異なり、ボトルB群を高速で搬送することが
できる。即ち、ボトルB搬送の処理能力が向上する。
【0089】(6)ボトルBを整列搬送する容器整列搬
送装置を構成する搬送装置13、整列ガイド装置14、
パターン形成装置15及び拘束搬送装置16をY方向及
び反Y方向のいずれの方向にもボトルBを搬送可能とな
るように構成した。このため、ボトルBを互いに異なる
2方向に、即ち可逆的に搬送することができる。また、
ボトルBの段積み及び段ばらしの双方に対応させること
ができる。
送装置を構成する搬送装置13、整列ガイド装置14、
パターン形成装置15及び拘束搬送装置16をY方向及
び反Y方向のいずれの方向にもボトルBを搬送可能とな
るように構成した。このため、ボトルBを互いに異なる
2方向に、即ち可逆的に搬送することができる。また、
ボトルBの段積み及び段ばらしの双方に対応させること
ができる。
【0090】(7)容器切替分岐装置23aによるボト
ルBの搬送経路の切り替えにより、搬送コンベア12に
て搬送されてくるボトルBがエアコンベア25aを経由
してバキュームコンベア26に至り前記定量部31に供
給されるようにした。また、容器切替合流装置23bに
よるボトルBの搬送経路の切り替えにより、前記定量部
31から容器排出機構34にて押し出されてきたボトル
Bがエアコンベア25bへ乗り移り搬送コンベア12に
排出されるようにした。このため、搬送コンベア12と
定量部31との間において、ボトルBの受け渡しを行う
ことができる。
ルBの搬送経路の切り替えにより、搬送コンベア12に
て搬送されてくるボトルBがエアコンベア25aを経由
してバキュームコンベア26に至り前記定量部31に供
給されるようにした。また、容器切替合流装置23bに
よるボトルBの搬送経路の切り替えにより、前記定量部
31から容器排出機構34にて押し出されてきたボトル
Bがエアコンベア25bへ乗り移り搬送コンベア12に
排出されるようにした。このため、搬送コンベア12と
定量部31との間において、ボトルBの受け渡しを行う
ことができる。
【0091】(8)前記容器整列搬送装置、即ち整列ガ
イド装置14及びパターン形成装置15等において、ボ
トルBを吊下状態で整列搬送する吊下方式を採用した。
このため、ボトルBの搬送速度を上げてもボトルBが倒
れることはなく、安定して搬送することができる。ま
た、ボトルBの可逆的な搬送も可能となる。従って、容
器整列搬送装置のボトルBの整列搬送処理能力が向上す
る。このようにボトルBの処理能力が高い容器整列搬送
装置(整列ガイド装置14及びパターン形成装置15
等)を段積み段ばらし兼用装置11に利用したことによ
り、同兼用装置11の段積み段ばらし処理能力も向上す
る。
イド装置14及びパターン形成装置15等において、ボ
トルBを吊下状態で整列搬送する吊下方式を採用した。
このため、ボトルBの搬送速度を上げてもボトルBが倒
れることはなく、安定して搬送することができる。ま
た、ボトルBの可逆的な搬送も可能となる。従って、容
器整列搬送装置のボトルBの整列搬送処理能力が向上す
る。このようにボトルBの処理能力が高い容器整列搬送
装置(整列ガイド装置14及びパターン形成装置15
等)を段積み段ばらし兼用装置11に利用したことによ
り、同兼用装置11の段積み段ばらし処理能力も向上す
る。
【0092】(9)搬送コンベア12の段積み段ばらし
兼用装置11よりも下流側が停止、又は製造プラントに
おけるボトルBの処理数が前記充填プラントにおけるボ
トルBの処理数よりも多い場合には、ボトルBをパレッ
トP上に段積みし保管庫にて保管されるようにした。ま
た、製造プラントの停止、又は製造プラントにおけるボ
トルBの処理数が前記充填プラントにおけるボトルBの
処理数よりも少ない場合等、充填プラント側でボトルB
の供給を必要とする場合には、保管されていたボトルB
群を段ばらしして充填プラントに供給するようにした。
このため、製造プラント及び充填プラントの運転中にい
ずれか一方が停止しても他方のプラントを停止させるこ
となく、その他方のプラントにてボトルBの処理を継続
して行うことができる。そして、停止していた方のプラ
ントが回復した際には、再び製造プラントと充填プラン
トとの間でボトルBの処理が行われる。また、両プラン
ト間のボトルBの処理能力に差がある場合についても対
応することができる。
兼用装置11よりも下流側が停止、又は製造プラントに
おけるボトルBの処理数が前記充填プラントにおけるボ
トルBの処理数よりも多い場合には、ボトルBをパレッ
トP上に段積みし保管庫にて保管されるようにした。ま
た、製造プラントの停止、又は製造プラントにおけるボ
トルBの処理数が前記充填プラントにおけるボトルBの
処理数よりも少ない場合等、充填プラント側でボトルB
の供給を必要とする場合には、保管されていたボトルB
群を段ばらしして充填プラントに供給するようにした。
このため、製造プラント及び充填プラントの運転中にい
ずれか一方が停止しても他方のプラントを停止させるこ
となく、その他方のプラントにてボトルBの処理を継続
して行うことができる。そして、停止していた方のプラ
ントが回復した際には、再び製造プラントと充填プラン
トとの間でボトルBの処理が行われる。また、両プラン
ト間のボトルBの処理能力に差がある場合についても対
応することができる。
【0093】(10)定量部31が各通路S1に対して
直交する方向に移動する毎に、各通路S1内にボトルB
が順次供給され、各ボトルBが首部に形成されたフラン
ジFにて吊下支持されるようにした。定量部31にて吊
下支持されたボトルB群は、押出機構33又は容器排出
機構34により列単位で定量部31から排出されるよう
にした。即ち、ボトルBは定量部31に吊下状態で供給
されると共に吊下状態で定量部31から排出されるよう
にした。このため、ボトルBの段積み及び段ばらしの双
方に対応させることができる。
直交する方向に移動する毎に、各通路S1内にボトルB
が順次供給され、各ボトルBが首部に形成されたフラン
ジFにて吊下支持されるようにした。定量部31にて吊
下支持されたボトルB群は、押出機構33又は容器排出
機構34により列単位で定量部31から排出されるよう
にした。即ち、ボトルBは定量部31に吊下状態で供給
されると共に吊下状態で定量部31から排出されるよう
にした。このため、ボトルBの段積み及び段ばらしの双
方に対応させることができる。
【0094】(11)前記パレット昇降装置17内のパ
レットP上へのボトルB群の段積み途中にボトルBを充
填プラント側に排出する必要が生じた場合、ボトルBを
第2搬送機構22を介して充填プラントに排出するよう
にした。即ち、段積み動作から段ばらし動作に迅速に切
り替え可能とした。このため、製造プラントから充填プ
ラントへのボトルBの供給が停止しても、充填プラント
には迅速に段積み途中のボトルBが供給される。従っ
て、充填プラントの稼働率の低下が防止される。
レットP上へのボトルB群の段積み途中にボトルBを充
填プラント側に排出する必要が生じた場合、ボトルBを
第2搬送機構22を介して充填プラントに排出するよう
にした。即ち、段積み動作から段ばらし動作に迅速に切
り替え可能とした。このため、製造プラントから充填プ
ラントへのボトルBの供給が停止しても、充填プラント
には迅速に段積み途中のボトルBが供給される。従っ
て、充填プラントの稼働率の低下が防止される。
【0095】尚、前記実施形態は以下のように変更して
実施してもよい。・図1に二点鎖線で示すように、第1
搬送機構21を第2搬送機構22に対して近接(隣接)
するように設けてもよい。例えば、定量部31が図7に
示す受入待機位置α1にある状態で、第1搬送機構21
から1列目の通路S1内にボトルBが供給されるように
構成する。このようにすれば、1列目の通路S1と第2
搬送機構22とのX方向における離間距離が短くなり、
段積み段ばらし兼用装置11において、段積み動作と段
ばらし動作との切替が早くなる。即ち、第1搬送機構2
1から1列目の通路S1内にボトルBが供給された直後
にボトルBを排出する必要が生じたとき等、定量部31
を受入待機位置α1から排出開始位置α3まで移動させ
る場合と異なり、定量部31の移動距離が短くなること
により、ボトルBの排出を迅速に行うことができる。
実施してもよい。・図1に二点鎖線で示すように、第1
搬送機構21を第2搬送機構22に対して近接(隣接)
するように設けてもよい。例えば、定量部31が図7に
示す受入待機位置α1にある状態で、第1搬送機構21
から1列目の通路S1内にボトルBが供給されるように
構成する。このようにすれば、1列目の通路S1と第2
搬送機構22とのX方向における離間距離が短くなり、
段積み段ばらし兼用装置11において、段積み動作と段
ばらし動作との切替が早くなる。即ち、第1搬送機構2
1から1列目の通路S1内にボトルBが供給された直後
にボトルBを排出する必要が生じたとき等、定量部31
を受入待機位置α1から排出開始位置α3まで移動させ
る場合と異なり、定量部31の移動距離が短くなること
により、ボトルBの排出を迅速に行うことができる。
【0096】・本実施形態においては、単一の整列押出
機構82により、段積み時には定量部31から押し出さ
れてきたボトルB群を停止して整列し、段ばらし時には
各吊下部材97にて吊下支持されたボトルB群を定量部
31側に一斉に押し出すようにしたが次のようにしても
よい。即ち、前記整列押出機構82の停止整列機能及び
押出機能を別々の機構により行うようにしてもよい。例
えば、定量部31から押し出されてきたボトルB群を停
止して整列するストッパ機構、及び各吊下部材97にて
吊下支持されたボトルB群を定量部31側に一斉に押し
出すプッシャ機構を設ける。このようにしても、ボトル
BのY方向への搬送の停止及び反Y方向への搬送を行う
ことができる。
機構82により、段積み時には定量部31から押し出さ
れてきたボトルB群を停止して整列し、段ばらし時には
各吊下部材97にて吊下支持されたボトルB群を定量部
31側に一斉に押し出すようにしたが次のようにしても
よい。即ち、前記整列押出機構82の停止整列機能及び
押出機能を別々の機構により行うようにしてもよい。例
えば、定量部31から押し出されてきたボトルB群を停
止して整列するストッパ機構、及び各吊下部材97にて
吊下支持されたボトルB群を定量部31側に一斉に押し
出すプッシャ機構を設ける。このようにしても、ボトル
BのY方向への搬送の停止及び反Y方向への搬送を行う
ことができる。
【0097】・第1搬送機構21及び第2搬送機構22
の少なくとも一方を、例えば2列及び3列のように複数
列設けてもよい。このようにすれば、ボトルBの搬送量
が増大する。
の少なくとも一方を、例えば2列及び3列のように複数
列設けてもよい。このようにすれば、ボトルBの搬送量
が増大する。
【0098】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、容器は
定量部に吊下状態で供給されると共に吊下状態で定量部
から排出されることにより、容器の段積み及び段ばらし
の双方に対応することができる。
定量部に吊下状態で供給されると共に吊下状態で定量部
から排出されることにより、容器の段積み及び段ばらし
の双方に対応することができる。
【0099】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、整列部における容器群の
整列と、整列部から定量部への容器群の押し出しとが単
一の機構により行われることにより、構成を簡単にする
ことができる。
に記載の発明の効果に加えて、整列部における容器群の
整列と、整列部から定量部への容器群の押し出しとが単
一の機構により行われることにより、構成を簡単にする
ことができる。
【0100】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、各吊下部材にて吊下支持
された容器の列間隔が調節可能となり、容器を所定の配
列パターンに整列させることができる。
に記載の発明の効果に加えて、各吊下部材にて吊下支持
された容器の列間隔が調節可能となり、容器を所定の配
列パターンに整列させることができる。
【0101】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、パレット1段分の容器群
が一括して搬送されることにより、容器を高速で搬送す
ることができる。
に記載の発明の効果に加えて、パレット1段分の容器群
が一括して搬送されることにより、容器を高速で搬送す
ることができる。
【0102】請求項5に記載の発明によれば、容器搬送
装置と定量部との間における容器の受け渡しが可能とな
る。請求項6に記載の発明によれば、容器の整列搬送処
理能力が高い容器整列搬送装置を使用することにより、
容器の段積み段ばらし兼用装置の段積み段ばらし処理能
力を向上させることができる。
装置と定量部との間における容器の受け渡しが可能とな
る。請求項6に記載の発明によれば、容器の整列搬送処
理能力が高い容器整列搬送装置を使用することにより、
容器の段積み段ばらし兼用装置の段積み段ばらし処理能
力を向上させることができる。
【0103】請求項7に記載の発明によれば、製造プラ
ント及び充填プラントのいずれか一方が停止しても残り
のプラントを停止させる必要がなくい。また、両プラン
ト間の容器処理能力に差がある場合についても対応可能
となる。
ント及び充填プラントのいずれか一方が停止しても残り
のプラントを停止させる必要がなくい。また、両プラン
ト間の容器処理能力に差がある場合についても対応可能
となる。
【図1】 段積み段ばらし兼用装置の平面図。
【図2】 段積み段ばらし兼用装置の正面図。
【図3】 減速ストッパ機構の正面図。
【図4】 第1押出機構の正面図。
【図5】 第1押出機構の側面図。
【図6】 第1押出機構の要部側面図。
【図7】 整列ガイド装置及びパターン形成装置の平面
図。
図。
【図8】 第2押出機構の正面図。
【図9】 吊下機構の正面図。
【図10】 列間調節機構の平面図。
【図11】 吊下機構、列間調節機構及び昇降ガイド機
構の正面図。
構の正面図。
【図12】 整列押出機構の正面図。
【図13】 整列押出機構の平面図。
【図14】 移動機構の平面図。
【図15】 移動機構及び整列機構の平面図。
【図16】 拘束搬送装置及びパレット昇降装置の正面
図。
図。
【図17】 別の整列押出機構の平面図。
【図18】 段積み段ばらし兼用装置の背面図。
【図19】 従来のインプラント方式の工場の概略構成
図。
図。
11…段積み段ばらし兼用装置、12…搬送コンベア
(容器搬送装置)、15…パターン形成装置(整列
部)、16…拘束搬送装置、23a…容器切替分岐装
置、23b…容器切替合流装置、25a…エアコンベア
(搬送供給装置)、25b…エアコンベア(搬送排出装
置)、26…バキュームコンベア(容器供給装置)、3
1…定量部、33…押出機構、34…容器排出機構、4
5…駆動モータ(駆動手段)、81…列間調節機構、8
2…整列押出機構、97…吊下部材、B…プラスチック
ボトル(容器)、F…フランジ(被把持部)、P…パレ
ット、S1…通路(吊下通路)、Y…ボトルの搬送方
向、ν2…第2拘束位置(段積み段ばらし部)。
(容器搬送装置)、15…パターン形成装置(整列
部)、16…拘束搬送装置、23a…容器切替分岐装
置、23b…容器切替合流装置、25a…エアコンベア
(搬送供給装置)、25b…エアコンベア(搬送排出装
置)、26…バキュームコンベア(容器供給装置)、3
1…定量部、33…押出機構、34…容器排出機構、4
5…駆動モータ(駆動手段)、81…列間調節機構、8
2…整列押出機構、97…吊下部材、B…プラスチック
ボトル(容器)、F…フランジ(被把持部)、P…パレ
ット、S1…通路(吊下通路)、Y…ボトルの搬送方
向、ν2…第2拘束位置(段積み段ばらし部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 裕幸 岐阜県大垣市中曽根町520番地 株式会社 エヌテック内 Fターム(参考) 3F017 AA03 AA08 BA13 BA16 BA17 3F029 BA02 CA52 DA04 3F081 AA05 AA07 AA19 BA02 BA04 BC04 BD02 BD05 BD08 BD09 BD11 BD15 BD16 CC15 CC17 CE02 CE10 CE13 DA02 DA05 DA08 DB01
Claims (7)
- 【請求項1】 首部に被把持部(F)が形成された容器
(B)を、同被把持部(F)にて列単位で吊下支持可能
な吊下通路(S1)を複数並設すると共に、駆動手段
(45)の正逆駆動により、吊下支持された容器(B)
の列方向に対して直交する方向に往復移動可能とした定
量部(31)と、 容器を列状に搬送する容器搬送装置(12)から供給さ
れた容器(B)を前記定量部方向(Y)に列状に搬送
し、同定量部(31)の吊下通路(S1)が移動して相
対する毎に容器(B)を順次供給する容器供給装置(2
6)と、 所定数の吊下通路(S1)に容器(B)群が吊下支持さ
れたとき、これらの容器(B)群を一括して列方向に沿
って外部に押し出す押出機構(33)と、 前記定量部(31)に接続される搬送排出装置(25
b)に対し、 容器(B)群を吊下支持した吊下通路(S1)が相対す
る毎に、相対した吊下通路(S1)の列単位の容器
(B)群を同搬送排出装置(25b)に対し押し出す容
器排出機構(34)とを備え、 前記定量部(31)は、前記押出機構(33)の反押出
方向(反Y, Y)から前記各吊下通路(S1)に対応し
て供給される容器(B)群を吊下状態で受け入れ可能と
した容器整列搬送装置。 - 【請求項2】 前記定量部(31)における前記押出機
構(33)の容器押出方向側には、 所定列数の容器(B)群を被把持部(F)にて列単位で
吊下支持し、各容器(B)列同士の間隔を所定間隔に拡
縮する整列部(15)と、 前記整列部(15)にて吊下支持された容器(B)群に
対して係合可能に設けられ、前記定量部(31)から整
列部(15)に容器(B)群を供給するときには、前記
押出機構(33)にて前記定量部(31)から整列部
(15)内に押し出されてきた容器(B)群の進行を停
止させ、前記整列部(15)から定量部(31)に容器
(B)群を排出するときには、前記整列部(15)にて
吊下支持された容器(B)群を、前記定量部(31)側
に押し出す整列押出機構(82)を備えた請求項1に記
載の容器整列搬送装置。 - 【請求項3】 前記整列部(15)は、所定列数の容器
(B)群を被把持部(F)にて列単位で吊り下げ支持可
能とした複数の吊下部材(97)を備えており、 前記各吊下部材(97)の間隔を所定範囲内において広
狭自在に移動調節する列間調節機構(81)と、 前記整列部(15)の下流側に設定され、パレット
(P)上に容器(B)群が段積み可能となる段積み段ば
らし部(ν2)とを設け、 前記列間調節機構(81)は、 容器(B)群を前記定量部(31)から前記整列部(1
5)へ移送するときには、定量部(31)にて吊下支持
された容器(B)群が各吊下部材(97)に円滑に乗り
移り可能となるように各吊下部材(97)間を拡開し、
また、容器(B)群を前記整列部(15)から前記段積
み段ばらし部(ν2)に移送するとき、及びパレット
(P)上から整列部(15)に移送するときには、取り
扱い容器の荷姿に対応するように各吊下部材(97)の
間隔を狭める請求項2に記載の容器整列搬送装置。 - 【請求項4】 前記整列部(15)にて吊下支持された
容器(B)群を外部へ移送するときには、同容器(B)
群を外周より一括して拘束し、この容器(B)群を前記
整列部(15)から離脱させて前記段積み段ばらし部
(ν2)に移送し、また、パレット(P)上に段積みさ
れた所定段数の容器(B)群を前記整列部(15)へ供
給するときには、最上段の容器(B)群を外周より一括
して拘束して整列部(15)に移送し、同容器(B)群
を整列部(15)にて吊下支持する拘束搬送装置(1
6)を備えた請求項3に記載の容器整列搬送装置。 - 【請求項5】 前記容器搬送装置(12)に対して分岐
するように接続され、同容器搬送装置(12)にて搬送
されてくる容器(B)を前記容器供給装置(26)に至
るように経由する搬送供給装置(25a)と、 前記容器搬送装置(12)に対して合流するように接続
されると共に、容器排出機構(34)にて押し出されて
きた容器(B)が乗り移り可能となるように配置され、
同容器(B)を前記容器搬送装置(12)に排出する搬
送排出装置(25b)と、 前記容器搬送装置(12)と搬送供給装置(25a)と
の分岐部に設けられ、容器(B)の搬送経路を、前記容
器搬送装置(12)と搬送供給装置(25a)との間で
切り替える容器切替分岐装置(23a)と、 前記搬送排出装置(25b)と容器搬送装置(12)と
の合流部に設けられ、容器(B)の搬送経路を、前記搬
送排出装置(25b)と容器搬送装置(12)との間で
切り替える容器切替合流装置(23b)とを備えた請求
項1に記載の容器整列搬送装置。 - 【請求項6】 容器(B)群を所定列毎にまとめて1段
とし、この1段分の容器(B)群がパレット(P)上に
段積みされる毎に同パレット(P)を下降させて容器
(B)群を所定段数に段積みする機能と、所定段数に段
積みされた容器(B)群が1段ずつ分解される毎にパレ
ット(P)を上昇させて容器(B)群を段ばらしする機
能とを備えた容器の段積み段ばらし兼用装置であって、 請求項1〜請求項5に記載の容器整列搬送装置を備えた
容器の段積み段ばらし兼用装置。 - 【請求項7】 製造プラントにて製造された容器(B)
を充填プラントへ列状に搬送する容器搬送装置(12)
の途上に、パレット(P)上に容器(B)を整列状態で
段積みすると共に、パレット(P)上に段積みされた容
器(B)群を列状に整列する段積み段ばらし兼用装置
(11)を設け、 前記容器搬送装置(12)の兼用装置(11)よりも下
流側が停止、又は製造プラントにおける容器(B)の処
理数が前記充填プラントにおける容器(B)の処理数よ
りも多い場合には、前記容器搬送装置(12)上に設け
た容器切替分岐装置(23a)により容器(B)の搬送
経路を切り替えることにより、前記兼用装置(11)に
容器(B)を供給し、段積み装置としての機能により容
器(B)をパレット(P)上に段積みし、 製造プラントの停止、又は製造プラントにおける容器
(B)の処理数が前記充填プラントにおける容器(B)
の処理数よりも少ない場合等、充填プラント側で容器
(B)の供給を必要とする場合には、段ばらし装置とし
ての機能によりパレット(P)上の容器(B)群を荷下
ろしすると共に列状に整列し、容器切替合流装置により
容器の搬送経路を切り替えることにより、前記容器搬送
装置(12)に容器(B)を排出して充填プラントに供
給する容器整列搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000019295A JP2001206535A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 容器整列搬送装置、容器の段積み段ばらし兼用装置及び容器整列搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000019295A JP2001206535A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 容器整列搬送装置、容器の段積み段ばらし兼用装置及び容器整列搬送方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000019295A Pending JP2001206535A (ja) | 2000-01-27 | 2000-01-27 | 容器整列搬送装置、容器の段積み段ばらし兼用装置及び容器整列搬送方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001206535A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2000-01-27 JP JP2000019295A patent/JP2001206535A/ja active Pending
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